1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
チンチンチンチン
警笛が聞こえてきた。
チンチンチンチン
警笛は遠ざかっていった。
( ^ω^)
目の前にいる男は、妙にそわそわした様子で、先ほどから携帯をいじくっている。
数分後、意を決したかのように席を立つと、通路を挟んだ隣の席の横に移動した。
(´・ω・`)「はい?」
( ^ω^)「どうも」
最初から席に座っていたショボンは、急に男が近づいてきた事で、読んでいた雑誌を閉じて顔を上げた。
( ^ω^)「すいません。駅につくまでで良いので、少しお話でもしませんかお?」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 22:57:58.67 ID:Vlxlg+Hr0
( ^ω^)最終電車
のようです(´・ω・`)
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 22:58:21.19 ID:2DRODnGW0
(ノ`Д´)ノ.:・┻┻
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 22:59:06.04 ID:osR/i0XQ0
別の方を期待してこのスレを開いたのは俺だけではないはず
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 22:59:05.67 ID:rPYaW7zV0
ほう
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:00:01.56 ID:EAmnIFyNO
期待
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:02:10.01 ID:Vlxlg+Hr0
男はブーンと名乗った。
男が名乗ると、ショボンも名前を名乗った。
( ^ω^)「すいません急に」
(´・ω・`)「いえ、いいんですけど」
ショボンは不審そうな眼差しでブーンを見つめている。
( ^ω^)「旅行、ですか?」
ブーンはショボンの足下を見て言った。
(´・ω・`)「ああ、このケースですか」
ショボンは一度咳をしてから、ブーンに言った。
(´・ω・`)「休暇を取って海外にでも行こうと思いまして。今日はこのケースを買っただけなんですよ」
ブーンはなるほど、というように大きく頷いた。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:06:30.62 ID:cEo7F4AQ0
支援
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:07:21.24 ID:Vlxlg+Hr0
( ^ω^)「良いですね。僕も旅行に行きたいもんですお」
そう答えてから、ブーンは電車の窓から見える高層ビル群を眺めた。
( ^ω^)「仕事、仕事、仕事ですからね」
(´・ω・`)「大変そうですね」
ショボンは表情を変えず、ブーンの横顔をじっと見つめながら言った。
(´・ω・`)「そんな事を聞くために、話しかけてきたのですか?」
ブーンはショボンを怒らせてしまったとでも思ったのか、手を合わせて謝った。
( ;^ω^)「用事という用事は無くて、ただ一人が寂しかったもので。
最近仕事以外で人と話す事が無いんですお」
そう言ってから、ブーンはもう一度だけ「すいません」と謝った。
人の良さそうな男だ。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:11:08.08 ID:Vlxlg+Hr0
(´・ω・`)「お仕事、何なされてるんですか?」
ハンケチを取り出し、顔を拭き始めたブーンに、ショボンは言った。
( ^ω^)「一応、警部として働いていますお」
ショボンは開きかけた雑誌を閉じ、ブーンの顔に視線を合わせた。
一瞬だけ探るような目つきをしていた。
(´・ω・`)「ほう、素晴らしいですね」
( ^ω^)「何がですか?」
適当な相づちだったのか、聞き返されたショボンは返答に困っていた。
(´・ω・`)「いえ、市民を守る警察という仕事が、ですよ」
当たり障りの無い返事だったが、褒められて嬉しかったのか、ブーンは顔をほころばせた。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:12:27.93 ID:rPYaW7zV0
支援
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:12:47.44 ID:C+Ayq40J0
支援
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:15:32.13 ID:Vlxlg+Hr0
( ^ω^)「大したもんじゃありませんお」
(´・ω・`)「謙遜を」
( ^ω^)「いえ、本当に。仕事が出来ない男だから、仕事に追われている訳なんですお」
(´・ω・`)「なるほど」
二人は声を上げずに笑い合った。
( ^ω^)「ところで貴方の職業は?」
ショボンの喉が、微かに上下した。
