1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
巴「いきなりね」
蒼星石「そうでもないさ。前から思ってたことだよ」
巴「前から?」
蒼星石「そうだよ。だって、キミとボクはキャラがかぶってるからね」
巴「髪型だけでしょ」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 01:47:15.78 ID:0wL5ICUu0
結婚しよう
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 01:49:39.93 ID:ubO6sTz60
蒼星石「髪型、というのはとても重要だよ」
巴「髪は女の命。そういう意味で?」
蒼星石「違うよ。キャラ付けに、って意味でさ」
巴「それはあるわね」
蒼星石「一作品にショートカットは一人で良い。そうは思わないかい?」
巴「いいえ、別に」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 01:51:39.65 ID:rJdBYWr60
・・・ゴクリ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 01:53:03.07 ID:ubO6sTz60
巴「それに、貴方と私の髪型はそこまで似てもいないわ」
蒼星石「似ているか似ていないかが問題じゃないよ」
巴「ショートカットだから、なのね」
蒼星石「話が早くて助かるよ」
巴「どういたしまして」
蒼星石「さあ、生き残りをかけた戦いを始めようか」
…チャキッ!
巴「待って。話が早くても、手を早くして良いという理由にはならないわ」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 01:53:09.67 ID:6mX9uVIFO
巴「更に私が乗馬パンツを履くと・・・」
JUM「Oh・・・」
翠星石に汚いものを見るような目で罵られながら足でぐりぐりされたい
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 01:56:22.47 ID:ubO6sTz60
蒼星石「怖いのかい? 戦うことが」
巴「違うわ。私はただ、雛苺のお姉さんを傷つけたくないだけ」
蒼星石「……これはみくびられたものだね」
巴「本心を言ったまでよ」
蒼星石「ボクには、この庭師の鋏がある。だけどキミは……」
…スチャッ
巴「木刀を使うまでもないわ。竹刀で十分よ」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 01:56:37.68 ID:5c8IVPmXO
勝負に負けた方は髪を伸ばしてポニテにすること
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 01:59:23.88 ID:ubO6sTz60
巴「貴方では私に勝てない、と言っているの」
蒼星石「あはは!……言ってくれるじゃないか」
巴「どうしてもやる気?」
蒼星石「……勿論だよっ!」
ヒュッ!
巴「オナニー」
蒼星石「なっ!?」
ピタッ
巴「籠手ぇ―――ッ!!」
ビシイッ!
蒼星石「っ!?」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:00:36.29 ID:rJdBYWr60
セクシーコマンドーでも使ったのですか
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:03:28.92 ID:ubO6sTz60
蒼星石「卑怯なっ! エッチな言葉で気を逸らさせるなんて!」
巴「何のこと?」
蒼星石「……とぼけないで欲しいな」
巴「随分純情なのね」
蒼星石「いきなり一人エッチのイヤらしい言い方をされたら、誰だって驚くさ」
巴「でも、わかったでしょ? 貴方じゃ私に勝てない、って」
蒼星石「……人間めっ……!」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:07:54.28 ID:ubO6sTz60
巴「まだ続ける? こちらとしては、話し合いで解決したいのだけど」
蒼星石「話し合いで生き残る方を決めるのは難しいと思わないかい?」
巴「そう?」
蒼星石「そうだよ。だから――」
巴「――桜田くんのポークビッツ」
蒼星石「えっ? ジュンくんのおちんちんはそ」
巴「籠手ぇ―――ッ!」
ビシイッ!
蒼星石「痛っ!?」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:11:12.57 ID:HpTO7hpWO
蒼星石かわゆすなあ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:11:47.16 ID:ubO6sTz60
蒼星石「……くっ、今度はボクが食い付く話題でかい……!」
巴「ポークビッツだけにね」
蒼星石「それにしても、どうしてまた籠手を?」
巴「手を怪我すれば、オナニーが出来なくなるでしょ」
蒼星石「……一人エッチと言ってくれないかな」
巴「あら、気が利かなくてごめんなさいね」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:14:38.57 ID:ubO6sTz60
巴「でも、これで貴方が私に勝てないことがわかったでしょう?」
蒼星石「まだ勝負はついて」
巴「ちち」
蒼星石「しり」
巴「籠手ぇ―――ッ!」
ビシイッ!
