ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら459.75

◆このスレは何？
ツンデレの妄想でひたすら萌え続ける場です。どんな形でもいいのでアナタのツンデレ妄想を垂れ流してください。
◆前スレ
ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら459.5
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1230871791/
◆まとめサイト (更新停止)
http://www.geocities.jp/tundere2ch/index.html
◆ツンデレ長編保管庫
http://www.geocities.jp/tsunderechohen/
◆過去ログ置き場
http://www.geocities.jp/indirect_kiss/
http://tunder.ktkr.net/
http://www.tndr.info/
◆長編まとめ
http://sntd.web.fc2.com/
◆SSまとめ
http://tunder.ktkr.net/ss/
◆ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら　専用掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/computer/21510/
◆うｐろだ
http://tunder.ktkr.net/up/
携帯からはこちら
写メうｐろだ　 http://kjm.kir.jp/index.php
◆お題作成機
http://f3.aaa.livedoor.jp/~fake/odai/sel.cgi
http://masa.s23.xrea.com/
http://maboshi.yh.land.to/tundere/

◆ツンデレって何？
「普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃつく」ようなタイプのキャラクターのこと。
◆このスレでよく使われる人物設定
男：デフォルトネームは別府タカシ。ツンデレに色々したりされたりする。
アッパー：デフォルトネームは椎水かなみ。感情表現豊かな基本形。
ダウナー：デフォルトネームはちなみ。ローテンションで「……」を多用して喋る。
お嬢：デフォルトネームは神野りな。お嬢様口調。というかお嬢様。
老成：デフォはまつり。「纏」と書く。わしは〜じゃのう等、古風かつジジ臭い言い回しをする。
尊大：デフォはみこと。「尊」と書く。自信に満ちあふれたような、偉ぶった言い回しをする。
関西：デフォはいずみ。関西弁で喋る。
ボクッ娘：ボクッ娘ツンデレ。一人称「ボク」。デフォルトネームは決まっていない。
勝気：気の強い男勝りツンデレデフォルトネームは決まってい(ry
無表情：無表情ツンデレ。デフォは決まっ(ry
中華：中華系ツンデレ。「〜〜アル」といった言い回しをするデフォは決(ry
幽霊：幽霊ツンデレ。憑依したりする。アッパーだったりダウナーだったりする。デフォは(ry

山田：クラスメイトとして使われることが多い。いわゆる友人A。なぜかVIPPER口調で描かれがち。
友子：クラスメイトとして使われる事が多い友人B。好奇心が強かったり世話好きだったりいろいろ。

※名前の由来などについてはまとめサイト参照

・上記の名前や設定はあくまでデフォルト。
・投下許可は求めなくていいですが、長編SSについては、投下前に宣言をしていただけると他のSSとのごちゃ混ぜ防止になるのでスレに優しいです。
・書き上がってから一斉投下してね。 書きながら投下はイクナイ。
・感想レスは励みになるので大歓迎。
・投下のタイミングは自分で見計らおう。投下直前にはリロードを心がけよう。
・もしスルーされても泣かないこと。
・投下後に殊更に感想を求めたり、レスが付かないからって自虐したりすると、ツンデレに嫌われます。
・みんなも多少のことは大目に見てスルーしよう。

>>1
乙んでれ！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 刀、　　　　　　　　 　 , ヘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／´￣｀ヽ ／: : : ＼＿＿＿＿＿／: : : : ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　,.　-‐┴─‐- ＜＾ヽ、: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }
　　　　　　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : :｀.ヽl____: : : : : : : : : : : : : : : : : : ／
　　　　　,.　-──「｀: : : : : : : : :　:ヽ: : : : : : : : :＼ ｀ヽ￣￣￣ フ: : : : :／
　　 　／: :.,.-ｧ: : : |: : : : : : : : :　　　 :＼: : : : :: : : :ヽ　 ＼ 　 ／: : : :／
　　　￣￣／: : : : ヽ: : : . . . . . . . . . . .､ ＼=--: : : :.i　 ／　/: : : : :/
　　　　 ／: : 　　　 ∧: ＼: : : : : : : : : : ヽ: :＼: : : 〃}/　　/: : : : :/　　　　　　　　 、
.　　　 /: : /　　. : : :! ヽ: : l＼_＼／: : : : :＼: ヽ彡: : |　　/: : : : :/　　　 　 　 　 　 |＼
　　　/: : ｨ: : : : :.i: : | 　 ＼!___／ ヽ:: : : : : : :＼|:.:.:.:/:!　 ,': : : : /　 　 　 　 　 　 　 |: : ＼
　　 / ／ !: : : : :.ト‐|-　 　 ヽ　　　　＼: : : : : l::::__:' :/　 i: : : : :{　　　 　 　 　 　 　 |: : : :.ヽ
　　 l/ 　 |: : :!: : .ｌ: :|　　　　　　　 　 　 ＼: : : l´r. Y　　 {: : : : :丶＿＿＿＿＿__.ノ: : : : : :}
　　　　　 l: : :ｌ: : :ﾄ､|　　　　 　 　 ､＿__,ィ ヽ: :| ゝ ﾉ　 　 '.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ／
　　　　　 |: : :ﾄ､: |: :ヽ ___,彡 　 　 ´￣´　　 ヽl-‐'　　　　 ＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : イ
　 　 　 　 !: :从ヽ!ヽ.ﾊ=≠'　, /////　///u /　　　　　　　 　 ￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　V　 ヽ|　 　 }///　 r‐'⌒ヽ　　イ〉、
　　　　　　　　　　　 　 ヽ､______ｰ‐‐' ィ´　/:/:7rt‐---､　　　　　　　こ、これは>>1乙じゃなくて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ィ幵ﾉ　./:/:./:.! !: : : : :!｀ヽ　　　　　ポニーテールなんだから
　　　　　　　　　　　　　　r‐'T¨「 |: | !:.∨:/:./: :| |: : : : .l: : : :＼　　　変な勘違いしないでよね！
　　　　　　　　　　 　 　 /: : .|: :|　!:.!ィ¨¨ヾ、:.:/　!: : : : l: : : : : :.＼

　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　　　　　 ｒヽ、　　　　　　　　 　 , ヘ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,r>>1ヽ ／　　＼＿＿＿＿＿／　　　ヽ、
　　　　　　　　　　　　　 ,.　-‐‐‐‐‐‐‐- !_:::::::r'"::ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　 }
　　　　　　　 　 　 　 ／　　　　　　　　 　 ｀ヽ、:::::ﾉ l____　　　　　　　　　　　　 ／
　 　 　 　 　 　 　 ／／　　　/　　i　　　　　　 ｀<、　 　　￣￣￣￣ フ 　 　／
　　　　　　　 　 , ' /　 / 　 /　 　 |　| i ヽヽ ＼　ヽ/ /　/　　　　　／　 　／
　　　　　　　　/　/ // 　 ｲ　　　 ,!　| |　|　',　　ヽ ＼／　　　　　/　　　/
　　　　　　 　 l　l　,'/ / / l　　　/ l　| !　l　 l　 ﾄ､ ヽﾊ　　　　 　/　　　/　　　 　 　 　　、
.　 　 　 　 　 |　| /!l ,.!‐!"l￣｀ /　|　|'i" |ヽ､|　,! |　 | |　　　 　/　　　/　　　 　 　 　 　 |＼
　　　　 　　　|　l/,.!l　| lヽ! -､/'| ,ｲ / ,!/|　ｲ / ! |　 |/　　　　,'　　　/　　　　　　　　　　|　 ＼
　　　　 　 　 | 　 ! |ヽl,ｲ´ 　 l｀ l/ !,' l 　 !ヽ///　!　,! 　　　　i　　　｜　　　　　　　　　　|　　　ヽ
　　　　 　 　 | |　'､!. 　l'､__cﾉ　　　　l._cﾉ /ｲ/　/／　　　　　{　　　丶＿＿＿＿＿_＿ノ　　　　}
　　　　,.-=三ヾ´) l ! 　 ! '"'"'"　　 , '"'"'"l l!　いちおつ！　'､　　　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　 　 !　 --┐!'l l　! 　 !　　　r―;　 　 ,.ｲ lヽ　　　　　　　　　ヽ_＿＿＿＿＿＿＿＿＿_／
　　　 l　　 ､=,!' l l　l l 　 l｀丶､ヽ ' ,.. イ l l　| ヽ
　　　,'　　　}' | // /∧　 | ｀ヽ､｀´/ 〉 |｜|　!　＼
　 　 l　 　 /,/, -<´ヽ"! /|ヽ､._　　 ' ﾄ,､_! | ∧　 ヽ
　　　|　　´|/ヽ 　 ';:::'; |'ヾ､｀ ｰ--‐'/ ヽ::ヽ- ､! 　 ＼
　　　l　 　 | 　 ヽi　l::::!　　　　　　　　　〉::〉 / |ヽ ﾄ､ﾊ
.　 　 |　 　 l　 　 | <-<　　　__　 　 　　ヽヽ'　 l ﾚ'　ヽ|
　　　 !　　　l　　 //― '´￣　 ｀'"ヾｰ'"￣｀i　､|
　　　 | 　 　 ト､_,!/_　　　　　　　! /　　　　ﾊ　 !
　 　 r|　　 　 !,!|=　＼　　　　　　 　 　 　　　}　|
　　 ,'. ! 　 　 / | 　 　 ＼ ,､　　/,.　　 　　　/　 l
　　 !､ !　　 /　 ﾄ,　　　　｀-!｀ヽ､　 　 　 ／　　 !
　　 ヽ＼　/　　 !|､______　　|　　 l｀丶＜-'=＝-､',
　　　ヽ　｀'　　 / !｀ヽ、 |｀ヽ!　　 l　　　　　　ヽ＼!
　　　 ＼　',　 / / ＼ 　 l　/　 　 |　　　　　　 　 ,!
　　　　　＼　／/ ! 　 　 l/　　　/　__,..__　　　　/
　　　 　 　 ｀/-/| ヽ ＼　` ー‐'"´　 ∧}` ー‐'

