【Wii】マリオバトルロワイヤル

このエントリーをはてなブックマークに追加
1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
マリオ「ここはどこだ・・・?」
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 00:33:51.77 ID:9c6OQyhGO
マリオ「なんでボクスターなんか持っているんだ」
ルイージ「やあ兄さんいたのかい」
マリオ「ルイージ?ここはどこだ?」
ルイージ「ボクに聞かれてもわからないよ」
マリオ「そ、そうなの・・・」
ルイージ「でも一つだけここがどこだか分かっていることがあるよ」
マリオ「なに?」
ルイージ「兄さんの墓場だってことさ」
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 00:39:04.42 ID:9c6OQyhGO
マリオ「!?あぶないあぶない・・・」
ルイージ「さすが兄さんだ、動きが他の人とは違うや」
マリオ「ルイージ!お前何するんだ!それに他の人だって!?」
ルイージ「おやおや、何も知らないのかい兄さん」
マリオ「とりあえずそのコウラをしまえ!」
ルイージ「仕方ない、明度の土産に話をしてあげよう」
マリオ「もういい、聞きたくなんかない!いいからコウラをしまえ!!」
ルイージ「おっと、そんなこと言っていいのかな」
マリオ「なに!?」
ピーチ「マリオお願い!彼の言うことを聞いてあげて!」
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 00:45:10.93 ID:9c6OQyhGO
マリオ「ピーチ姫!!」
ルイージ「ボクの言うことを聞かないとピーチ姫にエッチなこと沢山しちゃうよ」
マリオ「何が言いたいんだ!?」
ルイージ「まず今の状況を教えてあげよう、ここはキノコ王国から遠く離れた孤島さ」
マリオ「・・・!」
ルイージ「そしてグランドスターがこう言ったんだ、殺し合いをして生き残った者の願いを叶えるとね」
マリオ「冗談はよせルイージ、まさか本気にしているのか?第一ボクにはそんな知らせ来ていない」
ピーチ「どうやら実力がある者には知らされないみたいよ・・・」
ルイージ「そう、だけどボクは兄さんに知らせてあげた、なぜだかわかるかい?」
マリオ「?」
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 00:51:16.95 ID:9c6OQyhGO
ルイージ「ボクはそんな小細工で兄さんに勝ちたくはないんだ、実力で捻り潰してやりたいんだよ」
マリオ「そのコウラでか?悪いけどボクはそんなコウラじゃやられるつもりはないよ」
ルイージ「説明不足だったね、この孤島で支給されたアイテムは通常の10倍の威力や効果を発揮するんだ、グランドスターの力でね」
マリオ「・・・」
ルイージ「さあもうわかっただろう?ピーチ姫を人質に取られた兄さんは動けないんだ!そらっ!」
マリオ「!!」
ルイージ「トリプルコウラだからね、さっき投げたのと今の試し撃ちであと一発だ」
マリオ「まずいな・・・」
ルイージ「ははは!!さぁお別れだよ!兄さん・・・!!!」
マリオ「・・・!!!!」
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 00:58:14.04 ID:9c6OQyhGO
ルイージ「散ったようだね・・・あっけなかった」
ピーチ「・・・」
マリオ「なーんてな」
ルイージ「!?いつのまに!!?」
マリオ「ピーチ姫は返してもらったよ」
ルイージ「何をしたか知らないけど、さっき奪ったアイテムがまだボクにはある!ほらっメタル帽子さ!」
マリオ「ボクが持っているアイテムはなんだか知っているかい?」
ルイージ「何を持っていようがメタルに勝る物などない!こんどこそ終わりだ!!!!」
マリオ「あるさ、ボクはこのアイテムで何度ワンワンを粉砕したと思っているんだい」
ルイージ「黙れえぇええぇええッ!!!!」
ピーチ「あれは・・・スター?」
ルイージ「な、何!!???」
マリオ「確か10倍に威力が増すらしいね、早さも増してれば効果時間も増してるみたいだ」
ルイージ「は、ははははは!あーハッハッハッ!!」
マリオ「・・・?」
ルイージ「ごめんなさい」
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:00:42.88 ID:426U7fzE0
微妙
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:05:47.66 ID:9c6OQyhGO
マリオ「じゃあボクの指示を聞け」
ルイージ「は、はい兄様!!」
マリオ「後ろ向いて」
ルイージ「はい!・・・・・・ん?っ!!!!」
マリオ「ピーチ姫に酷いことをしようとした奴は例え弟でも許さないんだよ、悪いね」
ピーチ「あ、ありがとうマリオ!!私・・・怖いの・・・」
マリオ「大丈夫さ!ボクが守ってあげるよ!」
ピーチ「うん・・ありがとう・・・でも知っている人とちゃんと戦える?私こんなことになって悲しいわ・・・」
マリオ「そもそも誰がこんなことを?」
ピーチ「グランドスターはロゼッタが持っていたけれど彼女が仕組んだなんて考えられないわ・・・でもルイージが変わってしまっていたし・・・」
マリオ「あいつはいつもあんな奴だよ」
ルイージ「あいつとは酷い言い様だね兄さん」
マリオ「おいおい気絶してないのかい」
ルイージ「なんで殺さなかったの?あまりにも弱いから?」
マリオ「弟を殺す兄がいてたまるかよ!」
ルイージ「はは・・・もうボクは動けないや・・・だから兄さんに良いことを教えてあげるよ」
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:06:12.40 ID:I+/QJIut0
これは違うな
クッパ主催でワリオやら全員が殺し合い狂っていくシナリオがいい
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:13:25.56 ID:9c6OQyhGO
ルイージ「さっきボクが使っていたメタル帽子が重さも10倍にならなかったのは制御していたからさ」
マリオ「制御?」
ピーチ「この島ではアイテムの効果が上がるけれどそれだと制御できないから一部の効果を封印できるのよ」
マリオ「ふーん」
ルイージ「じゃ・・・あとは・・・・頑張って・・・」

