女「触りたいの？」

男(あ、可愛い女の人･･･)

男(･･･なんでこんな時間に電柱の隅に･･･？)

女「･････････」

男「･････････」

女「ねぇ」

男「･･･え？」

女「あなた、私が見えるわけ？」

男「は？何言って･･･」

男「･････････」

男「うわ足無ぇ！」

男「･････････」

女「･････････」

男「･･･おい」

女「･･･何」

男「ついてくんなよ」

女「あら、憑いてんのよ」

男「上手くねぇよ」

　　　　　　　　＿＝三三三三三三三三三三三ニ＝=-＿＿＿__
　　　　　　　 三三三三三三三三三三三三三ニﾆ三ﾆ|　　　 　 |､、
　　　　　　 三三三三三三三三三三三三三三三三ニ!　　ヨ.　 |ミﾐ　
　　　　　　三三三三三三三三三三三三三三三三ニ !　　力　 !ミﾐ
　　　　　　三三,.　'"¨´　　　　　　　　 ￣￣｀¨¨`"'' - ., |　　 ッ　 !ミﾐ
　　　　　 三／　,,,,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜　 種　 |ニ
　　　　　 ／　 ;; / ;;　　　　　　　　　, へ、.　　　　　 　　|　　　 　 |二
　　　　 /／　　Λ|　　　　　　　　:.　|||||||||i　　　　　　　 |_　　　　 |三
￣￣　//彡ノ/;;;;;ﾍﾞ　　　　　　　:::.. ||||||||||ll　...::::　 .::　　ｱ二一--ニ
　　　 //／／::::::::::Λ　　　　　 　 ::: ||||||||||||:::::::::　.::　　　　三三三三
　　　/／／>:::::::::├<ﾍヾ　　　　　:::.ゝ;:.,:､; '/::::::　:::　　　　　ラ三三三
　　,' l|l <>‐┤::::::├＜l | |l へ　　　　　,,　　　...:::::　　　　　　三三三三
　　ｉ l|ｌ | >‐┤::::::├＜| | || D　　　　ヾ l ゝ　　　　　　　　　　Ｅ三三三
　　! l|ｌ | >‐┤::::::├＜| | ||:.....::::::::::::::::ii:i::::::::::...　　　　　　　　|三三
　　! l|ｌ | >‐┤::::::├＜l | ||:::)::::::::""ﾞ´ __　　　 ﾞﾞ::::　　　　　　三三三
　 ::', l|l <>‐┤::::::├＜! 川　　 　 :: ／　｀`ヽ,ヽ　::::　　　　　Ｆ三三ニ
..:::::::ﾍヾ､＼>:::::::::├<,' ﾉﾉ　　　 :: /::　　　　iil}　　　　　　　彡三三三
::::::::::::ヽ::＼＼;;;;;;;;;>///　　 　 ::　!::　　　 iil||ll　　　　　:::::彳三三ニ
￣￣￣ヽ::::ヽヽ:::::7//　　　　　　 l:::.　　　ll||l　　.:::　 ::::::/三三三ニ
　　　　　 ＼:::::::::V|　;;　　　　　　　ゝ;;._,,.､-'　 ..::::　 .:::ノ三三三ニ
　　　　　　　＼:::::ﾍ ;; ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／三三三ニ
　　　　　　　　ミゞ::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／三三ニニニ三
　　　　　　　　 ヾミ三三三三三三三三三三三三ニニ-一￣

