ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」
いちもつ
おついち
いちおつ
休日は人居ないな
ある意味いいことかもしれんがw
みんな忙しいのかな
★
なんでか知らないけどプリンアナルは土日休日は人が減る傾向があるね。
ほ
このスレはリア充ばかりですか?
リア充かどうか知らないけど、今日は家族揃って外食して買い物して晩ご飯は鶏の脚を焼いた奴でした。
クリスマス関係じゃ無いよ。誕生日だったからさー。
だもんで、保守できなんだ。わりー。
陛下、誕生日おめでとうございます。
クリスマス?
なんだそれ食べ物の名前かなんか?
新しい怪人か?
いちおつ
>>11 このスレはリア充ばっかじゃないけどSSの内容はリア充ものなんだよな
〜12月24日・古泉宅〜
森「明日のパーティーで使う物はこれで全部かしら?」
古泉「はい。僕が用意する物はそうですね」
森「SOS団のイベントも鶴屋家主催だと私たちはやることが少ないわね」
古泉「そうですね。ただ、新川さんも森さんもいらっしゃらないので緊急時が少々不安ですが」
森「ま、長門さんたちもいるし大丈夫でしょ。それより本当に忘れ物はないわね?」
古泉「……あ、そういえば」
森「ん?どしたの?」
古泉「明日着て行く服を用意してませんでした」
森「なんだ。そんなのさっさと決めちゃいなさいよ」
古泉「ええ。忘れない内に準備しておきますか」
ガラッ
古泉「さて、どれを着て行きますかね」
森「……ん?」
古泉「えーっと……下はコレで、上はコレを着て……」
森「…………」
古泉「こんな感じですかね」
森「……ねぇ、古泉」
古泉「なんでしょう?」
森「私の見間違いじゃなけりゃ、それって二年近く前に機関が支給した服じゃない?」
古泉「ええ、そうですよ。よく分かりましたね?」
森「……うん、だって用意したの私だし、何回か着てるトコ見てるし」
古泉「そうでしたか。大きめのサイズだったお蔭で、今でも充分着られるのでありがたいですよ」
森「それはよかった……じゃなくて、ちょっとくたびれてるみたいだし、別のにしたら?」
古泉「そうでしょうか?……でしたら……」ゴソゴソ
森「…………」
古泉「これにしますか」
20 :
2/10:2008/12/24(水) 00:15:07.52 ID:zcSSPpACO
森「……うん、それも見覚えがあるわ。やっぱり私が用意した機関からの支給品よね?」
古泉「こっちは昔に比べるとサイズが少しきついんですけど、あまり着ていないので見た目もまだ新しいですよ?」
森「…………」
古泉「どうされましたか?」
森「……古泉」
古泉「はい」
森「最後に服を買ったのはいつ?」
古泉「最後に、ですか?……えーっと、夏にユ○クロでシャツを三枚セットで買った時ですかね」
森「……いや、シャツとかじゃなくて……それにユ○クロって……」
古泉「上着とかですか?それなら去年の秋にやっぱりユ○クロで……」
森「…………」
古泉「……森さん?」
森「……凄く嫌な予感がする……」
古泉「はい?」
森「古泉、今すぐクローゼットとタンスの中身を全部見せなさい」
古泉「え?」
森「早くしなさい!」
古泉「は、はい」
キター!