マリオ「でもルイージ、お前そこで寝てたら殺されるぞ」
ピーチ「とりあえず草原を抜けて森に隠れましょう」
ルイージ「いつボクが襲ってくるかわからないってのに・・・・・相変わらずお人好しだなぁ・・・兄さんは・・・」
マリオ「はいはい」

森エリア
デイジー「なんでこうなっちゃったわけ!?信じられない!」
デイジー「支給されたアイテムは・・・・しなびたキノコ・・・・ありえないわ・・・」
デイジー「!?だ、誰か来る!!?」
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:18:23.62 ID:9c6OQyhGO
マリオ「ここなら一目にもつかない」
ルイージ「悪いね・・・本当に・・・」
ピーチ「まってマリオ・・・!誰か・・・いるわ」
マリオ「・・・・・・そこにいるのは分かってる、出てきなよ」
デイジー「あ、ま、ま、マリオォオオォオ!!マリオ!マリオなのね!?マリオ大好きよっ!!」
ピーチ「抱きつくな」
ルイージ「ふざけんな」
マリオ「大丈夫かいデイジー、ケガは?」
デイジー「ないない!ないよ!それより私、一人で森の中で寂しくて・・・グスン・・・」
マリオ「ボク達はこれからこんなふざけたことをしてる奴を叩きにいく、君も来るかい?」
デイジー「もちろんよっ!」
ピーチ「ぶーぶー」
ルイージ「死にかけのボクは無視なのかい」
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:26:13.47 ID:9c6OQyhGO
ピーチ「とりあえず少し休まない?私疲れたわ・・・」
デイジー「賛成っ!」
ルイージ「やっと楽できるよ」
マリオ「ふぅ・・・これからのことを考えよう」
ピーチ「ええ・・・そうね・・・あ、あれ?」
マリオ「え?何?」
ピーチ「私の指輪が無いわ・・・大切な指輪だったのに・・・森に着くまではあったハズよ」
ルイージ「・・・」
デイジー「・・・」
マリオ「あ、あぁボクが探してくるよ」
ピーチ「ありがとうマリオ、私も行くわ」
ルイージ「じゃあ待ってるよ」
デイジー「行ってらっさーい」

