まる子「あたしゃ部屋に帰るよ。殺人鬼なんかと一緒にいられないよ」

まる子「まったく…嫌になっちゃ…うっ…！」

キートン「それがまる子の最期の言葉であった」

キートン「後半へー続く」

続くのかよｗｗ

キートン「ゲッターのスピードを甘くみるなよ」

たまえ「ま、まるちゃん…！」

私が引き留めるよりも早く、まるちゃんは豪勢な扉を押しあけ、
嵐によって暗がりに落ちた客室内から姿を消してしまった。

たまえ（どうしよう…なんでこんなことに…）

その解答を求めて室内を見回してみたところで、
見慣れたクラスメイト達が顔色悪く震えているだけだし、
山根くんに至っては不安症からくる胃痛のためか地面に両手を伏せてしまっている。
その誰もかれもが沈黙一色の空気に呑まれているなかでは、
逃げ場を失った私も一人、ここまでの出来事を回想していかざるをえないのだった……

数週間前のこと。
その日も私は静岡市立清水入江小学校へと通い、
クラスメイト達と変わらぬ学校生活を送っていたのだけど…

はなわ「やぁ君達、ちょっといいかい？」

給食を終えた昼休みになった途端、
まるちゃんと二人、ヒデキ関連の話題で盛り上がっていた私達に、
はなわくんが声を掛けてきたんだ。

はなわ「今度の連休のことなんだけどサ、よかったらボクに付き合ってくれないか〜い？」

何気ない提案だった。
他のクラスメイト達も誘って、はなわ君のお父さんが所有している山荘へと遊びに出掛ける。
ただそれだけの提案だったんだ。

少なくとも、あの時は……だけど。

よし、今日はここに張り付こう

大野「や、やっぱり！犯人は外にいるんだろ！
　　　　俺達を皆殺しにしようと今も狙って…！」

大野の荒げた声で回想から引き戻された、たまえであったが、
重く沈む場の空気など全く顧みない永沢が、すぐさま反論を呈したのであった。

永沢「外を見なよ…この嵐だ…
　　　もし外に犯人がいたのだったら、館内に入ったとき足跡や水の滴った痕が残るはずさ。
　　　そもそもハマジがやられた部屋は密室だ。
　　　皆殺しにしようとする犯人が、そんな手の込んだことをすると思うかい…？」

大野「何が言いたいんだよ…！」

永沢「もし僕が皆殺しを目的とした犯人だったら、もっと簡単な方法を使うってことさ。
　　　館を燃やしたり、ここに来るまでに使ったバスを衝突させたり…いくらでも方法はある。
　　　つまり…」

丸尾「ズバリ！犯人はこの中にいるのでしょ〜う！！」

不安を煽るタマネギに続き、
メガネが場の空気にトドメを刺した形である。

山田「アハハハｗｗｗｗしーねｗｗｗｗしーねｗｗｗｗｗｗ」

頑張れ山田君。

たまえ達がこの館に遊びに来た経緯は実に単純である。
花輪の父が「子供達には思いでこそが大切だ」などという粋なのか無責任なのか、
はたまた金持ちの道楽の為なのかは知れないが、
たまえが所属する３年４組のクラスメイト全員の自宅へと向けて、山荘への宿泊招待状を送り付けたのだ。
もちろんこの招待状は趣向溢れる花輪父の計らいだと、たまえは花輪から説明を受けたものの、
実際は招待状が届くより前に聞かされた花輪の説明が招待状代わりだった訳である。
事実、数週間前の昼休みの時点で、
花輪からの誘いを断った相手の元へは招待状が届いておらず、
そういったクラスメイト達はこの山荘旅行へも姿を現してはいないのだから。

wktk

山田君に吹いた

大野「馬鹿！デタラメ言うな！！」

永沢「デタラメを言ってるのはどっちだい？
　　　　僕は状況をみて判断してるだけだけど…フフフ…」

大野「そんなことをする奴がクラスにいるわけ…！」

富田「…でも、永沢の言うことのほうが正しい気もするブー」

藤木「そ…そうだよ…それに皆殺しじゃないってことは…ハマジを狙ったってこと…
　　　　な、なら……ぼ、ぼくは狙われる理由がないってことになるし……永沢を信じたい…かな…」

大野「なっ…！」

野口「クックックック…部屋に戻る…」

花子「わ、私も花輪君とだけ一緒にいる！」

大野「ちょっと待てよ！花輪が帰って来るまで、皆でここに集まっているのが安全と決まってるだろ！」

永沢「さくらも言ってただろ…？殺人鬼とは一緒にいられないって…皆心のなかじゃそう思ってるのさ…」

大野「お前…！余計なことばっかり…！」

永沢「おや、やるのかい？それとも君は、ここから皆が離れると不味いことでもあるんじゃないのか…？」

大野「どういう意味だよ…！？」

たまえ「や、やめなよ二人とも！」

ト書きがキートンかｗ

燃えるような覇気で睨み付ける大野に対し、
陰湿でじめったい瞳でそれを受け止める永沢。
互いに体を他の仲間達によって雁字搦めとされながらも、
永沢は依然としてその口を閉じようとはしなかった。

永沢「犯人が誰か分からない…そして次の犠牲者が誰かもわからない…
　　　　だけど一つだけ確かなことがあるだろ…？」

大野「なんだよ…言ってみろよ…！」

永沢「どうやって殺人が起こるのかってことさ。
　　　　自殺ならいざ知らず、殺人の場合は加害者がいて被害者がいるってことだろ？
　　　　つまり一番安全なのは…誰とも…関らないって…ことなんだよ」

大野「だけどハマジは密室で殺されたんだぞ！？
　　　　例え部屋に閉じこもってたって、怪盗のように侵入してくるかもしれないだろ！？
　　　　だったら尚のこと、皆で集まって力を合わせた方がいいに決まってる！！」

永沢「馬鹿だな君は。ハマジは油断したからやられたんだよ。偽装はその後でもできる。
　　　　それに君は力を合わせろと言うが、この中に一体、何人の共犯者がいるのかも分からないんだ。
　　　　仮に半数以上が共犯者だったとしたら、力任せに捻じ伏せられる可能性だってある。
　　　　流石にそこまではないと思うけど…最悪も考えておくべきだろ…」


ハマジの犠牲を皮切りとして、早くも不協和音が響き始めた３年４組の面々。
かつてない重苦しい雰囲気に包まれたこの番組は、果たして何処へ向かおうとしているのだろうか。

後半へ〜続く。

もう後半か

今は静岡市立だけど原作は清水市立じゃないの？
よくわからんけど

このままサザエさんに突入するかと思うと

サザエでございまーす！

ｗｋｔｋ

タラヲ無双

まだ？

あの時…犯人の逃走した時の奇妙な足音…

まさか犯人は……イクラ…


おや？誰だこんな時間に？

花輪「お〜い、みんなァ〜！無事だったかァ〜い？」

花子「まぁ花輪くんったら…！こんなにビショビショに濡れちゃって…もうっ…早いんだからっ…」

花輪「ＳＨＩＴ！離れてくれよ〜」

大野「そ、それよりどうだったんだ！？助けは！？」

花輪「それが〜…」

豪雨に降られズブ濡れとなった花輪が、
時間を稼ぐように髪をかきあげ、やがて結論から述べた。

花輪「駄目だった」

丸井「それは一体どういうことなのでしょうか？」

花輪はハマジが殺害された直後、助けを呼ぼうと電話を掛けていた。
しかしこの嵐によって電話線が切れたのか通話は不可能となり、
考え込んだ末に、麓まで走って救助を求めに行ったのだ。
当然のように沸いた「一人では危険だ」という面々の気遣いも跳ねのけ、
「僕は地理にも詳しいし足も速いし、護身術も心得ている。
　一人ならば例え殺人犯と出会ったとしても逃げ切れるし、同行者が居ると却って危ないと思う。
　何より皆を危険な目には合わせられない」
という真に見事な紳士的動機によって、皆を納得させていたのである。

花輪「途中で…麓まで降りる為の唯一の道でもある橋が………落ちていたのさ………」

永沢辺りに、花輪が犯人と疑われそうだな

支援
age

わくわく

どうしよう俺ワクテカしてる

地の文をキートン山田で再生するとパねえ

山根「そ、そそそそそそれってまさか…本館へも行けないって…こと…？」

花輪「…認めたくないけれど、そういうことになるね。
　　　　せめて本館にいる使用人やヒデじいさえ居てくれれば、何とか出来たのかもしれないけど…」

これも花輪父の計らいが裏目に出た結果である。
「子供達だけの有意義な時間に、大人が水を差すのはよろしくない」
という旨の通達により、送迎や食事などの必須事項を覗けば、
使用人含む全ての大人達が遠く離れた本館で待機させられている。

たまえ達がいる別館は切り立った崖に囲まれ、一本の橋で外界と繋がれた正に秘密基地というもの。
その環境に初めは胸躍らせていた３年４組の面々も、
殺人が巻き起こり外界と隔離されてしまった今となっては、
重苦しいプレッシャーを与えてくる重大要素の一つとして働いていた。

山根「嘘だ…殺される…僕達殺されちゃうんじゃ…ううっ…うううっ…うう………ウッ！」

山根がドサリと崩れ落ちた。

山根「あぐっ…うぐあっ…！」

たまえ「だ、大丈夫！？」

藤木「まさか…！毒！？」

永沢「違うね、恐怖のせいで持病が悪化したんだろう」

大野「おい！しっかりしろよ！！」

これはオモロ

地の文が無駄にうめぇｗ

支援

食事の時間になれば大人達が気付くわけだ

ﾜｸﾃｶ

永沢「やれやれ…胃腸が弱いくせに冷たいジュースを飲み過ぎるからいけないんだ…」

山根「ううっ…クスリを…クスリを早く静注してぇっ…！」

藤木「いけない！禁断症状だ！誰か早くクスリを…！」

花輪「とにかく山根くんを部屋まで運ぼうよ、ベイビ〜」

大野「わかった！花輪は頭を抱えてくれ、俺は脚を持つから！」

花輪「オーケェ〜イ」

花子「あ、あたしは！？」

花輪「君は外の様子でも見に行ってくれたまえ〜」

慌ただしいまま、山根、花輪、大野が客室から出ていく。
結局は花子もそれに続いたので、
まる子の事が気に掛かっていた、たまえもそれに倣うこととした。

最後尾のたまえが客室の重い扉を閉めるとき、
嫌にねちっこい永沢の視線と、バカ笑いを続ける山田の声というミスマッチさが、
奇妙な恐怖感を演出するのに一役買っていたことに、たまえは身震いを覚えたのだった。

支援＾＾

今日朝早いからペースあげてくれ寝たい

あれ杉山はがいない
そうか姉と

これ>>1とは別人で即興だろ
ペースが遅いのはしかたない

大野「よし、着いた。けど…注射ってどうやるんだ…？」

花輪「僕は簡単な医術も教えられているからね」

山根をベッドに寝かせてから彼の荷物を漁った花輪はそのように呟きつつ、
ペン型注射器の針をバイアルへと射し入れ、
山根の指示に従って薬液を適量吸い上げると、
本物の医者のような手付きで注射器を指で弾き、管内の空気を抜き始めた。

花輪「いいかい、すぐに楽になるから胃腸のことは忘れて力を抜いてくれよぉ〜」

山根「う…うん…」

花子「花輪くんってやっぱりカッコイイわね…」

たまえ「そんなことを言ってる場合じゃないよ…」

花輪「君、消毒を頼むよ」
たまえ「え、わたし？」

たまえは指示された通り山根のバッグの中からアルコール臭のするウェットテッシュを取り出すと、
山根の服の袖を捲り上げてから入念に拭きあげた。
以前、学校での日本脳炎予防注射の際に看護の人のものを思い出しての行動である。

花輪「よしよし…いくよ…」

花輪はやや斜めの角度から針を侵入させ、
薬液が減るに連れて痛みを訴えていた山根が大人しくなっていったように思えた。

山根「ふぅ…これで治るかな……」

…ごくり

山根死亡→花輪が長沢に疑われる

犯人は…たまえ？

1と別人がやってるのがすげえ

寝る前に見るんじゃなかったｗ

「あははーwww殺人鬼なんか返り討ちにしてやるじょ〜ｗｗｗｗｗｗ」

花輪「さて、これで一先ずは安心さ〜」

山根「あ、ありがてぇ…」

大野「じゃ、じゃあ早いとこ客室へ戻ろう…他の皆が心配だ」

花輪「まあ待ってくれよ〜、山根くんをこのまま動かすと病状が悪化してしまいかねない。
　　　　かといって一人で寝かせておくのも心許無いからね。
　　　　誰か側についてて貰えないか〜い？」

たまえはその役を買ってでようかと思ったものの、
まる子のことが気になった為にこう答えるしかなかった。

たまえ「わたしはまるちゃんが気になるし…」

花子「あ、あたしは花輪くんから離れたくない！」

こうなってしまえば残る人物は一人しかいないのであった。

大野「わかった…俺が残る………その代わり、皆のことを頼むからな、花輪」

花輪「もちのろんさぁ〜」

私→たまえ
犯人はとし子

最近ＴＶ見てないけど大野ともう一人イケメンキャラいなかったっけ？

>>49
杉山

花輪「霧が深くなってきたね………」

廊下にでて扉が音を立てて閉まった途端、
笑顔を振りまいていた花輪が真顔のままに小さく呟いた。

花輪「いいかい二人とも、よく聞いてほしい」

たまえ「えっ…？」

花子「な、なによ…？」

たまえと花子も、花輪の急変ぶりに思わず動揺してしまう。

花輪「この辺りのことについてなんだけど…
　　　　実はこのような場所に別荘があるのはね、僕のパパが立てたからというわけじゃないんだよ…」

たまえ「…それって、どういうこと？」

花輪「もともとここに別荘があって、それをパパが買い取ったからなんだけど…
　　　　ちょっとした”いわく付き”の物件だったらしい…
　　　　僕もそれを聞かされたときは笑って流していたんだけど…」

花子「ちょっとヤダ…なんでそんな話を今になって…」

花輪「僕だって単なる作り話だと思っていたから、
　　　　夜、肝試しをする際の話のタネにでもしようと温存していたのさ。
　　　　だけどこの状況があまりにも酷似していたから……もしや関連があるのかもと思ってね……」

支援

山根から借りたタオルで髪を拭きつつの花輪が、窓の外で降り続く豪雨を眺め、
僅か数十メートル先の景色も見通せないことに落胆してから続けた。

花輪「その昔、僕達と同じようにこの屋敷へと招かれた十数の人達が居た」

たまえ「……」

花輪「初めのうちはそれぞれが見馴れない景色や、
　　　　人里離れた環境に胸を躍らせていたんだけど…
　　　　やがては急激な天候悪化に見舞われてしまったようで、
　　　　皆が皆、屋敷内に閉じこもるしかなくなってしまったのさ」

花子「そ…それで…？」

花輪「だけど親しい友人達と過ごせば室内だって楽しいものだろう？
　　　　僕達と同じように、その人物達も散り散りのグループで遊び始めたんだけど…
　　　　やがてその中の一人が変死した」

