1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代理
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:22:27.31 ID:5RZQ2yUkO
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:22:31.57 ID:TQUEYcR30
支援
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:23:32.87 ID:2ghvNjETO
( ><)「ワカンナイデシュ」
( ><)「ワカンナイデス」
( > < )「ワカンネェッス」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:24:24.20 ID:5RZQ2yUkO
1: ちんぽっぽさん視点
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:25:20.57 ID:2ghvNjETO
支援
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:26:07.35 ID:5RZQ2yUkO
何か私の席に知らない奴が座っていた。
(*‘ω‘ *)「おいちょっと退けっぽ」
( <―><―>)...zZ
(*‘ω‘ *)っ) <●><―>)
( <●><●>)「やあ同級生のちんぽっぽさんこんにちは」
(*‘ω‘ *)「説明乙」
( <●><●>)「で、何か用ですか」
(*‘ω‘ *)「その席は私の席だから退けっぽ」
( <●><●>)「それはちょっと」
(*‘ω‘ *)「拒否権はありません」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:28:34.79 ID:il3s429uO
sien
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:29:19.48 ID:5RZQ2yUkO
このギョロ目は同級生らしい、知らないけど。
( <●><●>)「まあそちらに座ってゆっくり話しましょうか」
(*‘ω‘ *)「随分と上から目線っぽね」
( <●><●>)「私はワカッテマスと申します、多分今までクラスに居なかったので皆には知られていませんが」
(*‘ω‘ *)(スルーされた)
(*‘ω‘ *)「て事は転校生っぽ?」
( <●><●>)「いえ、ちゃんと四月から十一月、つまり今までも一応クラスにいました」
(*‘ω‘ *)「……にしても変わった名前っぽ」
( <●><●>)「貴女程では」
(*‘ω‘ *)「それ以上言ったらどうなるか……分かるな?」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:32:47.28 ID:5RZQ2yUkO
( <●><●>)「では流しておきましょう」
(*‘ω‘ *)「で、何で私の席に居座ってるんだっぽ?」
( <●><●>)「それはですね、私が吸血鬼だからです」
(*‘ω‘ *)「ぶちのめすぞ」
( <●><●>)「すみませんでした、で、まあ私の席はあちらにあります」
そう言うとワカッテマスは机に突っ伏したまま、窓側の方を指差した。
アバウト過ぎて分からん、ていうか知るかそんな事。
(*‘ω‘ *)「だからどうしたっぽ」
( <●><●>)「分かりませんか?」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:35:34.53 ID:5RZQ2yUkO
何か言い方が癪に障るが事実なので頷いた。
( <●><●>)「こんな事も分からないんですか……」
(*‘ω‘ *)「テポドンで打ち殺してえ」
( <●><●>)「まあ良いでしょう、産業にするとこうなります」
・日当たり良過ぎて死ぬ。
・た余二
・ っ行
(*‘ω‘ *)「もうこれ一行で良いと思うっぽ」
( <●><●>)「私もそう思いました」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:38:55.73 ID:5RZQ2yUkO
まあ、なんだ、
(*‘ω‘ *)「でっていう」
( <●><●>)「ここはとても良い席です」
(*‘ω‘ *)「話が飛躍したっぽ」
( <●><●>)「つまり私は自分の席には居られないので代わりになる席を探していました、そうしたらここが凄く良かったという訳です」
(*‘ω‘ *)「よし、納得行く様で行かない」
( <●><●>)「良いじゃないですか、別に」
(*‘ω‘ *)「いやだからと言ってもね、許可無しに占拠すんなと」
( <●><●>)「ほう」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:40:37.59 ID:TQUEYcR30
期待
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:41:49.06 ID:5RZQ2yUkO
( <●><●>)「ではちんぽっぽさんこの席座って良いですか良いですねありがとうございますおやすみなさいまた明日」
ワカッテマスは早口に言うとすぐに寝始めた。
(*‘ω‘ *)「待て待て待て待て、っぽ」
( <●><●>)「安眠妨害罪で訴えますよ」
(*‘ω‘ *)「なんだそれ、っていうか私何も言って無いっぽ」
( <●><●>)「私が貴女の心を読んだまでです、礼はいらん」
(*‘ω‘ *)「小学生か」
( <●><●>)「もう中学生です」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:45:04.05 ID:5RZQ2yUkO
きんこんかんこん。
(*‘ω‘ *)「あ、鐘鳴ったっぽ、次の授業始まるから帰れ戻れ」
( <●><●>)「いやいやいや、さっきも言ったでしょう日当たりがどうのこうの」
(*‘ω‘ *)「そんな冗談いつまでも引っ張るなっぽ」
(-@∀@)「はいはい皆席に着けー」
(;*‘ω‘ *)「あ、ほら担任来たっぽ! さっさと行けっぽ!」
( <●><●>)「やだやだそんなのやだやだ」
(-@∀@)「ん? どうかしたか?」
(*‘ω‘ *)「どうしたもこうしたもこいつが退いてくれません先生」
(-@∀@)「あーそうか、よし新穂、席変わってあげなさい」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:49:28.66 ID:5RZQ2yUkO
(*‘ω‘ *)「ほーら担任もこう言うんだから……」
(;*‘ω‘ *)「ってはあっ!?」
(-@∀@)「まあまあ新穂なら大丈夫でしょ、ワカッテマスの席に荷物移して移して」
(*‘ω‘ *)「な、納得出来ないっぽ……」
( <●><●>)「それが世界の選択なのです」
(*‘ω‘ *)「お前は黙れ」
仕方無く、本当に仕方無く私は窓際の席へと移る事になった。
後でワカッテマスを殴るとしよう、そうしよう。
(-@∀@)「じゃ、授業始めるよー」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:50:50.21 ID:7gQ+t69q0
さて、そろそろか
支 援
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:52:46.50 ID:5RZQ2yUkO
(-@∀@)「……でーあるからしてー」
(*‘ω‘ *)「……」
( <―><―>)...zZ
(-@∀@)「……おーい新穂、ワカッテマスばっか見るなよー」
(;*‘ω‘ *)「ぽっ!?」
( <―><●>)「?」
突然担任から声が掛かったと思えば。
誤解を受ける事間違いなしな言い方をされた、周りからの視線が痛い痛い。
いや、間違ってはいないけど、だって席取られたんだし恨めしいわ的な意味で。
(;*‘ω‘ *)(ていうか授業集中しろよ! せっかく席変わってやったのに!)