乙

>>1乙！
落ちたか…

もうツンデレはいいよ
時代は酔いデレ

落ちすぎだろ。
もうやばいか・・・？

前スレあっさり落ちたな

>>5は神崎？

お正月関係なく、Mまつりん新婚編いくよ〜。６レスもらいます。

　『ブリッジ』をご存じだろうか。もちろん橋のことでも、レスラーが首の鍛錬のためにやるやつでもない。トランプのゲームだ。日本ではあまり
馴染みのないものだが、外国ではごくポピュラーな遊びで世界大会までやってるんだから気合が入ってる。
　その日は朝から雪で、外出しようと燃え上がるモチベーションに噴射された消火剤の如き雲が、どんよりと垂れこめていた。幸い買い物に出る用
事もなかったので、家でごろごろと過ごそうと決め込んでいたのだが。
「OH!　マタですか！？」
「むぅ……やるのぅ」
「フフン、実際問題、ワタシに勝てるはずがないのデス」
　お隣に誘われて、ブリッジ大会をやることになった。ちなみにアパルトメントの隣室は日本大好きのエミリーとスティーブ。心細い海外赴任で、
数少ない心を許せるよき友人たちだ。俺の奥さんとも仲良くやってくれているし、なにより日本語が通じるのがありがたい。こうしてお互いの家
に遊びに行くこともしばしばだ。今はエミリーたちの家にお邪魔している。
　で、俺の奥さんの纏はさっきからしかめっ面である。三連続で負けていては、こうなるだろう。そもそも熱くなりやすい質なのだ。
「ふむ、そうですね。ここらで、チームでも変えまショウ」
　スティーブが提案する。
　ブリッジというのは二人組が二つの四人でやるゲームだ。相棒は、自分の向かいに座っている。つまり東西南北で言うなら、東西と南北の位置
に、それぞれのチームが座っているわけだ。
　スティーブは、それまで夫婦同士で組んでいたチームを、男女で分けよう、と言った。
「うむ、それがよい。どうもうちの亭主は厄病神のようじゃからな」
「ひでぇ」
　苦笑いは出るが、気分転換にはいいだろう。と、軽い気持ちでＯＫを出したところ、スティーブが暴走を始めた。
「ハッハー！　それでは、負けたチームはペナルティー・ゲームかましまース！」
「ペナルティー？」
　奥さんのエミリーが『またこいつは……』と言いたげな顔で、眉をあげた。青い瞳に冷たい色を滲ませて、夫を見る。
「またそのような、下らないことを言って……別府サンも困るでしょう？」
「いいや、それはいい案じゃ」
　以外にも、乗ってきたのは纏だった。
「厄病神と離れた儂らに、敵は居らぬ故な……くくく」
　妻の笑みが黒くて困る。とはいえ、何もなしというのもつまらないので、これも
「まぁ、いいよ。罰ゲームな。なんにする？」
「ふふふ、それは、後で勝利チームが相談して決めるということで……ペナルティーですから、それなりそれなりデス」
　スティーブは意味深な笑みをエミリーに向けて、トランプをシャッフルし始めた。

　ブリッジというゲームが日本でさして広まっていない理由として、ルールが少々込み入っているという点がある。一ゲーム内で前半を『オーク
ション』、後半を『プレイ』と分けそれぞれまったく違うことをするし、『トリック』『ダミー』『ディクレアター』『ビッド』など専門用語も
多い。さらに言えば、プレイヤーが四人で固定というのも、扱いにくさの一つだろう。麻雀もその点は同じだが、麻雀牌と違ってトランプは人数
が合わなければ違うゲームを始めることができるので、ますます影は薄くなってしまう。
　何を言いたいかと言えば、ゲームの状況をルール説明と共に逐一報告してはキリがないということなわけで、そこは省略して結果だけを発表し
たいということである。
　まぁ……厄病神は俺じゃなかったようで。
「くっ、これは、屈辱デス」
「まったくじゃ……」
　それぞれの伴侶の膝の上で唸っている女性陣を見れば、一目瞭然だろう。
　スティーブ提案の罰ゲームは、『旦那の膝の上でババ抜きを一戦する』というものである。
　ちなみに蘊蓄を語ると、英語圏でババ抜きは『Ｏｌｄ　ｍａｉｄ』という。この場合、ジョーカーはなしで、その代りにクイーンのカードを一
枚抜く。残った三枚のうち、どれか一枚がジョーカーの役割をするわけで、最後までペアの組めずに残ったクイーンこそが『Ｏｌｄ　ｍａｉｄ
（老嬢、オールドミス）』というわけだ。なんというか、皮肉効きすぎ。
　今回はジョーカーを加えた日本式のババ抜きということで話は落ち着いた。床にクッションを置き、俺の膝の上には纏、向かいにはスティーブ
とエミリーが同じように座っている。スティーブ曰く、
「こちらでは、床に座ることがあんまりナイので、こういうの、憧れデシター」
とのことである。
「早く引いてくれぬか。うちの馬鹿亭主が、耳元でハァハァ言うて敵わん」
「言ってないって」
「ま、待ってください……Ｕｈｈ」
　札を取る順番は纏、エミリー、俺、スティーブの順である。当然この体勢だと、夫から妻の札は丸見えになるため、せめてもの措置としてこう
なった。所詮は罰ゲームのゲームなのだから、どうでもいい気はするし、どれほど効果があるかも謎だが。
「ちょ、近い！　近い！　ヤドロク！」
「Ａｈ〜、マジ幸せデス」
　スティーブのラブラブ光線を少しでも食らうまいと身をよじるエミリーだが、当の本人はもう両手で完全に奥さんを抱きしめている。手札がエ
ミリーに見えているのもお構いなしだ。金髪にキスの雨を降らし、頬ずりまでしている。
「別府サン！　早く引いて！　この地獄を終わらせてクダサイ！！」
「はぁ、ゴクラクです。あのエミリーが、抵抗もせずにワタシの腕の中で……まさにエル・ドラド……」
「エル・ドラドはどうだろう」

