研究員「さあ、今すぐここから離れなさい。君は今日から自由だ」

生物兵器「了解しました……さようなら」

って妄想が突然頭に浮かんだ。

ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

「破ぁ！！」
その言葉と共に生物兵器は砕け散った
「危ないところだった…あいつは色々危ない」

ってとこまで浮かんだ

>>3
砕くなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

これなんてうたわれるもの？

映画化決定

寺生まれってスゴイ

研究員｢ただし離れられたら…の話だがな!!｣
俺｢!!｣
研究員｢ククッ…研究の結果君の力は危険すぎる…我々の野望の妨げたりうる存在だ…君にはこの研究施設とともに消えてもらうよ｣
ドカーンバチコーン


………
俺｢危なかった……やつらにも知られていないディメンジョンディストーションがなかったら死んでいた｣
ってのを期待した

生物兵器が幻のペンフレンドに出てくるヒロインで再現された

私は生物兵器・・・それ以上、それ以下でもない
本来は砲弾や弾道ミサイルに装填して使用されるのだが、それでは意味が無い。
何処の国が行ったことなのか、時が経てば分かってしまうからだ。
なので、私が生み出された・・・

ってところまで妄想できた

兵器娘｢という過去｣

男｢はあ｣

兵器娘｢だからこれからも居候するのでよろしく｣

男｢いやいやいや｣

ハクオロさんじゃないですか

自由・・・言い換えると１人でも多くの人を感染させろ。ということだが、どうしたものか・・・
「い〜しや〜きいも、焼き芋〜♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・・じゅるり

ってとこまでクッキー焼きながら浮かんだ

何も浮かんでこない

兵器娘「……」

男「あの、大丈夫ですか？」

兵器娘「……」

男「……不味い。意識が無いみたい。雨の日に道路で女の子が
　　倒れてるなんて妙な状況だけど……まずは、急いで救急車を」

ガシッ

男「うおっ！？　あ、ああ。意識が戻ったのか。大丈夫？」

兵器娘「……この個体は、エネルギー不足による生命活動の危機的状態に
　　　あります。可能ならば、栄養価の高い餌を与えてください」

男「え、餌？……えーと、それってつまり空腹ってことかな？」

兵器娘「肯定します……エネルギーの消費を抑える為、休眠に入ります」

男「え？ちょ……また寝てる。なんか妙な事に巻き込まれそうな気がするなぁ……。
　　けど、見捨てるわけにもいかないか。とりあえず、近くにレストランもコンビ二も無いし
　　僕の家まで運ぼう……よいしょ、っと」

ここまで妄想が膨らんだ

兵器娘｢お腹すいた｣

男｢俺もだ｣

兵器娘｢ご飯作ってほしい。ご飯作ってほしい｣

男｢なぜ２回言った｣

兵器娘｢大事なことだから｣

>>16
ワッフルワッフル！

続けてくだちい

書くのか…なら見届ける
書かないなら、俺が書く








かも

亀だけど>>3ってTさんじゃね?

