1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 19:28:20.67 ID:NkVduRDEO
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 19:31:49.56 ID:S7e4BzcS0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 19:48:33.39 ID:O6KgvPP3O
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 19:53:29.07 ID:rnAze0NmO
新スレ始まったな、ですぅ
蒼い子のローザミスティカを口でねぶる銀ちゃん可愛い
蒼星石「ちょっと!やめてよ水銀燈!」
水銀燈「ムフフ、ペロペロ」
蒼星石「アハハ、やめてwwくすぐったいww」
ガリッ
蒼星石「痛いっ!今、噛んだね?!」
水銀燈「おいしかったわぁ、またねぇ」
ごっくん
蒼星石「また口の中で犯されちゃった…グスン」
レンピカ「蒼星石様…ウゥッ…」
メイメイ「ゴクリ…」
レンピカ「こっちみんな」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 20:17:05.45 ID:FAXxU3Jp0
くwwwwwwwっうwwwwwwwwなwwwwwwww
こういう百合愛情表現もありだな
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 21:06:11.58 ID:Qt9OYbYAO
翠「いいですか?」
ちょっとでいいから
おっぱいを
つんつんさせるですぅ!」
【近親相姦】双子の姉がいきなり変なこと言い出した【双子丼】(56)
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 21:06:22.74 ID:X3D2qY3e0
ほ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 21:25:48.99 ID:s7uhfqoy0
一乙!
新たな妄想ライフが始まる
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 21:37:23.51 ID:s7uhfqoy0
紅「…金糸雀のオデコにキスしたいわ…」
銀「金糸雀のオデコ…可愛いわぁ…」
雛「カナのオデコにちゅ〜したいの〜」
蒼「金糸雀のオデ(ry)…嘗め回したい…」
翠「金糸雀のオ(ry)…辛抱溜まらんですぅ…」
雪「黄薔薇姉さまの(ry)…美味しそう…」
薔薇「金糸雀(ry)…可愛い…」
金「…みんなオデコだけかしら…」
「……蒼星石、何…読んでる、ですか…?」
「ちょっとした理論の本だよ。真紅に勧められて読んだらハマっちゃってね」
「…ふーん……」
――十分後
「………」チラ
「……へぇ…」
「…………」ジー
「……なるほど…」
「……………」ジーーー
「……そういう事か……」
「………………」シュン…
「………くすっ」
「! わざと、ですか…!?」
「ふふ、ごめんごめん。あまりにも可愛くて、つい……」
「……むぅ……」
>>1乙
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 22:09:37.33 ID:s7uhfqoy0
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 22:13:04.34 ID:zyHjFumc0
相変わらず糞キムは嫌われてますねwwwwwwwwww
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 22:19:10.32 ID:s7uhfqoy0
SS書こうと思ったけど風邪で頭が動かないorz
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 22:21:12.10 ID:NkVduRDEO
>>15 無理はするな
まだ三日ある
と、言うわけでお先に投下します
甘い悪魔の囁き
エロ鬼畜につきご注意を…
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 22:22:47.85 ID:NkVduRDEO
夏が近くなれば日が暮れるのが遅くなる
だけど雨の日となれば話は別
「まだ6時なのに真っ暗ですぅ…」
そこで蒼星石が傘を持ってない事を思い出した
帰りが遅いのは、どこかで雨宿りをしているからかも知れない
もしくは、まだ学校にいるのかも…
「できたてアツアツを食べて欲しかったですが、仕方ないですね…梅雨のアホんだらぁーです」
鍋の火を止め、傘を片手に家を飛び出した
第四話『アリスを目指して』
いつも私は、蒼星石にベッタリだった
何をするにも、どこへ行くにも
と、言うより私が蒼星石を連れ回していた
嫌な言い方をすれば、蒼星石から自由を奪っていたんだとも言える
やりたいことをやらせずに、こっちの都合は押し付けてきた
でも文句一つ言わず、着いてきてくれた
その優しさに、ずっと甘えていた
今までも、これからも、ずっとずっと甘えたかった
だけど、このままではいけないと気付く
ずっと一緒にはいられないんだと気付く
今思えば、蒼星石がバスケ部に入りたいと言った時、反対しなかった事が私の自立の第一歩だったのかもしれない
本当ならバスケなんか入らず、ずっと一緒にいて欲しかった
だけどそれじゃ今までと一緒…だからバスケだけは、一切干渉しないと決めていた
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 22:24:35.64 ID:NkVduRDEO
それなのに──
「ミーティングが明日って…どういう事ですかね…」
声に出てた事に自分自身驚いた…が、誰にも聞かれていないのでスルーしよう
完璧主義に見える蒼星石も、おっちょこちょいな所があるから間違えただけなのかもしれない
それとも…考えたくはないが、嘘をつかれたのか…
そんな事を考えていると、閉まった店の看板下で雨宿りをしている蒼星石を見つけた
―†―†―†―†―†―
「蒼星石っ!」
「す…翠星石…?」
「こんなに濡れて…大変ですぅ!」
「どうして…ここへ…?」
「どーせ雨が降ってきて帰れないんだろうと思ってたです!ここで会わなきゃ学校まで行くとこだったですよ!まさかこんなびしょ濡れだとは思わなかったですけど…」
「あはは…ゴメンね」
「謝らなくていいです!それより早く帰るですよ!風邪ひいたらもっと大変です!」
姉の優しさ
それを存分に感じながら帰る道のりは暖かかった
僕が何をされたのか…それを知ったらどう思うのだろう…
「ただいま…」
「ただいまですぅ」
ほとんど会話もなく家に着く
ドアを開けると、とても美味しそうな匂いが広がっていた
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 22:25:57.82 ID:NkVduRDEO
「…いい匂い…」
「翠星石特製シチューです!作って待ってたですよ!」
「あ、ありがとう」
「でも蒼星石はその前にシャワー浴びるです」
「うん、そうするよ」
カバンを置き、着替えを取るために自分の部屋へ向かう
そこで制服の胸元に、赤い点があるのを見つけた
外では暗くてわからなかったけど、血にしては鮮やか過ぎるシミ
数秒考え、理解する
認めたくない原因だった
「口紅…」
自らの唇に手を当てると、シミと同じ色に染まる
雨で流され、雫となって制服に付着したのだろう
「…最悪だ…」
先生に口付けされた記憶が鮮明に蘇る
絡めてきた舌の感触や唾液の味まで…
思い出しただけで、震えが止まらない
また涙が溢れそうになる
「…まさか…」
脱いで鏡の前に立つと、案の定、胸や下腹部にも口紅の跡があった
それ包むブラもショーツも、ご丁寧に内側だけ赤く染まっている
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 22:27:22.12 ID:NkVduRDEO
「…もう使えないな…」
口紅が衣類に付着すれば中々落ちないし、何よりそんなモノ、使う気になれない
下着は捨てるとして制服はどうしよう…
「蒼星石ぃー!早く入れですよー!」
「あ、う、うん!今すぐ行く!」
直接着いたわけじゃないし、制服自体も濡れている
洗濯機で洗えば落ちるだろう…
根拠のない期待を添えて、洗濯物の山に放り込んだ
それにしても…こんな事がこれから半年以上も続くのだろうか…
水銀燈先生は嫌いじゃない…むしろ好きな先生だった…
あんな事されるまでは…
「…っ…」
自らの秘部に手を当てる
小一時間前には、ここを舌で舐められた
こんな所、自分でもトイレや風呂でしか触った事がない
それを…口で…
体が熱くなる
僕の中で何かが、崩れ始めていた───
21 :
◆CQ0TLsf0Kc :2008/09/26(金) 22:28:52.45 ID:ugJVcO0tO
ら
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 22:30:58.78 ID:NkVduRDEO
―†―†―†―†―†―
こんなに上手く行くとは思っていなかった
食事をしても、風呂を済ませても、そのことしか考えられない
いくら週休二日になったとは言え、酒は土曜の夜にしか飲まないのだが、今日は特別
勝利の美酒に酔いしれよう
「ふふ…可愛いわぁ…」
携帯に収めた画像をひたすら見つめる
毎週見ている番組や楽しみにしているドラマなど、この数枚の画像に比べれば霞んでしまう程の魅力だ
「あの時の嫌がり方も…ゾクゾクしたわぁ…」
何度見直しても惚れ惚れする
滅多に使わないカメラ機能だが、この日初めて感謝した
「ついに…私のモノになったのねぇ…」
それにしても偶然とは怖い
積み重なると奇跡とも呼べるモノになる
私が蒼星石を最初に見たのは入学式の日
新入生担当の教職員席から比較的近い席にいた蒼星石が目に入り、
まさに一目惚れと言うのだろうか、どうしても欲しくなった
惜しい事に1年目は担任にはなれなかったが、私が顧問を務めるバスケ部に入部してくれたお陰で接点を持つ事ができた
2年目も担任にはなれなかったが、数学やバスケを通じて距離を縮めた
3年目になり、ようやく担任になれた私は、今まで以上に接近した
バスケ部の顧問という事もあって、あっちからも来てくれた
そして弱みに付け込み…ついに禁断の果実に手を出した…
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 22:32:51.62 ID:NkVduRDEO
「真紅なんかよりよっぽど可愛げがあるわぁ…」
おそらく真紅もアリス高校を目指すだろう
学年NO1の学力は担任として誇らしい事だが、もはや真紅に興味はない
出来のいい天才より、悩める秀才だ
「秀才だけど、何よりもお馬鹿さぁん…うふふ…たぁっぷり可愛がってあげなくっちゃねぇ…」
先ずは軽いとこから…
そう思いローターをカバンにしまう
ミーティング後、呼び出して渡せばどんな顔をするだろうか
「あははははははは!」
今から笑いが止まらない
勉強に勤しむ事よりも、Hな事をする方がアリス高校への近道なんてあまりにもバカバカしい
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 22:34:21.30 ID:NkVduRDEO
「あははははははは!」
高笑いしてると一通のメールが届いた
腹を抱えながら確認する
〔蒼星石の件、上手くいったようですね!おめでとうございます!(¬_¬ )〕
まったく…この部屋に監視カメラでも付けているのか
それともあの行為を見ていたのか
まだ数時間しか経っていないというのに、どこから情報を仕入れて来たのだろう…
大方推理だと思うが、頭が良すぎるというのも不気味なモノだ
それにこの文と顔文字のギャップ…
〔妬いてるのぉ?大丈夫よ。アナタもアナタで可愛がってあげるからぁ♪〕
TO 雪華綺晶
そう返信して、携帯を閉じた
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 22:35:58.87 ID:NkVduRDEO
投下終了です
注意書きしといて何ですが、今回エロはありませんね
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 22:46:19.10 ID:gCIiJTTdO
保守
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 22:51:08.25 ID:rnAze0NmO
GJすぎる
きらきーが出てくるとは、これはまた楽しみだ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 23:13:02.11 ID:lUu7C+DkO
きらきーktkr
次回も楽しみすぎる。乙
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 23:31:13.68 ID:/vnU0rwbO
GJでした!