　『楽園』というのが言いたいのだろうが。エミリーから手札を抜き、できた７のペアを捨てる。そのとき、こちらを見上げていた纏と目が合っ
た。
「どした？」
「な、なんでもないわ！」
　ぷい、と顔をそらし、それからすぐに、
「これ、スティーブ！　はよう引かぬか！」
「Ａｈ……終わらせたくない……この瞬間を、Ｆｏｒｅｖｅｒ……」
　完全に陶酔してしまっている。エミリーは真っ赤な顔で
「バカ言ってないで、早く引きなさい！！　ハズカシイ……！！」
と叫んでいる。そこでようやく手が持ち上がり、名残惜しそうに彼は俺の札を引いた。どれだけテンポよく回しても、結局この調子でスティーブ
が止めてしまうのだ。
「Ｏｈ……３が揃ってしまいまシタ……終局がまた一歩近づくのです……」
　力なく手札を捨て、さらにエミリーの腰に回した手に力を込めるスティーブ。俺も人並みには愛妻家のつもりだが、彼には遠く及ばない。普段
は『ナディアとナウシカは俺の嫁デス』などとたわけたことをぬかすアメリカンオタクだけどな。
　と、そこで再び纏が俺の顔をちらりと見た。
「……もしかして、纏もあんな感じにして欲しい？」
「そ、そんなわけあるかっ！」
「だよな」
　予想通りの答えにふとスティーブの方を見ると、彼はこちらをポカンとした顔で見つめていた。
「え？　何？」
「あ、イイエ。ベップさんは、纏さんをこうしたり、しないのデスか？」
「ん、まぁね。昔からの付き合いだし」
「そういえば、高校生の頃から……でしたっけ？」
　スティーブの手が止まったので、エミリーも休憩とばかりに会話に参加する。
「まぁね……」
「Ｏｈ、それならば、もう散々で飽きちゃったカンジですか？」
「はは……」
　曖昧な笑顔で返すと、纏も引き攣った笑みで答えた。
「タシカ、日本ではこういうとき、言う言葉があったような気がしマス」
「ん？　なに？」

　しばらく思案顔でいたスティーブは、それから思い出したのか、満面の笑みを浮かべて、高らかに告げた。
「リア充シネ！！」
「……」
「……」
　悪意がないだけに、救いもない。凍った空気に、彼はがっくりとうなだれた。
「もしかして、ワタシ、間違えました？」
「うん。っていうか、『死ね』って単語が来てる時点で気付こうよ」
「Ｏｈ　ｍｙ　ｇｏｄ！　エミリー、慰めてください……」
「んっ、な、何を言って、待って！　Ｗａｉｔ！」
　エミリーの首筋に顔を埋めるスティーブ……って、ちょっとほんとに待て。
「Ｏｈ、いけません……エミリーが可愛すぎです。ガマンが先っぽからチョロリと出そうなカンジです」
「我慢できてないから、それ！」
　本気でサカり始めるスティーブ。俺は纏と目くばせをすると、そっと立ち上がった。
「あの……お邪魔なようなので、私たちは、これで……」
「Ｎｏ！　見捨てないでクダサイ！」
「えっと……ごめん！　また今度！」
　纏の手を引き、『ハクジョーモノ〜〜〜！！』という叫びを背中で聞いて玄関を出る。
　そのまま、隣室の我が家へ。
　耳まで真っ赤になった纏を押し込むようにして、玄関へ入り鍵をかける。
「はぁ……危なかった」
「ま、まったくじゃな……スティーブが、あそこまでやるとは思わなんだ……」
　大きく息をついた纏だったが、俺は苦笑いして、その頭を撫でる。

「いや、危なかったのは、纏だろ？」
「な、なに？　なんの、ことかの？」
　とぼけては居るが、上気した頬や潤んだ瞳が隠せるはずもない。何しろ、昔からの付き合いだから。さっきあまりベタベタしなかったのは、
一つには、纏が人前でイチャつくのをかなり恥ずかしがる性質だからだ。
　そして、もう一つを確かめるべく、俺は遠慮なく、纏の胸に服の上から触れた。
「ひゃうっ！　や、やめよ、うつけっ！……んうぅぁ……」
「ふぅん……人の家で発情しちゃった人が言うのかな？」
「しておらんっ！　しておらんというにぃ……！」
　いやいやをするように暴れる両手を絡み取って、口づける。
「ふぁ……」
「……で？　実際のところ、どうなのよ？　俺の膝に座ってて、興奮しちゃった？」
「それは……お主が……悪い」
　ぼそぼそと間接的に肯定しておいて、胸に当てられた俺の手を取ると、お返しとばかりにキスをした。
「タカシに触れられるだけなのじゃ……それだけで、まるでスイッチが入ったように……儂は……ちゅぅ……」
　指先を咥えて、切なげに見上げてくる。こんな可愛い生き物が、俺の奥さんなんだぜ？　ギネス級の幸せ者だ、俺は。溢れそうな愛しさに耐
えきれず、俺も同じように祭りの指をく咥えて、吸い上げた。
「ちゅぅぅ……」
「あっ、んんっ……」
　途端に、まるで貧血になったように、ストンと腰が落ちる。
「ちょ、おい！」
　慌てて抱き上げるように体を支えると、溜まりかねたように俺の首にしがみついてくる。
「ひあぁ……んぅ……ご、ご主人様ぁ……」
「はは、完全にスイッチ入ったな……」
「はよぅ、寝室に……儂を、はよぅ……」
「今の纏の状況を、ちゃんと説明してくれたら、してあげる」
　ここで意地悪されると思っていなかったのか、切れ長の目が大きく見開かれ、切羽詰まった色がありありと浮かびあがる。渇いた喉が、水を欲
しがるように擦れた声を出した。
「んぁ……わ、儂は……」

「うん、纏は？」
「纏は……ご主人様に触れているだけで……余所様の家じゃというのに、はっ発情……してしまう……変態、です。ご、ご主人様の指に口づけて、
ご主人様に指を吸われて、それだけで立つことができなくなる……い、淫乱です……」
　そこで、ぐい、と両手に力がこもる。俺が体を支えている安心からか、右脚まで俺の太股辺りに絡めて、全身を擦り寄せてきた。
「じゃからぁ、ご主人様が、必要なのじゃぁ……ずっと、ずっと……ご主人様に苛めてんむっ！！」
　我慢できないのはこっちだっての。スティーブ達の前で、ずっと膝に時限爆弾を乗せているような気分だったのだ。
　纏の唇を吸い上げたまま、俺は纏を抱きかかえ、寝室に消えた。

　
　ちなみに、その夜。
　――ぎしっ、ぎしっ……
「……隣は何をする人ぞ、とは言うが」
　――ぎしっ、ぎしっ、ぎしっ、ぎしっ……
「確実に……アレじゃな」
「あれで仲はいいんだよな」
　――ぎしっ、ぎしっ、ぎっ、ぎっ、ぎっ……
「早くなったぞ、おい」
「知らぬわ、さっさと寝よ」
　――ぎっぎっぎっぎっ…………きしっ
「「終わったか……」」
　――――
　――――――ぎっ
「マジかよっ！？　もしかして、あれからずっと……？」
「……タカシ、その……」
「よし、みなまで言うな。襲っちゃるぞ」
「はぁ、もう一回……ご主人さまぁ……苛めてぇ……？」
　翌朝寝不足の夫婦が顔を合わせることになったというが、それはまた別の話で。

おしまい
あ、お巡りさん、あけましておめでとうございます。お年玉に鉛玉なんちゃって（ﾀｧｰﾝ!!

>>18
gj　纏かわいいよ纏

ここ最近の俺の死因は悶死ばかりだ

新ｗｗｗ年ｗｗｗ早ｗｗｗ々ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>18
帰省中で強制オナ禁中の俺にこれはキツイｗｗｗｗｗ

帰宅保守

>>1
乙ンデレ

また落ちたのか・・・

ほ。

年末年始もお仕事で、やっととれた休み。
その間、相手が出来なかった娘のワガママに付き合わされてくたくたに。
やっと寝かしつけたと思ったら、後ろに立つのは、さらにその間相手が出来なかった嫁。
http://www.uploda.org/uporg1902873.jpg

