1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
女 「あ、あのさぁ……外がエライ事になってるよ?」
雪女「雪ば降れ降れぇ、ウチと女ちゃんの愛の巣の出来上がりっさねぇ」
女 「こ、困ったなぁ」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:20:45.64 ID:Ap7seeLaO
スレタイでwktkして、雪女の訛りでそれがksk
よろしい、続けなさい
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:21:55.02 ID:m3CrcnEE0
女 「じ、地元の山に帰りなよー何時までも居座られると困るんだけど」
雪女「嫌じゃぁ、じっこの山んごた、お毛々の生えた雪男しかおらんっちゃもん!」
女 「……毛剃ってもらえば?」
雪女「嫌じゃぁ、あやつらつるつるしちょらん! 気持ちわるかぁもん……」
女 「私、ノーマルなんだけど……」
雪女「……可愛いわぁー! 困った顔も可愛いわぁー! うはー!」
女 「参ったなぁ」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:25:18.52 ID:m3CrcnEE0
女 「雪ん子みたいな子、いたりしないの!? き、きっと可愛いよ!」
雪女「……」
女 「どう?」
雪女「あいつら、つるぺたっちゃもん……弾力無いさね」
女 「……どうしよう、この変態」
雪女「うがー! この部屋暑かぁー! だけど暑くせんと女ちゃんが薄着になりよらぁーん!」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:28:00.51 ID:tK7GRe15O
雪女は厚着のコートやブーツから微かに覗くふとももの良さを知るべき
ぷぎゅるの女装ショタの喋りかたですね
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:29:09.94 ID:m3CrcnEE0
雪女「お、女ちゃん風邪引いちょらん? 風邪で火照った体を冷やしちゃろか?」
女 「……お鍋美味し」
雪女「ぬっはー! そ、そげんモン食ったら、い、胃の中がアチンコしちゃっとよ?
そ、そもそもウチが一緒のテーブル着けないがねぇ……」
女 「……あひっ」
雪女「ぬっはー! で、でも舌火傷でかかじる女ちゃんも可愛いかぁー! な、何このジレンマ!」
女 (……五月蝿いなぁ)
女は巨乳
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:31:09.14 ID:eRoQou0dO
もっとくっつけ雪女
そしてウザがられろ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:32:13.40 ID:m3CrcnEE0
雪女「でもね、でもね! その隙間の太ももも、わっげ最高じゃあ……」
女 「……何見てるのよぅ」
雪女「ちょ、ちょろくさ触ってええね? ちょいくらい良かじゃー!?」
女 「いやよぅ、おっかないもん」
雪女「だ、大丈夫! その太ももを冷蔵庫の氷で浸して、体温を部分的に極力下げれば!
ウチの指は火傷せんで済むっさね! もう、女ちゃんの心配症!」
女 「……うーん、人の話聞かないなぁ、この子」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:32:36.90 ID:3i23DF8W0
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:35:46.38 ID:ddbceA+50
しえん
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:36:32.21 ID:m3CrcnEE0
雪女「こ、こん箱……みらくるじゃあ……可愛かめごごが、詰まっとる……」
女 「テレビも無い山奥だったんだねぇ」
雪女「ぬっはー! こん子可愛いかぁ! こんメクラ可愛いかぁ!」
女 「メクラ言うな、ナナリーっていうの」
雪女「育てがい、ありそうじゃあ。こん子……触りよらん! 触りきらんぞぅー! にゃー!」
女 「……そら、絵だし」
雪女「こん木箱ばぼてくりこかすぞ、きさーーーん!」
女 「ぎゃー! て、テレビが凍っちゃうー!」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:39:12.86 ID:m3CrcnEE0
雪女「お、お背中流しよか? う、ウチが流しよろか?」
女 「……すげぇー鼻血つらら」
雪女「あぁん! お世話したいのに、女ちゃんを性の対象で見てしまうウチって……ウチって!」
女 「うっわぁ……口に出しやがった、この子」
雪女「あ、安心して! お、お世話したい気持ち6割、性欲7割さね!」
女 「性欲溢れてるって」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:39:56.25 ID:7beFkY3fO
ぬらりひょんすれ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:41:09.33 ID:V7IFfGEYO
まじしゃんずアカデミー?にそーゆーキャラいたわ
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:43:59.85 ID:m3CrcnEE0
女 「ど、同級生の男の子紹介しようか? そ、そのほうが自然よぅ」
雪女「……お、おっがねぇ」
女 「おっかなくないよぅー! そこそこ優しい人も居たりするし」
雪女「すね毛が……すね毛が、モジャーのニジャーのウンジャーやけん……ウチにはよぅ合わん」
女 「……わ、私も一応処理してたり、その」
雪女「大丈夫! 女ちゃんが寝てる間に、脛の毛根を少しずつ、冷却脱毛してるっさね! 完璧よぅ!」
女 「い、何時の間にぃー!」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:49:11.82 ID:m3CrcnEE0
女 「んで、夜はどうすんの? 私の部屋は今夜から暖房がんがんかけるけど」
雪女「ウチはお布団とかそげんもんいらんけどー」
女 「冷蔵庫?」
雪女「うーん、狭かもん、こう体育座りで、首んとこぬぎゅーせんと寝られなかもん」
女 「うーん」
雪女「大丈夫さね、お布団代わりに女ちゃんのパンツ被ってるけん。そいでポカポカじゃあ」
女 「うん、今すぐ出て行け」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:51:32.24 ID:lXRHJiAg0
これが味なんだろうけど俺はこの訛りが無理
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:52:47.01 ID:m3CrcnEE0
女 (ふぃーお風呂上りには流石に近づいて来ないなあ)
雪女「だらっしゃーい! にゃー!」
女 「しびぃぃぃぃ! こっこここここ氷水かっかかかかかかけかけかけて……」
雪女「え、エライ事なりよるわぁ……」
女 「きさん何すんじゃー! こらーーー! 寒いじゃー!」
雪女「やあーん! 触れるッ! 触れるっさねー! 女ちゃんへにょへにょ柔らかかぁー!