蒼星石の心理描写がうまい
きらきーも絡んできてで一体どうなるのかな?気になりますW
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 23:33:06.73 ID:s7uhfqoy0
初めて呼んだけど怖え…まとめサイトで一気読みして来るか
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 23:35:01.72 ID:FAXxU3Jp0
>>25 乙です
生々しい蒼星石の被害状況が充分えっちです><
続きwktk
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 23:39:33.54 ID:FAXxU3Jp0
>>11 きたあああ
ばらしいいいいいいいいいあああああああああああ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/26(金) 23:54:47.66 ID:s7uhfqoy0
保守
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 00:13:14.29 ID:0Xtiac2tO
翠
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 00:13:24.16 ID:Srjjdhlp0
星
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 00:42:55.96 ID:1IY2+TeG0
石
37 :
めぐ×のり小ネタ:2008/09/27(土) 00:46:41.06 ID:1IY2+TeG0
(寒…)
冷たい風が吹いて、のりの体が思わず少し震える。
恨めしそうに空を見上げると、薄暗い雲が覆っていて太陽を隠していた。
今朝見た天気予報では曇る事は無いでしょう、と言っていたのに大外れ。
それで薄めの服を着てきたのだが、こんな事ならもう一枚上着を着て来れば良かった。
空を見上げるのりに気が付いて、隣を歩いていためぐが少し不思議そうに顔を覗きこんだ。
「のり、どうかした?」
「え? 晴れるって言ってたのに曇ってきちゃったな、って」
「…そう言えばそう言ってたわね。ここまで外れるのも珍しいわね」
めぐもそう言って、視線を空に移す。
この空の様子じゃ、今日一日晴れることはなさそうだ。
せっかくのデートだったのに…心の中でそう文句を言うのり。
そこで風がまた吹き、また体が震えた。
それだけじゃなく、今度はくしゃみまで。
「…っくしゅ!」
「大丈夫?」
「うん…大丈夫」
めぐにそう声を掛けられ、のりはとりあえずそう返した。
それを聞いてめぐは「そう?」とだけ言い、二人の間に少し変な間が流れた。
(ああもう…天気予報のばか…)
今朝自信満々の笑みで快晴を予告していたキャスターの顔を思い出し、心の中で少し毒を吐く。
38 :
めぐ×のり小ネタ:2008/09/27(土) 00:47:38.44 ID:1IY2+TeG0
だけどそこでフワリと体が何かに包まれたような感覚がした。
見てみると黒色の上着がのりの体に羽織られていて、めぐが笑顔を浮かべてこちらを見ている。
めぐの服装から黒の上着が消え、白の襟付きシャツだけになっていた。
それで、のりは自分が今めぐのジャケットを着ているということに気が付いた。
「寒いんでしょ? ちょっと小さいかも知れないけど、それ着ててよ」
「でも、めぐちゃんは…」
「私は平気だから。のりに風邪ひかれたら嫌だもん」
カッコつける素振りのないその自然な笑顔がかえってカッコよく見えて、のりの顔が赤く染まる。
年下なのにどうしてこんな素敵なんだろう、そう思わずにはいられなかった。
のりは嬉しそうにその上着をしっかりと着て、愛しそうに眺める。
(…温かい…それにめぐちゃんの匂いがする…)
めぐの上着に包まれ、幸せな気分になってくる。
これなら、たまに天気予報が外れるのも良いかも。そう思った。
何か書きたいけどこれで精一杯だったorz
やっぱ書けない時は書けない。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 01:15:11.50 ID:1IY2+TeG0
保守
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 01:43:27.16 ID:1IY2+TeG0
寝ても大丈夫かな?ほ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 03:08:57.25 ID:YxE3iWyI0
もうみんな寝ちゃったんかな?
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 03:34:11.37 ID:YxE3iWyI0
ほ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 04:08:33.77 ID:YxE3iWyI0
一応保守代わりに前々から書くと言ってたふた蒼受け投下します。
需要無いかもしれないし何か前置きも妙に長いですが…
読んで頂けるとありがたいです。
44 :
蒼の受難:2008/09/27(土) 04:09:24.91 ID:YxE3iWyI0
夜中、ジュンが眠りに就いたのを確認すると、翠星石はPCに向かい、電源を入れた。
翠星石「蒼星石のやつ、ちょっと優しくしたらあっという間につけあがるですぅ…
姉を怒らせるとどうなるか、思い知らせてやるですぅ!」
二日前、いや日付の上では三日前。
翠星石がリビングに向かう途中ある部屋の前を通ると、話し声が聞こえた。
何とはなしに耳を傾ける。どうやら蒼星石らしい。
蒼星石「あはは。でね?聞いてよレンピカ。翠星石ったら昨日もよがりっぱなしでさ。
お尻振りながら『いじわるしないでですぅ…』っておねだりしてきたんだよ?
