プロローグ 〜神の胎動〜

このエントリーをはてなブックマークに追加
1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
神様はひとりぼっち
別にお腹も空かないし
別に友達もいらない
毎日何も無いところでぽつんと体育座りをしていました
2カモメ:2009/02/20(金) 11:56:42.56 ID:9IKkjv/eO
〜エピローグ〜 神の終焉
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 11:57:08.94 ID:LfdlAKwL0
神様は夢を見ました
キラキラと眩く光があたりをびっしりと覆っています
なんて素敵なところだろう
神様は思わず見とれてしまいました
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 11:59:49.14 ID:LfdlAKwL0
しだいに何もないところをうろうろする神様
夢を見てから神様は
退屈で退屈でしかたがありませんでした
あのきれいなところを眺めながら
目一杯寝ころがっていたいなぁ
神様はいてもたってもいられません
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:01:26.60 ID:LfdlAKwL0
とうとう神様は我慢できなくなり
口をだして大声で叫びました
するとどうでしょう
夢に見たきれいな景色が神様を覆いました
神様は大喜びしました
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:03:45.93 ID:LfdlAKwL0
どこもかしこもきれいな光
神様はうれしくて大はしゃぎ
今までの退屈が嘘のように
神様ははしゃぎ 声をあげました
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:06:49.87 ID:LfdlAKwL0
しかし しばらくして神様は
またぽつんと一人 一点を眺めるだけ
神様はとうとうこの景色に
飽きてしまったのでした
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:09:17.89 ID:LfdlAKwL0
しだいに悩む神様
もう一人自分がいたら
もっと楽しくなるのに
そうおもえばおもうほど
退屈が苦痛でしかたありません
とうとう 大きな声で神様は叫びました
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:10:32.89 ID:LfdlAKwL0
するとどうでしょう
あたりを覆っていた光たちは
他の光とぶつかり合うではありませんか
神様は怖くなって
力の限りに叫びました
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:12:08.16 ID:LfdlAKwL0
 


だいじょうぶかい?


野太く そして暖かい声に
神様は気がつきました

神様の目の前には大きな大きな光が
眩きながら語りかけてきました
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:16:56.91 ID:LfdlAKwL0
君はだれ

僕は知らない あなたは誰

私は太陽

眩く輝く光はそう答えました

それからというもの神様は
毎日毎日 太陽に語りかけました
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:18:22.71 ID:LfdlAKwL0
ある日神様が来てみると
そこに太陽はいませんでした
神様はあたりを見渡しました

おーい

神様が耳をすませると
太陽の呼ぶ声がします
神様は声のほうへ
急いでかけだしました
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:21:30.06 ID:LfdlAKwL0
しかしそこには太陽はいません
太陽の声だと思い辿り着いたところにいたのは
輝きのない太陽でした

君はだれ

僕は知らない あなたは誰

私は惑星

輝きのない太陽はそう答えました
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:23:04.96 ID:LfdlAKwL0
どうしてあなたは眩しくないの

神様は言いました

君にもいつかわかるよ

惑星は答えました
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:24:38.59 ID:LfdlAKwL0
神様は惑星に話しました

太陽がいなくなっちゃったんだ

惑星はにっこりと
太陽はもうすぐもどってくるよと
神様に言いきかせました
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:26:40.91 ID:LfdlAKwL0
おーい

神様が声の方へ振り返ると
そこには眩しく輝く太陽がいました

するとどうでしょう
こんどは惑星もきれいな色に
光輝きはじめました


太陽がいるから
こうやって私達は輝くことができる
私達がいるから太陽もまた
輝いていられる

ひとりぼっちが 退屈なのは
君が一番知っているだろう?


