￥爆撃爆￥の爆撃基地ゲーム日記　大人になろうよ第19弾

隊長「19・・。いよいよ少年とのお別れじゃのぉ」
兵士「未成年最後の年・・。この年は結構複雑でしょうねぇ」
隊長「今まで少年法で国から保護されておったが、これを境に保護されなくなるからのぉ」
兵士「親離れ・・とはいいませんが、もう自立する年ですねぇ」
隊長「きっと複雑な気分じゃろうて」
兵士「ええ」
一同「・・・」
隊長「でもワシ等には関係ないしぃーーーっ」
兵士「そりゃ、そうだっ！」
一同「ワーッハッハッハッハッ！」
隊長「さて、まぁ、そんな10代最後を記念する弾をワシは選んだ！」
兵士「おおっ！」←内心全くもって期待していない
隊長「南方珀堂登場じゃっ！」
兵士「・・やっぱし」
隊長「なんか言ったか？」
兵士「いっ、いえ、なにも」
隊長「んじゃあ、さっさと用意せいこのトンチンカン！」
兵士「ハイハイ・・ｹｯ」

一昨日1月26日月曜日午後11：36頃
南方珀堂登場【SS】を全クリアー

ええ、そうです。
毎度お馴染PSと同一タイトルです。しかも過去2度程プレイ済みです（前回は3年程前のプレイ
今回で3度目のプレイです。勿論ですがSSでは初めてですよ。
・・・。最近常々思いますね。
私はいい加減PSばかりプレイしてて嫌気がさしたから、
新たな刺激を求め新天地たるSSをプレイしたというのに・・。
何が悲しくてPSと同一タイトルのソフト、、それも過去にクリアー済みのばかりをやらなきゃいけないのかと・・。
でも、やらないと心が落ち着かないんですよね。
まぁ、前置きはこれぐらいにしましょうか。

このゲーム。
アトラスから発売されたADVなのですが、結構珍しいスタイルというか、
他に類を見ないゲームなんですよ。
いちお推理物の分野なんですけどね、普通の刑事や探偵みたいに現場に行ったり、
容疑者やら関係者やらに話を聞いたりとか、
そういった極々ありふれた推理物とは違うんですよこのゲーム！
そう、このゲームはまず外にも行かないし、容疑者や関係者にも会わないし、
犯人とでくわして、よく刑事ものなんかである犯人との死闘（いや、あるのかw）なんかも存在しない。
そもそも部屋から一歩も出ない。
じゃあ、どうやって事件を解決するのか？って事になる。
そこがこのゲームの醍醐味。。
このスレをたまたま見てしまったアナタ！
分かるかな？

答えは・・ビデオ！！
そう、このゲームは長官から送られた、
現場のVHSや、容疑者への質問等を収めたVHSを部屋の中で観て、
犯人はどういう性格で？また容疑者のここの台詞がおかしいとか？
部屋のVHSデッキでVHSを再生したり、巻き戻しをしたりしながら、観て、考え、そして解決するゲームなのだ。
このゲームの説明によれば1900年か、まぁ、100年以上前に安楽椅子ものとして成立したか、うんたらかんたら、
推理マニアじゃないから、よく知らないけど、まぁ、そういうVHSを観ながら、検証して解決する推理スタイルがあるらしい。
このゲームはそんな推理スタイルをとったゲームである。
私もこういう推理スタイルがあるのは、このゲームをプレイするまで知らなかったよ。
こういうVHSを観ながら謎を解くゲームなんて、
全ハード含めてもこの『南方珀堂登場』だけじゃないのだろうか？
少なくとも私はこの作品以外に、こういった推理スタイルをとったゲームを知らない。
正にポリスノーツの始めとした華やかな刑事物と違い、
限りなく地味さを感じさせるゲームである。
でも、私はこういう珍しいゲームというのも好きだね。

また、タイトルの『登場』に相反して、地味なのも良いね・・。
で、肝心の内容だが、まずこのゲームの主人公ともいえる中心的存在の南方教授。
大学の犯罪心理学の教授であり、年は恐らく30代の物静かで頭の回転が早い・・オ・ト・ナ・な男性。
推理物でよく出て来るケツの青い10代のガキンチョ共とは違った威厳さ、
いや、大人らしさを感じさせる（いや、実際大人なんだけどね
そして、彼がまず最初に言う。
我々は遺伝子に操られてるんじゃないか？と。
その説明を長々と語ってはくれたが、いちいちそれをここに書くのも面倒だし、
何より自分自身よく理解できてない点も多いのでそれは省いておく。