もう僕がいないと駄目だね。翠星石は。」
翠星石はショックを受けた。
確かにそのような事を言った覚えが無い訳ではないが、自分と蒼星石は対等な立場で、
お互い持ちつ持たれつの関係のはずである。
それをあんな風に…
翠星石「蒼星石…調子に乗りやがってですぅ…」
恋人として、いやそれ以上に姉として、翠星石は蒼星石を許すことができなかった。
画面が変わり、デスクトップが表示される。
翠星石はニヤリと笑みを浮かべた。
翠星石「ふふふ。覚えてろですぅ。蒼星石…!」
45 :
蒼の受難:2008/09/27(土) 04:10:14.10 ID:YxE3iWyI0
次の日。桜田家に宅配便が届いた。いつも通り、ジュンが応対する。
ジュン「えーと…んん?こんなもの…頼んだかな…ぐぇっ!?」
ジュンの背中に翠星石の放ったドロップキックが炸裂する。
一瞬にして意識を刈り取られ、ジュンは膝から崩れ落ちた。
ジュンの部屋。
何とか誰にも見つからずにジュンと郵便物を運び込んだ翠星石は、
肩で息をしながらも荷物の開封にかかった。
プラスチック製の粗末なボトルに入った液体が二種類、錠剤と白い粉が入ったビニールの袋が一つずつ。
そして小型カメラ、受信機を兼ねた携帯テレビである。
翠星石は部屋にカメラを仕掛けると、液体の内一種類を失神しているジュンに飲ませ、耳元で何事か呟いた。
そして慌てて部屋を出てリビングへ向かうと、蒼星石の紅茶に悟られぬように先程の粉を入れた。
蒼星石がそれを口にしたのを確認してから声をかける。
翠星石「蒼星石?さっきチビ人間が急いで部屋に来て欲しいって言ってたです。」
蒼星石「え?ジュンが?珍しいね。何だろう?」
翠星石「そ、それはちょっと分かんねーですぅ。でも急用だって言ってたですよ?」
蒼星石「わかった。ありがとね。翠星石。」
蒼星石は翠星石の頬に軽くキスをし、ジュンの部屋へと向かって行った。
翠星石は一瞬罪悪感に苛まれたが、強く首を振ってそれを打ち消し、ジュンの隣の部屋へ向かった。
46 :
蒼の受難:2008/09/27(土) 04:11:01.10 ID:YxE3iWyI0
何だろう。ジュンが僕に用事だなんて。考えを巡らせている内にジュンの部屋に着いてしまった。
まあいい。本人に聞けば済む話だ。一応ノックをしてから入る。
中ではジュンが床に仰向けで倒れていた。急用という割りに切羽詰ってはいないようだ。
蒼星石「ジュン?何の用だい?」
ジュン「ん?蒼星石かい?ちょっとおいで?」
何だか若干様子がおかしいように見える。
笑顔は引きつっているし、目が何だか虚ろだ。
蒼星石「ど、どうしたの?ジュン。」
ジュン「んー?HAHAHA!今日はいい天気じゃないか!」
ジュンが両肩に手を置き、蒼星石の顔を覗き込んでくる。
蒼星石は慌ててジュンから視線を逸らす。すると、窓の外の景色が視界に入った。
どんよりとした黒い雲が空を覆っていた。
急に恐怖感が芽生える。
蒼星石「ジュ、ジュン?用が無いなら僕はこれで…」
するといきなり蒼星石の肩を持つジュンの力が強まり、そのまま蒼星石の服を胸元にかけて引き裂いた。
47 :
蒼の受難:2008/09/27(土) 04:12:47.92 ID:YxE3iWyI0
蒼星石がとっさに反応できないでいると、ジュンがキスをしようと迫ってきた。
慌てて押し退けようとするが、唐突に全身に痺れが走り、力が入らず膝をついてしまった。
その隙にジュンは蒼星石の口腔内に舌を挿し入れ、
予め口に含んでおいた錠剤を押し込んだ。
不測の事態が続く蒼星石は軽いパニックに陥っており、
ジュンの唾液が絡んだ錠剤は滑らかに蒼星石の喉を滑り落ちていった。
蒼星石「けほっけほっ!…ジュン!?これは一体…ひゃっ!?」
ジュンは蒼星石をベッドに押し倒すと、衣服が破れてはだけた胸部を嬲り始めた。
蒼星石「っんぅ…!?な、何で!?ジュン!?…ぅあっ!」
ジュンは蒼星石の言うことには全く耳を貸さず、ただ黙々と胸を攻め続ける。
僅かな膨らみを揉みしだき、舌を這わせ、突起を甘噛みする。
ジュンが乳首を指で思い切り摘むと、蒼星石は嬌声を上げた。
蒼星石「ふぅぁああっ!もっ、もうやめてっ?ジュンっ…んくっ、んぁあっ!」
翠星石が盛った薬のせいもあって、蒼星石は既に絶頂に達しかけていた。
ジュンが手を止める。
蒼星石が息をついたのも束の間、今度は下半身に纏う衣服を下着ごと一気に脱がされた。
そしてジュンは蒼星石の太腿に貪り付いてキスマークをいくつも作ると、
蒼星石の秘所を音を立てて吸い始めた。蒼星石の体が大きく跳ねる。
もはや限界に達するのに抵抗する力さえ、蒼星石には僅かしか残されていなかった。
ジュンの舌が蒼星石の中に挿入され、欲望のままに掻き回し始める。
蒼星石は耐え切れず、遂に絶頂を迎えてしまった。
下半身に妙な熱を感じた蒼星石は、ゆっくりとそちらへ目を向けた。
蒼星石「っ!!!!!なっ、何これっ!」
48 :
蒼の受難:2008/09/27(土) 04:25:07.36 ID:YxE3iWyI0
そこには男性の猛々しい陰部がそびえていた。
自分の身に何が起きたのか把握できずに混乱している蒼星石を余所に、
ジュンは自らのそそり立ったものを取り出すと、蒼星石を一気に貫いた。
蒼星石「んぐぅぅうっ!?ジュっ…ジュン!そんなっ…駄目っ…」
ジュンが一突きするごとに、蒼星石の男根が別の生物であるかのように脈動する。
その感覚も、男性との行為も初めてだった蒼星石は、
今まで知らなかった種類の快感を前に何度も絶頂に達し、
その度に蒼星石のものから吐き出される粘液が蒼星石を腹から顔まで汚していったのだった。
そしてジュンが大きく身震いすると、蒼星石の中に大量の白濁液を注ぎ込んだ。
蒼星石はやっと終わると安堵したが、ジュンは蒼星石をうつ伏せにすると、
後背位で再び蒼星石を犯し始めた。
蒼星石「うぁっ!んくっ!ふぁあっ!ふ、深いっ!これっ、これしゅごいぃっ!」
ジュンは腰を振り続けていると、蒼星石の肛門がひくひくと開いたり閉じたりしていることに気付いた。
邪悪に微笑むと、右手の親指を突っ込み、中で動かし始める。
蒼星石「んぁああっ!だっ駄目っ駄目ぇっ!きっ、汚いよそこぉっ!」
ジュンがさらに左手の親指も入れて穴を広げると、耐え切れずに蒼星石は射精した。
蒼星石「ふぁあああぁんっんぅっ…!もっ、もうっゆ、許してへぇっ!」
ジュンは蒼星石の懇願を無視し、蒼星石に飲ませた錠剤を自分も飲んだ。
49 :
蒼の受難:2008/09/27(土) 04:39:07.97 ID:YxE3iWyI0
すると、蒼星石に挿し込まれているものと同じものが、もう一本ジュンの下腹部から生えているのだった。
迷わずそれを蒼星石の肛門にねじ込む。
蒼星石「っんふぁぁああっ!?にゃっ!?にゃんでぇっ!?」
蒼星石からは何が起きたかが見えないため、
蒼星石はただ訳が分からないまま二本の男根に犯され続けた。その快楽は尋常なものではなく、
もはや蒼星石のものからはジュンが一突きするごとに精液が噴き出していた。
そのせいでジュンのベッドは粘つき、ひどくいやらしい匂いを放っていた。
ジュンは腰は動かしたまま自分の机に手を伸ばすと、輪ゴムを手に取り、蒼星石の上半身を持ち上げる。
そして蒼星石のものをきつく縛り上げた。
尿道が締められ強制的に射精が止まる。
蒼星石「ふぇっ、なんでっ…出ない、出ないよっ!せーえき出ない!こんなに出したいのに…
出て!出てよぉ…出ないと頭おかひくなっひゃうぅ!」
蒼星石はジュンに突かれながら、弾けんばかりに怒張したそれを一心不乱にしごき始めた。
もはや思考は完全に停止し、自分のものが縛られていることにも気付かないようだった。
蒼星石の手のスピードは、ジュンのピストンの速さと共にスピードアップしていく。
そしてジュンが絶頂を迎えると共に輪ゴムを取り去ると、
蒼星石とジュンから放たれた大量の精液が蒼星石の全身を、外側も内側も満たしていった。
50 :
蒼の受難:2008/09/27(土) 04:57:12.72 ID:YxE3iWyI0
全ての様子をカメラを通して見ていた翠星石は、全てが終わるとジュンの部屋に駆け込んだ。
ジュンは気絶しているようだ。あの錠剤は男が使うには危険な物なのかもしれない。
そして蒼星石は、ベッドの上で泣き崩れていた。翠星石が慌てて駆け寄る。
翠星石「蒼星石!?大丈夫ですか!?」
蒼星石は何も言わない。ただいやいやをするように首を振るだけである。
翠星石は蒼星石を抱きしめた。
蒼星石「…翠星石、僕…汚れ…ちゃった…」
翠星石「そんなことないですよ…蒼星石は…あ、そうですぅ!ちょっと隣の部屋に行くですぅ!」
翠星石は半ば強引に蒼星石を隣の部屋に連れ込むと、ベッドに蒼星石を押し倒した。
蒼星石「翠…星石…?」
翠星石「蒼星石は汚くなんてないってことを証明してやるですぅ!