惑星はそういってにっこりと
それにつられて神様も微笑みました
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:29:15.75 ID:LfdlAKwL0
すっかり仲良くなった
太陽と神様
しかし 神様はもっとこの広い景色を見てまわりたい
もっといろんな惑星とおしゃべりがしたい
その想いが強くなってきました
そして太陽も神様の想いに気付いていました
太陽は神様にお願い事をしました

私の光が届かない星があったなら
きっと寂しい想いをしているはず
どうかその星たちの話し相手になっておくれ

優しく微笑む太陽に
神様はこころよくひきうけました





18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:31:28.67 ID:LfdlAKwL0
太陽に頼まれ事をひきうけてから
しばらくたったある日のこと

遠い遠い彼方に
ぽつりと佇む星を神様は見つけました


君は寂しくないのかい

私はとっても寂しいよ


しかし実のところ神様はおはなしより
もっと他のところを見てまわりたかったのです

神様は急いで太陽のもとへ
相談をしにいきました
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:33:00.99 ID:LfdlAKwL0
太陽へ 向かう道の途中
とてもきれいな星たちを目にします

やぁ 君は誰だい

僕は知らない あなたたちは誰

僕等は流星群さ 一緒に踊ろう

 きらきら ぱっぱー ひゅー トントコ ♪

 きらきら ぱっぱー ひゅー トントコ ♪

流星群と遊んでいるうちに
寂しがりやの星のことなどすっかり忘れていました






どのくらい遊んでいたことでしょう
流星群と 追いかけっこをしていたときです
突然 神様の後ろの方から
大きな泣き声が響きました
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:35:09.22 ID:LfdlAKwL0
振り返ると
悲鳴をあげていたのは流星群でした

痛い!!痛いよぉ!!

神様は目を疑いました
流星群の星たちが
ひとつ またひとつ
粉々に消えてしまっているのです


トモダチガホシイ・・・
トモダチ・・・トモダチ・・・


ひとつ またひとつ・・・
体を奪われ 泣き叫ぶ流星群


トモダチ・・トモダチ・・・

その声に神様が気がつきました

この声の正体は・・・
以前出会った寂しがりやの星だったのです

神様は太陽のもとへ
必死で逃げました
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:39:03.01 ID:LfdlAKwL0

―――――――――――――――――――――





おやおやどうしたんだい?


太陽は優しく語りかけてきます
神様はこれまでのことを話しました


色々な景色を眺めたこと・・・
たくさんの友達ができたこと・・・
そして その友達を裏切ってしまったこと・・・


ひとしきり話終えると神様は
初めて大きな声で泣き出してしまいました





22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:40:27.25 ID:LfdlAKwL0

第二部  〜スターダスト・ランデヴー〜






23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:43:06.39 ID:LfdlAKwL0
神様は以前の行いを反省しました

もうあんな寂しい思いは嫌だから

遠くへ行きひとりぼっちの星を見つけては
太陽の周りに置いていきました



えっさこらせ えっさこらせ・・・
毎日のようにひとりぼっちの星を見つけては
運び続けました

24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:44:37.93 ID:LfdlAKwL0

神様は困っていました

最近は遠いところの星にまで積極的に語りかけていた神様でしたが
ひとつだけ どうしても言うことを聞いてくれない
意地っぱりな星があったのです

しかし、以前の流星群のこともあり
放っておくことが出来ませんでした

神様は他の星を運び終えた後
毎日その星を説得しに向かうのでした


25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:46:13.47 ID:LfdlAKwL0

あなたとお話がしたい

いやいや 私は結構だ


あなたは友達が欲しくないのかい

いやいや 私に友はいらない

神様が毎日訪れてもその星の態度は変わりません
とうとう業を煮やした神様は
コツンと星を蹴飛ばしてしまいました

もうしらない
ひとりでいたければ勝手にしろ

わかっている
さっさとかえりたまえよ

神様も星もカンカンです
神様はもうその星のところへ寄ることはありませんでした
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:48:54.70 ID:LfdlAKwL0
いつものように
ひとりぼっちの星を探す神様
ある日 神様はひとりの星と遭遇しました
その星は神様もうっとり見つめるほど
紅く優しい輝きを放っていました

