やる夫が将棋初心者から脱出したいようです【中盤編】

　　　　　　　　　　　　前回までのあらすじ

　今だ!!2ｹﾞｯﾄｫｫｵｵｵ!!!!!
　￣￣￣￣￣∨￣￣￣ 　　　　　　　　　　(´´
　　　　　　　　∧∧　　　）　　　　　　　(´⌒(´
　　　　　　⊂（ﾟДﾟ⊂⌒｀つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
　　　　　　　　　　￣￣　 (´⌒(´⌒;;
　　　　　　　　　　　　　ｽﾞｻﾞｰｰｰｰｰｯ

　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　　　￣￣ ＼　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｨrｩ､　　＿.　　＼　.　　
　　　　　　　　＿　　　　　　　/'_/.-f二_.,.-'~　　 ｀i　　　　　　やらない夫
　　　　　_　　,-±ヽ., -=‐''"￣=rﾀ≠´r''t,,. -―-⊥_　　　　　覚悟！
　,.-―-≧三‐ ｀　:|_,,--‐''￣＼｀´r‐'´／;y=‐、;;;;;;;;;;｀､ 　
<,ﾍ=''"ﾞ==ｨ:.〉　 ,,,,!-‐-,--､.　　l　:|　/;;ﾇ'　'´,ｨｭ､;;;;;;;;;;;;｀、
. ＼＼　ノ ﾉ,｀ｰt三三'　　　｀ヽl　 |. {ｻ､’　 ｀￣l:｀、;;;;;;;;;;l　
　　＼（／ｿ　　　￣¨ー､　　　　｀.ﾒ､ .{ t＝ｭ　　 |　ﾚﾆヾ;;;|.　
.　　　｀ｰ' 　　　　　　　　 ヽ、　　j!　i!｀ｰｼ=┘　　! ﾉ-',ｲ;;;;;l　
　　　　　　　　　　　　　　/　ヽ、.j!　l!　　　 ｀‐=＜|;￣;;;;;;;;;;;l　　
　　　　　　　　　　　　　/　　　 .ﾉ　./　　　　　　�Xt;;;;::::;;;;;;;∧.　
　　　　　　　　　　　　　!　　 ／　 /　　　　　　　 l　∨;;;;;;;;;;;;∧.
　　　　　　　　　　　　　ヽ＜___.／　　　　　　　　:.}　.:};;;;;;;;;;;;;;;∧
　　　　　　　　　　 　　　　　 ￣｀.>-､　　　　　　.ﾉ　 j;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧.　
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　＼ヽ、＿／　 ∧;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧.　

　　　 ／￣￣＼
　　／　ノ　　⌒ ＼
　　| u （○）（○）　| 　　　　　
.　　|u　（__人__）　 | 　　　　　
　　 |　　 ｀ ⌒´　　ﾉ 　　　　
.　　 |　u　　　　 　 } 　　　　　
.　　 ヽ　　　u　 　 }
　　　 ヽ　　　　　ノ　
　　　　/　　　 く　
　　　　|　　　　 ＼ 　
　　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)

　　　 　　　／￣￣￣＼
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　　　 ／　 <○> 　<○>　 ＼.　 　やらない夫・・・
　　　 |　　　　（__人__）　 u 　|　　
　　　 ＼　　　 ｀ ⌒´　　　　／　
　　　 ／ 　u 　　　　 　 　 ＼




　　　　　　



　　　　　　　　　　　　やらない夫ーーーー！！！！！！

　　　　　　　　　　　　前回までのあらすじ　　終わり

　　　　　

今から過去スレ見てくるんで頑張るがよい

　　　 　 ,､‐'''''''''ヽ､
　　　　/:::::;;-‐-､:::ヽ 　　　　　　　　　　　 _,,,,,,,_
　　 　 l::::::l　　_,,､-‐"iiiiiilllllllllllliiiiiiiｰ-､__ゞ:::::::::::｀ヽ,
　　　　ヽ::｀／: : : : iiiiiilllll||llllliiiiii: : : : : : ヽｲ~`ヽ:::::::i　
.　　　　 ／;,..-‐､: : : : : l|l: : : : : : : : : : : : : ＼　ﾉ:::::}　　過去スレ
　　 　 /: /: : : : :｀.: : : : : : : : :/´￣＼ : : : : : ヽ:::ノ　 　やる夫が将棋初心者から脱出したいようです【囲い方編】
.　　　 !: : : :iflllli､: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : :.!　　　　http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1232365377/
　　　 |: : : :llllｆ　l: : : : : : : : : : :.iflllli､: : : : : ＜iiii|　　　　やる夫が将棋初心者から脱出したいようです【攻め方編】
　　　 |: : : :|llll　|: : : : : : : : : : .llllf　l: : : : : : : : :.|　　　　http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1232795885/
　　　 |: : : :.!lllll!' : : : : : : : : : : |llll　|: : : : : : : : :i　　　　やる夫が将棋初心者から脱出したいようです【攻め方編】・・・の続き
　　　/: : : : :　　　 ○　　　 : : .!lllll!' : : : : : : : :.i　 　　　http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1232879851/
　 ￣|: : :" 　,,,,,,,,,,,,,|____　　　　: : : : : : : :.＜iii/　　 　
.　 ／!.:　　　|:::::／　　　￣''''''''l ヽ: : : : :-─/─　　　
　　　 ヽ 　　ヽ/　　　　　　　 ﾉ　 　 : : :ヽ／　　　　　それじゃ今回も張り切ってやっていくよ！
　　　　 ＼　　＼,,_　　　 _,,,／ 　　　 : ／＼　　　　　
　　　　 　 ｀''‐､､__ ￣￣　　　__,,,､-‐"
.　　　　 ／/:::::/ヽ￣￣￣￣ノ::::/＼
.　　　／　/:::::/　 ｀￣￣￣/:::::/.　　＼

