片乳首出したおっさんの後つけたら天空の剣見つけたwwww
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
自宅警備員にから勇者にクラスチェンジwwww
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:06:57.83 ID:3CmiI49A0
魔王倒してこいよ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:07:15.10 ID:f1FxIDyP0
俺がいつものように春夏秋冬、季節構わず焚き火炊いては
近所の人に冷たい目で見られていたある日
サンチョとかいうおっさんが一人で住んでいる家に
片方の乳首が丸出しな無骨なおっさんと、紫だらけの服装の陰気なガキの親子がやってきた
おっさんの方はこのちんけな田舎村では顔が知れた存在らしく
「パパさんパパさん」とはやし立てられている
あのおっさん、あの格好で神父か何かか?
新興宗教乙
4 :
へ ◆Xdkl.GWZCA :2009/01/12(月) 02:07:48.01 ID:sGKlmiYoO
派遣村で仲間増やしてこいよ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:08:02.27 ID:f1FxIDyP0
今日も寒い日が続く
よく考えたら日がな一日焚き火の前にいるので家がないことに気づく
自宅警備員じゃないじゃん俺wwww
パパさんの息子の紫がたまに話しかけてくる
この村には子供がいないので話し相手が欲しいのだろうか?
まぁ俺はこの村では若い方だし話しかけやすいとふんだのだろう
・・・まぁ俺、今年で30だけど
しかしながら無償で相手をしてやるほど暇ではないので
持っているひのきの棒を薪代わりに要求したら泣きそうな顔をした
6 :
幸子EXの川流れ:2009/01/12(月) 02:08:25.10 ID:7r6vKvQzP BE:410598735-PLT(32324)
うはwwwwwwヤフオクで高値wwwwwwwwwwwwwwゆめがひろがりんぐwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:08:38.04 ID:f1FxIDyP0
最近、パパさんと息子の顔を見ない
どうやら近場のアルカパに行っているらしい、が俺には関係ない
強いて言えば燃やすものが無いときにサンチョの家の地下に薪を
盗みに入りやすくなったくらいか?
ちなみにパパさんが居るときは
「ぬわすっ!」
とか言いながら切りかかられて三日三晩夢に見た
顔を隠しておいて本当に良かったと思った
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:09:28.30 ID:f1FxIDyP0
もう春だというのに一向に暖かくなる気配がしない
きっと妖精の国とかで春を呼ぶための道具(フルートとか)が盗まれて
春が遅れているに違いない、とかとても具体的な妄想を考えた
PCもないのに寝とげ厨みたいな発想が自分でも気持ち悪い
いつの間にかパパさんと息子が帰っている
また薪を盗むのに骨が折れる日が続きそうだ・・・
おもしろかったね
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:10:16.96 ID:f1FxIDyP0
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:10:26.01 ID:/FMzPKOnO
なんか前も見た気がするコレ。
前回は完結しなかったの?
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:11:03.38 ID:f1FxIDyP0
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:11:36.75 ID:f1FxIDyP0
最近、ようやく暖かくなってきた
暖かくなってきたのと同時期くらいに紫がペットを連れ出した
でかいぬこだ
でもなんかぬこっていうよりもトラに近い
ぬこ好きの俺が撫でようとしたら手のひら切り裂かれた
服が赤く染まった・・・元々だけど
ついでに紫は見せ付けるようにキラキラ光る玉を持って歩き出した
「ちょwwwお前の金玉でかすwwww」
なんてねら〜みたいなことは言わない
というか俺は燃えないものには興味がない
萌えにも興味がない
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:13:10.12 ID:f1FxIDyP0
>>12 スマン、まとめ頼むの忘れたので最初から投下してる
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:13:45.76 ID:f1FxIDyP0
最近・・・というより以前からなのだが
パパさんが時々村の奥の洞窟に一人で入っていくことがあった
何をしているのか気になる
ある時、流石に暖かくなってきて焚き火にも飽きてきたので
パパさんの後を付けてみることにした
ついていくと、村はずれのボートを管理しているじいさんの家に入っていった
どうやらボートを使って洞窟の奥に入るらしい
俺も付けてみようと思い
「ボートを貸してくれ」
と頼んだら500G要求された
ボート一回がブーメランより高いとかどんだけだよと
俺はインフレを嘆いた
ちなみに俺の所持金はサンチョの家の地下から盗んだ力の種を
売った112Gのみだ
ボートは諦めた
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:14:46.92 ID:f1FxIDyP0
ボートを借りるには後400G足りない
まぁ日勤の仕事を数日やれば貯めれない事はないけど
正直からだが働くのを拒否している
てか、働けたらこんなとこで焚き火なんか炊いていない
どうしようか?
迷った挙句俺は
泳ぎの練習をすることにした
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:15:17.03 ID:f1FxIDyP0
洞窟の入り口のあたりで早速泳ぎの練習を始めた
久しぶりに泳ぐと気持ちがいいが息が続かない
流石30ニートの体力wwww25Mすら泳げないwww
しかしまぁ泳いでれば体力もつくだろう
うはっwww重数年ぶりに健康的な生活ワロタwwwww
とか言ってたら村の入り口に居るおっさんに連行された
容疑は猥褻物陳列罪だそうです
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:16:35.67 ID:f1FxIDyP0
流石に裸でおよぐのはまずかった
仕方がないので道具やでただのぬのきれを買って水着代わりにする
ちょっとしたターザン気分だ
俺のカッコよさが気持ち上がった
三日ほど泳いでいると何とか50メートルくらいは泳げるようになった
俺はやればできるこなんだと今更ながらに気づいた
とか思っていたら陸に上がったところが洞窟の中でおおきづちにつうこんくらって死んだwww
・・・気づいたら全裸でシスターの前にいた
死にたい
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:17:37.28 ID:f1FxIDyP0
よく考えたらボートの相手に泳ぎでついていくとか
俺どこのイアンソープだよとか思ったので仕方ないので
金策に走ってみた
酒場とか道具屋の裏とかで道具とか小銭とか拾った
やくそうやらまんげつそうやらとGが少し・・・
道具類を全部売っても数十Gで俺の所持金はやっっとこ200Gくらい
オラクルベリーってどこでしたっけ?
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:19:13.59 ID:f1FxIDyP0
人間地道が一番なんだと思い知らされた
それでも働く気にならないのはなぜだろう?
俺は泳ぐ練習を再開した
一週間くらい続けてると心なしか楽しくなってきた
よく考えたらなにか一つのことに一生懸命になってるのは20年ぶりくらいな気がする
「あの頃はあんなに夢中になれることがあったのに・・・」
そんなことを呟いてみた
そして今日も俺は泳ぐ
とりあえず泳ぐ
いつかパパスの後をつけるために・・・
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:20:06.81 ID:f1FxIDyP0
ある時、またしてもパパさんと紫親子が出掛けることになった
今度の行き先は川を隔てた先にあるラインハットという国らしい
何でもそこの王様直々のお呼び出しとの事で、パパさんが意外と
知られた人物らしいということを再認識した
有名なのは乳首だけじゃなかったらしい
よし、こうなったらパパさんがかえって来るまでに何とか
泳げるようになってパパさんのボートについていけるようになって置こう
そう考えると俄然やる気が出てきた
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:21:41.21 ID:f1FxIDyP0
泳ぎを始めてから二月ほど経った
正直かなり上達してる
体力もついてきたし今なら遠泳とかいける自信があるよ俺
これならボートも見失わずについていくことくらいはできるだろう
ちなみにシスターに全裸を見られてから
俺は洞窟内のモンスターから逃げられるように装備を整えた
Eたけのやり(そこらへんの竹削りましたww)
Eおなべのふた(サンチョの家からもらいましたww)
Eヘアバンド(ひろいましたwww)
Eステテコパンツ(サンチョの名前入り)
二回目の連行です 本当にありがとうございます
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:22:26.42 ID:f1FxIDyP0
本人はいたって真面目なんだけどシュールすぎたのか
入り口のおっさんはあきれたような顔で説教してきた
そして悲しいことによく考えたら・・・俺のほうがこいつよりも年上だった・・・○| ̄|_
釈放されたときにおっさんがお古の皮のよろいと皮のぼうしをくれた
少しイカ臭いけどありがたくもらっておいた
これで一角ウサギくらいならいい勝負しそうだ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:23:30.77 ID:f1FxIDyP0
パパさんがラインハットに言ってから数週間が過ぎようとしていた
パパさんは一向に帰ってくる気配がない
どうしたのだろう?
門番に聞いても分からない
サンチョに聞いても分からない
そして泳いでばかりの俺
・・・困った
早く帰ってきてくれないとそろそろ飽きそうだ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:24:52.17 ID:f1FxIDyP0
ある時、村が少しばかり騒がしくなった
なんだろうと思い近場にいたサンチョに聞くと
なんとパパさんが行方不明になったとの事
ちょwwww俺の目標wwwww
詳しい話は分からないが何でも紫とラインハットの王子も行方不明だとか
そういえば誰かが子供をサラって嫌らしいことをしている魔物が居るとかなんとか
言っていた気が・・・
まぁそんなことはどうでもいい
仕方なく俺は・・・
焚き火の準備を始めた
季節は既に初夏だった
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:26:13.47 ID:f1FxIDyP0
俺は数十年ぶりに出会った目標を見失った
別に悲しいわけじゃない
またこうして季節感無視でひたすらに焚き火を炊く毎日を送るだけだ
別に・・・大したことじゃ・・・な・・・
今日、サンチョが村を出た
何でも故郷に変えるらしい
村を出る間際のサンチョはこの世の終わりのような顔をしていた
それを見て俺は
「あぁ、パパさんはもう帰ってこないんだな・・・紫も・・・」
改めてそう実感した
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:26:49.67 ID:ZDEUdt+XO
>>25 門番に聞いてもわからない
サンチョに聞いてもわからない
イヌのおまわりさん思い出したw
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:28:04.06 ID:f1FxIDyP0
本格的に夏が到来した
しかし今日も俺は焚き火を炊く
てか、やってて思ったんだがこれは最早キャンプファイアーだ
近くの森では蝉の声がうるさい
誰かがギラの練習でもしているんじゃないかという暑さなのに
俺は川に入る気がしなかった
なぜかは自分でもよく分からない
ただ、少しだけ
以前よりも少しだけ
焚き火に熱中できなくなっている自分が居た
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:28:24.36 ID:OuoeU9jq0
あれ・・・結構面白いな・・・・・
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:29:28.42 ID:9Z0TBGohO
焚き火ニートか
前読んだ所まで待つぜ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:29:43.62 ID:f1FxIDyP0
夏も中盤になろうとしている
最近村の周りでは悪い噂ばかりが聞こえてくる
魔王軍が勢力拡大のために動き回っているだとか
こんな小さな村にも魔王がやってくるかもしれないだとか
心なしか村の雰囲気も暗い
俺はそれに輪をかけて食らい
こんな田舎村で魔物に襲われ虫けらのように死んでいく・・・
今の俺にはその程度の死に様がお似合いなのかもしれない
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:31:09.14 ID:f1FxIDyP0
ある時、いつものように俺が薪をくべていると
突然切り裂くような悲鳴が上がった
声のした方に行ってみると・・・門番のおっさん(年下)が死んでいた
おっさんの前に立っているのは・・・
「ほーっほっほ、こんなところに人間が・・・それにしてもちんけな村ですね〜。まぁついでですから・・・」
皆殺しにしてあげましょう
俺はあまりの恐怖に失禁し、おっさんの死に様を見て嘔吐した
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:32:53.59 ID:f1FxIDyP0
吐いた後、すぐに正気に戻る
「逃げないと」
そう思った
それしか考えられなかった
死ぬのが嫌だった
こんなちんけな村で
30過ぎても家庭も持たず職も持たず
夢も目標も今日を生きる気力すらも・・・何も持たずに・・・
俺にはまだやりたいことがたくさんある・・・
・・・何を言ってるんだ俺は?
不思議だけどそう思った
口元によだれを垂らし、肺が爆発するほどに全力で走りながら
なぜか頭の中は冷静だった
「何も持っていない?」
違う何ももとうとしなかった
「何もできなかった」
違う、ただやろうとしなかった
ただ漠然と日々をすごし
ただ漠然とチャンスを見過ごした
そんな俺が今更何を・・・
俺は走るのを止めた
死のう・・・あのおっさんのようにせいぜい惨めに・・・やっぱり俺にはそれが似合いの最後だ・・・
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:33:39.56 ID:pUctYygJO
早く!じらさないでよ!
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:33:52.15 ID:f1FxIDyP0
俺は振り返った
後ろにはかまみたいな喋り方をする魔物が立っていた
「おや?逃げないのですか?面白くない」
正直今の俺はかなりかっこ悪い
服はげろまみれ、ズボンは股がビショビショ
急には走ったせいで肺が酸素を取り込まずひどい顔をしている
そんな俺を見ると魔物は
「ふ〜む・・・つまらないですね〜」
そういいながら
近くに居た宿屋の主人にメラミを放った
主人が一瞬で火達磨になる
「開き直られると非常にテンションが下がります。仕方がありませんあなたは」
そこで私のショーを見ていなさい
意味が分からなかった
というよりは最早脳が考えるのを拒否していた
目の前で次々に焼かれていく村人たち
俺は肉の焼ける匂いをかぎながら気を失った
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:35:22.02 ID:f1FxIDyP0
気づくと辺りには人が腐った嫌なにおいが立ち込めていた
俺は気絶する前のことを思い出して胃がからになるまで吐いた
ひとしきり吐き終わると辺りを見回す
死体と焼けた家しか見当たらない
最早この村は死んだのだ
俺は何とか立ち上がると川で水を浴び、火を炊いた
火に当たりながら俺は
「殺す価値もないって事か」
そうつぶやいた
きっと今の自分をGにしたらやくそう一つ買えやしないだろう
それくらいに俺は価値の無い人間なのだ
情けない、情けなくて涙が溢れた
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:36:27.91 ID:f1FxIDyP0
少し休んだ後
村人達の死体を埋葬した
一生分くらいの穴を掘ったので体が痛い
唯一、村はずれだからかなんを逃れたボート屋のじいさんのところに行くと
じいさんは暖かく俺を迎えてくれた
「じいさんありがとう」
「気にするな、それにしてもまさかこんなおいぼれが生き残るとはな・・・」
じいさんは魔物に襲われたときボートの点検で洞窟内にいたそうだ
戻ってきたときの参上には心臓が張り裂けそうだったと言っていた
「ここには最早わしとおまえさんしかおらん。好きに使うとええ」
そういうとじいさんは床についた
俺は久しぶりの布団にも関わらず一睡も出来なかった
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:38:15.20 ID:f1FxIDyP0
じいさんはショックからか寝込みがちになった
俺はじいさんの看病をしたり、時々はかに供え物をしたり
じいさんの変わりにボートの点検をして過ごした
じいさんは
「せっかく拾った命じゃ。わしなんかに構わず好きに使うとええ」
そう言ってくれたが俺にはじいさんを置いていくことなんかできない・・・
いや、ウソだ
本当はただここを出て行くのが恐いだけだ
この村しか知らず、知ろうとせず、焚き火の前で現実から目を背けていた俺を
迎え入れてくれる世界など最早存在しないのだ
じいさんは俺の顔を見ると、少しだけ笑い
「まぁ好きにするとええ、何度も言うがどうせ拾った命じゃ」
俺は心を見透かされたようで心臓がグっとなった
やっぱ深夜はいいスレに出会える
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:38:57.69 ID:f1FxIDyP0
ある日、ボートの点検をしがてらいつもよりも
洞窟の奥のほうに入ってみた
奥のほうはこんなになってるのか、とか思いながらすすむと
陸地を見つけた
降りたって見るとその先には下に降りれるようなところもあった
ここはもしかしたら以前パパさんが利用していたのかもしれない
小屋に戻ってじいさんにその話をすると
ぱぱさんのことを少しだけ話してくれた
何でもパパさんは実は中々にやんごとない家柄の人間だそうだが
諸事情で紫を連れて何かを探しながら世界を旅しているらしい
んじゃあ洞窟の奥にパパさんの探し物があるのか?
「それはないじゃろう。この洞窟にそんな大層なモンはねむっとらん」
だとしたら何のために・・・・?
「ふむ・・・何かを隠した・・・というのはどうだろう?」
・・・何か隠すために毎日通うのか?
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:39:22.96 ID:qxuo4Z2yO
村壊滅させたのラインハットの兵士じゃなかったっけ?
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:40:15.17 ID:f1FxIDyP0
じいさんの話を聞いてから数日が過ぎた
俺は何となくボートの点検と言って洞窟の奥に行っては
階段の前まで行って戻るを繰り返していた
正直いって洞窟の奥でパパさんが何をしていようが
今となっては関係ない
それでも気になるのは自分なりに何か思ってのことなのだろうか?
小屋に帰るとじいさんが引き出しから何かを取り出していた
「おお、帰ったか。丁度いい。これをお前さんにやろうと思ってな」
それはじいさんが若い頃に使っていたというたびの道具だった
装備一式にやくそう、どくけしそうなど一式揃っている
「別に出て行けとは言わん。ただその・・・お前さんはまだ若い」
「そりゃあ30は過ぎているかも知れんがそれでもこのわしよりは遥かに若い」
「若いということはそれだけまだ可能性があるということじゃ」
可能性・・・そんなものが俺にあるのだろうか?
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:41:17.94 ID:f1FxIDyP0
>>42 本来のストーリーだとパパスのヘンリー誘拐疑惑でサンタローズは滅ぼされます
しかしながら子供の頃から俺はこの設定に納得がいかなかったのでここでは
本来とは違う展開で話し進めています
一応ヘンリーは誘拐されたがそれはモンスターに
パパスはそれを追ってモンスターに殺されたというのが公になっている感じ
まぁあくまでこれは焚き火ニートが主人公なので他はあんまでてこないため悪しからず
後はこの方が話がドラマチックになるかもしれないという1の勝手な妄想です
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:42:06.71 ID:f1FxIDyP0
「可能性なんてもんはやるかやらないかじゃ、やれば0が1になる」
「これを言うのは三度目じゃが、どうせ拾った命じゃ。生まれ変わった気になって何かを始めても遅くは無いと思うぞ」
そう言うとじいさんは床に就いた
俺は・・・何かが心臓のあたりで暴れるのを感じていた
秋が来て草木が夏とは違う彩りを見せるようになった
俺は相変わらずじいさんの変わりにボートの点検やら
墓の掃除やらをして過ごしていた
ある時、ラインハットの兵士がやってきてこう言った
「パパス殿の住んでいた村というのはこちらか?」
パパスって誰だろうと思ったがどうやらパパさんのことらしかった
何でもラインハットの北にある遺跡でパパさんの遺体が見つかったらしい
死体は呪文で焼かれていて無惨な姿だったらしい
紫のことを聞くと、そちらは王子共々行方不明のままらしい・・・
「それでこれなんですが・・・」
そう言うと兵士は一枚の煤けた紙を取り出した
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:42:55.26 ID:f1FxIDyP0
見ていいのか?と聞くと
「あぁ、誰かパパス殿にゆかりのある者がいれば良かったのだが・・・今となっては誰が見ても同じだろう」
俺はその紙に目を通す
するとそこには
「む す こ を た の む」
そうかすれた血文字で書いてあった
恐らく死に絶える前の最後の力を振り絞って書き残したものだろう
もし俺にいつか息子が出来たとして、死の間際にここまで子供のことだけを考えられるだろうか?
俺は自問自答した
そして、それと同時に・・・なぜか涙が溢れてきて止まらなくなった・・・
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:43:54.83 ID:qxuo4Z2yO
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:44:54.55 ID:f1FxIDyP0
「一応遺品と言う事で届けに来たのだが・・・彼は世界中を旅していたそうなので
故郷も分からない。それならばせめてゆかりのあるものに渡そうと持ってきたのだが・・・」
俺は、あることを決めた
「これ、俺に預けてもらえませんか?」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:46:07.23 ID:iyw5abBv0
寝ようとしたのに何でこのスレ見つけてしまったんだ・・・
支援
サンタローズ滅ぼしたのライハットだろ?
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:46:38.43 ID:A4c/Eewp0
そいや
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:46:46.08 ID:f1FxIDyP0
「はぁ?」
「お願いします!」
「だが、君はパパス殿とは何の縁も無い他人だろうが?」
「お願いします!!」
正直自分でも何がしたいのか良く分からなかった
自分とパパさんは別に大した間柄じゃない
当然パパさんに対して何かをする義理もない
だけど・・・
ここでもし自分がパパさんのこの言葉を受け流してしまったら
誰がパパさんの思いを汲んでくれるというのだろうか?
勝手だけどそう思ってしまった
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:47:09.12 ID:A4c/Eewp0
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:47:42.43 ID:f1FxIDyP0
結局、紙切れを預けてもらうことは出来なかった
その代わりに俺は兵士とある約束をした
「じゃあ、俺がパパさんの故郷を探します。ついでに息子も探します。
もしも俺がそれを見つけられたその時は・・・その紙、俺に預けてください」
兵士は少しだけ驚いた顔をした後
「・・・分かった。何が君にそうまでさせるのかは分からないが・・・パパス殿は幸せものだな」
「君がもしパパス殿の故郷か息子を探し出したそのときは再びラインハットを訪れたまえ」
そういい残し去っていった
ラインハット兵が帰った後、俺はじいさんのところへ走って帰った
「じいさん!あの旅の道具俺にくれ!」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:49:27.17 ID:f1FxIDyP0
じいいさんは笑うと、嬉しそうに道具を取り出して俺の前に置いた
「急にどうした?どんな心変わりがあったんじゃ?」
「別に大したことじゃねえさ・・・ただ、これはきっと今世界で俺にしか出来ないことなんだ」
「そうか・・・」
じいさんはまた嬉しそうな顔をした
「何はともあれ「目標」があるのはいいことじゃ。頑張れよ若者」
若者・・・なんて久しぶりに呼ばれた気がした
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:50:03.60 ID:f1FxIDyP0
一晩明け装備と道具を確認する
しかしながらサンタローズから一歩も外に出た事のない俺が
いきなり大冒険かますなんていうのは自殺行為に等しいわけで
とりあえずじいさんのアドバイスもあり、あの洞窟を探索して
ちょっとは経験を稼ごうということになった
入ってみると洞窟は結構深いらしく、奥まで行くのはかなり骨が折れそうだ
とはいえモンスター自体は大したこと無いのでとりあえずガンガン進む
なんせ俺には水泳していた時に鍛えた体力が少しはあるから雑魚程度なら相手になら・・・
ちょwwwなんかでかいカメ出てきたこれwwwww
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:50:51.84 ID:f1FxIDyP0
カメ強いwwww
てか硬すぎワロタwwwww
たけのやり真っ二つwwwww
そんなこんなで死にました
横にメタルスライムいたけど全然目に入りませんでした
ついで言うとGが半分に減るの初めて知りました
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:51:54.22 ID:f1FxIDyP0
入り口付近に居た敵が雑魚ばっかだったので油断してた
流石にあの面子にたけのやり一本で挑むのはまずかった
とりあえずじいさんに何か無いか聞きに行くと
「あるにはある」
といって鉄のやりを出してくれた
あるなら出せよじじいwww
するとじいさんは
「持ってみれば分かる」
いわれた通りに鉄のやりをもってみると
ちょwwww重たいwwww
「今のお前には持てんよ」
俺はこの日から腕立て伏せをはじめた
ガメゴンでやられるとはwww
おっ、これ続きが気になってたんだよ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:53:52.34 ID:f1FxIDyP0
薪ぐらいしか持っていなかったこの腕で鉄の固まり振り回すのは無理がある
うでた背伏せも長年なまった上腕二頭筋のせいで振り回すどころか持つので精一杯
とりあえず腕立て始めるけど最初は15回くらいで腕が死ぬ
じいさんに失笑されるレベルだ
二週間くらいやってやっと30回ぐらいまで出来るようになった
しかし、まだ満足に振り回すには至らず引き続き鍛錬が必要だ
季節はこの頃には冬に入ろうとしていた
ちなみに今の俺の装備
Eどうの剣(鉄のやり)
Eうろこのたて(お古)
E皮のぼうし(お古)
E皮のドレス(お古)
足が少しスースーする
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:54:41.73 ID:f1FxIDyP0
入り口辺りで雑魚相手に経験地稼ぎ
終わったら腕立て
ボートの点検
じいさんの介護
墓の掃除
こんな感じで毎日が続く
腕立てを初めて二ヶ月ほど経ち要約鉄のやりを振り回せるようになった頃
俺は久しぶりに洞窟の奥へと歩を進めた
もちろん目的はあの亀頭にお礼参りをするためだ
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:55:28.40 ID:f1FxIDyP0
階段を下りたところで奴は早速姿を現した
ちょwww三匹とか卑怯だろwww
しかし俺は慌てない
あらかじめ立ててあった作戦を実行する
まず一匹目に一撃を入れた後
すかさず10Mほど離れる
奴らは動きが遅いので追ってくるまでに時間が掛かる
追ってきたところをまた一撃
そしてまた逃げるを繰り返す
そんなこんなで時間は掛かったもののカメを撃破
俺テラ頭ヨスwwwww
これでもうカメは恐くないなと思っていたのもつかの間だった
あれ?
前にもこのスレあったような・・・・
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:56:10.93 ID:f1FxIDyP0
それは俺が調子に乗って
「作品は違うけどおk、トルネコの冒険大作戦」
という名のただのヒット&アウェイを繰り返していた時のことだった
なんとカメと一緒に変なクマが出てきた
どこらへんが変かというと主に顔の辺りが気持ち悪い
体はクマなのに顔はフクロウとかどんなキメラだよきめぇwww
とか言っているのもつかの間
なんとこのクマ、ヒット&アウェイが通用しないのである(世界まる見え風に)
これには流石の俺もびっくり
というわけで意外な伏兵にやられてまた死にますた
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:56:45.45 ID:f1FxIDyP0
というか今更気づいたのだが単純に俺のレベルが低いのが一番の問題らしい
しかしながら勇者でも、何でもないただの元ニートなのでレベルを上げたところで
ステータスの上がりなどたかが知れている
それに良く考えたら近所のこんな小さな洞窟で苦戦しているような俺が
大口叩いてパパさんの故郷を探しに行くなどとよく言えたものだ
俺は次の日から洞窟に行かなくなった
腕立ても最初のうちは続けていたがそのうち理由をつけて止めてしまった
体を動かさないと途端に寒さが厳しい季節だったことを思い出させられた
俺はまた焚き火を炊く生活に戻ろうとしていた・・・
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:57:24.36 ID:f1FxIDyP0
まだまだ寒い季節が続く
川もこの季節には凍ってしまってボートの点検すら出来ない
途端にやることの無くなってしまった俺は村の中をぶらぶらして回った
寒くなってからは墓の手入れをしていなかったので荒れ放題になっている
そろそろやらないと、と思ってはいるのだが
明日にしよう、とか今日は道具を持ってきていないからとか
理由をつけて結局やれないでいる・・・
どうしよう、これじゃあ逆戻りだ
じいさんは寒くて腰や関節が痛むらしくあまり起きてはこない
じいさんは今の俺を見たら何と言うだろうか
俺が目標を見つけたときはあんなに嬉しそうな顔をしてくれたのに・・・
俺は食事を持っていくとき以外じいさんの顔を見れないで居た
アウルベアーって苦戦するか?