あっちじゃちょっと…いつチビ人間が目を覚ますか分からねーですから」
蒼星石「だけど…そんな…」
翠星石「いいから!翠星石に任せるですぅ!」
翠星石は蒼星石にキスをすると、蒼星石のものを優しくさすり始めた。
翠星石「ほら、蒼星石は全然汚くなんてねーですよ!」
蒼星石「翠星石…」
51 :
蒼の受難:2008/09/27(土) 05:05:28.93 ID:YxE3iWyI0
翠星石「じゃあもう…入れちゃうですよ?」
翠星石のそこは既に蒼星石を受け入れることが出来る程に濡れていた。
実は先程まで携帯テレビから流れる映像を見ながら自慰に耽っていたのである。
蒼星石「うん、翠星石…」
翠星石は蒼星石の上に馬乗りになると、
蒼星石のものを自分にあてがってゆっくりと腰を下ろしていった。
翠星石「っくぅ…ふぁあっ!」
蒼星石「ふぅっ!…うぁっ!」
翠星石「すごい…蒼星石の…熱くて…硬い…」
蒼星石「翠星石のも…あったかくて…それに…すごく優しい…」
翠星石「蒼星石がそんなこと言ってくれるなんて嬉しいですぅ!それじゃ…動くですよ?」
そう言うと翠星石はゆっくりと腰を動かし始めた。
蒼星石もそれに合わせて動き始める。
翠星石「蒼星石?どうですか?気持ち良いですか?」
蒼星石「うん。すごく良いよ。翠星石。もっと気持ち良くなろう。二人で。」
二人は抱き合うと、互いの舌を吸いあった。
そして腰の動きもどんどん速度を増して行き、二人は絶頂に達した。
52 :
蒼の受難:2008/09/27(土) 05:17:08.74 ID:YxE3iWyI0
蒼星石「…翠星石。僕ね、実は翠星石に謝らなくちゃいけないことがあるんだ。」
翠星石「…何ですぅ?」
蒼星石「僕ね、勝手に思い込んでたんだ。翠星石は僕が導くんだって。
翠星石を自分の所有物みたいに思ってて、
翠星石の気持ちだって考えてるつもりで本当は全然考えてなかったんだ。
今気付いたよ。僕も翠星石がいなきゃ何もできやしないんだ。
僕たちは二人で一つなんだ。だから、ごめん。翠星石。」
翠星石「…いいですよ。翠星石はお姉さんだから、許してあげます。」
蒼星石「…うん。」
翠星石「それに今回は翠星石もちょっとやりすぎた感じが…」
蒼星石「…?それってどういうこと?」
翠星石「えっ?…あっ、いや、何でもねーですぅ!」
蒼星石「…翠星石?」
翠星石「そ、蒼星石…ちょっと顔が怖いですぅ…」
その後全てを吐かされた翠星石は蒼星石に一日中犯され続け、
おかげで蒼星石の男性器は消え、翠星石はぎっくり腰になったという。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 05:21:13.60 ID:YxE3iWyI0
これにて終了です。
一応次の選択肢を…
ニア無駄に長くて切った前置きの一部「翠星石の通販計画」を書く(プロットは済み)
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 05:25:49.65 ID:YxE3iWyI0
途中で書き込んじゃった…orz
眠いのよ。
では改めて…
ニア1.無駄に長くて切った前置きの一部「翠星石の通販計画」を書く(プロットは済み)
2.「ジュンのその後」を書く(水銀燈を陵辱、触手分入る予定、未着手)
3.そんなのどうでもいいから新しいの書け
反応無ければ新しく何か書こうと思います。
ではおやすみなさい。
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 05:48:07.84 ID:F4OfQhewO
2ですね
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 05:50:39.72 ID:YxE3iWyI0
>>54 一応翠星石の〜はPCに入れておきました。
翠星石が一人でPCいじるだけなので関連あるとはいえスレチっぽい感じも…
とりあえずさっさと寝ます。お休みなさい。
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 05:52:23.07 ID:YxE3iWyI0
あ、両方書けと言われたら書きます。
需要無ければ無いでいいんですが。
では今度こそw
おやすみなさい。
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 07:07:38.83 ID:LeqH1gVB0
>>38 ほのぼのめぐ×のりいいよー
めぐカッコいい
>>54 エロいのキタww
1が見たい
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 07:20:46.87 ID:Dbqrzjp+O
ふたなりはいいとしてジュンが出るって…百合ではないような…
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 08:39:15.03 ID:aY9/fpxiO
ジュン×蒼星石ってスレチじゃないか?
いちもつ
スレタイワロタwww
いまから読むよ
>>54 3.蒼星石と翠星石でずっこんばっこん第二ラウンド
双子でギシアンよかったよ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 09:08:41.83 ID:0Xtiac2tO
>>38 乙!この二人の相性の良さは異常
>>54 乙!ふたなりはやはりエロスw
1かもしくはふたなり蒼×姉妹の誰かで頼むのだわ
蒼「おはよう翠星石♥」
翠「おはようです蒼星石♥」
翠「あ、朝ご飯できてますよ」
蒼「うん、わかってるよ…僕は、翠星石ちゃん!」
翠「えっ!?そっ、蒼星石なにを朝からトチ狂っtアッー♥」
がばっ
雛「翠星石と蒼星石遅いの〜」
紅「…気にしなくていいわ、雛苺」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 09:31:17.28 ID:6nprCGSqO
おはよう
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 10:07:49.43 ID:0Xtiac2tO
銀「はぁい、おはよぉ」
蒼「水銀…フガッ
銀「大きな声ださないでちょうだい。翠星石に気付かれちゃうじゃない」
蒼「ンー!!」
銀「うふふっ、朝ごはんゲット〜」
ガラッ
翠「話は全て聞かせてもらったですぅ!!」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 10:24:30.69 ID:0Xtiac2tO
銀「あらぁ?朝から双子丼?ちょっと重たそうだけど、まぁいいわぁ」
雛「双子丼ってなんなのー?おいしそうなの!雛にもちょうだい!」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 10:33:42.38 ID:iOFebpSz0
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 10:49:55.46 ID:1IY2+TeG0
>>69 蒼翠は言わずもかな、背景の書き込みが凄い…幻想的な雰囲気がGJ
>>68 翠「何をいってやがるですか水銀燈…!」
蒼「今から君は僕と翠星石と雛苺に料理されるのさ…くくくくく…♥」
雛「?うゆ??」
真紅「………」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 11:39:10.21 ID:iOFebpSz0
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 11:55:48.75 ID:0Xtiac2tO
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 11:57:43.55 ID:Srjjdhlp0
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 12:05:39.56 ID:iOFebpSz0
みんなレスありがとうですぅ。
ビクビクしながらイラスト上げてたから褒めてもらってうれしいです。
あと、SSの事ですが、テストが近いので、良くて明日、悪くて来週になっちゃいます。
でもイラストはうpるかも知れないんでそのときは宜しくです。
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 12:06:45.02 ID:0Xtiac2tO
銀「雛苺、双子丼を食べるには翠星石と蒼星石をおとなしくさせる必要があるの。あの子達を蔦で絡めとってちょうだい」
雛「うい」
ウオオオ雛×真紅が見たいよおおおお
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 12:14:54.41 ID:yNArd3lk0
銀×真紅がみたいよおおおおお
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 12:48:50.52 ID:iOFebpSz0
蒼×翠がみたいよおおおおお
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 13:08:34.50 ID:YxE3iWyI0
>>59>>60 翠星石が仕掛けてるからありかなーとも思ったんですが
やっぱり無しですかね。
以後改めます。
お騒がせしました。
蒼攻め希望の方が多いようなので次はとりあえずそれで考えようと思います。
>>管理人様
>>44-52はまとめに載せなくて結構です。
>>59>>60両氏のように不快に思われる方も当然いらっしゃるでしょうから。
お手数かけます。
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 14:00:14.71 ID:0Xtiac2tO
ほ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 14:57:56.90 ID:SIRAFY0nO
ほ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 15:30:34.26 ID:jps1vEkv0
ho
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 16:04:44.80 ID:jps1vEkv0
ほ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 16:56:32.44 ID:LeqH1gVB0
>>69 >>74 出かける前にいいもの見れた、GJ乙
上2つが消えてたから過去ログ倉庫で見たよ
2枚目の笑顔の双子特に好きだ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 17:19:44.19 ID:6nprCGSqO
ほ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 17:33:27.58 ID:0Xtiac2tO
の
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 17:38:58.55 ID:aY9/fpxiO
>>74 蒼翠を携帯の壁紙にしてきた
超GJ
また描いてね
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 18:28:43.13 ID:BwfLH4v10
>>1おつうううううう!!!!11
乙イチ!これは流行る!