兵器娘｢なにか食べたいものはある？｣

男｢それは作り手の俺の台詞だろが。
･･････つーか、その言葉足らずな喋りはなんなんだ｣

兵器娘｢人気キャラに習った｣

男｢長門か綾波か｣

兵器娘｢前者｣

まずはそのふざけた生物兵器をぶち壊す！

>>19
俺の事は気にせず続けろ。いや、続けてください。

生物兵器「………」

研究員「早く行くんだ」

生物兵器「そういえば田村玲子がよく言っていた。我々が生まれてきた目的はなんなのかと……」

研究員「な、なにを言っている？」

生物兵器「いまさらどうでもいいことだが　しかし……一つわかったことがある」

研究員「お、おい…」

その瞬間。研究員の首は宙を舞った。首を失った体は膝から崩れ落ちた。

生物兵器「俺にとっては戦いこそが…！！」

まで妄想した

生物兵器「お腹すいた。」
男「なんか食わせろってか。図々しい奴だ。まぁ、可愛いので許す。何が所望じゃ。申してみよ。」
生物兵器「劣化ウラン。」

焼芋屋「・・・・・金が無いなら売れないからな」
生物兵器「売れ残るのは勿体ｎ」
焼芋屋「邪魔だ、失せろ」

生物兵器「それじゃあ、お別れのキス（確実な感染）と行こうじゃないか」

焼芋屋「亜qwせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ；＠：「」

面白くなってきた保守

研究員「さあ、今すぐここから離れなさい。君は今日から自由だ」

佐藤裕也「（｀ェ´）ﾋﾟｬｰ」

焼芋屋「っつ、同性でキスとかふざけてんのかテメェ！」
生物兵器「おそらく、あなたが最初の人（感染者）だ。」
焼芋屋「おそらくって・・・あんたファーストキスをしたのかぐらい覚えてるでしょ・・・」

生物兵器「（なん・・・だと・・・この人は、ファーストキス（第１次感染）が初めてでは・・・・
　　　　　　　　いや、”ぐらい”って、確か”ぐらい”って・・・・つまり、何種類ものウイルスを体内に・・・）」

――降り始めた雨は止む事を知らなかった。

――振り続ける雨は、瓦解した研究の瓦礫に染み込んでいく。

――だけど、

研究員「さあ、今すぐここから離れなさい。君は今日から自由だ」

――瓦礫から染みだすのは、

研究員「最後に……後始末を頼むよ」

生物兵器「……了解」

――血ばかりで。

ｗｋｔｋ

思いの外いい流れ☆

焼芋屋「どうしたんだ・・・さっきから黙り込んで・・・
　　　　　・・・ハハーン、もしや、あたしのキスが気持ち良過ぎたのかい？」

生物兵器「（考えられるうちでもウ○ズ7が取り違えた細菌兵器、雛○沢症候群・・・
　　　　　　　・・・っく、本当に人間なの・・・しかも女性は男性に比べて抵抗力が・・・
　　　　　　　まてよ、ニューハーフってことも・・・そうなると私も男・・・
　　　　　　　嫌だッ、腐な展開なんて嫌だッ・・・まだレズのほうが・・・）」

ってところまでクッキー味見しながら浮かんだ

あぁ、あなたはトマトが大好物でしたね。

だからでしょうか？






――ｸﾞｼｬｯｯｯ






あなたの頭は、

どこか、

トマトを連想させます。

『――売女に、花束を』

他に書いてる人の邪魔してたみたいだし、何か色々不安になってきたし、風呂に入ろうかと思うし、
やめます。

>>36
それじゃあ、風呂から出るまで保守

>>33
　〃/: : : /: : : :/: : : :/: : : : : : /: : : : : l: : : : : : l: : : : : : l: : : : : :', :ヽ: :＼: : ＼
. /'/: : : /: : : :/ : : : ,': : : : : : ,': : : : : : l: : : : : : :!: : : : : : :!: : : : : :',: : ',: : :ヽ: : :
　 `ヽ､/: : : :/: : : : ,': : : : : : ,' : : : : : : l: : : : : : :l: : : : : : : ! : : : : : i: : :',: : : ヽ: :
　　　/.: : : :,': : : : : i: : : : : : i: : : : : : : l: : : : : : : li: : : : : : :.l:＿＿_ l: : :.', : : : ﾊ:
　　　 ｀ヽ､,': : : : : :l: : : : :￣!:￣_¨二ｺ=‐-: : : : :!l -‐ニ三l＿ _: : :.!: : :.',: : : : ,ゝ
　　　　　 .i: : : : : : l: : : : : : l ﾆz==､＝ミ――‐┘￣'z=＝,＝=､┬' : : : i: , イ: : 　　
　　　　 　 ¨T ‐- ､T ¨l￣l ｲ/ﾄ--ｲ::r-i ゛ 　 　 　 　7ﾄ-ｲ::::r､}ヾ!〉_.. ィ ´ : :!: :
　　　　　 　 |:l: :l: : : : : l: : ! ′Vﾍ__ﾉ　! 　 　 　 　　　Vヽ_ノ ﾉ　´/: : l: :l : l:!: :
　　　　　 　 |:l: :l: : : : : l: : ﾄ､　`ー―‐'　　　　　　　　`ー―‐'　 /: : /: :l: :l l: :