マリオ「ふぅ・・・ねぇピーチ姫、その指輪ってのはどこで落としたかだいたいわかるかい?」
ピーチ「そうね・・・あそこの茂みを歩いてきたわよね」
マリオ「あそこか」
ピーチ「・・・ねぇマリオ・・・・」
マリオ「な、なんだいこんな時に」
ピーチ「あなた私のこと好き?」
マリオ「もちろん、今はそれより指輪を・・・・・姫・・?」
ピーチ「私、マリオのこと大好きよ」
マリオ「・・・・・」
ルイージ「危ない兄さんっ!!」
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:36:36.50 ID:9c6OQyhGO
マリオ「え?」
ピーチ「ちぇっ・・・」
ルイージ「なんのつもりだピーチ姫!!」
マリオ「な、何が」
ピーチ「あんた忘れちゃったみたいね、もう不要よ」
ルイージ「あれはもう終わ・・ぐっっ・・・!」
マリオ「ルイージ!!!!」
ピーチ「トゲコウラでもリーチは10倍よ、わざわざ近づいてきちゃって、忘れたの」
ルイージ「ごめん・・・兄さん・・・」
マリオ「な、何言ってんだよルイージ!?」
ルイージ「逃げ・・・・・・て・・・」
マリオ「・・・ウソだ」
ピーチ「あらマリオ、私と戦うの?アイテム何もないのに・・・クスクス」
マリオ「ボクの弟を馬鹿にするなよ・・・!!」
ピーチ「最初からルイージと二人であなたを襲うつもりだったのに、馬鹿な彼が決闘したいだなんて言うから」
マリオ「・・・・・・」
ピーチ「アハハ、逃げるの?まぁ勝ち目のない勝負だし当たり前よね」
ピーチ「・・フフフ・・さてと・・・」

