御坂妹「何ってただの人工呼吸ですが、とミサカは簡潔に答えます」
立ったらいいな
立ってしまった……さっきのスレ書き込もうと思ったら落ちてたから再チャレしたら立ってしまった……
書き溜め無しで行き当たりばったりでいきます
偶然だったのだ。
偶然、たまたま、天文学的確率だったのだ。
適当に夕飯の心配をしながらぶらぶらと街を練り歩いていると、偶然にも上条が言うところの御坂妹が居て、
とりあえず知り合いにあったんだからと挨拶をしようと左手を肩に置いたところで、
なんの拍子かわからないがいきなり電撃を浴びせさせられた。
あぁ、右手で触らなかったことが不幸だったか、と霞ゆく意識の中で思ったが最後、意識を失って、
意識を取り戻したら何故か御坂妹の顔が近いっていうかゼロ距離っていうか、
そういえばなんか床に寝てるっぽいのに柔らかくて暖かいなぁとか思っていたら、
御坂妹が意識を取り戻したことに気づいたらしい。
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/09(木) 23:09:51.77 ID:g/qckFR70
「御坂妹「ミサカファーストキスです。とミサカは頬を染め」
の続き?
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/09(木) 23:12:44.62 ID:F04tePOHO
続けて
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/09(木) 23:14:40.33 ID:oByAozEhO
富坂?
「気がつきましたか、とミサカは改めて確認をとります」
顔を離した御坂妹が上から上条の顔を見下ろしているという訳のわからない状況に、
「……えぇっと……なんなんでせうか? このとっても素敵恥ずかし赤面必至な状況になるようなフラグたてましたっけわたくしめは……」
柔らかいやら息がかかってこそばゆいやら、なんだかんだいってコイツもかわいい顔つきしてるなぁーとか思っていた上条だが。
「……相変わらず言語中枢が狂ったような話で理解に及ばないのですが、とミサカは首を左右に振って呆れ加減を表現してみます」
顔を振ると髪が鼻先にあたって物凄く痒いのですが、とは言えないのは、
上条があまりない頭を極限まで使おうと最大限集中しているからだ。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/09(木) 23:25:02.67 ID:F04tePOHO
age
>>3 続きというか、気まぐれに乗っ取りで書こうとしたら落ちたからリゾンベ
「なんですか、そんなに凝視されても対応に困りますと、ミサカは少し頬を赤らめて見せます」
それ以上に恥ずかしいことしといてなんなんですかこの妹キャラはー! と心の中で叫んだが思いは届かず。
「あぁ、状況がわからないのですね、とミサカはズバリ言い当ててみせます。
ミサカは最近警戒レベルを強化しているのです、とミサカはここ最近のミサカネットワーク会議での決定事項を説明します。
あなたに触られたことで、敵と誤認してしまい、つい条件反射で打ちのめす勢いで電撃を浴びせたところで、
ようやくあなたと気づいたのです、とミサカは約45分前の出来事を懇切丁寧に説明しました」
「……基本的にはお前らと御坂は同じ頭の作りをしているんだな……」
以前、御坂(姉)、いわゆる御坂美琴に普通に声かけたら電撃の槍が飛んできたことがあった上条が溜め息混じりで言う。
その時は右手で防いだので、事なきを得たのだが。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/09(木) 23:35:00.46 ID:VmP3rP/50
アウレオルスの登場に期待。
「んで、膝枕にキスですか……は? キス?」
「キスではありません、とミサカは否定を言にします。
正確には呼吸をしていなかったので緊急処置での人工呼吸です、とミサカは間違いを訂正する小学校教諭のように言います。
ちなみに、あと少しで心肺停止での蘇生率がほとんど0%になるところでした、とミサカは溜め息をついて額の汗を拭います」
「勘違いで人を殺そうとしたのかお前は!?」
ちなみに、心肺停止からの蘇生率は時間が経つにつれ低くなるが、10分以上になると、可能性は無いに等しい。
「ちなみに、この膝枕は、気道確保のための処置です、とミサカはカエル顔の医者のレッスン通りに説明しました」
>>9 エロパロ倉庫のクロキスオヌヌメ
ヘタレウスがいい味出してる
後頭部にかかる仄かな熱が心地よい。顔を横にしたら見えてはいけないものが見えてしまう。
そのマシュマロのような柔らかさによる心地よさと背徳心を働かせる悪魔の囁き声で上条の頭はパンク寸前だった。
とにかく、危ないことになる前に早くこの場から逃げ出そうと上体を起こそうとしたが、
「……う、動かない……」
陸に打ち上げられた魚のようにビクビクと動くだけで、体が思うように動かない。
肢体全てを動かして理解したのは頭と首ぐらいしか動かせないということだった。
「あぁ、無理はなさらない方がいいですよ、とミサカは優しく警告します。
軽く一万ボルトの電撃を浴び、さらに一度心肺停止をなさったのですから、
とミサカは今更になって申し訳無さを全面に押し出してあわよくば許しを乞おうとしてみます」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/09(木) 23:49:53.37 ID:g/qckFR70
>>8 ウチもあのスレタイで超ときめいたのに、
>>1が書いてくれなくて超悔しかったからボチボチ乗っ取ろうと思ってたんで期待
支援
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/09(木) 23:52:58.57 ID:Bt8zL2WT0
御坂姉妹っていいよね
とは言うがしかし、上条の鼻腔に感じられる何か女の子な感じの甘い臭いやら、
なんで相変わらず顔が近いんだろうと思って顔を反らそうとしても逸らせない状況にあることに気付いて羞恥心が最大限まで高められている状況とか、
上から前傾姿勢で見下ろしているもんだから、常磐台中学制服の襟元からチラチラと見える青みがかかったどこかしらの固定具とか、
すべての状況が上条を窮地に追い詰めるようで、逃げ場がない、まさにこれが四面楚歌か、と上条は思った。
「うわぁー!! 不幸だァァァァァァァァァァァァァ!!」
「いきなり大声を出したら体に障ります、とミサカは病人に対する優しさをみせます」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 00:00:26.54 ID:6h//7Dhd0
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 00:02:31.75 ID:4zDYUtxjO
微エロ期待
>>12 ユーも書いちゃいなよ
俺のは終わらせる気になればすぐ終わらせられるし、終わらせる気がなければある程度までなら書けるから
行き当たりだしね!