(´・ω・`)「小説家です。この年になっても、全然売れていませんけど」
小説家と聞くと、ブーンは目を見開いて驚いていた。
( ^ω^)「凄いですお! 小説は大好きですお。今まで何を書かれていたんですお?」
(´・ω・`)「あの、本当にマイナー作家なので、聞いてもわからないと思いますよ」
ここまで食いつかれるとは思っていなかったらしく、ショボンはたじろいでいる。
支援
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:20:01.52 ID:Vlxlg+Hr0
( ^ω^)「今日会ったのも何かの縁ですし、今度小説を買う時、探してみますお」
ショボンは諦めたように天井を仰いだ。
顔をもう一度男に向けると、ショボンは言った。
(´・ω・`)「『凡庸の悪魔 汎用の天使』というタイトルです。もう絶版になってるから、探しても無いかも」
ブーンは嬉しそうに幾度か頷いた。
( ^ω^)「いつもいく古本屋ならあるかもしれませんお。ありがとうございますお」
(´・ω・`)「いえ、こちらこそ。読んで頂けるなら、私も嬉しい」
会話が止まった。
ガタン ゴトン
ガタン ゴトン
電車が規則正しく揺れる。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:20:02.79 ID:cEo7F4AQ0
支援
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:20:14.34 ID:sLWzy7P2O
これはなかなか
支援
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:24:21.12 ID:0/HiO2sy0
これはなかなか
ヴァニラさんか
支援
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:24:30.73 ID:/vFao22a0
支援
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:24:45.48 ID:neZWehQ0O
支援
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:26:17.87 ID:Vlxlg+Hr0
( ^ω^)「小説といえば」
(´・ω・`)「はい?」
雑誌に目を落としていたショボンは、ブーンの声に反応して即座に顔を上げた。
( ^ω^)「最近お勧めのものとかあります?」
一瞬ショボンの動きが止まった。
数秒してから、ショボンは口を開いた。
(´・ω・`)「ありません」
ブーンはぽかんと口を開けた。
(´・ω・`)「ああ、えっと、最近は忙しくて、あまり読んでいないんですよ」
( ^ω^)「へえ。小説家は、一日一冊くらい本を読んでるかと思いましたお」
(´・ω・`)「ははは。私は速読なんて出来ませんから」
( ^ω^)「ふうん」
ブーンはじろじろとショボンの顔を見ている。
視線から逃げるように、ショボンは俯いて雑誌のページをめくった。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:30:05.74 ID:Vlxlg+Hr0
( ^ω^)「忙しいんですか」
(´・ω・`)「え、ええ、この時期になると、ちょっとね」
ショボンの視線は雑誌に固定されている。
ただし目線は文字を読んでいなかった。
( ^ω^)「それなのに旅行?」
(´・ω・`)「今の仕事が一段落すれば、ですよ」
ブーンはこくりと頷いてから、はっと思い出したように呟いた。
( ^ω^)「そういえば、小説家って有休あるんですね。ちょっと驚きました」
(´・ω・`)「え?」
ショボンはようやく顔を上げた。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:35:34.62 ID:Vlxlg+Hr0
( ^ω^)「さっき休暇を取って温泉に行くって言ってたじゃないですか」
(´・ω・`)「ああ、ええ、そうなんです。私雑誌のライターも兼ねていまして。本業はそっちなんです」
ショボンは慌てて付け加えた。
( ^ω^)「何の雑誌ですか?」
(´・ω・`)「これですよ」
ショボンは膝の上に広げている雑誌を指さした。
(´・ω・`)「これの街角ラーメンコーナーを任されているんです」
( ^ω^)「見ても良いですかお」
(´・ω・`)「これですよ」
開いているページに記事があるらしく、ショボンはもう一度指さした。
(´・ω・`)「ただし今は駄目です。恥ずかしいですから」
ブーンが手を伸ばそうとしたら、ショボンは雑誌を閉じてしまった。
( ^ω^)「うーん残念です。今度買ってみます」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:36:21.21 ID:rPYaW7zV0
支援
sien
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:39:22.62 ID:/jUVirGrO
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:39:23.32 ID:Vlxlg+Hr0