生物兵器ってそういう意味じゃないってマジレスしようと思ったらなんかSSﾊｼﾞﾏﾃﾀ
死にたい

生きろ

研究員「よせー！　その娘は人間だ！　ひとの心を持っているんだ!!」

まで浮かんだ。

生物兵器「と、いうことはキス（確実な感染）は、キス（確実な感染）では無いということで
　　　　　　　キスはキスじゃなくて、ええと、つまり（ｒｙ」
焼芋屋「（さっきからあたしの体にウイルスだの、ふも○ふだの、挙句の果てにニューハーフ・・・
　　　　　　こいつ・・・早く何とかしないと・・・！）」


生物兵器「オヤシロさまはやっぱりいます！私の後ろにぃいいいいいい！」


焼芋屋「ともかく、落ち着け！（coolになるんだ、あたし・・・）」

　 　 i＜´ 　 }＼ 　 ,　- 、
　　　ヽ.._＼./　 .ﾝく　r-兮、 ＿_
　　　 ∠｀ヽ.!　/ 　 ヾﾆEｦぐ　,ゝ-＞　さすがゴッグだ
　　　/＿｀ｼ'Ｋ-───‐-､l∠ イ　 　 生物兵器の意味が違っても
　　　l´__,/l＼､_￣０¨0)ﾞ@Yﾍ, -┤　 なんともないぜ
.　 　 l'___|⌒ヾ''ｰ＝=､ｰr='ｲ　ｉ二|　
　　　/　.｣　　 i　　 /./7r‐く　 lー!
.　　 ｆ.　　ヽ‐ｉ人.∠'＜ 　 ＿i. l,.-ゝ. 　
　 　 ﾄiﾍﾍ｢ﾄ〈　　　 　 ｀X　　ﾄﾚi7__| 　
　　　〉ﾄ:ﾄﾊj｀! i.　　　 /　 ﾄｰ┤lﾙj,ﾘ 　
　　/‐+----+‐l　 　 iｰ--i---ヾ'〃 　
.　 ｌ＿i＿＿__i__|　　 |＿__i,＿＿i_|

>>37
邪魔してゴメンね
邪魔じゃなければ続けるよ

アレだよ。多分ウイルスを内蔵してるという二重の意味での生物兵器なんだろ。

>>44
俺の事は気にせず続けろ。いや、続けてください。

焼芋屋「・・・つまり、あんたはとある国が開発した生物兵器で」
生物兵器「あなはが、たひかなかんへんはといふはへへふ。」

焼芋屋「口の中のものが無くなってから喋れ」

生物兵器「ふひはへん・・・・・・・・もう１つもらいますね」
焼芋屋「１つ聞くがお前はどうして無事なんだ？」

生物兵器「わたひはへっせひをふっへまふ。さひへいひっはへつはふひへす。
　　　　　　　そのふひひでんへんさへ、たほふへにへまふ。
　　　　　　　ういふふはひっふうはんほどへしょうへふふるのへ、
　　　　　　　じはんとのははかいへす。
　　　　　　　・・・・・・・まだまだ、焼芋がありますねぇ・・・わたし幸せです。」

焼芋屋「重要な所が聞き取れん」
生物兵器「人気が無いんですね！」

焼芋屋「テメェのせいだ！」

友「君もそろそろ奴隷を持つべきた！」

男「……」

家を立ててから2年目の誕生日の朝。
おめでとうより先に出た友人の言葉がそれだった。

男「……なんで？」

友「君が家を持っているからさ！」

男「へぇ」

友「家を持っているのに、奴隷を持たない事などあろうか。いやない！」

男「……」

友「この国広しと言えど、家持ちで奴隷を持たないのは君ぐらいだよ！！」

|
|　予想以上に分かりにくくなったため、
|　改めて翻訳させていただきます。
|
￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━
あなはが、たひかなかんへんはといふはへへふ
　　　　　　　　　　　↓
あなたが、確かな感染者ということです。　　　　
　 _＿__
　�B■∧　 ../
━ (*ﾟーﾟ) /━━━━━　∧ ∧　　　　　 ∧ ∧
　　 |　　 つ　 ▽　　　　　 （ﾟДﾟ；) 　　　　（ﾟДﾟ；)
　　 |　　| 　┌─┐　　　/⊂　　ヽ　 　　 /⊂　　ヽ
　＼|　　| 　｜□ |　　√￣ (_＿_ﾉ〜　√￣ (_＿_ﾉ〜
　　 ∪∪ 　 | 　｜　　||　　　━┳┛　 ||　　　━┳┛
￣￣￣￣￣| 　|＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　　　　　　　　　　　　　　 ∧
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣　 ￣￣￣￣￣￣
|　　AA使う必要性が分からない・・・　
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　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／￣￣￣￣￣　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　 くるしまみれの対応だろjk
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

