( ^ω^)達は刺激を求めるようです

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします

まさか、まとめられてるとは思わなんだ

ブーン系小説グループさん
http://boonnovel.g.hatena.ne.jp/bbs/473?mode=tree
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:40:09.75 ID:Poyn6Z51O
ピカチュウ支援
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:40:30.70 ID:9A0lYW400

あらすじ!!

バカの為の名門大学、VIP大学!!
そこには日夜「刺激」を求め続ける、熱きチャレンジャー達がいた!!

「刺激的なチャレンジ研究会」! チャレンジャー達のサークルだ!!
己の魂を揺さぶる刺激を求め、彼等は挑戦するのだ!!


英語の授業!
ショボンは、英文をピカ語で訳すという刺激的なチャレンジを敢行する!
しかし、やはり日本の標準語で訳せと言われてしまった!!
ショボンは卒業の危険に追い込まれたが、ドクオが機転を利かし、
メールでクーに回答を聞き出したのだ!!

窮地を脱し、デレ先生にカウンターパンチを浴びせる事が出来たブーン達3人!
3人はクーへ恩返しをする為に、新入部員ゲット作戦を計画する……!!!
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:41:12.09 ID:9A0lYW400





             ( ^ω^)達は刺激を求めるようです

                      第3話
          「歓迎! 刺激的なチャレンジ研究会! 前編」
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:41:56.00 ID:9A0lYW400
VIP大学、食堂。
お昼時になれば殆どの学生と講師がやって来るその場所。
やはりテーブル1つとして空きが無い程の混雑を毎日見せており、
席からあぶれてしまった者達は外などに行かざるを得なくなる。

席争いは半ば戦い、食堂は戦場。
そう言っても過言ではない。


――ただし、ショボン会長のいる席を除いて。

( ^ω^)「やっぱり会長に席取って貰っといて正解だったおドクオ!」

('A`)「だろ? ちょっと会長には可哀想だけど。
    でも平気で荷物どかされたり相席されたりするからなぁ」

2人は、ショボンの分も含め食券を買うために、長蛇の列を並んでいた。
流れは悪くなく、もうすぐ食券機に辿り着くというところ。

( ^ω^)「最初にここ来た時は驚いたお!
      ブーンの隣に女の子が座ってきたんだお!」

(;'A`)「え!? そんな事あるんだ! 刺激的じゃねえか!
    んで、可愛かった?」

( ^ω^)「谷良子に似てたお!!」

('A`)「そりゃ、ずいぶん刺激的だな……」
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:42:39.86 ID:9A0lYW400
正確な時間にして、10分。
2人は食券機の前に辿り着く。

財布どころか、財布を入れるポケットすら無いブーンに食券を買える訳がなく、

('A`)「何でも食っていけど、明日必ず返せよ」

ドクオの1000円札が食券機に引きずり込まれる。

( ^ω^)「わかってるお! ふふ、どれにしようかおー」

ブーンは少しの間指先を迷わせ、結局「大盛りカレー」のボタンをプッシュする。
一枚の小さな食券が、食券機下の受け皿にヒラリと出てきた。

ドクオは「ラーメン」を。
そして釣り銭は払い出しせず、もう一枚と指を動かす。

('A`)「会長はコレって言ってたな」


押したのは「きつねうどん」。
この時ドクオは、物凄いうどんが出てくるに違いないと想像していた。

が――――
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:43:16.25 ID:9A0lYW400


('A`)「嘘、だろ……?」

カウンターのおばちゃんから渡されたのは、何の変哲も無いうどんである。
醤油の匂いが立つ赤茶の汁、その上に浮く黒々としたワカメ、
綺麗な四角形の油揚げの下には、太く白いうどんの麺が揺れ動いている。

ドクオは股間のワカメを数枚取り、トッピングした。
その際、本物の陰毛が混じってしまったが、ドクオはあえて良しと思った。

( ^ω^)「ドクオー、早く会長の所行くおー」

('A`)「ああ。ってお前、何それ!?」

( ^ω^)「ブーンスペシャルだお!」

(;'A`)「マヨネーズとソースでカレーもご飯も見えねえぞ……」

( ^ω^)「美味いんだお。そういうドクオこそ、そのラーメン……」


フィギュアが一体、どんぶりの中に入っている。
まるで風呂に浸かるように。
ドクオは、そのフィギュアの薄紫色の髪を撫で撫でした。

('A`)「長門からとったダシだと思って食べると、刺激的なんだ」
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:44:23.46 ID:9A0lYW400



( ^ω^)「会長〜お待たせだお〜」

(´・ω・`)「お、ありがとう。やっぱり混んでたみたいだね」

('A`)「それにしても、普通にうどんなんて会長らしくないですね」

(´・ω・`)「ははは……いや、すまない。
      君達は食事まで刺激的だな。流石だよ」

('A`)「いえ……じゃあ、いただきましょうか」

一同、手を合わせ一礼。
各々ハシやスプーンなどを取り、空いた腹にゆっくりと流し込んでゆく。

しかし――――


(´゚ω゚`) くわっ!!!