>>25
俺は感動した

>>25
鼻血出し過ぎて貧血気味だよ
あんたGJ過ぎだよ・・・
俺の血がそんなに欲しいのか・・・

>>25
これはいいｗｗｗ

>>25
絵はもちろんうまいし萌えるんだが、シチュの選択が秀逸すぎるｗ
きっとアンタはSS書いてもいけるはずｗ

かなみ大好き

お嬢とほしゅ！

････愛だ。

>>25
盛大にGJ

>>18
……ふぅ
GJ

>>22
つ トイレ

>>25
萌え死ぬｗｗｗ

かなみ保守

ほ

最近僕っ娘と勝ち気がやたら気になる・・・かなみん一筋だったのに・・・
ということで

お題
・勝ち気なボクッ子（巨乳）

VIP混迷の時に このパートスレよくやるな

ho

ほしゅ

かなみ大好き

☆

ちなみーん！愛してるよー！！

Mまつりん久々に来てた！！

つまりはGJ

お題
つ・失敗したツンデレ
　・成功したツンデレ

御題投下
・御節もいいけどツンデレも
・ツンデレーショナルハードコア

このスレがないと不安

いいんちょは俺の嫁

かなみは俺の妻

お嬢は俺の嫁

御題
・タカシは私の婿

　　　／⌒ヽ
　　/　´_ゝ`）すいません、ちょっとツンツンした後にデレますよ・・・
　　|　 　　/
　　| /|　|
　 //　| |
　Ｕ　 .Ｕ

うそかよｗｗ

ちょっとからかったらだけなのにご覧の有様だよ！
ttp://tunder.ktkr.net/up/log/tun514.jpg

>>54
責任とってあげたい

>>54
よし俺が貰ってやるから安心しなさい

>>54
いやいや俺が

じゃあ私が

>>54
俺がもらうぜ？

んじゃ俺（ｒｙ

そうはい神崎！
お嬢は俺がもらおう！

じゃ、俺はボクッ娘を…

ふ

尊は俺がもらていきますね

　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　　　　　 ｒヽ、　　　　　　　　 　 , ヘ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,r>>61ヽ／　　＼＿＿＿＿＿／　　　ヽ、
　　　　　　　　　　　　　 ,.　-‐‐‐‐‐‐‐- !_:::::::r'"::ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　 }
　　　　　　　 　 　 　 ／　　　　　　　　 　 ｀ヽ、:::::ﾉ l____　　　　　　　　　　　　 ／
　 　 　 　 　 　 　 ／／　　　/　　i　　　　　　 ｀<、　 　　￣￣￣￣ フ 　 　／
　　　　　　　 　 , ' /　 / 　 /　 　 |　| i ヽヽ ＼　ヽ/ /　/　　　　　／　 　／
　　　　　　　　/　/ // 　 ｲ　　　 ,!　| |　|　',　　ヽ ＼／　　　　　/　　　/
　　　　　　 　 l　l　,'/ / / l　　　/ l　| !　l　 l　 ﾄ､ ヽﾊ　　　　 　/　　　/　　　 　 　 　　、
.　 　 　 　 　 |　| /!l ,.!‐!"l￣｀ /　|　|'i" |ヽ､|　,! |　 | |　　　 　/　　　/　　　 　 　 　 　 |＼
　　　　 　　　|　l/,.!l　| lヽ! -､/'| ,ｲ / ,!/|　ｲ / ! |　 |/　　　　,'　　　/　　　　　　　　　　|　 ＼
　　　　 　 　 | 　 ! |ヽl,ｲ´ 　 l｀ l/ !,' l 　 !ヽ///　!　,! 　　　　i　　　｜　　　　　　　　　　|　　　ヽ

なんとか泣き止んでくれました。
ttp://tunder.ktkr.net/up/log/tun516.jpg

>>66
よし抱きしめてあげよう

ボクッ娘！その4
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun515.txt

前回まではこちら
その1http://tunder.ktkr.net/up/log/der499.txt
その2http://tunder.ktkr.net/up/log/tun501.txt
その3http://tunder.ktkr.net/up/log/tun505.txt

だが俺が抱きしめた

>>66
真っ白ｗｗｗ

うああああああああ
ボクっ娘可愛いいいいいいいい

みんなGJ!w

ヤバい死ねる

ほ

>>66
うああああああああああああああああああああ
おまいはまったくうううううううううううううう

>>68
俺は完全にボクっ娘に目覚めた

マジＧＪ！！

>>68
一気に読んだ
GJｗｗｗｗｗｗ

あいでぃ

ちぇきです

あぶね

ID

ツンデレーショナルハードコア

Living Dying Message
9mm Parabellum Bullet

あなたは二度と孤独にならないんだからっ！！
いつか必ず分かる日が来るんだから！！
あなたは二度と孤独になれないんだからっ！！
いつか必ずわかる日が来るって言ってるでしょ！///

難しい

未来の欠片
Asian Kung-Fu Generation

繋いでいたいの！ あんたの声が
聞こえた日からから萌えるのよ・・・

君という花
Asian Kung-Fu Generation

あんたの目にただ流れる雫・・・
はぁ・・・まじありえないわ

ジターバク
ELLEGARDEN

いつだってキミの声が
この暗闇を切り裂いてくれるんだから
だからさ・・・そのうちに僕のものになれたら・・・てさ
てへへ・・・何言ってるんだろ/////

まさにちなだね

ツンデレな歌詞ってあるんかな？
普通のロックバンドの歌詞で

>>82
キューミリの演歌っぷりは異常。

あれ？何スレだっけ？

便乗しよう

「THE BUNGY」
NICO Touches the Walls

本音はいつだって　私が作った檻の中
縮れたプライドで届きやしないSOS

超久々に歌詞ツンデレの流れktkr

>>88
ぅおお・・・NICOにあったとは！

>>90
「僕」を「私」に変えただけだけどなｗ

テレキャスターの真実 （替え歌）
凛として時雨

テレキャスターの真実は
レスポールの裏側よ！ うっさいわね

テレキャスターの真実は
レスポールの裏側よ！ し つ こ い ！！！

ツンデレソングなら俺はday after tomorrow のSmartlyを推したいな
どっちかっつーと友ちゃん視点の歌だが

for Dear.../HIGH and MIGHTY COLOR
いつも照れ隠しでバカやって素直じゃないよね
本当はなんにでも真剣な君を尊敬してるんだよ

脳内ボクっ娘で再生してくれ


千の夜をこえて　君に伝えたいよ・・・
伝えなきゃならないことがあるんだ
愛されたい　でも　愛そうとしなかったんだよね
その繰り返しのなかを彷徨ってたんだ

僕が見つけた答えは一つ、怖くたって
傷ついたって、好きな人には好きって伝えるんだ！
気持ちを言葉にするのは怖いよ
でも、好きな人には好きって伝えるんだ！

寝る前保守

いじっぱりシャイな女の子僕を睨みつける

想いを隠したまま笑っていたね
知らないフリをしてた僕への罰だ

君を待った
僕は待った
とめどない感情持ち寄って

ふろほ

ボクっ娘かわいいよボクっ娘。

・ツンデレと寝正月
・ツンデレと寝正月(性的な意味で)

ほ

ほしゅ

今晩は落ちませんように

おやすみ

ねるほ

nerumaeni

お題
・明日買い物に行くのに寝れないツンデレ
・むしろ明日買い物に行くから寝れないツンデレ

眠いな…、なんレスか貰いますね、


朝起きるとなぜか布団の中にボクっ娘がいた、
俺に抱きついて寝ておられるので非常に息苦しい、
なので無難にも梓を起こそうとしたその時、梓さんと目が合った、
タ｢おはよう梓さん、いい夢見れたかね？｣
梓さんのきゃわゆい頭をなでなでしながらそう言うと寝ぼけているのか一層強くギューされた、
名残惜しいが体制が体制なので梓さんの可愛い寝顔を写メに撮ってから起こすことにした、
タ｢梓、起きろ梓、もう朝だぞ？｣
俺は梓のやわらかほっぺをぷにぷにしながら訴えかける、
梓｢んむぅ…、ん!?｣
やっと起きてくれたか…、
梓｢な！ななな！なんでタカシがここに居るんだよ！｣
それは俺が聞きたいが多分俺を起こしに来てくれたのだろうと検討がつくので、日頃の感謝をこめ俺の部屋だということにも気づかないお馬鹿なボクっ娘をからかうことにした、
タ｢なんでだと思う？当ててみろよ｣
そう言って俺は梓の頭をなでなでする、梓は目を細めながらこう言う、
梓｢んーとね、変態タカシのことだから…、わかった！ボクを襲いにきたんでしょ！最低だね！死ねよ！｣

流石バカ、梓のバカっぷりには羞恥心もビックリだよ、だがそれに本気で乗ってあげるのが俺クオリティー、
タ｢バレたならいた仕方がない、梓、静かにしないとこの恥ずかしい寝顔写メが全国に広まるぜ？｣
そう言って俺は梓の体を弄っていく…、
梓は顔を真っ赤にしながら体をもじもじさせている、
タ｢梓…可愛いよ…｣
なぜか抵抗してこない梓さんを不信に思いながら俺は俺で理性が限界なのでここで手を止め種あかし、
タ｢梓さん、俺が梓さんを襲うわけないだろ？今のはからかっただけだよ、謝る、マジすまんかった｣
すると梓さんはおもむろに服を脱ぎ始mっておい！なにしてんだ梓さん！赤い顔で俺に飛びついてくる、
梓｢タカシが‥んっ、いけないんだよ？ボクをからかったりするから、んむぅ｣
いきなりキスされた、そして俺のパジャマのズボン中に手を入れて愚息をしごき起てる、理性が…俺‥の理‥性
タ｢梓‥いい…加減にしないと…んぅ、本気で襲う・ぞ｣
ヤバいこのままだと！
梓｢ダメだよ…、もうボク止めらんないもん、タカシ…襲って？｣
ダメだ…眠いとこうも妄想が…って婦警さんお久しぶりdﾀｰﾝ

