2
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 02:31:40.83 ID:zrANvgv40
こういうスレまじでもういいから
4 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 02:40:39.09 ID:TQWyGxLV0
師走、というのは暮れの忙しさを表した言葉である。
その名の通り、目が回るように忙しかった。
先の見えない勉強の山。
朝起きて勉強。
学校で勉強。
帰ってきてから勉強。
その合間にあるハミガキでさえ息抜きに感じられる。
それでも自分以外の目が入ると机に向かっていた。
もはや反射だ。
なにに強制されて、俺は机に向かっているのだろうか?
目が離れたときに襲ってくるゲシュタルト崩壊。
気づけば後期中間まで一週間を切っている。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 02:42:54.25 ID:zrANvgv40
もういいって言ってるのにwwwwwwww
勝手に始めないで下さいwwwwwwww
6 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 02:45:03.88 ID:TQWyGxLV0
学校での周りの評価は案外大したことなかった。
授業中、足元に消しゴムが転がってきたときのこと。
視線を上げると、こっちを見ながらジェスチャーでスマンと手を合わせるクラスメイトがいる。
拾ってあげると、
『サンキュー』
と小声でお礼を言われた。
しばし呆然。
これが高校生というものか。
……大人だ。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 02:45:38.06 ID:S0FYYddF0
中間テストを制す者は期末を制す。それにしてもクーの個人授業俺も受けたいな
8 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 02:52:28.58 ID:TQWyGxLV0
学校でのお昼はみんなと別で取っている。
図書室最高!……高らかに声を上げたい。
説明するとこの私立、図書スペースとテーブルスペースが広く開けている。
おしゃれで静かなカフェテリアを連想させる造りなのだ。
騒ぐのは厳禁だが、飲食も許可されている。
……嬉しいけど、今更ながらに思う。学校なのか、ここ。
しかもVIP高には、ほかにも生徒憩いの場がポツポツあり、
騒げない図書室は倦厭されがちだという。
……たまらないです。
9 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 03:06:12.25 ID:8Oh9KO9N0
学校の廊下でのこと。
告白した。告白された。
フった。フラれた。
……そんなこと、全部この小さい建物の中で起こったのだ。
そして、決してそれっきりになんかならない。
同じ場所に毎日通えば、いつかは顔を合わせる。
絶対だ。
……。
視線が合っても、お互いに交わす言葉などない。
後悔はなくても。
ボディブローをもらったように苦しくなる。
それでも喧騒が、始業のベルが。
呆然と立ち尽くすことを許さない。
ある、雪の日のことだった。
10 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 03:16:10.77 ID:8Oh9KO9N0
川 ゚ -゚)「……さて、明日からスタートだな」
ミ∀・ シ「いきなり倫理哲学ですけど、なんにもやってないですよね」
川 ゚ -゚)「この教師の倫理は記号選択が多いからな。拾える教科のひとつだから安心しなさい」
川 ゚ -゚)「それに社会系は、求められている答えに敏感なら、感覚で解ける部分が多い」
ミ∀・ シ「求められている答え?」
川 ゚ -゚)「ためしに過去テスをやってみよう。本番と同じように時間を計ってな」
川 ゚ -゚)「よーい、スタート」
11 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 03:26:03.28 ID:QUUw4NOn0
ミ∀- ;シ「……あの、もう解けないので終了でいいです」
川 ゚ -゚)「なら採点してみようか」
川 ゚ -゚)「……ふむ、38点だな」
ミ∀・ シ「なんにもしてないけど赤点回避できましたね」
ミ∀- ;シ「あてずっぽもおおかったですけど」
川 ゚ -゚)「そうだな。いきなり赤回避しているが、これは運だろう」
川 ゚ -゚)「しかしまったく歯が立たなかったわけではないんじゃないか?
こことかは、どうして正解できたか自分で説明できるか?」
ミ∀・ シ「文脈から消去法で。ア、イ、ウ、エ、からの選択ですし」
川 ゚ -゚)「うむ。いい解き方だ」
川 ゚ -゚)「それにできるだけ空欄を潰しているのもいいな」
ミ∀・ シ「社会系は手をつけてないですけど、テストの解き方、は仕込まれてますから」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 03:26:56.96 ID:zrANvgv40
うわ・・・まだやってる・・・
全然レスついてないのにwwwwwwwwwwwww
wktk
14 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 03:32:17.89 ID:lidmyEx90
川 ゚ -゚)「モララー君はテンポ良く学んでくれるからこっちとしても助かるな」
ミ∀・*シ「あ、その、どうも……」
川 ゚ -゚)「さて次はテストに出そうな用語を覚えに行くが」
川 ゚ -゚)「哲学は歴史だ。そして歴史は一本のお話しである。
だから重要語句や重要人物が、どんな背景で『重要』になったのかという『流れ』を抑える」
ミ∀・ シ「流れ……」
川 ゚ -゚)「そうだ。無駄な発言は歴史に残らない。
そのときどきによって『重要』だったから歴史に残るのだ」
川 ゚ -゚)「君は本を読むのは好きか?」
ミ∀・ シ「好きな方です」
川 ゚ -゚)「ならばやはり、暗記よりも流れだな」
ミ∀・ シ「よろしくお願いします」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 03:35:35.11 ID:kWb/5KeDO
支援
16 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 03:40:24.13 ID:t06TaJRe0
('、`*川「……さむ」
('、`*川「……ああぁおきたくらいぃぃぃ〜……」
('、`*川「あれ?クーはまだモラちゃんの部屋なの?」
('、`*川「……」
('、`*川「女子大生と寝ずにレッスンとか……」
('、`*川(あの二人だし、別にへんな期待してるわけじゃないけど……)
('、`*川(……一応携帯じゃなくてデジカメ持ってくか……)
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 03:46:34.21 ID:OiJOMv7vO
うほっ支援
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 03:51:11.71 ID:kWb/5KeDO
支援
19 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 03:55:45.49 ID:NznymFHm0
川 ゚ -゚)「うむ、哲学はアベレージ50まで来たな」
川 ゚ -゚)「古文の確認を挟んだら、私が作ってきた模擬テストをやって終わろう。
日も昇っているし、時間的にも終わった頃で朝ごはんだ」
川 ゚ -゚)「ところで本当に眠らなかったな。大丈夫か?」
ミ∀・ シ「前に言われた通り、昼間寝ておきましたから」
川 ゚ -゚)「これからは、学校から帰ってきたら寝る→最後の詰めをする→登校、にするつもりだ。
それでも眠くなったりは天敵だから、睡魔が襲ってきたらシャーペンを腿に刺すといい」
ミ∀・ ;シ「……過激じゃないですか?」
川 ゚ -゚)「姉さんに教わった睡魔撃退法だ。カフェインより効果があ―――……?」
川 ゚ -゚)「ペニサスか?」
ミ ・∀)「ペニサスさん? おはようございます。早いですね」
('、`*川「……わかってたけどさ、せめてこう、『桃色なのかっ!?』って疑えるような、さ……」 ブツブツ
20 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 04:06:48.39 ID:NznymFHm0
从 ;∀从「……この日が来てしまった」
从 ;∀从「……終わりだーっ!」
从 ;∀从「うわーんデレー!!! 出るトコ教えてよーっ!!!」
21 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 04:08:25.64 ID:NznymFHm0
从'ー'从「デレちゃんいけそ〜?」
ζ(゚ー゚*ζ「今回はわりと勉強したよ。最近家でも勉強しようかな、って思えてさ。
私もやる気になれちゃった」
ζ(゚ー゚*ζ「渡辺さんは?」
从'ー'从「私は今回あぶないかも〜。多分良くても平均くらいかなぁ〜?」
ζ(゚ー゚*ζ「大丈夫だって! 本当は私もそんなに自信あるわけじゃないから」
从'ー'从「うそ〜。そういって本当は自信ありありなんでしょ〜?」
ζ(^ー^*ζ「えへへ……、実は、ね」
从'ー'从「あ〜、やっぱり〜」
キャッキャ
キャッキャ
「……」从∀; 从
22 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 04:20:34.95 ID:o6d0zROe0
ミ・∀・シ(……これは! クーさんの模擬テストでやった問題ばかりだ!!)
φミ∀・ シ(解ける! 僕にも解けるぞ! 赤ペン先生ありがとう!)
(;゚∀゚)(……くっ、この俺様を苦しめるとは……)
(;゚∀゚)φ(とりあえず空欄は埋めねぇとしぃちゃんに申し訳が……)
(,,゚Д゚)(……丸暗記は得意だからな。政経は得意科目だぞ)
(,,゚Д゚)φ(しかししぃのヤマはいつも当たるな……む、これはわからんぞゴルァ……)
(,,゚Д゚) コロコロコロ
(,,゚Д゚)φ(順調順調)
23 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 04:30:35.30 ID:OshlIv9w0
(* ー )(……今日から始まる私の戦い……)
(* ー )(やれるだけのことはやった……あとはあの三人を信じるのみ……)
(* ー )(正直、自分の解くテストよりあの三人の結果が気になる……)
( ゚∋゚)(……この季節に考査は、受験にとって邪魔以外の何者でもないな……)
从'ー'从(ふぇ〜ん。時間が足りないよ〜)
ζ(゚ー゚*ζ(わからないところは飛ばしてるけど、一応一通りおわりっ!)