突然、眩い閃光が暗い廊下を照らしだし、直後に轟音が響いた為、
豪雨が止むことのない雷雨へと変わったのだと三人は悟った。

花輪空気よめｗｗｗ

花輪「昔だったし山奥の館には大した通信手段もなく、
　　　　必然的に、その中の一人が走って麓まで助を求めに行くことになった」

たまえ「だけど…橋が落ちていた…」

花輪「そう、その通りなのさ。
　　　　そればかりか雨足は強くなる一方なうえ、次第に辺りには濃い霧が立ち込め始め、
　　　　方向感覚を掴みづらくなり、身の危険を感じたその人物は早々に館へと引き返さざるを得なかった」

花子「で…どうなったの？」

花輪「館へと戻りそのことを告げると、残されていた人達は互いを疑い始めたのさ。
　　　　各々が勝手に動き、バラバラになってしまい…
　　　　あとは時間が経つに連れ…次々と……」

たまえ「嘘、だよね…？」

花輪「ごめんよ、あくまでパパに聞かされた話だから真偽不明なのさ。
　　　　ただ、最終的に館を出られた人物は一人だけだったということらしい。
　　　　その人は雨が止んだことで何とか麓まで辿り着き、館での事件を伝えようと掛け合ったんだけど…」

花子「…だけど？」

花輪「不可解なことに、館へと戻った時には誰ひとりとして犠牲者が見当たらなかったとのことだと。
　　　　まるで晴れ渡った霧に呼応して、存在していた皆も霧散してしまったかのようにね。
　　　　静寂……ただそれだけの館………誰が名付けたのかは知らないけれど、
　　　　以来この館一帯はこう呼ばれているらしい」


サイレントヒル、とね。

静岡だけにwww

>>56
なんだってー！！
つかネタバレじゃね。どう展開していくのかはわからんけど

え？もしかして

オチだったのか？

花輪「僕は思うんだ…こうまで酷似した話がある以上、何か関連性があるんじゃないかって。
　　　　それが実話だとすれば、前轍を踏まない為にも各人の協調が重要なんじゃないかともね。
　　　　だから極力、皆とは手を取り合って、最低でも二人行動を保つようにしたほうがいい」

多人数行動。
花輪のこの言葉により、たまえは今すぐにでも行うべきことに気付き、
強引に切り出した。

たまえ「まるちゃん！いま一人でいるのは、まるちゃんだけだよ！」

花輪「…そういえば僕が帰るなり山根くん騒動でドタバタして失念していたけども、
　　　　言われてみれば客室に彼女が居なかったね…」

花子「ほっときましょうよ」

花子は花輪の話を全く聴いていなかったようである。

花輪「何処にいるのか分かるかい？」

たまえ「部屋に帰るって言ってたから、たぶん…まるちゃんの部屋だと思う……」

花輪「一階に居る皆も気になるけど…優先すべきなのは一人でいるほうみたいだねぇ〜…。
　　　　女性の部屋は男性用とは真逆の位置にあるからね……少々、急ぐとしようよベイビ〜」

憑かれた

>>60
ｶﾞﾝｶﾞﾚ

支援射撃

スレタイで久々に笑ったwwww
期待と支援するよ

今日も学校あるのに気になって眠れません

スレタイで既にまる子に死亡フラグｗｗｗ

支援

支援

支援

しえん

さすがに寝たかな

たまえ「ぶちまけられてえか！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」

オレ家の友蔵もう起きてきた(笑)


オレは寝れなくて学校の心配してるのに一人で昆布茶飲みながらNHK見やがって・・・

永澤君が居たらサイレントヒルでは焼死体になるんだろうな。

支援

続きが気になるな

俺も気になる(--;)

期待保守

文章うますぎだろ…………

たまちゃんの父「セックスセックス」

ほしゆ

ゆ…ゆたんぽ！

ノワールで殺し屋してて吹いた

ぽっぽ屋

続きが気になるｗｗｗ
保守

ほ

杉山「あいつ・・・無事に楽しく過ごしてるかなぁ」
俺はいつも一緒にいる親友のことが心配でならなかった。



・・・心配なのは親友以上の関係になってしまったから、かもしれない。

あの時は学校帰り、俺んちに大野を呼んで遊んでいた時のことだ。
大野「今日・・・学校の授業で習った・・・・・自慰って・・お前、やったことあるか・・・？」
杉山「ちょ、しらねーよｗそんなことｗｗｗ」
俺はそう言うとあいつに背を向けマンガに必死な振りをした。やはり外で遊ぶ方が楽しいのだが。
大野「ないなら・・・やってみないか？」
俺は衝撃を受けた。あいつがそんなこと言うなんて。
内心、少し期待していた事もあり股間が少し熱くなりかけていた。
大野「あのさぁ、この前公園でエロ本見つけたんだ。で・・・ちんぽをだな・・・・・舐めてる絵があったんだ。あれって気持ちいいのｋ」
杉山「ばーか！男同士だぞ！」
大野「男同士だと、ダメな理由があるのか？」
あいつはそういうと俺を押し倒した。
そして俺の熱くなった股間に・・・肉棒にズボンの上から触れた。

>>86
ちょっとあなた来る板間違えてません？

アガサの小説読みたくなってきた

スレタイでワロタ

ｈｇひ

ほ

>>87
ごめん

ここまで完璧に脳内再生されちまうなんて…！

ほ

続きはどうしたｗｗ
>>1がんばってくれｗｗ

追い付いた…だと…

>>86
わっふるわっふる

>>95
書いてる人は>>1とは別人なんだぜ！

まだかなまだかな〜

がっけんの

おばちゃんまだかな〜

ＣＭ懐かしすぎるだろｗ

支援

保守

あげとく

追いついただと・・・・

　　　　　　　　　　　　　　／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀）;:'∵　　　`;:';:し' ，;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　,.,;:'(;:,,(.;:;,.,⌒;:;):;:⌒;:,.,,、;;;;;;;;` り;:;'’　　　 ;:；人_,ｨ ;;;
　　　　ど　　　　（;:,.⌒;:,.;:';:(;:,.;:(;;:⌒;:,.;:(;:,.´;::,.,;;;;;ｿ;;:；:,.　　　,.;:∴;:（´;;;;
　　明 う　 　　(;:,.,⌒;:ｿ,,.,.;:(;:,.;:(;;:⌒;:.;:;）,.':,￣"~⌒`=':;ー:;':;；⌒~￣
　　る だ　　　　　（;:,.(;,.';:⌒:;,.;:';:⌒;:,｀);:,;:.,.　　　　　　　　＿
　　く　　　,､-ー-､　　　ｰ''（:,.;:（'⌒;:,.';:(´;;,.l|￣￣￣￣|　|永|
　 な　　,r'"´￣｀ヾ､.　　　　|　 |ｌ　　､ﾄ从[iｌ　　　　　　|　|沢|
ろ つ　 ﾘ ,,, ﾆ ,,,_ ヾﾄ､　　　|　 |l　　ヾＪ;;':'l|,;:';,.ﾞ;;:,　　 |　 ￣
う た　,ﾊ　^7 ,^　　 !.:..＼　 |　 |l　 :り∴　l| ;:,.:;;:'　O) |
？　 /.:.:.V,r''''''ゞyｲ.:.:.:.:..ヽ. |　 |l　ｿ;:';:’　[iｌ　　　　　　|
　　ノ.:!:.:.:.:｀ゞ-＜7.:〉.:.:.:i.:.:} |＿|ｌ从';；、＿l|＿＿＿＿|＿＿＿＿

あげ

ho
mo

一人台詞にひっかかる人がいるなあ

花輪が疑われるのかね

ほ

し

知ってるか?
山田は公式設定で池沼なのを…

>>56

そんなスレあったな

福島をハッピーランドとか

東京をイーストキョウとか

北海道をノースシーロードとか

青森をブルーフォレストとか

て

保守

期待

　　　　　　　　　　　　　　　『残酷版air』製作中！
　　　　　　　　VIPPERよ立て!有り余っている力（パワー）を開放し
　　　　　　　　　　『残酷版air』を僕らと一緒に完成させよう！
　　　　　　　　　　　　　この企画をぶち壊す、協力するかは
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　貴　方　し　だ　い
　　　　　
　　　　　　 http://set.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1227000567/

>>114
都道府県って英語にするとかっこええ

ほ

ゲットバード在住の俺も保守

ランドロート在住だがゲットバードは別に敵視してない

もう来ないんじゃね

保守がてら

まるこの部屋前にて
花輪「さくら君入らせてもらうよ」
たまえを含め三人は焦っていた
まるこが部屋に戻るときに放った一言は死亡フラグであり
死亡率はほぼ100％だからである
カチャ
まるこ「やだ何であんたたち来たのさ！！」
花輪「落ち着きたまえさくら君！！」
たまえ「そうよまるちゃん！一人で行動するのは危ないのよっ！？」
皆はまるこを諭そうとするが今のまるこには何の意味も無い
馬の耳に念仏とはまさにこの事である
まるこ「大体一番怪しいのはあんただよ！？花輪君！！
この天気で外に出るなんて普通の人そんな事しないよっ！！」

追い付いた！

支援

支援

肉棒とかいわなけりゃ>>86にまだやってほしい　とか思う俺は病気なのだろうか

続きﾏﾀﾞｧ?(・∀・ )っ/凵⌒☆ﾁﾝﾁﾝ

サザエさん始まっちゃうよ

保守

先陣を切る花輪の後には、ズボンの裾から滴った水分が地面に跡をつけている。

花子「ねぇ花輪くん、着替えないと風邪ひいちゃうわよ」

花輪「今はそんなの後回しさ。僕の風邪だけで済むのなら安いものだからねぇ〜」

たまえ「それにしても…外が暗くなると中まで暗くなっちゃうんだね…」

今更ともなるが、この館はかなり古いもので大層な年季が入っているのだ。
一応、通電はしているので高い天井に電灯が添えつけられているものの、
それはあくまで後付されたので、あまり実用を視野にいれていられない設計の為か、
学校の廊下のように影の隅無く照らしだすことは不可能なのである。
それを示すかのように、壁のあちこちにはランプ式の明かりがかつての名残として残されている。

恐らく、ある程度昔の時代では電気すら通っていなかったのだろう……
と、たまえは感じ取った。

たまえ「まるちゃん…無事…だよね…？」

花輪「心配ないよ、きっとそうさ」

http://idol-db.kirara.st/

>>131
待ってた

花子「そういえば随分と古い建物だけど、この館っていつ頃からあったのかしら？」

花輪「それも聞いたような気もするけど、そこまでは憶えてないねぇ……
　　　　壁などの雰囲気から推察してみれば、五十年くらい昔からはありそうな感じだけど」

たまえ「今が１９７３年だから…ひょっとすると前世紀から残ってたりして…？」

花子「だとしたら、よく戦争で焼けなかったわね」

花輪「なぜ山奥に建物があるのかという元々の要因は、花子さんの言う通り戦火を逃れる為なのさ。
　　　　この切り立った崖や深い森に囲まれた地形も、上空や地上からの発見、侵攻を防ぐ目的なのかもね。
　　　　もちろんそれが全てに当て嵌まるとは言い切れないし、この館においてどうだったかも判らないけれど、
　　　　そう考えれば自然と合点がいくからね」

暗闇の恐怖を払うためか饒舌になった花輪の言葉に耳を傾けつつ、
ようやくにしてたまえ達は目的地へと到達した。

花輪「ここが…さくらさんの部屋で間違いないね…？」

敢えて確認をとる花輪。
各々が個室に居る為か、花輪が個人のプライバシーを重んじる為か、
その辺りの計らいがあり、ここにまる子が割り当てられているか１００％の自信がなかったからだろう。

たまえ「うん、間違いない。わたしの隣だったから」

花輪「オーケェ〜イ、じゃあ僕が先に行くよ…」

wktk

花輪「さくらさぁ〜ん…居るかぁ〜い？」

花輪が硬い木造の扉をノックし、小気味良い音が立った。

花子「……」

たまえ「…返事がないね」

花輪「さくらさぁ〜ん……入らせてもらうよ〜？」

こんな時でも紳士的作法を忘れない花輪は、正に典型的なモテ男である。
彼はさらに数秒程度返事を待ってみたものの、結局は音沙汰の無いままとなった。

花輪「失礼するからねぇ…」

どうせ鍵が掛かっているのだろう。
駄目もとでノブを回した花輪だったが、その意外な結果に声を漏らしすこととなってしまった。

花輪「鍵が空いてる…？」

age

死んでるな

たまえ「まるちゃーん…いないのー…？」

恐る恐る部屋へと踏み居る三人。
しかし扉を開けるだけでほぼ全体が見渡せてしまうこの個室では、
花輪が先頭に立つまでもなく状況が窺えた。

花子「誰もいないじゃないの」

たまえ「ベッドの下とかに…」

花子「どうしてそんな場所にいる必要があるのよ？」

たまえ「え…なんとなく…だけど……」

たまえの言葉を受けるよりも早く、室内を隈なく探っていた花輪が結論を述べた。

花輪「ここには居ないみたいだね…もちろん、ベッドの下にも」

たまえ「で、でもまるちゃんは『部屋に帰る』って…言ってたのに…」

花輪「殺人鬼とは一緒に居られない……さくらさんは、確かにそう言ったのかい？」

たまえ「うん…」

花子「あたしもそう聞いたわ」

花輪「…だとしたら部屋の鍵が空いているのは、おかしいということになるね」

最近ちびまるこを見てないからわからんが
花輪ってこんなに万能人間だったのかｗ

>>140
花輪君はいつでも天才ナイス紳士です

たまえ「どういうこと…？」

花輪「殺人鬼と一緒にいられないということは、あの中にいた誰かを疑って…
　　　　解り易く言い換えれば、自分の身を守るために一人になったということになるよねぇ？」

たまえ「そうだけど…」

花輪「だとしたら、なぜ鍵を開けておく必要があるんだい？
　　　　わざわざその殺人鬼とやらを招き入れる必要はないだろう？
　　　　僕がさくらさんと同じ行動をとるのなら、絶対に鍵は開けないさ」

花子「じゃ、じゃあ何処に行ったのよ？」

花輪「僕はさくらさんが部屋に帰った状況を見ていないから詳しくは分からないけれど、
　　　　彼女が一番に皆と決別したってことは、それなりの確証があったんじゃないのかい？
　　　　だからこそ自分の部屋に戻ったわけだけど……」

花輪は一旦迷うように沈黙したものの、
ここまで言い掛けて止める訳にもいかず、先を続けた。

花輪「当然、そんなことをすれば殺人鬼とやらも、さくらさんの意図に気付くはずさ」

たまえ「もしかして…」

花輪「……さぁ、その先まではどうだか」

age

小杉「腹が減ったから…お前等を殺して喰っちまおうと思ったのさ！」

花輪「皆は部屋の鍵を持っていない。
　　　　これは君達に鍵を与えると失くしてしまうから、というパパの理由からだけどね。
　　　　つまり外から部屋の鍵を開けられるのは、マスターキーを持っているこの僕だけ。
　　　　その僕が外に居たってことは…さくらさんは自分で、この寝室から出たってことになるね」