男「さわれねぇじゃねぇかよ」

女「殺風景な部屋ねぇ･･･」

男「･･･飛び回るの止めてくれる？」

女「これは･･･、タンスね」

男「すり抜けて中見ないで。ちゃんと開けて」

女「･･･二段目の奥、か。難易度高くて逆にベタよ」

男「止めてくださいほんとマジで」

乙武「それは差別発言だよ！」

男「･･･で」

女「何？」

男「何？じゃねぇよ。なんで部屋まで来たんだ？」

女「･････････」

男「･････････」

女「寂しいから」

男「幽霊なのに？」

女「幽霊だからよ」

女「ずっと突っ立ってるのは、なかなか辛かったわ」
男「･････････」

女「でも、あなたが見つけてくれた」

女「感謝してるわ」

男「･･･別に」

女「ってわけで、しばらく居るわね」

男「えっ！？」

女「不満？」

男「･････････」

女「･････････」

男「･･･少しの間だけな」

女「やった、ありがと」

女「やっほー」

男「うわぁ！首だけドアから出すな！怖ぇ！」

女「え？そう？」

男「つーか･･･、今日、どこ行ってたの？」

女「え？今日？」

男「居なかったじゃん、どっか行ってたんじゃないの？」

かまわん。続けろ

よし、続けろ

女「･･･覚えてないわね」

男「は？」

女「今日一日の記憶が無いわ。幽霊って、いつも居るわけじゃないのかも」

男「かも、って･･･、なんだそりゃ･･･」

女「幽霊だもの、そんなこともあるわよ」

男「へぇ･･･」

女「･･･あなたって、霊感あるほう？」

男「いや、全く」

女「なんで私が見えたのかしら」

男「さぁ？たまたまじゃないの？」

女「私以外の霊も見えるのかしら？」

男「お前しか見えない」

女「･････････」

男「･････････」


女「あら、結構･･･、情熱的、なのね」

男「そ、そういう意味じゃない！違う！」

女「嫌いじゃないわよ、そういうの」

男「誤解だっ！」

女「こんにちわー」

男「急に入ってこないでください。怖い」

女「こちらが、山田さんです」

男「どちらだよ」

女「本当に見えないのね･･･」

男「ちょ、居るの？山田さん居るの？」

女「ごめんなさい山田さん、今日は突然つき合わせてしまって･･･」

男「止めて！何も無い空間に話しかけるの止めて！」

男「幽霊ってやっぱり、物や人に触れないわけ？」

女「うん。触ろうとすると、すり抜けてしまうわ」

男「俺からでも、触れない？」

女「触りたいの？」

男「いや、純粋に、好奇心」

女「手、出してみて」

男「･････････」ｽｯ

女「･････････」

男「すり抜ける、ね。手すら触れられないとは」

女「そんなものよ、幽霊なんて」

男「･･･つまんねーの」

女「不満？」

男「･･･見えるのに触れないって、なんか嫌だ」

女「･････････」ｽｯ

男「･･･ほら、すり抜けた。あんたから触ったって一緒だよ」

女「でも、私はあなたを感じるわよ」

男「･････････」


女「･･･寂しいわね、幽霊って」

男「そうだな」

かまわん続けろ
朝まで残ってないかなぁ・・・畜生・・・

男「なぁ」

女「なにかしら」

男「あれ言ってよ、あれ」

女「なに？」

男「『うらめしや〜』って奴」

女「･････････」

男「幽霊には鉄板だろ？」

女「幽霊は、そんな安っぽいものじゃないわ」

男「え〜･･･、言わないのかよ･･･」

支援がてら


昔懐かしのヨーヨーやろうぜｗ中村名人も居るかもよｗｗｗｗｗ
今ヨーヨーかなり進化してるｗｗｗｗやべぇｗｗ
とりあえず、スレ内の動画見てくれｗｗｗｗｗ
ttp://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1223638259/l50