24 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 04:35:50.78 ID:m2CtnKwB0
从 ゚∀从(……え? なにコレ? 宇宙語?)
从 ゚∀从(……)
从;゚∀从(……)
从;゚∀从(……ザ・ワールド!! 時は止まる!!)
从;゚∀从(……WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!)
从;゚∀从(うりぃ……)
从;゚∀从(……過去の自分に教えてあげたい)
キーンコーンカーンコーン
Σ从;゚∀从
鐘鳴ったぞー! 筆記用具しまえー! >
从;゚∀从(……そして時は動き出す)
25 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 04:42:48.31 ID:rKFAqOMC0
ζ(゚ー゚*ζ「渡辺さんどうだった?」
从'ー'从「最後まで解けなかった〜」
从'ー'从「でも思ってたより解けたかな?」
ζ(゚ー゚*ζ「私も! ……あれ? ハイン、どこいくのー?」
从∀ 从「……ピリオドの向こうに」
ζ(゚ー゚;ζ「……ごめん。よくわからなかったけど、ごめん」
从;'ー'从「デ、デレちゃん! これを見て!」
ζ(゚ー゚*ζ「……こ、これはっ!」
26 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 04:44:18.02 ID:rKFAqOMC0
――――――答案に
――――――師走に積もる
――――――白を見た
はいんりっひ
27 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 04:45:54.01 ID:rKFAqOMC0
ζ(゚ー゚;ζ「……」
从;'ー'从「……」
ζ(゚ー゚;ζ「……せつない」
从;'ー'从「……私たちって……無力だね……」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 04:46:40.10 ID:rKFAqOMC0
休憩します。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 04:53:02.14 ID:NKtPI024O
とりま乙ー。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 04:53:45.28 ID:nNOzWqCN0
こんな時間にやるとはおもわなんだ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 04:56:24.86 ID:ttuYh5k0O
支援
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 05:00:48.39 ID:kiuDpW1MO
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 05:39:53.69 ID:f9W297LLO
wktk
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 05:53:56.65 ID:m2CtnKwB0
セルホ
ああああああああああ白昼夢みはぐったああああああああああ!!!!!!!!
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 05:56:01.67 ID:89C1GKezO
<丶`∀´>フラウボゥ
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 06:09:40.17 ID:ga+vHDT60
再開します。
でもしばらくしたら朝ごはん作るので、一番初めのスレのようにぶつぎり投下になると思います。
>>35白昼夢お蔵入りですよ?
>>32さらっと見て回ったけど面白いですね。たまに散歩しに行こうかなって思いました。ども。
38 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 06:17:55.53 ID:YABX9at30
(;゚∀゚)(……この古文が終われば一日目が終了)
(;゚∀゚)(でも俺古文だいっきらいなんだよなー!!くそがー!!)
(゚∀゚;) キョロ
カキカキ ミ ・∀)φ(クーさんって何者? 孔明? 現代の孔明?)
(;゚∀゚)φ(ぜったいまけらんねぇぇぇぇぇー!!!)
39 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 06:25:19.00 ID:UdOB9dtK0
(゚、゚トソン(……あっ! 書く場所いっこずれてる!)
(゚、゚トソン(あぶなー。残り時間少なくても見直しは大切ね) ゴシゴシ
φ(゚、゚トソン(一日目は特に危ないとこなくてよかっ――――――)
ペキッ
(゚、゚トソン(……折れちゃった) カチカチ
φ(゚、゚トソン(誰にも当たってないといいなー、芯) スコッ
(゚、゚;トソン(―――!?) カチカチ
φ(゚、゚;トソン スコッ
(゚、゚;トソン(……芯が短くなりすぎて書けるほどの長さがなくなってる)
(゚、゚;トソン(え? え? え? 残り時間するないのにほとんど消しちゃったよ?)
(゚、゚;トソン(ていうか時間! 替えないし! どどど、どうすれば―――)
40 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 06:30:39.73 ID:QUUw4NOn0
ミ・∀・シ(―――? 今なんか……)
(゚、゚;トソン(芯ない!?)
ミ∀・ シ(あ、どうぞ)
(゚、゚;トソン(ありがとうっ!)
ミ∀・ シ(……)
ミ∀・ シ(トソンさんの方から俺に、って……何気に初だな)
そこまで。 筆記用具を机の中にしまってください。 >
(;゚∀゚)(……俺は俺の中にある運を信じるぜ)
(;゚∀゚)(いや、ほんと、お願いしますよ、マジで)
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 06:33:35.71 ID:RQzpyA6+O
支援
42 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 06:36:29.52 ID:W289aqgX0
考査一日目は幕を閉じた。
一目散に帰って寝る。
夜の授業のためだ……というとなんか卑猥だな。
なによりすごいのはクーさんで。
自分の大学もあるのに、ほぼ俺の考査に合わせて動いてくれている。
しかも考査期間は泊り込みだ。
的確で、頼りになる。
クーさんのためにも弱音は吐かない。
気持ちに応えたい気持ち、こういうことかもしれない。
43 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 06:44:37.52 ID:8Oh9KO9N0
ミ; ・∀)φ カリカリカリカリ
(*゚ー゚)φ カキカキ
φ(゚∀゚;) ウーン
从 ∀从 ・・・
??? φζ(゚ー゚;ζ ???
! 从*'ー'从φ
( -∋-)zzZ
コロコロコロ (゚Д゚,,)
……。
…………。
………………。
44 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 06:48:09.41 ID:8Oh9KO9N0
――――――キーンコーンカーンコーン
(おわった―――――――――――!!!!!!)
(*゚ー゚) ( ゚∋-) 从'ー'从 ζ(^ー^*ζ (,,゚Д゚)=3 ミ∀- ;シ (;゚∀゚) 从 ∀从
45 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 06:57:31.19 ID:um4f7Wh10
< みなさん中間試験お疲れ様でした。
< 試験が終わって、今から事実上冬休みに入るわけですが、あまりハメを外さないように。
< とくに今日はクリスマスイブです。
< こういう日は先生たちも私服警官の方も大勢街を見回りますからね。
< それだけ頭に入れて置いてください。
< それでは日直。
きりーつ! 礼! >
\しゃぁああああ!!!!/
\おわったぁぁぁぁ!!!/
\つかれたーっ!/ \今回やべー/
\何点いきそー?/
\うっそ!これ間違ってんの!?/
< 試験が終わって、今から事実上冬休みに入るわけですが、あまりハメを外さないように。
< とくに今日はクリスマスイブです。
< こういう日は先生たちも私服警官の方も大勢街を見回りますからね。
< それだけ頭に入れて置いてください。
< それでは日直。
きりーつ! 礼! >
\しゃぁああああ!!!!/
ザワザワ
\おわったぁぁぁぁ!!!/
\つかれたーっ!/ \今回やべー/
\何点いきそー?/
ザアザワ
\部活いくぞーっ!/ \うっそ!これ間違ってんの!?/
ザワザワ
ザワザワ
< みなさん中間試験お疲れ様でした。
< 試験が終わって、今から事実上冬休みに入るわけですが、あまりハメを外さないように。
< とくに今日はクリスマスイブです。
< こういう日は先生たちも私服警官の方も大勢街を見回りますからね。
< それだけ頭に入れて置いてください。
< それでは日直。
きりーつ! 礼! >
\しゃぁああああ!!!!/
ザワザワ
\おわったぁぁぁぁ!!!/
\つかれたーっ!/ \今回やべー/
\何点いきそー?/
ザアザワ
\部活いくぞーっ!/ \うっそ!これ間違ってんの!?/
ザワザワ
ザワザワ
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 07:07:10.15 ID:x+tVfVTYO
支援
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 07:07:39.52 ID:fOsDedM9O
クリスマスに試験なんかないやろ
50 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 07:08:47.90 ID:cLVVHqF30
ミ∀- シ(……終わってみたら……結構書けてた気がする……)
ミ∀- シ(……35点はいくだろー)
ミ∀- シ(……眠い)
('、`トソン(終わったぁ)
('、`トソン(……順位下がったらまたおばあちゃんに叱られちゃう)
('、`トソン(図書室でゆっくりしてから帰ろう)
(*゚ー゚)「みんな! どうだった?」
(゚Д-,,;)「……まぁ……前と同じくらいか」
(゚∀゚;)「……赤は……ない……はず」
从∀゚ 从「……」
(*゚ー゚)「……? ハインちゃん?」
从∀; 从 ブワッ
从∀; 从「せんぱぁい……俺は……俺は……だめな子でしたー!!」
(*゚ー゚)「……そっかぁ」
(*゚ー゚)「追試、私のプライドにかけて絶対合格だから」
(*^ー^)「拒否権、な い か ら ね ? 」
从∀; 从 ヒギィ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 07:18:46.94 ID:MvTUvytO0
二回目休憩いきます。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 07:23:19.76 ID:fOsDedM9O
しえんえん
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 07:30:29.22 ID:fOsDedM9O
そろそろ練るネルネール
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 07:36:21.88 ID:hBTuqBhRO
支援しる
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 08:02:15.84 ID:f9W297LLO
支援
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 08:26:39.90 ID:jCnj7rG7O
通勤中に支援
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 08:29:36.33 ID:YABX9at30
>>57 仕事がんばってください!