君は誰

ぼくは知らないあなたは誰

私は明星

紅い星はそう答えました

27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:51:16.53 ID:LfdlAKwL0

太陽はここにはいないのに
あなたはどうして美しいの

誰にでもいつかはこうやって
輝けるときがやってくるの


神様には明星の言っていることの意味が
よく分かりませんでした
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:52:35.14 ID:LfdlAKwL0
神様はそれからもずっと
星を運び終えては
明星に会いに行き 一日の出来事を語り続けました

神様は明星に
恋をしてしまったのです 

29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:54:06.49 ID:LfdlAKwL0
ある日 明星は神様にお願いをしました

私達星々もあなたのように
この広い宇宙を駆け回る旅をしているの
でも私達はあなたのように
自由に道を選ぶことができない

いつか出会った星と とても仲良くなったのに
あいさつも無しにはぐれてしまったの

今のうちにどうしても会っておきたい・・・
つれていってくださらないかしら

神様は快くひきうけました
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:56:09.10 ID:LfdlAKwL0
明星と神様がむかった先・・・
それはこのあいだ蹴飛ばしたひとりぼっちの星でした

神様はバツの悪い顔をしましたがひとりぼっちの星は
気にしませんでした

なにかようかね わたしはきみにはようはないが

わたしもあなたにようはありません
しかしこの子がどうしても・・・

ひとりぼっちの星はとても驚いた様子で
明星を見つめていました
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:57:46.31 ID:LfdlAKwL0
もう会うことはないと思っていたのに・・・

ごめんなさい もう一度あなたと
おしゃべりがしたかったの

あの・・・

その・・・


あの・・・

その・・・






どうやら神様はおじゃまなようです
それ以上話を聞くことなく
神様はその場を離れました
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 12:59:25.43 ID:LfdlAKwL0

しばらくして神様が戻ると
明星は神様にもう一つお願いしました

本当にどうもありがとう
最後にもうひとつお願いがあるの

なんだい いってごらん

どうか私を終末の星へと運んでください


しかし神様には終末の星というのがどこにあるのか
またその星がどのようなところか
まったくわかりませんでした
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:01:32.23 ID:LfdlAKwL0
とりあえず神様は明星の言う終末の星へと
迷いながらもつれていくことができました

そこは今まで見たこともないような
おびただしい数の光が飛び交っていました

ここでいいわ 本当に 本当にどうもありがとう


ひとりぼっちの星はつれてこなくていいのかとたずねると
少し寂しそうに微笑んでいました



34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:03:44.61 ID:LfdlAKwL0
神様はいつものように星々を運び終えた後
太陽のもとへ行き
これまでのことを話しました

そしてふいに残った疑問を投げかけました


太陽は終末の星を知ってるかい


太陽は目を丸くして驚きました

35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:05:03.12 ID:LfdlAKwL0
そうか きみにはまだおしえてなかったね・・・

太陽は重く口をひらきました

君は流星群が消えたとき
きっと寂しい思いをしただろう
それはなぜだと思う

神様はすこし考えて答えました

流星群たちに二度と会えなくなると思ったから
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:06:45.24 ID:LfdlAKwL0
そう 二度と会えなくなるんだよ

え?

神様はびっくりしました

星には限られた時間しか輝けない
限られた時間しかおしゃべりできない
限られた時間しか遊べないんだよ

神様は悲しくなってしまいました

太陽もそうなの?

わたしもそうだ だから精一杯輝いて
みんなを照らしているんだよ
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:07:59.33 ID:LfdlAKwL0
そんなばかな!!

神様は急いで終末の星のもとへ飛び出していきました

明星をかえせ!明星をかえせ!

