1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
「えっへんです〜」
「あはははは!」
聞きたくない…。
もう嫌なんだ…。
「うふふふふ…」
「あはははは…」
どこから見ても楽しそうに見えるという家庭…。
そんなことないよ…僕…毎日泣いてるんだよ………。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:07:55.13 ID:DAAqllKY0
あぁぁぁぁぁうきえさんうきえさん!!!
いい匂い!いい匂い!むほぉぉおおおおおおああああああああ
ちんちんいじりが止まらない!止まらない!うひょおおおおおおおお
のぁぁぁぁぁあああああああぴゃあああああああ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:09:25.48 ID:PSnMrx0AO
「カツオ!!!」
「カツオ!!!!」
思えばいつも怒られていた気がする。
それでも僕は馬鹿みたいに要領悪くいた。
もう死にたい…。
ずっと笑って堪えてきたけど、もう無理だ…。
いつしかそう思うようになっていた。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:10:21.26 ID:PSnMrx0AO
「ねぇ…母さん……」
あるとき裁縫をする母に近づいた。
「なんだい?」
母は手を止めてこっちを向いた。
「あのさ…………」
母さんは僕が好き?
父さんや姉さんはどうして僕に辛く当たるの?
タラちゃんと僕、何が違うの?
聞きたいことは山ほどあった。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:11:41.91 ID:P3pRsYAoO
一瞬笑み社かと
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:11:56.32 ID:PSnMrx0AO
「どうしたんだい…?」
「なんでもない…ごめん……」
そう言って走り去る。
「カツオ!どうしたんだい?」
という声が聞こえた。
母さん…母さん…。
涙が溢れた。
もうどうしたらいいかわからなかった。
どうしても聞けなかった。
答えを聞くのが怖かったのかもしれない。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:12:21.18 ID:DAAqllKY0
かおりちゃぁぁぁぁんびゃぁぁぁぁぁひょおおおうほおお
あひる口えろすうううううぶひゃあああああああああおうぶぉぇぇぇぁあああああああ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:13:39.87 ID:E99/PufX0
誰かID:DAAqllKY0病院つれてけ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:15:17.51 ID:PSnMrx0AO
タラオ…。
その存在にはもはや憎しみしか感じなかった。
僕に辛く当たる父さんも姉さんもあいつには決して怒らない。
あいつの悪事を僕のせいにされたことも何回もある。
最初は怒って弁解しようとした。
でも聞いてくれなかった。
言えば言うほど理不尽に怒られた。
僕はもう抵抗するのを諦めていた。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:16:46.20 ID:DApgpmiRO
タラオ「計画通り……」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:17:04.69 ID:PSnMrx0AO
いつしか中島とも遊ばなくなった。
もう何もしたくなかった。
生きているのが嫌だった。
「ねぇワカメ…」
あるとき妹に話しかけた。
「ワカメは…僕がいなくなったら嬉しい…?」
ワカメは驚いていた。
答えが返って来るのが怖かった。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:17:11.56 ID:9wOTPbwM0
なんだこれ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:19:05.82 ID:e5T/Or0CO
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:20:01.67 ID:PSnMrx0AO
聞かなきゃよかった………すぐに後悔した。
しかし優しい答えが返ってきた。
「嬉しいわけないじゃない…お兄ちゃんがいなくなったら悲しいわ」
「ワカメ…」
僕はただただ泣いた。
そんな僕をワカメは慰めてくれた。
これだけでまた生きようという気力が出てきた。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:20:46.50 ID:mcNOxOD90
そんな僕をワカメは慰めてくれた。(ワカメのサザエで)
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:20:49.04 ID:PSnMrx0AO
中学生にもなると家に帰るのが苦痛で苦痛で仕方なかった。
でも、ワカメは僕の味方だった。
母さんも僕の変化を感じとってくれて優しくしてくれた。
あの二人は相変わらずだったけど、僕は少し救われていた。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:21:05.14 ID:YOxtH+lkO
ほんとにタラヲ嫌いだよなwwww
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:23:42.65 ID:PSnMrx0AO
「………」
一人で部屋にいると嫌な考えが頭を廻る。
「もう嫌だ…忘れたいよ……」
この家にいる限り全ての苦しみは過去にならず、ただ蓄積していくばかりだった。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:24:11.63 ID:PSnMrx0AO
「カツオくん…入るよ…?」
「マスオ兄さん!?」
驚いた。
慌てて涙を拭う。
「どうしたの…?」
マスオ兄さんは僕を見つめた。
「カツオくん…君はこの家にいるのが…嫌なのかい?」
「!」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:24:44.14 ID:e5T/Or0CO
カツオは優しいよ
カツオとタマとフネが一番まともな人間
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:25:41.00 ID:e5T/Or0CO
あ、タマ人間じゃなかった
ともあれ頑張れ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:26:36.52 ID:D8h46mMrO
タマ人間説を唱える
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:26:47.32 ID:PSnMrx0AO
「な…んで……?」
なぜわかったのだろうか…?
