1 :
代理人 ◆V7opfVQ4yQ :
代理じゃないよ!
もし仮に代理だとしても代理という名の支援だよ!!
まぁ結局代理なんですけどね。
じゃあ頑張ってください。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 23:30:53.35 ID:wg6G3LwgO
うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!
支援
3 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:31:43.44 ID:K4YQoUm6O
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 23:33:32.82 ID:wg6G3LwgO
しーえーんーだーよー
5 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:33:37.64 ID:K4YQoUm6O
〜track-β〜
━━目の前に苺の乗ったショートケーキがありました。
('A`)「オレ、甘いの苦手なんだけど」
ぶつくさ言ってたら、ケーキが襲いかかってきました。
(;'A`)「うわぁ!や、やめろぉ!やめてくれぇ!せめてシュガーレスで頼む!糖尿病怖いんだよぉ!」
叫んだら、ケーキは消えました。
*(‘‘)*「おはよーございます」
代わりに幼女が現れました。
(;゚A゚)「きゃぁぁあ!」
終わらない悪夢に気が動転。思わず飛び退けば、そこは事務所のソファの上。
6 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:35:05.17 ID:K4YQoUm6O
(;'A`)「何故オレは、幼女なんかに起こされているんだ……」
*(‘‘)*「……」
('A`)「いや待て、落ち着けドクオ。これは、人形じゃないのか?そうさ、人形だ。
なんてったって、こんなエロゲみたいなシチュエーションがこの殺伐とした現代社会で起こりうる筈が無い。常識で考えれば分かるはずだ」
*(‘‘)*「……」
('A`)「じゃあ、オレはどうしてこんな人形を?拾ってきた覚えは無いし……」
*(‘‘)*「……」
('A`)「取りあえず、捨ててくるか」
*( ; ;)*「お兄ちゃん…酷いよ…」
(;゚A゚)「うわぁぁあ!喋ったぁぁぁぁあ!」
7 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:36:19.96 ID:K4YQoUm6O
从゚∀从「朝から元気なのは宜しいことだな」
呆れたような声音に振り返れば、ドアの前に合成食の乗ったトレンチを持ったメイドロボが立っていた。
(;'A`)「あ、ハインさん!状況説明をお願いします!」
从゚∀从「貴様がその少女をここに置くと言ったのだろう」
('A`)「え?そうだっけ……」
*(‘‘)*「うん。そうらよ」
(;'A`)「……マジ、か」
从゚∀从「マジ、だ」
('A`)「……」
……そうでした。何だかよくわからんが、訳ありっぽかったんで思わず保護することになったんだ。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 23:36:21.33 ID:wg6G3LwgO
しーえーんー
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 23:36:31.07 ID:ItIDbGtl0
援護
10 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:37:46.28 ID:K4YQoUm6O
('A`)「……オレってば本当に流されやすい人間だよな」
从゚∀从「全くだ」
肩をすくめて、トレンチを応接テーブルの上に下ろす機械娘。最近は随分と人間臭くなってきて、嫌みまでいっちょ前になってきた。
('A`)「おぉ悪い、朝飯持ってきてくれたのか」
今日のメニューはジャガイモの煮っ転がしに、ジャガバター、スマッシュポテトにフライドポテト。
('A`)「凄く…ジャガイモ……です」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 23:38:33.02 ID:t6puIZycO
一週間以内ってレベルじゃねえ、なんだこの投下速度は
このロリコンめ
支援
12 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:38:47.41 ID:K4YQoUm6O
月の頭にジャガイモばかり大量に買いだめてしまった為、今月はジャガイモマンスリーだったんだっけ。ぶっちゃけ飽きてきた。
('A`)「……まぁ、食えないよりマシか。……いただきまー…」
日本文化珠玉の結晶、チョップスティックを握ったところで違和感に気付いた。
*(‘‘)*「……」
('A`)「ねぇハインさん。この子の分はどうしたの?」
トレンチの上に乗っているのが全て一人分ならば、箸も一膳のみ。
オレは応接テーブルの傍らに立つ鋼鉄のメイドさんを仰ぎ見た。
从゚∀从「何を言っている。昨日彼女は、『自分の食い扶持は自分で稼ぐ』と言っていたではないか。貴様もそれに同意したから、寝床を貸したのであろう?」
('A`)「あー確かに、そんな事も言ってたなぁ……」
隣にちょこんと腰掛けたヘリカルを見る。
*(‘‘)*「……」
物欲しそうにトレンチの上を見つめる彼女の口は、半開き。
今にもよだれが溢れて床を汚してしまいかねない。
('A`)「腹、減ってるか?」
*(‘‘)*「……ううん」
ぐー。どこかで腹の虫が鳴いた。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 23:38:48.00 ID:zGurM8fMO
この更新速度…◆cnH487U/EYか!