必死に心の中で叫びながら終末の星のもとへ駆けました

息も絶え絶え辿り着いた神様に
あのおびただしい数の大きな光が語りかけます

この終末の星に何のようだね

それは重く 威圧的でしたが
すこし太陽にも似た 優しい響きでした

終末の星よ どうか明星を返してください




38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:09:53.30 ID:LfdlAKwL0
それはならん

厳しい口調で終末の星は言いました

終末の星よ それは悲しいではないですか
どうして返してくれないのですか

それが命というものだからだ

神様は涙を流して訴えましたが
終末の星は耳を貸しませんでした

39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:11:51.27 ID:LfdlAKwL0
この星も 光も 景色全てが君の知恵と好奇心が生み出したものなんだよ
しかし君は生み出すだけで失うことの価値を知らない
君はもうすこし勉強したほうがいい

終末の星は神様にいいきかせました

失うことはとても寂しい 悲しい
これのどこに価値があるのです

神様はその後もずっと明星を返すように訴え続けましたが
終末の星はそれ以降もずっと黙ったままでした

とうとう泣きつかれた神様はあきらめて
太陽のもとへ戻っていきました
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:14:18.30 ID:LfdlAKwL0



つらかったね・・・


太陽は優しく語りかけてきました
神様は明星のことを思い出しながら再び話しました

色々な景色を眺めたこと・・・
明星に恋をしたこと・・・
そして その星と二度と会えなくなってしまったこと・・・

ひとしきり話終えると神様は
また大きな声で泣き出してしまいました
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:15:53.62 ID:LfdlAKwL0

第三部  〜生命〜





42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:17:21.52 ID:LfdlAKwL0
神様はある星の一点をただじっと見つめていました
しかし以前のようにただ無意識に見つめているのではありません

またダメだったよ

あきらめず辛抱強くやりなさい

そんな会話を太陽と交わすのでした





そしてある日のこと・・・



やった!雲だ!雲ができた!!



神様は歓喜しました

43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:19:24.27 ID:LfdlAKwL0
この星は終末の星に残った明星の残骸を
太陽と神様が練り固めてつくったものでした

太陽は神様に生命を育む楽しさを通して
命というものの価値を教えようとしていました

しかしここで問題が起こったのです

そう 生命が誕生しないのです

44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:21:00.44 ID:LfdlAKwL0
神様は悩みました
太陽もまた悩みました
どうすればこの星に生命が誕生するのか
毎日毎日頭を抱えました

くる日もくる日も変わらない星
この星と接するうちに神様は終末の星のことを思い返していました

45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:22:52.70 ID:LfdlAKwL0
とうとう神様は痺れを切らしてしまいました

何が失うことの価値だ!
こんなもの壊してやる!

近くからもってきた小さな星を勢いよく投げつけました

46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:24:29.29 ID:LfdlAKwL0


ほら、よく見てごらん

しばらくして太陽は神様に言いました

あれからこの星に全く興味が無くなり
元気の無い日の続く神様でしたが
一目見て再びやる気を取り戻しました
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:27:20.61 ID:LfdlAKwL0

命だ・・・!命が生まれたぞ!


神様はいつになく興奮していました
そしてこれまで以上にこの星を観察しました



そしてある日のこと
ついに人類が誕生したのです
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:31:29.36 ID:LfdlAKwL0
人間もまた、さまざまな知恵を絞り
いろいろな道具を生み出してきました

石器・・・鉄器・・・娯楽・・・芸術・・・


神様は人類が生み出すものの魅力に
すっかり引き込まれてしまいました
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:37:39.30 ID:LfdlAKwL0
そのうち神様も人間の一部となって
この世界を楽しんでみたいと思うようになりました


太陽よ、私は人間の生活がしてみたい

いいでしょう、ただしあまり深く干渉してはだめだよ


少し不安な太陽をよそに神様はうきうき
神様は深呼吸をして勢いよく地球へと潜り込んでいきました
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:40:55.65 ID:LfdlAKwL0

――――――――――――――――――








どうだったかい?