蒼星石「あくうっ!?」
巴「……邪な心を制御出来ないようでは、私には力で勝てないわよ」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:19:17.25 ID:ubO6sTz60
蒼星石「……さすがジュンくんの幼馴染キャラだ。一筋縄ではいかないね」
巴「キャラと付ける必要はないと思うわ」
蒼星石「そうかな?」
巴「ええ」
蒼星石「とりあえず、話し合いで解決しようじゃないか」
巴「いきなり押しかけてきて切りかかり、勝てないとわかったら話し合いに持ち込む、ね」
蒼星石「玉露が良いな」
巴「しかもお茶を要求するとは驚きだわ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:22:29.93 ID:ubO6sTz60
巴「お待たせ」
蒼星石「熱いお茶じゃないのかい?」
巴「水出し玉露よ」
蒼星石「……コクッ。うん、さすが玉露だね」
巴「実はただの抹茶よ」
蒼星石「……わかってたよ、それくらい」
巴「そう」
蒼星石「……くそっ!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:25:55.21 ID:ubO6sTz60
蒼星石「さて、話し合いを始めようか」
巴「ええ。貴方もお茶を飲んで冷静になってくれたようだしね」
蒼星石「ボク達のキャラかぶりについてだけど」
巴「貴方が問題視してるのは髪型のことでしょう?」
蒼星石「そうだよ」
巴「だったら、貴方がモヒカンにでもすればいいと思うわ」
蒼星石「似合うと思うかい?」
巴「いいえ、全く」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:26:27.72 ID:ikRRCKsoO
何一つ勝ててないところがよい
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:29:19.84 ID:ubO6sTz60
蒼星石「似合わない髪形を勧めるなんて、酷い人だね」
巴「人は、どこかに酷い部分を持っているものなの」
蒼星石「ジュンくんは?」
巴「視力が悪い」
蒼星石「のりは?」
巴「視力が悪い」
蒼星石「みっちゃんさんは?」
巴「貧乳」
蒼星石「言うねぇ」
巴「これ位はね」
貧乳が醜いと申したか
でもおっきい方が好きです
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:31:43.63 ID:HpTO7hpWO
巴のほうが貧(ry
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:34:07.76 ID:ubO6sTz60
蒼星石「貴方が髪型を変えるという選択肢は?」
巴「今のところないわ。むしろ、貴方が髪型を変えない理由を聞かせて」
蒼星石「ボクはドールだよ? 髪が伸びるわけがないじゃないか」
巴「呪いの人形なのに髪が伸びないの?」
蒼星石「本気をだせば伸びるよ。でも、凄く疲れるからやりたくない」
巴「桜田くんみたいな言い訳ね」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:35:59.02 ID:ulrGPTU/O
wktk
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:37:37.05 ID:ubO6sTz60
巴「よくわからないけれど、貴方が急にここに来たのは桜田くんに何か言われたからでしょ?」
蒼星石「……どうしてそう思うのさ」
巴「私は彼の幼馴染だから、この位はわかるの」
蒼星石「へぇ?」
巴「それに、剣道もやってるから」
蒼星石「ブシドーはそんなこともわかるんだ」
巴「ミスターじゃないけれどね」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:40:21.12 ID:Xf42f3F/O
面白いw
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:41:44.77 ID:ubO6sTz60
蒼星石「まあ、ジュンくんに言われたからというのは当たってるよ」
巴「何を言われたの?」
蒼星石「『この制服を着てくれないか』って言われたんだ」
巴「お手製の、貴方サイズの学校の制服を差し出しながら?」
蒼星石「うん。無駄にフリルがついてたけどね」
巴「それで、どうしたの?」
蒼星石「勿論着たよ」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:43:19.87 ID:gAjOS7YhO
もうちょ
っ
と
やれ
れんぴか
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:43:35.74 ID:lRK5H+RN0
JUMと蒼と銀のほのぼの書いてる人?