支援!
14 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:40:04.17 ID:K4YQoUm6O
*(;‘‘)*「違うよ!これはあたしのお腹の虫さんじゃないよ!」
ぐー。存在を否定された腹の虫が、自己主張する。
('A`)「……食うか?」
从゚∀从「おいクマムシ」
('A`)「これはオレの朝飯だ。誰の胃袋に入れるかはオレが決める。オーケー?」
しばしの睨み合い。やっぱり無表情怖いです……。
从゚∀从「……正論だ」
ぷい、と彼女がそっぽを向いた事でささやかな勝利を勝ち取ったオレは、フライドポテトの盛り皿をヘリカルの前に差し出した。
*(;‘‘)*「……え?」
戸惑う幼女。生意気な口を叩くだけあって、意地はあるみたいだ。
('A`)「食えよ。腹の虫が反乱を起こしたら、連合艦隊だって歯が立たねぇんだぜ?農民は生かさず殺さず。適度に餌やってご機嫌とらなきゃいけねぇ」
*(;‘‘)*「ふぇ?」
('A`)「信長の野望をやれば、オレの言っている意味がわかるさ。まぁ結局最後は派兵して無理矢理押さえつけちまうんだけどな」
*(;‘‘)*「よくわからないけど…食べていいの?」
('A`)「あぁ、どうぞ。お前さんはまだガキだ。変に気張って意地なんか張らなくていいの」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 23:40:41.08 ID:wg6G3LwgO
支援
16 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:41:16.01 ID:K4YQoUm6O
*(;‘‘)*「……う、うん。ほいじゃ…いたらきます」
おずおずとフライドポテトに手を伸ばすヘリカルを見つめながら、朝食はようやく始まった。
('A`)「……んで、昨日はどこで寝たんだ?」
スマッシュポテトを口に放り込みながら、尋ねる。
目を覚ましたらオレの腹の上に乗ってたが、まさかの同じソファの上ってわけじゃあるまい。
*(‘‘)*「そこの椅子の上」
フライドポテトを頬張りながらヘリカルが指差した先は、事務机とセットの事務椅子。
(;'A`)「おま、それじゃあちこち痛いだろう。ハインさんよぉ、せめて寝袋でも出してやれば良かったんじゃないか?」
从゚∀从「そのような指示は受けてないからな」
携行型光学剣のバッテリーをいじくりながら、鋼鉄の処女は事も無げに言う。
(;'A`)「指示を受けてないって…なんの為の自由発想許容型AIだよ……」
从゚∀从「だから、私は私の発想に従ったまでだ」
スイッチを入れ、光子の刃が正常に形成された事を確認し、彼女はスイッチを切る。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 23:41:20.97 ID:ItIDbGtl0
スマッシュポテトてなんだwwwマッシュだろww
18 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:42:37.75 ID:K4YQoUm6O
从゚∀从「私は、あくまでその少女をここに置くことには反対だ。貴様の精神的な成長を促すのに、人一人分の食費ではいささか高く尽きすぎる。
誤解するな。私が貴様に社会への無償奉仕を推奨するのは、我々にリスクが無いときだけだ」
(;'A`)「あのなぁ……」
*(‘‘)*「……嫉妬?」
从゚∀从「それは無い。私はアイアンメイデン。特A級護衛専任ガイノイドだ。感情というものは生憎持ち合わせておらん」
凄い早口で否定する鋼鉄の処女。これが嫉妬から来るものだったら、可愛いんだけどもね。
从゚∀从「とにかく、この少女が働かずにタダ飯を食らうというのならば、私も徹底的に抗議する構えだ。その事を努々忘れないように」
無表情で睨み付けてくる機械娘。
('A`)「わぁーったよ。わぁった。働かせりゃいいんだろ?オーケーオーケー。じゃあ早速お仕事といきましょうか」
*(‘‘)*「お仕事?」
嬉しそうにフライドポテトの皿から顔を上げるロリロリ少女。
从゚∀从「ふむ。それで、その仕事とはどこに有るのだ?」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 23:43:54.56 ID:ItIDbGtl0
(<、,,> ":::::::::::::::::::::::::::: 、
〜〈/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::) い ロ た
〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<、 い リ ま
