1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
春の柔らかな日差しが庭の池に差し込んで、まるでそこが光源かのように光輝いていた。
庭の池には鯉が泳いでいて、時々水面を揺らした。
その水面を揺らす音と獅子脅しの音が、静かな時間を演出していた。
そんなの庭の縁側に彼女は正座していた。
「お姉様、今日も桜がきれいですね」
男がお茶を持ってきてそういった。
「今日もご苦労だった、しかしお前は父上顔負けじゃな」
女は男の頭を撫でてそういった。
もうどちらもいい年なのだが、いつも女は男を子どものように可愛がっていた。
姉スレが少ないので立ててしまいました。
名前を募集したいのですが、よろしいですか?
2 :
夢原のぞみ ◆Dream/3P/. :2009/04/06(月) 12:17:33.91 ID:sT7OwzDyO
かれんさんみたいなお姉ちゃんがほしい
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 12:23:17.28 ID:2Zd3oN1XP
名前?
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 12:23:47.95 ID:ifaypKlYO
スレタイから何故かロビンマスクが思い出された
夜一と砕蜂スレ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 12:25:59.39 ID:m1Ca+L900
「ありがとうございます、今日も体にお変わりが無いようで何よりです」
男はうやうやしくそういって、そこを立ち去ろうとした。
が、女が引き止めた。
「きょ、今日は暇であろう?昼寝をしていくとよい」
突然の申し出に男はびっくりした。
いつもならここですぐに帰るのだが今日は勝手が違っていた。
「昼ねをするな膝を貸してやろう、こちらに来い」
女は自分のひざを軽く二回、ぽんぽんと叩いた。
男は女性に膝枕をされた経験など無かった。
男が戸惑って立ち尽くしていると女が催促をした。
「早くここにあたまをのせい、疲れておろう」
また軽く二回、ぽんぽんと膝を叩いていった。
男と女の名前をお願いします。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 12:27:54.49 ID:yWWvSEiEO
別にそのままでよくね
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 12:28:41.05 ID:2Zd3oN1XP
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 12:32:33.57 ID:m1Ca+L900
男はぎこちなく横になり、女の膝に頭を乗せた。
膝の上からみた縦長の庭は、いつもとは違うように感じた。
「お前も大きくなったな」
そんな声が聞こえたそのとき、あたまに何か違和感を感じた。
そう、頭を撫でられたのだ。
男は始めての感覚に心地よさを感じた。
ずっとこうしていたいとさえ思った。
ちらと女のほうを見ると、長くつやのある黒髪を垂らして微笑んでいた。
男も笑い返した。
幸せってこういうことなのかな、と男はぼんやりとそんなことを考えながら眠りについた。
読みにくくなければそのままにさせていただきます。名前思いつかなくてすみません
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 12:33:52.11 ID:B+uHQj/mO
俺「働きたくないでござる!働きたくないでござる!」
男と女でいい
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 12:35:59.58 ID:2Zd3oN1XP
名前要らないよ
悪くない
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 12:40:27.70 ID:m1Ca+L900
一時間ほど眠っていたらしい。
男がおきたときはまだあまり日は傾いていなかった。
「もうおきたのか?まだ寝ていてもよいぞ」
女はそういって、また男の頭を愛撫した。
「もう大丈夫です、今日はどうかされたのですか?」
男は不思議そうに女をみてそういった。
「実は相談事があってな」
女は深刻そうに下を向いてそういった。
男は状態を起こし、女に向かって正座をした。
「お姉様のためならどんなことでも致しますよ、どうかされたのですか?」
「ど、どんなことでもするのか?」
女は目を丸くして男をみた。
くどき文句の常套句も、お嬢様育ちの女には本気に聞こえた。
名前無しでやらしていただきます、文才ないですががんばります
男、ボイラー
女、でりこ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 12:46:33.76 ID:m1Ca+L900
「本当になんでもやるのだな?」
女は念を押すように聞いた。
「何でも致しますよ、お嬢様」
男は微笑んでいった。
顔は微笑んでいたものの内心は本気であった。
「も、もしもだぞ…もしも婚約してくれと言えばお前はどうする?」
嘘の下手なお嬢様である。
こういう場合もしもの話をしないのは、女自身気付いていた。
「もしもそういわれたならば、喜んでお付き合い致します。」
男はそういってにっこりと微笑んだ。
昼下がり特有のけだるい日差しが男の顔を照らしていた。
女にはそれが特に、特にまぶしく感じられた。
「こいつなら私を助けてくれる」女はそう確信した。
女→礼奈
男→夕
でおk
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 12:52:45.30 ID:OSPTDiib0
名前とかいらねえ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 12:52:59.30 ID:t+DODZquO
姉スレなら姉と弟でFA
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 12:53:04.98 ID:m1Ca+L900
「お姉様、私からもご相談があるのですが」
男は急にまじめな顔をし、女の目を見つめてそういった。
「何じゃ、言うてみるがよい」
「実は好きな人が居るのですが、告白しようかどうかまよっているのです」
男は多少うつむいてそういった。
「なんじゃ、そのようなことか。男は当たって砕けるのじゃ、告白してこい」
女は語気を強めてそういった。
バタンッ
男は急に女に襲い掛かった。
春の縁側に二つの体が重なった。
「言うとおりに致しますお姉様。お姉様のことが好きです」
忠実に、お姉様の助言通りにことを運んだ。
>>17>>15申し訳ございません。お名前の変更はセルフサービスですので脳内変換でお楽しみくださいませ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 13:00:55.98 ID:YGqBVjdF0
スレタイが
姉「腋を貸してやろう、こちらに来い」
に見えた
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 13:03:00.09 ID:m1Ca+L900
女はそれに応えるように、男を抱きしめ、唇を求めた。
二つの唇が重なり、お互いの舌でお互いを求めあった。
およそ、昼下がりには不似合いな光景であったが二人はまったくお構いなしであった。
まるでお互いの舌をもつれ合わせるかのように、二人は舌を絡ませた。
「すみませんお姉様、あたって砕けろといわれたので」
男は女から唇を放してそういった。
「まったく、お前もにくい事をするようになったな」
今度は女が男の上に載った。
長い黒髪が男を覆うように垂れ下がった。
「どうじゃ、今日は泊まって行かんか?」
女はいたずらっぽく微笑んで、また舌を絡ませ始めた。
>>21 あんまりスレタイと話の内容あってませんね、すみません
ふぅ…
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 13:04:21.75 ID:XMokcyU/O
ふぅ…
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 13:05:41.86 ID:m1Ca+L900
男も舌を絡ませた。
どのくらいそうしていただろうか。
男のほうにそろそろ限界が来たらしい。
所詮男は獣、接吻だけで満足するような種族ではなかった。
「お姉様っ…」
口づけをやめ、そういうと男は女の秘部
わっふるわっふる
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 13:09:39.24 ID:m1Ca+L900
申し訳ありません、間違えて送信してしまいました。
口づけをやめ、そういうと男は女の秘部をまさぐろうとした。
「今は…今はダメじゃ」
そういって、女は男から離れた。
男も正座して庭を向いた。
すんでのところで、女の母が来た。
「こんにちは男さん、いつも女を心配してくれてありがとう」
「いえいえ、こちらこそお姉様とお話が出来てうれしいです」
「まぁお姉様だなんて、ほんとの兄弟みたいね」
「そんな…恐れ多いです」
「ほんと礼儀正しいわね、息子にしたいぐらいだわ」
そういうと女の母はおほほと笑って縁側と通り過ぎた。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 13:14:42.40 ID:m1Ca+L900
息子にしたいぐらい…。
その意味を男は少し考えた。
息子、ということはすなわち両親から見た男の子どものこと…そのくらいしか理解できなかった。
「私の母もな、お前との婚約には賛成なのじゃ」
女は男の考えを見透かすかのように、そう応えた。
「つ、つまり付き合ってもよいということですか?」
男は少々興奮気味にそういった。
「だが私の父がな……」
女はそういってお茶を一口すすった。
これは男が入れたお茶である。
お茶好きな女のため、独学でお茶の勉強をしてつくったものである。
もちろん女には内緒だ、なぜならそれが紳士というものだからだ。
「ふぅ、今日もお茶がうまいな」
女はさっき自分が行ったことを忘れさせるかのようにそういった。
>>26 ご期待に沿えるように今回は性的描写をがんばろうと思いますがそんなに期待しないでくださいね
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 13:15:14.16 ID:daGLLFdD0
それにしても良スレ
31 :
ござりおん ◆urqwJUuCfg :2009/04/06(月) 13:16:01.76 ID:nS7v0/Lb0
|┃三
|┃ ∧__∧
|┃ (`・ω・´) 話は全て聞かせてもらったぞ!
______ |┃⊂ ̄ yヽ、 人類は皆すべからくお姉さんを崇めるようになる!
|┃≡ ̄ヽ,,ノ==l ノ
|┃ / l |
"""~""""""~"""~"""~"
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 13:18:50.30 ID:qIB/H0gi0
三 |┃┃
|┃┃
∧∧ |┃┃
三 ( ;) |┃┃ピシャッ!