「すぐわかるよ。僕も同じだからね。君には同情しているんだよ」
あぁそうか…。
マスオ兄さんも…そうだよな。
「タラちゃんも憎いだろ?」
唐突に言われ思考が止まった。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:28:40.21 ID:W2Buabz9O
このまま…優しい話でいてほしい
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:29:35.64 ID:PSnMrx0AO
「そんなことないよ!」
嘘が口をつく。
だってこの人はタラオの父親なのだから。
しかしマスオは笑って言った。
「ははは…カツオくん、嘘はいけないよ」
「嘘じゃないよ!」
何故そんなことを言うのだろうか…。
マスオは更に続けた。
タラオ市ね
とりあえず言っとく
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:31:13.27 ID:wKxVxc2E0
マスオ「お父さん!カツオくんがタラちゃんのことを憎いと言っていました!」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:31:18.75 ID:PSnMrx0AO
「君の立場に立って考えてみたらすぐにわかるよ。大きな声では言えないけどこの家はおかしいよ…。大丈夫…辛かったねカツオくん。もうタマもいなくなってしまったものね。今まで気づいてあげられなくてごめん」
突然謝られた。
「そんな…マスオ兄さんは悪くないよ……」
本心だった。
「ありがとうカツオくん…これから辛いことがあったらなんでも聞いてあげるからね。僕を兄さんだと思ってくれよ!」
僕も何かあったら聞いてもらうから、と優しく言ってくれた。
僕は嬉しかった。
そうだ、マスオ兄さんだって一人でこの家に来て寂しく感じていたんだ。
思わぬ味方ができ純粋に嬉しかった。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:31:58.62 ID:e5T/Or0CO
てかタラって何歳だっけ…
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:32:33.18 ID:LhEPnk/90
マスオがユダな気がしてしかたない
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:33:03.92 ID:e5T/Or0CO
タマーーーーー!
>もうタマもいなくなってしまったものね
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:34:51.39 ID:PSnMrx0AO
マスオ兄さんは僕を誰よりもわかってくれる!
そのことが見えない自信に繋がり、前よりも落ち込むことは少なくなった。
二人で父さんや姉さんの愚痴を言い合ったりもした。
二人ともあの家で言えなかったことを全てぶちまけた。
僕が少しだけ大人になったからマスオ兄さんも信頼してくれたんだ。
そう思った。
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:34:53.75 ID:GtadzpCRO
タラヲ氏ね
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:36:50.03 ID:PSnMrx0AO
マスオ兄さんの友達という人にも会った。
昔の知り合いだそうで、トラックの運転手をしている人だった。
僕を助手席に乗せて走ってくれた。
「すごいやすごいや!」
「ははは…カツオくん、すっかり元気になったみたいだね。よかったよ」
「マスオ兄さんがいてくれたからだよ!」
僕は一瞬辛さを忘れる程までに回復していた。
36 :
はるにゃん ◆HARUgKznjQ :2008/10/07(火) 22:37:25.27 ID:eZOVeGmJO
支援
また男色話かよー
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:39:07.09 ID:PSnMrx0AO
そんなある日我が家に大事件が起こった。
デパートに買い物に出かけたフネとワカメがトラックに撥ねられたのだ。
撥ねたのはマスオの友達のあの人だった。
直ぐに自首したらしい。
家族はパニックになりながら病院へ向かった。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:40:04.40 ID:AmAc2kDuO
ますお…におう!におうぞ…!!
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:41:46.13 ID:PSnMrx0AO
「母さん!ワカメ!」
サザエが手術室のドアに駆け寄る。
「死なないで…僕もう死にたいなんて言わないから…お願い…」
カツオは呟いた。
「母さん…ワカメ…」
波平は涙ぐんでいた。
「お母さん…ワカメちゃん…ごめんなさい…よりによって僕の友達が…本当にごめんなさい…」
マスオはうつ向いた。
「おばあちゃんとワカメお姉ちゃんまだ出てこないですかー?」
タラオは小学生になっていたが、事の大きさがわかっていないようだった。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:43:33.42 ID:e5T/Or0CO
タラヲ…
文体がキモい
内容は誰でも思いつきそう
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:45:06.45 ID:PSnMrx0AO
手術室のランプが消え、医師が暗い顔をして出てきた。
皆が詰め寄る。
「残念ながら二人とも…「いやぁぁぁぁああああああああ!!!!!!」「母さん!!!!!!ワカメ!!!!!!!!!」
家族の悲鳴により医師の言葉はかき消された。
こうしてカツオの味方であった二人はいなくなってしまった。
トラックの運ちゃんは味方じゃないんか
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:47:13.13 ID:ryxukaPvO
マスオの陰謀のかほり
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:47:50.63 ID:PSnMrx0AO
「…………」
カツオはまた一人で部屋にこもるようになった。
それは波平やサザエも同じで家から笑い声はなくなった。
「カツオくん…入るよ」
マスオは毎日カツオの様子を気にかけてくれていた。
自分の友達が犯人という負い目があったからかもしれない。
「う…うぅ……」
カツオは毎日泣いていた。
それをマスオはただ受け入れて慰めてくれた。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:49:48.99 ID:PSnMrx0AO
気に入らないわ。
ずっと私一人だけ可愛がられていたのに…。
カツオが産まれ、少したった頃からこの気持ちは芽生え、消えなかった。
「ねぇ…父さん、母さん」
「カツオ〜よしよしいい子だな〜」
「サザエ、ちょっとカツオのご飯作ってきてちょうだい」
「……………」
なんで私が作らなきゃいけないのよ…。
48 :
はるにゃん ◆HARUgKznjQ :2008/10/07(火) 22:50:54.54 ID:eZOVeGmJO
これはw
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:51:48.34 ID:LhEPnk/90
負の連鎖か…
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:53:17.50 ID:PSnMrx0AO
「ただいま〜!」
「静かにせんか!カツオが起きるだろう!」
疲れて家に帰ったときも誰も労ってくれず、反対に怒られた。
もう嫌よ…あんな子…いなきゃいいのに。
可愛いときも確かにある。
しかし同じくらい憎しみもあるのだった。
