80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:07:18.57 ID:abNiI1ze0
カマイタチ「―――あれ?」
だが、そこで気付く。
スライムの軌道がおかしい、言うならば高すぎる。
攻撃態勢にはいった風を避け、顔面に当て身を放つのか。
いや、それも違う。それよりも高く、空に向かって跳んでいる。
意図が理解できないかった。
何故、自分の体を飛び越えていく―――
( ゚∀゚)「残念、地形はよく理解しておこうぜ」
頭上のスライムの声。
脳がそれを理解すると共に前方を確認する。
視界に映ったのは、茶色と緑の入り混じった物体。
聴覚が捉えたのは、メキメキと何かが破壊していく悲鳴。
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:07:33.75 ID:Uh1I9z5/O
しえんくうは
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:08:13.48 ID:DJ6iLSAd0
支援
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:10:20.26 ID:abNiI1ze0
カマイタチ「え、ちょっ、これは――!!?」
それを認識した時にはもう遅かった。
大木だ。
中程から折れたであろう樹木が、自分に向かって倒れ込んで来ている。
目と鼻の先、避けきれな―――
……ズン、と大地を揺るがす音が響いた。
大木がかまいたちを下敷きにしたまま、地面に横になった音だ。
青色の右手が隙間からはみ出ていたか、ピクリとも動く気配はなかった。
スライムは二、三、その手を突いて戦闘不能を確認する。間違いないようだ。
( ゚∀゚)「モンスターマスターの極意、勝利への道は自らの手の中に落ちている、ねぇ。
敵が勝手に自滅しただけのような気がするわ」
勝利を確信したスライムは大きく息を吐き、安堵の色を示した。
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:14:25.31 ID:abNiI1ze0
倒れかけの樹木、真空波がとどめになるのは容易に推測出来た。
だから、『ベギラマを使うことで、真空波の放つ場所を限定させた』
丁度、樹木に真空波が当たるように。
予想が現実となり、かまいたちは大木の下敷きとなり、戦闘不能である。
もっとも、不安要素は多々あった。
位置確認をほぼ勘で行ったので、スライム自身も潰されるかと冷や冷やしていた。
木の倒れる方角は、削られ具合からベストの場所を選んだが、それでも確実性は少なかった。
( ゚∀゚)(ま、そこらへんはモンスターマスターの極意。
運もまた、実力の内ってやつだよな)
戦闘の反省も程々に、スライムは旅人の下へと駆け出した。
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:16:18.03 ID:Uh1I9z5/O
なるほど
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:16:20.31 ID:abNiI1ze0
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
( ゚∀゚)(おっと、いたいた)
少しばかり走れば、簡単に旅人の姿を見つけだすことが出来た。
近寄ってみれば、宣言通り、村人の怪我の手当をしているようだ。
( ゚∀゚)「おうおう、やってますね〜。
何か俺にも手伝えることはあるかい?」
( ω )「ないお、これで最後だから」
( ゚∀゚)(……ん?)
旅人の声が、あまりにも暗く、冷たい。
背中越しの会話ではあるが、旅人の様子がおかしいのは明らかだった。
その時、物陰で何かが揺らめいているのが目に入る。
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:18:45.69 ID:abNiI1ze0
マミー「う、うう、ああ」
( ゚∀゚)「お前、こんな所で何やってんだ?