唯一動く頭を左右に振ってこの不幸体質を呪うように叫んでみても状況は変わる様子を見せない。
相変わらず体はビリビリ痺れるし、甘い香りが漂ってきて刺激してやまないし、
なにが一番辛いかと言えば、眉目秀麗な女の子にじっと見つめられるのが辛い。
無表情で見つめられているのだが、恐怖という感情は何故か失われ、ただ恥ずかしい。
「あまり暴れると、んっ、膝から落ちて頭を打ちますよ、と、んんっ、ミサカは仕方ないので強硬的に対処することにします」
少し息を荒くしたと思った御坂妹が、額に手を当てて抑え込んできた。
ひんやりと冷たい手が、上条の熱を吸いとってくれるような錯覚を覚えた。
母親にあやせられているような感覚を覚えて、妙に心地好い気分になる。
手は上条よりも小さいだろう、昔感じた母親の大きな手と比べると、自分が大人になったのだとわかるのだが、
このひんやりと優しい感触。全てを包み込まれるような包容力。
学園都市に来て、寮に入り、独り暮らしを始めて。もう大人になったたのだと思い込んでいたのに。
何故だろう。この手は、冷たい筈なのに暖かい。安心してそこに居られるような、とても暖かい居場所。
言っても、それは確かに寂しかった。一人だと不安で寂しくて。だけど、そういうときは何か別のもので誤魔化していた。
裏路地で喧嘩したりもした。友達のために体を張って。友達とバカやって。
だけど埋まらないものだったのだ。埋まっていたような気になっていただけ。
でも、友達といて誤魔化していたものが、今すっと溶けていくような気がした。
禁書の原作ってこんな感じの文章なの?
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 00:21:54.59 ID:m0PSKN6v0
>>17 行き当たりばったりでやると、かっく実に逃げ出すハメになるので、オチまで決めないと書けない
ボチボチ書きながらスレ眺めてようかなぁと思ってたら超速で落ちた\(^o^)/
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 00:22:37.28 ID:gBstqTlf0
いっつも富坂になっちゃうんだよねぇ
意識を取り戻したら、先程見た空模様ではなく、薄暗い夕闇だった。
「目を覚ましたようですね、とミサカは確認をとります」
相変わらず御坂妹はそこにいて、相変わらず膝枕だった。
「なんか……すごい安心したような夢を見たよ」
「それは良かったですね、とミサカは共に喜びを分かち合います」
右手を動かしてみると、動いた。どうやら少し寝ていた間に痺れは治ったようだ。
上体を起こして周りを見てみる。都市特有の細い、物が敷き詰められている路地裏。
そこのコンクリートの上に直接足を崩した状態で御坂妹は座っていたようだ。
「あー……悪いな。ずっとそうしてもらっていたんだろう? 足痺れてるだろう?」
「心配には及びません、とミサカは痺れる脚を堪えながら謙遜してみます。
あなたに比べたら大した問題ではありません、とミサカはここは本心で申し訳無さも込めて言います」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 00:34:18.79 ID:J6giQec9O
ミサカミサカカミサカカミジョウミサカミサカ
>>19 再現率には自信がないんだぜ!
>>20 じゃあ俺が書いている間にも書いてくれ
まぁいったんこの話は終わるんだが
「別にいいって。過ぎたことにはしょうがない」
「ありがとうございます、とミサカは安堵の溜め息を吐きます。
ミサカがあなたの家までお送りしましょうか? とミサカは気をつかって尋ねます」
「気をつかうなよ。大丈夫だってホラ、ピンピンしてるぜ? 後、暴飲暴食な神に召します我らがシスターさんが腹空かしてるだろうから夕飯買わないと……」
思い出して、鬱になった。頭を下げて不幸だーと溜め息を混じらせながら言っても、
これから訪れるであろう噛みつき攻撃は免れないだろうことを悟っているので乾いた笑いしか出ない。
「そうですか、とミサカは心配するそぶりをみせます。
ですが、こちらもそろそろ病院に帰らないとならないので、とミサカは申し訳ない気分で告げます」
「おう、そんな心配すんな。上条さんは不死身なのですよー」
と言いながら立ち上がって、足腰の確認をするため軽く足を前にだす。
「じゃあな御坂妹。今日は悪かったな」
「いいえこちらの方こそ、とミサカはペコリと頭を下げます。
あぁ、それともう一つ、とミサカは思い出したかのような素振りで言います」
ん? と振り向いた上条が聞いたのは、
「ミサカのファーストキスなので責任とってくださいね、とミサカはニヤリと口を歪ませて頬を赤らめて言います」
地獄行きを告げる、閻魔の一言だった。
とりあえず一旦終わり
あのスレで考えていたのがここまでだったので一応終わらせときました
続き自体は考え的にはあるんだけど、希望があれば書きたいと思います
または
>>20あたりに筆を投げたり
なんにしても少し休憩しますね
実際俺が好きなのは美琴ちんなので、次はそれを絡ませたいかなあとか考えてます
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 00:52:18.15 ID:m0PSKN6v0
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 00:52:28.52 ID:ni6+KmyJO
ミサカはミサカは支援します。
ここは俺のオナニースレっぽいけどとりあえず続き書きますね
もう少し休憩したらいきますよ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 01:09:24.36 ID:m0PSKN6v0
支援
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 01:18:29.15 ID:bV81ZFPpO
今日は不幸ではないと思っていた。
朝は普通に起きれて朝食をちゃんと暴徒シスターに給仕して爽やかに見送られたし、
通学に使用している電車が事故でトラブルとかもなくスムーズに学校に行けたし、
朝食と一緒に作った弁当も落としたり食われたりぶちまけられたりすることなく美味しくいただけたし、
いつも何かと文句をつけてくる吹寄に怒鳴られることもないし、姫神に変なジト目で睨まれてHPを削られることなく、
終令の鐘をちゃんと聞けて、土御門や青髪ピアスに拉致られることなく、本当に何事もなく校門を出た。
あぁ今日はなんて良い日なんだろうか、たまに付き合わされるインデックスのお祈りもあてになるもんだなぁとか思っていたりした。
しかし、そうは問屋が卸さないのが上条当麻たる所以であり、不幸でない上条当麻など無きに等しい。
上条当麻のアイデンティティーは不幸というステータスなのだ。
端から見て、それが不幸なのかどうかは別問題だが、上条当麻が不幸と思うということは、それは不幸なのだ。
そして、放課後、フラフラと帰路についている途中、上条当麻にとっての不幸と言える事態が起こることとなる。
それは、他人から見たら幸か不幸か。それは神のみぞ知る。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 01:33:35.19 ID:m0PSKN6v0