で、まぁ、大人の男性南方教授、そして彼の言う遺伝子に操られてる説、
表パッケージにデカデカと出てる骸骨・・。そして、会社はアトラス（これは関係無いかな？w
そう、そこまでの点では限りなく大人のゲームを感じさせてくれるのだが・・。
実際プレイしてみると、、。これが結構違う事に気付く・・。
彼こと、南方教授にはその犯罪心理学を学んでいる2人の生徒がいるのだが、
その2人が少し・・。
女の方はまぁまぁまともなのだけど、男の方がもう完璧度を過ぎてる。
このゲームは>>4でも言ったけど、ビデオを観ながら推理するゲーム。
プレイヤーはVHSを巻戻ししたり、再生したりして、怪しい点をクイックすればいいのだ。
そこでプレイヤーがクリックした点を南方教授を始めとした、
2人の生徒、合計3人のメンバーが色々推理するわけだ（その際選択肢はない・・というかこのゲームに選択肢自体存在しないし、ゲームオーバーも無い
で、そこが問題なのだ。
この男の生徒がとにかくくだらないオヤジギャグを連発する！
聞いてるコッチが恥ずかしくなるようなギャグばかりを連発して、
時には、というかしょっちゅう事件とは関係無い話ばかりするのだ。
そして、この女の生徒もﾂｯｺﾐ、S資質があるのかその男生徒にﾂｯｺﾐばかりを入れて、
基本的に推理というより、男女がイチャついてるような感じになるのだ（その際南方教授は黙ってるケースが多い・・変わらない表情にも静かな怒りを感じてしまうw

普通なら、というか、リアルなら間違い無く、
「お前等単位やらん！もう帰れ！」と怒鳴り部屋から追い出すのが普通の行為なんだけどね。
南方教授はよっぽど心が広いのか、1度も怒ったりしないのだ。
せいぜい咳でコホン！とする程度。
フィクションのキャラとはいえここまで心が広い（といっていいのか微妙だが）お方は中々いないであろう。
ディスク2の4つ合鍵で、被害者が1人出た事により、
南方珀堂はもう少し早く気付いていればと後悔するのだが、、。
私からすればその原因は南方教授ではなく、
君の受け持つ2人の生徒の方にあると思ってしまう。
まぁ、色々語ったけど、総合的に私はこのゲームは好きだよ。
確かにオヤジギャグ連発で多少苦笑いする事はあるけど、
それでもこういった他に類を見ない推理スタイルは良いと思うし、
事件に関しても中々面白いしね。
まぁ、それに私自身あまりああいう寒いオヤジギャグが嫌いじゃないのかもしれない・・w
ただ、それは私が珍しいだけで、普通の人ならあのオヤジギャグを聞いた瞬間、
ソフトからディスク出して投げ出してしまいそうな気もするけど・・。
こればかりは、リアルでもネットでもこのゲームをプレイしている人を見た事が無いので、
よく分からないが・・。このゲーム、結構マイナーらしいのよね。。。
最後に一番印象に残ってるのは、奇術師の誤算に出て来る天迷の母親が、
自らの罪を清算するかのように目を耳を潰したという過去・・。アレは実際に映像で出る訳ではないけど、、、結構惨たらしいものだよ
そして、南方教授の生徒。。しょうもないギャグ連発する男の方。
名を桐山順一おいうのが、彼の声があの、、ユウキだっけ？リューナイトの主人公のアデュー役の声の人？
まぁ、とにかくどうもその人っぽいのだ！
前回プレイしてた時は気付かなかったんだけどねぇ、、彼の声でしょうもないギャグやられるのも、、、正直痛々しくもあるよ。
まぁ、もっと辛いのはその役を演じてる彼自身だろうけど。
最後の最後にこのソフトの続編やリメイクが出たら買いますか？ともし誰かに質問されたら、、私は速攻でこう答える。
「絶対買います！それも限定版で！」
どうやらその夢は叶いそうもないが・・・。
以上

隊長「では準備できたなら早速撃つぞ！！」
兵士「すみません。。もう先に撃ってしまいました・・」
隊長「バッカモォオオオオオん！！！！！」
兵士「ひいいいっ！」
隊長「改めて形式だけでも行くぞ！」
兵士「ハッ、ハイッ！」
隊長「方位658度・・・・
撃てぇエエエエエエエエエエええええええええええええっ！！！！！！」



ドッガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン！！！！！！！！

隊長「終わったな・・。」
兵士「ええっ。終わりました・・。」
隊長「10代最後じゃった」
兵士「の割には粗末な弾でしたが・・。」
隊長「なんか言った？」
兵士「いえ・・。」
隊長「次回は20代突入じゃっ！景気良くいかないとな！」
兵士「ええっ！」
隊長「それではぁああああ〜〜〜っ！一件〜〜〜らくちゃくううぅうう〜〜〜！！ｱ~ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ」
一同「ワーッハッハッハッハッハッハッ！」