~そ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,) よ コ に
、_ ,, /::::::::::::::::::::::::、,ゝ===く:::::::,:::::ヽ ね ン は
`V::::::::::::::::::::、_γ `ヾ,_ < ! も
l::::::::::::::::::::::く( γ⌒ヽ )> く,
〜v,ん:::::::::::::::´:::::::=; ,=ニ `/l/!/⌒Y
l:::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ===イ ´::::゙:::::::::::::::::::::::::::::::
、m,.. ,ゞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
´ " ~ ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
20 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:44:03.56 ID:K4YQoUm6O
指摘されて言葉に詰まる。そういえばここ最近、何も依頼が無かったんだよママン。
(;'A`)「……むぅ」
从゚∀从「こなすべき仕事など無いであろう。何を働かせるというのだ?聞かせていただこうか?」
口の端を三日月型に歪める鬼畜ロボ娘。
いちいち人間臭いのが癪に触る。
从゚∀从「働かないのなら、飯を食わせてやる事も出来ぬな。それでも貴様が自分の餌をこの少女に分けてやるというのなら結構。
いずれ食糧が尽きて貴様が餓死しても、私の責任では無い」
(#'A`)「あぁもううるせーなぁ!仕事だろ?逸れぐらい幾らでも有るよ!」
怒鳴り散らして立ち上がり、ヘリカルの腕を掴む。
*(;‘‘)*「ふぇ!?」
(#'A`)「付いて来い。お前さんに仕事をやる」
*(*‘‘)*「お仕事?」
仕事という単語だけで顔を輝かせるヘリカル。働くのが嬉しいのか?信じられん……。
*(*‘‘)*「わ、私頑張るよ!お仕事頑張る!頑張るから!」
('A`)「あぁやる気が有るってのはいい事だ。お兄さんそういう素直な子は大好きだ!」
飛び跳ねるヘリカルを従え、事務所のドアをくぐる。
21 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:45:29.27 ID:K4YQoUm6O
从゚∀从「……」
('A`)「そういうわけだから、ちょっくら出掛けてくるわ」
戸口でのすれ違い様、鬼畜娘へと嫌みを込めた視線をプレゼント。
从゚∀从「依頼も無いのに仕事とは精が出るな」
カウンターアイロニーとばかりに、肩を竦めるハインリッヒ。
(#'A`)「ケッ!機械風情が……」
オレは叩き付けるようにドアを閉める。
何だか、無性に腹が立った。
22 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:46:55.07 ID:K4YQoUm6O
※ ※ ※ ※
━━扉を開けると、埃軍団が奇襲を駆けてきた。
*(;> <)*「けほっ!けほっ!うぇー…」
(;'A`)「うぇほっ!げほっ!わっぷっ!畜生!埃の分際で人間様に楯突こうなんざいい度胸じゃねぇか!お前ら全員掃除機スイスイの刑に処してやる!」
果敢に突撃してくる埃を払いのけながら、扉を潜る。
ここ何年も使っていなかったせいか、セーフハウスの中は埃軍団と黴軍団の両軍に占拠されていた。
从'A从「万が一、貴様が特定の存在に命を狙われるような事が起こった場合、事務所や自宅で惰眠を貪っている事は困難となるだろう。
それ以外に隠れ家を設けて置くべきだ」
なーんて世話焼き鬼畜娘が言うから、高い金を払ってこのおんぼろほったて小屋を倉庫街に借りたのは良かったのだが、今に至るまでついぞ誰かから命を狙われる事など無かったわけだが。
('A`)「正直いらねんじゃね?維持費ばっかかかるし」
まぁそんな事あいつの目の前で言ったら、金も大事だが命が最優先だとか言われるんだけどね。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 23:47:29.96 ID:t6puIZycO
しえーぬ
24 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:48:39.53 ID:K4YQoUm6O
('A`)「正論って耳に痛いよね」
*(‘‘)*「何ブツブツ言ってるの?…それよりさ!それよりさ!私は何をすればいいの?ねぇねぇ!」
ここに来て水を得た魚のようにハシャぐヘリカル。
そんなに働くのが楽しいのか?