支援ヌ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 01:34:47.88 ID:bV81ZFPpO
けいおん!の時間になったら一度休憩で
放課後。上条の足は地に足を着いていないほど軽かった。
今日は不幸と呼ばれる出来事に遭遇していない。このまま家に帰れば何事もなく一日が終わると信じ込んでいた。
天にも昇る勢いとはこのことを言うのか、と上機嫌に必死にスキップしだしそうな足を堪えて歩いていた。
そんな上機嫌な上条だったから、知り合いが居れば、軽く肩に手を置いて話しかけたりするのだ。
「よービリビリ! 調子はどうだーっ!」
常磐台中学の冬服、肩にかかるぐらいの長さの髪。髪の左側を耳に掛けて、ピンで止めている生意気中学生にも、
知り合いとあれば、気分良く挨拶したりできる心情だった。
「ッッ!!!!!!!???」
肩を叩いたら物凄い勢いで振り向いて、物凄い勢いで飛び退いた。
まるで警戒心丸出しの猫のように飛び退いた御坂美琴に、あり? と顔を傾け不思議そうに美琴をみる上条。
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 01:35:17.07 ID:GgE1aLBq0
ふぅん・・・
どうした?早く続けるんだ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 01:45:07.53 ID:bV81ZFPpO
「なっ、なっ、なっんだー! あああ、アンタかぁー! ななななな、何のよう、かしらっ!?」
明らか挙動がおかしい彼女をみやって、顔がずいぶん赤いがどうしたことだろうと不思議に思う。
まぁ季節もすっかり冬に近いし、昼間と夜の気温差も顕著になってきた。風邪でもこじらせたかと結論付けた。
「なんだー? 風邪でもひいたように顔が真っ赤だぞ? 大丈夫かー御坂たん?」
「みっ、御坂たん言うなバカ!!!」
さらに顔を赤くして怒鳴る美琴。いきなり語気を荒げたのでさすがに上条も驚いて後ずさる。
周りは常磐台中学の制服を珍しそうにして見ていたのもあり、この大声のせいで他からも視線が集まり、嫌な汗が額を落ちる。
「え、えぇっと……とりあえずごめんなさい。ってかそんな怒るなよ……周りの視線が痛い……」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 01:55:25.65 ID:m0PSKN6v0
支援なんだよー
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 01:57:19.85 ID:bV81ZFPpO
そこでようやく、ハッと気づいたような顔をして、周りを見渡してどんな状況に置かれているか理解した美琴は、しどろもどろしながら、
「ととっ、とりあえず要件を言いなさい要件を! な、なにか用があるから話しかけたんでしょ!?」
相変わらず顔が赤い美琴が心配になってきた。そういえば、特に声をかけた理由なんてなかったよな……と気づいた上条。
「いや……特に用事はないけど、見かけたから挨拶ぐらいはしとこうと思って……
ていうか本当に大丈夫か? 季節の変わり目だし、風邪ひいたんじゃないのか? なんなら看病イベントを発動させてなんでもやりますお姫様的なのも今の上条さんなら可能だぞ?」
と、言って、美琴を見やると固まっているのに気づく。またあれ? と首を傾げ、目の前で右手を振ってみる。
「な、なんでも……?」
1分ぐらい手を降り続けて、ようやく意識を取り戻した美琴が聞き取れるかどうかというか細い声で言った。
「ん? 看病イベントのことか? まぁ、病人には尽くすものだし……」
顎に手をやって考え事をしている美琴を見て、なにやら雲行きが怪しいような気がしてならなくなった上条だった。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 01:59:08.36 ID:GgE1aLBq0
ん
パンツ下げた方がいいの?
いらない娘「とりあえずけいおん!が始まるから休憩なんだよ!」
三十分待ってね!
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 02:02:40.12 ID:N/67R5wIO
知ってるか?ミサカ妹は単価18万円なんだぜ…
>>38 エロは勢いですんであまり期待しない方が良いと思うよ!
あまりエロは書いたことないよ!
>>39 わたしはその子のことは知らないけど、神の御名に於いて、要らない子なんて存在しないんだよ!
そのインデックスって子がかわいそうだと思うな!
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 02:25:56.77 ID:GgE1aLBq0
>>42 なんという禁書目録
けいおん!おわた
とりあえずみおは俺の嫁で
久々にアニソンでCD欲しいと思えたEDでした
携帯が一瞬ぶっ壊れたけど頑張って今から続けますね
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 02:36:44.17 ID:m0PSKN6v0
>>44 おかえり
SS書くのなんて久しぶりで苦戦しすぎワロタ
オチまで決めないととか言っときながら行き会ったりばったりに近いやらオチの付け方なんて忘れたわでもう
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 02:43:37.86 ID:bV81ZFPpO
「じゃあ……風邪で」
「いやまて! じゃあってなんだよじゃあって!?」
さすがに不審に思った。じゃあっていう言葉一つで言葉の意味が大分違う。そのことに気づいたのだが、
よくよく考えてみるとやっぱり顔が赤いし、自分の中では風邪としか顔が赤い要因が見当たらない。
人というのは、一度信じ込んでしまうと、なかなか考えを払拭できないものである。
「いやゴッホ! 本当に風邪ひいてゴッホゴッホ、るのよ! いやー季節のゴホ! 変わり目ってこわいわねーゴホ」
あからさまな咳だが、当の上条は感覚が色々麻痺しているのか、
「ほ、本当に辛そうだな……熱とかはどうだ?」
割りと本気で心配していた。その様を見て、美琴がほくそ笑んだのにも気づかない。
「ね、熱とかはー……多分無いのよ、うん。でも体がダルくてねー……」
美琴は顔を赤く染めて、目を反らす。嘘をつけないある意味正直者が美琴なのだが、上条はそんなことつゆにも知らずにいた。
「そ、そうか……まぁそう言うことなら仕方ないな。言ったからには責任を持ちますよー上条さんは!」
妹もう出ないの?
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 02:46:58.26 ID:bV81ZFPpO
>>45 偉い人は言いました
オチは後から付いてくる、と
またはオチから先に考えといて、あとは内容が後から付いてくる形でもいいし
予めプロット組むようなのが出来たらいいけど
ちなみに俺はオチから先に考えるタイプです
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 02:57:27.51 ID:m0PSKN6v0
>>48 うんがんばる!
もう面倒くさいから、台本形式でいいよねって、ミサカはミサカは言い訳してみたり!