※今までのまとめ　その１※

将棋の囲いの御三家

|矢倉囲い |　　美濃囲い｜穴熊囲い
|　　　　　　 |　　　　　　　　| 　　　　　　　　　10段階評価した時の目安
|　　　歩歩 |　　　　　 歩　|　　　　 歩
|歩歩銀金 |歩歩歩歩　　|歩歩歩 　　　　　矢倉　組みやすさ7　　横の堅さ5　　縦の堅さ10
|　..玉金　　|金 　銀玉　　|香銀金 　　　　　美濃　組みやすさ10 　横の堅さ8　　縦の堅さ4
|香桂　　　 | 　金　 桂香 |玉桂金 　　　　　穴熊　組みやすさ5　　横の堅さ10　 縦の堅さ7
| ９ ８ ７ ６ |５ ４ ３ .２ １ | ９ ８ ７ ６


矢倉囲いに組む時の注意点
　１、▽8四歩には▲6八銀・▽8五歩には▲7七銀が合言葉。早いのはいいけど、遅れたら駄目。
　２、▲6八銀と上がった時に角が取られないように気を付ける。お互いの角道が開いているときは▲6六歩。
　３、8八の角は▲7九角〜▲6八角のようにして使う。8八は王様の定位置なので角でふさがないように。

美濃囲いに組む時の注意点
　１、▽8五歩には▲7七角が合言葉。くれぐれも▲7七銀としないこと。
　２、2八の飛車は▲6八飛などやって、中央より左に持っていく。2八は王様の定位置なので以下略。
　３、端を突かれたら必ず受ける。受けるのと受けないのとでは詰ますときに金銀2枚違うため。

支援

※今までのまとめその２※

攻めるときのポイント
　１、攻めるときは相手より多い枚数で。同数以下はダメ。
　２、そのためには飛車と銀の協力形である「棒銀」が基本。
　３、「飛車先交換3つの得あり」飛車先の歩が交換できるときはした方が良い。
　４、駒を損せずに竜ができれば、攻めは成功。
　５、と金を作れれば大きな駒得と同等。

棒銀を指すときの心得
　１、五段目に銀が出られたら大方攻めは成功すると考えてよい。
　２、「数の攻め」が基本。相手が駒を足してたら足し返す気持ちで。
　３、攻めの銀は銀以上の価値の駒と交換するのが理想だが、香が相手でも交換を目指すべき。
　　　棒銀を指す上で最悪なのは、ずっと2六に居続けて使えないこと。
　４、急には攻め潰せないと感じたら、矢倉などに一旦囲い万全にしてから攻める。

※参考　駒の損得の目安

飛車15点、竜王17点
角行13点　竜馬15点
金将 9点
銀将 8点　成銀 9点
桂馬 6点　成桂10点
香車 5点　成香10点
歩兵 1点　と金 12点

支援

　　　　　　　　/二二ヽ
　　　 　 　　　|　や 　|
　　 　 　　　　|　ら 　|
　　 　 　　　　|　な　 |
　　　　 　 　　|　い゛ .|
　　　　 　 　　|　夫 　|
　　　　　　　__|　墓　 |__
　　　　　 ／ └──┘ ＼
　　　　　|´￣￣￣￣￣￣| ｿ
　　　　　ｿ::::::::::::::::::::::::::::::::ｿｿ
　　　／ ｿ￣|;;;;;;;lll;;;;;;;|￣ｿ ＼
　　　|´￣￣ |. ［廿］ .|´￣￣.|
　　　|:::::::::::::::| 　 　　 |::::::::::::::|
　　　|:::::::::::::::|￣￣￣|::::::::::::::|
　 　 .￣￣￣|__＿____|´￣￣゛


　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼
　　　／　 _ノ 　ヽ､_　 ＼
　 ／ 　oﾟ⌒　　　⌒ﾟo　 ＼ 　やらない夫・・・
　 |　　　　 （__人__）　　　　|　 やる夫より先に死ぬなお・・・
　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　 　 ／

死んだｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼
　　　／　 _ノ 　ヽ､_　 ＼
　 ／ 　oﾟ⌒　　　⌒ﾟo　 ＼ 　やる夫はこれからどうすればいいんだお・・・
　 |　　　　 （__人__）　　　　|
　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　 　 ／



　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ●）（●）
.　|　　　　 （__人__）　　　　　いつまでやってんだよ
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
.　 |　　　　　　 　 }　　ミ　　　　　　　　ﾋﾟｺｯ
.　 ヽ　　　　　 　 }　ミ　 ／＼　　,☆＿＿__
　　 ヽ　　　　　ノ　　　　＼　 ＼ ／　　 　　＼
　　　/　　　 く　　＼.　　／＼／　─　 　 ─　＼
　　　|　　　　　`ー一⌒)　 ／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　 　 |　　　　i´￣￣￣ ＼ |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　＼＿　　 ｀ ⌒´　 　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　 　　　　　　＼