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:53:54.21 ID:e5T/Or0CO
頑張れ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 22:55:39.13 ID:PSnMrx0AO
「母さん…」
食事の用意中尋ねてみた。
「母さんは私とカツオどっちが好き?」
母さんは笑った。
「笑わないでよ!私は本気で聞いてるのよ!」
必死になるあまり声が裏返った。
「母さんはどっちも同じくらい好きだよ」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:00:44.91 ID:PSnMrx0AO
その言葉に絶望した。
せめて…嘘でもいいから私って言ってほしかったのに………。
「そう…」
それっきり私は黙ったままだった。
嘘でも私を好きと言えないのか…。
なら本心はカツオの方が好きなんだろうな…。
この日から何かを諦め、まだ小さい弟を見る度に嫉妬に震えた。
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:02:15.35 ID:PSnMrx0AO
「母さん…」
母さんはもういない。
「母さん…」
涙が溢れてくる。
「私…もっと甘えたかったのよ………」
今までのことを思い出しながらただただ泣いて過ごした。
支援
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:04:08.84 ID:PSnMrx0AO
「サザエ…ご飯だよ」
「………ありがとう」
ここしばらくマスオが食事の用意をしていた。
他の人は肉親を失い立ち直ることができずにいたし、やはり友人の負い目があったからだ。
「じゃあお父さんのところに持って行くからね」
「ありがとう…マスオさん………」
ごめんなさい…。
サザエは本当に申し訳なかった。
サザエ崩壊ルートまっしぐらじゃねーか
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:07:53.39 ID:PSnMrx0AO
「お父さん、ご飯ですよ」
その声に振り向く。
「あぁ…ありがとう」
マスオくんは本当によくやってくれる。
それに比べてあの後から体調を崩している自分を責めたくなった。
「お父さん、大丈夫ですか?すっかり弱られて………きちんと食事は取ってくださいね」
「あぁ…ありがとう」
「いえいえ」
そういうとマスオは立ち去った。
「すまない…」
悔やんでも悔やみきれなかった。
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:09:09.74 ID:PSnMrx0AO
「パパー、おばあちゃんとワカメお姉ちゃんはまだ帰って来ないですかー?」
タラオが聞く。
「タラちゃん…あのね、二人は遠いところへ行ったんだよ…さぁ、ご飯食べちゃいなさい」
「ふーん…つまんないです」
カツオはこのやりとりを聞き、また悲しみが押し寄せてきた。
「母さん…ワカメ……本当に帰ってきてほしいよ………」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:09:34.11 ID:BnVnh3fJ0
タラヲうぜぇwwwww
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:10:20.64 ID:PSnMrx0AO
次第に波平の体調は悪化し、寝込むようになった。
「父さん…入っていい?」
カツオはどうしてもちゃんと話をしておきたかった。
もしかしたら過去を清算できるかもしれない、そう思っていた。
小学生なら分かるだろwwwwww
ksg
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:11:30.65 ID:h0jUNpGN0
マスヲ、ナミヘイに一服もったなw
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:12:02.61 ID:PSnMrx0AO
「あぁいいよ、入りなさい…」
その声はだいぶ弱々しかった。
「父さん…」
枕元に近づき、口を開く。
「父さんは…あの…その…」
だめだ…やっぱり言えないよ……。
うつ向いていると頭を撫でられる。
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:12:36.93 ID:PSnMrx0AO
「カツオ…なんだい、話してみなさい」
優しく言われ、驚くとともに涙ぐむ。
「父さん…父さんは僕が嫌い?」
波平は少し怒った顔をした。
カツオは思わず怯む。
「ごめんなさい…なんでもな「嫌いなわけがなかろう!!!!」
「え…?」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:14:15.80 ID:PSnMrx0AO
波平は怒っていた。
しかしいつもとは違っていた。
「お前を嫌いなわけがあるか!」
波平はもう一度言った。
しかしカツオは信じられなかった。
「だって…父さんはいつも僕を怒ったじゃないか…タラちゃんの仕業も僕のせいにして!タラちゃんの方が好きなんでしょ!!」
ついに言えた。
今は興奮のあまり答えを聞くのが怖くはなかった。
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:15:20.72 ID:QwVktkmO0
しえn
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:15:45.82 ID:Zh/RV+vh0
早くも、泣きながら読んでる俺がいる
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:16:43.14 ID:ova6Xv6F0
ばっかもーん!って言うとこだろそこは
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:17:26.40 ID:PSnMrx0AO
「お前はタラちゃんとは比べられんよ…」
カツオは愕然とし、怒りがこみあげてきた。
「なんだよそれ!!!!僕は父さんの息子なんだよ!!!!比べられないほどあいつがいいのか!!!!!!!!………」
途中からは泣き出してしまった。
怒るなら怒れ、もう怖くなんかない………。
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:19:04.64 ID:PSnMrx0AO
「違う…違うんだよカツオ………」
意外にも波平は穏やかな口調だった。
少し冷静になる。
「なにが違うの?」
カツオには波平の考えがわからなかった。
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:20:24.40 ID:PSnMrx0AO
「お前はわしのたった一人の大切な息子だよ…」
カツオは反応できなかった。
「タラちゃんは孫だ。息子と孫は、比べられんよ」
「なんで…僕…わけが分からないよ…」
なんだかんだ言ってやはり僕は嫌われてるのか…。
カツオは聞かなきゃよかったという気持ちでいっぱいだった。
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:20:31.40 ID:KGeL+giCO
C
俺涙目www
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:21:59.75 ID:e5T/Or0CO
カツオ泣くな
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:22:59.14 ID:PSnMrx0AO
「そう…」
何も考えられなくなったカツオは部屋を後にした。
そしてこれは最後の会話となってしまった。
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:24:20.14 ID:PSnMrx0AO
「カツオ…」
息子が出ていってしまったあと波平は悔いていた。
自分の今までやってきたことは正しかったのだろうか?