>>19
すいませんねこんな時間でｗ
土曜日は何かとテンション上がるもんで


女「第一、別に怨めしくなんてないしね」

男「へ？なんか怨めしいことがあるから、成仏しないんじゃないの？」

女「成仏？」

男「･･･ちょっと待って、もしかして、何も知らないの？」

女「何を？」

男「『なんでここに居る』、とか」

女「･････････」

男「･････････」


女「なんで私、ここに居るの？」

男「なんでお前、ここに居るの？」

男「･･･え〜、では改めまして･･･」

男「女さんはなんで幽霊なの会議ー」

女「いえーい」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

男「事態はそんなに安くないよ･･･。ホント、なんでだよ」

女「あ、山田さん、今日はわざわざどうも」

男「山田さん来てんの！？」

支援

男「では」

女「はい」

男「今まであえてしなかった質問を･･･」

女「スリーサイズ？」

男「違います」

女「･･･スケベ」

男「茶化すなって！話進まないだろ！」

幽霊子の容姿を設定してくれ

俺ってなんで生きてんの？

男「･･･で、だ」

女「なに？」

男「･･･あんたは、いつ死んだの？」

女「･････････」

男「･････････」

女「あれ？私、死んだの？」

男「待て待て待て」

男「･･･本当に、何にも覚えてないわけ？」

女「まったく」

男「死んだ記憶･･･、つーか、生きてた記憶も？」

女「ええ、全然、思い出せない」

男「ええ〜･･･、そういうもんなのかな･･･？」

女「･････････」

女「ごめんなさい」

男「え？･･･いや、謝ることじゃねぇよ」

女「･････････」

男「思い出せないなんて、俺にも良くあるよ」

女「人間なのに？」

男「人間だからだ」

女「･･･ねぇ」

男「ん？」

女「幽霊って、居ちゃ駄目なものなのかしら？」

男「駄目ってことは無いと思うけど･･･」

女「でも、みんな気味悪がらない？」

男「･･･天国に居るのが普通だ、と思ってるからじゃねーの」

あしたしごといやだぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！

女「天国に居るのが、普通なの？」

男「人間の想像の世界ではな」

男「宗教にも寄るけど･･･、大体、成仏して、天国に行くんじゃないかな」

女「へぇ･･･」

男「お前を見ていると本当のことか疑わしいが」

女「私も、成仏したほうがいいの？」

男「そりゃ、したほうがいいと思う」

女「･････････」


男「でも、して欲しくないな、なんとなく」


女「･････････」

男「･････････」


女「しない」

男「そっか」

またお化けネタかよー!!

男(･･･あれ)

男(今日は居ないか･･･)

男(最近、結構居ると思ってたんだけどなぁ)

男(･････････)

男(変なところは多いけど、わざわざ調べるっていってもなぁ･･･)

猫「やぁ、若いの。ごきげんよう」

男「ああ、ごきげんよう･･･」

男「･････････」


男「！？」

猫「･･･つまり、私が例の、『山田』である」

男「はぁ･･･。なにがつまりなのかよく分かりませんけども･･･」

男(猫としゃべってるし俺･･･。しかもあんま驚かない･･･)

猫「ちなみに今のは、『例』と『霊』を掛けたもので･･･」

俺「そういうのいいですから」

猫「まぁまぁ足を崩したまえ。君の部屋だろう」

男「･････････」

猫「･･･ｺﾎﾝ」

男「あの」

猫「なんだ」

男「山田さんって、猫なんですか？」

猫「いや、今はただ、猫の体を借りているだけだ」

猫「お前は幽霊である私のことを、認識できないからな」

男「そんなことできるんだ･･･」

猫「伊達に幽霊やっとらんわい」

男「そうだ、山田さん」

猫「なんだ」

男「幽霊って、俺たちの世界？に居ないとき、どこに居るんですか？」

猫「･････････」

猫「･･･彼女が、そう言っておったのだな」

男「？･･･はい。そうらしい、と」

猫「･････････」

猫「そうか、分かった」

男「なにがですか？」

猫「･･･お前にすべて話そう」

男「･･･はぁ」


猫「まぁ、私の憶測でしかないのだが―――」

男「―――はぁ、はぁ･･･」

男「･･･っああ！！こんなに自転車漕ぐのは久しぶりだっ！！」

男(･･･山田さんの憶測が正しければ)

男(このあたりのは、次で最後のはずだから･･･)

男「･･････はぁ」

男「着いた･･･」

男(ここに、居る)