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 19:06:36.98 ID:BwfLH4v10
その手があった
蒼「翠星石のおつゆ、美味しいよ…美味しいよぉ…」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 19:34:19.79 ID:0Xtiac2tO
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 20:02:57.08 ID:jutOAZqAO
>>89 可愛いぃぃぃぃぃ!!
座っても見上げなきゃいけないほど小さい雛可愛い!
「…はぁ…突然冷えたなぁ…」
「もう九月も終わりだしねぇ」
「今日の夕飯はシチューにしようかな。……っくしゅん…!」
「大丈夫ぅ?……ほら、こうすればあったかいわよぉ?」ギュッ
「ん……ありがと…」ギュッ
皆風邪ひくなよ保守
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 20:45:19.07 ID:0Xtiac2tO
>>99 銀に甘える蒼も見てみたい
100なら原作が百合展開へ
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 21:14:31.45 ID:SIRAFY0nO
ほ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 21:37:22.55 ID:SIRAFY0nO
し
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 21:41:10.55 ID:0Xtiac2tO
ゅ
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 21:43:41.44 ID:1IY2+TeG0
う SS書こうと思っていざメモ帳開くとやる気がなくなるの俺だけ? 疲れてるからか…。
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 21:56:28.90 ID:BMuAGAPy0
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 21:56:31.35 ID:8XdondeR0
>>104 あー、分かります。
ということで蒼翠っていうか翠蒼明日投下しますね
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 22:11:55.16 ID:1IY2+TeG0
自分だけじゃないのね。ホッとしたw
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 22:38:32.94 ID:SIRAFY0nO
ほ
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 22:46:02.32 ID:iOFebpSz0
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 22:46:42.30 ID:LeqH1gVB0
>>89 かわいいいいい
>>99 今日急に寒くなったよな
双子とばらきらに縦横挟まれて寝るか
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 22:49:12.88 ID:LeqH1gVB0
>>109 KITAAAAAAAAAAAAAAAA
なんかカナリアが色っぽい
OTSUGJ!
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 22:50:09.22 ID:SIRAFY0nO
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 22:51:13.53 ID:aY9/fpxiO
>>109 UMEEEEEEE
だがローゼンメイデンとか描くスレにどうぞ
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 22:52:30.78 ID:iOFebpSz0
あ、そういうスレあったんだ。以後、気をつける。
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 23:00:02.50 ID:1IY2+TeG0
>>109 どれもレベル高すぎSUGEEEE
これで百合とかやられたら…辛抱溜まらんぜ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 23:00:27.84 ID:BMuAGAPy0
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 23:14:43.87 ID:1IY2+TeG0
蒼「翠星石、何食べてるの?」
翠「チュッ○チャップスですぅ」
蒼「へえ…」
翠「…欲しかったらあげるですよ」
蒼「いいの!?(翠星石と思いっきり間接キスktkr!!)
翠(甘ったるくて食えたもんじゃなかったですぅ…ちょうど良いとこに蒼星石が来てくれて良かったです)
そんな保守
投下するよー
「ん……」
寒い。そう思い目が覚めた。
厚めの布団はしっかり自分の体を覆っていて、大きな隙間も無い。なのに、感じるこの寒さはなんだろうか。
「……………」
無意識に布団を抱き締めていた。でも、僕が欲しいのは布団の温かさじゃなくて、もっと……。
「…もっと……温かくて……優しい……」
寒い筈の体を布団から出し、自分の部屋を後にした。
隣の部屋の扉を暫く見つめると、二、三回軽く叩いた。数秒もたたない内に、扉の向こうから声が聞こえる。
>>118 「起きてるわぁ。入って良いわよ」
そう言われ、扉を開いた。まだ電気がついている部屋のベッドの上には、水銀燈が寝転んでこちらを見つめていた。まるで、待っていたかのように。
「どうしたのぉ?こんな時間に…」
「ご、ごめんなさい…」
「別にその事は気にしてないわ。…で、どうしたのかしらぁ?」
意地悪な笑みを浮かべて、水銀燈は言った。なんだかもう気付かれているような気がする。
「……あの、一緒に…寝て良い…?」
>>119 なんだか恥ずかしくて、顔が赤くなるのが分かった。そんな自分の考えさえも、水銀燈には見抜かれているような気がした。
彼女はくすりと笑みを溢し、良いわよ、と言うと僕を抱き締めた。
「……あったかい…」
自分が欲しかった温もりに抱かれて、不意に眠気が襲ってきた。
「ふふ…甘えん坊さんねぇ……」
そんな声と同時に頭を撫でられた。水銀燈、と言う前に僕の意識は完全に闇に飲まれた。
end
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 23:23:32.45 ID:SIRAFY0nO
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 23:27:59.93 ID:w3VeS1x00
蒼翠が見たい
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 23:30:10.29 ID:0Xtiac2tO
>>121 うぅっ…最高だ…乙
この情景を思い描きながら寝ます
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 23:32:28.44 ID:0Xtiac2tO
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 23:43:54.52 ID:LeqH1gVB0
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/27(土) 23:56:57.35 ID:1IY2+TeG0
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 00:01:18.43 ID:Vg9xHoUj0
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 00:13:12.06 ID:4ghk6aB7O
突然ですが蒼翠投下します
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 00:14:26.25 ID:4ghk6aB7O
「蝶は花の虜、花を咲かすは蝶」
―蝶は花の美しさと甘い香りに誘われる。
蜜を求め、求めるうちにやがてはその花の虜になる―…。
「ん…」
ふわりと何かの香りが鼻をくすぐった。
ゆっくりと瞼を開くとぼやけた視界に映るのは天井。のろのろと上半身をベッドから起こす。
(…ああ、そういえば帰ってすぐにベッドに横になったんだっけ…)
休日だが朝から練習がある部活に入っているため家に帰宅するのは大体3時頃。
今日は大して特別なことをした訳ではなかったのだが、身体は疲れていたらしく、帰宅してからすぐにベッドに横になったのだ。
眠るつもりはなかったのだが案の定眠っていたらしい。
窓から射し込む茜色の光がもう夕方だということを物語っている。
「…思ってたより寝過ごしたな…」
それほど疲れていたのだろうか。自覚はなかったのだが身体がすっきりしたような気がする。
まあ、たまにはいいか。ここの所ずっと部活三昧だったし、翠星石とも…
「…翠星石?翠星石は…?」
片割れの名前が頭に浮かび、僕はベッドから降りる。
そういえば帰宅してからただいまと声はかけた覚えはあるけれど、曖昧だ。
部屋のドアを開け、廊下に出る。
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 00:14:59.29 ID:4ghk6aB7O
いつもならばこの時間帯、リビングの台所から音がするはずだ。それは彼女が夕飯の支度をしているという僕の中での合図になっている。けれど、それも全く聞こえない。
足を進め、彼女の部屋の前に着くと立ち止まり、ドアを軽くノックして声をかける。
「翠星石、いる?」
「いますよ。どうぞですぅ」
声をかけるとドアの向こうから返事が返って来た。
ドアノブを握り、ドアを開けたその瞬間、
( !? …この香り)
甘い香りが鼻を擽った。…この香り、さっきの香りと同じだ…!
眠りから覚める前に、微かに鼻を擽った香り。
けれど今は微かではなく、はっきりと甘いとわかる。
一体何の…
「蒼星石、起きたのですか」
「え?ああ…うん。
眠るつもりはなかったんだけど」
名前を呼ばれて視線を移せば目の前にはにっこりと微笑む翠星石の顔。
手には如雨露を持っており、彼女の周りあるのは色とりどりの花。
どうやら水やりの途中だったらしい。
ああ、だから台所にいなかったのか。
翠星石の部屋の棚には鉢植えの花がたくさんあり、色々な花が咲いている。もちろんベランダにも。
本来は広い庭などで育てるべきなのだろうけれどここはマンションが故、それは叶わない。
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 00:15:42.52 ID:4ghk6aB7O
僕の部屋にも翠星石には劣るけれど観葉植物の鉢や花の鉢がある。けれど、やっぱり翠星石の部屋はいつ見てもすごいと思う。
「もう少し眠っていれば良かったですのに…」
「え?」
「…だって、最近蒼星石はずっと部活で忙しいじゃないですか。たまには休まないとぶっ倒れるですよ」
そう言う彼女の眉は心配そうに寄っている。
「…心配かけてごめん。でも平気だよ。
少し眠ったからすっきりしたんだ」
「そうですか?ん〜…まあ、顔色はよくなってるみたいですね。
でも、無理は駄目ですからね?」
腰に手を当てて僕の顔を覗き込んでくる翠星石に頷くと再び彼女は微笑んだ。
「相変わらず君の部屋は花が美しく咲いているね」
「当たり前ですよぉ。
花を愛する者として毎日の水やりは欠かせませんもの」
翠星石は得意げにそう言うと水やりの作業を再開する。彼女が花に向ける眼差しは優しい。
僕に対しても優しいけれど、それとはまた少し違うもの。
何と言えば言いのか。
慈しむような…上手く言えないが、とにかく本当に花を大切にしている。翠星石自身、花のようだとも思う。彼女が側にいるだけで、笑顔を見せてくれるだけで、心が安らぐから。
言うなれば一際美しい花。
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 00:16:42.83 ID:4ghk6aB7O
彼女の周りの花たちが、彼女の美しさをより引き立てているようにさえ見える。
暫しの間、花に水やりをする翠星石に見とれていたが、あることを思い出した。そう、先程から気になっていたこと。
「翠星石、さっきから気になってたことがあるんだけど」
「なんですか?」
「…甘い香りがするんだ。僕が寝ていた時、微かにしたんだけど…君の部屋に入ってからはっきりと甘いってわかる」
強いけれど甘い香り。
知っている香りのはずなんだけど…思い出せない。
「何の香りか知っているかい?」
「甘い香り…?
