むかしむかしあるところにかみさまがいました【重版】
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
神様はひとりぼっち
別にお腹も空かないし
別に友達もいらない
毎日何も無いところでぽつんと体育座りをしていました
神様は夢を見ました
キラキラと眩く光があたりをびっしりと覆っています
なんて素敵なところだろう
神様は思わず見とれてしまいました
夢から覚めた神様はまたぽつんと座り
ただ一点を見つめていました
しかし神様はあの景色が忘れられません
しだいに何もないところをうろうろする神様
夢を見てから神様は
退屈で退屈でしかたがありませんでした
あのきれいな景色を眺めながら
目一杯寝ころがっていたいなぁ
神様はいてもたってもいられません
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:24:02.37 ID:eiGz0sZWO
ほうほう
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:24:08.96 ID:p1GoOQQt0
とうとう神様は我慢できなくなり
口をだして大声で叫びました
するとどうでしょう
夢に見たきれいな景色が神様を覆いました
神様は大喜びしました
どこもかしこもきれいな光
神様はうれしくて大はしゃぎ
今までの退屈が嘘のように
神様ははしゃぎ 声をあげました
しかし しばらくして神様は
またぽつんと一人 一点を眺めるだけ
神様はとうとうこの景色に
飽きてしまったのでした
しだいに悩む神様
もう一人自分がいたら
もっと楽しくなるのに
そうおもえばおもうほど
退屈が苦痛でしかたありません
とうとう 大きな声で神様は叫びました
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:26:26.68 ID:p1GoOQQt0
するとどうでしょう
あたりを覆っていた光たちは
他の光とぶつかり合うではありませんか
神様は怖くなって
力の限りに叫びました
だいじょうぶかい?
野太く そして暖かい声に
神様は気がつきました
神様の目の前には大きな大きな光が
眩きながら語りかけてきました
君はだれ
僕は知らない あなたは誰
私は太陽
眩く輝く光はそう答えました
それからというもの神様は
毎日毎日 太陽に語りかけました
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:28:04.23 ID:4e6CjNCi0
| / \
|/;| ‐- \
//;;/≠≡ ‐‐ ミミ
ノ/;;;/ ~ヽ ≠≡=× :::::::::::
i;;;/ /f二!ヽi r __ :::::::: 大麻で3Pアヘアヘ
i;;| ´ヽ--‐´| ∠`ー´ゝヾ::: ::::::
i;;| / | ヽ ̄~´ ::: バッチコーイ
Y /  ̄´ :::::
| // ヘ ::::::::
| ( ,- )\ ::
∧ ____二____ __ノ
∧ \i__i__i__i__i フ /
∧ ヽ||||||||||||/ /;;;
∧ (二二ノ|| r−
,r‐- .∧ || / `、
/ 、 \ _ ∧ | | /;/ i l、
| '| \ ` ̄ ー(人) イ / | l\
ミ | \. . ││ / │ 彡)
.| | \ ・ .││ / ト、 !
| | \ . ││ / ハ ヽ
.| .|ヘ \ ││/ l ) \
| .| ヽ (;;;)(;;;) ,' ノ \
ノ ヽ ヽ :: .ノ ゝ、__
/ ヽヘ、 ミ*ミ / `⌒
_ノ `ー 、. _ ,X、._,.-‐'´
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:29:20.28 ID:p1GoOQQt0
ある日神様が来てみると
そこに太陽はいませんでした
神様はあたりを見渡しました
おーい
神様が耳をすませると
太陽の呼ぶ声がします
神様は声のほうへ
急いでかけだしました
しかしそこには太陽はいません
太陽の声だと思い辿り着いたところにいたのは
輝きのない太陽でした
君はだれ
僕は知らない あなたは誰
私は惑星
輝きのない太陽はそう答えました
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:31:53.04 ID:p1GoOQQt0
どうしてあなたは眩しくないの
神様は言いました
君にもいつかわかるよ
惑星は答えました
神様は惑星に話しました
太陽がいなくなっちゃったんだ
惑星はにっこりと
太陽はもうすぐもどってくるよと
神様に言いきかせました
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:33:16.57 ID:p1GoOQQt0
おーい
神様が声の方へ振り返ると
そこには眩しく輝く太陽がいました
するとどうでしょう
こんどは惑星もきれいな色に
光輝きはじめました
太陽がいるから
こうやって私達は輝くことができる
私達がいるから太陽もまた
輝いていられる
ひとりぼっちが 退屈なのは
君が一番知っているだろう?
惑星はそういってにっこりと
それにつられて神様も微笑みました
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:36:45.92 ID:p1GoOQQt0
すっかり仲良くなった
太陽と神様
しかし 神様はもっとこの広い景色を見てまわりたい
もっといろんな惑星とおしゃべりがしたい
その想いが強くなってきました
そして太陽も神様の想いに気付いていました
太陽は神様にお願い事をしました
私の光が届かない星があったなら
きっと寂しい想いをしているはず
どうかその星たちの話し相手になっておくれ
優しく微笑む太陽に
神様はこころよくひきうけました
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:41:48.80 ID:p1GoOQQt0
太陽に頼まれ事をひきうけてから
しばらくたったある日のこと
遠い遠い彼方に
ぽつりと佇む星を神様は見つけました
君は寂しくないのかい
私はとっても寂しいよ
しかし実のところ神様はおはなしより
もっと他のところを見てまわりたかったのです
神様は急いで太陽のもとへ
相談をしにいきました
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:43:22.37 ID:p1GoOQQt0
太陽へ 向かう道の途中
とてもきれいな星たちを目にします
やぁ 君は誰だい
僕は知らない あなたたちは誰
僕等は流星群さ 一緒に踊ろう
きらきら ぱっぱー ひゅー トントコ ♪
きらきら ぱっぱー ひゅー トントコ ♪
流星群と遊んでいるうちに
寂しがりやの星のことなどすっかり忘れていました
どのくらい遊んでいたことでしょう
流星群と 追いかけっこをしていたときです
突然 神様の後ろの方から
大きな泣き声が響きました
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:46:15.46 ID:p1GoOQQt0
振り返ると
悲鳴をあげていたのは流星群でした
痛い!!痛いよぉ!!