たまえ「でも、どうして…？」

花輪「例えばトイレに行きたい、などの簡単な理由で外出しているのか、
　　　　部屋に戻るという話自体が嘘だったのか、または他の誰かに呼び出されたのか…
　　　　何れにせよ理由まではアイドンノゥ」

花子「オー…イェス…」

たまえは嫌な予感に駆られた。

たまえ「今すぐ探さなきゃ…」

花輪「でも待ってほしいな。
　　　　さくらさんのことも気になるけれど、一階の客室に居る皆のことも…」

そのとき、部屋の入口から花輪達を覗き込むようにして声を掛けた人物がいた。

城ヶ崎「あれ…何やってるのよ？山根くんの方はもういいの？」

紛れもなく、一階客室に居た人物のうちの一人、城ヶ崎姫子だった。

まるちゃんは黒

まる子は犯人とタイマン

たぶん山田君が不死身になって
まる子は山田の首を切り落とすんだよ
で、黒幕は丸尾君と先生

たまえ「城ヶ崎さん？なんでここに居るの？」

城ヶ崎「下では永沢くんがネチネチと煩くて敵わないわ。
　　　　　あたしもずっと黙って聞いていたんだけど、流石に面倒になって抜けてきちゃったの。
　　　　　どっちみち、たまちゃん達が山根くんを運んでいったすぐあとに、
　　　　　野口さんや藤木くん達も部屋に戻ったみたいだし、
　　　　　そうなっちゃえば…たまちゃん達が戻ってくるまで、あたしが下にいる理由もないでしょ？
　　　　　永沢嫌いだし」

花輪「ちょっと待ってくれよ……じゃあ今、下に残っているのは何人だい？」

城ヶ崎「自論をネチネチと吹き込んでいる永沢くんと、丸尾くん、山田くん、富田くんくらい？
　　　　　あたしは早目に抜けて来てたから、もう誰もいないかもね」

花輪「なんてこった…協調が重要だと思っていた矢先に…」

花輪は悔やんだ。
まる子に構うよりも早く、客室の皆を説得するべきだったと。
一度ある考えに捕われ疑心暗鬼に陥ってしまえば、
その思考形態を覆すのにはより多くの労力を必要とすることを、
彼は幼くして父に教えられていたからだ。

花輪「下に戻ろう、城ヶ崎さんも来てほしい」

城ヶ崎「えぇ〜……？またあのタマネギの話を聞かされるの…？」

花輪「皆を集めなきゃいけない。たがいに協力するべきだから」

久しぶりに推理小説読みたくなったわ我孫子武丸あたり

城ヶ崎は永沢好きだぞ

ほどなくして花輪と花子、たまえ。
それから嫌々といった様子の城ヶ崎も加わったことで、
面々は客室へと集められた。
尤も、行方不明のまる子と、倒れている山根と大野は寝室に残されたままではあるが。

花輪「みんな、聞いて欲しい」

とにかく協調体制を崩したくないと頭を働かせる花輪であったが、
それぞれの疑いに満ちた居心地の悪い視線を前にしてしまうと、
流石の彼も築いてきた自信が揺らぎ掛けてしまったように、言動に切れがなくなっていった。

たまえはそんな彼の様子に感付き、
ここまでの花輪の行動から、まる子を助ける為には花輪に頼るべきだと考え、
またクラスメイト同士でいがみ合うことも避けたかったので、協調へ向けて働きかけるのだった。

花輪「いいかい、多勢に無勢というだろう？
　　　　それぞれが互いを助け合い、逆に見張り、少人数行動さえ避けていれば、
　　　　明日の朝、朝食となって異変に気付いた僕の使用人たちが助に来てくれる。
　　　　それまでの辛抱なんだ…！」

花輪が熱弁を振るう。
若干ながらも、それぞれの疑念が晴れていくような……
そんな温かな風が吹き始めたころ、唐突として事態は覆されてしまうのだった。

わっふるわっふる
の元ネタってなんだ？

>>151
ツンデレなんだよ

大野「お、おい、誰か来てくれ！！」

客室へ転がるように入ってきた大野の顔は蒼白一色で彩られており、
室内にいた面々は、不意の来訪者によって瞬く間に動揺の渦中へと巻き込まれてしまった。

山田「慌てない慌てないｗｗｗｗｗひと休みだじょーｗｗｗｗｗｗ」

頑張れ山田くん。

富田「ど、どうしたんだブー？」

大野「どうもこうもない！山根が…山根が…血を吐きやがった…！」

皆が言葉を失った。
なかでも一番のショックを受けたのは、微動だに出来ない様子の花輪だったのかもしれない。

大野「と、とにかく来て！花輪…お前また治療かなんかやってくれよ！お前なら出来るんだろ！？」

たまえはどうすることもできずに、棒立ちとなった他者を眺めまわすほかなかった。
見回した所で、永沢の嫌な視線により強い光が灯ったことくらいしか分からなかったが。

ごくり…

さながら学内鬼ごっこのように山根の部屋まで駆け付け、
ベッド上に横たわり、シーツを朱に染めた山根の傍に花輪が立ち……

花輪「……」

脈と心音を確かめ、静かに首を振った。

花輪「意識がないし、脈は不整。恐らく…」

数分も持たない、という言葉は呑み込んだ。
望めないだろうが、例え脈が正常に戻ったところで吐瀉物が器官を塞いでいれば蘇生は不可能。
ＩＣＵに即座に運んだとしても、助かるかどうか怪しいという線だろう。何より……。

藤木「そんな…なんで…山根くんが…？」

山田「……」

花輪「極度のストレスによって胃痛が悪化したせいで、
　　　　潰瘍が致命的なほどまでに進行したのかもしれない…」

しかし、口にした所でそれが恐らく間違いであろうことが、花輪には分かっていた。
あまりにも急激過ぎたからだ。
いくらなんでも持病と向き合い生きて来た人間が、ましてや適切な薬液を投与したばかりの人間が、
突発的に命を落とすことなどまず有り得ない。
可能性はゼロではないが、極めて小さな可能性に過ぎないのだ。
ともなれば……

藤木「まさか…毒！？」

二度目ともなる藤木の言葉を、今度は否定することもできない花輪であった。

wktk

嫌な空気だ。
互いが互いを、完全に敵視している。
たまえはそのように感じながらも、当初の協調姿勢を崩すまいと呟いた。

たまえ「病気だから…山根くんは…」

その的を射ない言葉に一体どれだけの効果があるのか。
冷静さを欠いた彼女自身にもわからないのが現状である。

山田「山根、死ぬあ！山根ー！」

ただ一人だけ、服が血で汚れるのも構わずに縋り泣いている山田。
彼を除けば、この場にいる全ての人間は一心に沈黙していた。

嵐の山荘、万歳！

永沢「説明、してもらうよ…」

ここぞとばかりに永沢が口を開く。
説明、それは永沢自身が目撃していない、
花輪、大野、たまえ、花子の四人で山根を運んでいたときのことを指しているのだろう。

花輪「ああ…そうしよう…」

花輪も意を汲んで応じ、そのときの状況と治療についてを端的に伝えた。

永沢「なるほどね…じゃあ、その注射とやらが毒物だったら山根は血を吐く訳だな…」

大野「てめぇ！？」

花輪「待ってくれ大野くん。こういう時だからこそ、しっかりと潔白を示すべきだ」

花輪が飛びかかり掛けた大野の背を掴み、やんわりと諭した。

永沢「ふーん…で、どう証明するのさ…？」

花輪「あの注射とバイアルを山根くんの鞄から取り出して使ったということは、
　　　　他の三人が証明してくれるはずだよ」

首が千切れるほどに頷く花子と、真摯として状況を伝えるたまえ。
永沢も嘗めるような視線のまま聴いている。

しえん

その後も説明を必要以上に詳しく聞きだした永沢は、
吐き捨てるように呟いた。

永沢「その注射か或いは薬液を、
　　　　取り出すように見せ掛けて用意しておいたものとすり替えたりということは？
　　　　すり替えさえできれば、敢えて皆の前でやることで犯人でないと証明して貰えるだろうからね…」

大野「……っ！」

花輪「大野くん、ウェイト。
　　　　…残念ながら鞄から取り出す瞬間は死角になるので、完全証明は不可能だろうね。
　　　　だけど、すり替えを使うのならばわざわざ注射を打つ前でなくとも、
　　　　山根くんが部屋にいない間にバイアルをすり替えておくだけでもいいよ。
　　　　部屋に鍵は…ないからね…。
　　　　それに薬液がすり替わったところで、僕達小学生がそれを偽物と見抜けるかは怪しいものだから」

たまえ「だけどクスリを常用している山根くんが止めなかったって事は、
　　　　　あの注射が毒じゃなかったって判ってたからなんじゃないの？」

永沢「胃痛で冷静な判断力を欠いていたから…とでも説明付けられるじゃないか？」

花輪「さあ…そのような可能性まで挙げられてしまえば、どうにも弁解できないねぇ……」

支援

藤木「あ、あのさ…そこに転がっている注射液が毒か調べればいいんじゃ…？」

花輪「無理だよ、流石に僕も医者ではないからね。
　　　　そこにあるのがどのような薬品であるのかの識別は出来ないし、
　　　　そもそも一瞥しただけで判別できるのならば、山根くんに指示を仰ぐ必要もなかったさ。
　　　　クスリが本物かどうかを確かめるにはそれを誰かの体に打てばいいけども、
　　　　そんなリスクを負うのは僕だって嫌だしね……」

永沢「それに花輪と大野が共犯だった場合、
　　　　大野が毒のクスリを本物にすり替え直してるだろうしね」

大野「まだ俺達を疑ってるのか…！？」

激昂しかけた大野に向かって、
ここまで消極的な姿勢を保ってきた永沢が、初めて強い主張をみせた。

永沢「君こそ、まだ内部犯を疑っていないのかい？
　　　　いい加減にしてくれよ、もう歴然じゃいか…！
　　　　大体、鍵を持っているのは花輪だし、旅行の首謀者も花輪だし、今回も花輪が噛んでいる。
　　　　どう考えたって花輪が怪しいのは自明じゃないか！！」

豹変した永沢は、憤り露わに寝室出口まで歩いていき、去り際に一言だけを残した。

永沢「ぼくは部屋に戻るよ。殺人鬼なんかと一緒にいられるか」

彼が去ったあとも、張り詰めた空気だけはその場にとどまり続けた。

しえん

これはかまいたち…！？

支援

まるこ「とほほ…まさか山根なんかに見られてたとはね…」

しえん

タマネギ腹立つな

ttp://mootoko.blog.shinobi.jp/Entry/2262/

五日前にたったスレはみんなでネタ出し合っていい雰囲気だったけど
早速二番煎じとかないわー

まるこネタなんてしょっちゅうあるわけで

タマネギ死亡フラグか・・・

やがて、一人、また一人とその場から離れて行き、
最終的に残ったのは山根を運んだ四人と、
息を引き取った山根から離れない山田だけとなってしまった。
花輪の「手を取り合う」という協調作戦は、
花輪自身の行いによって脆くも打ち砕かれてしまったのだ。

花輪「勘弁してくれよ…もうどうしたらいいのか…僕にはわからないよ…」

花子「あたしが居るわ、元気を出すのよ」

花輪「やめてくれ…近寄らないでくれよ…」

大野「俺は信じてるからな…俺だって疑われるのは御免だ…」

たまえ「わたしも皆を信じるから…」

一頻り失意に呑まれた花輪は、ぽつりと口にした。

花輪「まるでパパに聞かされた話を実演しているようだ…」

大野「パパの…話…？」

たまえ「そういえば大野くんは居なかったから聞いてなかったんだね…」

花輪「何かの切っ掛けになるかもしれないし、他にやるべき手も思い付かない。
　　　　一応話しておくよ…今から約２４〜２５年前の話を…」


ハマジに続き新たなる犠牲者を出してしまった、たまえ御一行。
明らかに夕方にやるべきでない雰囲気のまま、この話は来週へと続くのである。

僕はもう寝るよ。殺人鬼なんかと一緒に起きてたくないからね

マジで完結させてくれんのかな？

まる子です。
最近、寒さが厳しくなってきたのでコタツに潜りこむ機会が増えたんだけど、
ふと部屋の隅を見てみると扇風機が出しっぱなし。
まったく、黒々と埃を被っちゃってだらしないなぁ〜と思いつつも、
わたしが片付けなくちゃならない義理もないので結局はそのままにしちゃうんだよね。
たぶん、おじいちゃんやおばあちゃんや、他の皆も同じ気持ちなんじゃないのかなぁ〜？
和洋折衷という言葉はあるけど、夏冬折衷っていう言葉があっていいのかもね。

さて、というわけで次回のちびまる子ちゃんは、
「霧雨舞うサイレントヒルでの惨劇　FILE.2」っていうお話だよ。お楽しみにね。

ピッ……

　　　　　ピッ……

　　　　　　　　　　ピッ……


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポーン……

「エネルギーとエレクトロニクスの西芝が、お送り致します」


「いたしま〜す！！」


ドンッ！

サザエﾊｼﾞﾏﾀ

ええ〜いサザエはいい！
解決編はまだか！

マスオ「えェーッ！？」

カツオ「おばあちゃんから…？」

フネ「そうなのよ、うちのお母さんから葉書が届いてね」

マスオ「お母さんって…えェーッ！？静岡のかい…？」

フネ「そうだよ」

マスオ「えェーッ！！？」

カツオ「それで…どういうことなの？」

フネ「どうやらお母さん達が知人から別荘を譲り受けたとのことで……
　　　　でも余りに急な話だったから、本人達も持て余しちゃったみたいでねぇ。
　　　　だからといって、ほっぽっておくのも勿体ないって書いてあって…」

カツオ「せっかくだから遊びにおいでって……？」

フネ「そうみたいだねぇ」

マスオ「えェーッ！！！？」

これは急展開ｗｋｔｋ

ざわ・・・

なん……だと……？

サザエさん編もやるのかよｗｗｗｗｗ

　　　　　　　「カツオ、行方不明になる」


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　作品No.４４４４

マジかｗｗｗ

マスオ
｢びゃあ゛あ゛うまひぃ゛ぃぃ｣

追いついたー
続きｗｋｔｋ・・・ってここからサザエ編かよｗ

なんという暗い日曜日ｗｗｗ

１９４９年のあくる日のことだ。
一日の大半を、遊びと宿題の踏み倒し法の思案に費やしていた僕は、
来る連休が間近に迫って来たことで、心が宙を舞うほどの期待感に駆られていた。

だってそうだろう？
休みの日になれば宿題の言い訳を考えるのも先延ばしに出来るし、
何より母さんから聞かされた「山荘への小旅行」は小学生の僕にとって非常に魅力的な提案だ。
そして幸か不幸か、僕の父さんやマスオさん達は仕事の片付けに追われることが判り、
そうなると母さんやサザエ姉さんも家を離れる訳にはいかず、
保護者がいなければ必然的に幼いタラちゃんも残ることになった訳で……
家族の中で唯一フリーなのは僕と妹のワカメという、とっても開放的な環境が作られることになるわけだ。