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:55:08.78 ID:5RZQ2yUkO
( <●><●>)「悪い気はしませんねうふふ」
(*‘ω‘ *)「う、うぜぇ……」
( <●><●>)「照れ隠しなのはわかってます」
(*‘ω‘ *)「分かって無い分かって無い」
なんか調子乗り出したぞこいつ。
担任もニヤニヤすんなニヤニヤ。
(-@∀@)「まあ二人で仲良くするのは後にしなさい」
(*‘ω‘ *)「止めて、本当それは止めて下さい先生」
(-@∀@)「おっともうそろそろ鐘が鳴るな、じゃあ授業終わりー」
(*‘ω‘ *)「……」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 11:58:12.38 ID:5RZQ2yUkO
ありがとうございましたーというクラスの声と共に鐘は鳴り、先生は去って行った。
クラスは一気に煩くなる。
(*‘ω‘ *)「いつになったら私の席はお前から解放されるんだっぽ?」
( <●><●>)「いつかの席替えでこの席が窓際にならない限り私の物です」
(*‘ω‘ *)「お前の席が窓際にならなきゃ良いんじゃないのかっぽ?」
( <●><●>)「この椅子と机が高さ的にもぴったりなのでそれだけでは駄目です」
(*‘ω‘ *)「ちくしょう」
それじゃあ席が元通りになるまで大変な時間が掛かる。
いや、もしかしたら一生戻らないかもしれない。
なんだこの理不尽な状況は。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:00:52.64 ID:5RZQ2yUkO
( <●><●>)「あー眠い、続きはまた明日また明日、おやすみなさい」
(;*‘ω‘ *)「あ、まだ話終わって無いっぽ! 寝るな!」
( <―><―>)...zZ
(;*‘ω‘ *)「寝るの早!」
そのままぐったりして、ワカッテマスは寝てしまった。
こいつの人生、きっと半分以上は睡眠で出来ているんだと思う。
それくらいこいつは寝ていた。
(*‘ω‘ *)「訳わかんねえ奴だっぽ……」
とりあえず、私の学校生活はどうなっていくのか、少し心配になった。
2へ続く。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:03:42.56 ID:5RZQ2yUkO
続けて2投下します
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:05:58.80 ID:5RZQ2yUkO
2: ハインリッヒ高岡さん視点
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:08:05.98 ID:NVEmTSJx0
支援
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:08:22.58 ID:5RZQ2yUkO
最近クラスに変なのが増えた。
ワカッテマスとか言ったっけ、弱っちい感じのする奴で、何故かちんぽっぽと仲が良い。
とりあえずどんな奴か試してみる事にした。
从 ゚∀从「よお」
( <―><―>)...zZ
从 ゚∀从「オレの前で堂々寝るとは良い度胸だな」
( <―><―>)...zZ
从 ゚∀从
( <―><―>)...zZ
从 ゚∀从
从;゚∀从
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:13:03.47 ID:5RZQ2yUkO
从;゚∀从「お、おーい……流石に寂しいぞー……」
( <―><●>)パチ
( <●><●>)「む、こんにちは」
从 ゚∀从「お、おうこんにちはこんにちは、オレはハインリッヒ高岡、よろしくな」
( <●><●>)「どうも、私はワカッテマスです」
从 ゚∀从「知ってる、で、まあ一応言っとくがこのクラスでオレの事を呼び捨てにする奴はいないから、気を付けろよ」
( <●><●>)「はあ、ではハインリッヒ高岡さんと呼べば良いんでしょうか」
从;゚∀从「い、いや別にそこまでは……」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:17:24.42 ID:5RZQ2yUkO
なんだこいつ、なんなんだこいつ。
すっげえ調子狂うんだけど。
しかもハインリッヒ高岡さんって何かイラつくな。
( <●><●>)「いえいえそうはいきません、敬意を込めてそう呼ばせて頂きましょうハインリッヒ高岡さん」
从;゚∀从「え、あ、はい……」
( <●><●>)「そして私の半分は優しさで出来ています」
从;゚∀从「なんか今の会話繋がって無いぞ」
( <●><●>)「細かい事は気にしたら負けです」
从;-∀从「……」
オレは思った、こいつに話し掛けるんじゃ無かった、と。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:22:21.93 ID:5RZQ2yUkO
気を取り直して。
从;゚∀从「そういえばそろそろ昼だな」
( <●><●>)「そういえばそうですね」
从;゚∀从「腹減ったよなー」
( <●><●>)「ですねぇ」
从;゚∀从「あっ何かコンビニで売ってる焼きそばパン食いたくなってきた!」
( <●><●>)「あ、奇遇ですね私もです、良かったら買ってきて下さい」
从 ゚∀从
普通、逆だよな。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:25:51.92 ID:e6CGNuGsO
これは支援するしかない
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:26:30.07 ID:5RZQ2yUkO
( <●><●>)「あ、ありがとうございますハインリッヒ高岡さん」
从 ゚∀从「あ、あぁ……」
結局オレが買いに行く事になりました。
金も何故かオレが払うハメになりました。
( <●><●>)「あれ、食べないんですか?」
从 ゚∀从「え?」
するとワカッテマスはオレの手元にある焼きそばパンを見付けた。
ワカッテマスの手元にはもう何も無い。
もう食べたのか、そう考えていると。
( <●><●>)「じゃあ貰いますね」
取られた。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:26:47.91 ID:3pXXR+yUO
支援だ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:29:58.79 ID:5RZQ2yUkO
从;゚∀从「えっ!?」
オレは混乱した、するしか無かった。
まず第一に一分前に渡した焼きそばパンが無くなっていた事に。
そして次にオレのパンまでもが取られた事に。
( <●><●>)「いやー美味しかったです、ありがとうございました」
从 ∀从
こいつ、何者だ?
