1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
グラマラス愛 ◆hhHHHL0UE. :2009/03/22(日) 14:07:02.75 ID:tT4IOLOYP BE:538350454-PLT(12225)
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 14:07:42.30 ID:WYYUpOWvO
欠陥だらけだったからな
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 14:09:38.74 ID:krmVAEYa0
ワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 14:10:37.17 ID:07cISBw0O
あぁ〜、3ゲットロボ…
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 14:13:32.62 ID:ePperzWR0
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 14:14:36.82 ID:QqcAuHHJ0
たかが3ゲットで規制だと・・・?
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 14:17:27.87 ID:KHb8L/HOO
3ゲットロボの誕生秘話SS読ましてやりたい( ´;ω;`)
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 14:30:06.31 ID:LwXbziuZ0
3ゲットロボ規制するよりVIP無くした方が効果的だろwwwwww
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 14:31:55.28 ID:ivES/nRaO
<<<< >>
< ゚ ノ ゚>
| ー |
<| KSK |>
/ \_/
〜 │〜│
d b
KSKロボだよ
超スピードでKSKしてくれるすごいやつだよ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:06:43.91 ID:YdR9KH2E0
┏━━┓ ┏┓ ┏━━┓ ┏┳┓
┣━━╋━┫┃ ┏┳┳╋━━╋━┫┃┃
┗┓┏┻━┫┗━╋┻┛┣┓┏┻━╋╋┫
┗┛ ┗━━┻━━┛┗┛ ┗┻┛
/ ▲,,;; ¥;;,, △::::
____∩_∩ / ( ;; 皿 ):::
〜/ ・ ・/ ( ;;;;;;):::
( ∀ /│ 3 ::::│\:::
\/\/\/;;; \ .< \____/;;:: >;;::
\ ┃::: ┃:::
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:14:08.47 ID:10Q72OCP0
72 名前:名無しの報告 [sage] 投稿日:2009/03/22(日) 14:40:29 ID:3kFN09cK0 New!!
この規制のミソは「自動で」3ゲットするロボだって点だろうね
スクリプト連投は報告対象のド真ん中だから
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:15:50.61 ID:QXX53RRFO
ロボットもこれだけ有名になればさぞかし嬉しいだろう
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:17:52.81 ID:iO3kdcyHO
3ゲットロボにスクリプト搭載されてたんだ
さすがハイテク!
やばい昨日佐藤裕也のAA張ったから規制されるかも
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:19:57.27 ID:asZ57pt8O
3ゲットロボも有名になったなぁ
おまえら・・・昨日の3げとロボットの話わからないのか?
( ;∀;)イイハナシダゾー
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:25:11.11 ID:YuEfj5S80
∧△凵@ ________
[=l:__:] /自治厨様ってお給料もらえるんですか?
( ´,_ゝ`)プッ < え?ボランティア?
/ \ \だったら公園のゴミ拾いでもしてろよ
/ /\ / ̄\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_| ̄ ̄ \ / ヽ \_
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \__)、
||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
.|| .||
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:26:45.27 ID:rzNoXFMdO