ｳｨｰﾝ

おいなんだよこういうのホントにツボなんだけど
どっかにまとめられてたりスレ残ってるのを期待しとくわ

看護婦「･･･ねぇねぇ、あの女の子。また集中治療室行きよ」

看護婦「201号室の？･･･また、目を覚まさないの？」

看護婦「ええ･･･別に、どこかに異常があるわけではないのだけれど･･･」

看護婦「心配ね･･･。せっかく、頑張ってるのに･･･」


男「･････････」


男「あいつの名前は･･･」

男「･････････」

男「やっぱり･･･」



猫「―――彼女は、たぶん幽霊じゃない」

俺「･･･は？」

猫「幽体離脱」

男「それって･･･」

猫「お前も名前くらい聞いたことがあるだろう」

猫「生きている人間の魂が、勝手に肉体を抜け出す現象のことだ」

猫「まず、幽霊は成仏でもしない限り、ほぼずっとこの世に『居る』」

猫「彼女のように、記憶が飛ぶなんてことはまずありえない」

男「･････････」

猫「そして、彼女には生きていたときの記憶がない」

男「･････････」

猫「私も実際に会ったのは、初めてのことだが･･･」

猫「幽体離脱でならば、すべて説明がつく」

猫「不定期に現れるのは、肉体が眠っている必要があるから」

猫「生きていたときの記憶が無いのは、そもそも、死んでいないからだ」

男「･････････」

猫「そして、彼女が人間だとしたら、非常に危ない」

男「･･･え？」

猫「最近、現れるのが頻繁になったと思わないか？」

男「あ･･･」

猫「彼女が幽体離脱をしているとき、肉体は眠っている」

男「まさか･･･」

猫「それを、定期的に続けているとなると･･･」

猫「彼女の肉体は、眠ったまま、ということだ」

猫「つまり」

ｗｋｔｋ

これは保守

猫「彼女の肉体は今、生死を彷徨っている」

男「―――」


男(･････････)

男(そういうことか･･･)

男(･････････)

男(･･･ずっと一緒に居たいってのは、俺のエゴだよな･･･)

男(あいつが幽霊として、ずっと俺の側に居るってことは･･･)

男(･･･あいつが、死ぬってことだ)

男(･････････)

男(･･･何が幸せなんだ？)

男(どうすることが、幸せなんだ･･･？)

男「なぁ･･･」



―――触りたいの？

男「触りてぇよ、ちくしょう」

いい話すぎる…

どっかで読んだことがあうわなにをするやめ

女「･･･こんにちは〜」

男「･････････」

女「あら、リアクション薄いわね。どうしたの？」

男「･･･なぁ」

女「なに？」


男「お前、幽霊でうれしい？」

女「･････････」

もうすぐ成原博士の出番ですね。わかります。

俺もしょくりてぇ

猫(･･･幽霊の状態のとき、彼女の記憶はほとんど無い状態だった)

猫(ということは恐らく―――)


男「･････････」

女「･･･うれしい」

男「･･･どうして」

女「あなたに会えたから」

男「･････････」

男「俺もうれしい」

男「お前に会えたから」

女「･････････」

男「･････････」


猫(―――彼女が目覚めたとき、幽霊だったときの彼女の記憶は、消えているだろう)

寝さしてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！！！！！！！！！！！

幽霊なんておらんよ？

女「･････････」

男「･････････」


猫(･････････)

猫(残酷なものだ)


男「･･･でもさぁ」

女「･････････」

男「やっぱりさ、触りたいんだ。お前のこと」

男「手、繋ぎたいんだ。抱きしめたいんだよ」

猫(だが)


女「･････････」

男「･････････」

女「･･･スケベ」

男「スケベさ」

女「人間って、みんなこうなの？」

男「ああ、人間はみんなこうだ」


猫(この若者には、勇気がある)