(*‘ω‘ *)「ハイン? 何してるっぽ?」
从 ゚∀从「助けて下さいお願いします」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:34:36.64 ID:5RZQ2yUkO
(*‘ω‘ *)「迂闊に話し掛けるなとあれほど言ったのに……」
从 ;∀从「だってあんなに酷いとは思わなかったんだよ……」
オレはワカッテマスの、否ちんぽっぽの席から離れる事が出来た。
未だに菓子パンを貪るワカッテマスを指差してオレは泣いた。
ある種のトラウマになりそうだ。
( <●><●>)「ハインリッヒ高岡さーん、ハインリッヒ高岡さーん」
(*‘ω‘ *)「ほら、呼んでるっぽ」
从 ;∀从「行きたくない……」
(*‘ω‘ *)「えー……」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:36:49.82 ID:NVEmTSJx0
支援
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:40:14.45 ID:5RZQ2yUkO
(*‘ω‘ *)「後お前の事だからまた何か嘘吐いたっぽ? オレを呼び捨てにする奴はいない的な」
Σ从 ∀从
从;゚∀从「な、何故それを……」
(*‘ω‘ *)「前も使ってたっぽ……ほら行った行った」
ちんぽっぽに背中を押されてオレは奴の席まで強制送還された。
( <●><●>)「ハインリッヒ高岡さん、これどうぞ」
从 ゚∀从「?」
差し出されたのは普通のカレーパンだった。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:40:27.29 ID:TQUEYcR30
おもしろくなってきたー
支援
これはおもしろい
残ってろよ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:44:31.39 ID:Z3ODUS0t0
なんかいいなこれ
支援
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:45:58.34 ID:5RZQ2yUkO
(*‘ω‘ *)「ハイン、こいつ辛いの嫌いなだけっぽ」
( <●><●>)「? ハイン? 貴女殺されますよ」
从;゚∀从「いや、あの、それは嘘だから……さ、うん気にしない気にしない!」
( <●><●>)「あれまあ」
从;゚∀从「とりあえずカレーパンは頂いて行こう!」
(*‘ω‘ *)「あ、行っちゃったっぽ」
( <●><●>)「カレーパンが好きだからって舞い上がり過ぎですよね」
(*‘ω‘ *)「いや、それは無いっぽ」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:49:48.82 ID:5RZQ2yUkO
( <●><●>)「……あ」
(*‘ω‘ *)「?」
( <●><●>)「お金払い忘れてました、ちょっと行ってきます」
(;*‘ω‘ *)「……行ってらっしゃいっぽ」
※ ※ ※
从;゚∀从(よし、逃げ切った!)
校舎裏、人通りの無い所までオレは走ってきた。
疲れたが仕方無い。
从;-∀从(これからはアイツに絶対関わらない様にしよう……)
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:49:51.36 ID:3pXXR+yUO
おもしろいよー
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:52:43.21 ID:Z3ODUS0t0
しえんー
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:53:41.80 ID:5RZQ2yUkO
从;゚∀从「とりあえず腹減ったし……これ食おうかな」
オレは手元にあるカレーパンを見て呟いた。
从 ゚∀从(大丈夫……だよな?)
警戒しながらも、オレはカレーパンの袋を開けた。
「……さーん、ハインリッヒ高岡さーん」
从 ゚∀从「……ん?」
何か聞こえた。
聞き覚えがある声、ていうかオレをこんな風に呼ぶ奴なんて一人しかいない。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:58:03.84 ID:3pXXR+yUO
しえー
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 12:59:02.90 ID:5RZQ2yUkO
( <●><●>)「ハインリッヒ高岡さーん、どーこでーすかー」
从;゚∀从「!」
( <●><●>)「あ、いましたか良かった良かった」
从;゚∀从「ぎゃああぁぁぁ!」
何で居るの!? 何でこっち来るの!?
( <●><●>)「あ、ちょ、逃げないで下さいよーまだ用があるんですけどー」
从;゚∀从「今度な! また今度!」
( <●><●>)「いやそれじゃあ忘れちゃいますしー」
从;゚∀从「なら忘れて良いから!」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:02:44.92 ID:3pXXR+yUO
このワカッテマスツボだ支援
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:02:49.17 ID:hws56LrD0
支援
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:04:21.86 ID:5RZQ2yUkO
ていうか何でこんなに足早いの? オレこれでも全速力なのに。
アイツはナマケモノか何かなのか。
从;゚∀从(こんな速く追い掛けられたら逃げたくもなるへぶぁっ!)