男「そうでもないだろ？うちの裏の爺さんは奴隷なんか持ってないじゃないか」

友「アホか！裏の爺は老いぼれてから家持ちになっただろうが」

友「奴隷なんか持つかよ！」

そう言って、友は肩に手を回す。

友「良いかお前はまだ若い。若いからこそ奴隷を持つ」

友「意味分かるな？ﾌﾋﾋｯ」

男「……」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
わたひはへっせひをふっへまふ。さひへいひっはへつはふひへす。
そのふひひでんへんさへ、たほふへにへまふ。
ういふふはひっふうはんほどへしょうへふふるのへ、じはんとのははかいへす。
　　　 ↓　　
私は血清を打ってます。最低一ヶ月は無事です。
そのうちに伝染させ、他国に逃げます。
ウイルスは１週間ほどで消滅するので、時間との戦いです。
　 _＿__
　�B■∧　 ../
━ (*ﾟーﾟ) /━━━━━　∧ ∧　━━━∧ ∧━━━━━━━━━━━━
　　 |　　 つ　 ▽　　　　　 （ﾟДﾟ；) 　　　　（ﾟДﾟ；)
　　 |　　| 　┌─┐　　　/⊂　　ヽ　 　　 /⊂　　ヽ
　＼|　　| 　｜□ |　　√￣ (_＿_ﾉ〜　√￣ (_＿_ﾉ〜
　　 ∪∪ 　 | 　｜　　||　　　━┳┛　 ||　　　━┳┛
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　　　　　　　　　　　　　　 ∧
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣　 ￣￣￣￣￣￣
|　　血清じゃなくて、抗ウイルス剤じゃないのか・・・？　
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　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　 てか、このスレにどれぐらい人が居るんだ？
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

家持ちは奴隷を持てる。
それがこの国の決まりだ。

国土の狭いこの国ではそれだけ、家を持つというのは重要な意味を持つ。
大抵の国民は、国から家や土地を貸し与えられているからだ。

そして、奴隷というのが意味する所は大抵の場合――

友「お前、童貞だからビビってんだろ？」

男「……」

――女だ。

報告する必要性無いと思うけれどお風呂入ってくるよ！
べっ、べつにネタを考えに行くんじゃないんだからね！

>>51 俺とお前だけじゃないかと思われる

二人とも書いてると見ずらすぎるｗ

わくわく

ROMすることにした俺もいるぜ

友「決めたよ。君の誕生日プレゼントを」ﾆﾔﾆﾔ

男「……はぁ」





強引な友人に流される。 いつもの誕生日だった。

俺一人でも支援はやめない

すごく…うたわれるものです……

君は今日から自由だ←実際監視されてる

友「どうだい。良いの入ってるかい？」

奴隷商人「おぉ、旦那。いつもどうも！」

週末。
予想通り俺は奴隷市場に連れて来られていた。

奴隷商人「旦那、この間三人も買ったのにまた買うんですか？それとも、飽きたのをお売りに？」

友「いや、今日はちょっと友人がね」

どうも友はかなり頻繁にここに通っているらしく、奴隷商とは旧知の仲の様な会話をしている。
友との会話で、今日は俺の付き添いだと知ったらしく、奴隷商はニコニコして近付いてきた。