おまｗｗｗｗｗｗｗこんなｗｗｗｗ時間にｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ほ

ＧＪｗｗｗｗｗ

ほ

あさだ

まお

きむ

ほ

し

あぶなーい

つ

お題
・ツンデレの母親は年下好きツンママでした
・何故か男の寝相の悪さを知ってるツンデレ
・男がボク少女だと間違われるくらい可愛らしいので困ってるツンデレ
・ふと気が付いたら大晦日からずっとコタツでイチャイチャしっぱなしだったツンデレ

お題
・一回デレる度に千円払うツンデレ達のルールが出来たら(判定:友子)
・そのかわり一週間耐えれば貯まったお金で二人だけの旅行が出来るようです
・誰一人耐えられませんでした

ほしゅ

突然
お嬢様おバカ僕っ娘
という電波を受信した

ほ

ほ

「巫女服、結構似合ってるな。ん。可愛いぞ」





忘れもしない元旦の午後一時十三分二十八秒私の家すなわち神社の境内で言われた一言。
この一言が、私の一日を完全に狂わせた｡


いつもあいつに見られてるような気がして、何もしてないのにドキドキ……あー、緊張するようになった。
社務所と売り場の間を歩く時、滑りにくい筈の草履で三回転んだ。
境内の参拝客に三回ぶつかった。四回目にはあいつにぶつかり、その後十五分の間に七回ぶつかった。
甘酒を火に当てていた時、ボーッとしてて焦がしそうになった。
気が付いたら、社務所の裏であいつの事考えながらボーッとしてた。ハッとした時には既に十分近く経っていた。
そしたらあいつは私が休憩してるんだと勘違いして、甘酒を持ってやってきた。一緒に休憩するつもりらしかった｡
今日の私はとなりにあいつがいるだけで胸が高鳴り、顔が火照り、にっちもさっちも行かなくなる。
私は逃げるように甘酒を一気に飲み干し、その熱さにむせた。
心配したあいつは「大丈夫か？」といい、私の背中をぽんぽんと叩いた。余計むせた｡




その一日は、2008年の365日どの一日よりも長く思えた｡
神社のバイトなんてやらせるんじゃなかった。余計にあいつを意識して、仕事も満足にできやしない。

元旦は朝だって何度も見た

だがgj

>>128
ツンデレ可愛い

初めはネタスレだったのにいつの間にか完全なキモい妄想執筆スレになってるな

ツンデレ可愛いよツンデレ

嫌なら来なければいいじゃない

ていうかいつの間にかって言うのが遅すぎだよな
それに始めからこうだったし

かなみ

みこちん

こ

御題
・男がツンデレの胸に触れてしまったら
・…洗濯板？ と口に出してしまったら

初めから完全にキモい妄想執筆スレ(褒め言葉)だろ。

1スレ目でSS書き出した時からじゃね？




釣りたいんですね。わかります

ツンデレには全力でつられた方がデレたときの威力が高い件

ほぅ

ほしゅ

５ほどもらいます。


前回まではこちら。
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun519.txt

途中まで書きかけてボツにしたけど、勿体無いのでオマケ程度に。
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun520.txt

目が覚めると、腕の中に違和感を感じた。眠りに付く直前の記憶から繋ぎあわすと何かが無い。
そう、先輩の姿だ。
慌てて起き上がると、横からクスクス笑う声した。
『あはは、何今の？ビックリして』
「あ・・・そこに居たの？」
『キミの腕の中なんて１秒だって嫌に決まってるでしょ？』
「そっか」
『いつまでダラダラしてるつもり？ほら、起きた起きた。ご飯できてるって』
そう言って僕の布団に手を掛けた。無理やり剥ぎ取るつもりなのだろうけど、それはちょっと困る。
男には見られたくないものがあるからだ。
「き、着替えるから・・・先に行ってて」
『え？そんな事言って、２度寝する気でしょ？見え見えなのよ』
「違うよ。・・・その・・・男の生理現象」
『男の生理現象？良く分からないわね』
キョトンとする先輩。どうやら本当にわからないらしい。しかし、だからと言って
それを説明する訳にも行かないし・・・困った。
「と、とにかく・・・部屋の外で待ってて。３分以内に部屋から出てこなかったら、何でもいう事聞くから」
『変なの。まぁ、そこまで言うなら・・・いいけど』
先輩は立ち上がり、部屋の外へと出た。それを確認して、僕ははぁ・・・と大きなため息をつく。
いくら生理現象とは言え、これはさすがに見せられない。多少窮屈だけど、さっさと着替え部屋を出た。

新年の挨拶をした後、待っていたのは豪勢なおせち料理。実家住まいなので、僕も毎年食べているが
ここまで豪勢なのは初めてだ。
『はい、召し上がれ』
義母さんに取り分けてもらった１皿分だけでも何円分なのだろう？何だか凄く申し訳ない気分がしてきた。
「何かすいません。僕なんかが」
『もう遠慮しないで？全部手作りだから、お口に合えば良いんだけど』
「手作り？すごい・・・」
『お母さん、何で私に数の子ばっかり食べさそうとするの？』
感心している横で、先輩が不機嫌そうな声を上げた。確かに、数の子がてんこ盛りになっている。

「数の子好きなの？」
『普通。だから、意味分からない』
義父さんは意味ありげにニコニコしている。どうやら、これには何か訳がありそうだ。
そういえば、おせち料理って１つ１つに意味があったような。
「数の子ってどんな意味でしたっけ？」
「子沢山」
義父さんが即答した。先輩は自分の使っていた皿を僕の目の前に置いた。
その代り、僕の空になった皿を奪い、自分で取り始めた。
『こら、人様のお皿取らないの』
『子沢山とか・・・意味わからんないし』
「お前な、早ければ今年中に１人出来るかもしれないだろ？」
『で、出切るわけないでしょ！だってね―』
「結婚しても、しばらくは二人きりで居たいから」
先輩がボロを出しそうだったので、慌てて言葉を遮るように僕が口を挟んだ。仕事では冷静に仕事を
こなすクセに、そういう話しになると途端にダメだなんて、やっぱり先輩は可愛いな。
『な、何嬉しそうにしてるのよ！最低』
「可愛いなって思って」
『な・・・何言ってるのよ！ばかぁ！』
「はっはっは、これは孫の顔も近いかもな」
『ちーかーくーなーい！』
『お産するときは戻ってくるんでしょ？いつでも良いようにしておくから』
『だから、何でそっちの・・・もう！全部キミのせいだらからね！』
結局、フォローした僕が悪いという事にされてしまった。まぁ、理不尽なのはいつもの事だし
最悪の事態にはならなかったので、とりあえずは良しとしておこう。

朝ご飯が終わると、観光を兼ねて初詣に行く事となった。義父さんの運転する車で神社まで行き、その後
二人で史跡なんか見てまわろうという話だ。
発車して１０分くらい経ったところで、後部座席の先輩が前に乗り出した。
『お父さん、どこへ連れて行くつもりなの？』
「神社」

『どこの？』
「お前達にピッタリの神社」
「どうしたの？」
僕の質問と同時に車が止まった。車の前方にその神社と思わしき建物がある。
先輩はそれを見ると同時に『やっぱり・・・』と声をあげ後部座席に勢い良く倒れこんだ。
「到着〜。晩御飯には戻っておいで、ご馳走用意しておくから」
『お、お父さん！もう・・・信じられない！』
「あの・・・」
『ほら、さっさと降りなさい！さっさと済ませるわよ』
１人だけ事態を把握できていないまま、車を降ろされた。
「ね、そこの神社って何かダメなの？」
『うるさい！さっさと歩きなさい』
耳を掴まれてそのまま引っ張られながら神社へと向かった。

