やる夫で学ぶ楠木正成

　　　　　　,,､-''"´￣￣｀｀`ヽ､
　　　　,／　　　　　　　　　　　`-､,,＿
　　　,/　　　　　　 i, ;　　　　　 ﾞミ三ｰ''"
　　 /　　　　　　　ﾊﾊ　　　　　　　　ヽ,
　　i"　,/　/　,〃i/　 い、　＼ 　　いN
　 /　,/　,/ノ /　,ノﾉﾊ　ﾄ,、　ミ`'ー Ｖﾘ
　 | ﾚ'　　　_,,､ｧﾁ-ーﾋヽ| ゞﾋs、ミヽ　i
　ﾊ　　rﾍ ｱ'　 <ﾓﾃ;;　　 ｉ' zｯ､｀i　　ｿ　　　　　　ようこそ皆さん私の研究室へ。
　 ﾞYf iﾞ　|ﾄ　　　 　　　　:i　｀｀　ｲ, ノ　　　　　　　私が歴史研究家（志望）のヤン･ウェンリーです。
　　いヽ　ﾞ!,　　　　　　,_　;､　　 ,ﾀ"
　　　`i, `r､　　　　.._＿｀＿　　,ﾘ
　　　 ｸ',ﾍ ﾞ:､　　　 `''ー‐'´　 /ﾞ
　　　ｲ,ﾍ　ゝ＼.　　　 ￣　 ／
　 f￣`''ー─--ﾐ''-､,,＿,,イ!‐-､､,,_
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　　 　 　 　 　 　 ﾄ　　ヾぃ　　）　　L,,＿

ほっとけないよー

　　　　　　　　　　　　　　_,,,.-―''''"￣`''-,‐'´−--- 、
　　　　　　　　　　　　, ''"　　　　 ｒｒ、　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　 ／　　　　　 /iiii（从川　　iii　　　iii;;　＼
　　　　　　　　 　 ﾉ　　　　　　/iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiｌ　ii iii　　　iiiiii　　＼
　　　　　　　 　 /　ｉ　　　ノｊノiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|　ii iii　　 ｊiiiiiii　ﾞ､ヽｊ
　　　　　　　　/　ﾉﾝiii;;;iiiiillllliiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii ;;〃iii ／j八iii　 }
　　　　　　　　!iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii_,,,.-ｧiiiiiiiiiiiiiii〃,‐'ﾉノｰ_＝ 〉ｉｉｊﾘ　　　　このたびはこの場をお借りして
　　　　　　　　ｉ、iiiiiiiiﾍ_ｉｉノ::::／iiiiiiiiiiiiiiiiiノ:::::::ｒ ' I!:::　 {jﾉjﾉ　　　　皆様に歴史の面白さを体感して
　　　　　　　　 ｉiiiiiiiiiゝ:::::::／iiiiir'´ヽii 〔::::::::　　￣　　　＼　　　　 いただけたらと思います。
　　　　　　　　 ﾞ､iiiiiiiiii　iiiiiiiiiiiii{　斤ヽ ヽ::::::.　　　　　 ___ノ
　　　　　　　　　 ｉiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiヽ､爪弋ﾐﾞ::::::::::　　　　　 ｊ
　　　　　　　　 　 ＼iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii`Y´::::::::::::::::　　　　ｰ=!　　　　　さっそく今日のお話を始めましょう。
　　　　　　　　　　　 }iiiiiiiiiiiiiiiiii/ﾉﾉ从::::ﾞ､::::::::::::..　　　'ｰｆ
　　　　　　　　　　　「iiiiiiiiiiiiiiiii/iﾝﾉjﾉ::ﾞ､: ヽ::::::::::::: 　　　ｉ
　　　　　　　　　　　ヽi_i_ii_iiiii∧ﾘ:_:_:_:_ヽ;;;: :`''‐-、＿,,ノ
　　　　　　　　　　　　|llllllllllllllllllllliiiiiiｉｉｉｉiｉiiiｉｉ＼〔＿__
　　　　　　　　　　　　|lllllllllllllllll＿llllliiiiiiiiiiiｉｉｉヽ与､-、ｉｉ､
　　　　　　　　　　 r'´`ヽ!!!ｌｌｌｌｌ|＿ ~`''}ｉｉｉｉｉｉｉ| ｉｉ|　　ゝ＼ヽ
　　　　　　　　　／llllllllllllllll＼llllllllllll`┘ｉｉｉｉｉ| ｉｉii|　　ﾉ　 }ｌL
　　　　　　　 ／llllllllllllllllllllllllllll＼lｉｉｉｉ＼ｉｉｉｉｉ| ｉｉiiii||＿＿_」ｉｉｉ|
　 　 　 　 ／llllllllllllllllllllllllllllllllllｉｉｉｉｉ＼ｉｉｉｉｉ￣ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉヽ
　　　　／llllllllllllllllllllllllllllllllllｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ／ｉｉｉｉｉｉｉｉｉ_ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉヽ
　　　/llllllllllllllllllllllllllllllllllｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ／ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉＨｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉ|

　　　　　　　　,r'Ｚヽ　　　　　＿,,,;:-､s-──--ﾐ,,_
　　　　　　 　 ＼l／　　_,:r'''"n ,,　　　'l;　ﾞl!　　 ﾞl!, ﾞヽ､
　　　　　　　　　　　,;rii"　,　 ,ﾘ,ﾊﾍヽﾞi, l,　ﾞli.　　 ﾞlli, ﾞlli,ﾞ'i;
　　　　　　　　 _,;r'" ,il'　;il' ,i'ｸﾉ ﾘ ﾞいﾐﾞゝ,､ﾞゝ　　ﾞli;lli, 'li;,ﾞi,
　　　　　　_,;r''"　 ,;il'"ノﾉノ ｼ'＿＿　　`''弋ﾐヾミヽﾞ;llllli;, l'}　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｸｽﾉｷﾏｻｼｹﾞ
　　　_,,:-''"　　,,;ill;'",;i'-''""二二￣`　　　,,:''''''ｰ-ﾞlll;iii,'lllli,'}　　　　このお話の主役は"楠木正成"
,>iii''"　　 ,,;ｨ彡''"/f"　　r'''("llli)`　　　　,/"'flliiﾐヽ.|!li,'llllliﾘ　　　　戦前では大楠公と呼ばれ、
ll'"　　　,:i''　 }i　lﾞ {!　　　　`￣　 '"　　　i ､ `'''"　,;llll,lllll;ﾂ　　　 　知らない人間がいなかった
.いi'　.;i'　r' ;il　i'{　`ﾞ　　　　　 　 　 　 　 ﾞi､　　　クｼ''"　　　　　　ほどの有名人です。
　`i,　:lli,　　ﾞli :l: ﾞ'':､　　　　　　　　　..　　　 i;　　　.|
　　ﾞi,　ﾞllii;, ｰﾞ''li､　　　　　　　 　 　 ' -'''; r'"　　　 |　　　　　　　　また、彼は"楠正成"と表記される
　　　ﾞi,　,l''llli;,　,,ﾐ　　　　　 　 　 　 ＿−　　　　 /　　　　　　　 　こともありますが、ここでは
.　　　 ;ﾚ　 'llllli;　 ﾞ:､　　　　　　'"￣ 　￣`''ヽ　 /　　　　　　　　　一貫して楠木正成の表記で
　　　 "|　　,ill'l!.　　ﾞi､　　　　　　　　-==　　　./　　　　　　　　　　進めていきたいと思います。
　　　 _|　　,il' 'ﾞ　　　ﾞ'ゝ､　　　　　　　　　　　/
　　/" ヽ､　{,,_　　　　　`ﾞ'''ｰ::,,,_　　　　　　 /
　,/　　　 `''''ｰﾐ=-:;,,_　　　 `'￣`''''ー---r''
　　　　　　　 　 　 　 ＼,-､_,:-ー､`ー-'''7ｰ:､__
　　　　　　　　　　　　　＼　 `ヽ　`ー''''"'＜,,_ `ヽ､

　　　　　　　　　　_,;r''"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾞi
　　　　　　　　　,r''　〈;;K〕　　　　　　　_,,;::ニ-ー-----=ﾆ::,,_ ,ﾉ
　　　　　　　　　{　　　　　　　　　,,:ﾆf'l"　　　 ;; :,　,,　　　　　`l;,
　　　　　　　　　ﾞ:､,,,＿＿＿,,;r''i"　i l | li　　　li li;　li;;,,　　　　　ﾞii;
　　　　　　　　　_;f　　　　 ﾞﾂ,川;　　l l l llli;i,　 'lii;llliilllllliii;;;;;;;;,,,,liiiii}　　それほどの有名人であれば皆さんも
　　　　　　　　　 ら'"~　　_,,ﾂ 川ﾄミヾﾐミﾄ,llllliii;;,''llliiillllllllllllllllllliiillll}　　大なり小なりご承知のはず。
　　　　　　　　　 {i" 〃ｱ~;;;ﾆ._ﾞヾ＿_三ニ=-ﾞﾐミﾞ;iillllllllllllllllllllllllllllli}　　正成は南朝側の有力武将として
　　　　　　　　　　ﾞi,{ ,{{ ﾞi "ﾓji:､　;'" -''ﾓj-=;,　　 ji;lllll''""ﾞ;;llllllllllﾂ　　　　　　　ｱｼｶｶﾞﾀｶｳｼﾞ
　　　　　　　　　　　ﾞヾﾐ､ﾞl; ￣ l::　::..' ￣￣　　　,ﾉﾂﾂ i'" ,ﾉlllllllﾂ　　 北朝側の足利尊氏と戦いました。
　　　　　　　　　　　　　ﾞﾘ':l;　 l:　:::::;,_　　　　　　 ,;ﾂ'　i　ノ;illllli;'
　　　　　　　　　　　　　　　'l　ﾞ:,__:-''　　　　　　　　_,il-''";llllli;'　　　　ですが何故万世一系と呼ばれた天皇家が
　　　　　　　　　　　　　　　 'l;　ー─--　　　　　,,r''ﾉ ﾞﾐ;illlllli;;ﾐ;､　　 二つに分かれてしまったのか？
　　　　　　　　　　　　　　　　''i;,　ﾞ"""　　　　,,;r'' ,/　　ﾂ'llliiﾂ　l　　 物語に入る前に簡単に説明させて
　　　　　　　　　　　　　_,;:-''"~''i:,　　　　_,::r'".:::: '_,;ﾆ-''''~~　　 :l　　 いただきたいと思います。
　　　　　　　＿,,,,,,;;;:-ｧ"ヽ　　／~'===ﾃ"ー､r''''""　　 _,:-ｰi　 :|ﾞ'-::,,_
　　　　,-ス"　　　　,/,i'　ﾞi ／　　　,ｲ;"　　ｨ;i⌒l　　 r"_r=i-l　 jL_　　ﾞ'''ｰ-
　　 ,/",i'　 　 　 　 ,;i'j　　,}　　　 ,;f ﾉ　　,i' ﾉ　‖ 　 ﾚ-'''""　　　 ﾞ''ー-
　 ,/'　;l　　　　　　 ,l,j　r'"l,　　　 ''　　　,:ﾄﾂ　 ‖　　　,;:r''
. /'　　Lﾆ--ー　　 l,l "ﾞl;,　`''ー----─''" ﾗ'　 iLｪｰ''"

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _.　-　._　　　　　　　　　　　　 _
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　　　　　 （ ヽ　　　　　　　　　　　　　 '.l.　　　___/　 　 ヽ´　　ー-=ﾆ.¨｀７ 　 　 ｒ '
　　 r──’　｀ヽ　　　　　　　　　　　　.ゞ ' ´　　 　 　 　 '.　　　　　　 ｀丶、　 /
　(´_￣　　　　 　 ヽ　　　　　　　　 ／　　　　　　 　 　 　 |　　　　 　 ＼　 ＼/
　‘ｰ⊂.　　 　 　 　 ＼　　　　　　/　 ,　　　 ｌ　 ｜　　　　|、　　　 　 　 ヽ‐-,ヽ
　　　　　￣￣＼ 　 　 ＼. 　 　 /　 /　　 　 !　 ∧ 　 ｜｜ヽ__｜　　　　 ∨　｀
　　　　　　　　　 ＼ 　 　 ＼　 /　 /　　　　 |　/　' 　 ｜｜'´ヽ l　 　 　 l.　',　　　　　やったね！
　　　　　　　　　 　 ＼ 　 　 ＼l　 '　 　 |　 ,ィ´′ ∨　ﾊ. |　　 Nヽ.　　　|､　i　　　 　幕府の大勝利だよ！！
　　　　　　　　　 　 　 ＼ 　 　 ＼l.　 　 |　 /|/　 　 　/　/ 　 　 　 ',　　 |､ヽ!
　　　　　　　　　 　 　 　 ＼ 　 　 ヽ､.　 |　i 　 　 　 ∨　　　 三三 ハ.　 !　＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼.　　 /＼ |　|　ｘィ彡　　　　　　　　・{　l.　∧　/
　　　　　　　　　　　　　　　　/＼ /　　 }'ヽ! "´　　　　 　 ,、_,　　　l　|∨　∨
　　　　　　　　　 　 　 　 　 /　／　　　/ 　 ＼　　 　 ‘７´　 ） 　 .ﾉ　| 　 　 l
　　　　　　　　　　　　　　　{　　　　　 /　　　 ',＼　　　 ､__,. '　,／　　|　 　 /
　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼　　 ／　　　 　 ',　ヽ----r　' ´　|　　 |　　./
　　　　　　　　　　　　　　　　 | ｰ ´　　 　 　 　 ',　 ',　　 ヽ　 　 |　　 |　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ﾎｳｼﾞｮｳﾔｽﾄｷ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北条泰時
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｺﾞﾄﾊﾞ
承久の乱が鎌倉方の勝利に終わると、幕府は「後鳥羽上皇の子孫の皇位継承は認めない」
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｼｼﾞｮｳ
とする方針を決定した。が、四条天皇（87代）が皇子・皇女を作らないまま12歳で事故のため、崩御してしまった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　 -−-
　　　　　　　　　　　 _.　 ' ´　　　　　　　　｀　、
　　　　　　　　 　 ／　／　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　/　／／　　　　　　　　　　　　　｀　ー-
.　　　　　　　　/／ィ'　　 .／　＿_　_,./　　｜ |
　　　　　　　 ,ｨ' ／　　 ／　´,　 ' ＾　′ 　 ,|　|
　　　　　　 '´ ｌ′　 _／ .__／　　　 /　 　 7ト/.
.　　　　　 　 /　. ィ'/　 「'７女ァr　/ 　 ／　!'| lヽ　|
　　　　　　 /／,ｒ１'　,.ｲ　ﾑ.　 /　/　／　ぇ､ﾘ |　　|　　　　　　困ったな…
.　　　　 　 ´　l.{　|／　|　[＿/　 /／　　 '　ヾ:､　　|　　　　　　次の天皇は誰にしようか…
　　　　　　 　 | ヽ|　　 |　　　　　'　　　 ん　／|　 /　|
　　　　　　 　 |　｜ 　 |　　　　　　　　 ヽ､/,ｒ´|／　 ,ﾊ
　　　　　　 　 |　｜ 　 |＼　　　´’　 　 　 /　 ,　　, '　l/
　　　　　　 　 |　｜ 　 |　j｀　ー--‐ャ　 ´　／ |／
　　　　　　　　'.　ﾊ. 　 |/　　 ／　／　　, <　　 !
　　　⊂,.￣｀ヽ∨ ∨　|￣｀/ 　 /　, ／,ｒ⌒.ー､
　　　／　　 　 ﾞl 　 Ｖ' |　 / 　 /／'´ i´　　 ｀ヾ
　 　 }',. ,　／　 |　　 ヽl. /　　/'　 　 ！　　　　 ）
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｺﾞﾀｶｸﾗ
これにより非後鳥羽上皇唯一の子孫であった後高倉上皇の血筋が途絶え、
幕府は後鳥羽上皇の子孫の中から次の天皇を探すことになった。

　　　　　　　　　／: : : :／ : : : : : : i: : : : : :ヽ : : : : ｰ ､ : : ＼
　　 　 　 　 　 /: : : ／ : : : : : : : ,ｲ : : : : : : :l: : : : : : : ＼- ､:＼
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　　　　　　　.' : : :/ : /: : : : : : /　 ｖ : : : : l : |斗-: : ヽ: : : : ﾍ
　　　　　　　|: : :/ : /| : : :― ｘ　　 ∨: : :∧ |　∨: : :ﾊ: : : : :ﾊ
　　　　　　　|: :/ : /: | : : : : /　｀　　|: : :/　j/-　∨: : :l: : : : : :|
　　　　　　　r┴､/:ヽ| : : : / 　　　　|: :/　 示旡ｱV : :|: :|ヽ: : |
　　　　　　　|　　| : :│: : /|.　　　　 | / 　 ﾄ::爿/ ハ: :|: :|　',: :|　鶴岡八幡宮の御託宣が
　　　　　　　'vｰく ,ｘ┤: / :|三≧x　ｊ/　　 込;ﾘ　{ : | ∧ |　 ∨　あったよ！
　　　　　　／　　 ヽ. | /: :│ ,／ 　　 　 ' 　　 .:・} : |/　i/　　　　　 　 　 　 　 ｸﾆﾋﾄ
　 　 　 　 |　　／⌒}:�Y : :ﾍ:.:.:. 　　 ー'ｰr' 　 ／: : |　　 　 　 　 次の天皇は邦仁王だ！
　 　 　 　 {　　　 ／´}_ﾑ: : :≧ｒ ､ .. _ ｰ ' .. ＜/: : : |
　　　　 　 ヽ　　　 ／　}ﾍ: : ＼＼ 　 厂}ヽ._/ | : : : |
.　　 　 　 　 ＼ 　 __／　 ＼: : ＼＼x-┴く ヽ| : : :.′
　　 　 　 　 ／　　 /ヽ 　 　 ＼ : ヽ ＼ 　 | 　|: : :/
　　　　　　/　 　　 {ヽ}} 　　　　ヽ: : }　 ＼ l 　|: :∧

　　　　　　 　 　 ,-―-､　 　　＿＿_　_
　　　　　　　　 <-┬―｀「 ７'＿＿ ／/
　 　 　　_ - ―　￣7￣￣ ヽ　 _　/ /
　 　　／　　　　　　 　 　　　　＼く くヽ、
　 ／　　　　　　　　　　 -､　 ヽヾヽ.人 ヽ
　| / /　 ,　/　./ / ,　i　、.|| |　|　ミ| | |　|
　ﾚ| |　　|　|　,　/ / ､| | |　|| |　| 三| | |　|
　　V| |　| _lメ|/|/VVΤlﾌT| |　 |彡|　|_| |
　　　iヽlヽ|,=ﾆｭ　 　 ｪニ=ｭ| |　.|／|　|　 |
　 　 | | | .| ″　'　　 　″　| |　 | ./-´　||
　 　 | |　 ﾄ.　　 rっ　　　　|　|　.|´ | |　 ||　　にははー
　 　　||　 || ＼_ 　 　　　イ ﾉ　/　 | |　 ||
　 　　| |　||　 _i (工 -― | | |　|　　| |　 ||
　 　 | |　||Τ　　/|　 　 ,（ {　| |7-､|　|　||
　　　| | | | |　 ./† |　 　　）} |　|　　＼　||
　 　/| || .| |　/　　|　　 /| | |　|
　　　　　 | | /　 　 |　 //
　 　 　 　 　 　 ｺﾞｻｶﾞ
　　　邦仁王（後嵯峨天皇）
　　　　　　　　　　　　　　 ﾂﾁﾐｶﾄﾞ　　　　　　　　　　　　ｼﾞｭﾝﾄｸ　　　　　　ﾀﾀﾞﾅﾘ
当時、候補者としては、土御門天皇の皇子邦仁王と順徳天皇の皇子忠成王の二人がいたが
執権北条泰時は、承久の乱の関係者の順徳上皇の皇子の擁立には反対の立場を示し、
承久の乱の時に中立的立場であった土御門上皇の皇子の邦仁王を鶴岡八幡宮の御託宣があった
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ﾂﾁﾐｶﾄﾞｻﾀﾞﾐﾁ
として擁立した。また、邦仁王の大叔父である土御門定通の妻は泰時の異母妹であり、
邦仁王と北条氏とは縁戚関係であったという。

　　　　　 　 , -―＜＿　ヾ ', ヽ__／＿,-――-､
　　　　　　 |　　トｰ- ､＿／ ⌒ヽ￣　 ￣｀＜こ)-―-､
　　　　　　 |　　ヾ, '´ ／,　'´ ／⌒ヽ　　　　　　￣ﾆ＝=ｭ､
　　　　　　 ヽ,　　 V　 /　　:/　 　 :|　　:l　l :l　　　　 .＼　｀ヽ
　　　　　　　 <　　l､　,'　　 / /　 ! :|　l　|　! :!　l　l　､ ﾄ ヽ
　　　　　　　 ﾚ'　 {､`i:　　 ,'　! _./|__!　l　!　|__l　|　|　|　|ヽ }
　　　　　 　.く　　 { `:l　　 l: ,l'´/ﾘ|/| /! /! ,|　!｀!ヽ!　l! :|　ﾘ
　　　　　　　|: ＼/!､ !　rh||/|/ﾚ|/ ﾚ' |/ ﾚ'.| /ﾚ| /|　i! :!
　　　　　　　|　/　|ヾ!　i!l h r≠＝x　 '　　r≠=k､ |/ |/
　　　　　　　|/　　| /　:i!| !l　" " "　　　， " " !'}`l　 ’
　　　　　　　ﾚヽ _.|/ 　 !i l ヽ、 　 　 'ー'　　　,ﾚ'　:}!
　　　　　　 / .／　!　　 l　　　 ヽ、　　"　 , '´　 ／ |、
　　　　　 ./ ./　　:{　' ,　 ＼　　　 }'､__, ィ '　　,/ ,'　! i
　　　 　 / /:l　　　',　　　　!ﾌ　　 l,ｰv-､ l　　 :{ ,'　 | :|
　　　　/ /,' l　　　　ヽ　', :/.　　 l |'"ri"'! .l　　 :l　　l　ﾄ、
　　.　/ / i /　　　　　ヽ ./　　　l :ｌ =!l= !　l　　　l　 !　　ヽ
　　 / /!／　　 __　　　 V　　　 l :| 　||　|　,l　　　 V　　　　:〉
　　 { l　{　　 '´　 ＞､／　　　 ∧' i　　 i.∨:l　　　 ヽ＿　 /
　　 .!:l　ヽ 　 r '´　 /　　　　./ :|　:i　 i /　 ,!　　　　ヾ } :/

この駆け引きによって、わずかな時間だが天皇位の空白期間が生じた。
天子のいない11日間である。この空白期間の後、さまざまな駆け引きの結果、
邦仁王が仁治三年（1242年）一月二十日に即位し、後嵯峨天皇となった。
当時土御門家一門の没落しており、後嵯峨天皇は二十二歳になっても
元服の儀式をあげないまま、やがて僧籍に入る予定であったという日陰者であった。
そのためか擁立を後押しした幕府との関係はすこぶる円満であった。

　　　　　　　　　　　 ,へｰﾍｰ､ , - '´￣￣ヽ＿ ,　-―- ､
　　　　　　 r――‐┴─くこ＞ '´￣￣￣｀ｰ'´ -=ニ二｀
　　　　　　 l　　　　ヾア´, -　 　　　　　　　　　　､　　　｀-､
　　　　　　　!　　　 ./　/　　 ／⌒　　|　 |　l　l　 ヽ ヽ `ト､ ヽ
　　　　　　　 ヽ　 ./　/　　./　/ /　l　|　 |　l　l l 　 l lヽ ヽヽ}
　　　　　　　　{-ｰ!　 !　　 :| / / !　:!　!　 !　i! l | l:　| |　ﾄ､ヽ
　　　　　　　 /}　:{ヽ|　　　:|/,-l‐|‐;ﾊ ﾊ　ﾊ　l`ｻﾄ!　| !　| .} !
　　　　　　　.l/　::{ヽ|　　　:|´|/!. V　ﾚ' |/　V 　ﾘ | | :!　|　ﾚ
　　　　　　 //　__ト､!　　|　! i!　＿　　　　　 ＿　:ﾚ|ノ リ
　　　　　　l {丁|/ ヽ.|　　|　|=≠⌒` 　　，　⌒ヾ:l :| |
　　　　　　! ! | |!＿_||　　f ヽ　　　　　　,__,　　　 !　| | 　 　 　 　 にははー
　 　 　 　 | |ヽ,/.r‐.<!　　.l　:l　　　　　　"　　　ノ　:! |　　　　　　 ﾂﾈﾋﾄ　　　ｶﾒﾔﾏ
　 　 　 　 | | .//|ヽ　ヽ　　l　 ﾄr､　　　　　,　イ　　 l |　　　　　　 恒仁（後の亀山天皇）を天皇にしてあげるよ♪
　　　　　　l l//! |　ヽ. ヽ　 l　 lｰ-ニｰ- ｺヽ　| |:　　',!
　　　　　　ｿ,ｲ |, -‐->　ヽ　l　 l　　 /ヽ/ヽ|､_| |　 　 ',
　　　　　.//.|:l/　　　 .ヽ　ヽ〉　 }　 |　_ｌｌ_ |:　 ',!l　　　 ',
　　　　 //　 {　　　　 ／､　　／⌒ヽ ¨||¨ !　　',ヽ.　i　 ',
　　　　.l l　./|　　　　/　　`(´　,ィ､　:li　 ! :l:　　 i ',　}　　i
　　　　! ! ./:/.　　　〈　 ｀ｰ､　ﾍﾞ〈 　 :!.　!　|　　 | |',/　　:|
.　　　 | | .{/　｀ｰｧ-rヽー-┴'´　　　:| ' 　　|　　:! | i　　 :|､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｺﾞﾌｶｸｻ
その後、後嵯峨天皇は4年の在位期間の後に後深草天皇（この時4歳）に譲位（寛元四年、1246年）。
上皇となって院政を開始した後、後深草天皇に皇子が生まれるのを待たず、正嘉二年（1258年）に
後深草天皇の同母弟恒仁親王（この時10歳）を皇太子とし、さらに翌正元元年（1259年）
には後深草天皇から恒仁親王に譲位させた。

ヤンとはまた珍しいな

　　　　　　　　／￣￣ ｀ヽ
　　　　　　 ／_ ,,. -- ､　　,>⌒＞-＜￣ ｀丶、
　　　　　　 ＼,.　-‐ '"￣　　　　　　　 ｀ヽ　　 ＼
　　　　　　／ ／ 　 　 　 　　　　　 ⌒i　　ヽ >' /
.　　　　∠,ｨ/　 ,　 /　 /　　　　　　　　!　 ', ',／
　　　 /　　/　/　/　　l　 l　　.ﾄ、　 ,　 |　　i　! 　　　　　がおっ
　　　　　　i　 i　 l　 ,. i- ハ　 |　ヽ‐ﾄ- |　　liﾐi 　　　　　がおっ♪
　　　　 　 |　 l　 l　 / V　　＼!　　ヽ!ヽl　　liﾆ}＼　　 　 ﾖﾋﾄ　　　 　ｺﾞｳﾀﾞ
　　　　　　ﾚvﾍ　ﾄ 〃⌒`　　　　'"⌒ヾ!　　i|ｿ /´　　　 世仁（後の後宇多天皇）
　　　　　　ん〜＼!　　　　 ＿_　　　　 }　　 ヽ'' 　 　 　 を皇太子にしちゃうよ〜
　　　　　　　　　 /iゝ.,　　　i　 ﾉ　　 , ｨ|　　 /
　　　　　　　 ／〈　　i ＞　 --　 ＜　/　　/
　　　　　/｀丶､_ ＼ ﾊ1T´ _n_　_」　/　　/_
　　　　　!　　　 li |. 〉　}.|　7tjく　　/　　/　 i
　　　 ／ `ーｧ┴ i/ハリ /　　 ヽ〈　　.{　　/7￣￣ヽ
　　 /　　 //　　 /　八 ,〈ヾ _／ 〉 i l　!___//＿＿_ノ
.　　|　　 .i |　 ＿レ'__＞ー-- -‐へﾘヽ!
　　 ',　　 !.|　 | ／　　 /　　i　l　ヽ　 ＼┐
　　　＼　k|　 |　　　 /　　　!　!　　ヽ.　 ＼

後嵯峨上皇は息子・恒仁親王を溺愛していた。さらに文永四年（1267年）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｼﾙﾋﾄ
亀山天皇の第二皇子・世仁親王が誕生すると（第一皇子・知仁親王は1265に誕生したが67年に夭逝）
後嵯峨上皇がその養い親となり、翌文永五年には早くも上意により亀山天皇の皇太子に立ててしまった。
生後8ヶ月での立太子である。

　　　　　 マ´￣ﾆﾆ,＞ '´￣￣￣｀¬ニ二=‐'´
　　　　　　 ＼l　／　 　ヘｧ / /li ヽヽヽ　｀ヽ､
　　　　　　 ／ ｲ〃　　l　// / /l　ﾄ､ヽヽ.ヽ.ヽ＼
　　　　　 /　/ヽ.!l　 　l //_/' /l Njヽ ﾄ､l l　ﾄ.ヽ ヽ
　　　　　 >､.ﾄ､ i l　　.L ! 7 ﾚ　l l ﾘ l ﾄ､l l l ｌ ｌ l
　　　　 /　/ﾄ､ l l　　 ﾚ'__,.!/　 ﾚ ､!__l, v//Vﾊ l 　 　もう…崩御してもいいよね…？
　　　　 ＼i　いＮ　 　| (ﾋ_]　　　　ﾋ_ﾝ. ! l/ﾘ ,ｿ　 　　私…頑張ったよね…？
　　　　　 ,L. ヽヽｌ　　 !'"　　 ,＿__,　 "'.!/1
　　　 　//　 /`ｰﾄ　　|　　　 ヽ _ﾝ　　 ﾉi .|
　　　 〃! //　,.⊥!ｌ ｌ l-─┐_____,　,.イl l |
　　　 i l | l ∠ヽ ! | l　ﾄ　 ┴ﾍ┐　く.| ｌ l lヽ

文永九年（1272年）、既に出家して法皇となっていた後嵯峨上皇が崩御。
同年亀山天皇が譲位し世仁親王が即位した。後宇多天皇である。
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾑﾈﾀｶ
後嵯峨天皇（88代）――┬──宗尊親王（※6代鎌倉将軍）
　 　 　 ｜　 　 　 　 　 　 ｜ ｼﾞﾐｮｳｲﾝﾄｳ
　 　 　 ｜　 　 　 　 　 　 ｜*持明院統
　 　 　 ｜　 　 　 　 　 　 ├──後深草天皇（89代）
　 　 　 ｜　 　 　 　 　 　 ｜ ﾀﾞｲｶｸｼﾞﾄｳ
　 　 　 ｜　 　 　 　 　 　 ｜*大覚寺統
　 　 　 ｜　 　 　 　 　 　 └──亀山天皇（90代）―――後宇多天皇（91代）
　 　 　 ｜　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ↑
　 　 　 ｜　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜
　 　 　 └─────────────────────┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　皇太子に指名

※執権北条氏は頼朝以来の源氏の嫡流が三代で途絶えると、
天皇家から親王を招き将軍とした。

　　　　　　　　　　　　　　　 ,．'"´ ￣￣ ｀`ヽ
　　　　　　　　　　　　 ,､-''´ 　 　　　　　　　　＼
　　 　 　 　 　 　　 ／;:::.: . . .　　　　　　　 ＿ _ ﾉ,
　 　 　 　 　 　　 /;;:;:;:;:;:.:.: . .<ｶ〕.　　,．' ´　　｀`ヾ
　　　　　　　　　 !;:;;:;:;:.:.: .:. . :. .　,,､ '´　　　　　 .:..::`,
　　　　　　　　　 ﾞ､;:;: ;:.:.:.:.: .::,､‐'´;､ｨｲﾑ､;､ .:.､;.;.;.;ヾ!　　　　　　　　　　当時ここまで後嵯峨上皇が好き勝手出来たのは、
　　　　　　　　　 ,ｲ＞--‐''ﾞ´.;,ｨｲノﾝ'i'`ヾﾄヾ,,::.::::.ヾﾉ　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｸｼﾞｮｳﾐﾁｲｴ
　　　　　　　　　 7;.;.;.;.;.;.;, ,ｨｼ'7_ ,,,､' ﾞ ､_,,>ﾄヾ､;::;:.ﾘ　　　　　　　　　 　政敵であった実力者・九条道家が失脚したこと。
　　　　　　 　 　_」;;;:;:;イ;;j"´,r-ﾃﾞ:;>　,ｲ^ﾓ7 `i;;;;:;ｿ　　　　　　　　　　　何より院政によって上皇の権力が天皇を上回っていた
　 ＿ ,　- ー'''´,ﾊ;;;;;;!/j;;;ﾄ　　　 ´　. 　i ´ 　,ｲ;ｲｲ　 　 　 　 　 　 　 　 ことによります。また前述したように後嵯峨上皇は幕府
.:.:. :.:. :.:. :.:. :.:.:./;:..ゞ仆ヾlﾘ　 　　　 , 　 ,!　　 jｿ/′　　　　　　　　　　　との関係もきわめて円満でした。
;;:.:;.,． -─一'/;;:.: .:.｀ﾞゞﾍ_ﾄ､　 　 　 ｀ｰ' 　　/ ヽ￣｀`ー- ､
:.:.:.:;.:. :.. :.: . . i;;;;.: .:. . 　Yj '､　　　 -ー‐:-　/　　i　　 ｰ - ､_｀ヽ､
:.:.:.:.:. :.:.:. :. :.. .＼.:.: ..　,ﾍ ＼ヽ ＿_ ´￣　,ｲ ﾊ _」;,　　　　　　¨｀`ヽ,
:.:.:.:.:.. .:.:. .: . .:. .:. ＼:./ -‐'"´　 　 ｀`ｰrｧ'ｰ'-､_,::;:;　　　　　　　　　 i
,． -‐ ─ ''''"´￣ 　　　　　　 　　　　 ij||　　　　　 ￣ ｀`ヽ　　　　　|
.:.: .:.: .: . . .:. :. . . . .　　　　　　　　 　　1||.　　　¨` ー -､　､`,　　　　 ヽ
.:.:.:.:::. :. :. .:.: ..: : : : : : : . . . . .,　　　　　j i!　　　　　　　　　i i,1　/　　 j !
.: .:. :.: .:. :..: .: ,,r'"´ ￣ ￣ ｀ヽｲ;:'´　　_,ﾚ^ｰ-､_　　 ,r‐y ｀i j,ﾘ / 　 　 ! |
.:.:.:.:.:..:.:.:;:;:;／　　　　　｀,　　　ヽ:;: ;:,ｲ.: .: . . . .￣｀ゝ‐'T二ﾚ'ﾞ /　　　 ,! 」
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　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　,．-──‐- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,．'´　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　 　 　 　　 ／　　　　　　　　 _,,､-ーヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 　/　　 　 　 　 　,ィ<　　　　ゞ`,
　　　　　　　　　　　 　　!　　　<ｶ　 ,．'´　　｀ﾐt､　　　ﾞi
　　　　　　　　　　　　　 ,>､ ＿ _,,ｨ´　ヽヾ　　　　　 ､_ｲ!　　　　　　　　しかし、院政を行える上皇は"治天の君"と呼ばれる
　　　　　　　　　　　　 ,ｲ　　　,ｨｲﾊ､ ﾄ､`三ゞ､　　ミ彡ij　　　　　　　　上皇に限られます。ですが後嵯峨上皇の意図はともかく
　　　　　 　 　 　　 　 l/l/ ,N'ﾞ _,ィ　｀ ､__,ﾆヾｰ-､ ,r､,i〈　　　　　　　 　明確な後継者を指名せずに崩御しました。
　　　　　　　　　　　　　 l/Vﾊ,　冖ｲ　 `≡=､　 ﾙ' / j !
　　　　　　　　 　 　 　　　　 `i　　 j　　　　　　 'ﾞ,ｲ ,ｨｲ　　　　　　　 　当然、後深草上皇と亀山上皇の間に後継者争いが
　　　　　　　　　　　 　 　 　　ヽ ､ ゝ<　　　 　 / ﾉ爪ﾘ　　　　　　　　 おきます。
　　　　　　　　　　　　　　　　/^(､ ￣`'ｰ='　／　 ｲ/､　　　　　　　　　後嵯峨上皇は名として皇統を亀山上皇の子孫に与え、
　　　　　　　　　　　 　　 　 /　　 ＼_ ＿,／　　_/Y　 >､　　　　　　　 実として後深草上皇に天皇家所有の大荘園群・長講堂領
　　　　　　　　　　　　 _, イ´　　　　　　/!｀ヽイ｀＼! ,/　|　　　　　　　 を相続できるように取り計らっていましたが、後深草上皇の
　　　　　＿,,､-ｰ<二´　(´ ￣￣｀ヽ　 / i　　j 「　 ,!/　　L _ ＿　　　　不満はそれでおさまるものではありませんでした。
　　　／　ー-､　　　　丿｀ｰ----‐ｲ_/ ､」 ＿__,,､ィいヽ　ヽ　　 ￣`''ｰ-､
　　,/　　　　　ヽ　　 ﾉ ｀￣つ　　　|ヽ　　　　　　 !　 ﾞ,　　　￣｀`ｰ- ､ _ﾄ､
　 /　　　 　 　　 L　(　 ｀￣つ　　 |´ 　 　　　 　 !　　　　　　　　　　　 / ヽ
. / 　 　 　 　 　 ＿,ｲ　 ｀二つ　　 |　　　　　　　 i　　「にk　　 　 　 　/　　i
/　　　　　　,ィ''"￣　 ,,、ーつ　　_」　　　　　　　 !　　　　　　　 　 　 / 　　 |