いや、それでも説明が必要かな、ってところには地の文つけますが。
>>47 待っていただけると助かる
やっぱり御坂はセットで出すものかなと
「ええと、とりあえずどうしてほしい? っていうか、風邪引いてるんじゃ普通に寝た方がいいよな……寮まで送るか」
「え、えぇっと……うん……今日、黒子が居ないからアンタがちゃんと面倒みなさいよ……っ」
「わかったって。言ったことに責任は持つよ。とりあえず薬とか飲み物とか買ってかないとな」
美琴の寮は、上条と同じ第七学区に存在する。上条の寮とは雲泥の差だが。
帰路の道すがらなので、別に苦にもならない。場所にあるし、途中一度戻ってもいい。制服も煩わしいし、一人と一匹に餌付けをしておけば文句はないはずだ。
「んじゃ適当に買い物して、一度俺の寮に戻るから。お前は先に帰って休んでればいい」
「りょ、寮に戻るの?」
「あぁ、制服だと色々面倒だし、鞄も置いてきたいしな」
もちろん、インデックス云々の話は口外出来ないが。
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 03:12:41.64 ID:bV81ZFPpO
「……じゃ、じゃあアンタの部屋で……その……看病……」
「は?」
思わず素っ頓狂な声をあげてしまう。言葉の意味を汲み取れず、目を丸くして美琴を見返す上条。
やはり顔は赤いようだ。今にも涙が溢れんばかりに目を潤ませ、下唇を噛み締めている。
上条の方が頭一個分背が高いので、美琴は自然と上目遣いになる。いつもの気の強さとはかけ離れている仕草に小動物を連想する。
「だ、だって寮官にバレたらアレだし……アンタの部屋のが都合がいいのよ! 文句ある!?」
「いやだがしかしですね?!」
自分の部屋には、いつでも腹を空かしている欠食児童のようなインデックスがいる。
もし自分の部屋にIDも持ってないようなあからさま学園都市には不釣り合いのシスターがいることが知れたら、
今後の対応にも関わる事態だ。しかし相手は病人だし、確かに自分の家の方が近いからあまり無理させることは無いのだが……。
しえ
直立不動で考えを巡らせ、脂汗をダラダラと流す上条を見て、不安に思った美琴は、
「そ、その……都合が悪いんなら、別にいいけど……」
あわよくば、上条の寮を知りたい美琴であったのだが、流石に記憶喪失という現実を背負っている上条なのだ、
あまり詮索されたくない事情もあるのかも知れない。
知らないままならば、自分の中のわからない部分が疼いたりしなければ
こういったことすらしないまま、いつも通り何気ないことで喧嘩して、何気ないことで追いかけ回したりして、それだけだったのに。
どうも最近、美琴は上条を相手にすると調子が狂って仕方ない。
ふと思い出すのはアイツの顔だったり、夢でアイツが出てきたり。女の子と一緒にいると妙にムカムカ来たり。
思わずこんなことになってしまったのに嬉しく思う自分が腹立たしかったり。
あっ、今思ったが、原作16巻読んでない人にはネタバレじゃないっすか……
どうしよう……今さらだけど
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 03:30:08.82 ID:m0PSKN6v0
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 03:39:33.87 ID:QVDuAhxkO
同人誌で得た知識しかない俺に隙はなかった
長すぎる行があります……ははっわろす
書いてたやつぽしゃった……ははっわろす
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 03:50:12.13 ID:4ey3Pa9MO
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 03:50:15.95 ID:m0PSKN6v0
>>59 PCだったころもセッションエラーで消えた思い出だってあるぜ!
復旧作業中……
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 04:02:24.43 ID:6h//7Dhd0
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 04:03:00.85 ID:m0PSKN6v0
>>60 やっぱ電話だとツラくね? 文字打つなら携帯のインターフェースよりキーボードがいいなぁ。
どうしても、って時はPCで文字打って、携帯に転送するけども、なんかPC(もしくはネット)が使えないっぽいし。
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 04:15:52.50 ID:bV81ZFPpO
>>62 PCはハードディスクがイカれ起動も危ういんだ……
踏み込んではいけない一線を踏み込むことは決していいことではないことは解っている。
色々と背負うものがある人に自分は何もいう権利は無いかもしれないけども、
せめて一緒に担うことが出来るようになりたいと思える。
絶望の淵から救ってもらえた自分は、今度はアイツを助けたい。
そうとは思うが別に、やっぱり自分だけの存在でいてもらいたいとも思った。女の子なのだから、そう思うことも間違いじゃないと思うから。
(……あれ? 私……なんでこんなこと考えてるだろ……? あれれ?)
美琴が微妙に揺れ動く女心に苦悩している最中、上条はといえば、
(イヤイヤ! 上条当麻最大のピンチを迎えております! 実況はこの私、上条当麻が……って遊んでいる場合じゃないですハイ!
さすがに病人だし無茶させたくないし言ってしまった以上看病はしないといけない雰囲気だし
でもインデックスがうちにいるなんて知れたら責任問題ていうか下手したら幼女誘拐とかなんかで勘違いされて捕まるオチとかありそう
というかありうるしよくよく考えればIDないから誘拐とかそういう問題以前にインデックスは祖国へ強制連行されるんじゃ
でもそれはそれでありかなーとか思ってたり思ってなかったりって上条さんは考えますが
そんなことよりまずは目先の御坂をどうするどうしましょうどうすれば!?)
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 04:24:33.72 ID:bV81ZFPpO
ちょいなんか携帯2chアプリの調子が悪いんで少し休憩
というかむしろ復旧作業に骨が折れて休憩で
かなり精神持ってかれたので……
20分ぐらい休んだら朝7時位までぶっとおします
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 04:29:16.71 ID:e/JPnmwm0
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 04:29:31.39 ID:m0PSKN6v0
押忍
がんばれなんだよー
通行止めの組み合わせもいいかもってミサカはミサカは期待してみたりっ
エロパロの本スレ見てきて思っただけです
書きます
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 04:56:54.22 ID:m0PSKN6v0
>通行止め
「アクセラレータ×ラストオーダー」のカップリング表記みたいだねって、ミサカはミサカは妄想したり!
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 05:00:55.80 ID:m0PSKN6v0
っていうか検索かけたらやっぱりそういう表記が使用されてた
もともとそういう意図で書いてたのかしら。原作者さん
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 05:02:36.29 ID:e/JPnmwm0
単価にして18万円だっけ、御坂妹
ぜひ欲しい、めいっぱい可愛がりたい
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 05:04:10.42 ID:bV81ZFPpO
上条は違うベクトルで頭を悩ませていた。上条はあくまでも不幸なので上条なのだ。
「……とりあえず買い物済ますか……」
「そ、そう……」
微妙に思考から抜けきっていない美琴が心此処にあらずといったところでなんとか答えた。
第七学区のスーパーは、特に大きい訳でもなく、その割にはそこそこ数が品揃えがいい店だった。
学園都市自体が実験都市であるので、様々な『外』とは違う品揃えもあり、実験的な食べ物が多数存在する。
当たり外れがあるので、あまり冒険心がはたらかない人にはとことん縁が無いが、この街にはチャレンジャーは多く存在するらしく、
「あっ、これとかどう?」
「ゴーヤプリン……ない、これは無い」
「えー意外といい味醸し出してそうな気がしたんだけどなー……」
美琴は結構なチャレンジャーらしい。上条は美味しいものをそのままに食べたい普通の味覚の持ち主だったので、
普通の食材をかごに入れていく。
「ていうか、風邪引いてるときぐらいまともな物食おうぜ?」
「でもゴーヤって栄養価満載よ?」
「そういう問題じゃなくて……無駄なチャレンジャー精神発揮させるなよ。ハズレ引いたら余計酷くなりそうだろ」
「女の勘で、あれは絶対イケるって言ってるわ」
「……お前意外と元気な?」
「え……? ん、ゴッホゴホ、あ、あーあなんか体がダルいわねー」
「……いいから座ってろよ。すぐ済むんだから少しでも休んどけ」
記憶喪失で昔感じた母親云々っておかしくね?伏線?