男「だから、さ」


男「迎えに、行くわ。お前のこと」

女「･･･え？」

男「幽霊、辞めてくれない？」

女「･････････」

男「ホントは、すごく、怖いよ」

男「こうしてお前と居られなくなるかもしれないって思うと、怖いよ」

男「でもさ、寂しいじゃん」

男「怖くてもさ、人間のお前と、一緒に居たいよ」

男「触りたいよ、お前のこと」

女「･････････」

ああああああああああああああああああああせつねぇえええええええええええええええええええ

男「だからさ、幽霊辞めて、俺と手を繋いでよ」

女「･････････」

男「･･･お願い」


猫(ひょっとしたら･･･)

猫(ひょっとするかも、な)

続けてくれぇ………！！

うるさいですよ^^
しえん

昨日あたりからよいスレばかりだ。
式子内親王とかさ…

いいよいいよー

女「･････････」

男「･････････」

女「･･･迎えに･･･来てくれるの？」

男「ああ」

女「幽霊じゃなても、私と一緒に居てくれるの？」

男「ああ、お前の気が変わらなければな」

女「･･･じゃあ、待ってる」

男「待ってろ」

女「私、絶対、待ってる」

男「･･･待ってろ」

>>68
俺もそう思うわ。今日はなんだか朝から良スレが立ちまくってる気がする

男「でも忘れんなよ？お前は忘れっぽいんだ」

女「･･･きっと、覚えてるわ」

男「･･･約束な」

女「約束よ」




男「･･･幽霊って、泣けるんだ」

女「･･･人間って、泣きながら笑えるのね」

―――彼女は生まれつき病弱だった。

　　　幸い、生死を左右するほどの大きな病気をわずらったことはない。

　　　しかし、病気を繰り返し、入退院を繰り返し、

　　　学校よりも家よりも、病院に居る時間の方が長くなった彼女の疲労は、

　　　肉体的にも精神的にも着々と溜まっていった。

せつない･･･

泣きながら支援

　　　しだいに彼女の、寝たきりの時間は、増えてゆく。

　　　命に別状は無い。しかし、いつ死ぬような症状が出ても、おかしくない。

　　　そんな緊迫した彼女の魂は、次第に現実世界を遠のいていき、

　　　やがて、不定期に俺の部屋に現れる、「幽霊もどき」になったのでした―――



看護婦「―――201号室の患者さん、今朝ようやく目覚めたらしいわよ！」

看護婦「本当！？良かったぁ〜！今回は本当に駄目かと思っちゃったわ！」

看護婦「縁起でも無いわねぇ〜･･･、でも、本当に良かった」

看護婦「ええ！今度お見舞いに行きましょうね･･･」


男「･････････」

エロゲなら買う支援

男「･･･ここか」

男(201号室･･･)

男(･････････)

男(すっごい、怖い･･･)

男(でも･･･)

男「約束、しちまったし」


ｺﾝｺﾝ

明日仕事なんですけどどうしてくれるんですかなんなんですか

女「―――はい、どうぞ」


男「･････････」ｶﾞﾗｯ

女「･････････」

男「･････････」

女「･･･？」


女「どちら様･･･かしら？」




男「･･･ッ」

ええい！続きはまだか！

男(･･･やっぱり)

男(やっぱり、そうか)

男(そうか―――)