神様は目を疑いました
流星群の星たちが
ひとつ またひとつ
粉々に消えてしまっているのです
トモダチガホシイ・・・
トモダチ・・・トモダチ・・・
ひとつ またひとつ・・・
体を奪われ 泣き叫ぶ流星群
トモダチ・・トモダチ・・・
その声に神様が気がつきました
この声の正体は・・・
以前出会った寂しがりやの星だったのです
神様は太陽のもとへ
必死で逃げました
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:47:58.14 ID:p1GoOQQt0
おやおやどうしたんだい?
太陽は優しく語りかけてきます
神様はこれまでのことを話しました
色々な景色を眺めたこと・・・
たくさんの友達ができたこと・・・
そして その友達を裏切ってしまったこと・・・
ひとしきり話終えると神様は
初めて大きな声で泣き出してしまいました
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:50:31.62 ID:p1GoOQQt0
このお話はここまででお終いです
太陽がどんな言葉をかけたか、
神様はこの後どうしたのか、
そのことはつづられていません
それは一番きれいな場面で
物語を終わらせたかったからです
悲劇を描きたくなかったからです
これから神様を待ち受ける苦難の数々、
銀河系のこと、
人類のこと、
それら全てをページの後ろに伏せたまま……
物語はもう少し続きます
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:52:01.01 ID:p1GoOQQt0
第二部 〜スターダスト・ランデヴー〜
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:53:17.53 ID:p1GoOQQt0
神様は以前の行いを反省しました
もうあんな寂しい思いは嫌だから
遠くへ行きひとりぼっちの星を見つけては
太陽の周りに置いていきました
えっさこらせ えっさこらせと
毎日のようにひとりぼっちの星を見つけては
運び続けました
神様は困っていました
最近は遠いところの星にまで積極的に語りかけていた神様でしたが
ひとつだけ どうしても言うことを聞いてくれない
意地っぱりな星があったのです
しかし、以前の流星群のこともあり
放っておくことが出来ませんでした
神様は他の星を運び終えた後
毎日その星を説得しに向かうのでした
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:54:51.03 ID:p1GoOQQt0
あなたとお話がしたい
いやいや 私は結構だ
あなたは友達が欲しくないのかい
いやいや 私に友はいらない
神様が毎日訪れてもその星の態度は変わりません
とうとう業を煮やした神様は
コツンと星を蹴飛ばしてしまいました
もうしらない
ひとりでいたければ勝手にしろ
わかっている
さっさとかえりたまえよ
神様も星もカンカンです
神様はもうその星のところへ寄ることはありませんでした
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:56:43.80 ID:p1GoOQQt0
いつものように
ひとりぼっちの星を探す神様
ある日 神様はひとりの星と遭遇しました
その星は神様もうっとり見つめるほど
紅く優しい輝きを放っていました
君は誰
ぼくは知らないあなたは誰
私は明星
紅い星はそう答えました
太陽はここにはいないのに
あなたはどうして美しいの
誰にでもいつかはこうやって
輝けるときがやってくるの
神様には明星の言っていることの意味が
よく分かりませんでした
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 15:58:51.27 ID:p1GoOQQt0
神様はそれからもずっと
星を運び終えては
明星に会いに行き 一日の出来事を語り続けました
神様は明星に
恋をしてしまったのです
ある日 明星は神様にお願いをしました
私達星々もあなたのように
この広い宇宙を駆け回る旅をしているの
でも私達はあなたのように
自由に道を選ぶことができない
いつか出会った星と とても仲良くなったのに
あいさつも無しにはぐれてしまったの
今のうちにどうしても会っておきたい・・・
つれていってくださらないかしら
神様は快くひきうけました
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:00:21.88 ID:p1GoOQQt0
明星と神様がむかった先・・・
それはこのあいだ蹴飛ばしたひとりぼっちの星でした
神様はバツの悪い顔をしましたがひとりぼっちの星は
気にしませんでした
なにかようかね わたしはきみにはようはないが
わたしもあなたにようはありません
しかしこの子がどうしても・・・
ひとりぼっちの星はとても驚いた様子で
明星を見つめていました
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:02:05.32 ID:p1GoOQQt0
もう会うことはないと思っていたのに・・・
ごめんなさい もう一度あなたと
おしゃべりがしたかったの
あの・・・
その・・・
あの・・・
その・・・
どうやら神様はおじゃまなようです
それ以上話を聞くことなく
神様はその場を離れました
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:03:43.38 ID:p1GoOQQt0
しばらくして神様が戻ると
明星は神様にもう一つお願いしました
本当にどうもありがとう
最後にもうひとつお願いがあるの
なんだい いってごらん
どうか私を終末の星へと運んでください
しかし神様には終末の星というのがどこにあるのか
またその星がどのようなところか
まったくわかりませんでした
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:05:56.53 ID:p1GoOQQt0
とりあえず神様は明星の言う終末の星へと
迷いながらもつれていくことができました
そこは今まで見たこともないような
おびただしい数の光が飛び交っていました
ここでいいわ 本当に 本当にどうもありがとう
ひとりぼっちの星はつれてこなくていいのかとたずねると
少し寂しそうに微笑んでいました
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:07:19.53 ID:p1GoOQQt0
神様はいつものように星々を運び終えた後
太陽のもとへ行き
これまでのことを話しました
そしてふいに残った疑問を投げかけました
太陽は終末の星を知ってるかい
太陽は目を丸くして驚きました
そうか きみにはまだおしえてなかったね・・・
太陽は重く口をひらきました
君は流星群が消えたとき
きっと寂しい思いをしただろう
なぜだと思う
神様はすこし考えて答えました
流星群たちに二度と会えなくなると思ったから
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:09:59.36 ID:p1GoOQQt0
そう 二度と会えなくなるんだよ
え?
神様はびっくりしました
星には限られた時間しか輝けない
限られた時間しかおしゃべりできない
限られた時間しか遊べないんだよ
神様は悲しくなってしまいました
太陽もそうなの?
わたしもそうだ だから精一杯輝いて
みんなを照らしているんだよ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:11:31.29 ID:p1GoOQQt0
そんなばかな!!
神様は急いで終末の星のもとへ飛び出していきました
明星をかえせ!明星をかえせ!