('A`)「あぁ、御覧の通りここの荒れっぷりは筆舌に尽くしがたい。オレも描写するのがうんざりしてる程にな。だから君には、ここを綺麗さっぱり掃除して貰いたいのだ」
*(‘‘)*「わかった!」
ぴょんと飛び跳ねるヘリカル。
こうしてれば結構可愛い気があるな。
('A`)「いい返事だ。それじゃあ、レッツクリーン!ヒアウィゴー!」
拳を勢いよく突き出し、そこらに放り出していた椅子に腰掛ける。
*(*‘‘)*「ゴー!」
ヘリカルはハウスダスト連合軍の本陣へと果敢に突撃していった。
十畳程のプレハブ小屋の中に転がっているのは、椅子と寝袋と非常食、それにアイツから貰ったP90サブマシンガンやグレネードランチャー、その他諸々の重火器達。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 23:48:59.66 ID:t6puIZycO
支援
26 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:51:40.24 ID:K4YQoUm6O
*(;‘‘)*「うわぁ…凄い数の鉄砲…これ、全部お兄ちゃんの?」
ヘッケラー&コックを手に取り、物珍しそうに眺め回すヘリカル。
('A`)「ん?まぁな」
*(‘‘)*「全部お兄ちゃんが買ったの?」
('A`)「んな金ねぇよ。拳銃だとかは自分で買ったもんもあるけど、九割方貰いもんだ」
*(‘‘)*「……へぇー。誰がこんなにくれたの?」
確かに。下手をすれば一個小隊を作れるぐらいに有り余った火器は、これから戦争でも始めるのかと聞かれてもおかしくないぐらいだ。
('A`)「あー……まぁ、オレがモテてた時代に貢いで貰ったんだよ」
思い出したくも無いヤツの顔が脳裏に浮かんで、胸糞が悪くなる。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 23:52:45.51 ID:j4JWRuOb0
バックベアード様の仰られる通りだぜ
28 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:53:30.26 ID:K4YQoUm6O
('A`)「そんな事いいから、さっさと掃除を始めちゃいなさい」
*(‘‘)*「はーい」
まぁ、未だにそんなヤツの置き土産の世話に預かってるオレもアレなわけだが。
*(‘‘)*「ねぇー掃除機はー?」
幼い声に現実へ立ち返る。
('A`)「掃除機…だと?」
確かに彼女が言うとおり、ここには清掃用具らしいものが一切ない。ぶっちゃけ今気付いた。
*(‘‘)*「箒も無いし。これじゃお掃除出来ないよ?」
ふむ。宜しい。ならば。
29 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:54:50.62 ID:K4YQoUm6O
('A`)「……作戦変更。これより我が軍は、清掃用具の調達任務に当たる」
*(;‘‘)*「……ふぇ」
(#'A`)「復唱!」
*(;‘‘)*「せ、清掃用具の調達任務に当たります!」
(#'A`)「たわけ!口で糞たれる前と後ろにサーをつけろ!」
*(;‘‘)*ゞ「サー、我々は清掃用具の調達任務に当たります、サー!」
('A`)「宜しい」
*(‘‘)*「…それで、どこから持ってくるの?」
(#'A`)「いいか能無し、もういっぺん言うぞ。次は無いと思え。口で糞たれる前と後ろに……」
*(;‘‘)*ゞ「サー、清掃用具はどこから調達するのでしょうか、サー」
('A`)「うむ…それなんだが……」
i^〃 ̄`ヽ ,,,,,
|l i!ノノリリ))ミ ミ 支援♪支援♪
,,,, 川(|!^ヮ^ノノ'ソゾ
ミ .ミヽ'^ Y !´
`ソソ^-'^i,,___,!
く/_i_i,〉
〉〉!
[,_),)
31 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:57:02.63 ID:K4YQoUm6O
※ ※ ※ ※
('A`)「ここを探せばなんとかなるだろう」
*(;‘‘)*「……ここ、探すの?」
オレ達の前には、うず高く詰まれた粗大ゴミの山。
セーフハウスから歩いて二分、この川原は近隣住民(勿論まともな奴らじゃない)が一同に粗大ゴミを放置していく事でそこはかとなく有名な不法投棄スポットだ。
(#'A`)「ヘイヘイヘイカウボーイ!あれだけ忠告した筈だぞ!次は無いとな!」
*(#‘‘)*「うるさいなぁ!そんなのどうらっていいれしょ!いいからさっさと探そうよぉー!」
(#'A`)「反抗的な部下だな。いいか、オレはお前を雇ってる身だぞ?生かすも殺すもオレ次第なんだ。そこんとこ分かってて……」
*(;‘‘)*「ふぇー。こんなにごちゃごちゃしてちゃ探せないよぅ」
('A`)「……」
オレを放置して仕事に精を出す社員第一号。
('A`)「まぁ、部下は生かさず殺さずって言うしね……」
やる気があるのはいい事だ。
('A`)「それじゃあ現場監督は、有事に備えて待機してますかね」
横倒しになったフリーザーの上に腰を下ろし、マルボロに火をつける。
32 :
◆cnH487U/EY :2008/10/26(日) 23:59:16.49 ID:K4YQoUm6O
('A`)y-~「……ふぅ。これですよこれ。人を顎で使って自分は煙草吸いながら高みの見物。いっぺんやってみかったんですよ」
権力最高!縦社会万歳!