22 :
3/10:2008/12/24(水) 00:16:23.78 ID:zcSSPpACO
森「…………」
古泉「あの……何か問題がありますか?」
森「……うかつだったわ。そういえば仕事には学校の制服で来るし、家ではラフな格好しか見てないし、ここ半年ほどこいつのまともな私服を見ることはなかった……」
古泉「えーっと……?」
森「……それにしてもよ」
古泉「も、森さん?」
森「機関が大昔に支給したのしかまともな服がないってどういうことよ!?」
古泉「!?」ビクッ
森「あんたそれなりに給料貰ってるんだから古くなったら新しいの買いなさいよ!」
古泉「で、ですが、機関から頂いた服ならまだどれも着られますし……」
森「そんなこと言って、どうせ服に回すべきお金を趣味に突っ込んでるだけでしょうが!」
古泉「!?……な、なぜそれを……」
森「長くオタクやってれば誰もが一度は通る道よ。服の次は髪や靴、その次は食費。オタク活動のための費用削減は止まることがないのよ」
古泉「で、ですが、まだ僕はそこまで酷くはないと自分では思――」
23 :
4/10:2008/12/24(水) 00:17:48.53 ID:zcSSPpACO
ガシッ
古泉「ひっ!?」
森「……いい?古泉?」
古泉「は、はい!」
森「こっから本音なんだけどさぁ……」
古泉「…………」コクコク
森「……社会人の女はね、どうしても最低限は化ける必要があるの」
古泉(化けるって……)
森「もちろん男もそうだろうけど、比べ物にならないくらい女の方が費用は重むの」
古泉「はぁ……?」
森「嗚呼、このDVDBOXを買いたい……でも、これを買うと化粧品や食費に回すお金がなくなる……でも、やっぱり欲しい」
森「そういう葛藤を毎月のように繰り返してる訳」
古泉「…………」
森「そんな風に生活してる私を尻目に、最低限の身だしなみすらせず買いたい物を買い漁ってるあんたを――」
森「――私が見逃すと思ってるの?」
古泉(……理不尽な)
支援
久し振りすぎる。
支援
26 :
5/10:2008/12/24(水) 00:19:19.15 ID:zcSSPpACO
〜駅前〜
森「という訳で、今からあんたの服を買いに行くわよ」
古泉「はい……」
森「私もアドバイスするけど、外出用のそれなりにいいものを選ぶように。分かった?」
古泉「分かりました……」
森「あ、これなんてどう?」
古泉「うーん……こういうのは持ってませんね」
森「合わせてみなさいよ。ほら、こんな感じ」
古泉「……ふむ」
森「なかなかいいみたいね?」
古泉「はい。これなら……って、高!」
森「こ、こら!恥ずかしいからそんなこと言わないの!」ヒソヒソ
古泉「で、でも、これは明らかに高いですよ」ヒソヒソ
森「いい物が高くなるのは仕方がないことじゃない」
古泉「しかし……」
森「いい?服を買うコツは値段は見ない、いいと思ったら買う、以上」
古泉「そんなことをしてたらお金が足りませんよ」
森「あんたも本を買う時は値段を見ないでしょ?それと一緒」
古泉「……いやいや、少し納得しかけましたけど、値段が全然違いますよ!」
森「とにかく!今回は値段を気にせずに買うわよ!」
古泉「そんな……」
27 :
6/10:2008/12/24(水) 00:21:55.65 ID:zcSSPpACO
森「こんなのはどう?」
古泉「……少し派手過ぎやしませんか?」
森「イメチェンよ。たまにはこういうのもいいと思うわよ?」
古泉「そうですか?」
森「こう……髪型も少し変えて……」チョイチョイ
古泉「ちょ、ちょっと森さん……」
森「どうよ?」
古泉「……確かにイメージは変わりましたね」
森「うん。凄く『受け』っぽくなったわ」
古泉「…………」
森「これは決定、っと」
古泉「却下です」
シャーッ
古泉「試着してみましたが……こんな感じですか?」
森「……なんかイメージと違うわね」
古泉「そうですか?」
森「そうだ。シャツをきちんと中に入れてみなさい」
古泉「シャツを……ですか?分かりました」
シャーッ
古泉「入れてみましたけど……」
森「いいわね」
古泉「これでは印象が堅すぎやしませんか?」
森「それでいいのよ」
古泉「そうでしょうか……?」
久しぶりすぐるwktk支援
29 :
7/10:2008/12/24(水) 00:23:37.21 ID:zcSSPpACO
森「そういうキャラも需要はあるしね」
古泉「…………」
森「あ、そうだ。ついでに伊達眼鏡も買わない?」
古泉「アドバイスするなら真面目にやって下さい!」