太陽は神様にたずねました
しかし神様は返事もせずに黙り込み
ただ地球をボーっと眺めているだけでした
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:42:08.95 ID:LfdlAKwL0
神様が生命に見たのは
命の尊さではなく略奪の歴史でした


搾取する者とされるもの


ただそれだけしかありません


52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:44:29.35 ID:LfdlAKwL0
そしてとうとう栄華を極めた人類は
遂に宇宙に進出しました
宇宙の約2%を掌握
そして地球の環境悪化のため人類は宇宙に巣をつくり生活を始めました
スペースコロニーの誕生です


しだいに宇宙に出た人類も遥かな故郷
地球を巡り戦争を始めました


そしてそれに見かね絶望した神様は
ついにある決断を下したのです・・・!
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 13:47:12.24 ID:LfdlAKwL0
このお話はここまででお終いです
神様がどんな決断を下したか、
人類はこの後どうなったのか、
そのことはつづられていません

それは一番きれいな場面で
物語を終わらせたかったからです
悲劇を描きたくなかったからです

これから人類を待ち受ける苦難の数々、
戦争のこと、
銀河系のこと、
それら全てをページの後ろに伏せたまま……

物語はこれで、おしまい
54ショボンマスター ◆zjbrhKqhzQ :2009/02/20(金) 13:50:54.44 ID:LfdlAKwL0
   ∧∧
  (  ・ω・)   ふぃープロローグやっと完成した
  _| ⊃/(__     やっと書きたかった話が規制無しで書けるぜ・・・ 
/ └-(____/~
55ショボンマスター ◆zjbrhKqhzQ :2009/02/20(金) 13:59:12.44 ID:LfdlAKwL0
過去スレ

鬱病一歩手前です(´・ω・`)
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1229753845/
暇だしがんばって8時頃まで全レスしてみる
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1229929036/ 
悩みがあったらここに書き込んでいけ(´・ω・`)
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1230182114/l50
?????なぞなぞしようか(´・ω・`)?????
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1230364326/ 
?????なぞなぞしようか2(´・ω・`)?????
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1230383415
不満、愚痴があったらここに書き込んでいけ(´・ω・`)
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1230510154/  ←感動巨編
「あるある」「ねーよ」からだんだん喧嘩になっていくスレ
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1232699292/  ←他人スレ乗っ取り 
今こそ我等ショボン一族が集結するとき!!(´・ω・`) 
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1234692250/  ←コテデビュー
家庭教師ヒットマンSYOBORN(´・ω・`)
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1234781815/  ←本家とは関係ない
日本人は英語が出来ないくせに洋楽聞いて楽しい?
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1234941946/  ←他人スレ乗っ取り
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 14:01:00.34 ID:maExiDWv0
三行以上読めない
57ショボンマスター ◆zjbrhKqhzQ :2009/02/20(金) 14:01:39.40 ID:LfdlAKwL0
  <⌒/ヽ-、_    〜To Be Continued〜 
/<_/____/

58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 14:03:40.44 ID:6xk5FGQKO
ゆとりは比喩とか使えない
59ショボンマスター ◆zjbrhKqhzQ :2009/02/20(金) 14:05:26.58 ID:LfdlAKwL0
   ∧∧
  (  ・ω・)   ゆとりじゃないもん
  _| ⊃/(__         ボンボン世代だもん 
/ └-(____/~
60ショボンマスター ◆zjbrhKqhzQ :2009/02/20(金) 14:09:33.06 ID:LfdlAKwL0
   ∧∧
  (  ・ω・)   ロックマンのラーメンおいしかったもん
  _| ⊃/(__   
/ └-(____/~


61ショボンマスター ◆zjbrhKqhzQ :2009/02/20(金) 14:11:26.33 ID:LfdlAKwL0
  <⌒/ヽ-、_    〜To Be Continued〜 
/<_/____/

62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/20(金) 14:12:54.66 ID:EeF6Ul5W0
でもレスしてなくて糞ワロタw
63ショボンマスター ◆zjbrhKqhzQ
   ∧∧
  (  ・ω・)   sageてたからだもん 簡潔にまとめたかったから
  _| ⊃/(__        今回は支援いらなかっただけだもん
/ └-(____/~