( ^ω^)「雑誌の名前は?」
ショボンは雑誌の表紙をちらっと見た。
(´・ω・`)「『ライク ア ウォーカー』です」
( ^ω^)「ありがとうございますお」
覚えようとしているらしく、ブーンは口の中で何度か雑誌の名前を呟いた。
( ^ω^)「あ」
(´・ω・`)「何です?」
今度のショボンの反応は早かった。
( ^ω^)「温泉じゃなくて、海外でしたっけ?」
ショボンは何のことだかわからなかったらしく、首を傾げた。
( ^ω^)「ほら、今度行く旅行」
理解するまでの間、ショボンの動きがまた止まった。
(´・ω・`)「まだ、未定です」
ショボンは呻くような低い声で答えた。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:43:57.69 ID:a4BhiHqT0
支援
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:44:25.51 ID:Vlxlg+Hr0
ガタン ガタン
プシュウウゥゥ
電車が駅に着いた。
二人はちらちらと顔を見合わせているが、どちらも降りる様子は無かった。
( ^ω^)「何処で降りるんですか?」
(´・ω・`)「ああ、ブーンさんは?」
ブーンは、どうして聞き返されたかわからないようで、少し戸惑っていた
( ^ω^)「三つ先の駅です」
(´・ω・`)「私は、五つ先です」
ショボンは即答した。
本当に彼が降りたいのは、二つ先の駅なのだが、下車駅をブーンに知られたくなかったのだ。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:48:03.39 ID:tg0uFpc9O
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:48:37.44 ID:Vlxlg+Hr0
ブーンは訝しむ様子も無く、そうですかとだけ言った。
彼の様子に安堵したのか、ショボンの喉が、また少し動いた。
プシュゥゥウゥ
ガタン ガタン
ガタン ゴトン
ガタン ゴトン
電車が動き出した。
( ^ω^)「僕も最近忙しいんですお」
携帯を開こうとしているショボンに、ブーンが言った。
(´・ω・`)「お仕事で?」
( ^ω^)「ええ」
ショボンはあまり乗り気じゃなさそうな返事をした。
心理攻防の匂いがする
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:51:53.11 ID:rPYaW7zV0
ブーンマジかまってちゃん
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:56:13.96 ID:Vlxlg+Hr0
( ^ω^)「最近起こった事件の捜査が難航しているんですお」
(´・ω・`)「それは大変ですね」
ショボンは携帯を操作し始めた。
ブーンからは見えないが、彼の指はでたらめにボタンを押していた。
( ^ω^)「ほら、連続ばらばら殺人事件」
ショボンの指の動きが少し速くなった。
(´・ω・`)「あー、ニュースで見ました」
( ^ω^)「残忍な事件ですよね。死体をばらばらにして天井から吊すなんて」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:57:59.01 ID:SjTFlMwR0
これは…これだから日曜は…
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/12(日) 23:59:42.24 ID:/uVM26avO
支援
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:01:05.73 ID:1C7hroq90
支援
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:01:32.73 ID:t7LjY9CJ0
(´・ω・`)「今何人やられているんでしたっけ?」
( ^ω^)「この前品川で見つかった死体で、もう八人目ですお」
(´・ω・`)「恐ろしいですね。貴方は大丈夫そうですが、私は気を付けないと」
( ^ω^)「どうしてですかお?」
(´・ω・`)「え?」
ショボンの指の動きが止まった。
彼は携帯のディプレイとブーンを交互に見渡していた。
( ^ω^)「殺されているのは一人暮らしの若い女性ばかりですお」
一瞬の沈黙があった。
(´・ω・`)「そう、ですね。私は対象外か」
( ^ω^)「まあでも、犯人の目的がわからない以上、危ないのは変わりませんか」
ショボンは携帯をポケットにしまった。
すると今度はブーンが携帯を取り出して、操作を始めた。
これはwktk
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:06:24.52 ID:t7LjY9CJ0
( ^ω^)「犯人は絶対頭のおかしい奴ですよね。
猟奇殺人犯の考える事はたぶん一生理解出来ないお」
(´・ω・`)「そうですね」
( ^ω^)「殺したいだけなら首でも絞めて殺せば良いのに。頭が悪いとしか思えないお」