一体どこが先輩の嫌がるポイントがあるのかと辺りを見渡したが見た目は至って普通だ。
先輩の知り合いが居るとか、そういう事なのだろうか？しかし、義父さんは「お前達にピッタリ」と言っていた。
ますます謎が深まるばかり。
僕が謎解きに没頭していると、ふっと暖かいものが腕に巻きついてきた。驚いて腕を見ると、先輩が腕を
絡めてきていた。
「え・・・？」
『ま、周りに合わせただけ！別にキミとこうしたい訳じゃないんだから』
改めて回りを見ると、カップルが多い。当たり前だが、どのカップルも仲睦まじくイチャイチャとしている。
一体ここは、どういう場所なんだ？
「そろそろさ、教えてくれない？」
『な、何を？』
「ここの事さ。どういう神社なの？」
『ふ、普通の・・・神社よ？』
「カップル多くない？それに何か・・・カップルというか新婚夫婦っていう感じの」
『いくら鈍いキミでも分かったか・・・やっぱり』
赤い顔で苦笑い。組んでいる腕にもぎゅっと力が入った。

『こ、ここね、子授祈願・安産祈願の神社なのよ』
「えぇ！？」
『か、勘違いしないでよ？ここはあくまでも初詣とか観光で来ただけで、キミとそういう・・・その・・・
　こ、子供とか・・・ありえないし』
「なるほど、だから義父さんがピッタリって言ってたんだ」
『最低よね。こんな事になるなら、キミを連れて帰るんじゃなかった』
先輩の言葉で軽くショックは受けたものの、それでも一向に腕から離れない所を見ると、これも照れ隠し
で言ってるのだろう。先輩と付き合うなら、この辺りは軽く受け流す心の大きさが要求されるようだ。
やがて本堂の前。賽銭箱に１００円玉を投げ入れ、心の中でそっと願う。
いつか、先輩が僕の子供を宿してくれますように、と。
自分でもとんでもない事をお願いしている気がするが、この場所が子授祈願であるならこれが妥当な
お願いだと思ったから。恋愛成就なら、恋人になれますようにお願いするのだけど。
顔を上げると、すでに願い事が済んだのか先輩は離れたところで手招きをしていた。
「早いね」
『来る前から考えてたから。賽銭箱の前で考えるなんて無計画な事しないわよ』
先輩らいし答えが返ってきた。確かにそうだけど、何か仕事っぽくってちょっと信心深さが無い気がするのは
僕だけだろうか？神様に願い事をプレゼンテーションする・・・みたいな感じ。
『それより・・・これ、名前書いて』
そう言って先輩は絵馬とサインペンを僕の目の前に差し出した。言われるまま名前を書き込み、返すと
先輩は僕に見られないように背を向け、なにやら書き込み始めた。
「何かいてるの？」
『き、キミには関係ないの。ちょっと先に行ってて』
「気になるじゃん」
『早く！』
口論では絶対に勝てないので、渋々それに従うことにした。が、どうしても気になる。
振り返ると、先輩は絵馬をくくりつけているところ。おおよその位置は遠目からも確認できた。
それから少し歩いた所で、先輩が追いついてきた。どうせ聞いても答えてはくれないだろうから
何を書いたかは聞かないけど、湧き上がる好奇心は押さえられない。
「あ・・・ちょっとトイレ行ってきて良い？」
『えー？ったく・・・早く行ってきなさい』

内心悪いな・・・と思いつつ、僕はトイレに行く振りをして、さっきの場所へと戻った。
先輩がくくりつけていた辺りを探しみるが、僕や先輩の名前が見当たらない。表面になっている絵馬を
２つ３つひっくり返し、やっと自分の名前が書いてある物を見つけた。
そこには僕と先輩の名前、そして思わずニヤけてしまう文章が書かれていた。これを見せまいと必死だったのか。
やっぱり先輩が僕に対して悪口言うのは半分くらいは本気だろうけど、もう半分は好きだから言っちゃう
照れ隠しが含まれているのかもしれない。何か言われたら、２回に１回は『好き』って言われてると思って
いれば、悪口だって苦じゃない。
絵馬をもとあったとおりに戻し気持ちを新たに、大急ぎで先輩の元へと戻った。
『遅い！本当に鈍いわね、キミは』
「ごめん、色々あってさ」
『ん・・・怒られてるのに喜んでない？気持ち悪いわね』
「喜んでるとしたら・・・二人で一緒にいられるから、かな？」
『な・・・ば、ばかじゃないの？』
「うん」
『き、キミと二人きりとか・・・わ、私は嫌なんだけど、約束しちゃったからしょうがなくなだけだからね？』
「確かに、それはしょうがないね」
『ちょ、ちょっと！何さっきから余裕ぶって・・・気に入らないわね』
「オドオドしてたら、もっと好きになってくれる？」
『そ、そんな訳あるか！もっと好きになるとか・・・ある訳ないでしょ』
「そっか。じゃぁ、違うやり方でもっと好きになってもらわないとな」
『なななな、何をバカな事言ってるのよ！ばかばかばか！ばか！』
もういっぱいいっぱいなのか先輩は『ばか』を連呼するだけ。今の僕にとって『ばか』は『好き』と聞こえる。
だから、嬉しいやらなにやら。真っ赤な顔で『ばか』を連呼する彼女と、それを聞いて嬉しそうにする彼氏。
道行く人は僕達を見て何を思うだろう？その点については、ちょっと考えたくないな。

>>150
GJ!!
続きに期待するぜ

>>150爆発した

>>150
ニヤニヤしすぎて顔面破綻した

>>150
qawsedrfgthyujikolp;wwwwwwwwwwww

>>150
構わん、消さずに置いておきたまえ

>>150
ニヤニヤがとまらねえｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>150
ふああああああああああああああああああああああああ
GJJJJJJJJJJJJJJJ

>>150
先輩がかあいすぎ・・・る・・・

グフッ

>>150
萌え死んだ、いや燃え死んだ

かあいいよおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ほしゅ

先輩かわいすぎるｗｗｗｗｗ

かなみ先輩いいよかなみ先輩

そろそろお題を
つ・休みがあと一日でため息をつくツンデレ
　・男がツンデレそっちのけで何かに熱中していたら　・男の帰省中に寂しくてついついたくさんメールを送ってしまうツンデレ

・タカシは私の婿
・ツンデレの母親は年下好きツンママでした
で久々に投下。保守代わりという事で堪忍して下さいごめんなさい


男『ふい〜っ、着いたぜ中国四千年！！いやぁ実に空気が汚ね…いてぇっ』
中「タカシ、国に着くなりそれはひどいアル！強制帰国させられたいカ！？」
男『ぅげっ、いいいやいやいや！さっきのはあのホラつまり言葉のあやっていうかその』
中「……ﾌﾟｲｯ」
男『（…やば）…それにしても嬉しいなぁー！タダ同然で中国に来られるなんて、持つべきものは留学生の友達って奴だな！！嬉しい、リンレイと友達で俺すっごく嬉しい！』
中「友達…」
男『あ、え、なんで！？なんでますます元気無くなるの！？何このハードル高い異文化交流…あ、待って！待ってリンレイちゃん！！俺こんなところに置いてけぼりにされたら確実に迷っちゃう！』

○リンレイ宅○
中「さぁっ、ここがワタシの家アルよ！遠慮しないで上がるといいネ♪」
男『おぉ〜、異国情緒あふれる家だな！（良かった、何故か機嫌直った…）』
中「田舎だから恥ずかしいアル…///」
男『そうかぁ？空気いいし、俺はここ好きだな』
中「ほ、ほんとカっ！？」
男『ああ、俺の実家も田舎だから、安心する』
中「掴みはバッチリアルっ」
男『うんバッチリバッチリ☆いやぁ、良いお宅ですな…ところで、家族とかいないの？』
中「媽媽がいるはずネ。あ、でも買い物かもしれないアル…媽媽、在嗎ー？（お母さん、いるー？）」
母「在喲、那個聲音是女兒（いるわよ、その声は私の娘ね）……」
男『うほっ、良い人妻』
中「タカシっ！ワタシの媽媽アルヨ！！」
男『あいたいたた、なんでつねり上げてるお前の方が涙目なんだよぉおお…』