……ていうか、何かボロボロだな、かまいたちにやられたのか?」
マミーは何も答えず、言葉になっていない声を漏らすだけだった。
みすぼらしい恰好は悪化しており、包帯のいたるところが千切れている。
所々の隙間から、中身の腐りかけの体が覗いていた。
( ω )「マミーの包帯を借りたんだお、薬草の上に巻いておきたかったから」
( ゚∀゚)「へぇ、そんな便利なことが出来るのか。
にしても、これだけの量の薬草がよくもまぁ、あったもんだな」
怪我人全員の患部に施すとなれば、膨大な量であった。
手持ちの薬草は切らしかけていたので、道具屋にでもあったのだろうかと推測する。
呑気に考えていると、いつになく気力の無い旅人が語る。
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:20:00.95 ID:dqjYP3Jq0
支援
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:20:51.62 ID:abNiI1ze0
( ω )「マミーの包帯の下には、何があるか知ってるかお?」
( ゚∀゚)「ああ?腐った死体もどきみたいなのが入ってるんじゃなかったか?」
( ω )「正解だお、でもその腐敗濃度はかなり高いものなんだお。
じゃあ、それをどうやって留めているのか分かるかお?」
( ゚∀゚)「……いや、聞いたことねぇぞ」
( ω )「簡単だお、大量の薬草でどうにか腐敗を抑えつけているんだお」
(;゚∀゚)「大量の……薬草?」
そこまで言いかけて、はっとする。
不可解な量の薬草の出所、道具屋がこの状況下で開いている筈がない。
緊急事態だからと貰い受けるにも、時間が嵩んでしまうだろう。
ここまで迅速な対応を出来たという事は、即ち。
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:22:53.16 ID:DJ6iLSAd0
支援
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:23:14.05 ID:abNiI1ze0
慌ててマミーの姿を再確認する。
瞳に残された光が、消えかかっているように見える。
命の灯火が、燃え尽きかけている。
( ゚∀゚)「お、おい、じゃあ、マミーは……」
( ω )「限界だお、魔物としての生もお終いだお」
(#゚∀゚)「――分かってんなら、なんでやってんだよ!!」
(#;ω;)「――僕だって、やらなくて良いならやらないに決まってるお!!」
振り返り見せた旅人の頬には、大粒の涙が零れていた。
怒りも悲しみも混ざった心を、ぐちゃぐちゃになった顔が表している。
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:23:56.63 ID:DJ6iLSAd0
支援
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:25:19.25 ID:abNiI1ze0
旅人は服の袖で顔を拭く。
しかし、充血した眼から流れる涙は、治まる様子を見せなかった。
( ^ω^)「村人の為ならと、言ってくれたんだお。
マミーのおかげで、何人もの人が救えたんだお」
(;゚∀゚)「だ、だけどよぉ……」
( ^ω^)「分かってる、分かってるから……もう何も言わないで欲しいお」
そして、最後の村人の手当が終わる。
あまりに静かだった。声が透き通るように響いていく。
川のせせらぎは、村の何処にいても聞こえてくるだろう。
ベホマ
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:26:22.24 ID:DJ6iLSAd0
なんていうか・・・好きだ、この作品
支援
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:28:07.62 ID:abNiI1ze0
( ^ω^)「マミー、これで全ての手当が終わったお。
君のおかげだお、ありがとう」
マミー「そ、そうか、よか…った」
そう言うと、マミーは立ち上がり、ふらつく足で歩きだす。
行く先を告げた訳でもないのに、旅人には何処へ行くかが分かっていた。
酷く遅い足取りだったが、後を追う様に付いていく。
マミー「村のやつら、と、仲良、く、なれるか?」
( ^ω^)「あたりまえだお、君は皆の命の恩人だお?」
マミー「……う、うん」
もしもマミーに表情があったなら、そこには笑顔があったはずだった。
しかし魔物の身である彼には、素っ気なく思える返事をすることしか出来ない。
心の奥で芽生えた温かい何かも、理解することは出来ていないだろう。
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:30:42.38 ID:Uh1I9z5/O
切ねえ
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:30:58.99 ID:DJ6iLSAd0
支援
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:31:24.42 ID:abNiI1ze0
ゆったりと時間を掛け、歩き続ける。
普段なら文句を垂らす筈のスライムも、何も口出しすることもない。