/ ⊃|┃┃
糞スレ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 13:21:36.15 ID:m1Ca+L900
「お茶がおいしいということは今日も健康でおきれいだということですよ」
男は女の目を見ずにそういった。
おそらく女の目を見ていたら後半は言えなかっただろう。
「わ、私はきれいか?」
女は、今度は男のほうをみてそういった。
「私は…私は本当にきれいか?」
男が女の目をみると、真剣なまなざしであった。
「きれいですよお姉様、まぶしいくらいに」
さっきよりも気障なセリフだが、今は目を見て自然に言えた。
「そ、それなら…私のことを…」
そこまで言いかけたが後に続く言葉を想像して言うのをやめた。
そして急に庭に向き直りお茶をすすった。
「やはりお茶はうまいな」
お嬢様は嘘をつくのもごまかすのも下手のようだ。
>>29 ただの妄想です。
>>33 これからがんばって精進致しますのでお目汚しをご勘弁くださいませ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 13:28:06.57 ID:m1Ca+L900
それから、お互い問題の核心に触れないよう、当たり障りの無いことを話した。
しかし男の頭はずっと、今晩のことを考えていた。
「ご飯ですよー」
女の母が奥からそういった。
「今日はご飯を食べて泊まっていくとよい」
女はそういって男を奥へ誘った。
食卓には豪華な食事が並べられていた。
「さぁ男さん、どんどん食べてくださいね」
女の母はとてもうれしそうにそういった。
男はお言葉に甘えることにした。
「いただきます」
手を合わせてそういい、ご飯を食べようとした。
しかし男は異変を感じた。
そう、ご飯が赤かったのだ。
「何かおめでたいことでもあったのですか?」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 13:32:48.16 ID:daGLLFdD0
脳内で姉の名前は瑠璃様にしました
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 13:37:25.08 ID:m1Ca+L900
「これから起こるのよ」
女の母はそういってまたにっこりと笑った。
本当によく笑うお母様だな、と男は思った。
「しかし変なものだな、男と一緒に食卓を囲むなんて」
女は感慨深くそういった。
「そのうちいやでも慣れるわよ」
女はその言葉の意味を理解して、顔が赤くなった。
男は料理に夢中で気付かなかった。女にとっては幸いだったのかもしれない。
「ほら、この煮物、女が作ったのよ」
女の母は煮物を指してそういった。
「あ、味はどうじゃ?まずくないか?」
「おいしいです、すごく」
「あらあらごちそうさまね、私はお父さんを介抱しているから、留守番してるのよ」
女の母はまたにっこりと笑って家を出て行った。
>>37 そうですか、私は雛乃様にしておりますよ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 13:42:20.00 ID:m1Ca+L900
「すまないな、父は宴会しているらしい」
「そ、そうなんですか」
男は内心ほっと胸をなでおろした。
父親はどう考えても雷親父であると、想像していたからだ。
それに彼に好意をもっていないだろう、本当に助かった。
「お、おかわりするか?」
女は空になった男の茶碗をみて、そう聞いた。
「いえ、もういいです。ごちそうさま」
男はまた、手を合わせて頭を軽く下げた。
「す、すぐ片付けるからな」
「私もお手伝いいたしますよ」
「お前は座っていろ。客人なんだからな」
女はそういってそそくさと食器を奥に運んだ。
とても手馴れた手つきで食器を重ねるところからみると相当家事に慣れているように見えた。
>>39 ちなみに苗字のほうは?
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 13:48:17.66 ID:m1Ca+L900
そしてすぐに食卓はきれいに片付いた。
が、女は帰ってこなかった。
どうやら食器を洗っているようだ。
男は奥を覗いてみた。
案の定女が流しに立って皿を洗っていた。
男は急に、後ろから抱きしめたい衝動に襲われた。
夜に家で好きな人と二人っきり。
野獣の本能をかき立てるには十分すぎるシチュエーションだった。
しかし、野獣より人間のほうが一枚上手だったようだ。
すんでのところで理性が勝ち、男は食卓に座った。
悶々とした気持ちのまま正座していると、女が戻ってきた。
「つ、次は風呂をわかさないとな」
女はそういって今度は風呂場に向かった。
「あっ、あの…」
男はそう言い掛けたがやはりやめた。いっても座っていろといわれるだけだろう。
>>40 俺の中では雛乃といえば柊さんちの雛乃姉さん
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 13:55:01.93 ID:m1Ca+L900
やはり、ずっと悶々とした気持ちのまま座っているのは大変だった。
男は立って部屋を見回してみた。
庭と同じく和風のつくりで、上のほうにはご先祖様だろうか、モノクロの写真がこちらをみていた。
それ以外は箪笥と食卓しかない部屋だった。
おそらくご飯を食べるための部屋なのだろう。
そんなことを考えていると、女が戻ってきた。
「何かあったのか?」
部屋の真ん中でたっている男を不審に思った女はそう聞いた。
「いえ、落ち着くへやだなぁと思いまして」
「そうか、風呂が沸くまで少しまってくれ」
女はそういって食卓についた。
男もそれに向かい合うように食卓についた。
沈黙が流れた。
お互い、この沈黙を打破するすべを知らなかった。
>>42 あなたとはおいしいお酒が飲めそうです
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 13:55:33.52 ID:73+EZSzf0
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 13:59:36.21 ID:hNUkF80bO
( ^ω^)〜♪
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 14:04:31.51 ID:m1Ca+L900
「そうだ、お茶を入れてやろう」
急にそういって女は台所へ行った。
女は茶葉を捜した、しかしまったく見つからなかった。
調理器具が入っている棚の横にあるはずだと思ったのだが見つからなかった。
床下収納庫だろうか?そこもあけてみた。
しかし、見つけたのは梅干のつぼとぬかだけであった。
「茶葉はここでございますよ」
不意に男が後ろから現れて、棚の上にある茶筒を手渡した。
「す、すまんな。上まで目が届かぬから見つからなかったのじゃ」
女は言い訳するかのようにそういって茶筒を開けた。
力を入れすぎたため、茶葉が飛び散った。
「す、すまん。こんなに硬いと思ってなかったのじゃ」
また言い訳っぽくそういったが、目は涙目になっていた。
「大丈夫です、お茶は私がお入れ致しますので座っていてください」
>>44 あなたとはおいしいお酒が飲めそうにないです
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 14:13:41.00 ID:m1Ca+L900
男はそういって、女を食卓に連れて行き座らせた。
それから男は台所に戻った。
そして床にちった茶葉を片付け、茶筒に残った茶葉でお茶を淹れた。
お茶を淹れる。という単純な動作に見えるが男の場合は毎度真剣勝負であった。
なぜなら少しでも間違えば女に気付かれるからだ。
それだけ女の舌は敏感であった。
女の舌…。
男はさっきのことを思い出しそうになった、がまたお茶を淹れる動作に戻った。
静かにお茶を注ぎ、男は食卓に運んだ。
「どうぞお飲みください」
男がそういうと女は黙って一口すすった。
「やっぱりな」
女な不意にそういった。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 14:18:45.09 ID:m1Ca+L900
「と、申しますと?」
男はぽかんとした顔で聞いた。
「いつもお前がお茶を淹れてくれていたんだな、いつも縁側で飲むお茶と同じだ」
女はそういうとお茶をもう一度すすった。
やはり女の舌はごまかせないらしい。
といっても最初からごまかすつもりはなかったのだが。
「なぜ自分が淹れたといわない」
女は多少語気を荒らげてそういった。
「いつもお前は、私の母が淹れたと言っておったろう」
男は特に言い訳を思いつかずにこういった。
「すみません、言うのが恥ずかしかったので」
男がうつむいてそういうとさらに語気を荒らげていった。
「恥ずかしがることはなかろう?お前の淹れたお茶はうまいのだから。
このぐらいうまいお茶を淹れる人間をそばにおいておきたいと誰もが考えるぐらいうまいぞ」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 14:24:08.85 ID:m1Ca+L900
女は自分の言ったことを反芻して、顔が赤くなった。
無意識のうちにあんなことを言ってしまう自分に驚いた。
「お姉様……」
男はうつむいていた顔を上げ、さらに言葉を続けようとした。
「ふ、風呂が沸いたぞ。さっさと入って来い」
女は男が言葉を続ける前にそういった。
また沈黙が流れた。
「あっ、すまん。お前は風呂の場所がわからんのだな」
女は男が黙り込んでいる理由に気付いてそういった。
「今あんないしてやるからな」
女はそういって男を風呂場へ連れて行った。
「つ、ついでじゃ…私も一緒にはいってもよいか?」
女は男のほうをわざと見ずにそういった。
男はその言葉に対し、何もいえなかった。
「わ、私のほうからさそってやっているのだ、素直に受け止めろ」
姉好きの俺にはたまらない
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 14:35:15.29 ID:m1Ca+L900
女はそういって、服を脱ぎ始めた。
「お、お姉様っ!」
男は驚いてそう叫んだ。
「うるさい、近所迷惑だぞ」
そう注意しながら、和服の帯を解き始めた。
男はとっさに後ろを向いて、目を閉じて、さらに手で目にふたをした。
「まったくお前はうぶだな、女の裸ぐらいいくらでも見ておろう?」
確かに、女の裸は時々見るが、現実で見るのは初めてである。
「ほら、お前も脱がないと風呂に入れんぞ」
「お姉様、タオルは巻かれましたよね?」
「何を言っておる、まだ脱いでおらんぞ」
女のその言葉に安心して、男は女を見た。
はだけた和服から、病的なまでに白くか細い体をすこし覗かせていた。
男がこちらに向いたのを確認してから、女は和服を脱いだ。
女の白くか細い体が全てあらわになった。
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 14:42:04.62 ID:m1Ca+L900
それから、その白くか細い腕で、胸を隠した。
が、腕が細すぎるため全ては隠れていなかった。
「何をしておる、さっさとお前も脱げ」
女はそういって催促し、風呂場へ行った。
男は急にドキドキしていた。
どうやらやっと状況を理解したようだ。
それから、男は服を脱いだ。
流石に隆起した「モノ」を見せるのはまずいと思ったのだろう、タオルを腰に巻き風呂に入った。
「そんなものは付けんでよい、さっさとはずせ」
女は男が風呂に入ってくるなりそういった。