(;^ω^)(;'A`)「か、会長――――ッ!?」


――――唐突に、会長は顔面をどんぶりに突っ込んだ。
そして吸う。じゅるじゅると麺を、汁を、ドクオのワカメと陰毛を。
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:44:44.89 ID:nCTVf6L+O
きてるwwww
支援
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:45:27.04 ID:9A0lYW400

「がぼがぼがぼがぼ!!!」


(;^ω^)「凄いお……もう2分もこのままだお!!」

(;'A`)「なんてこった……信じられねえよ!!」

2人は、ただ呆然とショボンの刺激的な食事を見ていた。
そして、ブーンとドクオは恥じた。自分のつまらない食事に。

ソースとマヨネーズを大量にいれただけのカレー。
何となくフィギュアを入れてみただけのラーメン。

ああ、会長の食い方は何と刺激的なのだろうか……。


( ゜ω゜)くわっ!!!

('A`)「ブーン!!」

ブーンは使っていたスプーンを捨て、カレーに顔面を突っ込んだ。


('A`)「お、俺だって……俺だって!!」

(゚A゚)くわっ!!!

ドクオは大事にしていた長戸のフィギュアを投げ捨て、ラーメンに顔面を突っ込んだ。
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:46:56.34 ID:9A0lYW400

(;゚A゚)(あぢあぢいいいあつつつつ!!!)

激熱のスープが顔全体を熱する!
鼻の奥にスープが入り込み、鋭い痛覚が駆け巡る!

だがドクオは決して顔を上げず、死に物狂いで麺を啜り続ける……!!




(´゚ω゚`)ぷはあッ!!

食事を終え、どんぶりから顔を上げるショボン。
すっかりピカチュウメイクが落ちた顔面に、ワカメとドクオの陰毛が張り付いている。

(´゚ω゚`)「ごちそうさま……ん?」


「むしゃむしゃむしゃ」

「がぼがぼがぼがぼ」


(;´・ω・`)(流石、僕とクーを唸らせるブライテストホープだ……。
       見よう見まねで“顔面どんぶり食い”にチャレンジするとは……!)
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:47:25.05 ID:yXZH7yNOO
ktkr支援!!!
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:47:39.63 ID:nCTVf6L+O
想像したら吹いたwww
何してんだよwwww
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:48:04.06 ID:9A0lYW400


(;'A`)ザバァッ!!

(;'A`)「はぁはぁ……なんて刺激的で、なんて無茶苦茶な食べ方なんだ!!」


息が続かず、耐え切れずに顔を上げてしまったドクオ。
そこでショボンが席にいないことに気づく。

ポン。背後から肩を叩かれ、ドクオは振り向く。

(´・ω・`)「なにもダシを捨てる事はないよ。さあ、続けて」

('A`)「会長……!!」

投げ捨てた長門のフィギュアを差し出すショボンがいた。
シリアスな顔にワカメと陰毛が張り付いている。

( A )「――まだだ! 俺はやり切ってみせる!!」

ドクオは長門のフィギュアをスープに沈め、
再びどんぶりにダイブした。

「がぼがぼがぼがぼ」
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:48:46.88 ID:9A0lYW400

( ゜ω゜)ぷはあッ!!

( ゜ω゜)「ごちそうさまですお……!」

スプーンを使わず、顔面を突っ込んでカレーを完食したブーン。
まるで壮絶なスカトロプレイを行った後のような、そんな顔をしている。

(´・ω・`)「よくやったブーン。さすがだ」

ショボンが、スカトロ野朗に笑みを浮かべて、そう言った。

(;^ω^)「会長……!」


( ^ω^)「……カレー、美味しかったですお!」

浮かべるは満面の笑み。
ブーンは未曾有の達成感を味わい、
胃の膨れや舌に残る味などを忘れる程、充足しているのだ。

(´・ω・`)「うん、この達成感を味わって貰えて何よりだよ」
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:49:38.71 ID:9A0lYW400
間が開き、続いて――、

(;'A`)ぷはあッ!!

