キョン「なあ、古泉。お前、疲れないのか?」2

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758以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:08:14.76 ID:PqIpDtR80
おやつ の縦読みじゃなかったの?
759以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:09:26.16 ID:iCOV9XD80
俺は釣られてないからなwwwwwwwwほ、ほんとだぞwwwwwwwwハハハ・・・
760以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:10:02.39 ID:dsaH5KLd0
谷川本人乙
761以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:10:27.53 ID:yIvTp1bo0
おいおい
やっと気づいたのか
つられるなよwwww
762以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:11:33.30 ID:foiRbCyK0
お前らはなんで二期が放送開始しないのかわからないのか
京アニは二期を放送出来しないのではなく放送出来ないんだよ
つまり、三時のおやつは文明堂
763以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:12:03.59 ID:A855JGrw0
お前ら、無駄なレスするのは
やめろよ!
つりとかどうでもいいんだよ!
764以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:12:21.46 ID:JKVEg6Tz0
涼宮さんは僕の目の前に立つ。

そして訝しげに僕の顔を睨んで……おごそかに、口を開いた。

ハルヒ「あなた………古泉、一樹君?」

古泉「……え?古泉ですが―――」

ハルヒ「そうじゃなくて、一樹君の方?それとも、二樹君の方?」

古泉「………はい?」

古泉(……ニキ?一体、なんのことだ……?)

僕は困って、彼の方を見る。

しかし、彼は楽しそうに笑っているばかりで何も教えてくれない。

古泉「……すいません、涼宮さん。ちょっと久しぶりで、状況がうまく飲み込めていないのですが………」

ハルヒ「だ!か!ら!」

彼女は文芸部中どころか、廊下中に響き渡りそうな声で叫ぶ。

ハルヒ「あなたが、古泉一樹の方か、弟の二樹の方かって聞いてんの!!」
765以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:13:27.13 ID:foiRbCyK0
なんてことだ
>>1は二木ゴルフの回し者でもあったというのか…?
766以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:14:18.12 ID:PcIz0+mBO
このスレあと40分でおちるぜ?
767以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:14:18.68 ID:ZWq5RVMy0
支援
768以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:15:24.94 ID:mIqdlIpiO
>>766
それまでには終わりそう
769以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:15:25.08 ID:f3E7eYoXO
>>765
その発想は無かった
770以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:15:29.01 ID:lL+ETsiK0
支援
771以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:17:24.21 ID:iN2Lm/O4O
いっき にき みき
772以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:18:21.70 ID:JKVEg6Tz0
古泉(……………なんだって?)

今度こそ本当に、混乱の極北だった。

みくる「あの……先週までは二樹君だったんですよね?」

古泉「え、ええ………?」

みくる「あの、えーっと……二樹君?古泉君はいつ、帰ってらっしゃるんですか?」

古泉「ええ……、えーっと、ですね、あのー……」

もう、困りはてた僕は長門さんと彼を交互に見るくらいしかできなかった。

彼はやっと、満足したのか僕の耳元でそっと囁いた。

キョン「……長門がな、言ったんだ。今週の頭に部室で寝てたのも、昨日あんなことをしたのも、今日来なかったのも双子の弟の二樹のほうだってな」

キョン「それで、ほんもののお前は実家にどうしても帰らなきゃいけない用があって入れ替わってる、ってな」

………なるほど。

その説明で全て、合点がいった。

古泉(だから、涼宮さんは先週僕の事を全く気にしなかったのか―――――)
773以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:20:04.24 ID:ZWq5RVMy0
支援
774以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:20:18.70 ID:mIqdlIpiO
一樹 肉桂 美樹
775以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:21:07.36 ID:pcZRBlSvP
逆に古泉かわいそう…
776以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:25:10.76 ID:JKVEg6Tz0
ハルヒ「ねえ!どっちなの!?」

古泉「団長。大変失礼しました!」

ハルヒ「……?」

僕は取り敢えず、頭をさげる。

古泉「弟の無礼、心からお詫び申し上げます。本当にすいませんでした」

ハルヒ「……あ!」

みくる「……と、言うことは――――」

顔をあげる。そして、できる限りの笑顔を浮かべた。

古泉「一樹の方です。今週から、戻ってきました」

ハルヒ「なんだ!それなら早く言いなさいよ、まったく。副団長失格よ?」

みくる「ああ、本当に古泉君ですね〜。良かった〜」

僕の笑顔をみて、二人とも信じたようであははと顔を合わせてわらっていた。

ハルヒ「まったく、部長に何も言わず弟と入れ替わるなんて、団員にあるまじき行為よ!わかってる?」

古泉「ええ。本当に、骨身にしみています」

キョン「じゃあ、今週の探索はお前のおごりだな、古泉」
777以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:26:31.71 ID:ZWq5RVMy0
支援
778以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:27:26.42 ID:s90UICeiO
>>669