*(‘‘)*「ねぇーお兄ちゃーん?」
遠くでガラクタをごそごそとより分けながら、ヘリカル嬢が声を張り上げた。
('A`)y-~「あーん?」
*(‘‘)*「お兄ちゃんはー、殺し屋さんなのー?」
(;'3`)y-~「ぶほっ!」
いきなりなんてこと言いやがる。
(;'A`)y-~「あー、君、なんだね唐突に」
*(‘‘)*「だってー、いっぱい鉄砲持ってたじゃなーい」
33 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:01:10.08 ID:jHSfA6WuO
(;'A`)y-~「うーん……確かに、鉄砲は沢山持ってるけどさぁ……」
*(‘‘)*「けどー?」
('A`)y-~「基本的に、殺しは請け負わないんだよ。オレは」
*(‘‘)*「えー。じゃあー、なんで鉄砲持ってるのー?」
('A`)y-~「そりゃお前、この街で暮らしてる以上、鉄砲の一つや二つ持ってたっておかしかないだろ。オレの商売を考えると尚更だ」
*(‘‘)*「ふーん。せーとーぼーえーってヤツー?」
('A`)y-~「その通りだ」
34 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:02:35.20 ID:jHSfA6WuO
*(‘‘)*「ホントにー?」
('A`)y-~「……」
ゴミ山へ潜っていったヘリカルの姿は既に見えない。
立ち上る紫煙の火種、煙草を握った手を見詰める。
この手は、本当に自ら望んで銃を握った事が無いと言えるのだろうか。
*(‘‘)*「お兄ちゃーん?」
('A`)y-~「ん?あぁ?」
直ぐ側で発せられた声に我に返る。
目の前には、背中に両手を回して嬉しそうに笑うヘリカルの姿。
*(‘‘)*「えへへー」
('A`)「はい?」
*(‘‘)*「じゃんっ!」
声と同時に彼女が突き出したのは。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/27(月) 00:02:45.98 ID:UgOXU7tbO
支援
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/27(月) 00:03:11.58 ID:iwhYbcWiO
私怨
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/27(月) 00:03:36.76 ID:Gs8JeMI40
うおおおおお支援!!
38 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:04:42.64 ID:jHSfA6WuO
('A`)「箒?」
*(‘‘)*「みぃつけたっ!」
('A`)「……それが?」
*(#‘‘)*「もぉー!清掃用具を探して来いって言ったのお兄ちゃんでしょー!」
あぁ、とんと忘れておりました。
('A`)「いかにも。して、そちが持っているものがその“清掃用具”というものかね」
*(#‘‘)*「どっからどぉー見たって箒でしょー!」
('A`;( )「……ぐいぐいとオレのほっぺたさんに箒を押し付けるのは止めて下さい」
*(*‘‘)*「さっ!掃除しよっ!」
元気良く駆け出していくヘリカル。
その背中が、あまりにも純粋過ぎて。
('A`)「オレも年取ったのかね」
随分と間の抜けた言葉が出てしまうのだった。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/27(月) 00:05:59.40 ID:Im1h8yMiO
なんという…更新スピード……!!
支援させて頂きます!!
40 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:07:15.97 ID:jHSfA6WuO
※ ※ ※ ※
━━ラウンジ区。世界の中心にして混沌の坩堝であるVIPの中にあって、唯一行政の手が行き届いた聖域。
つまるところの行政区画に、このビルは立っていた。
「渡辺グループ」。
恐らく、世界中どこを探してもこの名を知らぬ者は居ないだろう。居るとしたら、それは未開部族ぐらいのものだ。
現代社会の市場経済の役4割を牛耳る多国籍コングロマリット、というのが一般人の知るところの「渡辺グループ」の姿だ。
渡辺医薬品、渡辺重工、渡辺建設、渡辺フーズ、ジュエリーWATANABE、……挙げていったらきりがない。
それだけ、私達の社会に渡辺グループは深く根付いている。
そう。この日本という国の、舵を取る程に。
ξ゚听)ξ「……どうして支配者ってのはみんな、昔から高い所がお好きなのかしらね」
エレベーターチューブの中から、眼下に広がるVIPの街並みを見下ろす。
この街の行く末を思うがままに繰っているのが、この悪趣味なビルの最上階に居座るワタナベという女だ。
41 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:08:34.48 ID:jHSfA6WuO
現在の日本国の政治は、彼女のようなブルジョワジー達が実質的に動かしていると言っても過言では無いだろう。