支援

　　 　　　／￣￣￣＼　
　　　　／　─　 　 ─ ＼　
　　 ／　 （●） 　（●）　 ＼. 　　　 わーやらない夫生きていたのかおー
　　 |　　　　（__人__）　　　　|　　　　まさか生きているとは思わなかったおー
　　 ＼　　　 ｀ ⌒´　　　　／
　　 ／ 　 　 　　　　 　 　 ＼


　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　　|　　　 （ ●）（●）　　　　俺は献血で火の鳥から血をもらったからな
.　　　　　　|　　　　 （__人__）　　　　 滅多なことでは死なないのさ
　 　　　　　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ 　　
.　 　　　　　|　　　　　　 　 }　　
.　　　　　　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　 ヽ　　　　　ノ
　　　　　　　　/　　　 く　

支援

　　 　　　／￣￣￣＼　
　　　　／　─　 　 ─ ＼　
　　 ／　 （●） 　（●）　 ＼. 　　　 生きてたのならいいおー
　　 |　　　　（__人__）　　　　|　　　　本当に生きててよかったおー
　　 ＼　　　 ｀ ⌒´　　　　／
　　 ／ 　 　 　　　　 　 　 ＼


　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　　|　u 　 （ ●）（●）　　　　何で少しスネてるんだよ・・・
.　　　　　　|　　　　 （__人__）　　　　
　 　　　　　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ 　　
.　 　　　　　|　　　　　　 　 }　　
.　　　　　　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　 ヽ　　　　　ノ
　　　　　　　　/　　　 く　

支援

　　 　　　／￣￣￣＼　
　　　　／　─　 　 ─ ＼　
　　 ／　 （●） 　（●）　 ＼. 　　　 やらない夫が生きていたのが残念だったんだお
　　 |　　　　（__人__）　　　　|　　　　（そんなことないお、スネてなんかいないお）
　　 ＼　　　 ｀ ⌒´　　　　／
　　 ／ 　 　 　　　　 　 　 ＼


　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　　|　　　 （ ー）（ー）　　　　　ウッカリ本音と建前が逆になっちゃたんだよな
.　　　　　　|　　　　u（__人__）　　　　 いつもの定番ネタなんだろ？
　 　　　　　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ 　　　　 分かってるぜそれくらい・・・
.　 　　　　　|　　　　　　 　 }　　
.　　　　　　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　 ヽ　　　　　ノ
　　　　　　　　/　　　 く　

支援

　　 　　　／￣￣￣＼　
　　　　／　─　 　 ─ ＼　
　　 ／　 （●） 　（●）　 ＼. 　　　 　あ〜あ、なんで無事だったんだお・・・神を恨むお
　　 |　　　　（__人__）　　　　|　　　　（そろそろ将棋教わりに行くお）
　　 ＼　　　 ｀ ⌒´　　　　／
　　 ／ 　 　 　　　　 　 　 ＼


　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　　|　　　 （ ー）（ー）　　　　　じゃあそろそろ将棋教わりに行くかぁ〜
.　　　　　　|　　　　u（__人__）　　　　
　 　　　　　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ 　　　　
.　 　　　　　|　　　　　　 　 }　　
.　　　　　　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　 ヽ　　　　　ノ
　　　　　　　　/　　　 く　

支援

　ヾヽヽ 　　 ヾヽヽ　　　ヾヽヽ
　(,, ・∀・）　(,, ・∀・） (,, ・∀・） 　　　チュンチュンチュンチュンチュンチュン
　 ミ＿ノ 　　 ミ＿ノ 　　ミ＿ノ
　　″″ 　　　″″　　　″″

支援

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　ごきげんよう。
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!　　　　 ん、やらない夫、
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!　　　　 やけにテンション低いけど、
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|　　　　 どうかしたの？
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|


　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿＿_　　　　　　　　
　　　　　　　　／　　　　　　　　　 ＼　　　　　　
　　　　　 __／　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　どーせ俺はダメ人間ですよーだ
　　　　／.　　　　　　　　　　　 、 　　　|　　　　　　
　　　　|.　　 　　　　　　,(⌒(○)ヽ 　 　|　　　　　　　
　　　　l　　ｌヽ　　　　　 )＞ 　 　 　　／　　　　　　
　　　/　　　 ヽ＼　　　`(__,(○) / ／　　
　　　|　　　 　 ＼ ￣　　　
　　　|　　　 　|ヽ、二⌒)

支援

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　そうね。確かに、ダメ人間ね。
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!　　　　（そんなことないわ。自信持って！）
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|


　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿＿_　　　　　　　　
　　　　　　　　／　　　　　　　　　 ＼　　　　　　
　　　　　 __／　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　木津さんまで！？
　　　　／.　　　　　　　　　　　 、 　　　|　　　　　　
　　　　|.　　 　　　　　　,(⌒(　 )ヽ 　 　|　　　　　　　
　　　　l　　ｌヽ　　　　　 )＞ 　 　 　　／　　　　　　
　　　/　　　 ヽ＼　　　`(__,(　 ) / ／　　
　　　|　　　 　 ＼ ￣　　　
　　　|　　　 　|ヽ、二⌒)

支援

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　え、何々？
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　 序盤はもういいから
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!　　　　 中終盤について教えろ？
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!　　　　
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|　　　　
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l　　　　
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|