必死に心の中で叫びながら終末の星のもとへ駆けました
息も絶え絶え辿り着いた神様に
あのおびただしい数の大きな光が語りかけます
この終末の星に何のようだね
それは重く 威圧的でしたが
すこし太陽にも似た 優しい響きでした
終末の星よ どうか明星を返してください
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:13:10.93 ID:p1GoOQQt0
それはならん
厳しい口調で終末の星は言いました
終末の星よ それは悲しいではないですか
どうして返してくれないのですか
それが命というものだからだ
神様は涙を流して訴えましたが
終末の星は耳を貸しませんでした
この星も 光も 景色全てが君の知恵と好奇心が生み出したものなんだよ
しかし君は生み出すだけで失うことの価値を知らない
君はもうすこし勉強したほうがいい
終末の星は神様にいいきかせました
失うことはとても寂しい 悲しい
これのどこに価値があるのです
神様は訴え続けました
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:15:10.32 ID:p1GoOQQt0
その後も神様はずっと明星を返すように訴え続けましたが
終末の星はそれ以降もずっと黙ったままでした
とうとう泣きつかれた神様はあきらめて
太陽のもとへ戻っていきました
つらかったね・・・
太陽は優しく語りかけてきました
神様は明星のことを話しました
色々な景色を眺めたこと・・・
明星に恋をしたこと・・・
そして その星と二度と会えなくなってしまったこと・・・
ひとしきり話終えると神様は
また大きな声で泣き出してしまいました
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:17:59.14 ID:tmJ55DD2O
よくわかんないけど支援
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:19:06.15 ID:p1GoOQQt0
第三部 〜生命〜
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:21:39.96 ID:p1GoOQQt0
神様はある星の一点をただじっと見つめていました
しかし以前のようにただ無意識に見つめているのではありません
またダメだったよ
あきらめず辛抱強くやりなさい
そんな会話を太陽と交わすのでした
そしてある日のこと・・・
やった!雲だ!雲ができた!!
神様は歓喜しました
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:23:27.64 ID:p1GoOQQt0
この星は終末の星に残った明星の残骸を
太陽と神様が練り固めてつくったものでした
太陽は神様に生命を育む楽しさを通して
命というものの価値を教えようとしていました
しかしここで問題が起こったのです
そう 生命が誕生しないのです
神様は悩みました
太陽もまた悩みました
どうすればこの星に生命が誕生するのか
毎日毎日頭を抱えました
くる日もくる日も変わらない星
この星と接するうちに神様は終末の星のことを思い返していました
そしてとうとう神様は痺れを切らしてしまいました
何が失うことの価値だ!
こんなもの壊してやる!
近くからもってきた小さな星を勢いよく投げつけました
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:25:43.56 ID:p1GoOQQt0
ほら、よく見てごらん
しばらくして太陽は神様に言いました
あれからこの星に全く興味が無くなり
元気の無い日の続く神様でしたが
一目見て再びやる気を取り戻しました
命だ・・・!命が生まれたぞ!
神様はいつになく興奮していました
そしてこれまで以上にこの星を観察しました
そしてある日のこと
ついに人類が誕生したのです
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:26:00.16 ID:nskl8qCa0
小さな星カワイソス
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:27:51.25 ID:p1GoOQQt0
人間もまた、さまざまな知恵を絞り
いろいろな道具を生み出してきました
石器・・・鉄器・・・娯楽・・・芸術・・・
しかし神様は日に日に顔をしかめていくのでした
神様が生命に見たのは
命の尊さではなく略奪の歴史でした
搾取する者とされるもの
ただそれだけしかありません
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:36:52.14 ID:p1GoOQQt0
そしてとうとう栄華を極めた人類は
遂に宇宙に進出しました
宇宙の約2%を掌握
そして地球の環境悪化のため人類は宇宙に巣をつくり生活を始めました
スペースコロニーの誕生です
しだいに宇宙に出た人類も遥かな故郷
地球を巡り戦争を始めました
そしてそれに見かね絶望した神様は
ついにある決断を下したのです・・・!
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:38:44.24 ID:p1GoOQQt0
第四部 〜粛清〜
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:41:16.93 ID:p1GoOQQt0
明星をないがしろにする人類どもめ・・・
根絶やしにしてくれる・・・!!!
神は人類に宣戦布告しました
神の軍勢・・・エクスキューショナーの来襲です
そのころ人類は戦争兵器であるモビルスーツの開発に成功していたのですが
エクスキューショナーの軍勢には赤子同然でした
かつてない世界の危機を目の当たりにした人類
それまで地球を巡り争っていた各軍も
戦争を一時凍結
そして世界各国首脳会議において
エクスキューショナーの軍勢に立ち向かうため
ある決断が下されました
各軍が地球を守る間に
敵軍の核である神を倒す特殊部隊を編成
連邦は
民間人からの参加を呼びかけました
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:42:57.69 ID:p1GoOQQt0
ある田舎町にて
哲也「じいさん!みてくれよ!神撃墜部隊を募集してるよ!
じいさん「ほっほっほ・・・哲也よ・・お主の親父がどれほど凄かろうが
結局はMSの性能で決まってしまうんじゃ・・・
悪いことは言わん。やめておけ・・・
哲也「うっせぇやい!俺のガンダムはレボリューションだ!いってくるぜ!!
じいさん「こ!これアムロ!!・・・・フン、勝手にしろい・・・
ジジイは黙って隠居じゃ・・・・
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:44:16.84 ID:nskl8qCa0
(゚д゚)
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:45:09.41 ID:p1GoOQQt0
ザワザワ・・・・
アムロ哲也「ここが集合場所か・・・いっぱい人がいるな・・・」
?「へぇ・・・結構いいMSじゃないか」
哲也「お前だれだよ」
?「俺か?俺はマイケルだ。ちょうど良かった。班組まなきゃいけないんだってよ」
哲也「遊びでやってるわけじゃないんだよっ!」
マ「じゃあ他に顔見知りがいるってか?」
哲也「う・・・・」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:47:23.34 ID:p1GoOQQt0
司令官「静粛に!」
ザワザワ・・・
司令官「静粛に!!!」
ザワザワ・・・
司令官「黙らないか!!!」ドンッ
しーーーん・・・・・
カチッ
司令官「見たか諸君!貴様等は実践で編隊を組むのに7分もかかるのか!!
これだから民間人は・・・以後、気をつけるように
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:50:06.79 ID:p1GoOQQt0
司令官
「これから君達にエクスキューショナーはもちろんのこと神に戦いを挑んでもらうわけだが・・・
しかし君達にエクスキューショナーの軍勢を凌げるほどの力は無いと思っている。
そこで・・だ・・・諸君には4人一組のチームとなってもらい
各自で分散して神に近づいてもらう。
ちなみに後から私たちも戦艦で進軍する。
そのとき一定の時間帯だけ宇宙各区に補給艦と待機させるから
危なくなったら立ち寄るがいい。
艦長は私、ライトニング大木が担当する。
それと諸君・・・勘違いするな・・・これは戦争なのだ!