ああ、それなら多分これですね」
心当たりがあるらしく、ポンと手を叩きベランダの方へ向かい、カーテンを開ける。外はもう、日が暮れて空は紫がかっている。
ベランダにあったのは鉢植えの山吹色の花。
小さな花が一つに纏まって咲いている。窓を開けると香りが一層強くなった。
「これ…!」
「いい香りでしょう?
「金木犀」ですよ」
そうだ、この香り…金木犀だ。
「そうか…もう金木犀の咲く時期なんだ…」
「ですぅ。秋ですから」
そう言って彼女は恍惚とした表情で金木犀を眺める。
「綺麗だね、金木犀。すごくいい香り」
「ええ、金木犀の香り…大好きですぅ」
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 00:17:11.18 ID:4ghk6aB7O
今だに金木犀を眺めている彼女の背後に近づき声をかけると、翠星石はこちらを振り向いた。
…瞬間、風が吹き抜け、金木犀の山吹色の花が舞い散り、それと共にふわりと彼女の長い栗色の髪が靡いた。
それは、夕暮れの空を背景によく映える。
―…美しい。
一瞬の出来事なのだが、映画のワンシーンのようにゆっくりと、一つ一つの瞬間が鮮明に見えた。時間が止まったかのように、目の前の彼女から目を逸らせずにいた。
「蒼星石?」
怪訝そうに僕を見る翠星石に名を呼ばれ、我に返る。
「どうしました?ぼーっとして…?」
「………」
「蒼星石?どこか具合でも…ひゃ!?」
心配してくれる彼女にすぐに答えることはしなかった。
…否、出来なかった。無意識に身体が動いて彼女を抱きしめていたから。彼女の髪からも、仄かに金木犀の香りがする。
抱きしめながら柔らかい髪を指に絡める。
「そっ蒼星石?」
「翠星石…君は…美しいね」
「へ!?なにを突然…」
翠星石が顔を真っ赤にしている様子が手に取るようにわかる。
正直、自分でも何を言っているのかと問い掛けたい。こんな恥ずかしい台詞…けれど本心だ。
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 00:17:52.06 ID:4ghk6aB7O
再び吹き抜けた風が、金木犀の強い香りと鉢植えの花の香りを運び、部屋中を満たす。
ああ、甘い香りに頭がぼーっとする…。
なんだかふわふわした気分だ。
夢見心地な気分に浸っていると、腕の中の翠星石に名前を呼ばれた。
「…ねえ蒼星石…」
「ん…?なんだい、翠星石?」
「こうして…貴方にぎゅうって抱きしめてもらうの…久しぶりですね」
「あ…」
そうだ…ずっと部活で忙しかったせいでこうして触れ合うことも最近なかった。
「…寂しかった?」
「べっ…別に寂しくなんか…なかったですけどぉ…少しだけ、ですぅ」
「…ごめん。寂しい思いさせて」
「いいですよ…。ただ…もっとこうして…たいですぅ…」
恥じらいを装いながらも求めるようにこちらを見つめる瞳。鼓動が高鳴る。
…吸い寄せられるように、蝶は花に誘われた。
―*―*―*―*―*―
「やっ…あっ…」
薄暗い部屋の中、静まり反った部屋に響くのはベッドの軋む音と、乱れた呼吸、そして彼女の甘い声。首筋に口づけながら、彼女の胸や秘部に指を這わせる。
「翠星石…可愛いよ…」「そう…せ…せきぃ…やぁっ…だめぇ…そんなとこ…あんっ」
白いシーツの上に横たわる華奢な身体。
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 00:18:10.34 ID:4ghk6aB7O
月明かりに照らされて視界がぼんやりと開ける。微かな光しか射さないけれど暗闇に慣れた目はそれにより、彼女の姿も表情も明確に捉えることが出来る。
潤んだ緋翠の瞳、闇に浮かぶ白い肌には既に赤い花びらのような痕が散らされている。触れる度に反応して喘ぐ姿も、その声も…本当に、彼女の全てが美しいと思う。
「…美しいよ、とても」「いやぁっ…んっ蒼星石…窓閉めて…あっ」
心地良い風が吹き抜けた。そう、窓は開いたまま。
「蒼星石っ…」
「…それは出来ない」
「ど…うして…?」
「閉めたら…香りがしなくなるから」
金木犀の香りが、薄れてしまう。
「お願い…ですぅっ…外に声…あっ…聞こえちゃ…」
「大丈夫…ここは37階だよ?
道を歩いてる人にも聞こえやしない。隣の人だって外出してたはずだよ」「でっでも…やっぱり恥ずかしい…ですぅ…」
「…ねぇ翠星石。金木犀の花言葉、知ってる?」「金木犀の…花言葉…?真実…とか初恋…とか…」
「そう。そしてもう一つ…『陶酔』だよ」
ただでさえ、この部屋には鉢植えの花がたくさんあり、芳しい香りを放っている。それに加えて金木犀という独特の強い香りを放つ花がある。
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 00:18:38.42 ID:4ghk6aB7O
甘い香り、熱を帯びていてる身体…目眩を覚えてしまいそう。
けれど、この目眩を覚えるような感覚がなんとも心地良く感じる。
そう、酔いしれている。金木犀の花言葉にあるように。
「…翠星石…僕は金木犀の香りに抱かれながら君に酔いしれていたい。
だから…君も快楽に酔いしれて…?」
「…あっ…蒼星石っ」
何も気にしなくていい。ただ、僕は君に酔いしれている。
だから、君も僕を感じて。
もっと名前を呼んで、もっと僕を求めて。
その声で、その瞳で僕だけを…。
「そう…せいせき…っ」「好き…だよ…っ翠星石」
どんなに君を抱いても飽きることはない。
飽きるどころか益々、君を求めている。
…まるで花の蜜を幾度となく求める蝶のように。
「好きだ…っ愛してる…」
「んっ…翠…星石も…ですっ…あぁぁああ…っ!んぅっ…」
深く口づけて、指を絡め、繋がる。
…僕は君に酔いしれる。酔いしれるということが何を意味するか知っているかい?
その意味は、「虜」だ。求めずにはいられなくなる。愛しくて君しか考えられなくなる。
僕はもう、君の虜だ。
君に誘われて、酔いしれていく。逃れる術はないだろう。
君は蝶を虜にした。
…だから、今度は僕の番。
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 00:19:07.56 ID:4ghk6aB7O
君を今まで以上に美しく咲かせてあげる。
もっと乱れさせてあげる。
花は、咲き乱れてこそ美しい。
「…そうだろう?翠星石」
「そ…せ…せき…」
―君は花、僕は蝶。
蝶は甘い香りに誘われ、酔いしれて花の虜。
花は蝶に愛し愛されて咲き乱れる―。
END
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 00:47:30.33 ID:Vg9xHoUj0
蒼翠ハアハア…GJですた!
>>137 すごく表現がうまいっ!
感動しました、乙です
>>137 すごく表現がうまいっ!
感動しました、乙です
>>137 すごく表現がうまいっ!
感動しました、乙です
なんという連レス...
