1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
('A`)「おい、飲みにいかんか」
( ^ω^)「あ……いえ今日は」
(´・ω・`)「なぁ……」
せっかく交流を図ってやろうというのに、なんて態度だ。
俺はわざと聞こえるようにしたうちをした。
('A`)「何か予定でもあるのか」
( ^ω^)「あ……今日は、うちで息子の誕生日があるんですお」
(´・ω・`)「ぼ、僕もそれに呼ばれていまして」
くだらん用事だ。
どうせ、妻に覇権を握られているのだろう。軟弱な若者どもめ。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:35:19.25 ID:ZdKMjSg/0
これで終わりだったらすげぇな
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:36:11.66 ID:Q4asexXu0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:36:33.11 ID:Nfp4mOEU0
('A`)「そんなもの、電話して断れ。仕事の飲みが入ったからいけないと」
( ^ω^)「そんな……」
(´・ω・`)「課長。それは流石に」
('A`)「何だ。上司の言う事が聞けんのか?」
自然と声が荒くなった。
家内にすら逆らえぬ軟弱者のくせに、この俺に逆らおうというのか。
('A`)「言っておくが、俺が総務にきたのは会社の伝統だからだ。腰掛け課長なんだよ。
営業職では、毎日米国人相手に流暢な英語で対応したもんだ。
お前ら、英語は話せるのか? いや、そもそもビジネスマナーというものをだな」
('、`*川「課長。今日のところは勘弁してあげたらどうですか?」
不意に、背後から伊藤がフォローに入った。
( ・∀・)「そうですよ、課長。そいつらはまだ新婚ですし、目を瞑ってやってはくれませんかね」
モララーまでやってきた。まったく、総務はぬるいと聞いてはいたが
甘い汁を吸って生きている奴らが団結すると、こうもうざったいとは予想外だった。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:40:52.11 ID:Nfp4mOEU0
('A`)「駄目だ。今日は付き合え。上司命令だ」
( ^ω^)「そんな……息子にプレゼントをあげるって約束したんですお」
('A`)「そんなもの、明日にすればいい」
(´・ω・`)「いくらなんでも、それは酷いですよ」
ショボンが噛み付いてきた。見たところ、まだ二十代だ。
その若さで総務ということは、よほど使えない人間だったのだろう。
日本の会社は、役立たずに甘すぎる。もっと、アメリカを見習えと常々思う。
('A`)「ふむ」
しかし、ここで引いては、上司としての面子が立たない。
まあ、初日から事を荒立てるのは得策ではないだろう。俺は精一杯の妥協案をあげた。
('A`)「よし。ショボン、お前が付き合え」
ショボンは露骨に嫌な顔をした。俺はかまわず続ける。
('A`)「もしお前が断るなら、内藤を連れて行く。
三年間、ここで仕事をするんだ。早いとこ、俺も総務の連中と仲良くならないとな」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:42:57.11 ID:ZdKMjSg/0
やり手かぁ
似合うような似合わんような感じだな
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:44:04.86 ID:Nfp4mOEU0
(´・ω・`)「そんな……」
('A`)「どうするんだ。断るのか?」
(;^ω^)「ショボン」
(´・ω・`)「……わかりました。付き合いますよ」
('A`)「よし。じゃあ、行くぞ。いい店を知ってるんだ」
(´・ω・`)「終電までには、帰りますからね。家族がいるんで」
ショボンは嫌々な様子だったが、俺は内心ざまあみろ、と思っていた。
結婚は人生の墓場だと、常々耳にしていた。俺もそう思う。
何が哀しくて、女や餓鬼のために仕事をしなければならないんだ。
家族の為に仕事を疎かにする奴が、俺は一番嫌いなのだ。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:45:22.39 ID:MeRtWAeS0
なんていうかこのドクオ 良い言い方だと情熱的な奴だな
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:45:25.26 ID:ZdKMjSg/0
俺はなにもかもおろそかだぜ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:46:46.13 ID:MeRtWAeS0
>>9 尊敬したwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:47:35.21 ID:Nfp4mOEU0
(´・ω・`)「あ、うん。夕飯はいらないからね」
('A`)「電話は終わったか?」
(´・ω・`)「はい……」
俺とショボンは、馴染みの居酒屋に入った。
通だけが知っている店だ。俺は会社に入った頃から、通っている。
大将ともすっかり仲がいい。
('A`)「大将。いつものくれ」
「あいよ」
('A`)「俺のおごりだ。好きに飲め。若いんだから、いくらでも飲めるだろう?」
(´・ω・`)「はぁ……でも、僕はあんまりお酒は飲まないんですよ」
俺は煙草を取り出し、火をつけた。
この店は禁煙ではない。そういう区切りのないところが、おれは気に入っている。
('A`)「ほう? 珍しいな。俺が若い頃は、同僚と倒れるまで飲み比べしたもんだ」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:49:13.12 ID:zRdIuXSoO
つC
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:50:09.30 ID:ZdKMjSg/0
ドクオいい店知ってんだな
てか誘ってくれるなんていい上司じゃねぇか
ていうか今日も先輩にめちゃくちゃ怒られたぜ
もう会社いけない!金曜でよかった!