( <●><●>)「あらま」
転んだ、考えている真っ最中に転んだ。
そして鬼ごっこは終わる。
从; ∀从「い、いたたたた……」
( <●><●>)「逃げるからこうなるんですよ」
从; ∀从「それもそうだな……」
( <●><●>)「あ、そうだそうだ、はい、さっき渡し忘れたので」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:04:35.99 ID:CMAVzPt+0
ワカッテマスが上目使いに見えてきた
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:05:00.47 ID:Z3ODUS0t0
和むなー支援
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:06:31.98 ID:wYOOwY9Q0
ワカッテマスかわええww
しえん
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:08:43.74 ID:NVEmTSJx0
支援
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:08:45.33 ID:5RZQ2yUkO
从 ゚∀从「……お?」
ちゃりんと音をたてて渡されたのは金だった。
( <●><●>)「ほら、パン代ですよ」
从 ゚∀从
从*゚∀从「そうかそうかー、なら良いんだ!」
( <●><●>)「?」
从*゚∀从「よし受け取った、じゃあな!」
( <●><●>)「え、待って下さい待って下さい」
从 ゚∀从「ん? まだ何かあったか?」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:11:44.29 ID:Z3ODUS0t0
しえーん
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:13:13.76 ID:5RZQ2yUkO
( <●><●>)「思いっきり怪我してますよ」
从 ゚∀从「あー良いんだよこれくらい」
( <●><●>)「かなり痛そうですが」
从 ゚∀从「痛くない痛くない」
( <●><●>)「でも駄目ですよちゃんとしなきゃ……」
ぺたり。
擦り傷の付いた膝に絆創膏が貼られた。
从;゚∀从「お、おう」
やっぱこいつ、よく分からない。
支援
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:19:56.03 ID:5RZQ2yUkO
臭い虫……だと……
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:22:42.39 ID:Lc5fM8mNO
支援
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:23:25.92 ID:5RZQ2yUkO
( <●><●>)「では私は教室に帰ります」
从;゚∀从「あ、じゃ、じゃーなー」
( <●><●>)「……あ、あとハインリッヒ高岡さんは私のお友達第二号です、何かあったら言って下さいね」
从;゚∀从「あ、あぁ分かった」
ではまた、とワカッテマスはのろのろと歩いて行った。
从 ゚∀从(……)
何か変な友達が増えた。
これでいいのか、オレ。
3へ続く
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:24:14.10 ID:TQUEYcR30
(*<●>・・<●>)=3
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:26:32.21 ID:5RZQ2yUkO
昼にします、ちょっと時間掛かりそうです、もし帰って来てもスレが残ってれば3投下します
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:29:10.27 ID:3pXXR+yUO
まかせろ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:37:37.18 ID:6xMNBqk4O
ほし
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:38:34.62 ID:hws56LrD0
おーけー
保守だ
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:46:21.92 ID:Z3ODUS0t0
ほしゅー
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:49:49.82 ID:TQUEYcR30
(*<●>・・<●>)=3
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:54:34.75 ID:3pXXR+yUO
ほし
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 13:56:36.87 ID:NVEmTSJx0
保守
よし 保守
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:05:37.85 ID:Z3ODUS0t0
保守
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:06:12.19 ID:L7lMus0qO
ほしゅ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:09:56.46 ID:hws56LrD0
ほ
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:11:27.29 ID:5RZQ2yUkO
もう少ししたら復活出来そう、なので4個程これ出せよ!ってAA募集
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:12:43.81 ID:Lc5fM8mNO
( ´_ゝ`)(´<_` ) これで一つか2つかは任せる
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:12:48.88 ID:NVEmTSJx0
しぃ
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:13:40.60 ID:+9ZGJAzT0
ありがちだけど( ><)
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:14:43.69 ID:L7lMus0qO
( ´ー`)
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:18:24.67 ID:5RZQ2yUkO
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:24:25.21 ID:NVEmTSJx0
保守
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:28:57.05 ID:Lc5fM8mNO
wktk保守
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:32:08.86 ID:5RZQ2yUkO
よし投下します
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:34:32.94 ID:+9ZGJAzT0
再開wktk
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:35:26.55 ID:5RZQ2yUkO
3: ビロードさん視点
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:38:48.09 ID:5RZQ2yUkO
(;><)
( <●><●>)
(;><)「あ、あの!」
( <●><●>)「はい?」
(;><)「は、早まらないで下さいなんです!」
( <●><●>)「?」
僕は今危機的状況に面しています。
学校の屋上、フェンスを越えた先に立ってる人がいるんです。
――自殺、その言葉が浮かびました。
何としてでも、引き止めなきゃいけないんです!
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:39:11.80 ID:TQUEYcR30
きたー
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:39:24.97 ID:NVEmTSJx0
再開ktkr
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:40:12.53 ID:Z3ODUS0t0
お、ハジマタ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:42:00.80 ID:fvNN7ZpO0
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:42:31.62 ID:5RZQ2yUkO
( <●><●>)「言ってる事がよく……」
( ><)「そ、そんな事言ったって僕は騙されないんです! 自殺は絶対に駄目なんです!」
( <●><●>)「自殺? ああそういう……」
( ><)「悩みなら僕が聞くんです! だから死んじゃ駄目なんです!」
( <●><●>)「私はもう生きる事に疲れました(棒読み)」
(;><)「ぼ……僕が力になるんです!」
( <●><●>)「貴方に何が分かると言うのですか(棒読)」
(;><)「わかんないんです……で、でも……!」
( <●><●>)「今まで生きていて良い事なんて一度も無かったのに(棒)」
(;><)「あうあう」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:44:36.00 ID:Z3ODUS0t0
支援
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:46:00.01 ID:5RZQ2yUkO
(*‘ω‘ *)「ビロードで遊ぶのもいい加減にしなさいっぽ」
(;><)「あ、ちんぽっぽちゃん!」
すると、僕の幼馴染みことちんぽっぽちゃんが屋上に来ました。
言ってる意味はよくわかんないんです、でも助けてくれそうなんです!
(*‘ω‘ *)「ビロード、こいつは大丈夫っぽ、ハナから自殺する気なんか無いっぽ」
(;><)「え? そうなんですか?」
( <●><●>)「無いよ」
(;><)「えぇ!? じゃあさっきのは一体……」
僕が聞き返すと二人共溜め息を吐きました。
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:48:12.58 ID:hws56LrD0
キタキタ
支援
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:49:31.79 ID:NVEmTSJx0
支援
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:50:25.24 ID:5RZQ2yUkO
(;*‘ω‘ *)「あんな棒読み加減で分かんなかったビロードが凄いっぽ……」
( <●><●>)「貴方のノリが良いだけかと思ってました」
( ><)「え? え?」
( <●><●>)「まあ貴方は騙されていた、そういう訳です」
( ><)「そ、そうなんですか……でも良かったんです! あとちんぽっぽちゃんは最初からいたんですか?」
(*‘ω‘ *)「さっき来たばっかだっぽ、ほら弁当食べるっぽ」
(*><)「はーいなんです!」
一安心したところで、僕はお昼を食べに来ていた事を思い出します。
男の子も交えてのお昼ご飯なんです。
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:52:05.46 ID:L7lMus0qO
支援
支援っん!