　　　　　　　　　　_,.､-‐''''"""""""'''ｰ- ､
　　　　　　　 ,､-''ﾞ　　　　　　　　　　　　　ヽ
　 　 　 　 ／　　,へ　　　　　＿＿＿＿..:.::::l
　　　　　/　　　 ﾞｰ'　,､-‐''"´､ ､_＿ ､_ ｀`'〈
　　 　 　l　　　　 ,.-'ﾞ､　､ ゝ、`　　、`　`､　ﾞ:､　　　　結果として、今上天皇の父である亀山上皇が
　　　　　ﾞ､＿,.-'ﾞ ,小､ﾐミ､'ｰﾞﾆ'ｰ`ｰ｀:::｀ヾ:ヽ,::';　　　 治天の君となりました。
　　　　　 ﾘ,　 r＜,'_ﾞ､`｀ _ｯ=,ﾆ,､｀゛`!::::,:- ､:::::::l
　　　　　 'ﾊ､､ﾄ (で!>i　´ 、:ﾞ‐'::'　　ﾘ ,!/'i ｌ:::::/　　　 しかし、後深草上皇がこれでおさまるはず無く
.　　　　　　 　 l　　´ﾉ　､　 ｀　　　　ﾉﾘ >　!:::iﾞ　　　　幕府に働きかけ、後宇多天皇から自分の
　　　　　　　　 l　　i..　,...':　　　　　 /ﾞ,ﾆ-'ﾞ::::ﾄ､　　　　　　　ﾋﾛﾋﾄ　　 　 　 　 ﾌｼﾐ
.　　　　　　　　 ﾞ､　　r─- ､　　　　 / !、:::::ﾘ　　　 　皇子・熈仁親王（後の伏見天皇、92代）に
　　　　　　　　　 ﾞ､　 l,Z二ノ　　　／　ﾉ;''"＾:､　　　　譲位させることに成功しました。
　　　　　　　　　　 ﾞ､　｀二´ 　 ／ ,.r'ﾞ..:.:.:.:::::::ﾞ:､
　　　　　　　　,､-',ﾆ＼＿_,.､-'ﾆr''ﾞ　 ／ﾞ､:::::::::::.`ｰ- ､
　　　　_,,.､-''",ｨ ｢　 f" ｀7´　　 |ﾞ:､　ﾞ､／.::::::::::::::.:.:...
　 ｰ''"　'''"´　 l ハ　!　 　 　 　 l::::ﾞ:､　':;:::::::::::::::::::::
　　　　　 　 　 l,'　ヽﾞｰ- ..,,,.. -‐'ﾞ::::::>;'/`ー-- ､,,_

　　　　/　　　　　　　 ,　 ｉｉｉ　ﾞ!,ヽ,　 ,ヽ, ゝ、.. ;;;,　ﾞヽ,
　　　 iﾞ　　　　　　 ,　 ,! , ｉｌｉ　l i., l;,　i, l;;;;,`ミﾞヾ';;;, ﾞi i
　　　 !iﾞ ;'　　 ,i　　,! ,/!,i,iﾊﾄ, i, !! |i', ﾞi; i;;;';';,,_ミ:: ;;, ﾘ
　　　 lv',ｨ'　,;;;i　〃;/ ﾘ.ﾘl| !lﾞ:,ﾄ,ﾞ:､li;'､ i:.ﾞi;..;;;;;;;,ヾ ;;:〈
　　 ,ｨ,ｨ/ ,,;;:;;ｲ,/ｼノﾝ' ﾉ ﾞl! ﾞ'いﾐ`ﾐゝﾐゝ､ﾞ';;;;;;;;;;;;;'v;;;i　　　このような争いの継続によって、幕府が介入し、
　　'" /　,;;-''ｼr--=､∠,,__ﾞ､　ﾞゝ,;≧-─ﾐｰi;;;;;;;;;;;;;;;;;;l　　　それぞれの家系から交互に天皇を即位させる
　　　iﾞiﾞ　 ;;ﾍ |　ーt‐:ｧﾐ:｀､`　' '<"t::ﾗｰ-　|;;;ﾊ;;;;;;;;;;iﾞ　　　という両統迭立の体制がとられました。
　　　ﾞ;ﾞ､　（ ﾊ,! 　｀""´'　 ﾞ:　　 `' ｀ ´　　 ﾉ;ﾘ ,i;;;;;;ﾉ
　　　 ﾞ:,ﾞ:､.ヽ,ﾐﾄ: 　　　　　 ,　 :.　　　　　　ｹﾉ./;;ｬ'′　　　これにより一応の安定を見られた天皇家ですが、
　　　　　 `:､`ｰ;　　　　　 ,'.　 :::,　　　 　'ﾞﾌｰ';;lﾞ　　　　　 前天皇と今上天皇が違う派閥から出た結果として
　　　　　　 ﾉ,;;;;ﾞﾄ　　　　 `ｰ-‐'ﾞ　　　　 /};;;;;;;l、　　　　　一方の皇統が下した決定がもう一方の皇統により
　　　　　 ,ｨ'ｽ､;;;|`､　　　-‐ - ─-　　 /,.};;;;;;;;;;｢　　　　　安易に覆されるようになり、これは朝廷の権威の
　　　 　 _｣ ゝ､;;;l　;ﾞ:、　　　'''''''　　　,ｨﾞ 'ｸ;;;:;:;;;;｣　　　　　低下を招くことになりました。
　　＿／/　　 `:'､ ﾞ; ﾞ' ､　　　　　 ,ｨ'ﾞ　;'ク:::::::::::;`;､＿
　'"／　 l　　　 r‐`ｉﾞ:,　 `ｰ---‐''ﾞ　　｢..:::::::::;ｨ^!;;;;;;;;;;;;
　　　　　ﾞ!　　　|:::::P"⌒`ヽr〜''⌒`く! ::::::::iﾟ_ノ,;;;;;;;;;;;;
　　　　　 | 　　,l:::::::|　　　/ バ　　　 ,l :::::;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　ﾞ:　/:::::::::ﾞi　　　 ヽﾉ　　　 l ::;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

　　　　　　　　　　　　 　　,.r-‐''"´｀丶､､..,,,_
　　　　　　　　　　 　　 ,r'´ゝ､ ,r'´ﾌ　　,､'r￣｀ヾ､
　　　　　　　　　　　／,ｲ`ヾｰ=彡'　,ｨﾂｲ/　　 ::ヾ｀ヽ,
　　　　　　　　　　 ,!　　　　　　　 ,ﾊ'´　　 ... . ::;_,ｨミ l
　　　　 　 　 　 　 l,ｨ,,,:':::ヾ ミ､;;;,.､-─ﾞ'''ｧty､::;ｨヅ;;::j　　　さてさて、両統迭立の定着により両統とも
　　　　　　　　　　,}｀`ﾊヽ;;;;,　r'´ -─‐'´ﾞ,ノ'ソｲ'ヾ,;;〈　　　時期を待てば天皇の座が転がり込んで
　　　　　　　　　 /:..;;;,r'　ヾ､ﾘ　　,か)ゞ`' ,r'｀ヽ,|トj;:ﾘ　　　くることになりました。
　　　　　 　 　 　{ｊｊ ﾊi ノｉ ,:トj 　 　 　　　 ,jﾃy ,ﾊ;;ｉr'
　　　　　　　　　 ,!.;;:::;ヽゝ'ヾ'　 　 　　　　 ヽ 　j-‐'　　　　しかし、甘い蜜はなるべく早く舐めたいもの。
　　　　　　　　　{'ﾍ、,ミジゝ 　 　 　 　 ｀ャソ　,!　　　　　 今度は両統とも相手の天皇を早く辞めさせる
　　　 　 　 　 　 `ゞ　ﾘﾊ彳､. 　　 　｀`ｰ-､,　/　　　　　　ことに力を注ぐようになってしまいました。
　　　　　 　 　　 　ﾞ,r-く,._ｲ, ヽ, 　　　｀ー 　/
　　　　 　 　　　　/ 　　　 ｀丶ﾐ､_ 　 　　　/
　　　 　 　 　 　,ｲ　 　　　　　　｀ヾ,ｰ‐r一'
　　　　　　　 ／ ｀¨丶-､ 　　 　 　｀ｲi｀ヽ､
　　　　　 ,r'´￣　｀ヽ､,ｲ　｀丶　　 / |,j､　 'j
　　　　,イ　 　　　 　 　ヽ､　　＼,/　,!j ki､,ｲ､
　　　/ 　　　　　　　　　　 ｀,　　　　'i　｀`ヾ<'

　　　　　　,,､-''"´￣￣｀｀`ヽ､
　　　　,／　　　　　　　　　　　`-､,,＿
　　　,/　　　　　　 i, ;　　　　　 ﾞミ三ｰ''"
　　 /　　　　　　　ﾊﾊ　　　　　　　　ヽ,
　　i"　,/　/　,〃i/　 い、　＼ 　　いN
　 /　,/　,/ノ /　,ノﾉﾊ　ﾄ,、　ミ`'ー Ｖﾘ
　 | ﾚ'　　　_,,､ｧﾁ-ーﾋヽ| ゞﾋs、ミヽ　i
　ﾊ　　rﾍ ｱ'　 <ﾓﾃ;;　　 ｉ' zｯ､｀i　　ｿ　　　　このような時勢の中、
　 ﾞYf iﾞ　|ﾄ　　　 　　　　:i　｀｀　ｲ, ノ　　　　 天皇に一人の特異な存在が即位しました。
　　いヽ　ﾞ!,　　　　　　,_　;､　　 ,ﾀ"
　　　`i, `r､　　　　.._＿｀＿　　,ﾘ
　　　 ｸ',ﾍ ﾞ:､　　　 `''ー‐'´　 /ﾞ
　　　ｲ,ﾍ　ゝ＼.　　　 ￣　 ／
　 f￣`''ー─--ﾐ''-､,,＿,,イ!‐-､､,,_
,／　　　　 　 　 ﾞi,⌒ヽz¬"ﾞヽ　　 i
　　 　 　 　 　 　 ﾄ　　ヾぃ　　）　　L,,＿

　 　　　 /　　　 　 　／　　 　 /＞―――――- ､.、 ヽ
.　　　　,′　　　　／　　　 　 /´　　＿ -―――- ､jr ､ ヽ
　　　　ｌ　　　　 ,.' ﾑｲ　　 　 ムィ´　　　　　　　ヽ 　ヾﾍ} 　',
　　　　ｌ　　　　,.ィォ　　 　 　ｌ´:｜　　　 !　　 　　ヽ　　ヾ〉.　!
　　　　ｌ　　　く,イ升 　　 　　l 　 ハ、　 ｌ`ヽ　　　 },ｨ　 ﾄ､ 　l
　　　　l　　　/ ,ｲ　!:　　　 　Tヽｌ.､　ヽ ｜ 　ヽ､ ィ´ヽ、!.､〉　ｌ
　　　　ｌｌ　　/ ム､Y!.　　 　　ト､!　｀`弋ト､　　　ｲ汝}f`!ﾑﾄ、 !
　　　　ｌ!　く,.ｲ ,r.､.}i 　　　 　ｌ くr'fc＝.､ 　　　　 ｰ-='.ｌ　ﾊ　 ｌ
　　　　l!」｜ゝ､込 l!　　　 　｜　戈::ﾝj　 　　　　　　　ｌ,ｲﾑjﾄ､! 　　　　　　…………
　　　∠_ ｀ヽﾑへ､j　　　 　　ﾄ､_ 　 　　　　　　　 ｀,./ｌ. ｌ　,':　}
　/´ 　　 `ヽヽ:ヽ　ヽ､! 　 ハｌ´　 ヽ. 　　　　　 ,. '´/ !｜/ｲ ﾉ
./　 　　　 ヽ!　',:{　　　'、　　 ト､ t_」＿　　　　　 /,ｲ ﾉ / ,′
′　　　　　 {　 }:ｌ　　　 ヽ　 ｜　　　 　｀`ヽ＿,.ｲ/`ｹ∨./
　　　　 ヽ 　ｌ.　ヾヽヽ　 /ヽ　 !＿＿＿＿_」 ハﾊ　ｲ　∨
　　　 　 　 ｺﾞﾀﾞｲｺﾞ
　　　　　　後醍醐天皇（大覚寺統・南朝初代）

後嵯峨天皇（88代）――┬──宗尊親王（※6代鎌倉将軍）
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜*持明院統　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｺﾞﾌｼﾐ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ├──後深草天皇（89代）―――伏見天皇（92代）―┬―後伏見天皇（93代）
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜　ﾊﾅｿﾞﾉ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 └─花園天皇（95代）
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜*大覚寺統　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｺﾞﾆｼﾞｮｳ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 └──亀山天皇（90代）―――後宇多天皇（91代）―┬―後二条天皇（94代）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 └─*後醍醐天皇（96代・南朝初）

　　　　　　　　,r'Ｚヽ　　　　　＿,,,;:-､s-──--ﾐ,,_
　　　　　　 　 ＼l／　　_,:r'''"n ,,　　　'l;　ﾞl!　　 ﾞl!, ﾞヽ､
　　　　　　　　　　　,;rii"　,　 ,ﾘ,ﾊﾍヽﾞi, l,　ﾞli.　　 ﾞlli, ﾞlli,ﾞ'i;
　　　　　　　　 _,;r'" ,il'　;il' ,i'ｸﾉ ﾘ ﾞいﾐﾞゝ,､ﾞゝ　　ﾞli;lli, 'li;,ﾞi,
　　　　　　_,;r''"　 ,;il'"ノﾉノ ｼ'＿＿　　`''弋ﾐヾミヽﾞ;llllli;, l'}　　　当時の天皇の諡号は、その死後におくられるものでした。
　　　_,,:-''"　　,,;ill;'",;i'-''""二二￣`　　　,,:''''''ｰ-ﾞlll;iii,'lllli,'}　　　（したがって生前○○天皇と呼ばれることはない。既に
,>iii''"　　 ,,;ｨ彡''"/f"　　r'''("llli)`　　　　,/"'flliiﾐヽ.|!li,'llllliﾘ　　　複数人の天皇の名前があがったが、彼らは生前その名で呼ばれたことはない）
ll'"　　　,:i''　 }i　lﾞ {!　　　　`￣　 '"　　　i ､ `'''"　,;llll,lllll;ﾂ　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾀﾞｲｺﾞ
.いi'　.;i'　r' ;il　i'{　`ﾞ　　　　　 　 　 　 　 ﾞi､　　　クｼ''"　　　　 　しかし後醍醐天皇は醍醐天皇の治世を理想としていた
　`i,　:lli,　　ﾞli :l: ﾞ'':､　　　　　　　　　..　　　 i;　　　.|　　　　　　　ため、自らの諡号を後醍醐と決めていました。
　　ﾞi,　ﾞllii;, ｰﾞ''li､　　　　　　　 　 　 ' -'''; r'"　　　 |
　　　ﾞi,　,l''llli;,　,,ﾐ　　　　　 　 　 　 ＿−　　　　 /　　　　　　　また今日、飲み会等で無礼講という言葉が使われますが、
.　　　 ;ﾚ　 'llllli;　 ﾞ:､　　　　　　'"￣ 　￣`''ヽ　 /　　　　　　　 これは後醍醐天皇が倒幕のために同志を呼んで相談する際、
　　　 "|　　,ill'l!.　　ﾞi､　　　　　　　　-==　　　./　　　　　　　　身分関係を問わずに宴会をして相談をしたのが無礼講でした。
　　　 _|　　,il' 'ﾞ　　　ﾞ'ゝ､　　　　　　　　　　　/
　　/" ヽ､　{,,_　　　　　`ﾞ'''ｰ::,,,_　　　　　　 /
　,/　　　 `''''ｰﾐ=-:;,,_　　　 `'￣`''''ー---r''
　　　　　　　 　 　 　 ＼,-､_,:-ー､`ー-'''7ｰ:､__
　　　　　　　　　　　　　＼　 `ヽ　`ー''''"'＜,,_ `ヽ､

　　　　　　　　　　　　 __　,.-¬-　､._
　　　　　　 　 　 　 ／　'´,　 ､　　 、 ｀ヽ､
　　　　　　　　　 ｒ´　 　 /　l　ヽ　　＼　､ヽ
　　　　 　 　 　 /　　/ /l.　 l、　＼　　ヽ ', lヽ
　　　　　　　　/,　l. / /´ヽ　lヽ 　 ヽ. !　ヽ. ト ヽ､
　　　　　　　 '´|　 V　'＿_ヽ. ﾄ＼､＿',| 　 ',｜
　　　　　　　　 | l. ,|　|　__　＼ﾞ､ヽ.__ヽl.　　ﾄ.|　　　　　　　　　　　　帝。ご機嫌が悪いようですが
　　　　 　 　 　 lﾊｌﾍ｜´　｀ 　 ヽ´　｀｀〉,^! | !　　　　　　　　　　　　いかがなさいました？
　　　　　　　　 　 l＼ｌ|　　　　|　　　　//ｨ N
　　　　　　　　　　| ﾊ ヽ　　＿＿ 　 /ﾊ/ ｀　　　　 　 _
　　　　　　　　　　'′lﾊn＼ ｀ニ´／! !　　　　　　　 ,ｲ |
　　　　　　　　　　 _,.-' /ヽ ｀ - ´ ,ﾊ＼　　　　　　　| |ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 ﾋﾉ ｽｹﾄﾓ
　　　　　　　　　　　　　日野資朝

　　　　　　　　　　　　　　　 ,-‐ｧ´/　 ∠-―‐-､‐ ､
　　　　　　　　　　　　　　 〃 ＿,':　 /-―――-＼ ヽ
　 　 　 〃　 ￣￣＼　　入{≧ 7:　/::../:/: 　　,ｲ}ﾊ:＼l
　　　　 |　　　　　ヾヽｰく<ﾞ{:ﾅ./.::..,'::/厶!:.　／l:: i:::}:!:バ―――― --　 、
　　　　 |　　　　　　 !l 　 ¨ヽYl:::::::l:ハ{八Ｘ_ ,　l:;!ィﾘ:: } }´　　　　　　　　　ヽ
.　　　　 l　　　　　　　l　　　}=l:::::::ｌ:{ ｬtr-ｭﾐ　 jﾉtrｧﾙリ!　　　 ∠彡　　　 /
　　　　　l　　　　　　　l　ノ人fl:::::::ｌ　　`ｰ'　　　､｀' {´ｲ::|　　／　　 　 　 ./
　　　　　 l　　　　　　　k≠＾ヽ|:::::::l 　 　 　 ＿ ,　 八i ::|'／　　　　　　 /　　　……気に入らないのよ
　　　　　　l　　　　　　　ﾍ＼::ハ :::ﾊ.　 　 '´‐,‐'　ｲ::::l|::l　　　　　　　／
　　　　　　 ヽ　　　　　　　{ハ､::ヽ::::i＞ , ､.. _／:/:: / ﾘ　　　　　 .／
　　　　　　　　ヽ　　　　　　　|ﾍ:::jヽ::! fﾍ　ヽ::::/{::./　　　　　　／

　　　　　　　　　　　　 __　,.-¬-　､._
　　　　　　 　 　 　 ／　'´,　 ､　　 、 ｀ヽ､
　　　　　　　　　 ｒ´　 　 /　l　ヽ　　＼　､ヽ
　　　　 　 　 　 /　　/ /l.　 l、　＼　　ヽ ', lヽ
　　　　　　　　/,　l. / /´ヽ　lヽ 　 ヽ. !　ヽ. ト ヽ､
　　　　　　　 '´|　 V　'＿_ヽ. ﾄ＼､＿',| 　 ',｜
　　　　　　　　 | l. ,|　|　__　＼ﾞ､ヽ.__ヽl.　　ﾄ.|
　　　　 　 　 　 lﾊｌﾍ｜´　｀ 　 ヽ´　｀｀〉,^! | !　　　　　　気に入らないとは？
　　　　　　　　 　 l＼ｌ|　　　　|　　　　//ｨ N
　　　　　　　　　　| ﾊ ヽ　　＿＿ 　 /ﾊ/ ｀　　　　 　 _
　　　　　　　　　　'′lﾊn＼ ｀ニ´／! !　　　　　　　 ,ｲ |
　　　　　　　　　　 _,.-' /ヽ ｀ - ´ ,ﾊ＼　　　　　　　| |ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　 ,-‐ｧ´/　 ∠-―‐-､‐ ､
　　　　　　　　　　　　　　 〃 ＿,':　 /-―――-＼ ヽ
　 　 　 〃　 ￣￣＼　　入{≧ 7:　/::../:/: 　　,ｲ}ﾊ:＼l
　　　　 |　　　　　ヾヽｰく<ﾞ{:ﾅ./.::..,'::/厶!:.　／l:: i:::}:!:バ―――― --　 、
　　　　 |　　　　　　 !l 　 ¨ヽYl:::::::l:ハ{八Ｘ_ ,　l:;!ィﾘ:: } }´　　　　　　　　　ヽ　　私の在位期間よ！
.　　　　 l　　　　　　　l　　　}=l:::::::ｌ:{ ｬtr-ｭﾐ　 jﾉtrｧﾙリ!　　　 ∠彡　　　 /　　　　　　　　　　ｸﾆﾖｼ
　　　　　l　　　　　　　l　ノ人fl:::::::ｌ　　`ｰ'　　　､｀' {´ｲ::|　　／　　 　 　 ./　　 兄上の遺児の邦良親王
　　　　　 l　　　　　　　k≠＾ヽ|:::::::l 　 　 　 ＿ ,　 八i ::|'／　　　　　　 /　　　 が成人するまでの中継ぎ
　　　　　　l　　　　　　　ﾍ＼::ハ :::ﾊ.　 　 '´‐,‐'　ｲ::::l|::l　　　　　　　／　　　　天皇なんか冗談じゃないわよ。
　　　　　　 ヽ　　　　　　　{ハ､::ヽ::::i＞ , ､.. _／:/:: / ﾘ　　　　　 .／
　　　　　　　　ヽ　　　　　　　|ﾍ:::jヽ::! fﾍ　ヽ::::/{::./　　　　　　／
　　　　　　　 　 丶　　 　 　 !| |lV j/|>‐<ﾍ　ヽ{ﾊ:{　　　　　／
　　　　　　　　　 |~＼　　　 i | |l　　 |ﾆ二ﾆ!　|| !　　　　／

　　　　　　　　　　　　　／:::/:／: ／　　　　＿＿＿　 ＼ ＼　 ヽ　＼
　　　　　　　　　　　 ／::::::/:/::. /;ｧ‐ 7 ¨丁　＼　＼ `＜＼ ＼　l　　ヽ
　　　　　　　　　　 /―=ﾃ^/::. /::/:::::{　　{:　　　＼　＼. 丶.ﾍ　 Vー― ┐
　　 　 　 　 　 　 /≦≠ｱ/::. / ..{.......|::.　 |:::. 　 　 ヽ 　ヽ　ﾊ ', 　V≧､___>
　　　　　　　　　/:／ ／ ,'. :: l::::::l::::::::|::.　 |::::::... 　 　 l:.　ｌ:.:　l: l: 　∨＼:ハ
　　　　　　　　 〆 ／＼ ｌ::::: |::::厶:::::ハ:　 i＼:::::..::.　 l::.. |::j;ｨ|' |:.　 l　　> ＼
　　　　　　　／ ／:::::::/7|::::: ｌ::/　 ト{､小:.　!　＼::.::.　iイl:::: /.l |::.　 |メ´ l ＼＼　　　そうだわ！良い天皇は在位期間が
　　　　　　　∨:::::::::: //|:l :::: l:{ ,.ｨ≠ﾐk＼＼ヽ 　 X´;ｨ=≠く　リ :　 |＼＼　.:＼!　　　延びるようにしましょうよ。その方が
　　　　　　　 ｌ::l:::::|: //_j:ﾊ::::::l代〃 :ﾊヾ ｀　＼､ 　"f〃下:ﾊ>|::::: 　|､　＼＼:l　　　　効率が良いし臣民に無駄な混乱を
　　　　　　　 |::l:::::| { {/│:ヽ:: ', Vﾍ:::j.|　　　　 　 　 |rﾍ::j.ﾘ 'ﾞ |::::: 　l､}　　lヽ/!　　　　生まなくていいわ！
　　　　　　　 |::l:::::|::V !^|::::: ＼ヽゝ-‐'　　　　,　　　 ゝ‐-'　 　|:::: 　ｌ_ﾉ::.|: |: l: |
　　　　　　　 |::l:::::ｌ::::::: `l:::::: .::::f`　 　 　 ＿＿＿__　　　　 　,':::: 　ﾊ:::. ｌ:: |: l: |
　　　　　　　 ｌ::ﾊ::: !:::::::::::l:::::::: ::ﾍ　　 　 ∨ 　 　 ﾘ　　 　 　/::::　/::　 /::: ｌ: l: |
　　　　　　　 ヽ! ヽ::ヽ:::::::::ヽ:::::　l.＼　　　　　　 /　　　,. ｨ/::::　/::　 /:::: /:/l:ﾘ
　 　 　 　 　 　 ＼ ＼ゝ :::::: ヽ ::ﾊ 　fヽ､ 　 ー '　　イ |: /:::　ｲ::　 /＼/ノ　ﾘ
　　　　　　 　 　 　 Ｘ　ヾ:::::::::lヘ::.ヽ　l 　 ＞ー＜　　 〃:／　l::　/　 /＼
　　　　　　　　　 <　　＼＼::::j ﾘ ＼V l_｀ヽ 　 　 x‐／イ　　　|〃　／ ／＼
　　　　　　　　　 { ＼ 　 ＼V ／ﾞ＼フ⌒!＝=､,ｨ=≠/（ ｀＞ｰヽ{／ ／　　ス′
　　　　　　　　　　l 　＼　　 /　　／　｀〈. ー-v-一/　/⌒ヽ　　∨　　 ／　}
　　　　　　　 　 　 !:　　 ＞/ _,／ 　 ／¨ヽｰ-v-‐/〃 ＼　　＼_ ヽ ＜＿ /
　　　　 　 　 　 　 |　￣　 {　　　_ イ　 ／ ヽ　　/⌒ヽ　　`ｰ　　　 }　 　 /

正成まだー？

　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::l:::::::::::!,ﾍ::::､::::＼　　 ヾヽ',
　　　　　　　　　　　　l:::::::::::::::::::::l　　| l'''''ﾍ ヽ 　 ヽ::::::::ヽ ヽ.
　　　　　　　　　　　　j::j　　　 　_l:::::::l!.|　　ヽ_::ﾄ､::ｫ'´:::::ﾄﾍ
　　　　　　　　　　　/ｲ::::::::::::::ﾉ }:::::::ﾊ.!, ''´,_〉､! ﾞ:::::::| ヽ.　　　　　……それって幕府の面子に
　　　　　　　　　　 ′ﾘ:::::::::::/ .ﾊ:::::::l ヽ <ゞ'　｀ヽ､Y､:::l　　　　 　泥を塗ることになりませんか？
　　　　　　　　　　　　ﾍ::::|// .ﾑ-,..,.j　 `　´　　　 ノﾍ:/
　　　　　　　　　　　　ﾉｲ.ヽ!　'　'　! ヽ 　　　　, ィ'|
　　　　　　　　　　　　|ﾌ入　　　　　l　 　 ｰ'ィ'ﾍl
　　　　　　　　　　　 ,ヘ　ﾍ　 　 　 ト　､ ＿ﾉ､　｀
　　　　　　　　　　／ 　 ヽ ',　　　　jｧ /　/ !　ヽ

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,　-―- ､　-― - 、
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　,_　-―‐-　_　　＼
　　　　　　　　　　　　　　／　 ,ｨ／_　-――-　_ヽ　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　/　,.-/ /´　/　 　 ＼ ＼｀ﾍ　ヽ. ',
　　　 　 　 　 　 　 　 / rｲ / 〃./::.{:.　 l:.　　ヽ:.ヽ:.ﾊ　fﾍﾊ
　　　　　　　　　　　 /　 〉i,'./:{{:..{:. ﾊ:..:. !:....　 !:ヽ..',::i|　|ヽ>',
　　　 　 　 　 　 　 /　 く/| l.::ij＞k{八::.:{＼:::..};ｨ匕}:ｉ|　|_∧ﾊ
　　　　 　 　 　 　 ,'　　i:ヽ| l.::|ｨfﾁ必`＼ヽ　くfﾁ必ﾒ'!　L!Ｎハ
　　　　　　　　　　i !　.::ｌ.::{| ヽﾄ, r'_;;ｿ　　　　　r'_;;ｿ　l　|::　l:..i i　　　　幕府が何よ！私は天皇よ！！
　　　　　　　　　　| ! !::::! ::i.:: ﾑ　´　　 ＿' ___　　｀　ﾊ :j::　j:: l |
　　　　　　　　　　| ! !::::!::∧:: {ﾍ　　　{　　　 }　　 ,ｲ,' /::: ,':::::i |
　　　　　　　　　　ヽ!ﾊ::::ヽ:::ヽ:.',::＞,､ ゝ._ _ノ , イ::/ / ::./:i!::::!:l
　　 　 　 　 　 　 　,‐＜ﾞヽ=､{ヾヽ　f,/＞ｰ＜{_1`/ / :::/_ﾉ}::ﾘ/
　　　　　　　　　　/　/⌒ﾝ＜ヽ ＼ ﾄ､_　　　_,, ﾚ／ {::/ }}ヽ〈'
　　 　 　 　 　 　/　/　 /　　| ｀!　　V‐=＝=-V　　　ヽ }} l　ヽ_
　　　　　　　　 〈_　'　　'　　 j　 !　　 V￣￣ V　　　　 / /　}　ﾍ≦＼

　　　　　元亨元年（1321年）後醍醐天皇は天皇親政を開始する。

　　　　　 　 　 　 　 ヽ＼　　　　 　/　　　　 　 　 ﾉノ
　　　　 　 　 　 ､＿＿_> ＼__┛┗ー''"¨~￣￣｀く
.　　　　　　 　 　 ￣￣＞　　 ┓┏ 　　ヽ　　　　　＼
　　　　　　　　　　　／　　　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　ヽ
　　　　　　　　　 ／　 　 爪　　　　　　　　　 ＼＿ 　 　 ヽ
　　　　　　 　 イ／./ / /:|:::ヽヽ　　　　　　　 ＼＿＞　　⊥、　　　　　　　あんたさー邦良親王成人までの
.　　　　　　　　/　ｲ　l　ﾄ､:::＿}_ﾄ､　　 l　 　 l 　 ＼: : : .　　　＼　　　　　　中継ぎ天皇だろ？いつまで
.　 　 　 　 　 /／│ | ∧∨::::／ l＼　|　 　 |＿ 　 ＼: : : . . r'⌒　　　　　その地位に座ってるんだよ！
　 　 　 　 　 l/ 　 |　| |　}ｒ:イ＿＿　∨　 　 |　 )￣￣: : : : : :＼
　 　 　 　 　 　 　 l ∧l　「≦￣::::::〃　＼　├く:＼ : : : : : :＼厂
　 　 　 　 　 　 　 リ　} 〈:::::∠≧､:::.　　　＼|: : : : :＼: : : : :Ｎ
　　　 　 　 　 　 　 　 |／ヽ|　 Wv＼　　 　 ト､ : :ﾄ､: :＼: : |
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 レ／￣´┘　　 ﾚｲ＼|　＼l^＼|
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾎｳｼﾞｮｳﾀｶﾄｷ
　　　　　　　　　　　　　　　　　北条高時

　　　　　　　　　　　　　　　 ,-‐ｧ´/　 ∠-―‐-､‐ ､
　　　　　　　　　　　　　　 〃 ＿,':　 /-―――-＼ ヽ
　 　 　 〃　 ￣￣＼　　入{≧ 7:　/::../:/: 　　,ｲ}ﾊ:＼l
　　　　 |　　　　　ヾヽｰく<ﾞ{:ﾅ./.::..,'::/厶!:.　／l:: i:::}:!:バ―――― --　 、
　　　　 |　　　　　　 !l 　 ¨ヽYl:::::::l:ハ{八Ｘ_ ,　l:;!ィﾘ:: } }´　　　　　　　　　ヽ
.　　　　 l　　　　　　　l　　　}=l:::::::ｌ:{ ｬtr-ｭﾐ　 jﾉtrｧﾙリ!　　　 ∠彡　　　 /
　　　　　l　　　　　　　l　ノ人fl:::::::ｌ　　`ｰ'　　　､｀' {´ｲ::|　　／　　 　 　 ./　　　　　ﾁｯ
　　　　　 l　　　　　　　k≠＾ヽ|:::::::l 　 　 　 ＿ ,　 八i ::|'／　　　　　　 /
　　　　　　l　　　　　　　ﾍ＼::ハ :::ﾊ.　 　 '´‐,‐'　ｲ::::l|::l　　　　　　　／
　　　　　　 ヽ　　　　　　　{ハ､::ヽ::::i＞ , ､.. _／:/:: / ﾘ　　　　　 .／
　　　　　　　　ヽ　　　　　　　|ﾍ:::jヽ::! fﾍ　ヽ::::/{::./　　　　　　／