9:00頃からまったりはじめます
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 08:47:40.73 ID:PzBDsGp20
出勤前にしえーん
のんびりやってくれい
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 08:55:28.51 ID:89C1GKezO
<丶`∀´>ホルホルw
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 08:59:59.90 ID:fV/UbBHM0
>>59 寒いですからあかたかくしていってらっしゃい!
>>60 あんたがいれば百人力だぜ!
再開します
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 09:10:34.47 ID:hBTuqBhRO
支援
63 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 09:15:48.85 ID:ffkFZk1s0
(゚、゚トソン(クリスマス・イブ……)
(゚、゚トソン(中学の友達はみんな彼氏いるし)
(゚、゚トソン(高校はそんなに仲いい人はいないし)
(゚、゚トソン(……あ、雪)
(゚、゚トソン(ホワイトクリスマス・イブ……)
(゚、゚トソン「昼だと……なんか風情ないなぁ」
64 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 09:23:35.24 ID:CyfFgk6X0
ミ∀- シ(あっという間に俺以外はいなくなった。
さすが中間考査終了&冬休みスタート&クリスマス・イブ)
ミ∀- シ(ちょっとだけ寝ていくか……。今日はクーさんも来ないし……)
ミ∀- シ(……)
ミ∀- シ グゥー
65 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 09:35:10.80 ID:um4f7Wh10
――――――……さい。
ミ∀- シ フゴッ
ミ∀- シ グゥー
―――……きなさい。 ユサユサ
ミ∀- シ「……ん」
(*゚A゚)「起きなさい。寝るなら帰って寝ろ」
ミ∀< シ「……あ、はい、すいません……」
(*゚A゚)「お前……こんなところで寝て寒くないのか?」
ミ∀・ シ「……」
ミ∀・ ;シ「あれ? なんで先生……」
(*゚A゚)「見回りだよ。用事もないのに残っている生徒がいないかをな。まぁお前しかいなかったが」
66 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 09:44:36.87 ID:ZV5j366u0
(*゚A゚)「テストの後はさっさと帰れ――――――ん?」
(*゚A゚)「鞄が二つあるな」
ミ∀・ シ「……えっと、隣の席の人のですね」(トソンさんなんか部活してたっけ?)
(*゚A゚)「なんだまだいるのか。もう学校に閉じ込められるぞ」
ミ∀・ シ「閉じ込められる?」
(*゚A゚)「先生たちは採点と街の見回りで忙しいから、今日は学校を早めに閉めるんだ。
HRでも言われただろ?」
ミ∀・ ;シ「……そうでしたっけ?」
(*゚A゚)「寝ぼけるのもいいが、テスト終わっても覚えるもんは覚えておけ」
(*゚A゚)「じゃあ戸締りもよろしくな」
ミ・∀・シ(……HRで言われたっけか?)
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 09:53:21.53 ID:Ca1KqLJz0
支援
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 10:18:08.07 ID:NF923i4iO
し
どした?
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 10:41:16.64 ID:8ZPSsCapO
支援
寝た?さる?
ミ∀・ シ(部活何部だろ? 運動系じゃなさそうだけど)
ミ∀・ シ(……)
ミ・∀・;シ(……あれ?)
ミ・∀・;シ(俺今……おせっかいしようとしているのか?)
ミ∀- ;シ(まてまてまてまて! 確かに考査一日目でちょっと打ち解けたかな、って思ったよ?
でもそんな勘違いすんなよ。第一鞄置いてあるのだって本人が置いたからだろ?)
ミ; -∀)(それでなくとも俺は女子に嫌われてるわけだし、俺に持ってきてもらってもアレだよアレ!うん!)
ミ; ・∀)(そもそももし鞄置いて部活に行ったとしても、明日回収しに来ればいいだけじゃん!
これ持って俺が校内うろうろしてもしょうがないだろ!)
ミ・∀-;シ(そうだよ! てか入れ違いになったらどうするんだ!
クラスメイト女子の鞄持って徘徊とか、キャーって騒がれて窃盗犯いっちょあがりじゃないかよー!)
ミ∀- ;シ「……危なかった。これは高度な罠だ……」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 11:02:31.86 ID:8ZPSsCapO
支援しま
74 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 11:05:19.10 ID:awmBIYjs0
ミ; -∀)「図書室でなんか借りて帰ろう……。今日は家で本読んでよう……」
ミ; ・∀)「……」
スゥー スゥー ('、`トソン
ミ; ・∀)(……俺はなにを試されているんだ)
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 11:06:19.91 ID:wBdTh7q4O
支援
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 11:12:10.11 ID:8ZPSsCapO
C
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 11:15:54.62 ID:N4skv/63O
支
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 11:26:01.47 ID:rrPfIc8L0
すいません。ハイパーお説教タイム」です
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 11:28:15.18 ID:N4skv/63O
援
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 11:39:31.65 ID:/zuB5Eh1O
ほしゅ
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 11:40:32.51 ID:TvAZr/bJO
やっぱりかきためしてほしいな
ながらもまちまちだし
抜ける時は抜けると言ってほしい
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 11:43:17.43 ID:N4skv/63O
保
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 11:44:14.23 ID:pBJDIuZSO
こんなんで安価形式の話しとか無謀だろ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 11:44:19.84 ID:8ZPSsCapO
作品が好きだから支援
まったり待ってますよ
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 11:45:32.80 ID:uDq8VWex0
ながらは仕方ない ネタに詰ってるんだろ
支援
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 11:56:46.00 ID:N4skv/63O
守
ミ; ・∀)(やっぱHRで閉まること言われてないよ、うちのクラス)
ミ; -∀)(……前の俺ならこんなに悩まなかっただろうに)
ミ ・∀)(……前の俺)
ミ ・∀)(前の俺なら……どうしてた?)
ミ∀・ シ(相手がどんな態度でもなんとも思わなかっただろう。無視されたりが元々で、
こんなに悩むことさえなかったよな……)
ミ∀・ シ(てか時間も時間だし、普通一声かけるよ)
ミ-∀-シ(俺……ヘタれになってる……)
ミ・∀・シ(……どうせ冬休みに入るんだし、いいよな、てかいいよ!)
ミ; ・∀)「……もしも〜し」
「……ん?」('、`トソン
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 12:01:20.59 ID:OiJOMv7vO
支援ッ!
89 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 12:02:56.91 ID:7Se3pWcU0
ミ; ・∀)(……やっべ、猛烈に消えて無くなりたくなってきた)
ミ; ・∀)「トソンさん、学校もうすぐ閉まっちゃうんだって」
ミ; ・∀)「だからあの、ごめんなさい、起きてください」
ミ∀- ;シ(なんで自然に謝ってんだよ! 意味わかんねー!)