マリオ「(ウソだろウソだっていってくれよ・・・ボクは何もできなかった・・・姫もルイージもみんな大事な人なのに・・・)」
マリオ「もう誰も信じられない・・・」
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:44:20.85 ID:9c6OQyhGO
デイジー「あ、ピーチ帰ってきたの?」
ピーチ「あ、その・・・残念な・・お知らせがあるわ・・・く・・・うぅ・・・」
デイジー「ど、どうしたのよピーチ!」
デイジー「え・・何・・どうしたのよこれ」
ピーチ「マリオが私の無くした指輪をルイージのせいにして・・・喧嘩に・・・」
デイジー「喧嘩?何いってんの?ねぇ!?」
ピーチ「私は・・・マリオを止めれなくて・・・」
デイジー「嘘よ嘘、そんなのって無いわよ、私まだ彼にプロポーズされてないのよ」
ピーチ「・・・」
デイジー「ねぇなんとかいってよ!!いやよ!いやあああああっ!!!!」
ピーチ「・・・・・マリオを食い止めましょう・・・絶対に!」
デイジー「あぁ・・・・ああああああ・・・・・私・・・マリオを見たら殺してしまうかもしれない・・・・・・」
ピーチ「そう・・・・私からは何も言えないわ」
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 01:53:45.22 ID:9c6OQyhGO
マリオ「(もう・・・何もかもわからない・・・いつも一緒にいてくれたルイージとピーチ姫、あの二人がボクを殺そうとしただって・・・・・・でもルイージはボクを逃がしてくれた・・・命は無駄にできない・・・・・・自殺なんて・・できないよ・・・)」
クッパ「ガーハハハ!面白い奴を見つけたぞワリオよ!」
ワリオ「ワーハッハッハッ!あのマリオが落ち込んでるとはな!」
ワルイージ「さすがのマリオも仲間と殺し合いとなれば滅入るみたいねぇ〜ぃ」
クッパ「お前には辛そうだなマリオ」
マリオ「クッパか・・・」
ワリオ「俺様もいるぞ!」
ワルイージ「俺様もいるぞ〜!」
クッパ「どうせ身内に裏切られたのだろう、ワガハイの部下達は例えこんな状況でも裏切らないぞ!」
ワリオ「まったく情けねぇヒゲになったもんだなぁマリオくん」
クッパ「ガハハ!安心しろ、今のワガハイはお前の顔見て機嫌がいいのだ!だから殺さないでおいてやるのだ!」
ワルイージ「まぁなんだ、話してみなさぁ〜い」
ワリオ「フンガー!俺様は人殺しをしてまで金を手に入れたい野蛮な奴じゃないから勘違いするな!!」
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 02:01:08.91 ID:9c6OQyhGO
クッパ「ムムッ・・・まさかあのピーチちゃんが」
ワリオ「女は怖いなぁ!」
ワルイージ「女は恐ろしい!」
マリオ「あのさ・・・もうボクを殺してくれよ」
クッパ「!??・・・が、ガハハハ!何を言っておるのだ、そんな勝ち方して誰が喜ぶ」
マリオ「ボクはもうこの世にいない方がいいんだ・・・」
ワルイージ「あら〜これは大分傷ついてますねぇ〜」
ワリオ「たまにニンニクを食わないからだ!ニンニクを食えばいつでも俺様みたいにパワフルなれるぞ!」
クッパ「ふん・・・お前に力を貸すのはごめんだ、だからマリオ、お前は殺さない」
マリオ「・・・」
クッパ「それにピーチちゃんがそんな状況なら話は別なのだ、マリオをふったピーチちゃんと仲良くなるチャンスなのだ!」
ワリオ「女しか頭にねぇのかコイツ・・・」
ワルイージ「あんたは金しかないでしょ〜う?」
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 02:09:33.38 ID:9c6OQyhGO
マリオ「どうするつもりだい?」
クッパ「まだピーチちゃんは森にいるのだろう?会いに行くに決まってるのだ」
マリオ「(ルイージ・・置いてきてしまったしな・・・うぅ・・・)」
ワリオ「まずはお互いアイテムの確認だ!」
ワルイージ「そう言って盗むんじゃないの〜?」
ワリオ「フンガー!!俺様がそんなことするわけないだろ!」
マリオ「悪いけど何もないよ」
クッパ「ワガハイは予備のコウラだ」
ワリオ「沢山キラー!!」
ワルイージ「沢山ボム兵!」
クッパ「十分だな!行くぞ」
マリオ「・・・・」
ワリオ「ぐふふ・・・たんまりアイテムを頂くぜ!」
ワルイージ「人殺しはんた〜い!」


湖エリア

ヨッシー「はぁ・・どうしよう・・・」
キノピオ「ぅう・・・グスン」
ヨッシー「ね?もう泣かないでよ」
キノピオ「うぅぅ・・・ヒック」
ヨッシー「あわわわわ・・・」
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 02:16:27.97 ID:9c6OQyhGO
ヨッシー「ここにいたら狙われちゃうよ、さあ行こう」
キノピオ「は、はい・・・グスン」
ヨッシー「(キノピオ・・彼は目の前で恋人のキノピコを殺された・・あの悪魔のような人に・・・こんどこそボクが守ってあげなきゃ・・・)」

洞窟エリア

ドンキー「ウホッ!ヨッシー帰ってきた!」
ヨッシー「ただいま」
キノピオ「・・・」
ドンキー「落ち込むのよくない、オレが取ってきたバナナ喰え」
ヨッシー「ほらキノピオ」
キノピオ「あ・・ありがとうございます・・・」
ヨッシー「(ドンキーも相棒のディディーをあの悪魔に殺された、でも彼はとても強かった、相棒の分まで生きることを決意した)」
ドンキー「こころくなものない、でも人がこないから安心できる」
ヨッシー「そうだね、もう暗いし代わりばんこに見張りをして体を休めよう」
キノピオ「・・・」
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 02:25:04.09 ID:9c6OQyhGO