母「磷花環、那個男人是誰？（リンレイ、その男は誰なの？）」
中「那個…這個人是タカシ…我的、未婚夫//（あのね…この人はタカシ…私の、婚約者です//）」
男『ねえ、中国語で話されてもわかんねえんだけど、今俺の名前でた？』
中「タカシのこと媽媽に紹介してるネ〜」
男『（目をあわせようとしない…怪しい）…まあいいか、よろしくお願いしまーす♪』
母「カエレ！」
男『いきなりー！！！』
中「媽媽っ、為什麼？不是日本的事厭惡…！（お母さんっ、どうして？日本の事嫌いじゃなかったじゃない…！）」
母「女兒不能委託給這樣的年輕人！（こんな若者に娘は任せられません！）」
中「他是好人！媽媽、前開始想要兒子！！（彼は良い人だよ！お母さん、前から息子が欲しいって言ってたじゃない！！）」
母「不行的東西不行！這樣的看起來好吃的不是…、不檢點的年輕人對於女兒不適合（駄目なものは駄目です！こんなおいしそうなじゃなくて…、だらしのない若者は娘には相応しくないわ）」
中「…討厭、是決定我成為タカシ夫人的！（…いや、私はタカシの奥さんになるって決めたの！）」
男『あ、また俺の名前……ってうほぉ！？なんなの？なんでリンレイが俺に抱きついてくるの？』
母「喂！混沒於幾忙亂抱住著！（こらぁっ！何ドサクサにまぎれて抱きついてるの！）」
男『うほぉおっ！？お母さんまでっっ！うひょ、ひょひょひょどっちの胸もやわらけぇええ』
母「請離開、磷花環！（離れなさい、リンレイ！）」
中「正是媽媽相隔喲！タカシ是我先生先生！（お母さんの方こそ離れてよ！タカシは私の旦那様なんだからぁ！）」
男『最高潮に幸せだが、このままでは悶死する…っ！なぁリンレイ、お前俺の事なんて話したんだよぉ』
中「……なっ、なんでそんなところにいるアルかっ！なんでも無いアル！タカシ、ヘンタイっ！！」


男『…で、結局追い出されたわけですがどうしたら良いのかなぁ〜(´・ω・`)』

保守

>>167
ちょっと中国行ってくる

>>167
２月から中国勤務の俺は勝ち組だなっ！

>>167
決定した、俺大学の第二ヶ国語に中国語取る！








……受かればだけどな！

休みが明けたら中国に海外出張してくるわｗｗｗｗｗ




支店とかねーけど

ほ

【ツンデレと初詣に行ったら】

　お正月なので家でぐだぐだしてたら、携帯が鳴った。担任の大谷先生からだ。
「あい」
『あ、別府くん。あけましておめでとおございます』
「ん、おめでと。悪いけど、大谷先生に代わってくれるかな、お嬢ちゃん？」
『？　代わるも何も、私が先生ですよ？』
「え、そうなのか？　電話口から舌っ足らずなロリ声が聞こえてきたもんだから、親戚の5歳くらいの子が間違えてかけてきたもんだと」
『正月から失礼ですよっ、別府くん！』
「大丈夫、俺はいついかなる時でも失礼だ」
『何が大丈夫なんですかっ！？　……こほん。まあいいです、先生、大人なので怒ったりしません。あのですね、今から一緒に初詣行きませんか？』
「いいけど、先生の晴れ着を七五三って馬鹿にするから覚悟しておいてくれよな」
『あらかじめ宣言するくらいなら馬鹿にしないでくだたいっ！』
「くだたい？」
『いーから準備して待っててくださいっ！　先生、すぐ行きますから！』
　言うだけ言って、通話を切られた。よし、引き続きぐだぐだしよう。
　ぐでぐでしてたら、また電話が鳴った。大谷先生だ。
『先生、家の前に着きました！　行きましょー』
「分かった、ひと眠りしたら準備する」
『寝ないでくださいっ！　ていうか準備って……まだ準備してなかったんですか？』
「うん」
『もーっ！　準備しててくださいって言ったじゃないですかっ！　先生も手伝ってあげますから、玄関のドア開けてください！』
「鍵かけてないから勝手に入って来い」
『物騒ですねぇ……』
　なんかぶちぶち言いながら、通話を切られた。ほどなく、ちっこい生き物が入ってきた。
「なーんにも準備してないです。ほらほら、早く準備して初詣行きましょう？」
「分かったよ。……あれ、先生晴れ着じゃないのか」
　折角の正月だというのに、先生は晴れ着ではなく普段着だった。つまらん。
「だって、別府くんが七五三って馬鹿にするって宣言してましたし……」

「ちぇ。先生の晴れ着見たかったなー」
「え？　……あ、あの、馬鹿にするんですよね？」
「するけど、それはそれとして、見たい男心」
「うにゅ……あ、あの、先生、ひとっぱしり家戻って着替えてきましょうか？　べっ、別に別府くんに見せるためじゃなくて、急に着たくなっただけですけど！」
「いや、わざわざいいよ。それより、さるルートで手に入れた魔法少女の服があるから、そっちを着ろ」
「絶対嫌ですっ！　そんなの、お子様が着る服です！　先生、大人だから着ませんっ！　ていうか着れません！　ぼんきゅっぼんのせくしーぼでーに魔法少女なんて無理無理ですっ！」
　つるーんぺたーんボディの持ち主が何を言ってるのやら。
「じゃあ、残るはスク水かブルマだな。どっちがいい？　今なら特別にオプションでランドセルつけてやる」
「お正月からそんなの着てたら頭おかしいと思われますっ！」
「じゃ、正月過ぎたら着てくれよな」
「それならいいです。……え？」
　言質は取った。絶対着てもらう。スク水ランドセル……ふふ、想像するだけで俺の浪漫回路が高速回転を！
「あ、あの別府くん？　先生、そんなの無理……」
「楽しみだなあ！　もし嘘だったら即死するくらいショックを受けるけど、そんなわけないから楽しみだ！」
「即死！？　あ、あのあの、別府くん、あの……」
　なんか先生が涙目で俺の服の裾を引っ張ってるが、気づかない体のまま準備を終える。
「さて！　準備も終わったし、行くか先生？」
「はい……」
　来た時のテンションからは考えられないほど落ち込んだ先生と一緒に外へ出る。

　先生と一緒に近所の神社へ向かう。小さな神社とはいえやはり正月、普段の静けさから考えられないほど人で溢れている。
「すごい人だな……先生、はぐれるなよ」
　先生は小さいので見失いやすく見つけるのも困難なため、迷子対策にあらかじめ手を握っておく。
「ふわ！」
「わあ」
　すると、大きい声を出されてびっくりした。
「あ、あの、ごめんなさい。ちょっとびっくりしただけです」
「いや、いいけど……何をびっくりすることが」
「あ、あの、いきなり手をぎゅってされて、びっくりしたんです」

「あ、悪い。これ以降は二度と先生の手なんて触らないから安心しろ」
「なんか感じ悪いです！」
「じゃあ、もうこの人の手を離さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから」
「ふ、ふえ……！？」
　まっすぐに先生の目を見つめて言い切ると、先生の顔が目に見えて赤くなっていって愉快痛快。
「あ、あの、あのあの、せ、先生、こ、困ります、困ります。で、でもそのあの、別に別府くんがどうとかって話じゃなくて、そのですね、生徒と先生がそういうのって、その」
「というキャッチコピーのゲームがありまして。俺はそのゲームが好きなんですよ」
「……げぇむ？」
「うぃ」
　先生の目が点になったので、イタリアっぽく返してみる。
「……もーッ！　先生を混乱させるなんて、別府くんはとってもとってもダメな生徒ですっ！　先生怒りますよ、怒りましたよ？　別府くん、めっ！」
　先生は背伸びして俺のおでこをぺしっと叩いた。
「さて、そろそろお参りするか」
「先生怒ってるんだから、ちょっとは反省してくださいっ！」
「ほらほら、行くぞ先生」
「ひ、引っ張らないでくださいっ！」
　先生の手を握ったまま、人でごったがえしている拝殿へ向かう。
「す、すごい人です、すごい人です！　先生、人で埋まりそうです！」
「きちんと埋葬するから安心しろ」
「その前に助けてくださいっ！」
　列に並び、順番を待つ。何を願掛けするか考えてたら、先生に軽く引っ張られた。
「あのですね、別府くん。何をお願いするんですか？」
「先生の身長が縮みますようにって」
「別府くん鬼です悪魔です酷すぎますっ！」
　ものすごい嫌がられた。
「で、先生は何を願うんだ？」
「うー……えっとですね、生徒みんなが元気でいられますようにってお願いします。別府くんを除いて」
　俺は先生に嫌われているようだ。ムカつくので先生の鼻をつまむ。