男「･･･いえ」

男「偶然、通りかかったときに･･･」

男「あなたが、目を覚まされたと聞いて･･･」

男「･･･一言、お見舞いでもと、思いまして」

男「はは、何･･･言ってんだろ」

男「･･･ご迷惑、でしたね、急に･･･すみません」

冗談であれ！！

女「･････････」

女「･･･いいえ、嬉しいわ」

女「ありがとう･･･」

女「･････････」

女「ところで･･･」

せつない・・・。

女「どうしてあなたは、泣いているの･･･？」


―――君は知らないだろう、僕と過ごした日々を。

　　　重ならない手を重ねて、君のぬくもりを得ようとした僕の葛藤を。

　　　嘘だと思うかい？君は、僕の側に居たんだ。

　　　分からないかい？君じゃない君の日常が。

　　　もう一度、君に出会えて、心から嬉しく思うよ。

　　　僕は、約束を守れたかなぁ。


　　　君に会うことが、出来たのかなぁ･･･。

ああ…

女「私、なにかしたかしら･･･」

男「･･･いいえ」

女「･･･？」

男「･･･うれしくて、泣いているんです･･･」

女「･････････」

男「気にしないで･･･」

女「･･･うふふ、面白い方ね」

んなああああああああああああああ

男「･･･申し訳ありません、非常識で」

女「･･･ねぇ」

男「はい」

女「少し、お話に付き合ってくださらない？」

女「家族やお医者様以外とお話するの、すごく久しぶりなのよ」

男「･･･はい」

追いついてしまった

バッドエンドか…

気になって眠れねええええええええ
明日仕事だよ

女「･･･私ね、夢を見ていたの」

男「･････････」

女「長い、長ーい、夢･･･」

女「素敵な夢だったわ」

全俺が泣いた

女「空をね、自由に飛びまわれるの」

女「こんな病室の中じゃなくて、もっともっと広い空を」

女「自由に、飛びまわれたのよ」

男「･･･いい、夢ですね」


女「その夢のなかで、男性と出会った気がするわ」

追い付いた……だと……？
私怨

男「･･･っ」

女「･･･顔もね、声も、覚えていないのよ、彼の」

男「･････････」

女「まぁ、夢だから、仕方ないわよね」

男「･･･そんなこと、ない、ですよ」

女「あら、ありがと」

なんだと！

ああﾞああﾞぁﾞあぁああ
眠たいのにまぶたがふさがらないぃぃいぃぃぃ！！！！！

女「そのひとは、私を迎えに来てくれるらしいわ」

男「･････････」

女「なんにも彼のことを覚えていないのに･･･」

女「何故かそのことだけは、覚えてるのよね」

男「･････････」

えらい急展開だな
まあGJ

女「でも確かに、約束したのよ」

女「･･･確かに」

男「･･･そう、ですか」

女「･･･気を悪くしたらごめんなさいね」

女「もしかしたら、あなたのことかと思ったんだけれど･･･」

イイハナシダナー(;∀;)