キノピオ「(ボクは願いをかなえてほしい、キノピコを生き返らせる願いを)」
キノピオ「(そのためには手段を選ばないハズだったのに・・・ボクは決断力もない情けない奴・・・)」
キノピオ「(そんなの嫌だ!ボクは今こそ決断しなければならない!ボクはあの二人を殺す!このレインボースターで・・・!!)」
キノピオ「あの・・・悪く・・・思わないでください・・・」
キノピオ「・・・・」
キノピオ「・・・・ぅ・・・うぅ・・・」
ヨッシー「やめなよ」
キノピオ「ひっ!!!!」
ヨッシー「ボクは君が今何をしようとしたかわかる」
キノピオ「ご、ごごごめんなさい!ボクは決断力が欲しくて!決断力が無いから彼女も助けられないで!だからボクはどうしても彼女を生き返らせてあげたくて!だからだから」
ヨッシー「死んだ人は生き返らないよ、その人の分も受け取って生きていくしかないんだ」
キノピオ「ああああ・・・あああああああ・・・」
ヨッシー「キノピオ、君に足りないのは決断力じゃない、受け入れる力だよ」
キノピオ「・・・・」
ヨッシー「現実を受け入れるからこそ人は強くなれるんだよ」
キノピオ「ヨッシーさん・・・」

「逃げろオマエラ!!!!」

ヨッシー「!!」
キノピオ「!!」
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 02:37:46.31 ID:9c6OQyhGO
ヨッシー「どうしたんだいドンキー!!!誰にやられたんだよ!!」
ドンキー「アイツ・・・あの悪魔に・・・」
キノピオ「う、うわああああああああああああああああ」
ヨッシー「落ち着いてキノピオ!!」
キノピオ「う、ド・・・ンキーさん・・・」
ドンキー「オレのぶんまで・・・バナナ食って生きろよキノピオ・・・・」
ヨッシー「・・・キノピオ?」
キノピオ「ありがとう、ありがとうございました・・・」
ドンキー「悲しむな・・・また、地面に帰るだけ・・・・・・ウホ・・・」
ロゼッタ「悲しんでいるところ悪いのだけれどあなた達にも死んでもらうわよ」
ヨッシー「!」
キノピオ「キノピコに続きドンキーさんまでも・・・・この・・・悪魔め・・・!」
チコ「うるさいなぁ〜早くやっつけちゃってよママ〜」
ロゼッタ「焦る必要はないわ、こちらにはまだアイテムが三つある、余裕よ」
ヨッシー「キノピオ!アイテムを!」
キノピオ「は、はい!レインボースター!!」
ロゼッタ「何をしても無駄よ、私はバリアが張れる」
キノピオ「このっこのっ!」
チコ「なんかかわいそー」
ヨッシー「またあのバリア・・・」
ロゼッタ「時間の無駄ね、アイスフラワー」
キノピオ「そんなものレインボースターには効かない!!」
チコ「馬鹿だね〜時間的にこっちの方が有利なんだよー」
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 02:44:37.75 ID:9c6OQyhGO
ヨッシー「逃げるんだキノピオ!!早く!!!」
キノピオ「逃げるのはあなたですよヨッシーさん・・・」
ヨッシー「だから一緒に逃げて」
キノピオ「あなたはまた自分を犠牲にするつもりなんでしょう、私が今踏張らなければあなたが踏張ることになる」
ヨッシー「君はボクが守りたいんだよ!!」
キノピオ「受け入れる力・・・」
ヨッシー「!」
キノピオ「あなたがさっき教えてくれたことです」
ヨッシー「・・・・・」
キノピオ「早くっ!」
ヨッシー「またかならず!」
キノピオ「かならず会いましょう!!」


ロゼッタ「可哀想な話ね、私、感動してしまったわ」
チコ「うそだー」
ロゼッタ「感動しすぎてついウッカリ凍り漬けにして割ってしまったわ」
チコ「粉々にして踏み潰したくせにー」
ロゼッタ「行きましょう、あの生物も捕獲するのよ」
チコ「はーい」
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 02:45:37.39 ID:47eJXptF0
なんだこれ。
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 02:51:52.30 ID:9c6OQyhGO
マリオ「・・・」
ワリオ「ここまで暗いと張り合いがないぞ」
クッパ「まったくなのだ・・・」
ワルイージ「ルイージも死んじまったらしいしなぁ〜・・・」
ワリオ「ぁん?誰か来るぞ」
ヨッシー「ハァハァ・・・マリオさん・・・」
マリオ「ヨッシー・・・」
ヨッシー「マリオさんだ・・・よか」
マリオ「悪いけどボクに関わらないでくれるかな」
ヨッシー「え?それになんでクッパ達と一緒に」
クッパ「まぁ話せば長くなるのだ」