「ひゃう！？　ひゃ、ひゃへへふははひ、ひゃへへふははひ！」
　わたわたする先生を見ながら何をお願いするか考えてたら、俺たちの番になった。先生の鼻から手を離し、賽銭箱に小銭を入れる。
「うー……鼻がひりひりします。別府くんのばか」
　隣から聞こえてくる悪口を聞きながら、何を願うか考える。……やっぱアレかな。
　隣で目を瞑り、口の中で何かを一生懸命つぶやいてる先生を見て、願い事を固める。
「…………。よしっ、先生行くぞ」
「あっ、もうちょっと、もうちょっと待ってください。すぐですから」
　先生は少しだけ何か口の中だけでつぶやくと、賽銭箱の前から離れた。
「それで、別府くんは何をお願いしたんですか？」
　拝殿から離れ、境内を散歩してると、先生が尋ねてきた。
「ん？　んーと。なんだっけっか。忘れちった。はっはっは」
「…………」
「ど、どした？」
「……ひょっとして、先生のこと、ですか？」
「え？　え、いやその、いや、まさか。はっはっは」
「先生が縮むよう、お願いしたんでしょう？」
「いやいや、先生がいつまでも元気でいられますようにってお願いしただけで──」
　いかん。先生の顔がにんまりしたものへと変化していく。謀られた。
「別府くんって、素直じゃないですねー♪」
　先生はニコニコしたまま俺の手をぎゅっと握った。ええい、ニコニコしおって。
「あのですねっ、あのですねっ。先生、ちょっとだけひいきしました。他の生徒より、別府くんのこと、神様にいっぱいいっぱいお願いしました。……ナイショですよ？」
　先生は得意げな顔で指を一本立て、口元に当てた。わざとかどうか知らないが、破壊力がでかすぎる。
「別府くん？　どしました、鼻なんてつまんで」
「いや……深い意味はない」
「ぬ？　まーいいです、それじゃ帰りましょ？　帰ったら一緒にお勉強です」
「正月から何を言ってるのだろう、この小学生は」
「しょ、小学生じゃないですっ！　立派な大人ですっ！　ほらほら、めんきょしょー！」
　人の顔に免許証をべしべし当ててくるちっこいのと一緒に家に帰りました。

よし死んだちっこい先生に萌え死んだ俺はもう駄目だ

GJすぎてなんか耳から変な汁が出てきた

ICOで糞ふいたｗｗｗｗｗｗｗｗ

ちっこい先生久しぶりｗｗｗｗｗｗ

>>177
あいかわらず旦那の浪漫回路は異常
GJ

>>177
爆発ｗｗｗｗ四散ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｓ

うおおおおおっ

やっと大谷先生キタ…

パー速でやれチンカスｗ

ほしゅ

ツンデレが初めてみるちんこを顔を真っ赤にしながら「うわ……ぐろ……」とかなんとか言いつつつんつんして「やわらかいんだ、あはｗ」とかなんとか言うんだよ。
そんでだんだん大きくなってくんじゃん？　「うわっうわっ////」とか口に手をそえて目をまるくしちゃってるわけ。
そんでびくびくしてるそれのかわをむきむきしてorオートむきむき、「なんでこんなに汚くしてんのよっ」とかいいながらも「しょ、しょうがないわね」とかなんとか言ってきれいにしてくれんだよな。
それから

　　　　　　　 　 　 　 , -‐-'´ー- ､._
　　　　　　　　　　,､' : : ,:-'´: : : : : : :＼
　　　　　 　 　 ／: : :／: : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　 /:/ : /: : :, : : : : : :/: : : : : : : ヽ
　 　 　 　 　 !': : :/: :／;.､=7;､イ;i: : |: : : : ､: ヽ
　　　　 　 　 !: : /': :'´ ;| 'iｧz;､,'ﾄ|: :/;ｲ: : : }: i l
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　　　　　 　 　 ヽ:|'; :{ﾍ 　 　 _ 　 ゝ./!'´ !'　　　そうやって
　　　 　 　 　 　 /' ヽ! ､　　　´,. ィ':i/　　　　　　嫌なことから
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ふいたw

日が落ちるのも早くなったな、と、別府高志は暗くなった空を見て呟く。
時刻は六時を少し回ったあたり。彼は自宅の門前で、ひとりの少女を待っていた。

「……待った？」

となりの家から、鮮やかな色の晴れ着に身を包んだ待ち人の少女がやってくる。幼馴染の椎水かなみだ。

「ああ、大いに待ったな。俺を待たせた代償はたこ焼き１パックで勘弁してやる」
「調子に乗るなバカ。アンタにちょっとでも気を使った私がバカだったわ」

「…んじゃま、行くか」
「……ん」

正月も三日。お互いの予定が合わなくて少し遅くなったが、ようやく初詣に行けそうだ。

初詣、といっても信仰心のない二人にとっては祭りのようなもので、高志曰く「人込みを冷やかしに」行くようなものである。
電車で二駅、二人はここらで一番大きな─── 一番人通りの多い───神社へ向かった。

「たっはー…三日の夜ならちったあ減ってると思ったが……他にやる事ないのか日本国民」
「アンタもその一人だってこと忘れないでよ。…それに、元旦に比べれば結構減ったと思うけど？」

それでも賽銭箱までは５０メートルほどの列ができている。
祭りは好きだが行列が嫌いな高志は、それを見てはあ、とため息をついた。

「しゃーねえ恒例行事だ。付き合ってやるとしますかね」
「頑張ってね。私はちょっと甘酒でも貰ってくるわ」
「ん？…あ、オイお前！」

並び始めた高志を確認し、かなみは飄々と列から外れてふらりと屋台へ向かう。

「やれやれ…今年もアイツにゃかないそうにねえなあ」

はあ、と二発目のため息を吐く。
吐いた息は白い煙となって天を目指し、数秒もたずに消えた。

それから十分ほど経っただろうか。
手袋を持ってくればよかったか───高志はそんな事を後悔しつつ、しきりに手を擦り合わせる。
ふと隣をみると、テントの下で湯気の立ち上る甘酒を暖かそうに頂くかなみがいた。

「か〜〜な〜〜み〜〜〜…」

その声に気づき、ふいと顔を上げるかなみ。
彼女はやれやれ、と言った風に立ち上がって、列に並ぶ高志のもとへ飲みかけの甘酒を持ってやってきた。

「ホラ、男のくせに情けない声出すんじゃないの。もうちょっとだから、これでも飲んで頑張んなさい」

かなみは紙コップの甘酒を差し出す。高志はそれをありがたそうに───実際、ありがたやと呟いて───受け取り、中身を一気に飲み干した。

「───ぷはっ。生き返った」

もう賽銭箱は目と鼻の先である。
そこで二人は互いの横に並び、一分弱、さして会話を交わすこともなく待った。

前の人の参拝が終わり、二人に順番が回ってくる。
高志は甘酒の入った紙コップをとりあえず賽銭箱の隅に乗せ、適当な金額の賽銭を放り込み、鐘を鳴らして手を合わせ、瞳を閉じた。

俺は冷静な頭でしばし願い事を考え、その途中でちょっとしたことに気がつく。

薄目をあけてとなりの幼馴染を盗み見る。彼女はまだ願い事の最中らしかった。

「……なあ、かなみ？」
「…何よ」

「さっきの甘酒…あれって、間接キスだよな？」



その一言でとなりの幼馴染は、前につんのめってコケそうになったのだった。

援護

>>192
やっぱ俺にはかなみんだわｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>84
あれ？知らない？ｗ
BOOWYのトリビュートCDがあるんだけど・・・ｗ
あまりに酷いｗ

ウンコスレに認定しましたｗ

http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1230982264/

>>177
これは萌え死ぬｗｗｗｗｗｗ

>>192
続きマダー？（・∀・)っ/凵ﾁﾝﾁﾝ

>>177
先生かわいすぎだろ常考ｗｗｗ

>>192
かなみは俺の癒し

読む前に保守

ああああああ、悔しいぞ、俺は悔しいぞおおお
何が？
ああ、バイトで１スレ丸ごと逃してしまったことだよお!!

でも先輩と先生とかなみんがなんだかんだ言いながら一緒に横寝てくれてるから問題ない

にゃあ

ふみゃあ？

ふ、ふみゃあ////

ふみゃ……む…ふみゃぁ…//////////

ふにゅう……みゅう……///////

かわいいなぁ…

ほしゅ…ほしゅ…

ほーしゅほしゅほしゅ

ほしゅほしゅしゅー

にぃに……

強気姉と敬語妹欲しいな…

あああああああああ!!

いいんちょだけ頑張って育ててみた
ttp://tunder.ktkr.net/up/log/tun521.jpg

ぬ

>>213
おれには　こうかは　ばつぐんだ

>>213
萌え尽きた

いいんちょちなみん