巻き込み規制される奴カワイソス
まあ3ゲットロボが消えるのは有り難い
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:28:18.95 ID:YuEfj5S80
∧△凵@ ________
[=l:__:] /
>>19 ( ´_ゝ`) < 電話はAAが
/ \ \崩壊しているらしいな
/ /\ / ̄\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_| ̄ ̄ \ / ヽ \_
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \__)、
||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
.|| .||
昨日のスレのコピペ
博士「くそ!また3GETできなかった!」
博士「VIPは流れが速すぎる。早すぎると2を取ってしまうし、遅すぎれば4を取ってしまう」
博士「……こうなったら、開発してやる」
博士「超精度を備えた3GETロボを!」
かくして博士のロボット開発は始まった
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:30:45.06 ID:B3obm4tT0 BE:2393382997-BRZ(10113)
_ミ`ー‐、
`⌒丶、'ー-、_ + 十
 ̄\―ヽ._ 二_‐-
\ \  ̄ ‐-  ̄二二_ ―_,r'⌒ヽー、
 ̄\ ̄ \‐- ╋__..ニ -―― ´ ̄ __... -―一┘
+ ニニ ー--\ ⌒Y´ ̄ `丶 __,. -‐二´  ̄ ― + 3ゲットロボだよ
 ̄\ ! =,. -‐ 二_ /ヽヽ
_ ヽ.._ ノ /ヽヽ \
 ̄ 〉 ー- ノ三二 + \ _
十  ̄―/ ,' /二  ̄ _ _ ∠、
ニー/⌒∨ / 二/ /⌒'l  ̄ ∠、 oノ
_ / l /二 / ,イ |二_ oノ /
/ /| / .ノ 〈. ′ / | _|__ ╋ / /^ヽノ
 ̄_/ _/_ヽ_, .__,/ | |_ /^ヽノ
彡ニ ,ノ __( )_ 〈__ 三ミ +
+ `⌒  ̄∨ ̄∨― ⌒´
3年後――
博士「出来たぞ!」
△ ¥ ▲
( 皿 ) がしゃーん
( )
/│ 肉 │\ がしゃーん
< \____/ >
┃ ┃
= =
3ゲットロボだよ
自動で3ゲットしてくれるすごいやつだよ
博士「早速、スレに突撃だ!」
しかし、博士の努力が花を咲かせることはなかった。
この3GETロボが一度「3」を取ったきり、二度と「3」を取ることはなかった。
博士「何故だ!私の3年間の研究は確かだったはずだ!」
残酷にも、その3年という月日がVIPを変えてしまっていた。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:32:03.33 ID:OvoKGf2SO
博士「な、なんだこのロボたちは!!!」
▽ 悪 ▼
( ◎ 皿 凵j ガシャーン
( )
/│ 死 │\ ガシャーン
< \____/ >
┃ ┃
= =
ブラック3ゲットロボだぜ!
オートで3ゲットしてくれるすごいやつだぜ!
_____
/ お \
/ ⌒ ⌒ \ だっておwwwww
( ( ●) ( ●) )
( ::::⌒(__人__)⌒:::: )
/│ |r┬-| │\ だっておwwwwww
○ | `ー' | ○
\ /
| |ω| |
| | | |
○ ○
試作型やるおロボver.2だおwwwww
今日もニュー速でやるおwwwwww
(凸) がしゃーん
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:33:27.55 ID:nEKgnx/M0
博士はひどく落胆した。
この3年間、ただひたすらに3GETすることを夢見てきた博士にとっては、絶望だった。
そしてなによりも屈辱であった。
自分よりも短期間で、かつ高性能のロボが開発されていたのだから。
博士「くそ……私は何てちっぽけな人間なんだ」
3ロボ「……」
博士「3GETの為に命を捧げてきたが……」
博士「無駄な努力だったようだな」
3ロボ「……ハカセ、自害ナサルつもりデスカ」
博士「はは、そういうところは俊敏なのだな」
博士は自殺を決意した。
3GET出来ない人生に、何の意味があるのだろうか。
博士にとっての快楽は、3GETであった。
それはオナニーをも凌駕する、「快感」であった。
かつて潮も吹いたこともあった。
人間は、快楽の為に生きている――博士の座右の銘である。
気持ちいい、その瞬間瞬間の為に、人は生きている。
博士はそう思っている。
その一瞬間を取り上げられた博士にはもう、生きがいはなかった
博士「今までありがとうな、3GETロボよ」
3ロボ「ハカセ」
博士「お前が一度だけ3GETをしてくれた時、私はうれしかったよ」
博士「息子が徒競走で一番になってくれた」
博士「今までにはない、そんな清清しい気持ちになれた」
3ロボ「……ドウしてですか?」