古泉「はぁ……やっと一通り回りましたね……」
森「随分疲れたみたいね?」
古泉「……たかが買い物でこんなに疲れたのは初めてですよ」
森「そう?それじゃ、次の店を見に行こうか?」
古泉「……え?」
森「どしたの?」
古泉「……次の店?」
森「そうよ。気に入ったのだけチェックして最後にまとめて買うの」
古泉「……これで終わりじゃないんですか?」
森「当然。あと三軒は回るわよ」
古泉「ああぁ……」
〜数時間後〜
森「はあ〜……買った買った」
古泉「…………」
森「なによ、辛気臭い顔しちゃって?気に入らなかった?」
古泉「いえ……」
森「お金のことなら気にしなくていいのよ?明日は半分仕事でもある訳だし、これくらいは助けてあげるわ」
古泉「ですが……こんなに高価な物を買って頂いて……」
森「ん〜……それじゃ、クリスマスプレゼントってことで」
古泉「…………」
森「次からはちゃんと自分で買いなさいよ?」
古泉「…………」
30 :
8/10:2008/12/24(水) 00:26:02.78 ID:zcSSPpACO
森「古泉?」
古泉「あ、あの、荷物を見ていて下さい!」
森「え?」
古泉「すぐに戻ります!」
森「ちょっと!古泉!?」
森「…………」
タッタッタッタッ
古泉「ハァ……ハァ……」
森「…………」
古泉「た、ただいま戻りました」
森「おかえり」
古泉「あ、あの……急だったので大した物は用意出来ませんでしたが……」
森「……駄目よ、古泉」
古泉「え?」
森「そういうのは気持ちが大事なんだから。野暮なことを言わないで渡すものよ?」
古泉「あ……」
古泉「……では、メリークリスマス、森さん」
森「メリークリスマス、古泉」
森「早速だけど開けていいかしら?」
古泉「……どうぞ」
ガサガサ
森「腕時計か……なんだかんだ言いながら結構頑張ったわね」
古泉「…………」
尻穴落ちたぞ・・・
最終書き込みからまだ25分ほどしかたってないのに
32 :
9/10:2008/12/24(水) 00:27:28.69 ID:zcSSPpACO
チャリ……
森「……ふ〜ん」
古泉「あの、どうでしょう?」
森「だから、野暮なことを聞かないの」
古泉「……すいません」
チャリ……
森「……ふふ」
古泉「…………」
森「よし!ご飯食べて帰るわよ!」
古泉「……随分いきなりですね?」
森「せっかく駅前まで来てるんだし、いいじゃない?」
古泉「でも、イブですよ?どこも混んでるんじゃないですか?」
森「ラーメン屋とかなら空いてるでしょ。それに今日はお互いお金がないから気取った店なんて無理じゃない?」
古泉「……それもそうですね」
森「じゃ、行きましょうか?」
古泉「はい。お供します」
森「あ、こっちは割り勘よ?」
古泉「分かってますよ」
スマン支援
しえん
35 :
10/10:2008/12/24(水) 00:29:28.78 ID:zcSSPpACO
〜翌日〜
森「〜♪」
圭一・裕「…………」
裕「……なぁ、兄貴」
圭一「……なんだ?」
裕「森の笑顔が恐いんだが……」
圭一「……あれはヤケクソで無理矢理楽しそうに仕事してるのかも知れんな」
裕「……あのお祭り好きがクリスマスに仕事で機嫌がいい訳ないもんな」
圭一「……なるべく仕事を任せないようにしよう」
裕「ああ……」
森「〜♪」
チャリ……
以上です。
げんしけんを読んでたら電波が来たんで急いで仕上げてみた。
ぬおっ!?腐上司シリーズ好きなんだぜ、落ちるの早いから読む前にまず書くんだぜ!
乙!
俺もこの森さん好きだ!
オタクだけど服には金かけてるぜ!超絶特殊な服だけどな!
私服?何それ。
10分
乙!なんか乱立してるみたいだから読む前にレスっと
乱立中だが俺明日普通に仕事だから寝るわ。
後は頼む。
おやすみなさい
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 01:17:47.88 ID:eeHJ2Vej0
あげ
俺も寝る…すまない
PCだとちゃんとなってるのに携帯からだと何故かところどころ改行が多い……
眠いから明日直します
乙
面白かったんで過去作品見てみたが
古泉が攻めで会長が受けとか腐女子の感性って謎だな
尻穴住人からすれば普通な組み合わせじゃないか、と思ってしまうのが恐ろしい。
普通は女っぽい方が受けだもんな
国木田とか古泉とか
昔キョンスレに涌いた腐も古泉が攻めでキョンや会長が受けとか言ってたから不思議だった
ということは
もしかして腐の世界や尻穴スレじゃ
岡部や中河が受けなのか?