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:58:38.06 ID:f1FxIDyP0
ある時じいさんの部屋に入ると珍しく起き上がって外を見ていた
じいさんに寝てなくていいのか?と聞くと
「ああ・・・今日は調子がいいんじゃ」
そう言って軽く腕の曲げ伸ばしなどしてみせた
「お前さんのほうの調子はどうじゃ?」
俺はドキッとした
ここ最近、じいさんが寝たきりに近い状態で外に出なくなってから
俺はずっと洞窟に行くふりをしては焚き火をしたり
外をぶらついて時間を潰し、日が暮れると適当に装備を汚し
冒険をしてきたふりをして帰るということを繰り返していた
俺は、極力顔色を変えずに「順調だよ」とだけ返す
じいさんは「そうか」と言って笑った
なぜだろう、こんなに胸が締め付けられるのは?
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 02:59:31.94 ID:f1FxIDyP0
俺は必死に笑顔を作りながら背中に回した手で握りこぶしを作る
じいちゃんの笑顔を見てるとなぜか情けなさがこみ上げてくる
しかしそれでもそれはその情けなさを顔に出せず、変わりに顔には
笑顔と言う名の仮面をつけてじいさんを欺くのに必死になっている・・・
最低だ!
「最近は結構強くなったんだぜ?」
最低だ!
「ほら前に言ってたクマとかも一撃だし」
最低だ!
「この前なんかメタルスライムに会心のいちげきでちゃってさ・・・」
さいて・・・
「・・・もういいんじゃぞ?」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:00:58.15 ID:f1FxIDyP0
じいちゃん・・・知ってたのか?
「おや?なにをじゃ?わしは自慢話はもういいと言ったんだが?」
・・・やられた
全部見透かされてたんだ
「ふむ、黙るか・・・それなら独り言でも言おうかの〜」
昔、わしには息子がおったんじゃがこれがまた口先だけの男でな
いつも貸しボート屋を継ぐのなんて嫌だと言っては
「俺は大商人になる、大商人になってオラクルベリーにカジノを立てるんだ」
なんてことを言っておった
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:01:52.03 ID:f1FxIDyP0
ある時・・・丁度お前さんくらいの年のころじゃ
「俺は都会に言って一旗上げて帰ってくる!」
そう言ってオラクルベリーに働きに言ったのじゃ
ところが30近くまで大した努力もせずにいたもんが
いきなり職につけるはずもなく、フリーターに近い生活を
送っておったそうじゃ
収入など、すずめの涙ほど。そのくせ一攫千金を夢見ては博打にはまる日々
そのうち借金をするようになりわしのところに借りに来たりもした
そういうときに決まってでるのがこういう言葉じゃ
「今度新店舗を出すことになってその資金が必要なんだ」
「店?順調だよ!忙しくて暇が無いくらいさ!それでさ今度新しい商品を仕入れたいからまた・・・」
「ウソだと知らなかったのかかだって?知ってたに決まってるさ」
「嘘をつくときの息子は、今のお前さんと同じように・・・
自分にウソをついている顔をしていたからな
支援
面白いよー。
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:03:02.95 ID:f1FxIDyP0
じゃあなんで・・・なんでウソだと分かってて
「確かにウソをつかれて悲しい気持ちはある。しかしウソをついて一番傷つくのは自分の心じゃ」
「ウソと言うものはつくと、また次のウソをつかなくてはならなくなる」
「次のウソ、そのまた次のウソと重なるうちにそれは大きさを増し」
「いつしかそのウソに自分が押しつぶされるのじゃ」
俺は言葉がでなかった
「そうなれば自分でも気づかないうちに取り返しのつかない場所にきてしまう」
「そうなれば後は・・・」
堕ちていくことしかできなくなるのじゃ
フロビアかもん
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:03:46.28 ID:ZDEUdt+XO
オモすれーww
支援
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:04:42.58 ID:f1FxIDyP0
じいさん・・・
「結局、息子は自分の借金で首が回らなくなり、最後は薬漬けで廃人になったよ」
「息子の人生じゃ、わしが今更どうこういう気は無い。もちろん、お前の人生にもじゃ・・・」
・・・・・・
「だけど、一つだけ。老いぼれの戯言と聞き流しても構わん。一つだけ言わせてくれ」
「お前がこの先、この村で静かに暮らそうと、何かを諦めてしまおうとそれは構わん」
「しかし、自分の心にだけはウソをつくな!」
もしもお前が少しでもそれを諦めたくない、譲りたくない気持ちがあるのなら
それを貫き通して見せろ・・・わしが言いたいのはそれだけじゃ」
じいさんはそこまで言うと再び床に就いた
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:05:44.02 ID:rdhPdPrhO
前と同じかよ…
続きマダー?
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:05:50.82 ID:f1FxIDyP0
俺は・・・
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっぉぉ」
上半身裸になると雪の降る外へと出て行き腕立てを始める
正直、今更腕立てをしたって何かが変わるわけじゃない
けど、じいさんの話を聞いたときに俺は「悔しい」と思った
そう思ったんだ
思えるうちはまだ大丈夫だ
俺はまだ腐っちゃいない!
30が何だ!元ニートがなんだ!
寒いかとか、敵が強いとか、勇者じゃないとか、向いてないとか・・・
自分に言い訳してんじゃねえよ!!
どうせならレベルMAXまであげて・・・いいわけなんてそれから考えろよ!!
俺は叫びながら腕立て伏せを続けた
腕が痙攣しても続けた
いつしか50回から進まなかった腕立ては100回を超えていた
じいさん、掘ってくれ!
俺は叫んだ。
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:06:38.04 ID:f1FxIDyP0
腕立は121回目を数えたところで終わりを迎えた
腕は毛細血管が所々切れて青くなり軽い痙攣を起こしている
正直言ってかなり頭の悪い筋トレの仕方だ
効率が悪い上に激しい暑さと傷みが腕を襲っている
しかし、なぜか俺は満足だった
「やれば・・・できんじゃん・・・」
いつからだろう?
自分に限界をつけてその先を見ようとしなくなったのは?
いつからだろう?
がむしゃらという言葉の変わりに安定を求めるようになったのは?
俺は、笑った
なぜか知らないが真冬に上半身裸で死ぬほど腕立て伏せをした自分が馬鹿馬鹿しくて、楽しくて、
笑いたくなったのだ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:06:41.51 ID:ZJEprQVcO
きたい
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:08:21.38 ID:f1FxIDyP0
小屋に戻るとじいさんが笑いながら
「なんつーカッコで外に出るんじゃお前は」
そう言いながら暖炉に火をくべていた
「どれ、腕みせてみろ」
俺は両腕を差し出した
「ふ〜む、明日くらいは安静にしとけ。炎症と内出血起こし取るからな」
そう言うとじいさんは俺の分のスープを用意して床に戻った
スープを一口飲む
それは今までに味わった事が無いほど美味しいスープだった
明日は墓の掃除をしよう
それから武器と防具の整備もして・・・
少しではあるが無駄な時間を過ごした
まだまだ取り戻さなくてはいけない時間が一杯ある
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:08:28.55 ID:ZDEUdt+XO
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:08:57.91 ID:f1FxIDyP0
それから一月後
俺は地道に鍛錬を重ねていた
毎日腕立に加え腹筋、背筋、スクワット、10キロランニング
それが終わると洞窟へ入りモンスター相手に実践訓練
更には多少じゅもんの心得があるじいさんにホイミを教えてもらった
しかしじいさん曰く
「これだけは才能じゃからな」
とのこと
どうやら俺のかしこさではホイミが精一杯らしい
低学歴オワタ・・・○| ̄|_
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:09:44.00 ID:f1FxIDyP0
まぁホイミ程度やくそうで代用できるから構わないんだけどな
そんなこんなで気づけば俺のレベルは16になっていた
ただし職業が今のところ「ニート」なのでステータスが中々にひどい
ちから:38
すばやさ:31
かしこさ:12
うん:72
HP:98
MP:3
MPがいちホイミです
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:10:15.54 ID:f1FxIDyP0
「言って来い」
じいさんに送り出されて俺は小屋を後にした
今度こそ洞窟の最深部までたどり着く!
まずは雑魚を蹴散らしつつ奥まで進む
階段を下りると早速前回やられたフクロウグマやら腐ったスミスやらと出くわす
がこの間までの俺ではない
最早そいつらすらも雑魚扱いとなった俺はそいつらも蹴散らしつつ奥へと進む
途中でメタルスライムに三度ほど遭遇したがあいつらマジチキン
すぐ逃げる
でもどうせにげるんだろ?とか思って悪口言ってたら米良となえてきて前髪燃えた・・・
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:10:24.54 ID:ZDEUdt+XO
鍛え方がリアルでワロタww
運たけぇwwwwww
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:10:54.87 ID:f1FxIDyP0
まぁ途中色々あったけど何とか一番奥のフロアに辿りついたっぽい
ちなみに一人で数匹の魔物を相手にするのは中々キツイ
のこりのやくそうが一つ、おまけに毒を受けている
まぁここ終わったら走って帰ればおkとか思っていたらなんと・・・
目の前に湖が広がっていた・・・
唖然とする俺
正直この発想は無かったわー
もう最下層まで来たし引き返そうかと思ったけどでも奥のほうには明らかに
何かありますよ的なオーラ・・・
う〜む、何か向こうに渡れる仕掛けでもあるのか?
しかし毒を受けている状態(どくけしそう無し)でまた歩き回るのは・・・
迷った挙句俺は・・・泳いで渡ることにした
レベル99のスライムとかどうなんだよ
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:13:08.74 ID:f1FxIDyP0
幸い、川でパパさんの後を付けるために泳ぎは練習していたので
この程度の距離なら十分渡れるだろう
そう思っていた時期が私にもありました・・・
入って10Mで装備重くて沈んだ・・・
これはマズイ
装備を置いていかないと向こうには渡れない
しかし装備をおいて行って向こう岸にモンスターが居れば終わりだ
どうしよう・・・・・?
また迷った挙句俺は
全裸になった
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:13:54.97 ID:f1FxIDyP0
この際だし散るなら散るで潔く行こうと思い
全裸で水の中に飛び込む
うはwwww今冬なの忘れてたwwww水冷たすぎワロタwwww
それでも戻ることなく対岸まで泳ぎきった俺
泳ぎきった先には下に下りる階段が見える
俺は対岸に上がると息を整え階段へと向かった
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:15:12.89 ID:kqXr93lP0
しーえんー
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:15:13.06 ID:f1FxIDyP0
階段を降りる・・・
部屋?
こんな洞窟の奥になんで部屋が?
ドアノブに手をかけるとどうやら鍵は閉まっていないようだ
俺は意を決してドアを開く
中は薄汚れた倉庫のようなところだった
辺りを見渡すと奥に何かを見つけた
「・・・手紙?」
そしてその横には
見ているだけで吸い込まれそうな美しい刀身の剣が突き立てられていた
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:15:57.53 ID:f1FxIDyP0
俺はまず剣に手をかける
柄を握り軽く力を入れると
「ヒュッ」
と小さな音を立てて剣が抜けた
・・・軽い・・・まるで持っていないみたいな感覚だ
軽く振ってみる・・・剣が小気味良い音を立てて空を切る
すげぇ!これマジスゲェ!
ニートは天空の剣を手に入れた
Eてんくうのつるぎ
E
E
E
E羞恥心
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:17:31.57 ID:f1FxIDyP0
剣の見事さに満足した俺は次に手紙を読むことにした
「・・・これは?」
それはパパさんからパパさんの息子の紫へと当てられた手紙だった
そこにはパパさんが自分の死を覚悟していること
パパさんの奥さんの話や自分のはなし
そして・・・
勇者にまつわる話が書かれていた
とするとこの剣は・・・正真正銘の勇者の剣なのだろうか?
ニートはてんくうのつるぎを外した
E
E
E
E
E自尊心
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:18:25.86 ID:ZDEUdt+XO
ニート=天空の勇者
すげぇww
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:18:30.28 ID:f1FxIDyP0
思わぬ話の大きさにびびりまくりの俺
いやだって勇者とかいきなり言われても・・・
どうしようか?
これはパパさんが紫に宛てた手紙だし剣も紫に託したもの・・・
第三者丸出しな俺が持っていくのはお門違いだろう
でも・・・もし紫が既に亡くなっていたら?
・・・俺は迷った挙句剣と手紙を置いていくことにした
とりあえず先にパパさんの故郷と紫を探して
見つからなければ取りにくればいい
そう思った
俺は地下の部屋を後にした・・・全裸で
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:19:59.20 ID:ZDEUdt+XO
意味ねぇwwじゃんww
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:20:01.55 ID:f1FxIDyP0
またしても冷たい水の中を泳いで渡る
そういえば毒を受けていたのを思い出して一気にテンション下がった
あぁ・・・マジ意識朦朧としてきた・・・
対岸に戻り何とか装備を身につけて外に出る
途中でメタルスライムが一杯出てきたときには
珍しく逃げないでメラ連発してきてマジ空気嫁って思った
何とか外に出てくると暖かい日差しが俺を出迎えてくれた
気づけば冬も終わりに近づき春が近い
思えば俺がパパさんの後を付け始めてからもう一年が過ぎようとしている・・・
少しは俺も成長できたのだろうか?
とりあえず今はじいさんの所へ帰ろう
そして・・・旅立ちと別れの準備をしなくてはならない・・・
第一章『片乳首出したおっさんの後つけたら天空の剣見つけたwwww』
糸冬
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:22:34.60 ID:ZDEUdt+XO
乙w
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:24:34.44 ID:f1FxIDyP0
さて
とりあえず前回までの投下終了です
これから
第二章「もれ旅立つよ〜自宅から世界の警備員へ〜」
をお送りいたします
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:25:30.35 ID:kqXr93lP0
がんばれ
がんばれ!
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:25:42.86 ID:f1FxIDyP0
の前に質問あったら受け付けるが?
無かったら寂しさを感じさせずに続きを書きます
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:25:43.79 ID:tb0MRWDR0
世界の警備員wwwwwwwww
スケールでけぇwwwwwww
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:27:00.97 ID:ZDEUdt+XO
かんばれ
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:27:14.83 ID:9Z0TBGohO
世界警備員吹いた
どこかで使ってみたいな
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:27:26.31 ID:nNcLce4z0
おもれえwwwwww支援wwwwww
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:28:21.01 ID:f1FxIDyP0
うむ内容だな
よし、何事も無かったかのように続きいこうか
投下遅くなるけどかんべんしてつかぁさい
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:36:17.39 ID:f1FxIDyP0
第二章「もれ旅立つよ〜自宅から世界の警備員へ〜」
BGM:情熱大陸
その男は今日も燃え上がる火の粉を浴び続ける
焚き火と警備を極めた男・・・「焚き火ニート」
彼はなぜそこまでして薪をくべ続けるのだろうか
なぜそこまでサンタローズにこだわるのだろうか
その答えはわれわれにも分からない・・・
今日はそんな彼が旅立ちを迎え、世間に打ちのめされる様をお送りしよう
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:37:23.54 ID:5ruj23DSO
お帰りなさい。
続き待ってたよ
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:41:58.76 ID:f1FxIDyP0
「・・・行くのか?」
じいさんが言った
俺は無言で頷く
「そうか・・・寂しくなるのう・・・」
そんな顔するなよじいさん・・・
たまには顔くらい見せに帰ってくるからさ
「ふぉふぉふぉ、まぁこうして生きているうちにお前さんが旅立つところを
見れただけでもよしとしておくか」
・・・あぁ、じいさん
「なんじゃ?」
いままで・・・ありがとうな・・・
「・・・馬鹿もん!年寄りを・・・泣かせるな・・・」
・・・すまねえな・・・そんじゃ行ってくるぜ
「ああ・・・『いってらっしゃい』」
俺はサンタローズを後にした
目からはなぜか涙がにじみ出てきた・・・
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:42:07.92 ID:I47N/FyNO
乙w面白いww
116 :
1:2009/01/12(月) 03:48:35.32 ID:M9UJEbnyO
ばいさるくらた
支援求む
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:49:12.29 ID:i4v4Wf28O
支援
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:49:44.13 ID:f1FxIDyP0
サンタローズを出るとひとまず俺はアルパカへと向かった
まずはパパさんの故郷を探すための手がかりを少しでも得たい
アルパカには何でもパパさんの知り合いがやっている宿屋があるらしい
名前はえっと・・・確かダダルマーさんだったか?
とりあえずそのダダルマーさんに会いに行こう
そんであわよくばタダで泊めてもらおう
そんな俺の所持金は92Gです
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:49:49.26 ID:6R4SzNd+O
久々の良スレ
支援
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:50:56.95 ID:9Z0TBGohO
ダンカンw
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:51:51.84 ID:Qh3bjSNK0
毎日天空でスレ検索してました
支援モータードライブ
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:54:00.59 ID:f1FxIDyP0
アルパカに向かう途中
やたらとモンスターに出会った
一体一体鉄の槍で迎撃していくのは正直めんどくさい
途中でクックルが5体くらいでてきて死にそうになったのはいい思い出
あんなにあった薬草がアルパカつく前に無くなったのもいい思い出
そしてホイミ一回で無くなる俺のMPプライスレス・・・
そんなこんなでアルパカにつく頃にはへとへとだった
気づけば日も落ちてあたりは真っ暗だ
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:54:01.80 ID:4sDvoGm4O
支援
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:54:25.81 ID:syzzdOUkO
>>1を褒めるレスが全部自演だったらとか勝手に妄想してワロタ
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:55:01.14 ID:H7Ht4KH1O
これは面白い
ところで何で急に高原地帯に生息する動物のところに向かってるんだ?
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:56:38.30 ID:f1FxIDyP0
アルパカについて早速宿屋へと向かう
とりあえずパパさんの知り合いってことにして
上手いことただ飯でも食わせてもらおう
ウハwww俺節約上手ww
そう考えていた時期が俺にもありました
主人「ダダルマー?だれそれ?」
・・・あれ?
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:57:38.32 ID:f1FxIDyP0
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:01:46.52 ID:f1FxIDyP0
話を聞くとダダルマーじゃなくてダンカンという名前らしい
ダしかあっていないという自分の記憶力の悪さに涙が出る
・・・かしこさのたねが欲しい
そんなことは置いておいてダンカンさんの居所を聞いてみると
「少し前に家族で出て行きましたよ」
ちょwww俺オワタwwww
まぁいないものは仕方ない
とりあえず今日のところはHPも残り少ないし金を払ってでも泊まることにした
したのだが・・・
「一晩で100Gです」
・・・8G
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:05:23.79 ID:f1FxIDyP0
「うち二人部屋しかないんですよ
ほらよくホテルとかでも二人部屋に一人で泊まると割り増しになるでしょ?あんな感じ」
あんな感じじゃねえよ!
一泊100Gとかぼったくりもいいところだろ!?
「いやまぁ、不景気ですし」
・・・ぐうの音も出ない
俺はモンスター倒したらお金が入ってくるとかそういうゲームみたいな
せかいだったらいいのにとか思いながら
教会の横の花畑で寝た・・・春が近いとはいえ寒さが身にしみる・・・
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:09:36.48 ID:f1FxIDyP0
てかぶっちゃけ寒いし、背中痛いし寝れそうにない
仕方ないのでゴロゴロしてたらなんか変な絵柄のメダル拾った
・・・これ売れるんじゃね?
あくる朝
俺ははやる気持ちを抑えながら道具やへと向かう
おい親父、これいくらになる!?
主人「それはかいとれません」
焚き火ニートはちいさなメダルをもちかえた
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:12:12.63 ID:f1FxIDyP0
拾ったものを売るのはさすがにダメだったか
イライラしたので捨ててやろうかとも思ったけど
いつかなんかの役に立つかもしれないというポジティブシンキングで
とりあえず持っておくことにした
「ぐぅ〜」
そういえばサンタローズでてから薬草しか口にしていない・・・
・・・帰ろうかな?
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:16:31.33 ID:f1FxIDyP0
流石に出てから一日で出戻るのは恥ずかしすぎるので
何とか堪えた
とりあえず働こう、お金が無いとやくそうすらかえやしないしな
ということでどこか働き口はないかと思い村をブラブラしていたら
バーの表に求人の張り紙を見つけた
バーか・・・まぁとりあえず話くらい聞いてみるか
すいませ〜ん、表の張り紙見たんですけど〜
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:18:23.08 ID:RsswnC+kO
おもしれぇw支援
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:19:31.23 ID:H7Ht4KH1O
金自分で稼ぐのは大変だな
しかも一泊100Gとかえぐいwwwwww
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:20:16.16 ID:f1FxIDyP0
〜面接〜
「えっと焚き火ニートさんね・・・出身はサンタローズか・・・」
はい
「今までにどんな職業を経験しましたか?」
えっと・・・NEETを・・・
「えっ?その年まで働いたこと無いの?」
えっと・・・その・・・はい・・・
「・・・んじゃあ働いてない間は何してたの?」
その・・・ゴニョゴニョ・・・
「何?もっと大きな声で話してください」
焚き火を・・・その・・・
「焚き火?あんたふざけてるの?」
いえ決してそういうわけじゃ・・・
なんか死にたくなった
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:23:54.37 ID:f1FxIDyP0
面接が終わった後、俺の精神状態も終わりそうだった
「その年までよくもまあそんなにのん気に生きて来れたね」
とか
「親は何も言わなかったの?」
とか
「遊び人のほうがまだマシだ」
とか色々言われた・・・
サンタローズでの修行の日々で少しは精神的に鍛えられたと思ったが
早速俺の心は折れかけていた
そりゃあそうだよな・・・30まで何もしてこなかったもんな・・・
今日も俺は腹を鳴らしながら教会と添い寝をした
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:26:18.97 ID:H7Ht4KH1O
途中でやめたドラクエ5やり直してみるかな
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:28:30.37 ID:f1FxIDyP0
朝、目が覚めると俺の顔を誰かが覗き込んでいた
頭に青いコック帽みたいなのを被ったその人は神父さんだった
「どうしたのですか?こんなところで寝ると風邪を引きますよ」
・・・俺は事情を話した
「そうですか・・・それは大変でしたね」
話を聞くと神父さんは俺を教会の中へと招きいれた
「神は困っている人を見捨てません、とはいえ大したもてなしはできませんが」
俺は出されたスープを犬のようにかっこんだ
心なしか塩味がきつい
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:33:20.95 ID:f1FxIDyP0
スープとパンの質素な食事を腹に詰め込んだ後
神父さんからこんな提案をされた
「あなたさえよろしければ、少しの間教会の手伝いをしてみませんか?」
願っても無い申し出だった
残念ながら給料は小遣い程度しか出せないとの事だが
それでも今の俺には十分すぎる
俺は申し出を受けることにした
「それではこれを着て」
焚き火ニートは修道服を装備した
焚き火ニートは
そ う りょ み な ら い
に転職した
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:34:40.31 ID:G0a3NaiY0
ついに1ホイミMPから脱出か
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:35:04.85 ID:PyOdGCuxO
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:36:07.78 ID:D5TGaG4iO
うおおおおおおおおおお
これでベホイミくるか?
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:36:20.48 ID:H7Ht4KH1O
やっべwktkが止まらない
PC立ち上げるか……
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:36:22.83 ID:f1FxIDyP0
ちから:29
すばやさ:39
かしこさ:14
うん:77
HP:88
MP:6
MPが2ホイミにふえたwwww
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:39:45.17 ID:e1B7Zs1HO
アルカパでこの能力だと余裕じゃね?
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:43:45.44 ID:4sDvoGm4O
運がいいな
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:49:51.02 ID:z1lRjEW3O
2ホイミwwwww
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:50:06.90 ID:f1FxIDyP0
しかしながらちからとかは下がっているのでむしろ全体的にみれば
下がっていると言えなくもないような・・・まぁいいか
これで将来的にはバギクロスとか覚えるぜ
とりあえず神父さんがキアリー教えてくれた
大したじゅもんじゃないけど微妙に嬉しいのは俺だけじゃないはずだ
教会の手伝いといってもやることは基本的には
朝のお祈りと教会内、教会の周りの掃除
夕方には時間を告げる鐘を鳴らして、夜はまたお祈り
はっきり言って何の面白みも無い仕事だ
しかしそれでも俺は生まれて初めて誰かに必要とされて働いているということだけで
不思議な充実感があった
151 :
1:2009/01/12(月) 04:59:02.13 ID:M9UJEbnyO
またばいさる
支援おながいしまうす
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:00:44.85 ID:z1lRjEW3O
支援!
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:01:07.75 ID:4sDvoGm4O
ばいさるが何かも知らずに支援
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:01:32.24 ID:f1FxIDyP0
教会で働き始めてから一月後
初めての給料を貰った…500G
「少なくて申し訳ないのですが」
500G・・・一人の毒を治して数十G、気絶を直していいとこ200G・・・それから寄付・・・
教会の収入を考えるとこれでも多いくらいな気がした
お金をかせぐというのはそれほどに大変なのだ
俺は給料の入った袋を大事に抱えると、神父にお礼を言った
「いえいえ、私にはこの教会を維持していける最低限のお金さえあればいいのですから」
神に仕えるということはきっとそういうことなのだろうな
焚き火ニートは
しゅぎょうちゅう
になった
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:02:49.66 ID:syzzdOUkO
支援
寝落ちかと思った
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:04:38.77 ID:G0a3NaiY0
まぁ死人を教会に運ぶ時に財産の半分を頂くんですけどね。
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:07:55.94 ID:f1FxIDyP0
アルカパで働き始めてから二月ほどがたった
最近は外で掃除などしていると近所の人や子供が話しかけてくれる
夜はお祈りがすんだ後、神父さんから色々な話を聞いた
ある時は勇者の伝説だったり、ある時は天に浮く城の話だったり
ある時は少し羽目をはずしてエロ話をしたりもした
時々、気が向いたときなどはじゅもんをならったりして
才能が無いながらもなんとか練習の甲斐あってバギを覚えた
初めて真空波が手から出たときの感動といったらもう
俺はあまりの居心地のよさに、このまま神父になるのも悪くないかもしれないなんて思った
支援
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:09:17.23 ID:5Oqku5d+0
あげ
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:10:38.35 ID:H7Ht4KH1O
駄目だ寒すぎて布団から出れない出る意味もない支援
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:12:18.36 ID:f1FxIDyP0
教会に見習いとして入って三ヶ月が過ぎた頃
神父さんが少しばかり神妙な面持ちで話しかけてきた
「そろそろ・・・旅に出られてはいかがですか?」
・・・俺は動揺した
街にも慣れ仕事にも慣れ、充実していた俺にとって
ここは正直居心地が良すぎた
「私としてもあなたが来てくれて楽しい日々を過ごせていました
あなたさえよろしければこのままずっとここにいてもらおうかとも・・・しかし」
あなたにはやらなくてはいけないことがあるのでしょう?
