幼馴染「ずっと前から、あんたのこと大っ嫌いだった!」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
「うん」
顔を真っ赤にして、目の前に立つそいつの言った言葉を俺は受け止める。
面と向かってこんなことを言われるのは、正直こたえるが今は受け止めるしかない。
肩を大きく動かし、荒く大きく呼吸するたびにそいつの吐息は白く空中をさまよって消える。
ひとつ大きく息を吸い込んだそいつは、体から搾り出すように言葉を吐き出す。
「意地っ張りで!頑固で!そのくせ意気地なしで!優柔不断で・・・それで、それで・・・」
「うん」
「あんたなんかっ!あんたなんか・・・・」
言葉に詰まると同時に、そいつの目から涙があふれ出した。
とどまることなく出てくる涙をぬぐいながら、独り言をそいつは言っている。
「私を嫌いになってよ・・・」
なれるわけがなかった。
俺は、お前が好きなんだから。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 13:42:13.23 ID:CRXyU8O+0
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 13:42:39.79 ID:AjyyGL5QO
そしたら妹が
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 13:42:51.92 ID:clZZ+4sM0
爆発した
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 13:43:05.69 ID:c6qE2JvA0
恋 空 2 〜Last messege〜
新春全国ロードショー
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 13:43:20.49 ID:4SyZjdOz0
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 13:43:31.87 ID:eyBObwkFO
なんね!!!!!!
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 13:43:46.42 ID:Q3LHyEG60
「私を嫌いになってよ・・・」
れんげかとオモタ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 13:45:08.18 ID:pDUyEWkhO
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 13:50:54.04 ID:YW7yHlkxO
3ヶ月後……
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 13:52:48.83 ID:54dqEyte0
そこには元気に走り回るジェニファーの姿が!
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 13:54:57.25 ID:nWoHmbWjO
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 13:55:02.49 ID:B4pdJQZBO
「もう爆発なんてしないよ!」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 13:56:02.13 ID:54dqEyte0
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 13:57:47.38 ID:nWoHmbWjO
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 14:05:13.75 ID:mKziDeDMO
SSじゃないのかよwwww
>>1 お前・・・
久しぶりの良SSの予感をどうしてくれる
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 14:05:51.05 ID:YW7yHlkxO
適当に書き込んだだけだよ
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 14:06:20.90 ID:n1ocO46LO
良い感じだったのに
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 14:09:26.20 ID:54dqEyte0
そいつとの出会いは、小学校のときだった。
親父の仕事の転勤で引っ越してきたのがいま住んでいる街。
そいつは俺の家の隣に住んでるやつだった。
「どっからきたのー?」
荷物を両親と業者のおっさんが運び入れている間、道路わきで遊んでいた俺に
最初に話しかけてきたそいつの瞳がまぶしいくらいに輝いていたことを今でも鮮明に覚えている。
「あっちのほうの、ずぅっと遠くからだよ」
「そっか、遠いとこから来たのか」
背伸びして、俺の指差した方向を疑いもせずそいつは空の遠くを見つめた。
その夏の日差しが強く照りつける季節から俺たちの時間は一緒に動き始めた。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 14:10:41.36 ID:9pXHpSTvO
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 14:11:55.88 ID:TbsCF1/Q0
わっふる
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 14:17:50.30 ID:Ei5eFVJ1O
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 14:22:39.69 ID:54dqEyte0
転校してきた最初の挨拶のとき、俺は驚いた。
そいつは、俺と同じクラスだったからだ。
「よろしくお願いします」
「よろしくは、2回目だなー」
そいつのおかげで転校初日から友達は作れた。
一番の不安材料はすぐになくなった。
よくお互いの家に遊びに行ったりして、遊んだりもした。
小学校の頃は男も女も関係なかった。ただただ楽しくて、充実した日々を幼いながらに感じていた。
ただの、お隣の、友達、幼馴染。
ずっと、そんな関係なら良かったのかもしれないけれど。
中学に入ると、そんな関係も徐々に崩れ始めていった。
そう、厨二病の発症である。
え、終わり?
な、書かないほうが良かったろ?
なんかごめん
>>30 気にすんなよ
そもそもなにも考えてなかったし