今思うと事件だった気がする事

幼稚園の時の話なんだけど、当時母方の祖父母の家は酒屋兼米屋、
材木屋などを一挙に営んでいて関東の片田舎で、各家に品物を届けては
ある時期にまとめて集金するスタイルだった。

その頃自分は都内に住んでいて、たまに母と一緒に
祖父母の家に遊びに行っていた。

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その頃はまだ祖父母は勿論曽祖父母も健在で
配達などの力仕事こそ祖父や叔父がしていたものの、
曽祖父も共にまだ現役で働いていた。

自分は夏休みが明けて幼稚園年長の秋、都内の空気で
喘息が酷くなり、祖父母の家に預けられる事になった。

そこで暮らした状況で、住いを都内から関東近県に
変えようかと父母は相談していたようだった。

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父の中々忙しい仕事柄、自分ひとりで預けられる事になったんだけど、
祖父母の家に滞在し始めて２週間ほど経った、
まだ残暑の厳しい日。

曽祖父の友人と称した男性が、祖父母の家に遊びに来た。

今では考えられないけど、20年前の田舎じゃ
酔っ払った人が道端に寝ていれば泊まらせ、食事を出し
そこから縁が生まれる事が多々あった。

※お母さんが祖父に犯されるお話です

その男性も、曽祖父が何処で知り合った知人とも判らず
祖母、曾祖母はもてなしていた。

その男性は家に小さな子供が居る(自分の事)と知ってたのか
「仙人と梨」という絵本をくれたので、
その日の事、その男性の事を鮮明に覚えていた。

曾祖母や祖母、叔母はその男性を余り歓迎していない雰囲気だった。

幼心に皆が嫌う理由を

「何でだろう？あのおじさんは上手にお話が
出来ないからかな?」位にしか考えていなかった。

その男性は凄く拙い日本語で、食事中
お酒や料理の事を変な言葉で表現していた。

不思議に思う私に祖母は
「外人さんなんだよ」と告げた。

そこから先の記憶は断片的にしかないんだけど･･･

翌朝、曽祖父とその客人は早朝に家を出たらしく
昨夜の宴会の片付けに追われる祖母達。

夜になっても、日が変わっても帰らない曽祖父
苛立ってる大人たち･･･

結局、曽祖父にその後逢う事は
二度となかった。

その後は結局、子供の私には曽祖父の行方を知らされないまま
その冬に家族で都内から引っ越し、自分が小学校２年の時曾祖母が他界した。

曾祖母の葬儀の折、遺影が二枚有り、曽祖父の分も一緒に執り行われた。

曾祖母の家には５つ年上の従兄弟が居て、兄ちゃんて呼んでたんだけど、
兄ちゃんに、「お爺様(曽祖父の事)って死んだの？」と聞いた。

そこで兄ちゃんはあの男性が来た日のことを色々と語ってくれた。

あの男性は朝鮮人であったこと。

曽祖父があの朝鮮人と共に家を出て、そのまま失踪した日は
米、酒などの集金を一気にする日であったこと。

私の知らないところで警察が来て、
色々と調べたけど結局、家出扱いにされたこと。

自分は今なら、曽祖父は集金目当てで殺されたのか、或いは

その年齢からは考えにくいけど、
拉致されたのかいずれかと思える。

母や祖父母に聞いても、皆どうも取り沙汰しようとしない。

きっとその頃は私の知らない所で色々捜索なり頑張ったのかもしれないけど
親戚揃って、もう忘れようとしているのか掘り返さない。

今日横田夫妻が成人式でなんちゃらってニュースを見て
急に思い出した。


これって殺人だった場合
もう時効なのかな？

その男の情報は朝鮮人のみ？

>>13
うん、どういった繋がりの知人だったのかすら
誰も知らないみたい

拉致事件じゃね？

殺人の時効は15年だった気がする
民法の人間だから絶対とは言えない

それより聞いてくれよ〜

やっぱいい！

祖父母とかは事情知ってたんじゃないのかなぁ

>>15
拉致なのかなぁ
その当時集金に徒歩で行くのが30件くらいだったそうなんだけど
その日は20件は曽祖父と朝鮮人が来たらしい

>>16
意外に短いんだね･･･
20年経つもんな･･･

>>18
誰も何も教えてくれないって事は
やっぱそうなのかな

なんか恐らく相手がチョンて考えただけで
放って置くのがすごく腹立たしい