　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼
　　　／　─　 　 ─　＼　　　　　何一人芝居やってんだお・・・
　 ／ 　 （●） 　（●）ｕ ＼
　 |　 　 　 （__人__）　　　　|
　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　 　 ／

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　　 しょうがないわねー。　　　　　
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　　そこまで言うならやってあげるわ。
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!　　　　　　今日は中盤編よ！
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|


　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼
　　　／　─　 　 ─　＼　　　　　お、おー
　 ／ 　 （●） 　（●）ｕ ＼
　 |　 　 　 （__人__）　　　　|
　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　 　 ／

支援

へこむやらない夫かわいい

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　　将棋っていうのは
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　　王様を詰ますゲーム
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!　　　　　 なんだけど、初手から
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!　　　　　 詰みを狙おうとしても無理。
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|


　 　　　　＿＿＿_
　　　　／_ノ 　 ヽ_＼
　　 ／（ ●）　（ ●）＼　　　　　そりゃそうだお
　／ ::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
　|　　　　　　 ￣　　　　　 |
　＼ 　 　 　 　　 　　　 ／

支援

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　　だから、序盤では王様を囲ったり
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　　攻めの形を作ったり、とにかく
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!　　　　　 陣形の整備をすることになるわけ。
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|

　 　　　　＿＿＿_
　　　　／_ノ 　 ヽ_＼
　　 ／（ ●）　（ ●）＼　　　　　矢倉とか棒銀とかのことかお？
　／ ::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
　|　　　　　　 ￣　　　　　 |
　＼ 　 　 　 　　 　　　 ／

支援

棒根に見えた

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　　まあ、そういうことね。
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　　一般的に歩がぶつかったら
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!　　　　　 中盤と言われるんだけど、
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!　　　　　 中盤になっても囲いに入った
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|　　　　　王様を詰ますのは無理。
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒　　⌒＼ ﾎｼﾞﾎｼﾞ
　　　／（ ●） 　（●）＼
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ 　　　　　そういうもんかお
　 |　　　 ｍj |ー'´　　　　　 |
　 ＼　 〈＿_ﾉ　　　　　 　／
　　　　ノ　　ﾉ

しえん

支援

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　　そういうもんなの。
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　　だから、中盤では相手玉を
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!　　　　　 詰ますための戦力補強。
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!　　　　　 これが一番の目的になるわ。
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|　　　　　要するに、相手の駒を取る作業ね。
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|

　　　　　　　　 　 　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　 　 　　　／　　　　　＼
　　　　　　　　 　　　／　⌒　　　⌒　＼　　　　　　なるほどお
　　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●）　　＼
　　　　　　　　 ＿|__　　 　（__人__） 　　 　 |
　　　　　　　／　　　＼　 　 `ー'´ 　 　　／
　/⌒⌒⌒/　..:::::::::::..　ヽ　ﾋﾟﾄｯ
　|　 |　 |　{　.::::::●:::::　 }
　|　 |　 |　 ＼ ::::::::::::::／
　ヽ　ヽ ヽ　　 `ｰ一'´

支援

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　　もちろん相手の駒がタダで取れれば
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　　話が早いんだけど・・・。
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!　　　　　 なかなか実戦ではそうもいかないと思うわ。
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!　　　　　 というわけで、価値の低い駒で価値の高い駒を
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|　　　　　取るテクニック、すなわち「手筋」が有効になるの。
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|

　　　 ／￣￣＼
　　／　ノ　　⌒ ＼
　　|　 （●）（●）　| てすじ？
.　　|　　（__人__）　 |
　　 |　　 ｀ ⌒´　　ﾉ
.　　 |　●　　　 　 }
.　　 ヽ　　　　　 　 }
　　　 ヽ　　　　　ノ　
　　　　/　　　 く　
　　　　|　　　　 ＼
　　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)

支援

やらない夫のホクロでかいな

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　　　そう。手筋。
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　　　駒の有効な使い方って感じね。
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／_ノ 　 ヽ_＼
　　　／（　●） （　●）＼　　　　　有効な使い方も何も、
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼　　　　駒は決まった動きしか
　 |　　　　　（　 （　　　　　 |　　　　できないじゃないかお
　 ＼　　　　 `ー'　　 　 ／

　　　 ／￣￣＼
　　／　ノ　　⌒ ＼
　　|　 （●）（●）　| 駒の数もお互い同じなんだから、
.　　|　　（__人__）　 | 　　　　 テクニック使ったって攻められないんじゃないか？
　　 |　　 ｀ ⌒´　　ﾉ
.　　 |　●　　　 　 }
.　　 ヽ　　　　　 　 }
　　　 ヽ　　　　　ノ　
　　　　/　　　 く　
　　　　|　　　　 ＼
　　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　あんた達前回も同じこと言わなかったっけ？
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● u '´ヽ::!　　　　　そりゃ相手と駒の数も動きも一緒だけど、
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!　　　　　使い方次第ではどうにでもなるわ。
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|　　　　　
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|