お詫びに蒼×翠小ネタ投下しまつ
考えてみたんだが、
翠はぺたんこで蒼の方が胸あるというのもいいと思うんだ
翠「翠星石の方がお姉さんなのに蒼星石の方が胸あるです...」しょぼーん
蒼「そんなの気にすることじゃないよ、翠星石」
翠「でもっ...っ!やっぱりこのぺたんこさは...やるせねぇですぅ...」
蒼「そこまで言うなら...揉めば大きくなるって言うの、試してみるかい...??」にやり
翠「え...??っ..ゃ、あん..っ、やめるですっそ、せ、せきぃっ!」
・
・
・
翠「っはぁ、っは、こんな、はずじゃ、なかったです、のに...」
蒼「くす...かわいかったよ、翠星石...もっと違う所もかわいがってみよっか...??」
翠「...っ!ちょ、調子に乗るなですぅっ!...て、ひぁっ、っあ、あんんっ」
みたいなやつ
好きって言い合う前だったらなおさらいいかもしれない...
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 01:10:43.59 ID:VgA4rHE+O
>>137 ボク、生まれ変わったら蒼星石か翠星石になりたい!
やはり双子はいいものだ
>>139-141,142
何があったw
双子は微美乳というのが俺のジャスティス
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 01:17:42.28 ID:4ghk6aB7O
137ですがレスありがとう!
投下直後に規制にかかってしまって終了と書けなかったので…
蒼翠小ネタいいですねw
そういうのも有りかもwWありがとう
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 01:38:31.97 ID:4Ogc7SovO
寝るほ
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 01:42:16.48 ID:Vg9xHoUj0
良いのが書けないから寝る。
ラブラブなのが書きたいよ。
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 01:55:27.77 ID:WmsxljVu0
蒼攻めで何か書くって言ったのに中々浮かばないから
ぼけっとしてたら変なのができた。
エロ無しで短いけど一応投下します。
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 01:57:01.14 ID:WmsxljVu0
禁忌を犯してしまうということはどういうことなんだろう。
タブーというものは禁止されているという一点にこそ価値があるのだと思う。
ならばそれを破ってまで乗り越えた先には一体何があるのだろうか。
翠星石「…き?…せいせ……蒼星石?」
蒼星石は我に帰った。どうやら自分でも気付かぬうちに考え事に没頭していたらしい。
翠星石「蒼星石?大丈夫ですか?」
蒼星石「…ごめん。大丈夫。ちょっとボーッとしてた。」
翠星石は心底心配そうな表情を蒼星石に向けている。
蒼星石「本当に大丈夫だから。心配しないで?」
翠星石「それならいいですけど…それじゃあ、今晩御飯持ってくるですね?」
テーブルに次々と皿が運び込まれて来る。蒼星石の分と翠星石の分、2セットずつ。
全ての準備が終わると二人は向かい合い、各々それらを口に運んだ。
翠星石「どうですか?今日のはちょっと自信作ですぅ。」
蒼星石「うん。美味しいよ。すごく。」
それを聞いた翠星石の顔がほころんだ。
しかしそれを見た蒼星石の脳裏に浮かぶのは、姉の恐れおののき、涙する顔。
官能的なまでの表情を思い描いた蒼星石は小さく身震いをした。
姉の全てを奪い尽くしたい。知り尽くしたい。
そこで蒼星石はふと思った。
他のどの生物よりも安穏を望む人間という生き物こそが禁じられた一歩を踏み出してしまうのは、
やはり人間に特有の押さえ切れない好奇心、というやつのせいなのかもしれない。
蒼星石は自嘲気味に笑った。もはや理性など必要が無い事を悟っていた。
(了)
>>149 是非もっとやってくれ
> しかしそれを見た蒼星石の脳裏に浮かぶのは、姉の恐れおののき、涙する顔。
> 官能的なまでの表情を思い描いた蒼星石は小さく身震いをした。
> 姉の全てを奪い尽くしたい。知り尽くしたい。
これに勝手に期待しちゃっていいですか><
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 02:29:24.59 ID:ehaEPP760
ほ
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 02:33:20.93 ID:WmsxljVu0
>>150 前にこのスレで「相当なSかM」とか言われてた気がするけど
実際「強がっちゃってる蒼かわいいなぁ」とか
「恥ずかしがってる翠かわいいなぁ」とかその程度なので
本気で嫌がって泣いたりしてるとこはあんま想像できないんだよ…
新境地開拓できるかもしれんしちょっと頑張ってみるけどw
しかしあんまりやりすぎても引かれるだけだよなぁ。
とりあえず投下するにしても明日以降になります。
このスレの住民の守備範囲は意外と広いぞw
本当に内容がアレな時はメル欄に「アレ」と入れて苦手な人にはNGしてもらう手もあるしな
それと勝手に期待してるだけなので勿論スルーしてもOKですよ><
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 02:49:31.31 ID:WmsxljVu0
>>153 なるほど。
挑戦してみようかなw
無理だったらごめんね><
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:15:25.56 ID:WmsxljVu0
そろそろ寝ます
落ちちゃうかな…
おやすみなさい。
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 03:47:50.60 ID:WM7gNIj30
ラスト保守
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 05:43:02.57 ID:WM7gNIj30
うおお残ってた!
ただいまの保守
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 06:51:07.88 ID:WM7gNIj30
ほ
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 07:24:25.76 ID:WM7gNIj30
ほ
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 07:53:00.81 ID:gbF+eRv3O
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 07:59:44.10 ID:gbF+eRv3O
>>144 じゃあ俺が翠星石ね…///
微美乳こそ至高
百合ほ
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 09:51:02.48 ID:Vg9xHoUj0
おはようほ
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 10:21:41.13 ID:ehaEPP760
ほ
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 10:24:23.38 ID:CFIMVUNn0
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 11:00:18.61 ID:Vg9xHoUj0
保守
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 11:32:59.46 ID:ehaEPP760
ho
「……おはよう……ございます……」
「薔薇水晶、おはよう。珍しいね。君が寝坊なん……?」
「………………」ギュッ
「ど、どうしたの…?」
「……何処にも、いかないで…くださ、い…っ…」
「……恐い夢、見たの?」
「………」コク
「…大丈夫。僕は何処にも行かないから」ギュッ
「……約束、です…よ…」
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 12:39:55.31 ID:4Ogc7SovO
保守
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 13:11:46.57 ID:gbF+eRv3O
薔薇水晶可愛いよ薔薇水晶
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 13:28:00.11 ID:TtlXWLn5O
よーしパパお題募集しちゃうぞー
雛受け・銀受け
シチュやジャンルはなんでも
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 13:38:27.45 ID:qrVfdS5SO
雛受け蒼攻めで野外拘束プレイをお願いします
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 13:40:15.49 ID:gbF+eRv3O
翠攻め銀受けでローザミスティカ摘出プレイを…
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 14:13:48.80 ID:TtlXWLn5O
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 14:30:38.34 ID:gbF+eRv3O
wktk
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 14:41:48.79 ID:qrVfdS5SO
wkwktktk
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 14:42:59.90 ID:ID7hefTk0
突然ですが翠蒼投下します。
蒼星石。
もう隣に居ない大好きだった人。
蒼星石が居なくなってから、何度も何度も蒼星石と一緒にいる夢をみた。
鞄のなかで気づいたら頬を濡らしていることも、少なくは無い。
もう、蒼星石は居ないから。
そう思うと私の心にポッカリと穴が空いた気分がした。
――君は一人で歩ける強さを持っている
蒼星石の言葉が時々頭に響く。
そのたびに私は否定するように頭を横に振った。
貴女が居なくては私は歩けない。今まで歩いていたのは貴女が居たから。
過去に戻りたい。会いたい。触れたい。
最近は以前に増して強く思うようになった。
蒼星石の夢を真紅と一緒に見たときから、私の中でなにかが壊れ始めていたのかもしれない。
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 14:43:35.87 ID:ID7hefTk0
「月が綺麗ですね水銀燈」
「どういうつもり?」
今、蒼星石の魂は姉、水銀燈が持っている。
蒼星石が彼女に奪われてからしばらくたって、私は深夜によくnのフィールドを出入りするようになった。
それは蒼星石がいるんじゃないかという、僅かな期待から。
今夜は満月のようで、暗い闇に月が映える。
蒼星石と一緒に見た満月を思い出して、少し悲しくなった。
「蒼星石に会いに来たんです」
如雨露を持って私は呟く。
少し戸惑いの表情を見せていた水銀燈の顔が、驚きに変わる。
「私から奪おうっていうの?」
水銀燈の翼が大きく広がって、私を威嚇するように黒い羽が舞った。
奪う。
それは私が嫌う行為だったのに。これから自分がそれをしようとしているのに。
自己嫌悪というものが全く起きなかった。
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 14:44:03.79 ID:ID7hefTk0
「あなたに恨まれる筋合いはないわ。だって私はそのために生まれたんだもの」
アリスもお父様もどうでもいい。
私にって重要だったのは、蒼星石が私の隣に居るか居ないか。
だから、私にとっての姉の言葉は何の意味も示さない。
「だから私はあんたの貰ってあげる。それが罪滅ぼしって奴かしらね?」
水銀燈が唇の端を吊り上げて、僅かに笑い声をこぼした。
黒い羽が、私の周りを飛び交う。
大嫌いだった黒い羽も、今は何となく嫌いじゃなかった。
「アリスになることも、お父様も、私にとっては何の価値もないものです」
彼女の顔が驚愕に変わりかけて。
「歪んだ愛情ってやつ?」と、すぐに表情を戻した。
「勝っても負けてもいい。蒼星石に会えるならそれで」
何とでも言えばいい。
蒼星石が私のそばに居てくれるなら。
永遠に眠る事も怖くはない。
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 14:44:50.54 ID:ID7hefTk0
「月の魔力にやられちゃったんじゃないの? 死に急ぐことないでしょうにね」
夜空に浮かぶ満月を見上げながら、水銀燈は不適に笑って言った。
月の魔力にやられた、というのも間違ってはいないと思う。
恐ろしく心が穏やかで、これほど冷たくなったのは初めてだから。
『壊れた子』という不名誉な言葉は、今の私にこそ相応しい。
蒼星石というすべてを失ってしまった壊れた子。
「いいわぁ。始めましょ、アリスゲーム」
水銀燈を仕留めれば。
蒼星石のローザミスティカ……蒼星石は私のものになる。
心に開いた穴も全部とは言わないけど、きっと塞がってくれる。
「がんばるですよ……、蒼星石」
もしも敗れても。
きっと私は蒼星石と同じ場所に立てる気がする。
勝てば貴女は私のもの。敗れても私は貴女とまた一緒に歩むことができる。
……もうすぐ会えますよ、蒼星石
end
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 14:45:35.88 ID:ID7hefTk0
投下終了です。一応原作で。
題名は思いつかなかったので管理人さんに任せたいと思います
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 14:53:04.80 ID:4ghk6aB7O
乙!!翠星石は蒼星石のためならそういう行動に出そう
GJです!