これに対して邦良親王や持明院統は鎌倉へ伺いを立てた。
幕府としても後醍醐天皇は、幕府に対して反抗的な天皇でありこのまま見過ごすわけにはいかなかった。

　　　　　　　 ／ : : ; : : /_.．-───-　._: :＼
.　　　　　 ／ : ; : :/: : /´　＿＿＿＿＿＿＼: ヽ
　　　　　/: : _/: :/: : 厶 '´: : : : : : : : : : : : : :｀ヽ: ﾍ
　　　　 /:／ ,.'７: : :/: : : :|: : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ: ',
　　　　/'　, '/ i: : : :|: : : ∧ : : : : : : : : |: : : |: : : : i: |
. 　 　 ハ厶i.　|: : : :|: :.|:.l　',: : | : : : : : |: : : レ': : :|: |
　　　 |:.７ /トr|: : : :��」_|　 ＼|＼ : : : | x'´ﾊ: : : ;' ﾊ　　　　　　幕府もうるさいわねぇ…
　　　 |:.' /: | r{ : : : |: ∧｢｀ヽ､.___,.＼: ｲ__V_,|: :rｆ:/| |　　　　　　神聖にして不可侵の天皇を
　　　 |:| |: :.| | |: : : :Ｎ　'Tに叮　　　 ヾ ｈィ}r〈 { 'j.ﾄ'|　　　　　　何だと思ってるのかしら。
　　　 |:ヽ: :.| |､|: : : :|　　 ゞ-‐’　　　 　 ￣´l　| | l': :!
　　　 l: : : └ : ﾍ: : :|、　　　　　　 　 '　　　ﾉ　} リ : |
　　　 ∨: : : : : :|ﾍ: :.l ＼　　 　 ｒ─ｬ _.　 '´　　 l: ,l: |
　　　,.、ﾍ＼ : : |　ﾄ: l　　｀　　 ._　 ,ｒ´ 　 　 　 ｲ､ j/
　　,〈　',　',　ヽ: }　| ヽ　　　　 /　｢|　　　 ィ ´|｜|',
　 /　',. ',　',　 V　 |　　　 　 　 　 ム -‐　´ } |｜| |

これに対して後醍醐天皇は討幕を計画するようになる。
　　　 　 　 　 　 　 　 ﾋﾉ ﾄｼﾄﾓ
側近の日野資朝、日野俊基らは諸国を巡って各地の武士や有力者に討幕を呼びかけはじめた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／-‐／: : : :／: : ／: : : : : : : : : : : : :<
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／: : : :／: : : /: ／7ヽ____ : : : : : : : ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／:__ : : / : : , イ／　/　　 ,ｲ: : : : : : : : :ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /／　/: :/: :／ﾒ:/ 　 /　　 / l: :/: : : : |: : : |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜|: /|: /　 {/ヽ-/　　 /　| /!: : : : :|: : : |　　　　こんにちわー天皇陛下ー
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |/>|/l.圷≧ｧ 　 　 /＼ｊ/│: :/: :l : ∨　　　　討幕とか聞いてきたんですけどー
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≦二 : { } 込ソ 　　　 x、/ヽ | :/ : /: : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : :_:_: ﾉ.:.:.:.　　　 　 {rf≧ｘ j/|: :/､ : : :｢
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣￣｀ーヽ　　　 　　　´￣￣ﾑ┴く: ＼: :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 . イ｢｢￣＼ fヽ. 　　.:.:.:.:／　　　 ＼:ヽ|＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ く_{{:{ 　 　/≧ｰ――／　　　 　 　 ヽﾊ
　　　　;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
　　　　　 vymyvwymyvymyvy　　　　　ザッ
ザッ　　　　n_n,n_n、n_n,n_n、n_n,n_n、
　　　　　　∩＿∩＾−＾∩＿∩＾−＾∩＿∩＾−
　　ザッ　　　∩＿＿∩　∩＿＿∩　∩＿＿∩　∩＿＿∩
　　　　　　　　　∩＿　∩＿＿∩　∩＿＿∩　＿∩　∩＿　　　　ザッ
　　　　　∩＿＿＿∩　　　　∩＿＿＿∩　∩＿＿＿∩　∩＿＿＿∩
　　　　　| ノ　　　　　 ヽ　　 | ノ　　　　　 ヽ | ノ　　　　　 ヽノ　　　　　 ヽ
　　　　 /　　●　　　● |　/　　●　　　● |　　●　　　● |　●　　　● |
　　　　|　　　　( _●_)　 ミ |　　　　( _●_)　 ミ　　( _●_)　 ミ 　( _●_)　 ミ
　　　 彡､　　 　|∪| 　､｀ 彡､　　　|∪|　　､｀＼　|∪|　　､｀＼　|∪|　､｀＼
　　　/　＿＿　 ヽノ　/ /　＿＿　 ヽノ　/´>　 ) ヽノ　　/ ノ　//ヽノ /´>　 )
　　　(＿＿＿）　　　/　(＿＿＿）　　　/　(_／＿）　　 / (_／ 　　　/　(_／
　　　　　　　　 　 　 　 ﾄｷ ﾖﾘｶｽﾞ
が、密議に参加した土岐頼員の密告により討幕運動は事前に発覚。後醍醐天皇の最初の討幕は失敗した。

　　　　　　　　 ,∠:::::::::/' ´￣ ｀¨　ｰヽ:::::::ヽ:::::＼
　 　 　 　 　 r -/::r::::/'::￣￣::~:¨ｰ-､ヽ::::::::<ﾆ二l､
　　　　　　 /ヽ/::,'::::/:::!:::､::::::::::::::::::、::::|:::::::::|＼／l
　　　　 　/::ノ/::/::::ﾊ::::|::::ヽ:::::ヽ::::::::ヽ::l:::::::::|,ｲヾヽ
　　　　　 |:://::::l:::::Ｘ i::ﾊ::::|＼::::lヽ,::::::〈!:::::::::|::!ヽ:∨　　…ひ、日野が悪いのよ。
　　　　　 !ﾊ/:::::{:::::!　ヽ,ヽl　 ヽ ／ ＼::l:::::::::l:::∨:::l　　　日野資朝が今回の事はやったんだわ。
　　　　　 !| ｉ:::::::i:ヽ! Tﾓﾄ` 　 '´ｲﾃヤ `l:::::::::l::::::|::::l
　　　　　 || !:::::::l::::::!　⌒　　　 　⌒　　!:::::::::l::::::l::::l
　　　　　 ﾘ ヽ::::ヽ::ﾍ| _　 ､―､　　 　　!:::::::::l::::::!::::l
　　　　　　　　ヽr つ(〈へ ￣ 　 　 , .ｲ::::::::/::::r|::/
　　　　　　　　 /-7 ^ /ヽ::＞- ＜´ ィ:::::::/:::::/ ﾚ
　　　　　　　 / ﾆ7 　 !ｰ┬ !　　　 　L彡 ﾊ:/

　　　　　　　　　　　　 __　,.-¬-　､._
　　　　　　 　 　 　 ／　'´,　 ､　　 、 ｀ヽ､
　　　　　　　　　 ｒ´　 　 /　l　ヽ　　＼　､ヽ
　　　　 　 　 　 /　　/ /l.　 l、　＼　　ヽ ', lヽ
　　　　　　　　/,　l. / /´ヽ　lヽ 　 ヽ. !　ヽ. ト ヽ､
　　　　　　　 '´|　 V　'＿_ヽ. ﾄ＼､＿',| 　 ',｜
　　　　　　　　 | l. ,|　|　__　＼ﾞ､ヽ.__ヽl.　　ﾄ.|　　　　　　　　　　　アッレーレ？
　　　　 　 　 　 lﾊｌﾍ｜´　｀ 　 ヽ´　｀｀〉,^! | !
　　　　　　　　 　 l＼ｌ|　　　　|　　　　//ｨ N
　　　　　　　　　　| ﾊ ヽ　　＿＿ 　 /ﾊ/ ｀　　　　 　 _
　　　　　　　　　　'′lﾊn＼ ｀ニ´／! !　　　　　　　 ,ｲ |
　　　　　　　　　　 _,.-' /ヽ ｀ - ´ ,ﾊ＼　　　　　　　| |ヽ
　　　　　　 _,　- ' / 　 |　　ヽｪ､ ' 　 |　ヽｰ､　 　 _　| ﾄ. ヽ

この結果日野資朝は鎌倉へ連行され佐渡ヶ島へ流刑となり、元弘二年（1332年）、
そこで処刑された。また、討幕の密議に加わったとされた武将は討伐された。

　　　　　　　　　　　　　 ／　　　／　　　　/　　　/ /,､　　 ＜
　　　　　　　　　__＿＿/＿　 ／　　　　,ｲ　　 ／// /ヾ､＿　　ヽ、
　　　　　　_-‐'"　　　　　　　//　　　／/　 ／　// /　　　l l　　ヽ ヽ、
　　　　　　　｀￣¨ｰ､　　 　 /ｲ　　 /　 l　 /　　.l/ /　　　/ l　　　 ',＼ヽ
　　　　　 _,.-二￣´｀¨ー､_/' l　　./　　l ./--､ / i l　　　/　l　/　　 i　 ヾ､
　　　 --_,.-'"　　　　　／ l Yl　 ./　　 l/-､　心i l l　　 /　/l /　　　l　　　ヽ
　　　／　　　　　　　　i　 く　l　/　　　　　ヾヽ　!lL,ノ　_,, / l/　i､　　l　　　　　　　おっしゃぁ！これであの
　 ／＿＿＿＿＿　　 ヽ=t　l /　　　　 _　　 ｀　　　_-･7　/　 l ヽ　 l　　　　　　　天皇もおとなしくなるだろ。
　　　　 -=二＿＿＿＿　 ヽ l'　　　　´ｨ　　　　　　　¨i lム　 /　 ヽ l
　　　　　　　　　　　／ _,.-ｨr‐､､　　　 i ＼　　　　　　 l/ヽl /　　　 ヾ
　　　　　　　 　 　 /-'" ／-==､ヾt､　　ー‐'‐　　　_,,ノ ヽ¨l'ヽ
　　　　　　　　　　　 ／／´￣　 ｀ヽヾｰ-,--､‐‐iヽ､ ／´｀ヽ_　　 ,.--､

　　　　　　　,.----- ､ ：
　　　 ： ／¨　 '二¨.　 ＼ ：
　　　　/／´　i ､ヽ: ＼:..､＼
　　 ：.i/　　/ハ ﾄ､ヽ:.:. ',:. ､ﾞi ：
　　　 ｉ!i i　ﾄ{__,..ャ＼=ｔァ}:.|`　　　む…
　 　：.|^i : :l ｲi!j} 丶 '{il!jl::ﾄ'　　　　無罪なんですか
　　　 .| ヾ`j'､ "゛ ___'　 /ﾞi:', ：　　　本当にわたし
　 　 ：.| :,..ｲ .:ﾞ :.,.ﾞ='ﾍイ .:ﾄ.ヽ　　　　無罪になったんですか…
　　　ノ fi| {　;.::{　,{ﾆ |､;:ﾉﾉﾊ.＼ ：
　： / / .} ヾ､ヽﾊ ﾞl_ノj:ﾘ､'" .:|:.:.`;
　　　　　　日野俊基

この事件は当然、天皇・公家にも捜索の手が伸びたが、幕府が穏便に済ませたため天皇への処罰はなかった。
このためか日野資朝と共に首謀者として捕縛された日野俊基は無実とされている。
討幕を計画したにしては軽い処分であった。この一連の事件を正中の変と呼ぶ。

　　　　　　　 ／ : : ; : : /_.．-───-　._: :＼
.　　　　　 ／ : ; : :/: : /´　＿＿＿＿＿＿＼: ヽ
　　　　　/: : _/: :/: : 厶 '´: : : : : : : : : : : : : :｀ヽ: ﾍ
　　　　 /:／ ,.'７: : :/: : : :|: : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ: ',
　　　　/'　, '/ i: : : :|: : : ∧ : : : : : : : : |: : : |: : : : i: |
. 　 　 ハ厶i.　|: : : :|: :.|:.l　',: : | : : : : : |: : : レ': : :|: |
　　　 |:.７ /トr|: : : :��」_|　 ＼|＼ : : : | x'´ﾊ: : : ;' ﾊ
　　　 |:.' /: | r{ : : : |: ∧｢｀ヽ､.___,.＼: ｲ__V_,|: :rｆ:/| |　　　　　　中々幕府もやるわねぇ…
　　　 |:| |: :.| | |: : : :Ｎ　'Tに叮　　　 ヾ ｈィ}r〈 { 'j.ﾄ'|
　　　 |:ヽ: :.| |､|: : : :|　　 ゞ-‐’　　　 　 ￣´l　| | l': :!
　　　 l: : : └ : ﾍ: : :|、　　　　　　 　 '　　　ﾉ　} リ : |
　　　 ∨: : : : : :|ﾍ: :.l ＼　　 　 ｒ─ｬ _.　 '´　　 l: ,l: |
　　　,.、ﾍ＼ : : |　ﾄ: l　　｀　　 ._　 ,ｒ´ 　 　 　 ｲ､ j/
　　,〈　',　',　ヽ: }　| ヽ　　　　 /　｢|　　　 ィ ´|｜|',
　 /　',. ',　',　 V　 |　　　 　 　 　 ム -‐　´ } |｜| |

しかし後醍醐天皇はこの程度で討幕の志を捨てなかった。皇太子に立てられていた大覚寺統の邦良親王が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｶｽﾞﾋﾄ
病死すると、幕府は持明院統の量仁親王を擁立。これによりますます討幕の意思を強めていくことになる。

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,　-―- ､　-― - 、
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　,_　-―‐-　_　　＼
　　　　　　　　　　　　　　／　 ,ｨ／_　-――-　_ヽ　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　/　,.-/ /´　/　 　 ＼ ＼｀ﾍ　ヽ. ',
　　　 　 　 　 　 　 　 / rｲ / 〃./::.{:.　 l:.　　ヽ:.ヽ:.ﾊ　fﾍﾊ
　　　　　　　　　　　 /　 〉i,'./:{{:..{:. ﾊ:..:. !:....　 !:ヽ..',::i|　|ヽ>',
　　　 　 　 　 　 　 /　 く/| l.::ij＞k{八::.:{＼:::..};ｨ匕}:ｉ|　|_∧ﾊ
　　　　 　 　 　 　 ,'　　i:ヽ| l.::|ｨfﾁ必`＼ヽ　くfﾁ必ﾒ'!　L!Ｎハ　　　　そうだわ！今度は宗教勢力を味方にしましょう。
　　　　　　　　　　i !　.::ｌ.::{| ヽﾄ, r'_;;ｿ　　　　　r'_;;ｿ　l　|::　l:..i i　　　 ﾓﾘﾖｼ
　　　　　　　　　　| ! !::::! ::i.:: ﾑ　´　　 ＿' ___　　｀　ﾊ :j::　j:: l |　　　 護良（後醍醐天皇の第三皇子）も天台座主やってたし。
　　　　　　　　　　| ! !::::!::∧:: {ﾍ　　　{　　　 }　　 ,ｲ,' /::: ,':::::i |
　　　　　　　　　　ヽ!ﾊ::::ヽ:::ヽ:.',::＞,､ ゝ._ _ノ , イ::/ / ::./:i!::::!:l
　　 　 　 　 　 　 　,‐＜ﾞヽ=､{ヾヽ　f,/＞ｰ＜{_1`/ / :::/_ﾉ}::ﾘ/　　 　私も密教をするわよ。
　　　　　　　　　　/　/⌒ﾝ＜ヽ ＼ ﾄ､_　　　_,, ﾚ／ {::/ }}ヽ〈'
　　 　 　 　 　 　/　/　 /　　| ｀!　　V‐=＝=-V　　　ヽ }} l　ヽ_
　　　　　　　　 〈_　'　　'　　 j　 !　　 V￣￣ V　　　　 / /　}　ﾍ≦＼
　　　　　　　　/　ヽ,､　　　　　/　　　 i!　　　i!　　　　/ /　/　　　 j　 ヽ
　　　　　　r‐ '― /　｀~　 　 ∧　　　　i!　　 i! 　 　 / /　/　　　／　　 }
　　　　　 /　　　/.　　　　　∧ ヽ　　　 ! rtz !　 　./ /　/　　／　　 ／＼

そして後醍醐天皇は、大きな力を持っていた宗教勢力を味方につけようと画策する。
また日野俊基も山伏に変装し、畿内の武士たちに討幕に協力するよう説き歩いた。

　　　　　　　　 　 　 ヽ　{ ﾚ'´　 /　／　　　 ／´￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　＞ゝ＼　 ｌ /　／　／　　　　　　ヽ丶
　　　　　　　　　　　 /　{　 > ヽ { ／⌒V'´￣ヽヽ　　　　 ハ
　　　　　　　　　　　 ヽ　ﾍ ! 厶Ｖ{/ ／l |　　　　Vl≧　　　`ﾄ､
　　　　　　　　　　　 〃オ''l ｢　"ﾞ｀´ 　 !l　 , イ¨ jl　ヽ　　　ヽヽ
　　　　　　　　　　　/ｲ　| _{ l　　　　 ､_ﾘ／　___,_　　ﾐ_＞‐ﾏ仆j
　　　　　　　　　　 / ハﾊ　下二ｰ､　　　´仟歹 ’　　　　匁} 〉
　　　　　　　 　 　 { l.　 }∧tﾍﾋ弍　}　　　´　　 　 　 　 r‐1ｲ'　　　　　　　まずいな…
　　　　　　　　　　 ヽ!　 ﾞヽ',　´　　ﾉ　　　　　　　　 　 ､_／/
　　　　　　　　　　　　　　　 l 　 　 ヽ　　　　　　 　 　 ∧ /
　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　　　 /　Y_
　　　　　　　　　　　　　　　　 丶　　 rz=ﾆつ　　　 ,ｲ　　}八 __
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　　 ‐　　　　／　　 /　　〉 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　／　　　 /　　/　　 ヽ_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞ーく　　　 ／　　 /　　 　 |　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ / 　 ,ﾊ　 ／　　　 /　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　, イ　　1　　{　’ 斤ヽ 　 ,/　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　, -‐'´ /　　 :|　 ∧　/ ﾉ ∧　/　　　　　　l
　　　　　　　　　　　／厂　　　/　　　 |l ∧ ∨ ル' 　y′　　　　　　l
　　　　　　　　　　/　/　　　 　{ 　 _／ﾚヽ/ﾞ￣¨ヽ／/　￣｀ヽ､　　／
　　　　　　　　　 /　 l　　　　r'´￣　　l　　}＿　 /　/　　　　　　`く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾖｼﾀﾞｻﾀﾞﾌｻ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　吉田定房

しかしこの行動を危険だと考えていた人物がいた。後醍醐天皇の信任も厚い吉田定房である。

　　,／::::..:;;;:::..::.:;:;:;;;;;;;;:.:.:.:;;:;:.:.:.::;:;::;.:ヾ,,
　メ..:;;;:.;:..::;;;..:.:;:;:::::::::::::;.....:;:.::;.;:.::;:.:;:.;:.:ｿ、
　{`;.::;;;:;:;::;.;;;.::::.:;.:;.:;.:.:.:.::.:.:.;:.;:.;:.;:.;.:;:.:.;.:;.:;:}
. ,ゝ:;:;:へvヽへ、､.;;:.:;::.;:.:;;.;:.;.:;..:;.;.:;.:;:.;:.;:;彡
（∧,ﾒ`ヾ:＼.＼ｿ `ヽ,.;:;.:;.:;.:;:.:;.:.:;.:.:.:..:.;.;::;:ゞ　　　討幕など成功するはずがないのに
//f.　　 `、|　　ﾘ　　ヽ.;:.;::./ﾃﾐヾ,;:;.::;.:.::;;:.}　　　帝はまだ気がつかないのか…
/ {　　　　ﾚ　　　　　　メ;:/〃 i| }.::;.::.;;:::;..}
　`､　　　,,,,,,.彡　　　　　y ｲ,,//:;:.;;:;;.;:.:;彡　　　先の討幕の際は帝に追及の手は伸びなかったが、
　　ﾄ､.ゞ"'､,_ﾆ-=　　　　　, こ八.::;;:.:.;:;.:;.}　　　　今度こそは帝の御身も危ないかもしれない…
　　 ､;}　　　　　　　　　　　rｿ　 ヾ,;,;;;:;.:.}　　　　 それならば……
　　　y　　　　　　　　　　　i　　　ヽ:;:;::ﾘ
　　 <　　,　　　　　　　　 .ﾉ.　　　 ヾﾙi
　　　`ゝ"　　　　　　　. /:;.:　　　　 >､|
　　　　` k=--　　　　／:.;:;.:　　　　　　ヽ,,
　　　　　 ゝ　　　 ／:;::;:;　　　　　　　／　ゝ
　　　,, -=^ヽー　へ､　　　　　　　 ／
　,-""　　　　　　　　ヽ　　　　　／

討幕の無謀さを感じた吉田定房は、計画実行の前に幕府に告げることで、後醍醐天皇の
身を守ることが出来るかもしれないと考えたのであった。

なんでルビがカタカナなん？

やる夫はどこだ

やる夫で学べてないんだが

戦国ランスしか思い出せん

やる夫はきっとウンコ投げ戦法で有名なあの人なんだろうよ

　 　 　 　,　　　__,,::-:..､__
　　　　 ./i__,,r''ﾞ/::,,='''´:::.｀''ヽ
　　　　∧ﾞ､::i::〈::f::::::::_;;:-:::::､:.`:､
　　　 /:::::ヾ;:!､:､i;::'ﾍヽヽ;::::::::::､{
　　　〈:::::/'!iﾞ　　　　|::|.　|:ﾄ;::::::::〉
　　　/:､{.-|ト､,,_　､,,|;'-‐jﾉ'ﾐ:::､{　　　　　　帝の近辺に討幕を画策する逆臣あり！
　　　ヽ;:l　i┬r ヽ　''~Tﾕ~`.},=〈　　　　　　首謀者は日野俊基！！
　　　　.iﾍ　￣　,!　　　　 　!ﾞﾋﾞi.〉
　　　　.{.｢i　　ヽ!.　　　　 　 _,,/
　　　　　`'ヽ.　 iﾗｰ''＾ヽ 　/
　　　　　　　ヽ､ '-‐‐'''ﾞ　/|
　　　　　　　　.iヽ､__ ,,／.／ヽ､ __ ,,.､

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,r＝ﾐ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ー - ､ _ {:ヽ j! 　 　 ヾｩ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.｀ﾆ:≧:::::｀::::ｌﾊ._　　　}ﾅ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／_,:::::::::::::::::::::::::::::::::＞､./'
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　　' ´／::::／::::/,ィァ､_:::::::::::::ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／:::::::/::::,斗'" /　 ,ｲ:::::::::::::ﾊ
　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　 　/ ' ,.ｨ:://´{/､ . '　 / l::/:::::::ｌ:::::!
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　　　　　　　　 ｀ｌ小,ｨﾃｧ､ 　　' ヽlｲ::::/:::l:::ｖ　　　　あのやろー生かしておいたのに
　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　≦::::} 込ﾝ 　ｨｆﾃｘ　|::/::::/:::::＼　　　恩を仇で返すとはなー
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｰ´-- ヽ. 　 　　｀~｀ ﾑ-<:::::::「`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , イ｢｢ ~ ＼fヽ . 　／　 　＼少
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 ／　 升{　 /ｨ ｀ｰｪ.ｲ　　　　　 }ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　 ／　　　ト‐W/≦‐ナ７　 　 　 　 ｊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　／≠≧≦−'　〈　 {　　　　ﾑ

正中の変より七年後、元弘元年（1331年）五月、吉田定房は討幕計画を幕府に密告。
日野俊基を首謀者とし後醍醐天皇の名は出さなかった。

　　　　　　 |　＼{ |,へ、-―― -　..　 　丿 ﾉ
　　　　　　 ゝ 　 ! {　r _､_　　　　ヽ ` ＜,＜ ＿
　　　／￣ 　 　／|　|´　 ＼ﾊ　　　 ',　　　　 ＿ ＞
　 ∠...＿_ 　　/　 |　|イ・ ￣∨　　　 ,　　 ＼`ー―――ｧ
　　　　 ／　　jr　 ヽ.l　 ｰ-＝ﾍ　ｌ､　 }ﾍｒ ､　ヽ　　　　／
　　　 ./　　 | １　,　　 　 ＿ 　 ヽj ヽ |　　r＼ j　　 ＜　　　　　　　　　　　俊基ちゃん久しぶり〜♪
　 　／　　/:| .| /・ }'　_ノ　　＼　　　　　 _ 丿　＜ ￣
　∠ ＿_ /　ヽﾊﾞ 丿 ﾍ　　　　 ',　　　　 /　　　　　＼
　　　　　{　/| .ハ　　　＼　 _ ノ　　　　〈 　 l＼{＼ 　ヽ
　　　　　| / ヽ　,へ.　　　　　　　　　　　＼┴‐-　､￣
　　　　　ﾚ　　∨　　 ＞　　.. _ ..　＜ヽ　　 `,二}　　＼
　　　　　 　 　/ ｲ　　{／| /　Ｖ ＞‐ ┴ ､　　　|　　　 ＼
　　　　　　　　　 |　／　 ﾚ　 ／　　　　　 ',　　 |　　　　　＼

　 　 ,' 　　 ／ 　　　　　　　　　 　　　 ヽ　　　　ヽ ヽ
　　 l　　　,' 　　 　 　 l　　　　　　　　　　＼　　　 l　}
　 　i　　/ 　　 　　 　 |　ヽ　　＼ 　　　　　ヽ　j　 |│
.　　 !　 l 　 i 　 　 　 人 　＼　　`-＞=z‐'　}　|　ﾊﾉ
.　　 | 　{ 　 { 　 {　 / 　 ><　｀ ｰ--- r≠＼|　ﾊﾉ
　　　|　 l 　 ! 　 |　 ! ／ 　 ｀ ｰ‐‐　 　k:::j | lノ（　　　　　　　　ひええぇ〜
.　　　|　 ＼ ＼　＼ｲ〃テミ 　　　　 　ゞCl　 }　＼
　　　 | 　　 ＼|ヽ、 ヽl K:::::}　　　　 、　　 l 　/ ￣ヾー-､
　　　 i　/ __（　|　 ¨ l　C‐'´　　 ＿,-､　 ノ／　　 　ヽ 　 ヽ
　　　// /　| l` } 　 ヽ 　　　　〈__,. -‐／ /　　　　 　│ヽ　}
　　, ' {　i 　 ! i　|　　　＼ー-----ィ´　 l　　 , 　　　　l 　 }/

これを受けた六波羅探題は日野俊基を逮捕。その身柄は鎌倉に送られ、翌年鎌倉の葛原岡で処刑された。

　　　　　　　 ／ : : ; : : /_.．-───-　._: :＼
.　　　　　 ／ : ; : :/: : /´　＿＿＿＿＿＿＼: ヽ
　　　　　/: : _/: :/: : 厶 '´: : : : : : : : : : : : : :｀ヽ: ﾍ
　　　　 /:／ ,.'７: : :/: : : :|: : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ: ',
　　　　/'　, '/ i: : : :|: : : ∧ : : : : : : : : |: : : |: : : : i: |
. 　 　 ハ厶i.　|: : : :|: :.|:.l　',: : | : : : : : |: : : レ': : :|: |
　　　 |:.７ /トr|: : : :��」_|　 ＼|＼ : : : | x'´ﾊ: : : ;' ﾊ
　　　 |:.' /: | r{ : : : |: ∧｢｀ヽ､.___,.＼: ｲ__V_,|: :rｆ:/| |　　　　　　まずいわね…
　　　 |:| |: :.| | |: : : :Ｎ　'Tに叮　　　 ヾ ｈィ}r〈 { 'j.ﾄ'|
　　　 |:ヽ: :.| |､|: : : :|　　 ゞ-‐’　　　 　 ￣´l　| | l': :!
　　　 l: : : └ : ﾍ: : :|、　　　　　　 　 '　　　ﾉ　} リ : |
　　　 ∨: : : : : :|ﾍ: :.l ＼　　 　 ｒ─ｬ _.　 '´　　 l: ,l: |
　　　,.、ﾍ＼ : : |　ﾄ: l　　｀　　 ._　 ,ｒ´ 　 　 　 ｲ､ j/
　　,〈　',　',　ヽ: }　| ヽ　　　　 /　｢|　　　 ィ ´|｜|',
　 /　',. ',　',　 V　 |　　　 　 　 　 ム -‐　´ } |｜| |

またしても幕府は後醍醐天皇に手を出さなかったが、京の都では
「幕府府から派遣された二人の使者が、三千の兵を率いて京へ向かっている」
という噂が広まっていた。

　　　　　 　 　 　 　 ヽ＼　　　　 　/　　　　 　 　 ﾉノ
　　　　 　 　 　 ､＿＿_> ＼__┛┗ー''"¨~￣￣｀く
.　　　　　　 　 　 ￣￣＞　　 ┓┏ 　　ヽ　　　　　＼
　　　　　　　　　　　／　　　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　ヽ
　　　　　　　　　 ／　 　 爪　　　　　　　　　 ＼＿ 　 　 ヽ
　　　　　　 　 イ／./ / /:|:::ヽヽ　　　　　　　 ＼＿＞　　⊥、
.　　　　　　　　/　ｲ　l　ﾄ､:::＿}_ﾄ､　　 l　 　 l 　 ＼: : : .　　　＼　　　　高資ブッコロス！
.　 　 　 　 　 /／│ | ∧∨::::／ l＼　|　 　 |＿ 　 ＼: : : . . r'⌒
　 　 　 　 　 l/ 　 |　| |　}ｒ:イ＿＿　∨　 　 |　 )￣￣: : : : : :＼
　 　 　 　 　 　 　 l ∧l　「≦￣::::::〃　＼　├く:＼ : : : : : :＼厂
　 　 　 　 　 　 　 リ　} 〈:::::∠≧､:::.　　　＼|: : : : :＼: : : : :Ｎ
　　　 　 　 　 　 　 　 |／ヽ|　 Wv＼　　 　 ト､ : :ﾄ､: :＼: : |
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 レ／￣´┘　　 ﾚｲ＼|　＼l^＼|
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ∨／ニ二厂〉　　|￣＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ﾅｶﾞｻｷﾀｶｽｹ
この頃、北条高時は内管領の長崎高資と対立していた。
高時は、得宗家をも凌ぐ高資の権勢に堪えかね、高資を討って
自らの手に権力を取り戻そうとしていた。

　　　　　　　　 　_｣＼/(　　　）)
　　　　　　　　　＞　.:.:>ﾍ=ﾍ':＜_
.　　　　 　 　 ∠／/:./:/{""}:ﾍ.:.:ヾヽ
　　　　　　　　 /.:ｲ.:/ 孑'　`ﾄVﾍ:.:�W　　　　　しりませーん！しりませーん！
　　 　 　 　 　 |/!:|:ﾊ ＞///＜ |/:|:＼　　　　私は何もしりませーん！！
　　　　　　 　 ∠!／⌒＼Ａ／⌒V＼｢
　　　　　　　　ｱ/∧.　　,ｲ‐ﾄ 、 ∧_jゝ
.　　 　 　 　 　 ｛ﾍ：ヽ／ l　l＼V：/ヽ
　 　 　 　 　 　 ヽ.し'´{＼∨／ヽﾉ　 ｝
　　 　 　 　 　 　 `ｰiヽ７ 只ヽ 介ｰ'´

が、この陰謀はあっけなく露見。逆に高時側近は処罰され、
高時自身は、しらを切りとおしてやっとの事で身を守ったのだった。

　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 -―――-
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／ : ／ ／￣￣｀ヽ｀ヽ、
　　　　　　　　　　　 　 　 / : :_/. :/´「￣￣、｀ヽ､　ヽ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 /.:／ !: :/_/ｌ: ! : : ､:ヽ : : :V ∧
　　　　　　　 　 　 　 　 i::〈_人!: :l∧＼ヽ: : :i : i : _: ﾄ､: i
.　　　　　　　　 　 　 　 l:://l/ !:::lf千 ﾐ､ヽ＼!≦´V lく: :l　　　　今のうちに逃げるわよ。
　　　　　　　　　　　　　lく/〈/´!::ｌ　ゞ-'　　　弋冫j/ｌ ｌ〉 !　　 　 必ず戻ってくるから、京の都も
　　　　　　　　　　　　　l ::!:::ヽ､!::l　　　､＿′ 　 /:∧!: :!　　　　私が戻るまで浮気するんじゃないわよ！
　　　　　　　 　 　 　 　 !::l:::::::::∧ﾄ､　　 ー ′／:/.:/ ﾊj
.　　　　　　　 　 　 　 　 Vヽ、:::::lヽ、丶､_　ィ/.::/.:/j/
　　　　（＼＿　　　　　　　＿>､:::!､|ヽ 　 ト､/イ／
　　　　　＞　_｀ヽ__　　　/ヽ 　 ヽ! ＼　　＿ヽ￣ ヽ＿
　　rf壬‐＿´__ノ Ｖヽ　/　∧ 　 　 　 ヽ´＿_｀ヽ 　 ト､ヽ
　　　　 　 〈＼　 ﾉ　ト､!//　丶 　　　 　 、＿_｀i 　 l　　}
　　　　　　/ヽ￣　 ノ　∨　　　 ､　　　　 ｌ　　　! 　 !/　ヽ、
　 　 　 　 {　　￣　　　 ｌ　　　/　＼　　　 ｌ　　 ｌ　 ∧　 　 ＼
.　　　　　　＼　　　　　 l＼　/／ 　 ＼　　!　　!　/　!／　 　 ヽ
　　　　　　　　ヽ￣ 　 　 　 /ヽ、　　　 ヽ、! 　ｌ /　/　￣　　 /

同年八月、幕府の目が内紛の処理へと注がれている間に
後醍醐天皇は三種の神器を持って京の都を脱出した。

正成まで時間がかかるな

　　　∩＿＿＿∩　　　　　/ﾞﾐヽ､,,___,,／ﾞヽ
　　　| 丿　　　　　ヽ　　　　i ノ　　 　 　 ｀ヽ'
　　/　　○　　　○ |　　　 /　｀(○)　 (○)´i､　　皆聞いてっ！、
　　|　U　　( _●_) 　ミ　 彡,U　ミ(__,▼_)彡ミ　　　昨日まで御所にいた天皇が
　彡､　　　　|∪|　,,/　　　,へ､,　　 |∪|　　/ﾞ　　　　　　　御所にいないの！！
　/　　ヽ　　ヽノ 　ヾ_,,..,,,,_ /　 '　　ヽノ ｀/´ ヽ
　|　　　　　　ヽ 　./ ,' 3　 `ヽｰっ　　/　　　　 |
│　　　ヾ　　　 ヾl　　 ⊃　⌒_つ ソ　　　 　 │
│　　　　＼,,＿＿`'ｰ-⊃⊂'''''"＿＿,,,ノ　　　|

　　　　　　＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
　 　 　 　 ＞　　　な・・・・なんだってクマー！！　 ＜
　　　　 　 ￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
　　 ∩＿＿＿∩ 　　　　　　　　　　　　 ∩＿＿＿_∩
　　 | ノ 　　 　u ヽ 　　　　　　　　　　　/ u 　 　 u └| 　∩＿＿＿_∩
　　/ # ●　　　● |　 　　　　　　　　　| ●　　　● # .ヽ/ 　u　　　 └|
　 |　u 　　( _●_)　 ミ 　 　　　　　　 彡 　 (_●_ )　u　 |●　　　● # 　ヽ
　彡､　　　|∪|　　､｀＼　　　　　 　 ／ 　 　 |∪| 　　 彡　 (_●_)　u 　 |
/　＿＿　 ヽノ　/´>　 )　　　 　 　（　 く　　 ヽ ﾉ 　 ／ u 　 |∪|　　　　ミ
(＿＿＿）　　　/　(_／　　　　　　　 ＼_ )　　　　 　（ 　く 　 ヽ ﾉ　　　　　ヽ