ウチもぅ死んでも構わないくらいに幸せな気分っさねー!」
女 「触るなッ! さむ、寒い冷たい! ぶぶぶうブチ殺おぉぉぉぉす!
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:55:04.97 ID:m3CrcnEE0
>>19 しまった、そこまで気が回らなかった。すまんかった
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:55:41.05 ID:eRoQou0dO
俺は好きだよ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 17:59:36.35 ID:lXRHJiAg0
>>21 単に好みの問題だから俺一人がほざいてることなど気にするな
これを楽しんでる奴もいるし
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 18:01:38.50 ID:m3CrcnEE0
男 「……」
雪女「うわ、あの子の太もも……下の世界の女子は大胆だぁねぇ」
男 「あのー」
雪女「うっし! この寒さでその太もも良いよぅ良いよぅ。やっはー! 女子高最高!」
男 「そこの……変な和服」
雪女「ああもう! 煩いねっ! 私は今、女子高生うおっちんぐに勤しんでるのっ! 邪魔すんなっ!」
男 「こちらに白肌の膝丈20cmのブレザー女子高生マフラー付きの可愛い子ちゃんがお話したいそうで」
雪女「嘘ッ! 始めましてっ、私はもこもこマフラーと紺のブレザーの隙間の太ももが好きな、ちょっぴり
シャイな雪女ッ! でも口ではこんなでも初夜は上手いこと恥ずかしがれる乙女なのッ! よろし――
ってそんなの居ないしっ!」
男 「ああ、判った変態さんか」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 18:05:29.41 ID:ddbceA+50
良スレ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 18:10:13.01 ID:m3CrcnEE0
母 「……」
娘 「えへへー」
雪女「うむ、中々に良い屋敷だな、世話になる!」
母 「何、これ」
娘 「ひろったー」
雪女「フッ……お宅の娘さんは実にお目が高い……お礼にお宅のお庭だけホワイトクリスマスッ!」
母 「……うっわぁ……真っ白な雪」
娘 「雪女、ひろったー。あのね、箱の中でこうやってちんくりまって、しょぼんって」
母 「そう、捨てて来なさい」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 18:15:56.60 ID:m3CrcnEE0
娘 じわっ
母 「え? あ、あれ?」
娘 「お母さんのばかー! ちゃんとお世話するもん! ちゃんとこの雪女お世話するもん!」
母 「お、お世話とかそういうレベルじゃないのよ? 何を言ってるか判ってるの!?」
雪女「大丈夫です奥さん、これでも私、えさ代はかかりませんので、ちょろっと寝床を用意してくれる
だけで平気の純種の雪女ですので」
母 「そんな雪女が何で箱に入れて捨てられてるのよっ!」
雪女「ああ、そうだ……でもトイレの躾がなってないので、そこは娘さんにお願いしたいかなッ?」
母 「よし、出て行け」
雪女「クーラー要らずですよ?」
母 「もう冬よ」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 18:24:17.84 ID:UtrsecqnO
何だこのスレ…たまんねぇ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 18:25:50.23 ID:Ap7seeLaO
標準語百合
女「あの……雪女さん?」
雪「何かしら?」
女「寒いんですけど、そのボディから出てる冷気は止まりませんか?」
雪「残念だけど、これは仕様だから止まらないの」
女「そうですか……(出ていけとも言えないし、困ったなぁ)」
雪「困った顔も可愛いわぁ…」
ふぅっ
女「ひゃん!」
雪「うふふ、そぉれ、そぉれ」
ふぅっふぅっふぅっ
女「あんたはクーラか、吐息で凍るわ!」 がちがちがち
雪「ごめんなさぁい、私どちらかと言うとSだから」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 18:27:50.69 ID:ULLb97aX0
訳付きとは新しいなw
画像は?
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 18:31:04.30 ID:m3CrcnEE0
母 「はい、じっくりコトコト煮込んだスープよ、暑いからちゃんとふうふうしてね」
娘 「わーい! くらむちゃうだぁー!」
雪女「ふうーふうー」
娘 「……かちんかちん」
母 「アンタは何しくさるのっ! 大人しく玄関で座って待ってなさい!」
雪女「何をおっしゃるか奥方、娘さんが火傷しないようにこうして冷やしてあげただけだ!