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:50:22.90 ID:Nfp4mOEU0
(´・ω・`)「そうなんですか」
煙草の煙にまかれて、ショボンが顔をしかめる。
('A`)「吸うか?」
(´・ω・`)「あ、いえ。僕は煙草も吸わないんで」
('A`)「何だ。じゃあ何を楽しみに生きているんだ」
(´・ω・`)「えっと…・・・映画とか、ですかね」
俺は「ふーん」と興味無さそうに言った。
('A`)「俺が学生の頃は、よく徹夜で麻雀をしたもんだが、ショボンはやるのか?
ほら、金をかけたり」
(´・ω・`)「え? い、いや。麻雀はよくわからないです」
('A`)「麻雀が出来ないと、今後、営業にまわったときに辛いぞ。
今度、俺が教えてやる。行きつけの雀荘があるんだ」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:50:55.93 ID:k/Se0bvkO
しかしプライドの高い課長だなw
C
ただの嫉妬じゃないのか
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:51:45.87 ID:MeRtWAeS0
プライドだけが高い上司って使えない奴が多い
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:52:13.26 ID:ZdKMjSg/0
タバコ吸わない奴は雀荘厳しいだろ
都会のは違うのかもしれんけど
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:53:57.21 ID:Nfp4mOEU0
ショボンは眉をひそめた。口では笑っているが、無理をしているのだろう。
目が笑っていない。
(;´・ω・`)「あはは、考えときます」
('A`)「今度の日曜はどうだ。俺は空いているが」
(;´・ω・`)「……あー、その日は、ちょっと」
('A`)「家族でピクニックにでもいくのか?」
冗談半分で言ったのだが、ショボンは「いえ、息子と家でゲームをします」と答えた。
俺は返答につまった。ゲームというのは、子供がやるものであって、大の大人がやっても面白くないだろうと
思ったのだ。
('A`)「大変だな、若い父親は」
(´・ω・`)「そうでもないですよ。育児っていうのは、確かに大変ですけど
一緒にいて楽しいですし」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:57:22.86 ID:Nfp4mOEU0
俺は子供を育てるのが楽しい、という考えが理解できなかった。
そもそも、女という生き物が嫌いだったから、同じ理由で子供も嫌いなのだろうな、俺は。
('A`)「育児なんてのは、女にやらせておけばいいんだ。男のやるもんじゃない」
(´・ω・`)「いえ、流石にまかせっきりには出来ませんよ。
うちの妻は、働いていますから余計に分担しないと」
('A`)「子供がいるのに働いているのか」
俺は驚いた。
普通、結婚したら女は仕事をやめて家に入るものなのだ。
('A`)「亭主が働いているんだから、女房まで働く必要はないだろう。
そんなに金が必要なのか?」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 22:58:39.51 ID:ZdKMjSg/0
ドクオらしい
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:00:04.11 ID:MeRtWAeS0
まさにドクオ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:02:53.56 ID:Nfp4mOEU0
(´・ω・`)「まぁ……やっぱり、これから色々かかってきますし」
('A`)「しかし、うちの会社は総務でもそこそこの給料はもらえるだろう」
総務でも、と自然と口から出てしまったが、まあいいかと思った。
うちの花形は営業だ。世界へ飛び、あらゆる場所で、大きなプロジェクトを手がける。
やっている事が大きければ、当然、待遇も至高だ。
総務は、言ってしまえば会社の窓際なのだ。
日陰に行くのは、きまって競争から漏れた人間だ。
(´・ω・`)「妻はまだ働きたい、と言ってますし」
('A`)「女は結婚したら働かなくていいんだ。
女の幸せは、愛した男に全てを捧げ、子を産み育てる。
そういうもんだ。お前も、男ならビシっと言ってやったらどうだ」
まるで我が事のように、力説する。
俺は童貞だから、あまり説得力がないかもしれないが、若造相手なら十分だろう。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:05:27.51 ID:zRdIuXSoO
('A`)にいつも恋しそうになる
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:06:00.05 ID:ZdKMjSg/0
さらっとドクオやっぱりドクオ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:06:21.62 ID:dckcsmr0O
>俺は童貞だから、あまり説得力がないかもしれないが
>俺は童貞だから、あまり説得力がないかもしれないが