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:14:46.64 ID:AIbiZMxHO
支援
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:15:27.84 ID:4sDvoGm4O
こたつなのに寒い支援
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:15:52.76 ID:5Oqku5d+0
あげ
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:18:04.39 ID:f1FxIDyP0
そうだ・・・俺はパパさんの意思を(勝手に)継ぐために
サンタローズを出てきたのだ
このままここにいては当然それを達成することは出来ない・・・
「すぐに、とはもちろんいいません。身支度を整え、気持ちを整理して、それからで結構です」
神父さんはそこまで言うと教会の仕事へと戻っていった
俺は神父さんの背中に礼をする
しばらく、そのまま頭を上げられないでいた
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:23:52.23 ID:4sDvoGm4O
こたつ支援
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:24:16.63 ID:H7Ht4KH1O
運の良さが人の出会いに表れてるな
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:28:17.92 ID:f1FxIDyP0
それから数日がたった
装備や身支度を整え、周りの顔なじみになっていた人たちに挨拶を済ませた
いよいよ二度目の旅立ちだ
アルカパを出るとき、神父さんが弁当を持たせてくれた
「大したものは入っていませんが」
そう言って苦笑した後
「短い間でしたがありがとうございました」
それを言うのは俺のほうです
「いえいえ、あなたはここで日々を過ごしていくうちに最初の頃とは比べられないほど」
「いい顔をするようになりました。人が変わっていく過程を見るのはいつでも気持ちのいいものです」
何となくてれる俺
「さて、こんな田舎の神父の小うるさい説教で申し訳ないのですが一つだけ言わせてください」
「人生とは厳しいものです、簡単に物事が運ぶようにはできていません」
「これからいくつもの苦難があなたを襲うかもしれません、時には膝を折り諦めそうになることもあるでしょう」
「そんな時はこの小さな村の小さな教会で過ごした日々を思い出してください」
「あなたがこの村で、懸命に過ごしてきた時間は決してあなたを裏切りません」
神父さんの歌うような暖かな声に聞き入る
「あなたに神の加護がありますように」
俺は大きく一礼するとすぐさま振り返り上を向いて歩き出した
空に浮かぶ太陽がまぶしい
俺は歩きながら、濡れた頬が太陽の熱で早く乾けばいいのにと思った
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:33:51.34 ID:f1FxIDyP0
熱で濡れた頬がやっと乾いた頃
俺は小休止を取ることにした
神父さんから貰った弁当を開くとサンドイッチと共に
変な包みが入っているのを見つけた
包みを開いてみるとそこにはなんと3000Gという大金が入っていた
俺はサンドイッチにかぶりつきながら声をあげて泣いた・・・
ちくしょう・・・なんだよこのサンドイッチ・・・塩味きついぜ
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:37:23.52 ID:f1FxIDyP0
アルカパを出た後
とりあえず次なるパパさんの手がかりを探すために
今度は南の方に行ってみることにした
途中、屁こきっぱなしのイタチとかにあったけどバギで一掃してやった
うはwwww俺テラツヨスwwww
とかいってたらMP少ないの忘れててすぐにバギ使えなくなったwwww
ちなみに
そうりょじゃなくなったので職業はニートに戻っています
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:38:54.28 ID:z1lRjEW3O
しえん
age
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:44:57.76 ID:H7Ht4KH1O
朝飯買ってきた支援
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:45:12.71 ID:f1FxIDyP0
南の方へと歩を進めていくと船着場にたどり着いた
ここなら人の出入りがあるだろうし何か手がかりがつかめるかも知れん
そう思った俺は早速船着場で情報集め・・・と行きたかったのだが
今は魔物が増えたとかで、船の運航を止めているとの事
しばらく再開はしないらしい・・・
とりあえず船着場の横の小屋にいた夫婦に話を聞くと、なんとパパさんのことを知っていた
「子連れで変わった風貌の人でしょ?覚えてるわよ〜」
どうやらパパさんはどこかの港からこの船着場へと船で渡ってきたらしい
ちなみに詳しい話を聞くとこの船着場から出ている船は
ポートセルミというところへ行くもののみらしい
つまりパパさんはポートセルミからこの船着場へと渡ってきたのは間違いないということだ
何とか手がかりを掴みテンションの上がる俺
その日は夫婦のご好意で止めていただく事になった
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:48:13.63 ID:f1FxIDyP0
あくる日の朝
俺は夫婦に、オラクルベリーの場所を聞き早速向かうことにした
そういえばオラクルベリーにはカジノがあるんだよな・・・
いやいや、俺のこの金は神父さんがくれた大事なものだ
いざと言うときにしか使っちゃダメなんだ!
そうだ銀行に預けよう!そうしよう!
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:49:25.24 ID:z1lRjEW3O
支援
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:49:34.76 ID:8txs9HTN0
なんて良スレだ
俺は見ているぞー››1
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:51:55.45 ID:f1FxIDyP0
・・・どこで間違えたのだろうか?
気づけば俺はパンツ一枚でカジノの横に立っていた
ダメだな・・・スライムレースで1−2来た時点で止めとけば良かった
E
Eステテコパンツ(にねんさんくみ さんちょ)
E
E
E後悔
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:53:24.32 ID:H7Ht4KH1O
おいコラ
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:53:52.34 ID:4sDvoGm4O
神様は見てるんだなwww
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:57:38.57 ID:kn6jUL0Y0
ストーブ+こたつの攻守最強形態にて支援
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:58:58.38 ID:f1FxIDyP0
オラクルベリーニついた俺は早速銀行に向かおうとした
したのだが、街に入ってすぐにあのでかい看板を発見する
「えぇ・・・最初はモンスター戦ってんの見て楽しもう位の気持ちだったんです」
「ところが大穴のせみもぐらが勝ったところで何かが吹っ切れたんですね」
「気づけば1コインスロット、10コインスロット・・・ここまではまだ良かった」
「しかし僕の頭の中で悪魔が囁いたんです」
漢なら100だろJKwwwwwww
気づけばパンツ姿でガードマンにフルボッコでした・・・
自伝「薪が良く燃える10の方法」より抜粋
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:02:06.74 ID:f1FxIDyP0
というわけで神父さんから貰ったお金
三か月分の給料+3000G=4500Gは漢の夢というなの欲望によって露と消えました
さて・・・とりあえず金借りるか
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:03:48.05 ID:4sDvoGm4O
支援
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:05:38.98 ID:f1FxIDyP0
銀行に行ってお金を借りようと試みるのだが
「いやいやwwwうちは預かるの専門なんでwwww」
とか言われて相手にされない
・・・まぁ当たり前か
幸い季節は初夏ということもあり
パンツだけでも凍える心配は無いだろう
・・・行き交う人の視線に耐えられれば
とりあえず
「パンツじゃないから恥ずかしくないもん><」
と自分に言い聞かせることで解決した
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:07:09.92 ID:kn6jUL0Y0
実際メタルキングの剣取れりゃ勝ちゲーだしな
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:15:04.27 ID:4sDvoGm4O
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:15:19.13 ID:f1FxIDyP0
スマン
なぜか知らんのだが、ばいさるがチョコチョコ顔を出すんだ
少しの間支援頼みたい
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:16:18.56 ID:q/nna/Yt0
今北産業
支援
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:19:21.62 ID:f1FxIDyP0
久しぶりに花畑で寝る
しばらくベッドで寝ていたせいか寝心地の悪さが上がっている気がする・・・
この間はまだ装備があったが今回は無一文にパンツ一枚
・・・今度こそもうダメかもしれない
そんなことを考えていたらいきなり飛び掛ってくる人影が現れた
「モンスターゲットだぜ!!」
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:19:29.49 ID:kn6jUL0Y0
侵略!支援娘
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:23:04.03 ID:q/nna/Yt0
ばいさるってなんだろ?
支援
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:24:12.14 ID:f1FxIDyP0
飛び掛ってくる影を反射的に蹴り飛ばすと
「ぎゅおぅ!!」
とかいう潰れたドラキーみたいな声が響いた
恐る恐る蹴り飛ばしたそれに近づく
・・・返事が無い、ただの屍のようだ
「死んでな〜い!!」
なんとじいいさんが起き上がり、恨めしそうにこちらを見ている
仲間にしますか?
はい
いいえ
>もういちどける
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:25:08.29 ID:4sDvoGm4O
>>192 それはね、さっき聞いても教えてくれなかったよ
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:25:50.25 ID:q/nna/Yt0
きになるねw
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:27:44.97 ID:f1FxIDyP0
とりあえず死んでなくて安心したような残念な気持ちだ
じいさん、こんな夜更けにイキナリ飛び掛るなんて蹴られても文句は言えないぜ
「お前こそこんな時間にそんな格好で花の上に寝てたらエリミネーターと勘違いするだろうが」
・・・ごもっとも
まぁそれは置いといてあんた誰だよ?
「よくぞ聞きおった・・・わしがあのゆうめいな・・・」
モンスターじいさんじゃ!!
どうみても徘徊老人です、本当にありがとうございました
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:28:32.83 ID:4sDvoGm4O
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:29:53.71 ID:z1lRjEW3O
ばいさる=ばいばいさるさん
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:32:47.93 ID:q/nna/Yt0
>>198 ありがとう謎が解けた
書き込み規制のことか
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:32:50.83 ID:4sDvoGm4O
>>198 ばいばいさるさんでググったら出てきた、サンクス
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:37:23.59 ID:z1lRjEW3O
どういたしましてw
これは支援
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:42:28.62 ID:q/nna/Yt0
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:44:03.68 ID:kn6jUL0Y0
お前らどこの中学生だよ
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:44:20.23 ID:4sDvoGm4O
賢くなった支援
半年ROMれよカス
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:45:16.46 ID:q/nna/Yt0
28才夜勤運送勤務
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:50:45.91 ID:kn6jUL0Y0
そろそろ仲間来るな
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:52:54.24 ID:aWWk3S6aO
つす
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:00:31.46 ID:4sDvoGm4O
支援
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:06:49.07 ID:dZEJTGrr0
スマン
気づいたら机に突っ伏して寝てますた・・・
申し訳ないんだがひと段落したら一旦寝る
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:10:18.23 ID:dZEJTGrr0
何はともあれ話を聞いてみる
何でもこのクソじ・・・ゲフンゲフン
このモンスターじいさんとやらは凄腕のまものつかいらしくて
見込みのありそうな人間を見つけては後進の育成に精をだしているらしい
「どうじゃ?すごいじゃろ」
たちの悪いむつごろうさんにしか見えないです
おいついた
なんかID変わったみたいだけど鳥つけとけば?
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:16:06.40 ID:dZEJTGrr0
とりあえずあんま関わり合いになりたくないのでなんとかご帰宅願いたいのだが
なぜかじいさんは俺のことをジロジロと見ている
「ふ〜む・・・」
何か俺の顔についてんのか?じいさん
「お主、これから宛てはあるのか?」
はい?
「じゃから、そんな身なりでこれから頼る宛てなりつてなりはあるのか?」
・・・はん、馬鹿にするなよ!つての一つや二つまったくありません
「ふむ、丁度新しい助手が欲しいと思っていたところだったんじゃ」
これはもしや・・・
「お前さん、わしのところで働かんか?」
・・・少し迷ったけど、どうせこのままでは野垂れ死になので
ついていくことにした
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:16:41.23 ID:dZEJTGrr0
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:18:25.37 ID:kn6jUL0Y0
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:19:10.14 ID:dZEJTGrr0
じいさんについていくとなんか地下の怪しい研究所みたいなとこに入っていった
正直あんま期待はしていなかったのだが、意外と住むには快適そうなところだ
「バニーちゃん帰ったぞい」
じいさんが声を掛けると奥からバニーガールが現れた
・・・ふぅ
218 :
1234#:2009/01/12(月) 07:19:20.82 ID:kn6jUL0Y0
たとえば
1234#を名前欄にいれると
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:19:38.16 ID:qDYsUMT50
スレタイで久々に吹いた
ワロスwwww
#が先だろ
221 :
◆JEhW0nJ.FE :2009/01/12(月) 07:20:17.19 ID:kn6jUL0Y0
#が先ね
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:20:18.41 ID:qDYsUMT50
223 :
takineet#:2009/01/12(月) 07:22:35.31 ID:dZEJTGrr0
てか、なんでバニガ?
そしてこのじいさん何物?
「だからモンスターじいさんと言っておろう」
「先生、お帰りなさい・・・その方は?」
「おお、さっきそこで拾ったんじゃ」
「まぁこの辺りにはエミリネーター生息してないはずですが?」
スイマセン着るもの貸してください
224 :
◆2FU3hMWXXY :2009/01/12(月) 07:23:40.13 ID:dZEJTGrr0
ちょwwwwww嘘つきwwwww
これでいいのかな?
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:23:46.20 ID:qDYsUMT50
>>223 焚きニートwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:24:20.51 ID:qDYsUMT50
どうやら酷いタイミングで来てしまったようだ
支援
し
229 :
◆2FU3hMWXXY :2009/01/12(月) 07:27:29.53 ID:dZEJTGrr0
バニーちゃんが適当に服を見繕ってくれた
E 目だし帽
E 三角パンツ
E
E
E 賢者タイム
「エリミネーターはこうでないとね」
確信犯ですね、分かります
230 :
◆2FU3hMWXXY :2009/01/12(月) 07:31:04.61 ID:a3kCcUNa0
変えろよw
231 :
◆2FU3hMWXXY :2009/01/12(月) 07:32:57.37 ID:dZEJTGrr0
その後20分かけて人間であることを証明しました
人生で最も無駄な二十分でした
とりあえずこの日は夜も遅いと言うことで寝ることに
バニーちゃんと添い寝できる日がくるなんて・・・
とか言うのは所詮二次元の話しな訳で・・・
僕の寝床は檻のなかなわけで・・・
奥にはキラーパンサーとアームライオンが寝息を立てているわけで・・・
獣臭さと恐怖で眠れるわけが無いわけで・・・
生まれて初めて発狂しそうになりました
232 :
1234#:2009/01/12(月) 07:34:50.29 ID:DV8usuvVO
か
支援☆
234 :
◆JEhW0nJ.FE :2009/01/12(月) 07:35:29.01 ID:DV8usuvVO
サイケ
235 :
◆CC5PeFCwBM :2009/01/12(月) 07:40:07.78 ID:dZEJTGrr0
夜がこんなに長いものだ何て知らなかった
じいさんが檻の鍵を開けてくれたときには泣き出しそうになった
さっきまでは心の中で殺してやると何回つぶやいたか分からないくらいなのに
「安心せえ、こいつらは人は襲わんよ」
起きてきた魔物をみると確かに野性に比べて大人しい気もする
「わしが小さい頃から育てているからの、孫みたいなもんじゃ」
「さて、お前さんには色々とやってもらうことがある。まずは・・・」
「こいつらの世話を覚えてもらおうかの」
というわけでモンスターじいさんのところで働く日々が始まった
焚き火ニートは
ま も の つ か い
みならい
に就職した
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:41:05.54 ID:h5C90ry1O
器用貧乏になりそうだなw
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:42:50.87 ID:F7nyJ16qO
そうりょ★★★☆☆☆☆☆
まものつかい★☆☆☆☆☆☆☆
こんなかんじですか?わかりません><
238 :
◆CC5PeFCwBM :2009/01/12(月) 07:47:47.52 ID:dZEJTGrr0
世話と言っても大したことはしない
基本的にはエサやりと街の外の散歩のみ
ただしモンスターじいさんの出した条件が一つ
「モンスターにはラブを持って接すること」
何でも魔物と言うのはこちらの感情に敏感らしくて最初の内は中々
心を開いてはくれないらしい
う〜ん・・・まぁペットと考えればいいか
ちなみにまものつかいステータス
LV17
HP 106
MP 4
ちから 41
すばやさ 30
かしこさ 19
MPが1と1/3ホイミに下がった
239 :
◆CC5PeFCwBM :2009/01/12(月) 07:49:20.67 ID:a3kCcUNa0
もっとひねれよw
240 :
◆CC5PeFCwBM :2009/01/12(月) 07:53:01.81 ID:dZEJTGrr0
とりあえず最初はいきなり大物の相手をするのは難しいとのことで
スライムの世話から始めることになった
名前はスランボーと言うらしい
どこかのベトナム帰還兵みたいな名前だ
まぁ所詮スライムだしとっととてなづけてやんよwww
焚き火まもつかはスランボーにエサを与えた
スランボーは逃げ出した
・・・先は長そうだ
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:53:01.68 ID:q/nna/Yt0
#のあと英字でもいいんだよ
テス
243 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 07:54:50.75 ID:dZEJTGrr0
>>239 一瞬スレの内容のことかと思ったじゃねえかww
てす
245 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 07:59:05.09 ID:dZEJTGrr0
スランボーはどうやら人見知りするタイプらしい
おまけにかなりの臆病者
スライムとはいえ言葉でコミュニケーションが取れないのだから
最初にしてはハードルが高すぎないか?
「コラコラ、甘えたこと言ってんじゃないよこの30元ニートが」
「スライムとも接するのが難しいようじゃ給料やれんぞ」
・・・クソッ
居候の分際だし全く持って反論できない
まずはどうやってコミュニケーションを取るかだな
246 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:02:41.72 ID:dZEJTGrr0
とりあえずエサを食べてもらうところから始める
スランボーがの近くにエサを置いておく
スランボーが食べだしたら少しずつ近づく
これを数日繰り返してみた
一週間くらい続けたところで要約一メートルくらいまで近づくことが
できるようになった
顔を見れば逃げられていた最初の頃と比べると大きな進歩だ
しかし、散歩の方は相変わらず出来ていない
近づくことは出来ても言うことを聞かせられないんじゃ意味が無い
247 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:06:25.39 ID:dZEJTGrr0
二週間が過ぎた
スランボーは相変わらず言うことを聞いてくれない
俺は次第にイライラしている自分に気づいた
「どうじゃ?調子は?」
どうもこうも最悪だ
かしこさが低いのか全く言うこときかねえよ
「ふむ・・・そうか」
じいいさんの顔が少しばかり険しくなる
「わしの見込み違いだったかもしれんのう・・・」
・・・なんだよそれ?たかがスライム一匹でなんでそんなこと言われなきゃなんねえんだ?
しえん
249 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:10:53.32 ID:dZEJTGrr0
「たかがスライム・・・と言ったか?」
・・・ああ
「ふむ・・・じゃあスライムよりももっとかしこい魔物なら言うことを聞かせることが出来るか?」
・・・多分
「それならあいつの世話をしてみろ」
じいさんの指差す先には初日に同じ檻で過ごしたあのキラーパンサーが居た
「あの子はうちでは一番かしこい子じゃ」
「あの子の世話をしてみろ・・・ただし」
もしもあの子でダメならお前はクビじゃ
しえn
251 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:17:04.16 ID:dZEJTGrr0
次の日から俺はキラーパンサーの世話を任された
こいつの世話は正直とても楽だ
エサを出せば大人しく食べるし、体に触っても暴れないし
散歩にもちゃんとついてくる
いうことも聞いてくれる
「どうじゃ調子は?」
ああ、絶好調だぜ
「そうか・・・」
じいさんは特に気にする様子も無く
「そうか・・・」
とだけ言って去っていった
きっと俺があんまりにも簡単にてなづけてしまったもんだから気に入らないのだろう
とりあえずこの調子ならクビはなさそうだな
252 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:22:04.26 ID:dZEJTGrr0
キラーパンサーの世話を任されてから一週間
俺は完全にキラーパンサーをてなづけた
もう何ていうか・・・自分の才能が恐いwwww
じいさんがやってくる
「これから散歩か?」
そうだけど
「ふむ、気をつけるのじゃぞ」
去っていくじいさんの顔はどこか意味ありげに見えた
いつも通り村の外へと散歩に行く
しかしそこにはいつもと違った光景が俺を待ち構えていた
なんとゴーレムがいるではないか
253 :
◆0W21BUh4XE :2009/01/12(月) 08:26:14.98 ID:QSnCZg16O
今北支援
254 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:26:38.63 ID:dZEJTGrr0
ゴーレムはこちらに気づくと突然襲い掛かってきた
くそっ!何でこんなところにゴーレムが
はっきり言って今の俺では相手にならない
逃げよう、そう思ったそのときだった
振り向いた瞬間に体をつかまれ地面へと思い切り叩きつけられた
同時に体内で嫌な音が響く
恐らく肋骨が二、三本折れたのだろう
胸の辺りを激しい痛みが遅い息が出来ない
横たわった状態でキラーパンサーが視界に入った
そうだ、助けてくれキラーパンサー!
キラーパンサーは言うことを聞かない
255 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:28:43.30 ID:dZEJTGrr0
どうなってるんだ
さっきまであんなに俺の言うことを聞いてくれたのに
キラーパンサー!おい!聞いてるのか!
俺を助けろ!おい!
ゴーレムの拳が振り下ろされる
「うわあああああああああああああああああ!!」
そこまでじゃゴレムス
256 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:32:27.99 ID:dZEJTGrr0
声のした方に目をやるとじいさんが立っていた
「すまんかったなゴレムス、こんなことをさせて」
じいさんがゴレムスに声を掛けるとゴレムスは大人しくなった
俺には何が起こっているのかわからない
「大丈夫か?」
・・・なんだよ?何なんだよ一体!?
何のためにこんなこと・・・
「お前とキラーパンサーの信頼を確かめただけじゃ」
・・・えっ?
「まぁ結果は分かっておったがの」
そう言うとじいさんはキラーパンサーを連れて街へと戻っていった
去り際に
「少し頭を冷やせ」
そう言われた
しえん
258 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:38:43.61 ID:dZEJTGrr0
俺は少し休んだ後、やっとのことで起き上がる
自分にホイミをかけるが気休め程度にしか回復はしない
じいさんのところに戻るとバニーちゃんが手当てをしてくれた
「すまんかったな、手加減するように言っておいたんだが」
・・・・・・
「だがこれでわかったじゃろ?」
「お前はキラーパンサーをてなづけていたのではない・・・お前は」
キラーパンサーにいいように使われていたんじゃよ
259 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:45:09.05 ID:dZEJTGrr0
・・・言葉が出ない
「最初に言ったはずじゃぞ?魔物にはラブを持って接しろとな」
「ところがお前はペットでも飼うようなつもりで常に上から魔物たちを命令する立場として見下しておった」
「そんなことではあの子達とお前の間に信頼など生まれるはずも無い」
「いいか?魔物にも心がある、怒りもすれば悲しみもするわしらと同じじゃ」
「言ってしまえばあの子等は姿かたちが違うだけでわしらと同じ仲間なのじゃ」
「仲間をペットの様に扱うもんがどこにいる?」
・・・・・・俺は、間違っていたのかな?
「お前には何となく見込みが歩きがしたのじゃが・・・やはり見込み違いじゃった・・・」
「服と路銀くらいはくれてやる・・・お前は・・・クビじゃ」
支援
261 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 09:04:47.38 ID:dZEJTGrr0
解雇宣告を受けた後俺は宿屋で一人考え事をしていた
(ラブを持って接しろって何だよ)
(大体魔物なんて言葉しゃべんねえし犬とかネコとかわんねえじゃんか)
(・・・まものつかいなんて・・・まものつかいなんて)
眠れないまま夜が明けた
寝不足のまま宿を出る
するとじいさんが魔物を連れて散歩に街を出て行くところが見えた
魔物たちはじいさんの周りを子供のようにはしゃぎながら着いていく
キラーパンサーは頭をこすりつけじゃれるように、ドラキーは犬のように尾を振りながら
そして・・・スランボーはじいさんの頭の上で楽しそうに笑っていた
そこには「信頼」があった
まるで休日に出掛ける家族の様な光景だった
俺はその光景を・・・悔しさと羨望の眼差しを持って見送った
262 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 09:09:43.89 ID:dZEJTGrr0
ゴメン
一旦落ちる
よく考えたら俺昨日2時間も寝てないこと思い出した
と言うわけでおなって寝るお
夕方くらいにスレ残ってたらまた書くお
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 09:10:54.14 ID:FSSmN7Mr0
追いついたと思ったら・・・
おやすみ
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 09:40:17.01 ID:5R7+5k3aO
乙
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 09:43:05.94 ID:8ECH2cbQO
期待
保守
267 :
◆0W21BUh4XE :2009/01/12(月) 10:12:12.03 ID:QSnCZg16O
☆
ほ
い
み
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 10:47:08.61 ID:U4MzGHMdO
追いついたー 面白い
ほ
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 11:44:52.16 ID:UKqeP/3GO
い
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 12:05:13.40 ID:PyOdGCuxO
み
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 12:08:03.69 ID:h5C90ry1O
ん
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 12:19:14.29 ID:Kwf/WTIa0
ベ
ほ
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 12:28:40.18 ID:wdZcQ7TSO
みわみわ
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 12:35:16.20 ID:S/O2jPs6O
ほ
ほ
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 13:00:12.54 ID:QNovLHoQO
ほ
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 13:20:51.74 ID:/FMzPKOnO
い
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 13:26:37.44 ID:ZDEUdt+XO
ニートって30代なんだよな
どう読んでいても10代後半の主人公にしか思えんw
すごい面白い
☆
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 13:36:36.00 ID:TpRPhIpjO
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 13:42:50.06 ID:Kwf/WTIa0
い
み
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 13:58:11.34 ID:ZDEUdt+XO
バ
バ
チ
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 14:16:39.04 ID:i4v4Wf28O
保守
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 14:30:05.92 ID:Kwf/WTIa0
ベ
ほ
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 14:48:18.51 ID:p1I9vhnqO
い
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 14:48:59.90 ID:ZDEUdt+XO
ミ
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 14:56:32.69 ID:hpYb35AqO
試演
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 15:08:07.85 ID:TpRPhIpjO
ぼ
これはひとつのちくびより紡ぎ出される夢とロマン活劇である
追いついた
この内容スレタイからは想像できないww
ほ
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 15:47:33.25 ID:sIyDQov/0
おもしろいけど誤変換多すぎ
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 15:50:18.16 ID:p2B447B6O
古典文学みたいな書き方やめろよ
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 16:07:38.66 ID:wo6/xcO10
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 16:07:42.00 ID:ZJEprQVcO
べ
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 16:25:26.45 ID:S7fIMciB0
リ
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 16:43:44.63 ID:UKqeP/3GO
ン
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 16:57:37.49 ID:NS5t+MBQ0
グ
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 17:23:22.09 ID:I47N/FyNO
保守ゾーマ
保守
ギ
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 18:05:06.58 ID:F7nyJ16qO
ほ
し
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 18:21:09.62 ID:RsswnC+kO
ほし
保守
保守
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 18:49:36.71 ID:f0IZ2RJRO
ぬ
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 18:50:48.48 ID:i4v4Wf28O
ピオリム!