「……」('、`トソン
「……あれ? テスト!」(゚、゚;トソン
ミ ・∀)「へ? テスト?」
「……あれ? 図書室だ……」(゚、゚;トソン
90 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 12:14:03.91 ID:on2ZWcWS0
ミ∀・ シ「いやー、学校から無事脱出できましたねー」
(///トソン「……そうですね」
(///トソン(図書室で寝ぼけて大声……しかも隣の席の人に聞かれてるし)
(///トソン(今年最後に大失態だよぅ……)
ミ∀・ シ「この寒さならもしかしたら雪振るかもしれませんねー」
(///トソン「……雪?」
(゚、゚トソン「雪なら降ってましたよ?」
ミ ・∀)「そうだったんですか?」
(゚、゚トソン「はい、HR終わってからすぐに……見ませんでした?」
ミ∀- ;シ「……実は俺、そのころ爆睡してて」
ミ∀- ;シ「あー見逃してたのかー」
(゚、゚トソン「残念でしたね」
ミ∀- ;シ「ですねー」
91 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 12:17:58.28 ID:on2ZWcWS0
(゚、゚トソン(……そういえば私)
(゚、゚トソン(図書室から何気なく一緒に歩いているけど、モララーくん、男だよね)
ミ∀・ シ「……? なんですか?」
(゚、゚;トソン「あ、いや、とくには」
(゚、゚トソン(……別になんともない)
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 12:18:56.55 ID:N4skv/63O
し
93 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 12:23:47.93 ID:l9RC/ICj0
(゚、゚トソン(……なんだろう)
(゚、゚トソン(今までずっと避けてきたのに、いざ話ししてみると)
(゚、゚トソン(男っぽくないというか)
ミ∀・ ;シ「……?」
(゚、゚トソン(人としての気配が薄いというか)
ミ∀・ ;シ(……視線を感じる)
(゚、゚トソン(……同世代の男の人に見えないというか……)
(゚、゚トソン(謎の人だ)
ミ∀・ ;シ(……また聞いたらウザいよな……でも沈黙が一番嫌だ……)
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 12:28:44.15 ID:N4skv/63O
え
95 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 12:29:53.73 ID:l9RC/ICj0
(´・ω・`)「ん?」
ミ∀・ シ「あ」
(´・ω・`) ジーッ
(゚、゚トソン「……?」
(´・ω・`)(……なるほど、この人が)
(´・ω・`)「やあモララー。VIPも冬休みだっけ?」
ミ∀・ シ「うん、今日から」
(゚、゚;トソン(……この人なんで私を見てるの?)
(´・ω・`)(あ、モララーの影に隠れた。
……なんだ、パニクって相談していたわりには二人の関係はアツアツじゃないか)
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 12:30:25.82 ID:RtPfqZi70
ひどい勘違い
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 12:36:34.44 ID:N4skv/63O
ん
98 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 12:37:38.99 ID:/w4WAyTU0
(´・ω・`)「ああ、ごめん。引き止めるつもりはなかったんだ」
ミ∀・ シ「バーに行くの?」
(´・ω・`)「そう、クリスマスイベントがあってさ」
(´・ω・`)「それはそうと、26日は来れそう? 二人で別の場所でも行くの?」
ミ∀・ シ「うーん、どうかなぁ。決めるのは前日でもいい?」(ふたり?)
(´・ω・`)「全然おっけーさ。でもできれば来てほしいな。ええっと……」
ミ ・∀)「―――? あ、この人はトソンさんですよ」
(゚、゚;トソン「……どうも」(……)
(´・ω・`)「ショボンです。よろしくね」(内気な人なのかな?)
(´・ω・`)「トソンさんも26日、是非来てくださいね」
(゚、゚;トソン「……は?」
ミ∀・ シ「そんなアットホームな感じなんだ、26日って」
(´・ω・`)「何言ってんだよ。トソンさんなら大歓迎だろ」
(゚、゚;トソン(……? ???)
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 12:39:48.85 ID:OiJOMv7vO
wwww
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 12:40:14.31 ID:N4skv/63O
白
101 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 12:46:09.07 ID:K/t9erhX0
(´・ω・`)「じゃあ二人がくるのを楽しみにしているね」
ミ∀・ シ「ありがとー。バイトがんばってー」
(゚、゚;トソン「……がんばってください」
ミ ・∀)「なんか唐突だったよね」
ミ ・∀)「さっきの奴のお兄さんがやってるお店で26日に催し物があるんだって。内輪向けの。
なんかトソンさんめちゃめちゃ歓迎されてたけど……」
(゚、゚;トソン「……なんか物凄く見られてた気がする」
ミ* ・∀)(―――ははぁん……)
ミ* ・∀)「よかったら是非きてよ! すっごくいいお店だしさ!)
ミ* ・∀)(ショボン君、今度は俺が恋の相談に乗るときなんだね! そうなんだね!
大丈夫、わかっているよ。なんとしてもトソンさんを連れて行くよ……!)
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 12:50:05.73 ID:N4skv/63O
昼
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 12:50:08.58 ID:Kg7Iq27bO
バロスwwwwwwwww
104 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 12:51:59.38 ID:K/t9erhX0
ミ* ・∀)「ちなみに今のところ空いてる?」
(゚、゚;トソン「え? あ、空いてます……」
(゚、゚;トソン(……この人……なんかいきなりテンション上がってる)
ミ* ・∀)「そうだ、場所よくわからないよね。携帯に地図送りたいからメアド聞いてもいい?」
(゚、゚;トソン「いいけど」
ミ* ・∀)「じゃ、俺が送るねー」
ミ* ・∀)「よしっ! これでおっけー! わかんないことあったらいつでも連絡してくれていいから!」
(゚、゚;トソン「あ、ありがと……」
(゚、゚;トソン(……さっきまでとは別人のように……なんだろう……こう……)
(゚、゚;トソン(ウザイなぁ)
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 12:52:22.54 ID:N4skv/63O
夢
ウザイウザイw
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 12:57:59.03 ID:N4skv/63O
お
108 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 12:59:11.63 ID:K/t9erhX0
(゚、゚;トソン「あ、私あそこのバス亭からバスで帰るから……」
ミ ・∀)「そうなの? じゃあ俺こっちだから」
(゚、゚;トソン「……それじゃあ」(……戻った)
ミ ・∀)「あ、さよならー」
(・ω・`)(これはドックンに言わなきゃねーw)
ミ* ・∀)(ドクオさんには言うべきだよなーw)
('、`;トソン(……疲れたぁ)
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 13:05:30.04 ID:N4skv/63O
蔵
110 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 13:09:38.74 ID:K/t9erhX0
クリスマス・イブ。
去年の認識はバイト代がUPする日、くらいなものだった。
俺も父さんも甘いものは(お酒に合わないから)さほど興味ないし。
ケーキの代わりにスーパーの売れ残った太巻きを食べたっけ。
いい思い出だ。
寒くて、曇り空なのに、悪い気がしない。
この日だけは特別だ。
商店街に流れるジングルベルが、そう囁いた。
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 13:13:02.40 ID:N4skv/63O
入
112 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 13:16:10.64 ID:7R46v8Ki0
口が滑ったわけじゃない。
加えて言えば、隠そうとしていたわけでもない。
人数が増えてしまうと準備の経費もそれなりにかさむから。
……なんて言葉は、今となっては言い訳で。
デレちゃんとペニサスさんは、ショボンくんに確認を取る前から行く気だ。
『こういうのは多いほどいいよ』
電話越しの了解を聞き遂げた姉妹は、各々の携帯を手に取った。
女の人にとってのクリスマス・イブは、男の価値観ではわからないのかもしれない。
26日は大所帯になること間違いないだろう。
苦笑が聞こえたのか、彼もまた、苦笑した。
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 13:22:03.10 ID:N4skv/63O
り
114 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 13:22:40.93 ID:7R46v8Ki0
(=゚ω゚)ノ「ねぇちゃんねぇちゃん」
(゚、゚トソン「なによ、勝手に入ってこないでよ」
(=゚ω゚)ノ「ねぇちゃんはプレゼントに何ほしいんだよぅ」
(゚、゚トソン「なにアンタ、買ってくれんの?」
(=゚ω゚)ノ「違うよぅ。女が何ほしいかリサーチだよぅ」
(゚、゚;トソン「……リサーチってあんた、何? 告白でもすんの?」
(=゚ω゚)ノ「違うよぅ。キープに渡す用を買うんだよぅ」
( 、 トソン「……え? 今なんと……?」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 13:23:00.75 ID:Kg7Iq27bO
支援
116 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 13:30:28.83 ID:7R46v8Ki0
(=゚ω゚)ノ「てかおいら彼女いるよぅ。そっちには今日、ちゃんと渡してきたよぅ」
(=゚ω゚)ノ「プレゼント被ったらダメだから、ねぇちゃんに相談しにきたんだよぅ」
(=゚ω゚)ノ「できるだけ安い方がいいんだよぅ。おいらはキーホルダーがいいかなって思ってるけど」
(=゚ω゚)ノ「ねぇちゃんはどう思う? 別にした方がいいかな?」
( 、 トソン「……」
(=゚ω゚)ノ「……? ねぇちゃん? どうしたんだよぅ?」
(゚、゚#トソン「イヨゥ! ちょっとそこ正坐!」
(;゚ω゚)ノ「ひ? ねぇちゃんこわいよぅ。どうしたんだよぅ!?」