かのような事情によって当然、母さんは「お断り」の旨を返そうとしたんだけど、
この小旅行という又とないチャンスを無碍に中止にされてはたまったもんじゃない。

そう、それをさせない為に僕は学校の昼休みとなった今、こうして友人達を誘っているのだ。
もともと、おばあちゃんは磯野家全員を招待する気だったんだろうからね。
それと同じだけの人数を揃えたところで迷惑じゃないだろうし、
なんと言ってもそれだけの人数で押し掛ければ、母さんだって「中止にする」なんて言えないはずだ。

さてさてどうだろう。
僕なりのこの考え。
かなり上手いんじゃあないんだろうか。

まるこの方の先が気になるわけだが

　　(　ﾟдﾟ)
＿(__つ/￣￣￣/＿　
　　＼/　　　　/
　　　　￣￣￣

　　( ﾟдﾟ )
＿(__つ/￣￣￣/＿　
　　＼/　　　　/

今追い付いた
>>2の中の長谷川先生自重ｗ
さくらももこカムバック！

この展開は…！

この>>1はまれにみぬ鬼才

サザエさん編ワロタｗｗｗ

>>197だから書いてる奴は>>1とは別人だって

期待

支援

たいていのエロゲのライターなんかよりは文章力あると思う

もしや…まる子編で花輪君が話してたやつか？

これはつまり花輪の言ってた以前の事件編か……？

>>202-203
だとしたらすげぇなｗｗｗｗｗｗ

>>202
！！
それは考えなかった

もうid変わってるだろうけどID:dAu0GTPl0はどこいったんだろうか

しえん

中国新聞の4コママンガはちびまるこちゃんなんだぜ

関係ないけど

しえん＾＾

保守

>>208
あれ地方紙だとどこでも同じじゃね？
その前の死ぬほどつまらんあんずちゃんとかいうのも含めて

まじか、知らんかった
恥ずかし(´・ω・`)

保守

ほ

ほ

保守

ほ

保守

これはギャグなのかホラーなのかミステリーなのか
というかカツオも既にタイトルで死亡フラグが…

まる子終わらせてからサザエやればいいのにね

ほ

サザエさん編冒頭まで読んだ。
サイレントヒル0みたいな展開gkbr

ああ話の途中で過去のシーンかｗ
支援私怨gkbr

ほし

ほ

は

よ

う

ほ

っ

保守

>>182
「えェーッ！！？」が脳内再生されるｗｗｗ

ほし

ほ

も

追い付いてしまった。
☆

★

ほ

ん

ま

続きに期待

ほ

ぼぼぼ

保守

ほしゅ

ほ

☆

保守

まだー

ええい！まだか！

あげ

飽きちゃったのかなー？
続き期待してる人いっぱいいるんでお願いしますm(__)m

期待してる

追いついた！
期待あげ

期待age

保守

ほす

昼からあったのに・・・
お…追い付いた…だと………？！

ほっしゅー

保守

ほし

保守

ho

つ、つづきをおねけ゛えしますだ

☆

ほしゅしときます

hosyu

もう現れてくれないのか…
ホシュ

別に続けるとも言ってないしな、終わるとも言ってなかったが

やはり無理か……

今度ばかりは保守せざるを得ない
俺は可能性にかけるぜ

続き読みたい保守

続き来るまでオナ禁する。

だめだった。

はえーよｗｗ

ほ

サイレントヒールのう・た・をー
うーたーいーまーしょー
みーんなでー みーんなでー
う・た・い・ま・しょー

♪サイレントヒルの〜…うたを〜…



…うっ(´;ω;｀)戻ってきてくれ

おっしゃああぁぁぁ！！！

>>279
？

保守

みぎわさんの下の名前は花子だっけ？

これはほしゅ

しゅ…しゅじゅつ！

奴は戻る…

期待保守

ほ

☆

保守

良かったまだあった。
保守

保守

ほっほっほ

まだあったｗ
保守

追い付いた！ほ

電話組みの保守に感謝

ほ

続きは今夜か、はたまた来週か……

こないかなあ(･ω･`)

キートン「公判へ続く」

ほすほす

ho

追いついてしまった保守

ええい！保守するしかないだろ！

まだあったｗｗｗｗ

追い付いた！保守

追いついてしまった
保守

保守せざるをえない！

ええい！まだか、保守

>>86ちょｗｗｗｗｗｗ

>>140 だが字は下手である

昼メシ食べながら保守

煙草吸いながら保守

支援
このスレいつまでもつんだ？今日までか？

なんにせよ保守だ

３日落ちしなくなったんですよね、はい

ほす

待ってるぜ

ほーしゅ

>>86
沸くてか

+(0ﾟ･∀･) + ﾜｸﾃｶ +

おいついた…
がんがれ！

106見て一人で馬鹿笑いしてしまった

ほ

ほ

age

age

ほ

もう来ないんじゃね？

保守

保守

>>327
１００％来ないとわかっていても…

俺達は０％の可能性に賭けて保守してるんだ！

保守で1000までいったら泣けてくるな

>>330
ｗ

ほす

このスレは最早書き手の記憶の隅に押しやられており、このスレが落ちない内に書き手の目に付くことが無ければ書かれることは無く、偶然にも書き手がスレに戻ってたとしても書き手が書く保証も責任も無い

ほしゅ

仕事おわたー
全力で保守

星

まる子カムバック！

追いついた保守

追いついた保守

サザエさんで過去の事件の回想とか上手過ぎ吹いた

ほっしゅ

ほ

気になるなー

hosyu

ほ

保守してやるぅ！

それでも！守りたいｽﾚがあるんだあああああ！
☆

ほ

ともぞう心のダイイングメッセージ

ほしゅ

こんなに保守したいと思ったスレは初めてだ

ｈ

保守

ほしゅ

今日何回目かの保守

絶対に保守しなければいけないスレがここにはある

良スレよ、私は保守ってきたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！

風のガーデン見ながら保守

このスレの保守要員ならオーメンだろjk

ほ

ほすほす

ｈ

よくみんなあきないなあほしゅ

ほっしゅーと

オーメンおわたーので保守しにきますた

あげ！

保守

保守

やはり帰ってこないのか
それとも本当に来週に続くのか

ほしゅしてみる

「日曜日の18時に再開される」に1000まる子

とりあえず今週のちびまるこちゃんまで保守を続けよう

なんという放置プレイ

放置プレイいいじゃない！

ほ

まだあるね
保守

頑張るほ

地味に>>86も気になる

それはどうでもいいです

保守

☆

まだか

追い付いた…

もういい
保守あきらめた














ほ

ほしゅなどムダなんだブー

まずは人数集めだ。
といっても適当に声を掛ける、なんて実りないことをするほど僕も馬鹿じゃない。
せっかくならば将来への投資をするべきだからね。

カツオ「ねぇ、カオリちゃん…ちょっといいかなぁ？」
カオリ「…え、どうしたの？」
カツオ「実はさぁ、今度静岡のほうへ――」

僕の意中の人であり将来のお嫁さん候補ナンバー１でもある大空カオリちゃん。
清楚で美人で気配りもできて明るくて、とってもよく出来たその様は、まさに高嶺に咲く可憐な華なのだ。
…ちなみに小旅行へのお誘いは、
面倒な裏工作の話はせずに、ただ「旅行へ行く人数が突然足りなくなったから」とだけ伝えることにしておいた。

カツオ「……ということなんだけど、一緒にどう？どうっ？」
カオリ「山荘、かぁ……」

もう一押しかな？
えーっと…なにか決め文句がないかな……あ、そうだ！

カツオ「山荘ってけっこう凄いらしいし、それに今って肌寒い季節でしょ？
　　　　山に行けばここよりも気温が低いと思うから、きっと一足早い紅葉が楽しめると思うよ！」
カオリ「でもわたし一人だと不安だし……あの、他に人を誘ってもいいのかしら？」

ここで断れるはずもないさ。

カツオ「いいよいいよ、僕も最初から人数を集める気だったからね」

そういえば山荘ってどんな外観なんだろうか？

保守してた甲斐があった…
ｶﾞﾝｶﾞﾚ

きた…!!!!

カオリちゃんは迷いなく隣にいた女生徒、早川さんに声を掛けたようだ。
うーん、早川さんか。
彼女はカオリちゃんといつも一緒にいるほどの親友で、
清楚なカオリちゃんと似たような雰囲気を醸し出している女の子でもある。
それでもカオリちゃんと比べると引っ込み思案でちょっと暗い所があるけれど、
彼女の優しい所なんかには、僕も思わず惹き付けられちゃいそうになったりもするな。
ちなみに僕のお嫁さん候補ナンバー２だったり。

早川「えっとぉ…他にはどの人が行くの……？」

小学５年生の僕から見ても幼く聴こえる声で、遠慮がちに訊ねられた。

カツオ「今のところはカオリちゃんに声を掛けただけで、他にはまだ誰も誘ってはいないよ」
早川「そうなの…？どうしようかなぁ……」

早川さんには優柔不断なところもある。
もちろん、そこからくる遠慮がちな態度がまた魅力でもあるんだけどね。
それにしても他に誘う人物となると……

中島「面白い話をしているじゃないかー」

その顔が思い浮かび掛けたところで、ちょうど相手の方からやってきてくれたようだ。

ほし…あれ？再開してる？！

きたあああああああ

言うまでもなく僕の良き友人でもあり野球仲間でもある中島博。
こいつは僕と同じだけ遊んでいるくせに勉強も出来るという、とんでもない奴だ。
さらには無駄な知識を貯め込んでいる為に、小学生らしからぬ解説を加えることが多々あったりもする。
どうやらいつも掛けている丸眼鏡は伊達じゃないのかもしれない。
いや、レンズが伊達だったとしたら、こいつは真っ直ぐ歩けないくらいに目が悪いんだけどさ。

しっかしどうしようか。
中島は良い奴なんだけども、僕と同じくカオリちゃんに……

早川「あの、中島くんはこないの？」
中島「こないのって…どこかへ行くの？」

あー！
早川さんが勝手に話を進めてしまった！
まったく……しょうがないなぁ。

カツオ「実は――」

説明。

中島「へぇ〜…別荘だとか山荘だとかかぁ…」
早川「…そうらしいんだけど……どうかなぁ？」
中島「なかなか興味深そうだとは思うよ。滅多に触れられる機会もないだろうし」
早川「それじゃあ……」

控え目な早川さんが珍しく押しの一手を張っている。
まあ、早川さんが駄目になっちゃえばカオリちゃんも駄目になっちゃうだろうから、
中島を止めることもできないんだけどさ。
というわけで、僕も早川さんに加勢することにするとしよう。

ざわめく昼休みの教室。
その喧騒に僕達も薪をくべつつ、
それぞれの思惑を成就させるべくの駆け引きに勤しんでいると……

「フッフッフッフ……」

背後から唸る、ガラガラ蛇のような声。
ああ、やっぱり君も聴き付けてきたか。

僕は観念露わに振り向いた。

かまいたちスレかと思ったらコレもいい

花沢「そういう話は、あたしにも通してくれないと困るわねぇ〜。
　　　　遠出するのには頼れる人物がいなけりゃ危ないでしょ？うん、よくないよくない」
カツオ「花沢さんは家業の不動産お手伝いのほうが忙しいでしょ？
　　　　　無理はよくないよ。うん、よくないよくない」

やんわりと断りを入れてはみたものの、
花沢さんにとってはこれが「断り」ではなく、「僕の気遣い」として映ってしまうんだろうな。

花沢「だいじょーぶよ、心配しなくとも！」

ほらね。
この限りなく豪快で姉御肌で男勝りな押しの強さは、見た目にもハッキリとして表れているんだし、
なにより彼女のお父さんは僕と彼女をくっつけようとしていたりと、親子揃っての曲者具合を放っている。
根はいい人なんだけどねぇ……。

花子「よーし、じゃあ決定ね！！」

なんと！
僕が考え込んでいる隙に決定されてしまった！

思わぬ乱入者に一度は落胆しかけた僕であったが、
花沢さんの強引ともとれるリーダーシップによって、
カオリちゃんも晴れて旅行へと参加してくれることになったようだ。
なら差し引きゼロで良しとしよう。

という塩梅で、続くように諸問題解決と打ち合わせへと移行。

カオリ「それにしても、静岡ってここから結構遠いみたいだけど…」
中島「だね。磯野の家の人達が来れないとなると、保護者が必要となるんじゃないのか？」
カツオ「そう言われると思って、保護者なら既に目星をつけてあるから大丈夫だよ」

そう、暇な浪人生がいるからね。

中島「じゃあその点も問題ないみたいだな」
花沢「最悪の事態では、うちの者でなんとかするわよ！」

恐るべし花沢花子。舎弟でもいるような言い回しだ。
それにもし彼女の父親が同伴したりすれば、それが僕と彼女のハネムーンとなりかねないぞ。

カツオ「花沢さんや他の皆は手を焼かなくていいよ、こっちが誘ったんだからね」

皆の前だから花沢さんを邪険に突っぱねる訳にもいかないし、なかなかに難しいものだ。

きたああああああああ

>>86の続きが見たいです＞＜

追い付いた
書き手はプロか？

「あのぉーすみませぇーん、磯野カツオさんいらっしゃいませんかぁー？」

僕達が一つの机を囲んで話をしていると、
聴き慣れない男子生徒の声で僕の名前を呼ばれた。
教室の出入り口のほうからのようだ。

「ちょっとごめん、呼ばれたから」

皆へ告げてから出入り口へ向かう。
すると僕より背は低いが、見るからに造りの良い顔立ちを持った男子生徒が一人で立っていた。
とはいっても僕には見覚えがない。

「えっと、なにか用かい？」
「突然呼び出してしまってごめんなさい。
　オレ、磯野さん……あっとと、ワカメさんと同じクラスの堀川って言います」

藪から棒の自己紹介に、僕も頷くしかなかった。
さらに堀川が続ける。

「えっと、カツオさん達って旅行へ行かれるんですよね？」

丁寧な物腰。
なるほど、これがモテ男か。
なんて考えている場合ではないか。
どうやらこいつも話をややこしくしてくれるみたいだから。

堀川「旅行の計画はどのような具合なんでしょうか？」
カツオ「その前に、どうして旅行のことを？」
堀川「ワカメさんから聞いたんです」

だとは思ったけどさ。
でも、ワカメは家に置いて僕だけで行く気だったからなぁ。
どうやってやり過ごすべきか。

堀川「あの、他にどんな人が行くのか教えて貰えますか？」

たどたどしくも小学生には似つかわしくない敬語と純粋な眼差しで訊ねられる。
そんなことをされると「帰れ」とは言い辛いものだし。
まあいいか、メンバーを伝えるくらいなら。
ワカメ達のほうは後で煙に巻くとしよう。