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 16:56:50.77 ID:p1GoOQQt0
司令官
「諸君 私は戦争が好きだ!!
マ「(おいお前、これつけろ)」
哲也「(・・へ?なんだこれ?)」
マ「(いいからつけとけって!)」
諸君 私は戦争が大好きだ!
殲滅戦が好きだ 電撃戦が好きだ
打撃戦が好きだ 防衛戦が好きだ
包囲戦が好きだ 突破戦が好きだ
退却戦が好きだ 掃討戦が好きだ
撤退戦が好きだ
平原で 街道で
塹壕で 草原で
凍土で 砂漠で
海上で 空中で
泥中で 月面で
この宇宙で行われるありとあらゆる戦争行動が大好きだ
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:01:38.43 ID:p1GoOQQt0
戦列をならべたガンキャノンの一斉発射が轟音と共に敵陣を吹き飛ばすのが好きだ
空中高く放り上げられた敵兵がビームライフルでばらばらになった時など心がおどる
パイロットの操るガンタンクの120mmが敵を撃破するのが好きだ
悲鳴を上げて燃えさかるMSから飛び出してきた敵兵をジムでなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった
ビームサーベルをそろえたMSの横隊が敵の戦列を蹂躙するのが好きだ
恐慌状態の新兵が既に息絶えた敵兵を何度も何度も刺突している様など感動すら覚える
敗北主義の逃亡兵達を街灯上に吊るし上げていく様などはもうたまらない
泣き叫ぶ捕虜達が私の振り下ろした手の平とともに金切り声を上げるシュマイザーにばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ
哀れな抵抗者達が雑多な小火器で健気にも立ち上がってきたのをメガ粒子砲が都市区画ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える
SMのお嬢様に滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだった村々が蹂躙され女子供が犯され殺されていく様はとてもとても悲しいものだ
神の軍勢の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ
神の軍勢に追いまわされ害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ
第4部のつまらなさは異常
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:05:41.75 ID:p1GoOQQt0
諸君 私は戦争を地獄の様な戦争を望んでいる
諸君 私に付き従う大隊戦友諸君
君達は一体何を望んでいる?
更なる戦争を望むか?
情け容赦のない糞の様な戦争を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様な闘争を望むか?
『戦争! 戦争! 戦争!』
よろしい ならば戦争だ
我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ
だがこの暗い闇の底で何世紀もの間堪え続けてきた我々にただの戦争ではもはや足りない!!
大戦争を!!
一心不乱の大戦争を!!
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:07:55.19 ID:p1GoOQQt0
我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬ敗残兵に過ぎない
だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している
ならば我らは諸君と私で総力100万と1人の軍集団となる
我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう
連中に恐怖の味を思い出させてやる
連中に我々の軍靴の音を思い出させてやる
天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
一千人のMSの戦闘団で
宇宙を燃やし尽くしてやる
「最後の大隊大隊指揮官より全宇宙艦隊へ」
目標 神!!
神撃墜作戦 状況を開始せよ!
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:09:32.74 ID:p1GoOQQt0
哲也は結局、マイケル、ボブ、ジョンとチームを組み
神のもとへ進軍するのであった・・・
彼等はまだ知らない・・・
神の軍勢の恐ろしさを・・・
人間の欲深さを・・・
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:10:56.07 ID:p1GoOQQt0
第五部 〜激闘〜
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:13:08.92 ID:p1GoOQQt0
マイケル「しかしよぉ・・・確かにライセンス持ってるっつっても
民間人に頼るこたぁねぇよな?」
ボブ「せやなぁ・・・よっぽどヤバイんとちゃうか?」
ジョン「軍もよっぽど追い詰められてるってところか・・・
まぁフリーのパイロットでもそこらの兵より上手い奴がいるって話だしな」
哲也「へぇー」
ジョン「すまん、ちょっとはずすぞ」
ボブ「お!!そろそろはじまるみたいやな!」
マイケル「なんで有名なフリーパイロットだけこんなじれったい送り出し方すんだよ!
別に誰から出てもいいじゃねーか・・・」
「さぁ!ここに約1000人の英雄たちが集まってくれたわけですがなんとっ!!
各界の王者たちまでもが参戦してくれました!!
みなさん!彼等が再び大地を踏みしめられるように
熱い拍手で送り出しましょう!!」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:14:40.01 ID:p1GoOQQt0
ボール殺しは生きていた!! 更なる研鑚を積みボール凶器が甦った!!!
武神!! 玉緒だァ――――!!!
ガンダムファイトはすでに我々が完成している!!
西方不敗 クラッシャー増田だァ――――!!!
手当たりしだい投げキッスしまくってやる!!
世界一温厚な ケンイチだァッ!!!
ザクマシンガンならまかせておけ!!!
ラッシュ大山だァッ!!!
ルールの無いケンカがしたいからパイロットになったのだ!!
プロの腕前を見せてやる!!マイコニド鈴木!!!
若さゆえの過ちか!!?
シャア・アブナスギが参戦だァ!!!
闘いたいからここまできたッ キャリア一切不明!!!!
不敵な微笑!! 山田!!!
今の自分に死角はないッッ!! ニュータイプ ハマーン 関介!!!
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:16:39.06 ID:p1GoOQQt0
めい土の土産にカステラとはよく言ったもの!!
達人の奥義が今 実戦でバクハツする!! スナイパー土井先生だ―――!!!
ギャンこそが宇宙最強の代名詞だ!!
まさかこの男がきてくれるとはッッ 真久部清十郎!!!
MSはオレのもの 邪魔するやつは思いきり殴り思いきり蹴るだけ!!
宇宙海賊紅一点 ジュディ!!!
若き王者が帰ってきたッ
どこへ行っていたンだッ チャンピオンッッ
俺達は君を待っていたッッッジョンの登場だ――――――――ッ
哲也「あいつ・・・凄い奴だったんだな。小賢しいと思う」
マイケル「まじかよ・・・こりゃエクスキューショナーと遭遇しても何とかなるかもな」
「以上のパイロットを筆頭に神へ進軍します!!