国会の議席は、金で買う時代なのだ。
表向きは民主国家を唄っているが、世論なんてものは金でマスコミを操ればどうとでもなる。
都合の悪い事は金で解決。
ある意味では究極の「資本主義国家」と言えなくも無い。
ξ゚听)ξ「割と面白い皮肉ね」
エレベーターが停止し、私はVIPという街の頂上へと足を踏み出す。
渡辺グループ本社ビル。その最上階。資本主義という名の神に守られた女王が座する、フロアだ。
ξ゚听)ξ「……」
目の前には、ロココ調に彩られた純白の両開き扉。
襟元をただし、その扉をノックする。
ξ゚听)ξ「ツン・デリア・オルデンブルグ、只今到着しました」
「あーツンちゃーん。開いてるから入って入ってぇ〜」
扉越しに聞こえてくる間の抜けた声に、一瞬ここがどこか忘れるが、気を取り直して扉を押し上けた。
从'ー'从「ようこそVIPへ〜。さぁさ、入って入ってぇ〜」
42 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:09:47.51 ID:jHSfA6WuO
豪奢なシャンデリア。踝まで埋まる程に毛足の高い絨毯。煌びやかなドレッサー。
一体いくらつぎ込んだのか。中世ヨーロッパの王室を彷彿とさせるような部屋の奥、格調高い執務机に腰掛けて部屋の主は私を出迎えた。
ξ゚听)ξ「失礼します。…到着が遅れてしまい、申し訳ありませんでした」
从'ー'从「もぉー。そんなに硬くならないでよぉ。私とツンちゃの仲じゃない。もっとふらんくにいこう?」
にっこりと笑いながら、ソファに腰掛けるよう促すワタナベ。
お得意様とはいえ、彼女とは初対面だ。そういう馴れ馴れしいのは好かない。
最も、彼女とは一生親しくなるつもりなど無いが。
ξ゚听)ξ「はぁ…有難うございます」
ソファに腰を下ろし、右手のヴァイオリンケースも下ろすとワタナベはにこやかに“世間話”を始めた。
从'ー'从「……ドイツからはるばる長旅お疲れ様。向こうの方はどう?順調?」
ξ゚听)ξ「はい。先月、ピンクファウンデーションとのM&Aも予定通り済みました。今はVIP支社の開業へ向けて、全社員一眼となっております」
43 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:11:31.32 ID:jHSfA6WuO
从'ー'从「そかそかぁ。ふふ。……うん、そう、その支社の事で今回はお呼びしたんだけどねぇ」
ξ゚听)ξ「お話はお聞きしています。私如きで宜しければ、なんなりとお役に立てて下さい」
从'ー'从「有難う。うちの“お汚れさん”じゃ頼りないかなぁって思ってたんだけど、まさかお取引先相手にあなたみたいな有能な人材が居るとはねぇ……」
“お汚れさん”か。随分と嫌みを言ってくれる。
ξ゚听)ξ「恐縮です」
从'ー'从「頑張ってね!このお仕事が終わったら支社進出の援助金、沢山出してあげるから」
ξ゚听)ξ「有難うございます。……それで、失礼ですが任務の詳細は……」
从'ー'从「あぁ、ごめんなさい。まだ詳しく話して無かったね。詳しい事はあなたのパートナーさんに聞いて」
ξ゚听)ξ「パートナー…?」
何のことだろう。疑問に思う私の背後で、扉の開く音がした。
(,,゚Д゚)「……ほう。俺がチームを組む相手というのは、そこの女人か」
重々しいバリトンに振り向けば、そこに立つのは全身を漆黒の強化外骨格で覆った偉丈夫。
佇まいから、彼が“気質”の人間では無い事が直ぐにわかった。
44 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:12:57.13 ID:jHSfA6WuO
从'ー'从「紹介するね。彼はギコ。“黒狼”って言えばツンちゃんも分かるでしょ?」
ξ゚听)ξ「あぁ……はい。耳にした事は有ります」
日本刀一本で、数々の殺しを請け負ってきたストリートの殺し屋。
最近名前が売れてきたみたいだが、遠くドイツまでその名が知れ渡っているという事から、腕は確かなのだろう。
从'ー'从「VIPに居る間、ツンちゃんは彼と一緒にお仕事をしてもらうって事で。それじゃあ、これから私は会議だから後は宜しくぅ〜」
適当に話を切り上げ、王室を後にする女王。
ξ゚听)ξ「……」
(,,゚Д゚)「……」
残された私達は、お互いを値踏みするように見つめ合う。
(,,゚Д゚)「女人……か。冗談では無いようだな。しかし、これまた随分と酔狂な仕事を請け負ってしまったものだ」
明らかに侮蔑するような眼差し。馴れているから何とも思わないが。
ξ゚听)ξ「あら、随分と古い時代の方でしたのね。これからは女性も社会へ進出する時代ですわよ」
(,,゚Д゚)「…そのヴァイオリンケース。見たところマークスマンか。賢い選択だ。女人には後ろからスコープ越しに戦場を覗くのが相応しい」
45 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:14:34.22 ID:jHSfA6WuO
ξ゚听)ξ「……挑発、と受け取って宜しいのかしら?」