(´・ω・`)「あー」
( ^ω^)「絶対まともな奴じゃないお」
ブーンはメールでも読んでいるのか、携帯を注視している。
ショボンは窓から見える、流れる景色を見ながら言った。
(´・ω・`)「ばらばらにする事に意味があるのかも」
( ^ω^)「どういう意味ですか?」
携帯を見ていたはずのブーンは、ショボンの方を向いていた。
ショボンは横目でちらちらとブーンを見ながら続けた。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:07:41.87 ID:xG2Ngng90
支援
支援
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:09:35.56 ID:9y51qbDuO
なんか世にも奇妙な物語の推理タクシーみたいだな
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:12:40.33 ID:t7LjY9CJ0
(´・ω・`)「例えば、宗教的な意味とか」
ブーンは肩をすくめて鼻で笑った。
( ^ω^)「無いですお。ただいかれているだけですお」
ブーンは再び携帯を操作し始めた。
ショボンは一旦座り直してから言った。
(´・ω・`)「じゃあ、運びやすいとか」
( ^ω^)「何ですか、それ」
ブーンは携帯を見続けている。
(´・ω・`)「ばらばらにすれば、運ぶのも楽じゃないですか。
一旦別の場所でばらばらにしておいて、被害者のアパートに死体を持って行った。
そう考えられませんか?」
ブーンは携帯ごしにショボンをちらっと見た。
( ^ω^)「凄いですお。本当はまだ機密事項なんですが、その通りです。
害者は別の場所で殺されてから害者の自室に運び込まれている。
犯人はあくまで、飾り付けをする為に害者の部屋に乗り込んでいるんです。
よくわかりましたね」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:14:49.37 ID:Ixcwfx0J0
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:15:24.33 ID:JkHqXyr90
wktkさせられるタイトルだ
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:17:54.88 ID:t7LjY9CJ0
(´・ω・`)「いや、別に」
ショボンは言いよどんだ。
(´・ω・`)「ふぅ、寒いな。この電車、エアコンがかかり過ぎだ」
( ^ω^)「ばらばらにする点については、実はこちらでもそうだと思っていたんです。
問題は飾り付けの方ですお。犯人が何の為に害者をばらしたのか、まだわかっていない。
ばらばらにしたのは飾り付けの為でもあると思うんですが、どうでしょうか?」
ガタン ガタン
プシュゥゥゥウ
電車が駅に着いた。
( ^ω^)「どう思います?」
無視しようとしていたらしいショボンは、びくっと肩を揺らした。
(´・ω・`)「さあ、私には何とも」
それ以降、電車が駅を発つまで、二人は無言だった。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:23:43.88 ID:t7LjY9CJ0
( ^ω^)
(´・ω・`)
ブーンは携帯を、ショボンは外の景色を、お互い目を合わせる事無くぼんやりと眺めている。
( ^ω^)「ご家族は?」
(´・ω・`)「結婚ならまだですよ」
ブーンの唐突な質問に慣れ始めているのか、ショボンは頬杖をつき、景色に顔を向けたまま言った。
(´・ω・`)「貴方は?」
( ^ω^)「さっきもちょっと言ったけど、一人暮らしですお」
(´・ω・`)「お互い寂しい身ですね」
( ^ω^)「恋人とか?」
(´・ω・`)「きっと貴方と同じですよ」
ショボンの瞳に、窓の外を流れる景色が反射している。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:25:13.37 ID:1C7hroq90
支援
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:25:27.58 ID:EwXms5bg0
しえn
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:26:16.07 ID:IZ1cc1ocO
支援
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:30:43.89 ID:kNZobDnh0
こういう、だんだん素性が明らかになっていくパターンは面白いな
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:32:34.52 ID:t7LjY9CJ0
( ^ω^)「ああ、僕はいるんですお」
(´・ω・`)「え?」
( ^ω^)「一応、恋人というか何というか、それらしい女性は」
ショボンとブーンは一瞬の間見つめ合った。
(´・ω・`)「貴方一人暮らしって……いや、仕事以外では人と喋らないって言ってたじゃないですか」