カツオだけではない、自分なりに家族皆を思って厳しくしてきたつもりだった。
しかし二人が死に生きる気力が消え失せ、あと3日生きられるだろうかというところにきてすっかり自信が持てなくなっていた。
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:26:20.83 ID:32A0Xsx60
くだらんもっとやれ
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:27:20.42 ID:PSnMrx0AO
「父さん…」
「父さん…」
サザエとカツオはまたもや打ちのめされた。
肉親が次々と亡くなったのだから無理もない。
「おじいちゃんも旅行ですかー?」
「タラちゃん、少し向こうに行っていようね」
マスオは何も知らないタラオを連れて外に出る。
その日から二人の嘆きは途絶えることを知らなかった。
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:28:36.64 ID:PSnMrx0AO
「カツオくん…ご飯だよ」
相変わらずマスオは家事全般をこなした。
タラオも最初のうちは手伝ったが「誰も褒めてくれないからつまんないです」と言ってやめてしまった。
「本当に育て方を間違っていたんだなぁ…」
マスオは思わず苦笑する。
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:28:43.89 ID:e5T/Or0CO
タラヲがウザすぎる
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:29:20.05 ID:PSnMrx0AO
「マスオさん…私ももう死んでしまいたい………」
サザエがある晩打ち明けた。
マスオはホットミルクを入れサザエに手渡す。
「駄目だよサザエ、タラちゃんのためにも生きるんだよ。それにきっとお父さんもお母さんもワカメちゃんも君に生きていてほしいと思ってるよ」
「…ごめんなさい…私どうかしていたわ」
サザエは申し訳なかった。
あぁ…マスオさん…ごめんなさい…ごめんなさい……。
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:29:56.83 ID:Zh/RV+vh0
こういう風に育っちゃったタラヲも不幸だよなぁ
黒幕はあいつだな
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:31:52.13 ID:PSnMrx0AO
「マスオ兄さん一人で大変でしょ、僕手伝うよ」
カツオは言った。
「カツオくん!もう大丈夫なのかい?」
マスオが聞く。
「大丈夫じゃないけど…ただ部屋に一人でいるより何かしていたいんだ。いいでしょ?」
「あぁ…じゃあ人参の皮でも剥いてもらおうかな…」
「わかった」
カツオはひたすら家事をこなすことで気を紛らせた。
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:33:03.98 ID:PSnMrx0AO
そのうち休学していた学校にも時々顔を見せられるようになった。
「磯野!」
「磯野くん!」
付き合いが悪くなっていたにも関わらず話しかけてくれる仲間の存在が本当にありがたかった。
カツオはマスオの助けもあり、段々復活していった。
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:35:35.18 ID:SZaGZvRN0
しかしここで
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:36:32.17 ID:PSnMrx0AO
「はぁ…」
ずっと部屋に閉じ籠り、泣く毎日。
サザエはカツオとは対照的に内に籠っていった。
「私は元気でも明るくもないわ…皆がそう言うから…弱音を吐けなくなってしまっただけよ………」
ある日密かに手に入れた剃刀で手首を切った。
これで楽になれると思ったのだ。
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:37:32.87 ID:PSnMrx0AO
しかしサザエは死ねなかった。
会社から帰ってきたマスオによって発見されたのだ。
「サザエ…気づけなくてごめんね」
病院から帰った夜、マスオに謝られる。
寝たふりをしていたサザエの心は懺悔の気持ちで一杯だった。
ごめんなさいマスオさん…もう生きていたくないの……タラちゃんもごめんね………私を死なせて………。
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:38:08.63 ID:e5T/Or0CO
サザエがぁぁああ
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:39:12.20 ID:PSnMrx0AO
「姉さん…ご飯だよ」
カツオの声がした。
「カツオ…!」
妙に懐かしかった。
「ここに置いとくね」
「待って!カツオ…」
そういい呼び止める。
弟は部屋に入ってきた。
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:41:55.35 ID:+OKnP9z/O
(´・ω・)
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:41:58.20 ID:PSnMrx0AO
「久しぶりだね…」
二人はぎこちなく笑う。
「カツオは最近どうしてるの?」
同じ家に住む姉弟にしてはおかしな会話だった。
二人は段々打ち解け、思い出話に浸った。
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:42:40.72 ID:ryxukaPvO
サザエ×カツオ
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:42:58.49 ID:PSnMrx0AO
「あんたあの時…」
「もういいじゃないか〜…」
そういい微かに笑いあう。
しかし以前のような笑いではなかった。
なんとなく笑ってはいけないような気がしていた。
「そういえばさ…」
カツオが切り出す。
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:44:50.99 ID:PSnMrx0AO
「姉さんはよく僕を怒ったよね…」
サザエはぎくりとした。
「あの中にはタラちゃんがやったこともあったんだよ…」
知っていた。
知っていてなお、普段からの鬱憤も募り、辛く当たってしまっていた。
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:46:45.43 ID:PSnMrx0AO
自分が恥ずかしくなった。
「ごめんね…カツオ。本当に…今まで…ごめんね…ごめん……」
ひたすら謝った。
カツオはそんな姉に驚き、「いいんだよ」と言った。
ただ謝ってくれたのが嬉しかった。
今までの辛い思い出がスーッと消えていくのがわかった。
その後姉弟はさらに語らい「姉さん、また明日ね」という言葉により締めくくられた。
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:47:11.55 ID:h0jUNpGN0
カツヲ死すラストチャンスは一度だけ
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:47:20.91 ID:PSnMrx0AO
【サザエと和解できた】
この事実はカツオを高揚させ、幸せな眠りを与えた。
しかし次の日の朝起きてみると再び打ちのめされることとなる。
なんという欝展開w
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:49:41.67 ID:PSnMrx0AO
目覚めるともう昼だった。
「あれ…マスオ兄さんなんで起こしてくれなかったんだろう……?」
昨日夜中まで話していたから寝かしておいてくれたのかな…?