>俺は童貞だから、あまり説得力がないかもしれないが
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:06:27.03 ID:Nfp4mOEU0
(´・ω・`)「今はそうもいきませんよ。
営業でも、いるでしょう? キャリアウーマン」
('A`)「ああ、いたな。大抵、一流大学の外国語学科だとか、つまらん肩書きを持って
あたかも世界の全覇権を握った王様のような面を下げていたな」
俺は、営業にいた時の事を思い出した。
まさに絵に描いたような新入社員がいたのだ。
(´・ω・`)「今は女性もビジネスに参入する社会ですからね」
('A`)「そんな事はない。他はどうか知らんが、女なんてのが権力を持つと
大抵、ろくな事にならんぞ。女は、理屈じゃなく感情とプライドで動く生き物だからな」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:08:10.78 ID:2LkynZmdO
間違いなく童貞だな
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:10:39.29 ID:Nfp4mOEU0
(´・ω・`)「何かあったんですか?」
俺の言葉の含みに気付いたのか、ショボンが興味深そうに聞いてきた。
('A`)「大したことじゃない。ただ、そいつは俺の直属の部下になったんだが、
一年と持たずに辞めていったよ」
(´・ω・`)「やっぱり、厳しいんですかね」
('A`)「なあに。ちょっと海外の商談に行かせたら、すぐに根を上げたさ。
どんなに頭が良くたって、実戦じゃ女は使い物にならない。
ま、その程度で潰れるようじゃ、花形の営業は勤まらないって事さ」
(´・ω・`)「いきなり商談ですか。うわぁ……それはきついなあ。
フォローとか、してあげなかったんですか?」
('A`)「したさ。彼女の英語が通じなくて、涙目になっていた時にな、
相手企業の人にこういってやったのさ」
('A`)「彼女は赤ん坊ですから、もっとゆっくり喋ってあげてください、ってな」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:10:46.36 ID:MeRtWAeS0
だが、ドクオの言う事も一部には当てはまる
童貞ですけどね
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:11:01.57 ID:zRdIuXSoO
童貞好きにはたまりません
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:11:03.38 ID:o4kkpeQn0
コレは支援
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:12:51.20 ID:ZdKMjSg/0
Nice joke! HAHAHA!的な?
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:13:44.05 ID:MeRtWAeS0
ドクオGJ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:15:16.48 ID:Nfp4mOEU0
ショボンは、引きつった笑みを浮かべた。
丁度、刺身が運ばれてきて話題が変わった。
(´・ω・`)「課長は、三年ほど総務にいるんですよね」
('A`)「ああ。それが終われば、晴れて俺も出世街道まっしぐらだ。
世界をまたに駆けたプロジェクトの指揮を取る。いわゆる、精鋭ってやつだな」
誇らしげに、言う。
自慢ではあるが、紛れもない事実だ。現に、上の方から「席はあけておく」と
直接、言われているのだ。
(´・ω・`)「凄いな。給料も、さぞかし沢山もらえるんでしょうね」
('A`)「まあな。だが、俺は金もそうだが、やはり男として会社を背負うとなると
燃えるものがある。サラリーマンめいりに尽きるってやつだ」
俺はめいりの漢字をど忘れしてしまったので、ひらがなにしておいた。
どうも、英語ばかり喋っていると漢字に弱くなる。
日本語は、世界一不便な言語だと思った。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:18:51.15 ID:Nfp4mOEU0
(´・ω・`)「……でも、結婚はされてないんですよね」
('A`)「当然だ。結婚なんてのは、俺のしょうに合わん。
俺は仕事に命をかけているんだ。女の遊びに付き合っている暇はないんだよ」
仕事における自論でも語ってやろうか、と思った。
ショボンは、生意気だが骨のありそうな奴だと感じたのだ。
叩けば伸びるかもしれない。ぬるま湯の総務においておくのは、もったいない気がした。
('A`)「もしお前にやる気があるなら、引っこ抜いてやってもいいぞ。
俺は役人にも顔が聞く。俺の推薦なら、簡単に花形になれるぞ。
もっとも、生き残れるかはお前次第だがな」
得意気に言った。だが、ショボンは眉をひそめた。
(´・ω・`)「うーん、そういう幸せも、ありなんですけどね」
刺身を醤油につけながら、ショボンは唸った。
オレ学生だけど
上司がこんなんばっかだと思うと萎える
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:20:29.89 ID:ZdKMjSg/0
冥利
わざとなんだろ?