( ^ω^)「そうなんですお。その、彼女も同じ警部なので」
ショボンは口を半開きにして、ブーンの顔を見つめている。
裏切られた、とでも言いたげな表情だった。
( ^ω^)「仕事が忙しくなったら、プライベートではめっきり顔を合わせなくなって。
今の捜査に区切りがつけば、一緒にデートでも行こうと思っているんですお」
恥ずかしいのか、ブーンはぽりぽりと頭を掻いた。
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:33:04.60 ID:EwXms5bg0
支援
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:34:54.18 ID:kNZobDnh0
wkwktktk
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:35:52.81 ID:FhkSsopb0
サスペンス?ミステリー?とにかく支援
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:36:41.91 ID:t7LjY9CJ0
( ^ω^)「恋人は」
(´・ω・`)「いませんよ。欲しくもありませんが」
ショボンの返事は素っ気なかった。
( ^ω^)「女性に興味が無いのですかお?」
(´・ω・`)「別にホモセクシャルではありませんけどね」
( ^ω^)「あはは。でも僕と違ってもてそうなのに、勿体ないですお」
ショボンはそっと下唇を噛んだ。
まばたきの回数が増えている。
(´・ω・`)「勿体ないというのは変ですよ。女性との付き合いは、必ずしも有益であるとは言えない」
( ^ω^)「どうしてですかお?」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:36:50.64 ID:AbzcngKN0
支援
この前の世にも奇妙な物語思い出した
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:37:05.66 ID:EwXms5bg0
C
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:43:30.56 ID:t7LjY9CJ0
(´・ω・`)「女性は感情的にものを言うじゃないですか。
どれだけこちらが正しくても、決して謝らないし、そもそも悪いと思っていない。
自分勝手でわがままで、面倒な事を任せる癖に主導権は握りたがる。
金の出費だって相当なものだ。あいつらは食事の代金は払わなくて当然だと思ってる」
( ^ω^)「なるほど」
ショボンの呼吸が荒い。
(´・ω・`)「まあ、全ての女性がそうである訳では無いんですが」
一呼吸置いてから、付け加えるように言った。
( ^ω^)「何か女性関係で悪い思い出でもあったんですか?」
ブーンの遠慮のない質問が飛ぶ。
(´・ω・`)「そういう訳では無いんですが」
ショボンは落ち着きを取り戻そうとしているかのように、声を抑えて言っているようだった。
63 :
◆AXQl/ELPPk :2008/10/13(月) 00:43:51.24 ID:Ixcwfx0J0
支援
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:44:19.90 ID:Ixcwfx0J0
あ 死ぬ
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:46:13.78 ID:EwXms5bg0
しえ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:48:34.55 ID:t7LjY9CJ0
( ^ω^)「そういえば、また事件の話に戻りますが」
ショボンの喉が大きく動いた。
( ^ω^)「事件の犯人は、きっと女性に対して深い恨みがある者だと思うんですお。
死体を傷つける犯人っていうのは、大抵は感情的な動機に基づいて犯行を犯しますから」
(´・ω・`)「ほう、なるほど。しかし無差別殺人で恨みが晴れるもんなんですかね」
( ^ω^)「特定の女性ではなく、女性の存在そのものに恨みがある者の犯行。
捜査本部はこう見解していますお」
(´・ω・`)「ああ、そうか。鋭いですね」
( ^ω^)「え?」
(´・ω・`)「え?」
ガタン ゴトン
ガタン ガタン
プシュゥゥゥゥゥウ
駅に着いた。
しえ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:49:51.72 ID:EwXms5bg0
支援
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:50:23.24 ID:bUmS50bvO
ほぅ……
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:51:35.98 ID:IZ1cc1ocO
雰囲気がいい
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:53:18.03 ID:hu7wqxt/0
これなんか元ネタあるの?
創作?