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:45:32.85 ID:ubO6sTz60
巴「そう。桜田くんも、復学する気になってきたってことかしら」
蒼星石「そういうのじゃないでしょ」
巴「そういう事にしておきたいの」
蒼星石「ボクにお手製の学校の制服を差し出してきたのはスルーかい?」
巴「桜田くんだもの。あえて触れるような事でもないでしょう?」
蒼星石「だね」
巴「触れなくない、というのもあるけれどね」
蒼星石「キミ、ジュンくんのこと嫌い?」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:46:38.99 ID:ubO6sTz60
先に言っとくか
俺は何の人でもない
眠いなら寝た方が今日という日を楽しめるぞ
JUMと蒼星石が真紅のちんぽを某の話の人っぽいな
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:49:55.14 ID:HpTO7hpWO
何でも特定したがるのはVIPPERの悪い癖だ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:50:00.50 ID:inRnDBtLO
トゥモエかわいいな
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:50:54.60 ID:ubO6sTz60
巴「桜田くんの事は嫌いじゃないわ」
蒼星石「ふぅん?」
巴「貴方は?」
蒼星石「ボクかい? ボクはジュンくんを大切な友人だと思ってるよ」
巴「コスプレをさせられても?」
蒼星石「彼との語り合いはとても楽しいからね。その程度は問題じゃないさ」
巴「よければ、どんなことを話しているのか教えてもらえる?」
蒼星石「基本、おちんちんについてだね。大したことじゃないよ」
巴「応用が気になるけれど、触れない方が良さそうね」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:55:21.02 ID:ubO6sTz60
蒼星石「それで、制服を着たボクに向けてジュンくんは言ったんだ」
巴「もう予想がついたわ」
蒼星石「スカートの端をつまんでクルッと回って、可愛いアピールもしたんだよ?」
巴「それは聞いてないわ」
蒼星石「『お前と柏葉って、ちょっと似てるよな』ってさ……」
巴「失礼ね」
蒼星石「だよね。女の子が可愛さを振りまいてるのに、そんな言葉を吐くなんてさ」
巴「えっ? 女の子?」
蒼星石「あれ? そこから?」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:56:43.94 ID:nvrhZlCyO
なんだこれは
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:57:56.97 ID:K/7dI4ffO
バイト休憩中から
支援さ〜
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 02:59:06.21 ID:LtovjfKm0
やはり真紅のおちんちんの人か
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:01:05.07 ID:hsrdSLJqO
おい、プン太のニュース見てないで学校行け
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:01:32.77 ID:ubO6sTz60
巴「待って。貴方は男の子だけど、女の子なんじゃないの?」
蒼星石「意味がわからない」
巴「体は男、心は女的なものではないわけか、という意味よ」
蒼星石「体は女、心はボクっ娘だよ」
巴「……ごめんなさい。あんなに籠手を打ち込んでしまって」
蒼星石「まさか、右手ばかりを痛めつけてたのは」
巴「その話はもうよしましょう。蒼星石ちゃん」
蒼星石「急に“ちゃん”付け、かぁ」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:03:57.63 ID:HpTO7hpWO
いやいや蒼星石は立派な男の子だろ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:06:08.74 ID:ubO6sTz60
巴「女の子なら、モヒカンはないわね」
蒼星石「ソフトモヒカンならアリだと思うけど」
巴「そうしたいの?」
蒼星石「いや、全然」
巴「そうよね」
蒼星石「ボクとソフトという単語が結びつかないしね。それに、ハードだったらすぐやられちゃいそうだし」
巴「今は世紀末じゃないから爆発はしないけれどね」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:09:37.65 ID:BZHmwP7iO
ふむ
ヒャッハァ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:10:00.57 ID:ubO6sTz60
巴「それで、似てると言われてどうしたの?」
蒼星石「勿論怒ったよ」
巴「あら、どうして?」
蒼星石「だって、ボクはキミみたいにはしたなくはないからね」
巴「一緒にされたくない、というわけね」
蒼星石「そういうことさ」
巴「それはこちらも同じことよ」
蒼星石「気が合うね。嫌だけれど」
巴「奇遇ね。私もそう思うわ」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:15:20.85 ID:ubO6sTz60
蒼星石「ジュンくんに言ってやったよ」
巴「他人の面影を重ねることは、本人に失礼だものね」
蒼星石「『ボクとただの女子中学生を一緒にしないで欲しいな』ってね」
巴「ただの、っていうのは聞き捨てならないわ」
蒼星石「? だって、キミは普通の女子中学生でしょ?」
巴「違うわ。私は剣道をやっているもの」
蒼星石「なんだ、そんなことか」
巴「加えて、委員長もやっているわ」
蒼星石「っ!……やるじゃないか」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:15:32.96 ID:9G4FsqrTO
翠星石出てこないの?