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:22:48.32 ID:Nfp4mOEU0
(´・ω・`)「僕はやっぱり、今の穏やかな環境が好きなんで、総務で十分ですよ」
('A`)「何だ。出世欲のない奴だな。同期の内藤っているだろう?
あいつより、お前の方がよっぽど使えそうだ。嫌にならないのか?
能力があるのに、ない奴と同じ待遇で」
(´・ω・`)「うーん、僕は能力とか、出世とか、競争とか、そういうのは苦手なんですよ」
俺は、酒を一口飲んだ。喉が熱くなる。
('A`)「どうしてだ。資本主義なんだから、競争は何処にでもあるだろう。
せっかく勝てる力があるのに、くすぶっているのは男としてどうなんだ、と俺は言いたい」
(´・ω・`)「課長は、全力で突っ込んでいくタイプですね」
('A`)「ああ。うじうじしている雑魚など、引っこ抜いて投げてやるぞ。
俺はそうやって、今の地位を勝ち取ってきた」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:23:10.96 ID:MeRtWAeS0
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:24:42.30 ID:7W7xehuy0
脳の病気フラグ?
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:25:14.60 ID:ZdKMjSg/0
総務にいるくせに偉そうだな
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:26:10.24 ID:pqCb02pB0
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:27:28.69 ID:o4kkpeQn0
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:27:28.78 ID:Nfp4mOEU0
つまみを口に運び、それを酒で流し込む。
('A`)「世の中は公平に不公平だ。日本は他と比べればましだが、
それでも負け組の環境は厳しい。ほら、駅でよくうろついてるホームレスとか、いるだろ?
ああいうのは、典型的な負け組だ。努力を怠った結果、ついに最低限の努力をも捨てた、成れの果てだよ。
同情はしないさ。ああいう奴らは、最後まで足掻くことなく、諦めたんだからな」
(´・ω・`)「好きでホームレスをやっている人だって、いますよ」
('A`)「まさか。路上に寝て、廃棄弁当を漁って、人間の最底辺じゃないか」
(´・ω・`)「でも、自由です。社会に縛られていない」
俺は思わず、噴き出してしまった。
あまりに若くて、笑ってしまったのだ。しかし、ショボンは真面目な顔で続ける。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:27:58.71 ID:k/Se0bvkO
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:29:48.24 ID:ZdKMjSg/0
羽ばたけない自由か
いいフレーズだぜ
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:32:42.96 ID:Nfp4mOEU0
(´・ω・`)「僕、時々思うんです。自分のしている仕事は、果たして僕じゃなきゃ出来ない事なのか。
僕がいなくても代わりがいるんじゃないか。だとしたら、自分はそれでいいのかって」
('A`)「おいおい、勘弁してくれよ」
酒がまわってきたのか、少し頭がぼうっとしてきた。
それでも、流暢に言葉は口から出てくる。
('A`)「仕事っていうのはな、その意味を考えるようじゃだめだ。
自分で意味を探し出して、それを掴んでこそ仕事は仕事といえるんだ。
生意気な事を言いたかったら、もっと上にいって見せろ。一番になってみせろ。
それから、意味があるのか探せばいい」
ショボンは納得したような、してないような微妙な頷きをする。
('A`)「総務の奴らは、いっつもそんな小難しい事を考えているのか?」
(´・ω・`)「いえ、きっと僕だけですよ。総務の人達は、みんな自分の仕事に満足しているようです。
……いや、きっと仕事以外の、職場の雰囲気が好きだから、やっているのかも。
気兼ねなく働ける職場、安心して帰れる家があるから、みんなやってるんじゃないかと、思います」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:32:43.76 ID:rIK5/lZ40
久々にリーダまともに使ってる
>>1見た
支援しえん私怨