男「･････････」

女「･････････」

女「･･･ごめんなさいね、つまらない話をして」

女「どうかしてたわ。所詮夢の話よね」

女「でも、なんとなく」


女「あなたとは初めて会った気が･･･」

きた

ｶﾞﾊﾞｯ

女「･･･しな･･･くて･･･」

ｷﾞｭｯ

きゃあああぁぁぁぁぁ！！！！！！！

支援

んぐぁ！

こなああああああああ

女「･････････」

男「･････････」

女「意外と･･･」

女「情熱的、なのね」

男「･･･嫌いじゃないんだろ」

女「よく知ってわね。結構、良いわ」

追いついてしまった

全力支援

痴漢呼ばわりされて刑務所ＥＮＤか

男「･･･やっと触れた」

女「･･･当たり前じゃない、私はここに居るんだから」

男「あんたの夢の中では、大変だったんだ」

女「･･･今度聞かせてね、夢の中の私」

男「今度な」

女「楽しみだわ」

もっと細かく書けばそこらの小説より題材は面白い気がする


頑張ってほしい

(´；∀；`)ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

男「･･･迎えに来た」

女「ご苦労様。待ってたわ」

男「お前、やっぱり、忘れてたじゃん」

女「あら、このくらいならセーフよ」

男「･･･約束、守れたかな」

女「ええ、ばっちり」


男「･････････」

女「･････････」

ことばにできなぃぃぃぃぃぃ

これはやばい
支援支援

―――軽く触れた、唇と唇に

　　　　 感じたのは、確かに

　　　
　　　　 君だ。



男「ほら、やっぱりお前も人間だ」

女「え？」

男「泣きながら、笑えてるじゃん」




終

全俺が泣いた

ぐああああああああ
乙

パネェ

感動をありがとう

あゆエンドですね分かります

(;ω;)zzZ

ごちそうさまでした

うわぁぁぁぁん＞＜

乙

乙！

ああああああああああああちいいいいいいいいいくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

終わったのか…寝るか

もももももももどかしいいいいいい

うおおおおおおおお
>>1乙オモロー！！

ありがとう

( ；∀；)ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

なにこのリリカル短編

乙

ちょっと面白い

終わりです、読んでくださった方ありがとうございましたー。
明日仕事なのに寝かせなくてごめんね！支援ありがとうですｗ

蛇足にならない程度に、質問答えます。

いちもつ

心から
有難う

乙
これはポニーテールだかうんたらかんたら

うまくまとまっててよかったよ。
乙

これは書籍化決定

乙

悪魔と目の見えない女の子の小説書いてた人？

>>1
今まで書いた他のSSのタイトルを答えるんだ

>>148
>>147で、正解ですｗ
悪魔と目の見えない少女のスレ立ててました

ばかやろー>>1のせいで明日寝坊することが決定した
面白かったぜ乙

うっめえええええええええええええ
このスレ開いてよかったわ

乙すぎる

>>1乙

最高だったよ
これからも頑張って

乙

乙です

乙
ちょっと目を放した隙に終わってたｗ

なんか、改めてスレタイみると何か納得

えろい目でスレタイを見ていた俺が恥ずかしいぜ！！

>>1乙！

久々のちょっとした感動をありがとう

乙

猫、山田さんはどうなった

悪魔と目の見えない少女がググっても出てこないんだが・・・
どこで見れるんだ

濡れた

>>1はやっぱり悪魔と少女の人か
また読めてよかったｗ
乙でした

やべぇww素で見入ったww

何気なく開いたら良スレ過ぎて困った

>>1乙

>>157
期待を裏切って申し訳ありません･･･ｗ
むしろその辺で釣ろうとうわなにするやめ

>>161
山田さんはどっかにいると思います、見えないだけでｗ

>>162
残念ながらまとめブログ等には載らなかったらしく。
申し訳ありませんぜ

これの声優、誰が適任かな？

寺生まれはスゴイ、俺は感動を覚えずにはいられなかった。

全俺が泣いた

よかったょー(^ω^)
これからもがんばって！

乙

>>1乙

短編小説書籍化してくれ

いい話だ。

>>164
前回も読んでくださいましたか、ありがとうございますｗ
調子にのってまた出てきましたー。
いいね、なんかこの、土曜日って感じがｗ

ＫＡＮＯＮ……

>>1タイトルあるの？

>>1は幽霊とか信じてる？

いいもん読ませてもらった！
乙

>>172
途中でもあったんですが、やっぱ気軽に書けるからこそのvipかとｗ
書籍化やら字の文やら入るとまとまりませんからｗ

悪魔と少女の人だったのか

どっかにまとまってたよな

>>175観音・・・？

>>176
どういう意味ですかね？
読解力なくて申し訳ない(´・ω・｀)

>>177
はい、一応信じてますよー。天国云々も信じてます。
でもその辺の心霊写真とか悪霊だののホラーは信じてませんね。
んな怖いもんじゃないってｗ共存してるみたいな、見えないだけで。

読んだ。
乙だたー。
正直ちょっと悔しい。では

たまたま開いたSSが悪魔のSSと同じだったとはｗ
じゃこれが2回目ってこと？

>>1のSSはさくっと読めて面白いね

>>1
乙！

悪魔と目の見(ryの話も結構良かったぞ〜
今日はよく寝れそうだ！
ありがとよ〜

少女「･･････嘘つき」

ってやつなら7xにもどっかのブログにもあったよ

>>1乙でした
明日目が腫れちゃうよー

>>188
http://www.vipper.org/vip950755.jpg

>>1乙〜
さわやかすぎてはづかしいwww

>>1愛してる

>>185
ありがたいことですｗ
はい、二回目ですね。今回はちょいとだけギャグ調に･･･、なってる？
ただ単に伸ばすのが苦手なだけでｗ書きたいところ書いてるだけなんですよｗ