委員長そんなに食いつける要素じゃねーだろw
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:20:04.68 ID:ubO6sTz60
巴「考えてみれば、貴方と私はそこまでキャラがカブってはいないと思うの」
蒼星石「かも……しれないね」
巴「だから、争う理由はないわ」
蒼星石「うん。……そういえば、ちゃんと自己紹介もしてなかったね」
巴「そういえばそうね」
蒼星石「ボクは、ローゼンメイデン第四ドールの蒼星石」
巴「“ボク”は、柏葉巴」
蒼星石「!?」
これは喧嘩になりそうだ
トゥモエがすでにケンカを売っている件
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:23:36.32 ID:ubO6sTz60
蒼星石「キャラクターの領域を犯すなんて……!」
巴「犯すだなんて、下品な言い方だね」
蒼星石「口調まで!?」
巴「からかっただけよ。さっき切りかかられたお返しね」
蒼星石「……ははっ、さすがジュンくんの幼馴染だ。一筋縄ではいかないみたいだ」
巴「そう言ってもらえて嬉しいわ」
蒼星石「別に褒めてはいないよ」
巴「勿論知ってるわ」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:26:06.84 ID:3BJKi64y0
これはいい殺し合い
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:26:09.20 ID:gfX0C1DbO
悪くない悪くないぞ
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:28:19.19 ID:ubO6sTz60
巴「話を元に戻しましょうか」
蒼星石「ボクがジュンくんに制服を着せられた話、だね」
巴「そう。その話は聞いておきたいわ」
蒼星石「ふぅん? もしかして妬いてるのかい?」
巴「まさか。他に、ちゃんとした理由があるの」
蒼星石「ジュンくん関係で、“ちゃんとした”っていう表現は違和感があるね」
巴「それには同意するわ。まあ、後で話すから続きをお願い」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:28:45.09 ID:B4t+l8pkO
蒼星石ぃそんなやつほっといて早く一緒に寝るですぅ
構わん、続けろ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:32:38.29 ID:ubO6sTz60
蒼星石「ジュンくんは、すぐに謝ってくれたよ」
巴「あら、桜田くんがすぐに謝るなんて……」
蒼星石「それ程ボクと彼の関係は良好というわけさ」
巴「それは自慢?」
蒼星石「ただの事実さ」
巴「……」
蒼星石「あはは、急に目つきが変わったね! また、その竹刀でボクを叩くかい?」
巴「……いいえ、“今は”やめておくわ」
蒼星石「いいね、その目。アリスゲームにはない緊張感があるよ」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:37:55.86 ID:ubO6sTz60
蒼星石「その後は、すぐ気を取り直して撮影会さ」
巴「桜田くんに制服姿を撮影させたの?」
蒼星石「そうだよ。彼なら、その写真を使うことはないだろうしね」
巴「それは、貴方に魅力がないからかしらね」
蒼星石「違う。僕とジュンくんの関係は、とても高尚なものだからさ」
巴「肉棒について語り合う関係が高尚?」
蒼星石「木の棒を振っていると、そういう下品な言い方しか出来なくなるのかな?」
巴「言ってくれるわね」
蒼星石「言いたくはないんだけどね」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:38:42.49 ID:HpTO7hpWO
黒すぐる
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:40:48.04 ID:MfczHqCdO
蒼すぐる
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:41:21.26 ID:ubO6sTz60
巴「言いたくないのなら、心の中にとどめておけば良いじゃない」
蒼星石「ごめんよ。ほら、ボクって素直だからさ」
巴「根性は曲がっているみたいだけれど」
蒼星石「根性か。スポコン少女にはお似合いの単語だ」
巴「桜田くんには?」
蒼星石「まるで結びつかない」
巴「貴方も言うわね」
蒼星石「キミはどう思うのさ」
巴「桜田くんと根性を一緒に考えようと思ったことなんてないわ」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:47:14.57 ID:ubO6sTz60