文句を言われる筋合いは無い!」
母 「こっ……こんクソ妖怪め……ッ! 正論っぽく無茶苦茶いいくさって……ッ!」
娘 「むぅ……どうやって食べるのぅ?」
雪女「し、舌先でちろちろ舐めるように……ゆ、ゆっくりと溶かして、そうよ! そう!」
母 「太ももこすり合わせるなッ!」
支援
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 18:46:35.15 ID:m3CrcnEE0
雪女「美味しい? 娘ちゃん?」
娘 「美味しいぃー! ママの作ったあったかくらむちゃうだー好きー!」
雪女「そう、良かったわね」
娘 「んー? 雪女ちゃんは食べないのー?」
雪女「ん? ううん、私は娘ちゃんの食べ残しを舐め舐――」
母 すこーん
雪女「めうっ! あ、頭をおたまで殴るなっ! これだから小股に毛の生えた更年期障害のババアは」
母 すこーんすこーんすこーん
雪女「くううっ……ッ! 生理の血を凍らせてやろうかッ……この女は」
母 「アンタはぁぁぁッ! 子供の前で何言ってるのよッ!」
雪女「あー! もう止めたッ! 貴様もさっきまではこの私の性の対象だったがッ! もう見てやんないッ!
ざまーみろっ!」
母 「よ、妖怪ポストにブチ込んでやりてぇぇぇ……ッ!」
支援
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 18:49:09.65 ID:m3CrcnEE0
自分でも何が何だかなので
後は誰か
何言ってるかわかんないよ
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 18:52:48.05 ID:Ap7seeLaO
方向性は今のままでいい
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 18:56:26.01 ID:eRoQou0dO
支援
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 18:57:17.18 ID:S3OwYsrKO
色んなパターン置いていきやがったw
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 18:57:25.49 ID:vIkIbKxxO
43 :
ラゼル ◆h/SSYcBP5Q :2008/11/05(水) 19:03:47.56 ID:gc7DYGnzO
たかはしるみこで再生されるんだが
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 19:05:09.61 ID:pYqbTePZ0
女「よいしょっと」
雪女「なんじゃいこりゃ。台に布団がかかっとる」
女「こたつよ。こうやって暖かくし」
雪女「そおい!!」ガッシャーン!!
女「って何してんだあああああああ!!」
雪女「こげなもん邪道じゃあ!!」
女「エアコンだってもう入ってる状態で何言ってんですかあんたは!!」
雪女「こ、こんな布団の中潜ったら……生足が見れんじゃろうが!!」
女「熱湯にぶち込みてえよこの妖怪」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 19:07:55.53 ID:R/yFKyW80
実は南国アイスホッケー部で出てるジャンル
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 19:09:51.81 ID:pYqbTePZ0
女「風呂から出たら何故か下着がカチンコチンに凍ってました」
雪女「不思議じゃのう」
女「てめえ頬ずりしやがったろ」
雪女「失礼な!そんなふしだらなことするか!ちょこっと匂い嗅いでぎゅって抱きしめただけじゃ」
女「レンジでチンしてやろうか」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 19:14:46.06 ID:pYqbTePZ0
女「はー……こたつ暖かーい」
雪女「う〜……」
女「(迷ってる迷ってる)隣、入る?」
雪女「いいのか!?」
女「入れたらね」
雪女「あ……女の隣、でもこたつ熱い……」
女「どうする?」
雪女「う〜う〜」ジタバタジタバタ
女(……ちょっと可愛いかも)
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 19:20:40.21 ID:pYqbTePZ0
女「じゃ、私寝るから。」
雪女「つまらんのう……」
女「わがまま言わないの。おやすみー」
雪女「……」ガサゴソ
女「……寒い」グイッ
雪女「添い寝……」
女「だから寒いんだってば」グイッ
雪女「せ、せめて一揉み……」
女「うっさい寝かせろ!!」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 19:21:49.54 ID:HiXvyxHD0
雪女様僕のために来てください。
氷漬けして
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 19:26:28.92 ID:S3OwYsrKO
雪女可愛いよな・・・やっぱり薄い青の髪の毛だよな
馬鹿な、黒髪だろ!
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 19:30:40.81 ID:S3OwYsrKO
金髪だけはダメだ!
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 19:38:13.55 ID:jXuhPAJp0
三酸化硫黄かと思ったら違った
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 19:38:21.89 ID:SswUim1jO
白がいいがここの雪女は黒髪が似合いそうだ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 19:38:22.48 ID:b41NspmnO
濡羽色の髪に触れば溶けそうな白
最高だね
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 19:40:46.59 ID:pYqbTePZ0
女「ただいまー」
雪女「おかえりー!!」ガバッ!!
女「ちょっ……!冷たっ!!離れろっ!」
雪女「さぁみしかったよぉー!!」
女「死ぬから!凍死するから!」
雪女「上着が邪魔!!」
女「誰か警察……い、いや医者が先か……」
いいね
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 19:48:25.56 ID:pYqbTePZ0
雪女「女ちゃんってお胸おっきいよねー」
女「な、なによ……」
雪女「柔らかそうだなー……」
女「……触らせないわよ」
雪女「いいじゃんいいじゃん!女同士なんだからさー!」
女「あ、あんたが触ったら胸なんか凍っちゃってポロってとれちゃうのよ!」
雪女「……そうなの?」
女「そ、そうよ」
雪女「そっかぁ……」
女「そうそう(馬鹿でよかった)」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 19:52:03.13 ID:pYqbTePZ0
女「やっぱこたつはいいわねー」
雪女「うー」←外で待機
女「……みかん食べる?」
雪女「うん!」
女「ほれ」ポイッ
雪女「キャッチ!」カチンッ
女「あ」
雪女「凍って剥けない……」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 19:55:32.56 ID:S3OwYsrKO
可愛いw
支援
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 19:57:22.07 ID:pYqbTePZ0
雪女「むーけーなーいー」
女「しゃあないな……私が凍ってないの剥くよ」
雪女「やった!」
女「ほら剥けたよ」
雪女「あーん」
女「……ま、いっか。はいあーん」
雪女「はむっ」
女「ひゃっ!!?」
雪女「女ひゃんおいひー」
女「止めんか!!」ゴンッ!