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:53:35.75 ID:t7LjY9CJ0
( ^ω^)
(´・ω・`)
( ^ω^)「今何て言いました?」
降りる客がいたらしく、足音が遠ざかっていくのが聞こえた。
(´・ω・`)「いやあ、鋭い推理で、探偵顔負けだなあと。
正解かどうかは別にして、警察はそうやって犯人を特定していくんですね」
チャラン
小気味よい効果音が流れた。
メールが来たらしく、ブーンが携帯を取り出した。
( ^ω^)「動かすのは足だけじゃないお」
ブーンはメールの返信をしつつショボンに答える。
歳の割に、指の動きは速かった。
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:55:25.83 ID:k1all1se0
いいねいいね、こういうの好きだ
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:55:26.54 ID:EwXms5bg0
支援
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:56:36.18 ID:XBMzzCVpO
こういうの好きだw
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:58:10.99 ID:t7LjY9CJ0
(´・ω・`)「降りるのはここじゃ無いんですか?」
( ^ω^)「次の駅ですお。貴方は何処でしたっけ?」
電波状況が悪いらしく、ブーンは携帯を持った腕を高く振り上げた。
彼の視線はディスプレイに向いていて、ショボンの方は見ていない。
(´・ω・`)「次の、次の次です」
( ^ω^)「よし。送れた」
ブーンが腕を下ろした。
( ^ω^)「二つ先って事ですかね」
プシュゥゥウゥウ
ガタン ガタン
電車が動き出す。
(´・ω・`)「三つ先です」
ブーンは返事をしなかった。
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 00:58:49.90 ID:EwXms5bg0
わくてか支援
どうなる
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:01:20.09 ID:t7LjY9CJ0
ガタン ゴトン
ガタン ゴトン
最終電車は音を刻む。
( ^ω^)「しつこいようですけど」
(´・ω・`)「また事件の話ですか」
ブーンはきょとんとした顔を見せた。
( ^ω^)「いえ、小説の話を聞こうかと。事件の話の方が面白いですかね」
(´・ω・`)「いや、それは」
( ^ω^)「犯人がどうやって死体を運んだか、なんですがね」
ショボンの言葉を遮って、ブーンが話を続けた。
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:04:25.54 ID:nAvISoQT0
何か熱く冷たい展開!支援
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:04:28.81 ID:sfTbMI0iO
お前ら揃いも揃って…………俺の仲間だったなんて。
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:05:31.52 ID:t7LjY9CJ0
( ^ω^)「ばらばらになった死体をどうやって運んだが、ショボンさんはわかりますかお?」
ショボンは詰まらなそうに口をとがらせた。
(´・ω・`)「手で持ち歩くのは不可能ですよね」
( ^ω^)「何でです?」
(´・ω・`)「そんな事もわからないのですか?」
( ^ω^)「一応意見を聞いておこうと思って。
捜査が詰まっているので、何か参考にでもなればと思っているんですお」
(´・ω・`)「素人の意見を聞いてどうするんですか」
( ^ω^)「違った視点から見て初めて見えてくるものもありますお」
ショボンの頬が引きつったようにぴくぴくと動いた。
舌打ちを我慢したようにも見えた。
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:08:10.86 ID:EwXms5bg0
C
ブーンがコロンボに見える
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:08:37.82 ID:bUmS50bvO
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:12:04.40 ID:t7LjY9CJ0
(´・ω・`)「まず、人目につく」
( ^ω^)「近い場所に住んでいたら、人に見られる可能性は少ないですお。
住宅街を夜中にうろつく人はあまりいませんから」
(´・ω・`)「それに死体はばらばらなんでしょう。
人間の手は二つしかない。手足が切り刻まれている人間をどうやって運ぶっていうんですか」
( ^ω^)「そうですね。あれ?」
(´・ω・`)「え?」
ブーンは考え込むように顎に手を置いた。
ショボンは彼の様子をじっと凝視している。
( ^ω^)「手足がばらばらって、何で知っているんですかお?」
(´・ω・`)「それは……」
ショボンの言葉は続かない。
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:15:13.03 ID:/f+kCLD6O
コロンボっぽいね
支援
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:15:14.45 ID:t7LjY9CJ0
ショボンの喉が何度も上下する。
唾を飲み込む頻度が極端に増えてきた。
( ^ω^)「あ!」
(´・ω・`)「え……」
( ^ω^)「あー! すいません」
(´・ω・`)「何、何が」
ショボンは蚊が鳴いているような声で聞き返そうとする。
ただしタンが詰まっているのか、上手く喋れないでいた。