>>69 もともと腐の方が考えたらしい
なるほどと感心してしまった
>>70 とりあえずロリ仕様とJC仕様と揃えるよな
そういって上条は一人でさっさと前を歩いていってしまった。
心配してくれてるのは有りがたいんだけどちょっと過保護じゃないかしら、と美琴は思ったが、アイツらしいと思って、思わず相好が崩れる。
とりあえず言うこと聞いとくとしましょうと入り口付近にあるベンチにでも座ろうかと思案しながら歩いていると、
「お姉様ですか? とミサカは理解しつつも確認を取ります」
横合いから声をかけられた。見ると自分と瓜二つの妹の姿があった。
「やはりお姉様ですね、とミサカは偶然会えたことに喜びを感じます。
ちなみに私はシリアル10032号、御坂妹です、とミサカは自分の存在を誇示します。
こんなスーパーで何かご用ですか? とミサカはお姉様の驚愕の表情を気にせず訊ねます」
御坂妹が言うように、美琴は驚いていた。確かに、リハビリのために外に出ていることは知っていたが、何もこんなタイミングで出くわすなどとは思っても見なかった。
>>72 やっぱり突っ込まれたorz
まー……あれです。そこまで気を回してませんでしたっていうかいっそ伏線にしてしまおうか考えたけどやっぱり無理でした……
すんませんミスです
誰も気づかないまま終わってくれ……と書いた後願っていたが無理っすね……
もっとも、もっと長いSSでジャンルが違うやつなら伏線にも出来たんでしょうが思いっきりラブコメSSなんで厳しいですよね……
でも書いてしまった以上、無理やり伏線にねじ込みますね……そこまで今日明日中に書けるかな……
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 05:33:17.14 ID:e/JPnmwm0
s
御坂妹の胸元には、いつかの時にアイツが買い与えたというネックレスがあった。
御坂妹もなにやらアイツには恩みたいなものを感じていて、アイツを気にかけているらしい。
せっかくの自分とアイツの二人きりの美味しい状況を無駄にはしたくない。美琴は焦りを感じていた。
「えぇっ、な、なにって買い物よ買い物! スーパーに来たら買い物しかすることないじゃない!」
「そうですね、とミサカはお姉様に同意します。
しかし、買い物かご等をお持ちになられていないのですか? とミサカは首を傾げます」
「ああっ! さっ、先に下見してきて今持ってこようとしたのよ! うん、そうよ! 別に他意はないわ!」
「そこまで言わなくてもミサカはちゃんと理解しました、とミサカはお姉様の妙な押しに後退りします」
「そういうあんたはどうしてスーパーなんかに?」
「はい、それは最近料理の練習をしているからです、とミサカはお姉様の問いに簡潔に答えました」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 05:51:03.85 ID:bV81ZFPpO
「料理の練習?」
馬鹿正直に復唱する美琴。
「はい、とミサカは肯定の意をみせます」
それを馬鹿正直に答える御坂妹。知っている人から見ても、性格的な意味でも確かに双子に見えないことは無いかもしれない。
「なんでまた……」
「ミサカネットワークの情報によると、料理の出来る女性は、男性からしたら憧れの対象らしいので、とミサカは憎きシリアル19090号からの情報をお伝えします」
「だん……せい……?」
「はい、英語でいうとマン、性別学的にはオスというあの男性です、とミサカは懇切丁寧に説明します」
「なんでまた……?」
「好きな人には気に入られたいと思うのが女の子の一般論ですから、とミサカは誇らしげに胸を張ります」
美琴は確信した。御坂妹は敵だと。
すまん7時まで書くとか言いながらも眠気が臨海点まで来つつあるので寝ます
また昼頃に来たいとおもいます
とりあえず今日は遅番なのでそこまでは書きたいと思いますね
落ちてたら……お蔵入りでw
乙
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 06:25:11.52 ID:luohNTfaO
保守
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 06:35:07.08 ID:2HE7W+MFO
ほ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 07:17:21.59 ID:uKOSfZlr0
ほ
ほ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 07:59:28.05 ID:RIMNpmV7O
ほ
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 08:16:29.12 ID:i/Ln/ykJO
さ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 08:17:44.98 ID:IqHFdEDi0
か
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 08:28:18.45 ID:ph7tkqF7O
検索と置換をつかって御坂を富竹に変えてみた
気分が悪くなってディスプレイの電源を切った
そ
いまきたほ
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 09:56:51.28 ID:4ey3Pa9MO
み
ほ
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 10:23:51.28 ID:G2Zq5yFb0
く
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 10:27:36.29 ID:4VdQq6hmO
そ
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 10:33:28.00 ID:uN6kSCN8O
え
「この全身を駆け巡る稲妻のような衝撃!あぁ、わたくしは御坂美琴お姉様に恋してしまったのです!」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 10:53:36.39 ID:0uWeXBD40
の
む
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 11:22:33.47 ID:GgE1aLBq0
ん
説教タイムはまだですか?
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 11:48:15.87 ID:GgE1aLBq0
まだー?
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 12:01:42.73 ID:HJqz4/UjO
めしー
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 12:16:29.08 ID:HbsLCNZuO
だまー?
美琴と黒子のガチレズまだー?
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 12:42:27.34 ID:HJqz4/UjO
>>104 こら!ガチレズとかいいから書けよ!書いてください
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 12:51:34.56 ID:bV81ZFPpO
部屋の何処かからなにやら水が響く音が聞こえる。目を覚ました美琴が一番最初に感じた五感は聴覚だ。
さらに意識が回復してくると、荒い息づかいまで聞こえてくる。
部屋は暗い。今だ夜は明けていないようだ。目が暗闇に慣れて、暗く影が蠢いているのが見える。
(え、えぇー……まさか暴漢? めんどくさ……)
美琴という人間は、学園都市超能力者の中でも最強の部類であるレベル5の第三位という立場にあるため、
ちょっとやそっとの人間であるならば簡単に熨してしまうのだ。
耳を集中する。息づかいに混じってなにやら声が聞こえる。
「はぁ……はぁ……ん、んんっ、…………サマ…………」
(この声の持ち主は……黒子じゃない! まぁ同じ部屋なんだからまぁ当たり前だけど……
あり? でもなにやら具合悪いのかしら?)
水を切るようなクチュクチュといった水音が無音の部屋の中に響く。段々とその水音が大きく、ペースが早くなってきた。
「はあっ! ぅん……んんんっ! ぉね……さま……んっ! おねぇ……っ! さまぁっ!」
(私のこと呼んでるの? えぇとこれはどうしたものか……)
「あぁっおねぇさま! わたくし……もぅ……っ! イクッ! いくいく! イっきますわぁぁぁ!!!」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 12:52:20.05 ID:uN6kSCN8O
俺「・・・」
姉「・・・」
俺「・・・」
姉「・・・」
俺「・・・あの頃は〜♪」
姉「ハッ!」
俺「二人とも〜♪」
姉「ハッ!」
俺「なぜかしら〜♪」
姉「ハッ!」
俺「世間には〜♪」
姉「ハッ!」
俺「すねた〜ような暮らし方〜」
俺&姉「恋の〜小さなアパートでっ!!」
俺「・・・」
姉「・・・」
俺「・・・」
姉「・・・」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 12:53:20.45 ID:uN6kSCN8O
すまぬ、誤爆した
こっから黒子が美琴に襲いかかる展開を誰かが書いてくれるはず!
超期待!めっさ期待!
おはようございます。夜7時頃から朝7時までの遅番なのでそこまで書きます
でもとりあえず飯買ってくるんでその合間合間書いてきます
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 12:55:53.26 ID:HJqz4/UjO
ふいた
ワロタwwwwwwwwwww
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 13:18:24.01 ID:HJqz4/UjO
続きまだかってんだろ無視すんなやゴラアアア!