雪女「いったーい!!女ちゃんが頭殴ったー!」
女「だまらっしゃい!指が凍るかと思ったわ!」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 20:03:28.23 ID:pYqbTePZ0
女「あーさっぱりした」
雪女「湯上りの女ちゃん……」
女「おっとこれ以上近づいたらカイロを投げる」
雪女「火照った体が辛抱たまらんもじゃー!!」
女「とうっ!」ビュッ
バシッ!ジュワッ!
雪女「に゛ゃーーーーーー!と、溶けるーーーーー!」
女「おー、めっさ水蒸気出てる」
雪女「あづいーーーーーー!!」ゴロゴロ
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 20:10:36.95 ID:pYqbTePZ0
女「へへー、ばあちゃんからちゃんちゃんこ譲ってもらっちゃった。これで家でも暖かく」
雪女「えい」カチン
女「あ に す ん だ よ お 前 は よ」ギリギリ
雪女「いひゃいいひゃい」
女「せっかくもらってきたのに……どうしてくれんの!」
雪女「お、女ちゃんの薄着……」
女「言 い た い こ と は そ れ だ け か ?」
支援
支
援
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 21:16:40.69 ID:cPqH/QIlO
支援
>>1はもしかして新ジャンル「雪幼女」知ってる?
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 21:32:32.12 ID:S3OwYsrKO
星
雪女「へっきし!」
女「……」
雪女「っくしゅ!」
女「……」
雪女「ふぁ……っくしょんこのやろおおお!」
女「…風邪?」
雪女「ふふっ、雪女の私が風邪なんてひくはずないでしょー?」
女「じゃあわざと? くしゃみで部屋中を凍らせてるのはわざと?」ブンッブンッ
雪女「笑いながらホッカイロ投げつけないで! クールダウン、クールダウン!」
女「既に全身がクールダウンしとるわ!」
雪女「なら私が暖めて…」
女「服をはだけるな! そしてお前じゃ逆効果だ! つかこの流れを作るためか!?」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 22:13:52.26 ID:S3OwYsrKO
期待アゲ
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 22:29:24.66 ID:VB1dlgcO0
ところでこれ何処の方言?
ほんとうにこいつ最近投げ方に勢いがないな……病気か? 大丈夫か?
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 22:56:59.44 ID:eRoQou0dO
支援
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 23:08:39.19 ID:aRZxHz1w0
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧ age
(・∀・∩)(∩・∀・) age
(つ 丿 ( ⊂) age
( ヽノ ヽ/ ) age
し(_) (_)J
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 23:43:45.12 ID:QHGkS2/CO
ほ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 23:45:57.88 ID:S3OwYsrKO
まだまだ
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 23:51:49.16 ID:pYqbTePZ0
女「寒いわ。とても」
雪女「うん」
女「放してくれるかしら?」
雪女「やだ」
女「そう……ねえ、手の先が動かないわ」
雪女「もう動けないでしょ」
女「それになんだか眠くなってきた」
雪女「寝たら?」
女「そう、させて……もらう……わ……」
雪女「……おやすみ」
ちょ、まて
最終話の予感しかしないんだが
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/05(水) 23:55:39.71 ID:pYqbTePZ0
女「あんたって肌白いわねー」
雪女「でしょでしょ?」
女「それにすべすべだし……羨ましいなこいつ」
雪女「もっと言ってもっと言って」
女「なぞっちゃえ」つー
雪女「ああんっ!ぞくぞくしちゃう!!」ジュー
女「……」ギュッ
雪女「んに゛ゃーーーー!!」ジュワ!