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:54:18.64 ID:5RZQ2yUkO
( ><)「名前は何て言うんですか?」
( <●><●>)「ワカッテマスです」
( ><)「分かったんです! 僕はビロードなんです!」
( <●><●>)「どうも」
( ><)「ちんぽっぽちゃんと同じクラスなんですか?」
( <●><●>)「そうです、ちんぽっぽさんはお友達第一号です」
(*><)「じゃあ僕も友達なんです!」
( <●><●>)「ビロードさんはお友達第三号です」
( ><)「? 二号は誰なんです?」
( <●><●>)「ハインリッヒ高岡さんです」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:55:20.02 ID:Z3ODUS0t0
支援
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:55:56.69 ID:hws56LrD0
支援
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:57:51.52 ID:5RZQ2yUkO
(;><)「ハインさん!?」
ワカッテマスくんは菓子パンを食べながら当たり前の様に言いました。
あのハインさんとも友達だなんて、びっくりなんです。
( <●><●>)「このパンもハインさんから頂きました」
(;><)「えぇっ!?」
(*‘ω‘ *)「本当だっぽ」
( ><)「凄いんです……あれ?」
(*‘ω‘ *)「どうしたっぽ?」
いつの間にか、僕のお弁当が減っている事に気付きました。
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 14:59:22.87 ID:NVEmTSJx0
支援
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:02:29.86 ID:5RZQ2yUkO
( )<●><●>)「みかんうめぇ」
(;><)「あ!」
(*‘ω‘ *)「ビロード……油断はしちゃ駄目だっぽ……」
(;><)「わ、分かったんです……」
どうやらワカッテマスくんはよく食べて寝る人らしいんです。
ちんぽっぽちゃんに依れば、油断していると何されるかわかんないんです。
( ><)「良かったらこれもあげるんです」
( <●><●>)「頂きましょう」
(*‘ω‘ *)「ビロードは優しいっぽね」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:04:57.82 ID:uGzxFJtIO
支援
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:07:10.51 ID:5RZQ2yUkO
( ><)「ごちそうさま、なんです!」
(*‘ω‘ *)「ごちそうさまっぽ」
( <―><●>)「……眠いです……」
( ><)「よく食べれば眠くなるんです!」
(*‘ω‘ *)「本当こいつの半分は睡眠で出来てるっぽ」
( <―><●>)「あと半分は、優しさで……」
(*‘ω‘ *)「あ、何処行くっぽ?」
( <―><●>)「眠いので教室に……」
(;*‘ω‘ *)「教室が寝床みたいっぽ……」
( ><)ノシ「ばいばいなんです!」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:10:25.81 ID:hws56LrD0
支援
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:10:40.88 ID:NVEmTSJx0
支援
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:11:32.91 ID:VVQsGnnwO
しえんー
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:11:50.09 ID:5RZQ2yUkO
起きているのがやっと、とでも言うかの様によたよたとワカッテマスくんは歩いて行きました。
片方の目は既に寝に入ってるんです……。
すると、どんがらがっしゃん、と屋上の出口の方から物凄い音が聞こえました。
(;><)「い、今の音は……」
(;*‘ω‘ *)「多分階段から落ちたと思うっぽ……」
(;><)「とりあえず行くんです!」
(*‘ω‘ *)「あちゃー」
( ><)「予想通りなんです……」
扉を開けた先には、階段の踊り場で寝ているワカッテマスくんがいました。
気絶かもしれませんが、判別はつきません。
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:16:39.84 ID:5RZQ2yUkO
( <―><―>)...zZ
でも、どうやら寝ているみたいなんです。
階段から落ちたと思われるのに、よく寝れるんです……。
(*‘ω‘ *)「放っておけないし……教室まで運ぶっぽ?」
(;><)「ここからだとそうした方が良さそうなんです……」
本当なら保健室に運びたいところですが、幸い怪我も無さそうだし、ここからだと保健室よりも教室の方が近いんです。
(;*‘ω‘ *)「ビロード頑張れっぽ!」
Zz(<―><―>(;><)「重いんです! やっぱり無理なんです!」
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:19:07.27 ID:Z3ODUS0t0
支援
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:20:43.68 ID:TQUEYcR30
おもしろい
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:21:18.50 ID:3pXXR+yUO
しえん
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:21:21.50 ID:5RZQ2yUkO
僕は今、ワカッテマスくんを背負って歩いています。
勿論僕よりも身長が高いのでまともに背負える訳も無く。
足を床に引き摺らせながらも、やっとの事で歩いていました。
(*‘ω‘ *)「だ、大丈夫っぽ! 教室までもうすぐだから!」
( ><)(周りからの視線もキツいんです……)
なんだこいつら、といった様な視線にも耐えながら、何とか僕はちんぽっぽちゃんのクラスまで辿り着きました。
(;><)「も、もう大丈夫なんです!」
(;*‘ω‘ *)「ありがとうっぽ、後は任せるっぽ」
( ><)「分かったんです!」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:25:53.50 ID:hws56LrD0
支援
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:26:06.33 ID:5RZQ2yUkO
( <―><●>)「……ん?」
( ><)「!」
( <●><●>)「おや、二人共どうしたんですか」
ちょうどその時、ワカッテマスくんは目を覚ましました。
もうちょっと早く起きて欲しかったんです……。
(;*‘ω‘ *)「タイミング悪いっぽ! もっと早く起きろっぽ!」
( <●><●>)「? そういえば私は何で教室まで来てるんでしょう」
( ><)「かくかくしかじか」
( <●><●>)「あーそういう訳ですか、ご迷惑お掛けしました」
(*‘ω‘ *)「全くだっぽ」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:30:26.64 ID:5RZQ2yUkO
从 ゚∀从「何してんだー?」
( <●><●>)「あ、ハインリッヒ高岡さん」
(*‘ω‘ *)「ちょっと色々あったっぽ」
从 ゚∀从「ほうほ……ん?」
从*゚∀从「おお、ビロードじゃねーか!」
(;><)「は、ハインさんこんにちはなんです! でももう僕行かなきゃ!」
( <●><●>)「どうしたんですか?」
(*‘ω‘ *)「まあ見てれば分かるっぽ」
僕は運の悪い事に、ハインさんに会ってしまいました。
早く帰るべきだったんです……。
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:30:45.53 ID:NVEmTSJx0
支援
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:33:37.16 ID:Z3ODUS0t0
しえ
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:34:50.25 ID:5RZQ2yUkO
从*゚∀从「なんだよー、久々に会ったのにノリ悪いなー」
(;><)「ひ、久々って……部活で昨日会ったばかりじゃ……!」
从 -∀从「気にしない気にしない、今日も部活は来るよな?」
(;><)「も、勿論なんです!」
( <●><●>)「部活?」
(*‘ω‘ *)「二人は科学部なんだっぽ」
从 ゚∀从「そうそう、つっても実際そんなに科学部らしい事なんてしてないけど」
( ><)「しかも幽霊部員が多いんです……」
(*‘ω‘ *)「そして大半が変わった奴等っぽ」
( <●><●>)「把握」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:39:17.09 ID:5RZQ2yUkO
从 ゚∀从「ま、その内勧誘が来そうだな、ワカッテマスなら」
(*‘ω‘ *)「間違いないっぽね」
( <●><●>)「はあ……」
从 ゚∀从「んじゃビロード、今日もちゃんと来いよー!」
(;><)「はっははい! なんです! じゃあまた後でなんです!」
僕はそう叫ぶと、足早にそこから去って行きました。
部活……出来ればサボりたいんです。
でも今日は新しい友達が出来て、とても良い日になったんです!
