情熱大陸　〜ニートという選択〜

日曜の昼下がり、我々はとある場所である人物を持っていた。

…しかし、３０分経っても、一時間経っても彼は来ない。
携帯に電話をする…
でない…

我々は彼の事務所である自宅へ向かった。

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　　　　　アルアル[Al-Al／有有]
　　　　　
　　ジャイアントパンダ（Ailuropoda melanoleuca）。
　　2003年、四川省臥竜自然保護センターより寄贈。

ちょっと前に、ぽたぽた焼きのアレ書いてた？

スレタイだけで吹いた俺は満足したから寝ることにする

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スタッフが彼の家を尋ねると、彼の管理をしているという母親が出てきた。

「ちょっと…いま、まだ寝てるんで…ちょっと待ってくださいね」

そういうと母親は二階へ駆け上がって言った。

「ケンジ！ケンジーー！！お客さん！なんかテレビ局の人！なに頼んでんの！！」

とりあえず支援

そこへ眠気眼で我々が取材を試みた彼が現れた。

明きからに不機嫌そうだ。
我々が約束していたことを切り出したのだが、彼は謝らない。

我々はそこに妥協を許さない彼の姿勢の一端を垣間見た。

wktk

こんなスレがまとめブログ乗るはずないだろ

乗ろうが乗らまいが関係無いだろ…
支援

眠気眼が邪気眼に見えた俺は疲れている。

>>12
ありがとう、気付いた

邪気眼ってなんだと思ったら

彼は母親に「いつもの２つ」そう告げると、母親がカルピスを持ってきた。
明らかに敵意の眼差しを向けられている…。

階段を上がり彼の部屋へ案内された。

壁には女の子のキャラクターが隙間無く貼られている。
彼はパソコンの前に置かれたチェアーにどっかりと腰を下ろし
我々に「どぞ、立っててもなんなんで…ｗ」と、薄ら笑いを浮かべベッドに腰掛けるように促した。

ベッドには抱き枕が転がり、黄ばんでいる。

彼に目を向けると自慢気な顔をしてメガネを光らせた。

邪気眼じゃなかったのか

>>8
明きからに 明らかに なってるよね

支援

彼はニートをしているということで我々は、何となく口下手で気弱な若者を想像していたのだが
彼は実によく喋る。

言葉には所々、詰まるのだが
１つ質問をすると、１０返って来る…。そんな印象を受けた。

唐突もなく、彼は国際事情のことを話し始めた。
「やっぱり民主はダメだと思うねｗあの世論調査も捏造でしょ？うぇｗｗっうぇ
もうね、朝日新聞のやってること分かってんのｗこっちは。変態新聞って言われてて…」

彼はカルピスを音を立てて啜りつつ、長時間に渡り持論を展開した。

支援

唐突もなく に一致する日本語のページ 約 1,190,000 件中 1 - 50 件目 (0.30 秒)

なんだこりゃ
すげぇ違和感

急いで書いてるわけだし、多少のミスは気にしない支援

彼はコトあるごとに「情弱ｗｗｗ情弱ｗｗｗ」というフレーズを好んで使っているようだ。

そんな彼に我々は何処から情報を仕入れているのか？という質問をしてみた。
彼は得意げにメガネのズレを直し、パソコンのモニターを指差した…

「ぐふふ、大体これで仕入れてます。まあ、今のマスゴミなんか信用に値しないですからｗ」
彼は鼻を鳴らした。

そこで我々は彼がよく訪れるというサイトに案内してもらった…。
２ちゃんねるだ。

便所の落書きと称されることもあるこの巨大掲示板だが、彼は最高のデータベースだと豪語した。
「いや、僕なんか古参ですし、最近の新参みたいに嘘情報に惑わされずに使いこなしてますしねｗｗ」

彼はこの巨大掲示板で自由に泳ぎ回っているという。

支援

なかなかいいと思う

「まあ、基本的に嘘を嘘と見抜けない奴に２ちゃんを使用するのは難しいかな？」
彼はアゴを突き出して「ふぅ」という息を吐いた。

我々は彼の普段在中しているというニュー速VIPという板を見せてもらった。
此処では彼はコテという名前を付け活躍しているのだという。

「反響はありますよｗこの板では有名ですしねｗｗ」彼はこれが一種のステイタスだと言った。

あるコテの話かな

意外！それはVIP！

頭の中で葉加瀬太郎が演奏をやめてくれない支援

我々は実際に彼が1日の大半を費やしているというスレ立てを見せて貰った。

「鼻の下が異様に臭い」というスレを我々の為に立ててくれた。
…レスを待つ彼の表情は真剣そのものだ。

モニターの一点だけをただ見詰める。
それに呼応して汗をかくカルピスの入ったグラス。

息をするのが躊躇われる程の空間が出来上がる。

その時、待望のレスがつく　２・糞コテしねよ

ですよね

クソっもう寝ようと思ってたねに

支援

「くそゆとりがあああ！！！うぜええええええええ」

彼が突然叫びだした。
その後に続くレスも全てが糞コテと彼を詰る内容であった…。

彼は必死に「いや、いつもは違うんですよｗｗもっと上に見られてますからｗ」
そう言う彼の目頭に熱い涙が溢れていたのをスタッフが発見し
寸前のところで取材は一時中断された…。

何とか落ち着きを取り戻した彼に将来の夢を聞いてみた…

「やっぱニートって他人に迷惑かけてるって印象あるじゃないですか？創価とかと同じで。
でも、自分こうなったのも親や時代のせいなんで…」

一通り心情を吐露してくれたあと、彼は最後にこう言った。
「まとめブログに載りたい」

そう言うと彼は颯爽とアゴを突き出しながらパソコンモニターに向かった。

おわり

IDが幼女だな

お

乙

なんだこれは

終わりかよｗｗｗ乙ｗｗｗ

ニヤニヤしながら読ませてもらった
乙