(;'∀`)「はぁはぁ! く、食い切った! 食い切ったぞー!!」

――ドクオは椅子の上に立ち、どんぶりを掲げて勝利宣言した。
どんぶりには長門しか残っていない。


(*^ω^)「よくやったおドクオ!!」

(*´・ω・`)「見事だよドクオ!」

ブーンとショボンは、スタンディングオベーションを送る。


('A`)「ブーン……会長……」


(;A;)「へへ……こんなに美味いラーメン食べたの、俺初めてだ……」

( ;ω;)「ドクオ……今度は僕も一緒にラーメンを食べるお!」

(;A;)「ああ! 絶対な!」
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:50:17.72 ID:9A0lYW400

(´・ω・`)「さあ2人とも……水を飲もうか」

( ;ω;)(;A;)「はい!」



ブーンとドクオは水の入ったコップを手に取り、口元へ運ぶ。
口にコップを付けようとした瞬間、

(´・ω・`)「あ、ちょっと待った。口直しじゃなくって、顔直しをしよう」

そう言ってショボンは、おもむろにコップの水を顔面に浴びせた。
ワカメと陰毛が洗い流される。その時、会長は初めて陰毛の存在に気づいたのだった。

――会長は流れ落ちた陰毛を拾い、ペロリと食べた。

ショボンに習って、ブーンとドクオも顔面に水を浴びせる。
見る見るうちに汁やルーが流れ落ち、代わりにテーブルや床が汚れてゆく。

(´・ω・`)「ふぅ〜……どうだい? 気持ち良いだろう?」

(*^ω^)「気持ち良いですお! 水おかわりしに行きますお!!」

('∀`)「火照った顔に気持ち良いぜ!
    こんなに水が“美味い”と思ったのも初めてだ!」

(´・ω・`)「ふふ、今回の食事は君達にとって刺激的だったみたいだね。
      サークルの会長を務める僕にとっても、大変有意義な食事だったよ」
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:50:24.93 ID:yXZH7yNOO
ブーンが一番刺激的か……いや、溺死の可能性がある分ドクオ達のが……
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:51:13.67 ID:nCTVf6L+O
水うめえwwwww
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:51:14.05 ID:9A0lYW400


(´・ω・`)「――――で、何の話をしようとしてたんだっけ?」


(;'A`)「ええ!? クーさんへの恩返しですよ!
    新入部員勧誘の作戦を練りに、食事も兼ねてここに来たんですよ」


(;´・ω・`)「ああ、そうだったそうだった!
       ははは、いや、すまない。ついチャレンジに夢中になってしまった」


( ^ω^)「僕もですお!」

('∀`)「実は俺も!」


(´・ω・`)「なんだ、皆頭になかったんじゃないか!!」


( ^ω^)('∀`)(´・ω・`)「あはははははははははは!!!」
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:51:43.78 ID:Poyn6Z51O
ペース早いな
さるるぜ支援
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:52:52.98 ID:9A0lYW400
※ 所変わってin部室


(´・ω・`)「さて、新入部員勧誘について話し合おうか。
      幸いクーはこの時間から研究室、当分部室には来ないだろう」

('A`)「まず現状について説明いたします!
    既に他のサークルは勧誘活動を精力的に行っている模様!
    主に正門前でのブース設営とビラ配りなどで勧誘しているようです!」

(´・ω・`)「うん。入学式から10日間は勧誘期間なんだ」

ちなみに今日は5日目。
オリエンテーションや健康診断を終え、授業が始まった頃である。

( ^ω^)「そういえばシゲ研(刺激的なチャレンジ研究会の略)は、
       勧誘活動してませんお。何でなんですかお?」

(´・ω・`)「正直な話、本当にやる気がある人は誘わずとも来るもんなんだ。
      君達が良い例さ。説得されて入会するようじゃ、すぐに辞めるだろうね。
      とはいえ、そうは言ってられない状況なのかもしれないが……」

シゲ研の現在の部員数は、たった4人。
その内、ブーンとドクオは今年の新入部員である。
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:54:12.10 ID:9A0lYW400

('A`)「仰る通りです。規定によりますと、サークル員が5人以下のまま半期過ごした場合、
    強制的に同好会へ降格させられてしまうようです。
    降格に伴い、部室の使用を禁止されてしまう……との事です」