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 18:55:25.19 ID:e9AF3LgY0
ホシュホシュホシュホシュホシュホシュホシュホシュホシュホシュ
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 19:12:46.08 ID:NS5t+MBQ0
おっ
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 19:18:07.89 ID:XtjnS3fMO
ほっすんほっすん♪
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 19:30:17.38 ID:1foMeogn0
保守
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 19:40:50.31 ID:cm888oHQO
保守
ほす
ほ
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 19:59:55.74 ID:wo6/xcO10
☆
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 20:09:36.76 ID:/FMzPKOnO
べ
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 20:15:34.76 ID:xfXLmDc9O
夏も終わりかけたある日、私たち2人は地元で噂の心霊スポットに出かけました。
そこは現在も人が住んでいる、一見してなんの変哲もない12階建てのマンションでした。
そこの屋上には、以前に飛び降り自殺した男の霊がいると言われていました。
そして、そのマンションの屋上から1階までジャンプしたら呪い殺される…とも。
私も友達も霊の存在は信じていませんでした。
友達は「呪いなんてねーよ!一緒にジャンプしようぜ!」言いました。
いつもなら二つ返事でオッケーするものの、その日は嫌な予感がしました。
今にして思えば、それがシックスセンスというものだったのかもしれません。
僕が返事に戸惑っていると、友達は「このヘタレ!呪いなんてないって事を見せてやるよ!」
そう言うやいなや、屋上から飛んで見せました。
僕は身を乗り出して上から見守っていましたが、友達が地面に着地した瞬間、
脳みそや内臓が飛び出て、ただの赤い塊になっていました。
やはり呪いというものは存在するんだ。
遊び半分で霊を呼び出してはいけないんだと、子猫のように小刻みに震えていました。
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 20:26:31.47 ID:QNovLHoQO
保守
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 20:34:14.65 ID:0rJqywJSO
ほ
ほ
支援
パパスの剣ってどこにあったっけ?
サンタローズの洞窟にあるんだと思ってたわ
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 20:48:40.91 ID:ZDEUdt+XO
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 20:57:36.05 ID:5ruj23DSO
☆
335 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 20:59:24.74 ID:h+fBa1DE0
ただいま
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 21:00:50.13 ID:cm888oHQO
おかえり
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 21:01:43.66 ID:+9F2f2Bc0
おーおかえり
338 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 21:03:31.22 ID:h+fBa1DE0
遅くなってゴメン
これから続き書きます
書き溜めてないから投下遅いけど勘弁な
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 21:05:45.10 ID:ZDEUdt+XO
がんばれ
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 21:11:15.17 ID:SfvVsCIRO
支援
341 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 21:11:44.87 ID:h+fBa1DE0
モンスターじいさんのところを止めてから三日ほど経った
船着場に行ってみたのだが船の運航はまだ再開のめどは立っていないらしい
・・・どうするかな
少し迷ったけど結局オラクルベリーに帰ることにした
幸いじいさんにもらった路銀はまだあるし後数日は困らないだろう
しかし、その先は・・・
そんなことを考えながら歩いていたら魔物の群れに襲われた
ベビーニュートが五体だった
レベルがそこそこ上がっていたとはいえギラを連発されるとかなりキツイ
数ターン後、俺はHPも残り少なくなり死を覚悟した・・・
その時だった!
342 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 21:16:22.45 ID:h+fBa1DE0
「ピギーっ!」
一体のモンスターが俺の前に飛び出してきた
それはなんと、あのスランボーだった
スランボーは明らかに格上のベビーニュートに果敢に体当たりをする
しかし相手は末席とはいえドラゴンの血をひいている魔物だ
爪の一振りで吹き飛ばされてしまった
しかし、スランボーはそれでも戦うのを止めない
どうしてだよ?もう無理だろ?俺なんかほうっておいて早く逃げろよ!
スランボー 怒りのオラクルベリー
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 21:21:30.49 ID:svtorcjk0
わらた
345 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 21:22:57.47 ID:h+fBa1DE0
ベビーニュートのギラを受けてスランボーが遂に倒れた
ベビーニュートがこちらを向く
今度こそダメだと思ったその時、またしても別の魔物が現れた
それはじいさんのキラーパンサーと、以前俺の肋骨を折ったゴレムスだった
二匹は俺があんなに苦戦したベビーニュートをあっという間に蹴散らす
「こっ酷くやられたようじゃな」
俺の後ろにはじいさんが立っていた
「この辺りはモンスターのレベルが低いとはいえ一人歩きは危険じゃ」
「覚えておくとええ」
そう言うとじいさんは立ち去ろうとした
待ってくれ!なんで俺を助けてくれたんだ?
「・・・勘違いするな、お前を助けたんじゃない。家の可愛いスランボーを助けたんじゃ」
えっ?
346 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 21:26:55.83 ID:h+fBa1DE0
「・・・散歩の途中でわしらはべビニュートに苦戦しているお前を見つけた」
「まぁ別にワシはお前が死のうが関係なかったんじゃが、スランボーがなぜか飛び出していきおってな」
「どうやらお前のことを助けようとしたらしい・・・短いとはいえ世話をしてくれた人間に」
「少しでも恩返しをしようとしたのかもしれんのう・・・」
・・・スランボー
「ついでじゃ、お前さんの手当てもしてやるからその子を連れて家に来い」
・・・・・・
「返事は?」
はい
シエーン
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 21:30:32.68 ID:8m7qp7gjO
支援
349 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 21:34:37.66 ID:h+fBa1DE0
俺は倒れていたスランボーを大事に抱きかかえると
じいさんの後を付いていった
じいさんの家に着くとバニーちゃんが俺とスランボーの手当てをしてくれた
「その子の勇気に感謝するんじゃな」
じいさんが言う
俺は腕の中で眠るスランボーに小さくありがとうとお礼を言った
・・・じいさん!
「なんじゃ?」
俺をもう一度ここで働かせてください
「・・・・・・」
お願いします!!
雑用でもなんでもやります!お願いします!
俺は生まれてはじめての土下座をした
「顔を上げろ」
・・・じいさん
「まぁわしも鬼じゃないからの、そこまで言われたら・・・な」
じいさん!
「ただし、次は無いぞ?そのことを頭に入れておけ」
はい!
350 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 21:35:21.27 ID:h+fBa1DE0
飯食ってくるノシ
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 21:43:21.53 ID:T2ew8+Jk0
ほ
カボチ南の洞窟
このじじいはウザイアン
ファルパン
おまんこ
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 22:03:30.46 ID:/FMzPKOnO
ほ
357 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 22:09:18.66 ID:h+fBa1DE0
次の日から改めて俺の魔物の世話をする日々が始まった
やる事は前とほとんど変わらない
変わったのは・・・俺の心のあり方くらいか
正直に言えば未だにじいさんの
「ラブを持って接しろ」
という言葉の真意は分からない
こちらが愛情を持っているつもりでもそれが相手に伝わっているのかは
イマイチ分からないし、自分が良かれと思ってやっていることでも
もしかしたら魔物たちにとっては迷惑なことなのかもしれない・・・
とりあえず愚直に、とにかく愚直でもいいから一歩一歩前に進んで行こうと思う
358 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 22:15:05.52 ID:h+fBa1DE0
じいさんのところで再び働き始めてから三週間ほどが経った
最近、魔物たちことが分かるようになってきた
キラーパンサーはかしこいが、とてもマイペースで他人に流されない
ドラキーは子供っぽい、いつもはしゃいでいる
ゴーレムは実は気弱で優しくて、暴力が苦手
俺も真摯に接することが出来ているからか?
みんなも俺に少しだけ心を許してくれているきがする
しかしスランボーは・・・他の魔物たちとは違うどこか違う・・・
臆病と言ってしまえばその通りなんだが、俺がスランボーに上手く接することが出来ないのは
何か別のところに原因があるのかも知れない
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 22:18:49.83 ID:1OyJvJfF0
支援
360 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 22:20:44.14 ID:h+fBa1DE0
ある時、じいさんにスランボーのことを聞いてみた
じいさんは、なぜか少しだけ嬉しそうな顔で笑うと
「やっと気づいたか?」
と言った
スランボーの話を始めると、じいさんの顔は一転して険しくなった
スランボーは以前金持ちのペットとして飼われていたらしい
とはいっても犬やネコと違いスランボーは魔物だ
可愛がられると言うよりは、闘技場で魔物の相手をさせられたり
見世物的な扱いをされるなど散々な目に合っていたらしい
それを見かねたモンスターじいさんが、瀕死だったスランボーを金持ちから引き取り
今に至ると言うわけだ
・・・俺は、スランボーの話を聞いていて、悲しくて申し訳ないような気持ちになった
支援☆
362 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 22:26:19.90 ID:h+fBa1DE0
自分たちが人間だからと言って・・・相手が魔物だからと言って・・・
傷つけていいなどという道理がどこにあるというのだろうか?
「ふむ、お前さんもようやく分かってきたようじゃな?」
じいさんは俺の顔を見て、また嬉しそうに笑った
「しかしながら・・・あの子の傷は深い肉体的な傷は癒えても、心には傷跡が残る・・・
どうじゃ、お前さんにあの子の傷を癒すことが出来るか?」
・・・やるよ俺
「・・・そうか」
じいさんが微笑む
ここで俺とスランボーが出会ったのも何かの縁だ
それにスランボーは一度俺の命を救ってくれた
命の恩人のために何かをしてやりたいと思うのは当然のことだろう
つC
364 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 22:36:35.70 ID:h+fBa1DE0
次の日から俺はじいさんの許しを得てスランボーの世話に集中させてもらった
以前よりは近づくことが出来るようになっていたのだが頭を撫でたり
触ろうとするとすぐに逃げ出そうとしてしまう
おそらく過去の嫌なことを思い出すからだろう
とにかく俺は根気良くスランボーに接しようと思った
エサのときは食べ終わるまで大人しく待つ
散歩のときはなるべき自由にさせて最低限指示を出す
言うことを聞かなくてもきつくは叱らず優しく注意する
とにかく、俺という人間をスランボーに「信頼」させることが重要なのだ
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 22:38:28.41 ID:w25MrA51O
支援
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 22:43:45.72 ID:5R7+5k3aO
wktk
367 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 22:45:48.76 ID:h+fBa1DE0
ある時夜中に起きるとスランボーがうなされていた
体を左右に揺らしながら呻き声に近い鳴き声を上げている
きっと嫌な夢でも見ているのだろう
俺は何となくいたたまれなくなってスランボーに添い寝をする
普段は触らせてくれない頭を撫でてやると落ち着いたのか
表情が和らいだ・・・良かった・・・
悪夢は嫌だよな・・・
俺もサンタローズが襲われた直後は、毎日のように悪夢を見た
門番のおっさんの無惨な死体、目の前で燃やされた人、建物
助けを求めるあの目・・・
大丈夫、きっといつか傷跡は・・・
いや、傷跡は消えなくてもその傷を受け入れられるくらい強くなれる日が来る
そう信じるしかない
368 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 22:55:15.28 ID:h+fBa1DE0
それから毎日スランボーと添い寝をする日が始まった
とは言ってもスランボーが眠ってから一緒に寝て
スランボーが起きる前に床を出て行くのだが
「どうじゃスランボーの様子は?」
じいさんが聞いてきた
俺は、なんとも言えないと答えた
するとじいさんは
「前にも言ったが魔物にも心はある、あの子らはお前が思っているよりも」
「お前のことを見てくれているかも知れんぞ」
そう言った
「まぁ、慢心するのは良くないがお前は以前に比べると本当に良くやってくれている」
「その調子で頑張れ」
とも
とにかく今は地道にやるしかない
そう思った
面白い、応援してるぜ
370 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 22:59:33.88 ID:h+fBa1DE0
ある日、いつもの様にスランボーを連れて散歩に行こうとすると
何とスランボーが頭の上に飛び乗ってきた!!あのスランボーがだ!
スランボーは俺の頭の上で「ピギー」と一鳴きするとポンポンと飛び跳ねて
歩き出すよう促した
それは俺が以前嫉妬と羨望の眼差しを持ってみていた、「信頼」関係そのものだった
俺はあまりの嬉しさにガッツポーズをした
初めてスランボーと心を通わせることが出来たと思った
その日はいつもよりも長く散歩をしてじいさんに怒られた
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 23:03:06.75 ID:syzzdOUkO
支援
372 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:06:16.44 ID:h+fBa1DE0
スランボーは完全に俺に懐いてくれた
頭を撫でても怯えることは無くなったし、言うこともちゃんと聞いてくれる
寝るときにはスランボーの方から俺の布団に入ってくるようになっていた
楽しかった
スランボーとすごす日々は親友と過ごしているようだった
しかし、じいさんのところで働き始めて半年ほど経った頃
俺とスランボーに別れの日がやってきた
支援
374 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:11:18.14 ID:h+fBa1DE0
魔物使いとしてデビルマスターくらいになっていた俺
このまま魔物使いを極めて将来はドラゴンでも仲間に
してやろうかと思っていたある日
じいさんにこんなことを言われた
「お前に、ワシのモンスターを一匹やろう」
マジで!?いいのかよ!?
「ああ、お前さんはよくやってくれてるしのう。この子らもお前がマスターなら文句は言わんじゃろう」
「ただし条件が二つある」
・・・なんだよ急に神妙な顔して
「一つはここを出て行くこと、もう一つは・・・」
えっ?ちょ・・・
「選んでいいのはスランボー以外の魔物じゃ」
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 23:13:08.75 ID:5R7+5k3aO
支援
しえん
377 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:17:33.68 ID:h+fBa1DE0
・・・何だよそれ・・・何だよそれ!?
急に出て行けって?それに・・・なんでスランボーと別れなくちゃ・・・
「話は最後まで聞け、何もお前さんのことが気に入らなくて出て行けと言っているわけじゃない」
・・・それくらい分かってるよ
「お前さんが本当に心のそこから魔物使いを極めたいのならずっとここにおっても構わん」
「しかし、どうもお前さんにはもっと似合う職業がある気がするのじゃ」
・・・・・・
「それに前に話していたが、パパさんとやらの故郷を探すために旅をしておったのじゃろう?」
・・・それは・・・そうだけど
「・・・明後日、一年近くぶりに定期船が運航を再開するそうじゃ」
「旅の支度を整えておけ・・・」
俺は答えないで頷いた
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 23:19:24.62 ID:kn6jUL0Y0
何このワッキングッテカー
379 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:23:51.03 ID:h+fBa1DE0
別れの日が来た
俺は以前の様に装備や道具を整え旅立つ準備をした
じいさんがくれると言ったモンスターは、結局選ぶことが出来ず
俺はまた一人で旅立つことになった
じいさんとバニーちゃん、それに世話をしていたモンスター達が
町の外まで俺の見送りに来てくれていた
もちろんその中にはスランボーの姿もあった
じいさんは俺の顔を見ながら笑うと
「気をつけて言って来い、馬鹿弟子。もしも魔物使いを極めたくなったときは戻って来い」
そう言った
ありがとうございました
俺は頭を下げた後、いつかの様に上を向いて歩き出した
涙が零れないように・・・
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 23:24:25.81 ID:kn6jUL0Y0
こい!!!
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 23:26:57.66 ID:/FMzPKOnO
ニートの思考回路がまともになりすぎてて噴くwww
382 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:29:47.80 ID:h+fBa1DE0
10メートルほど歩いたとき後ろから俺に近づいてくる
小さな気配を感じた
小さな気配は俺の頭の上に飛び乗ると
「ピギー!」
と鳴き叫んだ
スランボー・・・お前どうして?
スランボーはどうやら怒っているようだった
「ピギギ〜!」
なんで置いていくんだ!?と言っているらしい
そんなこと言われても・・・そう思いながらじいさんの方に振り向くと
「大事にしろよ!」
じいさんが遠くで叫んだ
笑っているところを見ると、そうやら最初からそのつもりだったらしい
「はい!」
俺は返事をする
こうして俺とスランボーの二人旅が幕を上げた
そういやコイツニートなんだったな
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 23:32:22.66 ID:kn6jUL0Y0
明日の朝まで残ってる・・・よね?
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 23:32:31.76 ID:UTdk0QVuO
焚き火ニート…
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 23:33:57.21 ID:zzClpO1yO
食い扶持増えて涙目
387 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:34:35.44 ID:h+fBa1DE0
バニー「良かったのですか?」
じじい「何がじゃ?」
バニー「あんなに弟子が出来たとか、あいつにはやはり才能があったとか喜んでいたくせに」
じじい「ふむ・・・まぁ・・・な、しかしあいつはきっとこんなとこで納まる器では無かったんじゃよ」
バニー「そういえばスランボーちゃんもあげちゃってよかったんですか?」
バニー「貴重な『ブルーメタルスライム』だったのに」
じじい「なぁに、あのままわしの所にいてもあれ以上はなつかんかったわい」
じじい「それに・・・」
ブルーメタルスライムがあそこまで人に懐くのをワシは見たことが無いからな
ただのスライムかと思ったら希少種かよwwww
これでニートのレベルがんがん上げれるな
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 23:36:51.08 ID:5R7+5k3aO
なんというゴメちゃん
390 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:40:24.26 ID:h+fBa1DE0
なぁスランボー?
「ピギィ?」
お前いつまでも頭の上乗ってないで自分で歩けよ
「ぴ〜ぎ〜」
や〜だ〜じゃねえよ!降りろこの野郎!
そんなやり取りをしながら俺たちは船着場へと向かった
途中何度か戦闘があったが、ひのいきなんかの特技を覚えていたので
中々楽に歩を進めることができた
スランボーは正直今のところ戦闘の役にはたたない
まぁレベル1のスライムなんだし仕方ないだろう
地道に育てることにしよう
スランボー
HP 12
MP 0
ちから 7
すばやさ 25
かしこさ 22
ちなみに俺のかしこさは20です
がんばれよニートwwwwww
そういえば名前ないのかw
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 23:45:10.69 ID:fiElEWp70
レベル1のスライムにかしこさ負けてるwww
393 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:45:14.30 ID:h+fBa1DE0
スランボーのレベルが3に上がったくらいで船着場についた
なんかニフラムとか覚えてた
もうちょい上げて装備を整えてやればなんとか戦闘に参加できそうだ
船着場に着くと以前泊めてくれた夫婦が出迎えてくれた
おかみさんが
「しばらく見てなかったけど、何か逞しくなったわね」
とか言って驚いていた
久しぶりにあった親戚みたいなことを言われて照れる俺
てか俺既に31なんですけどwww
船が来る前まだ結構時間があるとかで
俺は夫婦の家でお茶をご馳走になった
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 23:47:47.38 ID:h5C90ry1O
この雰囲気いいなー
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 23:48:39.82 ID:/FMzPKOnO
かしこさバロスwwwwwww
もしキラーパンサー連れていってたら、中盤ぐらいまではサクサク進めるなw
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 23:53:09.17 ID:NW0jrw/X0
ニフラム!ニフラム!
ところでブルーメタルスライムって何作目に出てくるスライム?
398 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:53:23.28 ID:h+fBa1DE0
船が来た
俺は夫婦にお礼を言って船に乗り込む
「気をつけてな」
旦那さんが手を振ってくれた
俺も手を振り返す
さ〜て、ポートセルミまでしばしの船旅だ!
「・・・あのあんちゃん船乗り志望だったのか」
「えっ?あの人、人探しでポートセルミに行くとか言ってたけど」
「あれ、定期船じゃなくて輸送船だぞ?しかも三ヶ月くらいかけて世界中回るやつ」
「・・・まぁいっか」
「・・・いいのか?」
ちょwwwwあれ、何か船室とか無いのよwww
しかも何で俺船員用の部屋に案内されてんのwwww
焚き火ニートは
ふ な の り か ん ぱ ん そ う じ
に転職したwwww
モンスターじじいの嘘つきwwwwwwwww
400 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:58:05.99 ID:h+fBa1DE0
何か気づかないうちに男物のセーラー服着せられた
カッコよさが下がった気がする
まぁそんなことはどうでもいいんだけど
なぜか俺は毎日甲板掃除ばっかさせられている
ポートセルミにはいつつくんですか?と聞いたら
三ヶ月後、最後に着く港がオートセルミだと言われた
三ヶ月とかwwww
まぁ何はともあれ最終的にはポートセルミに着くのだしよしとしよう
こうして俺の長い船旅が始まった
第二章「もれ旅立つよ〜自宅から世界の警備員へ〜」
終わり
ふなのりになっちまったwwwwwwww
職歴
ニート
そうりょ
まものつかい
ふなのり
上級職になれねえwwwwwwwwww
乙
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 00:00:48.80 ID:lP3vkexWO
おつ
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 00:06:48.22 ID:HNug6xjEO
乙
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 00:06:54.19 ID:fAtTpiwmO
乙
次も楽しみにしてるよ
406 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 00:07:27.76 ID:1hO9zxHy0
さて、そろそろ第三章が始まるわけだが
コメの中からいくつか質問や疑問に答えることにしよう
「誤変換多いぜ」
VIPやる時のくせなんだスマン
「古典文学みたいな書き方やめろ」
そんなこと言ったら古典文学の方々に申し訳ない
あいつらもっと洗練された美しい日本語使うぜ
「ニートの名前無いの」
基本的にVIPで書くときはキャラ名付けません
もし欲しいなら安価で募集する
「ブルーメタルスライムって?」
ロト紋で主人公が持っている盾が「ブルーメタルの盾」
ただそれだけ
ほかにありますか?
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 00:07:39.74 ID:64+Nq4QtO
乙!今日は終わり?
408 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 00:08:43.92 ID:1hO9zxHy0
>>407 まだまだ行くよ!
明日休みなんだ
連休明けに休みとか・・・○| ̄|_
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 00:08:50.18 ID:zpyA0659O
おつんつん
3章期待してます
なんと・・期待します
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 00:10:41.23 ID:ciOLgUWZ0
ブルーメタルよりオルハルコンだろjk
乙
413 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 00:13:52.14 ID:1hO9zxHy0
>>411 オリハルコンスライムだとバレバレだろうがww
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 00:14:57.53 ID:yvzsJHBVO
乙!楽しく読ませてもらってるぜ!
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 00:16:00.46 ID:u6WENRvK0
ブルメタって特殊能力とかは置いとくとして
身体能力はスライムと変わらないの?
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 00:16:07.92 ID:LKMfuRToO
スランポーは成長するの?
いつ頃終了予定?
夜が明ける頃?昼ごろ?
はたまた日が暮れるころまでやるの?
418 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 00:21:34.51 ID:1hO9zxHy0
第三章「世界の船窓から〜期待してるとこ悪いけどふなのりカットすっから〜」
三ヵ月後
ポートセルミに着いた
いや〜、船の上では充実した日々をすごした
以前サンタローズでボート乗っていた経験が生きたねホント
て言うわけで船乗りマスターしちゃいました テヘッ☆
バギマとかつなみとか色々覚えちゃった
でもね問題が一つだけ・・・
MP低くて何一つ使えませんでした
419 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 00:24:43.20 ID:1hO9zxHy0
>>415 基本初期はスライムと一緒です
ただ、成長していくに連れて・・・ゲフンゲフン
まぁ色々考えてるので良かったら楽しみにしててね
>>416 成長します
成長しないとニートが死にます
>>417 一つだけいえるのはこのスレだけで終わらせたいということと
今の時点で多分半分に少し足りないくらいだと言うこと
バイトの休憩中だが読ませてもらってます
朝まで残っててくれー
おー、まだやるのか
422 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 00:30:01.09 ID:1hO9zxHy0
ポートセルミは中々大きな町だな
とりあえずスランボーを頭に載せて宿屋に向かった
ふぅ〜、久しぶりに地面の上で寝れるぜ
「ぴぎ〜」
スランボーも同感だと言っているようだ
とりあえず明日はパパさんの手がかりを探さないといけない
パパさんがこの大陸から東の方へ渡ったのは間違いないんだし
この大陸を探っていけば故郷は見つかるはずだ・・・多分・・・
俺は揺れないベッドの上で泥の様に眠った
もうポートセルミってのがどこだったのかも覚えてないや
世界地図でいったら西のほう?
南に行ったらボロンゴが暴れてた村のある?
424 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 00:36:58.88 ID:1hO9zxHy0
翌朝、俺は情報集めと装備や道具などの買出しのため町の中をぶらついた
モンスターじいさんのところでもらった金と、船乗りの給料が結構たまっていたので
金には困らないだろうと思っていたのだが・・・装備が一気に高くなってる
何とか昔の装備なんかを売りつつやり繰りして
装備と道具を整えたのだが金はほとんどイチ文無しに近い
俺は道具袋を開いた
そこには今まで色んなところで拾った変な絵柄のメダルだけが一杯入っていた
・・・これ捨ててぇな
ポートセルミって大陸の一番東じゃね
426 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 00:41:55.76 ID:1hO9zxHy0
金の無さにため息などつきながら、俺は情報集めの定番ともいえる酒場へと向かった
ここの酒場はかなり大きく、ど真ん中にステージがあり
奥のほうでは船乗りや、町人たちが酒を煽っていた
俺も酒のみたいな・・・でも金ないしな・・・
そんなことを考えていると突然おくから大声が上がった
「だから、俺たちが魔物っていうのを退治してやんよ!」
どうやら山賊のようだ
農民みたいなおっさんがこっちの方へ走ってくる
「旅のお人、た、助けてください!!」
だが断る!!