後醍醐天皇が都を脱出したため、監視を命じられていた六波羅探題は大慌てであった。
探索のために宮中を荒らしまわり、怪しいと睨んだ人物を軒並み逮捕し、その行方を追った。

　　　　 ∩＿＿＿∩
　 。　　| ノ　　　　　 ヽ
　　＼<＾i、　●　　　● |　　　　　もしもし。もしもし。
　　　 |ヽ(⌒)､( _●_)　 ミ　　　　 「天皇は比叡山におわす」
　　 彡/　 ﾄ､_>|∪|　　､｀＼　　　という情報を入手したクマー
　　 /ﾉ　 /　　 ヽノ　/´>　 )
　　(＿／　　　　　 /　(_／
　　　|　　　　　　 /
　　　|　　／＼　＼
　　　|　/　　　 )　 )
　　　∪　　　 （　 ＼
　　　　　　　　 ＼＿)

　　　　　　　　　＼　　　∩─ｰ､ 　　　====
　　　　　　　　　　 ＼／　●　､_ ｀ヽ 　　======
　　　　　　　　　　　/ ＼(　●　 ● |つ
　　　　　　　　　　　|　　 X_入__ノ 　 ミ　　　そんな餌で俺様が釣られクマ――
　　　　　　　　　　　 ､　(＿／　　　ノ　/⌒l
　　　　　　　　　　　 /＼＿＿＿ノﾞ＿/　 /　　=====
　　　　　　　　　 　 〈　　　　　　　　 ＿_ノ　　====
　　　　　　　　　　　 ＼　＼＿　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　＼＿__）　　　　　＼　　　======　　　(´⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　 ＿＿_ ＼＿＿　　(´⌒;;(´⌒;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼＿＿＿）＿＿＿）(´;;⌒　 (´⌒;;　　ズザザザ

やがて天皇は比叡山へ落ち延びたという噂が流れると、
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾅｶﾄｷ ﾄｷﾏｽ
六波羅探題を統べる北条仲時・時益は比叡山へと軍勢を差し向けた。

　　　　　/　　　　　　　ﾚ~ヽ　　|　!, ィ　　　,　'´　 　　, '　／|　j 　　〃 !　 　 　 　 ﾍ
　　　　　|　　　　 　 　 {　　ヽ　j　 /　　 ／　　　 　／ ／゛"' ,,　／ィ´/ 　　 　 　　 ﾍ
　　　　　レ ―‐､　　　/　　 |!　　 |　　/ 　 　_x-＜ ／　　　　 "- ､r' 　　 　 　 　 　 ﾍ
　　　　　{ィﾆﾆﾆz｀, -'´　　　∨ 　i!　/ 　 イ´　¨レ' ＼ 　　　 　 ／ ／　 ／　　　　　 ﾍ￣￣
　　　　　∨ ￣ヽ }　 　　 r―'∨ , ー＜´ /ィ千旡ぇヽ| 　 __.. イ ,イ　 ,ィ´　,'　 　 j 　 ハ　　　　いいかしら？
　　　 　 /　　　 |´　　　　|　　 ィ　　　 　,'! ヾ た::j ﾃ　　 　 ∠七ニヘ/　 /! 　 　} 　 ﾊ }　　　　帝の命を狙う逆賊から
　 　 　 /　　　　i 　 　 　 |　 〃　　 　／ | 　 Lzン　　　　　 　 zェｧyム-' ∧ 　 /　 ﾉ jﾉ,　　 　 帝を御守りするのよ！
　　 　 {　　　 　 } 　 　 　 !　ﾉ 　 彡イ　 ∧　　 　 　 　 　　 　 た::j 乃 ／ ∧ -‐'¨
　　 　 | 　 /＼ノ　　　 　 |ｲ, - '　ﾍ　ヾ 　 ﾍ 　　　　　　'　　　ゝz= ' ／　ｲ　　　　 _　-――
　　 　 ｀ｰ |＼ ＼___　　　 ヽ　　　　＼ ＼　 ＼　 　 ｀ー 　 -=ニ二 ィ ´, ' , -‐' ¨
　　　　　　|＿ヽ-' / 　 　 　 ＼ 　　　 ＼ ヾ. 　＼　　　　　　　　, イ　／
　　　　 　 ヽ＿_／　　　　　　　＼　{二ィ＞-ト -=｀ ｰ―==＝＜　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　護良親王

　＼　帝を守れ！　／ 　　　＼　帝を守れ！　／　　　 ＼　帝を守れ！　／　　 　＼　帝を守れ！　／

　　　 　γ――――――､　 　　　γ――――――､　　　　　γ―――――-､
　 ／￣￣￣￣￣￣＼　　＼ ／￣￣￣￣￣￣＼　　＼／￣￣￣￣￣￣＼　　＼／￣￣￣￣
／　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　／　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ ／　　　　 　 　 　 　 　 ＼ ／
　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　 ヽ
　　＼　　　 　／ 　　 　:::::::::|　＼　　　　　／ 　　　::::::::|　＼　　　　　／　　　　:::::::::|　＼　　　　／
　（○）　　　　（○）　　..:::::::::| （○）　　　（○）　　..:::::::::| （○）　　　（○）　　.::::::::::::::|（○） 　 　 （○） ..::
　 　＼＿＿_／　　.:::::::::::::::::|　　＼＿＿_／　　.:::::::::::::::|　　＼＿＿_／　　.:::::::::::::::::|　 ＼＿＿_／
　　　　＼／　　.::::::::::::::::::::ノ　　 　 ＼／　　.::::::::::::::::::ノ　　　　＼／　　.::::::::::::::::::::ノ　　　 ＼／

これに対して比叡山は天皇を中心に団結。幕府軍に対して頑強に抵抗を続ける。

　　　　　　　　　　　,. - ──　- ､
　　　　　　　r'つ)∠───　　　　ヽ
　　　　　　〆⌒　￣￣￣　＼__r 、 　＼
　　 　 ,.イ　　 　　　,ｲ　　　　＼ヽ,＼rｖ-,
　 　 ヾイ 　　　/｛　{　ヽ、ト、　 ＼Ｙ <ﾉﾉ＼
　　　　｛　　.ト｛＼ヽ',　　メ __＼　　}　⌒ヽ　}へ
　　　　 ゝ 　|"ひ) 　＼ 　ｲびゞ ＼ ヽ- 、ノ 　 // >=
　　　　　ﾉ 　ﾄ、"´,.　　　　 ー　ノ　／//＼／　／　 　 ＼
　　　　/.　　{　　　ゝ　　 　　／　　ﾚ//　　｝ Y´　　　　　　＼
　　　 ｛　　　ヽ 　ヽ⌒＞ 　/　　　　ﾚ´TTア⌒＞、＿　　　　＼　　　　　　　　　　が、
　　　　Ｖ{　　　＼ └ ´　 / ,.イ／　　/ll |　　　／≦＿＿　 　　｝
　　　 　　V｛　　　＞ー┬|/ 　! ,.イノ　|| |　　/　　￣￣￣ 　／
　　　　　　　ﾘヽイ|　 　/:| l ＿|'　'´　　|| |　　|　　　　　＿／
　　　　　　　　/{{ | 　　|＝＝＝| 　　　|| |　　　＿＿／
　　　　　　　/し|| | 　　|＝＝ /　　　// |　/,.ｲ

　　　　　　／￣￣￣￣￣￣＼
　　　　／　　 　　　　　U　　　　＼
　　　/　　U　 　　　　　　　　 　 　 ヽ
　 　 l:::::::::　　　　　＼,, ,,／ 　 　 　 .|
　 　 |:::::::::: 　|||（●） 　 　 （●）　　 |　　あ、あれー？帝じゃないよ！？
　　　|::::U:::::::::: 　 ＼＿＿_／　　 　 |
　 　 ヽ:::::::::::::::::::.　　＼／　　　　　ノ

前置きなげー

やる夫ﾏﾀﾞｧ?(・∀・ )っ/凵⌒☆ﾁﾝﾁﾝ

両統迭立の経緯に触れるってのは個人的には評価したい

ハルヒで学ぶ南北朝時代

　　　　　　／￣￣￣￣￣￣＼
　　　　／　ノ（　　　　　　　　　 ＼
　　　/　　　＾　　　　　　　　　　　　ヽ
　 　 l:::::::::　　　　　＼,, ,,／ 　 　 　 .|
　 　 |:::::::::: 　　（●） 　 　 （●）　　 |　　さては謀ったな！！
　　　|::::::::::::::::: 　 ＼＿＿_／　　 　 |
　 　 ヽ:::::::::::::::::::.　　＼／　　　　　ノ

　　　　　　　 ⌒
　　　　　⌒　　）　　（　　）　人　ヽ
　　 　 （⌒　　　　（　 `ー'　　　）　）
　　　　...（　人｜　|　|| |　|`ｰ'　ノ
　　　　　　　　｜　|　|| |　|
　　　　　　　　｜　|　|| |　|
　　　　　　／￣￣￣￣￣￣＼
　　　　／　ノ（　　　　　　　　　 ＼
　　　/　　　＾　　　　　　　　　　　　ヽ
　 　 l:::::::::　　　　　＼,, ,,／ 　 　 　 .|
　 　 |:::::::::: 　　（●） 　 　 （●）　　 |　　命がけで戦ったのにこれは酷い！！
　　　|::::::::::::::::: 　 ＼＿＿_／　　 　 |
　 　 ヽ:::::::::::::::::::.　　＼／　　　　　ノ

比叡山に入ったのは後醍醐天皇の替え玉だった。
これによって謀られたと悟った比叡山は
幕府との戦いをやめた上、幕府側に寝返ってしまった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　_.､-' ,.- ､._　　　　　‐　、
　　　　　　　　 ,:ｰ ､'´　　/　　　　｀ヽ､.._　　　ヽ_
　　　 　 　 　 /　　 ｀ヽ､/　　　 ヽ　　　 ￣｀ヽ　〉ヽ
　　　　　　／　　　　 　 |　〉　　　 '.　　 i 　 　 Y　 |
　　　　　/　　　　　　 .ト　ハ 　 　 l　　 |　　 l.　',　ﾄ.
.　　 　 / i　　 　 　 |　lﾆ'＾´ヽ |　　ﾄ.　 １ 　 .|　 | 　 〉
　　　　|　|　 |　｜　|　l 　 　 | |l.　 |｣.斗|ｰ　｜　!　/ 〉
　　　　|　|　 |　｜　|　|　　　｣斗ヒ] ヒ_ jﾊ.　 !　ﾘ､　,ハ
　　 　 　 |　　､´l￣j.ﾆト　 　 ´　ﾍ´ｒ‐､ iﾝＬ.ル　| Ｙ　| ',　　　まずい、バレたわ！
　 　 　 ヽ!､　 |ヽゝfVｒt.',　　　　　 うッｿ|.　　 　 レ　 |　'
　　　　　　　ー＼|ヽ. 込}　 　 　 　 ￣　| l　　　 l　　 ﾄ.　',
　　　　　　　　　|　　',　　　'　　　　　 　 | |　　|　l　　 | ヽ ',
　　　　　　　　　|　　 ヽ　　　　-　　　 ,. |,'!　 ,′′　 ! 　ヽ
　　　　　　　　　|｜　　 ｀ト,､._　　　／ 　 | ./　,′ 　 |＼
　　　 　 　 　 　 ､ﾄ.　　ﾊ.| l／ ヽ ´　　　.ﾉｲ |/　　　 .|ァｰ-
　　　 　 　 　 　 ハ 　 | ∨ /／　　　　, ｲﾉ 　 　 　 /| 　 . -
　　　　　　　　rｲ/　 ヽ| / /'二.ｰ　.._／,/　　　　　.// ／
.　 　 　 　 ／ | }′　　 .l,/´＿　｀ァ' ／　　　　　 //,.'
　　　　,r ´　　| |　　　　,′　　 ｀ﾝ／　　　　　 ／//
　 　 r'|　　 　 | |　　 　 |　　　　//　　 　 　 ／／/

結果、護良親王ら後醍醐天皇派は比叡山を脱出。本物の後醍醐天皇と合流した。

　　　　　　　　　　　　　　　　 __　__
　　　　　　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::ヽ
　　　　　　　 　 　 　 　 _/　　　　　　 ﾍ-､
　　　　　　　　　　　　 〈/:::::::::::::::::::::::::::::V/
　　　　　　 　 　 　 　 /l::::/:::::,'::::::::i:::::l::!:ﾊ
　　　　　　 　 　 　 　 ~|::::l:::::/:::::::::l:::::l::i:!｣
　　　　　　　　　　　　　ヽ:{::::{:::::::::/:::/:::ﾘ
　　　　　　　　　　　　 , ィ ﾄ{八::::/リj/V-､
　　　　　　　　　　　　 {{ | |　　｀''　　 | l　}}
　　　　　　　　　　　　 {:',|└─‐‐─┘|//
　　　　　　　　　　　　　{ﾍ ￣￣￣￣ / :}
　　　　　　　　　 , -―-ゝﾍ　　＿ノ　 {_/ ＿__
　　　　　　　　　{　　 ＞=入＿､_＿__人=＜　　ヽ
　　　　　　　　　ヽ　〃　　　`┴‐┴'´ 　 ヽ　　 /
　　　　　　　　　　＼|　　 /　　　　　 ',　　 |　／.∧
　　　　　　　　　　　 ヾ_　{　　　　　　 }　　 ﾚ′/天',
　　　　　　　　　　　　`ーゝ ＿＿＿_」L=‐'　 /_皇__',

実は当初の予定では本当に後醍醐天皇は比叡山へ行くはずだったのだが、
吉田定房が討幕計画を密告したため、当初の予定通りに行動しては危険と判断。
幕府の目を欺くため比叡山には替え玉を送り、本物の後醍醐天皇は、はじめ奈良の
東大寺へ行き、八月下旬、笠置山へ移った。

.　　　　,′　　　　／　　　 　 /´　　＿ -―――- ､jr ､ ヽ
　　　　ｌ　　　　 ,.' ﾑｲ　　 　 ムィ´　　　　　　　ヽ 　ヾﾍ} 　',
　　　　ｌ　　　　,.ィォ　　 　 　ｌ´:｜　　　 !　　 　　ヽ　　ヾ〉.　!
　　　　ｌ　　　く,イ升 　　 　　l 　 ハ、　 ｌ`ヽ　　　 },ｨ　 ﾄ､ 　l
　　　　l　　　/ ,ｲ　!:　　　 　Tヽｌ.､　ヽ ｜ 　ヽ､ ィ´ヽ、!.､〉　ｌ
　　　　ｌｌ　　/ ム､Y!.　　 　　ト､!　｀`弋ト､　　　ｲ汝}f`!ﾑﾄ、 !
　　　　ｌ!　く,.ｲ ,r.､.}i 　　　 　ｌ くr'fc＝.､ 　　　　 ｰ-='.ｌ　ﾊ　 ｌ　　　　なんだか変な夢見たわねー？
　　　　l!」｜ゝ､込 l!　　　 　｜　戈::ﾝj　 　　　　　　　ｌ,ｲﾑjﾄ､!
　　　∠_ ｀ヽﾑへ､j　　　 　　ﾄ､_ 　 　　　　　　　 ｀,./ｌ. ｌ　,':　}
　/´ 　　 `ヽヽ:ヽ　ヽ､! 　 ハｌ´　 ヽ. 　　　　　 ,. '´/ !｜/ｲ ﾉ
./　 　　　 ヽ!　',:{　　　'、　　 ト､ t_」＿　　　　　 /,ｲ ﾉ / ,′
′　　　　　 {　 }:ｌ　　　 ヽ　 ｜　　　 　｀`ヽ＿,.ｲ/`ｹ∨./

　　　　　　　　　 ∧.　　　／::　, -=-v'´　　　　　　　＼:::ヽ::::::: ﾊ:ﾍ
　　　　　　　　　,'　丶i　/ .::´〃　　　　　　　　　　　　　ヽ::ヽ:!::ｌ |　i
　　　　　　　 　 i/＼_| ,' .:::!:./ 　 　 　 　 　 　 　 　 , -‐‐ﾍ: }i: ｌ |　|
　　　　　　　 　 |.　l　|:i :::::l::i　　　　　　　　 　 　 ／　　　　ﾘﾙ'...|　|
　　　　　　　 　 |　l　ﾊ:', :::l::i _..　-―‐-､　　　　 　 _, -==k､ |::　|　|
　　　　　　　 　 |　!　rﾍヽ::代　　　　　 　 　 　 　 /ｨ尓::::::}ヾ|::　|　|　　　どのような夢っさ？
　　　　　　　 　 |　i　f-ﾊ:.＼{　　, -=- ､　　　　　　'V__::::ｨj　l::　:|　|
　　　　　　　 　 |　il　ﾏ　! ::::ｉ ,.イ坏:::::::}　　　　　　　`ｰ　'´ |::　 |:: |
　　　　 　 　 　 ｌ　il　:::＼!..:::}｀‘ Vｧ-ィ;j　　　　　　　　　　　ｌ::　 |:八
.　　　　　 　 　 l.　iｌ ..::::::::l ::小、 ｀¨ ´　　 ＿　`　‐v　　　,ｲ:::　 |二二ﾆ＝=､
.　　　　　　 　 ,'　 ﾘ.::::::::: |　 :::厶、　 　 　 V´　 　 ﾘ　 ／ |::::　 |-‐――---ヽ
　　　　　　　 /　/ｨ =ﾆ二|　 ::::V　＞　_　　 ヽ　_　' ／!}　 |:::　 |　　　　　　　　ヽﾆヽ
.　　　　　　 / 〃／_, -ー|　 :::::|!　　　ﾍ｀ ¬ー‐‐ '´ 〃　 |:::　 |　　　 　 　 　 !　ーヽ＼
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾁｸﾞｻﾀﾀﾞｱｷ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　千種忠顕

そして笠置山で討幕にいそしんでいた後醍醐天皇であったがある日不思議な夢を見た。

　 |:: :|: .::| .:|:. l:|
　 |::.,: :r.:| ::|:. l:|
　 |: |:: |::..　::. j:|
　 |: |::.　::| .:|: ::|
　 |: |::.　::ｌ .:|: ::|
　 |:ｉ ::|　::　:| ｌ |
　 |:|: :|　::| :: ;| |
　 |:|: :|　::| :: :| |
　 |:|: :|　::| :: :{ |
　 |;} 　 : :| :| :: |
　 |: .:|　;n ::| :: |
, . |: ::| ::{ﾘ ::! :!:|　,,..,　.,..
; , | .::| ::r : :| :i | .:;;::;;;. ,;:.　,.　　 　／　　／＿＿＿＿＿＿＿＿
;; /.::/ :::|i :.:| :l;ﾊ.＿,,. ,,::;;.:.　 　／
ノ,;ノ : ::八 :ゝ::ヽ＼＿,,.,. :,　／
;:´.:: :／.::::ヾ::＼::＼::ｰ､ ,;;::..囗回回回囗回回回囗回回回囗回

　　　　 !:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i;:;:|　　 　|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:;|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:;|
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　　　　|＿＿＿＿|＿|　　 |＿＿＿＿_|＿＿＿＿|＿_|＿＿＿_|＿＿＿＿|＿_|
　　 ／''''''　　　'''''':::::::＼／''''''　　　'''／''''''　　　'''''':::::::＼　　 ／''''''　　　'''''':::::::＼
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　　|　　 ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,　.::::|　　 ,,ﾉ(､_, )|　　 ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,　.::::|_, )|　　 ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,　.::::|
. 　 |　　 ｀-=ﾆ=- '　.:::::::|　　 ｀-=ﾆ= |　　 ｀-=ﾆ=- '　.:::::::|ﾆ=|　　 ｀-=ﾆ=- '　.:::::::|
　　 ＼　　｀ﾆﾆ´　 .:::::／＼　　｀ﾆﾆ　＼　　｀ﾆﾆ´　 .:::::／ﾆ´ ＼　　｀ﾆﾆ´　 .:::::／
　　　／｀ー‐--‐‐―´＼ ／｀ー‐- 　／｀ー‐--‐‐―´＼-‐‐ ／｀ー‐--‐‐―´

一本の木が生えており、その下には百官が並んでいたがその上段にある
南側の玉座には誰も座っていなかった。

　　　　　　　　　　　_,. - ―― - . .､
　　　　　　　　 ／´..... : : :＿＿＿ : :＼
　 　 　 　 　 /::.::.::.::./ ´　＿＿＿ ｀ヽ: :ヽ
　　　 　 　 /::.::.:/::./ イ´: :: : : : : : ｀ヽ|:ヽ: !
　　　　　 /::.::ｨ/､:_!: :/:./: |::＿::＿-‐_ﾍノ:l:l
　　 　 　 !::./ ,ト..十:T:ハ: |: : : l::..:.. l: : :|: :ﾄ〉
　　　　 ｜::｀ﾒ|::.::.|:..,|:|　 l lヽ: : ト､:: |: :｜:ﾚ|
　　　 　 |::.:/| |::.:..|:廾ト､ ヽ　＼:| ,.斗l-:l:.,1:!
　　　 　 l.::.L|{1::.:.l:.ﾄ十::ﾃ ｰ '　イｫ:卞l/ｲ |:|
　　　　　|:.|:l:Lﾄ!:.:.ﾄ{　￣　　　 ,　 ￣｀|:.|:Lj:l
　　 　 　 !:|:l::.::.:l::..ト、　　　 , -､　　 ｲ::l:..:ｲ:!　　（誰が座るのかしら…）
　　　　　 lﾑ|:.|::.:ﾄ:..l |＼ 　 ´￣｀ ／7:/､/ﾉ′
　　　　　/|: ｢lﾄ::.:|.ヽ:!　 ｀　ｰｧ ´}: : j/ : |｢ト.
　 　 　 ハl: l:::l ヽ!: : :ト_- ― ＜|: :/: : : !!|　l
　　　　i 　ヽ:.l:::l : : : : l　_, ----l: : : : : :l:||　 |
　　 　 |　　 ﾄ:ヾヽ : : : l_ノ ￣ ｀| : : : : :l:l:l 　 !
　　 　 !　　 { ヽヾヽ : : l　　　　l : : : : /'/ 　 {
　　　｜　　 ヽ　ﾄヾヽ : :l 　 　 !: : : :/':ｲ　　｜
　　　 }　 　 　 V ヽヾヽ: :l fYiｿ : : /'/ ﾊ　　｜
　　　|　_,　--､ }＿ヽヾヽ |ljl/: : :/'/ / r‐-　 |

　　　　　　　　 　 ,∠／／ ＿＿＿_　　 ヽ ヽ　＼
　　　 　 ,r== <¨ / ,' , '/ ´ ィ　　　　｀ ¨ `ヽ　ヽ　ヽ
　　　　/'´ 　　 V / ,' /　／| │ 　　 　ヽ　 |　　!　 ',
　　　　|　 　　　 ヽ. { { Ｘ 　 ! ﾊ　ヽ　 　 }　 | 　 |ﾕ＼
　　　　|　　　 　　 ﾍ| ﾚ' ｀ヽﾚ､ ＼ ヽ_ ,ムvｲ　　l ｣_/}　　　ちょっとあんたたち！
　　　　Ｖ　 　　　 　 Vィﾁ示　 　' ｀'' ,r=zﾐｘ| i　 ! |ヾﾊ　　　あそこには誰が座るの！！
　　　　 ヽ　　　　　　 ! Vzｿ　　　　　 kﾁｿ　l ! 　! |ヽ i|
　　　　　ヽ　　　　 　 |　￣　, ― ､ 　ゞ‐'　,','　 ,'_｣　V
.　　　　　/ヽ　　　　 ∧　　 l　　　 !　 　 ,〃　 ,' ,' 　,'
.　　 ｒ'⌒　　　　　　' 　＼　弋　　ﾉ 　 ノ/ 　 / /　/
.　　 |　　　　ヽ　　　　　　＼　二´ィ ´ ィﾊ , ' , '　/
　　丿　 　　　 ＜＼　|　　　l 　　 │　ﾉ∠　/|　,'
　 （　　 ､　　　　　ィ_.ﾉ　 　 |　　　 ｀¨~〉ノ`ｰ-Ｖ
　 / 　　　＼　　 /´　　　　 l_　　 _ ,　' ´　　　　｀ヽ

　　 _,,........,,_
-''":::::::::::::::｀''＼
ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::＼
　|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ　　　　　＿_　　 _____　　 ＿_____
　|::::ﾉ　　　ヽ､ヽr-r'"´　　（.__　　　　,´　_,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_　　_,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7　　　'r ´　　　　　　　　　　ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´　 　 ;　 ',　｀ヽ/｀7　,'＝=─-　　　 　 -─=＝',　i
r-'ｧ'"´/　 /!　ﾊ 　ハ　 !　　iヾ_ﾉ　i　ｲ　iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i　|
!イ´ ,' |　/__,.!/　V　､!__ﾊ　 ,'　,ゝ　ﾚﾘｲi (ﾋ_] 　　 　ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! 　!/ﾚi'　(ﾋ_] 　　 　ﾋ_ﾝ ﾚ'i　ﾉ　　　!Y!""　 ,＿__, 　 "" 「 !ﾉ i　|
,'　 ﾉ 　 !'"　 　 ,＿__,　 "' i .ﾚ'　　　　L.',.　 　　　　　　　　L」 ﾉ| .|
　（　　,ﾊ　　　　　　　　 　人! 　　　　 | ||ヽ、　　　　　　 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､　　）＞,､ _____,　,.イ　 ハ　　　　レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ　ﾚ´

後醍醐天皇が不審に思っていると、二人の童子が現れ言った。

　　 _,,....,,_　 ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞　　　ゆっくりしていってね！！！　　＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
　|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ　　　　　＿_　　 _____　　 ＿_____
　|::::ﾉ　　　ヽ､ヽr-r'"´　　（.__　　　　,´　_,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_　　_,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7　　　'r ´　　　　　　　　　　ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´　 　 ;　 ',　｀ヽ/｀7　,'＝=─-　　　 　 -─=＝',　i
r-'ｧ'"´/　 /!　ﾊ 　ハ　 !　　iヾ_ﾉ　i　ｲ　iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i　|
!イ´ ,' |　/__,.!/　V　､!__ﾊ　 ,'　,ゝ　ﾚﾘｲi (ﾋ_] 　　 　ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! 　!/ﾚi'　(ﾋ_] 　　 　ﾋ_ﾝ ﾚ'i　ﾉ　　　!Y!""　 ,＿__, 　 "" 「 !ﾉ i　|
,'　 ﾉ 　 !'"　 　 ,＿__,　 "' i .ﾚ'　　　　L.',.　 　ヽ _ﾝ　　　　L」 ﾉ| .|
　（　　,ﾊ　　　　ヽ _ﾝ　 　人! 　　　　 | ||ヽ、　　　　　　 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､　　）＞,､ _____,　,.イ　 ハ　　　　レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ　ﾚ´

「今主上は、広い天下の中で、御身をかくすところもないほどの有様です。
けれども、その枝のかげなら安心です。あの席こそ、主上の御為に
もうけられたものでございます。」そう告げると、
二人の童子は天へと昇っていってしまった。

ゆっくりしていってね！

　 　　　 /　　　 　 　／　　 　 /＞―――――- ､.、 ヽ
.　　　　,′　　　　／　　　 　 /´　　＿ -―――- ､jr ､ ヽ
　　　　ｌ　　　　 ,.' ﾑｲ　　 　 ムィ´　　　　　　　ヽ 　ヾﾍ} 　',
　　　　ｌ　　　　,.ィォ　　 　 　ｌ´:｜　　　 !　　 　　ヽ　　ヾ〉.　!
　　　　ｌ　　　く,イ升 　　 　　l 　 ハ、　 ｌ`ヽ　　　 },ｨ　 ﾄ､ 　l
　　　　l　　　/ ,ｲ　!:　　　 　Tヽｌ.､　ヽ ｜ 　ヽ､ ィ´ヽ、!.､〉　ｌ
　　　　ｌｌ　　/ ム､Y!.　　 　　ト､!　｀`弋ト､　　　ｲ汝}f`!ﾑﾄ、 !
　　　　ｌ!　く,.ｲ ,r.､.}i 　　　 　ｌ くr'fc＝.､ 　　　　 ｰ-='.ｌ　ﾊ　 ｌ　　木の南に私の座る玉座がある…
　　　　l!」｜ゝ､込 l!　　　 　｜　戈::ﾝj　 　　　　　　　ｌ,ｲﾑjﾄ､!　　木の南…木南…楠とも書けるわね…
　　　∠_ ｀ヽﾑへ､j　　　 　　ﾄ､_ 　 　　　　　　　 ｀,./ｌ. ｌ　,':　}
　/´ 　　 `ヽヽ:ヽ　ヽ､! 　 ハｌ´　 ヽ. 　　　　　 ,. '´/ !｜/ｲ ﾉ
./　 　　　 ヽ!　',:{　　　'、　　 ト､ t_」＿　　　　　 /,ｲ ﾉ / ,′
′　　　　　 {　 }:ｌ　　　 ヽ　 ｜　　　 　｀`ヽ＿,.ｲ/`ｹ∨./

.　　　　　　　 　 ｎ　　 　 | 　 　 バン！！
　　　　　　fヽ　 | l　　_　 |
　　　　 ＿_＼`┘ V´/.　|
　　　　 `ー-､　て　　{
　　　　　fﾆﾆ -､　-‐ｲ)ヽ.　　　　　　　　　　,　‐--‐ ､
　　　　　　　　　｀rf彡く.: .＼　　　　　　　／::/=＝=ヽ＼
､　　　　　 :|l　　　 ＼: : : : 　＼　　　　 夊l::/ト､ﾍ＼ﾙﾍ心
:.＼　 　 　 ||　　　　　＼ : : : : . ＼ 　 <／l:fｾﾕ` ´ﾋﾕﾊ＼>　　　　　　　わかったわ！これは何処かに
　　＼　 　 ||　　　 　 　 ＼ : : : : 　＼ |::::::|:l　 r==ｫ 　|:l):::|　　　　　　　楠という奴がいて、
　　　 ＼　 ||　　 　 ミ　　|: ＼: : : : .　X_j_;ﾍ:ゝ.｀__´ィ´ﾘ'::/!　　　　　_　 私を助けてくれるという天のお告げなんだわ！
　　　 　 ＼||　　　　　 　 |.　　＼.: : : : .　＼＼＼ｰﾄ{_:;//:ﾉ　　　,r'^/〈
　　　　　　　　　　　　　　|　　 　 ＼: : : : . : ＼＼ヾ＞ﾚぐ　　　　>=､Y
　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　 ＼: : :ヽ: : :＼＼ﾍ　_jヽ, 　 /　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　＼: : : : ..: :＼ヽ: Ｈ:7‐＜　: : :/
　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　 ヽj: : : : : : :ゝ V/: :| : ヽ: :/
　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　 |: : : ＿＿に{}こ}:k;__;／

　　　　　　　　　　 　 -‐ '´￣￣｀ヽ､
　　 　 　 　 　 　 ／:::／"　丶ヽ:::::::::＼
　　　　　　　 　 /::://　　　 　 ヽﾊ::::::､::ヽ
　　　　　　　　 〃:j::{　　　　　　 ﾘ|:ｌ::::ｌ ::i|
　　　　　　　　 ﾚ!小ｌノ　　　 ｀ヽ. 从:::|、i|　　本当にそのような意味にょろ？
　　　　　　　 　 ヽ|l　●　 　 ● 　 | ::|ﾉ::|
　　　　　　　　　　|ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃ j::::| :::|
　　　　　　　　　　|::::/⌒l､ __ ,　イＮ:::ｌ :::|
　　　　　　　　　　|::/　 ∧:l三/::/⌒ヽ :::|
　　　　　　　　　　|::| 　 {ヾ:∨:::/三彡' :::|

. /　　 /　　 .:::/:　　　　.:: 　 　 :::.　 |::.　|::::. : ヽ:. ヽ
//　 :/　　 .:::/::: .:　　 /:::　　 .::|:::　 |::::. |',::::. :　',::. ﾊ
/ 　 .:!　　 .::::!::::..::　 ,ｲ:::::　　.:::ﾊ:::　,ﾊ::: |∧::::.:　|::::: |
　　.:::|　　 :::::|::::::::　/ !::::　　::/　!:: /　!;:ｲ　|:::::::. |ﾍ￣￣ヽ
　　::::|　　 :::::l:_:_:__/　|:::　.:／　 j::/　 j:/,r=!:::::::: | ||　 　 ﾉ
　　::::|　　 :::::l:::::: /示|ミＸx､__, //　 /'〃　|!:::::::::ﾚﾉ　ﾉ　| 　　　　間違いないわ！
　　::::ﾚ'´＼::::!::::,ｲ/::::|/トr:|｀ /'′ 　 ″　 !|:::::::::! ／　 ,′　　 　忠顕！それらしい奴に心当たりは？
　: r'´　／ ∨l::ﾊ{{＼⌒):ﾊ|　　　　　、 　 /.!::::::/´!　　/
　:: ＼´　☆ ∨ﾍ.　　ヾ＝'′　＿_,.ｨ　 ,.ｲ=j::::/　 |　 /
＼:::.::::＼　 　 ∨:＼　 　 　 　 廴 ノ／!j ノl::∧__/　ん1、
　 ∨:::::(⌒＼　∨:::::＼ ー----- '´ﾉ//　/'′}', ＼__ ｀Y}
　　|::::::::::＼　 ＼∨⌒＼ミ＝=====く'‐ｧ　　 / |　　　l｀´

ageないの？　あげちゃうよ？

支援

猿なのか飽きたのか

やる夫じゃないと学べない俺はどうしたらいいんだ？

サルっぽいっすね。
日曜日辺りからサルが厳しくなって気がする・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／''7/::::::/:::::::,ｨ'´ 　 　　　　　ヽ::l:､;::::;::::::.｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/i::::,,ｲ::::::;ｲ｀ﾞﾞ'''ヽ､　　 　 　　l::|. l;:::l:::ヾﾞヽ､　　そういえばこの山のすぐ近く
　　　　　　　　　,, -‐‐ ｨ''¨''ｰ- -.､_　　　　/:l::/ /l::::/:l　　 　　ﾞ'､　　　　,;;|;l=''i:::l:::::l　　　　というわけではないけど、
　　　　　　,, ‐ ''::::;::ｨ'´　 Y　　　　　ヽ 　　i::|/:/:::ﾚ'::::l.,,ｨc''Tiｪ､　　　 '´__,,,_　.l:::;l:::::l　　　　河内国の金剛山の麓に、
　 　 　 r'f.l::::::::::〈　 ､_,,,,≦､/　i　 l 　 ヽ. l:::::::l:::::|:::::::|ヾ |::illi::|ﾞ ｀　　　'ﾞ!ﾟii::)ゞ!::;i|::::j　　　　楠木正成って武士がいるって聞いたっさ！
　　　　.{::l l::::::::::::ヽ､.　 __∠,,,ノ　 j__,,::<ﾞ,,{;;;::::l:::::l::::::::| 　わｯﾘ_　　　 　hll;/　ﾙ'i:|;∧
　　　　 ゝ::､､:::::::::::::.ヽ,,,,r''ヽ(,,ｨ=ｧﾞ‐-‐'　　ヽ!:::::|::::::::|! 　　　ｒ-　､ _'_　'ｰ'ﾞ ./::::::!':::::.ヽ
　　　 ./　ヽ;::､､;;;::::::::::::::::::ｨ/-､/　　　　　　 ｀ヽl::::::::::ﾄ､　　 l 　 　 ヽﾉ 　 ,ｲ::::::::l::::::::::.ヽ
　　　/　　　ヽ､;;;;;三三彡ﾞ　　 ￣ヽ. 　　　　　　|::::::::::lｨ'＼　ヽ､___／ ,,,ｨ'ﾞｨl:::::::::|:::::::::::::.ヽ
　　 ヽ､　　‐=ニ''ﾞ　　　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::::lﾞ>､.Xﾞ''ｰ　-r个'ｧ'ﾞ　|:::::::::l::::::::::::::::.ヽ
　　　　 `'''ｰ--　,,,,＿　　　　　　　　ﾉ　　　　　　|::::::::::l　 〉,ﾆ= ､'''￣ .{,r-‐､!;::::::::ト､:::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　 ¨'''ｰ--ｒ-=*''　　　　　　　|:::::::::::ﾄ, //ヾ;:ﾞヾ､_／.'ﾞ⌒l.l;i;:::::::ﾞl,　＼:::::::::ヽ