どうかもう一度あたたかい拍手を!!!!」
こうして哲也たちは宇宙へ出発した・・・
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:18:48.18 ID:p1GoOQQt0
マイケル「で、どうすんだチャンプさんよ。早速神の軍勢に一泡吹かせに行くかい?」
ジョン「いや、それはダメだ」
ボブ「なんでや?アンタぐらいの実力なら一騎ぐらい余裕やろ?」
哲也「俺は反対だ。目標は神ひとり、無駄な戦いは避けたい」
ジョン「哲也の言うとおりだ。ここは連邦の補給場所を目指しつつ
少しずつ進軍していくのが無難だ」
マイケル「はぁ・・まぁ実戦経験豊富なアンタが言うんだから間違いねぇわな」
ボブ「はぁ?どんだけチキンやねん。見損なったわ。
ほんじゃわいだけで勝手に行くわな。ほな」
哲也・マイケル「おい!ボブ!!」
ジョン「好きにしろ・・・」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:20:40.87 ID:p1GoOQQt0
ゴゴゴゴゴゴ・・・・ドゴオッ!!
マイケル「なんだ被弾か!!?」
ジョン「おちつけマイケル!!・・・!?なんでMSが!?通信傍受する!!」
?「よぉお前さんがチャンプかい?悪いが死んでもらうぜ!!」
ジョン「この輸送艦じゃやばいな・・・俺がこいつを動かす!!二人は出撃を!!」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:22:30.69 ID:p1GoOQQt0
ズシャァッ!!
?「ぐ・・ぐぬぅ・・・無念・・・」
哲也「はぁ・・はぁ・・何なんだこいつは・・・いきなり襲ってくるなんて・・・」
ジョン「・・・恐らく神にかけられた懸賞金目当てで参加したフリーのパイロットだ
・・哀れな・・・・」
マイケル「しかし哲也初めてにしちゃすげぇじゃねぇか!」
ジョン「ああ、正直見くびっていたよ。二人とも凄いじゃないか」
哲也「ああ・・(何だろう・・?この感じ・・・)」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:25:18.23 ID:p1GoOQQt0
ジョン「しかし賞金目当ての輩がいるとなるとかなりまずいな・・・」
マイケル「どうした?」
ジョン「レーダーを見てくれ・・・後ろについてきてる輸送艦・・・」
マイケル「なんだ?補給点目指してんだろ?」
ジョン「いや・・・少し軌道をずらすぞ・・」
マイケル「ピ・・・ピッタリついてきてやがる・・!!こりゃまずいぜ!!」
哲也「さすがにこんな数相手じゃ・・・」
マイケル「おいどうすんだよ!!振り切れるのか!!?」
ジョン「いや・・・無理だ・・振り切っても燃料がどうにもならん・・・」
マイケル「おいぃ勘弁してくれよぉ!!」
ジョン「落ち着けって・・しかしこの緊張状態のまま補給点まで行けるものか・・」
哲也「・・・あれだ・・!!」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:28:38.45 ID:n58uIRau0
ジョン「ん?なんだ哲也。何かあ・・る・・!?」
マイケル「おいおいぉぃ・・・俺死んだな・・・」
ジョン「エクスキューショナーが大量だな・・どうするんだ?」
哲也「今の後ろは我先にとこっちの艦に向けて攻撃しようとしてる・・・
俺がMSで陽動すりゃきっと荒れに荒れるだろう?」
ジョン「なるほどな・・・後ろ全部を囮に使うわけか・・無謀だが・・」
マイケル「どのみち死ぬんだったらチャンスあるほうにしてくれ〜」
哲也「大丈夫 逃げ回っていりゃ死にはしない」
ジョン「・・決まりだな・・・しっかり捕まってろ・・・」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:30:42.76 ID:n58uIRau0
「哲也ガンダムいきます!!」
ジョン「・・・派手にやらかしたようだな・・・
とりあえずあの星のクレーターに身を潜める
エクスキューショナー達が半分通り過ぎたら
一気に突破する。哲也に合図送ってくれよ」
マイケル「あ・・ああ・・(なんでお前等冷静なんだよ・・・)」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:32:18.41 ID:n58uIRau0
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・
ジョン「・・・!!!今だ!!出るぞ!!マイケル合図!!」
マイケル「ああわかってるよ!!」
哲也「よし!!離脱する!・・!!?くっ!!」
ジョン「哲也!!どうした!!?」
?「へへへっ逃がさんよ」
哲也「ちっ・・邪魔を・・!」
ジョン「あれは・・・!!ラッシュ大山じゃないか!!
まずい・・・哲也の腕じゃ奴にはまだ・・・」
大山「ふん・・ジョンの入れ知恵か?なかなか上手い作戦だ
だが所詮付け焼刃よ・・・」
哲也「くそ!!やってやる!!
来い!!レヴォリューションの力見せてやる!!」
大山「ふん!いい度胸だ!!」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:33:51.63 ID:n58uIRau0
ズドドドドドドドッドッドドドッド!!!!!
大山「フハハハハハハ!!オラオラア!!どうしたぁ!?
避けるのが精一杯ってところだなぁ!!」
哲也「まずいぞ・・・このまま長引けばエクスキューショナーの餌食だ・・・
・・そこォっ!!」
ズヒュン!!
大山「おっと!惜しいな!こいつでもくらっと・・!!?」
ズシャアッ!!
マイケル「ウオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
哲也「マイケル!!」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:35:20.15 ID:n58uIRau0
マイケル「オラ哲也はやいとこ退散すっぞ!!」
大山「くっ!不意打ちとは・・だが逃がさん・・・!!!
・・!?ちィ!神の下僕どもが!!!俺に歯向かうなぁ!!!!」
ズドドッドドッドドっドドッドドッドドッドドドッド!!!!!!!!
マイケル「おらはやくしろ!!」
哲也「あ・・・ああ・・・」
マイケル「しかしエクスキューショナーのおかげでなんとか助かった・・・」
ジョン「だいぶ進路がずれてしまったけどな・・・ギリギリ燃料は持ちそうだ・・
・・・哲也どうした?」
哲也「あの男・・・MSで神の軍勢と渡り合ってた・・・」
マイケル「まぁあのオッサンは四機神のひとりだからなぁ
俺も不意打ちが通用するなんて思ってなかったぜ」
哲也「四機神?」
マイケル「なんだおまえ?四機神しらねぇのかよ!」
哲也「田舎じゃそんなもんは流行ってなかったからな」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:36:48.28 ID:n58uIRau0
マイケル「出発するとき送り出ししたろ?