(,,゚Д゚)「どうとでも。…だが、これしきで怒りを覚えるのならば、貴様の腕も知れるというものよ」
ξ゚听)ξ「お生憎様。冷静さが商売道具ですから」
(,,゚Д゚)「……分かっているようで何より。とかく女人は感情的になりやすい。このような商売に女人は不向きであろうというのが、俺の持論だ」
ξ゚听)ξ「随分と乱暴な見方をするのね」
(,,゚Д゚)「だが、貴様は例外のようで安心した。少なくとも、今話してみた限りではな。いいだろう。ついて来い。仕事の打ち合わせといこうではないか」
尊大な態度で背を向けるギコ。
どうも、こういった手合いとは仲良くなれそうも無いなと思ったところで、自分の考えに思わず苦笑した。
ξ゚听)ξ「……私も随分と寂しがり屋ね」
ここに来た目的は何だったのか、思い出せ。
ξ゚听)ξ「全て、踏み台でしか無いのよ」
そうだ。全ては、私の足の下の出来事なのだ。
今は、この身に鋼を纏って歩もう。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/27(月) 00:16:58.49 ID:UgOXU7tbO
気質→堅気
47 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:17:10.05 ID:jHSfA6WuO
※ ※ ※ ※
*(;‘‘)*「あ!」
どたん。
*(;‘‘)*「うわわ!」
ばたん。
*(;‘‘)*「はぅっ!」
がたん。
(;'A`)「……」
*(;‘‘)*「あややっ!」
がっしゃーん。
(;'A`)「いい加減にしろぉぉぉぉお!!」
箒を振るう度に家具を薙ぎ倒す無双幼女にオレの堪忍袋が爆発した。
(#'A`)「お前はこのセーフハウスを地上から掃除しちまうつもりかぁぁぁあ!」
*(;‘‘)*「ご、ごめ……」
(#'A`)「どうして箒で椅子が吹き飛ぶ!どうして箒で棚が倒れる!どうして箒で窓が割れる!どうして箒で壁に穴が空くぅぅう!」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/27(月) 00:17:57.99 ID:A0AnGC6M0
お節介かもしれんが誤字
>>42 全社員一眼⇒全社員一丸 じゃね?
49 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:18:56.52 ID:jHSfA6WuO
穴?
(;'A`)「穴だってぇぇえ!?」
自分の口から出た言葉にサプライズ。なる程確かにセーフハウスの壁には、小さな穴が空いている。
(;'A`)「おまっ……大変な事をしてくれたな。つうかどうやって空けたんだよ。ペルソナか?」
*(;‘‘)*「えと…箒のお尻がぶつかっちゃって…それで、ずぼって……」
(;'A`)「ぶつかっちゃってって…そんなお手軽に壁に穴なんか空けられちゃった日には……」
50 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:20:54.41 ID:jHSfA6WuO
見た目は子供、パワーは一騎当千とかラノベじゃねぇんだからよ。
(;'A`)「まったく……何てガキだ……」
*(;‘‘)*「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」
平謝りに謝りまくるヘリカル。そんな素直に頭下げられちゃ、怒るに怒れないわけで。
('A`)「ん?」
ふと、穴から風の流れを感じて顔を寄せる。
(;'A`)「まさか、外まで突き抜けたとか……」
そうだったら最悪だ。セーフハウスとしての意味が無くなる。確かめとかなきゃ、と思って壁に手をつく━━。
怪力幼女支援
52 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:23:05.89 ID:jHSfA6WuO
(;'A`)「っとぉ!?」
手応えが無くなったと思った次の瞬間、壁が横に割れてそこに真っ暗な空間が顔を出した。
*(;‘‘)*「はわわっ!何これ?」
(;'A`)「っと危ねぇ危ねぇ。そういや、ここに非常用の抜け道作ってたんだっけ」
そうか、だから簡単に穴が空いたのね。良かった…アラレちゃんは居なかったんだね…。
*(*‘‘)*「凄い凄ぉい!秘密基地みたぁい!」
('A`)「確かに秘密基地みたいなもんだが……」
*(‘‘)*「探検♪探検♪」
('A`)「ってこら」
嬉々として抜け道へ潜っていこうとする幼女探検家の襟首を捕まえる。
53 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:25:12.53 ID:jHSfA6WuO
*(#‘‘)*「えー!いいじゃんいいじゃん!探検しようよぉー!」
(#'A`)「仕事も満足に出来ないで何を探検するつもりだバカチン!」
*(#‘‘)*「ぶぅー。わかったよぉ。掃除を終わらせればいいんでしょぉー?」
言うが否か、箒片手に駆け出そうとするチビっ子ゴジラ。再び首ねっこを捕まえる。
('A`)「待てい」
*(#‘‘)*「もぉー!ちゃんと掃除するからぁ!」