支援

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│▽銀│▽桂｜▽香│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「たとえば、これが垂れ歩。」
│＿＿│▽金│▽角│＿＿│二
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 やる夫
│▽歩│＿＿│＿＿│▽歩│三　　　　　 「垂れ歩って何だお？」
├──┼──┼──┼──┤　
│＿＿│▽歩│★歩│＿＿│四　　　　　 木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　「敵陣の二〜四段目の歩のこと。
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│五　　　　　　要するに、次に成れる歩ね。
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　 歩は成れば金だからね。
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六　　　　　　成り駒の中では一番価値が高いわ。」
├──┼──┼──┼──┤
│▲歩│▲歩│＿＿│▲歩│七　　　　　　やらない夫
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　 「それ、この前も言わなかったか？」
│＿＿│＿＿│▲飛│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　 木津
│＿＿│＿＿│▲桂│▲香│九　　　　　　「それだけ大事ってことよ。」
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：

支援

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　垂れ歩についての説明はこの辺にしておくとして・・・
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!　　　 上の図は後手の手番なんだけど、
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!　　　 次の▲2三歩成が受からないのが分かるかしら？
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|


　 　　　　＿＿＿_
　　　　／_ノ 　 ヽ_＼
　　 ／（ ●）　（ ●）＼　　　　　　2対1だから次に▲2三歩成とできるのは分かるけど・・・
　／ ::::::⌒（__人__）⌒:::::＼　　　　受け方についてはまだ習ってないから分からないお
　|　　　　　　 ￣　　　　　 |
　＼ 　 　 　 　　 　　　 ／

支援

受験生諸君には受かってほしい

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　　まあ、それもそうね。
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　　ちょっとだけ受け方に
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!　　　　　 ついて説明するわ。
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　　　受けのパターンを大きく分けると、
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　　　
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!　　　　　　 １、取る。
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!　　　　　　 ２、利きを足す。
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|　　　　　　 ３、相手の利きを減らす。
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l　　　　　　 ４、かわす。
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|　　　　　　こんな感じかしらね。



　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ●）（●）
.　|　　　　 （__人__）　　　　　　いつか言った「受けの基本は同歩」っていうのは
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　　　１のパターンってことか
.　 |　　　　　　 　 }
.　 ヽ　　　　　 　 }
　　 ヽ　　　　　ノ　
　　　/　　　 く　　
　　　|　　　　 ＼ 　
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　　そうね。
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　　さっきの垂れ歩の例で説明すると・・・
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│▽桂｜▽香│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「こういう局面から▽2四銀とするのが
│▽角│▽金│＿＿│＿＿│二　　　　　 １のパターン。
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　2四の地点が2対2（元々いる駒も数える）
│▽歩│▽銀│＿＿│▽歩│三　　　　　 で同数だから取れるわけね。」
├──┼──┼──┼──┤　
│＿＿│▽歩│▲歩│＿＿│四　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│▲歩│▲歩│＿＿│▲歩│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲飛│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲桂│▲香│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│▽銀│▽桂｜▽香│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「こういう局面から▽2二銀とするのが
│＿＿│▽金│＿＿│＿＿│二　　　　　 ２のパターン。
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　こうすれば2三の地点が2対2なので
│▽歩│▽角│＿＿│▽歩│三　　　　　 攻められない。」
├──┼──┼──┼──┤　
│＿＿│▽歩│▲歩│＿＿│四　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│▲歩│▲歩│＿＿│▲歩│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲飛│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲桂│▲香│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：

支援

後手持ち駒：歩
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│▽桂｜▽香│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「こういう局面から▽2六歩とするのが
│＿＿│▽金│＿＿│＿＿│二　　　　　 ３のパターン。
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　こうすれば2三の地点も2六の地点も
│▽歩│＿＿│＿＿│▽歩│三　　　　　 1対1なので攻めを受け止めてるわ。」
├──┼──┼──┼──┤　
│▽角│▽歩│▲歩│＿＿│四　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│▲歩│▲歩│＿＿│▲歩│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲飛│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲桂│▲香│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：

支援

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│▽銀│▽桂｜▽香│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「でも、この局面では１〜３のパターンが
│＿＿│▽金│▽角│＿＿│二　　　　　 使えないから、応急処置で対応するわ。
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　まずは▽4四角とする。」
│▽歩│＿＿│＿＿│▽歩│三
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│▽歩│▲歩│＿＿│四　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│▲歩│▲歩│＿＿│▲歩│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲飛│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲桂│▲香│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：

支援

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│▽銀│▽桂｜▽香│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「2三の地点の利きの数は変わってないので、
│＿＿│▽金│＿＿│＿＿│二　　　　　 先手は当然▲2三歩成だけど・・・。」
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　
│▽歩│＿＿│＿＿│▽歩│三
├──┼──┼──┼──┤
│☆角│▽歩│▲歩│＿＿│四　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│▲歩│▲歩│＿＿│▲歩│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲飛│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲桂│▲香│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：

支援

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│▽銀│▽桂｜▽香│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「そこで▽4二金とかわせば
│☆金│＿＿│＿＿│＿＿│二　　　　　 一応角も金も両方逃げられたわ。
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　先手もと金が作れているので
│▽歩│＿＿│▲と!│▽歩│三　　　　　 攻めが成功しているけど、
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　後手も歩で角や金を取られる
│▽角│▽歩│＿＿│＿＿│四　　　　　 最悪の形は避けているから、
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　そこまで悪くないわ。
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│五　　　　　 これが４のパターン。」
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│▲歩│▲歩│＿＿│▲歩│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲飛│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲桂│▲香│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：

