ついカッとなって立てた
ママーリ進行だが気にスンナ
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r-Y ::::{`Yク::: ':::::::::::i|:::::::i:| ヽiヽ::::!,"丶,ヾ;::::::i;::::|:::::ヾ!i, `'''"
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{ ,i, iヾ入 ー- ´_,,- ",,,.:`ゝ .|
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_ ,.:='''""`ヽ, γ''ヽ,}ニニニニ>/:',,..::'',,.::''.,,::`>"__'''| _ 糸冬
( ) / ヽ`- /`-ー--.'" /,,.::''.,,::,::''',...:::''',,..:::/ ---------------
_| ! >ー、..,,,,,,.:::/,,.:/ー-..,,''''''",,..:::_,,=ヽ、 制作・著作 TBS
/" | レ"`ヽ`'=''ニ`-}'i~ェエェit-ー="へへ入
} '" / `=ーT.}i::::::::::::{i |/`"i:.i i!Y:{ {,`ヽ、
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 02:44:49.54 ID:DZ8fBXFQ0
俺は、「ママおかわり!」→「ママーリ」だと思う
俺のところの塾は去年から体制が変わった
それまで塾の塾長兼講師だった方が講師に、その補佐役が塾長になった
当時俺達はそれを喜んでいた
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 02:45:48.02 ID:/VAq4dgB0
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6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 02:45:50.67 ID:4PbZWL0BO
感動した
7 :
ジェラートin抹茶ん ◆GREENTEAnQ :2009/03/10(火) 02:45:54.52 ID:O+CzkGabP
俺としては、「マーマレードよりマーガリン」→「ママーリ」かな
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 02:46:28.97 ID:/VAq4dgB0
お前らの好きなジャムは何だ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 02:46:43.19 ID:IIhsQ1RnO
まじプッチモニwwwwwww
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 02:47:22.36 ID:zF7T8ZM4O
おふくろの味
最初の頃は新塾長(以下Kとする)は不慣れだからという旧塾長(以下I)の言葉もあって
多少のミスは放っておいた
また、そういうこともあってか新しい補佐役として女性講師(以下O)があてられた
そこから何かが狂っていったんだと思う
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 02:49:30.77 ID:6uj3hqaE0
最後の最後まで
>>1の話に関係ないことレスしたら俺が50Gエロ同人じzipでうpする
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 02:52:07.31 ID:ka1P8A+pO
鎌やんも塾講師
今から思えば夏までにその異変に気付くべきだった
授業のブッキング、席のパンク、連絡不備、それらが一向に減らない
むしろ夏を迎える頃までどんどん増えていった
でも、Iさんは特に何もいわないので俺達は誰も問題視しなかった
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 02:52:27.17 ID:ma4rsRcHO
流派!東方不敗は!
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 02:54:06.18 ID:c+N7zYRWO
いや、寧ろ俺は左足の薬指から攻めるべきだと思う
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 02:55:09.00 ID:/VAq4dgB0
だれかジャムの話しろや
夏、夏期講習でもっとも忙しい書き入れ時
なぜかIさんが補佐役として急遽戻ってきた
当時は「ミスしたら大変だからなんだろうな」としか思っていなかった
同僚達もみな同じような意見だった
とても忙しく苦しい日々だったが以前と比べるとミスが無いのでストレスは無い
以前のような落ち着きが戻った、そう感じた
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 02:55:40.36 ID:pK5ZO6KA0
かおり千枚うめえwwwww
姫ちゃんのリボンってアニメあったじゃん
あれ、変身の呪文なんだっけ?