続き見たくて必死なのは俺だけなの?死ぬの?
美琴は俺の嫁
と言いたいところだが上条当麻の嫁でいいよ
「それっていうのはー……やっぱりアイツのこと?」
「アイツ、とは当麻さんのことですか? と、ミサカは推論を立てます」
(いつの間にか名前で呼び会う仲にレベルアップしている!?)
美琴は動揺した。自分はまともに名前でよんで貰えたことがない。いつもお前とかビリビリとかばかりだ。
その点、御坂妹は名前で呼んでもらえている(名前と呼べるかどうかはともかく)。しかもアイツを下の名前で呼び捨てで。
いつもビリビリ中学生扱いの美琴とは比べるまでもなく負け戦である。比べるとしたら美琴は富士山でも、御坂妹はチョモランマだ。
>>112 すいません遅くて
飯買いにいってトラブるとバクマン見てニヤニヤしてたわけじゃないよ!
絶対だよ!
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ヾ;. :_:r-、:〈/: : : : :/::::::/ }
/「 /j__ノァレ-=ニ二  ̄/ ,′
{ ト┘ ∧ / ∧
>>116 あれ? このAA真ん中に空白があるけど……バグか?
「えぇ、当麻さんのためにミサカは料理を勉強しています、とミサカは胸元のネックレスをチラリとのぞかせます」
「それなら、私だってこのゲコ太ストラップ! アイツと携帯のペア登録したときに貰ったんだから!」
「それは当麻さんからのプレゼントではないですよね、とミサカは勝ち誇ったような顔をしながら問いかけます」
心臓に槍が突き刺さる感覚を覚えた。つまりは、痛いところを突かれたのである。
確かにアイツと携帯のペア登録したときにおまけとして付いてきたものだが、そこでのメインはアドレスと番号を入手するための口実だったし、
(そうだ! 番号ならこの娘は知らないでしょ! 勝てる……ふふふ……)
美琴は負けず嫌いだ。だからレベル1からレベル5まで必死に努力して勝ち上がった。
(だからこの勝負……負けるわけにはいかない!)
なんについて勝負しているかは、神だけが知っている。
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 14:00:44.81 ID:HJqz4/UjO
wktk
「私は……アイツの番号とアドレスを知っているわ!」
「カエル医者の情報網に抜かりはありませんでした、とミサカは自分の携帯をお姉様に突きつけます」
しっかりとアドレス帳の一番初めに入っている上条の番号を見て、美琴の中での勝敗は決したようだ。
なんの勝負だったかは美琴にもわからないが、負けたという事実が美琴を地に手を置くという行動をさせた。
(なにもかもで負けている……私はアイツの側にいる権利は……無いのかも知れない……)
唯一美琴だけが知っている、上条の記憶喪失という重い枷。それを自分が一緒に分け合いたいと思っても、アイツが思っていなければ意味がない。
一緒にどんな苦しみも分けあって、どんなこんなんにも立ち向かって。最後に二人で笑え合えたら、最高の幸せ。
(アイツがあの娘を選んだんなら……私にはもう何をする訳にはいかないわね……)
「お姉様……?」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 14:24:46.32 ID:0uWeXBD40
なん・・・だと・・・
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 14:28:27.73 ID:uN6kSCN8O
カエル医者の情報網に抜かりはありませんでした
おま・・・やってることストーカー・・・
美琴は深く息を吸って、吐いた。なんかそれだけで胸が軽くなったような気がした。
「ん? なんだい我が妹よ!」
「大丈夫ですか? 顔色が優れないようですが、とミサカは心配します」
「大丈夫よ。まぁあんたならアイツと結構お似合いでしょ。料理、頑張りなさい」
「はい……ですが」
「大丈夫だってば。病気ならさっき治ったんだから」
「病気……ですか? とミサカは復唱します」
「そ、なっても治っても心が痛くなる病気」
「当麻さんとは何か関係が……とミサカは控えめに訊いてみます」
美琴はもう一度深く息を吸い、ゆっくりと吐き出す。
「あんなやつ関係ないわよ。アイツとは腐れ縁。たまに会ったら喧嘩する程度の仲よ。
そんな気とか使わないで、アイツが好きなんでしょ」
言って、言葉にして、美琴は激しく胸を打ち付けられた感覚を覚えた。自分のわからなかった部分。
アイツと一緒に居たかった理由。一緒に苦楽をともにいたいと思えた理由。
単純にアイツが、上条当麻が好きなんだ。
>>122 御坂妹「先生にお尋ねしたいのですが、とミサカは意を決して言います」
カエル「ん? どうしたんだい?」
御坂妹「いつも病院に運ばれてくる黒髪でツンツン頭の男性をわかりますか、とミサカは俯きながら訊ねます」
カエル「あぁ、あのいつもケガをして転がり込んでくる彼だね? 上条当麻くんだよね?」
御坂妹「はい、とミサカは人差し指を胸の前で合わせて言います。
それで、以前大変お世話になったのでお礼をしたいので……連絡先を教えてもらえるとありがたいのですが、とミサカは声を細目ながら羞恥の顔を赤く染めます……」
カエル「彼が君たちを救ったのは知っているよ? お礼がしたいのならそうした方が君たちのためにもなるしね?