蒼星石「撮影した中には、スカートの中が見えそうな写真も含まれてたよ」
巴「とんだ変態ね」
蒼星石「ジュンくんが“そう”だって知らなかったのかい?」
巴「勿論知ってるわ。私が言ったのは、貴方に関して」
蒼星石「光栄だよ」
巴「そういえば、スカートの中は貴方達ドールがいつもはいている」
蒼星石「ドロワースだったよ」
巴「あのモッサリしたパンツね」
蒼星石「……上にスパッツをはいてたけどねぇ……!」
巴「……やるじゃないの」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:52:21.19 ID:ubO6sTz60
巴「でも、ドロワースの上にスパッツをはいたら――」
蒼星石「ふともものラインがおかしくなる、かい?」
巴「ええ」
蒼星石「ほら、ボクって誰かさんと違ってスリムだからさ。問題なかったよ」
巴「誰かさん、っていうのは誰のことかしら?」
蒼星石「さあ? 少なくとも、筋肉がついていないことは確かだよ」
巴「……そう」
蒼星石「あっ、ごめんよ。もしかして気にしてたのかなぁ?」
巴「さあね」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:56:32.32 ID:ubO6sTz60
蒼星石「結局、50枚ほど撮影したのかな」
巴「かなりの数ね」
蒼星石「それだけボクの魅力をジュンくんはわかってる、ってことさ」
巴「へぇ」
蒼星石「気の無い返事だね。あはは、まさかもうボクの方がジュンくんt」
巴「なら、100枚撮影された私は貴方の二倍魅力をわかられている、ということかしら?」
蒼星石「……」
蒼星石「えっ?」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:56:43.59 ID:Xf42f3F/O
蒼い子黒いよ蒼い子
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:57:48.07 ID:B4t+l8pkO
寒いですぅ、早く寝るですよ蒼星石ー
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 03:59:59.52 ID:ubO6sTz60
蒼星石「な……何を言ってるんだい?」
巴「一つだけ聞かせて」
蒼星石「……何を」
巴「貴方が着用したというスパッツは、桜田くんが用意したもの?」
蒼星石「私物だよ。その時のためにおじいさんに買って貰ったんだ」
巴「残念ね」
蒼星石「何がだい」
巴「桜田くんは、私にはかせるためにドロワースも作ったわよ」
蒼星石「!?」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 04:02:58.59 ID:BZHmwP7iO
wktk
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 04:03:26.14 ID:ubO6sTz60
蒼星石「ま、まさかっ……!?」
巴「多分、貴方が考えていることは正解よ」
蒼星石「し、信じるもんか!」
巴「箪笥の中にしまってあるわ。自分で確認してみたら?」
蒼星石「くっ! ボクは……ボクは信じないぞ……!」
ダッ!……ゴソゴソ
蒼星石「あっ、クマさんパンツだ」
巴「今、それは重要?」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 04:07:56.13 ID:ubO6sTz60
蒼星石「へぇ、こんな下着をつけてるんだね」
巴「下着を漁らせるために箪笥を確認させた訳じゃないわ」
蒼星石「まあまあ」
巴「欲望に忠実ね」
蒼星石「それが生きるってことだよ」
巴「いい笑顔ね」
蒼星石「ありがとう」
巴「嫌な笑顔ね」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 04:12:39.18 ID:ubO6sTz60
蒼星石「……あっ」
巴「やっと見つけたみたいね」
蒼星石「これは……間違いなくジュンくんが作ったドロワースだ」
巴「? 断言するわね。てっきり疑われると思ったけど」
蒼星石「この見事なつくり。縫い目が目立たないようになっていることもあるけど……」
巴「けど」
蒼星石「ほら、ここのタグに『MADE IN JUMパンツ』って書いてあるもん」
巴「……今気付いたわ」
ほ
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 04:13:33.10 ID:ubO6sTz60
一服
Made in Jumpants
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 04:17:26.75 ID:OdMiMpXK0
真紅におちんおちん生えた人じゃないのか?