女「やべっ、手が凍傷になっちゃう」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 00:04:01.98 ID:dtNpaVSL0
女「すっかり冷え込んできたわねえ」
雪女「ね」
女「もうすぐ冬ってことか」
雪女「雪、降るかな」
女「こっちの方じゃたまにしか降らないよ」
雪女「そっかぁ……」
女「自分で降らしたら?」
雪女「ううん。やめとく」
女「……コーヒー飲む?」
雪女「飲めないよ」
女「知ってるって。アイスにしてあげるから中入んな」
雪女「うん」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 00:29:46.52 ID:erow6j6r0
ほしゅ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 00:34:58.23 ID:jMw7YRS70
きゃっちゃー
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 00:39:53.56 ID:dtNpaVSL0
雪女「女ちゃんセーター着てる」
女「ん?ああ、寒いからね」
雪女「巨乳セーターっていいよね」
女「……」
雪女「えいっ」
女「つめたっ!?ちょっと!服の中に手ぇ入れないでよ!」
雪女「つつーっと」
女「服をずり上げんな!ひゃっ!?」
雪女「感じちゃった?」
女「冷たいんだよ!!」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 01:13:57.99 ID:oLkUa7XrO
冷たいと、感じるものも感じなくなるよね
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 01:39:50.78 ID:VN4gpV0h0
期待あげ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 01:43:59.93 ID:erow6j6r0
ほしゅ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 02:01:57.43 ID:blfBfFs4O
今日は寒いな保守
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 02:39:21.91 ID:xc3gYwsp0
ほ
>>80 冬山で遭難して女は命の危機
雪女は女を氷漬けにして助ける
ここまで妄想できた
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 03:21:13.65 ID:xc3gYwsp0
ほ
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 03:41:42.55 ID:LKk6xphh0
へ
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 04:28:10.04 ID:blfBfFs4O
ん
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 05:29:28.12 ID:N1ty5yNU0
ほ
なんだこんなクズSS
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 07:07:45.33 ID:V6syrm6uO
なんだこんなクズSS…お、面白くなんてないんだから
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 08:17:34.38 ID:8mMjSUUI0
保守
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 08:55:46.83 ID:8mMjSUUI0
保守
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 10:14:40.78 ID:erow6j6r0
まだ惜しいな
ひゃ……百合雪女……
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 11:00:31.74 ID:oLkUa7XrO
ひゃっ
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 11:47:53.93 ID:h2pQW3YIO
頑張れ
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 12:15:23.32 ID:b/E3MV2iO
負けるな
もうだめぽ……
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 12:24:10.84 ID:Q4TMl3ge0
途中から訛りがなくなって非常に残念だった
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 12:25:51.89 ID:b/E3MV2iO
俺はどっちかと言えば、男言葉派
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 12:31:41.22 ID:c92q3OC/O
程よい訛りがいい
座敷わらしの掟に出てきた雪女は確かレズだったかな支援
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 13:02:37.64 ID:O2NvMp4t0
ほ
雪女1-100「――というわけなのでございます」
女「と、東寺百合文書じゃないんだから――」
女「――桐箱百合分もどこのどいつが雪女なんかしまっといたんじゃあ!」
合 : 蓋付きの容器を数える単位
雪女1-100「――」
雪女1-100「――お大師さま?」
女「ああそうだね。お大師さまならそんぐらい満濃池改修するついでにちょちょいとやっちゃうかもね」
雪女1-100「じゃ、用がない時は冷暗所で保管しといてくださいね」モソモソ