村の外に出ても、マミーは足を止めることはなかった。
マミー「でも、おれ、は、魔物、だ」
( ^ω^)「……うん?」
マミー「あの、かぜのや、つ、を見て、思った。
やっぱ、り、魔物は、人間の、敵、なんだな」
( ^ω^)「……そんなことはないお。
きっと、君なら村の人たちとも仲良くなれるお。
だって君は人間よりも人間らしく……生きていたお」
自分の命を賭して、人を救おうとした者を虐げる人がどこにいようか。
誰よりも人のことを考えて行動する者を、拒絶する人がどこにいようか。
それでも、魔物だからと差別する人がいたのなら――
( ゚∀゚)「――力いっぱいぶん殴ってやる……ってな」
( ^ω^)「……うん」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:33:50.96 ID:abNiI1ze0
マミーが死に場所に選んだのは、花の無い花壇だった。
いや、マミーの瞳には映っていたのかもしれない。
ここら一帯に咲き誇る花々と、遊びまわる子供達の姿が。
マミー「いつか、きっと、ホントの、花、咲く」
( ^ω^)「……うん」
マミー「お前も、遊びに、こい」
( ^ω^)「……うん」
それは些細な夢だった。
マミーが望んだのは、富でも名誉でも力でもない。
人間と笑いあうこと、たったそれだけだった。
今は夢と散りゆくだけなのかもしれない。
だが、人間と魔物の共存という意思は、受け継がれていく。
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:38:13.13 ID:kMEFmcr6O
さるさん再来。
ラスト付近になるとこれだ。
自分さる流しの術
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:38:58.03 ID:DJ6iLSAd0
支援
猿流支援
支援
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:40:09.46 ID:abNiI1ze0
マミー「ありが、とう、やっぱり、人間は、あった、かいな」
( ;ω;)「……うん」
マミーの体が光となって消えていく。
天に立ち昇っていく輝きは、いつしか虹と成り果てた。
鮮やかな色彩を帯びたそれは、マミーが咲かした花なのだろう。
彼の心が、優しさが村を照らしているのだろう。
旅人は、とても綺麗だと、残された包帯に呟いた。
しえん
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:41:27.90 ID:abNiI1ze0
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
( ゚∀゚)「薬草は?」
( ^ω^)「おーけー!」
( ゚∀゚)「ナイフ、ランプ」
( ^ω^)「カバンに詰め込んで!」
( ゚∀゚)「……肉は?」
( ^ω^)「現地調達で」
殺生なりとスライムが呟いた。
コロ助なりと旅人は答えた。
村人に謝礼を頂いたおかげで、財布に幾らかの余裕はある。
それでも計画性を持って使うのが、大事なのだという。
金は、あるに越したことはない。
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:42:39.10 ID:Uh1I9z5/O
支援なり
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:43:13.28 ID:DJ6iLSAd0
支援w
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:44:43.79 ID:abNiI1ze0
( ゚∀゚)「じゃーまぁー行きますか。
いつまでものんびりしてる訳にはいかねぇもんなぁ」
( ^ω^)「うん……あ、知ってたかお?」
( ゚∀゚)「何をだ?」
( ^ω^)「マミーの花壇に―――」
村人は、魔物に命を救われたことを、初めは受け入れられないでいた。
しかし、患部に巻かれた包帯を見るたび、実感せざるを得なかったようで、
旅人が村を出る頃には、マミーへの感謝を告げる程になっていた。
この村にあった魔物と人間の間にある溝は、僅かに取り除かれた。
きっと、マミーの作り上げた花壇も、村人が受け継いでくれることだろう。
いつしか、本当の花畑を作り上げてくれると信じよう。
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:46:24.37 ID:K70VTeGB0
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:46:41.91 ID:DJ6iLSAd0
支援
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:48:26.65 ID:abNiI1ze0
――それは、旅人が触れた願い、包帯男の小さな夢の話。
包帯男はもういない。
夢は夢のままで終わってしまった。
……と、いうのは間違い。
夢は死ぬくらいで消えるようなものじゃない。
受け継がれ、形を取らずとも残るもの。
その証拠に、花壇に一つ、花が咲いている。
包帯男の努力は無駄じゃなかったと語っている。
でも、本当の夢は違うって?