( ^ω^)「これは機密でも何でもなく、何処でも報道している事でしたお」
(´・ω・`)「ああ、あー」
ショボンの肩ががくっと下がった。
彼のうろたえた様子とは違い、ブーンは飄々としている。
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:15:37.52 ID:EwXms5bg0
支援
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:20:23.72 ID:t7LjY9CJ0
( ^ω^)「続けてくださいお」
(´・ω・`)「へ?」
( ^ω^)「死体をどうやって運んだか、ですお」
ガタン ゴトン
ガタン ゴトン
(´・ω・`)「布か、何かでくるまれていた、とか」
ブーンは渋い顔をして唸った。
( ^ω^)「それは無いと思いますお。それぞれの死体の場所は、相当離れている。
きっと犯人は何らかの交通手段を使って死体を運んだはずですお」
(´・ω・`)「じゃあ……」
( ^ω^)「運んでいてもおかしくないものに、死体は入っていたんですお。
例えば、その旅行用のケースのように」
最初から気づいてたのか
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:22:11.98 ID:EwXms5bg0
支援
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:22:19.32 ID:hu7wqxt/0
どんでん返しがありそう
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:23:51.21 ID:t7LjY9CJ0
ガタン ゴトン
ガタン ゴトン
ガタン ゴトン
ガタン ゴトン
ガタン ゴトン
(´・ω・`)「あ」
かなり間が空いてから、ショボンは言った。
(´・ω・`)「車。車で運べばいいんですよ」
ブーンは舌を出して、ペロッと唇を舐めた。
(´・ω・`)「車なら運んでいてもばれない。人目にもつかない。
犯人は車を使って死体を運んだんです。どうですか、この推理」
ガタン ゴトン
ガタン ゴトン
ガタン ゴトン
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:24:28.62 ID:EwXms5bg0
支援
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:28:21.46 ID:JoCZfjguO
支援
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:30:04.43 ID:kNZobDnh0
ひょっとしてこれリアルタイムなのか?
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:30:26.53 ID:t7LjY9CJ0
( ^ω^)「違いますお」
ガタン ガタン
駅が近いとアナウンスがあった。
同時に電車の速度が落ちてきた。
( ^ω^)「犯人はもっと賢かった。ナンバーを見られるのを恐れて、車で移動はしなかったんですお。
とあるホームレスの証言があります。大きなケースを持った人間が、駅から出てきた。
時間を照らし合わせると、それは最終電車でしたお。
その人物は始発が出る頃に駅に帰ってきたらしいですお。やはりケースを持って」
ガタン ガタン
( ^ω^)「駅の監視カメラで映像を確認したら、三十代から四十代くらいの男が、確かにケースを持っていましたお」
ガタン ガタン
( ^ω^)「それから僕は毎晩、最終電車に乗り続けましたお。
カメラに映った男を捜すために」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:31:53.93 ID:EwXms5bg0
しえ
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:32:03.94 ID:mduXrwUG0
ああぁぁぁじれったい
だがそれがいい
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:33:02.07 ID:UaXEG1LE0
明日7時から仕事おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
俺は休みだぜえぇぇぇ!!
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:34:56.95 ID:IZ1cc1ocO
クライマックスか!
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:35:05.17 ID:t7LjY9CJ0
ガタン
( ^ω^)「それと、ケースの蓋、ちょっと開いてますお?」
(´゚ω゚`)
プシュゥゥゥウゥゥ
扉が開く音がした途端、ショボンは立ち上がり、逃げ出した。
しかし彼が通路に飛び出した時、彼の体は宙を舞い、床にたたき付けられた。
ξ#゚听)ξ「手錠!」
彼の背中を押さえつける女性が見えた。
( ^ω^)「おう!」
カチャリという金属の音が聞こえた。
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:36:03.46 ID:k1all1se0
wktkが止まらない!
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:36:51.90 ID:xSR35Fr4O
支援
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:37:17.99 ID:IZ1cc1ocO
ktkr!!!!!!!
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:37:42.10 ID:UaXEG1LE0
時間稼ぎktkr
終わり?!