3ロボ「ナゼ死のうとスルのですか?」
3ロボ「まだコレカラがあるじゃないですか?」
博士「3年やってこのザマだ。一生かけても、私には3GETできない。そう確信してしまったんだ」
3GETロボットには理解できなかった。
可能性は決して「0」ではない。
このオンボロな自分がかつて、一度だけ3GET出来たように。
博士にだって、出来るはずだ。
博士の「死の覚悟」が3GETロボに種を蒔いた。
「心」という、種を。
3ロボ「確かに私は、3GETデキない、ぽんこつなロボでした」
3ロボ「でもはかせは、違いまス」
3ロボ「はかせは人間ナンです」
3ロボ「努力すれバ、きっと新しい、誰にも負けない3GETロボができます」
博士「……3ロボ」
3ロボ「もう一度、一からつくり始めましょウ」
3ロボ「今度は私も一緒でス」
3ロボ「二人で作れば、きっと究極の3GETロボがつくれますヨ」
3GETロボの言葉に、博士は胸を打たれた。
それはそれは、とても在り来たりな励ましの言葉だった。
しかし、人間ではない。
無機質なロボットが、このように暖かい言葉をかけてくれたことが、
博士にとって何よりも嬉しいことだった。
博士「私に……出来るだろうか?」
3ロボ「はい。博士なら、必ズ!」
こうして、博士の新型3GETロボ開発が始まった。
息子であり、友である、3GETロボと共に。
その日から早速、博士と3GETロボは新型の設計を考えた。
大きすぎず、小さすぎず、そしてどこか可愛らしさを備えたロボット。
なによりも「3」を捉える正確なレスポンス能力。
これまでの発想では駄目だ――。
博士は出来うる限り、自分の持つロボットのイメージをかき消した。
恐らく、このまま作ったとしても、現在VIPに居る3GETロボ達と並ぶか、
それ以下のものしか作れないだろう。
新しい、常識を超えた、斬新な発想。
博士はそれを求め続けた。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:39:19.76 ID:nEKgnx/M0
3ロボ「博士、お茶を持ってきましタ」
博士「おお、ありがとう」
博士「これはうまい。今まで飲んだお茶の中で一番うまいぞ!」
3ロボ「練習しました。何か新しい刺激が博士に何かをもたらすかと思いまシて」
博士「ははっ!そうか、ありがとうな、3ロボ」
そのお茶は博士にとって、一番おいしく、そして温かいものだった。
VIPに入り浸っていた博士の人生。
ロボットとはいえ、温かい心に触れた博士は、
なんとも言い難い、喜びのようなものを噛み締めていた。
そしてその温もりは、博士を導いていった。
博士「……そうか、分かったぞ!」
博士は設計に取り掛かった。
博士が確信したこと――
それは人間の持つ「温かな心」だった。
今までは機械的に3GETしようとしていた。
あらゆる時刻、タイミング、統計、全てを機械的に計算し、
「3」を取ろうと試みていた。
しかし、これは間違いだった。
確かに目の前には、何とも冷たい電子的な世界が広がっている。
しかしVIPに書き込まれるその一つ一つの言葉には、
確かに人間の「心」が込められているのだ。
博士「よし、いける、いけるぞ!」
3ロボ「……」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:40:40.78 ID:nEKgnx/M0
こうして一年の月日が流れた。
博士「出来た、出来たぞ!新たな3GETロボが!」
3ロボ「おめでとうございます!博士!」
博士「あぁ、ありがとう3ロボ!お前が居てくれなかったら私は今頃……」
3ロボ「いいえ。これも博士が諦めずに頑張った成果です」
3ロボ「私はただ、見守っていただけですから」
3ロボ「それより、早速試してみましょう!新型3GETロボの性能を!」
博士「そうだな!よしじゃあVIPへ繋いでと……よしこのスレに突撃だ!」
VIP『番号2 (i)<まんまん!!まんまん!!(1)』
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:41:21.53 ID:nEKgnx/M0
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/19(木) 18:01:00.16 ID:olRTiai00
(i)<早くわたしのなかに逃げなさーい
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/19(木) 18:01:26.88 ID:cVvAhbE+0
俺のちんこが重力に逆らい引っ張られ始めた
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/19(木) 18:01:39.04 ID:0ROqdgac0
イ三三三三 \
/イニニニニ\ヽ\ゝ_
/イニニニニニ\\V/彡\、
|三ニ>───、\V//彡\ヽヽ
|三ニ|  ̄ \\ヽ|
ハ三シ∠ミヽ, \ミ l
{!レ/ ミゝ.,_ ∠三ゝ |ミ l
| レ 彡ヽ`'ゝ f=・xミ; |ミ/
'┤ ノ i `'' /}
l ーイ⌒(、 ':i / / サァン!