女「イヤ待ておまえら。そんな実体積より狭い箱によく安住できるな?」
雪女1-100「シックハウスとかでもない限り、住んでりゃなんとなく慣れてくるもんですよ」
女「これは慣れちゃイカンだろー」
雪女1-100「貴女だってこの家に平気な顔して住んでるじゃないですか」
女「よっし、全員日向出て正座しろ。大事な話がある」
雪女1-100「それと夏場は中で水になっていますので、持ち運びには注意してください」
女「なってんのか!」
雪女1-100「冗談に決まってるでしょう。その気になれば人間と結婚して普通に暮らせるんですよ?」
女「こ、こいつら――」
女「百人もいるのに外見とかあんまりかわんないねー」
雪女1-100「桐箱がいたんできた時の移し替えとかで、よく混ざってたから――」
女「アンタらやっぱそれ液体じゃん!」
雪女1-100「馬鹿ですねえ。じゃあ貴女はお砂糖とお塩を混ぜられないんですね。ププッ」
女「む、むかつく――」
女「――人間状態で均等に混ざるって、いったいどういう現象が起きてたの?」
雪女1-100「貴女の魂が八次元宇宙あたりにまでアセンションすれば自然とわかりますよ。プププッ」
女「箱にしまいたくなったお大師さまの気持ちがなんとなくわかったわ――」
女「ところでそろそろ桐箱に戻ってくんない?」
雪女1-100「雪女が寒くするんじゃなく、寒いから雪女が出るんです」
女「あー。そうなの」
雪女1-100「意図的に何かしない限り、いるだけで寒くなるようなことはありません」
女「寒くはないのよ。むしろ熱いくらい――」
女「――百人も密集されてりゃあなあっ! とっとと戻れっつっとるんじゃ!」
雪女1-100「雪女のおかげで暖房いらずというのもまた諧謔に富んだお話ですね」
雪女1-100「桐箱の収納場所はイナバ物置が望ましいでしょう」
女「それはアンタらが上に乗ってみたいだけちゃうんかと」
雪女1-100「ひさしぶりに人の家にもらわれたんで、お風呂いただいてよろしいですか?」
女「顔も知らん親戚の形見分けだとかでいきなり送りつけられてきただけだけどな」
雪女1-100「ちなみにお風呂で融けるのはまた別種のおばけですのでご心配なく」
女「お風呂で融けても氷点下の屋外に一晩晒しときゃ元通りになりそうで怖いよアンタらだと」
雪女1-100「バイトぐらいしましょうか」
女「してよ。桐箱の保管費とまでは言わないけど家賃ぐらいは欲しいとこよ」
雪女1-100「さらっと高い方を要求するあたり、性根の薄汚さが透けて見えますね」
女「ほっとけ!」
駄スレ
雪女1-100「以前は凍み大根や凍み豆腐などを作る工場でバイトしていました」
女「百人で大根凍らせてる光景を想像して、雪女への浪漫が消え失せた」
雪女1-100「天然志向の強い現代、自然製法がウケるんだそうです」
女「自然といっていいのかそれは――」
雪女1-100「みんなでひさしぶりに一緒に外で寝たいんですが」
女「三分ほど歩いたらいい広さの河原あるよ」
雪女1-100「桐箱の外ってことですよ? あたま大丈夫ですか?」
女「わかってるよ! わざとだよ!」
女「くそっ。一対一ならともかく百対一だと、しゃべらずしてすでに負けたみたいな気分になる――」
女「マジで寝る気か。しかも裸か」
雪女1-100「寝る時は裸で寝る風習の地の出ですので――」
女「まあ、お布団がいらないのは助かったわ」
雪女1-100「雪女といっても寒いのだけが好きってわけじゃないんです」
女「それにしても床が見えねえ――」
雪女1-100「たまに人と結婚するのがいるように、人のぬくもりは嫌いじゃないんですね」グイッ
女「おわっ?」
雪女5「あはー。この娘あったかーい」
雪女78「ちょっとぉ。はやくこっちに回してよぉ」
雪女65「匂いはッ? 匂いはどうなの!?」
雪女12「んー、あと一分〜」
雪女99「だめ! 一人十秒以内!」
女「転がすな――なんか――眼が回って酔ってきた――」
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 14:42:15.10 ID:b/E3MV2iO
なんだろう、凄い嫌な予感がするw
女「洗濯物を凍らせたのはおまえかあ!」
雪女68「冬に水気のあるものが屋外にあれば、凍ればどうなるんだろうと思っちゃうのは人妖共通」
女「わたしはちっとも思わないね!」グイッ
雪女68「――やんっ」
女「色っぽい声出すな! おまえもう桐箱に戻ってろ!」
雪女12「あー。それわたしの〜。ほかの人入れちゃだめ〜」
女「どれも一緒だ! もう、おまえら全員、名札つけて桐箱に名前書いとけ!」
雪女65「そんな中学生日記みたいな雪女いてたまるかッ!」
女「雪女のくせにいらんことを知っとらんでいい!」
雪女1-100「――明日は満月ですね」
女「あ? あ−、うん」
雪女1-100「こんな夜は雪女が雪の子を連れて遊んでいるから子供は出歩くなと昔はいったものです」
女「最近の子供は夜更かしさんだからねー」
雪女1-100「でも雪女とはそういうものなので、明日の夜は出かけます」
女「いってら」
女「――雪の子って何人?」
雪女1-100「前回は2112名集まり、1989名で解散しました」
女「けっこうな人数はぐれとるー!!」
雪女1-100「雪の彼方へ連れ去った人間の子は128名でしたので、差し引きプラスでひけました」
女「どういう計算じゃー!!」
雪女1-100「じゃあ行ってきます」
女「みんなでどこに――」
雪女1-100「雪の夜に死んだ水子や幼子は、死体をさらってさえしまえば雪女のものなんですよ」
女「物騒な連中だな!」
雪女1-100「昔は飢饉の冬とか簡単に死んでほいほい埋められていたから簡単だったんですがねえ」
女「そんなことばっかしてたら今にお地蔵さまに怒られるよ」
雪女1-100「賽の河原で石を積むよりは暗い雪の夜をわたし達に連れられさまよう方がましでしょう」
女「どっちもどっちだよ」
女「一合一合はちっちゃくても、百合もあるといろいろめんどくさいねえ」
雪女99「重ねられると出入りするのに面倒なので、できれば一面に置いていただきたいのですが」
女「邪魔だからいや」
雪女99「全員が出っぱなしだとそれはそれでうるさいくせに」
女「もっと広いお屋敷に拾ってもらえっていってるでしょ」
雪女99「それはできません」