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:38:36.80 ID:t7LjY9CJ0
ξ#゚听)ξ「ブーン! ケースを!」
女性が叫ぶ。
他にも大勢の警官の足音が聞こえた。
ブーンがケースを開ける。
中に入っている私と目が合うと、彼はにっこりと笑った。
( ^ω^)「良かったお。死体じゃなくて」
麻酔を打たれた体は、意識こそあれど声も出せない状態だった。
お礼を言う代わりに、私はにっこりと笑った。
−了−
(´゚ω゚`)wktk
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:40:09.55 ID:nOQc/hpVO
乙!!
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:40:31.76 ID:UaXEG1LE0
乙!!!!
なんていうかうん
悪くなかった!!!!!!!!
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:41:05.41 ID:EwXms5bg0
乙!
楽しませてもらったぜ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:41:06.38 ID:763bUb9VO
ほあー、中の女性の一人称か
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:41:10.14 ID:fbBk/WbiO
乙
雰囲気うめえ
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:42:42.97 ID:IZ1cc1ocO
中の人は少し開いてたとこから見てたのか…恐ろしい話だ
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:42:47.15 ID:kNZobDnh0
もうちょっとひねりが欲しかった・・・
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:44:01.46 ID:k1all1se0
最後そうくるとは思わなかったんだぜ
乙!!!
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:44:39.87 ID:bUmS50bvO
面白かった乙
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:46:25.04 ID:t7LjY9CJ0
思いついたら即スレ立ての精神はもう捨てた方が良いのだろうか
どんでん返しじゃなくてごめんね。よまれてたかな
お疲れ様でしたー
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:47:07.40 ID:xG2Ngng90
よかった
乙
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:48:01.23 ID:FhkSsopb0
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:48:22.38 ID:IZ1cc1ocO
思いついて即だからこそニュー即
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:49:07.14 ID:kNZobDnh0
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:50:22.78 ID:hu7wqxt/0
いちおつ
雰囲気よかったお
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:53:13.34 ID:LvUET9iDO
追い付いた
どんでん返しはなかったけど雰囲気がよかったです。
乙でした
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:54:17.03 ID:Iw/WSrlS0
乙
次回作も是非お願い
あんた好きだわ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:57:43.15 ID:nQ4YHzuNO
乙。面白かった!
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 01:59:38.03 ID:dCFxRG7C0
思いついてすぐ書けるなんてすげぇ
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 02:03:06.99 ID:9ay01/HnO
どんでん返しがないほうが逆にストレートでいいと思うぞ
最近のサスペンス、アクションまでもがそんな手法ばっかりだけど
>>1みたいなストレートな話はこれから受けると思う
ただもう少し引き延ばして犯人のイライラを高ぶらせれば見てる側をもっと引き込めたかも
面白かった乙
展開としては分かりやすいけどおもしろかった 乙
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 02:06:51.48 ID:mSQU/IHv0
乙!!!
おもしろかったぜ
久々にスレに引き込まれた
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 02:09:05.36 ID:87K381ciO
>>1 でこれからの展開が全てわかってしまった俺は何か才能がある
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 02:09:53.66 ID:FxspgPq80
あ、あした寝坊して遅刻したら
>>1のせいなんだからねっ!////
楽しかったよーー!!
もうどんでん返しこそ飽きた
ベタな展開が良い
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 02:17:07.83 ID:mduXrwUG0
おっつ!
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 02:20:18.55 ID:WJKRGfl80
いいなこれ
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 02:21:45.34 ID:GW7rfS580
ナイスコロンボ
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 02:21:50.55 ID:sfTbMI0iO
乙!
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 02:23:09.36 ID:v3gRhLH1O
くっそーやられたわ
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 03:10:31.28 ID:kla5uzg00
あげ
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 04:09:55.80 ID:zJK0lO0t0
シンプルに捻ってて面白いね
中の人の一人称だったか
これは・・・いい
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 06:56:10.70 ID:bl6Tnnv80
ほ
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 08:51:55.39 ID:ysUbiv8xO
あげ
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 10:01:59.55 ID:mdVX/UKR0
すっきりしていて気分良く読めた
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 10:19:05.13 ID:IIqAa9mdO
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 10:39:06.89 ID:ctetKmkd0
これは凄い
乙
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙!
かのサウンドノベルかと期待してスレを開いたが、損はしなかった。
作者は他にも書いてますか?