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:34:11.79 ID:ZdKMjSg/0
あ、すげー
きづかなかった
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:37:39.99 ID:yKd2P3sp0
ショボンいいぞ
やる夫なら絶対キレるとこ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:38:33.78 ID:Nfp4mOEU0
家庭のいざこざには疎い童貞の俺でも、ショボンの心配事は簡単にわかった。
('A`)「うまくいってないのか?」
(´・ω・`)「……まあ、互いに働いていると、家庭が疎かになりますからね」
ショボンは酒を一気に飲み干した。
(´・ω・`)「今日、内藤の息子の誕生日会に誘われていたんですけど、
あれ、ぶっちゃけると内藤が僕らのことを気遣って、誘ってくれたんです」
('A`)「内藤とは、家族ぐるみの付き合いか」
だとしたら、悪い事をしたかな。
柄にもなく、罪悪感が芽生えた。しかしショボンは微笑んだ。
(´・ω・`)「いいんです。ぶっちゃけ、今夜は妻の顔を見たくなかったもので。
内藤の手前、露骨にそれは出せませんでしたけど」
('A`)「妻の顔が見たくないか。こりゃあ、息子はたまらんな。
うかうかしてると、保育園が家になっちまうぞ」
冗談で言ったのだが、ショボンは暗い顔をして俯いてしまった。
ばつが悪いな。若者言葉でいうと、ケーワイってやつだな、なんて下らない考えを浮かべた。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:41:24.91 ID:yKd2P3sp0
ドクオオヤジすぎるww
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:43:28.85 ID:ZdKMjSg/0
まぁ気をつかうなら飲みに連れてくのがいいかもね
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:44:12.61 ID:5aNfFY5ZO
si
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:46:13.08 ID:Nfp4mOEU0
('A`)「……まあ、近いうちに話し合った方がいいんじゃないか?」
無難なフォローを口にした。
仕事の事なら、ばんばん意見が出せるのだが、家庭の話となると平凡な台詞しか浮かんでこない。
(´・ω・`)「共働きですから。話し合おうにも、中々時間がとれないんですよね」
('A`)「そうか」
恐らく、ショボンの女房も働き盛りなのだろう。
女に働き盛りがあるかどうかなんて、知らないし興味もないのだが。
(´・ω・`)「でも、不思議と危機感はないんです。
もしかして、このまま放っておけば、自然と夫婦っていう形に
なっていくんじゃないかなって、最近はそう思います」
('A`)「それは怠惰な奴の考える事だ」
俺は手を大きく振った。
('A`)「いいか。世の中には、仕事も家庭も、共通の理念みたいなもんが底にあるんだ。
それはな、行動しなければ何も変わらないって事だ」
(´・ω・`)「しかし、行動しない方がいい時もあるでしょう?」
('A`)「確かにな。だが、お前の女房が行動に移してしまったら、お前の家庭はまずいんじゃないのか?
例えは悪いが、自殺志願者が、勇気をもったら何をする。飛び込むか飛び降りるか、そんなところだろ?
お前は女房の仲は、現在マイナス。$は80円台を切ったあたりか。
このまま、放置しておくと国、もといお前の家庭が傾くぞ」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:48:18.61 ID:ZdKMjSg/0
円高ヤバイ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:50:53.21 ID:tofme8Ow0
これ面白いな
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:52:02.97 ID:Nfp4mOEU0
俺の理屈に、ショボンのしょぼくれた眉毛がますますしょぼくれた。
ショボンが男でよかったと思う。女はここで泣くから嫌いだ。
(;´・ω・`)「じゃあ、どうすれば」
('A`)「自分で考えろ、と言いたい所だが、まあこれも何かの縁だ。教えてやる。
家が崩れそうになったら、大黒柱が支えるしかねえだろ。屋根に潰されたんじゃ、何のための大黒柱かわからんからな」
変な例えだと思った。旦那が大黒柱なのはともかく、女房が屋根か。
雨風を防いでくれるから、ってか?