　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　,　- ─- ､＿
　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　｀丶
　 　 　 　 　 　 　 　 rー‐<::／　ﾝ-―ー- ､ 　 、 ＼
　　　　　　　　　　　｛(こ 〆.:::／　 ＿＿__　＼　ヽ..::::ヽ
　　　　　　　　　　 __/'´/　 〃7了.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ.j　::ヤ¬寸
　　　　　　　　　／,ｲ>/ .:::/,':::{:::::!:::::::::::::::::ヽ ::|:. ::::Vヽ_,ｲ
　　　　　　　　　ﾚ／,ｲ　::/ :{:ﾊ＼{ ::､::ヽ ::::::}::_|_: :::::l　>::|
　　　　　　　　　 {／::|　:!{.::ｨ'f坏ﾄ＼{ヽ ,>＜ﾑ:!:::::::: Ｋヽ:ﾄ､
　　　　　　　 　 　 |::::ヽ::ｉ:ヽi. r'_;ﾒ　 ヽ´ ｲ圷ﾊ|::::::::::|＼/ヽ>　　そいつよ！間違いないわ！！
　　　　　　　 　 　 |i:::::::ﾄl::ﾊ.　　 　 ,　 　 r';ﾝ´j::::::::: l: V　　　　 今すぐつれてきて！
　　　　　　　 　 　 |i::::::::!:::: ﾍ　　{＞ーｧ　　 /:!::::::::/::/　　　　　大至急よ！遅れたら罰金なんだから！！
　　　　　　　 　 　 ｌN:ヽ:ヽ::',:::ヽ､ヽ _,ノ 　,.ィ::/::::::/ /
　 　 　 　 　 　 　 ヾ ／}::}八::::ヽ＞.-‐か／7::／∨
　　　　　　　　　　r＜¨ リ＼｀ヽ､＼__ { 　〉/イ l　 )}

　　　　　　,,､-''"´￣￣｀｀`ヽ､
　　　　,／　　　　　　　　　　　`-､,,＿
　　　,/　　　　　　 i, ;　　　　　 ﾞミ三ｰ''"
　　 /　　　　　　　ﾊﾊ　　　　　　　　ヽ,
　　i"　,/　/　,〃i/　 い、　＼ 　　いN
　 /　,/　,/ノ /　,ノﾉﾊ　ﾄ,、　ミ`'ー Ｖﾘ
　 | ﾚ'　　　_,,､ｧﾁ-ーﾋヽ| ゞﾋs、ミヽ　i
　ﾊ　　rﾍ ｱ'　 <ﾓﾃ;;　　 ｉ' zｯ､｀i　　ｿ　　この後醍醐天皇の夢の話は太平記に記されている
　 ﾞYf iﾞ　|ﾄ　　　 　　　　:i　｀｀　ｲ, ノ　　 話ですが、とても史実とは考えられません。
　　いヽ　ﾞ!,　　　　　　,_　;､　　 ,ﾀ"　　　しかしながら天皇と一土豪でしかなかった楠木正成が
　　　`i, `r､　　　　.._＿｀＿　　,ﾘ　　　　出会うなどということはまるで御伽噺のようなものだったのでしょう。
　　　 ｸ',ﾍ ﾞ:､　　　 `''ー‐'´　 /ﾞ　　　　 ともあれ長らくお待たせしました。
　　　ｲ,ﾍ　ゝ＼.　　　 ￣　 ／　　　 　　いよいよこの物語の主役の登場です。
　 f￣`''ー─--ﾐ''-､,,＿,,イ!‐-､､,,_
,／　　　　 　 　 ﾞi,⌒ヽz¬"ﾞヽ　　 i
　　 　 　 　 　 　 ﾄ　　ヾぃ　　）　　L,,＿

　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 　／　　─　 　 ─＼　　　　主役の登場がここまで遅いとか
　　　　／ 　　 （●） 　（●） ＼　　 わしは機動戦士ＺガンダムのＺガンダムかお。
　　　　|　 　　 　 （__人__）　 　 |
　 　　 ＼　　 　　 ｀ ⌒´　 　／
　　　　ノ　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　楠木正成

秀吉乙＾＾

　　　　　　　＿＿＿
　　　　　 ／　　　　 ＼
　　　　／　　 ⌒　　⌒＼
　　 ／　　 （ ⌒） 　（⌒）＼　　　謎の人物はｶｯｺｲｲお？
　　 i 　::::::⌒ （__人__） ⌒:: i
　　　ヽ、　　　 `ー '　　 ／
　　　 　/　　　　　┌─┐
　　　 　i　　 丶　ヽ{ .茶 }ヽ
　　　 　ｒ 　 　 ヽ、__)一(_丿
　　　 　ヽ、___　　　ヽ　ヽ
　　　　 と_＿＿_＿ノ＿ノ

さてこの楠木正成であるが、実は多くの学者の
必死の研究にもかかわらず、その前半生は謎に包まれている。
生まれた年すら定かでないし、父親も諸説ありわかっていない。

　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　 　　　／⌒　　⌒＼
　　　 (ヽ　／（ ●） 　（●）＼ 　 /)　　　　　この時代、水銀は仏像の金メッキや
　　　(((i ):::::: ⌒（__人__）⌒::::＼ ( i)))　 　　 宮中の朱塗り、はては貴族の化粧に使われた
　　／∠ |　　　 　|r┬-|　　　　 |＿ゝ＼　 　重要産出品だったんだお！
　 (＿＿＿ 　　　 `ー'´ 　 ＿＿＿＿　）
　　　　　　　|　　　　　　　 /
　　　　　　　|　　　　　　　/
　 　 　 　 　|　　　ｒ　　/
　　　　　　　ヽ　　ヽ／
　　　　　　　　>__ノ;:::......

言い伝えによると、正成は千早赤坂周辺と玉櫛（現在の玉串）に勢力を
持っていた新興の土豪であった。
千早の山中からは水銀が産出し、正成もまたその水銀で財を成していた。
なお、千早の水銀は昭和になっても正成ゆかりの水銀として採掘されていた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　＿＿＿
　　　　　　　　　　　r⌒ヽ､　　 .　 ／ ー 　ー＼
　　　　　　　　　　/　＼　　＼. ／　（ ●）　（ ●）　　　　ちょっと商売行ってくる。
　　　　　　　　　_/　/　ヽ 　 ／　　　　　（__人__） ＼
　　　　　　　　〈__／ 　.　|　 |　　　　　　　｀ ⌒´ 　　|
　　　　　　　　　　　　　/　　.＼ 　　　　i⌒＼　　　/
　　　　　　　　　　　　./　　 ／ ⌒ヽ, ＿.ヽ　 .＼／
　　　　　　　 ._＿　　 r　 ／　 　　　|／ｰ､＼ 　 ＼
　　　　　　　."ヽ |　　i,　　　　　 　 ﾉ　　　.＼＾　　　i
　　　　　　　　 .| ヽ./ ヽ､_../　　　/　 　　 .　 ヽ､__ノ
　　　　　　　　 .i　/　　／/　　.／
　　　　　　　　 .ヽ､_.／ ./　 ／
　　　　　　　　　　　　 ./ ／
　　　　　　　　　　　.ノ.＾/　　 ﾀﾞｯ
　　　　　　　　　　　|_／

さらに正成の活動範囲は大阪平野まで広がっていた。現在では真っ直ぐ大阪湾まで
流れる大和川だが、江戸時代に川違い工事が行われるまで、この川は淀川を通じて
京都・奈良そして瀬戸内海と繋がっており、川をのぼると千早赤阪に繋がっていた。
そして玉櫛は水運の要所であり、正成はこの大阪平野一円の流通路を支配していたのだった。
正成は商業で財を成す武装商人のような存在であり、領地より財を成す鎌倉の御家人衆
とはまったく異なるタイプの武士であった。

　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　.-´　　　｀｀ヽ
　　　　　　　　　　 ／ ⌒　　　　　 ｀ヽ
　　　　　　 　　／　　　　　 　　｀ヽ 　ヽ
　　　　（（　　 /　（●）　　 　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　|::⌒（__　　 （● ）　　　　　|
　　　　　　　　ヽ 　 人__） ⌒::::　　　　　 |
　　　　 　　　　 ヽ（__ン　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　　人　　　　　　　　　　　/　　| |
　　　　　　　　/　　　　　　　　　　＿ノ　　ノﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |

そんな伝説のような存在であった正成が
元弘元年、いよいよ歴史に登場する。
　　　　　　　　　　　　　　　――――悪党楠として

　　　　　　　　　　　 ,.．　.::::ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ`ヽ､
　　　　　　　 ,'.　''"´.:.:::::::::::::::､:::::::､:.:.`ヽ
　　　　　 ,.ィ´.:.:.:::::::::.:.｀`ヽ:::::.　　........: : :ヽ
　　　　 〃.::::::l:l:||:i:::::::､:::::::.｀ヽ.::::::::::::::::::::.:.｀ヽ
　　　　 ﾚ'.::::l::l:l:||:|､;;;;:､::､::::.:.ミﾐヽ::::ｨｲ::::::::::::.:.ヽ　　　　　　ここでご注意いただきたいのですが
　　　　 l:!.:.l.l.:川1ﾄﾐﾐゞﾐﾐミヽ.;ﾆﾆ三彡::::::::::::::::::｝　　　　　"悪党"というのは、現代人が思い浮かべる
　　　　 ﾘ.:;l.l.:ﾄﾄ､ミﾐヽ＞=＝'''''' `ヾミミﾐヽ:::::::::::}　　　　　 "ワルモノ"という意味ではありません。
　 　､ _ノ,;ﾉﾉﾉ,. 'ﾆヽ｀ﾞ`'‐t〒ﾃ 　::　ﾐﾐﾚ' ヽ::::､::::ﾞi
　　　彳i.:lj小 ,ｨtﾃ;冫 　 ｀￣　　::　ﾉﾉ い´',::i:!:::ﾘ　　　　　かつての日本では「悪」という字に、「強い」、
　　　　 V,;i.:l.',　´~ﾉ　　　　　　　　　′)_ノ/:!N::(　　　　　 「したたかな」という意味がありました。
　 　 　 　 ｀`ﾊ　 く .:.;;;.　　　　　　　 　 ,..ｲl.:l.:.:.VV
　　　　　　　ヾ',　　　- 　　 ,.　　　　 /ハi.:l.:l.::.:ﾉｿ　　　 ﾐﾅﾓﾄﾉﾖｼﾋﾗ　　　　　　　　　　　　　　ﾌｼﾞﾜﾗﾉﾖﾘﾅｶﾞ
　 　 　 　 　 　 ﾞ､　´ﾆ二´　　　　　/　 ﾉﾊl.:ﾘﾘﾉ　　　 　　源義平が"悪源太"と呼ばれたり、藤原頼長が
　 　 　 　　 　　 .ﾞ､　　　　　　　 ／　　 _ノﾉ:＼　　　　　　"悪左府"と呼ばれたのは悪い意味ではなく、
　　　　　　　　　　 ﾞ､　　　　　／,.　'´.:.:::.::::::::::::.ヽ　　　　　「強い（剛の者）源太」、「きれもの左大臣」という
　　　　　　　　　　　 `ーｪ‐'彡'´　／ヽ.::::::::,. .:::‐‐＼ 　　　意味だったのです。
　　　　　　　　　　　,r'7⌒i`ヽ.::::く_／.:rｪｭｲ─- ､:.:.:.＼
　　　　 　 　 　 　 /　′/:l::::::.',.:::::::,..ム______ フ´¨¨¨¨｀`ヽ､　　　　「悪」という字が、"ワルモノ"をさすように
　　　　　　　　　　{ぃ.　/.:.:l.:::::::レ'´. : : :,r'"´. : : : : : : : : : : :.`ヽ　　なったのは、日本が近代化し、西洋の概念
　　　　 　 　 　 　 い / _／:/.: : : ｀¨`7.;;;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..',　 が入ってきてからでした。
　　　　　　　　 ,r'´.:.:::::::::::::/.:::::::::::::::::/.;;.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:::l
　　　　　　　 /.:.:./.:.::::::::::/.:rｭ.:::::::::::::i.:;;;;;;;::::::::::.:.- ==＝= ､:.:.:.::.:i

　　　　　　,,､-''"´￣￣｀｀`ヽ､
　　　　,／　　　　　　　　　　　`-､,,＿
　　　,/　　　　　　 i, ;　　　　　 ﾞミ三ｰ''"
　　 /　　　　　　　ﾊﾊ　　　　　　　　ヽ,
　　i"　,/　/　,〃i/　 い、　＼ 　　いN
　 /　,/　,/ノ /　,ノﾉﾊ　ﾄ,、　ミ`'ー Ｖﾘ
　 | ﾚ'　　　_,,､ｧﾁ-ーﾋヽ| ゞﾋs、ミヽ　i
　ﾊ　　rﾍ ｱ'　 <ﾓﾃ;;　　 ｉ' zｯ､｀i　　ｿ　　　　　　もっとも悪党に関しては"ワルモノ"というのは
　 ﾞYf iﾞ　|ﾄ　　　 　　　　:i　｀｀　ｲ, ノ　　　　　　 あながち間違っていなかったかもしれません。
　　いヽ　ﾞ!,　　　　　　,_　;､　　 ,ﾀ"　　　　　　　 何故なら、彼らは「反体制」勢力だったからです。
　　　`i, `r､　　　　.._＿｀＿　　,ﾘ
　　　 ｸ',ﾍ ﾞ:､　　　 `''ー‐'´　 /ﾞ
　　　ｲ,ﾍ　ゝ＼.　　　 ￣　 ／
　 f￣`''ー─--ﾐ''-､,,＿,,イ!‐-､､,,_
,／　　　　 　 　 ﾞi,⌒ヽz¬"ﾞヽ　　 i
　　 　 　 　 　 　 ﾄ　　ヾぃ　　）　　L,,＿

　　　　　　　　　　　　 　 　＿_
　　　　　　＿＿＿_　　 　〈〈〈　ヽ
　　　　 ／⌒　　⌒＼　　〈⊃　　}　　　　 　　　　∩＿＿＿∩
　　　／（ ●） 　（●）＼　 |　　 |　　　　　　　　　| ノ --‐'　 ､_＼
　 ／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼|　　 l　　　　，,･,_　　/　,_;:;:;ノ､　　● |
　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 | 　／　　 ’,∴ ･　¨ |　　　　( _●_)　 ミ
　 ＼ 　 　　｀ ー'´ 　 　 ／／　　　､･∵ ’　　　彡､　　　|∪|　　 ミ
　　/　＿＿　 　　　　　　/　　　　　　　　　　　／　　　 　ヽノ￣ヽ
　　(＿＿＿）　　　　　　/　　　　　　　　　　／　　　　　　　／＼ 〉

　　　　　　　　　　 ＿＿
　　　　　　　　　 〈〈〈〈　ヽ
　　　　　　　　　　〈⊃　　}
　　 ∩＿＿＿∩　 |　　 |　　　おのれー！
　　 | ノ --‐'　 ､_ヽ! 　　 !　　　幕府に楯突く悪党どもめー！
　　/,_;:;:;ノ　　　● |　 　/　　　次はもっと大勢つれて来てやるクマー
　 |　　　　( _●_)　 ミ／
　彡､　　　|∪|　　／
/　＿＿　 ヽノ　/
(＿＿＿）　　　/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幕府とか
　　　　　関・係・ないから　　　　　　　　　　　　 　γ⌒)　))　　関係ないから
　　　　　　　　＿＿＿（⌒ヽ　 　　　　　　　　　　 /　⊃＿＿
　 　　　　　／⌒　　⌒⊂_　ヽヾ 　 　 　 　 　〃/　/ ⌒　　⌒＼
（⌒ヽ∩／（ ⌒） 　（⌒） |(⌒ヽ　　　　　　 γ⌒)（ ⌒） 　（⌒） ＼ ∩⌒)
　ヽ 　ﾉ| :::⌒（__人__）⌒ ::| ⊂ `､三　 三 ／ _ノ :::⌒（__人__）⌒ 〃/　ノ
　　＼ ＼ 　　 ）┬-| 　　/　/>　） ）） ( （　 <|　 |　　　|r┬（　　　 /　/　））
(( （⌒ )､ ヽ＿ `ー‐'　,／ ／　／　三　( ＼　ヽ ＼ ＿`ー‐' 　／（ ⌒）
　　＼ ＼ / 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /　/
　　　　　　＿＿＿_
　 　　　／_ノ 　ヽ､_＼
　　　oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo　　　　　　　　　　　　　　　結構！結構！悪党結構！！
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼　　　　　　　　　　　 　 この正成は幕府から何も貰ったことないお！！
　 |　　　　　|r┬-|　　　　　| 　　　(⌒)　　　　 　 　それにどうせ幕府はこのあたりの利権が欲しいだけだお！
　 |　　　　　|　|　 |　　　　　|　　　ﾉ ~.ﾚ-r┐､　 　　また人数そろえて攻めてくるがいいお！
　 |　　　　　|　|　 |　　　　　|　　ノ__　 |　.|　|　|
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／〈￣ 　　｀-Lλ_ﾚﾚ
　　　　　　　　　　　　　　　　　￣｀ー‐---‐‐´

商品流通が盛んになると、幕府は各地に関所を作り関銭を徴収した。
そのため流通業や商売を生業とする悪党達が反発し、幕府と対立する存在となった。
その一例として、正和四年（1315年）大阪湾沿岸で最大の港だった兵庫の港の
関所を悪党達が占領。奪還をはかった幕府軍と合戦に及んだのだった。

やるおが煽ってるｗｗｗ

やっとやる夫がｗｗｗ

支援が少ないな
また猿かも知らん

千早赤阪村支援

sienn

さっるさーん

支援

sien

完

ふう・・・

　　　 　　∩＿＿＿∩
　 　(ヽ　 | ノ --‐'　 ､_ヽ　　/)
　　(((i ) /,_;:;:;ノ　　　● | ( i)))　　　　ちくしょー覚えてろクマー
　／∠彡　　　 ( _●_)　 |＿ゝ ＼
( ＿＿＿､　　　 |∪|　　　　,＿＿ ）
　　　　|　　　　 ヽノ　　 /´
　　　　|　　　　　　　　/

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　やれやれ、相変わらず口だけの相手だったお。
|　 　　 　 （__人__）　 　 |
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／

　　　 　＿＿＿＿＿
　　　／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
　 　 |.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
　 　 |::::::::/　⌒　　⌒　|
　　　|:::::::〉 （ ○）li（○）|　　兄者ー！大変じゃ兄者ー！！
　 　（@　::::　 （__人__） ｜
　　　 |　　ヽ 　|!il|!|!| / |
　 　　＼ 　　　|ｪｪｪ| ／
　　　 　 ｸｽﾉｷﾏｻｽｴ
　　　　 　楠木正季

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／_ノ 　 ヽ_＼
　　　／（　●） （　●）＼　　　　　どうしたお正季？
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼　　　 幕府の木っ端役人どもならもう追っ払ったお。
　 |　　　　　（　 （　　　　　 |
　 ＼　　　　 `ー'　　 　 ／

のんびりいこうな　age

支援しとくか

　　　 　＿＿＿＿＿
　　　／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
　 　 |.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
　 　 |::::::::/　⌒　　⌒　|
　　　|:::::::〉 （ ○） （○）|　　　兄者！京の帝を知っとるか？
　 　（@　::::⌒（__人__）⌒)
　　　 |　　　　 |r┬-|　 |
　 　　＼ 　　　`ー'´ ／

　　 （（　(ヽ三/)　　　 (ヽ三/)　））
　　 　　　　(((i )＿＿＿( i)))
　　 　　 ／　／⌒　　⌒＼　＼
　　　　 (　／（ ●） 　（●）＼　）
　　　　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ 　　当たり前だお。むしろ知らない方がどうかしてるお。
　　　　 |　　　　　　　　　　 　　　|　　まぁどうせ、わしには関係無い雲の上の御人だお。
　　　　 ＼ 　　 　 　　　　　 　／

しえんえーん

　　　 　＿＿＿＿＿
　　　／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
　 　 |.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
　 　 |::::::::/　⌒　　⌒　|
　　　|:::::::〉 （ ○）li（○）|　　その帝が兄者に会いたいって言ってきたんじゃ！！
　 　（@　::::　 （__人__） ｜
　　　 |　　ヽ 　|!il|!|!| / |
　 　　＼ 　　　|ｪｪｪ| ／



　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　 ／⌒　　⌒＼ 　 　 　 　　━━┓┃┃
　　 　　 　／（ ￣） 　（＿）＼　　　　　　　　 ┃　　　━━━━━━━━
　　　　 ／::::::⌒（__人__）⌒:::: ＼ 　 　 　 　　┃　　　　　　　　　　　　　　　┃┃┃
　　　　|　　　 ゝ'ﾟ　　　　　≦　三　ﾟ｡　ﾟ　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┛
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　　　　　　　 -ｧ,　　　　　　　　≧=-　。
　 　 　　　　　 ｲﾚ,､　　　　　　　＞三　　｡ﾟ　･　ﾟ
　　　　　　　 ≦｀Vヾ　　　　　　　ヾ　≧
　　　　　　　 ｡ﾟ　/｡･ｲﾊ ､､　　　　｀ミ　｡ ﾟ　｡

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　　..　.　..　.:::::　　　　　　::　:.　　　　　　　　　...　.:::::　:...　.　.::::　..｜　 笠置山 　｜
... .. .. 　　. ...　...　　　　..::　　　. .. .　.. . .. .. 　　.　 ...　...　　　　　　└─────┘
　. .. .　.. ... .. .. 　　. ...　...　　　　..::　　　. ..　...　　　　　::　　◯　　　　:　　　. .. .
.　.::　:　:..　.　...　:::　:::..　　　§. .. .　.. .. .. .. 　　 　...　...　...　　　....　..::　　　.
　. .. .　.. .. .. .. 　　. . . .. .　　§　　. ...　...　　　　　　. .. .
　..　.　..　.::::　::　　　　　-‐'" ﾞ''‐-　　. ...　...　　　　　. ...　...　　　　..::　　　.
　　..::　　　. .. .　.. 　　　｀`侖侖''"　　　　　　　　　　　　　　　. .. .
　　　　　　　　　　 　　 -‐'"韭 ﾞ''‐-　. ...　...　　　　..::　　　.
ﾞ''､,,_,,,,-‐'゛｀`''､,　　　 ｀`侖侖侖''"
;'' ;~'',;'''',;'';'' ;~'',;''ﾟ ;~'',;;-‐'"韭韭 ﾞ''‐-
,;'',;''ﾟ ;~,;":;;;:　: ;: ;: ;::::::｀｀ﾞ''ｰ-侖侖''"::;.-‐'゛~ﾞ｀ﾞ''-、.,,,::　　　　. ...　...
::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:::;.:"ﾞ''､,;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:`;'' ;｀`'‐.､;;;;;;;.,.,.,.,..,.,.,.,.
:;,':,:;.,:;'' ;~'',;''ﾟ ;~'',;;~'',;';~.:.:;,`:;,':,:;.ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.ﾞ:.:ﾞ :: :;":;; ~ﾞ"'ｰ-;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;...
":;;;:　: ;: ;: ;:　　; ::;　: ;:; :; :　 :: :; '' ;~'',;''ﾟ ;~'',;'',;'　ｖ'ﾟ ;~,;''ﾟ ;~ﾟ''ﾟ ;~'',;'',;'~,;ﾞ''､,,_ｭiｭ... .. .. 　　. ...
::;...;;.;;ii:i;;:;i,'' ;~'',;''ﾟ ;~'',;'',;'　'ﾟ ;~,;''ﾟ ;..;;.;;ii:i;;:;i'',;'',;''ﾟ ;~,;::;.:".:;.:'::;...;;.;;ii:i;;:;i|ﾞ:.:ﾞ,:;、,"ｺｴ...HE
ﾞゞ:.ﾐ,,;'',;'　;~,;''ﾟ ,:;,`ﾞゞ:.ﾐ,,;'',;'　;~ﾞゞ:.ﾐ,,;'',;'　;~,;''ﾟ ;~ﾟ''ﾟ ;"i|:;.::;,,;''ﾟ ;~ﾟ''ﾟ ;":;.::;,ﾞゞ:.ﾐ,,;'',;'　;~,;''ﾟ ,:
:.ﾐ,,;'',;'　;~,;''ﾟ ,::.ﾐ,,;'',;'　;~,;:.ﾐ,,ii;'',;'　;~,;''ﾟ :.ﾐ,,;'',;'　;~,;''ﾟ ,:;,`ﾞゞ:.ﾐ,;'',;'　;~ﾞゞ:.ﾐ,,;'',;'　;~,;,:.:.､;:...:,:.:.､

　 　 　 　 　　　　／ ⌒｀"⌒｀ヽ、
　 　 　 　 　 　／,,　／￣￣￣￣＼
　　　 　 　 　 /,／/::　　　　　　　 　＼
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　　　　 _＿（　⌒ー-ｨ⌒ヽ、 　 /⌒`ー'⌒　 ）
　 　 ━━━`ー──ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー─"

　　　　　　　　　　 　 -‐ '´￣￣｀ヽ､
　　 　 　 　 　 　 ／:::／"　丶ヽ:::::::::＼
　　　　　　　 　 /::://　　　 　 ヽﾊ::::::､::ヽ
　　　　　　　　 〃:j::{　　　　　　 ﾘ|:ｌ::::ｌ ::i|　　（こんな氏素性の知れないやつが
　　　　　　　　 ﾚ!小ｌノ　　　 ｀ヽ. 从:::|、i|　　 帝に拝謁するなんて前代未聞だにょろ…）
　　　　　　　 　 ヽ|l　●　 　 ● 　 | ::|ﾉ::|
　　　　　　　　　　|ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃ j::::| :::|　　 その方が楠木正成であるにょろか？
　　　　　　　　　　|::::/⌒l､ __ ,　イＮ:::ｌ :::|
　　　　　　　　　　|::/　 ∧:l三/::/⌒ヽ :::|
　　　　　　　　　　|::| 　 {ヾ:∨:::/三彡' :::|



　 　 　 　 　　　　／ ⌒｀"⌒｀ヽ、
　 　 　 　 　 　／,,　／￣￣￣￣＼
　　　 　 　 　 /,／/::　　　　　　　 　＼　　　　　　　はっ！楠木正成、帝の御ため
　 　 　 　　　;/⌒'":::..　　 　 　 　 　　 |⌒ヽ　　　　参陣つかまつりましたお。
　　　　　　　/　　/､:::::... 　 　 　 　 　 /ヽ_　＼
　　　　 _＿（　⌒ー-ｨ⌒ヽ、 　 /⌒`ー'⌒　 ）
　 　 ━━━`ー──ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー─"

しえｎ

支援
ルビがずれてるのが気になるがｗ

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／''7/::::::/:::::::,ｨ'´ 　 　　　　　ヽ::l:､;::::;::::::.｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/i::::,,ｲ::::::;ｲ｀ﾞﾞ'''ヽ､　　 　 　　l::|. l;:::l:::ヾﾞヽ､
　　　　　　　　　,, -‐‐ ｨ''¨''ｰ- -.､_　　　　/:l::/ /l::::/:l　　 　　ﾞ'､　　　　,;;|;l=''i:::l:::::l
　　　　　　,, ‐ ''::::;::ｨ'´　 Y　　　　　ヽ 　　i::|/:/:::ﾚ'::::l.,,ｨc''Tiｪ､　　　 '´__,,,_　.l:::;l:::::l　　　　くるしゅうない。
　 　 　 r'f.l::::::::::〈　 ､_,,,,≦､/　i　 l 　 ヽ. l:::::::l:::::|:::::::|ヾ |::illi::|ﾞ ｀　　　'ﾞ!ﾟii::)ゞ!::;i|::::j　　　　面をあげい。
　　　　.{::l l::::::::::::ヽ､.　 __∠,,,ノ　 j__,,::<ﾞ,,{;;;::::l:::::l::::::::| 　わｯﾘ_　　　 　hll;/　ﾙ'i:|;∧
　　　　 ゝ::､､:::::::::::::.ヽ,,,,r''ヽ(,,ｨ=ｧﾞ‐-‐'　　ヽ!:::::|::::::::|! 　　　ｒ-　､ _'_　'ｰ'ﾞ ./::::::!':::::.ヽ
　　　 ./　ヽ;::､､;;;::::::::::::::::::ｨ/-､/　　　　　　 ｀ヽl::::::::::ﾄ､　　 l 　 　 ヽﾉ 　 ,ｲ::::::::l::::::::::.ヽ
　　　/　　　ヽ､;;;;;三三彡ﾞ　　 ￣ヽ. 　　　　　　|::::::::::lｨ'＼　ヽ､___／ ,,,ｨ'ﾞｨl:::::::::|:::::::::::::.ヽ
　　 ヽ､　　‐=ニ''ﾞ　　　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::::lﾞ>､.Xﾞ''ｰ　-r个'ｧ'ﾞ　|:::::::::l::::::::::::::::.ヽ
　　　　 `'''ｰ--　,,,,＿　　　　　　　　ﾉ　　　　　　|::::::::::l　 〉,ﾆ= ､'''￣ .{,r-‐､!;::::::::ト､:::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　 ¨'''ｰ--ｒ-=*''　　　　　　　|:::::::::::ﾄ, //ヾ;:ﾞヾ､_／.'ﾞ⌒l.l;i;:::::::ﾞl,　＼:::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 l､　　　　　　　　_ノi::::::::::ヾ{.iﾞ.　 `ｰ,,>X{ﾞ''-z_l.|. l;:::::::::ﾞi,　 .l::::::::::ヽ



　 　 　 　 　　　　／ ⌒｀"⌒｀ヽ、
　 　 　 　 　 　／,,　／￣￣￣￣＼
　　　 　 　 　 /,／/:: （●） 　（●）　＼　　　　へへー
　 　 　 　　　;/⌒'":::.. 　（__人__） 　　 |⌒ヽ
　　　　　　　/　　/､:::::... 　｀ ⌒´ 　 　 /ヽ_　＼
　　　　 _＿（　⌒ー-ｨ⌒ヽ、 　 /⌒`ー'⌒　 ）
　 　 ━━━`ー──ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー─"

やるお素直だなｗｗｗｗなんかやらかせｗｗｗｗ

　　　　　　　　　 ∧.　　　／::　, -=-v'´　　　　　　　＼:::ヽ::::::: ﾊ:ﾍ
　　　　　　　　　,'　丶i　/ .::´〃　　　　　　　　　　　　　ヽ::ヽ:!::ｌ |　i
　　　　　　　 　 i/＼_| ,' .:::!:./ 　 　 　 　 　 　 　 　 , -‐‐ﾍ: }i: ｌ |　|
　　　　　　　 　 |.　l　|:i :::::l::i　　　　　　　　 　 　 ／　　　　ﾘﾙ'...|　|
　　　　　　　 　 |　l　ﾊ:', :::l::i _..　-―‐-､　　　　 　 _, -==k､ |::　|　|　　　帝の御言葉を伝えるっさ！
　　　　　　　 　 |　!　rﾍヽ::代　　　　　 　 　 　 　 /ｨ尓::::::}ヾ|::　|　|　　　知っての通り、今帝は幕府と対立している。
　　　　　　　 　 |　i　f-ﾊ:.＼{　　, -=- ､　　　　　　'V__::::ｨj　l::　:|　|　　　この戦、いかようにすれば勝てる？
　　　　　　　 　 |　il　ﾏ　! ::::ｉ ,.イ坏:::::::}　　　　　　　`ｰ　'´ |::　 |:: |
　　　　 　 　 　 ｌ　il　:::＼!..:::}｀‘ Vｧ-ィ;j　　　　　　　　　　　ｌ::　 |:八
.　　　　　 　 　 l.　iｌ ..::::::::l ::小、 ｀¨ ´　　 ＿　`　‐v　　　,ｲ:::　 |二二ﾆ＝=､
.　　　　　　 　 ,'　 ﾘ.::::::::: |　 :::厶、　 　 　 V´　 　 ﾘ　 ／ |::::　 |-‐――---ヽ
　　　　　　　 /　/ｨ =ﾆ二|　 ::::V　＞　_　　 ヽ　_　' ／!}　 |:::　 |　　　　　　　　ヽﾆヽ
.　　　　　　 / 〃／_, -ー|　 :::::|!　　　ﾍ｀ ¬ー‐‐ '´ 〃　 |:::　 |　　　 　 　 　 !　ーヽ＼

　　　　 ,.r:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ:::::::::ヽ
　　　 ,ｲ:::::::::::{少‐"´￣｀^＜::::::::ヽ:::::::::::::::!:::::::::::',
　　,ｲ::::::::::::／^　　　　　　　 ＼:､:::ﾍ:::::､:::::i:::::::::ﾍ:',　　　さぁ楠木っち！ここは一発
　 ｒ:::/:::://　　　　　　　　　　　1:!､::::i:::::}::::::!:::::::::::!::,　　 ドカーンと幕府を倒す
　 l:::i::::::i::i　　　　　　　　　, - ¨了ﾍ:::ﾄ､::i::::::i:::::::::::i:ﾊ　　必勝の策を是非お願いするよ！
　 i::!::::::ﾍ:!＿_　　　　　／　　　ｿ　 !ﾂ i::|:::::::}:::::::::::}:::!
　 t:从::::iヾ_ 　｀ﾞ　　 　　　　,.ｨf斤本ヾ}:;!:::::::i=ｪ;::::::i:::i
　　f　!::::ﾊ　　x=ｪ．　　　　　 t弋り!}"|::!:::::::::ﾄ､ }::::::!:::!
　　 !　ヾ_:::ヽ《ｆt爪!　　　　　　ちｴﾝ　1j:::::::::tｲｿ:i::::i:::::i
　　　　　 ｀iムヾﾑｲ　　　　　　　　　　ﾘ:::::::::::|´:::::|::::!::::i
　　　　　　|::::ﾊ ￣　’　 _,. -へ,　　　f;:::::::::::::!::::::::|::::i:::::!
　　　　　 f:::::::::ゝ　　　t ＿_¨ン　　　|i::::::::::i::|:::::::::!::::i:::::}
　　　　　 i:::::::::::↑-､_　　　　　　　,.イ::::::::::j::!:::::::::|:::::|:::::i
　　　　　j::::::::::::::|::::i:::|i｀::ｰ.､._,,. -´ ｆ:::::::::::ﾘ:iﾄ､::::::;!:::::|:::::|
　　　　 ,{:::::::::::i:::|:::::|::!';::::::::_;:r^!　 ,!:::::::::::;'::j: : ヽ:!:::::::l:::::|
　　　　 f:::::::::::j::::|:::::!_;>-´: :_:,.r| ,f::::::::::::;':::,': : : : :｀-､|:::::|