しかしこれをはずすということは女にソレを見せることと直結していた。
出来れば避けたいことだったが、仕方なくタオルをはずした。
「お、お前……」
その先は言わなくてもわかっていた。
男のソレは隆起して、反り返っていたのであった。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 14:48:38.00 ID:m1Ca+L900
「さっさと体を洗え」
女はソレを見て恥ずかしくなったのか、急に後ろを向いてそういった。
男は言われたとおり、腰に巻いていたタオルに石鹸を付け出した。
「や、やっぱり背中ぐらい流してやろう。お茶を淹れてくれたお礼じゃ」
自分を納得させるかのようにそういって、女は浴槽を出た。
女の白い肌を、湯気と交わって、神秘的な雰囲気をかもし出していた。
あの白い体に触れてみたい。
またさっきと同じような衝動に襲われた。
「それを貸せ。背中を洗ってやろう」
女は後ろからそういって、手を出した。
「ありがとうございます」
そういって男は女にタオルを手渡した。
そして女は背中を洗い出した。
ときおり、女の小さな手が体に当たった、そのたびに男はどきっとした。
なにこの羨ましい空間
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 14:55:33.81 ID:m1Ca+L900
肩から腰に、上下してに背中を洗った。
「も、もう少し強いほうがいいか?」
女は自分の非力さに気付いたかのようにそういった。
「は、はい」
男は質問の内容がほとんど頭に入っていなかったので生返事をした。
それから女は力をいれてごしごしと洗い始めた。
しかし、勢いあまって前のめりになった。
男の背中に、女がぶつかった。
女はとっさに男の首をつかみ、おんぶするような形になった。
「す、すまん。こけそうになったのだ」
女は申し訳なさそうにそういった。
女の肌が、お腹が、そして胸があたっていた。
少しの間、女は男から離れようとしなかった。
「お、お姉様…?」
男は落ち着き払って言った。
一方俺は……ふぅ
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 15:01:38.13 ID:RarGWf/8O
支援
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 15:02:00.25 ID:m1Ca+L900
「す、すまん…背中を洗っている途中であったな」
女はそういうとさっと離れた。
「ありがとうございますお姉様、タオルをお返しください」
男はそういってタオルを受け取ろうと後ろを向いた。
そこには泡だらけの体で正座している女が居た。
「あ、泡だらけになってしまいましたね、申し訳ありません」
男はなぜか、謝ってしまった。
「お前のせいではなかろう、よいから早う体を洗え」
その言葉を聴いて男は体を洗い始めた。
女はずっとそれを見ていた。
「な、何か変ですか?」
男は見られていることに気付きそう聞いた。
「泡だらけのままでは浴槽につかれんだろう?」
女は少し怒ってそういった。
>>56 まだ濡れ場ではありませんよ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 15:06:29.73 ID:m1Ca+L900
「すみません、洗い流しましょうか?」
男は自分の配慮の足りなさに恥じた。
「よい、代わりに私の背中を洗ってくれ」
女はそういって後ろを向いた。
小さな女の背中はやはり男性を獣に変える力があるようだ。
男はまた抱きしめたい衝動に駆られた。
しかしその衝動を抑え、背中をタオルでこすった。
「痛いっ」
男の力加減が強すぎたせいか、女は悲鳴を上げた。
「申し訳ございません」
男はすぐに謝った。
「お前は力が強いから背中が荒れそうになる、手で洗え」
女は恥ずかしげもなくそういった。
>>57 ご支援ありがとうございます。濡れ場まではがんばります
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 15:12:23.55 ID:m1Ca+L900
「て、手でございますか?」
男は驚いて聞き返した。
「そうじゃ、お前の手に泡を付けて私の背中を洗うのじゃ」
女はさも当たり前かのようにそういった。
「わ、わかりました」
男は手に泡を付けて、女の背中に触れた。
骨が細いのだろうか、小さい割には柔らかな感触がした。
その背中を這うように手を滑らせた。
ゆっくりと、愛撫するように背中を洗った。
背中全体を愛撫したころ、女が急に言った。
「横腹も洗ってくれ、それと腰のほうがまだだぞ」
横腹、というと下手をすれば胸に当たりかねない場所だった。
腰も、少しでも下へ行けばお尻を触ってしまいそうなところであった。
慎重に、慎重に女の横腹に手を這わせた。
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 15:17:51.79 ID:Lqkc4kukO
支援!
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 15:18:29.38 ID:m1Ca+L900
横腹は背中よりさらに柔らかかった。
しなやかでいつまでも触っていたい誘惑に駆られた。
しかし、慎重に横腹を愛撫して、腰のほうへ手を伸ばした。
「じれったい奴だな…」
女は急にそういった。
じれったいとは、作業が遅いとのことだろう。男はそう思い腰を慎重かつ迅速に愛撫した。
「これでいいでしょうか?」
男は落ち着き払ってそういった。
「そうだな、前のほうも洗わせてやろうか?」
女はそういって男に向き直り足を広げてそういった。
足の間からまだ毛の生えそろっていない秘部を覗かせて…。
「冗談に決まっておろうが、さっさと体を流せ、ここのほうもしっかりとな」
女はそういって左手で自分の秘部をまさぐった。
私のパソコン「秘部」が一発変換できないのですが皆様はどうですか?
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 15:22:37.68 ID:EBgTr2WPP
秘部
変換できる
まんまん
変換できる
うおお、俺のPCも変換できねえ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 15:27:10.66 ID:daGLLFdD0
確かにできねぇ
支援*100
確かに一発変換出来ない
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 15:30:25.29 ID:m1Ca+L900
「お姉様、お体流しますよ」
男は女をあまりみないようにしてお湯の温度を確かめた
「す、すまないが手で流してはくれないか?」
女は恥ずかしげにそういった。
「こうですか?」
男は桶から手でお湯をすくい、肩に掛けた。
「そ、そうだ。恥ずかしい話水が怖くてな」
そういって女は恥ずかしそうにうつむいた。
「そんなことありませんよ、ゆっくりお流しいたしますからご安心ください」
男はそういって、またお湯をすくって今度は腕に流した。
腕からお湯が流れると、女が小さくくしゃみをした。
「体が冷えただけだ、どうってことはない」
女は強がるようにそういった。
男は反対の腕にお湯を流し、その腕を擦った。まるであっためるかのように
出来るのと出来ないのがあるのですね、このむっつりPCガッ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 15:32:15.30 ID:daGLLFdD0
いくらでも支援いたします
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 15:35:49.86 ID:m1Ca+L900
「お体が冷えては大変です、次は足をあっためますね」
男はそういって、今度は足にお湯を流し、足の裏を擦った。
「どうですか?暖かくなりましたか?」
男は足の裏を懸命に擦りながらそういった。
「す、少しあったまったぞ」
女は少しうれしそうにそういった。
「それはよかったです」
男はそういって今度は自分の指を足の指と絡めた。
「こ、こそばゆいぞ。やめい」
女はそういって指を振りほどいた。
「申し訳ございません」
男はそういってまた体にお湯を流した。
「す、すまん。だがもう大丈夫じゃ。今度はここを流してくれ」
そういって女はまた秘部を指していった。
>>66 ご支援ありがとうございます。とりあえず濡れ場まではがんばります
71 :
米田 ◆YONE/zixE6 :2009/04/06(月) 15:36:18.62 ID:hAmqrBCRO
(( //)
ノノノヾヾ //
(・∀・○)/ フキアレターアラシヲー ヒトフリデーキリサイーテー
(⌒ 8\ ホエーロー タタカエー エイコウニツキスースメー
\_ | カットバセー
>>1ー!!!
_/ ̄ ノ\
(_ ) ̄ (_)
何という良スレ
飴をやろう…いや差し上げます
あり
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 15:42:25.03 ID:m1Ca+L900
「お姉様、そこは少し……」
男は秘部から目を背けてそういった。
「しかし、汚れたまま浴槽に入れないな。このままでは冷えてしまうぞ」
女はそういって股を広げた。
「で、では失礼致します」
男はお湯を秘部に優しく掛けた。
「そ、その…なんだ…洗い方というものがあるであろう」
女はじれったそうにそういった。
「洗い方…ですか?」
男は意地悪そうに聞いた。
「お、お前もわかっておろう。じらさんとはようせい」
女は少し股を広げて行った。
>>69 ご支援ありがとうございます。とにかく濡れ場まで……
>>71 毎度毎度お世話になります
>>72 ありがとうございます雛乃姉様
それと恥丘も一発で出来ませんでした。
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 15:42:49.94 ID:1V6KfSTN0
いいからさっさと書け
俺も一発変換出来ないな
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 15:45:42.30 ID:ebP6se+tO
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 15:50:07.10 ID:q6bOIP2dO
良スレですな。
まさに天晴なり!
っC
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 15:52:15.95 ID:m1Ca+L900
「わかりました」
男はそういって、女の秘部を舌で洗い始めた。
秘部は少し愛液で汚れていた。
男は愛液を舌で絡め取った。
「うっ…」
女は始めての感覚に少し嗚咽を漏らした。
「大丈夫ですか?」
男はその嗚咽に反応してとっさに言った。
「こ、こんなときに私のことを気遣うでない、さっさと洗え」
女は多少怒ったように言った。
男はまた秘部を舌で洗い出した。
襞を丹念に舐めあげると、また愛液が垂れて来た。
今度は愛液を吸い出した。
隠語辞典が欲しくなりますね。
ちんこから涙でてるよぅ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 16:02:07.64 ID:dxFzIN9CO
腹筋しなくていいの?