支援
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 00:46:13.49 ID:yNfUkm3qO
頑張れー
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 00:49:54.22 ID:yx8Wphh6O
右手にバギマ左手はそえるだけ
『バギマ』
断りやがったww
431 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 00:59:34.69 ID:1hO9zxHy0
断るっていったにも関わらず山賊は
「何だてめぇは?」
とか
「正義のヒーロー気取りか?」
とか見事なまでに悪党らしいセリフを吐いてきた
俺はまたしてもため息をつくと
悪党二人を叩きのめした
三ヶ月で船乗りマスターしたのは伊達じゃないぜ
毎日重い荷物運ばされてたんでちからがかなり上がった
そんな俺のステータス
LV 21
HP 134
MP 8
ちから 48
すばやさ 42
かしこさ 13
・・・頭の悪い武闘家みたいなステータスだ
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 01:00:27.80 ID:QnIuzXChO
速答wwwwwwwwww
支援
ポートセルミは確かゲレゲレ欝Eventの村の上
あれ、31じゃなかったか
支援
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 01:02:57.87 ID:wxU3n7B/0
たしかパパスのレベルは27だからもうちょいで追いつくんじゃないか
あれ?まだ十年経ってないからイベント発生ないんじゃ…ウグッ
437 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 01:04:12.20 ID:1hO9zxHy0
農民は
「ありがとうございます!そうだ!あなたみたいなお強い人をさがしてただ」
とか言い出して自分の身の上を話し始めた
何でも南にある家墓地村という村が魔物に作物を荒らされて困っているらしい
そこで腕の立つ人間にお願いして魔物を退治してもらおうと言うわけだ
「お願いできませんか?」
だがことわ・・・
「報酬は3000Gです」
・・・らないです、引き受けよう!
だが断るらない!支援
439 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 01:09:38.63 ID:1hO9zxHy0
とりあえず家墓地村とやらに行って話しを聞くことに
それにしてもすごい田舎だ
サンタローズも田舎だったがここはその遥か上を行く田舎っぷりだ
村長みたいな人のところに話を聞きに行ったら
とりあえず前金で1500G、退治に成功したら1500Gの合計で3000Gらしい
まぁ魔物といっても話を聞く限りそんなに強そうな魔物では無さそうだし
とりあえず魔物の住処だと言う洞窟に行くことにした
440 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 01:13:42.72 ID:1hO9zxHy0
洞窟に入るのは久しぶりだな
サンタローズでカメ相手にヒット&アウェイを繰り返した日々を思い出す
中の魔物はそんなに強くない
スランボーも最近では補助呪文なんかを覚えていたので心強い味方だ
そのまま順調に奥へと進みどうやら魔物の住んでいるらしい
大きな洞穴の前までたどり着いた
さて、どんな奴が出てくるのか?
DQ5のメタル系って仲間にすると結構使えたなぁ。
レベル上限低いからベホマズンスライムとかのがいいけど。
442 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 01:17:48.97 ID:1hO9zxHy0
念のため慎重に洞穴の中へと入る
・・・するとそこには
「グルゥ〜〜〜」
少し大きめのベビーパンサーが一匹居るだけだった
・・・まさかこれが畑を荒らす魔物の正体なのか?
ベビーパンサーは懸命にこちらを威嚇してくる
しかしこちらとしては既に退治する気は無くなってしまった
こんな小さなベビーパンサー一匹自分たちで退治しろよな・・・
そう思いながらべビーパンサーの方に目をやったとき、俺はある物が眼に入った
・・・剣?どこかで・・・
「ぬわす!」
そうだ、この剣は・・・パパさんの剣だ!
ドラクエやったことないけどwktk
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 01:31:35.60 ID:RZyHEf9AO
支援
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 01:31:52.61 ID:rLYeQOdR0
☆
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 01:34:41.53 ID:yvzsJHBVO
気になる。寝たいのにwwww
ぬわすワロタ
448 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 01:35:47.40 ID:1hO9zxHy0
なんでこんなところにパパさんの剣が・・・?
「ぐるるるるるぅ!」
ベビーパンサーは剣を守るように立ちはだかっている
ということはもしやこのベビーパンサーは・・・あの時紫が連れていた猫か?
点が線に繋がった
恐らくパパさんの死ぬ瞬間にこのベビーパンサーは立ち会っていたのだ
しかし紫ではなくこいつがパパさんの剣を持っているということは、紫は既に・・・
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 01:35:54.92 ID:umjpUNOd0
10年経ってないからまだゲレゲレが子供なのかw
sien
452 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 01:47:50.59 ID:1hO9zxHy0
紫は既にパパさんと同様に亡き者にされてしまったのか?
いや、まだそうと決まったわけじゃ・・・
楽観視しようとする意見が自分の中で浮かんでは消えていく・・・
ベビーパンサーは相変わらずこちらを威嚇している
良く見れば傷だらけだ
「ぴぎ〜」
スランボーはベビーパンサーを手当てしてやれといっているようだ
俺はなけなしのMPでベビーパンサーにホイミをかける
ベビーパンサーは不思議そうにこちらを見ている
じゃあな、その剣はお前が預かっていてくれ
俺とスランボーはその場を後にした
453 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 01:50:26.47 ID:1hO9zxHy0
村に戻ると村長が「どうだった?」と聞いてきた
俺は前金で貰っていた1500Gを机の上に置くと
「ダメだ、おまりに凶暴すぎてビビッて逃げてきちまった」
そう言ってその村を後にした
去り際に
「あの魔物強暴だけど人は襲わないみたいだから下手に手出ししないほうがいいぜ」
とだけ言い残して
454 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 01:54:24.77 ID:1hO9zxHy0
さてと、とりあえず前向きにいかなくては
今のところはっきりしているのは
パパさんは勇者を探していた
ついでに奥さんも探していた
紫は亡くなっている可能性が高い
パパさんはこの大陸のどこかからポートセルミにやってきた
このくらいだろうか?
もしもポートセルミや課墓地村の出身なら知っている人が居ないはずはないし
滞在だけでも覚えている人くらいいるだろう
つまりこの大陸を順に辿っていくのが
とりあえずのてがかりになるというわけだ
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 01:56:58.58 ID:MCuDOhMG0
支援
456 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 01:57:04.79 ID:1hO9zxHy0
家墓地村を出ると、ポートセルミの酒場で聞いたルラフェンという町に向かった
ルラフェンはかなり変わった形をしている
入り口の人に話を聞くと何でも魔物の侵入を防ぐためにこんな形になっているそうだ
どうみても俺が侵入を防がれている
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 02:00:16.25 ID:KE08LVyOO
ルーラ覚えれるのか?w
458 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 02:00:34.80 ID:1hO9zxHy0
正直こんな迷路みたいな町のつくりで住んでいる人は困らないのだろうか
とか言っていたら奥のほうで道に迷って泣いている町人を見つけた・・・見なかったことにした
とりあえず何がどこにあるか分からないため把握するために
適当に歩き回っていたら、なぜか屋根の上からもうもうと煙の上がっている
一軒家を見つけた
なんだろう?
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 02:02:23.56 ID:h5cJS2VSO
賢さ的に無理だろ
しかもルール一回使えるかどうかのMPwwww
460 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 02:02:35.26 ID:MCuDOhMG0
MP1ルーラ分になっとるwwww
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 02:04:34.17 ID:u6WENRvK0
ルーラ使えないオチかと思えば使えるんだなwww
462 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 02:07:12.23 ID:1hO9zxHy0
ノックをして中に入る
するとそこにはでかい壺を火にかけている怪しいじいさんが一人
「なんじゃ?こんなところに何のようじゃ?」
いや、何の用とか言われても・・・ただ、煙上がってるからなにかなって・・・
「ん?お前さん魔物を連れておるのか?」
じいさんはスランボーに興味を示したのか俺に近づいてくる
「・・・まさか、このスライムは!?」
スランボーはじいさんの様子に怯えて俺の後ろに隠れてしまった
「おう、すまんのう。それにしてもお前さん?そのスライムをどこで仲間にしたんじゃ?」
もらった、モンスターじいさんに
「ほう、あのじじいがこんなものを・・・」
何やらぶつぶつ言い出した
「ところでお前さん?今日は泊まるとこはあるのか?」
いや、まだ決めてないけど
「それなら、どうじゃ?ワシのところに泊まらんか?」
結構です
463 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 02:10:38.30 ID:1hO9zxHy0
「え、ちょwwwここは普通泊まるだろJK!」
なんかじじいが偉い勢いで迫ってきた、加齢臭が凄くて後ずさる
「ほら、寂しい老人の話し相手になると思ってさあ」
壺にでも話しかけてろよ
「なぁ頼むよ、今ならほらこのまんげつ草つけちゃう!」
持ってるしキアリクあるんで
「ええ〜い!じゃあしょうがない、出血大サービスじゃ!」
「じゅもんを教えてやる!!」
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 02:14:59.56 ID:RczbbbbN0
おいついた。4円
465 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 02:15:11.19 ID:1hO9zxHy0
じゅもんという言葉に反応した俺はとりあえず話を聞く
なんでもじいさんは魔法の研究をしているらしく
今は失われた古代のじゅもん、ルーだかトゥギャザーだかを復活させようとしているらしい
何でもその手伝いを俺にして欲しいらしい
「わしの手伝いをしてくれたら漏れなくルーラを覚えられるぞい」
・・・べギラマとかじゃねえのか?帰ろ
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 02:15:58.40 ID:yx8Wphh6O
もうニートがみるどらーす(笑)とか倒してもおかしくないw
ルーラなめんな
いざとなったら仲間連れて逃げられるんだぞ
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 02:17:44.30 ID:pZktfKsTO
ばいさるも知らん新参氏ねよ
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 02:18:15.37 ID:4bZqblm/O
支援
470 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 02:19:23.65 ID:1hO9zxHy0
「ちょちょちょちょちょちょ待てよ!」
じいさんが慌てて俺を呼び戻す
「わしのとところで働くって事はそれすなわち魔法使いに弟子入りすることと同意なんじゃぞ?」
・・・マジで?
しかも今なら魔法使いになるのと同時にメラミとラリホーが覚えられる特典つきじゃ!」
何その豪華特典?天才なの?死ぬの?
焚き火ニートは
ま ほ う つ か い み な ら い
に転職した
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 02:20:41.18 ID:h5cJS2VSO
MP増えるなwwww
職業はDQ6が本筋なんだな
473 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 02:23:28.58 ID:1hO9zxHy0
魔法使いはこんな感じ
LV 22
HP 42
MP 120
ちから 8
すばやさ 49
かしこさ 33
ちから下がりすぎwwwww
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 02:24:03.00 ID:rrPYdAeB0
ホイミ40回分wwwwwwwwwww
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 02:25:05.68 ID:h5cJS2VSO
増えすぎwwww40ホイミwwww
476 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 02:28:33.17 ID:1hO9zxHy0
とりあえずバギ以外の攻撃魔法を覚えてテンション上がる俺
「そんじゃ早速なんじゃが、仕事を頼むぞ」
はい、喜んで
「ここから南西に行った草原にルラムーン草というwwwが生えてるからとってきて欲しいのじゃ」
はい、喜んで
俺は早速ルラムーン草を取りに向かった
俺とスランボーはモンスターを覚えたての魔法で蹴散らしながら進んでいく
程なくしてじいさんに言われた辺りの草原にたどり着いた
「この草は光るのが特徴じゃ」
というじいさんの言葉を思い出しながら探す・・・が一向に見つからない
477 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 02:31:20.16 ID:1hO9zxHy0
三時間くらい探しても見つからなかった
ていうか良く考えたらこの広い草原で草一本探すとかどんだけだよwww
俺はじじいに文句を言いに帰った
「おお、お帰り草は?」
あんなもん見つかるわけねえだろじじい!広さ考えろ!
「いやだから光るからすぐ分かるって・・・」
昼間だと光ってもわかんねえだろうが!
「・・・じゃあ夜探せよ」
その発想は無かったわ
478 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 02:35:52.02 ID:1hO9zxHy0
せっかくかしこさが上がっても使うほうが馬鹿だと役には立たないらしい
俺は夜になるのをまってから草原に行き、今度は特に苦も無く
ルラムーン草をゲットした
草を持って帰ると夜遅いにも関わらず早速、じゅもんを復活させるというじいさん
いや、明日でよくね?
「何言ってるんじゃ!これが復活したらお前はどこへでも行けるんじゃぞ?」
どこへでも?じゃあ楽しかったあの頃にも?
「・・・スマンそれは無理じゃ」
うそつき〜、うそつき〜
「ガキみたいなこといっとらんで手伝え!」
久しぶりに拳で殴られた
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 02:37:20.14 ID:RZyHEf9AO
紫煙
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 02:37:36.43 ID:pfhY34Wg0
481 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 02:39:06.81 ID:1hO9zxHy0
つぼの中に草を放り込むじいさん
すると・・・なべの中から
「バンっバンっバンっ!!」
とかいう明らかにイオラの使いまわしみたいな音が響いてきた
「やった・・・のか?」
というじいさんがやれてないフラグを立てる
「ちょっとお前ルーラとなえてみろ」
俺は言われたとおりにルーラを唱える
ヒュン・・・ガァ〜ン!!
天井に頭ぶつけた
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 02:40:29.42 ID:osKukj9/O
いてえええええ!
484 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 02:42:29.77 ID:1hO9zxHy0
建物の中でルーラ使っちゃ行けないね
「スマン、外に出よう」
俺は外に出てもう一度ルーラを唱える
ヒュン
今度は何にも当たらずに俺の体は空へと浮かび上がり
数秒後、なんと俺はサンタローズの村に居た
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 02:43:11.35 ID:jMU+1tJH0
つーか草を調合して魔法が使えるようになるってのが納得いかんよな〜w
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 02:44:40.74 ID:OW4thnQSO
帰れなくなったりして
487 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 02:47:56.16 ID:rrPYdAeB0
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれがルーラを唱えたと思ったら
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ いつのまにかサンタローズの村に降りていた』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 催眠術だとか超スピードだとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
488 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 02:49:13.75 ID:1hO9zxHy0
恐らく、一番心に強く思った土地へと勝手にたどり着いたのだろう
小屋の前の川では、じいさんがボートの点検をしていた
・・・じいさん・・・じいさん!
俺はじいさんの顔を少しでも早く見たくて川に飛び込んだ
じいさんは俺に気づいて顔を綻ばせた
ボートにたどり着くとじいさんは開口一番
「馬鹿モンが、まだ泳ぐには寒いじゃろうが」
そう言って一粒だけ涙を流した
>>487 ちくしょう!
俺が先にそのAA貼るつもりだったのに!!
なんか最初のころは真面目とギャグが8:2くらいだったのに
最近は1:9くらいになってるなww
490 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 02:54:58.74 ID:1hO9zxHy0
季節は初夏、とはいえまだまだ水温は冷たかった
俺はじいさんと小屋に入ると毛布に包まり出されたスープを飲んだ
久しぶりに飲むじいさんのスープは前よりも薄味だった
「旅はどうじゃ?」
あぁまぁまぁ順調じゃ
「それにしてもどうやって・・・ワシには突然現れたようにしか見えなかったが」
ルーラのことを話す
「そうか・・・あのホイミも満足に使えなかったお前が」
じいさんは上を向いて目頭を押さえた
「ふぅ・・・年を取ると涙腺が緩んで仕方が無いわい、ところでそのスライムは?」
あぁ、こいつは俺の仲間のスランボーだ
「ほぅ、スランボーか。お前さんにそんな素質が会ったとはな・・・」
じいさんが目を細める
「お前がこんなに立派になってくれて嬉しいよ」
じいさんは本当に嬉しそうに言ってくれた
スープが急に塩辛く感じた
491 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 02:59:00.13 ID:1hO9zxHy0
その後はひさしぶりにじいさんの家でゆっくりした
ついでに墓参りなんかも済ませた
久しぶりに来たけどこんな村でもやってくる人はいるらしく
じいさん以外に数人、人が住んでいた
少しずつでも自分の故郷が元の姿を取り戻しているのは嬉しいものだ
・・・じゃあ俺、そろそろ行くよ
「元気でな」
あぁ
「いってらっしゃい」
「いってきます」
俺は再びルーラを唱えた
お
493 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 03:02:11.84 ID:1hO9zxHy0
ルラフェンに戻ってきた
家の前では魔法じいさんが待ち構えていた
「どうじゃ?凄い魔法じゃろう?」
あぁ、マジハンパなかった!
「じゃろじゃろ?」
あんたすげえ魔法使いだよじいさん!
「まぁな、ワシ魔法使えないけどね!」
・・・今何て言った?
俺のIDウンコかよ
さすが糞携帯
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 03:05:45.54 ID:KK/FNiuqO
( ゚д゚ )イマナンテイッタ?
496 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 03:06:17.95 ID:1hO9zxHy0
「だからわし、研究してるだけで魔法使えないの」
使えないのじゃねえよ!はぁ?今更何言ってんの?
「いや、だってわし元々職業戦士だし」
・・・そりゃあ魔法使えないわな、MP0だし
「でも、性格がなぜか「インテリ」だったからさ〜」
「力とかあんまあがらないくせにやたらかしこくて〜」
「最終的にパーティーはずされちった☆」
おっと、3の悪口はそこまでにしてもらおうか?
ベネットなんで戦士になったんだよwwwwww
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 03:09:25.01 ID:+ok0WxzYO
3ほど夢のあるゲームなんて無い
499 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 03:10:03.66 ID:1hO9zxHy0
「だから、なんていうか非常に中途半端なポジションなわけよ、わし」
じゃあ魔法も使えないけど、戦士としても中途半端だと・・・そういうことか?
「うん、だから教えるくらいなら出来るんだけど自己流?みたいな」
・・・どうしよう、魔法は覚えたいけど本当にこんな人に教わっていいのか?
結局悩んだ挙句俺は・・・魔法使いをあきらめた
500 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 03:15:02.37 ID:1hO9zxHy0
でもまぁ魔法使い補正でメラミとラリホーは覚えたし
結果オーライとしよう
俺はとっととルラフェンを後にした
さて・・・ここまで新しい大陸に来て三つの町に寄ったのだが
いずれの町でもパパさんの故郷の手がかりは掴めなかった・・・
とりあえず南の方にサラボナというかなり大きな町があるとの事なので
向かってみることにした
501 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 03:18:18.03 ID:1hO9zxHy0
突然だが仲間募集安価
性別、種族、強さ好きなこと書け
どこで仲間になるかは俺の気分しだい
>>510
502 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 03:18:24.06 ID:z9MQe4iiO
結婚フラグかwww
503 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 03:18:37.41 ID:KE08LVyOO
ドラクエの魔法戦士的な職って、勇者とパラディンだけだっけ?
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 03:20:20.47 ID:Pqdwyb040
ksk
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 03:20:48.23 ID:qBRcpnGA0
ksk
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 03:21:00.21 ID:731SiYHf0
ksk
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 03:21:16.41 ID:jMU+1tJH0
おおきづち
ガチホモ
攻撃は常にまじんぎり
サラボナや火山辺りで仲間になるのといったら
爆弾岩、キメラ、ベホマスライム、踊る宝石辺りか
ロッキーがいいな
ライアン
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 03:22:35.94 ID:RZyHEf9AO
可もなく不可もないメスのメッサーラ
テルパドールにいた水飲み場まで押せという商人
512 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 03:27:45.47 ID:1hO9zxHy0
というわけで可も無く不可もなくメッサーラで決定でおk?
メッサーラだと仲間になるとこ既にけっていしてるなww
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 03:28:00.92 ID:vB+VAjE/O
今更だが、サンタローズってラインハットに破壊されたんじゃなかったっけ?
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 03:29:54.02 ID:z9MQe4iiO
♀
ベロゴン
何故か焚火ニートに なめまわし ばかりをしてなつく
特技
なめまわし ぱふぱふ まひこうげき
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 03:35:02.02 ID:g0Z4KdriO
おいついた
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 03:35:52.63 ID:RZyHEf9AO
>>512 その辺は1に任せるぜ、可もなく不可もない感じで
517 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 03:36:00.84 ID:1hO9zxHy0
なんかうわさのほこらとかいうところにたどり着いた
なんて事はない、ただの宿屋だ
俺とスランボーはそこで一泊した
翌朝、宿を後にしようとしたその時
宿屋のおかみさんがこう言って来た
「あんたまさか仲間スライムだけであの洞窟越えようとしてるの?」
ああ、おのつもりだけど
「・・・別にあんたが腕に自身があるんならいいんだがね」
「あと一人くらいは仲間を作っておいたほうがいいんじゃないかい?」
おかみさんの言うことはまぁごもっともだ
スランボーはスライムにしてはかなり優秀な方だが
補助呪文は使えても回復は出来ないし、火力にかける
もしかしたらこの辺りで回復を出来る仲間か、戦死系の壁約を一人仲間にした方が
この先楽かもしれない・・・
「ぴぎ〜」
ん?気にするなよ、お前が役立たずなわけじゃないんだ
「ぴ〜・・・」
ははは、一人で何でも出来なくてもいいんだよ
俺たちは「仲間」なんだから
518 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 03:41:48.33 ID:1hO9zxHy0
サラボナへの洞窟に入る
ここのところ洞窟が多いな・・・俺嫌いなんだよな洞窟
MPすくねえし、薬草大目に持たないといけないから
ちなみに魔法使いをやめてニートに逆戻りなのでステータスはこんな感じ
LV 24
HP 158
MP 9
ちから 58
すばやさ 52
かしこさ 10
うん 99
・・・かしこさ下がってね?
心はどんどん勇者に近づいてるな
MPもかなりひどいな
521 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 03:45:37.55 ID:1hO9zxHy0
サラボナへの洞窟は意外とすぐに終わった
中のモンスターもそんなに強くなかったしな
洞窟から出たところでスランボーのレベルが20になった
おや・・・スランボーのようすがおかしいぞ?
進化?www
サラボナ…
幼じy期待…
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 03:49:10.48 ID:RZyHEf9AO
Bボタン押すべき
525 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 03:51:32.50 ID:1hO9zxHy0
何とそれまで普通のスライムだったスランボーの体が
青白く光り始めた
どうしたんだスランボー!?
苦しいのか?
スランボーは光りを放ちながら、まるで飴細工の様にその姿形を変えていく・・・
数分後、なんとスランボーは・・・
鎧を着た人の姿へと姿を変えた!
まさか・・・!
だが進化キャンセル!
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 03:53:52.75 ID:HlsMFw9gO
追い付いちゃった
支援
20で進化と言えばぎゃらどす
530 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 03:56:53.01 ID:1hO9zxHy0
俺呆然自失
さっきまで俺の足元をちょこちょこ動き回っていたスランボーが
身長140センチくらいの小さな騎士に変わっていた
スライムナイトのスライムがいない版みたいな感じだ
・・・どうしよう・・・擬人化したって事なのか?
「ぴぎ〜」
泣き声は相変わらずだった
「ぴぎ〜、ぴっぴぎぴ〜」
驚かせてごめんなさいと言っているらしい
とりあえずここでこうしてるのも何なので・・・
肩車してみた
「ぴぎ〜♪」
お〜喜んでる喜んでる
マボラシャスだっけ、モンスターズ+にそんなのあったよな
とりあえずホイミスライム捕まえて触手プレイしようぜ
533 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 04:00:16.77 ID:1hO9zxHy0
こんなところで話すことじゃないんだが俺の話を聞いてくれ
スライムナイトのナイトってさよく見ると
か わ い く ね ?
だって小さいスライムにチョコンって跨ってるんだぜ?
中の人なんか気にならねえ位俺はガキの頃から
スライムナイトが大好きだったんだ
そして・・・
メタルライダーが仲間になると思ってた奴挙手
おいついちまったじゃねーか支援
535 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 04:04:29.22 ID:1hO9zxHy0
スランボーを肩車したままサラボナに向かう俺
鎧着ている割にかなり軽い
あとすっごい気になるんだが鎧の中はどうなっているんだろうか?
ちなみにスランボーのステータスは偉いことになっている
LV20
HP 156
MP 77
ちから 65
すばやさ 41
かしこさ 34
うん 14
最早スライムのそれじゃねえwwww
モンスター辞典か何かで見たけど鎧の中もスライムなんだっけ
スライムの大きさを考えるとナイトってかなり小さいんだな・・・
確かにかわいい
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 04:08:11.22 ID:pZktfKsTO
素直にブルーメタルスライムナイト的なのにしておけば良かったものを……
なんかちょっと萎えた
539 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 04:09:34.72 ID:1hO9zxHy0
サラボナに着いた
入り口のところで犬を追いかけている幼女と会った
俺が犬を捕まえてあげると
「捕まえてなんて頼んでないわよ!」
と言ってスネを蹴られた
・・・スネは痛くないが心が痛い
黒髪の生意気そうな少女は、俺を睨みつけると去っていった
とりあえずスランボー連れてを宿屋に入る
宿屋の主人が俺とスランボーをジロジロ見てくる
そりゃあそうだスランボーは一見すると無理やり鎧を着せられた
子供にしか見えない
俺のほうはよしんば親と名乗ったとしても
変な教育方針をもった親父にしか見えないだろう
でも敵スライムナイトが見せる攻撃モーションはスライムからジャンプして切り付けてくるみたいなのなかった?
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 04:10:34.11 ID:osKukj9/O
下手すりゃ主人公より強いかもなw
いや、レベル差を考えると主人公よりはるかに・・・
543 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 04:12:58.88 ID:1hO9zxHy0
宿屋の主人を何とかやり過ごして
部屋に入る
スランボーは手に入れた手足が嬉しくてしょうがないのか
ポニョの様にはしゃぎまわっている
俺はポニョに部屋から出ないように言い聞かせると宿の外に出て
ルーラを唱えた
行き先はオラクルベリーだ
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 04:15:40.14 ID:c2EOYnoeO
ちくびが欲しいか…ならばくれてやろう!
545 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 04:19:14.93 ID:1hO9zxHy0
一つ思い出して欲しいんだが
主人公はあくまで元ニートの一般人なのでステータスは基本低いです
当然のことだがドラクエの世界で一般人がモンスターと戦わないように
主人公も旅に出る前までは戦ったことが無いわけで、もちろん本来の主人公たちの様に
特殊な技能や才能なんかかけらも持っていません(既に32になろうとしてるしね)
しかし、その才能の無さを努力でカバーしてるわけです
元々、「勇者じゃなくても主人公になったっていいじゃない」というコンセプトで始めたので
あんまり凄い能力とか、秘められた力とかは期待しないでください
ちら裏ゴメンな
支援
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 04:22:52.36 ID:jMU+1tJH0
ところで、この話まとめてるサイトとかあるの?
落ちる度に最初からってのがダルいんだが
黙ってろクズ
549 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 04:27:07.81 ID:1hO9zxHy0
オラクルベリーにつく
行き先は当然のことだがじいさんのところだ
じいさん!
「うぉ!びっくりした〜・・・なんじゃお前か?どうした急に?」
スランボーのことで聞きたいことがあるんだ!