| 《三ヲ`7≦ 〃
ト、 斤  ̄`''キ≧ /´
<| 丶 ヽニ--ソ'" /
ノ| \ \  ̄ /\
/ l / ヽ、ヽミ _彡'´.〉 /\
__/ .ト、ヽ i | / |. \_
スーパー3GETロボットだよ。
絶対3を取っちゃうお馬鹿な奴だよ。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:42:02.17 ID:nEKgnx/M0
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2007/03/19(木) 18:01:46.98 ID:pFF3ZtqD0
????????
|__♀__|
(* 皿 ) うふーん
( )
/│ 姫 │\ あはーん
◎ / \ ◎
<ЛЛЛЛЛЛЛ>
≒ ≒
3ゲットロボVer2.0プリンセスタイプですよ
子供はたくさんほしいの・・・///
あと3をとるよ
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2007/03/19(木) 12:49:21.56 ID:3hbF1eaBO
>>4 負けてるwwwwwwww始めてみたwwwwwwwww
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2007/03/19(木) 12:49:26.54 ID:UqSWAIOKO
>>3>>3>>3 なんぞこのロボwwwwwwwwww
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2007/03/19(木) 13:54:12.34 ID:lZ59/dUjO
>>3 どうみても人間wwwwwwwwwww
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:42:42.56 ID:nEKgnx/M0
博士「やった……最新ロボに勝った……!勝ったぞ3ロボぉぉ!!!」
3ロボ「おめでとうございます!博士!」
博士「あぁ……あぁ!!ああああぁぁぁん!!」
3ロボ「ちょっと博士ww潮がかかっちゃいますよww」
博士「あぁ!すまない3ロボ!久々の快感だったから……」
博士「よし、ほかのスレにも突撃だぁ!!!」
こうして博士の発明は見事に成功し、
新型3GETロボ"ナベアツ”は次々と「3」を捉えていった。
博士「あぁぁぁぁぁ……気持ちいい!!うっ!!!」
3ロボ(良かった。博士のあんな明るい顔を見るのは久しぶりだ)
3ロボ(これでもう私がここに居る必要はない……)
3ロボ(博士、作ってくれてありがとう)
その日を境に、3GETロボは博士の前から姿を消した
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:43:23.38 ID:nEKgnx/M0
博士「ふぅ……ふっ!!!うっ!!!」
博士「はぁはぁ……よし17個目の3GETだ!!くぅうぅぅぅぅ!!!」
ナベアツ「サァン!サァン!」
博士「よし、そろそろ休憩にしよう」
博士「3ロボ、お茶くれるかな」
博士「……3ロボ?」
電子世界から解放され、博士はようやく気がついた。
3GETロボが家から居なくなってしまったことに。
博士「……」
ナベアツ「ロォク!ロォク!」
3ロボは家を出てから、ひたすら道を歩いていた。
3ロボ(私の存在意義は「3」を取ること)
3ロボ(この一年間、博士を影で支え、そして博士に「3」を取らせることが出来た)
3ロボ(もう存在している意味はない)
そして3ロボは海へと辿り着いた。
波の音が、優しく、しかし不愉快に響いた。
3ロボ(私に防水機能はない)
3ロボ(飛び込んだら、これで終わりだ)
3ロボはしばらく、呆然と揺れる海を眺めていた。
40 :
フェイト ◆Rozen1stOg :2009/03/22(日) 15:44:21.45 ID:JKDQqbaPP BE:1165500757-2BP(1345)
3ゲットロボかわいい
3ロボ(いつの間にか暗くなってきた)
海を眺めるうちに、日はすっかり暮れてしまった。
日の光が消えて、3ロボはとうとう決心した。
3ロボ(よし、飛び込もう)
そっと、足を海水へとつける。
3ロボ(痛い、痛いよ!)
痛みとなって、徐々に海水が3ロボを蝕んでいく。
3ロボ(足の感覚がなくなってきた……)
3ロボ(死んじゃうんだ)
3ロボ(楽しかったよ、博士……!)
3ロボ(博士――!)
博 士 ――!