空腹を感じ台所に行くと床が水浸しだった。
「え…」
何が起きたのかわからなかった。
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:50:51.86 ID:PSnMrx0AO
急に不安になる…。
どうして誰もいないの…?
すると電話がかかってきた。
「はい…マスオ兄さん!?姉さんはどうしたの!?」
すると苦しげな声が返ってきた。
「サザエは…今病院にいるよ。起こさなくてごめん…バタバタしてたから…」
「何があったの!?」
カツオは早く知りたかった。
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:51:09.35 ID:2vFm3G+7O
サザエ「皆で海に帰りましょう」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:51:58.50 ID:k4wVK9yK0
火事で消火活動か
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:52:51.36 ID:PSnMrx0AO
「サザエは今朝珍しく嬉しそうに起きてきたんだ。その時僕は台所でお湯を沸かしていて、いつの間にか近くにはタラちゃんがいた」
カツオは身震いした。
「そ…それで……?」
「タラちゃんが熱湯に近づきそうになって、とっさにサザエが走りよった。そうしたら鍋が引っくり返ってお湯を被ってしまったんだ…」
呆然とした。
姉さん…昨日分かりあえたばかりだったのに………。
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:53:50.94 ID:SZaGZvRN0
出川ならその場で切れてた
うわああああああああああああああああああああああああああああああ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:55:31.99 ID:2vFm3G+7O
タラヲ死ね死ねビーム
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:55:36.62 ID:JZXAawbJO
タラヲなら全身にかぶれる量ですね
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:56:00.80 ID:e5T/Or0CO
タラヲ小学校何年生?
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:56:56.40 ID:PSnMrx0AO
それと同時に怒りが込みあげてきた。
タラオが憎い…よくも僕の姉さんを………あいつがいなければこんなことにもならなかったのに…もし死んだら絶対にお前を許さない!!!!
「カツオくん、病院に来るかい?」
「すぐ行くよ!」
病院の名前を聞き、慌てて家を出た。
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:57:39.28 ID:k4wVK9yK0
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:58:05.29 ID:SZaGZvRN0
マスオ「釣りですた」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/07(火) 23:58:37.90 ID:SZaGZvRN0
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:01:09.93 ID:iQ4PjV5jO
そこには変わり果てたサザエがいた。
包帯で全身を包まれ管がたくさん繋がれている。
「姉さん………」
「カツオくん…」
マスオに話しかけられる。
サザエを助けようとしたのだろう。
火傷とみられる治療の痕があった。
振り向くと椅子で呑気に寝ているタラオの姿もあった。
沸々と怒りが沸いてくる。
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:01:44.72 ID:iQ4PjV5jO
「カツオくん…サザエはとても危険な状態らしいんだ」
涙が出てきた。
こんなことって酷すぎるよ!
何故僕の家族ばっかり…。
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:01:48.14 ID:obdhG9kGO
タラヲウゼエ
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:02:23.26 ID:72jPGQHVO
たらおw
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:03:52.32 ID:iQ4PjV5jO
するとドラマなどでよく聞く心電図の音が乱れ始めた。
「ど…どうしよう!どうしよう!」
カツオはパニックになった。
マスオが素早くナースコールを押し、医師達がかけつける。
が、懸命の処置にも関わらず、サザエはあっけなく逝ってしまった。
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:04:23.50 ID:iQ4PjV5jO
目の前で命の灯が消え、誰もが動かなかった。
しかしカツオは急に奇声を発すると、タラオに近づき首を強く絞めた。
「お前が!お前がいなけりゃこんなことにはならなかったのに!」
憎い!殺してやる!