カツオ「えぇっと、僕と中島とカオリちゃんに早川さんに花沢さんの五人だよ」

と言ってはみたものの、そういえばこいつは僕と初対面のはず。
他のメンバーの名前をいったところで……

堀川「あ、あそこの席に居る人達ですね！」
カツオ「…う？うん、そうだ」

あれ？

堀川「そうですか、ありがとうございました！」
カツオ「そ、そう…じゃあね」
堀川「はいっ！」

堀川はペコリとお辞儀を下すと、颯爽と走り去って行った。

きたああ支援

この鰹たちの話が花輪が話す25年前の事件だとするとまるこ編が終わるのはそうとう先だなｗ

僕達メンバーは昼休み以降も旅行の話で持ち切りとなり、
数々の遣り取りを重ね、それぞれがそれぞれに期待感を語りあった頃に放課となって、
やがては手を振りあって別れと至った。
今の僕は良き友人の中島と二人、共に肩を並べて下校路を歩いている。

中島「楽しみだなぁ、山奥の館って。なんだか怖いイメージがあるけどさ」
カツオ「だからこそいいんじゃ〜ないか」

中島の言葉で、僕は昔話や映画のなかのワンシーンを思い浮かべた。
それと一緒に、カオリちゃんとより親密になれるかもしれないという淡い期待感もだ。

中島「でも、カオリちゃんも来てくれるみたいだしな」
カツオ「……そうだな」

不意に声を落とした中島は、眼鏡越しの鋭い眼光を以って述べた。

中島「抜け駆けは、無しだからな」

その後にニヤリとした笑み。
なるほどね、宣戦布告ときたか。

カツオ「へへっ、面白いじゃないか」

やっぱりこいつは面白い奴だ。
これほどまでに気が合う人間は、他にはそうそう望めない。

何か知らんがちょっと萌えた

来た…

家に帰り付いた直後のことだ。

ワカメ「旅行って、何を持っていけばいいのかな？」

早速きたぞ。
だけれど僕の巧みな話術、もとい魔術をもってすればワカメなど小指一本で海の藻屑だ。

カツオ「だめだめ、ワカメはまだ小学３年生だろ？
　　　　　県外への遠出は危ないし、まだ早い！
　　　　　お兄ちゃんとしては妹を危険な目には遭わせられないからな」

ワカメ「お兄ちゃんと２学年しか違わないでしょー？
　　　　　大して変わらないじゃな〜い。
　　　　　それにせっかく堀川くんも来てくれるって言ってくれたのにぃ〜」

やっぱり堀川はお前が誘ったのか。
ともあれ残念だがワカメ、お前はここで燻っておくべき人間だ。
こちらとしては、僕達の大人な恋愛模様に横手を入れられる筋合いはないのさ。

カツオ「こらワカメ、大人の話に口を出すんじゃないよ」

笑み社？

波平「大人の話に首を突っ込みたがるお前が言えたことか」

カツオ「わっ！父さん！？」

波平「左様」

いつの間に後ろをとられたんだろう。
気配を勘付かせないなんて、まるで殺し屋じゃないか。

波平「…それで、なんの話をしておったんだ？」

カツオ「あのぅ〜…子供の僕が大人の話に首を突っ込んじゃ駄目なんですよね…？」

波平「…急に改まりおって、何を言わんとしておるのだ？」

カツオ「じゃ、じゃあ……大人の父さんも子供の僕の話に首を…」

波平「………」

……父さん？
げげっ、拳が震えてる。
しまった、地雷だったか。鬼が来る。鬼が来るでぇ。

波平「ばっかもォ〜〜〜ん！！屁理屈を並べおってー！！！」

カツオ「ごめんなさーい！冗談です冗談ですーーー！！！」

あげてみる！

父親反逆罪によって僕の説教部屋行きが確定し、
たっぷり絞られてから退出を許可されたと同時、
「兄妹なんだから仲良くしなさい」
という判決を下されてしまった。

最近の父さんは、仮に僕が正論を述べたとしてもどやしてくるからな。
もう説教するのが中毒となっているのかもしれない。

そうそう、それともう一つ。
どうやら父さんにしょっぴかれる直前のワカメの含み笑いから察するに、
予めワカメが父さんに協力して貰えるよう、彼を誘導しておいたらしいことが分かった。
あくまでこれは僕の推測ではあるが、恐らく当たらずとも遠からずという所だろう。

やれやれ、これでワカメと堀川という邪魔者が二人追加されてしまった形ではあるが、
まあいいか、その程度ならば想定内だ。
如何に僕が智恵と策定に優れていようとも、所詮は小学５年生にすぎないのだからね。
これくらいの失敗で済んだのはむしろプラスだと考えてもいいだろう。

さてと、あとは幾つかの諸問題を片付けて、旅行の日を待つのみだ。
実に楽しみだなぁ。
きっと、一生の思い出に残るくらいの出来事になるはずだから。

もう時間がない
というか最近、慢性的に時間がなさすぎるので、
誰か書ける人が居たら代筆してほしいくらい

>>410
乙
速度は気にしなくていいからな

来た

>410
超乙！

個人的にはいくらでも待ってたい

>>140他の奴なんかに任せないでくれ
いくらでも待つから

え、これは保守した方が良い？

うm

左様

追い付いちまった……

追い付いたｗ

ほしゅ

もういっそ書き手さんにトリつけて貰ってパート化した方が…

>>410愛されてるなｗ

まぁなんだ、とりあえず保守

ほしゅ

保守

文字だけ見たら花沢さんとハルヒってほとんど同じ言動だね

そうであっても花沢さんって名前だけでもう萌えれない

age

花沢「ちょっとキョン！聞いてんの！？」

ハルヒ「そうだ！カツオくん、あたしと結婚しましょう！！」

全然違和感ないな

>>429
新発見だな

花沢さんは君、さんとかって敬称つけると思うんだが

保守

このスレすげー面白いだろ？
ｈｔｍｌ化されて読んでいる君だよ
俺ライブで見てるんだぜ？
音楽だってラジオやCDで聴くよりライブのがいいよな？
僕ほどは楽しめていないと思うけどこのスレ楽しんでいってよ
じゃーの

ホ

良く見たら来週って言ってる

ほしゅ

ほ

も

Ｓ

Ｅ

Ｘ

　　　　　　　　http://changi.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1215781599/
　　　　　　　　http://changi.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1225930924/
　　　　　　　　　↑これらのスレに
　　　 　,..-――--､._
　　　／::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　/:::::／ ￣￣￣ ＼ヽ
　　|:::::| '' 　＼,,, ,,,／'.|:::| ←腐女子
　　|:::::| 　　(・) 　.(・) .|:::|　　 もっとイケメンキャラ出せ！
　　|:::::| 　・ （● ●） |:::|　　 　 女キャラはいらん(怒)！！！
　　|:::::|.　　 <三三> ﾉ:::| 　　　 ＿＿＿＿＿_
　 ﾉ:::::: ヽ､.　＿ _ ／:::人 ｶﾀ ｜　 |￣￣＼　＼
　／　 　　　 　 　　 　　 ヽ 　 |　　|　 　 　|￣￣|
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このAAを貼り付けるとなんでも願いが叶います
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【VIPブログを読んでる負け組みのお前へ】
おい、お前ｗｗｗｗｗお前だよこのスレ見てるお前ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
お前が読んでるこのスレッド面白いだろ？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
俺は今リアルタイムでこの空気を楽しんでるｗｗｗｗｗｗｗﾃﾗｵﾓｼﾛｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
だがお前は書き込めないｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ｳﾗﾔﾏｼｽだろｗｗｗｗｗｗ

あけ

【VIPを読んでるリアルタイムのお前へ】
おい、お前ｗｗｗｗｗお前だよこのスレ見てるお前ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
お前が読んでるこのスレッド面白いだろ？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
俺は今ブログでこの空気を楽しんでるｗｗｗｗｗｗｗﾃﾗ負け組みｗｗｗｳﾗﾔﾏｼｽｗｗｗｗｗｗｗｗ
だがお前は書き込めないｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ｵﾓｼﾛｽだろｗｗｗｗｗｗ

干

朝に復活してたのか！

ほしゅ

保守が書き手の負担にならなけりゃいいけどな
忙しいみたいだし





保守

ho

ここまで書いてやめられるともやもやする！

追いついた！
俺は待ってるぜ

ほ

ほ

まってる

保守

このスレまだあったのか！

まだまだﾐ・д・ﾐ ﾎｯｼｭﾎｯｼｭ

えっ、まだきてないの？
保守

>>459 今日の昼にちょっとサザエの方更新してまた消えた。
どうやら忙しいらしい。

まさかきてたとは・・



ほしゅ

ほ

>>1の日付を見て驚き
>>1と違う人物が書いていることに驚き
まだ続いていることに失禁した

あれ…ひょっとして今日の深夜に強制DAT落ち？

保守

三日ルールはもうないんだよ

ほしゅ

ほしゅ
つかいっそのことパート化したほうが……

>>466ｍｊｄ？いつなくなったの？

負担にならないようにゆっくり
でも完結させてほしい

>>469
鯖移転してから

>>471�d

律儀だなｗ

ほ

全力で保守

>>473
礼を言うのは当然さｗ

捕手

仕事帰りに華麗に保守

ホシュ

ええい！保守だ！

捕手

>>410はまだ来ないのか・・
捕手

>>482
まあまあ。忙しいみたいだしのんびりやろうぜ

つーわけで保守

☆

保守

保守させて

まあ気長に
ほしゅ

あ

ほす

ほ

保守いたします

保守

ほ

保守ばっかで終わりそうだな


ほし

それでもついつい保守

ほっしゅー！　真相が知りたい

期待age

長生きしすぎ。パー速いったほうがいいだろ・・・いや俺も楽しみにしてるけどさ
楽しみだからこそ。

ほ

このまま長寿スレとして伝説になってもらいたいもんだ

お願い…保守

次スレも保守

おやすみ

それでも保守

俺は信じてるぜ

ほ

このスレは>>2-4で終わっておくべきだった

それを無能のグズ共が

ほ

ほ

は

は

あげ

かまいたちのパクリかよ死ね

ほ

死亡フラグビンビンのスレタイから

保守のあき

保守
早くまるこの続きを・・・

颯爽と落ちていくＳＳスレが多いだけに
投下数が少ないというのにここまで保守されているスレも珍しい

しかもまる子

支援

ともぞう「なんじゃ、このスレは？おやおや、どうやら死亡フラグビンビンのようじゃのうｗｗまるこやｗｗｗｗこんなｗｋｔｋするスレッド久しぶりじゃｗｗﾜﾛｽﾜﾛｽ」

そこで、わしは…


Ａ．黙って保守することにした。
Ｂ．保守がわりのＳＳでも投下してみることにした。
Ｃ．自害した。

>>520
C

>>520
C

>>520
C

>>520
C

>>520
みんな冷た過ぎwwwwwwwwww

























Cで

>>521-524
ヒドスｗｗｗｗ

練炭買ってくるわ・・・・

>>526
ID付きでうpなw

保守

まだ保守するのか？

まあ良いじゃないか

-shigarami-

波平｢なんじゃ､このｽﾚは?おやおや､どうやら死亡ﾌﾗｸﾞﾋﾞﾝﾋﾞﾝのようだwwww
こんなwktkするｽﾚｯﾄﾞ久しぶりじゃがwwwwﾜﾛｽﾜﾛｽ｣そこでwktkしてると股間もwktkしてきた
波平｢おいっフネ､早くこい｣
フネ｢なんですかそんな大声で…｣
波平｢これを見てみろ｣
フネ｢まぁ///ビンビンですね｣
波平｢左様｡ビンビンじゃ｣
フネ｢ホントに使えるんですかおじいさん｣
波平｢バッカモーン｡使えるか使えないか試してやるからそこによつんばいになりなさい｣
フネ｢はっ､はい｣

これはsageだろうＪＫ･･･

全力で保守

追いついた…だと？


気長にほしゅ。
まるこもサザエも気になるぜ

追い付いた…

保守

ほっしゅっしゅ

hoshu

野口「ぺろ・・・これは青酸カリ・・・くっくっく」

じょ

吹いたｗｗｗ

追いついた、保守

追いついた、保守

追いついた、保守

ほ

保守

ほ

星う

保守

　

保守

ほ

わかりやすく簡潔なスレタイ、>>1-4だけ読んでも十二分に楽しめる内容
そして>>1とは違う書き手が>>6で突然現れる。
彼はおそらく即興にも関わらずそれを感じさせない文章力、内容、構成、スピード、張り巡らされた伏線で我々を楽しませてくれる。

さて、２５年前に何が起こったのか？
サイレントヒルに隠された謎とは？
疑心暗鬼に陥った彼らはどうなっていくのだろうか？

ここでいったん自分の中で話を整理して、この先の展開を予想しながら読み返すのもいいだろう。
>>6先生のご降臨をしばし待たれよ。


　　　　　　　　　　ＣＯＭＩＮＧ　ＳＯＯＮ．．．

お

追い付いた
いつまでも待ってるぜ
保守

っ

保守あげ

保守

待ってるよ

保守するぜ！

後、22時36分で「さぁ、みんな〜集まって」

ほ

追いついてしまったわい

ageho

>>554うめぇ

保守

ほしゅ

ho

追いついた

保守

今日も保守

さげんなよ

保守は30分に一度でいいような・・・・・・

山田「あはははは反吐が出るじょー」

>>500
そういや最近10日間以上残ったスレがあったぞ

今のとこ
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1227272429/

が21日から残ってるな

他の板いったら何年も前のスレ残ってるぞ

まだまだ

>>577
そんなのデフォルトだ
理系なんて2001年からのスレが残ってたりするぞ

>>579
ビジネスソフト板は2000年のスレがごろごろしてるぜ

vipも随分過疎ったんだな

もう小説家は来ないかもわからんね

良いペースだ
このまま30〜40分間隔の保守なら長寿になるはずだ

vip変わったな

晒しage

>>584
俺らみたいな電話も増えたしな 新鯖になって三日ルール消えたし･･･三日ルール消えたら消えたでなんか寂しいし･･･

ほ

保守

母子

ほしゅ

星

もう忘れちゃったのかな…

ほ

おっと危ない!
保守

し

ま

む

ら

これは保守せざるを得ない

ほしゅ

ほ

あげ

おおっと
保守

☆

保守

もう限界寝る
ほ

ま

ほしゅ

ほ

追い付いた。

続き楽しみにしてんよ
おやすみ

おはようほし

追いついてしまった

ほしゅ

まだ待ちますｗ
保守

山田わろたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ほしゅ!