支援

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　受け方の優先順位としては、
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!　　　　 取る＞足す＞減らす＞かわす
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|　　　　って感じかしらね。
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l　　　　もちろん基準に過ぎないけど・・・。
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|

　　　　　　＿＿＿_
　　　　 ／＼　　／＼
　　　／（ ●） 　（●）＼　　　　　　なんとなく分かったお！
　 ／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼
　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 |
　 ＼ 　 　　｀ ー'´ 　 　 ／

支援

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　　で、話を戻すけど、
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　　垂れ歩を打った局面では攻めが成功しているわね。
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!　　　　　 これで手筋の威力も大体分かったと思うわ。
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|

　　　　　　＿＿＿_
　　　　 ／＼　　／＼
　　　／（ ●） 　（●）＼　　　　　　なんとなく分かったお！
　 ／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼
　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 |
　 ＼ 　 　　｀ ー'´ 　 　 ／

支援

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　　まあなんとなくでもいいけどさ・・・。
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　 他にも出現頻度の高い手筋を
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● u '´ヽ::!　　　　　 紹介してみるわね。
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│＿＿｜＿＿│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「これは桂のふんどしと呼ばれる手筋。
│＿＿│▽角│＿＿│▽飛│二　　　　　 後手が何を指しても飛車か角が
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　取れるのが分かるはず。」
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│三
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　やる夫
│＿＿│＿＿│▲桂│＿＿│四　　　　　 「ふんどし（笑）」
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：

支援

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│▲銀｜＿＿│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「これは銀の割打ちと呼ばれる手筋。
│＿＿│▽金│＿＿│▽飛│二　　　　　 後手が何を指しても飛車か金が
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　取れるのが分かるはず。」
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│三
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　やらない夫
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│四　　　　　 「割打ち（笑）」
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│五　　　　　 やる夫
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　「そこは笑うところじゃないお」
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：

支援

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　今の二つの手筋は、
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!　　　　 打った駒より価値の高い駒を
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!　　　　 狙った方が効果が高いわよ。
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l　　　　 桂香両取りの割打ちを打っても、
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!　　　　あんまり威力ないからね。
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|　　　　そもそもそういう場面が無いけど。



　 　　　　＿＿＿_
　　　　／_ノ 　 ヽ_＼
　　 ／（ ●）　（ ●）＼　　　　　ということは、銀の割打ちで狙うべき駒は
　／ ::::::⌒（__人__）⌒:::::＼　　　金と飛車だけってことかお
　|　　　　　　 ￣　　　　　 |　　　桂のふんどし（笑）の方が需要が高そうだお
　＼ 　 　 　 　　 　　　 ／

支援

　　　 ／￣￣＼
　　／　ノ　　⌒ ＼
　　|　 （●）（●）　| 　　　　　　なんで金と飛車だけなんだよ？
.　　|　　（__人__）　 |　　　　　　 角だって銀より価値高いじゃないか
　　 |　　 ｀ ⌒´　　ﾉ
.　　 |　　　　　　 　 }
.　　 ヽ　　　　　 　 }
　　　 ヽ　　　　　ノ　
　　　　/　　　 く　
　　　　|　　　　 ＼ 　
　　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 ノ（ ＼
　　　／　 _ノ 　ヽ､_　＼　　　　　　やらない夫はまだ駒の動きも把握してないのかお・・・
　 ／ ノ（ ●━━● 　 ＼
　 |　　⌒ （__人__）　ノ（ 　|
　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　 ⌒／

支援

　　　 ／￣￣＼
　　／　ノ　　⌒ ＼
　　|　 （●）（●）　| 　　　　　　いやいや、駒の動きは把握してるぞ
.　　|　　（__人__）　 |　　　　　　 角は縦横にいくらでも動けて
　　 |　　 ｀ ⌒´　　ﾉ 　　　　　　銀は前後左右に斜め前。
.　　 |　　　　　　 　 } 　　　　　　完璧だろ？
.　　 ヽ　　　　　 　 }
　　　 ヽ　　　　　ノ　
　　　　/　　　 く　
　　　　|　　　　 ＼ 　
　　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)


　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼
　　　／　─　 　 ─　＼　　　　　かけるべき言葉がないお・・・
　 ／ 　 （●） 　（●） 　 ＼
　 |　 　 　 （__人__）　　　　|
　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　 　 ／

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　やらない夫に構ってたら一日が
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　すぐに終わっちゃうわ。
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!　　　 無視して次行くわよ。
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|


　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　／　　　 　　 ＼
　　　　　　|:::::: 　 　　 　　｜　　　　　　ちょっと冗談いった結果がこれだよ・・・
　　　　　.　|:::::::::::　　　　　｜　　　　　
　　　　　　 |::::::::::::::　　　　｜　　　　　　　　　　....,:::´,　.
　　　　　.　 |::::::::::::::　　　　} 　　　　　　　　　....:::,,　　..
　　　　　.　 ヽ:::::::::::::: 　　 } 　　　　　　 　,）:::::::ノ　.
　　　　　　　 ヽ::::::::::　　ノ　　　　　　　　（:::::ソ:　.
　　　　　　　　/:::::::::::: く　　　　　　 　　,ふ´..
-―――――|:::::::::::::::: ＼ -―,――ノ::ノ――
　　　　　　 　 |:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~'´