女「なんでさ」
雪女99「みんな、なんだかんだいって貴女のことが好きなんですよ」
女「今の一言が今までで一番ゾクってきた!」
雪女99「しかたありません。当番制で桐箱管理係を決めましょう」
雪女25「一日三交代制、月に一度ぐらいがちょうどいいですね」
雪女5「気にするなー。わたしらもがんばって働いて稼いで、みんなで暮らせるお屋敷買うからー」
女「――『も』?」
女「いやいやいや。なんでわたしの稼ぐ分までおまえらの勝手な将来設計の費用に計上される?」
ミシリ
女「ん?」
雪女1-100「あら。この家も雪かきしたほうがいいんじゃないですか?」
女「雪女は雪かきしないの? 百人もいたらさっさとすむでしょ」
雪女1-100「消防署が税金を徴収するぐらいありえませんね」
女「うわぁ。こいつらほんとにつかえねぇ――」
女「それといま鳴ったのは屋根じゃなく床な? どういうことかわかるよね?」
雪女1-100「――貴女、お正月の間に太りました?」
女「百人で一斉にボケるんじゃねえっ! ほんとにわたしのせいみたいに思えてくるだろ!!」
雪女1-100「地方によっては害をなさず、むしろ人のために働いてくれる雪女だっているんですよ」
女「アンタらの中にもそんな殊勝なのいるんだ?」
雪女1-100「わたし達の中にはいませんけど――」
女「チクショウ! そんなこったろうと思ってたよ!!」
雪女1-100「たいていの雪女は確認しようとすれば雪の中にすっと消えてしまう無害なものなのです」
女「それは雪女じゃなく目の錯覚っていわないかな」
雪女1-100「おばけなんてそんなものですよ」
女「で、アンタらの中にも、たとえ焼け石に水でもいいから、一人だけでも目の錯覚は――」
雪女1-100「わたし達は全員実体です」
女「チクショウ! わかってたよそんなこと!」
女「なにしてんの?」
雪女25「今度みんなでスキー場にイイ男狩りに行くんで、わたしが幹事になりました」
女「凍らす気か!」
雪女25「それで交通費を計算してるんです」
女「乗り物で行く気なのっ? 現代っ子め!」
雪女25「乗り物と、桐箱を宅急便で運ぶのと、どっちが安いのか計算中です」
女「なんかヤダ! アンタらってそこはかとなくヤダ!」
あ、百合の箱にパーツが一つずつ計百個入ってて
必要に応じて要る部分だけを出して使える雪女でもよかったかも
きっと便利に違いない
雪女1-100「はぁ――」ヌクヌク
女「雪女百人が自分の桐箱持って河原で風通ししてるって、なかなか壮観というか間抜けというか――」
雪女1-100「スキー場でアルバイトしてきます」
女「雪を降らすの?」
雪女1-100「いえ。雪は降るもので降らせるものではありません」
女「じゃあ何をしに――意表を突いてレストランのウェイトレスとか言ったらさすがに切れるよ」
雪女1-100「人工雪装置の調子がよくないそうで、その基幹部がわりに」
女「雪女らしいのか微妙なのかよくわからん仕事だね」
雪女1-100「いっておきますが」
女「今月の桐箱保管料(← けっきょくこちらで落ち着いた)、まだ十三人未納だよ?」
雪女1-100「この桐箱でわたし達に出会ったこと、けして口外してはなりません」
女「秘密を守って欲しけりゃ人数を絞れアホども。それと十三人、はやく払え」
雪女1-100「もし口外した時は、貴女の命を凍らせることになります」
女「未納の十三人はとりあえずしゃべるな。この座からすみやかに離脱しろ」
雪女78「で、だれが殺しに行くのぉ?」
雪女5「あはー。みんなでわーっていこうよ! わーって!」
雪女25「口外された人がやるというのは?」
雪女32「でもコイツ、わたし達の個体識別あんまりついてないよ?」
雪女65「早い者勝ちでいいじゃん!」
雪女99「待ちなさい。ここは公平にじゃんけんで決めておきましょう」
女「――わたしはじゃんけん如きで選出された代表に凍らされるんか?」
雪女1-100「でも子供がいれば、たとえ口外されても我が子に免じて命までは奪いません」
女「どうやってつくれっちゅうんじゃ」
雪女1-100「わたし達の造った氷柱でもよく噛み砕いて、霧状に吹き出せばあるいは――」
女「そんな小器用な子供の作り方なんざ、アマテラスかスサノオぐらいしかできないんじゃないかな」
雪女68「おかあさーん!」ヒシッ
女「おわっいきなりくっつくな!」
雪女32「養子――だと?」
雪女5「その手があったねー。いいよいいよー」
雪女12「でも〜。みんなが山に引き上げたあと、養子の子だけ置いてけぼりだよぉ〜?」
雪女5「じゃあみんなで養子! わはー、わたしてんさーい!」
女「つかおまえら、てことは無理してここにいなくても立ち去ろうと思えば立ち去れるんだね?」
雪女32「いやいや待てよ――まずは同性同士でも結婚ができる国に移住しなくては――」
雪女25「うん。『カップルの子』にはならないね、法的に」
女「冷静にくだらんこと考えなくていいよアンタらも」
雪女99「では貴女に雪女に遭遇した際の心構えを伝授しておきましょう」
女「これ以上遭遇してたまるか」
雪女99「逃げては駄目です。紫龍が双子宮を突破した時同様、雪女に向かって突進してください」
女「なんで聖闘士聖矢なんか知ってんの?」
雪女99「わたし達の内48人がカミュの、30人がデジェルの、20人が氷河のファンですから」
女「ロストキャンバスの方もしっかりチェックしてんだ――あと二人は?」
雪女99「クリスタル聖闘士です」
女「人が百人集まれば似たもの同士なようでも変な奴はいるんだねえ」
女「――てことは」
雪女99「吹雪の中で出会す雪女と双子宮の幻は似たようなシステムですね」
女「そうだったのか――」
女「雪女ってやっぱ夏は苦手なの?」
雪女1-100「苦手なんじゃなく嫌いなだけ、と古人はいってましたね」
女「だから何でアンタらそう漫画に詳しいん?」
雪女1-100「ほかの雪女は知りませんが、わたし達は桐箱の中にいますよ」
女「便利な連中だ!」
雪女1-100「冷凍倉庫を一夏の間借り切って、桐箱ごと納れておいてもらえればそれで」
女「そのままお客様の元へじかに発送できそうな連中だ!!」
女「そのまま高山の高いとこに自分で箱持って行って入っときゃタダじゃん」
雪女1-100「寝てるわけじゃなく引っ越すだけです。高山だと遊びに行くのが大変じゃないですか」
女「遊ばんでいい」