あいつ・・・急に姿が変わって・・・俺どうしていいか分からなくって・・・
「ふむ・・・思ったよりも早かったな」
知ってたのか?
「あぁ、お前には言わないでおいたんだが・・・アレはただのスライムではない」
「姿形こそっくりじゃが、あの子の本当の名はブルーメタルスライム」
「始まりの魔物・・・と呼ばれておる」
始まりの魔物・・・何だよそれ?
「始まりの魔物とは要するに、進化の根源」
「すなわち全ての魔物はブルーメタルスライムから進化したものなのじゃ」
>>545 成人式をもう何年も昔に済ませた俺には
むしろすごい能力がない主人公の方が魅力的なのだ
誤爆とは恥ずかしい(////
552 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 04:31:51.88 ID:1hO9zxHy0
じいさんの話はこうだ
全ての魔物はブルーメタルスライムから生まれた
今ではほとんど存在しないが、時々数万匹に一匹程度の割合で生まれることがある
このブルーメタルスライムは、ただでさえ変異を起こしやすいスライムに
輪をかけて変異を起こしやすいらしく
ほかに多数存在するスライム系以外の、様々な種類の魔物に変異するらしい
変異の際に最も影響を与えるのは育つ環境
つまり、珍しく俺という人と生活していたことで
スランボーはあのような姿に変異したらしい
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 04:32:11.22 ID:RZyHEf9AO
カジノに寄りませんように
支援するぜ
これは>>1の後付設定だよな?
支援
556 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 04:36:23.18 ID:1hO9zxHy0
・・・マジで?
「マジで」
・・・そんな貴重な魔物を何で俺なんかに預けたんだよ?
「預けたんじゃない、あの子が勝手にお前を選んだのじゃ」
「わしはモンスターじいさんじゃぞ?」
「オークキングほしさに火山のふもとまで出張するようなじいさんじゃぞ?」
「しかし、あの子はわしよりもお前を選んだ・・・それだけじゃ・・・」
じいさん・・・
「ふん、そんな同情するような目で見るな」
「そんなことよりもこれからじゃぞ大変なのは」
えっ?
「あの子は今以上に人間に近づくぞ」
>>552 >ほかに多数存在するスライム系以外の、様々な種類の魔物に変異するらしい
ここよくわかんねんだけど、
ランボーは、スライム系含む様々な種類の魔物に変異しうるってことでおk?
558 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 04:37:25.32 ID:1hO9zxHy0
559 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 04:42:52.04 ID:1hO9zxHy0
>>557 勝手な設定で申し訳ない
説明すると
スライム→スライムベス(いないけど)→合体スライム→キングスライム
→ホイミスライム→べホマスライム→スライムベホマズン
→メタルスライム→はぐれメタル→メタルキング
→バブルスライム
なんてのが普通の進化の系譜
しかしスランボーは簡単に言うとDQMばりのどんでも変異を起こす
だから環境によってはドラゴンにもなるしブラウニーにもなる
後文章の書き方へたでスマンこ
上のほうに全体の何割進んだ的な書き込みがあったから
てっきりプロットは完成してるのかと思いきやwwww
スランボーは、言い方は悪いがバクテリア的存在で
人、鳥、魚、なんにでも進化する可能性がある・・・ということか?
562 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 04:45:10.54 ID:1hO9zxHy0
「あの子は今以上に人間に近づくぞ」
・・・どういう意味だろう?
魔物が人間になる・・・そんなことがあるのだろうか
俺はルーラを唱えた
・・・やべえMP1しかなかった
俺はオラクルベリーで一晩すごした
563 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 04:47:54.25 ID:1hO9zxHy0
ここで突然安価第二段
主人公の本名
長かろうが普通だろうがミドルネームあろうが何でもおk
>>572
ksk
サトチー
のりを
ksk
とんぬらしかあるまい
マッハ文朱
とんぬらじゃね?
ママス
バキ
麻生太郎
バキww
575 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 04:52:30.87 ID:1hO9zxHy0
あくる朝、俺はカジノにはほんの少ししか目をくれず
ルーラでサラボナまで戻った
急いで宿屋に行くと・・・いない・・・
スランボーがいない!
慌てて宿屋を飛び出す
町中を探すが見当たらない
どこだ・・・まさかさらわれたのか?
576 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 04:53:10.74 ID:1hO9zxHy0
ちょwwwバキwwww
バキで決まりますた
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 04:53:27.18 ID:pYB/yazkO
支援
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 04:55:03.87 ID:+ok0WxzYO
ちょっとカジノにひかれてんじゃねぇよww
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 04:55:25.16 ID:RZyHEf9AO
そら焚きニートが凄いわけだ
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 04:57:30.36 ID:z9MQe4iiO
主人公 金髪リーゼント
581 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 04:58:30.62 ID:1hO9zxHy0
不安に思っている俺の背後から聞き覚えのある鳴き声が響いた
「ぴ〜」
振り返るとそこには・・・一人の青い髪の少女が立っていた
誰だこの子は?
「ば・・・き・・・ば・・・き・・・」
ん?何で俺の名前を・・・まさか!?
「この子のお父さんですか?」
声のした方に目をやると14、5歳くらいの可愛らしい少女が立っている
「スイマセン勝手に連れまわして、犬の散歩をしていたら宿屋の前で」
「一人で遊んでいるこのこと会って、一緒に遊んでいたんです」
少女が笑った
な・・・!なんだと・・・!!
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 05:01:21.41 ID:5NyY1s9u0
少女・・・だと・・・
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 05:02:35.18 ID:OW4thnQSO
人間になっただと
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 05:02:58.60 ID:c2EOYnoeO
パターンロリ! ロリです!
バッキバキww
少・・・・・女・・・・・・?
そうかパパスが死んでから10年くらい奴隷生活があるんだったな
つまりトンヌラは今奴隷生活中か
588 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 05:04:35.11 ID:1hO9zxHy0
少女の名前はフローラというらしい
俺はフローラにお礼を言って宿屋に戻ろうとしたのだが・・・
「バキ!バキ!」
スランボーは俺の服を引っ張ってだだをこねる
どうやらまだフローラと遊びたいらしい
「フフフ、よろしければ家へおいでになりませんか?」
「私もまだその子・・・ええと名前は何て言うのですか?」
ああ、こいつはスラン・・・ちょっと待てよ
「どうかしましたか?」
いや、何でもないんだ
まさかじいさんも♀だとは思わなかったのだろう
元スライムとはいえ、女の子の名前が「スランボー」なんて
勇ましい名前なのは可愛そうだろう
「どうしましたか?」
スラン・・・そうスラン!スランていうんだ
「スランちゃんですか?可愛い名前ですね」
命名:スラン
フルネームはスラン・ボーってとこだろうよ
素晴らしい
フラウ・ボゥ思い出した
592 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 05:10:11.58 ID:1hO9zxHy0
「・・・スラン?」
スランが不思議そうに自分の名前をつぶやく
それにしても人型になったばかりか喋れるとは・・・昨日まで「ぴぎー」しか言わなかったのに
「お前の名前だよ、す・ら・ん」
スランの顔が明るくなる
「スラン!スラン!スラン!」
それを見て微笑むフローラ
「フフフ、元気ですねスランちゃんは何歳なんですか?」
えっと・・・
まさか生まれたのがつい昨日だなんて言えやしない、言えやしないよ
「えっと10歳・・・かな?」
「かな?」
「ゴメン、この子は俺の本当の子供じゃないんだ・・・そのわけがあってね」
「そうですか・・・スイマセンわたしったら・・・」
「いや、気にしないで」
俺はフローラ以上に罪悪感に襲われた
593 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 05:11:02.64 ID:1hO9zxHy0
>>589 お前・・・天才だろ
フルネーム
スラン・ボー
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 05:13:17.96 ID:aGYa3rz+0
どこの野口さんだよwww
595 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 05:15:51.80 ID:1hO9zxHy0
その後はフローラの家にスランと一緒にお邪魔した
フローラの父親はルドマンという大富豪ででかい家に住んでいた
子供たちが上の部屋で遊んでいる間、色々と自慢話を聞かされて
夕方になる頃にはげんなりしていた・・・
結局夕飯までご馳走になって帰った
帰り際にルドマンが、
「いや〜今日は久しぶりに楽しかったよ。私は人を招くのが好きなんだが」
「なぜか最近はみんな私の家に遊びに来てくれなくてね」
そりゃあんだけ自慢話聞かされたらみんな来なくなるわ
「是非また来てくれ」
多分もう来ません
596 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 05:19:46.96 ID:1hO9zxHy0
宿屋に戻って後
俺はスランに言葉を教えた
バキ
「ばき!」
スラン
「スラン!」
ばくれつけん
「ばくれつけん!」
グランドクロス
「ぐらんどくろす!」
シャイニングフィンガー
「シャイニングフィンガー」
スランは覚えが早くどんどん言葉を覚えていった
簡単な日常会話はこれでできるだろう
597 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 05:23:15.08 ID:1hO9zxHy0
翌日、サラボナでパパさんの情報を集める
すると、非常に有力なてがかりを得ることが出来た
「あぁ、片乳首丸出しのおっさんね・・・確か三年位前に見たな・・・」
「そのときは小さな子供連れててさ・・・そう丁度今のあんたみたいに」
これはかなり有力だ
どこから来たかなどを聞いてみると
「確か・・・グランバニア・・・だっけな?そっちの方から来たって言ってたよ」
グランバニアか・・・そこに行けばまた何か分かるかもしれない
さる防止支援
599 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 05:28:00.34 ID:1hO9zxHy0
早速グランバニアに向かおうと思ったのだが場所を聞いたら
なんと地図の反対側だった・・・
詰んだかこれ?
とりあえず船が出ていないかポートセルミまで戻ったのだが
ポートセルミからグランバニアのある大陸までの船は出ていなかった
・・・どうしよう
いくら俺が泳ぎが得意でも大陸渡るほど馬鹿じゃない
・・・どうしよう?
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 05:28:46.01 ID:H6Pj3z1WO
走って渡るんですね、分かります
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 05:31:20.28 ID:RZyHEf9AO
スランに船を見つめさせて…
602 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 05:33:54.52 ID:1hO9zxHy0
サラボナの噴水に腰掛一人途方にくれる俺
傍らではスランが興味深げに噴水から出る水を見つめている
・・・はぁ・・・海渡れるほどの船作る金なんて無いしな
とりあえず悩んでいても始まらないので俺はルーラで今まで世話になった
人たちに会いに行ってみることにしてみた
アルカパについた
一年以上ぶりのアルパカだ
そんなに変わっていない町並みが余計に俺に懐かしさを感じさせる
教会の扉を開くとそこには変わらぬ敬虔な神父さんがいた
603 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 05:37:01.05 ID:1hO9zxHy0
神父さんに話しかける
「・・・おぉ神よ」
神父さんは大げさにそう言うと俺に抱きついてきた
お久しぶりです神父さん
「本当にお久しぶりです、その後どうですか?」
えぇ、まぁ色々ありまして・・・でも何とか元気にやってます
「それは何よりだ、さぁさぁ積もる話もあるでしょうし・・・」
俺とスランは教会にお世話になることにした
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 05:39:29.10 ID:oxNmMmI8O
支援
605 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 05:41:07.45 ID:1hO9zxHy0
神父さんにこれまで会ったことを話した
もちろんカジノのくだりは省いた
スランは知り合いの娘だということに無理やりした
「そうですか・・・色々あったのですね」
一通り聞き終えた神父さんはそう言うと微笑んで
「うむ、いい顔をされている・・・よい経験をつんだのですね」
そう言って自分の事の様に喜んでくれた
・・・そうだ
俺は突然あることを思いたった
神父さん
「何でしょうか?」
俺をまたここで働かせてくれませんか?
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 05:43:17.06 ID:A8EsAerGO
これ2スレ目で良いんだよな?
支援して寝たら無くなっててショボンってなったよ
3人目になる仲間の安価の件は?
608 :
1:2009/01/13(火) 05:54:11.94 ID:QgARScWcO
またさるがでましたよっと
支援たのんます
スランの絵を誰か描いてくだされ
このじいの最後のお願いですじゃ
フルネーム即採用とかのSBSなノリが好きだwww支援wwww
支援
もうちょい支援
私怨
614 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 06:01:26.10 ID:1hO9zxHy0
「それは歓迎しますが・・・」
神父さんは驚いた顔を向けてくる
この際だし、自分を少しでも鍛えたいんです
きっと行き詰っているこの時こそ、俺にとって試練のときなんだ
だからまた僧侶の心得を俺に教えて欲しいんです
「・・・やはり良い経験をされたようだ、今のあなたの目は見ていてまぶしいくらいに輝いている」
「いいでしょう、また私のお手伝いをお願いします」
バキ「バトルライト!」
支援
617 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 06:05:50.45 ID:1hO9zxHy0
次の日から俺は再び、僧侶として修行を積むことにした
やることは前と変わらないが、今度はより深く信仰について学ぶ
スラン毎日そこらへんで遊んでいる
こころなしか少し大きくなったような・・・気のせいか
神父さんは俺が少しづつ成長していくことを自分のことの様に
喜び、壁にぶつかったときには励まし、そして導いてくれた
そして数ヵ月後・・・俺は一人前の僧侶となった
ようやく脱ニートか
しえん
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 06:10:09.22 ID:Kc/I3/SI0
僧侶マスターしたのね!!
おいついちまったじゃねーか…
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 06:10:32.27 ID:RZyHEf9AO
猿退治紫煙
622 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 06:10:52.89 ID:1hO9zxHy0
「もう私が教えられることはありません」
神父さんが笑顔で言う
「正直言ってこんなに早くものにするとは思っていませんでした」
「これもあなたの努力の賜物です、胸を張ってください」
はい!
「少ないですがこれは餞別です」
神父さんが俺にGの入った袋を渡す
そんな・・・受け取れないです
「いいのですよ、これはあなたの働きに十分に見合う対価です」
「この先の旅に役立ててください」
・・・ありがとうございます
「さぁお行きなさい」
「あなたの旅はまだまだこれからですよ」
はい!
「いってらっしゃい、あなたに神の加護がありますように」
ええ、神父さんにも・・・
次はオラクルベリーか
ざわ…ざわ…
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 06:13:17.70 ID:yaUmBzIUO
追い付いた。しえん
カジノフラグ立ちすぎだろ
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 06:14:17.59 ID:gc6FOnOWO
しえん
627 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 06:15:26.58 ID:1hO9zxHy0
アルカパを出た俺とスランが次に向かったのはオラクルベリーだった
まぁついこの間会ったばかりだがスランの顔も見せたいので
モンスターじいさんの所へと向かった
「おぉ、その子がスランボー・・・」
じいさんはスランを見つめている
ほらスラン、言われたとおりにちゃんと言いなさい
「こんにちわ、私の名前はスランです、好きなものはまもののエサです」
うん、良く出来ました
でも一つ間違えちゃったな
俺はまもののエサをお前にあげたことはないぞ〜
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 06:20:56.62 ID:f6yRN/Z00
ダディー
629 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 06:21:21.08 ID:1hO9zxHy0
じいさんは頭がビックバンを起こしたみたいだ
「え・・・ちょ・・・え・・・マジで?」
一人メダパニのじいさんは放っておいて俺は世話をしていた
魔物たちに会いに行った
みんな元気そうで何よりだ
落ち着きを取り戻したじいさんと話をする
「まさかその・・・女の子だったとはな・・・」
ああ、俺も驚いた
「スライムには基本的に性別は無いんじゃ、生殖行為の必要が無いからな」
そうなのか?
「まさか女の子になるとは・・・あっ、まさかお前この子に何かしてないじゃろうな!?」
してねえよ!スランはこんな姿でも俺の相棒だ!見損なうんじゃねえ
「それならいいんじゃが・・・」
遊び飽きたのかスランが俺たちのところにやってきた
「お、お、お・・・」
ん?何だ?
「お・・・おじいちゃん!」
じいさんが鼻血出しながら卒倒した
やっと追いついたw
卒論そっちのけで一時間くらい読んじまったよw
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 06:26:19.49 ID:V9CvgckuO
追い付いちまった/(^o^)\
支援
お願いですじゃ
誰かスランを描いてくだされ
633 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 06:28:20.56 ID:1hO9zxHy0
じじいが意識を取り戻した後
俺は本題に入った
じいさん俺のこと鍛えなおしてくれ
「鍛えなおすって?何で?」
何でって、今のうちに未熟な部分を少しでもなくしておきたいんだよ
「それなら心配いらん、お前さんはもう立派な魔物使いじゃ」
そう言うとじいさんはスランを見た
「うむ、良い子に育っておる。ああはわしでもそう簡単には育てられん」
「お前さんはニート歴が長かったせいかじぶんに自身が無いところがある」
「しかし、ワシから見ればお前さんは非常に努力家でいいところもたくさんある」
「いいか?努力を出来るということはそれだけで才能なのじゃ」
「慢心はいかんが、自身を持つのは悪いことではない」
じいさんが立ち上がる
「さて、わしからは以上じゃ」
「とっとと旅にもどれ。ワシはお前と違ってあの子らの世話で忙しいんじゃ」
そう言うとじいさんは檻の方へと歩いていった
うおー夜勤終わったどー(^o^)/よし読むか
じいさん(ばれないように前屈みで…)
636 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 06:33:55.96 ID:1hO9zxHy0
モンスターじいさんのところを後にして
オラクルベリーを出て行こうとしたところで
じいさんの助手のバニーちゃんに声を掛けられた
「先生がこれをバキさんにって」
それは一枚の手紙だった
「ポートセルミに先生の双子の弟さんがいらっしゃるんですって」
「何でもその方にこれを渡せばあなたの力になってくれるだろうって」
・・・じいさん
バニーちゃんに例を言った後俺はルーラを唱えた
別れというのはいつも悲しいものだ・・・そうカジノとの別れは・・・
カジノ自重しろwwww
さっきから誤字がwww
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 06:38:53.27 ID:qhN+9Vv8O
追いついちまった!
個人的には焚き火ニートに名前付けてほしくなかったなー
入れ込みにくくなる、と思うのはおれだけかしら?
>>639 名前付くのは全然おkなんだけど
バキはどうしても別のイメージが入り込むってのはあるなwww
>>639 バキってのはあだ名だと思え
こう努力して世界を目指す感じ
どうかお願いですじゃ
スランを描いてくだされ
642 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 06:42:34.15 ID:1hO9zxHy0
ポートセルミに着くと俺は早速じいさんの双子の弟だという
人物に会いに行った
じいさんの弟さんは双子だけあってそっくりというか同一人物のようだ
心なしかはぁはぁ言っている気がするが気のせいだろうか?
弟さんにじいさんにからの手紙を渡すと
「着いて来なさい」
そう言って港の方へと歩き出した
「これを好きに使いなさい」
港でじいさんが指差した先には立派な帆船があった
いいんですか?こんな立派な船を
「なぁに、どうせワシらはもう使わん」
「ここでずっと眠っているよりはあんたに使われたほうがマシじゃろう」
・・・ありがとう
俺はなんて人に恵まれているんだろう
よ〜し、感傷に浸っている時間がもったいないぜ!
とっとと出航だ!
第三章「世界の船窓から〜期待してるとこ悪いけどふなのりカットすっから〜」
終わり
ID:yGG6rZpSO
いい加減うぜぇから黙ってろ
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 06:45:52.59 ID:Kc/I3/SI0
645 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 06:46:07.31 ID:1hO9zxHy0
第三章までオワタ
思ったより長くなってびびったww
さぁ質問に答えようか
「3人目の仲間マダー?」
メッサーラ♀はもう少ししたら出てくるお
「だから誤字がwww」
出来るだけ急いでるので簡便な
あんま文章見直していないんだ
「VIPSSで名前付けてんじゃねえよww」
スランが名前よんだ時に
「た・・・き・・・び・・・」
とかだったら何か・・・アレだろうが!!
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 06:46:44.36 ID:qhN+9Vv8O
>>641 個人的にスランはスライム顔でイメージしてるんだがそれでもいいなら
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 06:47:03.08 ID:Kc/I3/SI0
期待しています。がんばってください。
しえん
649 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 06:49:12.30 ID:qhN+9Vv8O
>>645 だったら「お・・・お・・おにいちゃん!」とか言わせて鼻血吹かせときゃよかったんだよw
650 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 06:49:49.87 ID:1hO9zxHy0
第四章「ニートと不愉快な仲間たち(ただしネトゲ内に限る)」
ポートセルミで船を手に入れてから二週間が経った
気づけば俺も33か・・・
もう奥さんとか子供とかいてもおかしくない年なんだよな・・・
そんなことを考えながら俺とスランは・・・
求人募集の張り紙を壁に張っていた
一段落ついた?ログ保存して後で読むつもりだ
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 06:50:56.13 ID:osKukj9/O
653 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 06:55:11.55 ID:1hO9zxHy0
『冒険者大募集!!
若者に大人気の冒険者のお仕事です
自由で自然に囲まれた(フィールド的な意味で)な職場と
愉快な仲間たち(二人以上的な意味で)があなたをお待ちしています
経験問わず(魔法が得意な人、力のある人優遇します)
給料の変わりにワクワクをお届け!
さぁあなたも冒険の旅に出よう!!
我ながらいい出来だと思った
休憩なしで次章突入か!
ガンガレ
勇者を探すだけの簡単なお仕事です
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 06:57:02.21 ID:qwgp7gx50
できれば誰が発言してるか
どれが台詞なのか見やすいといいな
名前「」みたいな
いやなくても解るだろ…
ゆとりって言いたくはないが言われても仕方がないレベル
659 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 06:59:48.17 ID:1hO9zxHy0
求人ポスターの出来のよさに反比例して
冒険者志望の若者はやってこない
・・・あれ、これ間違えたか俺?
なんでこんなことをしているのか?
というのもいざ船旅に出ようと思っても
二人ではあの大きな帆船を操るのは難しいのだ
最低限操舵主と見張り、それに地図が見れる奴と交代の人員・・・
地図を見れる奴はじいさんの知り合いの人が手伝ってくれるので大丈夫なのだが
最低でもあと一人は欲しい
あ〜、誰でもいいからこないかな〜とか思ってたらすんごいのが来た!!
660 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 07:05:32.04 ID:1hO9zxHy0
「すいませ〜ん募集の張り紙見たんですけど〜」
ktkr!!
はいは〜い今行きますよ〜
そこで俺はとんでもない奴を眼にした
頭にはバンダナ、背中にはバックパックにポスター二本差し
Tシャツは当然の様にパンツインという風貌のいかにもなアレな方が立っていたのだ
「いや〜、拙者冒険とかに憧れてまして〜、グフフ・・・」
気づくと俺はうまのふんを投げつけていた
だっふんだ
今更だが
>>1が見事な要約になってるな
「自宅警備員にから勇者にクラスチェンジwwww」
663 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 07:09:30.63 ID:1hO9zxHy0
誰でもいいとは言ったがあくまで一般常識のあるレベルでの話だ
これはもう・・・ダメだろう
拙者男はうまのふんを投げつけられたにも関わらず平然と話を続ける
ていうかこいつこの至近距離でよけやがった
「ですから〜、拙者は呪文が使えまして〜、それで〜・・・」
最早話は耳に入って来ない
俺の頭の中はいかにこいつをひどい目に合わせたうえで断れるかで一杯です
「ちょっとおたく聞いてますか・デュクシwwデュクシww」
俺の中で何かが切れた
664 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 07:10:59.01 ID:Kc/I3/SI0
キモwwwオタwwwww
至近距離でよけるって
焚き火ニートより強いんじゃないかw?
自分はニートだったくせにwww
667 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 07:14:34.13 ID:1hO9zxHy0
俺は無表情で置いてあった槍を掴むと
拙者男を突き刺した
ブラッディースクライドぉ!
拙者男はひらりとかわした
ちょwwwありえなすwwww
「いきなりあぶないじゃないですか〜、あれですか?切れる30代ですか?ウハwwwワロスwww」
・・・こいつ・・・ただものじゃない?
もしかしたらこいつは逸材なのかも知れないと思い
後日しっかりと面接をすることに
ちなみにスランは拙者男が帰った後ずっと
「デュクシwwwデュクシwww」
とまねをしていた・・・止めなさい、ご近所の目があるんだから!
668 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 07:15:07.89 ID:Kc/I3/SI0
スランはロダにあげたから見たいやつだけみてくれ。
オナニーすまん。あとスレ汚しほんとにすまん。
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 07:17:06.80 ID:pYB/yazkO
ちょwwwww
ヒュンケルwwwww
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 07:17:27.28 ID:1+zF4gag0
久しぶりにスレタイでワロタ
拙者男なかなかの逸材wwww
一度ラインハットに行かないの?
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 07:23:08.10 ID:MCeJoA4mO
身体能力は忍者か…
ポスター的に考えると侍も…
674 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 07:24:36.62 ID:1hO9zxHy0
面接の日
拙者男が姿を現した
「バキ!デュクシ来たよ!」
どうやらスランはデュクシというフレーズが気に入ったようだ
・・・早く何とかしないと
拙者男はこの間と全く同じ服装で現れた
「うはwww幼女キタコレwwww」
拙者男がスランを見て奇声を上げた
てめぇ、家のスランに手を出したら・・・
「あっ、拙者ニ次にしか興味ないんでwww」
やべえ!殺してえwwwww
何はともあれ面接スタート
志望動機は単純に冒険したかったからだそうだ
とりあえず履歴書やら職歴やらステータスやらに目を通す
職歴
せんし ★★★★★★★★
ぶとうか ★★★★★★★★
バトルマスター ★★★★★★★★
魔法使い ★★★★☆☆☆☆
LV 27
HP 207
MP 54
ちから 78
すばやさ 102
かしこさ 50
うん 25
最近のオタクは化け物か?
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 07:26:18.74 ID:/JRnzl0bO
かなり強いwww
私怨
一般人ならそんなもんってことじゃね?
焚き火ニートは社会の底辺なんだろうしww
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 07:29:48.77 ID:qhN+9Vv8O
物語半ばにしてこのインフレ…鳥山の血は争えんな
679 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 07:30:17.91 ID:1hO9zxHy0
まるでどこかの6の一匹狼君を髣髴とさせる能力値に正直唖然とした
逸材って言うか・・・俺の倍近く強いwwww
「で〜結局拙者は雇っていただけるんですか〜?」
・・・悔しい、唇か見切るほど悔しい・・・しかし・・・
あぁ、これからよろしく・・・えっと・・・「デュクシ」
「いや、拙者の名前は・・・」
はい決定!もう決定!お前の名前は今日から「デュクシ」です〜
「デュクシデュクシ〜」
スランも喜んでいるのでこれでいいのだきっと
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 07:32:06.46 ID:MCeJoA4mO
できたら現時点での全員のステータスを一覧にしてくれ
メッサーラ♀仲間にしてからでもいいがまだ先ぽいし
681 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 07:35:08.39 ID:1hO9zxHy0
何はともあれ早速出発だ・・・その前に
デュクシの装備を整えるためにサラボナに行く
武器防具屋で装備を適当に見繕い装備させる
しばらくしてデュクシがでてきた・・・誰だお前?