　　　　　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　　　　　 　／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼　　一発で幕府を倒す？
　　　　　　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　それはない、ない
　 　　　　　　 ＼　 　　 ｀ ⌒´ 　　 ,／
　r､　　　 　r､／　　　　　　　　　　ヘ
　ヽヾ　三　|:l1　　　　　　　　 　　　　ヽ
　　＼>ヽ/ |｀ ｝　　　　　　　　　 　　|　|
　　　ﾍ　lノ `'ｿ 　　　　　　　 　　　　|　|
　　　　/´　 /　　　　　　　　　　　　 |.　|
　　　　＼. ｨ 　　　　　　 　 　 　 　　|　 |
　　　 　 　 |　　　　　　　 　 　 　 　 | 　|

　　　 　 　＿l　 　 　 -‐ '´￣￣｀ヽ､
　　　　　　＼　　 ／　／" ｀ヽ ヽ　　＼
　　　　　　＜ 　//, '/　　　　 ヽﾊ 　､　ヽ
　　　　　　／　〃 {_{ノ　　　 ｀ヽﾘ| ｌ │ i|
　　　　　　　　 ﾚ!小ｌ○　　　 ○ 从　|、i|
　　　　　　　 　 ヽ|l⊃　､_,､_,　⊂⊃　|ﾉ｜
　　　　　　　　　　|ﾍ　　 ゝ._）　 　j. 　| , |
　　　　　　　　　　|　/⌒l,､ __,　.イァト|/ |
.　　　　　　　　　 | /　 /::|三/::/／　 ヽ |
　　　　　　　　　 | |　　l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |

リアル遭遇
さすがわ自動まとめサイトだぜ

支援支援

幕府がおにゃのこであれば･･･

　　　　　　 　 ＿＿＿_
　　　　　　 ／ ＼　　／＼　ｷﾘｯ
.　　　　　／　（ー） 　（ー）＼　　　　　　　　　　　正面衝突しても幕府は倒せませんお！
　　　　／　　 ⌒（__人__）⌒ ＼　　　　　　　　　　ですが、勝てぬまでも、負けぬように
　　　　|　　 　　　|r┬-|　　　　|　　　　　　　　　 戦うことは出来ますお。
　　　　 ＼　　　　 `ー'´　　 ／　　　　　　　　　　奇計策略をめぐらして辛抱強く戦えば、
　　　　ノ　　　　　　　　　　 　＼　　　　　　　　 　幕府の力をそぐことが出来ますお。
　 ／´　　　　　　　　　　　　 　　ヽ
　|　　　　ｌ　　　　　　　　　　　　　　＼
　ヽ　　　 -一''''''"〜〜｀`'ー--､　　　-一'''''''ー-､.
　　ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒)　)　　(⌒＿(⌒)⌒)⌒))

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼　　　　　　もっとも相手は強大ですから、
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　　　 こっちもそれ相応の損害を受けることを
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　 覚悟しなければいけませんお。
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　　　　しかし、勝ち負けは戦の習いですお。
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　 　　 たった一度の勝敗だけであきらめてはいけませんお。
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／




　 　 　 　 ＿＿＿
　 　 　 ／　　 　 　＼
　　　／　　 　 　 　 　＼　　　　　　　恐れながらこの正成が生きているならば、
　 ／ 　　⌒　　　⌒　　 ＼　　　　 　帝の御運は最後には開かれるものと御安心下さいお！
　 |　 /// （__人__） /// 　|
. (⌒) 　　　 　　 　 　 　 (⌒)
./　i＼ 　 　 　 　 　　　／i　ヽ

やる夫が変だ……

やけに饒舌なやる夫だな･･･

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　´二ゝ─‐-─‐ヘ
.　　　　　　　　　　　　　　　 ／　.／∠　──‐‐-.ﾍ.　ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　／"..:／/´‐.Ｔ.丁¨ T ｰ ､　Y　',ヽ
　　　　　　　　　 　 　 ／./ .:./:./ :.:./l:.!　i.:.　 !:.:.　 ヾ..i:.　!:.:ヽ
　　　　　　　　　 　 ／　/ .:./.:/ :.:./　!:!:. ﾊ:.:　',:.:.:.　 ｀!:　l:.:.:ﾊ
　　　　　 　 　 　 　 　 /.:, ｲ.:;'.:.｀:ト 、バ:.ヽ＼.:ヽ,.:.:.:.:.!:　!ﾍ:.:ﾊ
　　　　　　　　　　　　/ / ｲ.:.!.:.!:.!, --ヽ、＼　ゝ久_丈i:.　! ﾊ:.ﾊ
　　　　　　　　 　 　 /:./　 !.:.!.:.i.:f ｨ´::ヾ　　　 ´f´::::ヽヾ :!ヽ l:.ﾊ　　　　　　よく言ったわ正成！
　　　 　 　 　 　 　 /:./ , 　!.:.!.:.iﾊ ﾏ_;;;ﾉ　 ,　　　ﾏ_;;ﾉ j:. j/　j:.:ﾊ
　　　　　 　 　 　 /:/∧,｣　!.:.!.:.!ﾍ　"" 　r=＝ｫ　"" ,/:.ｲ!ﾊ┘:!ヾ
　　　　　　　　　//!:.ﾊﾞ:.:.:| |.:.ﾊ.:V ゝ､　 丶　 /　　ｨ/:./:.:i／^l:.!　ヽ
　　　　　　　 　 ﾚ' !:.! i.:.:.ヾ!ヽﾊ.:V.:.:.:.:＞,　 _　ィ´V.:/.:.:/　　ﾘ:|
　　　　　　　　　　 !:i　!.:.:.:.:.:.:.:{ﾊ.:V'´ ／′　 .少'／｀ｰ|　　/j/
　　　　　　　　　　 ヾ　ヽ＿,　'7//　/-､　 -／ "　 ／ﾌ 　 ﾋ=ヽ
　　　　　　　　　　　 　 ﾊ ヽ. ///　/'´￣／　　 ／／/　　,｀弋 ＼
　　　　　　　　　　　／　 {　y'//　,'---/　　 ／／- ′.Ｙ´　 ,　｀ヽ｀l
　　　　　　　　　 ／　　　ヽfl l l　 ! 　 /　 ／／〈　　`ｰ〈::....ノ　　　Ｖ

　　　 　 　＿l　 　 　 -‐ '´￣￣｀ヽ､
　　　　　　＼　　 ／　／" ｀ヽ ヽ　　＼
　　　　　　＜ 　//, '/　　　　 ヽﾊ 　､　ヽ
　　　　　　／　〃 {_{ノ　　　 ｀ヽﾘ| ｌ │ i|
　　　　　　　　 ﾚ!小ｌ●　　　 ● 从　|、i|　　　帝！このようなものに直接、
　　　　　　　 　 ヽ|l⊃　､_,､_,　⊂⊃　|ﾉ｜　 　声をおかけになられる必要は…
　　　　　　　　　　|ﾍ　　 ゝ._）　 　j. 　| , |
　　　　　　　　　　|　/⌒l,､ __,　.イァト|/ |
.　　　　　　　　　 | /　 /::|三/::/／　 ヽ |
　　　　　　　　　 | |　　l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |

俺……受験が終わったら「やる夫で学ぶ松永久秀」を作るんだ

正成が終始尊王だったのは帝に性的な意味でほれ込んでいたからか

　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　/／　　／‐───- ､　　＼
　　　　　　　　　　　　　 /x-─‐ｧﾍf/　 　 /-────-､　＼＼ヽ
　　　　　　　　 　 　 　 /∧-―ﾝ´７　 　 / 　/ /　　　　　 ヽ､厶. ヽﾍ
.　　　　　　　 　 　 　 /　　＼/_,〃　　 〃　,{　l　 |　、 　 　 ﾍ　ﾍ Vハ
　　　　　　　　　　　 /　　_//〉‐/. 　 ｀八､/ |　ｌ　 !　丶　　　 |　 ｌ　ﾄ､ ',
　　　　　　　　　　　,'　 f⌒∨ /　 　 /ハ {＼!. |ｌ　{　　 ＼ 　 |　 |　トく l
　　　　　　　　　　　 / ﾊ.　　V　　　,ｨfテ女　ヽ八 ヽ　　　ヽ_ !　 ｌ　|／ |
　　　　 　 　 　 　 ｌ l 〈_∧ 　 {　　 lﾊ{_f::j:ﾘヾ　｀　ヽ{｀＞ 爪　ｌ　 !　|_　 |　　　硬い事言うんじゃないわよ。
　　　　 　 　 　 　 | l 　 _ﾑ　_ゝへ |　V;之_　　 　 　 　_ ヽﾊ ,'　/　 | ＼|　　　正成。そなたの事頼もしく思う。
　　　　 　 　 　 　 | l 　＞ '´　　　 ヽ　 　 　 　 　 　 ｨ=气　ﾙ /　　l＼/!
　　　　 　 　 　 　 | l 　{　ー- ―― ﾍ　　 , ､　　 ヽ　　　〃／i　　∧.　|
　　　　　　　　　　j八　1　､　 　 ＿＿}　　{　　¨ｱ　 　 ,ムｲ　/　 ,ｲ_｣　|
　　　　　　　　　,r≦三ﾍ　　￣　　　　ト､　` ｰ 　 ,. イ　　 lＶ　　/ |　l ﾘ
　　　　　　　　/　　/　　ﾊ 　 _...　--‐〈.　＞‐r＜　 /　 |　j/,/' /　j!〃
　 　 　 　 　 /／ /　　 | ﾊ　　　　　, ｲl　 　 f　　ヽ 　 ∧/〃 / ／'

　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　／ ⌒　　⌒＼
　　　　　 ／　（⌒）　 （⌒） ＼
　　　　／ 　 ///（__人__）/// ＼　　お任せくださいお！！
　　 　 |　　 u. 　 `Y⌒y'´　　　 |
　 　 　 ＼ 　 　 　 ﾞー ′　　,／
　　　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　 　 　 / rｰ'ゝ　　　　　　　〆ヽ
　　　　/,ﾉヾ　,>　　　　　　ヾ_ノ,|
　　　　|　ヽ〆　　　　　　　　|´　|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　＿＿＿
　　　　　　　　　　　r⌒ヽ､　　 .　 ／⌒　　⌒＼
　　　　　　　　　　/　＼　　＼. ／（ ⌒） 　（⌒）＼　　　幕府と戦うとなると準備が必要だお。
　　　　　　　　　_/　/　ヽ 　 ／::::::⌒ （__人__） ⌒::＼ 　急いで帰って準備をするお！
　　　　　　　　〈__／ 　.　|　 |　　　 　　 `ー '　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　/　　.＼ 　　　　i⌒＼　　 　/
　　　　　　　　　　　　./　　 ／ ⌒ヽ, ＿.ヽ　 .＼_／
　　　　　　　 ._＿　　 r　 ／　 　　　|／ｰ､＼ 　 ＼
　　　　　　　."ヽ |　　i,　　　　　 　 ﾉ　　　.＼＾　　　i
　　　　　　　　 .| ヽ./ ヽ､_../　　　/　 　　 .　 ヽ､__ノ
　　　　　　　　 .i　/　　／/　　.／
　　　　　　　　 .ヽ､_.／ ./　 ／
　　　　　　　　　　　　 ./ ／
　　　　　　　　　　　.ノ.＾/　　 ﾀﾞｯ
　　　　　　　　　　　|_／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ┌────┐
　　　　　　　　　　　　　　[|　　[|　　[|　　 　 　 　 　 　 　 ｜※赤坂城｜
　　　　　　　[|　　[| 　　###########　[|　　[|　　　　 　 └────┘
　　　　　,,,##########,;;⌒";;⌒ヾ[|"⌒;:゛;,i,;,''";;,,
　,,,,,,,:::,;;'⌒;;;⌒[|゛"''⌒''' ⌒;:;"⌒xxxx;:;⌒ヾ⌒⌒^;;)
::x""⌒;:;:;iiii⌒xxxx　ii^^　~;:;⌒''''""''"⌒､;;''"^　"`´;:;ヾ
;::::;:i^　:::::⌒⌒ ⌒;:;;""'''''""⌒;:;;''",.,;;:;:;''⌒"";:;;:;⌒;:;:;　ｿ
;:;:;::; ^^;: ／ヽ,.,"""'''⌒:::::::^;:;;"⌒;::;:;:;:´ヽ'';:;:;::::;:;:;:::⌒^^;;:"ヾ
＿＿.／i!／;:;;;;;;:;::;:;;;;:;:;:;:;''";:;:;:;:;:;:;;;::;:;:ヾ⌒;:;::;:;:;⌒;::::;:;:;;:;:;:;:;:;:''⌒';,
￣￣i!／;:;:;:;;::;:;:;:;::::::''''''''''''';:;::;:;::;:;:;::;;:;;''''''"""'''';:;:;:;:;:;⌒;:;:;:;:;⌒;::;:;:;, ニ「￣i─

天皇に協力した正成はすぐさま本拠地の赤坂城に戻り、幕府打倒の為の準備を始めた。
※上下赤坂城があったと伝えられる。なお、少し先の事になるが今回正成が籠もったのは下赤坂城であった。

どっちかというと
　・やる夫→後醍醐
　・ヤン→楠正成
　　の方がすっきりしたんじゃないか？

前置き長かったし…批判したけど支援

　　　 　＿＿＿＿＿
　　　／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
　 　 |.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
　 　 |::::::::/　⌒　　⌒　|
　　　|:::::::〉 （ ●） （●）|　　　皆の衆！新しく塀を建てるんじゃ。
　 　（@　::::⌒（__人__）⌒)　　それと兵糧も運び入れるぞ！
　　　 |　　　　 |r┬-|　 |
　 　　＼ 　　　`ー'´ ／


　　　　　　　　　　　　 　 　∩__
　　　　　　＿＿＿_　　 　〈〈〈　ヽ
　　　　 ／⌒　　⌒＼　　〈⊃　　}
　　　／（ ●） 　（●）＼　 |　　 |　　それと、帝が避難してくるかもしれないから、
　 ／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼|　　 l　　ある程度見ばえのいい小屋も頼むお。
　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 | 　／
　 ＼ 　 　　｀ ー'´ 　 　 ／／
　　/　＿＿　 　　　　　　/
　　(＿＿＿）　　　　　　/

城に戻った正成は、赤坂城の守備を固め、兵糧を集め、いざという時に後醍醐天皇を迎える準備を整えた。

弟じゃなかったということは、やらない夫は新田だろうか
支援

　　　　 ∩＿＿＿∩
　 。　　| ノ　　　　　 ヽ
　　＼<＾i、　●　　　● |　　　　　もしもし。もしもし。
　　　 |ヽ(⌒)､( _●_)　 ミ　　　　 「天皇は笠置山におわす」
　　 彡/　 ﾄ､_>|∪|　　､｀＼　　　という情報を入手したクマー
　　 /ﾉ　 /　　 ヽノ　/´>　 )
　　(＿／　　　　　 /　(_／
　　　|　　　　　　 /
　　　|　　／＼　＼
　　　|　/　　　 )　 )
　　　∪　　　 （　 ＼
　　　　　　　　 ＼＿)

　　　　;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
　　　　　 vymyvwymyvymyvy　　　　　ザッ
ザッ　　　　n_n,n_n、n_n,n_n、n_n,n_n、
　　　　　　∩＿∩＾−＾∩＿∩＾−＾∩＿∩＾−
　　ザッ　　　∩＿＿∩　∩＿＿∩　∩＿＿∩　∩＿＿∩
　　　　　　　　　∩＿　∩＿＿∩　∩＿＿∩　＿∩　∩＿　　　　ザッ
　　　　　∩＿＿＿∩　　　　∩＿＿＿∩　∩＿＿＿∩　∩＿＿＿∩
　　　　　| ノ　　　　　 ヽ　　 | ノ　　　　　 ヽ | ノ　　　　　 ヽノ　　　　　 ヽ
　　　　 /　　●　　　● |　/　　●　　　● |　　●　　　● |　●　　　● |
　　　　|　　　　( _●_)　 ミ |　　　　( _●_)　 ミ　　( _●_)　 ミ 　( _●_)　ミ
　　　 彡､　　 　|∪| 　､｀ 彡､　　　|∪|　　､｀＼　|∪|　　､｀＼　|∪|　､｀＼
　　　/　＿＿　 ヽノ　/ /　＿＿　 ヽノ　/´>　 ) ヽノ　　/ ノ　//ヽノ /´>　 )
　　　(＿＿＿）　　　/　(＿＿＿）　　　/　(_／＿）　　 / (_／ 　　　/　(_／

だが、九月になると六波羅も天皇が笠置山にいると察知。即座に軍勢を召集させると
笠置山の四方を囲んだ。諸国から集めた軍勢は、二万余騎にもなったという。

ヤンは語り役だろ
恐らく語り役向けの長門には別の役が当てられているだろう
にしても、ハルヒ後醍醐は意外としっくりくるな

興味を持った人は渡部昇一の「蘇える日本史２」あたりで補完あれ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ' ´￣´　　 　 ｀丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 ｒﾍ=,,≠==､､ 　｀ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〃l　 ﾊl`ヽ 　 　 　 ）　 　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾘ　l　l　ゝ 　 　 　,,,,从　l 　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （l∨ ⌒ヽ 　　´ 　 〃 } 　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 l　| 　 r ‐ - ､⌒ヽ/　l） │　　　とんでもない数がいるっさ。
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　,'|　| 　 l　　　/ 　 /　/ 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 ,'.|　| ＼｀ ｰ '　 _ /　/ 　 　!
　　　　　　　　　＿　　　　　　　　　 , -|　| - l ｀ ｰ ＜ /　/　　 　|
　r―――-､-''､　｀ ｰ--‐''￣`ー''´　 |.│∠　　/　 /　/　ヽ 　　!
　 ￣ { `　　 ヾ　}　　　　　　　　　　　{　| /≠ミ/　 ,' 　,' 　　 l　　|
　　 　ヾ_＿__ﾉ　ﾉ　　　　｀ ｰ-＿_＿_.l　| l　　 /　 /　/ 　 　│　│
　　　　　　　　｀ ｰ----‐‐￣　　 /　/　| l　 / 　 ./　/　　　 │ 　.l

｀　/´: : : /: : l:. l /l:/　　 ＼ヽ:.| ヽ: : :.ト 、:.:. : :|ヽ_L:.:.:.:.|:...|　ドイ￣:.:|
　 L〉: : : l : : |:. |:| |′　　　 ヽヽ　 ＼:.{　 ＼: :イ´l:|:.:. :.:.|:.:.:!:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.l
　 |: : : : :! : : |:. :l{ 　 z三ミ ､､ ＼　　 ＼　／ヽj　 }l!:.:. :.:l:.:.:l!.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:l　　笑ってないで戦いなさーい！！
　 {/: : :.:!: : .ﾊ:. :ﾄ　　´　　｀ヽ　　´　　{ｰ'r_z三ミ、 |:. :.:/:.:.:ﾊ:.:l:.:.:.:.:. :.:|:.:.!
　/: /: :.:|: |: :..ヽ:ヽ　　　　　　　　　 i　　 ´　　　 ｀ j: : /: : /: }/ハ:.:.:. :.:!:.:.l
./ /: :.:小 :!: :.:.:.:ヽ:＼　　　／⌒ ｰ--､‐ ､　　　　/:／/:.ｲ:.:.:/:.:.:.:.!:.:.: : ﾄ:.:.l
':/!: ::. :.|:ﾊﾄ: :.:.:.:.:.:ﾄ.ｰ　　/　　 　 　 　 ＼i　　　/ｲ:.:/´:.:|:.:/:.:.:.:.:.:|:.:.: : | l:.:l
/ | : :.:.:.l:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.l:.:＼　{　　　　　　　　 j　　 /:/:./:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:l|:.:. : l　!:.!
!　!: : :.:.:|!:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:l´ノ ＼ｰ-　　＿＿_ノ　 .イ:/:./}:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:./|:.:.: :l　j:ﾘ
| ,.ゝ---― ７´: ＼:.ヽ　　 ｀　、 ‐ _ ..　.＜_:.:.:./:/:.j:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:/　!:.:.:/ //
ｲ　 　 　 　 { : : {　 ＼ヽ　　 　 ￣/　ヽ:..:..ヽソ/:.:/:.:./:.:.:.:.:.:.:.:/　 j:.:/ /´

総攻撃にうつった幕府軍だが、天皇方も必死に防戦。結果幕府の総攻撃は失敗に終わる。
その後も天皇方は頑強な抵抗を続け、十日経っても戦局は進展しなかった。

毎年正月は湊川神社にお参りする俺が支援

足利尊氏は誰になるのだろう？やらない夫？

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／ノ 　 ヽ､_＼
　　　／（ ○）}liil{（○）＼　　　　　準備不足ってレベルじゃねーお！！
　 ／　　　 （__人__）　　　＼
　 |　　　ヽ　|!!il|!|!l|　/　　　|
　 ＼　　　　|ｪｪｪｪ| 　 　 ／



　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　／　　　　　＼
　　　　　 ／　　 ＼ ,　, ／＼
　　　　／　 　 （●）　 （●） ＼　　 しかし帝を見捨てるわけにはいかないお！
　　 　 |　　 　 　 （__人__）　　　|　　 帝に呼応して楠木一党も挙兵だお！！
　 　 　 ＼　 　 　 ` ⌒ ´　　,／
.　　　 　 /⌒〜"￣,￣￣〆⌒,ﾆつ
　　　 　 |　　,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ⊃
　　　　　| 　 　 　 　 　 　｀l￣
.　　　 　 |　　　　　　　　　 |

笠置山に幕府軍が攻め込んだことを知った正成は、ついに討幕の兵を挙げた。
急報を受けた幕府軍は、早馬を鎌倉に走らせ増援を要請した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,r＝ﾐ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ー - ､ _ {:ヽ j! 　 　 ヾｩ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.｀ﾆ:≧:::::｀::::ｌﾊ._　　　}ﾅ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／_,:::::::::::::::::::::::::::::::::＞､./'
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　　' ´／::::／::::/,ィァ､_:::::::::::::ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／:::::::/::::,斗'" /　 ,ｲ:::::::::::::ﾊ　　　　　話はわかったが、
　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　 　/ ' ,.ｨ:://´{/､ . '　 / l::/:::::::ｌ:::::!　　　　 その楠木ってのは何処のどいつだ？
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　　　　　　　　 ｀ｌ小,ｨﾃｧ､ 　　' ヽlｲ::::/:::l:::ｖ
　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　≦::::} 込ﾝ 　ｨｆﾃｘ　|::/::::/:::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｰ´-- ヽ. 　 　　｀~｀ ﾑ-<:::::::「`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , イ｢｢ ~ ＼fヽ . 　／　 　＼少
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 ／　 升{　 /ｨ ｀ｰｪ.ｲ　　　　　 }ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　 ／　　　ト‐W/≦‐ナ７　 　 　 　 ｊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　／≠≧≦−'　〈　 {　　　　ﾑ
　　　　　　　　　　　　 ＿　　／´￣￣　　 /::::::{::::::::::}　　　 　`ｿ　　　　　!
　　　　　　　　　　　／　 ＞' 　 　　 　 ／/::::r 'ﾏ:::::/-　'　￣７　　　　　ﾉ


　　　 ∩＿＿＿∩　　　/)
　　　 | ノ　　　　　 ヽ　 ( i )))
　　　/　　●　　　● | /　/　　　ご存知、ないのでクマー！？
　　 |　　　　( _●_)　 |ﾉ　/　　　 ソヤツこそ土豪からチャンスをつかみ、
　　彡､　　　|∪|　　　　/　　　　 大悪党の座を駆け上がっている、
　 ／　　　　ヽノ　　　/´

ｸﾏｰ

悪党とはいえ、すでに官職はもっていたっぽいな

　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 Ｘ　　　　　＿＿＿＿＿＿　　　　　　　　　　Ｘ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／}　 ／.　＼　　　　　/,ヽ
　　　　　　　　　　　　 　 × 　 / / ／　　　 __＼　　　/　　.ヽ、　. ．　゜
　ﾉ//　　　　　　 　 　 　 　 _ノ_,ﾑ′　　　<（:::::）　>　<─‐ >　ヽ、　　　　　　　　,
　　　　　　　　　　　　　_／　/,. -‐〉:::::::::´￣｀／　　　i　　ヽ´￣:::ヽ　　　　　;
　 　 　 ☆ . 　 　　,.　'´!{　　ゝ-‐''＾""¨二.ノ　ヽ＿＿人＿ﾉ　 　:::::ヽ
　　 　 　 　 　 ×ｘ .　　 ぃ　　　　　.ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　.|
　　　　　　.　'´　　　　 ,. 介iｰ-､　｛　　　　　　　　ー─　　　　　　　　|　　　　　　　　超時空反逆者、悪党楠木兵衛尉でクマー！
|　 Ｘ　 ／　　 　 　 ／ヽ' Ｌ!　　ヽ. Y　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　′ ;　☆
　 ｘ ／　　　　　　/　／⌒ヽ　　込J　　　　　　　 ,.‐ヽ　　　　　　／　　　　/　゛
　 i'´　　　　 　 ／-r‘ｰ､　　ﾍ-┴‐〉 ｀'i¬　 ヘ.__{:::::::}.　　　　／　　　゜　．
　 ｰ ､ --−'´　　　ｺ:..:.}:　 　 ＼ 丶　 .ｌ　| -､匸⌒´:_;-､ノ　｝_ ´　　　　　　　　゜ ×.
　　　　｀ヽ､　　　　└;.:.　　　 ..　 }　 〉　ヽ.｜　〈__:,.イv/´〕、冫｀i　　x
　　　　　　　｀　¬ゥ´:..:....:..:..:..:　,ﾉ､　＼　{　!　　　　{.{j_/,ィう′　!
　　　　　ｘ　'　　　Y:..:..:..Ｘ:..:..:.∠.._　　　 ヽ.} |.　　 　 }　｀ﾏ^V　　 |　　　　　　X

つまり時空を超えてやってきた存在だから、詳細な史料は残ってないとな

　　 　 　 　 ／ 　 ／: : : : : :/: : :/: /7^ｰ--=rヽ: : : : : : ヽ : : ヽ
　　　　　　　　 ／: :, ｨ/: : :/ : : /: //　　　　 |　|: :|: :| : : : ', : : ﾊ
　 　 　 　 　 ,ｲ : ／ / : : / : : 十7ﾒ､_　　　　|　|: :|: :| : : : :ﾊ : : |
　　　　　　 /: ／ 　/ : : :' : : : ∧| { 　 　 　 7⌒!:7 : |: : : : : |: : :|
　 　 　 　 / ' 　　　|: : : :|: : : / ｨ≠ﾐ 　　　/ ｨzｘハ: |: : :│ |: ∨
　　　　　 　 　 　 ,ｨ| : : ,ｨ: : / /仍　 　 　 　 ｨｚｘヾ|/|: : :│ |: : :＼　　　　　………………
　　　　　 　 　 　 ,ｨ| : / |: :ﾑ 代;ｿ　 　　　　{i::爿 �_|: : :∧ | : : ヽ:＼
　　 　 　 　 　　 　 | /イv |' }　=ｰ　　. 　　 弋ソ　〃!: :/: :| ! : : : ﾊ
　　　 　 　 　 　 　 |': ｨ: :�Y {.:.:.:. 　 ー'ーｧ　`=彡　 | /^ヽ|/:＼- ､j
　　　　　　　　　　/　/: : : : : >､　　 ∨　 } 　 .:.:.:.: 　j/__ノ:j : ヽ ＼
　　　　　　　　　　　/: :,　- '　〃{＞ ､ー ' __ , . :＜´|＼: : : : : :｢＼}
　　 ,　 - ､ 　 　 　 {／ 　 　 /　 V:ｨ≦厂　{≧x :∧:!　 ＼_ : : |　　 ,　― ､
　／ 　 　 ＼　　　　　　　　 　 ／　 {　　　 /　 ヽ|　ヽ　　　＼;j　／　　 　 ',
/　　　　　　 ＼　　　　　　　／　　　|　 　 / 　 　 ＼　　 　 　 ／　 　 　　　',
　　 　 　 　 }　 ヽ　 　 　 ／ヾ＼　　| 　 ./　　　　／:>､ 　　 /　　　　　　　　',

これを受け、事態を重く見た高時は、援軍の派遣を決定。大軍を上洛させることを決めた。…が

楠木正成って大楠公で
地元の祭りの山車の人形になってるわ
ついでに小楠公もある

　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　　　　|　　　 （ ●）（●）
　　　　　　　　　　|　　　　 （__人__）　　　　　ｻｰｾﾝ、帰っていいですか？
　 　 　 　 　　　　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　 　 　 　 　 　　　 |　　　　　　 　 }
　 　 　 　 　　　 　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　　 , -　ヽ､.,＿＿__ノ
　　 　　, -― ''"::i::::::|　 ヽ　 　/ i:::iﾞ ー､_
　　　 /;;;;:::::::::::::::|:::::::|＼　ヽ / ./|::::|:::::::::::ﾞi､
　　　/;;;;;;;;;;;:::::::::|::::::::|＼＼ y ./ |:::::|::::::::::::::ﾞi､
　 　/;;;;;;;;;;;;;;:::::::|:::::::::|　 ＼/ ./ ,|:::::::!:::::::::::::::::ﾞi､
　　 　 　 　 　 　 　 　 ｱｼｶｶﾞﾀｶｳｼﾞ
　　　　　　　　　　　　　足利高氏

やっぱりコイツだったか

　　　　　 　 　 　 　 ヽ＼　　　　 　/　　　　 　 　 ﾉノ
　　　　 　 　 　 ､＿＿_> ＼__┛┗ー''"¨~￣￣｀く
.　　　　　　 　 　 ￣￣＞　　 ┓┏ 　　ヽ　　　　　＼
　　　　　　　　　　　／　　　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　ヽ
　　　　　　　　　 ／　 　 爪　　　　　　　　　 ＼＿ 　 　 ヽ
　　　　　　 　 イ／./ / /:|:::ヽヽ　　　　　　　 ＼＿＞　　⊥、
.　　　　　　　　/　ｲ　l　ﾄ､:::＿}_ﾄ､　　 l　 　 l 　 ＼: : : .　　　＼　　　　何を言っている高氏！
.　 　 　 　 　 /／│ | ∧∨::::／ l＼　|　 　 |＿ 　 ＼: : : . . r'⌒　　　 さては臆病風に吹かれたか！！
　 　 　 　 　 l/ 　 |　| |　}ｒ:イ＿＿　∨　 　 |　 )￣￣: : : : : :＼
　 　 　 　 　 　 　 l ∧l　「≦￣::::::〃　＼　├く:＼ : : : : : :＼厂
　 　 　 　 　 　 　 リ　} 〈:::::∠≧､:::.　　　＼|: : : : :＼: : : : :Ｎ
　　　 　 　 　 　 　 　 |／ヽ|　 Wv＼　　 　 ト､ : :ﾄ､: :＼: : |
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 レ／￣´┘　　 ﾚｲ＼|　＼l^＼|
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ∨／ニ二厂〉　　|￣＼

　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　　　　|　　　 （ ●）（●）　　　　　　　　　いえ、そうじゃなくてこの間、親父が
　　　　 　 　 　 　 |　U　　 （__人__）　　　　　　　　　死んだんで帰って喪に服したいんです。
　　　　　　　　　　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　　　 　 　 　 　 　 |　　U　　　 　 }
　 　 　 　 　　　 　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　　 , -　ヽ､.,＿＿__ノ
　　 　　, -― ''"::i::::::|　 ヽ　 　/ i:::iﾞ ー､_
　　　 /;;;;:::::::::::::::|:::::::|＼　ヽ / ./|::::|:::::::::::ﾞi､
　　　/;;;;;;;;;;;:::::::::|::::::::|＼＼ y ./ |:::::|::::::::::::::ﾞi､
　 　/;;;;;;;;;;;;;;:::::::|:::::::::|　 ＼/ ./ ,|:::::::!:::::::::::::::::ﾞi､

　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　／　　　 　　 ＼
　　　　　　|:::::: 　 　　 　　｜　　　その他にも相続とか、
　　　　　.　|:::::::::::　　　　　｜　　 家臣団の引継ぎとか…
　　　　　　 |::::::::::::::　　　　｜
　　　　　.　 |::::::::::::::　　　　}
　　　　　.　 ヽ:::::::::::::: 　　 }
　　　　　　　 ヽ::::::::::　　ノ
　　　　　　　　/:::::::::::: く
-―――――|:::::::::::::::: ＼───――――
　　　　　　 　 |:::::::::::::::|ヽ、二⌒)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,r＝ﾐ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ー - ､ _ {:ヽ j! 　 　 ヾｩ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.｀ﾆ:≧:::::｀::::ｌﾊ._　　　}ﾅ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／_,:::::::::::::::::::::::::::::::::＞､./'
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　　' ´／::::／::::/,ィァ､_:::::::::::::ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／:::::::/::::,斗'" /　 ,ｲ:::::::::::::ﾊ
　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　 　/ ' ,.ｨ:://´{/､ . '　 / l::/:::::::ｌ:::::!　　　　　話はわかったが、足利家は
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　　　　　　　　 ｀ｌ小,ｨﾃｧ､ 　　' ヽlｲ::::/:::l:::ｖ　　　　 幕府の有力者だし、何より源氏の嫡流で名門だ。
　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　≦::::} 込ﾝ 　ｨｆﾃｘ　|::/::::/:::::＼　　　行くと行かないとでは、御家人の士気が違う。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｰ´-- ヽ. 　 　　｀~｀ ﾑ-<:::::::「`　　　　戦を早く終わりにするためだ。行ってくれ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , イ｢｢ ~ ＼fヽ . 　／　 　＼少
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 ／　 升{　 /ｨ ｀ｰｪ.ｲ　　　　　 }ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　 ／　　　ト‐W/≦‐ナ７　 　 　 　 ｊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　／≠≧≦−'　〈　 {　　　　ﾑ

他に高氏に代わる人材がいれば、また違った結果になっただろうに

　 　 　　X 　/ﾆＹﾆヽ　　 ﾅ
　 　(ヽ　 　/（ﾟ　)(　ﾟ）ヽ　　　/)　　　ちょっと待ったって言うｗｗｗｗｗｗｗ
　　(((i ) ／::::⌒｀´⌒::::＼ 　( i)))　　源氏の嫡流なら、高氏だけじゃなくて
　／∠_|　,-）＿＿＿（-，|＿ゝ ＼　俺もいるって言うwwwwwwwwwww
( ＿＿＿､　　|-┬-|　っ 　 ,＿＿ ）
　　　　|　　　　Jー'´　`　/´
　　　　|　　　　　　　 ｀　/
　　　　　　ﾆｯﾀ ﾖｼｻﾀﾞ
　　　　　　新田義貞