その気持ちで力を込め続けた。
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:05:04.30 ID:yee7sgIqO
あっけなさすぎワロタwww
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:05:04.98 ID:mEmT1Qj+0
>>114 出川「シュークリームは深いよ(キリッ」
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:05:48.38 ID:iQ4PjV5jO
「カツオくん!」
「君!何をするんだ!」
マスオや医師達が止めようとするが、カツオはタラオの首を絞め続けた。
「早く!警察を呼んで!」
病院は騒がしくなり、しばらく経ってようやくカツオはタラオから引き離された。
「残念ながらお子さんは…」
こんなことが起こったというのに医師は冷静に仕事をしていた。
タラヲが小学生になっていじめられるSSあったよな
このスレと中和させるから誰かうpしてくれ
それよりもあいつだろ・・・
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:06:56.36 ID:iQ4PjV5jO
警察が到着し、カツオは現行犯で連行された。
マスオはうなだれているように見えた。
こうして終わったかのように思えるこの話だが、実はまだ始まってさえいない。
気になるwww眠れんww
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:07:46.90 ID:reL2V2ny0
>>127 どんだけ壮大な物語なんだ
明日仕事の俺にたいするあてつけか
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:07:53.01 ID:xk0epozH0
まだ始まってもないのかよwwwwwwwwww
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:08:20.40 ID:iQ4PjV5jO
このニュースは瞬く間に世間を騒がせた。
「自分の甥を姉の死の瞬間に殺害」という一見不可解な事件が人々の関心を引き、様々な憶測を読んだのだ。
「君はどうして自分の甥を殺害したんだね?」
何度も何度も聞かれた。
しかし「憎かったから」だとしか言えなかった。
本当に他に理由はないのだ。
タラヲが死ぬことで始まる、ハートフルストーリーですか
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:09:08.08 ID:yee7sgIqO
タラヲが死んだからちょっとパーティーしてくる
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:09:16.93 ID:iQ4PjV5jO
しかし世間は甥が「憎い」だけでは満足してくれなかった。
自分に置き換えて理解出来るような供述でないと受け入れてくれなかった。
本当なんだよ…あの家はそうだったんだよ…信じてくれ…。
はっとマスオのことを思い出す。
「そうだ、マスオ兄さんが証人になってくれる!」
そう思い弁護士にマスオを呼ぶように頼んだ。
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:09:47.25 ID:iQ4PjV5jO
マスオは直ぐに来てくれた。
「カツオくん…」
「マスオ兄さん、ごめんなさい。でも僕はただ供述を信じてもらいたいだけなんだ。タラちゃんを殺したことからは逃げたりしないよ」
マスオは頷き、協力してくれた。
その後二人きりでの面会が許される。
眠れん…
てか登場人物マスオだけじゃん
マスオ「これで一人身・・・思い通り!」
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:11:15.56 ID:mfQISiR/0
まだ、ノリスケもアナゴ完全体も出てきてないからなぁ
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:12:33.37 ID:yPUzmhZCO
やっと追い付いたw
支援してますw
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:13:43.51 ID:coTI1YSqO
しえん
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:14:56.33 ID:iQ4PjV5jO
「マスオ兄さん…タラちゃんのこと………本当にごめんなさい!」
カツオは謝った。
いくら自分がタラオを憎んだとはいえ、マスオにとっては大事な一人息子だからだ。
しかし意外な答えが返ってきた。
「いいんだよ、カツオくん」
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:15:36.81 ID:iQ4PjV5jO
「マスオ兄さん…優しすぎるよ………」
カツオは泣き出した。
「カツオくん、泣かないでよ…」
マスオが優しく慰める。
「だって…だって…僕は…マスオ兄さんの大切な子どもを…」
「いいんだよ」
顔をあげるとマスオは笑っていた。
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:18:13.97 ID:iQ4PjV5jO
「え…」
よくわからなかった。
「カツオくん、ありがとう」
「????」
訳がわからなかった。
「こうも思い通りになるとは思ってなかったよ」
「!?」
サザエにお湯ぶっかけたのは万寿夫かもね・・・
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:18:59.22 ID:iQ4PjV5jO
「思い通りにって…?」
カツオはすっかり混乱していた。
マスオはまるで別人のような顔をしていた。
「君があの糞ガキを殺してくれたってことさ」
「!?」
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:19:10.46 ID:tmocfh3R0
カツオ「父さんはおひとよしすぎます!!タラオはまたやりますよッ!