雪女1-100「言い直しましょう。貴女に会いづらくなって大変寂しくなります」
女「おかしいなあ――わたしの方は別にちっともそんな気がしないんだよ――」
女「百人もいるとさすがにウザいな」
雪女1-100「まあ管狐みたいなものと思っていただければ――」
女「使い魔か! しかも持ち運びがめっちゃ不便!」
雪女1-100「どっちかといえば座敷わらしですね」
女「家事とかは何もする気ないってことだな!」
雪女1-100「え? 座敷わらしは積極的にイタズラしてきますよ?」
女「してみろっ! 棺桶と一緒に桐箱ごと火葬場でくべるぞ!」
雪女1-100「ちょっとお部屋を改造してみました」
女「――ここ、わたしんちな?」
雪女1-100「桐箱を百合、一室に漫然と重ねてあったのを、ワインセラー風に」
女「ワインセラー? アンタらなんかカプセルホテルで十分だよ! 生意気な!」
雪女1-100「棚の間を歩きながら『今日はこの雪女を』とクールに注文する貴女」
女「注文してどうしろと?」
雪女1-100「――」
雪女1-100「一緒に雪うさぎでもこさえて、一夜だけ跳びはねさせて遊びますか?」
女「変なとこでメルヘンな連中だ!」
雪女1-100「ねえ」
女「やめろ」
雪女1-100「まだ何にもいってないんだけど」
女「アンタらが原子核につきまとう電子みたいな配置で迫ってくる時は決まってろくなことをいわん!」
雪女1-100「わたし達はもうくせを見抜かれてしまうほどに親密な仲、というわけですね?」
女「わたしゃポジティブなバカは嫌いだよ」
雪女1-100「――」イソイソ
女「――なぜ脱ぐ?」
雪女1-100「女の子のお泊まりの定番といったら、お洋服大交換会じゃないですか」
女「そうなのっ? 知らんかった!」
雪女1-100「というわけで、みんなの服を貴女に着せてみようということで決定いたしました」
女「わたしはその会議に呼ばれた覚えぜんぜん無いね!」
雪女1-100「主人公チームだからじゃないでしょうか」
女「暗黒武術会なつかしいなー」
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/06(木) 15:58:21.55 ID:xc3gYwsp0
ほ
雪女1-100「巫女さんと雪女の格好は女の子なら一度はあこがれる夢」
女「巫女さんはあこがれたことあるけど、雪女はないよ?」
雪女1-100「一人分一時間として、約四日間ぶっ通しで雪女なりきり放題ですよ!」
女「こりゃあ広辞苑の次の版からは【拷問】に新しい解説事項が増えそうだね」
雪女1-100「さあさあ、貴女も脱いだ脱いだ!」グイッ
女「うわっやめて! ちょっと! こらあ!」
女「ううぅ、剥かれた――だから一対百はよせと――」
雪女65「『交換会』だからねっ! こいつの服も当然着なきゃあ!」
雪女12「お洋服交換したカップルがお外を一緒にお散歩するのがお約束だねぇ〜」
雪女44「よっしゃあ! まずわたしの服から着てもらおうか! はやくせんと風邪ひかすぞー!」
雪女99「まあみんな落ち着きなさい。百人全員、四日以内に順番は回ってくるんだから」
女「わたしの意見無視かよ――しかも四日ぶっ通し確定してるし――」
雪女1-100「いい雪ですね」
女「あー」
ビョオオオオオオオオ
女「アンタらにとっちゃね」
雪女1-100「みんなでちょっと散歩でも行きませんか?」
女「殺す気か!」
雪女1-100「大丈夫。わたし達百人で大統領以上にがっちり護るから」グイッ
女「あ、こら、放せ!」
雪女1-100「雪除けにすると雪女は専門職なだけにいい仕事しますよー?」
女「はーなーせー!」
雪女1-100「ただいまー」
女「あ――うう――おあぁ――いいぃ――」
雪女12「がっちり護りすぎちゃったねぇ〜」
雪女5「あはー。アシナガバチにひっつかれたスズメバチみたいなー?」
雪女78「雪女に熱中症で殺されるなんて、ねぇ。面白い娘だこと」
雪女44「こういうときこそこのまま外に放り出しときゃバランスとれるんじゃね?」
雪女32「わけないでしょ」
女「――」
雪女99「おや? 眠れないのですか?」
女「ん。まあね」
雪女99「いつまでも寝ないでいると、雪女が来てさらっていってしまいますよ? ふ、ふ――」
女「さらっていくって――同じ家に住んでるじゃ――」
ガシッ
雪女5「やたー! 寝ない子さらたー!」ゴロゴロ
女「うわぁっ?」
雪女44「さらわれたら――さらい返すっ!」グイッ
女「おうっ?」
雪女12「だめだよ〜。寝ない子は永遠に寝かしちゃうぞぉ〜」バッ
雪女78「みんな物好きねぇ」スリスリ
雪女65「さらうまでもないっ! ずっとくっついとけば同じこと!」ギュッ
雪女32「ちゃんとさらったあとの処置のこと、考えてるの?」ムギュ
女「わ――わたしは――ラグビーボールじゃ――ねえ――」
雪女99「ああほらほら。無茶しない。壊れたらどうするの?」
女「あたしゃおもちゃか! アンタら全員桐箱に戻れっ!!!11」
雪女1-100「きゃー♪ きゃあぁー☆」
支援
誰か書いてよ
『百・合雪女』か『百合雪・女』
もしくはユリ科の雪女
ネギとかニラとかニンニクとかラッキョウみたいな雪女
どんなものかは知らないけど
百合斬り結べるほどの雪女――うん、もう雪女じゃなくただの怪力おばけだ
ゴオオオオオオオオ
男(完全に山に迷った上にこの吹雪……ああ、俺は死ぬな……)
雪女「……」
男(こんなところに、女……? はは、ひょっとして雪女かよ)
雪女「……」
男(むなしく凍死するよりはマシな死に方かもな……へへ、ロマンチックでいいじゃねぇか、雪お――)
雪女「……ッ!!」バゴオォンッ!!
男「がはっ…………ぼ、撲……殺…………ぐふっ」
雪女「……」
雪女「もう今の世にはおらんのか……」
雪女「わたしと拳を百合以上交わしあえるつわものは……!」
雪女「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
やっぱねえな、うん
百合なんて興味ないけど保守なんだからね!
糞スレさっさと落ちろよ
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
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