支援

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│▽飛│＿＿｜＿＿│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「これは香の田楽刺し。
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│二　　　　　 このままだと角が取られるけど、
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　角を逃げたら飛車が取られるわね。」
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│三
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│四
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│▽角│＿＿│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│▲香│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：

支援

後手持ち駒：歩
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│▽飛│＿＿｜＿＿│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「この手筋の注意点は、左図のような
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│二　　　　　 局面では使わないこと。
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　▽3六歩と打たれて銀も飛車も取れないわ。
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│三　　　　　 逆に、相手に歩がなければこの局面でも
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　田楽刺しが有効となるわね。
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│四　　　　　 歩は香の天敵なの。」
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│▽銀│＿＿│＿＿│五　　　　　 やる夫
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　「歩が天敵とは変な駒だお」
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│▲香│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：

支援

支援

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│▽桂｜＿＿│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「歩が天敵の駒は香以外に桂も当てはまるわね。
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│二　　　　　 例えば左図。▲2二歩と打てば桂の行き場が無いわ。
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　香は前にしか進めないから、桂は前に進めないから、
│＿＿│▽歩│▽歩│▽歩│三　　　　　 歩に対して非常に弱い駒なの。」
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│四
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：歩

支援

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼　　　　　　　そんなに弱かったら使い道ない気がするお・・・
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　　　　 歩なんてそこら辺に転がってるのに
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　　 それが弱点じゃやっていけない気がするお
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／


　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　確かに、盤上の桂香を使うのは
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　少し難しいわ。
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!　　　　 だから、持ち駒の桂香の方が
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|　　　　活躍する機会は多いわね。
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|

支援

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│＿＿｜＿＿│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「これは金の両取り。
│＿＿│▽飛│＿＿│＿＿│二　　　　　 例によって角か飛車が取れる形ね。
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　ちなみに、この形の名前は特にないわ。」
│＿＿│▽角│▲金│＿＿│三
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│四
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：

支援

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼　　　　　　なんかどの手筋もあんまり実戦で出る気がしないお・・・
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　　　 本当によく出てくるのかお？
|　 　　 　 （__人__）　 　 |
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　無意識に局面を進めて行っても結構出てくるわよ。
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　特に桂と歩の手筋の頻度は高いわね。
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!　　　　 桂は特殊な駒だし、歩は何と交換になっても得だから。
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!　　　　
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|

支援

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│＿＿｜＿＿│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「出現頻度が低いように見えても、
│＿＿│▽金│＿＿│＿＿│二　　　　　 手筋が眠っていることは結構多いわ。
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　例えば左図。」
│＿＿│＿＿│＿＿│▽角│三
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　やる夫
│＿＿│▲歩│＿＿│＿＿│四　　　　　 「垂れ歩があるけど1対1だから成れないお
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　 持ち駒に桂があるけど両取りがかかる
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│五　　　　　　場所は無さそうだお」
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：桂

支援

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│＿＿｜＿＿│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「そうね。このままだと何もないわ。
│＿＿│▽金│＿＿│＿＿│二　　　　　 でもここで▲3三歩成とすると・・・。」
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　
│＿＿│★と!│＿＿│▽角│三　　　　　やる夫
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「何やってるんだお！
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│四　　　　　　金で取られるお！！」
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：桂

支援

後手持ち駒：歩
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│＿＿｜＿＿│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「そう。後手は▽同金の一手。
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│二　　　　　 この局面、何か見覚えがない？」
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　
│＿＿│☆金│＿＿│▽角│三　　　　　やる夫
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「おおー！」
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│四　　　　　　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：桂

支援

後手持ち駒：歩
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│＿＿｜＿＿│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「このように一見何も無さそうな局面からでも、
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│二　　　　　 工夫をすれば戦果が得られることも多いわ。」
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　
│＿＿│▽金│＿＿│▽角│三
├──┼──┼──┼──┤　
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│四　　　　　　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│★桂│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：

支援

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　 　　 ‐ .:::/:::::::.｀ヽ
　　 　 　 　 　 　　 ／.::::／｀ヽ､.:::::::..ヽ
　　　　　　　　　　/.:::／　　　　 ヽ､i:::..ヽ　　　　　ここからは、歩を使った手筋に絞って紹介するわ。
　　 　 　 　 　 　 l.::::lノ　　 　｀ヽ 　 !.:::::.l　　　　　将棋の駒の中で一番数が多い駒だからね。
　　 　 　 　 　 　 !.:::ｌ●　　　 ● 　 '´ヽ::!　　　　 歩がうまく使えるか使えないかは大きいわ。
　　　　　　　　　 l.::::l⊃　､_,､_,　⊂⊃ノ:::.!
　 　 　 　 /⌒ヽ」,;:::l　　 ゝ._）　 　j /⌒i:.|
　　　　　　＼ /:::::/　＞,､ __,　イァ/　 /:::l
.　　　　　 　 /:::::/　　　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧:::!
　　　　　　　｀ヽ< 　　　　ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::|

支援

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│＿＿｜＿＿│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「まずはこの局面。
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│二　　　　　 後手の銀の動く場所がないことが分かるかしら。
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　次に先手の番なら▲2六歩だけど、
│＿＿│＿＿│▽歩│＿＿│三　　　　　 仮に後手の番でも銀は助からないわ。
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　つまり、銀を一枚得するわけで、
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│四　　　　　 これは大成功と言えるわね。　
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　この銀が歩に囲まれた形のことを銀挟みと言うわ。」
│＿＿│▲歩│▽銀│▲歩│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲銀│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：歩