あいつらのほとんどはいわゆる宇宙開拓史に貢献した
ヒーローってやつだな。宇宙に住めるようになったのも
あいつらが宇宙に飛び出して色々調べてくれたからなんだぜ?」
哲也「そうなのか。偉いくせに酷いことしてくれるもんだな」
ジョン「・・というより開拓者のほとんどが資金目当てのようなもんだ
実際新たに採取した開拓データはMSによる奪い合いに発展する
彼等のほとんどはそうやって奪ったデータだけであの地位を手にした・・
四機神なんかはその代表だよ・・・まったく土地の話も出来ないクズだ」
哲也「ふーん・・・」
マイケル「お・・補充艦が見えてきたぜ・・・」
哲也「・・・とりあえず仮眠をとろう・・・
どっと疲れた・・・」
ジョン「そうだな・・・起きたら第二ポイントまでのルートを
考えるぞ」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:38:23.97 ID:n58uIRau0
― 数時間前 補充艦ドックにて
ボブ「ほ〜れわしの言ったとおりやないか
まったくチャンピオンは頭が固くてかなわんわ〜
あの二人も気の毒やな、単独で行ったらスイスイいけたで
こうやって補充艦にも一番のりでし・あ・わ・せ
・・・?あらどないしはったんですか?いやびっくりするわ〜
いるならいるて最初にゆうて下さいよ〜・・・あれ・?
あんさんちょっと何持ってはりまんねや・・ちょっ・・ちょっと!
あぶないて!!危ないて!!こっちくんなギャァァァァァアァァアァァ!!!!!!!!!!!!!!」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:40:01.61 ID:n58uIRau0
第六部 〜思わぬ助っ人〜
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:42:58.54 ID:n58uIRau0
マイケル「で、今度はどのルートで行くんだ?」
ジョン「そこなんだが・・・今度は補充艦が3箇所に分かれてる
・・が今回は第3ポイントまで先回りしておいたほうがいい」
哲也「言うからには燃料計算は?」
ジョン「少しでも神の軍勢の邪魔が入ったら終わりだな・・・
だがリスクはこっちのほうが少ない
さっきみたいなのに出くわすことが無い
到着したら近くに大きめの星があるからそこで補充艦がくるまで
待機しておけばいい・・・あとはそうだ」
哲也「?」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:44:34.32 ID:n58uIRau0
ぷるるるる ぷるるるるる
ガチャ
セバスチャン「はいぼっちゃまご用件は?」
ジョン「今から座標軸をそっちに送るから
そのポイントに必要物資とメカニックを」
セバス「かしこまりました」
ジョン「準備完了だ、行こうか」
哲也・マイケル「・・・」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:44:45.74 ID:428R7XeYO
三部までは良かったのに(´・ω・`)
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:46:21.43 ID:n58uIRau0
ジョン「さて今度は尾行も無いな
やはり自由に出発時間が決められるのはいい」
マイケル「ああ・・でも実戦無しで俺たちは神に勝てるのかね?」
ジョン「さあな・・・そのときはそのときだ」
哲也「・・・・暇だし俺 ガンダムの整備してるよ」
・・・・・6時間後・・・・
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:48:40.32 ID:n58uIRau0
マイケル「うへぇーーーーこりゃ退屈は退屈で嫌だな・・・」
哲也「!!・・・レーダーに反応ないか?」
ジョン「いや・・・特に何もないが・・?」
哲也「そうか・・・!!いや右だ!!避けろ!!」
ジョン「!!?」
ズチュ――――――――――――――ンッ!!!
ジョン「危なかった・・なんだ今のは!?」
哲也「レーダーには反応ないか・・!!でも見える!!赤と黄色の・・・!!」
ジョン「!!スナイパー土井か!!」
哲也「哲也!ガンダム行きます!!」
ジョン「まて哲也!!」
マイケル「俺もでるぜ!!先行ってろよな!」
ジョン「おい!・・・無茶を!」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:50:07.40 ID:n58uIRau0
哲也「マイケル!!危ないから先いってろよ!!」
マイケル「ばっか野郎!!お前一人で四機神に敵うかよ!!」
哲也「・・ああ!わかった!援護を頼む!!だけど接近するまでは危ないから
俺の言うこときいてくれよ!?」
マイケル「わーってるよ!んなこたぁよ!!」
哲也「マイケル左に避けろ!!」
マイケル「あぁ!!」
ズチュ――――――――――――――ンッ!!!
マイケル「ジョンお前・・あれ見えてんのか?」
哲也「俺も知るかよ!!今度は上だ!!」
ズチュ――――――――――――――ンッ!!!
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:51:46.88 ID:n58uIRau0
マイケル「ぜぇ・・ぜぇ・・・・」
哲也「・・・はぁ・・はぁ・・・やっと俺たちの射程距離に入ったぞ・・・」
土井「ほう・・ターゲットにここまで侵入を許したのは久しぶりだ・・・
冥土の土産にカステラとはよく言ったものだな・・・」
マイケル「んワケわかんねぇこと言ってないでさっさと勝負しやがれ!
チキン野郎!!」
土井「ふっはっは!!あの距離からここまで全速力で近づいたのだ!!
そんな機体で俺に敵うとでも?」
哲也「やってやるぜ!!そらぁ!!」
ブィン!!
土井「ほう・・・いいことをおしえてやろうか?」
哲也「・・・!?」
土井「俺は早撃ち名人でもあるんだよ!!!」
ズガアァァッ!!!
3部までは良かった
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:53:48.98 ID:n58uIRau0
哲也「うわああ!くそっ!!」
土井「ふはははは!!片腕じゃさすがにたたかえんかぁ!!そらそらそらそらぁ!!!」
ズガガガガガアアアアッ!!