心の中であざ笑っている!あなたを!」
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:19:48.67 ID:iQ4PjV5jO
「君だけじゃないな。君の家族は実に扱いやすかったよ」
邪悪な笑みを浮かべたマスオが話す。
「ど…どういうことなの…?」
豹変したマスオとその口から出る言葉に動揺を隠せなかった。
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:19:54.92 ID:MurH8rao0
やっぱりマスオが黒か
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:21:39.92 ID:mfQISiR/0
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:22:11.01 ID:iQ4PjV5jO
「でも君やワカメちゃんには可哀想なことをしたなぁ…ははははは」
「え…」
ただただ戸惑った。
「まだわからないのかい?」
楽しそうに言うマスオに背筋がゾクッとした。
どういうことなの・・・
マスオ「計画通り」
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:23:49.59 ID:iQ4PjV5jO
タラオが自分の子どもではないことを知ったのはすでに結婚した後だった。
サザエや両親はマスオが気づいたことは知らないらしい。
このころから精神科に通うようになった。
「よりによって…ノリスケの………」
この家族といる限りこの呪縛から解き放たれる術はないと感じるようなっていった。
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:24:41.93 ID:nr6b2VexO
マスオ悪かぁ。
ノリスケ悪がみたい。
まぁこれはこれで面白い。
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:25:09.47 ID:iQ4PjV5jO
その病院であのトラックの運転手に出会った。
「騙されていたんだ…本当に憎いよ」
彼はマスオの話を聞き、手を貸すと言ってくれた。
同じような経験があったからだった。
ノリスケかよw
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:25:12.61 ID:wvYW0VptO
(((;゚д゚)つC
ノリスケ・・・イササカ先生の原稿がまだだって頻繁にイソノ家に来てたのは。。。
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:27:07.41 ID:iQ4PjV5jO
復讐を完璧なものにするため、カツオの心の隙間に入り込み自分の駒とした。
心を許しなつく様は滑稽にも感じられた。
マスオは最早まともな精神ではなかったのだ。
悪口を刷り込み、愚痴を共有することによりカツオに必要以上の憎しみを植え付けた。
自分だけが全てを知っていることに快感すら覚えていた。
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:28:29.16 ID:iQ4PjV5jO
「あの事故は偶然じゃないよ」
カツオが崩壊していくのを見るのは楽しかった。
「彼に頼んだのさ」
生活に困り刑務所に行きたいと願っていた彼と利害が一致したのだった。
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:29:18.95 ID:iQ4PjV5jO
二人が予定通り死んだ後、病院で出会った人から毒を買った。
それを毎日少しずつ波平の食事に混ぜた。
家族の死によって落ち込んで弱ったのだと思い、誰も死因を調べようとはしなかった。
カツオとの会話が終わったあと、マスオは波平に言った。
「僕が気づいてないと思いましたか…?」
この言葉が引き金となり、波平は逝ったのだった。
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:30:36.11 ID:iQ4PjV5jO
サザエが弱音を吐くとき、一見して慰めているようだったが実は追い詰めていた。
何も知らないふりをして良心を痛めつけ、他の人と会わせず内に篭らせたのだ。
家族を相次いで失い、そんな工作をされたサザエに自殺願望が目覚めるのは必然だった。
しかし自殺はされたくなかった。
最後の駒になってもらう必要があったからだ。
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:31:21.87 ID:iQ4PjV5jO
ある晩カツオに食事を持って行かせ、少しの回復を謀る。
それは予想以上の効果をあげた。
その日のカツオの食事には睡眠薬を混ぜておいた。
「ふふふ…ついに明日だ」
もう何が目的なのかもわからなかった。
壊れきったマスオはひたすら家族を不幸にすることを考えていた。
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:31:27.34 ID:xk0epozH0
やっぱり盛ったのかよw
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:33:02.52 ID:iQ4PjV5jO
お湯を沸かし、サザエを起こす。
機嫌よく起きてくる姿は滑稽だった。
「サザエ…ちょっとこっちに来てくれないかな」
そういい鍋の近くに呼ぶ。
「あら、なにかしら?」
「ちょっと向こうむいて…」
そういい反対に向けさせる。
「なによ〜マスオさ
声はかき消された。
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:34:14.38 ID:Nt6fShc+O
wktkがとまらない
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:34:21.48 ID:iQ4PjV5jO
マスオによって熱湯がかけられたのだ。
「ははははは!ついにやったぞ!!!!」
構想通りに進むのが楽しくてたまらなかった。
「パパ〜」
タラオの声がする。
あとはこいつだけだ。
「タラちゃん、これをお飲み」
タラオはなんの疑いもなく飲んだ。
やはり睡眠薬が入っていた。
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:34:51.12 ID:340n1CdTO
wktk
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:35:38.49 ID:iQ4PjV5jO
それから数回熱湯をかけ、慌てた口調で救急車に連絡した。
何度も考えた偽りの説明をする。
まだ辛うじて意識があったタラオにも質問が及ぶが「わからないです…」としか言わず、その後寝てしまった。
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:36:21.67 ID:340n1CdTO
サクサク投下されてて見やすいな
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:36:30.53 ID:iQ4PjV5jO
「そして起きたであろう君に電話したんだよ」
まるで面白い昔話を読み聞かせているようだった。
あまりのことに頭が働かない。
「そうしたら君は…本当に予想通りに動いてくれた」
マスオに操られていたのか…全て………。
熱湯ぶっかかったくらいで死ぬもんなのかな
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:38:00.44 ID:iQ4PjV5jO
「君の家族ばかり次々に死んで、少しでもなんかおかしいとは思わなかったのかい?」
その目は狂喜に満ちている。
「カツオくん、これをあげるよ」
小さなカプセルだった。
「波平に飲ませたのとは比べ物にならないよ…すぐに楽になれる」
そう笑い、出ていった。
カツオは決心した。
朝まで保守頼むわ
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:39:10.69 ID:iQ4PjV5jO
マスオに聞いた全ての事実を明らかにした。
もう失うものなど何もないカツオの最後の反撃だった。
その後カツオはカプセルを飲む。
マスオの元に警察がやってきた。
「面白いよ………」
ずっと何かを呟いていた。
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:40:11.93 ID:obdhG9kGO
やはりマスオか
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:40:36.75 ID:mfQISiR/0
物語が始まったばっかりなんだから、マスオも操られていると考えるべき
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:40:55.92 ID:IR8qLj1KO
>>173 分からんけど火傷が酷くて身体の水分がなくなったりとかしたら、死ぬと思う…あんまり気にするな
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:41:11.49 ID:Nt6fShc+O
カツオ「花沢さんこれ飲んでみてよ」
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:41:40.32 ID:iQ4PjV5jO
「僕は通院していました。無罪ですよね?責任能力はありませんよ」
そう繰り返した。
しかしそれは認められず、共犯のトラック運転手や薬の売人とともに判決がくだされた。
マスオはこの中で一番重い無期懲役だった。
「馬鹿だなぁ…僕を死刑にしないなんて…ははは…ははははは…」
マスオは狂っていた。
投下が早いのがイイな
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:43:02.45 ID:iQ4PjV5jO
「父さん…父さんは僕を愛してくれてたんだね…」
全てを話したあとカツオは呟く。
「姉さんだって僕のことを心配してくれていた…」
「どんな人も間違うことはあるさ…僕はあの家に産まれてよかったよ…やりなおしたいよ………」
やっとわかった。
しかし遅すぎたのだ。
「僕がわからなかったせいでマスオさんにつけこまれたのかなぁ………ふふふ、もうどうでもいいや」
「タラちゃん…君は僕になにもしてなかったのに……ごめんね、苦しかったかい……」
そうしてマスオの死刑を願ってカプセルを飲んだのだった。
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:43:16.76 ID:raCQvs0VO
自分で責任能力が〜なんて言うのか?