童貞がよくいうよ、なんて自虐する。
('A`)「男なら、ガツンといけ。時間が合わなくても、無理やり合わせろ。
それくらい出来なきゃ、屋根だっていつ崩れるのか不安でしょうがねえだろ?」
(´・ω・`)「……ガツンと、ですか。出来るのかな、僕なんかに」
('A`)「出来るさ。男なんだからよ。男は生まれつき、田んぼを支える力は持ってるんだ。
お前ら若者はただ、田んぼから逃げてるだけなんだよ。白いワイシャツを汚したくねえってな」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:53:52.13 ID:NyZOy7sV0
ドクオがかっこよく見えてしまう
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:54:42.57 ID:MeRtWAeS0
なんかドクオかっけぇ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:55:42.03 ID:ZdKMjSg/0
知らないのにそれっぽいこと言うことに罪悪感はないのか
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:56:25.79 ID:ZBqa559DO
いい奴だが女には敬遠されるだろうな
てかうまいな書くの
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/19(金) 23:59:26.09 ID:Nfp4mOEU0
ふと、何で俺は独身なのに、部下の夫婦問題に助言しているんだろうと思った。
まあ、いい。酔いも心地よくなってきた。最後まで、付き合ってやろう。
('A`)「夫婦ってのは、一緒に泥まみれになって、人生を歩んでいくもんだろ?
優雅にお屋敷で踊りたきゃ、イギリスにでも行くんだな。日本を支えているのは、米だぜ。ショボン」
(´・ω・`)「……僕、何だかやれるような気がします」
('A`)「そうか。そりゃよかったな。もっとも、俺には関係ないけどよ」
(´・ω・`)「じゃあ、何でこんなに親身になってくれるんですか?」
ショボンは、どこか親しげな笑みを浮かべながら言った。
俺はうーんと唸り考えたが、酔った頭で答えが出るわけなど無く
('A`)「俺の飲みに、付き合ってくれたから、かな」
気持ち悪い発言でお茶を濁した。
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:01:38.27 ID:TpmIvvk80
(´・ω・`)「あはは。課長って、案外寂しがりや何ですね」
('A`)「やかましい。四十代の独身はな、色々あるんだよ。色々と」
ぷい、とそっぽを向く。酒をちびちびやりつつ、俺は感傷に浸っていた。
若い奴らも、色々苦労してるんだな。
いや、もしかしたら、どんな人間も同じような苦難を味わっているのかもしれない。
俺はただ、それを知らないだけで。
('A`)「四十も過ぎて、何カ国も渡り歩いたってのに、視野が狭いな俺は」
(´・ω・`)「え?」
こんな身近な人間の、悩みも知らない俺は、果たして勝ち組なのだろうか。
優秀な人間だと胸を張っていえるのだろうか。
('A`)「何でもない。独り言だ」
なるほどな。だから俺は、童貞なのだと、妙に納得がいった。
長年悩み続けていたが、素直になってみれば、答えはこんな身近に落ちていたのだ。
灯台下暗し。昔の人は、中々人生の真理をしっていらっしゃるもので。
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:03:14.03 ID:5kY0lKNu0
俺は苦労してないから安心してくれ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:03:18.55 ID:Ntpd3/+t0
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:04:04.95 ID:OqvlBw6/O
俺、就職できなさそうだから進学したけど、こんな上司なら良いかも
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:05:09.88 ID:TpmIvvk80
('A`)「そろそろ出ようか」
(´・ω・`)「え? まだ早くないですか?」
('A`)「終電までには、帰りたいんだろ」
ショボンはほがらかに笑った。
上司なので、俺が代金を払い、さっさと外に出る。
街のネオンが眩く煌いていた。吹き付ける風は、肌寒い。
(´・ω・`)「マフラーでも、買っていってやりましょうかね」
('A`)「好きにしろ。だが、発言には責任を持て」
(´・ω・`)「それって、買った方がいいよって事ですか」
('A`)「だから、好きにしろ。後で責任をとらされたら敵わん」
それで責められちゃ、童貞の立場がないってもんだ。
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:08:40.80 ID:FwUzk7x2O
支援
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:10:13.15 ID:TpmIvvk80
街はまだまだ騒がしい。
幾多の人間が、十人十色の表情を浮かべながら、すれ違い、通り過ぎていく。
この仲に、果たして悩みを持たずに生きている人間はいるのだろうか?