なんかすごいな
おはよう保守
保守
おはようほしゅ
もちつけ機能まだあったんか
おはいお
眠いお
>>50 その普通ってのは男性向けBLにとっての普通だと思う
腐男子からすれば古泉攻めとかキョン受けとか萌えるんだがなあ
男性向けBLってなんだよwww
確かにハルヒの男キャラをどうしても抱けって状況に追い込まれたら
第一希望国木田で辛うじて古泉がいけるかどうか
他は無理、な気はするが
男性向けBLってのはそれこそ岡部とか中河のイメージだな
>>49 あのスレの古泉はそもそも古泉でもなんでもないだろwww
お題SSが終わらない終わらない…
そして腐女子上司GJ!
長門「クリスマスプレゼント、ちょうだい」
書けた!投下します!
お題「サイレン」「ブラッディ・クリスマス」
副題「サンタの服が赤いわけ」
血が出て来るので血が嫌いな人は注意して下さい
クリスマスがやってきた。
本日はその前日にもあたるクリスマスイブ、ハルヒの一声によりSOS団総出で鶴屋さんの家に赴き、パーティーを楽しんだ。
「お疲れっさ!」
と鶴屋さんの声を聞きながら5人で帰路につく。
時間は11時。久しぶりにたっぷり楽しんだな。
「しかし素晴らしいパーティーでしたね」
「鶴屋さんのお家はいつ見ても凄いです…」
「…モグモグ」
…長門、肉テイクアウトしすぎだ。
「…美味」
「確かに美味しかったですぅ」
「おや、そう言えば涼宮さんはどちらに?」
「あ、ごめんごめん、考え事してて歩くの遅くなっちゃった」
「…ボーっとしながら道を歩くのはとても危ない」
「お肉食べながら歩くのもどうかと思いますよぉ…」
で、何考えてたんだハルヒは?
「んー…いや、クリスマスって言ったらサンタじゃない。サンタの服は赤いのはなんでかなぁって」
「そういえば赤いですねぇ…」
「サンタって言ったら子供達に見つかることなくプレゼントを置いていくんでしょ?あんな真っ赤な服だと気付かれないのかしら?」
「…俺は知らないな」
長門は肉食べるのに夢中だし…古泉は何か知ってるのか?
「いえ、残念ながら…」
「んー、一度気になると他の事に集中できないわね…てっとり早くサンタを捕まえて話を聞けば良いんだけど…」
…嫌な予感。
「そうよ!とっちめてやれば良いのよサンタの奴を!ねぇ、キョン以外でこれから用事ある人っているかしら!?」
「…俺は?眠いんだが…」
「雑用係が団長を差し置いて休めるわけないでしょ!却下!」
「私は特に用事はないですよ」
「僕もです」
「…モグモグ」
…長門のそれは肯定で良いのか?
「…モグモグ」
「良いってさ」
「あんたよくわかるわね…まぁいいわ。とりあえず適当に歩き回ってサンタを見つけましょう!あんな派手な色なんだからすぐ見つかるに決まってるわ!」
あぁ、面倒臭いことになった。
しかもサンタを捕まえるって…某憂鬱ギャグ漫画の二番煎じじゃないのか?
「ご安心ください。こんなこともあろうかと、既に手は打ってあります」
「…その手っていうのはさっきから俺達の後ろをつけてきている怪しい人じゃないだろうな?」
「おや、良く気がつきましたね、サンタの扮装をした新川さんが待機しています」
…何やってんですか新川さん。
「あーもう!サンタの奴なかなか姿を表さないわね!」
「サンタさんはお空をトナカイさんと一緒に散歩しているんですよぉ」
「…トナカイのお肉…ジュルリ」
…とりあえず、だ。
「サンタ役はそれで良いとして、赤い理由はどうするんだ。ハルヒが納得いく説明はできるのか?」
「…考えてなかったですね。仕方ありません、新川さんと作戦会議でも…」
「2人とも、何コソコソしてるの?」
…やべぇ、見つかった。
「いや、あの…だな、そう!作戦会議をしてたんだ!サンタを捕まえるための!」
「新川さんとか聞こえたんだけど…気のせいだったかしら…」
どんだけ地獄耳なんだよ…ちょっと!新川さん!呼んだわけじゃないのでまだ隠れててください!