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 04:25:05.98 ID:ubO6sTz60
蒼星石「タグに気付かなかったのかい?」
巴「普通は、手製のものにタグがついてるなんて思わないわよ」
蒼星石「普通? ジュンくんは――」
巴「――普通じゃないから考えておくべきだったわね」
蒼星石「でも……誰のものだったんだい?」
巴「桜田くんが、私に貴方達ローゼンメイデンの衣装を着てくれと頼んだのはわかっているわけね」
蒼星石「当然だよ。元雛苺のマスターだから、雛苺の恰好かな?」
巴「それはもうやったわ。強制的に」
☆
銀様、今日は残飯にありつけたかな
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 04:27:35.82 ID:ubO6sTz60
蒼星石「じゃあ、真紅かな?」
巴「違うわ」
蒼星石「なら、翠星石?」
巴「貴方、もうわかってるんでしょう?」
蒼星石「わかっているけれど、結論を先延ばししたい時もあるよ」
巴「桜田君は……」
蒼星石「……ボクの恰好を貴方にさせたわけだね」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 04:32:07.59 ID:ubO6sTz60
巴「ええ。サイズは教えてなかったけど」
蒼星石「ピッタリだったんでしょ」
巴「物凄く着心地が良くて驚いたわ」
蒼星石「良ければ実物を見せてもらえるかな?」
巴「今、ここにはないの」
蒼星石「? どうしてさ」
巴「持って帰って、少し小さめに手直しするって言ってたわ」
蒼星石「さすがジュンくんだ」
巴「褒められたものではないけれどね」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 04:36:33.85 ID:ubO6sTz60
蒼星石「それで、ジュンくんはボクの恰好をさせた貴方に何をしてくれって言ったのかな?」
巴「撮影をさせてくれと頼んだ、って言わなかった?」
蒼星石「それは聞いたよ。でも、他にも何か言ったんだよね?」
巴「そこまでわかるのね」
蒼星石「ボクとジュンくんの仲だからね」
巴「随分と仲が良いようね。人間とドールなのに」
蒼星石「だからこそ分かり合える、語り合える事もあるってことさ」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 04:38:43.82 ID:ubO6sTz60
巴「でも、人間とドールでは意味が違ってくることもあるわ」
蒼星石「へぇ?」
巴「桜田くんが私に要求したのはね」
蒼星石「頭を撫でさせてくれ、って所かな」
巴「抱っこさせてくれ、よ」
蒼星石「……予想以上だったよ」
巴「勿論、頭も撫でさせてくれって言われたけれどね」
ド変態じゃないか
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 04:43:08.55 ID:ubO6sTz60
蒼星石「……待って。ボク達ドールと人間じゃ、大きさが違う」
巴「ええ」
蒼星石「だから、ジュンくんがボク達を抱っこするのとは違う体勢だったんだろう?」
巴「当たり前でしょう。聞くほどの事じゃないわ」
蒼星石「そうだね。確かにその通りだ」
巴「ドールっていうのは、確認をしなければいけないものなの?」
蒼星石「それは侮辱かな?」
巴「疑問を投げかけただけよ」
蒼星石「それにしては、やけに刺々しい危険球だ」
巴「あら、貴方はローゼンメイデンだから棘には慣れていると思ったのだけど」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 04:46:46.53 ID:F/FMutlUO
追い付いた・・・だと・・・
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 04:50:53.51 ID:ubO6sTz60
巴「桜田くんは、安座をして私に言ったわ」
蒼星石「わかりやすく“あぐら”って言ってくれないかな」
巴「難しい言葉を使ってごめんなさいね? でも、わかって偉いわ」
蒼星石「あはは、どうやらボクとキミは相性が悪いらしいや」
巴「それは嬉しいわ」
蒼星石「……ジュンくんは何て言ったんだい?」
巴「気になる?」
蒼星石「……別に」
巴「なら、この話はここで終わりにしましょうか」
蒼星石「!?」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 04:54:39.73 ID:ubO6sTz60
蒼星石「き、気にならないでもないから、続きを話せばいいと思うよ」
巴「明日は委員会の日だったわね、そういえば」
蒼星石「キミの予定は聞いてないよ」
巴「桜田くんは明日もネットサーフィンでしょうね」
蒼星石「そんなことわかりきってるよ」
巴「“続きを聞かせてください、お願いします”」
蒼星石「……それをボクに言え、と?」