世の中に絶対は存在しない。だから、いると思えばいるのかもしれない。
だが、俺は、悩み事の一つや二つあったほうが、人間は幸せなんじゃないかと思った。
悩んでいた方が、人間らしいから。全く、訳が分からない。心理のパラドックスだ。
(´・ω・`)「それじゃ、僕はここで」
('A`)「ああ。……そうだ、内藤に悪かったと、伝えておいてくれ」
(´・ω・`)「いやですよ。自分で言ってください」
('A`)「生意気な若造だ。ちっとはだなー、上司と部下のビミョウな気まずさをさとって
気を利かせろい」
(´・ω・`)「ドクオさんは、そういうタイプじゃないでしょう」
呼び捨てにされて、こいつと思いつつも嬉しい自分がいるのに、驚いた。
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:10:16.80 ID:CGmBR57mO
支援
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:11:24.66 ID:5kY0lKNu0
呼び捨てって間違えてないか?
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:14:33.53 ID:Ntpd3/+t0
支援
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:15:37.26 ID:TpmIvvk80
(´・ω・`)「また、飲みに誘ってくださいよ。今度は、総務課全員連れて」
('A`)「そうだな。上司権限で、やってやるよ。
俺はうるさい上司だからな。これから、覚悟しておけ」
(´・ω・`)「今時、中々いませんよ。ドクオさんみたいな上司は」
言って、ショボンは背を向け、雑踏の中へと消えていった。
残された俺は、コートのポケットに手を突っ込んだまま、踵を返し駅へと向かった。
('A`)「そういえば、もうすぐクリスマスか」
童貞とは縁のない行事なので、すっかり忘れていた。
街はクリスマスイルミネーションに飾られ、どこか浮き足立っている。
ショボンやブーンは、家族でクリスマスを過ごすのだろうか?
家族団らんの様子が、瞼の裏に浮かんだ。とても幸せそうだった。
('A`)「仲直り、出来るといいな。頑張れよ、若造」
負け惜しみを呟いて、俺は改札を通りいつもの電車に乗った。
見方を変えれば、俺も立派な負け組だ。
負け組課長、出発進行。人生はまだまだ長い。これからゆっくり、噛み砕いていこう。
fin
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:16:38.20 ID:vT07KCbG0
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:16:47.28 ID:DqLOQD4h0
乙
これはいいドクオだった
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:17:20.12 ID:5kY0lKNu0
乙
嫌われEDかと思ってたよ
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:17:23.33 ID:Kia0tfjIO
乙
いい話だったわ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:17:46.66 ID:Au3KZxqz0
乙!
いい作品だった!
乙
記念パヒコ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:18:08.84 ID:nge3svUZO
乙。樹海の人と似た雰囲気を感じる
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:18:54.21 ID:FwUzk7x2O
乙
乙
かなり良かった
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:19:47.94 ID:Ntpd3/+t0
乙!
味のある話だった
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:20:40.15 ID:voU7jUUx0
良い話だなぁ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:20:41.76 ID:xOhuu+6FO
お疲れー!
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:20:57.22 ID:5kY0lKNu0
>>70の
> それで責められちゃ、童貞の立場がないってもんだ。
これちょっと意味わかんなかったんだが
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:21:52.70 ID:CGmBR57mO
乙
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:22:42.58 ID:m+hYPxwkO
乙カレー
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:23:22.53 ID:v33EP1BXO
乙でした
こういう和やかENDのほうが個人的には好きw
94 :
1 ◆zpW0mlvJcY :2008/12/20(土) 00:24:46.37 ID:TpmIvvk80
以上でこの作品は終わりです。
支援ありがとうございました。
好きな作家は、奥田英朗です。
ではでは。
95 :
1 ◆zpW0mlvJcY :2008/12/20(土) 00:25:53.03 ID:TpmIvvk80
>>90 夫婦間の悩みに童貞がアドバイスして、
うまくいかなかったときにショボンに責められたら、
童貞だから立場がない、とまあそんな感じです。
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:28:58.62 ID:LEFu1ErZ0
おつー
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:29:32.85 ID:DwRHa0AG0
アンタは引き出しすげーな
流石だ、乙
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:30:01.50 ID:5kY0lKNu0
よくわからんけどまぁいいや
おお、親父は黙っての人か
やっぱうまいな
なんでこんなに色々書けるんだ?
乙
めちゃくちゃ良かった。
こんな作品にあえたことに感謝
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 00:35:18.87 ID:0IxHTUY4O
どうせまた盗作だろ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 01:07:25.42 ID:UMrPigZ3O
面白かった。乙
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/20(土) 01:35:55.49 ID:NYdYt9v/O
よむほ
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
まだ書かれてないけどこのドクオ大魔法使いじゃね?