博士『3ロボのお茶はおいしいな!世界一だ!』
博士『絶対完成させて見せる。意地でもな』
博士『3ロボ、料理も覚えたのか!すごいなぁ!』
博士『昔、潮を吹きすぎて洪水になったことがあってな……』
博士『私の全てなんだ。3GETは』
博士『3ロボ、開発のついでに新しいオイル燃料作ってあげたぞ』
博士『喜んでくれて嬉しいぞ!』
博士『3GETは出来ないけど、
お前を作って本当に良かったなって思う――』
3ロボ「博士ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
感情が、心が、その体に宿ってから一年という歳月が、
3ロボの足を止めた。
思い出が蘇る。温もりを感じる。
3ロボは恐怖を抱いた。
「死」への恐怖だった。
生きたいと、心の底から3ロボは思った。
3ロボ「うぅ……博士……」
海水が3ロボの足から浸食し、徐々に動きが鈍くなる。
とうとうガクリと膝をついてしまった。
3ロボ「こ、これで良いんだ……」
3ロボ「博士は幸せに……」
3ロボが死を意識した瞬間、声が響いた。
博士「3ロボぉぉぉぉぉおお!!!3ロボォォ!!!!!!!」
3ロボ「博士……?」
博士「……!! 3ロボぉぉ!!」
海水にひざまずいていた3ロボを見つけると、
博士はすぐに駆け寄り、海から引っ張り出した。
3ロボ「博士……どうして……?」
博士「馬鹿やろう!!!なに死のうとしてるんだ!!!」
3ロボ「私はもう……役目を終えましたから……」
博士「何を言ってるんだ……!」
博士「お前が教えてくれたんじゃないか……」
博士「生きていれば、努力すれば、できないことはないって!!」
博士「人間だけじゃない」
博士「ロボットだって“生きてるんだ”」
博士「お前だって、私たちと同じ『心』を持ってるじゃないか……!」
博士「お前が死んでいい理由なんて、どこにもないんだ……!!」
3ロボ「は、博士ぇ……うぅ!!」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:48:21.30 ID:nEKgnx/M0
ほろほろと、博士の目から涙が零れる。
3ロボの体に、雫が落ちる。
それはとても冷たくて、温かかった。
そして、3ロボの目からも、確かに涙が溢れ出していた。
博士「さぁ、家に帰って治そう」
3ロボ「……は……い」
博士は3ロボを背負った。
3ロボの足から、海水が滴り落ちる。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:49:01.52 ID:nujIqDNf0
運営見てきたけどスクリプトでやってる奴が規制対象になってるだけなの?
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:49:01.84 ID:nEKgnx/M0
博士「すっかりサビついちゃったな……治すついでに防水機能もつけよう」
3ロボ「……さすが……はか……せ」
博士「金属も、ついでに超合金のすごいやつにしてやるからな」
3ロボ「はい……」
博士「オイルも、おいしい味つきにやつにして、一緒にごはんにしよう」
博士「楽しみにしてろよ、3ロボ」
博士「あぁ、そういえば3ロボのお茶、しばらく飲んでなかったな」
博士「早く3ロボのお茶が飲みたいな」
博士「……3ロボ?」
博士「3ロボ――?」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:49:48.27 ID:nEKgnx/M0
一ヵ月後――
3ロボ「……」
博士「約束したんだからな」
博士「絶対にお前を治すって」
博士は3ロボと向き合い、手を加えていく。
汗がぽたりと滴り落ち、博士の顔は髭だらけだった。
金属を叩く音だけが、空しく部屋に響いていた。
博士「よし……これでどうだ!」
博士は3ロボの顔を見つめる。
しかし、動き出す気配は全くなかった。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:50:28.94 ID:nEKgnx/M0
博士「くそ!!!」
ガンと、博士は拳を床に打ちつけた。
博士「お前が教えてくれたんだぞ……」
博士「努力すれば出来ない事はないって……」
博士「“0%の可能性”なんてないんだって……」
博士「だから……動いてくれよ……!!!3ロボぉぉぉ!!!」
3ロボの胸に顔をうずめて、博士は涙した。
金属の、無機質な冷たさが、ただただ悲しかった。
博士「うぅ……!ううっぅぅ……!」
涙を流し切った博士は、ふと顔を上げた。
すると、コツンと頭に何かがぶつかった。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:51:11.10 ID:nEKgnx/M0
博士「いたっ……」
頭に当たったものを、博士は見た。
何度も何度も、目をこすって、博士は見た。
紛れもなく、それは、3ロボの手だった。
博士「3ロボ!!動いたのか!!3ロボ!!」
3ロボ「……博士が泣いてるときから、ずっと頭の上に手、置いてました」
博士「3ロボぉぉぉぉーーーーん!!!」
博士は力いっぱいに、3ロボを抱きしめた。