巴「さあね。自分で考えたらどうかしら」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 05:00:32.99 ID:ubO6sTz60
蒼星石「キミは、ジュンくんとは違うね」
巴「当たり前でしょう。ほら、早くしないとあの時の事を忘れてしまうかもしれないわよ」
蒼星石「別にいいさ。ジュンくんに直接聞くから」
巴「強がりはやめなさい。桜田くんが正直に言うと思う?」
蒼星石「ぼ、ボクとジュンくんの間に隠し事なんてっ……!」
巴「なら、どうして貴方は私が桜田くんの作った衣装を着た事を知らなかったのかしらね」
蒼星石「そ、それはっ……その……」
巴「さあ、どうするの?」
蒼星石「う……ぐ……つ、続きを……聞かせてください……!」
巴「“お願いします”」
蒼星石「お願いします!」
巴「嫌よ」
蒼星石「!?」
巴「冗談よ。だから、そんな放送できない表情をするのはやめなさい」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 05:02:10.49 ID:FrR1k9MIO
この巴ぶっ飛ばしてぇ
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 05:05:07.65 ID:ubO6sTz60
巴「桜田くんは、横抱きで私を抱えたわ」
蒼星石「……そりゃ、人間は無駄に大きいからね」
巴「怒りっぽいのね。お茶を飲むといいわ」
蒼星石「この状態のボクに、キミがいれたお茶を飲めと?」
巴「日本茶は嫌いだった? だとしたら良かったわ」
蒼星石「いいや、日本茶は好きさ」
巴「そう。それは残念」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 05:10:18.29 ID:ubO6sTz60
巴「桜田くんの上に座ったから、正確には抱っこじゃなかったわね」
蒼星石「上に乗ったのかい? とんでもない変態だねキミは」
巴「褒め言葉として受け取っておくわ」
蒼星石「待って。上に座ったっていうことは……」
巴「当然、桜田くんの――貴方風に言えば、おちんちんが服越しにお尻に当たってたわ」
蒼星石「気遣いありがとう、とでも言えば満足かい?」
巴「私が貴方に感謝されて喜ぶとでも?」
蒼星石「思わないさ。それに、感謝する気もないよ」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 05:16:59.52 ID:ubO6sTz60
蒼星石「けれど、ジュンくんのおちんちんは元気じゃなかったんだよね? わかるよ」
巴「私が貴方の恰好をしていたからかもね」
蒼星石「自分の魅力のなさが原因だとは思わないのかい」
巴「そこまで私は自分を過小評価していないの」
蒼星石「自信過剰だね」
巴「けれど、元気じゃなかったのも最初だけだったわ」
蒼星石「……まさか」
巴「体勢を整えるフリをして、お尻を押し当てたらすぐに桜田くんは竹刀を構えたわ」
蒼星石「変態め……!」
巴「桜田くんが? それとも私が?」
蒼星石「両方さ。一方は賞賛、もう一方は侮蔑だけどね」
面白い
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 05:19:37.41 ID:q7ZLRwVJO
ほし
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 05:22:12.12 ID:ubO6sTz60
蒼星石「だけど、キミはそれについて触れなかった」
巴「わかってきたわね。その通りよ」
蒼星石「大方、バレてるかどうかで焦るジュンくんを観察したかった、って所だろう?」
巴「そこまでわかるなんて、貴方も相当なものね」
蒼星石「まあね」
巴「桜田くんが右手で私の背中を支える体勢だったから、左腕で心臓の鼓動が感じられたわ」
蒼星石「首に手を回さなかったのかい?」
巴「はじめはね。こちらも照れたフリをするのが得策だと思ったから」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 05:28:13.19 ID:ubO6sTz60
蒼星石「ジュンくんは、キミの本性を知らないのかい?」
巴「勿論知ってるわよ」
蒼星石「なら、照れる訳がないと思うはずだ」
巴「はじめは桜田くんも疑ってたわ」
蒼星石「はじめは?」
巴「けれど、こういう恰好でこんな事をすればさすがに照れると言ったら……」
蒼星石「信じちゃ駄目だジュンくん!」
巴「貴方の言葉は、過去の桜田くんにはとどかない」
蒼星石「こんな女を信用するだなんて……!」
巴「随分な言い方ね。まあ、確実にあの瞬間桜田くんは私にキュンときていたわ」
ここにJUNが居合わせてたらもっとドロドロした雰囲気になってただろう
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 05:34:38.72 ID:ubO6sTz60
巴「少し沈黙が流れたあと、私は桜田くんの首に両手を回したの」
蒼星石「この体勢だと不安定だから、って言ったんだろうね」
巴「ええ。これなら桜田くんも断れないでしょう?」