(*><)
4へ続く
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:41:14.50 ID:L7lMus0qO
可愛いなあ
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:41:43.82 ID:5RZQ2yUkO
ちょっと休憩したら4投下します
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:42:00.00 ID:NVEmTSJx0
保守
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:46:59.32 ID:Z3ODUS0t0
和むわぁー
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:50:21.47 ID:TQUEYcR30
待ってる
ホラー要素がありそうななさそうな?普通の学園ものなのか
期待保守
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 15:55:42.08 ID:wYOOwY9Q0
ワクワクテカテカ
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:02:30.43 ID:5RZQ2yUkO
んでは投下します
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:02:41.09 ID:gPJCzaUu0 BE:418702043-PLT(12271)
期待支援
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:02:57.69 ID:hws56LrD0
支援
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:04:25.13 ID:5RZQ2yUkO
4: 流石兄者先輩さん視点
ktkr
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:07:55.93 ID:5RZQ2yUkO
( ´_ゝ`)「やあ!」
(´<_` )
( ´_ゝ`)「我が部に入る気は無いかな!?」
(´<_` )
( ´_ゝ`)
(´<_` )「兄者」
( ´_ゝ`)「ん?」
(´<_` )「寝てるぞ、この人」
(;´_ゝ`)「な、なんだと!」
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:08:29.09 ID:Z3ODUS0t0
キター
支援支援
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:09:21.45 ID:NVEmTSJx0
支援!支援!
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:10:56.83 ID:5RZQ2yUkO
(´<_` )「どうみても寝てます」
(;´_ゝ`)「ば、馬鹿な……」
(´<_` )「気付かないとは、流石だな兄者」
( ´_ゝ`)「だ、だって机に突っ伏しながら話す人なのかと思って……」
(´<_` )「そんな人世界の何処にもいないと思う」
(;´_ゝ`)「いるかもしれないじゃん! この人そうかもしれないじゃん!」
(´<_` )「じゃあ何で黙ってるんだ? この人は」
(;´_ゝ`)「そ、それは……」
(´<_` )「それは?」
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:11:56.85 ID:8a9krXlEO
支援
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:12:25.64 ID:hws56LrD0
支援
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:13:47.40 ID:5RZQ2yUkO
( ´_ゝ`)「寝ているからだ!」
(´<_` )
( ´_ゝ`)
(´<_` )
( ´_ゝ`)「ごめんなさい」
(´<_` )「分かれば良い」
( ´_ゝ`)「とりあえず起こすしか無さそうだな」
(´<_` )「ああ、話はそれからだ」
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:14:38.96 ID:NVEmTSJx0
支援
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:17:32.18 ID:5RZQ2yUkO
弟者の的確な判断により、まずはこの人を起こす事から始める事にした。
( ´_ゝ`)「起きてー起きてー」
まずは声を掛けながら揺する。
( ´_ゝ`)「起きてー起きてー……」
(´<_` )「起きないな」
( ´_ゝ`)「動きもしないな、手強い奴だ」
(´<_` )「じゃあ目覚時計でも使おうか」
( ´_ゝ`)「準備万端だな、弟者」
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:20:01.05 ID:z/Wg+VhkO
流石兄弟和むわぁ
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:21:04.81 ID:5RZQ2yUkO
じりりりりりりり。
( ´_ゝ`)「うわーうるせー」
(´<_`∩)「こっちが耳塞ぎたくなるな」
(∩´_ゝ`)「本当だよー、で、起きた?」
(´<_`∩)「全然駄目だ」
(#´_ゝ`)「何故だ!」
(´<_` )「とりあえず目覚時計は止めよう、他に何か策は無いか」
(#´_ゝ`)「今日のところはもう諦める! 帰って飯だ! 確かすきやきだったはず!」
( <●><●>)「おはようございます」
(;´_ゝ`)「!?」(´<_`;)
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:24:21.94 ID:5RZQ2yUkO
( <●><●>)「すきやき……」
(´<_`;)「その言葉に反応したのか……」
( ´_ゝ`)(ほう、この人がビロードとハインの言ってた……)
( <●><●>)「ん? どちら様ですか? っていうか今何時ですか?」
( ´_ゝ`)「今は午後四時、放課後だ」
(´<_` )「そして俺らは科学部三年だ」
( <●><●>)「おや、結構寝てしまいましたか……どうも」
( ´_ゝ`)「やあ、急だが我が部に入る気は無いかな?」
( <●><●>)「無いです」
(´<_` )「断るの早!」
ほし
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:24:57.03 ID:Z3ODUS0t0
すき焼きwww
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:26:37.07 ID:hws56LrD0
支援
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:27:29.54 ID:5RZQ2yUkO
(;´_ゝ`)「そ、そうだな、流石に急過ぎるな、俺は流石兄者だ! 科学部の部長だ、呼ぶなら先輩でも部長でも良いぞ!」
( <●><●>)「流石兄者先輩さんですか、よろしくお願いします」
(´<_`;)「せ、先輩さん……? あと俺は弟者だ、こいつの弟で科学部の副部長です、よろしく」
( <●><●>)「流石弟者先輩さんですね、よろしくお願いします、私の名前は……」
( ´_ゝ`)「ワカッテマスだろう? 噂は聞いている」
(´<_` )「ああ、何でもハインでさえ敵わないらしいな」
( <●><●>)「よく分かりませんが、そうなんじゃないんですかね」
( ´_ゝ`)「で、君は部活に入る気とかはあるのかな?」
( <●><●>)「無いです」
(´<_` )「またしても早い回答をありがとう、むしろ清々しい」
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:28:25.19 ID:NVEmTSJx0
支援
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:30:44.06 ID:Z3ODUS0t0
支援
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:31:48.81 ID:5RZQ2yUkO
予想と噂の通り、ワカッテマスという人物はかなり変わっていた。
しかも手強い、超手強い、でも兄者諦めない!