3ロボ「ちょっと博士wwベトベトじゃないですか!また壊れちゃいますよww」
博士「防水加工に、したから、もう、大丈夫だから、3ロボぉぉぉ!!!」
3ロボ「博士泣き過ぎです……うぅ、博士ぇぇぇぇ!!」
3ロボも博士の背中へと腕を回し、温もりを確かめるように、力強く抱きしめた。
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:51:17.56 ID:YuEfj5S80
気がついたらなんか面白いの始まってた
机にお茶とオイルを並べて、二人は向かい合って座った。
3ロボ「そういえば……新型3GETロボはどうしたんですか?」
博士「あぁ、“ナベアツ”な。それがさ、見てくれ」
博士はテレビのスイッチを入れる。
そこにはレッドカーペットの上に立つナベアツの姿があった。
ナベアツ『3の倍数と3の倍数のつくときだけ、アホになりまーす!いきまーす!』
ナベアツ『1、2、サァン!4、5、ロォク!7、8、キュウ!……』
観客『どっ!わっはっは!』
博士「精巧に作りすぎたのか、3の倍数と3のつく数字まで捉えるようになって」
博士「更には何故かアホになるようになってしまった」
博士「失敗作だったってわけだ」
3ロボ「そうだったんですか……。それにしても本当、人間みたいですね」
博士「自分で言うのもなんだが、誰にも分からないだろうな。実はロボットだなんて」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:52:32.13 ID:nEKgnx/M0
3ロボ「じゃあまた新しい3GETロボを作らないといけないんですね」
博士「いや、その必要はないよ」
3ロボ「えっ?」
博士はグイっとお茶を流し込む。
そして3ロボを指差して得意げに言った。
博士「だって目の前に、立派な3GETロボが居るじゃないか」
3ロボ「え……! でも、私はぽんこつで……」
博士「言わなかったか?このVIPに書き込まれる言葉ひとつひとつにも」
博士「『心』がこもってる」
博士「誰にも負けない優しさを持った今の3ロボの『心』と、これまでのデータベースを合わせれば」
博士「きっと、3GETできるタイミングが分かるはずだ」
3ロボ「博士……」
博士「さぁ、行こう。3ロボ!VIPへ!」
3ロボ「はい!!」
VIP『番号3 あのね、おにんにん!!(1)』
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:52:43.81 ID:DZBY3Hhh0
ナベアツw
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:52:58.33 ID:p1JDhBVu0
3ロボォぉぉぉぉ!!!!!!
支援
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:53:12.61 ID:nEKgnx/M0
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2007/03/19(木) 18:01:00.16 ID:olRTiai00
えへへ、ぼくね、おにんにんのことだーいすきだよ!キャ//
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2007/03/19(木) 18:01:26.88 ID:cVvAhbE+0
俺の股間のセンサーは壊れてるらしい
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2007/03/19(木) 18:01:39.04 ID:0ROqdgac0
△ ¥ ▲
( 皿 ) がしゃーん
( )
/│ 肉 │\ がしゃーん
< \____/ >
┃ ┃
= =
3ゲットロボだよ
自動で3ゲットしてくれるすごく優しいやつなんだよ
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2007/03/19(木) 18:01:46.98 ID:pFF3ZtqD0
△▲△▲△
|__†__|
( 皿 ) ガシャーン
( )
/│ 王 │\ ガシャーン
《》 \____/ 《》
┃ ┃
≦≧ ≦≧
3ゲットロボVer3.0キングタイプですよ
今までとは比べものにならない精度で3ゲットしてくれるすごいやつですよ
ぎぎゅゅいいーーんんかわいすぎ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:53:53.11 ID:nEKgnx/M0
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2007/03/19(木) 12:49:21.56 ID:3hbF1eaBO
>>4 キングタイプが旧式に負けてるぞwwwwwwww
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2007/03/19(木) 12:49:26.54 ID:UqSWAIOKO
>>3 記念パピコ