マイケル「や・・・やめろおおお!!」
?「そこまでだよ」
土井「き・・・きさまは!!・・・世界一温厚などとぬかすグアアッ!!」
健一「そうだ。僕が健一だ」
マイケル「腕をもぎとった・・・み・・見えなかった・・・」
土井「くそおおお!!せっかくの獲物が!!」
健一「退け。さもなくば片腕ではすまさん・・・」
土井「お・・おのれぇぇぇぇ!覚えていろ!!」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:56:09.15 ID:n58uIRau0
マイケル「た・・・たすかった・・ふぅ〜・・・」
健一「そっちのMSがだいぶやられたようだね・・・
うちの輸送艦まで運ぶといい」
マイケル「あ・・ありがとうございます!!」
健一「一応応急処置だけはしといたよ・・どうしたの?」
マイケル「いえ・・健一サン・・・仲間はどうされたんすか?」
健一「みんな金欲しさに散っていったよ」
マイケル「あ・・そうなんすか・・・どうして俺たちを?」
健一「あのジョンが認めたくらいだからね」
マイケル「え?ジョンと親しいんすか?」
健一「ははっまぁね。
彼に連絡しとくからしばらく休んでおいてよ」
マイケル「は!はい!!ありがとうございまっす!!ヒャッホー!!」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 17:59:25.51 ID:n58uIRau0
ガチャガチャ・・・
哲也「・・・何をやっているんだ!」
健一「・・・整備だよ」
哲也「嘘つけ!!それを整備できるのは俺だけだ!」
健一「知ってるよ。これ、ガンダムレヴォリューションだろ?」
哲也「!!?」
健一「あんまり構えないでくれよ・・悪かったね勝手にいじっちゃって
でも一応破損部分は直しておいたからね」
哲也「・・・・・・」
ジョンとはぐれてしまった哲也とマイケルだが
健一の輸送艦によって無事ポイント2まで運ばれた
― 哲也とマイケルが到着して2時間が経過したころ
土井「くそおおおおおお!!青二才がぁぁぁぁあぁぁ!!
今度出会ったら真っ先に撃ち殺してくれるわぁ!!
・・・・ふう、ケツも拭いたしそろそろ
!!誰だ貴様はぎにゃあああああああああああ!!!!!!」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 18:01:59.57 ID:t+KcUwzN0
第七部 〜消えたMS〜
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 18:05:31.75 ID:t+KcUwzN0
マイケル「大変だ大変だたいへんだぁぁぁぁ!!!!
おい!起きろ哲也!!」
哲也「う〜ん・・・なんだよ・・・・」
マイケル「俺 た ち の M S が 無 い!!」
哲也「なんだって!?」
マイケル「あの優男まさかこれが狙いで・・!!」
哲也「いや・・・どうだろうなぁ・・・
どっちにしろジョンにあいに行かなくちゃ」
マイケル「・・だな。輸送艦は借りれるけどMSはどうなんだろうな?」
マイケル「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
哲也「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
マイケル「・・・・・・・・・・・・・・・・」
哲也「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
マイケル「動く棺桶しかないぜ・・・?」
哲也「とりあえず今度こそ誰にも遭遇せずジョンのいるところまでむかわなくちゃな・・・」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 18:07:12.56 ID:t+KcUwzN0
マイケル「じゃあ出発するか!!」
哲也「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
マイケル「・・・・・・・・・・・・・・・・」
哲也「輸送艦操作マニュアルあるぜ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
哲也・マイケル「・・・・・・・・・はぁ・・・・・・・・・・」
マイケル「レーダー」
哲也「以上無し・・・いや何かあるな」
マイケル「どっちだよはっきりしやがれ!!」
哲也「わかんねぇんだよ!文句あるか!!?」
マイケル「んだとコラァ」
ドゴオオ・・・ン・・・
哲也・マイケル「!!?」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 18:10:49.07 ID:t+KcUwzN0
?「補充艦出発直後の奇襲・・この時点での攻撃は古今例が無い・・」
マイケル「あいつは・・!!シャアじゃないか!!」
哲也「どうするんだ!?」
マイケル「・・・・・・・・・・・・・・・・」
哲也「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
マイケル「俺ボールに乗るの初めてだよ・・・・」
哲也「俺もだ、だが行くしかない・・・」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 18:25:54.79 ID:t+KcUwzN0
シャア「モビルスーツの性能の違いが
戦力の決定的差ではないということを・・・教えてやる」
マイケル「なんて嫌味なセリフだ・・・おれ達のMSがボールしか無いのを知ってて
言ってやがるのか?」
哲也「シャア!応答しろ!ここにはジョンはいない!相手を間違えているんじゃあないのか!」
シャア「戦いとは非情なものだ・・・」
マイケル「・・どうやら引く気はないようだな・・・!!やってやるぜ!!
哲也も出るぞ!!」
哲也「ああ」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 18:34:51.94 ID:t+KcUwzN0
ズビィイイ――――ム!!
マイケル「うわぁぁぁ!!」
シャア「一撃で・・・一撃で撃破か」
哲也「マイケル!!?」
マイケル「あ・・ああ大丈夫・・!!それよりどうするよ・・
あんな化け物相手にボールじゃ・・!!」
哲也「・・・!?誰かくる!!」
玉緒「カーッかっかかっかっかwwww
笑いがとまらんよ。
まさかボールに乗っている奴がいまどきいるなんて」
シャア「やめろ玉緒!!貴様のヒドラザクでは一瞬で終わってしまう!!」
哲也「マイケル・・・こいつは・・・!」
マイケル「ああ・・見送りでいたな・・・・
ボールキラーの玉緒・・・こいつはまずい」
ヒュオオオオオオ!!
哲也「うわ!とりあえずあのボールサイズのアームに捕まれたらやばそうだな!!」
マイケル「んなこたぁわかってるよ!どうすんだ!!」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 18:38:14.24 ID:t+KcUwzN0
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 18:50:18.96 ID:t+KcUwzN0
玉緒「ダイちゃんよお〜ボールの相手は俺だって
開拓時代から相場は決まってただろぉ〜?
アア!?獲物とってんじゃねぇぞゴルァ!!」
シャア「・・私もよくよく運のない男だ」
哲也「・・不意打ち狙えば勝てるか?」
マイケル「バカヤロウさっさと逃げるぞ!!」
玉緒「おめぇのゲルググがいくら高性能でも俺のヒドラにゃかなわねぇよ!!」
シャア「ふ〜ん、見掛け倒しでなけりゃいいがな」
玉緒「ぐ・・・キサマァ!!!!!!」
マイケル「(今だ哲也!!輸送艦に乗り込め!!)」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 18:58:41.43 ID:t+KcUwzN0
玉緒「ぬぎゃあああああああああああ!!!」
ドゴオオオオオオオオオオ・・・・・・・
シャア「逃げられてしまったか・・しかし、一体どういうことなのだ
連中は戦法も未熟なら、戦い方も素人だ
ジョンめ・・・何を・・・・」
マイケル「・・・・はぁ〜もうボールは乗りたくねぇよ 心臓に悪い」
哲也「ああ・・しかしこんなにも狙われるなんて・・・
大した疫病神だよジョンは・・・」
マイケル「はは・・ちげえねぇや・・・」
哲也「・・・?レーダーが何かキャッチしたぞ・・・?」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 19:05:55.12 ID:t+KcUwzN0
マイケル「あわわわわ・・・宇宙海賊の戦艦じゃねぇか・・!!どうすんだ?」
哲也「どうするったって・・何も奪われるものもってないし・・・」
マイケル「あ・・そういやそうだな・・・まてよ・・・!?