自我の形成にはいい傾向かも知れないね? はい、これが連絡先だね?」
御坂妹(ふっ……計画通り……とミサカは時代劇の悪代官ばり悪い笑みをこらえながら思考します……ふっふっふっ……)
ちょいと後々の展開を纏めるための時間を下さい……
一度寝て起きてだし行き当たりばったりだと話が破綻してこまっちんぐ
少しお待ちを……
それとあんまり欠食児童的なあの娘をいじめるのは無しにしようぜ……
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 14:59:30.54 ID:0uWeXBD40
御坂妹かわええ
読めば読むほど話が破綻しててうわぁってなるぅー
矛盾大杉わろた
というわけでこのまま無理を無理で押し通す方向性に決定しました
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 15:34:36.01 ID:4ey3Pa9MO
み
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 15:37:06.02 ID:bV81ZFPpO
「御坂ー大丈夫だったか……って御坂ツインズ!?」
上条が見たのは二人の御坂だった。こうなるとどちらがどちらかは簡単には見分けられない。
「って、あぁー御坂妹か……って御坂妹!?」
胸元に光るネックレスを見てノリツッコミみたいな勢いで二度見を果たす上条。しかし、二人は反応を見せない。
上条的には、御坂妹には以前の事故の拍子でアレなことがあったので顔を会わせづらい。
しかし、そんな上条の気を知ってか知らずか、御坂妹は美琴と見つめ会って動かない。
「……え? 二人だけの世界でせうか? 上条さんは一人寂しくお絵描きでもしていた方がいいんでしょうか?」
そうしてやっと美琴が息を深く吐いたと思うと、御坂妹の背後にたち、上条に向けて御坂妹を突き出してきた。
「少し姉妹同士積もる話があったのよ。んじゃ、私帰るから」
「お、オイ! お前風邪で看病イベントは……」
「あぁ、あれ? もう治ったわよ。後遺症なんて直ぐに立ち直るわ。だって私は御坂美琴だもの」
言って、一度上条の顔を見た。上条から見た御坂の顔は、いつも通りの生意気そうなビリビリ中学生のままで。
だけど、いつか見たような、なにもかもが諦観したような、そんな表情にも見えた。
しばらくずっとこちらを見て、目を瞑ると踵を翻し肩越しに手をあげて、スーパーの自動ドアをくぐっていった。
上条の右手には、買い物かごがあり、その中にはゴーヤプリンが一つ残されていた。
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 15:49:43.15 ID:bV81ZFPpO
「オイ御坂妹、アイツ一体どうしたんだ?」
残されたスーパーの一角で、上条は尋ねる。
そこの一角だけ世界が切り離されたような感覚。この時間になると自炊派の学生で溢れかえる。
喧騒の中、二人だけの閉鎖された空間に取り残された気分を上条は覚えた。
御坂妹は、美琴が去った後の自動ドアを見つめ続けていた。小学生ぐらいの男の子数人が駆けていく。
その見つめる顔は相変わらす無表情で、考えが読めない。ただじっとドアの一点に焦点を合わしている。
「…………」
上条は何も言えず、倣うように客の出入りが激しくなった閉開するドアを見ている。
いつも基本的には無口な御坂妹だが、何故か無言が怖かった。
「お姉様は」
ドアに焦点を会わせたまま、御坂妹が口を開いた。
「お姉様は、用事を思い出したと言っていました、とミサカはあなたの問いに答えます」
言った後、僅かに視線を下げ、姉妹とおぼしき少女達に目を向けている。
妹がぐずっているのを年の差はそんな無いであろう姉があやしている。妹はすぐに泣き止み、姉と一つのかごを仲良く持っている。
「私とお姉様は本当の意味での姉妹ではないのですよね、とミサカは呟きます」
上条は視線を御坂妹と同じように仲良く歩く姉妹にあわせながら聞いた。
「姉妹だろ」
簡潔に答える。
「同じ腹から出て来てないからとか、同じ時代を生きてきていないからとか、そういうことは関係ねぇよ」
御坂妹が視線をこちらに向けてきたのを横目で見ながら、
「お前たちは御坂美琴の妹だ。戸籍がどうだろうと、誰が何と言おうと、俺だけはお前達が姉妹だと思っている。
どんな生まれ方をしても、どんな環境で育っても、家族は家族なんだ。
それでも、お前達がアイツのことを姉として、家族として信じられないってんなら、」
視線を御坂妹に向けて、
「そんな幻想、俺がぶち壊してやる」
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 16:10:04.34 ID:C37/YmONO
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 16:11:17.66 ID:b6fNXWEyO
こういうスレ多すぎ
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 16:30:51.33 ID:4ey3Pa9MO
ほ
すんません少し外れます
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 16:46:21.48 ID:HJqz4/UjO
そげぶ
気長に待ってるよ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 16:54:47.32 ID:C37/YmONO
最近、いきなり落ちたりするから保守
〜ラノベっぽく書いてみよう!〜
/ ̄\ 例文.
| ^o^ | 「私はお腹がすいています。」
\_/
_| |_
| |
( 二⊃.| |
1、まずはそのふざけた例文をぶち壊します
/ ̄\ 完成例.
| ^o^ | 「手前らずっと待ってたんだろ!?朝食べたカツサンドはとっくの昔にオサラバしちまって!
\_/ 空腹を満たすことができる、栄養を取ることが出来る…そんな誰もが望む、最高のランチタイムってヤツを!
_| |_ ちょっとぐらい長い四限目で絶望してんじゃねーよ!手を伸ばせば届くんだ!いい加減に始めようぜ、昼休みを!」
| |
( 二⊃.| |
/ ̄\
| | < まだ 授業中 です
\_/
_| |_
御坂妹ってマグロっぽいよな
>>139 IDがコミケ37
ただいま
色々修羅だった戦場から帰ってきました
まぁただの電話だったんだけど
そげぶは使いどころ間違った気がしてならないけどまぁ上条さんだしいっか!
書きます
>>140 それでハルヒバージョンなかったっけ?
>>141 マグロじゃないよ!恥じらいながら我慢できない声がたまに漏れるんだよ!
いいから書きます
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 17:13:53.97 ID:ek4cDKZHO
支援
「あなたは……とても強いです、と、ミサカは……」
「オイどうした! 上条さんなんか悪いことしましたか!?」
「いえ……あなたは何も悪くはありません、とミサカは目を拭いながら言います」
「そ、そうか……とりあえず人目が気になるので泣き止んでくれると上条さんはとってもとっても助かったり……」
「ですが……間接的要因にすれ、ミサカを泣かせたのはあな……当麻さんですから、どうぞ野次馬の視線を浴び続けてください、とミサカは意地悪を言ってみます」
「そっ、それだけはどうかご勘弁を! どうか、どうか泣き止んでくださいませお姫様!」
御坂妹は目を腕で覆いながらクスッと笑った。これだから、この人は好きだ。
本来の人間の本質というもの、どんな生まれ方をしても生きているという、当たり前なことを自分に教えてくれたこの人が、
誰にでも手をさしのべてくれる、誰にでも思いやってくれる。そんな不器用な人だけど。
この他人から造られた体と心を、自分だけのものだと教えてくれて、人を好きになるということの本質を教えてくれた。
上条当麻がとてもいとおしい。
「当麻さん、とミサカは呼び掛けます」
「は、はい! なんでございましょうかお嬢様!」
「あなたにはまともにお礼を申していなかったですね、とミサカは思い返します」
「へ? あー……イヤイヤ、お礼とかが欲しくてやってる訳じゃないし。気にすることないって」
「ですが、ミサカがしらないことをあなたが沢山教えてくれてます、とミサカは上目遣いに当麻さんを見つめます」
彼が恥ずかしがって視線を逸らすのを見て、笑みが零れそうになるのを必死に抑える。
「そんなつもりはないんだがなー……」
「当麻さん、少ししゃがんで下さい、とミサカは女王様の権限を発動します」
「は、はいっ!」
素直に従う上条。周りの喧騒はもう耳に入らなかった。
「そうです、とミサカは母親が子供を誉める気持ちで当麻さんの頭を撫でます。
そのまま少し目を瞑りなさい、とミサカはアメと鞭を使いこなします」
「か、顔に肉の刻印とかする気とか……」
「早くしなさい」
「はい……」
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 17:42:47.84 ID:m0PSKN6v0
うわあ、残ってるってミサカはミサカは感激してみたり!