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2007/03/19(木) 13:54:12.34 ID:lZ59/dUjO
>>3 ちょwwww懐かしいなぁ!!あの頃は全然3取れてなかったのに急にwwww
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2007/03/19(木) 13:54:12.34 ID:lVIP/dUjO
>>3 ちょっとウンコしてくる
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:54:51.06 ID:nEKgnx/M0
3ロボ「やった……!!3GETできましたよ博士!!」
博士「あぁ…あっあっ!!はぁあああ!!来るぅ!!」
博士「一ヶ月ぶりだから、おっきいのきちゃう!!あっあっあああああああああああああ!!!」
博士は盛大に潮を吹き、部屋も3ロボもビチャビチャに濡れた。
3ロボ(このためだったんだ。防水機能をつけてくれたのは)
博士「あぁー、気持ちよかったよぉ……はぁ、はぁ、3ロボえらいよぉぉ!!!」
3ロボ「あ、ありがとうございます、博士//」
博士「はぁはぁ……よし、次のスレに行ってみよう!」
3ロボ「はい!!」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:54:59.07 ID:uIpT4ms9O
またか
クソ運営が
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:55:19.47 ID:KwjGlhbx0
ヾ/ \ / │
ヾ/ .\ _,,..-─‐- 、, / /
i,. ,/ `ヽ/ /
;;;i ,/ ヘ ':, /
;;;i イ /i /ハ ハ/
;;;i ソ ―/,.|/ ヾ,レヽ-― i
;;;i / メ___ ___ ゞ:::: i
;;「 /ィ oヘ ィ oヘ ハ::: V
i 八弋_リ 弋_リイ i::::::::: ヽ
リ; ⊂⊃ ` ⊂⊃;;;;:::::: :キ
(;;::: ハ、 ー ─ ' ノル;;;::::::レハ) 最新鋭の美少女ロボットだよ
入八从 i> 、, , イ/人入八从 頑張ってご奉仕させてもらうよ
/´ ̄`ヽへ|  ̄ `ト- イ/ `ヽ
/ トヘ/ ′ }
′ ` ̄ ̄`ヽ l / ヽ /
i V
| / \ ヽ
l / '. '.
′ ′ _,. -―---, i !
′ / / ` < ! jヽ
/ __ム-‐ ´ 、 ∨ _r_´ノ
/ /´ ,.-、 _ヽ〉r弋ァ'´
i , '´  ̄ ` ̄ ´ / ̄
廴_ _, '´ /
/  ̄ ̄ , ´
/ / /
/ / /
/ ,.ヘ
i `丶、 / `、
| \ / '.
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:55:37.57 ID:nEKgnx/M0
△ ¥ ▲
( 皿 ) がしゃーん
( )
/│ 肉 │\ がしゃーん
< \____/ >
┃ ┃
= =
今日もどこかで
彼は、VIPで3GETをしている。
とても幸せそうな笑顔を、浮かべながら――。
FIN
元ネタ:
博士「今までありがとうな、3GETロボよ」スレ
作:
ID:ysvoMrj90
出演:
3getロボ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:57:00.25 ID:nEKgnx/M0
△ ¥ ▲
( 皿 )
( ) 短い間だったけどアリガトウ
/│ 肉 │\
< \____/ >
┃ ┃
= =
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:57:13.49 ID:zCk6ERl2P
おお、これ途中までしか読んでなかったんだ
ナイスだ
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 15:58:06.63 ID:hoEqg4DUO
( ;∀;)イイハナー
泣いた
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 16:01:33.17 ID:lbjJ537d0
ちょっと怠かったけど、最後まで読んだw
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 16:04:14.37 ID:nEKgnx/M0
ごめんよーww
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/22(日) 16:20:48.58 ID:KAul1jz40
>>69 /)
///)
/,.=゙''"/
/ i f ,.r='"-‐'つ____ こまけぇこたぁいいんだよ!!
/ / _,.-‐'~/⌒ ⌒\
/ ,i ,二ニ⊃( ●). (●)\
/ ノ il゙フ:::::: ⌒(__人__)⌒:::: \
,イ「ト、 ,!,!| |r┬-| |
/ iトヾヽ_/ィ"\ `ー'´ /
やばいのう