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│＿＿｜＿＿│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「使い方としてはこういう局面で▲2五歩と突いて
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│二　　　　　 相手が▽同銀としてくれば・・・」
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　
│＿＿│＿＿│▽歩│＿＿│三　　　　　
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　
│＿＿│▽歩│▽銀│▽歩│四　　　　　
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│▲歩│▲歩│▲歩│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲銀│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：歩

支援

後手持ち駒：歩
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│＿＿｜＿＿│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「これで銀挟みが完成。
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│二　　　　　 ▽3五歩や▽1五歩は▲同歩で変化なし。
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　後手としては▲2五歩のときに▽3三銀しかないけど、
│＿＿│＿＿│▽歩│＿＿│三　　　　　 あっさり引かせることが出来れば先手も満足よ。」
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　
│＿＿│▽歩│＿＿│▽歩│四　　　　　
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　
│＿＿│＿＿│▽銀│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│▲歩│＿＿│▲歩│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│★銀│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：歩

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│＿＿｜＿＿│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「ただ、相手の陣地に歩が残ってなかったら
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│二　　　　　 ▽2六歩と打たれて失敗するから注意ね。
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　相手が歩の上に銀を繰り出してきたときに
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│三　　　　　 使われる指し方よ。」
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　
│＿＿│▽歩│＿＿│▽歩│四　　　　　
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　
│＿＿│＿＿│▽銀│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│▲歩│☆歩│▲歩│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲銀│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：歩

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│▽銀│▽桂｜▽香│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「次はこの図。
│＿＿│▽金│▽角│＿＿│二　　　　　 ここから3二の金を翻弄するわ。」
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　
│＿＿│▽歩│＿＿│▽歩│三
├──┼──┼──┼──┤　
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│四　　　　　　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│▲銀│＿＿│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：歩2

支援

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│▽銀│▽桂｜▽香│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「まずは▲2三歩。
│＿＿│▽金│▽角│＿＿│二　　　　　 これは角が逃げれないから金で取るしかない。」
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　
│＿＿│▽歩│★歩│▽歩│三
├──┼──┼──┼──┤　
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│四　　　　　　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│▲銀│＿＿│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：歩

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│▽銀│▽桂｜▽香│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「そこでもう一つ歩を打つ。
│＿＿│＿＿│▽角│＿＿│二　　　　　 ここで後手が金を逃がすと
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　 ▲2三歩成で角が取れるわ。
│＿＿│▽歩│▽金│▽歩│三　　　　　　金はナナメ後ろに戻れないから、
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　 ナナメに出ていく展開には弱いわ。」
│＿＿│＿＿│★歩│＿＿│四　　　　　　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│▲銀│＿＿│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│▽桂｜▽香│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「今の二つの手筋の応用編。
│▽角│▽金│▽玉│＿＿│二　　　　　 後手は完璧な矢倉囲いのようだけど、
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　一つだけ大きな欠陥があるわ。」
│▽金│▽銀│▽歩│▽歩│三
├──┼──┼──┼──┤　
│▽歩│＿＿│＿＿│＿＿│四　　　　　　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲歩│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│▲歩│▲銀│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│▲歩│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│▲香│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：歩2

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│▽桂｜▽香│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「金銀の利きが集中しているところに歩打ち！
│▽角│▽金│▽玉│＿＿│二　　　　　 銀は逃げらないから取るしかないけど、
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　どちらで取っても▲3五歩で行き場がないことが
│▽金│▽銀│▽歩│▽歩│三　　　　　 分かるかしら。
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　金のナナメと銀のまっすぐは急所なので、
│▽歩│★歩│＿＿│＿＿│四　　　　　 覚えておくと役に立つわ。」　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲歩│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│▲歩│▲銀│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│▲歩│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│▲香│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：歩

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│＿＿｜＿＿│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「もう一問似たようなものを。
│▽金│▽銀│▽金│＿＿│二　　　　　 3手先まで考えてみて。」
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│三
├──┼──┼──┼──┤　
│▲歩│▲歩│▲歩│＿＿│四　　　　　　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│▲銀│＿＿│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：歩

後手持ち駒：
　　　 ４　　　 ３　　　 ２　　　１
┌──┬──┬──┬──┐
│＿＿│▽銀│▽桂｜▽香│一　　　　　木津
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　 「今までのは技って感じだったけど、
│＿＿│▽金│▽角│＿＿│二　　　　　 今度のは基本的な攻め。
├──┼──┼──┼──┤　　　　　　　2三の地点が1対1だけど、
│▽歩│＿＿│＿＿│▽歩│三　　　　　 持ち駒を有効に使えば攻めることができるわ。」
├──┼──┼──┼──┤　
│＿＿│▽歩│▲歩│＿＿│四　　　　　　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│五
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│六
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│七　
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│八
├──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│九
└──┴──┴──┴──┘
先手持ち駒：銀

　

　 　　　＿＿＿_　　
　　　／ 　　　　 ＼ 　　　　
　 ／　　─　 　 ─＼　　　　
／ 　　 （●） 　（●） ＼　
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　　
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　　　　　　
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　
.＼　“　　／＿＿|　 | 　　　　　　
　. ＼ ／＿＿＿ ／　　


↓の１０００取り合戦するお


http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1232967257/l50

ぬ