(´・ω・`)「うん、その通りだ。実はね、去年は結構部員がいたんだ。
      でも皆4年生だったから、卒業しちゃってさ……今年は僕とクーだけになっちゃったんだよ」

( ^ω^)「OBさんですかお!! 何人いたんですかお!?」

(´・ω・`)「卒業しちゃった先輩は全部で5人。
      凄い人ばっかりだった。黄金世代ってやつだね」


/ ,' 3 荒巻さん
彼は70歳にして大学受験をしたチャレンジャーだった。
卒業と同時にこの世を旅立つチャレンジを敢行してしまった。

(゜3゜)田中さん
「俺は海神ポセイドン……海の神・田中ポセイドンになる」と言って、
太平洋を泳いでいった。その後の事は何も聞かないな。
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:54:29.27 ID:nCTVf6L+O
支援
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:56:16.41 ID:9A0lYW400

(´・ω・`)「残りの3人は、その内顔を見せてくれると思うよ」

(;'A`)「す、すげえ……さすがシゲ研のOBだぜ……
     俺なんかとは、やってる事がダンチに違えや……!」

(*^ω^)「凄いお……この世を旅立つチャレンジって凄いお!!」


(´・ω・`)「――――で、何の話してたんだっけ?」

(;'A`)「クーさんへの恩返しですよ!
    新入部員勧誘の作戦を練ってたんですよ!」

(;´・ω・`)「ああ、そうだったそうだった!
       ははは、いや、すまない。つい昔話に夢中になってしまった」


( ^ω^)「僕もですお!」

('∀`)「実は俺も!」


(´・ω・`)「なんだ、皆頭になかったんじゃないか!!」


( ^ω^)('∀`)(´・ω・`)「あはははははははははは!!!」
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:56:26.61 ID:e0YvM/6GO
支援
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:57:01.82 ID:nCTVf6L+O
会長wwwww
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:57:41.14 ID:yXZH7yNOO
支援
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:57:50.92 ID:9A0lYW400


(´・ω・`)「とにかく、サークル員不足は無視できない問題になった。
      歴史あるシゲ研の部室を明け渡すにはいかない」

('A`)「何としても部員を増やさなきゃいけませんね。
    じゃなきゃ、OBさんにあわせる顔がねえや」


( ^ω^)「死んだ荒巻さんが浮かばれないお!!」


(´・ω・`)「うん、そうだね。恐らく絶命した田中さんの為にも――」




( ^ω^)('A`)(´・ω・`)「頑張ろう!! うん!! 頑張ろう!!」
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:58:46.47 ID:9A0lYW400


(´・ω・`)「よし、じゃあ何かアイディアは無いかい?」

ホワイトボードの前に立ち、ショボンが進行を務める。
議題は「刺激的な勧誘方法の提案」だ。

1つ、手が上がる。ブーンだ。

( ^ω^)「綿テープの服を体験してみる、ってのはどうですかお?」

(´・ω・`)「新入生に、サークル体験として綿テープの服を着てもらう、
      って事でいいのかな? ブーン」

( ^ω^)「はいですお! 綿テープの服は楽しいですお!!」

ふむ、と相槌を打ってボードにツラツラと書いてゆくショボン。
するとショボンの背に声がぶつけられた。ドクオだ。

('A`)「いや、それはインパクトに欠ける気がする」

(;^ω^)「そうかお〜」

(´・ω・`)「うーん……確かにアピールするには弱いかもね……。
      ドクオ、何か良いアイディアは無いかい?」

ドクオは「そうですね……」と言い、顎を手に持ち思案顔を浮かべる。
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:58:51.40 ID:yXZH7yNOO
ガチで死んでんのかwwwww
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:59:40.10 ID:nCTVf6L+O
荒巻さんは寿命だったのか?w
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 15:59:44.91 ID:9A0lYW400

('A`)「アルファベットZでピカチュウになってみる、ってのはどうでしょうか?」

(*^ω^)「あれは楽しそうだお!」

(´・ω・`)「うーん、でも結構痛いんだよね、アレ。
      ちょっと初心者にはオススメできないかなぁ」

('A`)「そうですか……」








('A`)「ならば、まず俺がピカチュウを体験してみようかと。会長、お願いします」

(´・ω・`)つZ「いいチャレンジ精神だね。じゃあ、ズボンを脱ごうか」


ブスッ。

(゚A゚)「ほおあああああああああおあああああああああああ!!!!!」
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 16:00:45.06 ID:9A0lYW400


(゚A゚)「ほおあああああああああおあああああああああああ!!!!!」


(゚A゚)「ほおあああああああああおあああああああああああ!!!!!」


(゚A゚)「ほおあああああああああおあああああああああああ!!!!!」


(゚A゚)「ほおあああああああああおあああああああああああ!!!!!」



(゚A゚)「ぴ……ぴか…………ちゅ」







(゚A゚)「抜いて抜いて抜いてアルファベットZ抜いて早く抜いて!!!!!」

(;´・ω・`)「ああー……やっぱりドクオでも無理があったか」

ズポッ!!