( ´_ゝ`)「一度科学部に来てみないか? 良い所だぞ?」
(´<_` )「部員もそう多くないし、自由がモットー、ウチはそういう所なんだ、君みたいな人にはぴったりさ」
( <●><●>)「すみません聞いてませんでした」
( ;_ゝ;)「俺らの話よりテトリスが大事ですか!?」
(´<_` )「落ち着け兄者」
( <●><●>)「あ、負けましたちくしょう」
( ;_ゝ`)「ねえ話聞いてくれる?」
( <●><●>)「はい何でしょう」
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:34:10.65 ID:5RZQ2yUkO
( ´_ゝ`)「要約すると、科学部はきっと君に向いてる」
(´<_` )「だから一度見学くらいはしてみないか?」
( ´_ゝ`)「という訳だ」
( <●><●>)「ちょっと興味がわきました」
(*´_ゝ`)「おお、本当か!?」
(´<_` )「では早速行こうじゃないか、さあ着いて来てくれ」
( <●><●>)「はーい」
ん? これはいけるんじゃ無いか?
俺はそう思いながらルンルン気分で暗くなりつつある廊下を歩いた。
弟者がウザそうな顔をしていたが知らん振りをする。
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:36:22.77 ID:Z3ODUS0t0
支援
しえん
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:37:31.65 ID:NVEmTSJx0
支援
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:37:35.72 ID:5RZQ2yUkO
( ´_ゝ`)「さあ着いたぞ、ここが我が部の部室だ!」
見よ! と言わんばかりに俺はかっこつけながらドアを開けた。
(;><)「ハインさん痛いんです痛いんですー!」
从#゚∀从「こうすればお前の身長は伸びるんだ! 我慢しろー!!」
( ´_ゝ`)
(´<_` )
( <●><●>)
地獄が広がっていたので俺は静かに扉を閉じた。
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:39:35.84 ID:TQUEYcR30
サカッテキタ
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:42:27.11 ID:5RZQ2yUkO
( <●><●>)「ちょっと急用を思い出したのでこれにて……」
(;´_ゝ`)「待って! 頼むから待って!」
(´<_`;)「今のはアレだ! 幻覚だ! 多分きっと恐らく!」
( <●><●>)「あんな恐ろしい拷問危惧がある部なんて嫌ですよ……」
(;´_ゝ`)「あれは一部だから! ついでに言うと高岡さんだけだから!」
俺と弟者はワカッテマスを必死で引き止めた。
部室の前でそうする事約十分、ようやくワカッテマスは帰るのを止めた。
( <●><●>)「帰りたいです」
(;´_ゝ`)「ちょっとだけだから、約束する」
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:44:37.96 ID:NVEmTSJx0
支援
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:46:44.76 ID:5RZQ2yUkO
俺は弟者とワカッテマスを残して、一人勇敢にも部室へ入った。
(;´_ゝ`)「や、やあ!」
从#゚∀从「何ですか!? 今忙しいんです!」
( 。><)「助けて下さい! 助けて下さい!」
(;´_ゝ`)「今から見学に来る人がいるからそれは後にしてくれないかな!」
从 ゚∀从「見学?」
( ><)「もしかしてワカッテマスくんですか?」
( ´_ゝ`)「そうそう、何としてでも入れたいから協力してくれ」
从 ゚∀从「……よしビロード、今日はここまでだ」
( ><)「助かった……」
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:50:42.13 ID:5RZQ2yUkO
( ´_ゝ`)「ていうか二人共何を……」
从 ゚∀从「新しく身長を伸ばす為の機械を造ったので実験してました」
( ><)「被験者にされたんです……」
(;´_ゝ`)
(´<_`;)「兄者ーもう平気かー?」
(;´_ゝ`)「あ、ああ大丈夫だ! もう地獄なんて言わせないよ!」
弟者がドアの隙間から顔を出して聞いてきたので、俺は咄嗟に答えた。
からからとドアが開いて、弟者とワカッテマスが入ってきた。
(´<_`;)「なんだこの拷問器具は……」
( <●><●>)「失礼します」
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:51:39.37 ID:gPJCzaUu0 BE:1709698777-PLT(12271)
支援
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:54:48.39 ID:5RZQ2yUkO
( <●><●>)「……部員って四人だけなんですか?」
(;´_ゝ`)「ほ、本当はもっといるよ!?」
(´<_` )「幽霊部員ならな」
( <●><●>)「いつもこんな拷問が?」
(;´_ゝ`)「そんな事無いよ!」
(´<_` )「普段はもっと酷いな」
( <●><●>)「顧問は?」
(;´_ゝ`)「アサピー先生です!」
(´<_` )「滅多に来ないがな」
(;´_ゝ`)
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:55:37.96 ID:NVEmTSJx0
支援
試演
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 16:59:20.67 ID:5RZQ2yUkO
(;´_ゝ`)「ねぇ弟者さん……」
(´<_` )「ん?」
(;´_ゝ`)「怒ってる?」
(´<_`;)「すまんな、つい」
( <●><●>)「とりあえず帰りますね」
(;><)「あ、ま、待って下さい!」
从;゚∀从「た、確かにむちゃくちゃだけど楽しいぞ!」
( <●><●>)「えぇ……」
(;´_ゝ`)「そ、そうだ! なら我が部自慢のアレを見せてやろう!」
(´<_`;)「そうだ、アレを見れば君も入りたくなるぞ!」
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:01:26.34 ID:5RZQ2yUkO
ちょっと急用が……すぐに戻ります
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:01:49.18 ID:NVEmTSJx0
保守
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:04:02.98 ID:Z3ODUS0t0
よーし保守しちゃうぞー
( <●><●>)「アレ?」
( ´_ゝ`)「ふふふ、見てからのお楽しみさ」
(´<_` )「後アレについてはあまり外では言わないでくれ、結構金使ったから」
( <●><●>)「分かりました」