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 02:56:44.20 ID:t+CytkzF0
誤爆
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 02:58:07.81 ID:t+CytkzF0
そんな中、Oさんは俺らとよく食事に行く事が多かった
もともと講師として一緒にやっていた分壁も無かった
そこでいつも聞かされたのはKさんの仕事ぶりだった
なんでも人に押し付ける
でも自分は働かない
自分の意見を生かしてくれない
そんな話を何度も聞かされているうちに俺はKさんへの怒りを覚え始めた
/:::::. :::::::::::y::::::::::::::::/ .// /::::::::/ |::i!::::::::::::::::::::::::::::::::::::...'i
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`丶、  ̄  ̄ ̄ ̄ヽ/
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 02:59:18.53 ID:/VAq4dgB0
ジャムの王は苺。女王はマーマレード
NG推奨ID:c8BXrl4s0
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 03:00:36.38 ID:c+N7zYRWO
確かに当時のKさんは塾長としての仕事をしていることが分からなかった
掃除や掲示物の交換をしていたのはOさんがほとんど
こき使っているのだろうな、その割には仕事のミスが多いということにますます腹を立てていた
そして俺はOさんとセックスをする仲になった。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 03:01:51.86 ID:6uj3hqaE0
こ〜の世〜界にまぁっかなジャ〜ムをぬぅって〜
, ::':: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :`:ヽ.、
/:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::\
/:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :::\
/:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ヽ
/:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::ハ:: :: :: :: :: :: :: :: :: :ヽ
/:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :/ l:: :: ,:: :: :: :: :: :: :: :ヽ
/:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: / l:: ::l ヽ:: :: :l:: :: :: :: :l
|:: :: :: :: :: :: :: l:: :: ::/l:: : / |:: :| ヽ:: :::l:: :: :: :: :l
|:: :: :: :: :: :: :: |:: : :/ |:: / l:: | ヽ:: ::l:: :: :l:: ::l
|:: :: :: :: :: :: :: |:: /_|:/__ゝ l: | 、_ヽ:: |ヽ:: |:: ::l
|:: |:: /:|:: l:: :: |:/ 〃 l:| `ヽ|‐l:: l:: ::l
|:: |:/:/|::/l:: ::l , - --= l -_ ヾ |::l::l:::l
|::/:: :l l:: :| / /::::゜゙l /::゜l\ |/::ll::l
|/ l:: :ヽ l::| ヾ - ' ヾ- ' /|::/ |:l
l:ハ:: ヽ-ヾ ::::::::: 、 :::::::l |/ リ
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ヾ ヽハヽ イ ・・・・・。
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/:::::ヽ `7 ー、 ´
/ヽ ::::ヽ ヽヽ::ヽ
/ ヽ ::ヽ l::::ヽ、
/ ヽ ヽr- -‐ l::::ヽヽ
/ ヽ ヽ /\ /--、 ヽヽ
ヽ ヽ / \ \ /O ヽヽヽ
ヽ ヽ :|/ i ヽ
ヽ l l l ヽ
ヽ / l l ヽ
さらにOさんとよく話すSさんはKさんについて
何もしないし勉強しかできない人
塾長としては不味いんじゃないかな、Iさんに戻って欲しい
といわれさらにそう感じるようになった
男子中学生がかわいすぎる
なんで塾講師はスレタイに塾講師と入れるんだろうねえ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 03:07:21.60 ID:Zdeg9iF1O
だが、その認識に疑問を感じるときがやって来たのは夏の終わり頃だった
帰宅途中に事務所の書類を忘れた事に気がついた
時計を見ると12時前、1時にはセキュリティが働いてしまう…
間に合うだろう、そう思って夜の道を急いで引き返した
校舎が見えて来たとき驚いた、なぜか明かりがついていたのだ
時計を見ると1時を回っていた
俺はまさか…と思いながら近くに車を止めた
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 03:15:10.21 ID:xfoUt0apO
慎重に校舎の中に入った、しばらくスネークしているとKさんを逆レイプするOさんの姿が目に飛び込んできた
ゆっくり近付き、扉を開けるとそこにはKさんが床で仰向けになっていた
俺は驚き、声すら上げられなかった
しばらくして自分を取り戻した後でKさんを揺さぶると
彼はうーんと寝言を言いつつ寝返りを打った
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 03:20:51.76 ID:xfoUt0apO
その寝言を聞いた瞬間耳を疑った
K「ふ、ふふふ・・・腹筋スレ」
呆れたというか安心したというか、どっと疲れが溜まった気がした
起こすのは気が引けたのでさっさと講師室へ向かい書類を取りに行く事にした
入り口に戻ってきたとき、入り口そばの事務室が目に入った
そういえばこんな時間まで何を?
一台だけ動いているパソコンとその机の周りの散乱振りは泥棒と思われても仕方ない
でも、私はその資料や画面に表示されている事にさっき以上に驚いた
生徒一人ひとりの細かな情報、これからの対策案、俺らへの課題点…
ただ、事務しかしない人?