ほ

保守

まだあるwwwwww

坂の途中のカウンターバー、「シュガーバージン」

ほ

し

ゅ

VIPって三日で落ちるんじゃなかったっけ？

おっと、まさかの補習

カツオ「ワカメ！ちょっと来てくれー」　
ワカメ『なぁに？お兄ちゃん』
　
カツオ「実はな、僕の股がとても熱いんだよ。ちょっと見てくれるかい？」
　
ワカメ「いいよ♪」
　
堀川「(´・ω・｀)」

あれ…また立てたのか…？
いや、違う…こ、これはっ・・・？！！




もう何日残ってんだよ

あげるぜ

まだかなまだかな

もう小説よりも何日残ることが可能なのか気になってきた。







低速でほす

ほ

保守ー★

ほ

保守

今日のまる子サザエが楽しみだぜ

し

いつまであんのこれ

追いついたorz

ttp://www.bh-sss.jp/

きたい

ほ

静岡まで行くとあってか、当日は早朝6時に磯野家前に集合することになっていたが、前日になって急に花沢さんが行けなくなったと連絡を入れてきた。
初めてカオリちゃんと共に行ける旅行に邪魔者がいなくなって不謹慎ながら嬉しく思ってしまったものであったが、
その時の僕は翌日に対する旅行への期待感のあまり、花沢さんのどこかいつもとは違う寂しげな様子を大して気にかけてはいなかった。

キター？

嫌、文章の雰囲気が違うから別人だと思う。
いつもの人なら
“嬉しく思ってしまったものであったが”
とか回りくどい下手な書き方せんだろ。

http://monachat.dyndns.org/monachat6.html

もなちゃと大部屋やまなし
Vipからき☆すた#かがみん
八頭身（体育座り（赤色

安価は>>10の倍数
もなちゃと凸しようぜ（＾ω＾　）ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

まだまだ保守が必要だな

ほ

保守で1000行きそうな予感

まる子はじまた

みぎわｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

お

サザエもはじまた

ほしゅで。

カツオのこの予想は的中することとなる。

ワカメ「お兄ちゃん、堀川君いがいにもクラスメイト呼んでもいい？」

なにふざけたこといってんだ……

カツオ「おいおい、堀川君と２人のがいいだろう？」

ワカメ「やっぱり２人って怖いよ…」

そうか、ワカメはたった二つ下、そうだったな。

カツオ「仕方ないな、定員は10人だから、えーとあと三人か、三人までならいいぞ」

厄介なことになった………。
実はワカメに言われる前、姉さんに「ワカメと堀川君２人だけってのはどうなの？」と言われてしまっていて、そうそう断ることはできなかったんだ。

僕は狼狽していた。なぜたらワカメの友達を三人もしらなかったからだ……

しかしその心配は不要になる。


キンコーン

本人？

戸を開けるとそこにいたのは辛うじて見覚えのある女の子２人と堀川君ワカメがいた。

ワカメ「お兄ちゃん、みゆきちゃんとスズ子ちゃんよ」

みゆきちゃんはどことなくかおりちゃんに似ている、お嬢様気質だ。この旅で第三希望の花嫁になるかもしれないな…

スズ子ちゃんは運動が得意そうな、活発なイメージの女の子だ。


これでメンバーは完全に決まってしまった。

僕、中島、花沢、かおりちゃん、早川さん、甚六さん、みゆきちゃん、スズ子ちゃん、堀川君にワカメの計10人だ。


なんだか気が思いやられるなぁ……

タラヲ「カツオお兄ちゃん起きるですよー」

カツオ「んあ？ああ、今起きるよ」

そうか、今日が山荘への旅立ちの日だったな。

タラヲ「カツオお兄ちゃんもワカメお姉ちゃんも行っちゃうなんて寂しいですよー」

そんなタラヲを尻目に、甚六さんが用意したと思われるマイクロバスには僕以外の全員がすでに乗車していた。

中島「カツオ早く乗りなよー」

カツオ「あ、あぁ、今行くよ」

サザエ「迷惑かけないようにねー」
フネ「怪我だけはしないようにお祈りしなくちゃ」
波平「ワカメ、カツオ、元気でな」
タラヲ「僕も行きたいですよー」


こうしてマイクロバスは山荘へと向かい始めた………。

バスの中では花沢がもってきたトランプで盛り上がっていた。


そのころ磯野家では

サザエ「タラちゃんがいないわ！！！」

>>656
まさか…

ＧＯ！ハイキングバス！

犯人はタマ

スズ子「た、たらちゃん！？」

スズ子ちゃんの声がバス内に響く。

タラヲ「ついてきちゃったですよー」

カツオワカメ「た、たらちゃん……！」

花沢「まず磯野君ちに電話したほうがいいわね」

マイクロバスに設置してある電話で家にかけた。

カツオ「ｶｸｶﾞｸｼｶｼﾞｶ、もう山荘付近なんだ、たらちゃん一人ぐらいなら問題ないらしいから連れて行くよ。今さら引き返すのはみんなに悪いし…」

サザエ「そうね、ちょっと甚六さんにかわって」

甚六「はい、はい、大丈夫です。カツオ君もいますし、タラちゃんは僕が責任もってみますね。」


なにやら雲行きが怪しくなってきた……

>>654
ID調べるとハッピーになれるお

>>658
フネ「おや？タマずいぶんとお腹が膨らんでるねぇ、妊娠でもしたのかい？」
波平「ハハハ、母さんやタマはオスじゃよ」


こういう事ですね、分かります

>>660
thx
リレーになったかｗ

中嶋はカツオなんて呼ばないし！
磯野だし！

もともと本編と>>1が別人だからな


これで三人目の書き手ということか

>>656
中島「カツオ
違和感ｗｗ

雲行きが怪しくなってきたのは山荘のほうもだった。
雨は降らないまでも、どす黒い雲が立ちこめている。

甚六「みんな、ここからは歩いて行くみたいだ、僕は管理人の家に車を置いてから合流するから先に行っててくれ」

甚六「カツオくん、地図を渡しておくからみんなをよろしく」

カツオ（なんだか、不安だ…）

花沢「なぁに暗い顔してんの！！さ、行くわよ」
かおり「磯野君、いきましょ」

カツオ「よ、よーし行くよ！」

タラヲ「すごいところにお家があるですねー」

中島「これは、堀、なのか？それにしてもすごいな。」

山荘のまわりは崖になっており、橋がかかっている。車でいけないわけだ。

みゆき「なんだか怖いわ…」
タラヲ「カツオお兄ちゃんがいるから大丈夫ですよー」

>>665そこはごめんｗｗ
飯くってくる

>>666
あれ・・・花沢さん？

http://uproda.2ch-library.com/src/lib075485.jpg
まるちゃんのむふふふふふｗｗｗｗｗｗ

>>668
へ？

やっぱ駄目だ。
自分の文才のなさに涙目だから誰か続きやってください………ごめんなさい。

>>668
>>640は別人みたい。

保守

http://05.mbsp.jp/unchoman/

>>640はスルーしました。

>>674
続きをwktkしながら待っとります。

タラちゃん合わせて10人だよね

続きを頼む

中島「おーい、磯野！橋があったぞ」

スズ子「ワカメちゃん行きましょー」

みた目通り活発なスズ子ちゃんを筆頭に僕らは橋を渡り始めた。


花沢「……雨が降り始めたわ。」

僕らが山荘に着いたころ、外では雷も鳴り始め本格的な雨が降り始めていた。

タラヲ「甚六さんがきたですよー」

タラヲの声に僕とわかめが扉を開いた。


その刹那、橋が崩れ落ちた。

降臨かと思ったら別の人だったんだな
がんばってくれ！

すげぇえええｗ
火曜日からのスレが残ってるのかよｗ

4日目なのに何故落ちない？

ワカメ「キャー！！」
カツオ「じ、じんろくさーん！！」


僕らが駆け寄ったとき、すでに甚六さんの姿はなかった。
しかし、落ちる直前に置いたと思われる三日分の食料が入ったダンボールと雨具、それに部屋の鍵がおいてあった。

花沢「なんの悲鳴！？」


僕は冷静だった、いや、自分がなんとかしなければとゆう正義感から平静を保つしかなかった。

カツオ「ワカメ、今みたことはタラちゃんには黙っておこう。」

ワカメ「え、ええ、わか、わかった。」

カツオ「みんなには僕から話す。甚六さんが落ちたこと、たぶん死んだ。そして外と連絡がとれなくなったこと、全てを話すよ。」

ワカメの悲鳴を聞いて花沢と中島がかけよってきた。

中島「おい、磯野！今の悲鳴はなんだい？甚六さんはどうしたんだい？」

カツオ「落ち着いて聞いてほしい。」

僕がそう言いかけたとき、花沢が声をあげた。

花沢「は、橋が……」

カツオ「花沢も話しを聞いてくれ。」

僕はまず花沢と中島に話すことにした。

カツオ「甚六さんはたぶん死んだ。橋が落ちたんだ。死ぬ間際に食料と部屋の鍵、雨具を必死に橋のこっち側に投げ入れてくれたみたいなんだ。」

中島「………。橋が、落ちた？僕たちは10人そろって橋を渡ったんだぞ？」

中島「……これをみてくれ。糸を引いたらナイフが動き、橋の縄を切るように仕掛けられている。」

カツオ「……！！な、中島、どういうことなんだ？」

花沢「……殺人……？」

中島「あぁ、おそらくそうなる。そして、僕ら全員が橋を渡りきったとゆうことを踏まえると、僕らの中に犯人が……。」

乙だけど、どうしても気になる
×ゆう
○いう

カツオは花沢さんって呼んでない？

>>685
ヒント：カツオは花沢の事が大嫌い

まるお「スブリ！！殺人犯でしょう！」

ズッコケ三人組のハチベエが
時間旅行で未来を見てきたの話の最後に
好きじゃなかった女子を考え直すみたいな感じか

支援

今北で悪いがなんだこのクオリティ高いスレｗｗｗｗｗ

まる子の台詞が今の所一つもない件

>>691

1から読もうな

まるお「ズブリっ！挿入でしょう！！」

http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-563.html

ほ

ほしゅ
ゆっくりでいいから最後まで読みたい
忙しいみたいだけど、体だけは壊さんよーにな

カツオ「そんなわけない！！！」

中島「……とりあえずここは雨があたる。みんなのいる広場に戻ろう。」

かおり「どうしたの？」

カツオ「あぁ、なんでもないよ。」

中島「磯野！僕はみんなに話す、今こそみんなで力をあわせるときだ！」

カツオ「この中に犯人がいるっていったのはお前じゃないか…」

中島「だからこそだ！みんなで心を１つにし、行動を１つにすれば間違いは起こらない！」

カツオ「そうだな、だけど、タラちゃんには黙っておいてくれないか？」

中島「…わかったよ。」

中島が扉を開け、みんながいるリビングに戻り豪勢な戸を閉めた。
嫌なほど山荘に響く。

タラヲ「おしっこしたいですー」

ワカメ「たらちゃん、私が連れてってあげる」

カツオ「…………みんな、聞いてほしい。ｶｸｶﾞｸｼｶｼﾞｶで甚六さんは死に犯人はこの中にいる。外と連絡はつかない。食料は三日分。みんな、今こそ力を合わせてほしい。」

かおり「さ、殺人犯がいるですって？？」


早川「甚六さんが………、まって、三日分の食料ってことは三日たてば橋が落ちたことに気づくんじゃないかしら？」

カツオ「それもそうだな、しかし」

みゆき「うぅ………」

スズ子「みゆきちゃん！？す、すごい熱！！大丈夫？」

花沢「雨に濡れたのかしら、気温も低いし心配ね。」

>>691
これはひどいゆとり

とりあえずみゆきちゃんをソファーに寝かせ、僕らはどうするか話し合いを開いていた。この中に犯人がいるんだ、みんな食料にも手をつけないだろう。

中島「腹が減っては頭が働かん。飯にしよう。」

カツオ「犯人がいるんだぞ、食べれないよ……。」

中島「ロシアンルーレット形式で食事にしよう。そうすれば犯人がいたとして、安易に毒を盛ることはできないだろう。」

保守

中島の案をうけいれ、僕らはカレーを作った。もちろんジャンケンで選ぶ順を決め、カレー自体も隠し番号で選ばせる。

食事中スズ子ちゃんがみゆきちゃんを心配し声をかける程度で会話らしい会話はなかった。

かおり「………ｳｩｯ……ｳｯ」

中島「かおりちゃん？！」

無理もない、こんな空気じゃかおりちゃんが泣くのもわかる。
かおりちゃんの鳴き声わ筆頭に、女の子たちが鳴き始めた。

堀川「……しかたないですね、みんな精神的に限界です。雨具もあることだし、僕が他に橋があるかみてきます。」

中島「今日はもう遅い。明日にしよう、堀川君。」

その日は話し合った結果、みんなお風呂にも入らずリビングで固まって眠ることにした。
僕と中島に堀川君の男三人で交互に起きて見張りもすることにした。



中島「はっ！！みんないるか？」

堀川「ん？」

カツオ「ん？」

中島「なんでお前ら寝てるんだよ！！みんな無事か？」

中島が慌てて電気をつける。




そこには花沢さんと早川さん、みゆきちゃんとスズ子ちゃんがいた。

カツオ「か、かおりちゃん！？かおりちゃんがいない！！！」

カツオ「堀川！！僕を起こすのは堀川だろう！！」

堀川「僕はちゃんと起こしましたよ！！」

カツオ「嘘をいうな！お前が犯人だろう！！」

中島「お、おちつけよ……。」

カツオ「……くっ、探してくる！！！！」

中島「まて！一人で行くのは危険だぞ！！」

カツオ「うるせー！！」

カツオ君は雨の中雨具も着ないで飛び出していった。

タラヲ「どこいくですかー」

カツオ君は夜中になっても帰ってこなかった。

タラヲ「もうこんなの嫌ですよ！カツオお兄ちゃんはいなくなっちゃうしワカメお姉ちゃんも泣いてばっかだし、もう嫌ですよ！！」

タラちゃんは１人で部屋に閉じこもってしまった。僕は言ってもダメだと諦めタラちゃんに鍵を渡しくれぐれも気をつけるように言った。



堀川「かおりさんにカツオお兄さん、霧も濃くなってきたし、心配ですね……。」

中島「あぁ、明日、明るくなったら僕が探しに行ってくるよ。」

堀川「……みゆきちゃん、熱が下がらないね……。」

みゆき「……わ、わたしは大丈夫よ。」


結局この日もロシアン形式で飯をすませた。

みんなそれぞれ１人になりとのことだったので鍵を渡し、その日は眠りについた。

>>706
僕って誰目線？

明るくなり閑古鳥がないている。どうしたらみんなを不信がられず起こせるか、考えていた。
まず堀川を起こすか。

中島「僕だ、中島だ。堀川君起きてくれ。」

堀川「…今行きます。」
堀川がでてきた。
中島「…僕が犯人だったら、とは考えなかったのかい？」

堀川「………僕は花沢さんだと思っています…。」

中島「……なぜ！？」

堀川「最初、橋を渡ったとき最後尾にいたのは花沢さんだ。そしてかおりちゃんを運べる力があるのは花沢さんだけ。中島さんが犯人だったら自分でタネをばらすことはないだろうし、スズ子ちゃんも怪しく思ったけど、ずっとみゆきちゃんに付き添っていた。」