蒼星石「何も言わずに手を回しても、ジュンくんは受け入れたと思うよ」
巴「けれど、それであえて言葉をかけてからしたわ」
蒼星石「あざといね」
巴「貴方の恰好をしていたかしらね」
蒼星石「だからその程度で済んだんだよ」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 05:40:07.93 ID:ubO6sTz60
蒼星石「ボクだったら、抱っこされて両手を回すなんて破廉恥な事は出来ないな」
巴「この程度で破廉恥?」
蒼星石「そうさ。精々シャツを軽く握るので精一杯だよ」
巴「庇護欲をそそらせる、というわけね」
蒼星石「わかってるじゃないか。けれど、キミにはそれは出来ない」
巴「……」
蒼星石「そうだよね、委員長さん?」
巴「いい笑顔ね。とても憎らしいわ」
何をカマトトぶってるんだよ、抱っこどころか毎日汗まみれでヤリ狂ってるくせに
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 05:46:30.68 ID:ubO6sTz60
巴「……片手で支えられるようになったから、桜田くんは私に頭を撫でさせてくれと言ってきたわ」
蒼星石「片手で……っ!? ぶ、ブラジャーは!?」
巴「貴方はブラをつけているの? そこに答えがあるわ」
蒼星石「その情緒のない誘い方はなんだい!」
巴「情緒? そんなものを気にしていては駄目な時もあるの」
蒼星石「……ジュンくんは、右手でエッチな気分を楽しんで……!」
巴「左手で、撫でるという行為を行おうとしてたの。器用よね」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 05:53:52.42 ID:ubO6sTz60
蒼星石「なんて事だ……」
巴「帽子を落とさないように、頭の前の方だけを桜田くんは撫でてきたわ」
蒼星石「ということは、丁寧に、優しく……」
巴「その点では、貴方のその恰好に感謝しないとね」
蒼星石「……ボクだって、ジュンくんに撫でて貰った事ないのに」
巴「あら、そうなの? 桜田くんに撫でられるのって気持ち良いわよ。性的じゃなく」
蒼星石「ちょっと用事を思い出した。今日はもう帰るね」
巴「決着は?」
蒼星石「……忘れてた」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 05:59:30.11 ID:ubO6sTz60
巴「でも、貴方が突然頭を撫でてくれと頼んで桜田くんがそれに応えるかしらね」
蒼星石「どういう意味だい?」
巴「貴方は、桜田くんと普段変態的な会話をしているんでしょう?」
蒼星石「だからどうしたっていうのさ」
巴「それなのに、突然頭を撫でてくれと言うのはその関係を壊すことにもつながりかねないわよ」
蒼星石「!」
巴「それでも良いのなら言えばいいわ」
蒼星石「ぼ、ボクは……」
巴「変態か……純情か」
蒼星石「……究極の選択だよ、これは」
巴「そう?」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 06:08:55.37 ID:BZHmwP7iO
うむ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 06:10:20.47 ID:ubO6sTz60
巴「貴方がどちらを選ぶのかは、私は気にしないわ」
蒼星石「いいのかい? ボクがジュンくんをとっちゃっても」
巴「結論から言えば、変態路線でも純情路線でも構わないわ」
蒼星石「それは、とられないという自信かな?」
巴「まず、桜田くんは物ではないわ。だから、取り合うという考えはないの。それに……」
蒼星石「それに?」
巴「いざとなれば、三人ですれば良いじゃない」
蒼星石「なる程、その発想はなかったよ。でも、悪くない」
巴「貴方のことは――」
蒼星石「キミのことは――」
「――嫌いだけれど」
おわり
こんなくだらないもん最後まで読んでくれてありがとう
108げと
乙いらないからすぐ落としてください
おやすみ
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 06:23:21.49 ID:5c8IVPmXO
一応乙
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 06:27:47.80 ID:Qb7RxKkZO
乙
おつ
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 06:38:07.91 ID:bcoIUpF+O
プン太に乗るのが楽しみだ
じゃあ一応言っとく
載せるな。お願い
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 07:15:40.81 ID:cwIvAWDsP
乙
なんか良いな
面白かった乙
スレタイで立てた予想と内容がまったく違った・・・
面白かったよ乙
おつ
乙
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