間違っていたのは俺のほうだったんだと気がついた
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 03:23:28.80 ID:Zdeg9iF1O
帰り際、Kさんをゆすって起こすことにした
ようやく起きた時Kさんは恥ずかしそうにしていた
色々聞かれたが忘れ物を取りに来ただけだと告げると慌てて鍵を取りに向かってしまった
俺は何も言わずにもう一回何も無い講師室に向かった
帰り際、Kさんこそ何を?と聞くと仕事だと言った
それから間もなくしてKさんが俺と食事に行かないかと言ってきた
この前のお礼とか言っていたが本音は分からない
俺はその時抱えていた疑問を素直にぶちまけた
生徒のこと、講師陣のこと、そしてOさんのこと
生徒や講師陣については明瞭な答がすらすらと返ってきた
いつ見ていたのか、どれだけ考えた上での言葉なのか、感心しきりだった
だが、Oさんについてのときは急に黙ってしまった
しばらくしてようやく口を開いたのは、
仕事をしてないんだよ
という事だった
Kさん曰く、彼女は目に見える仕事や単純な作業は率先してやる
だけど、目に見えない作業や思考しなければならない作業などは全くしないらしい
そこで無理に割り当ててさせてみたらいい加減な仕事しかしないし、
そのうえ酷い暴言を吐いているとのことだった
俺は言葉を失った
さらに彼女は正社員となったにもかかわらず、
自分は本当にやりたいことが別にある、として極力負担を減らすように言っている
よく分からないが家庭の事情で特定の曜日は必ず休んでいる(後に犬の世話と判明)
本当はすっかり困り果ててIさんにも相談しているのだが自分で解決して欲しいの一点張り
だから俺自身で頑張っているだけだよ
ここまできてKさんへの怒りは消え去り、逆にいくつかの深い疑問が湧いていた
なぜKさんを陥れているのか、どうしてSさんもそれに同調しているのかと
その問題意識を持ちながら秋の中ごろに差し掛かった頃俺は一つの答を導いていた
Oさんは社員としての自覚が全く無い
そればかりかSさんと同じく講師としての自覚にも欠けていたのである
特に後者は酷いもので、Sさんは生徒に対して酷い暴力を振るっているのだ
ある生徒は転んだといって鼻血を出していたが直後にSさんが「やりすぎたわ〜w」と言っているのを聞いたし
他の生徒の場合腕にあざができていた
Oさんの授業は常に見えにくいところに位置している
その理由は授業自体がずさんなのである
知識の面は確かに優秀だが、勉強をさせているだけなので講師として機能していない
さらには趣味ができないと毎日こぼすようになっていた
そればかりか、塾長に聞こえよがしに陰口を言うだけでなく他の講師に同意を求めていた
たまらないと思った私はIさんに救済策を求めたが未だに動きは無い
彼の心中は定かではないが、早くどうにかして欲しいものだ
当時はそれだけで済んでいた
それすら危機管理意識の欠如だったのだが・・・
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 03:54:52.43 ID:xfoUt0apO
すると突然後ろから殺気を感じた
とっさに近くの物陰に隠れて様子を伺った
すると暗闇の中からIさんとOさんが現れた
1月も半分過ぎた頃Kさんが出張で不在のときにOさんからKさんからの指示だといって資料が配られた
そこには生徒への指導方針がいくつか載っていた
生徒の立場に立った授業
アンケートの良化
事務はKへ、質問等はOを介す事
抽象的なことを酷く嫌うKさんらしくない内容に私は疑念を感じ本当にKさんなのかと聞くと
間違いないと即答された
さらに後日、本人に確かめてもいいのかと聞くと別に構わないと言った
だが彼女はその直後にこうも言った
私を疑うのはいいけど全体の輪を乱すようなことは辞めて欲しい、と
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 04:03:03.65 ID:qbnj5w3X0
ちゃんと見てるから最後まで書いてくれよー
私はすぐさまOさんを除いた全講師を食事会を名目に集めてこの事について討議しあった
Kさんは具体性を重んじる、だがこの指示はそれに沿っていない
以前の会議と方針が違う(アンケートは廃止の方向且つ点数向上を具体化しよう)
Oさんの独断ではないか
などなど私の疑問点を挙げて話し合った
すると皆殆ど私と同じ思いであることがわかった
だが、数日後思わぬしっぺ返しが待っていた
授業後、Iさんに呼び出しを受けた
年度の変わり目だから大方契約更新の話かと思い会議室へ
扉を閉めたあとIさんは俺に向かって
変な事してない?
と聞いてきた
俺はそんなことに見に覚えが無い、何を根拠に聞いているのか聞くと
Oさん曰く、俺(
>>1)が“私達”の意向を無視して勝手に授業方針を変えている
塾の方針に従わない人を雇っていては困る、すぐに契約解除して欲しいとのことだった
俺は驚いたがそれは誤解であると釈明を重ねた
Iさんもすぐに理解を示した上で、Oさんがまた何か言ったらすぐに伝えると約束してくれた
部屋を出た後私はしばらく講師室に入ることをためらった
私に“身に覚え”があるとすれば以前行った“会議”以外考えられなかった
その時私は確かにKさんの従来の方針を貫こうといったのだから
そうだとすれば、あの中にOさんに告げ口した奴がいるということだ
その日は皆が帰るまで自習室に篭り、一人で過ごしていた
それからしばらく私は針の筵で過ごす気分だった
他の講師との付き合いを避け、極力かかわりを持たないようにした
そんな私を心配してくれる人もいたが当時の私はそれからも逃げていた
間男が誰なのか、それだけが私の中に渦巻く日々
現実逃避気味に受験生の世話をひたすら見て過ごしていた
それだけが唯一の居場所だったから…
Kさんが帰ってくる直前再びOさんが俺達を全員会議室に呼んだ
Kさん、Iさん不在のそこで彼女はこう言った
私はKさんに対して不満がある、皆もそうではないか?