「えっ?あの・・・拙者デュクシですが?」
なんとデュクシは装備を整えると美青年だった
ちょwww人生不公平wwww
「あ〜、またこんな気持ち悪い姿になってしまった〜」
何を嘆くことがあるのか?俺がお前の顔だったら・・・
いや、むなしくなってくるのでやめよう・・・
美少年Aボーイ「デュクシ」が仲間になった
美少年Aボーイwwww
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 07:37:43.29 ID:osKukj9/O
美青年が拙者と言うと受ける印象が全然違うなww
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 07:39:26.07 ID:MCeJoA4mO
あー…
なんで一休さんの新右衛門さんが浮かんできたんだろ…
686 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 07:45:00.29 ID:1hO9zxHy0
>>680 焚き火ニート(バキ)
そうりょとふなのりとまものつかいは極めてる
LV 28
HP 185
MP 14
ちから 74
すばやさ 59
かしこさ 11
うん 108
じゅもん
メラミ
バギ
バギマ
ホイミ
べホイミ
キアリー
キアリク
ラリホー
※努力では覚えられないものもありました
687 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 07:47:11.63 ID:1hO9zxHy0
スラン
ブルーメタル
HP 160
MP 101
ちから 68
すばやさ 49
かしこさ 42
うん 43
べホイミ
べホマ
ニフラム
スクルト
ギラ
べギラマ
イオラ
ルカニ
リレミト
トヘロス
満足か?
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 07:49:08.90 ID:xwYL7eJj0
ルーラをわすれるなんて
ルーラなんて、警察の前で全裸になれば誰でも使える簡単な魔法なのに
691 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 07:51:59.85 ID:1hO9zxHy0
とりあえず3人パーティーになった
デュクシは性格とかはあれだけど装備整えれば意外と見れる
というか憎たらしいほどにイケメンだし
この調子で行きたい
早速出航することにする
まさか・・・ニートだった俺がこんな大冒険に出るだなんて誰が予想しただろうか?
今までのことを思い返してみると感慨深いものがあるな
さ〜て、新しい大陸に向けて出航だ
「しゅっこー!」
スラン、落ち着きなさい
落ちるから!
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 07:52:50.77 ID:Kc/I3/SI0
693 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 07:56:33.36 ID:1hO9zxHy0
久しぶりの船旅だ
ふなのりをしていた頃が懐かしい
とか思ってたら
「えれれれれれ」
デュクシが隅っこで吐いていた
どうやら三半規管が弱いらしい
「拙者乗り物は苦手でござる」
ござるじゃねえよ!
そういう時はできるだけ床と体の接地面多くして体が揺れないようにするんだよ!
バトルマスターが聞いて飽きれる
スランはというと
「うみ〜あお〜ひ〜ろ〜い〜♪」
と船の甲板で歌いながらはしゃいでいた
まぁ聖水ながしてるからあっちに着くまで
モンスターも出ないだろうしゆっくりするか
おお、ちょっと前に落ちたスレ見てた
しえん
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 08:00:08.70 ID:HJHIsP7y0
696 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 08:02:03.02 ID:1hO9zxHy0
船旅を始めてから三日目
今日も平和だ
デュクシは今日も吐いている
スランは今日も歌っている
ネーレウスはじゅもんを・・・
ちょwwwモンスターwww
ネーレウスはバギマを唱えた
水しぶきが甲板にあがる
クソっ!聖水流してるからモンスターは出ないはずなのに・・・
するとデュクシが
「あっ、あの水って聖水だったんすか?俺が水浴びに使っちゃいました」
ちょwwww聖水が汚水にwwwww
>>692 ふつくしい・・・
さて、ここからは携帯だ
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 08:05:17.77 ID:HNug6xjEO
デュクシwww
699 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 08:05:25.71 ID:1hO9zxHy0
何はともあれモンスターを撃退した
一つだけ気になったのは・・・デュクシが全く戦わなかったことだ
おい、何でお前戦わないんだよ?
「いや・・・拙者が手を出すまでもないかなって・・・」
何様だてめぇ!
デュクシの胸倉を掴む・・・がすぐに離した
スランにこういうところを見せたくなかったからだ
「次は戦いますよ・・・多分」
俺はデュクシを睨みつけた後、船室に戻った
スラン可愛すぎワロタ
しえん
701 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 08:08:40.18 ID:1hO9zxHy0
聖水がデュクシのせいでかなり少なくなったため
ちょくちょくモンスターが現れるようになった
おかげで無駄な戦闘が増えて船がところどころ傷ついている
そして・・・デュクシは相変わらず戦闘には消極的だった
なぁ、何でだよ?何が嫌なんだよ?
あんだけのステータス持っててさ?
冒険したいんだろ?だったら少なくとも自分の身くらいは自分で守れよ!
デュクシ怪しいぞ・・・
703 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 08:11:24.23 ID:1hO9zxHy0
デュクシは俯いたままだ・・・
俺はいい加減イライラしていたのでいっそ殴ってやろうかと
思ったその時だった
「スイマセンでした!」
デュクシが俺の目の前でいきなり土下座した
俺は意味が分からない
「あのステータスとか職歴とか・・・全部ウソなんです!!」
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 08:11:41.36 ID:w0MhZLpL0
ああ、そういうことか
スライムと同じロダにあるのな
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 08:13:12.32 ID:YdJCDI9bO
Ω ΩΩ<…
706 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 08:15:20.36 ID:1hO9zxHy0
ここでネタばらし
なんとこのデュクシ
ただのオタクだったのである
LV 14
HP 88
MP 27
ちから 23
すばやさ 46
かしこさ 25
うん 33
・・・これはヒドイwww
ちなみに始めてあったときにはみかわしの服を服の下に着込んで
それで俺の攻撃をよけたとの事
俺は最早デュクシの経歴査証よりも
どこでそのみかわしの服が売っているのかの方が気になっていた
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 08:18:11.38 ID:RZyHEf9AO
708 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 08:22:46.56 ID:1hO9zxHy0
デュクシは自分の過去を語りだした
子供の頃から冒険者になりたかったけど親にダメだと言われたこと
どうしてもなりたかったので親にナイショで金をためて
冒険者の専門学校に通ったこと
しかし途中で才能が無いことに気づき学校には行かなくなってしまったこと
そのままポートセルミの酒場でバイトをしていたが
五年たっても社員にもしてもらえず辞めようか悩んでいたこと
そしてそんな時にあの張り紙を見つけたこと・・・
「スイマセン、本当は職業とか・・・ぶとうかと魔法使いをかじった程度で・・・」
「でも俺、冒険がしたかったんです!夢を諦めたくなかったんです!」
「だから・・・だから俺・・・こんな嘘ついてまで・・・」
「でも、所詮俺なんて臆病者だから・・・才能が無いから・・・モンスターでたらビビッて戦えないし・・・」
デュクシは泣き崩れた
709 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 08:24:03.97 ID:HNug6xjEO
支援
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 08:26:18.55 ID:pYB/yazkO
支援
711 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 08:26:20.39 ID:1hO9zxHy0
とりあえず俺はデュクシを一発殴った
「・・・スイマセン、あっちに着いたら僕・・・パーティーからはずれますんで・・・」
何言ってんだ?誰が外れろって言った?
「えっ?」
とりあえず、あれだなレベル20は無いと話になんねえからあっちにつくまでに鍛えておけよ
「そんな・・・無理ですよ」
あぁ?やる前から無理とか言ってんじゃねえ!!
712 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 08:31:25.02 ID:1hO9zxHy0
いいかよく聞け!
むかしあるところにダメな男がいた
取り柄といったら焚き火に使う薪を探してくるしか能のないカスみたいな男だ!
そいつは本当ダメ男でよ
何をやっても才能は無いし、センスもないし
おまけに年は30過ぎたもうおっさんだ
プライドだけはいっちょ前で性質が悪いしすぐにサボる
そんな奴でも何とかいろんな人のおかげで何とか旅に出ることが出来た
そんでもって今も何とかその旅を続けている・・・
こんな感じでよ
「・・・バキさん」
こんな俺にも出来たんだ、だからきっとお前も死ぬ気になれば出来るさ
やってみろよ!
これがお前が冒険者になれる最後のチャンスかも知れないんだぜ?
オウフwwwwwwwデュクシwwwwwwwデュクシwwwww
714 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 08:32:21.22 ID:HYjkjZ0U0
な、なんてことだ・・・
ついにあの剣が見つかってしまったとは
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 08:33:05.86 ID:/3WFj/+5O
しえんしえーん
716 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 08:34:20.44 ID:1hO9zxHy0
「ありがとうございます・・・ありがとう・・・」
デュクシは涙をぼろぼろ零しながら泣いた
死ぬ気になれば・・・か・・・
まさか俺が誰かに言う日が来るなんてな・・・じいさん
「あ〜、デュクシなかした〜」
スランがやって来て言った
いや、これは別にいじめたとかそういうわけじゃ・・・
「スランいじめする人嫌い!」
俺は海に身を投げた
717 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 08:37:43.83 ID:HNug6xjEO
wwwwwww
718 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 08:39:11.54 ID:1hO9zxHy0
グランバニアのある大陸に着くまでには一月ほどかかった
デュクシはその後積極的に戦闘に参加しレベルを何とか21まで上げた
「死ぬ気になればできるもんですね」
デュクシがいい笑顔を見せる
神父さんが以前言っていたことを思い出した
「人が変わっていくのを見るのはいいものです」
確かにその通りだな
俺は今まさに人が変わる素晴らしい瞬間に立ち会っているのかもしれない
719 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 08:39:33.40 ID:+STajmB30
支援
紫煙
721 :
◆0W21BUh4XE :2009/01/13(火) 08:44:24.56 ID:QnIuzXChO
今尾北
722 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 08:45:05.68 ID:1hO9zxHy0
東の大陸に上陸した俺たち
船はじいさんの知り合いに任せて俺たち一行は一路グランバニアを目指す
この頃からスランに異変が起こり始めた
「すごいね〜、新しい大陸だね〜」
以前よりもかなり言葉が達者になっている
しかも・・・最初の頃140ほどしかなかった身長が150をゆうに超えている
どういうことなんだ?
「ばき〜、おいてくよ〜」
スランが10メートルほど先で手を振っている
俺は・・・いつの間にかスランが魔物だということを忘れていたようだ
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 08:45:14.41 ID:FaR27tId0
支援
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 08:51:45.79 ID:HNug6xjEO
期待
725 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 08:54:23.82 ID:1hO9zxHy0
以前聞いた話だとグランバニアに行くには少し長めの
洞窟を通っていかなくてはならないらしい
俺たちはネッドの宿屋というところで休息を取りがてら
今後の戦闘での作戦などを確認することにした
まず俺だが中々に中途半端
攻撃力はそこそこあるがじゅもんはMPの関係であまり使えない
すばやさも高くはないし4でいったらじゅもんの使えないトルネコみたいなポジション
次にスランだがはっきり言って強い
最早うちのエースというかステータス的には勇者みたいなもんだちくしょう!
じゅもんも強いし攻撃の機転として活躍してほしい
最後にデュクシ
レベルが21に上がったこともあり
呪文をそこそこ覚えた
回復魔法は使えないが補助系と攻撃が中々使えるので期待している
以上!
・・・あれ?俺・・・いや何でもない
726 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 08:58:43.96 ID:zogfIHC5O
追い付いちゃった
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 08:58:53.01 ID:riux+m3wO
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 08:59:09.93 ID:7qSk3uZl0
がんばって
729 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 08:59:29.21 ID:FaR27tId0
童貞だったら魔(ry
730 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 09:02:12.20 ID:1hO9zxHy0
グランバニアへの洞窟に入った
中々急な山道だ
登るのに苦労・・・とか言っていたらスランがスタコラ先へと進んでいく
「遅いよバキ!デュクシ!」
俺たちははぁはぁ言いながらスランの後を付いていく
パーティーが三人になったこともありモンスター相手には
そんなに苦戦するほどではないが
時々ドラゴンマッドがいきり立ってきたときには高確率でデュクシが死んだ
どんだけ防御力低いんだお前はwww
後ダックカイトのラリホーとかもマジウザイ
大抵デュクシが眠ってフルボッコにされる
そんな感じで毎回死ぬ度に生き返らせに行くので一向に進まない
中間の変なばあさんがいるところにたどり着くまでに二週間くらいかかった
お仲間にwktk
732 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:06:02.69 ID:MCeJoA4mO
スラ×デュク
メッ×焚き
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:08:04.93 ID:YnL0rJqAO
焚きニーってSFCだと金髪じゃなかったか?
734 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 09:10:10.78 ID:1hO9zxHy0
変なばあさんは俺たちが部屋に入ると快く泊めてくれた
夜、変な音がして目が覚めるとばあさんが俺を呼び出した
「あんた強くなりたいかい?」
いきなり何を言い出すんだこの人は?
俺は不審に思いながらもゆっくりと頷く
「そうかい、じゃあ・・・私のとこで修行してみないかね?」
どこの霊光波動の使い手ですか?
735 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:10:22.80 ID:osKukj9/O
737 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 09:18:46.22 ID:1hO9zxHy0
ばあさんは俺を外に連れ出すと俺の持っていた剣を貸せと言い出した
俺は大人しく剣を渡す
「いいかい、良く見てるんだよ」
ばあさんは片手で剣を持ったままもう片方の手でメラミを出した
そもままメラミを剣に近づけると、なんと
剣に炎が宿った
「いわゆる魔法剣て奴さね、やってごらん」
俺は見よう見真似でやってみる・・・炎は俺の手を離れると剣には宿らず
霧散してしまった
「ふぉっふぉっふぉ、最初はそんなもんじゃ。これはコントロールがむずかしいからのう」
「しかし、もしもこれが使えればお前さんは今よりも強力なじゅもんが使えるようになるじゃろう」
マジデか!?
「まぁ騙されたと思ってやってみなされ」
俺は俄然やる気を出して何度もメラミを出した
・・・が同時にの自分のMPとかしこさの低さを再認識させられた
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:20:21.73 ID:mL+T368nO
おいついてしまった
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:21:03.15 ID:osKukj9/O
まさかの上級職か!?
740 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 09:25:03.13 ID:1hO9zxHy0
俺はメラミを二回唱えてはMPが回復するまで休むを繰り返した
ばあさんはそこらの石に腰掛けてじっと俺を見ている
あまりの出来の悪さに呆れているのかも知れない
「ふむ・・・あんたはどうやら基本を教わっていないみたいだね」
そういえばそうだ、俺は剣術系はほぼ独学だし魔法なんて僧侶系以外は
ノリで覚えたメラミとラリホーとルーラくらいだ
「どれ、基本だけでも叩き込んでやろう」
ばあさんは立ち上がると杖を構えた
「おいで、指南してやろう」
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:27:16.24 ID:U0/ClJO8O
742 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 09:29:09.35 ID:1hO9zxHy0
ばあさんつええwwww俺本気なのにばあさん片手で俺のことボッコボコにした
「今日はこのくらいにしといてやろう」
俺はぶっ倒れたまんま笑った
ありがてえ・・・あんな人から教えを受ければこんな俺でも
もう少しくらい強くなれるかもしれない
少し休んで起き上がると剣の素振りを始めた
「おばあちゃん・・・バキ大丈夫?」
「ふぉふぉふぉ、大丈夫さね才能は無いけどあの気持ちの強さは早々持てるもんじゃないよ」
「うん!バキは強いよ!」
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:29:25.17 ID:pYB/yazkO
しえn
745 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 09:39:31.50 ID:1hO9zxHy0
ばあさんに剣と魔法の指南を受けてから数日
俺は何とか剣に炎を宿すことが出来るようになった
「ふぉふぉふぉ、思ったよりも早かったね。今度はそれであれを切ってごらん」
ばあさんが指差した先には大岩があった
俺は大岩に近づくと剣を振るう
ばあさんに習ったとおり力はいれず自然に降りぬくと
岩にスッと切れ目が入りそして
「ごぉっ!」
岩が燃え上がった
「それが火炎斬りさね」
すげえ!すげえよこれ!必殺技ジャン!
「いいかい、この感覚を忘れるんじゃないよ」
「剣はクールに、魔法はホットにさね」
いい年してなんて恥ずかしいことを言うんだこのばあさんはww
でもかっけぇ!!
焚き火ニートは
ま ほ う け ん し
にクラスチェンジした!
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:39:53.94 ID:MCeJoA4mO
基本的には5で3の流れを組んだ6、7のシステムを組み込み
スピンオフのダイ大、ロト紋ネタを盛り込み、安価と2ちゃんネタで味付け
747 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 09:41:57.82 ID:1hO9zxHy0
>>743 ポップとキラは俺の嫁
一番好きな技はイオナゴンとメドローアと剣王雷震牙ですが何か?
ごった煮ともいう
しえん
749 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:42:49.60 ID:rSOhFeQtO
よっしゃ残ってた支援
750 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 09:43:25.20 ID:1hO9zxHy0
久しぶり必殺技名安価
これだけはカッコいいの頼むww
>>755
751 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:44:07.22 ID:xwYL7eJj0
超絶必殺アナルバズーカ
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:44:26.96 ID:/3WFj/+5O
鍋で一番うまいのは色々入れまくった寄せ鍋だから問題なし支援
753 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:44:48.49 ID:H6Pj3z1WO
焚き火ニートは
ほ う か ま
にクラスチェンジした
時止め
755 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:45:29.54 ID:RZyHEf9AO
オラシオンフレイム
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:45:36.61 ID:V9CvgckuO
KSKST
758 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:48:01.35 ID:md6DKwlOO
やた!おいついた
759 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 09:48:59.77 ID:1hO9zxHy0
始めての本格的な戦士系の職業にテンション上がりっぱなしな俺
「やっぱりバキは強かったね!」
「すごいっすよバキさん!」
もうね・・・「もっと(ふるふる)・・・もっと褒めてくれ・・・(ふるふるふる)」
とか福田の真似しちゃうくらいのテンション
ばあさんのところを後にした
そういえばデュクシもばあさんから何か習ってたはずだけど
「はい魔法ならいました」
へ〜何習ったんだ?
「バシルーラです」
・・・それは・・・その・・・良かったな
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:49:30.57 ID:/3WFj/+5O
オラシオンって競走馬の名前らしいぜ支援
761 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 09:49:54.39 ID:1hO9zxHy0
>>755 語感カッコよすぎワロタwwwww
で、どんな意味難題?
762 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:51:00.23 ID:s+F7ly4ZO
追い付いたw
支援
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:51:03.92 ID:RZyHEf9AO
>>757 思いつきで安価とって申し訳ない気持ちでいっぱいだ
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:51:07.83 ID:hdb49JlA0
メッサーラってどんなのだっけ?
ボストロールみたいなやつ?
逆三角の赤いやつ
まだ続いてたのかwよかった
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:53:22.91 ID:RZyHEf9AO
>>761 新日本プロレス所属の井上亘の必殺技、意味は知らん
技は普通だが当人の華のなさと空気の読めなさは一級品
768 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 09:53:58.01 ID:1hO9zxHy0
山道を登りきり洞窟を抜けると急に開けた場所に出た
こんなところに村があったなんて
「ようこそ旅の人、ここはチゾットの村だよ」
初めて聞く名前だな
まぁいいやとりあえず宿屋に・・・っておいどうした?
なんとスランが倒れた
さっきまであれほど元気に走り回っていたのに・・・
俺とデュクシはとりあえずスランを宿屋へ運びベッドに寝かせた
オラシオンフレイム
相手の足を四の字にしてファルコンアローの形で落とす、変型のスタガリンブロー。
DRAGON GATEのCIMAが使うパーフェクトドライバーと同型と思われがちだが、指の角度が違う。
771 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:56:12.02 ID:MCeJoA4mO
デュクシの子か…
ただの高山病なのかそれともつわr
しえん
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:58:38.84 ID:md6DKwlOO
オラシオン=祈り
祈りの炎
僧侶を極めた焚きニーには合ってると思う
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:58:43.29 ID:FaR27tId0
デュクシが手を出したら全国のモンスター爺の知り合いにフルぼっこに
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:59:16.66 ID:qhN+9Vv8O
>771
しね
市ねじゃなくてSHINE
776 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 09:59:35.79 ID:MCeJoA4mO
もしくは進化フラグ…
今は幼女…
つBボタン
使いたい奴は使え
777 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 10:00:30.90 ID:1hO9zxHy0
スランの額に手をやる・・・熱い
どうしてこんなになるまで・・・
「バキ・・・ゴメンね」
謝らなくていいんだ、謝るのは俺のほうだ
フレイムオラシオン覚えて浮かれて、お前の様子に気づかなかった
「あのね、最近ね・・・体がね、少し・・・おかしいの」
変異した当初、140センチの小さな少女だったスランは
今では15歳くらいには見える、身長160センチ近い美しい少女へと姿を変えていた
一体何がスランに起こっているのだろうか?
俺はスランが眠った後
一人モンスターじいさんの所へ向かった
778 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:00:36.14 ID:RZyHEf9AO
意味知らんかったけどなんかいいことした気分になってきた
ついに俺の子が生まれるのか
780 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 10:02:04.59 ID:1hO9zxHy0
すまん技名間違えたwww
でもこっちの方がなんかぽいからこれでいくね
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:03:51.72 ID:qhN+9Vv8O
>>777 まぁまて160センチって中々にでかいぞ
見た目15はどうよ
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:04:19.76 ID:hdb49JlA0
>>769 サンクス
だが全く憶えてないwwwww
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:04:41.62 ID:dfRuLw52O
語呂的にはオラシオンフレイムのがよくね?
784 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 10:09:44.95 ID:1hO9zxHy0
「・・・そうか」
モンスターじいさんは難しい顔をしている
「おそらく・・・じゃが、心に体の成長が付いていかないのじゃろう」
どういうことなんだ?
「お前さんと過ごしているうちにスランは」
「お前さんと同じ人間になりたいと強く願いそして実際に人の姿になった」
「しかし、スランとお前さんは見た目だけで見れば年も離れているし」
「はたから見れば親子にしか見えん」
「スランはそれでは嫌なんじゃ」
「もっとお前さんの役に立ちたい」
「もっとお前さんと対等になりたい」
「もっとお前さんに見てもらいたい」
それって・・・?
『スランはお前さんに愛されたいのじゃよ』
785 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:10:34.05 ID:MCeJoA4mO
マダンテとメドローアってどっちが強いんだろ
786 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:10:36.15 ID:qhN+9Vv8O
オラシオンフレイムだとフレイムに焦点があたるから放射系にもとれる
フレイムオラシオンなら炎の〜と言う感じで属性辞っぽい
さながら剣を構える様が祈りの姿のようだとかでどうよ
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:14:51.05 ID:osKukj9/O
>>785 MP次第じゃないかな
MP900のマダンテ>メドローア>MP15のマダンテ
788 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:15:29.05 ID:MCeJoA4mO
今さら気付いたがライアンとホイミンもそっち系の関係だったのかな
789 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 10:16:24.75 ID:1hO9zxHy0
・・・俺は言葉が出ない
「つまりお前さんに愛されたいがゆえに気持ちばかりが先走っている」
「しかし、それは変異を起こしやすいブルーメタルの肉体をもってしても、
「おそらく追いつけないほどなのじゃ」
「そのせいで心と体のバランスが崩れたんじゃろう・・・」
・・・どうすれば?どうすればスランは・・・・?
「そのままでいいと、焦る必要は無いと、諭してやるくらいしかないのう・・・」
「スマンのう、肝心なときにろくなアドバイスが出来ないとはモンスターじいさん失格じゃ」
俺はチゾットに戻った
ホイミン「ライアンさん…あんた、変わっちまったよ。」
791 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 10:21:48.17 ID:1hO9zxHy0
チゾットの宿屋に戻るとスランは既に起き上がっていた
「心配かけてごめんね」
申し訳無さそうな顔でこちらを見ているスラン
大丈夫だ、気にするな
「ありがとう・・・バキは優しいね」
笑ったスランの顔に胸が高鳴った・・・
何を考えているんだ俺は?スランは魔物で、スライムで・・・何より俺の相棒だ!
「どうしたの?顔が赤いよ?」
な、なんでもない!ちょっと風に当たってくる
俺は宿屋の外に出た
「・・・どうしたのかな?バキ怒ってるのかな?」
792 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:24:58.55 ID:hdb49JlA0
デュクシはなにしてるんだwwwww
793 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 10:25:22.37 ID:1hO9zxHy0
つり橋の上で頭を冷やす
山特有の冷たく強い風が俺の頬の火照りを鎮めてくれた
眼下には城が見える
あれが恐らくグランバニアなのだろう
俺は目的地の再確認をしたことで気持ちを引き締めなおした
今は余計なことを考えている暇は無い
まずは目の前のやるべきことに集中しなければ!
794 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 10:26:10.02 ID:1hO9zxHy0
>>792 デュクシなら今俺の部屋でシャワー浴びてるよ
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:26:37.58 ID:MCeJoA4mO
スラン→告白→焚き火
焚き火→断る→スラン
デュク→慰め→スラン
デュク→ニヤニヤ→焚き火
スラン→合体←デュク
796 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:27:27.55 ID:hdb49JlA0
>>794 モンスターじいさんは俺の横で安らかに眠ってるよ
メッサッーラッ!
798 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 10:32:01.07 ID:1hO9zxHy0
二日ほどチゾットで休みスランの体力も回復した
俺たち一行は装備とアイテムを整えると下山するべく
再び洞窟内へと入っていった
下りの洞窟は登りの時よりもモンスターが強い
心してかからないと足元をすくわれかねない
しかもこの洞窟広い、とにかく広い!
なんか落とし穴落ちた先に道があったりして進みにくい
ていうか進んでるのか進んでないのか分からなくなる・・・
とか言ってたらまた落とし穴かよ
ひゅ〜ん、ドスン!
ん?何か踏んだ?
「ちょっと〜、マジで痛いんですけど〜!」
799 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:33:04.97 ID:hdb49JlA0
メッサーラきたか!