(゚、゚#トソン「いいから座りなさい!!」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 13:31:22.10 ID:N4skv/63O
だ
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 13:40:21.06 ID:N4skv/63O
な
119 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 13:43:50.96 ID:QUUw4NOn0
(゚、゚#トソン「アンタ今何歳?」
(;゚ω゚)ノ「11歳だよぅ。小六だよぅ。ねぇちゃんも知ってるよぅ!」
( 、 トソン「……改めて聞くと日本の行く末が心配でならないわ」
(゚、゚トソン「いい? 付き合っている彼女がいるならその子だけを大切にしなさい。
キープとか言ってるうちは男として半人前なのよ」
(=゚ω゚)ノ「……俺はそう言ったことあるよぅ。でも向こうはそれでもいいって言ってるよぅ」
(゚、゚;トソン「……そんなにモテてるの、アンタ」
(=゚ω゚)ノ「んー、ちょっと違うよぅ」
(=゚ω゚)ノ「おいらもよくわかってないけど、
女子の間では彼氏がいないと遅れてるってことになるみたいだよぅ。
女子は誰でもいいから最低一人彼氏がいないといけないみたいだよぅ。
うちの学年は女子の方が多いし、彼氏が被っちゃうのは仕方ないんだよぅ。
(=゚ω゚)ノ「けど女子は彼女がいない嫌いな男よりも、彼女がいる普通の男の第二彼女になるんだよぅ。
これはルール上セーフって教えてもらったよう。
けど第二でも第三でも、クリスマス彼氏は彼女にプレゼント贈らなくちゃいけないんだよぅ。
これは決まっていることらしいんだよぅ」
120 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 13:47:26.87 ID:QUUw4NOn0
(゚、゚;トソン「……アンタの小学校大丈夫なの?」
(;-ω-)ノ「……でもプレゼントしないと怖くて学校いけないよぅ。
もうお小遣い少ないから安くしないといけないんだよぅ」
(゚、゚;トソン「……ゆとり教育で生まれた遊びなのかしら」
(゚、゚;トソン「ていうかルールってなによ。いろいろツッコミどころありすぎよ」
(;-ω-)ノ「女子には歯向かったらいけないんだよぅ」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 13:47:29.58 ID:N4skv/63O
ん
122 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 13:54:31.67 ID:QUUw4NOn0
(゚、゚トソン「そういうことなら……まぁ……」
(゚、゚トソン「クッキーとかがいいんじゃない? 形に残ると面倒臭そうだし」
(=゚ω゚)ノ「……! 盲点だったよぅ! 灯台下暗しだよぅ!」
(゚、゚トソン「いや、使い方微妙に間違ってるから。ことわざ使いたいのはわかるけども」
(=゚ω゚)ノ「俺はさっとことわざが出てくる男になりたいんだよぅ!」
(゚、゚トソン「はいはい」
(=゚ω゚)ノ「ところでねぇちゃんは彼氏いないのかよぅ」
( 、 トソン「……!!!!!」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 13:57:26.49 ID:N4skv/63O
て
124 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 14:07:43.12 ID:xuepwr040
( 、 トソン(……弟に……小学生に言われるこの無念……)
( 、 トソン(……胸をえぐられるようだわぁ)
(=゚ω゚)ノ「高2のクリスマスが終わっちゃったら、来年の今頃は受験で忙しいんじゃないかよぅ?」
( 、 ;トソン(無駄に詳しいし)
(=゚ω゚)ノ「イブも終わっちゃうよぅ。明日は予定あるのかよぅ」
( 、 ;トソン「あ、明日はないけど、明後日に集まりがあるのよ」
( 、 ;トソン「ちょっとしたバーでパーティがあってね、ま、呼ばれた人しかいけないんだけど」
( 、 ;トソン「大体日にちに拘ってるうちはおこちゃまなのよ。クリスマスはバイトある人だっているんだし」
(=゚ω゚)ノ「すげー! バーってあのシャカシャカする人がいるとこだよね?」
(=゚ω゚)ノ「いいなぁ……おいらも行ってみたいよぅ」
( 、 ;トソン「高校生の付き合いってやつだから小学生にはちょっと、ね」
(=゚ω゚)ノ「ねぇちゃんすげーよぅ。変なこと言ってごめんよぅ」
( 、 ;トソン「さーて、私はお風呂でも行ってこようかなー」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 14:09:28.60 ID:xuepwr040
休憩します。電話云々のgdgdも作者っぽいって思ってください。ごめんなさい。
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 14:15:51.00 ID:N4skv/63O
も
ら
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 14:24:48.08 ID:BD2hxtFIO
ら
え
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 14:28:45.46 ID:N4skv/63O
っ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 14:31:44.24 ID:mlr3evlXO
ち
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 14:36:16.65 ID:K/t9erhX0
セルホ
いつも12時間越えになるな…
1日一回ようです検索すれば、この作品の現行に必ず出会える罠
しえん
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 14:51:08.30 ID:N4skv/63O
た
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 14:53:38.99 ID:uDq8VWex0
支援
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 14:54:24.66 ID:qmU++RCa0
SSスレか
雰囲気良いなー
−12/26−
(゚、゚;トソン「……という勢いできちゃったけど」
(゚、゚;トソン「……地下なんだ」
(゚、゚;トソン(怪しくないよね?) カツカツカツカツ
――――――キィ
――――――カラーン♪
('A`)「……」
(゚、゚;トソン「あ、あの、今日こちらで催し物があると聞いて」
('A`)「まぁ座ってください。水なら出せますんで」
(゚、゚;トソン(……気難しそうな人だなぁ)
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 15:12:09.44 ID:/g//E21I0
(゚、゚;トソン「……あのぅ」
('A`)「はい」
(゚、゚;トソン「準備中なら手伝いましょうか?」
('A`)「―――ああ、ここでやるんじゃないですから。集合場所なだけですよ」
('A`)「今先発隊が出発したので二便に乗る人は待機しているところです」
(゚、゚;トソン「そうなんですか」(……えぇー二人っきりーっ?)
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 15:17:49.23 ID:/g//E21I0
カラーン♪
ミ ・∀)「お邪魔しまーす」
(゚、゚;トソン(……知り合いキター)
('A`)「きたか」
ζ(゚ー゚*ζ「すごーいここー」
('、`*川「へぇこんなとこあったんだー」
川 ゚ -゚)(暗いな……だがいいかもしれん)
( ФωФ)「なかなかであるな」
('A`)(……大量に女を連れて)
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 15:19:53.08 ID:Kugz3rYYO
支援
( ФωФ)「なかなかであるな」
('A`)(……女だったらどうしよう)
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 15:22:56.86 ID:N4skv/63O
い
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 15:23:31.76 ID:/g//E21I0
ミ∀・ シ「ギコっていう奴来ませんでした?」
('A`)「ああ、VIP高のバスケ部連中だろ」
('A`)「車一台しかなかったから先発隊として先行ったよ」
('、`*川「それじゃあ今は車待ち? ならロマがいるから私たちも出発できるんじゃない?」
(;'A`)「あ、はい。人数的にここから出発するメンバーはこれで全部なので」
(;'A`)「でも全員乗れますか?」
(ФωФ )「任せるである。三列シートは伊達じゃないのである」
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 15:26:12.64 ID:OiJOMv7vO
wktk支援
トソン居心地悪いだろうな
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 15:34:46.24 ID:/g//E21I0
運転手 ( ФωФ)「ではいくのであーる!」
助手席 川 ゚ -゚)「あまり揺らさないでくれ」 (←バイト先で余ったホールケーキを抱えています)
二列目 ζ(゚ー゚*ζ「準備いいですよー」
(゚、゚トソン(……私って拉致気味だよね、これ)
('、`*川「出しちゃってーロマー」
三列目 ミ∀・ *シ「なんかいいですね、ドクオさん」
('A`)(どうしてこう、これだけ女がいて男とツーショットなのか……。まぁ無難ちゃあ無難だが)
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 15:40:27.38 ID:N4skv/63O
な
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 15:45:52.59 ID:W289aqgX0
ロマネスクさん運転ので向かったのは山だった。
登れば登るほどに車の窓ガラスが曇る。
路肩には残雪が、道行く車の排気で黒くなっていた。
それも次第に白い部分が多くなり。
いつの間にか、アスファルトが見えないくらいに道路に雪が覆いつくされていて。
白銀世界。
いや、違う。
真っ白だ。
白い以外に目に映るのは、樹の幹や電線などで。
今走っている場所の地面は、白く、厚く、化粧をしていた。
ここが、冬だ。
149 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 15:53:53.65 ID:W289aqgX0
('A`)「あ、あれです。あのペンション」
( ФωФ)「了解なのである」
ζ(゚ー゚*ζ「おしゃれー。カワイー」
(゚、゚トソン(かわいい)
('、`*川「THE・森の家って感じね。シルバニアファミリーとかの」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、それぴったりだね」
(゚、゚トソン(確かに)
ミ∀・ シ(……大勢での旅行になるのかな、これ)
ミ∀・ シ(いや、変にこじつけるのは俺の悪い癖だ)
ミ∀・ シ(余計なこと考えずに楽しもう。シャキンさんは、そのために招待してくれたんだから)