だからこれからは私の方針に従って欲しい
Kさんは事務に専念するし、これからも色々言うけど無視して構わない
俺は、俺達は言葉を失った
だが、ある講師がそんな事ここで言う事ではないだろうと反発した
ひとしきり応酬すると彼女はすぐに「なら、いいです」と言って一方的に打ち切ってしまった
すぐさまその講師の元に行き「よくやった!」と褒めているとSさんがやって来た
そうやってまた和を乱すのか?
正直俺はOさんに賛成だよ、と
俺はすぐさま直感した、こいつこそ俺を陥れた間男であると
Kさんが帰って来てからしばらくは平和だった、皆受験生に必死だったのが理由である
特に内申点が例年より低いからなおさら大変だったのだ
Kさん主導の会議が行われたが以前のような一体感は失われていた
Oさんに同調するもの、Kさんに同調するもので真っ二つに割れていたのである
互いに譲り合わない状態で会議は平行線をたどった
さらに会議後、Kさんの提案で始まった事柄を行わない人が出てくるようになった
Oさんの実用性の無い意見を勝手に始めてすらいた
2月を迎える頃校舎内は真っ二つに分かれてしまったのだ
2月に入って両者の対立は激しさを増した
生徒の成績を上げることを掲げるK派
生徒の人気取りや自主性を掲げるO派
双方が意固地になってしまったので初めは皆どちらかに属していたのであるが、
次第にその争いから一線を画すようになっていた
日々繰り広げられる論争を尻目に講師陣は各自でとりあえずの対応を迫られたのである
受験生を抱えるという敏感な時期におきた紛争は夏前のようなミスを多発させ、
指導内容が個々で異なるという事態を招き、現場は大いに混乱した
頼みの綱であったIさんは相変らず沈黙を守り続ける
K、Oは相変らずの対立状態、講師陣は混乱をきたし、生徒はすっかり困惑していた
受験本番まもなく一週間という時期でもその愚かな対立は続いていた
それぞれ異なる指示が飛び交い混迷の度はさらに深まるばかり
俺は同じく混乱の淵にあった講師数名を集めて再び食事会を開いた
そこで飛び出したのは管理者である三名への愚痴と不満、そしてあきらめであった
みな一様に下を向いていた
厳しい現実に晒されているのにもかかわらず状況は最悪
そんなみんなの姿を見ながら、一体どうするべきか考えていた
行動を起こすなら今しかないのではないか
でも、それでは彼らと同じことになるのではないか
もしかしたら首になるかもしれないではないか
時間だけが過ぎていく中一人が「そろそろ…」と言った
皆無言のままガサガサと荷物をまとめ始めた
そこで決心がついた
皆を制止し、付いてきて欲しいと言った
管理者の不満はもっともだが、大切なのは生徒
教える立場の人間がバラバラではマズイ
だから皆一丸になってやっていこう
そして最後に、下手をすれば首にもなるかもしれない
そう告げると、皆は顔を見合わせた後でそれなら頑張ろうと言ってくれた
そこからは俺主導での指導体制での授業が始まった
双方の情報を受け、仲裁案を作り説得する、そしてそれを全体共有する
受験の結果は完璧とは行かなくとも何とか及第点に達する事ができた
混乱の中講師陣はようやくまとまりを取り戻しつつあった
3月に入って間もなく、つまり先日であるが
私の元にIさん、Kさんがやってきて私に一通の書類を手渡してきた
「契約解除の通知」
私がその理由を求めると、彼らは私の行動が背信行為に当たるといった
必死に弁明を行い理解を求めたが、Kさんはかたくなにそれを認めなかった
Iさんですら私の行為に失望したと言っていた
仕方なく私は彼らの要求に膝を屈する事になった
明日(というか今日)がその契約解除に当たる日である
中途解約という事で違約金をいただけるが私にとってそんなことは些末事であるのは言うまでもない
昨日(というか一昨日)私は志を共にした仲間にそれを打ち明けた
皆どうするかについては考えていないといっていたがどうなる事やら
今俺の心の中はすっきりしている
アホな上司どもと決別できてよかったなーと言った感じ
再就職が決まってなければ最高なのに…
以上、チラシの裏終了 ノシ