　　 　 　 　 ／ 　 ／: : : : : :/: : :/: /7^ｰ--=rヽ: : : : : : ヽ : : ヽ
　　　　　　　　 ／: :, ｨ/: : :/ : : /: //　　　　 |　|: :|: :| : : : ', : : ﾊ
　 　 　 　 　 ,ｲ : ／ / : : / : : 十7ﾒ､_　　　　|　|: :|: :| : : : :ﾊ : : |
　　　　　　 /: ／ 　/ : : :' : : : ∧| { 　 　 　 7⌒!:7 : |: : : : : |: : :|
　 　 　 　 / ' 　　　|: : : :|: : : / ｨ≠ﾐ 　　　/ ｨzｘハ: |: : :│ |: ∨
　　　　　 　 　 　 ,ｨ| : : ,ｨ: : / /仍　 　 　 　 ｨｚｘヾ|/|: : :│ |: : :＼　　　　　……誰だっけお前？
　　　　　 　 　 　 ,ｨ| : / |: :ﾑ 代;ｿ　 　　　　{i::爿 �_|: : :∧ | : : ヽ:＼
　　 　 　 　 　　 　 | /イv |' }　=ｰ　　. 　　 弋ソ　〃!: :/: :| ! : : : ﾊ
　　　 　 　 　 　 　 |': ｨ: :�Y {.:.:.:. 　 ー'ーｧ　`=彡　 | /^ヽ|/:＼- ､j
　　　　　　　　　　/　/: : : : : >､　　 ∨　 } 　 .:.:.:.: 　j/__ノ:j : ヽ ＼
　　　　　　　　　　　/: :,　- '　〃{＞ ､ー ' __ , . :＜´|＼: : : : : :｢＼}
　　 ,　 - ､ 　 　 　 {／ 　 　 /　 V:ｨ≦厂　{≧x :∧:!　 ＼_ : : |　　 ,　― ､
　／ 　 　 ＼　　　　　　　　 　 ／　 {　　　 /　 ヽ|　ヽ　　　＼;j　／　　 　 ',
/　　　　　　 ＼　　　　　　　／　　　|　 　 / 　 　 ＼　　 　 　 ／　 　 　　　',
　　 　 　 　 }　 ヽ　 　 　 ／ヾ＼　　| 　 ./　　　　／:>､ 　　 /　　　　　　　　',

でっていうキーパーソンとかｗｗｗｗ

.　　　 　 　 　 　 　 ／　,　／/　 ,､,.,,、　　　 ＼
.　　　 　 　 　 　 ／　／ / _/_/ /　/ ! |　　　ヽ ヽ
　　　　 　 　 　 /　,ｨ'　 /〃l / /　/ ├ﾄ､|　　 |　 |
.　　 　 　 　 　 {／/ ,ｨ/ / ,ｨ=:〈　 {　 ﾚ'ヽ|　　 |＼|　　　　あぁ新田貞義だったな？
　　　　　　　 　 　 |//l / 〈 ﾄJ:|　　　　　│ 　 |　 ＼ 　　 どうした？一族の誰かが死んだか？
　　　　　　　　 　 　 | Ｎ^ﾍ ∨｣　　≦三ﾐ| ﾊ /│ｒｒ‐'　　 必要なら帰っていいぞ？
　　　　　　　　 　 　 リ∠ｨ{　　 '､＿,　 　 ﾚｒﾚ）､!　 ＼
　　　 　 　 　 　 　 　 ／⌒＼ ／⌒ヽ ノｰｒィ　　 　 「｀
　　　 　 　 　 　 　 ／ 　 　 ／　　　　ヽストﾄ､l＼　│
　　　　　　　　　　/　　 　 /　　 　 　 　 ヽ ＼. 　 ＼|
　　　 　 　 　 　 /　　　　/　　　　　　　　 |彡|

　　 　　 　　　　　　 　/　ﾆＹﾆヽ
　　　　 　　　　　　　/ （○)(○）ヽ
　　　　　 　　　　 ／　　　⌒｀´⌒＼　　　　　　別に誰も死んでないっていう…
　　　　　　 　　／　 　　,-）　 　（-、＼　　　　 それに俺は新田「義貞」っていう…
　　　　　　　 　|　　　　 l　 ＿＿ 　l 　|
　　　　　　　　 ＼ 　 　 　 ｀ ⌒´　 ／
　　　　　　　　　 , ヽヽ、___ ーーノﾞ
　　 　　, -― ''"::i::::::|　 ヽ　 　/ i:::iﾞ ー､_
　　　 /;;;;:::::::::::::::|:::::::|＼　ヽ / ./|::::|:::::::::::ﾞi､
　　　/;;;;;;;;;;;:::::::::|::::::::|＼＼ y ./ |:::::|::::::::::::::ﾞi､
　 　/;;;;;;;;;;;;;;:::::::|:::::::::|　 ＼/ ./ ,|:::::::!:::::::::::::::::ﾞi､

足利家と共に源氏の嫡流だった新田家だが、足利家が有力御家人の地位を保つ
源氏最有力の家だったのに対し、新田家はわずかな領地しか持たない貧乏御家人だった。
現に、尊氏は15歳のとき元服し、従五位下治部大輔に任官したが、義貞は無位無官である。
また、文保二年（1318年）の義貞の売券案が残っているが、新田「貞義」と誤記される有様だった。

でっていうが新田かよ
ひでぇ扱いだ

支援

　　　　　 { ( 　 　 ／ : : : :.:i_,＼ : : : : : : : ＜
　　　　　 廴ゝ／: : : /: : :!:.| ｀`ﾞ＼: : :｀ヽ--､＼
　 　 　 　 　 /: : : : :.|: : :∧|ﾉ 　、 ﾄ、: : : ＼
　　　　　　　i: : |:.:.: :.|__,ﾑイ''　　 `ｰ ﾄ:|: : : :.:ヽ、 　 / )
　　 　 　 　 {／|: : : :|,ィ f斤　 　 r气| }: : : ﾄ､:.:.i　 / /　／)
　 　　　　∠/: :{ : :.i:〈 fk_ﾉ|　　　以ﾘ|ﾉ::.∧|　ヽ| (^V／／)　　貞義はどうでもいいが高氏〜
.　　　　 　 /: :.∧:.:.| |　ゞ-'′ ___' ｰ' {:./　ﾘ　　 /,） } 　＜　　 やっぱり行ってはくれないかねー
.　　　 　 彳,:.ｲ 从: ﾄ{⊂⊃ 　,ヘ| ⊂ﾉ´＞ 　　/　 　ソ｀¨
　　　　　　/: : : :`ﾍ|‐'＞､ __（__ノr＜:.ﾄ､|　　,ｨ'　　／
　 　 　 　 |: : ,．イ/|_ノ ヽ　 r'⌒ヽ.＼|　　　ハ　 /ヽ
　 　 　 　 l／　　∠三ﾐヽ＼{￣￣}「ｌ７ 　 ,ﾉ　 ∨ 　 i
　　　　　　　　　 }癶弌>､>／￣｀ヽ }∧_//　　 ヽ 　 |
　　　　　　　　　 |　　　 ／　　　 　 ＼.　　　　 　 ＼ |

　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　　　　|　　　 （ ●）（●）
　　　　 　 　 　 　 |　U　　 （__人__）　　　　　……
　　　　　　　　　　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　　　 　 　 　 　 　 |　　U　　　 　 }
　 　 　 　 　　　 　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　　 , -　ヽ､.,＿＿__ノ
　　 　　, -― ''"::i::::::|　 ヽ　 　/ i:::iﾞ ー､_
　　　 /;;;;:::::::::::::::|:::::::|＼　ヽ / ./|::::|:::::::::::ﾞi､
　　　/;;;;;;;;;;;:::::::::|::::::::|＼＼ y ./ |:::::|::::::::::::::ﾞi､
　 　/;;;;;;;;;;;;;;:::::::|:::::::::|　 ＼/ ./ ,|:::::::!:::::::::::::::::ﾞi､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾀﾀﾞﾖｼ
結局、幕府の度重なる要請を受け、高氏は弟・直義と共に増援軍に加わった。

代わりになりそうな奴がでっていうならしょうがない

やっと追いついた
支援

　　　　　　　　　　　　　　　　　_,. -ｧ――‐-- ､_
　　　　　　　　　　　　　　　 ／　ノ*　, - '^⌒"´｀丶、
　　　　　　　　　　　　　　／　ノ　 r'´　　　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　/　　ﾉ * ﾉ　 　 ／　　　,　　､　ヽ
　　　　　 　 　　 　 　 /　　 l　　l　　//　 ,　 ／,　　jl i 　',
　　　　　　　　　　　 /　 ､_ l　　 l l　l/＿/_,ｨ//　__ﾑ! l l　l　　今回の出兵、納得いかないですぅ！
　　　　　　　　　　　 ￣|｀lヽj * 〈 l ,lｨ'_.ノ'´ﾉｨ'　,ｨﾘ　l,'　l　l　　親の葬式にも出れないなんて、
　　　　　　　　　　　　 ,l　l　l　　{ 'l下T::::T' /／ﾅ!;Tﾘ　lj　l　　幕府も何考えてるんですか！
　　　　　　　　　　　　 l　l　 '､　 }､' ﾄ｡'ー'　´　,　'ｰｲ /ﾘリ
　　　　　　　　　 　 　 l　l　　ヽ* '､ヽ',""　　　　"ﾂﾉノ
　　　　　　　　　　　　l　l　l　　{　 ヾ>､　　　‐_,.ィ"l´
　　　　　　　　　　 　 l　l　l　　入　 l^ヽミｴ二､ l *l
　　　　　　　　　　　 ,'　,' / ,イ rt, *'､, -‐ﾛ‐-ﾐt　 l
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｺｳﾉﾓﾛﾔｽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高師泰
　　　　 　　　 　　　＿_
　　　 　＿_,.-― ''"::::::: ﾞ ー-､_
　　　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::::... 　 ｀;
　　　　　 ￣｀ー一,.|三二二＞<|
　　　　　　　　 　 ,'／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　　　 ,!|　　　 （ ●）（●）
　　　　　　　　　,! |　　　　 （__人__）　　　……受けちゃってｻｰｾﾝ…
　 　 　 　 　　　ヽ'|　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　 　 　 　 　 　　　 |　　　　　　 　 }
　 　 　 　 　　　 　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　　　 　ヽ､.,＿＿__ノ
　　　　　　　　/三/||＼ヽ　 　/／||ヽ
　　　　　　　/三/l|同|──――|同|ヽ
　　　　　　/三/.:.||llllll|TTTTTTT|llllll|.:.ヽ

　　　　　　,,､-''"´￣￣｀｀`ヽ､
　　　　,／　　　　　　　　　　　`-､,,＿
　　　,/　　　　　　 i, ;　　　　　 ﾞミ三ｰ''"
　　 /　　　　　　　ﾊﾊ　　　　　　　　ヽ,
　　i"　,/　/　,〃i/　 い、　＼ 　　いN
　 /　,/　,/ノ /　,ノﾉﾊ　ﾄ,、　ミ`'ー Ｖﾘ
　 | ﾚ'　　　_,,､ｧﾁ-ーﾋヽ| ゞﾋs、ミヽ　i　　　　足利尊氏（高氏）と言えば、歴史の教科書に載っていた
　ﾊ　　rﾍ ｱ'　 <ﾓﾃ;;　　 ｉ' zｯ､｀i　　ｿ　　　　騎馬武者の肖像画を思い出す人もいるでしょう。
　 ﾞYf iﾞ　|ﾄ　　　 　　　　:i　｀｀　ｲ, ノ　　　　　しかし、最近ではあの肖像画は教科書で使われていません。
　　いヽ　ﾞ!,　　　　　　,_　;､　　 ,ﾀ"
　　　`i, `r､　　　　.._＿｀＿　　,ﾘ　　　　　　 歴史の教科書の話をすると年代がばれてしまうので要注意ですね。
　　　 ｸ',ﾍ ﾞ:､　　　 `''ー‐'´　 /ﾞ
　　　ｲ,ﾍ　ゝ＼.　　　 ￣　 ／
　 f￣`''ー─--ﾐ''-､,,＿,,イ!‐-､､,,_
,／　　　　 　 　 ﾞi,⌒ヽz¬"ﾞヽ　　 i
　　 　 　 　 　 　 ﾄ　　ヾぃ　　）　　L,,＿

翠が高師泰とは予想外
やる夫的にどういう扱いになるんだろうな

読者：「なんで使われなくなったの？」

地元の人間は正成が“悪党”って呼ばれるのが嫌なんだってね





わかってねぇ…
なにもわかっちゃいねぇよ…

　　　　　　　　　　　　 　　,.r-‐''"´｀丶､､..,,,_
　　　　　　　　　　 　　 ,r'´ゝ､ ,r'´ﾌ　　,､'r￣｀ヾ､
　　　　　　　　　　　／,ｲ`ヾｰ=彡'　,ｨﾂｲ/　　 ::ヾ｀ヽ,
　　　　　　　　　　 ,!　　　　　　　 ,ﾊ'´　　 ... . ::;_,ｨミ l
　　　　 　 　 　 　 l,ｨ,,,:':::ヾ ミ､;;;,.､-─ﾞ'''ｧty､::;ｨヅ;;::j　　　さて、騎馬武者像が教科書に載らなくなったのは、
　　　　　　　　　　,}｀`ﾊヽ;;;;,　r'´ -─‐'´ﾞ,ノ'ソｲ'ヾ,;;〈　　　それが本当に尊氏の肖像画か疑問視され始めたからです。
　　　　　　　　　 /:..;;;,r'　ヾ､ﾘ　　,か)ゞ`' ,r'｀ヽ,|トj;:ﾘ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾖｼｱｷﾗ
　　　　　 　 　 　{ｊｊ ﾊi ノｉ ,:トj 　 　 　　　 ,jﾃy ,ﾊ;;ｉr'　　　 主な理由として、二代将軍義詮の花押が像上部に
　　　　　　　　　 ,!.;;:::;ヽゝ'ヾ'　 　 　　　　 ヽ 　j-‐'　　　　据えられていることや（現代でも親の写真の上に、自分のサインを）
　　　　　　　　　{'ﾍ、,ミジゝ 　 　 　 　 ｀ャソ　,!　　　　　 入れるのは失礼でしょう）、馬具に高氏の家紋が入っているなどが
　　　 　 　 　 　 `ゞ　ﾘﾊ彳､. 　　 　｀`ｰ-､,　/　　　　 　　あげられます。
　　　　　 　 　　 　ﾞ,r-く,._ｲ, ヽ, 　　　｀ー 　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｺｳﾉﾓﾛﾅｵ
　　　　 　 　　　　/ 　　　 ｀丶ﾐ､_ 　 　　　/　　　　　　　　高氏の家紋が入っているなどから、最近では部下の高師直ではないか
　　　 　 　 　 　,ｲ　 　　　　　　｀ヾ,ｰ‐r一'　 　 　 　 　 　 とも言われているようですね。
　　　　　　　 ／ ｀¨丶-､ 　　 　 　｀ｲi｀ヽ､
　　　　　 ,r'´￣　｀ヽ､,ｲ　｀丶　　 / |,j､　 'j
　　　　,イ　 　　　 　 　ヽ､　　＼,/　,!j ki､,ｲ､
　　　/ 　　　　　　　　　　 ｀,　　　　'i　｀`ヾ<'

新田義貞と足利高氏のAAが逆だろう常識で考えて・・・
足利なんて源氏の嫡流の地位を得るために得宗家にさんざん媚びへつらっておきながら鎌倉幕府を裏切ったヤツだぞ
得宗家を倒したのも義貞だし徹頭徹尾天皇家に忠節を尽くしたのも義貞

俺が日本史上最高に尊敬する忠節無比清廉潔白の義貞をでっていうとは何事か！！！

支援

河内長野

ユリアンはヤンの写真に自分のサインをつけて売って宇宙船代を稼いだとか

高師直が蒼星石かな

　　　　　　　　　 　 　 　 　,. :'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::､
　　　　　　　　　　　　　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.i::.:.::i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;;;;:;:ﾞ､　　 　 　 　 肖像画の話が続きますが、実は、あの肖像画は
　　　　　　　　　　　　/.::;.:.:.:.:.:.〃.:.:.:l.:i.:!!.:.::l:i.:.:.:.::::::::::.:.:.:.:;;;;;;ﾞ､　 　 　 　 敗走図なのです。
　　　　　　　　　　　ノ.:.;'.:.:.:.:.〃〃j,ﾊ:i.:l:l:.:.:l:l.:.:.:.:ﾞ､ﾞ､.:.､.:.:.:.;:;;;;.',
　　　　　　　　　　 〃.:j.:.:.jii.:.:./:/.jﾘ i.:i.:l:l.:.:.l:l.:.:.:.:ﾞ;ﾞ､ﾐﾐヽ.:.:;;:;;;;;;', 　 　 　 兜も烏帽子も被らず、所謂落ち武者スタイル
　　　　　 　 　 　 〃.:.j:.:.:jii.:.://.:ﾉﾊ ﾄ､ﾄ､i.:l.:l.!.:.:.:ミミミﾐﾐヽ;:;:;;;;;;!　　　　 である上、背中の矢は折れているのが
　　　　 　 　 　 　｛:{;:;j.:.:ijﾚｲｲ--‐' ﾞ､ヾﾄﾄﾄﾐ;ﾄﾄﾐﾐヽミミﾐﾐﾐ､;:;;;;;{ 　 　 　 見て頂ければわかると思います。
　　　 　 　 　 　 　 V从;:;j.　,t〒ﾃヽヽ 　｀二ﾆ''ｰ-ヽミﾐﾐﾐﾐ､从!
　　　　　　　 　　 　 ヾ从j!　 `ｰ'　　　 　 t〒ﾃヽ ｀`i.:i1ﾐﾐﾐ从j!　　　　　刀を抜いて、肩に乗せているのは、いつ敵が
　　　　　　　　　　　　 '1 i! 　　　　/ .::.　　｀ '''｀　　 j;;ﾉﾊj!;;;:;〃 　 　 　 来るかわからないからなのかもしれませんね。
　　　　　　　　　　 　 　iい　　　 ノ .:.:::.　　　　　　　ﾊ　/;;;:〃
　　　　　　　　　　　　　{;:;:!　　　 ｀ﾞﾞ"´　　　　　　 ﾉノ/;;;:〃　　 　 　 　 そのような格好悪い絵が肖像画などと伝わって
　　　　　　　　　　　　　 {;:;j　 　 r‐_‐- ､　　　　 ,._ ノ;:;;〃 　 　 　 　 　 しまった足利尊氏について、皆様はあまりよく
　　　　　　　　　　　　　 ﾉﾊ', 　 　ﾆﾆ｀ 　　　　 / i;:;〃ｿ　 　 　 　 　 　 ご存知で無いと思います。
　　　　　　　　　　　　　　/!.ﾞ､ 　 　 　 　　　／.:;;;;:;;ﾉﾉ
　　　　　　 　 　 　 　 　/ ヽ､.ﾞ､　　　　,. ィ´ 　 .!ｿ　　　　 　 　 　 　 　 かいつまんでご説明しましょう。
　　　　　　　　　　　　_/　　　＼｀"""´　/ 　 　 ﾄ､
　　　　　　 ,,.､､-‐'"´ ヽ　　　 　 ＼　　　　　　/　L_
　　 二ﾆﾌ´　　　　　　　＼　　　　　 ＼ __,,.／ ∧|　 ｀`''ｰ-､､
　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　 　 /.:.:.:｀ヽ V |　　　　　ヽ､￣｀`''ｰ

楠木正成ファンの俺には嬉しいスレ

しえｎ

>>157
気持ちは解るがそう熱くなるなよ支援

　　　 　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　 ／　ノ　　＼ ＼
　　　　　　　　 　|　⌒　　　⌒　 |　　　よくぞ来てくれた。
　　　　　　　　 　|//（__人__）//. |　　　土産に何か持っていってくれ。
　 　　　　　　　　|　　 ｀ ⌒´　　 |
　 　 　 　 　 　　 |　　　　　　 　 }
　 　 　 　 　　 　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　 , -　ヽ､.,＿＿__ノ
　　 　, -― ''"::i::::::|　 ヽ ＿＿ ,. -､
　　 /;;;;:::::::::::::::|:::::::|＼　 ＼＿(ニ､｀ヽ.
　　/;;;;;;;;;;;:::::::::|::::::::|＼＼ y ./ |｀ﾆ　 ﾉ::＼
　 /;;;;;;;;;;;;;;:::::::|:::::::::|　 ＼/ ./ ,|:::::｀~ヽ;;;;;;ノ＿＿＿_
　　 　 ／￣オプーナ~／|　 　　 ／　　贈り物　 ／|
　　　.|￣￣￣￣￣￣|／|　　　 |￣￣￣￣￣￣|／| ＿＿＿＿＿＿
／￣贈り物'~／|￣￣|／／￣贈り物~￣／|~￣|／＿＿_　　　　　／|
|￣￣￣￣￣|／~贈り物￣／￣￣￣￣|／￣贈り物　／|　　　／　｜
|￣￣￣￣￣|￣￣￣￣￣|／l￣￣￣￣|￣￣￣￣￣|／|　.／
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|

足利尊氏という人物は、大変気前が良く、部下想いだった。彼が朝に贈り物を貰うと、その日来た訪問客に
土産として渡してしまい、夜になる頃には彼の手元には何も残っていなかったという。
彼は「現世利益はいりません。来世を安寧に過ごすために出家したいです」と発言しており、配下に恩賞を惜しむことも無かった。
後年、尊氏がいかに苦境に立たされても、武士の支持を失わなかったのはこのためだろう。

　　　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　 　 　／　 ヽ､_ 　　＼　　 帝となんて戦えないだろ…
　　　　　　　l⌒ヽ　（●）（● ） 　　　.|　　常識的に考えて…
　　　 　　　　ヽ、 ＼（__人__） 　　　　|
　　　　　// 　　＼　(,｀⌒ ´　　　　　|´￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　 ヽ　{ 　 　　　　 　|　　　　　　 　 　 ヽ＼＿＿
　　　　　| l l|,, ＿＿＿,{ 　 　　　　 /　　　　　　　　　　　＼＿＿）_
　　　　　 ゝ＿＿＿＿｀ヽ_（ ￣￣ﾞ　 /￣￣￣￣￣￣ヽ､ 　　　 　 ）
　　　　　　　　　　　　　　　 ￣￣￣　　　 　 　 　 　 　 　 ￣￣￣


　　　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　 　 　／　 ヽ､_ 　　＼　　戦えないだろ…
　　　　　　　l⌒ヽ　（＞）（＜ ） 　　　.|　　常識的に考えて…
　　　 　　　　ヽ、 ＼（__人__） 　　　　|
　　　　　// 　　＼　(,｀⌒ ´　　　　　|´￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　 ヽ　{ 　 　　　　 　|　　　　　　 　 　 ヽ＼＿＿
　　　　　| l l|,, ＿＿＿,{ 　 　　　　 /　　　　　　　　　　　＼＿＿）_
　　　　　 ゝ＿＿＿＿｀ヽ_（ ￣￣ﾞ　 /￣￣￣￣￣￣ヽ､ 　　　 　 ）
　　　　　　　　　　　　　　　 ￣￣￣　　　 　 　 　 　 　 　 ￣￣￣
反面、彼は大変優柔不断であった。後年、後醍醐天皇と争った際、出家を言い出したり、
戦に負けると切腹すると言い出したりする人物であった。彼の優柔不断により、南北朝の動乱は
　　　　　　　　　　　　　 　 ｱｼｶｶﾞﾖｼﾐﾂ
収束せず、統一は"怪物"足利義満の登場を待つことになる。また、彼が恩賞を惜しまなかったせいで、
大大名が乱立し、後の鎌倉幕府滅亡の原因となる。

少なくとも人徳だけはあったんだよな

騎馬武者像
ttp://www.daitouryu.com/japanese/image/photo/kibamusyazou.jpg

　　　　　　　　　┌─────────────────────────────┐
　　　　/::::i　 　 ｜尊氏さんへ他の幕府の創始者の方々からメッセージが届いています。｜
　‐─/::::::i'─　 └─────────────────────────────┘
　　 /;;;;,￣|￣|l
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ●）（●）　　　権力のためなら、弟でも殺すだろ…
.　|　　　　 （__人__）　　　常識的に考えて……
　 | 　 　　　｀ ⌒´ﾉ
.　 |　　　 　 　　　}
.　 ヽ　　 　　　　 }
　　 ヽ　　　　　ノ
　　／　　　　　ヽ
　　　　　　ﾐﾅﾓﾄﾉﾖﾘﾄﾓ
特別ゲスト・源頼朝
　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　　蓄財とか半分趣味みたいなものですお…
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　 後、領土は渋るべきだお。常識的に考えて。
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／

　　　 　 　 ﾄｸｶﾞﾜｲｴﾔｽ
特別ゲスト・徳川家康

人間的には"良い人"であった尊氏だが、政治家としてはいまいちであった。

人徳のためにはなりふり構わない人だったって言ったら怒られるかな？かな？

でも、現代にもこう言う人いると思うよ

支援

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _..　-　.._
　　　　　　　 　　 　 　 　 　 _.. - ,ﾆ-冖 ⌒ 冖-ﾆ - _
　　　　　　　　　　　　 　 ／　ノ´,. .‐.: : :￣: :､:‐. ､｀ヽ ＼
　　　　　　　　　　　　／ 　 /／: :.／: : : : : : :l: : : :.＼ヽ　＼
　　　　 　 　 　 　 ＜　　ヽ/: : : :/: : : : : : /: :.l: : :､: : :ヽ/ 　 ＞
　　　　　　　 　 　 　 丶､/: : : ::/: : : : ::::〃:/:.|:: : :.l: : : :.', ／
　　　　　　　　　　　　　 ｌ:l: :-:､l.: ::::::::／/://:∧:::._;l:-!: l:.|!　　　　　師泰に謝って済む問題じゃねぇです！
　　　　　　　　　　　　　,ｌ:l: : : ::|＞＜__/ ' / '_,. へ:.|: l: :|::!l　　　　　高氏様がそんなで、お爺様になんて
　　　　　　　　　　　　 l:.|:|: : : ::lz＝ｭ　　 ′　z＝ｭ.リ:://: l　　　　 言い訳するですか！
　　　　　　　　　　　　l: :Nヽ: : :ヽ　　　　 ' 　 　 　 /:://: : :.l
　　　　　　　　 　 　 l: : ／il ヽ､ヽヽ 　 /二ヽ　 ／ '//￣｀ヽ!
　　　　　　 　 　 　 l: / 　 il　　lｉ､｀`　 |　　　|　　／' li:.　　　ヽ
　 　 　 　 　 　 　 l:/　 　 il 　 li　｀丶､ヽ-- ,' ィ .il　　li::.　　　 ヽ
　　　 　 　 　 　 ,/　　 　 il.※.li　 　 ,.ィ｀不ヽ、　il.※.li::::::..　　　ヽ
　　　　 　　　 　　　＿_
　　　 　＿_,.-― ''"::::::: ﾞ ー-､_
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　　　　　 ￣｀ー一,.|三二二＞<|
　　　　　　　　 　 ,'／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　　　 ,!|　　　 （ ＞）（＜）　そこで爺ちゃん出すのは反則だろ…
　　　　　　　　　,! |　ι　　（__人__）
　 　 　 　 　　　ヽ'|　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　 　 　 　 　 　　　 |　　　　　　 　 }
　 　 　 　 　　　 　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　　　 　ヽ､.,＿＿__ノ
　　　　　　　　/三/||＼ヽ　 　/／||ヽ
　　　　　　　/三/l|同|──――|同|ヽ
　　　　　　/三/.:.||llllll|TTTTTTT|llllll|.:.ヽ

　　　　　　　|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
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　　　　 　 / 自分は七代の子孫に /ヽ＿＿／/
　　　　　/　　生まれ変わって　　 /　　/　　　/
　　　　 /　　　 天下を取る　　　 /　　/　　　/
　　　　/　　　＿＿＿＿　　　　　/　　/　　　/
　　 ／　　　　　　　　　　　　　／　　/　　　/
　／　　　　　　　 　義☆家／ 　 　/　　　/
　￣￣￣￣￣￣￣￣￣~ /　　　/　　　/

　ﾐﾅﾓﾄﾉﾖｼｲｴ
　　源義家――┬――長男
　　　 　 　 　 　 ｜　　 　　ﾖｼﾁｶ　　　　ﾀﾒﾖｼ　　　　ﾖｼﾄﾓ　 　 　 ﾖﾘﾄﾓ
　 　 　　　 　 　 ├──源義親──源為義──源義朝──源頼朝
　 　 　 　　　 　 ｜　　　　ﾖｼｸﾆ　　　　　　　　 ﾖｼｼｹﾞ
　 　 　　　 　 　 ├──源義国――┬――源義重（新田氏）──∬──新田義貞（新田八代）──∬──徳川家康（自称）
　 　 　 　　　 　 ｜　 　 　 　 　 　 　 ｜　　　　ﾖｼﾔｽ
　　　 　 　 　 　 他　 　 　 　 　 　 　 ├──源義康（足利氏）──∬──足利高氏（足利八代）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｜　　　　ｽｴｸﾆ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 └──源季邦

足利家には、先祖に当たる源義家が書き残したという、置き文が存在した。これは、自分が七代先の
子孫に生まれ変わって天下を取るというものである。

高氏の場合、無条件で身振り派振りが良かった点が問題だったのだろうね

　　 ／￣￣＼
　／ 　〜〜〜＼
　|　 　　 （◎)-（◎）
.　|　 　　（（（__人__）　　わしじゃ無理だろ…
　 |　　　　｜〜｜ﾉ　　世間的に考えて…
.　 |　　　　　＾＾＾＾}
.　 ヽ　　　　　 　 }
　　 ヽ　　　　　ノ
　　　/　　　 く
　　ｱｼｶｶﾞｲｴﾄｷ
　　 足利家時

しかし、義家から七代目の子孫である足利家時は天下をとることができなかった。

　　 ／￣￣＼
　／　　〜〜〜＼
　|　　　-（◎)-（◎）　　　このままではご先祖様に申し訳が立たん！
.　|　　　　 （__人__）　　　 南無八幡大菩薩！願わくば我が孫に天下を取らせたまえ！！
　 |　　　　..｜〜｜　　　 そのためならこの命など惜しくはありませぬ！
.　 |　　　　　＾＾＾ }
.　 ヽ　　　　　 　 }
　　 ヽ　　　　　ノ
　 　 i⌒＼ ,__(‐- ､
　 　 l ＼　巛ー─;＼
　　 　|　｀ヽ-‐ーく＿）
.　　　 |　　　　　　l

　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　　　　|　　　 （ ●）（●）
　　　　　　　　　　|　　　　 （__人__）　　　　爺ちゃん…自分が出来なかったからって
　 　 　 　 　　　　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　 　孫に宿題押し付けるなよ…
　 　 　 　 　 　　　 |　　　　　　 　 }
　 　 　 　 　　　 　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　　 , -　ヽ､.,＿＿__ノ
　　 　　, -― ''"::i::::::|　 ヽ　 　/ i:::iﾞ ー､_
　　　 /;;;;:::::::::::::::|:::::::|＼　ヽ / ./|::::|:::::::::::ﾞi､
　　　/;;;;;;;;;;;:::::::::|::::::::|＼＼ y ./ |:::::|::::::::::::::ﾞi､
　 　/;;;;;;;;;;;;;;:::::::|:::::::::|　 ＼/ ./ ,|:::::::!:::::::::::::::::ﾞi､

そのため家時は、八幡大菩薩に三代後の子孫に天下を取らせよと祈願し、
自刃したという。高氏は、その家時の孫であった。

しえｎ

支援

　　　　 　　　 　　　＿_
　　　 　＿_,.-― ''"::::::: ﾞ ー-､_
　　　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::::... 　 ｀;
　　　　　 ￣｀ー一,.|三二二＞<|
　　　　　　　　 　 ,'／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　　　 ,!|　　　 （ ●）（●）
　　　　　　　　　,! |　　　　 （__人__）　　　　　でも、天下取るって言っても
　 　 　 　 　　　ヽ'|　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　　俺は幕府の御家人だし、執権は北条氏だしなぁ…
　 　 　 　 　 　　　 |　　　　　　 　 }
　 　 　 　 　　　 　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　　　 　ヽ､.,＿＿__ノ
　　　　　　　　/三/||＼ヽ　 　/／||ヽ
　　　　　　　/三/l|同|──――|同|ヽ
　　　　　　/三/.:.||llllll|TTTTTTT|llllll|.:.ヽ

　　 　 　 　 　 　 ,. -‐' 二二二二ﾆ､‐- ､
　　　　　　　　／ _r‐┘　 ※　　※　｀^ヽ＼
　　　　　　 ／r‐'´ ※ _r-:‐ﾍf^^¬‐-､※＼｀ヽ、
　　　　　 /　/※ _r‐┘::.::.::.:lﾄ､::.::.､::.::.::￣ヽ}　/
.　　　　 / ｌ ｢ _r┘::/::.::.::l::|::.||l:ﾄ､::.::＼::.::.::.::.:V|
　　　　/　 ∨::.::.::.::l::.::|;ノ:/::.l:|T 弋ー:ﾍ::.::.::.::|:|　　　　足利家は源氏で武士の棟梁の血筋ですぅ。
.　 　 く　　 |::.::.::.::.｣::イ://l::/// _　 ｀ｰ┤::.::.::ハ　　　 平氏の北条家が武士の棟梁なんておかしいですぅ。
　　　　｀ﾞ┬|::.::.::.´:|::// ‐　/ '　 ､二ﾆ　}::.::.:/::.::l　　　 今回、帝が討幕運動を始めたなら、幕府を倒すのは…
　　　　　 |::.ヽ.::.::.::.V -‐'′　,　　 〃__/:::／l::.::.:|
.　　　 　 l::.::.::.｢ヽ､_::＼"　r-―‐1　｀ーｲ※|::.::.::l
　　　 　 ﾄ､＼::} ､ﾚﾍ￣ 　 !　　　|　　,.ｨ′ /::.::.::.|
　　　 　 |_込_＼小　|＞ ､ ヽ､_ノ ,.イ::.{ 　 }::.::.::.::.l
　　 　 /´ ー--ミ､　 |::.:/l::｀ﾌ ‐'´L_|::（ ､ﾚ|::.::.::.::.:|
. 　 　 | 　 二ﾆ､∧ヽ ﾚ‐'´ rミニへ ｀７ 小Lｎ::.::.: |

迷惑な話だよな･･･しまいにゃ逆賊扱いされちまうしよ

>>169
あれ・・・いきなりネタバレか
そこは触れないように書いたのに

高氏なんて戦えば負ける武将だし
替わって全軍を統率した常勝の直義を、自分の地位を脅かすかもしれないから・・・と忠誠を尽くした実の弟なのに毒殺したし
連歌の会をすれば「蜘蛛」をやたらと使って気持ち悪がられて嫌われる始末
全国の土地を大盤振る舞いした挙句幕府直轄領を散々減らして地方豪族の力を付けさせる結果になって応仁の乱の遠因にするし

で、俺の佐々木高氏タンはまだ？

支援

　　　　　　　　　　　　／::::＼
　　　　　　　　 　 　 /:＼::::/:ヽ＿_
　　　　　　　 　　　/;;;;;;;;;;,,,￣|￣,;;|l
　　　　 　 　 　 　 |::::::::ゝ _ノ　　＼|
　　　　　　　　　　 |::::::　 （ ●）（●）　　おい、それ以上言うなよ師泰。
　 　 　 　 　 　 　 (@　　　 （__人__）　　兄貴は足利家の惣領だが、御家人なんだ。
　　　　　　　　　　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　 　 　 　 　 　　　 |　　　　　　 　 }　　 それに幕府は強大だろ…常識的に考えて…
　 　 　 　 　　　 　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　　　　 ヽ､.,＿＿ __ノ
　　　　　　　　/三/||＼ヽ　 　/／||ヽ
　　　　　　　/三/l|回|──――|回|ヽ
　　　　　　/三/.:.||liiiil|TTTTTTT|liiiil|.:.ヽ
　　　　　　　　　　　　 足利直義
　　　＿＿
二. .-.―.-. . ._｀ ｰ　、
: : : :,. -:_: :二: : ｀丶､｀ヽ、
: ／: イ: : : : : : : : : :l: ＼ ＼
ヽ: :＿|_: : : : : ＿: ノ: : : }ヽ. ヽ　　　　　　　　　　　　うっせぇです直義！
｀ 〉、_j＿￣: : : : : :ノ : :ハ: ヽ ヽ　　　　　　　　　　 師泰は事実を高氏様に言ってるだけなんですぅ！
　{j人Tー- ｧ―: ´: :／┘L : ヽ ヽ
　　　ヽｰjニ‐_ ﾆ ﾍ: _lユ┌}: : :',　i　　　　　　　　　 それに高氏様がひとたび挙兵すれば、国中の武士が
｀ー '´ ￣〉＝ニ二 ヽ|、: :ﾘ: : : :!　l　　　　　　　　　歓喜して高氏様を迎え、
　　　　　 {　　 {jﾉ　 ￣ヽ/: : : : l　 l　 　 　 　 　 　 高氏様に協力すること疑い無しなんですぅ！！
｀ ｰ､＿　 ヽ　　　　　ノ/:/: : : :ﾘ′|
／/ ヽﾒ }　 ｀ ＝= 彡 ／: : : :/　　|
　　　　V　　　､＿,.　': : : :, イ-― '