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 16:04:12.48 ID:m1Ca+L900
ずるずるっ。卑猥な音が風呂場に反響した。
そして、男は舌をすぼめて女の小豆を舌で転がした。
「ううんっ…ううんっ…」
女は快感のあまりじっとしていられず、股で強く、男の頭を挟んだ。
それでもまだ、男は小豆を舌で転がしていた。
女は快感に身がもだえそうになりながら愛液を出し続けた。
時折男は愛液を啜った。
その音が獅子脅しのように風呂場に反響した。
じゅるるっ、じゅるるっ。
幾度となく男は出てくる愛液を啜ったところで、今度は舌を穴にねじ込んだ。
「あぁんっ…だめっ…だめぇ」
女は快感のあまり大声を出した。
大声とともに、大量の愛液があふれ出た。
>>80 ご支援ありがとうございます。官能小説家目指してがんば……それは無理そうです
>>83 釣りは大嫌いなのでしなくていいです
今北C
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 16:11:50.84 ID:m1Ca+L900
男はそれをすべて、丹念に優しく吸い取った。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
女は快感で、風呂場に倒れこんでしまった。
「ありがとう…後で…褒美を…やろう」
女はそういって浴槽に入った。
男は女を犯したい気持ちでいっぱいだったがぐっとこらえて、頭を洗った。
「お姉様、頭は洗わないのですか?」
頭を洗い終わった男が聞いた。
女は無言で浴槽を出て、男の耳元でささやいた。
「後であま〜いアメをやるからな」
そういって女は何もなかったかのように頭を洗い始めた。
その間、男は浴槽に入り女を見ていた。
甘いアメ…。
果たしてどんなアメなのか、男は妄想に浸っていた。
>>85 ご支援ありがとうございます、やっぱり私は性的描写が下手ですよね。すみません
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 16:18:53.85 ID:m1Ca+L900
閑話休題。
アメとムチという言葉がある。
これは時に厳しく時に甘くという意味である。
厳しさに耐え抜いてこそアメがうまく感じるものである。
「空腹は最高の調味料」と少し似ているが人生そんなものだろう。
じらされてこそ、燃える何かがあるのだろう。
「少しつめてくれ、私が入れないからな」
女がそういって、浴槽に片足を突っ込んだ。
男はさっと身を屈め、スペースを作った。
「このようにこっちに足を伸ばしてこい、そうすればお前も窮屈ではなかろう」
そういって女は股を開いて、男の腰を挟むように足を置いた。
男も言われたとおり、足を伸ばした。
もうすこしずれたら膝が胸に当たりそうであった。
>>87 ありがとうございます。閑話休題の使い方あってますよね?
>>88 間違ってないよwwww
名前は 女 澪
男 涼
に勝手に決めたw
下手ではないがこの程度で官能小説家とかないわ
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 16:25:55.83 ID:m1Ca+L900
「も、もうあがりますね」
男はその姿勢に耐え切れずに浴槽を出た。
女もすぐに浴槽を出た。
「服はこれを着てくれ、家はよく客人が来るのでな、こんなものがあるのだ」
女は自慢げに浴衣を取り出した。
「ありがとうございます」
男は体をさっと拭いて浴衣を着た。
「歯ブラシもきちんとそこにある。袋を取り出して使ってくれ」
女は洗面台の横にある棚を指差してそういった。
男は言われたとおり歯ブラシを出して、歯を磨き始めた。
洗面台に向かってぼーっと歯を磨いていると、女がまたささやいた。
「アメは寝る前にやるからな」
そういって、女も浴衣のようなものに着替え、歯を磨き始めた。
>>89 セルフサービスですのでご勝手にどうぞ
>>21 `¨ − 、 __ _,. -‐' ¨´
| `Tーて_,_` `ー<^ヽ
| ! `ヽ ヽ ヽ
r / ヽ ヽ _Lj
、 /´ \ \ \_j/ヽ
` ー ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´ `¨´
 ̄ー┴'^´
`¨ − 、 __ _,. -‐' ¨´
| `Tーて_,_` `ー<^ヽ
| ! `ヽ ヽ ヽ
r / ヽ ヽ _Lj
、 /´ \ \ \_j/ヽ
` ー ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´ `¨´
 ̄ー┴'^´
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 16:34:05.93 ID:m1Ca+L900
そして、女は男を残してそそくさと風呂場から出て行った。
男は一人、風呂場に取り残された。
仕方がないので風呂場を出て、女を捜すことにした。
しかし、家は広く同じような部屋ばかりで全くわからなかった。
どこもかしこも、四畳半の部屋ばかりが続いていた。
まったく生活感の無い家だった。
四畳半の部屋には全て、箪笥だけがおいてあるので何度も行ったり来たりしているようじ感じた。
やっと、二階に上る階段を見つけた。
しかし二階はさらに入り組んでいて、全て四畳半の部屋で構成されていた。
男はため息を漏らした。
人一人見つけられなかった。
そして急に女の両親が帰ってこないかどうか心配になった。
「ぁん…んっ…」
すごく小さな音だが、男の耳にかすかにあえぎ声が聞こえた。
>>90 私もそうだと思います、調子にのって申し訳ありません
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 16:43:09.76 ID:Du/e6LF7O
おなぬーか!?
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 16:43:13.56 ID:m1Ca+L900
男はもう一度耳を済まし、あえぎ声を聞いた。
どうやら奥のほうかららしい。
その音を頼りに、男は部屋を探した。
一番奥の最後の部屋。
男はふすまを開けた。
するとそこには浴衣をはだけさせて、一人用の布団で秘部と乳首をいじり自慰行為に耽っている女の姿があった。
「く、来るのが遅いぞ。早う寝転べ」
女はそういって、一人用の布団へ誘い込んだ。
男は女に飛び込んだ。
が、その前に一つ確認事項を思い出した。
「ご両親は帰ってこられないのですか?」
「父は宴会すると必ず事務所に泊まることになっておる。大丈夫じゃ」
そういいながら女は男の浴衣の帯を解き始めた。
浴衣の帯は簡単に解け、すぐさま男根があらわになった。
「下着をはき忘れておるぞ」 女はそういいながら男根をくわえた
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 16:57:20.91 ID:q6bOIP2dO
そぉぅれっ!
っC
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 16:59:20.58 ID:m1Ca+L900
女はぎこちない動きで、口淫を始めた
「はぁ…男性は…こうされたら…気持ち良いのであろう?」
そういって、また男根を加え、今度は頭を上下に動かそうとした。
が、女の歯が勢いよく男根にあたった。
「痛っ」
男は思わず叫んでしまった。
「す、すまん。初めてなのだ。許せ」
乙女の恥じらいとはこのことだろう。
急にしおらしく、うつむいた。
「お姉様、初めてなのですか?」
男は聞き返した。
「そ、そうじゃ…だから…教えてくれないか?」
女は上目遣いでそういった。
その可愛らしい乙女のしぐさに心を奪われた男は思わず、女を抱きしめた。
>>96 ご支援ありがとうございます
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 17:05:53.40 ID:q6bOIP2dO
>>1 気にするでない。
儂は気にいったから支援したのじゃ。
主が思うたまま書くが良い。
っC
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 17:07:12.49 ID:Q1wt/qNmO
俺の愚息がちょっとつよきす思い出したってさ!
つC
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 17:08:02.78 ID:m1Ca+L900
「お姉様、射れてもいいですか?」
男はたまらなくなってそう聞いた。
「い、射れる…?」
突然のことに女はびっくりした。
現実はおろか、絵でさえも男根を見たことの無い女には少々無理難題であった。
「お姉様のおマンコにおちんちんを入れるんですよ」
男はそういって秘部に男根をなすりつけた。
「い、痛くはないのか?」
前に、母が女の性に関する無関心さにあきれて本を買ったことがある。
そこにはフェラのことや、男根のことが乗っていた。
その中に「初めては少し痛い」と書かれてあった。
女はそれを思い出した。
「緊張しておられるのですか?」
男は女の優しく頭を愛撫していった。
>>98-99 ご支援ありがとうございます。
てかいちいち全レスするのだけはなんとかならないか?
抽出してたがいちいち1レス読み終わるごとに…単純な話本文とレス分けるかいちいち全部に反応するのやめれば?