ヨッシー「マリオさん・・・ボク達も酷い目に合いました・・・ピーチ姫みたいな格好の悪魔のような女にディディーキノピコドンキーキノピオ・・・皆殺されてしまった」
マリオ「うそだろ」
ヨッシー「嘘じゃない!ボクはマリオさんに嘘はつかない!」
マリオ「そう言ってボクを殺そうとしたお姫様がいたよ」
ヨッシー「・・・」
クッパ「今はコイツに何言っても無駄だぞ」
ワリオ「まぁ気にすんな!」
ワルイージ「きっと良いことあるよ〜!知らないけど」
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 03:00:18.60 ID:9c6OQyhGO
ピーチ「わざわざ自分から来てくれるとは思ってなかったわマリオ」
マリオ「・・・・」
ピーチ「お仲間を連れて私に復讐のつもりかしら」
マリオ「・・・・」
ピーチ「残念だけれどアイテムの量ではこちらの勝ちよ、ね?デイジー」
デイジー「・・・・・マリオ」
マリオ「よく喋るね、ピーチ姫」
クッパ「ピーチちゃん怖い顔しないでワガハイと仲良くするのだ!」
ピーチ「マリオ、あなたもルイージと同じお墓に埋めてあげるわ」
マリオ「デイジーをそそのかした様だね、君にはガッカリしたよ」
クッパ「無視するなー!!」
ワリオ「俺様達場違いっぽいな」
ワルイージ「フン、自由にしますよ〜っと」
デイジー「あなたがルイージを殺したのには変わりないわ」
マリオ「ボクが殺した?本当にそうならどうするんだい」
デイジー「あなたを殺す」
ヨッシー「マリオさん・・・」
マリオ「さっき約束しただろう、ボクはルイージのためにも簡単に命を捨てたりはしない」
ロゼッタ「あらあら随分と集まっているのねピーチ」
チコ「みんないるよー!」
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 03:02:04.03 ID:76vWHe9s0
なんじゃこりゃ
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 03:09:27.89 ID:9c6OQyhGO
ピーチ「ロゼッタ、お疲れさま、アイテムは?」
ロゼッタ「大量よ」
チコ「大量だー!」
ヨッシー「キノピオはどうしたの!?」
ロゼッタ「キノピオ?あのキノコのことかしら、あの人なら粉々にしといたわよ」
ピーチ「相変わらず馬鹿やってるのねあのキノコは」
デイジー「早く殺らせてよ」
ピーチ「分かってるわよ、ロゼッタ」
ロゼッタ「ええ」
デイジー「マリオ、私はあんたを許さない」
マリオ「許せないなら戦うしかないな」
クッパ「もしかしてワガハイも場違い?」
マリオ「いや、ワリオ、キラーを貸してくれ」
ワリオ「なにぃー!なぜマリオ、貴様に俺様のアイテムを貸さなければならんのだーッ!!」
ヨッシー「マリオさんはい」
ワリオ「勝手に貸すな一一一一一ッ!!」
マリオ「君たちは下がってて」
ピーチ「では私達はあの方達を片してしまいましょう」
ロゼッタ「そうね」
ヨッシー「君を絶対に許さない」
チコ「わーこわーい!」
クッパ「ワガハイはピーチちゃんにしか興味がないのだ!とりあえず青い姫には退いてもらうぞ」
ワルイージ「ルイージを殺した罪は地味に大きいぞお姫様よぅ」
ワリオ「じゃあ俺様アイテムないからハナクソほじってるぜ」
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 03:17:52.66 ID:9c6OQyhGO
マリオ「君は本当にボクがルイージを殺したと思っているのかい」
デイジー「あなた以外に誰がいるのよ!まさかピーチだって言うの!?またそうやって逃げるのね!!」
マリオ「じゃあ君は」
デイジー「もう黙れ!!!」
マリオ「でかキノコか」
デイジー「あんたなんか踏み潰してぐちゃぐちゃにしてやるわ!!!」