しえん
151 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 16:01:40.65 ID:W289aqgX0
ζ(゚ー゚*ζ「……ねぇ、これ……」
川 ゚ -゚)「……ピンポンだな」
(゚、゚トソン「……ですね」
('、`*川「……ログハウスに呼び鈴って」
ミ ・∀)「いいじゃないですか。押しますね」 ピンポーン♪
『――――――おぅ! 来たなモララー!』
ミ ・∀)「ギコ? よく俺だってわかったね」
『カメラにお前がばっちり映ってるからな!』
ζ(゚ー゚*ζ「あ、カメラあった」
(゚、゚トソン「防犯対策でしょうか」
( ФωФ)「見た目に反して現代的な建物であるな」
('A`)(なんでもいいからさっさと入れよ。寒ぃーよ。死ぬよ)
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 16:04:02.41 ID:N4skv/63O
い
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 16:05:44.06 ID:GYYrvz+AO
支援
154 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 16:11:14.06 ID:ComJcCub0
(`・ω・´)「やあみなさんいらっしゃい。温かい飲み物を用意していますよ」
('、`*川「――――――!?」
('、`*川(……来た甲斐があったわ)
川 ゚ -゚)「ケーキを持ってきたのだが」
(・ω・´)「ああ、なら外に出しておきましょう」
( ФωФ)「おお、すでに始まっていたのであるか」
( ФωФ)「すまない。少し遅れたようである」
(`・ω・´)「本当は始まっていないのですが……まぁ気が早い人たちばかりなので」
(`・ω・´)「運転してくださってありがとうございます。おかげで私も準備に時間が割けました」
( ФωФ)「いやいや、招待していただいたお返しとして思ってほしい」
(・ω・´)「嬉しいですね。どうぞこちらへ」
155 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 16:18:16.46 ID:A4dr4zkN0
(´・ω・`)「ドックンおつかれー」
(´・ω・`)「ごめんね定員オーバーで残らせて」
('A`)「いやいいよ。正直あのメンツで知り合いジョルジュしかいねーし」
('A`)「どっかの豚野郎は前日にドタキャンして海外とか行ってやがるし」
(´・ω・`)「……ツンに言いなよ、その愚痴は」
('A`)「無理。俺ブーンみたいにギャグマンガ体質じゃねーもん」
(´・ω・`)「あのコンビが世界の中心みたいなものだしね」
('A`)「しかし人多いな」
(´・ω・`)「まぁねぇ。ドックンみたいな人たちがいっぱいだから」
('A`)「それどういうアンダスタン?」
(´・ω・`)「お店のパーティだけど、お店に関係ない人ばっかりってことだよ」
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 16:18:43.79 ID:N4skv/63O
。
その他の男たち
... .. .. ::: ::::: ::::::::: ::::;:;:;:;::;:;;;;;;;;;;;;;;;;;
,、,、 . . . .. :: ::;;:;:: ;;:;;;;;;;;;
ノ气;)-、. . . :::::::: ::;:;:;:;;;;;;;
/:/.ヽ:ヽ::i .. . .. :::: :::::::;:;:;:;;
 ̄ ̄`" ̄ `-.' ̄
..::::::,、_,、::: ::::: ::: :
/ヨミ゙ヽ)-、. :: ::::
─ム'─ヽ_!.┴─
::::::::∧∧:::::::
: /~)(~ヽミ 、
 ̄`" ̄"'´ ̄
158 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 16:27:37.20 ID:A4dr4zkN0
ζ(゚ー゚*ζ「もうちょっとちゃんとした服にすればよかったかな……」
从 ゚∀从「おーいデレー! こっちー! こっちー!」
从 ゚∀从「これすっげー旨いの! ホントやべーこれ! な、食ってみ? 食ってみ?」
ζ(>ー<;ζ「ハイン食べていいから喋らないっ!」
从 ゚∀从「うるさいぞーお前。ほらみんな何事かって振り向いてるじゃん」
ζ(/////*ζ(……このKYは!!!)
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 16:36:04.34 ID:N4skv/63O
全
160 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 16:39:24.53 ID:/N0m4noH0
( ゚∀゚)「あれ? トソンじゃん」
(゚、゚;トソン「ジョ、ジョルジュくん……」
( ゚∀゚)「お前も誘ってもらったんだ」(モララーの奴、トソンみたいなのがタイプなのか)
( ゚∀゚)(女とは付き合わねー宣言から一ヶ月も経ってねーけど)
( ゚∀゚)(……やっぱ気になる奴いるんじゃん)
(゚、゚;トソン「成り行きでね」(……ううぅ、苦手キャラだぁ)
(゚、゚;トソン(ってよくよく考えたら男の人のリハビリ状態なのにパーティとかほいほい来ちゃってるよ私!)
(゚、゚;トソン(……本当に今更だけどどうしよう)
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 16:41:10.00 ID:N4skv/63O
裸
162 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 16:47:39.52 ID:UKw4G1wj0
(*゚ー゚)「もぅ、ギコくん! つまみ食いしすぎ!」
(,,゚Д゚)「いいじゃねぇか。楽しんだもん勝ちだと思うがな」
(*゚ー゚)「勝たなくていいからもう少し待ってようよ」
(,,゚Д゚)「おぅ!」
(*゚ー゚)(……本能で動いているからなぁ)
(*゚ー゚)「あ、これおいしい」
(,,゚Д゚)「それカクテルじゃねぇか?」
(*゚ー゚)「そうなの? お酒だったんだ。ジュースみたいだね」
(,,゚Д゚)「俺にも一口くれ」
(*゚ー゚)「はい」
(*゚ー゚)(……間接キッスとか意識しないんだろうなぁ)
(,,゚Д゚)「うまいな」
(*゚ー゚)「だよね」
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 16:51:42.10 ID:N4skv/63O
で
164 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 16:54:00.19 ID:wXNlHYg/0
ミ∀・ シ「……」
(`・ω・´)「どうしたんだい?」
ミ・∀・シ「シャキンさん」
ミ・∀・シ「……いえ、こういうところに招待されるなんて今までなかったから」
(`・ω・´)「感激してたの?」
ミ∀・ シ「いえ、そこまでは」
(`・ω・´)「そこは『した』って言ってほしかったんだけどな。招いた側として」
ミ∀・ シ「だと思って」
(`・ω・´)「おや、『その上で』だったか」
(`・ω・´)「……まぁこういう騒ぎは毎日あってもいいもんじゃない」
(`・ω・´)「一日遅れの聖夜を楽しんでくれればこちらとしても呼んだ甲斐があるというものだよ」
ミ∀・ シ「……ちょっとキザすぎません?」
(`・ω・´)「それが仕事だからね。ごゆっくり、モララーくん」
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 16:59:18.82 ID:N4skv/63O
正
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 16:59:38.46 ID:Ltzsg8rZO
167 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 17:03:26.68 ID:QHqL80IE0
一日遅れの聖夜。
それはバーボンハウスのオーナーの誕生祭でもあった。
拍手の中でエスコートされた初老のオーナーはトンガリ三角の帽子を被って現れた。
それはそれは嬉しそうに微笑んで。
ここに集まったのはプライベートな繋がりの人たちだと。
オーナー自身、初めて会う人にも、再会を懐かしむ人にも。
『その一期一会に感謝している』
そう言って握手して、とうとう全員と握手していた。
その言葉と行動の重さは、人としての羨ましさ。
理想、尊敬、その中間にある、
『こんなおじいさんになりたい』
気持ちが今なお、じんわりと暖かかった。
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 17:08:49.04 ID:lltjugwM0
169 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 17:12:17.21 ID:QHqL80IE0
あえて知り合いたちを『うちの者たち』と言おう。
うちの者たちの騒ぎっぷりは凄かった。
ギコやハインちゃんは食べまくる。
それが旨いからと近くの人に薦めまくる。
ペニサスさんはポーカーで負け知らずで。
クーさんは甘いものに目がなくて。
ショボンくんとジョルジュくんはなにやら二人で盛り上がっているし。
ドクオさんも。
ロマネスクさんも。しぃちゃんも。
シャキンさんも。トソンさんも。デレちゃんも。
そして俺も。
みんなハイになって楽しんでいたと、そうとしか思えないと、そんな夜であると。
そんな聖夜なら、来年も待ち遠しいじゃないか。
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 17:12:51.68 ID:2E8XdCecO
支援
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 17:13:24.50 ID:QHqL80IE0
少し休憩します。たぶんこれが最後です。
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 17:18:10.68 ID:Tuy87OTgO
アナル
休憩おおいな。一日に何度も射精するなよ。
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 17:19:25.16 ID:N4skv/63O
座
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 17:30:58.05 ID:N4skv/63O
し
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 17:39:55.40 ID:8ZPSsCapO
帆
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 17:41:06.67 ID:QHqL80IE0
再開します。
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 17:46:03.56 ID:N4skv/63O
て
179 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 17:50:04.24 ID:x32xF7NX0
('A`)「うぅー外さみぃー」
('A`)(しかし室内はチーズ臭かったな。ピザ食いすぎだろJK……ん?)