(*´_ゝ`)「ふふふ……さあこの扉を開けてごらん!」
扉の先は理科準備室、しかしそこに我が部自慢のアレがある。
がちゃりと、扉が開いた。
(//‰ ゚)
( <●><●>)「……ロボット?」
( ´_ゝ`)「そう、ロボット」
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:14:16.94 ID:5RZQ2yUkO
(´<_` )「我が部で一から造り上げたロボットさ、ちょっと起動させてみるか」
( <●><●>)「wktk」
(//‰ ゚) ガーガーピーピー
(//‰ ゚)『コンニチハ』
( ´_ゝ`)「よし、異常無しだ」
( <●><●>)「おお……」
(´<_` )「どうだ、凄いだろう」
(//‰ ゚)『ソコノ人、誰デスカ?』
ロボット(名はまだ無い)がワカッテマスを指差した。
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:15:23.90 ID:NVEmTSJx0
支援
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:20:22.41 ID:5RZQ2yUkO
臭い虫ktkr
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:22:40.36 ID:3pXXR+yUO
しえ
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:23:16.91 ID:5RZQ2yUkO
(´<_` )「ワカッテマスだ、言えるか?」
(//‰ ゚)『バカッテマス?』
(;´_ゝ`)「違う! ワカッテマス!」
(//‰ ゚)『サカッテマス?』
( <●><●>)「帰ります」
(;´_ゝ`)「待ってえぇ! 謝るから! 謝るからあぁぁ!」
(//‰ ゚)『ゴメンネ、カーチャンバカデ、ゴメンネ』
(´<_`;)「ほら、こいつも謝ってるし! ね?」
( <●><●>)「じゃあもう一度、ワカッテマスって言えますか?」
(//‰ ゚)『ワカテマス!』
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:24:07.13 ID:NVEmTSJx0
支援
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:24:55.66 ID:pJbDxxMYO
( <◎><◎>)マギャ
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:25:53.50 ID:Z3ODUS0t0
支援
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:26:10.33 ID:5RZQ2yUkO
( <●><●>)「違います、ワカッテマスです」
(//‰ ゚)『ワカテマス! ワカテマス!』
(´<_` )「あーだめだこりゃ、ワカテマスで記憶されてる」
( ´_ゝ`)「何か気の抜けた名前になったな」
( <●><●>)「はあ……まあ良いです、仕方無い」
(;´_ゝ`)「いやー本当申し訳ない」
(´<_`;)「いつか直さなきゃな」
( <●><●>)「私も直せる様に努力します」
( ´_ゝ`)「……え? って事は……」
支援
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:28:45.30 ID:3pXXR+yUO
しえーん
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:29:59.02 ID:Z3ODUS0t0
支援
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:30:52.67 ID:5RZQ2yUkO
臭い虫再び、しばしお待ちを
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:32:10.83 ID:5RZQ2yUkO
( <●><●>)「明日からよろしくお願いします、流石兄者先輩さん」
(*´_ゝ`)b「よし、任せろ!」
(//‰ ゚)『ワカテマス、入ルノ?』
(´<_` )「みたいだぞ、良かったな」
後輩が一人、増えました。
(*´_ゝ`)「やったーやったー!」
5へ続く
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:32:51.61 ID:NVEmTSJx0
支援
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:34:31.40 ID:5RZQ2yUkO
今日は笑点始まったのでここまでで。
支援ありがとうございました!
また書くのに詰まったら続き書きます、質問あったらどうぞー
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:37:11.33 ID:nC74qO/s0
笑点www
よかった。乙
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:38:12.05 ID:+9ZGJAzT0
乙おもしろかった
これって連載モノににする予定?
次回投下はいつ頃になる
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:38:42.72 ID:NVEmTSJx0
乙
楽しかった
連載ものなのか
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:39:18.84 ID:TQUEYcR30
保守
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:41:14.28 ID:5RZQ2yUkO
>>189 連載モノになる予定、少なくとも(*゚ー゚)と( ´ー`)を出すまで続きます
次回はまた来週辺りになるかと
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:44:26.87 ID:Z3ODUS0t0
乙かれー
楽しかったよー
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:46:14.30 ID:NVEmTSJx0
楽しみにしておくよー
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 17:46:52.03 ID:L7lMus0qO
おつおつー!
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 18:03:09.34 ID:nnI8SYDnO
よむほ
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/16(日) 18:26:47.64 ID:7gQ+t69q0
いざアキバユカん
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ほ