>>186
ありがとうございましたｗおやすみなさい〜

>>189
グロ注意

あえて言おう…触りたいと

>>191
俺も俺も


ちょいと皆さんに言われて悪魔のタイトルでヤフったら
まとめてくださってるサイト様見つけました、ありがたいｗ

宣伝乙になっちゃいますけど、
前作のタイトル、少女「･･･嘘つき」　で検索していただくと見れるやも知れませぬ。
よろしければそちらも是非読んでくださいｗ

>>189
ふざけんなしねかす

そこらへんの長々書いてるやつじゃ読む気にならんが


これはいい作品

>>196
こんな良作読んだ後にそうピリピリすんなｗｗ
>>189は確かにビビるがｗ

ないた

次回作も期待してるよ〜
またね　ﾉｼ

があああああああ
「少女「･･････嘘つき」」の方も読んだ
ええ話や！あんさん日本一の物書きや！

一週間に一本書いてくださいｗ

>>189が見れない俺は勝ち組。

では、ｇｄｇｄしそうなのでこれで落ちますｗ
明日仕事なのに支援してくださった方、ありがとう。
前作から引き続き読んでくださった方、ありがとう。
そしてこんな夜遅くに俺のスレに付き合ってくれた皆様、ありがとう。
土曜日のテンションに任せて、また来るかも･･･ｗ
そんとくはまた、よろしくお願いします。

では、おやすみなさーい(´・ω・｀)ノシ

こんな感じの漫画なかったっけ？
あんまり覚えてないけど、手が人形？のやつ

1乙！
よかったー

>>1乙です
短いけどこれくらいの長さが携帯厨にはちょうどいいです。
感動をありがとう。

最後の最後に誤爆ったッ！畜生ッ！
やはりスピードワゴン並みにクールに去るのは難しい･･･otz
ノシ

乙!!

こういうのが載ってるまとめブログってない？

乙！！て！！

全然ありあり。短編でのせなよ。
猫の山田さんのくだりを上手く書けば更にいい！

良い物を読ませてもらいました

>>206
超乙でした
本読まない俺でも文才ってやつがよく分かったぜ

>>1先生感動をありがとう！
寝るか

妄想が止まらないぜ・・・


あ、書く気はないよ

始めはむぅむぅの人かと思った。
個人的には悪魔と少女のが好きだが面白かったぜ！

読みやすかったありがとー

乙

久々に純愛に触れられた。
荒んだハートが癒されたぜ！！

泣いた
>>1乙

このスレに
出会えて良かった；；

ここＶＩＰだよな…

今北>>1乙！

俺も悪魔と少女のスレ見てたぞ〜！！

乙です

今追いついた

「サボテン〜」の人とは違うのか？

でも悪魔も読ませてもらった
まいど>>1はいい仕事をするな、ありがとう

乙保守

とても感動した

なんか心が綺麗になったよ

ありがとう

泣いた、いい話だった

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月刊ジャンプに近い話が…
いや、なんでもない

ガイヤがあげろと俺にささやく

設定がKANONとか下弦とかっぽかったがいい話だった
悪魔のやつって、花のやつか
次も期待してる
１超乙

いい話をありがとう
>>1乙！

やるじゃないか若造(｀･ω･´)

素晴らしい

ふむ

たゆんたゆん

保守

泣いた

(　；∀；) ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

普通に上手いな・・・乙

保守

http://www.geocities.jp/ocult_utopia/story001.htm
これ思い出した
泣ける

超保守

ノーベル取れなかった人に話し方とか似てるけど
うまいね

保守

>>204
あったあった。
たしか美○のある日々とかいうの

○は.......
忘れた

続編期待age

まだ残ってたｗ
続編期待

本当にうまいね、久しぶりに感動した

よかった。乙！

///

いいセンスだ乙

保守

綺麗な終わりかただから続編は書いてほしくないな

ほ

も

セ

うるっときた

続編はいらないから他の話を書いて欲しいね
魔王と少女の話も良かったよ

魔王じゃない、悪魔だったorz

>>1乙
楽しませてもらった

おつ

これってサンデーのやつだっけ
ラノベのやつだっけ

保