支援に感謝するとかいらない。分かってるから
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 17:14:30.82 ID:m1Ca+L900
「き、緊張などしておらんっ」
女は年上としての威厳を取り戻すため、語気を強めてそういった。
しかし、男にもわかるほど、女は緊張で震えていた。
「緊張しておられるのですね、あせらなくても大丈夫ですよ」
男は優しくそういって今度は女の背中を擦った。
「す、すまない…年上の私が先導せねばなるまいのに…」
女は自分のふがいなさと、男に対する申し訳なさで胸がいっぱいになった。
そして、泣いてしまった。
「お姉様なかないでくださいませ、今日はお休みになられたほうがよろしいですよ」
男はそういって、女のはだけた衣服を正し、帯を締めた。
女はまだ泣いていた。
「わ…私がっ…私が不甲斐ないばかりにっ…すまん」
女は精一杯の気持ちを男に伝えた。
自分でも、行為の途中でこんな風になるのは最低だと思った。
しかし、どうしても出来なかったのだ、心の傷のせいで…。
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 17:24:38.11 ID:m1Ca+L900
そんなことを考えいるといつの間にか男が添い寝の体制をしていた。
トン、トン、トン、トン。
部屋にある針時計の秒針と同じペースで、男は女の肩をたたいた。
親が子どもにしてやるように、自愛を含んだ手つきで女を寝かしつけようとしていた。
心地よいリズムが眠気をさそい、女を深い夢の中へ誘った。
「こらっ、てめぇおきやがれ」
雷のような声が、二人を春眠から現実へ呼び戻した。
男が目を開けると、そこには海入道が和服を着て立っていた。
「お、お父さん」
女は思わず叫んだ。
男が女を見ると顔がこわばっていた。
おそらくよっぽど怖い人なのだろう、悪い意味で想像通りだと男は思った。
「お前が男だな、ちょっとこっちへこい」
海入道は男の手をつかみ、下の食卓へ連れて行った。
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 17:28:42.30 ID:hNUkF80bO
(゚д゚)
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 17:29:02.92 ID:daGLLFdD0
なんという・・・
楽しく読ませてもらっているよ。
愛の逃避行か…。
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 17:33:35.37 ID:m1Ca+L900
「ここへ座れ」
海入道は男と向かい合わせになるように座り、男をにらみつけた。
「お前がうちの娘に手を掛けた狼藉物だな?」
海入道は某漫画の主人公の如く腕を鳴らしていった。
「お父さん違うのよ男は」
いつもの威厳のある言い方とはうってかわって、女は父に哀願するようにそう言い掛けた。
「うるさいっ!お前は引っ込んでろっ!」
海入道は女を一喝した。
女はシュンとして成り行きを見守ることにした。
「お前は家の組が狙いか?だから女をたぶらかしたのか?そんなことしても家の組は継がせんぞ」
海入道は一気にまくし立てた。
「へ?」
男は驚きのあまり、緊迫した雰囲気にも関わらず力の抜けた返事をしてしまった。
「お父さんっ、それは言っちゃダメって言ったのに…」
女は泣き出した。
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 17:33:36.20 ID:ebP6se+tO
しえ
なるほど。
猿避け
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 17:40:11.26 ID:m1Ca+L900
男はあまりの急展開に頭がついていかなくなった。
組?組ってなんだろう。一組?
男は混乱のあまり、口をぽかーんとあけたままだった。
「人の話がまじめに聞けんのか?」
海入道はドスの聞いた声でそういった。
そして、今にも襲い掛かりそうになっていた。
「き、聞いてますとも」
男はあかべこのように何度もうなずきながらそういった。
「聞いとったか、そういうことや。今やったら娘に涙に免じて許したろ。痛い目みたくなかったらとっとと帰れ」
海入道は止めの一括を食らわせた。
もう帰ろう。
男は本気でそう思った。
ごめん、お姉様…。
そう思って最後に一度だけ、と思い女の顔を見た。
女は哀願するかのようにこちらを見ていた。
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 17:41:18.53 ID:ebP6se+tO
支援
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 17:46:32.47 ID:m1Ca+L900
男はその表情を見て、決意を固めた。
男は自分の父親の顔を思い浮べた。
男の父はこの家の専属の庭師で、とても寡黙な人だった。
男に庭師の仕事を教えたのは父だった。
そのおかげで、お姉様とお知り合いになれたいわばキューピットでもあった。
そんな寡黙な父が口をすっぱくしていった言葉があった。
「愛した女のために体を張れ」
その言葉を心の中で反芻した。
そして、海入道にこう告げた。
「娘さんをもらうまでは帰りません」
男は海入道の目を見つめてそういった。
数秒、二人はお互いをにらみ合っていた。
そこには異様な雰囲気が漂っていた。
そこに居るもの全てにこの数秒が永遠に感じられた。
>>112 ご支援ありがとうございます。
日本庭園にライオンはいませんぜ
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 17:51:33.43 ID:m1Ca+L900
海入道は男を試すような目で見ていた。
愛する娘の処女を奪った男。
愛する娘をたぶらかした男。
愛する娘の心をもてあそんだ男。
そういう目で見ていた。
が、だんだんとそんな男に見えなくなってきた。
海入道は自分で、怒るとすごく迫力があると自覚していた。
だからこそ、裏の世界でもトップに立てたのだろう。
それは自分に厳しくしてきた結果であった。
だから娘にも厳しくあたっていた。
しかしそれは、娘を愛するが故であった。
そんな、娘を…こいつにやってもいいのだろうか?
ここで帰ると高をくくっていたので、決心が揺らいでいた。
しかし、やっと決心を固めた。
「お前がここで帰ってくれればよかったんだがな」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 17:59:26.91 ID:m1Ca+L900
海入道はそれだけ言うと、立ち上がった。
男は座ったまま、呆然としていた。
「お父さん、それじゃぁ…」
女は満面の笑みでそういった。
しかしそれを無視して、立ち去った。
それが二人に対する回答であった。
男の、女に対する感情が勝ったのだ。
「お、お姉様…」
男は状況を理解し、女に呼びかけた。
女も状況を察して、男に抱きついた。
「よくやった、お前の勝ちだぞ。今度は絶対にアメをやるからな」
女は男の頭をなでまわしていった。
「えぇ、たっぷりのアメをいただきますよ」
男は微笑んでそういった。
一応オチはつけてみたのですが、まだ書いてもよろしいですか?
是非続けて欲しいね
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 18:01:55.08 ID:JxE/7L1kO
かまわん
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 18:01:58.62 ID:daGLLFdD0
なんという・・・
とおもったら意外とあっさりいい感じにおわったのでgdgdしないと誓ってくれるのであればおk
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 18:04:50.63 ID:MmVog6zM0
姉ものが大好物なので 美味しくいただきました。
ご馳走様でした。あげさせていただきまする
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 18:07:06.54 ID:q6bOIP2dO
先程も申しましたが…
主が思うたまま書くが良い!
一先ずお疲れ様です。
姉萌えな俺にはたまらない文章をありがとうございました
乙です
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 18:11:48.36 ID:ebP6se+tO
乙
いい具合に悶絶した
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 18:13:05.07 ID:m1Ca+L900
ありがとうございます、gdgdしないように書けるかどうか不安ですががんばります。
しばらく喜びに浸っていると電話がなった。
女は抱擁をとき、電話に出た。
相手は女の母であった。
「お、お、お、お父さん居る?」
なにやら切羽詰まった状況のようだった。
「先ほどどこかへ行きました」
「お、男君は無事なのね?」
どうやら父親に男が殺されていると勘違いしているらしい。
そのとき女にいたずら心が芽生えた。
「と、とにかくすぐ来て、男が大変なの」
そういって女は電話をきった。
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 18:18:08.05 ID:m1Ca+L900
女は食卓に戻り、電話の件を話した。
「えっ、それって騙してるのでは…」
男は心配するような面持ちでそういった。
「男が大変喜んでいるのは本当でしょ?」
女はにっこりといたずらっぽくわらって言った。
「それはそうですけど…大丈夫でしょうか?」
「大丈夫、大丈夫」
女がそういったとたん、玄関からすごい音が聞こえた。
ドスドスドスドス、どうやらこちらに来るらしい。
「男君大丈……あれ?」
女の母は狐につままれたような顔をした。
「すみません、私なら大丈夫ですから」
男は申し訳なさそうに頭を下げた。
「とにかく座って」
女はそういって母親を座らせた。
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 18:20:07.48 ID:daGLLFdD0
いいかんじです!