中島「なるほど。とにかくみんなを起こそう。」

僕と堀川君が２人いるってこともあり、みんな不信がりながらもでてきてくれた。ただ、タラちゃん以外は…。

ワカメ「タラちゃん？返事だけでもして？」

「…………」

花沢「……そういえばマスターキーがあったわね」

中島「タラちゃーん！あけるよー」

「…………」

ガチャガチャガチャン


………一目でわかった。タラちゃんはそこにいない。部屋は狭く、軽く見渡しただけでそれはわかった。

堀川「だめですね、ベッドの下にも、どこにもいません。窓も閉まっている、扉の鍵も閉まっていた。」

中島「……なにがいいたいんだ？」

長寿スレだなおいｗｗ

ワカメ「み、密室……。」

僕も含めみんなが息をのんでいる。部屋の鍵は小さい机の上においてある。タラちゃんが部屋をでて鍵を閉めたってこともありえない。

中島「さ、探そう！！みんなで！！カツオ君もかおりちゃんも見つかってないし、探そう！！」


みゆきちゃんはまだ体調がすぐれないみたいだが、探すことに同意してくれた。
地図を広げる。この山荘は周りが堀になっているぶん、比較的外は狭い。ゆうなら小さな島のようなものだ。
そこで僕らは２つに分かれることにした。互いに背を向け歩き出し、出会ったら一周探し回ったことになる。

僕、堀川君、花沢さんのグループとみゆきちゃん、早川さん、ワカメちゃん、スズ子さんのグループに分かれることになった。

まだあったのか

いいぞいいぞ

濃霧がひどいが空は晴れているようだ、よかった。

中島「じゃあ、出発しよう。くれぐれも個人行動は控えるようにしてほしい。みゆきちゃんは無理しないようにね。」




早川「ワカメちゃん？もう、一周したよね？なんか変じゃない？」

ワカメ「………う、うん。霧も酷くなってきたし………。もしかしたら山荘に戻ったのかも？」

みゆき「一度、戻りましょう、きっといるわよ。」

ワカメ「中島くーん？花沢さーん？堀川くーん？」

「………………」

館は静まり返っていた。私は泣き出してしまった。

そんなとき、この日記をリビングの机でみつけた。

山荘の周りを探し回るまで中島君がつけていたものだった。文章からも筆跡からも最初はカツオお兄ちゃんが書いていたもので、お兄ちゃんがいなくなってから中島君が継いだんだとわかった。これからは私が書いていきます。

８月５日
私と早川さんみゆきちゃんの三人になってから、私たちは行動することをやめ、ただ助けを待つことにした。
みゆきちゃんの体調は悪化するばかり、食事も減ってきた。

８月７日
ついに食事がきれた。助けはいっこうにあらわれない。閑古鳥すらなかなくなり、奇妙な静けさに包まれているようだ。

８月10日
お腹が減った。みゆきちゃんは死んだのかもしれないがそれを確かめる気力もない。

８月11日
意識を失い目をさましたら早川さんが消えていた。もうなにが消えてもふしぎ

支援

つまり前回の生存者は…

山を降りたところにある交番にやせ細った男が一冊のノートを手に転がりこんできた。

甚六「みんなが…。みんなが…。」

警察は慌ててこの男を病院に運びこみ、すぐに山荘付近を徹底的に捜索隊に調べさせた。だが何一つ、子どもたちに関わるものは見つからなかったという。甚六という男が持っていたノート以外はね。


たまちゃん「さっきより詳しい説明ね…」

花輪「大人の事情ってものがあるのさ〜」

大野「しかし、今回とは違う。ハマジは…ハマジは！！」

花輪「その通り……。おそらく、模倣犯といったところだろうね。」

　　　　　　　　　　l　　　　　 /　　　 ヽ 　 　/　 　ヽ ＼
　　　　　　　　　 /　　　　　/ l　　　　ヽ　/　 　 　 |　　＼
｜　し　な　間　〉　／/　　l_ , ‐､　　　∨　i　l　 | |　　　 ＼　　　　　　は
｜　ら　っ　に　|／　l　,-､,/ﾚ‐r､ヽ　　|　　　／｀K ,-､　＜　　　し
｜　ん　て　あ　　　/　| l｀｀i　{　ヽヽ l | / , '／',｀ //｀|＿/　　　　　　 や
｜　ぞ　も　わ　 　 |>　ヽl´､i　'_ 　 ｡`､llｨ'｡´ _/　/,) /＼　　　　ろ
｜　｜　　　な　　　|`/＼ヽ'_i　,.,.,.⌒´)_ ｀_⌒ 　/__/l　　＼　　　　　　 く
っ 　 |　　　 く　　　 |/　/ l´,.-― ､l`ー一'_冫　/l l　|　　　/　　　っ
!!!!　｜　　　　　　　 ＼ ', /　 ／｀7-､二´､,.|　///　|　　 /
　　　　　　　　　　　lＴ´　{　 /　 /　　ト､　|::| ///　/　　/　　　　!!!!!
　　　　　　　　　　ｌ´　ヽ､ >　ｰ　 　 ,/　|ニ.ノ-'　／　／ ＿
　 　 　 　 　 　 　 i｀`` ､/ }　　　 ',,,..' 　|-'´,- '´　 　 ￣/　ヽ∧　　＿＿＿＿
　　　　　　　　　　 ＼／ '　＼＿　　｀´ﾉ7l´　　　　　　/　　　　/／　ヽ　l　ヽ
　　　　　　　　　/￣ |　　　　 ￣￣／　ﾉ L＿＿＿／　　　　　　★　　Ｕ　　|
　　　　　　　　/　　　ヽ　　　　　 /｀ー´　　　　　／l　　　　　　 　 　 　 　 　 |

要するにこれか
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5402092

ごめん、勉強する。第四の書き手続き頼む

>>721
乙！おもしろい

加湿器にID:2071pcDgO入れて蒸発させたい

ほ
寝る

ほ

おもしれー！
誰かいないかな？取り敢えずほしゅで

ほっす

ちょっとすまんね


>>691

キートン「デイジィーちゃーん！」

つまり全員消えたと。
そんで今まるこ編に戻ってきたって事かわかります
ほす

一行は屋敷に着いた
外装の手入れは行き届いていないのは一目瞭然で
そればかりか窓の内側に積もった埃の厚みで
いかに長い間この地に人が寄りつかなかったか容易に想像できる

一番で着いた僕は扉に手をかけ、扉に力を加える
下手をすれば壊れてしまうんじゃないかと思うくらい錆び付いている
背後には斜面を登りきり息を切らした家族や友人らがへたりこんでいる

扉に視線を戻した僕は違和感にかられる
妙に錆かたがおかしい
まるでなにかが広がるみたいに・・・
しかしその不安はすぐに消えた
がこんっ・・ぎぎ
扉が開いた

という名の保守

これまとめあるのか？

今んとこはみあたらないけど…つくろーか？

終ってからにしとけ

中は西洋風の造りになっているのだが
上品さより違和感の方が強く感じられる
それはここに居る全員が気付いているだろう

中島「うわっピカピカだなぁ、ここに泊まるのが申し訳ないよ！なあ磯野」

彼は気付いているのか分からない
が、新しいのだ
新築と見紛うくらいに新し過ぎる

外はあんなにボロボロだったのに・・・

不気味ではあったが泊まらない訳にはいかない
おばあちゃんに貰った館内の地図を頼りに各々部屋へ向かうことにした
女性陣は一階に男性陣は二階の部屋を貸してもらうことにした
たらちゃんやいくらちゃんがこなくてよかった
この広すぎる館内で遊んでいたら迷うに決まっている
それくらいに広い

ネタスレかと思ったら…

荷物を置いた後は館内を探索することにした
地図を頼りにした探索だったが
改築でもしたのだろうか
地図には記されていない部屋がいくつかあった

まず入って真っ直ぐいくと地下室につながるであろう階段
その両脇に二階へ行くための階段があるのだが
地図には地下が描かれていない
おそらく後に造られたのだろうが
こんな古い館を崩さずよく造れたものだ

そこに姉さんの夕食を告げる大きな声

この館は一応キッチンがあるみたいだ
もうみんな集まっている
といっても中島が見あたらないが


結局、中島は夕食に姿を見せなかった

中島くーん！中島ー！

一通り館内を探したが中島は見つからなかった
荷物を残して帰れるはずがない
迷ったのだろうか

残るは地下室のみ
地下室へはマスオ兄さんとノリスケおじさん
そして僕の三人で行くことにした

ドアノブに手をかける
がちゃ
今度はすんなり開いた
しかしドアが開くにつれて埃のにおいも増していく
ドアの向こうはコンクリに固められた正方形の部屋
その真ん中に下へ降りるためのはしごがかかっている

下は真っ暗で底が見えない
こういうのが苦手な中島が一人でいけるとは到底考え難い
しかしこの下に中島がいることに望みも持っていた

どれだけ降りただろうか
ようやく下が見えてきた
が、そこは地下に作られた牢屋みたいで
しかし誰も拘束されてはいない
恐怖を覚えつつもす進まなければいけない

水がたまっていてじめっとしている通路を
中島を呼びながら進んでいると
微かだが呻き声が聞こえた
僕たちはその方向へ急いで走った

・・中島だ

でも鉄格子がじゃまで向こう側へは行けない
道を間違ったのだろうか
中島の右腕からは大量の血が流れ出ている
一刻も早く助け出さなければいけない
別のルートを探そうということになり
もと来た道を引き返そうとすると

背後、中島の方からぴちゃぴちゃと連続した水音が聞こえる
振り返ると通路の角に影が見える
助けかと思った僕らは一瞬だけ安堵のため息をつく
しかし角から現れたそれは異形の化け物だった

このスレまだあったのかｗｗｗｗｗｗｗｗ

スレ汚しすまん
バトンタッチ

さざえの流れに戻すなよー＾ｑ＾

スレタイが面白くすぎるｗｗｗｗｗｗ
見るたびに笑っちまうｗｗｗｗｗｗ

>>1-3が面白すぎる

一週間か。。。

ちびまるこちゃん、はーじまーるよー♪

ぴーひゃらぴーひゃらおどるぽんぽこりん♪
中略
ぴーひゃらぴーおーなかがへったよー♪

「霧雨舞うサイレントヒルでの惨劇　FILE.2」


花輪「……一度乱れてしまった輪を作り直すには一度壊し、再構築するしかない。」

たまお「でも、どうやって？」

花輪「今日はおそらくどう呼びかけても誰も部屋からでてこないだろうからね。」

大野「今日は一度、眠りにつくとするか？朝になればみんな腹が減ってでてくるだろう。」

花輪「……いや、いい考えが浮かんだよべいべ〜」

花子「す、すてきー」

花輪「今のところ僕は永沢君に疑われているよね、ハハ。仕方ないさ。だけど、僕はマスターキーを持っているよね。なんだか矛盾しないかい？」

山田「山根ぇぇ、矛盾するじょお………」

たまお「！！」

大野「……安心して眠れるわけがねぇよ…。眠れるやつは犯人だけだ！！」

花輪「おっと！まだ決めつけはよくないねえ。まずはこれをエサにみんなを客間に集める。そして、安全策を考えようじゃないか〜」

たまおって誰だｗｗｗｗｗｗ

花輪「まずは女の子から集めようか、遠い部屋から集めるのは鉄則さ」

大野「山田と、山根はどうする？」

たまお「そっと、しときましょ」

花輪「……じゃ、いくよ。みんなー！客間に集まってほしい！話しがあるんだー！」

扉越しに

城ケ崎「うるさいわねー、もう誰も部屋からでないわよ？」

花輪「そうはいかないよべいべ〜。僕は今永沢君に容疑をかけられている、が、僕は全員のマスターキーを持っているんだ……」

城ケ崎「確かにそれは危険ね。」

がちゃ…

花輪「でてきてくれてありがとう。」

城ケ崎「花輪君が犯人とは私は思っていないのよ。それにしても今の花輪君、紳士らしさにかけるわ。ふふ」

花輪「ハハ、僕の評価よりも今はみんなの安全性、そして協力が必要だからね。いざとなれば僕は鬼にもなるよべいべ〜」

花子「す、すてきー流石私のﾀﾞｰﾘﾞﾝー」

>>747ごめん！！予測変換にやられた。たまお＝たまえでよろしくｗｗｗ

そしておやすみ。

早く事件の真相が知りたいんだが・・・
それゆえの保守

ほ

追いついた

追いついた(´・ω・｀)

保守(`・ω・')

ほ

し

ほしゅ

3日ぶりに来てみたら
まだあったﾟﾟ(Д )

保守

ほ

ほしゅ

やばい
いま読み始めたが
音声が再生されすぎるｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

やれやれ

支援

お

ゆっくりだなぁ

ほ

ほ
ttp://www.nippon-animation.co.jp/na/maruko/nakama/yamada/index.htm

――そして出立の日。


波平「まったく…浪人するような輩に子供たちを任せるというのは、些か先を案じてしまうわい」
甚六「いっひっひ……こりゃあ手厳しいですね」

ようやく陽が昇り始めた頃合いという早朝。
その澄み切った風が吹き抜けて行く我が家の玄関前には、
各自リュックを背負った僕の旅仲間達が緊張性の笑顔を携え集っている。
父さんはそんな僕等を眺めまわしつつ、終始、不安と期待を押し隠すような小難しい顔のままで言い渡していた。

波平「とはいえ、ワシ達が所用で手を回せないのも事実だからのう。
　　　　そのような時節のなか、かねてから楽しみにしていた子供達の為に、
　　　　自ら保護者という役目を買って出てくれたお前さんには心底から感謝しておる」

一応、その辺りの話が円滑に進むように僕が情報操作していたとはいえ、
その事を差し引いたとしても、父さんが感情に倣った真っ直ぐな厚謝を口にしているのは珍しい気がする。
さらには着物の裾からするりと茶封筒を取り出し、甚六さんへと手渡したのだ。

甚六「えっ？」
波平「旅費の足しにでもしておけ」
甚六「いえ、ですが子供達は各自で既に…」
波平「人の好意は黙って受け取っておくもんだぞ？」
甚六「しかし、僕は他の家々の方からも援助を……」

煮え切らない甚六さんの態度に父さんが鼻を鳴らし、

波平「そんなんだからお前は浪人なぞする羽目になるのだ」

彼の掌を開かせると強引に握り込ませていた。

「よいかお前たち、旅先で会う方々にくれぐれも粗相のないよう――」

父さんの”有り難い”講釈が始まるようだ。
とはいっても、言うまでもなく僕達子供にとっては一分も有り難くなどなく、
故に僕の思考は父さんの言葉を完全にシャットアウトすることとなり、次第に回想へ耽っていくこととなった。