('A`)「どうした少年。黄昏るのがカッコイイとでも思ってんのか」
ミ∀・ シ「ドクオさん……」
('A`)「おー綺麗な夜景じゃねぇか」
ミ∀・ シ「そうなんですよねぇ」
ミ∀・ シ「綺麗なんですよ、本当」
ミ∀・ シ「ドクオさん」
('A`)「うん?」
ミ∀・ シ「……友達100人って実現可能だと思いますか?」
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 17:52:56.51 ID:N4skv/63O
待
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 17:53:22.94 ID:jGMvKKYdO
ち
182 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 17:54:48.35 ID:x32xF7NX0
('A`)「……なぞなぞですか?」
ミ∀- シ「いえいえ、いち質問ですよ」
('A`)「……まぁできんじゃね? ネトゲだの出会い系だのゴロゴロしてるし」
ミ∀・ シ「そういうの無しで。自分が会った人だけで達成するには」
('A`)「……できる奴も一人くらいはいるだろ」
ミ∀・ シ「じゃあ嫌われるの0人はどうですか?」
('A`)「……0っすか」
ミ∀・ シ「0っす」
('A`)「……考えたことねぇな」
ミ∀・ シ「ですよね」
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 17:55:26.85 ID:fOsDedM9O
隠岐たー
しえん
184 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 18:03:31.56 ID:x32xF7NX0
ミ∀・ シ「俺にとって、人とのファーストコンタクトって結構重要なんですよ」
ミ∀・ シ「そこで上手くいけばその人とは上手くいく。
逆だったらどうすればいいのか見当も付かない」
ミ∀・ シ「ファーストコンタクト以外だと、自分から接点広げることができた人っていなかったんですよねー」
('A`)「……ぶぇくしっ」
ミ ・∀)「あ、中戻りますか?」
('A`)「あー、まー、いいわ。存分に語れ」
ミ ・∀)「……」
ミ∀- シ「中学のときの話、いつだかしましたよね?」
ミ∀・ シ「あの時は何にも考えなくて、周りをほったらかしにしていたんです」
ミ∀・ シ「だからギコが変えてくれるまで周りは変わらなかった」
ミ∀・ シ「今は……自分から変えてみたいって思い始めてて」
ミ∀- ;シ「……でも初手手詰まりなんですよ。まったく良い方法が思いつかないっす」
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 18:06:22.18 ID:jGMvKKYdO
ギコとモラの過去突入?
186 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 18:10:51.34 ID:UKw4G1wj0
('A`)「……」
ミ∀・ シ「なんていうか、今日集まった俺の知り合いって、みんな俺に優しいんですよ。
そんな人たちに囲まれて、ふとクラスの人のことを思い出しました」
ミ∀・ シ「そんな優しい人たちに甘えている気がして。
クラスで上手くいかないからこっちを拠り所にしてるのかな、って」
ミ∀・ シ「夜景見ながら、そんなこと、考えたり……ね」
('A`)「……」
('A`)「……そ」
――――――それは違うぞモララー!!!
(;'A`) !?
ミ; ・∀) !?
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 18:15:57.16 ID:N4skv/63O
っ
188 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 18:20:52.81 ID:UKw4G1wj0
(゚Д゚,,)「甘えてるとかじゃないだろ」
(゚Д゚,,)「俺とお前は友達になった」
(゚Д゚,,)「なら甘えじゃないだろ」
(゚Д゚,,)「わかれよ。今すぐ」
ミ; ・∀)「……ギコ」
('A`)「……ん、まぁ、まんまその通りだと思うけどな」
ミ∀・ シ「ドクオさん」
('A`)「お前友達100人いなきゃ生きていけないのかよ」
('A`)「たった一人にでも嫌われたら死ななきゃいけないのかよ」
('A`)「なにが大切なのか見失ったら、明日なんて見えないぜ」
('A`)(どうしてこうエロゲの台詞ってこういう時に決まるんだろうな)
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 18:27:03.96 ID:N4skv/63O
て
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 18:30:46.67 ID:fOsDedM9O
ほ
191 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 18:35:06.80 ID:o6d0zROe0
(゚Д゚,,)「最初の一回だけで友達になれるかどうか決まるんだったら」
(゚Д゚,,)「俺とお前は友達じゃないからな」
ミ ・∀)「……そういえばそうだよね」
(゚Д゚,,)「お前が良い奴だってわかったから友達になれたんだ。わかるには一回は足りないぞ」
ミ ・∀)「……どうしてギコはストレートに言えるんだろうね、そういうこと」
(゚Д゚,,)「お前が言わせているようなもんだがな」
ミ -∀)「……ん」
ミ ・∀)「どもっす。目が覚めた。酔いも」
ミ ・∀)「だからもう酔ったようなことは言わないっすよ」
(゚Д゚,,)「おぅ!だが俺はこうやって本音を言ってくれるから、
やっぱ昔のお前より今のお前の方が好きだって思うな!」
ミ; -∀)「……大声でそういうこと言わないでくれ。ギコほど臭い台詞に耐性ないんだから」
('A`)(今の完全にウホッじゃん)
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 18:36:49.55 ID:N4skv/63O
た
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 18:42:52.09 ID:QAeSUZh2O
しえ
194 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 18:43:50.58 ID:lmHiMYkT0
「モララーくんに彼氏とられたぁ〜!」(////*)
ミ; ・∀)「しぃちゃん?」
(////*)「人の彼氏とった〜。泥棒猫のオスを捕獲しました〜」
('、`*川「よーし、連行しなさい。事情聴取するから」
(,,゚Д゚)「先輩……しぃに飲ませすぎですよ」
('、`*川「この子が勝手に飲んだのよ。だから風に当ててあげようとしたら」
('、`*川「衝撃の告白が」
(////*)「もうギコくんを殺して私も死ぬしか〜」
ミ; ・∀)「しぃちゃんしっかり!」
(,,゚Д゚)「あー大丈夫か、しぃ」
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 18:45:02.93 ID:RRu5whQQ0
支援!
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 18:46:34.33 ID:uDq8VWex0
支援す
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 18:46:48.52 ID:N4skv/63O
ら
198 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 18:50:14.59 ID:E7lTnaRE0
ミ >∀)「わぷっ!?」
(////*)「えへへ〜、成敗♪」
(,,゚Д゚)「おーモロ顔面にHITしたな」
('、`*川「普段のしぃなら絶対やらない行動ね」
ミ ・∀)「……」
ミ ・∀)「ねぇギコ」
(>Д<,,)「なんだモ――――――ぷっ」
ミ∀・ シ「彼女の不始末は彼氏が責任取るべきだよね〜」
(゚Д゚,,)「……おもしれぇぞゴルァ」
支援
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 18:55:11.92 ID:o1ALMcwA0
モララーがギコにお詫びに性行為を要求すると聞いて
201 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 18:57:06.42 ID:XkXiJouN0
从 ゚∀从「なになに、雪合戦? 俺もやるって!」
( ゚∀゚)「懐かしいな。俺も混ぜろよ」
(´・ω・`)「彼氏彼女タッグにモララーが押されてるよっ! 助けに行かなきゃ」
(゚、゚;トソン「えぇ!? 私もやるんですか!?」
「ギコがそっちに行ったー!」
「ちょ、俺ばっか集中攻撃かよ!!」
「手ぇ冷たいぃ」
「その雪球でかくね!?」
「タイムタイム!靴の中に雪―――タイムだってば!」
「雪にタバスコ混ぜてみた」
「にげんなーっ!あたれーっ!」
「雪に埋まれー♪」
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 19:01:24.09 ID:N4skv/63O
チ
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 19:03:41.05 ID:jGMvKKYdO
ン
204 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 19:03:52.81 ID:XkXiJouN0
川 ゚ -゚)「楽しそうだな」
( ФωФ)「まったく若いのである」
('A`)「あーあったけー」
( ФωФ)「キミは参加しないのであるか?」
('A`)「あ、俺根っからのインドア派なんで」
川 ゚ -゚)「では私が行ってくるとしよう」
( ФωФ)「クーがであるか?」
川 ゚ -゚)「冬は動かないと肥えてしまうからな」
川 ゚ -゚)「行かないか?」
( ФωФ)「……どうせアルコールも入って運転できないのである。たまにはこういうのも良いかもしれん」
('A`)「……おー、突っ込んでった」
('A`)「この展開、いつかのさわやか3組であった気がするな」
('A`)「……っぇくし!」
白昼夢はお蔵入りなのか…
残念だ
白昼夢…黒レン…
しえん
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 19:10:58.64 ID:89C1GKezO
<丶`∀´>ホルホルw
208 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 19:13:21.33 ID:GVIdZSku0
誰のための鐘が鳴っていたんだろうか。
オウカガイを立てるべきは誰だったのか。
感謝を捧げるべきは誰だったのか。
くだらない。
友達がいるじゃないか。
胸を張って言えよ。
こうしてぐじぐじ悩んでいたら、雪球ぶつけて戦いに来てくれる奴らがいるって。
子供のようにはしゃいで転んで。
子供の頃できなかったことを、今付き合ってくれている友達がいるじゃないか。
一歩進んで、一歩下がって。
それが『今この時』を楽しむステップに変わる。
さあ弾薬を備えろ。
友達に、ありったけぶつけるために。
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 19:14:11.16 ID:N4skv/63O
コ
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 19:16:51.44 ID:uDq8VWex0
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 19:17:05.65 ID:S0FYYddF0
N4skv/63Owwwwwwwwwwwwwww
ガチャ ドゴ――――――ン !!!