奴隷商「どうも、お初にお目にかかります」

男「あぁ」

局長「ところでこいつを見てどう思う？」
研究員「凄く大ｋ・・・うわっ・・・なにをす・・・」

「アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

奴隷商「今日はどの様な物が入り用で？」

男「いや、俺は…」

友「コイツは奴隷ははじめてなんだよ。よくしつけてある奴が良いなぁ」

奴隷商「ほぉ、これはまた。旦那のご友人ですから、私はてっきり初ものばかり好む調教好きの方かと思っとりましたよ」

友「おいおい、こんな所で俺の性癖をバラさないでくれよ。ハハハ」

男「……」

奴隷商「しかし、困りましたな。私らでしつけたのは丁度売れておりまして、しつけてあるのは旦那が売ったお古ぐらいなのですが…」

友「それでもいいか？」

男「……お前と穴兄弟になるのは勘弁してくれ」

焼芋屋「・・・ァ、ハァ、ハァ・・・・」
生物兵器「・・・どうしたんですか？」

焼芋屋「・・・こいつはどういうウイルスなんだい？」
生物兵器「私は、何も聞かされてません・・・・すいません・・・・」

焼芋屋「あたしも・・・・ここまでか・・・な・・・・」

生物兵器「えっ・・・」

脱出後ケモ耳との間に赤ちゃん出来て平和に暮らしてたけどその後別の研究員達に捕まってハイパー鬱展開

ってとこまで妄想した

これからも売れ残った焼芋くれるって言ったじゃないですか！←言ってない

あなたが私を理解してくれる唯一の人なんですよ！←理解してない

むしゃむしゃ

兵器娘｢うまい｣

男｢働かずに食う飯はうまいか？｣

兵器娘｢･･･中東あたりに行ってくる｣

男｢冗談だ冗談｣

72秒規制じゃ、このやり方辛いじゃないですか！←しょうがない

そんな風に、友と奴隷商が馬鹿話に花を咲かせている中。

男「……」

俺は、全く別の場所に目を向けていた。

生物兵器「……」

随分と小柄な少年が、煤よごれたボロを見に纏ってゴミや残飯を運んでいる。
その運んでいる自身も黒く汚れていて、まるでゴミがゴミを運んでいる様だった。

トンプー思い出した

キツイわ〜

その後妻が解剖されたの知って主人公がﾌﾟｯﾂﾝして人類滅亡
ってとこまで妄想した

焼芋屋「無駄なこと・・・・してるな・・・
　　　　　それより・・・・確かお前・・・血清を・・・」
生物兵器「私は・・・持ってません・・・・っ
　　　　　　　血清は・・・ひぐっ・・・研究所に・・・」

焼芋屋「いや・・・注射されたんだよな・・・？」
生物兵器「は・・・・い・・・・っ」


焼芋屋「だったら、あたしに喰われろ！」

生物兵器「そっ、そんないきなり////」
焼芋屋「手か・・・足か・・・・どっち・・・・か・・・・」

生物兵器「だったら、ニーソの上から豪快に！・・・っへ？」
焼芋屋「遠慮なく！」


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カリッ

わくてか

ここはどこだろうか…？深い森の中、俺はひたすら彷徨っていた。

研究員を名乗る男から研究所らしき建物から解放されたところまでは覚えている。それ以前の事は何一つ覚えていない。

しかし自分の名すら分からなくても今まで普通に生きてきたかのようにこの世界に関する知識は持っていた。そのせいかやけに冷静だ。

日が昇り、また沈むのをいくつか数えた後、視界が開け遠くにビル郡が見えてきた。何も食べずに、休憩すらせずにここまで歩いてこれたのは俺が普通の人間ではないからなのだろう。