こいつはチャンスだぜ哲也!!
あいつらやたら漂流難民に優しいんだ!!
漂流難民として待遇してもらってMSかっぱらっちまおうぜ!!」
哲也「うまくいくかなぁ・・?」
マイケル「大丈夫だって!!まかせとけ!!」
海賊「輸送艦が漂流している!!応答無し!!どうしますか!?」
?「ドックへ格納しろ!!ただし注意を怠るな!!
抵抗するようなら射殺しても構わん!!」
海賊「はっ!!」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 19:18:23.67 ID:t+KcUwzN0
哲也「(あれ・・・・?コイツは確か・・・)」
マイケル「(やっべぇ〜・・よりによって神撃墜部隊参加者の・・・
迂闊に行動したら神より先に海賊に狙われちまう・・)」
ジュディ「私が副船長のジュディだ、手荒な歓迎を許してくれ
船内を案内する。爺!!ちょっとはずすよ!!」
船長「ああ!ゆっくりしていきな!!」
マイケル「ああっと俺はいいや、へへっ、ちょっくらトイレいって休憩するよ」
哲也「おいマイケル」
マイケル「(ばっかやろうなにくつろいでんだよ!
とっととMSかっぱらって逃げるんだろ?
探してくるからお前時間稼いでろ)」
哲也「あ・・ああ」
ジュディ「何をしている?いくぞ!」
哲也「あ!すぐに行きます!!」
マイケル「じゃあな哲也頼んだ!」
哲也「・・・」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 19:27:19.84 ID:iRWwdRdM0
哲也「あの・・ジュディさん?」
ジュディ「なんだ?ああ、呼び捨てで構わんよ」
哲也「何で宇宙海賊を?」
ジュディ「別に好きでやっているわけじゃないさ・・・
何年たっても宇宙で戦争は耐えないからね
もとは漂流難民を手助けする団体だったんだが・・・
いつの間にか海賊扱いされた・・それだけのことさ」
哲也「・・・・・」
ズウウウウウウウン・・・・・
ジュディ「今の揺れは!!?」
アナウンス「ドックに侵入者!!うわあああああ!!」
ジュディ「待っていろ!すぐに向かう!!」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 19:33:31.65 ID:iRWwdRdM0
哲也「これは!!?なんでここにガンダムレヴォリューションが!?」
マイケル「俺達のMSを奪ったのコイツらだったんだよ!!何してんだよ!!
MSごと輸送艦に乗れ!!はやく!!」
哲也「あ・・・ああ!!」
ズウウウウウウウウウウン・・・・
哲也「いいぞ!!」
マイケル「オーケイ!!そんじゃ出発だ!!」
ジュディ「ま・・待て!!・・くっ!!
ガンダムディザスター!!出るぞ!!」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 19:42:40.55 ID:iRWwdRdM0
マイケル「うっひょーーーやっぱいい輸送艦乗せてやがるぜ!!
速度が段違いだ!!」
哲也「追いかけてくるぞ!?通信!!」
ジュディ「MSは返してもらう!!」
マイケル「はぁ!?お前等のモンじゃねーだろうが小娘が!!」
ジュディ「そうだな・・・ならば海賊らしく!MSは頂いていく!!」
哲也「どうする?」
マイケル「このまま逃げようって言いたいところだが向こうのMSはえーな・・
また陽動作戦ってのもいいが戦艦の集中砲火もお目にかかりたくないね!」
哲也「輸送艦の監視区域までカーチェイスってところか・・・」
マイケル「全力で振り切るぞ!!」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 19:50:47.84 ID:iRWwdRdM0
――――――――――――――――
マイケル「――反応は?」
哲也「無いな・・振り切ったか・・ふーぅ・・」
マイケル「しかしMSを取り戻したのはいいものの・・・
ここまで神の軍勢をしのいできた奴等は相当の腕を持ってるから
結局現状は危ういな・・・」
哲也「まぁ・・・次のポイントでジョンと合流できるんだ・・・
それから考えよう・・・・」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 19:59:21.68 ID:iRWwdRdM0
―――そして三時間後
哲也とマイケルは補給艦にて無事にジョンと再開を果たす――――――
そのころ、とある場所にて――――――――――
ラッシュ「ふはっはははははは!!!
雑魚どもがぁあああああああ!!!
こりゃあ神も余裕でしとめられるかもな!!ヒャッハーーー!!!
・・・ん?なんだおめぇ?俺とやり合おうってか?
そんな機体で?ぷっ!傑作だこりゃあ!!
んなもんで俺の背中が勤まるかボケがあああああ!!!
・・・・え・効いてない・・だと・・・?
お・・・オイ冗談だぜぇまったくこれだから最近の奴は
おい!やめろ!その武器を今すぐ下ろせ!!
下ろせってでめちょっ!!!!」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 20:02:29.15 ID:iRWwdRdM0
第八部 〜超新星〜
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 20:16:50.94 ID:iRWwdRdM0
ジョン「まずいな・・・」
マイケル「どうしたんだ?」
ジョン「エクスキューショナーが新しい戦闘部隊を作り上げたと
さっきアナウンスで流れていた・・・
私がフォローできるのもここまでかもしれない・・・
それでもまだ神のところへ行きたいと?」
マイケル「何言ってんだよジョン!やるにきまってんだろうが!」
哲也「このままいても結局何も変わらないんだ
出来るところまでやるよ」
ジョン「わかった・・・二人の覚悟を聞いておきたかったんだ・・・
起きたらすぐに出発しよう」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 20:22:04.24 ID:iRWwdRdM0
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 20:25:06.29 ID:iRWwdRdM0
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 20:27:20.22 ID:iRWwdRdM0
誰か!!オラに保守をわけてくれぇ!!!
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 20:28:43.31 ID:iRWwdRdM0
誰か!!少しだけでいい!!2時間だけオラに保守をわけてくれぇ!!!
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/14(土) 20:30:19.21 ID:iRWwdRdM0
保守
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
100だけとっておこう