、_,,,__, ,,...-:':::":~~,,. ~~""''':::..,,,
γ[三}=ー┘-::..,,,. ;;;;;,,,...:::--''''"~
〜´ \/| |)
213 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 19:19:34.08 ID:E7lTnaRE0
ζ(゚ー゚*ζ「……」
(`・ω・´)「モララー君の妹さんでしたよね、行かないんですか?」
ζ(゚ー゚*ζ「……なんか、タイミング逃しちゃって」
ζ(゚ー゚*ζ「……あの」
(`・ω・´)「はい?」
ζ(゚ー゚*ζ「……おにぃちゃんの横にいる人いるじゃないですか」
(`・ω・´)「髪をまとめている?」
ζ(゚ー゚*ζ「はい。あの、あの人が今日おにぃちゃんに呼ばれたって本当ですか?」
(`・ω・´)(……)
(`・ω・´)「うちの弟が言いだしっぺみたいでしたよ。モララーくんの知り合いではあったそうですが。
まぁここに集まった人なんて一期一会ですからね」
214 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 19:23:09.93 ID:E7lTnaRE0
ζ(゚ー゚*ζ「……」
(`・ω・´)「妹さん名前は?」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、デレって言います」
(`・ω・´)「デレさんに飲んでもらいたいカクテルがあるんですが、いいですか?」
ζ(゚ー゚*ζ「ごめんなさい。私アルコール本当に弱くて」
(`・ω・´)「大丈夫です。少しだけ待っていてください」
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 19:25:25.26 ID:S0FYYddF0
しえん
216 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 19:28:24.90 ID:E7lTnaRE0
(`・ω・))彡°カシャカカシャン カシャカカシャン
(・ω・´) トクトクトク
(`・ω・´)「はい、召し上がれ」
ζ(゚ー゚*ζ「すごくさっぱりしてて、ミントっぽいですね」
(`・ω・´)「ええ。でも爽快感が強すぎて、食べ物を食べた後だとお腹が変な感じになりませんか?」
ζ(゚ー゚*ζ「……実はすごく」
(`・ω・´)「ではグラスを貸してください」
217 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 19:33:37.29 ID:wXNlHYg/0
(`・ω・) トクトクトク
(・ω・´) クルクル
(`・ω・´)「今度はお口に合うと思いますよ」
ζ(゚ー゚*ζ「……本当だ。甘くなって飲みやすい」
ζ(゚ー゚*ζ「私こっちの方が好きです」
(`・ω・´)「ええ、デレさんをイメージして作ったカクテルを足してみました」
ζ(゚ー゚*ζ「私を?」
(`・ω・´)「折角だから『デレ』とうカクテルにしましょうか」
ζ(゚ー゚;ζ「えぇ!? それはちょっと……」
(`・ω・´)「ちなみに最初に出したカクテルは『モララー』と言います」
ζ(゚ー゚*ζ「……おにぃちゃん?」
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 19:34:02.99 ID:OcMGQIih0
支援
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 19:36:57.65 ID:uDq8VWex0
支援す
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 19:41:34.81 ID:f9W297LLO
C
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 19:44:46.17 ID:89C1GKezO
<丶`∀´>ホルホル
222 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 19:45:07.37 ID:wXNlHYg/0
(`・ω・´)「『モララー』は割っても美味しいカクテルというコンセプトが入っています」
(`・ω・´)「しっかり計ればどんな果実を混ぜても合うでしょう」
(`・ω・´)「デレさんが飲みたいのはどんな混ぜ方したときでしょうね?」
ζ(゚ー゚;ζ「……えっと」
(`・ω・´)「カクテルはシンプルな合わせしかできません。
二つも三つも一緒に振れば美味しくなるというものではありませんよ」
(`・ω・´)「先に合わせられたら、自分がどんなに混ぜ合わせたいものがあっても、決して後入れしてはいけません」
(`・ω・´)「調和が乱れてしまうからです」
(・ω・´)「さて、凍えて帰ってくる風の子たちに暖まるものでも用意しておきますかね」
ζ(゚ー゚*ζ「……」
ζ(゚ー゚*ζ「……嫌味な人」
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 19:46:14.38 ID:BiUTf7Yn0
しえn
224 :
◆sJZmtVUczw :2008/11/18(火) 19:51:45.69 ID:HKxpUWwd0
「あれ? モララーどこ行った?」
「あんなところにいたぁ!」
「全員突撃ぃ――――――!!!」
「よしっ、そっちの足持って!」
「こらぁ!暴れるなぁ」
「服の中に雪入れてやれー!」
「手を抑えたぞ!」
「これで両手両足は封じたな」
「じゃあ拓とろうぜ!」
「人型の? いいね、あそこら辺まだ綺麗だよ」
「みんなーっ! 呼吸を合わせろーっ!」
――――――せーのっ!!
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 19:54:33.49 ID:HKxpUWwd0
おしまい。 【聖夜編】でした。 本当は5時くらいで終わってる予定だったはずが。
あ、ちなみに新生活はここで一区切りです。次はしばらく後にならないと本編やりません。
では質問とかあればどぞー。
乙華麗
しばらくやらんの?
乙、作品は凄く好きだぞ。まぁVIP以外でやれって奴の気持ちも分からんでもないが。
完結まで頑張ってくれよ、あと前言ってた作者同士の座談会ってマジでやる気なのか?
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 20:00:23.25 ID:N4skv/63O
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 20:04:52.44 ID:3hCZq5YAO
おつ。
モラとギコが仲良くなったきっかけってまだ書いてないよね?個人的にまだ終わってほしくないよ
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 20:05:39.02 ID:x32xF7NX0
>>226 しばらくは。やりたくなったら深夜にこっそりやってるかもですが、今は休もうかなって。
>>227 いやぁ無理っすよね。あのときは何にも考えず思いついた先から喋ってました。
こんなにも身近に黒歴史を作ってしまったと思ってます。お騒がせしてすみません。
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 20:08:26.76 ID:yLzjPpXmO
『モララー』の解釈は
鞘に収まってるものを後から手を出して乱すもんじゃない
なのか
自分が一度決めた感情は変えちゃいけない
なのかどっちなんだぜ?
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 20:10:51.44 ID:uDq8VWex0
>>228 把握w
暖かくして早めに寝ろ 早く治せ
>>1 乙んこ
まあ 楽しみにしてる人間は沢山いるんだから、色々気にせず頑張ってくれ
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 20:12:37.62 ID:x32xF7NX0
>>229 モラとギコの話しは6月を越えないといけないのでかなり後です。
新生活における6月は一種の切り替えポイントになるので覚えておくといいかもしれません。
>>231 そこは……ゴニョゴニョ。
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 20:14:02.72 ID:RtPfqZi70
チンコがなんだよ!?
乙
放り投げられた先の雪の下に棒とか石とかないことを祈るww
死ぬほど痛いからwww
モモラーがエロイお姉さんに喰われる夢を見た
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 20:27:48.63 ID:x32xF7NX0
>>232 どもっす。半分以上身から出た錆なので気にするというか戒めるって感じ。自分では。
>>236 お姉さんキャラはまだ増えますよー。
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 20:33:51.25 ID:x32xF7NX0
そろそろ作者も消えます。
半日以上のながらに付き合ってもらえて、支援保守ももらえて嬉しいです。
新生活はここで第一部完だと思ってください。作者の頭の中でそういうことになっているので。
それでは、ありがとうございました。
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 20:36:38.32 ID:o1ALMcwA0
次いつだろうなー
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 20:38:12.93 ID:glzGyAc40
乙
241 :
◆166dRIFz0c :2008/11/18(火) 20:42:20.10 ID:lbHpkt4xO
乙、次回も楽しみにしてる
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 21:09:08.53 ID:jCnj7rG7O
これから続き読むから上げる
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 21:19:51.42 ID:OiJOMv7vO
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 21:21:03.46 ID:QTRhTB2LO
乙!
ドクオの策略(エロゲ)の誤解は解けたんだっけ?
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
まだ沈むな