ヨッシー「キノピオを返せ!!」
ロゼッタ「確かあなたはアイテムを持っていなかったわね」
ヨッシー「だからなんだ!ボクは何が何でも倒れないし負けない!!」
チコ「そんなの物理的にムリだよー」
ロゼッタ「一撃で終わらせましょう」
ヨッシー「な、なに?」
ロゼッタ「トゲゾーコウラ」
ヨッシー「う、うわぁっ!?危ない・・・!うわぁ!」
ロゼッタ「トゲゾーコウラは当たるまであなたを追い掛け回すわ、例によって威力が10倍にもなっていることを忘れずに」
クッパ「だからワガハイを無視するなあああ!!」
ロゼッタ「言ってなかったかしら、私はバリアも張れるのよ」
チコ「何も効かないのだ!」
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 03:30:00.97 ID:9c6OQyhGO
マリオ「それじゃ的がでかくなっただけだよ」
デイジー「速さも10倍よ!!」
マリオ「まるで地震だね」
デイジー「このっ!このっ!私の・・・私のルイージを・・・お前なんか死んでしまえ!!!!」
マリオ「キラー乗せてくれ、まずは腹に頼んだよ」
デイジー「このハエがああああ!ぐっ・・・何するのよ!!あああああっ!このぉぉ!!」
マリオ「次は目だ」
デイジー「やめてっ!やめてよ!ルイージを返して!!痛い!!いやあ!!」
マリオ「次は首元に」
デイジー「やめてやめてやめてやめて!!」
マリオ「次は」
デイジー「もういやあああ!なんで私がこんな目にあわなきゃらないのよ!!!!死ね!みんな死ねェっ!!ハァ・・・ハァ・・・」
マリオ「もう一度腹だ」
デイジー「ハァハァ・・・ぁぐっ・・・みんな死んじゃえ・・・」
マリオ「早くも元に戻ったみたいだね」
デイジー「あんたなんか死んじゃえ・・・ゼェ・・・ゼェ・・・」
マリオ「もう一度聞こうか、君は本当にボクがルイージを殺したと思っているのかい」
デイジー「あんたなんか・・・あんたなんか・・・あんたが殺したのよ・・・」
マリオ「じゃあ君はなぜさっきら泣いているんだ」
デイジー「恋人が死んで泣くのは当たり前でしょう・・・」
マリオ「違うね、君の目はさっきからずっと疑いの目だ、信じられないんだろう、信じたくないんだ」
デイジー「違う・・違う・・・」
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 03:40:05.94 ID:9c6OQyhGO
マリオ「受け入れる力だ」
デイジー「・・・・」
マリオ「受け入れるしかないんだ、これが現実さ」
デイジー「・・・マリオ・・・」
マリオ「もうやめよう」
デイジー「マリオ・・・マリオ・・・ぅぅ・・・」
ピーチ「さっきから聞いてればとんだあまちゃんねデイジー」
デイジー「・・・・・ピーチ?」
ピーチ「あなたも目的を忘れちゃったみたい、不要よ」
デイジー「あ・・・ぁ・・・」
マリオ「・・・・お前!!!!」
ピーチ「もう名前ですら呼んでくれないのね、マリオさん?フフ・・・」
ワルイージ「うひっひっ・・・このお姫様とんでもなく強いぞ〜・・・」
ワリオ「お前さすがに弱すぎだ」
マリオ「絶対に許さない」