(#'A`)「これ以上お前にここを壊される訳にはいかん。今日はもうおしまいだ」
*(‘‘)*「え?もういいの?」
('A`)「あぁ、ちょうど日も暮れてきたしな」
窓の外には夕焼けさん。朝一で掃除しに来てから今まで、微塵も掃除が進んだ形跡が無いのが不思議だが、気にしたら負けだ。
('A`)「お疲れさん。初日という事で、今日は多目に見てやろう。さっさと戻って、飯食って風呂入って寝るべ」
*(‘‘)*「お疲れ様れしたー」
ぺこりとお辞儀する幼女型爆弾。
ふと、彼女の服に目がいく。
フード付きパーカーと、デニムのスカートに熊のリュックというなんとも子供らしいおべべは、完膚無きまでに泥まみれ。
今日一日、ゴミにまみれて過ごしたから当然といえば当然か。
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/27(月) 00:25:28.34 ID:qanohku1O
支援
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/27(月) 00:26:59.46 ID:AF8Xp3v8O
支援っと
56 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:28:53.77 ID:jHSfA6WuO
('A`)「なぁ、お前さ、その服どうすんの?」
*(;‘‘)*「あっ……」
言われて初めて気付いたのだろう。
途方に暮れたように自らの居住まいを顧みる彼女は、オレを居たたまれない気持ちにさせた。
('A`)「着替えは?」
*(;‘‘)*「……持ってない」
57 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:30:57.27 ID:jHSfA6WuO
うーむ。どうしたものか。
('A`)「よし」
*(‘‘)*「ふぇ?」
('A`)「お兄ちゃんに付いてきなさーい!」
*(;‘‘)*「ふぇぇえ?」
戸惑う幼女の手を引く青年。
“そっち”の人と勘違いされる前に、目的地へと辿り着ければいいのだが。
ヽ('A`)ノ「レッツゴーハイホーシシカバブー!」
オレ達は、夕日に向かって走り出した。
next track coming soon...
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/27(月) 00:33:13.75 ID:AF8Xp3v8O
乙
乙
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/27(月) 00:33:45.53 ID:j1vMPmvL0
乙〜
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/27(月) 00:35:25.39 ID:UgOXU7tbO
乙
62 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:38:29.08 ID:jHSfA6WuO
今回の投下はここまで
支援してくれた人達、読んでくれた人達、有難うー!
何時も通り、質問批評etc..があれば気軽にドゾー
うちの実家ではスマッシュポテトって言ってるんだもん!ふんだ!
乙!
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/27(月) 00:42:01.79 ID:UqJwZcLJO
ろりこんのおにいちゃん、とうかおつかれさまです
ジャガイモをテニスのラケットでスマッシュしてるの想像しちまったぜ
66 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:46:39.29 ID:jHSfA6WuO
>>65 そう、あのあみあみ…ガットを皮を剥いたジャガイモにぎゅう〜と押し付けて、潰したのがスマッシュポテトだ。一つ勉強になったな
そして相変わらず誤字が酷い。携帯の変換機能に頼ってるとこの様です。精進せなあかん
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/27(月) 00:48:24.37 ID:46ZRj5/s0
>>42の「ツンちゃ」は「ツンちゃん」の間違えと捕らえておk?
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/27(月) 00:49:42.13 ID:KvuILznX0
食べたくねーww
ところでマークスマンってのはメーカーの?それとも選抜射手?
70 :
◆cnH487U/EY :2008/10/27(月) 00:53:03.38 ID:jHSfA6WuO
71 :
◆cnH487U/EY :
>>68 マークスマンは狙撃手の隠語みたいなもんだと思っとくれ
>>69 萌えるハインリッヒを有難う!萌えリッヒと呼ぼう
両腕に一つずつですね。本編ではやたらと暗器ばかり使ってるところが目立つけど、そのうちケンプファーみたいにごてごてと重武装させたいよ