どう見たって知事が正論であるが、
「普段は礼儀正しい彼が、あの時だけはなぜか興奮していましたね」
こう言うのは、会見場にいた別の社の記者である。
「周りはそんなにこだわらなくてもいいじやない、と冷やかに見ていました」
佐賀県側も、
「特定のこと(天皇招聘)に質問が集中するのはどうかと思います」(広報課)
と記者の姿勢に疑問を呈するが、県のホームページでこのやりとりが公開され
ると、2ちゃんねるなどネットの住民は大騒ぎ。
<敬語を知らない>
<礼儀をわきまえない>
などと次々に非難を浴びせ、記者の実名や、写真までネット上で公開するほど
攻撃はエスカレートした。
「節度を欠き不勉強」
記者は慶大からボストン大大学院を経て、毎日新聞に入社し、2年前に佐賀支
局に配属された。現在30歳で、今年、佐賀出身の日本人女性と結婚してぃる。
「講演会でしやべってもらったことがあります。彼が生まれた村では在日朝鮮人
の家は一軒だけ。キムチを食べて学校に行くと、"朝鮮人臭い、帰れ"と言われた
そうです。差別に対する問題意識を持ち続け、大学に入った時、日本名ではなく、
本名を名乗る決心をしたそうです」(知人)
今回の件で毎日新聞は、
「記者の質問は言葉遣いや態度に節度を欠くものがあった。海づくり大会も両陛
下のご出席と切り離せない行事だという認識も欠け不勉強」(社長室広報担当)
と平身低頭。他人事ながら読者離れが心配だ。
画像は下記から
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