(゚A゚)「きゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!」
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 16:01:41.61 ID:nCTVf6L+O
無茶しやがって・・・
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 16:02:04.74 ID:9A0lYW400

(;A;)「うわああああん!! 血が! 血が止まらないよー!!!!」


(;´・ω・`)「これはまずいな……ブーン、綿テープちょっと持ってきて!」

(;^ω^)「も、持って来ましたお!!」


(´・ω・`)「よし! あとは綿テープを肛門にガチガチ貼り付けて……と」

( ^ω^)「……血が止まったお!!」

(´・ω・`)「うん、綿テープは万能でね、これがあれば何でも出来るんだ。
      安くて量があるし、何より接着力が凄いんだ。よく覚えておいて」

( ^ω^)「はいですお!!」


(;´・ω・`)「それよりドクオ、大丈夫かい?」

(;'A`)「な、なんとか……死ぬかと思いましたけどね。
    へへ、それにしても綿テープって凄いんですね」
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 16:03:02.00 ID:9A0lYW400

(´・ω・`)「――――で、何の話してたんだっけ?」


(;'A`)「クーさんへの恩返しですよ!
    新入部員勧誘の作戦を練ってたんですよ!」


(;´・ω・`)「ああ、そうだったそうだった!
       ははは、いや、すまない。つい君のチャレンジに夢中になってしまった」


( ^ω^)「僕もですお!」

('∀`)「実は俺も!」


(´・ω・`)「なんだ、皆頭になかったんじゃないか!!」


( ^ω^)('∀`)(´・ω・`)「あはははははははははは!!!」
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 16:04:03.28 ID:9A0lYW400

( ^ω^)('∀`)(´・ω・`)「あはははははははははは!!!」

( ^ω^)('∀`)(´・ω・`)「はははは……は……」


(;'A`)「アイディア、思いつきませんね……」

(;^ω^)「だお……」

(;´・ω・`)「どうしようか……」

沈黙。静寂がしばらく部室を包む。
と、痺れを切らし、ドクオが静かに口を開いた。



('A`)「……あの、スマブラ64やりませんか?」

(´・ω・`)「あ、やる?」

(*^ω^)「やりたいお!!」


――3人は、ついゲームに夢中になってしまいました。
どうしようもないまま時間が淡々と過ぎてゆきました。

                   第3話「歓迎! 刺激的なチャレンジ研究会! 前編」おわり
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 16:04:27.65 ID:nCTVf6L+O
こいつらダメだwwww
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 16:04:52.71 ID:9A0lYW400
次回予告!!!!!
新入部員獲得に向けて動き出した、刺激的なチャレンジ研究会!
しかしメインブレインのクーを欠いた3人に、まともなアイディアは浮かばなかった!!

(´゚ω゚`)「ピカアアアアアアア!!ピカアアアアアアアアアアア!!」

(;'A`)「このドブネズミ、速すぎる!! 俺のサムスが手も足も出ないなんて!!」

(#^ω^)「僕のドンキーはこんなもんじゃないお……トランザム!!」

結局クーに頼る3人!!

川 ゚ -゚)「パンフレット作って配る→部会体験→飲み会が妥当だろ」

(´・ω・`)「それを刺激的に行うのが、僕達3人の役割って事だね」

('A`)「会長、わたくしめに良いアイデアがございます」


――そしてブーンに悲劇が!!

(;^ω^)「あれ、僕の荷物が無くなってるお!!」


                     次回! 第4話
            「歓迎! 刺激的なチャレンジ研究会! 後編」

('∀`)「後編もよろしくぅ!!」
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 16:05:59.93 ID:9A0lYW400
支援ありがとうございました。

後編はまだ書き終えてないです・・・ということで、また次回!
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 16:06:18.06 ID:MFoiL4WcO
おつ
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 16:06:51.34 ID:nCTVf6L+O
会長はやっぱピカチュウ使うんだw

乙ー
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
乙でした!