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 18:24:17.71 ID:m1Ca+L900
「……というわけなの」
女は男と海入道の対決の一部始終を伝えた。
「やっとお父さんも認めてくれたのね、男君もう家に住んじゃいなさい」
女の母はそういってどこかに電話を掛け始めた。
「あ、もしもし?男父さん?息子はこちらで拉致監禁いたしますから」
ガチャッ
どうやら電話の相手は男の父だったようだ。
約10秒でことが済んだ。
が、問題は男の父がわかっているかどうかだが…。
「大丈夫よ、前から内緒でそういう話はしていたんだから」
女の母は男の心配を取り除くかのようにそういった。
そう、前々から男の父と女の母は二人をくっつけようと画策していたのであった。
「さぁて、そうと決まればおいしい昼ごはん作らないとね」
女の母はそういって台所へ向かった。
昼ごはんと聞いて、二人同時に時計を見た。どうやら春眠が暁を覚えないのは本当のようだ。
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 18:28:45.28 ID:m1Ca+L900
それから男は思い出したかのように立ち上がり、庭へ向かった。
「どうかしたのか?」
男の挙動不審とも見て取れる動きを見て言った。
「庭の木に水をやりに行こうかと」
男はそういって、庭へ行った。
そして庭の松に水をやることにした。
「はぁ〜、この松ってほんといいよなぁ」
男は一人、感嘆していると後ろから女が抱きついてきた。
「わっ、お姉様っ」
男は驚いてもっていたじょうろをおとした。
「これからは呼び捨てでよいぞ?」
女は耳元でささやくように注意した。
「そんなこと言われてもお姉様はお姉様ですよ」
男はそういって、じょうろを拾った。
その間も女は男の背中にしがみついていた。
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 18:34:36.40 ID:m1Ca+L900
「まだ水遣りがすんでませんので」
男は遠慮勝ちに言った。
「もうそんなことしなくてよいであろう、婚約したのだからな」
女はうれしそうに、言って頬ずりをした。
「とはいってもただでとめてもらうのは申し訳ないですし…それにこの仕事がすきなのですよ」
男はそういって、水を汲みに行こうとした。
「そうか、それなら私は縁側で休んでおるかな」
そういって女は縁側へ向かった。
それから男は黙々と水をやっていた。
そして、水をやり終えた後。いつもどおり台所へお茶を淹れに行った。
「もうご飯よ」
お茶をいれようとする男を見て女の母はそういった。
「すみません、いつものくせでつい…」
「いいのよ、ちょっと女を呼んできてくれる?」
女の母はそういて食卓にご飯を運び始めた。
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 18:35:26.83 ID:7bm0YcZZ0
支援
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 18:39:10.73 ID:m1Ca+L900
男は言われたとおり、女を呼びに行った。
女は縁側で倒れていた。
「お、お姉様」
男は驚いて女の肩をゆすった。
「なんじゃ?」
女は寝ていただけだった。
縁側でぼーっとしていると眠たくなるものである。
「すまん、ぼーっとしていたものでな。昼食であろう?」
女はそういって、起き上がり食卓へ向かった。
男もそれに付き従った。
三歩下がってついてきてくれるような人とはまさに男のような人だろう。
あまり男性に使わない言葉だが、その言葉がぴったりと当てはまっていた。
>>130 ご支援ありがとうございます。エロ無しですみません
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 18:48:42.02 ID:m1Ca+L900
女の母の提案で午後からは男の荷物を取りに行くことに決まった。
「早く帰ってきなさいよ、もう一つ用事があるから」
女の母はそういって、男を送り出した。
女も付いていくと申し出たのだが母に断られた。
断られた理由はわからないが特に逆らうほどでもないので自室に戻った。
男は春の陽気が降り注ぐ静かな街を歩いていた。
次第に昼下がり特有のけだるさが男にまとわりついてきた。
男はそれを振り払うかのように、大またで闊歩した。
5分ほどして、男はマンションについた。
ここで庭師の父と二人ぐらしをしていた。
母を早くになくしたので、二人暮らしだった。
今、父は女の家のほうは男に任せ、フリーの庭師をやっている。
鍵をあけて中に入ったが誰も居なかった。
父は仕事に行っていた。
男は衣類を無造作にバッグにつめて、すぐさま家を出た。
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 18:50:52.82 ID:daGLLFdD0
>5分ほどして、男はマンションについた。
この流れでマンションかよ・・・
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 18:55:03.73 ID:m1Ca+L900
マンションを出ると、急に男の目の前で車が止まった。
なかからどう見てもカタギ、と呼ばれない人が二人出てきた。
「バッグはそこへ入れて車に乗ってくれ」
派手なTシャツの男は無理に明るく笑ってそういった。
それが逆に怖かった。
男は身の危険を感じたが、逃げられなかったので言うとおりにした。
もう一人の男が横に座って来た。
「狭いけどちょっとの間や、堪忍な」
もう一人の男も無理に男に笑いかけた。
どう見ても笑いなれてない人たちだ…。
何も言わず、座っていた。
そのうち車が発進した。
もちろん男はどこへ向かうかまったくわからなかった。
申し訳ございませんそろそろ夕食を食べてきます。
残ってたらまた続きを書きたいと思います。
焦らしプレイ・・・だと・・・!
いってらっしゃい
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 19:06:20.10 ID:DsQf+VoM0
支援
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 19:10:58.47 ID:MmVog6zM0
今日のお仕事無事完了。夕食でござる ノシ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 19:12:23.59 ID:ebP6se+tO
明日のテスト終わったな。
支援
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 19:23:35.53 ID:JxE/7L1kO
し
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 19:35:37.09 ID:JxE/7L1kO
ふ
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 19:47:45.87 ID:h4Us1csKO
ほ
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 19:51:51.12 ID:daGLLFdD0
支援 保守
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 19:59:57.54 ID:Inv5t0tM0
保守
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:00:02.80 ID:Inv5t0tM0
保守
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:02:06.12 ID:9gwz8tiCO
おーおー好き勝手やりなさる、、
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:16:27.58 ID:JxE/7L1kO
ほ
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:19:24.10 ID:daGLLFdD0
ほしゅ
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:20:32.75 ID:aLOA49+m0
数十分ほど車に揺られていると、とある雑居ビルの前で車が止まった。
「ここやここや、ごくろうさん。もう降りてや」
隣に座っていた男がまた無理に明るくそういった。
男は車を降りて導かれるままにビルの階段を登った。
そして、とある事務所に入った。
そこには建設会社と書かれていた。
男は少し予想していたが、こんなにも当たるとは思っていなかった。
予想通り中には怖そうな人がごろごろ居て、一番奥の社長室には海入道が座っていた。
「座れや」
海入道はそれだけ言うと、あごで一人がけの皮の椅子をさした。
男は昔父とよく一緒に見ていたミナミの帝王を思い出した。
ミナミの帝王に出てくる主人公の事務所そっくりだった。
「見てわかるとおり、家は建設会社や。どういうことかわかるな?」
男はサラリーマン金太郎を読んでいたのでわかっていた。
「はい…事情はお察します…」
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:22:59.31 ID:daGLLFdD0
おかえり
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:28:38.42 ID:aLOA49+m0
「そうか、ほんなら良かったわ。それでも家の娘と結婚したいか?」
海入道はそういってあの時と同じように、男をにらみつけた。
「もちろんです」
と、男もあの時と同じようににらみ返した。
違ったのは、沈黙の時間。
海入道はすぐににこやかに言った。
「そうか。お前、家まで送ったれ」
海入道はまたあごで指示した。
「ほんなら帰ろか?」
さっきの非カタギがそういって手招きをした。
男が部屋を出ようとすると、その場にいた全員が言った。
「いってらっしゃいませ若っ!」
あまりの大声と唐突さに男は驚いた。
男が目を丸くしていると、みんながいっせいに笑い出した。
どうやら悪い人ではないようだ、と思った。
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:31:19.83 ID:daGLLFdD0
最高です。
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:31:32.24 ID:ebP6se+tO
おかえり。
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:32:25.70 ID:ZZnPJaCp0
姉「膝を貸してやろう、こちらに来い」
俺、横になる
姉「フフフ・・・・地獄の断頭台ッ!!!!」
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:37:09.96 ID:aLOA49+m0
それから、女の家まで送ってもらうため車に乗り込んだ。
車内では非カタギの方が緊張を紛らわせようと必死に会話をしていた。
「お嬢様との馴れ初めとかって、どんな感じなんだよ」
まるで中学生同士かのような話方を務めて演出した。
しかしとてもぎこちなかった。
「な、馴れ初めですか?家の父が庭師だったのでそちらの関係で……」
遠慮がちに消え入りそうな声でそういった。
「そ、そうなんか…」
それ以来二人とも黙り込んでしまった。
沈黙のまま、車は家の前に着いた。
それから男は黙ってかばんを取り出して、取って付けたようなお辞儀をして女の家に向かった。
「帰ったか、今部屋に案内するからな」
車の音を聞きつけた女はエプロン姿で玄関に立ちそういった。
「ありがとうござます」
男はそういって女に誘導されて、二階の奥にある女の部屋、の隣の四畳半へ向かった。
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:40:30.07 ID:MmVog6zM0
夕飯より帰還。いただきます。
>>154 その技は本当に危険ですので 現実では禁止です。
当時小学生だった男子の一人が旅立っちゃうところでしたw
頑張れアネスレ
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:43:28.11 ID:ZZnPJaCp0
>>156 あの時食らったのは俺です
その節は御世話になりました
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:44:33.23 ID:aLOA49+m0
「ここに荷物を置いてくれ」
女はそういうと一階へ降りていった。
言われたとおりに荷物を置き、男は部屋に寝転がった。
そして、今までのことをぼんやりと振り返った。
お姉様と一緒に風呂に入ったこと、やくざの父親がいたこと。
「となると俺は二代目になるのか……」
そんな言葉が口からこぼれた。
やくざってどんなことするのだろう。
でも確実に婿養子だよな、別にいいけど……。
そんなことをまた考えていると、いつの間にか眠っていた。
おきたのは、晩御飯前だった。
女が起こしにきたのだ。
「ご飯だ、おきろ」
女がまたエプロン姿で立っていた。
男は目をこすりながら女の後について食卓へ向かった。
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:44:40.35 ID:ebP6se+tO
絵師来ねえかな
支援
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:48:27.57 ID:daGLLFdD0
支援
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:51:18.51 ID:aLOA49+m0
「今日は初めて全部女が作ったのよ」
食卓行くと女母が座って待っていた。
食卓に座った男はなんとなく違和感を覚えた。
「あの…お姉様のお父さんは?」
男がそう聞くと、場が一瞬で凍りついた。
男は聞いてはいけないことを聞いたような気がした。
「す、すみません変なこと聞いてしまって……いただきます」
男はうつむいきながらご飯を食べ始めた。
「ねぇ、女って私が言うのもなんだけどきれいでしょ?」
女母はおもむろに切り出した。
「お父さんもああいう人だからね、何度も縁談があったのよ」
「縁談…ですか?」
「お母さんそんなこと言わなくても…」
女は恥ずかしそうに訴えた。
「でもね、何度も断ってきたの、いつもいいところまでいくんだけど女が男性恐怖症でね」
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:52:48.19 ID:aLOA49+m0
「そ、そうだったのですか」
男はなんとなく理由がわかった気がして、いっそう申し訳なく思った。
「そうなったのもお父さんが酔った勢いで女を襲おうとしたからなのそれが晩御飯のときだったから……」
「そんなこともういいじゃないっ!」
女はそういって泣きながら、食卓を出た。
「すみません」