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:33:52.21 ID:osKukj9/O
マホトーンマッチョきたかww
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:34:42.28 ID:MCeJoA4mO
汚ギャル期待
802 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 10:35:26.47 ID:1hO9zxHy0
慌ててその場から離れると・・・
「つーかいきなり落ちてくるとかマジKYなんですけど〜」
なんか全身真っ赤で角はやした魔物が女口調で喋っている
正直生理的に受け付けない
俺たちは無視して逃げようと思ったのに
「逃げるとかマジひどいんですけど〜」
何かメラミが一杯飛んできて死に掛けた
803 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 10:36:18.57 ID:1hO9zxHy0
安価
メッサーラの名前
>>808 そしてもう少し書いたら仮眠取る
マッガッーレ!
メッシャアアアアアア
806 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:37:49.34 ID:OkdQWdExO
ダミアン
807 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:37:58.76 ID:hdb49JlA0
よしこ
よしお
809 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:38:19.10 ID:OW4thnQSO
マリア
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:38:31.35 ID:qwgp7gx50
・・・
神山満月ちゃん
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:38:59.09 ID:MCeJoA4mO
メッシー
フィンガーフレアボムズ思い出した
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:39:10.29 ID:hdb49JlA0
共鳴した…
814 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 10:39:32.76 ID:1hO9zxHy0
>>808 よwwwしwwをwwwww
GJ過ぎる
てかみつことか日本語名期待してたらそれを超える結果となったwwww
俺の中でメッサーラははるな愛っぽい感じ
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:42:15.99 ID:MCeJoA4mO
>>815 ありがとう
俺のよしをもそれに決定した
818 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:42:51.47 ID:cxY/BhVjO
支援
819 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:44:20.97 ID:C5tJHHMZO
シェーン
820 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 10:46:04.27 ID:1hO9zxHy0
数分後・・・なぜか正座させられている俺たち
目の前では先ほどの赤い羊が説教かましてる
「だから〜せっかくわたし〜モンスターおじいちゃんに頼まれてきてあげたのに〜」
「いきなり人の上に落ちてきた上に〜逃げ出すとかマジ無神経って言うか〜」
「もうなんかよしおがっかり〜」
・・・ヤバイ、初期のデュクシ以上に体が受け付けないwww
てか何?よしおとかwwwwww死ねよwwwwww
「ていうわけで〜、まぁ頼まれたモンは仕方ないから仲間になってあげる」
要約するとスランの身を案じたモンスターじいさんがこのよしおを寄越してくれたらしい
どうせならゴレムス寄越せよゴレムス
よしおはデュクシが気に入ったのかデュクシに熱い視線を送っている
「きゃ〜、超イケメンじゃん!マジタイプ!マジヤバイ!」
・・・初めてイケメンじゃなくて得をしたと思った
名付け親ながらクソワロタ
822 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:47:18.53 ID:osKukj9/O
デュクシざまぁwwwww
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:51:13.65 ID:xwYL7eJj0
824 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 10:52:26.94 ID:1hO9zxHy0
よしお
LV 20
HP 174
MP 59
ちから 115
すばやさ 81
かしこさ 68
うん 55
じゅもん
マホトーン
メラミ
ラリホーマ
ザキ
ザラキ
よしおは出来る子です
825 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:52:32.64 ID:RZyHEf9AO
826 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:53:17.27 ID:p/uT15QHO
スラン→焚き火
よしを→デュクシ
うん、何も問題ないな
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 10:57:27.95 ID:FaR27tId0
スラン→焚き火
よしを→デュクシ
デュクシ→焚き火
俺→スラン
全く問題ないな。
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:00:43.11 ID:xwYL7eJj0
スランボー(♂)
「問題ない」
831 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:05:49.14 ID:Q48gR/YM0
スラン可愛いな
832 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 11:10:19.77 ID:1hO9zxHy0
833 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:11:48.26 ID:xwYL7eJj0
834 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:12:16.15 ID:H6Pj3z1WO
うめえwww
ところで
何時から何時まで仮眠か?
このスレで完結できそうか?
どのくらいの時間に完結しそうか?
を教えて欲しい
836 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:12:41.02 ID:tHiw7BCo0
837 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:13:03.03 ID:bpJqRsSN0
838 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:13:08.90 ID:xwYL7eJj0
>>832 そんなのデュクシがうらやましくなっちまう
840 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:14:22.24 ID:rSOhFeQtO
よしおはトリコに出て来た「〜だし」とか使いまくる女みたいなイメージ
841 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:14:41.26 ID:qhN+9Vv8O
>>832 なにいってんの
ダメだよ人面は例えイメージでもスラン以外許されないよ
842 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 11:14:51.29 ID:1hO9zxHy0
何はともあれ4人パーティーになった
ちなみに並び順は
俺→スラン→デュクシ→よしお
という並び
よしおがデュクシの後ろを頑なに譲らなかったのでこうなった
洞窟内では何度か迷ったものの
新加入のよしおのおかげでなんとか下山することが出来た
途中でデュクシがミミックのザラキで死んだけど
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:15:05.78 ID:bpJqRsSN0
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:16:59.37 ID:p/uT15QHO
あぁ、確かにシルフィだとイメージしやすいのね
きゅいきゅい
845 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 11:18:22.23 ID:1hO9zxHy0
>>835 駆け足でいいならこのスレで完結させる
次スレ立てると嫌がる人もいるだろうし
ただ個人的には最悪パー速いってでも満足するもの書きたい気持ちはある
仮眠は1時間くらい十二時から取るつもり
俺13時間くらい書きっぱなしだわwww
今日中には完結させるお!頑張るお!
な?可愛いし中身はガキだし魔物だし青いし
>>845 自分としてはパー速でも
>>1が納得いくまで書いてほしいな
このスレが埋まったらパー速に立てるとかにするのが良いのかな?
848 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:21:15.53 ID:gc6FOnOWO
しえん
頑張ってくれお
849 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:21:25.39 ID:mq3SRwBTO
追いついた
850 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:22:00.43 ID:p/uT15QHO
駆け足は嫌だな
良い話だから納得のいく物を書いていただきたい
851 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 11:22:08.99 ID:1hO9zxHy0
遂に洞窟を抜けた
洞窟の出口にはなぜか吟遊詩人が一人うろついていた
「今から数年前、一人の男性が幼い子供を連れてこの洞窟へと入っていきました」
「あの人は今頃どうしているのでしょうね?」
パパさんのことだ・・・パパさんはやはりこの道を通ったのだ!
俺ははやる気持ちを抑えグランバニア城へと向かう
あの城にはきっとパパさんに関する手がかりがあるはずだ!
852 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 11:23:50.84 ID:1hO9zxHy0
何かこういう長スレって何スレ以内に収めるならおkみたいな決まり無かったっけ?
できればそのスレ以内に収められる範囲でこっちで書きたいんだが・・・
853 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:24:27.56 ID:tHiw7BCo0
俺もパー速でもいいから納得いくまで書いて欲しいわ
とROM専が申しております
854 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 11:27:43.07 ID:1hO9zxHy0
城に着く・・・俺はなぜか緊張しながら場内へと脚を踏み入れた
場内で見覚えのある顔を見かけた・・・あれは・・・サンチョ!?
サンチョに声をかける
「はて、どちらさまでしたかな?」
俺だよ、サンタローズでは世話・・・になったようなならなかったような・・・
「・・・あぁ!まさか・・・」
思い出したか?
「ダンカンさん?」
ちげぇよ馬鹿!!
>>852 ちなみに今で何割くらいだろう
そんなルールあったっけか?
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:29:55.42 ID:s+F7ly4ZO
857 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:34:30.74 ID:bkKxSC140
追いついた
支援
858 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 11:35:33.91 ID:1hO9zxHy0
「あぁ何だいつも焚き火してた何とかさんですか」
そうそう、やっと思い出したか
「残念ですが・・・城内は焚き火禁止ですよ?」
知ってるよ!俺そんなに常識無く・・・いや無かったな・・・うん無かった
「それでサンタローズからわざわざこんなところまでどうしたんですか?」
ああ・・・
俺はパパさんのことをサンチョに話した
「・・・旦那様はやはり・・・では、坊ちゃんも?」
俺は答えられない
「・・・そうですか、わざわざありがとうございます」
気丈に振舞ってはいるがサンチョは今にも崩れ落ちそうだ
サンチョ・・・気持ちは分かるんだが一つだけ教えてくれ
「・・・何でしょうか?」
パパさんの故郷を知らないか
「故郷でしたらもうあなたは既に見つけておりますよ」
えっ?どこだよ?
「ここ、グランバニアの先代の王は旦那様・・・いいえパパス様なのですから」
な、なんだってー!?
859 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:37:39.94 ID:dfRuLw52O
な、なんだって煤i°Д°)!タタタ、タタ、ジャジャーん!!!
860 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 11:37:54.87 ID:1hO9zxHy0
>>855 今で八割弱くらいかな?
前にSSスレ立てたときに誰かに3スレだか5スレだかを超える場合は
パー速に行けみたいなことを言われた
861 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:38:04.67 ID:+L3UWStmO
しえ
862 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:38:37.95 ID:HNug6xjEO
テッテレー!
863 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:39:45.18 ID:L4+FjYNpO
何スレとかじゃなくてパート化する時点でバー速行きだろ
864 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 11:41:42.46 ID:1hO9zxHy0
そうか・・・ここが・・・このグランバニアが
パパさんの故郷だったのか
「ええ、先代パパス王は魔物にさらわれた王妃を探すために」
「弟のオジロン様に王位を譲り、自ら王妃を探す旅に出たのです」
「当時まだ幼かった坊ちゃんを連れて・・・」
そうか・・・そうだったのか・・・
ありがとうサンチョ
俺は急いで城の外へ出るとルーラを唱えた
行き先はラインハット・・・あっやべ、俺ラインハット行ってことねえやwww
865 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 11:42:37.55 ID:1hO9zxHy0
>>863 ああ、そうなのか
じゃあやっぱパー速行くか
866 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:42:53.17 ID:RXrYIX52O
パー速に避難所作ってvipでスレ立ててるssスレとかもあるから好きにやれば?
別にながーいわけでもなく3日とかで終わるならvipでやればいいんじゃないの
868 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:44:55.48 ID:wKfrtFCm0
869 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 11:48:09.69 ID:1hO9zxHy0
仕方なのでサンタローズまで行きそこから歩きでラインハットを目指す
ラインハットに着くと早速城内へと入り以前はなした兵士を呼んでもらう
「おぉ、君か!しばらく見ないうちに随分と雰囲気が変わったな!」
良かった兵士は俺のことを覚えてくれていた
俺はパパさんの故郷を見つけたことを話す
「そうか・・・それじゃあ約束を果たそう」
兵士はあの煤けた紙切れを取り出した
「これは君に託そう」
俺は紙切れを握りしめる
「それと君には朗報・・・なのだろうか」
「パパスどのの息子は恐らくまだ生きている」
この
>>1の速度ならパートスレでもかまわないと思う
どうでもいいことをどうでもいい惰性で続けてるパートスレなんていくらでもあるし
871 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:51:49.61 ID:xwYL7eJj0
あらされてgdgdになるまえにパー速でいいんじゃねーの
873 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 11:55:56.12 ID:1hO9zxHy0
話を聞くとラインハットの兵が王子の捜索の途中
良家の子供をさらって奴隷として使役しているという噂を聞いたらしい
真相を確かめるべく調査したところ各地で
名のある人間の子供たちが誘拐されていたとのこと
なぜ、子供をさらうのだろうか?
「何でも魔物たちは勇者を探しているらしい」
勇者?なるほど
勇者ともなればそれなりの血筋の家に生まれるものだろう
つまり勇者を見つけるために位の高い家柄の人間の子供を
さらっていたというわけか
紫も本来であればグランバニアの王子だ
魔物は知ってか知らずかは分からないがラインハットの王子とともに
紫をさらったのだろう・・・
874 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 11:56:40.86 ID:pYB/yazkO
まあ変な自治厨がわいて
>>1が迷惑ならパー速行くんでもいいし、ここに残るんでもいいんじゃないか
875 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 11:57:47.58 ID:1hO9zxHy0
じゃあスマンが今回はここで次スレ立てさせてもらう
どうせ次スレで確実に終わるし
我がままいってゴメンなみんな
把握したぜ
877 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:00:09.32 ID:tHiw7BCo0
了解だぜ
878 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 12:03:52.81 ID:1hO9zxHy0
どうやら、俺にはまだやらなくちゃいけないことがあるらしい
「パパス殿の息子を探すのか?」
俺は頷く
「前にも聞いたけどどうしてそこまで君はパパス殿に拘るのかね?」
・・・言われてみるとおれ自身にも良く分からなかった
正義感とか、勇者とかそんなことを言われても凡人の俺にはピンと来ない
ただ、どうしてもこの気持ちに理由をつけろというのなら
「やりたいから・・・ですかね」
俺は笑ってそう答えた
第四章「ニートと不愉快な仲間たち(ただしネトゲ内に限る)」
終わり
879 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:04:37.91 ID:gCY7yFGh0
そりゃっうりゃっ
880 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:05:55.59 ID:pYB/yazkO
とりあえず乙!
881 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 12:07:33.06 ID:1hO9zxHy0
第四章が終わりましたよっと
それじゃあ恒例の質問に答えてから仮眠を取ることにしよう
「必殺技ww」
どっちがいいかな?俺敵にはフレイム〜の方が気に入ったんだけど
「メッサーラ可愛いとか・・・」
いや、だって可愛かったら書いててテンション上がるだろ
「後どんくらい?」
後4〜5時間で終わらせられたらベスト
最悪夜までには・・・
ほかにありますか?
今後仲間を増やす予定
今後命名等の安価予定
883 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:12:47.36 ID:hdb49JlA0
ビアンカの登場予定
884 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:12:52.75 ID:pYB/yazkO
ロト紋のキラとヤオで抜いた俺に一言
他のSSはどこ行ったら読めますか?
DQ3やるなら最初どのメンバーで始めますか?
このスレを見るために外出できなくなったwwwwww
俺はフローラ派だがもちろんフローラ派だよな
888 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:13:39.40 ID:bpJqRsSN0
889 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 12:14:32.59 ID:1hO9zxHy0
>>882 仲間あと一人増やすよ
今度は人間限定でね
命名もやるだろうな
デュクシの職ぎょ・・・ゲフンゲフン
890 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:15:21.55 ID:pYB/yazkO
フローラとか言ってるやつ全員表出ろ
>>888 次スレで終わるみたいだから
このスレ終わるまで待って、んでオートリロードで外出だなw
892 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:17:20.35 ID:/JRnzl0bO
DS持ってないけどデボラには心惹かれる
おいついた
がモンスターのかわいさと女の子のかわいさを重ねたらダメだと思うんだ
それはホイミンを擬人化するくらい
894 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 12:17:45.15 ID:1hO9zxHy0
895 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:19:01.23 ID:wKfrtFCm0
897 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:19:56.90 ID:wKfrtFCm0
>>892 ありがちなツンデレを期待したら失望する
ハルヒとかアスカくらい自分勝手で図太くてメンヘラな女をイメージするといい
黒髪おかっぱ赤リボンの娘の破壊力はぱないが
しかしこれで8割っつーと王子探してラスボス倒して終わりだな
ラスボスいんの?
900 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 12:23:42.79 ID:1hO9zxHy0
>>885 みんな大好き7×さんに全部ありますよ
後ハム速にひとつかふたつのってたきが・・・
もし読みたかったら作品名晒すよ
>>886>>888>>891 このスレ書くために俺は好きな子が参加する新年会を諦めた
>>887 ルドマンの贈り物ウマー
>>890 だが断る!!
そんな俺は金髪幼女萌え
>>892 いかにもなツンデレで萎えるどころかギンギンでした
デボラの同人買いに行ったら少なすぎて泣いた
901 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:23:46.10 ID:Q48gR/YM0
スランをくれ
903 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:26:22.44 ID:joLgd72bO
作品読みたいです
タイトルplz
残り100レスで展開予想しようぜ!
俺はスランフラグには何かパプワ君的なものがあると思う
905 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:28:27.69 ID:Q48gR/YM0
予想はよそう
906 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:29:19.93 ID:pYB/yazkO
予想はやめようぜ
907 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:30:09.78 ID:rSOhFeQtO
何故厨房はすぐ予想したがるのか……
vipでパートスレするからにはそれくらいハプニングがつき物なんだぜ
909 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:30:56.39 ID:tHiw7BCo0
910 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:30:59.77 ID:joLgd72bO
何故この時間に厨房が…
911 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:31:56.35 ID:M9mFxlbj0
冬休みはもうないんだよ
天空の花嫁選びって同人ゲーが良いと聞いた
デボラ好きにはたまらんとのこと
914 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 12:33:54.45 ID:1hO9zxHy0
915 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:36:59.86 ID:pYB/yazkO
次スレ立てることになったやつは
スレタイに「天空」は入れよう。検索のためにね
916 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:37:07.65 ID:Q48gR/YM0
>>914 スランはやっぱ焚き火ニートのものですか・・
じゃあ僕は伊藤千佳ちゃんとお買い物でも行くかな
917 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:37:33.46 ID:xwYL7eJj0
ツーかおきたら>.1が立てればいいじゃん
918 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:38:23.46 ID:pYB/yazkO
まあなるようになるか
919 :
◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 12:39:55.32 ID:1hO9zxHy0
>>903 7×
ロマサガ3「緑頭のもれが世界が破滅しない程度に頑張る」
女「そんなとこにいないで入ったら?」
男「ようこそ能無し堂へ」
ハム
女「用件を聞こうか」
拙いものばかりだがよかったら読んでみて
920 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:40:46.45 ID:p/uT15QHO
921 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:41:14.21 ID:joLgd72bO
922 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:41:39.36 ID:/JRnzl0bO
>>898 アスカみたいなの好きだからDS買ってくるわ
923 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:43:30.66 ID:pYB/yazkO
以下ドラクエ5の嫁について熾烈な議論をお送りします
924 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:43:38.00 ID:wKfrtFCm0
フローラの一点張り
926 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:47:01.55 ID:joLgd72bO
緑頭のって詩人に萌えるスレかwあれは面白かった
928 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:48:00.86 ID:p/uT15QHO
むしろまとめwikiをお願いしたい勢いだが俺が言う事じゃないな
929 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:48:03.94 ID:wKfrtFCm0
930 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:48:11.80 ID:pYB/yazkO
俺はビアンカ以外認めんぞ
やっぱフローラだよな
ビアンカなんかスイーツ(笑)臭がする
932 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:50:15.04 ID:mEqeu1xcO
サンチョが一番だ馬鹿!
933 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:50:33.43 ID:pYB/yazkO
初めて読んだ同人はビアンカだったな
そういえばサンチョと主人公が絡んでる同人とかあったな・・・
一晩限りですぞ・・・みたいなやつ
935 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:50:49.34 ID:Q48gR/YM0
ビアンカ意外ありえないと思ってたけど
フローラを嫁にして会話しまくってたらフローラもありだと思った
938 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:53:59.87 ID:mEqeu1xcO
939 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:55:37.42 ID:wKfrtFCm0
>>935 アナちゃんがプリン買ってきてって言ってるからよろしく
941 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:56:19.09 ID:wKfrtFCm0
>>938 あんまり俺も覚えてないwww
ぼっちゃん・・・まるで昔のパパス様のように求めて・・・
今晩限りですぞ・・・みたいなの
943 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 12:57:49.72 ID:Q48gR/YM0
>>937 あの会話システムって凄いよな
あれのせいで「よーしオジサン今回はフローラちゃんでいっちゃうぞ〜」
って思ってもポルポル状態になるから困る
944 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 13:03:33.91 ID:mEqeu1xcO
945 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 13:12:59.54 ID:HNug6xjEO
あらやだ
946 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 13:25:07.19 ID:dfRuLw52O
947 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 13:27:59.11 ID:64+Nq4QtO
おもすれ〜
948 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 13:35:39.40 ID:Vyp6pUYm0
ほしゅ
949 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 13:44:20.78 ID:Vyp6pUYm0
定期age
950 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 13:50:12.26 ID:Vyp6pUYm0
age
951 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 13:52:25.32 ID:pYB/yazkO
DS版やったことないんだけど
ビアンカ選んだ時の初夜イベントってどうなったの?
952 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:00:18.56 ID:sIeFLkYu0
保守☆
あとスランは俺の嫁。
なんとなく投下、読みたくない人はNGID推奨
ブルーメタル・スライム=始まりの魔物=全ての魔物の母たる存在
人間を含む全ての動植物の始祖=原始生命とは別個の生命体の源
惑星外知的生命体(つまり宇宙人)である天空人がもたらした生命の種
天空人はドラクエWからの世界に二つの生命の種を巻きどちらが優れた
種であるかを競わせることにした(より優れた方の種を後継者にするため)
ブルーメタル・スライムには分化の力、原始生命には進化の力が与えられた
分化の力はあらゆる姿形・能力・性質を持つものへの無限の変化と増殖力を
進化の力は時間はかかっても確実により強く、より優れたものへ変化する力を
二つの力の、どちらが究極の生命を担うに相応しい力か、それは生存競争だった
やがて分化の力はあらゆる魔物の中で究極の力と技を備える王を生み出す
しかし魔物の王は自らの力に満足せず更なる力を求め、自らを生み出した力と
対を成す力・進化の力までも我がものとするため、進化の秘法を作り出した
分化の力と進化の力、その両方を手にいれた魔物の王・エスターク、しかし
その進化の秘法も完全なものではなく、暴走を始める。これを危惧した天空人は
このゲームの「リセットスイッチ」であるマスタードラゴンを用いて、エスタークを封印
しかし進化の秘法そのものの存在を抹消することまではできなかったため、
マスタードラゴンを常駐状態で天空城へ配置し、世界の監視を強めることにした
時は数百年が過ぎ、一人の魔族が進化の秘法を再び世の中へ蘇らせることとなる
(ドラゴンクエストW⇒X)
955 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:07:00.97 ID:Vyp6pUYm0
保守あげ
956 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:10:45.15 ID:wVr4CVwWO
これは期待しています
エンディングが想像つかないから
すげー楽しみ。
保守。
※飛ばし推奨※
何にでもなれる力と、何かになろうとする力
不可能はない力と、不可能を可能にする力
魔王に与えられた力と、勇者に与えられた力
究極の全能性と、究極の可能性
その狭間にある人間、焚き火ニート
その両方を持つ魔物、スラン
という妄想
※飛ばし推奨※
オナニーしたいんなら人にみせつけんじゃねえよ厨房が
見たくないならNGID推奨といったはずだよ
その後まで責任は持たんよ
962 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:23:41.39 ID:hdb49JlA0
これは酷い妄想www
これはつまらん
なんというか
つまらんの一言に尽きる
スレが残り少ないし
>>1が予定変更伝えに来たりするかもしれんだろ
NGにすりゃいいってもんじゃない
☆
そりゃただの保守レスもスレ消費という点で一緒のはずだよ
これは嫌だったら避ければいいといって
みんなが通る道の真ん中にうんこをしていくレベル
何故良スレになると、
こういった設定泥棒というかオナニーレスする奴出てくるの?
最悪なことに糞つまらねーし。
何がNGしろだよ。書き込むんじゃねーよ。
つまる、つまらないは読んだあとの判断でしょ
読みたくなければNGIDと繰り返した上で読んでるんだから自己責任
969 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:29:39.94 ID:pYB/yazkO
904 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/01/13(火) 12:27:48.62 ID:XahvZO200
残り100レスで展開予想しようぜ!
俺はスランフラグには何かパプワ君的なものがあると思う
908 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/01/13(火) 12:30:45.65 ID:XahvZO200
vipでパートスレするからにはそれくらいハプニングがつき物なんだぜ
912 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/01/13(火) 12:32:05.84 ID:XahvZO200
>>909 NGIDにすればいいだけなんだぜ
961 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2009/01/13(火) 14:23:39.44 ID:XahvZO200
見たくないならNGID推奨といったはずだよ
その後まで責任は持たんよ
いい加減にしろお前
970 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:29:41.14 ID:hdb49JlA0
なぜこんな気持ち悪い妄想をしてしまうのか。
↓ご意見をどうぞ
俺が悪い
わっふるわっふる
973 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:30:49.82 ID:IEfaEh8GO
スラン『そろそろ減速しよっ♪』
914 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 12:33:54.45 ID:1hO9zxHy0
>>902 立てる人に任せる
そうだな、寝てる間に落ちてたらあれだから次スレは
>>984に頼んだ
>>901 むしろ俺が欲しいんだがww
977 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:32:49.96 ID:hdb49JlA0
ksk
978 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:33:39.69 ID:qhN+9Vv8O
加速する意味あんの?
979 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:33:57.85 ID:tzoQd8rCO
ksk
980 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:34:28.54 ID:qhN+9Vv8O
かす
とりあえずスレの空気を変えたいksk
982 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:35:37.14 ID:qhN+9Vv8O
さ
さ
ksk
985 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:36:23.94 ID:tzoQd8rCO
誰がかくんだ?
986 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:36:24.13 ID:qhN+9Vv8O
もろた
987 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:37:08.14 ID:wKfrtFCm0
990 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:38:49.21 ID:qhN+9Vv8O
991 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:39:05.01 ID:wKfrtFCm0
同じスレタイだと
>>1もさがしやすいと思って勝手に立てた
992 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:39:44.89 ID:pYB/yazkO
まあID:XahvZO200が立てるよりはマシ
埋め
995 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:40:27.51 ID:xngvW3i6O
996 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:40:52.38 ID:hXRIhgTA0
998 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 14:41:42.13 ID:qhN+9Vv8O
かそ
1000なら
1001 :
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>>1 そっヵ、残念やわ(´・ω・`)
お 付き合ってくだしあ>< 今から元カノに痛メする
>>3 ウチは高校生だぉ☆
>>9 うはwwこれがVIPクオリティw
∩∩ V I P は ぼ く ら の 時 代 だ !! V∩
>>2 自重しろwwwww Be
ハ (7ヌ) (/ /
>>7 ブラウザゲーやらないか?
ル / / ∧_∧ || モリタポ
ヒ / / ∧_∧ ∧_∧ _( ゚ω゚ ) ∧_∧ || 埼
>>5 2chって有料なんですか?
\ \( ゚ω゚ )―--( ゚ω゚ ) ̄ ⌒ヽ( ゚ω゚ ) // 玉
>>6 え?俺マジ貧乏なんだけど
\ /⌒ ⌒ ̄ヽ ゆとり /~⌒ ⌒ / O
>>8 お母さんに何て言えば
| |ー、 / ̄| //`i構って女/ F 安価で絵描くお
低 | 恋愛 | | 厨房 / (ミ ミ) | | F 14歳♀中学生処女だけど質問ある? ハ
年 | | | | / \ | | ム
齢 | | ) / /\ \| ヽ PCに詳しい人ちょっときて!!! イ ス
化 / ノ | / ヽ ヽ、_/) (\ ) ゝ | 電車男 ミ タ
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