「あれ?そこの電信柱の影に誰かいませんか?」
「本当だ!怪しいわね!」
…おい、どうするんだ古泉!
「とりあえず新川さんには逃げてもらいましょう」
古泉がハルヒに見えないように何らかのサインを送ると、新川さんはコソコソと退散して行った…が
「あ!逃げようとしてる!有希!キョン!捕まえてきなさい!」
「ちょっと待て!サンタを捕まえるんじゃなかったのか!?」
「良いから早く捕まえてきなさい!ほら、有希なんかもう走って行ったわよ!」
げ、マジかよ!
仕方ない、追いかけるか。
「捕まえたらふん縛っておくのよー!」
しばらく走ると長門が立っていた。
走るの速いっての…
「…このまま走り続ければ捕まえるのは容易だった、しかし問題が一つ発生した」
「問題?」
「…腹部が痛い。右の脇腹からみぞおちにかけてズキズキ痛む」
…食った後に走るからだ。
「さて、どうすっかな。このまま戻るか、ハルヒには見つからなかったとでも言えば良いし…」
「…モグモグ」
「…まだ肉は食うのな」
「…美味」
よし、ハルヒには適当言って誤魔化して帰るとするか、そう思い踵を返す…
…刹那。
「…何だ?」
突如として警報が鳴り響く。
これって…鶴屋さんの家の方角から?
「あ、キョンいた!」
「ハルヒ、結局追いかけてきたのか」
「だって警報が凄かったんだもん。何かあったの!?」
俺は知らん。
とりあえず鶴屋さんの家から聞こえてくるようなんだが…
「すぐそこじゃない!行きましょう!」
「あ、おい!…行っちまった」
「あの…新川さんは?」
古泉が話しかけてくる。
「わからん。逃げられたみたいだ…どうした?」
「いえ、少し嫌な予感が…もし新川さんが逃げる途中で鶴屋さんの家に忍び込んだとしたら…」
あー…あの鶴屋さんの家だ。
トラップやら警備やらあっても不思議では無いな。
「…もしかしてこの警報も?」
「…恐らくはそうかと」
「…もしかしてとってもマズい状態?」
「…既に手遅れの可能性も」
行こう。
しゃべってる場合じゃねぇ!
◇◆◇◆◇
結論から言おう。
古泉の読みはズバリ当たっていて、既に新川さんは瀕死の状態であった。
「新川さん!大丈夫!?何があったの!?」
新川さんを抱きかかえるハルヒが叫ぶ。
絵面敵に男女逆な気がしないでもないが…
というか血!額から血が!
「まさか…鶴屋さんの家にはそんなに恐ろしいトラップが…」
「いえ…私が脱出の際に頭を打ち付けた…だけ…です」
「ちょっと!喋っちゃ駄目です!漫画でしか見たこと無いくらい血が流れてますよ!」
「新川さんはドジなんですねぇ」
「…みくるちゃんがそれを言うか」
新川さんのサンタの衣装にどんどん血が付着していく。
元から赤かった部分にどす黒い血が付着していく。
え?これ大丈夫なのか?
「…まかせて」
「おぉ、長門…ってかハルヒがいるが何とかなるのか?」
「…大丈夫…くぁwせdr……!?…ゲホッ!ゲホッ!」
だからもの食いながら何かするのをやめなさい!
盛大に咽せてるじゃないか!!!