クッパ「ぬおおおお!!」
ヨッシー「クッパ!無茶するな!」
クッパ「黙れ!ワガハイに指示するな!」
ロゼッタ「何度パンチしても無駄よ、いい加減あきらめて死になさい」
ヨッシー「ベロウィップ!」
チコ「あははは!こいつら蚊みたいだねママ」
クッパ「クッパフィストッ!!」
ロゼッタ「アイテムが無いから必死なのよ彼ら」
ヨッシー「ヒップドロップ!くるりんハッ!!」
チコ「トゲゾーで予備のコウラも無くなっちゃったしね」
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 03:53:35.80 ID:9c6OQyhGO
ヨッシー「(そうだ・・・ボクを守ってくれたのは紛れもなくクッパだった)」
ロゼッタ「きらきら落とし」
クッパ「ぬがあああああっ」
ロゼッタ「ファイアフラワー」
クッパ「きかんぞ!」
ロゼッタ「ハンマースーツ」
クッパ「やっぱり効いたのだあああああああああ」
ヨッシー「絶対倒れない!!」
チコ「ママー!一撃でたおす予定だったのに時間かかりすぎだよ!」
ロゼッタ「そうね、もういいころよね、グランドスター、出てきなさい」
ヨッシー「・・・!これが・・・」
クッパ「ワガハイは後退りなど一切しないのだ!」
ロゼッタ「前にある全てを無にしなさい」
チコ「やっちゃえ〜」

ヨッシー「(ドンキーにも・・・キノピオにも守られてクッパにまでも守られた、今度はボクの番だよね・・・キノピオ)」
クッパ「後退りはせんのだあああああっ!!」
チコ「おしまーい!」
ヨッシー「このグランドスターが根源だ!!」
ロゼッタ「さようなら」
クッパ「ぬおおおお!死ぬかああああ!!」
チコ「あ」
ロゼッタ「!?」
ヨッシー「早く!ボクがベロで拘束してる間にグランドスターを割って・・・!」
クッパ「ん?よ、よし!任せるのだッ!ぬぉりゃあああああああああああああああああああああ!!!!」
チコ「あーあ・・・」
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 04:04:06.23 ID:9c6OQyhGO
ロゼッタ「バリアが・・・しまった」
ヨッシー「ベロキャッチ!」
ロゼッタ「ちょっとやめなさいよ変態!!いやん!!」
クッパ「なかなかいけるクチだな恐竜」
チコ「あー・・・うー・・あー・・・」
ヨッシー「絶対に許さない!!!!」
ロゼッタ「締め付けないでよ!痛い痛い痛いーッ!」

ピーチ「!!」
マリオ「あっちももう終わったみだいね、こっちももう終わりだ!」
ピーチ「ま、待ってマリオ!」
マリオ「みっともないよピーチ姫」
ピーチ「わ、私脅されていたのよ・・・ロゼッタに・・・」
マリオ「なんだって?」
ピーチ「本当よ!私が協力しなかったらキノコ王国を襲うって言われたのよ!」
マリオ「そ、そうだったのか」
ピーチ「お願い!信じてマリオ!!」
マリオ「うん、大丈夫だよもう終わったんだ」
ピーチ「そうよね終わったのよね」
マリオ「あぁ」
ピーチ「そうよ・・・終わったの・・・」

クッパ「危ないぞマリオ!!」
マリオ「終わりだよ」
ピーチ「え・・・・・?」
マリオ「君の、舞台劇はね」
ピーチ「いやよ・・そんなのいや・・・私こんな針つきのコウラで死んじゃうなんて情けなくていやよ」
マリオ「あんまりルイージを馬鹿にするなよ」
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/15(水) 04:10:32.27 ID:9c6OQyhGO
ピーチ「ねぇマリオ・・・」
マリオ「なんだい?」
ピーチ「私のこと好き?」
マリオ「好きだよ」
ピーチ「ありがとう・・・」


ピーチ姫の目的は強力な王国の主要人物を一ヶ所に集めて消すことだった
強力なだけに強力な対向車で打ち消すという案だった
ピーチはルイージには強い奴にはグランドスターから知らせが来ないと言っていたが実はマリオだけに来ない様にしていた
欲望も何もないマリオにグランドスターで釣れるとは思っていなかった
強力なマリオに数人殺させるためにも知らせない方がいいと判断したのだ
しかし本当は仲間が殺し合う現実をマリオに見てほしくなかったからかもしれない
なんだかんだいって今日もマリオファミリーは仲がいい

終わり
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
御疲れ様
意味が分からんかった