男は女母に謝った。
まさかこんなことになるとは思っていなかった。
「いいのよ、いつか言わなければならないことだから」
女母はそういうとご飯を食べ始めた。
男は胸がいっぱいになった。
ご飯なんて食べられなかった。
「ごちそうさま」
男は即座にそう言って、静かに食卓を出た。
>>160-161 ご支援ありがとうございます。
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:53:32.78 ID:YhxsqcP30
C
女が作ったんだから全部食べてやれよ
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 20:59:29.71 ID:aLOA49+m0
奥の部屋へ向かおうとした。
が、出来なかった。
掛ける言葉が思いつかなかった。
男は部屋の前で立ち尽くした。
「お、男か?」
女は部屋の奥から気配に気付いて言った。
「は、はい」
「入れ」
女は部屋の中で涙をぬぐい、男の入室を待った。
男は部屋に入った。
「そういうことじゃ、私は男が怖いのじゃ……」
男に対する申し訳なさと、自分の父を怖がる申し訳なさと情けなさ。
そんな思いがぐるぐると女の頭を渦巻いて、涙となった。
が必死の思いで涙を抑えた。
>>164 ご支援ありがとうございます
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 21:02:15.89 ID:ebP6se+tO
いい。いい感じだ。
支援
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 21:05:22.59 ID:aLOA49+m0
「そんなことはございません、現に私と……」
男はそう言い掛けたがやめた。
結局致せなかったのだから。
やはりそれも恐怖症のせいなのだろう。
どうすればいいのだろう。
男はどうすることも出来ず、とにかく抱きしめた。
抱きしめるしか出来なかった。
抱きしめてどうするか、そんなことは全く考えていなかった。
「やっぱり……やっぱり男性が怖いですか?」
男は抱きしめてそういった。
「お前なら……お前なら全く怖くない」
そういって、女は男を抱き返した。
それから沈黙のときが流れた。
>>167 ご支援ありがとうございます
申し訳ありません、今からお風呂入ってきます。残っていたらまた書かせていただきます
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 21:08:33.35 ID:NmYqmVYvO
支援
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 21:10:41.44 ID:ebP6se+tO
保守
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 21:13:55.56 ID:QUx/rmNiO
猫が主人公のSSスレかと思ったら違ったみたいだな
ほ
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 21:25:58.19 ID:z+d6gXu80
追いついた
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 21:34:13.06 ID:aLOA49+m0
「ありがとう」
不意に女がぼそっと言った。
男は黙ったまま、抱きしめて次の言葉を待った。
「わ、私は…父と仲直り……できるだろうか?」
女は勇気を振り絞りそういった。
「出来ますよ」
男はそれだけ言って、女に優しく甘い口づけをした。
昨日の、燃えるような接吻ではなく、優しく、勉めてやさしく口づけをした。
「今度事務所に行きましょうか?」
男は女の目を見て、そういった。
「もちろん、そのときは…いっしょにいってくれるな?」
男はもう一度口づけで答えた。
皆様二度もの保守ありがとうございます。
>>171 面白い発想ですね、ぜひ書いてくださいませ
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 21:34:51.35 ID:z+d6gXu80
保守
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 21:38:47.15 ID:daGLLFdD0
保守
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 21:42:14.10 ID:aLOA49+m0
「お父様と仲直りするときは、一緒について行きますよ」
口づけを交わした後、男は優しくそう付け加えた。
「そ、そうか…と、ところで…昨日の続き…」
女がそう言い掛けたとき、女母が叫んだ。
「お風呂沸いたわよー」
「そうですね、続きはお風呂で致しましょうか?」
二人はそういって、部屋を出た。
幸い、女母はテレビを見ているようだった。
どこからかテレビの音がかすかに聞こえていた。
二人は浴室で生まれたままの姿になった。
「昨日の続き…ここでしても…良いのか?」
女は脱いだ服をたたみながら言った。
「問題ありませんよ」
男はそういって、女を座らせた。
「お姉様、今準備いたしますからね」
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 21:42:55.13 ID:ebP6se+tO
おかえり
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 21:44:40.03 ID:W2RNTAReO
米田きてる?
この「お姉様」は実姉でなく、仕事先の年上の女性って事で良いんだよな。近所のお姉さん的な
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 21:50:58.43 ID:ebP6se+tO
支援
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 21:55:23.86 ID:aLOA49+m0
男はそういって、女の股を開き、秘部に口づけをした。
まだあまりぬれていず、愛液も垂れていなかった。
男は舌先で女の秘芯を持てあそぶように舐めた。
少し舐めては引き、舐めては引いて、女を焦らした。
次第に女の秘芯が大きくなり、愛液が少し垂れ始めた。
男はすぐさま愛液をすすり、秘芯を口に含んだ。
舌の上で秘芯を転がしてもてあそんだ。
「あぁん…あんっ…あぁっ」
女はだんだん、喘ぎ声を上げ始めた。
それに伴い愛液がどんどん出てきた。
出てきてはすすり、襞を舐め、また愛液が出てきてはすすった。
最後の仕上げに男は秘芯を強く吸った。
「あぁぁんっ」
女は快感のあまり股を狭め、男の頭を圧迫した。
>>180 そうでございます、どうしても姉スレを立てたかったので強引にこのようなスレタイにしました。
>>181 ご支援ありがとうございます。
支援
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 21:57:31.98 ID:l/SiTzlr0
ほす
もうでねえぜ・・・
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 21:59:33.44 ID:2GKFOfqBO
しえん
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 22:05:38.56 ID:aLOA49+m0
女は絶頂を迎えて、行き絶え絶えになっていた。
その間男は脱いだ服のポケットからコンドームを取り出した。
それは家からこっそりもってきたものだった。
男はそれを付けて、女の秘部に優しくこすり付けた。
「今から入れますよ、いいですか?」
男は片手で女の秘部を、もう片方で男根を持ちそういった。
「こ、来い…早くっ…早く入れてくれっ」
女のその一言で男は女の奥へ入った。
ゆっくりと、しかし着実に膣に入った。
「緊張…してませんか?」
そう聞くまでも無かった。
女の顔は快感のあまり放心状態になっていた。
「あんっ……んっ……あぁぁんっ……」
男はまたゆっくりと突いた。
だんだんと速度を上げていく。
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 22:14:08.35 ID:aLOA49+m0
「あんっ…あんっ…あんっ…あんっ」
女は完全に身を任せていた。
男のほうも射精に向けてラストスパートを掛けた。
「あんっ、あんっ、んっ、んっ、あぁぁぁ」
女の膣の中でぎゅるぎゅると何か、音がしたような気がした。
事実、ひとつゴムの向こうでは男が射精していた。
「はぁ…すみません…勝手に逝ってしまいました」
男はそういって、ゴムを外した。
「気にするな、私も…なんだ…」
女は恥ずかしがって言わなかった。
「それはよかったです」
男はそういって、放心状態の女を抱きしめた。
「お姉様、男性恐怖症克服おめでとうございます」
男は祝福の意をこめて口づけをした。
性的描写に関して間違っているところが多々あると思いますがご了承くださいませ
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 22:20:38.76 ID:aLOA49+m0
「お前は情交より接吻のほうがすきなのか?」
女は冗談めかして男に言った。
「そうかもしれませんね。お体洗いましょうか?」
男はそういい返して、手に石鹸を付け始めた。
「あぁ、全身きれいにしてくれ」
女は風呂の椅子に座り、男に体を預けた。
男は丹念に首筋から手を女の体に手を這わせた。
端から見ると卑猥なことこの上無い光景あった。
が、このときはそんな気持ちを一切持たずに女の体を洗った。
丹念に、丁寧に手を体中に這わせた。
時折泡を補充しつつ、体全身を愛撫した。
足先まで洗い終わったときだった。
「お前、また大きくなっておるぞ」
女が不意に隆起した男の男根を見てそういった。
「すみません、昨日からたまっていたもので……」
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 22:24:52.42 ID:aLOA49+m0
男は申し訳なさそうにそういって、今度は体を流し始めた。
「も、もう一度すれば治るか?」
女は恥ずかしげに聞いた。
「治るでしょうね、でも大丈夫ですよ。自分でなんとかしますから」
男はそういいながら丹念に女の体を流していた。
「お、男も自慰行為をするのか?」
女は驚いてそういった。
「当たり前ですよ」
男は無表情でそう答えながら、まだ丹念に女の体を流していた。
「み、見せてくれないか?」
「えっ?」
女の言葉に、男は驚いて手を止めた。
「そのなんだ…自慰行為とやらをだな…」
女は顔を真っ赤にしてうつむいた。
「いいですよ、お姉様が見たいとおっしゃるのなら」
嫁は年上に限る、と思う(熟女って意味ではなく)
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 22:30:52.94 ID:aLOA49+m0
「お前が自慰行為をするなど…まったく想像もつかないのだがな…」
女はぼそっとそう言った。
「男性なら誰でもやると思いますよ」
男はそういいながら男根をこすりだした。
「そ、そんなこと本には書いていなかったな」
女は独り言のようにつぶやいた。
その間も男は自慰行為に耽っていた。
「手伝ってやろうか?」
女は男の必死な姿を見てそういった。
「お願いします」
男はそういって、手を止めた。
「さっきのようにこすればよいのだな?」
女はそういいながら、男根を握り上下させた。
>>191 あなたとはおいしい日本酒が飲めそうです
皆様性的描写に関して不適切な表現があった場合はご指摘くださいお願いします。
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 22:31:49.52 ID:HqQ4qpnt0
追い付いtふぅ
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 22:34:53.14 ID:QEgWFBG7O
姉「タイガーニー!タイガーニー!タイガーアパカッ」
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 22:36:21.48 ID:daGLLFdD0
しえん
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 22:38:04.27 ID:aLOA49+m0
「こんなものでいいのか?」
女は不思議そうに男根をこすった。
「ここの、赤い部分を舐めてくれませんか?」
男は自分の亀頭を指してそういった。
「こ、こうか?」
女は舌をだして、舌先で亀頭を嘗め回した。
「そ、そうですっ…あっ」
遅かった、精液が女の口に入ってしまった。
「申し訳ございません」
男は反射的に謝った。
「おえっ…苦い…」
女はすぐさま浴槽からお湯を汲み取り口を何度もゆすいだ。
「これが精液なのか、まったく飲めたモノじゃないな」
女はゲェゲェ言いながらはき捨てた。
>>195 ご支援ありがとうございます
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 22:45:51.69 ID:aLOA49+m0
それから、二人仲良く寝室に入った。
女は初めての後でとても疲れていたのですぐに眠りについた。
男もそれを見て、眠りについた。
次の日、朝食に日本庭園のある家ならではの豪華な食事が並んだ。
女母曰く、昨日の残りらしい。
男は若干、出来立てをおなかいっぱい食べなかったことを後悔した。
が、一晩たってもやはり女の手料理はおいしかった。
「私…今日…事務所に行く」
女が突然切り出した。
母はその一言で全てを悟ったらしく、電話で車を呼んだ。
そして、数十分後に車が来た。
運転手は昨日と同じ人だった。
「よ、宜しくお願いします」
女は運転手にぺこりと頭を下げて、視線をそらした。
男は女を車に乗せて、ぴったりと守るように横に座った。
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 22:51:58.50 ID:aLOA49+m0
「若っ、あんたはすげぇよ」
運転手はそういった。
運転手は海入道の娘が男性恐怖症であることとその理由を知っていたのだった。
男はその一言で、それを悟った。
「愛する女のために体を張っただけっすよ」
男はそういって、女の頭を愛撫した。
それにあわせて女は男に甘えるように静かに首を肩に乗せた。
「俺、若が二代目でよかったっすわ」
バックミラー越しにその様子を見ていた運転手はそういった。
(お前が上司でよかった)
それはおそらく、男性が男性に言う最高の褒め言葉だろう。
少なくとも男はそう受け取った。
それから、しばらくしてから、またあの雑居ビルの前で止まった。
運転手は二人を下ろすと、駐車場へ車を走らせた。
「行きましょうか?」男は女を抱き寄せて、そういった。
支援
…明日から学校って奴も多いみたいだな
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 22:54:18.06 ID:ddUfehyC0
支援
素晴らしい文章だ、あとエロはもうないのか?