「長門さん大丈夫ですか!?ほら、背中トントンしてあげますから」
「…コクン…ケホッケホッ…」
「ありゃりゃ、そこのおじさまはハルにゃんたちの知り合いだったのかい?」
道の隅で長門の背中を叩く朝比奈さんを見ながら鶴屋さんがやってきた。
「ど、どうしよう鶴屋さん!血が止まらないの!」
「あの…新川さんの意識が…無くなったんですが…」
………。
「………」
「………」
「…ケホッ…ケホッ」
…どれが誰の三点リーダかわからないがまぁいい。
「救急車を早く呼ぶんだぁぁぁ!!」
「安心するっさキョンくん!こんなこともあろうかと既に呼んどいたっさ!」
言うが速いか即座に救急車がやってくる。
意識の無い新川さんが運び込まれる。
…長門、何でお前も入ろうとしてるんだ?
「…横になりたい」
「家に帰ってからにしろ」
走り去る救急車を見ながらハルヒが呟く
「わかったわ…どうしてサンタの服が赤いのか…」
誰も何も言わない。突っ込む気力しか無い。
いや、元気印の先輩がいるがこの人は突っ込むことなどしないだろう。
「…あれは全部血だったのよ…!」
そう言うと25日を告げるメロディが流れる。
気がつけば0時を回っていた。
町のイルミネーションはとても綺麗で、クリスマスソングとベルの音が鳴り響いていた。
「…やれやれ」
ため息が白い息に変わる。
「まぁまぁ、みんな元気だすっさ!ほら、メリークリスマス!」
「…メリークリスマス…」×5
クリスマスソングと救急車のサイレンの音が、ただひたすらに不愉快な音楽を奏でていた。
おわり
以上。
さるくらわずにいけた!
返り血とかあったなw
昼休みほ
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 12:43:59.77 ID:Y8nTNo3q0
道を空けよ
去年は延期で聞けなかった、おしゃべりたいまーのクリスマスバージョン
有希ちゃんのメリークリスマスが聞けるから今年は何とか乗り切れそうです
ドクターイエローを目撃した
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 13:55:15.04 ID:YRfuxdOQO
古泉は黒い部分もあるし、機関という謎の後ろ盾もあるし、
別に攻めでも違和感ないけどな
保守
>>79 >古泉は黒い部分もあるし、機関という謎の後ろ盾もあるし
で攻めってのもよくわからない基準だな
背が高いからってのならわかる気もするんだが
それ以前に古泉に黒い部分なんかあったか?
二次創作設定じゃなく原作の設定で
ちょっと考えたんだが
黒い部分がある=攻め
だとしたら
キョン、会長、朝倉、みくるの中の人、国木田の中の人=攻め
谷口、中河=受け
になると思うがあってるか?
ハルヒの閉鎖空間や長門の改変は黒い部分になるのか判断できなかった
すごいビジュアルきついことになるんだがwwww
プリンで尻穴の話だと……?
●<うれしい事してくれるじゃないの
>>83 もはや口調すら違うwwwwwww
最初にそれを古泉だって言った奴の想像力半端ねぇよなwwwwwwwww
古泉の黒い部分か。
みくるがキョンを篭絡するために用意された人選だとかさりげにひどいこと言ったりとかしてるな。
ただ古泉の場合、全ての言葉が思考実験な発言だから黒いというとのは違うイメージだな。
>>82 キョン攻め古泉受けが好きな人もいる……らしい。どのキャラが攻めでどのキャラが受けかはカプ論と同じで、語り出したら不毛な争いが繰り広げられることもある……ようだ。結局個人の好み……だと思う。
>>83 こういう連中にアナルスレに来られても困るよな。
レスありがとう
>>85 なるほど
俺はその辺りはキョンの言う偽悪的って奴かと思ってた
偽だから悪いふりしてるだけかと
>>86 個人の好みの問題になるのか
そりゃ仕方ないな
でもそれなら自分は攻めが好きとか受けが好きって言ってくれればわかりやすいのにwww
攻めとか受けとかを決まってることみたいに書くってのはカプを押し付けるのと動議なんだな
勉強になった
>>87 名前だけ借りたオリキャラには興味ないから行かねーwwwww
じゃあケーキ売ってくる
ほしゅ
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 18:17:34.62 ID:Y8nTNo3q0
どけよ
保守
うむ
保守
保守
ほしゅ
ほしゅ
保守
調整中ほしゅ
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 21:54:27.90 ID:Y8nTNo3q0
どけ!
ほぁ
ほしゅ