義貞がでっていうって群馬県民の俺からしたら許せないね

　　　　 　　　 　　　＿_
　　　 　＿_,.-― ''"::::::: ﾞ ー-､_
　　　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::::... 　 ｀;
　　　　　 ￣｀ー一,.|三二二＞<|
　　　　　　　　 　 ,'／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　　　 ,!|　　　 （ ●）（●）
　　　　　　　　　,! |　U　　 （__人__）　　　　おいおい、身内での争いはやめろ。
　 　 　 　 　　　ヽ'|　　　　　｀ ⌒´ﾉ　 　　 今はとりあえず目先の戦の事だけ考えよう。
　 　 　 　 　 　　　 |　　U　　　 　 }
　 　 　 　 　　　 　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　　　 　ヽ､.,＿＿__ノ
　　　　　　　　/三/||＼ヽ　 　/／||ヽ
　　　　　　　/三/l|同|──――|同|ヽ
　　　　　　/三/.:.||llllll|TTTTTTT|llllll|.:.ヽ

　 　 　 　　_,　-‐ ' ´￣￣ ¨ヽ
　 　 　, -'´:. :. :. :. :. :. ＿＿_｣
　 　／:. :. :. :. _, - ' ´　,r'´￣ﾞヽ
　 く:. :. :. :, -'　__, -‐ '´＿＿__｜
　 　ヽ／_, -'´, -ｫｉ'¨´　 ＼ ヽ ＼
　 　 ,ゝ':. :.／　 /|ｌﾄ､ 　 ヽ ＼ ヽ ',
　　　＼／ 　 　|-!|ｰ＼､　 ＼ ﾄ､! i
　 　　　l::::　ｉ::　l┬::cr　ヽヽ┬crl| l　　　その戦の事ですが、高氏様は天皇と戦うことを
　 　　　ｌ::::　l::　ｌ l:::::::j　　 　 l::::j {!｜　　しぶっておいででしたが、そのことはどうなりましたか？
　 　　　';:::ｌ　ﾄ:⊂⊃‐ 　 　 　 ‐⊂: !
　 　 　　'､:ヽ:| ヽ|　　　 　 ＿ 　 ﾉ l
　 　 　 　 ヽ lﾄ、　 　 　 　 　 ／ /
　 　　 　 　 l ﾄ从 ｰ┐ r‐:::イ:/::/
　 　 　 　 　ヽ|　Vｨ´ {Ｘ}ik'´l/!'´
　　　　　　　　 　 高師直

がんばるなあ

　　　　 　　　 　　　＿_
　　　 　＿_,.-― ''"::::::: ﾞ ー-､_
　　　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::::... 　 ｀;
　　　　　 ￣｀ー一,.|三二二＞<|
　　　　　　　　 　 ,'／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　　　 ,!|　　　 （ ●）（●）
　　　　　　　　　,! |　　　　 （__人__）　　そのことは、執権殿が任せろって言ってたから大丈夫だろう。
　 　 　 　 　　　ヽ'|　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　すでに朝廷工作が進んでいるそうだ。
　 　 　 　 　 　　　 |　　　　　　 　 }
　 　 　 　 　　　 　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　　　 　ヽ､.,＿＿__ノ
　　　　　　　　/三/||＼ヽ　 　/／||ヽ
　　　　　　　/三/l|同|──――|同|ヽ
　　　　　　/三/.:.||llllll|TTTTTTT|llllll|.:.ヽ

　　　 　 　 　 .／　 .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.ヽ
　　　 　 　　./ /::,′,:::,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//.::ﾉ:::l:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､::.:.`､
　　　 　 　 / /:::,′.jl: !.:.:.:.:.:.:.:.://／:::ハlﾄ､::::::::::::.:.:.',.:.:.!:`,
　 　 　 　 ,' /::::,′.::ll: !.:.:.:.:.:.:.:.／:::／　 l:ﾄ､ヽ::::::::::::::l:.:.:!:l:|
　 　 　 　 l/:::::::l/:::::l|:::!:::l::; ィ彡∠＿_,,,,|:!　ヾ＼:::::::l::::::!:l:|
　　　 　 　l:::::::::::::::::::l:::l::::! .:.ｨイ´ ￣ - ､ﾘ　　 ヾ:::::::l:::://ﾘ
　　　 　 　 ',:::::::|::::∩:::!:::! .::ll:1 　 　 　 　　 　｀`V::,!:// ′　　　　そうですか。
　　　　 　 　',:::::|:::::l |:::|:::| ./ll:|　 ｰ＝==′ 　､__,ｲｲ〃　　　　　　 まぁ僕は象徴が必要なら、金で鋳ておけば
　　 　 　 　 ,ハ:|:::::リ:::|:::|/:::lﾊ　　　 　 　　 　, T:「　　　　　　　　 十分だと思うんですけどね。高氏様の懸念が
　　　　　　　　l::ﾄ､::ﾄ､::|::::::l::|　` 　 　　 　　__.. /::j　　　　　　　　　一つ無くなってなによりです。
　　　　　　　　|:′ﾘ　ヾ::::::Ｎ 　 　 　 　 　´ ,.ｲ:::,′
　　　　　　　　′　 　 ハ:::|.　　 丶､ ＿, .イ::/l:/
　　 　 　 　 　 　 ,r‐く　 ',::|　　　 　/　　　|:/ ,′
　　　　　,r‐y‐‐y'‐ ､　￣｀`ヽ､＿∧　　　 ′
　　　 厂,　''⌒ヽ_ﾌX_　　　　 __⊥_　＼

やる康ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
おまえまだ生まれてないだろうｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

　　 　 　 　 　 　 ,. -‐' 二二二二ﾆ､‐- ､
　　　　　　　　／ _r‐┘　 ※　　※　｀^ヽ＼
　　　　　　 ／r‐'´ ※ _r-:‐ﾍf^^¬‐-､※＼｀ヽ、
　　　　　 /　/※ _r‐┘::.::.::.:lﾄ､::.::.､::.::.::￣ヽ}　/
.　　　　 / ｌ ｢ _r┘::/::.::.::l::|::.||l:ﾄ､::.::＼::.::.::.::.:V|
　　　　/　 ∨::.::.::.::l::.::|;ノ:/::.l:|T 弋ー:ﾍ::.::.::.::|:|　　　　まったくですぅ。
.　 　 く　　 |::.::.::.::.｣::イ://l::/// _　 ｀ｰ┤::.::.::ハ　　　 領地が少ないと嘆くなら、貴族から分捕ってくれば
　　　　｀ﾞ┬|::.::.::.´:|::// ‐　/ '　 ､二ﾆ　}::.::.:/::.::l　　　 良いんですぅ。義貞を初めとして、
　　　　　 |::.ヽ.::.::.::.V -‐'′　,　　 〃__/:::／l::.::.:|　　　 何でそんな簡単なことに気がつかないですか。
.　　　 　 l::.::.::.｢ヽ､_::＼"　r-―‐1　｀ーｲ※|::.::.::l
　　　 　 ﾄ､＼::} ､ﾚﾍ￣ 　 !　　　|　　,.ｨ′ /::.::.::.|
　　　 　 |_込_＼小　|＞ ､ ヽ､_ノ ,.イ::.{ 　 }::.::.::.::.l
　　 　 /´ ー--ミ､　 |::.:/l::｀ﾌ ‐'´L_|::（ ､ﾚ|::.::.::.::.:|
. 　 　 | 　 二ﾆ､∧ヽ ﾚ‐'´ rミニへ ｀７ 小Lｎ::.::.: |

　 　 　 　　_,　-‐ ' ´￣￣ ¨ヽ　　　＼　あっはっはっはっはっはっは！　／
　 　 　, -'´:. :. :. :. :. :. ＿＿_｣
　 　／:. :. :. :. _, - ' ´　,r'´￣ﾞヽ　　　　　　　　　　_＿_
　 く:. :. :. :, -'　__, -‐ '´＿＿__｜　　　.　　 _, -' ´_＿＿＼
　 　ヽ／_, -'´, -ｫｉ'¨´　 ＼ ヽ ＼　. 　,　 '´ _,-'´, -――- ゝ、
　 　 ,ゝ':. :.／　 /|ｌﾄ､ 　 ヽ ＼ ヽ ', ／　 .／ ／　 　　　　ｌ ﾄ、＼
　　　＼／ 　 　|-!|ｰ＼､　 ＼ ﾄ､! i ＼__/　/l　/　／　 , /l'|　ﾄ､l ',
　 　　　l::::　ｉ::　l┬::cr　ヽヽ┬crl| l　.l |　/ ｌ/|７ニイ´/〃| -Ｌ.l　!
　 　　　ｌ::::　l::　ｌ l:::::::j　　 　 l::::j {!｜ l |　l　|　┬::cr / /　┬c｣　|
　 　　　';:::ｌ　ﾄ:⊂⊃‐ 　 　 　 ‐⊂: !　ｌ |　l　!　 l:::::::j　 '　 　l::::j.! /
　 　 　　'､:ヽ:| ヽ|　　　 　 ＿ 　 ﾉ l.　ｌ |　l　l⊂⊃‐ 　 　 　 ‐⊂/
　 　 　 　 ヽ lﾄ、　 　 　 　 　 ／ /.　 ! |　|ヽ|　　　 　 　 -　 　ﾘ
　 　　 　 　 l ﾄ从 ｰ┐ r‐:::イ:/::/　　 ! |　lゝ､　　　　　　ｎ　／|
　 　 　 　 　ヽ|　Vｨ´ {Ｘ}ik'´l/!'´　　　! |　|::::::::::ｰ┐ r‐:::l !´l.　|

いろいろ言わせてもらってるが歴史物は主観でいいと思うんで完結させてくれ

支援

その台詞、蒼星石がいうと妙に合うな

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　　　　　　　　 　 　 /:＼::::/:ヽ＿_
　　　　　　　 　　　/;;;;;;;;;;,,,￣|￣,;;|l
　　　　 　 　 　 　 |::::::::ゝ _ノ　　＼|
　　　　　　　　　　 |::::::　 （ ○）（○）　　　……兄貴…こいつら危ないだろ…
　 　 　 　 　 　 　 (@　　　 （__人__）
　　　　　　　　　　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　 　 　 　 　 　　　 |　　　　　　 　 }
　 　 　 　 　　　 　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　　　　 ヽ､.,＿＿ __ノ
　　　　　　　　/三/||＼ヽ　 　/／||ヽ
　　　　　　　/三/l|回|──――|回|ヽ
　　　　　　/三/.:.||liiiil|TTTTTTT|liiiil|.:.ヽ
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　　　 　＿_,.-― ''"::::::: ﾞ ー-､_
　　　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::::... 　 ｀;
　　　　　 ￣｀ー一,.|三二二＞<|
　　　　　　　　 　 ,'／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　　　 ,!|　　　 （ ●）（●）　　　そうか？愛い奴等だと思うんだが。
　　　　　　　　　,! |　　　　 （__人__）
　 　 　 　 　　　ヽ'|　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　 　 　 　 　 　　　 |　　　　　　 　 }
　 　 　 　 　　　 　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　　　 　ヽ､.,＿＿__ノ
　　　　　　　　/三/||＼ヽ　 　/／||ヽ
　　　　　　　/三/l|同|──――|同|ヽ
　　　　　　/三/.:.||llllll|TTTTTTT|llllll|.:.ヽ

やらない夫が量産された

やってられっか夫じゃなかったか

支援

飯の時間か･･･
戻ってくるまで支援だ

　　　 |　　 | , -´傘｀ｰ､|　　 |
　　　 ﾞi.　　ﾞi､＿_,､＿_,.i'　　.i'
○｀ ､ ﾞi　　　^　ω　^　　　 i'　, :´ ,, -‐ ､
　　　＼ﾞ､＿＿＿＿＿＿_,ﾉ／　 /'　　　 ヽ
　　　　 　ﾞ､＿＿＿＿＿,ﾉ 　　 /　　　　　 i
:＼　　　/／ ._ノ　　ヽ､＼ヽ　 /　　　 ...........i
＼:::＼/;;;|　 （●）（●）　|;;ヽ/　　 ..:::::::::::::::|　　　幕府軍の勇士達よ！
　 ＼/;;;;;;|　　（__人__）　 |;;;;/　　..::::::::::::::::::l　　 　火となり笠置山を攻めよ！！
.／/;;;;;;;;;;|　　 ｀ ⌒´　　.};;/　　..::::::::::::::::::::!
.／;;;;;;;;;;;;;|　　　　　　 　 }/　　.::::::::::::::::::::/
'ー- ､;;;;;;;ヽ　　　　　　 ./　　 .:::::::::::::::::::/
　　 　｀ー-ヽ　　　　. .／　　.:::::::::::::::::::/
　　 ,. ‐'"´　 `'‐,r''"~　　　.:::::::::::::::::／
..:.／,. -‐‐- ､　l′　　 　 ..:::::::::::::／|
:,'　　　　　　／　　　　 　 !.:::::::／:i..:..l
r　　　､　 / 　 　 　 　　　 !:::::::::::　i..:..i
l　　.......`:i　　　 i 　 　 　 　 !::::::::::　ﾞ､:.i
!　 ::::::::::/　　　　i　　　　　　 i::::::::::　ヽ:i
.!　::::::::/　　　　　i　　　　　 .....i:::::::::::　ヽ
.ヽ ::::::|　　`､　　 `､　 .....::::::::::::l:::::::::::: 　`,

九月上旬に鎌倉を発った関東増援軍は、九月下旬に笠置山へ到着。
援軍の到着によって士気を盛り返した六波羅勢は、関東勢と総攻撃を敢行。
ついに笠置山を陥落させた。（太平記では援軍到着前に陥落）

＿_ノ:/.:! : : :::/／｀ヽ!: : ! 　 ＼: : : !　ｌ／　｀ヽ:::::::::l: :
: : ::::/.:∧ __／!　u　 l＼!__ﾉ　 ､ヽ_l／! _　　　j/!:::/. :
: :::::/l/／ヽ: :::! ｒ―- ､/　　 ヾ/ j/　_.. -― ､　 l/. : :　　　まだよ！正成も一度の勝敗で
／/. : : : .::l: :∧ ￣　｀ヾ　｀ 　 　 〃¬¨￣`′/∧ : :　　　あきらめてはいけないといけないと言ったわ！
. /. : : : .::/l::/.::lヽ　 　 　 　 ′　　　　　　 　 // く!::!::　　　赤坂城へ逃げるのよ！！
/. : : : .::/.:j/.:::::!　　　 　 ∠二ヽ｀ヽ 　 　 　 ′_ノl:::!::
. : : : .::/.:::::::::::/!　　 　 ｌ/¬ー- ヽ　　　　　i ! ー_!::!::
: : : .::/!::::::::／!∧　｡　 {!　　　　 _/!　　 ;　　!l厂 //l::
ヽ.:::/ ｌ／!/　/::::::＼　o ヽー‐ ´/　ﾉ　 }j ／!ﾄ､〃.::!::
　ヽ! /　 ｌ　/.:::／　j/ヽ、 ｀ニ´　 　 　ィ´/　!!/ヽ /.::

笠置山が陥落し、幕府軍は後醍醐天皇の姿を捜索した。これに対して、後醍醐天皇は
籠にも乗らず、自らの足で逃亡した。まさに身一つの脱出である。

支援

兜にへんなものがいる

ゆっくりたべながら投下してねっ！！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐―-　 ―-　､
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　／:.／´ 二二_｀＼｀::.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
　　　　　　　　　 　 　 /:.:./.ﾔ丁:.:.:.:.:. ｀＼ﾍ:.ヽ:.:ヽ:.:.:.:.:.
　 　 　 　 　 　 　 　 /:/:/:.:{:.:.l:.:.:.:.:ヽ:.＼:.:.:l:.:..ﾏ¨}＼:.:.:.',
　　　　　　　　　　　/７:.:l:.:∧:.ﾄ:.:.ヽ:.:.}:.:.:ﾊ_.l:.:.:.:Yヽ_/:.:.:.:!
　　　　　　　　　　 ,'ヽl :.:i:.!＼ヽ ＼∧＞jム|:.:.:.:.!=く:.:.:.:.:.l　　　　さして行く　笠置の山を　出しより
　　　　 　 　 　 　 i:.ijﾊ:.:ハﾍ�k 丶` ｲf::圷 |:.:.:.:.|｀ヽヽ:.:.:|　　　　　あめが下には　隠れ家もなし
　　　　 　 　 　 　 |:.| ｌ !:.:.:ﾊ ゞ'　　　　`ｰ'　ｌ:.:.:.:.|_ノlヽ〉 :|
　　　　 　 　 　 　 |:.Ljﾍ ..:八　'_　 　 　 　 ,':.:.:.:.:l:.}_j :.:.:.:.l
　　　　 　 　 　 　 ｌ:.!ヽ:ヽ .:.: ＼ ｀　　 　 ./ .: /:/:.:.:ﾉ:l:.:.:l:l
　　　　　　　 　 　 ヾ　丶＼ヾ:.个ｰ-イ´/／/ｲ:.:.:/:.:〃:.:ﾘ
　　 　 　 　 　 　 , -‐ｧ'　ヽ_>∨ﾍ:〃^ヽ´ ノ{:.:ﾚ'/｀Ｘ／/
　　　　　　　　　/ ﾑ_{　　/l //　rく　 -／　 V　zﾆ二＼
　　　　　　　　r'　-‐ﾍ 　l　l'/　/ ＼_>'　　　 ／ ／ ⌒ヾl
　　　　　　　　l　　二¨)　V/　/　 rf､＼.　／ ／´　　 　 |
　　　　　　　　|　　{-'ﾉ　//／　t'⌒　　 Y ／/　　　　　 l
　　　　　　　　ヽ　 }∧ ﾊ l{　,'　ﾍ｀ 　 　 |´ l/　　　　　 /

食べ物も無く、従者も散り散りとなった後醍醐天皇は上記のような歌を詠んだ。
雨とは幕府軍のことで、その雨から身を守るための笠が笠置山である。意味としては、
「雨の下で身につける笠の笠置山もないから、幕府軍から隠れることができない」と言うものである。
この後、後醍醐天皇は落ち延びる途中に、幕府に捕縛され、その身柄は都へ送られた。

　　　　 ／／　　　　　　　　　　　 ／／　　そんなっ…！
.　　　 / / __,‐⌒ヽ､　　　　　　 ／／　　バカなっ…！　　バカなっ…！
　　　/ / /　　　'─ ＼　　　　/ /　　　常識外なっ…！　　ありえないっ…！
　 ／／ノ　ノ-､ （○つ＼　 / /　　　どうして…！　　こんなことがっ…！
／／ 　| ｡（○） 　､ﾟ ヽ,　ヽ l　l　　　どうして……　　こんな…
／　　　ヽ　Ｕヽ__,,,ﾄｰ'i　　 ）|　|　　あってはならない……！　　常識的に……！
　　　 　 ﾉ　　　 ｀ ⌒''　　ﾉ　|　|　　どうして…
　　　　（　　　　　　　　 　 } ﾉ ﾉ　　どうして…　　こんな…
　　　　 ヽ　　　　　　 　　／／　　こんな…
　　　　　 ヽ　　　　　　／／　　　　　　こ　ん　な　こ　と　が　っ　…　…　！

天皇が捕らえられたという報告は、すぐに赤坂城の正成の下に伝わった。

やる夫かやらない夫かわからんぞ、そのAAでは

　　　　　 ∩＿＿＿∩
　　　　　 | ノ　 _,東,_ ヽ
　　　　 /　　●　　　● |　　　　　　　　　六波羅勢はだらしないクマ。
　　　　 |　　　　( _●_)　 ミ　＿　(⌒) 　 はるばる関東から来たのに
　　　　彡､　　　|∪|　 ノ　　　　　　　　　もう終わっちまったクマ。
⊂⌒ヽ　/　　　 ヽノ　 ヽ /⌒つ
　 ＼　ヽ　 /　　 　 　 　 ヽ　/
　　　＼_,,ノ　　　　　　|､＿ノ



　　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : : : : : :!: : : : : :ヽ: : ::ヽ
　　　　　　　 /: : /: : : : : : : : : !: : : : : !: : : !: : : !: : !: ',
　　　　　　　 |: ./: : : : :./: : : :∧: : : : :|＼: :!: !: :!: : |: :|
　　　　　　　 |: !: : :!: : ::|: : : /　,ﾚ: : :!:.ﾄ､_ヽ|: !: :!: : |Ｖ
　　　　　　　 |.: !: : |: : ∧/斗く　|: :.∧|　 ｀厂|: :|ヽ:|
　　　　　　 ＜_:.!:ｒﾍ : | 　＿__ ｨ |／　ﾘ＝=ﾃ !Ｖ　Ｖ
　　　　　　　 ＜_ﾍ 小! 　`¨ ¨ ´　　　　 :::::　|　　　　　　　　このまま帰るのもなんだし、
　　　　　　　　　　入_ﾍ. 　:::::　　　　, 〉　　　.!　　　　　　　 赤坂の楠木とか言う奴倒そうぜー
　　　　　　　　　/::::::/ ヽ.　　　　　 ｒ;２　　 /
　　　　　　 ,. イ:::::::::|　　 ＼. 　　　ヽﾌ　／
　　　　／::::::/::::::::::::|　　　　　`　､ , ィ´:＼
　　　　　　　　　 　 　 　 ｸﾕｳﾔｸﾅｼ
　　　　　　　　　　　　　　固有役無

　　　　　　　 ∩＿＿＿∩
　　　　　　　 | ノ　 　東　 ヽ
　　　　　　　/　　●　　　● |
　　　　　　 |　　　　( _●_)　 ミ　　　　　よし！少し坂東武者の強さ、
　　　　　　彡､　　　|∪|　　､｀　　　　　見せ付けてやるクマー
　　　　　　　(ぃ９.　ヽノ /
　　　　　　/　　　　　　∧_二つ

　　　　 　　　 　　　＿_
　　　 　＿_,.-― ''"::::::: ﾞ ー-､_
　　　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::::... 　 ｀;　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｸﾏー!
　　　　　 ￣｀ー一,.|三二二＞<|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｸﾏー!
　　　　　　　　 　 ,'／　　 _ノ　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　よーし！それなら俺が先陣つとめるクマ＞
　　　　　　　　　 ,!|　　　 （ ●）（●）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｸﾏー!
　　　　　　　　　,! |　　　　 （__人__）　　　帰りたい…　　　　　　　　　　　　　 　いやいや、某が先陣をつとめるクマ＞
　 　 　 　 　　　ヽ'|　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｸﾏー!
　 　 　 　 　 　　　 |　　　　　　 　 }　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 そんなに言うなら俺が先陣になるクマ＞
　 　 　 　 　　　 　 ヽ　　　　　 　 }　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｸﾏー!
　　　　　　　　　　 　ヽ､.,＿＿__ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 どうぞどうぞ＞
　　　　　　　　/三/||＼ヽ　 　/／||ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｸﾏー!
　　　　　　　/三/l|同|──――|同|ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｸﾏー!
　　　　　　/三/.:.||llllll|TTTTTTT|llllll|.:.ヽ

増援としてやってきた関東勢だが、笠置山は援軍に来てまもなく陥落してしまった。
関東よりはるばるやってきた増援軍は、このまま手ぶらで帰るのも勿体無いので、
近くで今なお、討幕の兵をあげている楠木正成が籠もる赤坂城を攻めることになった。

　　　　　　　　　　　　　　 ／　, - ' ¨ 　＼ ｀ >-､
　　　　　　　　　　　　　／ ／　, '　, ' 　　|‐'´　　ヽ
　　　　　　　　　　　　/ヽ / 　/　/　//ヽ,.'ヽヽ ヽ　＼
　　　　　　　　　　 　 〉　/ ! 〈　 {　 | |゛゛"''''|│　〉　　!
　　　　　　　　　　　〈 ヾ| ｉ ヽ_lyz七ﾘ>　　　| |　/　 |　ｌ
　　　　　　　　　　　/｀ﾊﾚレ|,,r==ﾐ 　　　　ﾑ,Lﾊ /　!　!
　　　　　　　　　　 //,' r | l |`V::ｿ　　　　　　 ~∨ /　/
　　　　　　　　　　// | ヽ|│!. ￣　　　 ,　r=z､ /∨l/　　　　助けてね正成♪
　　　　　　　　　 // │　ヽ! |　　 　rーy 　　 / 〃
　　　　　　　　　//　 !　　｀､!>､ 　r､｀´　　 ,ィ / |
　　　　　　　　 // 　 !!　　 !　　｀ノノ )7 ＜/ﾙ'　 !
　　 　　 　 　 ｒヾ ￣ ||　 　lr‐ 'ﾌ, '／ |ヾ|　!　 |　 !

　　　　　 　 　 , へ、
　　　 　 　 　/＼:::/:ヽ＿_
　　　　　　　l|;;;;;;;;;,,￣|￣,;|l
　　　　 　／　　─　 　 ─＼
　　　　／ 　　 （●） 　（●） ＼　　　一人逃げてこれるとか、
　　　　|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　噂通りの凄い人だお。
　　　 /　　　　　 ∩ノ ⊃　　／
　　　（　　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
　　 　 ＼　　 “／ ＿＿_|　 |
　　 　 　 ＼／＿＿＿＿_／

一方、赤坂城には見事笠置山から落ち延びることが出来た護良親王が移ってきていた。
護良親王は、太平記によると武芸を好み、日頃から自ら鍛練を積む極めて
例が無い座主であったという。正成はこの護良親王を擁し、戦うことになった。

　 　 　 　 /::＼:::::::/::ヽ＿_　　　 　 　 , へ、　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　／/Mﾊ ヽ　 ヽ ヽ　ﾊ
　　　　　/;;;;;;;;;;;;;;;,,,￣|￣,;;|l　　　　　/＼:::/:ヽ＿_　　　　　　　 　 　 /〃/ /l:| ｀＾ﾞ|j_,|_jﾊ l　ﾊ/∧
　 　　　 |::::::::/　⌒　　⌒　|　　　　 l|;;;;;;;;;,,￣|￣,;|l　　　　　　　　　/ｲ l | ｨtzﾄ　　|ﾊ〕下ﾄj _| V.∧
　　　　　|:::::::〉 （ ●） （●）|　　　／　　─　 　 ─＼　 　 　 　 　 ヽ⊥Ll_jj N　　/ ｨｧt＜｢│ﾘ〃|
　 　　　（@　::::⌒（__人__）⌒) .／ 　 　 （●） 　（●） ＼　　　　　　 　 fｌ ﾊ r=ﾐ　 　 |:ijc!ﾙl !） , l |
　　　　　 |　　　　 |r┬-|　 |　 |　 　 　 　 （__人__）　 　 |　　　　　 　 　|l　{ﾍxx 　 　 `ｰ''/　j /　l.l
　　　　　 ＼ 　　　`ー'´ ／　　＼　　 　　 ｀ ⌒´　 　／ 　　　　　　　/小､! ゝ､ _Vﾌ__, ｲj／ｲﾍ. ｌﾊ
　　　 ／￣||＼＼＿＿//||ヽ　 ／￣||＼＼＿＿//||ヽ　　　　　　　 //ｲ　/　厂 Ｚフ´／／､l|　l 　 ',
　 　 /::;::;:/ﾟ｀ー――‐一´ﾟヽヽ/::;::;:/ﾟ｀ー――‐一´ﾟヽヽ　　　　　　/ /{j__/_,/|　{ 〃_/_/／¨ｆ|　|　　 ',
　 　/;::;::;:|三三三三三三三|:/;::;::;:|三三三三三三三|::ヽ　　　 ／／／　/　 jﾍ|　7　／　　 }ｌ　|　　lハ

　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ　　　　＿
.　　　 /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',― ''"::::::: ﾞ ー-､_
　　　/: : /: : : 斗--､ :|: : : : :|: : | ,ィＴ: ',: : :ヽ : !::::::::::::::::::::::::... 　 ｀;
　　　|: : |: : : : : |: /　 ＼: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ﾄ､:|-一,.|三二二＞<|
　　　|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/　|:./⌒ヽＶ: |.: : : | V 　,'／　　 _ノ　　＼
　　＜ : ｣_: : / 〈　　{}　|/　　ﾚ　 {}　}|:./ヽ: : | 　　,!|　　　 （ ●）（●）　　　　　　幕府の大軍が迫る中、
　　＜:: |. 小{　　 _,,.. -　　　　､-.,_　 ﾚ{: :.|ヽ:| 　 ,! .|　　　　 （__人__） 　 　 　 　 正成はいかにして戦うのか！
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　　　　　　 ､　　　　 {ﾊ/　V　　ヽ'.|　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　　　　　 ＼_!　　　　　　＿　'　　　　 !　 　 　 　 　 |　　　　　　 　 }　　　　　　　　　　待て！次回
　　　　　　　 ヽ　　　 ／　　 ｀t　　 ／　　　　　　　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　___,ｒ| ＼　 {　　　　/　／　　　　　 　　　 　ヽ､.,＿＿__ノ
　　　　／:/::::| ＼　 ヽ ｀_⌒ ィ ´　　　　　　　　/三/||＼ヽ　 　/／||ヽ
　　　　　∩＿＿＿∩　　　　∩＿＿＿∩　∩＿＿＿∩　∩＿＿＿∩
　　　　　| ノ　 　東 　ヽ　　 .| ノ　　東　 ヽ | ノ　 　　 　 ヽノ　　 　　　 ヽ
　　　　 /　　●　　　● |　/　　●　　　● |　　●　　　● |　●　　　● |
　　　　|　　　　( _●_)　 ミ |　　　　( _●_)　 ミ　　( _●_)　 ミ 　( _●_) 　ミ
　　　 彡､　　　|∪|　　､｀ 彡､　　　|∪|　　､｀＼　|∪|　　､｀＼　|∪|　､｀＼
　　　/　＿＿　ヽノ　 / /　＿＿　 ヽノ　/´>　 ) ヽノ　　/ ノ　//ヽノ /´>　 )

この護良親王なら血の雨を降らせる事も造作ないことだな

　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 Ｘ　　　　　＿＿＿＿＿＿　　　　　　　　　　Ｘ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／}　 ／.　＼　　　　　/,ヽ
　　　　　　　　　　　　 　 × 　 / / ／　　　 __＼　　　/　　.ヽ、　. ．　゜
　ﾉ//　　　　　　 　 　 　 　 _ノ_,ﾑ′　　　<（:::::）　>　<─‐ >　ヽ、　　　　　　　　,
　　　　　　　　　　　　　_／　/,. -‐〉:::::::::´￣｀／　　　i　　ヽ´￣:::ヽ　　　　　;
　 　 　 ☆ . 　 　　,.　'´!{　　ゝ-‐''＾""¨二.ノ　ヽ＿＿人＿ﾉ　 　:::::ヽ
　　 　 　 　 　 ×ｘ .　　 ぃ　　　　　.ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　.|　　　　　　　また読んで正成！！
　　　　　　.　'´　　　　 ,. 介iｰ-､　｛　　　　　　　　ー─　　　　　　　　|
|　 Ｘ　 ／　　 　 　 ／ヽ' Ｌ!　　ヽ. Y　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　′ ;　☆
　 ｘ ／　　　　　　/　／⌒ヽ　　込J　　　　　　　 ,.‐ヽ　　　　　　／　　　　/　゛
　 i'´　　　　 　 ／-r‘ｰ､　　ﾍ-┴‐〉 ｀'i¬　 ヘ.__{:::::::}.　　　　／　　　゜　．
　 ｰ ､ --−'´　　　ｺ:..:.}:　 　 ＼ 丶　 .ｌ　| -､匸⌒´:_;-､ノ　｝_ ´　　　　　　　　゜ ×.
　　　　｀ヽ､　　　　└;.:.　　　 ..　 }　 〉　ヽ.｜　〈__:,.イv/´〕、冫｀i　　x
　　　　　　　｀　¬ゥ´:..:....:..:..:..:　,ﾉ､　＼　{　!　　　　{.{j_/,ィう′　!
　　　　　ｘ　'　　　Y:..:..:..Ｘ:..:..:.∠.._　　　 ヽ.} |.　　 　 }　｀ﾏ^V　　 |　　　　　　X

>>1、乙
次回の投下予定日はいつかな？

ちょっと無理があるな

一乙

かなり無理あるよ

>>1乙

乙でした、
やる夫の活躍はこれからだ！

本当はこの後が盛り上がるんですが、キリがいいので今日の分は終わりです。

>>209 未定

>>210・>>211 ｻｰｾﾝ

無理ありすぎだろいろいろと
師直が蒼い子とか・・・
「天皇なんて飾り物。木像かもしくは金属で像でもつくって本物はどっかに流しちゃえよ」
って言うほどの豪放な人物なのに

単に無理ありすぎと言いたいだけとちゃうんかと

お疲れ様ー

>>214は>>210・>>212 ｻｰｾﾝ のミス

>>215
そのことはわかっていたんですが、後醍醐天皇をハルヒにしたときに、
天皇家とその周りは京アニ系でまとめたいと思いました。後嵯峨天皇がAIR（ハルヒの二代前）
なのもそのためです。その時バサラ大名はローゼン系で、主用三将をvipでと決めたので
今回の配役となっています。

キャラ崩壊しているやる夫物は他にもあるから気にしないんだぜ

お疲れ様です。
次回も楽しみにしてますんで、頑張ってー

追いつく前に支援

…って終わってましたかorz
>>1さん乙でしたｗ

うんこ保守

どこまでやるのか保守

糞乃木正成

保守

保守

ほ

北朝がさっさと楠木正成に声かけてやればよかったのに

ねるぼ

ほ

げ

ほ

なぎゅ

誤爆した。すまん

なぎゅってなんだｗ

ここに投下するはずだったｗ

三千院ナギ
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1223194884/

なるほど
どうりで語感がくぎゅに似ているわけだ

ぶぎぃ

お

や

す

み

な

ぎ

い

つ

ま

で

しまった魍魎の匣のに見とれて保守わすれてた

名前は聞くけど何した人かは良く知らない・・・だから保守！！

保守

保守

保守するね

ごめんもう寝る

お

保守

保守

保守

大楠公だから大難航っていう駄洒落で「色々あって楠木正成」なんて言葉があったらしいね。

昔、楠
今、竹中

ほしゅ

今北
保守

保守

今起きた保守

楠木公のうんこ投げまだ〜
ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀﾖ

保守

ほ

☆

保守

保守

保守

保守

保守

保守

保守

保守

保守

保守

保守

ほす

保守

保守

保守

保守

保守

今日はこないのか……？

保守

保守

保守

保守

ねるぽ

保守

保守

今日はこないだろ　ｊｋ