そうしていくうち、なんとなしに思い出したのは、父さんについてだ。
父さんが厳格な人柄を持っているのには理由があり根拠がある。

以前、僕が肥後の守（小刀状の折畳みナイフ）を用いて造り上げた自作のゴム銃で遊んでいたときのこと、
不意に声を掛けてきた父さんが本物の二十六年式拳銃を仏間から持ち出してきて、
銃の扱い方を肴に、陸軍に所属していたころの話を聞かせてくれたことがあった。
聞けば、全てが競争だったとのことだ。
軍では団体行動を基本とするが為に、訓練に励む隊員達は幾つかの班毎に割り振られ、
朝起きるのも競争、朝食を摂るのも競争、走るのも競争、勉強も競争、
という具合に常日頃から他の班と競わされ、面白味など微塵すら感じられない日々だったとのことらしい。
もし、同班のうち誰か一人でも他の班に負けてしまったり、何らかの過失を犯したりすれば、
たちまち恐い上官数人に囲まれ、連帯責任の名の元に『精神注入棒』と書かれた木製バットで、
全身を青タンが出来るまで殴られ続けたという。

僕には軍隊の訓練などとても想像出来ないけれど、
父さんの規律と上下関係の厳しさは、そのような経緯のもと象られたに違いないという確信を抱いている。
今でこそ一般的な会社員となった父さんではあるものの、
「こいつは軍にいた”証”として持ち帰って来たんだ。短刀もあるぞ。流石に自決用手りゅう弾は捨てたがな」
と語っていたときの笑気の欠片すら含まぬ冷たい気迫には、拳銃に興味を惹かれていた僕ですら恐怖を感じたほどだ。

とはいうものの、今から３年前の１９４６年に発令された『銃砲等所持禁止令』と、
昨今に頻発している銃器犯罪の煽りを受けて、あっという間に証を捨て去ったのも、紛う如無き父さんその人である。
恐らくその証とやらは今頃、庭先の土の中で眠っていることだろう。
なんだかんだで「子供の持つものじゃない」と拳銃には触れさせてくれなかったことだけは、今になって残念に思えてならない。

波平「おいカツオ、聞いておるのか？」
カツオ「ええ、聴いてますとも」

危ない危ない。
またどやされる所だった。

波平「ふん…怪しいもんだが、まあよかろう。
　　　　出立の前にイライラしておっては幸先が悪いというものだからな」
カツオ「ありがたきお言葉にございます」

こやつめ、と苦々しげに笑った父さんが確認をとる。

波平「して、皆は忘れ物などないか？」

その言葉で各々が荷物を探り始めたので、僕も改めて荷を確かめてみる。
入浴具などの細かいものはあちらのお世話になるとして、
着替え含む日用品も必要十分以上に纏めてある。
となれば僕達子供にとっての重要品となると、それ即ち遊び道具である。

えーっと……なになに……
野球球団ベーゴマもあるしオハジキもあるし、戦国武将メンコも入っているな。
肥後の守を忘れる男子なんていないから僕もしっかりと裏ポケットに仕舞ってあるし、
それを用いて自作したパチンコも収納してある。
他にもトランプやらカルタやら全てを挙げていると切りが無いのでここらでいいだろう。

そう決めた僕は赤の帽子をかぶりなおし、黄色のリュックを背負ってから告げた。

カツオ「僕は準備万端だよ、みんなは？」

やや遅れるように、こっちも、わたしも、などなどの返答を得て、準備が整ったことが示された。

wktk

カツオ「御覧のように不備はございません」
波平「そうかそうか。あちらの家には疎開の際に大変世話になったからな。
　　　　カツオやワカメも改めて礼を述べておくのだぞ」

ワカメ「わかってるわ」
カツオ「言われなくとも」

一通りの遣り取りが終わったことを汲んで、甚六さんが明るく笑った。

甚六「では、行って参ります」

甚六さんに僕達も続く。

波平「うむ、達者でな」

その言葉を最後に、小さくなっていく我が家と父さんに手を振り続けていると…

波平「おーい甚六！少し待たんかー！」

どういう訳か父さんが駆けてきていた。

波平「迂闊にもワシが忘れものをしておったわい」

毛が残り少ない頭をぽりぽりと掻き、父さんはまたも袖先から紙切れを取り出した。
なんとも便利な収納スペースだ。

波平「あちらさんへワシからの手紙だ。
　　　　それから甚六、ついでに東京の銘菓を土産として繕っておいてくれ」

父さんの威厳がこれじゃあ先が思いやられるよ、まったく。

近場からバスを利用して駅まで移動している途中、中島が訊ねてきた。

中島「疎開先ってことは、磯野は山荘へ行ったことがあるのか？」
カツオ「違うよ、前に僕がおばあちゃんの家へ行った時は山裾に広がる普通の村落だったから、
　　　　　近くに山荘があるなんて話は、これっぽっちも知らなかったさ。
　　　　　僕もワカメも、色々あって山には入らなかったしね。
　　　　　お母さんの話によると、その山荘は最近になって知人から譲り受けたものらしい」

ワカメ「あたいもそんな話は全然」
中島「そうなんだ……」
カツオ「ま、あの時のワカメは今のタラちゃんくらいだったからね」

僕とワカメで疎開したのが今から５年ほど前になる１９４４年の末辺りで、
その頃は空襲が度重なっていた為に危機感を募らせた母さんが、
いち早くの安全策として実家への一時帰省を提案したのだ。
その僅か数ヶ月後に東京大空襲と敗戦が決定し……

いや、過去のことを思い返すのはやめておこう。
それに僕達の家があった地区は奇跡的にも難を逃れられたので、
下町の人達には悪いけれど、結果的には一家全員が無事で済んだことも事実だ。
せっかくの旅行前にこの話を持ち出すのも気が引けるからね。
父さんは口には出さないけれど、僕達の旅行にあっさりと許可を与えたしたのも、
自身の若い頃の辛い経験や昨今の暗い事情を考慮してのことなのだから。

カツオ「なんにせよ、楽しく行こうぜ」
中島「ま、そうだな！」

これでいいのさ。

土産の選択においてやたら悩み込む甚六さんに代わって、
僕が適当に選んであげ、こっそりと資金を流用した瓶ラムネを皆で啜っているうち、
蒸気機関車が黒煙をあげながら駅へと滑りこんできた。
僕達もすぐさま乗り込む。

カオリ「わたし、汽車はあんまり乗り付けないから新鮮だわ」

再び走り出した列車の中で、カオリちゃんの呟きを拾った中島がすぐさま割ってくる。

中島「これは８６２０形の蒸気機関車で、通称ハチロクと呼ばれていてね、
　　　　日本で初めて量産されることになった旅客列車牽引用の――」

始まったよ歩く辞書の蘊蓄が。
こうなると僕は口を噤んで観客と徹するか、或いは中島の話の腰を折るという二択しか許されない。
しかしカオリちゃんに加えて早川さん、ワカメや堀川までもが聴き入っているなかで邪魔をすれば、
僕はきっと悪者扱いだ。分が悪いったらありゃしない。

仕方がないので僕は、カオリちゃんの心が奪われないことを祈りつつ、
流れて行く車窓の風景を眺めることにした。

花沢「あたしがいるわよ、磯野くん」

ゴツリとした手でそっと肩に触れられる。
ああもう…君は中島の話に聞き入っていてくれたまえ。

街から外れ山野の景色が拡がり始めた頃になると、
それぞれが落ち着いて風景を楽しむようになっていた。
旅路は長いと踏んで、体力を温存しようとする子供ながらの智恵なのだろうか。

カオリちゃんは先の言葉通り物珍しいのか、外を窺うために窓を開け放っており、
その影響で風に交じった黒煙の臭いが微かに匂ってくる。
正直この季節での風は寒いんだけど、カオリちゃんなら仕方がない。
中島は早川さんと機関車談義に勤しんでいるし、
ワカメのほうはワカメのほうで堀川とよろしくやっているようだ。
となれば僕は花沢さんの魔の手を逃れるために、甚六さんと会話をすることになるわけだ。

カツオ「甚六さんって、いつになったら大学生になれるの？」
甚六「ぶほっ…！」

水筒から注いだ茶を盛大に拭きだした。
いいリアクションだ。

甚六「キツいことを聞くなぁ君は……」
カツオ「だって、もう何浪目だっけ？そろそろ就職しないと親にも気の毒なんじゃないかなあ？」
甚六「うーん…確かにそうだけどさぁ………」

ばつの悪い苦笑いをみせたあと、甚六さんは言った。

甚六「いい働き口が転がってたら、そうしたいんだけどね」

僕は、駄目な大人だなと改めて認識した。

汽車を降りた時には太陽が真上で輝いていた。
途中、カオリちゃんを注意しなかったが為にトンネル内で大参事というベタな過ちを犯しはしたが、
ここまでは特になんの障害も起こらなかったので幸先良好というものだ。

カツオ「ここからはバスで近くまで行って、そこからは歩きだから」

メンバーのなかで唯一地理に詳しい僕は、ここぞとばかりに先陣を切る。
見ていてくれよ、カオリちゃん？

中島「静岡といえば伊豆半島。伊豆半島といえば川端康成の伊豆の踊り子が有名で――」
カオリ「中島くんって本当に物知りなのね」

またお前か！

花沢「カツオくん、心配しないで」
カツオ「結構です」

やれやれ、花沢さんとどんどん親密になっているような気がするよ。

やがてバスでの移動を終えて歩きとなると、
月日が流れたせいで懐かしいのか新鮮なのかよく解らない不思議な感覚に襲われた。
母さんの実家といえど、僕もワカメも交通の便が不自由な為におばあちゃんの元を訊ねないからだ。
それに夏休みや冬休みの長期休暇ともなると、
こちらへ来るより東京の仲間達と遊ぶことに時間を費やしたいからね。
僕達が出向かなくとも、おばあちゃん達のほうから東京へ遊びにくるので、
わざわざこちらから顔を見せに行く必要もないということも理由としてはある。

堀川「この辺りって、何もないんですね。畑と細い道と山ばっかりみたいで」
カツオ「まあな。堀川は、ずっと街育ちだったの？」
堀川「そういうわけでもないんですけど、これほど静かな所は初めてです」

その言葉通り、六月頃には所狭しと並んだ蛍が、夜空の星々と同等な勢いで飛び交うような場所だ。
かつて一年弱をここらで過ごした僕にしたって、静かすぎて耳鳴りがしそうなくらいである。

早川「外灯もぜんぜんないみたいだし、夜になるとちょっと怖そう……」
カオリ「街に住んでいると明るいのが当たり前のように考えていたんだけど、
　　　　　言われてみればそうかもしれないね。雲で月が隠れちゃったら真暗なのかしら」
花沢「オバケなんかが出たりして！」
中島「オバケかぁー…」

じっと考えるように呟いた中島が、顎に手をあてながら続けた。

中島「そういえば山って、妖怪の類いだとか神様が宿るって話が多いよな」

カツオ「神隠しとかな」
中島「それって日本のあちこちで言われてるらしいけど、ここらにもあるのかい？」

僕は素早く記憶を探ってから答えた。

カツオ「昔ここにいた頃に聞かされたことはあるぜ」

ワカメを除いた皆の顔に、うっすらとした不安の色が描かれたのが分かる。

ワカメ「山に入ると攫われる…だったよね？」
カツオ「そうそう、忽然と姿を消したように行方不明になるって話だね。
　　　　　僕が昔ここに居た頃は小さかったせいもあってそれが怖かったから、
　　　　　山には殆ど近づかなかったなぁ」

甚六「小さかったって、今でもまだ小学五年生じゃないか」
カツオ「ふふん、僕は逞しく育っているのさ」

中島「……でさ、磯野。それ、ほんとに消えた人とかいるのか？」
カツオ「居たからこそ、そういう話があるんじゃないのか？」
中島「そりゃそうだけどさ…」
カツオ「だけど僕の眼で確かめたことはないし、
　　　　　桃太郎なんかの昔話だって実しやかな歴史のように語られるだろ？
　　　　　結局はそれらと同じレベルだと僕は思うよ」

堀川「そういうのは子供が危ない場所に近づかないようにするため作った話だって、
　　　　オレのお父さんも言ってました」
カツオ「そうだね、その通りだ」

短い怪談話は、それだけで終わった。

藁ぶきの屋根。
いかにも古めかしいという建物の玄関扉に鍵などが掛かっているはずもなく、

「ごめんくださーい！」

僕は敷居を跨ぐと同時に声を掛けた。
しかしどうも見慣れない家屋へ入ると落ち着かない。
僕が若干の居心地の悪さを感じ始めたころ、懐かしい声と共に奥から人が出て来た。

「おやまぁ、久しぶりだねぇ。また背が伸びたんじゃないんかい？」
「お久しぶり！」

とはいっても、夏休みにもちゃっかり東京へ来ていたからそんなに久しぶりでもない。
ともかく、この背中が丸まった人こそ、僕のおばあちゃんなのだ。

「あ、どうもどうもー」

割って入った甚六さんが、父さんからの手紙と東京土産、
今回の旅行に参加した子供たちや自身の紹介、そして挨拶を交わし始めた。
けれども今の僕にとっては、そののんびりとした遣り取りすら煩わしい。
早い所、目的でもある山荘へと案内してほしいからだ。
ここにおじいちゃんが居ないってことは、もう山荘で待ってるってことなんだろうからさ。

加湿器にID:s/xHWvfFO入れて蒸発させたい
青酸カリ（）笑

お、あの書き手が帰ってきたのか？

これは>>6？

もうこのスレちびまるこちゃん関係無くね？

ついに帰って
ｷﾀ━━━━ヽ(☆∀☆ )ﾉ━━━━!!!!
さらに保守

>>784
最初から読んでみたら分かる

困惑してる人がいるようなのでまとめのコピペ

わかりやすく簡潔なスレタイ、>>1-4だけ読んでも十二分に楽しめる内容
そして>>1とは違う書き手が>>6で突然現れる。
彼はおそらく即興にも関わらずそれを感じさせない文章力、内容、構成、スピード、張り巡らされた伏線で我々を楽しませてくれる。

さて、２５年前に何が起こったのか？
サイレントヒルに隠された謎とは？
疑心暗鬼に陥った彼らはどうなっていくのだろうか？

おそらく>>769からが>>6氏と思われ。

話がなんか分岐してるな
ここらで俺も勝手にまとめておくぜ

>>6,7,9,10,13,15,24,30,36,41,47,51,53,55,59
>>131,134,136,139,142,145,149,152,155,157,159,161,163,165,174,177
>>178,179,182,187,192
>>384,387,390,391,393,394,398,399,402,405,407,409

== ここまで >>6 (ID:dAu0GTPl0/ID:P7Ul31e90) による本ルート ==

ルートA（第3者による派生ルート）
>>652,653,655,656,659,666,678,682,683
>>697,699,701,703-706,708,709,711,714,715,718
>>746,748

ルートB（>>409からの続き、本ルート？）
>>769-771,773-780

いまだに肥後守持ってるやつっているかね？

ほっし

いよ

ほし

まだまだ

期待

ほ

今度こそ途中でやめないでくれよ(/´△`＼)

文才に比例して放置された時の悲しさが大きいよ
手塚治虫とかのの遺作同様

>>769
乙

ほ

おいついちまった　保守

ほしゅ

ID:u9/qlu5W0
は>>6じゃない

サザエさん『シャーケ、来春のサザエサンマ？』



保守

まだあるのかよ

またしても…