そのビル郡の周りには高い壁のようなものがあり、それより手前には何も無い広い荒野だけが広がっていた。

俺は何かに導かれるようにその都市へと向かっていった。





ってとこまで妄想した

「痛い痛い痛い痛い痛い痛い・・・」

結構深く噛んでしまったのだろう。
音も音だったし、思った以上に出血している。
それを一滴も無駄にしないように吸い上げる・・・

「っかは・・・・っ・・・・痛い・・・ず・・・痛い・・・」

本当に悪いことをしたと思う。
しかし、生きるために必要なのだ。
彼女の血液の中の”血清”が・・・・

「クク・・・・クカ・・・・アハハハハハ・・・」

突然、彼女が思い出したように笑い出した。

「おもいだしちゃった♪」

私は深い眠りについた・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　 _,、.- ― -,,..、__
　　　　　　　　　　　　　　 ,rt'"´　　　｀゛`ヽ　　`ヽ、 　
　　　　　　　　　　　　　／　i＿＿ ＿_,,　　`ヽ、, 　 `ヽ 　
　　　　　　　　　　　　 / 。　　o　　　 ,/`ヽ　　 `i、 　 i`ヽ
　　　　　　　　　 iヽ,　 io.、＿_ _, -'"´　　 `ゞ　　 i、　`、 ヽ 　　　
　　　　　　　　　 〉 ヽ .l, ノ　 o Ｏ`ヽ　　　　`ヽ　　,i、　'!　 ! 　　　
　　　　　　　　 ／`ソヽレ'　゜_,r―''"´ヽ　　　　 ヽ　　l　 !　 l
　　　　　　　／,r'`/ ノ、`)'"_,_、,r'",r'",`ヽ　　＿ヾ＿i＿!_,/ 　　　　
　　　　　　 /,r'´ //　/`ヽ' , 'i／^ヽ,r'"´`"´,/´ ,/´,/´,_(
　　　　　　,'´.　 //　/ ノー'"! 'it'`、 ヽー―'"`ー――''"´
　　　　　　　　 // ./ ,l'　　　! 'i　 `、 ヽ
　　　　　　　　 '´ / ,l'　　　　! 'i　　 `、i
　　　　　　　　 　 レ´　　　　 i 'l
　　　　　　　　　　　　　　　　`''

焼芋屋「っつー・・・・生きてる・・・・」
口の中から血の味がする・・・
時計を見て、あれから半日以上眠っていたことに気がつく。
そして、あの恐ろしい笑い声に・・・彼女はすぐそばに居た。

生物兵器「大丈夫・・・ですか？」

ああ、と言いたかったが、あたしの口からは別の言葉が出た。

　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　何をおもいだしたんだ？

がんばれー

ウイルスのことですよ

淡々とした口調で

あのウイルスは人間の繁殖力をぼぼ奪うウイルスです。

真実へ近づく

血清さえあれば大丈夫なんですが

あたしの人生を狂わす

わたしは血清があっても無駄のようです。

真実へと

なんでか知りたそうですね？なぜなら・・・

壁まで辿り着いた俺は、頭上に広がる高い高い壁を見上げた。金属でできた暗い青色の壁は左右の地平線まで続いていた。

高さは１００ｍ程だろう。入り口は見当たらない。どこまでも切れ目の無い壁だけが続いている。

どうやって中に入るかを考えようとした時、壁から金属のうなるような音が聞こえ、目の前の壁の一部ががゆっくりと下へ沈みだした。

壁に切れ目すら無かったので気づかなかったがどうやらそれは扉のようだった。扉というにはあまりにも大きかったが。

俺は都市の中へと踏み込んでいった。






ってとこまで更に妄想した。

焼芋屋
奴隷
妄想
これってうたわれるものじゃね？

このスレの成分多分こんな感じ

私があなたのことが好きになってしまったからです♪

同性でとかふざけてんのかテメェ！



○国へ放った同性愛ウイルスは自然消滅した模様
なお、試験体の消息はつかめていない。
実験局についてはウイルスが漏れ出し、
一時くそみそ状態になったものの、特殊部隊が血清を打ち込み鎮圧。
ただし、精神病にかかった研究員が多く、
プロジェクトは中止とする。


・・・・あと、六日たたないとウイルスは消えませんよ♪
それまでは外出禁止です。

それまで・・・っ・・・あたしはこんな・・・・ああっ

もう寝ます。朝までスレが残ってたらいいなぁ・・・・

扉の中は廊下のようになっている。廊下の両側には通過した者をチェックするためのものか、センサーのようなものが並んでいる。

記憶は無いがそういった知識だけはあるようだ。

廊下を抜けると都市の内部に出た。整然と立ち並ぶビル郡と直線的な道路とは対照的に、スラム街のようなガラクタ小屋やら露店のようなものやらが道路に並んでいる。

人々は物陰に隠れ、俺の方を怯えるように見ていた。

俺は記憶にある限り初めて人の姿を見て、自分の体が人間とは違うのに気づいた。







もう寝る