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:45:58.78 ID:iQ4PjV5jO
しかしマスオは出所した。
そして間もなく10人を超す死者が出る通り魔事件を起こす。
その犠牲者にはノリスケ一家が含まれていた。
マスオは全く更正しておらず、メディアはこれを批判した。
今度は死刑判決が下され、処刑された。
マスオは最期まで反省の色を見せず、狂ったように高笑いしていたという。
おわり
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:46:39.47 ID:/5N0VAUf0
乙
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:46:52.73 ID:MurH8rao0
乙
otu
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:47:20.37 ID:JkzOKWlOO
乙!
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:47:33.54 ID:mfQISiR/0
乙だが、始まったばかりじゃなかったのか・・・・
「なによ〜マスオさ ←これよかったー。 乙ー
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:48:07.44 ID:Nt6fShc+O
BAD ENDwwwww
1乙
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:48:43.70 ID:340n1CdTO
面白かった
乙
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:50:07.77 ID:j935f3LE0
意外とアッサリ終わったな
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:50:08.04 ID:6AYt7YWDO
乙
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:51:23.29 ID:G0+fj5XuO
無期懲役の人って出所できるの?
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:51:28.20 ID:IR8qLj1KO
乙
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:51:30.86 ID:yPUzmhZCO
乙です
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:51:48.70 ID:iQ4PjV5jO
読んでくれた方々、本当にありがとうございました。
他のスレは知らない方が多いと思いますが、一応自分なりに考えた有名作品の闇を少し膨らませて書いたハイジからの鬱三部作はこれで終わりです。
もう受験に集中したいので終わるまでここに来られないと思います。
様々な矛盾点や勘違い、おかしいところは多々あると思いますが、ただの暇潰しとしてあまり深く考えないで楽しんで頂けたら幸いです。
それでは受験頑張ってきます!
本当にありがとうございました!
三部作だったのか!全部みたいぜええ
乙!
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 00:53:47.09 ID:obdhG9kGO
あら?突然終わったな。
乙
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 01:01:01.79 ID:mEmT1Qj+0
乙
受験失敗して自分が鬱シリーズ第4弾にならないようにね
>>199 鬱ハイジだけよんでない…
しかし、レベルアップしたな
この前のドラえもんとは比べものにならないくらいおもしろかった
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 01:13:18.54 ID:yPUzmhZCO
とりあえず
>>175のために・・保守してみようかな
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 01:19:00.41 ID:wvYW0VptO
>>1 おお、ハイジの人だったか!
三作品全部読ませてもらった〜楽しかったぜ
受験終わったらまた書いてな、期待してるぜ!乙!
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 01:20:37.82 ID:8sXIFGYAO
乙ん!!3部全て読んでたよ!
鬱な受験結果にだけはならないでくれ!!
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 01:22:52.06 ID:RuEBNCNuO
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 01:38:34.07 ID:ft3oYL9xO
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 01:42:22.94 ID:yPUzmhZCO
ちょw
見に来てみたら何w
俺なにかした?ww
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 02:02:19.41 ID:yPUzmhZCO
ほしゅ
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 02:05:10.14 ID:4MIuHV5C0
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 02:10:33.39 ID:mv2kduxp0
>>196 「無期」、つまり期限が決められていないだけ。
1年でも、20年でも「無期」。
だいたい20年位ででてくるらしいよ
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 02:32:23.37 ID:yPUzmhZCO
ほしゅ
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 03:00:03.20 ID:yPUzmhZCO
保しゅ
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 03:48:02.29 ID:yPUzmhZCO
あげ
ほし
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 05:14:20.95 ID:wvYW0VptO
ゅ
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 07:06:37.14 ID:wvYW0VptO
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 08:12:36.33 ID:7nxo3fCiO
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 08:54:35.05 ID:V8Z/BMuLO
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 09:04:36.31 ID:7nxo3fCiO
腹いてぇ
ほ
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 10:51:44.31 ID:yPUzmhZCO
しゅ
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 11:22:47.17 ID:T6/lgfXo0
ほ
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 12:01:27.59 ID:yPUzmhZCO
し
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 12:33:31.66 ID:revttgvR0
長い
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 12:53:42.72 ID:7u4YWG570
残ってたああああ
保守してくれたヤツサンクスw
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/08(水) 12:59:09.03 ID:yPUzmhZCO
来たのかww
保守して本当に良かったw
いままでの読んでみたいな・・・
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ほ