> 古泉「本当に必要だと思われる人間は……きちんと自分も相手を必要だと思える人間なんだって、わかった」

感動した
779以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:31:24.80 ID:JKVEg6Tz0
彼は意地悪く微笑み、そう言う。

だから、僕も笑顔で答えた。

古泉「ええ、そうですね。皆さん、本当にすいませんでした」

僕が頭を下げると、涼宮さんはわかってるならいいけど……といって、口の先を尖らし席に戻っていった。

その小さな横顔は……とても「神」だなんて、呼べるようなものじゃなかった。

「ありがとうございます」と一言長門さんにはなしかけると、彼女は小さく頷くだけで本に視線をもどした。いつもどおりだ。

朝比奈さんは楽しそうに鼻歌を歌いながらお茶を入れだした。これだって……いつもどおり。

なのに、少し見方を変えるだけでこの部屋の色彩は随分と明るさを増した。

鳥籠のように思っていた、木目調の部室はせまいけれど僕たちにとって小さな世界なのだ。

僕と彼はテーブルに向き合って座り、今日プレイするゲームを選ぶ。

どちらともなく、その種目はオセロに決まった。
780以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:34:17.65 ID:A855JGrw0
オセロ・・・
781以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:35:13.96 ID:ZWq5RVMy0
支援
782以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:35:15.55 ID:JKVEg6Tz0
いつもだったら、ゲームを決める時点で負け方をイメージしているところを……今日はどうやったら、勝てるか。

そればかり、考えていた。

キョン「お前、目の色違うぞ?大丈夫か?」

古泉「ええ、もちろん。あ、今日はきっと記念日になりますよ?」

キョン「……なんのだ?」

古泉「今日は、白のピースを盤上に一つも残しません」

僕が笑顔でそう言うと彼は呆れたような、嬉しいような表情をうかべ、微笑んだ。

キョン「……やってみろよ、じゃあ」

古泉「言われなくても」


783以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:35:23.77 ID:q4xf1VXu0
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/handygover/1234517196/
ここにフルフルってちんこですか?

ってレスするともれなく明日あの可愛い子(2次元含む)からチョコが貰えるぞ!

784以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:36:56.18 ID:foiRbCyK0
パーフェクトゲームをやるってか
大きく出たな

てかまさか古泉が白じゃないよな?
785以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:37:08.14 ID:ZWq5RVMy0
支援
786以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:40:04.55 ID:JKVEg6Tz0
ゲームの途中。

団長席から身を乗り出した涼宮さんに声をかけられた。

ハルヒ「ねえ、古泉君。もう実家の方の問題はいいの?」

ハルヒ「また、二樹ってやつが来たりしない?」

僕は意識を盤上に集中しながら……しかし、笑顔を携えて、こういうのだ。

古泉「ええ、もうあいつは二度とこの部室に来たりしません」

古泉「二度と来させたりしませんよ」と。

これには根拠もある。確信も、あった。

だって、そうだろう?

僕はもう、彼女の身勝手に振り回されるだけの超能力者じゃない。

自分で彼女の傍に……彼らの傍にいることを選んだ―――――

この世に、ただ一人の超能力者なのだから。
787以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:40:20.28 ID:uODzuEClO
支援支援
788以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:40:36.57 ID:ZWq5RVMy0
支援
789以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:41:15.49 ID:bmMSTZ9P0
支援
790以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:41:15.28 ID:lL+ETsiK0
支援
791以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:41:47.23 ID:S2LzxvjpO
支援
792以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:41:54.59 ID:JKVEg6Tz0
おしまい
793以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:42:21.87 ID:0K25by6t0
794以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:42:33.12 ID:gKrfAC/t0
おちゅかれ
795以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:42:33.69 ID:DycEkPORO
796以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:42:38.34 ID:9S2JvmLnP
落ちそうなんだが
797以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:42:40.53 ID:foiRbCyK0
乙 前回に引き続き楽しめた
798以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:43:01.97 ID:bmMSTZ9P0
おつかれぃ
期待して待ってた甲斐があったぜ
昨日来なかったらどうしようかと思ったがw
いいもの読ませてもらった
799以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:43:02.08 ID:iN2Lm/O4O

面白かった
800以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:43:08.58 ID:D6TxNs4T0
おっつん
801以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:43:10.26 ID:A855JGrw0
乙!
スレが落ちる前に終わってよかった
802以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:43:10.26 ID:ZWq5RVMy0
おつかれさまでしたー
803以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:43:22.30 ID:EChgZPIcO
GJ!!
感動した!
804以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:43:32.76 ID:PqIpDtR80
乙!
805以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:43:41.71 ID:Xy33rwjr0
おつ乙かれ
806以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 21:43:54.73 ID:xsv/cgK6O
乙! 感動したぜ
807以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
乙!感動した!