支援
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 17:42:57.34 ID:bV81ZFPpO
「そうです、とミサカは頭を撫でます。
この頭を撫でる、ということは少し癖になります、とミサカは新たな自分の性癖を発見した喜びを感じます」
「言葉がおかしい! 女の子が性癖なんていってはいけません! お父さんはそんな娘に育てた……っ」
目を閉じて、視界が塞がっている状況で感じたのは、口先が湿る感覚。そして、仄かに柔らかい薄い肉の感触。
気持ちいい感覚に包み込まれ、鼻腔から以前にも嗅いだことのあるような、甘い香りが入ってくる。
これは、そうだ。キスしているのか。また訳もわからない状況のまま。
ツン、と唇に何か触れる感触がしたと思ったら、そのまま滑りのある物体が口内に侵入してきた。
それは生き物のように口内を侵食し、何も考えることが出来なくなる。
歯並びを確かめるようになぞっていき、歯茎を優しく舐めとられる。舌と侵入してきた何かが絡まるように口内の液体を絡めとって吸われる。
時々漏れる声が、艶がかかっていて、身体年齢14歳であることを忘れ、年齢以上に感じた。
背中がゾクゾクとして、それに気づいたのか、御坂妹の手が俺の背中に回され、優しく擦ってくる。
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 17:44:09.08 ID:SUOIKxxFO
<(^o^)> ちんちんが変!
( )
\\
..三 <(^o^)> ちんちんが変?
三 ( )
三 //
. <(^o^)> 三 ちんちんが変…
( ) 三
\\ 三
\
(/o^) ちんちんが変!ちんちんが変!の変!
( /
/ く
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 17:53:53.37 ID:bV81ZFPpO
時間など感じられない。長くやっていたような気がするし、体がそんなに時間を経っていないと言っているような気がする。
口を離したときに掛かる銀の架け橋が、とても淫靡なものに見えた。
茫然自失。なにが起こったか考えることすら億劫になってただ荒げた息を整えることに必死だった。
「はぁーっ……はぁーっ……」
息を長く吐くその声が震えていて、いつもは透き通るような白い肌を綺麗な紅葉のように紅く染めている。
「んっ、じ、人工……んっ、呼吸です、と、ミサカはっ、はぁ……イタズラっぽく……笑いかけます……っ」
上条は唇を押さえて先程までの感触を噛み締めるように、息を整えることしか出来ず、返事も返すことが出来ない。
喧騒はとても遠くに聞こえる。焦点は御坂妹の一点にしか向けられない。
総ての感覚が麻痺していて、しゃがんだ状態から立ち上がることも出来なかった。
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 17:57:03.54 ID:uKOSfZlr0
ワッフルワッフル
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 18:02:57.94 ID:HJqz4/UjO
まだ職場だけどパンツ脱いだ
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 18:05:53.44 ID:4ey3Pa9MO
俺にも………(#´ε ` #)
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 18:06:05.55 ID:bV81ZFPpO
「ほらっ……手、を貸しますっ、とミサカは手を差しのべます」
言われるがままに手を伸ばして御坂妹の手を借りて立ち上がる。
以前感じた冷たい感覚よりも、大分熱がこもった右手。少し震えていて、その振動が心地よい。
「では……今すぐお姉様を追ってください、とミサカは女王様権限を再度発動します」
「……え?」
「何度も言わせないでください、とミサカはため息混じりにあきれ返ります。はぁー……」
「いや、ため息混じりというかそんな思いっきり吐かれても……」
「今ならばまだ間に合う位置にいるはずです、とミサカは女の勘を発動させ推論を立てます。
走って追いかけて捕まえてふん縛ってやってください、とミサカはニヤリと口を歪ませます」
「オイオイお前姉になんて仕打ちを……」
「姉だから、です、とミサカは語気を強調していいます。
バカ姉が間違いをしたら妹が訂正してあげなくちゃなりません、とミサカは腹黒さ全快にして言います」
御坂妹「パンツ脱いだら犯罪だろ……常識的に考えて……、とミサカは頭を左右に振りながらその呆れるほど小さな愚息を見て軽蔑の眼差しを向けます」
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 18:23:10.05 ID:bV81ZFPpO
女というのは怖い。先程までの態度とは打って変わってこんな恐ろしいことが簡単に言えるのだから。
だけど、いまだ繋がれた細い手から微かに伝わる振動は、女の子を感じさせる優しい振動だ。
「……わかりましたよ。女王様には絶対の服従だもんな」
「その通りです、とミサカは左手を差し出したくなる衝動を必死に抑えます。
買い物の品も忘れてはなりませんよ、とミサカは母親根性丸出しで言います」
わかってるよ、と言って床に置かれたまんまの買い物袋を持ち上げて見せるようにする。
そうして、繋いでいた手が御坂妹の方から名残惜しそうに離される。
「じゃあ、行ってくる」
「はい、行ってらっしゃい、とミサカは右手をパタパタ振ってお見送りをします」
行ってきますという軽口を吐いて、踵を翻し自動ドアへと歩を進める。
「もう一つ、言ってもいいでしょうか、とミサカは確認をとります」
「ん?」
振り返らずに立ち止まり言葉の続きを待つ。
「あなたがお父さんになるような未来も、とても楽しいもので、とても明るい未来だと思いました、とミサカは満面の笑みで言います」
御坂妹の満面の笑みというものが見たい気がしたが、堪えて後ろ手に右手を挙げてヒラヒラと振った。
御坂妹が美琴を追えと言ったんなら、そこには必ず理由があるはずだ。
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 18:28:16.34 ID:4ey3Pa9MO
やべーわ
御坂妹かわいすぎ
てな感じでタイムアップだったりする
キリよく終わったけど、まぁ勿論美琴ちんの話もあるわけですが、遅番の仕事につき、
これから準備等をしなくちゃならないので、長編チックなものは仕事終わるまで書けませんです
途中ほんのり微エロを入れてみたという少し俺にとっては前衛的な試みだったり
なんだかんだいってヤる分にはキスが一番エロかったりするんだよね
というわけでとりあえず終了
なんだかんだいって見ている人は見ているんだな……オナニースレ見てくれて感謝
仕事暇だったら合間合間に台本形式で軽くなにか書こうかなとか思うけど、落ちてたらそのまま終了で美琴ちんはお蔵入りになりまーすw
後は煮るなり焼くなり好きにしてください
とりあえずここまで読んでくれて感謝ってことで締めます
上条「あと、お前らでインデックス虐めたやつらがいたら路地裏に来いよ。
お前らの幻想をぶち壊してやんよ!」
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 18:33:51.02 ID:m0PSKN6v0
乙
これは……よかった
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 18:34:15.26 ID:uKOSfZlr0
スレタイが妹なのに美琴√なのか
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/10(金) 18:36:00.35 ID:HJqz4/UjO
乙!
楽しかった!
あとインデックスはいらない子
>>159 さぁ次はあんたの番だぜ!?
>>160 ムフフ……推論は自由なんだぜ……?
でも展開予想されると行き当たりばったりなんで訂正効かなくなるんでw
まぁ俺が好きなのは美琴なんだがね!
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
>>162 行き会ったりばったりで書いてたら詰まってしまったので待ってください、とミサカは猶予を求めます
半端なまま始めると逃げ出すかもしれないので自制の意味もこめて
てなわけで保守
ビリビリかわいいよビリビリ
やるのはシスターだけど