死んだら叶わない夢じゃなかったのかって?
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:49:39.68 ID:abNiI1ze0
それなら、もう一度花壇を見ればいい。
一輪の花と、楽しそうに水を撒く子供たち。
その奥にひっそりと潜むもの。
白く無機質な、村人たちからの贈り物。
それは、包帯を巻かれた、お墓だったとさ。
第2話『旅人が触れた願い、包帯男の小さな夢の話』
おしまい
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:49:53.27 ID:DJ6iLSAd0
支援
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:51:30.10 ID:abNiI1ze0
いやもう、ホントに長いことありがとうございました。
猿さん流しまでさせちゃって……うふふ、感謝感謝。
ここからは一話の保管をながらで書くんで落ちちゃって良いと思います。
退屈でしょうし。
あと、7xさんまとめどーもです。
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:52:50.19 ID:Uh1I9z5/O
乙!
1話読んでくる
118 :
一話、後編、夜が明けた後:2008/11/09(日) 22:56:33.37 ID:abNiI1ze0
( ゚∀゚)「んじゃ、行くとしますか」
( ^ω^)「…………」
( ゚∀゚)「どうしたよ、まさかあの子達が気になってるのか?」
( ^ω^)「……だって、そう簡単に村の人たちが許すもんかお?」
( ゚∀゚)「でーじょうぶだよ、あの村長さんのことだし」
(;^ω^)「あの村長さんだから心配なんじゃないかお……」
( ゚∀゚)「大丈夫だよ、あの村長さんなら、な」
スライムの言葉は、どこか確信めいたものを秘めていた。
ここまで堂々と言い切られたのなら、旅人も反論する気も起きない。
そうまで言うなら間違いないのだろうと、納得した。
スライムへの信頼は大きい。
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 22:57:09.73 ID:DJ6iLSAd0
乙でした
心にジンときた。ええ話や,。・゚・(ノД`)・゚・。
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 23:00:45.51 ID:abNiI1ze0
―――それは、とある村、とある旅人の話。
この村にはおかしなことがあるんだな。
まず、訪れる旅人を異様に優しく迎える。
これは伝説の勇者のおかげなんだってさ。
次に、老若男女関わらず、村人全体の仲が滅法いい。
これは伝説の勇者のおかげなんだってさ。
最後に、魔物との争いを出来るだけ避ける。
これは伝説の勇者のおかげなんだってさ。
どれも勇者の話ばっかだって?
そこまで言うならどんな勇者なんだって?
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 23:04:32.46 ID:abNiI1ze0
それなら、町の中心部に行ってみるといい。
ヘンテコな勇者の石像が置いてあるからね。
何がヘンテコなのかって?
そりゃあ、見てみれば一目瞭然。
人の良さそうな旅人がふんづけられてるのさ。
魔物のスライムにな。
この一人と一匹が勇者って言うんだから、笑っちゃうだろ?
第一話『とある村、とある旅人の話』
おしまい
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 23:06:16.73 ID:abNiI1ze0
オワタ!
ありあとございましたー。
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 23:07:06.10 ID:DJ6iLSAd0
乙でした
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 23:30:00.99 ID:nCrgvTYo0
RPG系はどうしてもワンパターンだなあ、なんか残念
それともアルファのポケモンが例外すぎるのかな
ほ
>>124 アルファアンチかと思ったけど某スレでID無いな
もしかして素で言ってるの?
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/10(月) 00:09:13.70 ID:cRx34rSZO
泣いた
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/10(月) 00:15:50.91 ID:YL4uX90B0
これは泣かざるを得ないだろ・・・
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
あ?