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 22:55:07.17 ID:ebP6se+tO
黒髪パッつんな和服似合うイメージか?
支援
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 22:55:10.98 ID:ZrIRONZF0
保守!
>>199 こっちは仕事っす。
明晩サッカーのACLをオンタイムで見たいのでがんばりますゞ
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 22:55:51.53 ID:daGLLFdD0
明日入学式なのに寝れない・・・
けどできる限り支援
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 22:57:07.61 ID:aLOA49+m0
二人は一段、また一段を階段を登った。
女は心を決めていた。
(この人なら、男なら父娘の仲を取り持ってくれる)
そんな確信を胸に秘めて、力強く一歩一歩ビルの階段を登った。
建設会社、そのドアの前で立ち止まった。
女はドアをゆっくりと開けた。
怖そうな男性がいっせいにドアを向いた。
そしてみな一様に驚いた。
この事務所にくる可能性のある女性は二人しかいないからである。
姐さんと、その娘だ。
そこにいる全ての人間が、その後者のほうだと理解した。
「お父さん、お話があるの…」
女は消え入りそうな声でそういうと、男の陰に隠れるようにしがみついた。
海入道、いや、女の父は静かに立ちあがった。
>>199 ご支援ありがとうございます。それはいわないほうが良いかと思われます。
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 22:57:14.68 ID:gwrUJ/nO0
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:01:34.77 ID:daGLLFdD0
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:02:07.55 ID:aLOA49+m0
「飯でもくいに行こうか?」
女父はそういって、ドアに歩み寄った。
女の横を通過して、下に降りた。
二人はその後についていった。
雑居ビルの一階にある定食屋のようなところについた。
父娘が向かい合って座り、娘の隣に男が座った。
「お父さん、今までごめんね」
父と娘にはその一言で十分だった。
その一言だけで全てが通じた。
「男っ!」
急に女父は男のほうを向いていった。
「お前を婿に決めてよかった。ありがとう」
それだけ言うと女父は店員を呼び、日替わり定職を三つ頼んだ。
>>200-203 支援&保守ありがとうございます。もうエロは無いです。
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:06:33.88 ID:ebP6se+tO
貴様が書くのをやめるか私が寝るまで支援をやめない。
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:09:33.99 ID:aLOA49+m0
程なくして、日替わり定職が来た。
「今日は奢りや」
それだけ言って、女父はご飯を食べ始めた。
二人も黙々とご飯を食べ始めた。
しかし、男は急に妙は感覚を覚えた。
ここに居る客ほぼ全員が自分たちを見ている。
そんな感じがした。
「お前、怖くないんか?」
女父は自分の娘に聞いてみた。
よく考えると、店員も含め、女を除き全員が男性であった。
「男と一緒だから…な」
それだけボソッと言った。
「おめでとうございます若っ」
急に、その店にいた10名くらいの人間がそう叫んだ。
「はっはっは、男も完全に家のもんに好かれとるし、女もお前にほの字だ。よかったよかった」
何か凄い見入ってしまう
支援
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:15:28.28 ID:aLOA49+m0
「皆様、女に手を出したら許しませんよ」
男はそう切り返して、女の頬にキスをした。
わーっという感性とヒューと冷やかす声と口笛が定食屋に木霊した。
「よぉし、今日はみんな飲めっ!」
女父は今まで見たことの無いようなくらい陽気にそういった。
「お父さん、昼から飲んじゃだめっ」
女は父親に的確なつっこみを入れた。
すると定食屋は笑いに包まれた。
この一件以来、女は今まであんなに嫌がっていた父の部下ともご飯を食べられるようになりました。
今では一緒に麻雀までこなすほどでございます。
そして、だんだんと姉御としての貫禄もついて来た様で、いつも圧倒される次第でございます。
が、その話はまた後日改めてということにしましょう。
それでは皆様おやすみなさいませ、良い夢を。
Fin
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:15:30.03 ID:/RC0s09QO
今北支援
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:16:14.24 ID:IFWgeAMr0
乙
感動した
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:17:10.34 ID:aLOA49+m0
>>212 つい2秒ほど前に
この物語が
完結致しました。
乙でしたぁーー!!
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:18:02.58 ID:q6bOIP2dO
お疲れ様。
儂もやっと寝れ…なかったりだがw
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:18:28.17 ID:DJc8GSYI0
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:19:33.21 ID:ZrIRONZF0
ロングストレートの黒髪が似合いそうだ。
大見武士がメンズゴールドで連載してるエロマンガに
そんな女を連想できる回があったな。。。
何か昭和初期臭のする良いお姉さんスレだった。乙
乙乙乙!
退屈しない一日をありがとう
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:22:10.64 ID:/RC0s09QO
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:22:33.18 ID:aLOA49+m0
最後まで読んでいただきありがとうざいました。
今回は近所のお姉さんということで強引に姉スレとしましたが次回は実姉にしようと思います。
やはり次回は弱点である性的描写に力を入れたいと思います。
それでは社会人の皆様はお仕事を、学生の皆様は学業をがんばってくださいませ。
この物語が仕事や学業へ向かうための糧となることを願ってやまない
>>1より
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:25:05.76 ID:/OhdEWYP0
乙
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:28:16.96 ID:/RC0s09QO
乙
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:29:24.89 ID:ZrIRONZF0
>>1 女性の姿を思い浮かべられて 楽しめました。ご馳走様でした。
さぁて、キスシス読みつつWBS見るか(ぃぁ、姉もの大好物なんですってw)
P.S. 次回もこの板でカキコ予定ですか?
次回か…いつ頃になるのだろう…楽しみ
でも流れの早いvipでスレに巡り会えるのは運だしなぁ…
>>225 VIPじゃなきゃやだやだー。ってタイプなのでまたVIPに書き込ませていただこうと思います。
>>237 あー……その書き方は……
まぁいいや。乙
230 :
225:2009/04/06(月) 23:35:36.95 ID:ZrIRONZF0
>>227 レスありがとうございます。
もう、次読めるのも運次第と割り切りつつ 姉もの探索続けます。
では またお会いできますように ノシ
安価ミスた
>>227ね。
一々丁寧語な所が
>>1の内面の醜さを逆に露呈させてる感じだったけど話は面白かったんじゃね?
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:35:56.57 ID:daGLLFdD0
乙でした
なんとか明日起きれそうな時間におわってよかった
昼間にここを見つけて一日マターリと読ませてもらいました。
最高でした。
姉至上主義者
>>228 新高校生です。なのでゆとり世代なのです。
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:37:18.51 ID:daGLLFdD0
なに
同世代とは
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:38:29.19 ID:aNEHiAyV0
おわったのか
なん……だと…
良い意味で年不相応な話を書くなぁ
うおお、思った以上に1が若かった
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 23:45:57.99 ID:ZrIRONZF0
あ、お茶『伊右衛門』のCMに登場する宮沢りえの振る舞いや
その夫役との位置も連想してましたw
実姉もちで 今こそそんなに接触無いけど、
中学卒業まで良く触れてた 姉の手の感触ってやっぱり覚えてるもんなんだよな。。。
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/07(火) 00:01:06.01 ID:fTy11pejO
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/07(火) 00:12:41.71 ID:hdQin5CTO
支援
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/07(火) 00:20:06.24 ID:9xx4FOD10
乙っしたー
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
支援