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 14:56:21.82 ID:qrVfdS5SO
>>181 乙!
確かにこれは有り得そう…
そしてIDがIDとはこれいかに
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 15:19:15.08 ID:wHZY8+uHO
双子ばっかで飽きてくるな
面白いんだけどさ
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 15:34:36.72 ID:gbF+eRv3O
>>181 乙です
原作翠っぽさが出ててイイ!
命を奪い合い相手を吸収するって究極の百合かも…
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 16:02:51.21 ID:CFIMVUNn0
>>168 怖がるばらしーかわいすぎてわろた
>>181 泣いた
原作の蒼星石は戦う気のない翠星石をその気にさせるために死んだのかも
アリスにさせるために
ん〜どうでしょう(長s(ry
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 16:40:34.29 ID:gbF+eRv3O
真
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 16:43:30.83 ID:4ghk6aB7O
紅
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 17:00:26.71 ID:4ghk6aB7O
保守
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 17:06:14.72 ID:TtlXWLn5O
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 17:07:50.42 ID:TtlXWLn5O
「はぁっ…はぁっ…は…」
やった やってやった
薔薇乙女の誇りなんてもう関係無い
お父様 翠星石 ごめんね
僕はもう、この子だけでいい
この子しかいらない
‥‥‥‥‥‥
「はぁ…レンピカ、手伝ってくれてありがとう」
僕の頭上をくるりと回る青い光
少し、後ろめた気な動きなのは、当然だろうな
いくら主の命令とは言え
犯罪の手伝いなんて―――
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 17:08:38.24 ID:TtlXWLn5O
‥‥‥‥‥‥
計画的な犯行ではない
バレるのも時間の問題だ
いっそのこと、他のドールのせいにしてしまおうか?
いや、今更考えたところで何にもならないだろう
だったら――――
「好きなように、させてもらうよ」
僕は目の前の雛苺に、そう呟いた
‥‥‥‥‥‥
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 17:10:16.32 ID:TtlXWLn5O
僕はいつものように桜田家に遊びに行っただけなんだ
ただ、たまたま真紅はビデオを見ていて、翠星石はキッチンに居て、雛苺は僕の横で寝息をたてていた
それだけだった
『誰も僕が来たことに気付いていない』
『抵抗する術の無い雛苺』
そんな言葉が、なんで頭を過ぎったんだろう
なんでいつも通り、そのままキッチンに行けなかったんだろう
嫌そうな様子のレンピカに無理矢理、雛苺を連れ去る手伝いをするように命令した
人気の無い静かな林へ雛苺を運ぶと、両腕を樹に固定した
時折、楽しそうな寝言を呟く雛苺
途中で起きてしまったら何とかごまかして連れてくるつもりだったが、たいしたことをしても起きないところを見ると、昨晩何か楽しいことでもあって夜更かししたのかな、なんて考える
ごめんよ雛苺
だけど 君が欲しいんだよ
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 17:10:58.13 ID:TtlXWLn5O
まだ夢の中の雛苺に口付ける
うっすらと瞼が開く まだ夢と現実の狭間にいるみたいだ
そのまま舌を侵入させると、今日初めて寝言以外の声を発した
段々と意識を取り戻しているようだ
「んっ、は…そ、せい…?」
「おはよう、雛苺」
唇を離して挨拶をすると、そのまま耳に舌を這わせる
「やっ! …え?」
雛苺は自分の頭より上にある腕を見上げる
腕が拘束されていることに気付いたらしい
「え…蒼星、石… ヒナのローザミスティカ…取りに来たの…?」
「…………」
なるほど、そう解釈するのか
酷いなぁ雛苺 昨日まで仲良く遊んでいたのに
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 17:11:37.84 ID:TtlXWLn5O
「それは、君次第だよ、雛苺」
脅しのような台詞を吐いて、ドロワーズの中に手を入れる
太腿を撫でると、雛苺は脚を動かそうとする、が、
「ねぇ、ローザミスティカ…取られてもいいの?」
と言うと、目に涙を浮かべ動かなくなった
その時に、自分がどれ程非道な行為をしているのかを再確認した
だけど目の前にこんな状態の雛苺が居て、ほおっておけと言う方が無理だ
気分が良くなった僕は雛苺のドロワーズを一気に脱がす
自分はこういう性癖があったのか 少し驚く
「…おや?」
雛苺の膣の入口はヒクヒクと疼き、ほんのりと湿気を帯びていた
ああ本当 これを我慢できる筈がないだろう
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 17:12:17.29 ID:TtlXWLn5O
「雛苺…興奮しているのかい?」
「ッ!!」
「君は僕と相性が良いらしいね」
そう言って、胸の飾りを摘む
「あっ!」
「どう?こういうの気持ち良い?」
「い、たい…よぉ…」
「そう、でも興奮してるだろう? ほら、」
腹の下の筋を指でなぞり、左右に開けば中から愛液が溢れた
「くすくす…」
「うっ…う…」
「不思議そうにしてないところを見ると、知識はあるみたいだね? 誰に教えてもらったの?」
「え…っ」
「だから、誰とこういうことしたの?」
「……っ」
「言いなよ」
さっきより強く乳首を摘む 抓ると言ったほうが正しいかも知れない
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 17:12:51.70 ID:TtlXWLn5O
「あっ! しん、真紅!真紅!」
「…ふうん」
予想はしてたけど、こうやって本人の口から聞くと悔しい
僕が我慢しているときに、妹達は好きなことをしていたというのか
「じゃあ全部開発済みなのか…」
そのまま指を入る所まで挿入する
雛苺は痛そうに顔を歪めるけど、そのくらいが気持ち良いんだろう?
さっきまでの高揚した気持ちが嘘みたいだ
分かっていたのに、僕だけのものじゃないと改めて思った途端にここまでなるものか
膣内を掻き回す指に反応する雛苺に、最早可愛さも感じなくなった
「…こっちは好き?」
ふと指を後ろに動かしたそのとき
雛苺の体が強張った
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 17:13:21.34 ID:TtlXWLn5O
「ん?」
「あ……」
「…嫌いなの?」
べったりと濡れた指を菊門で円を描くように回す
「わかん、ない…」
「え?」
「されたこと、ない…」
僕の中で 何かが働き出した気がした
「へぇー…」
「そ、蒼星石…」
「わかってる雛苺? 君は今…」
逃げられないんだよ?
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 17:13:57.32 ID:TtlXWLn5O
‥‥‥‥‥‥
「ふふ…可愛いね、雛苺…」
「やだ!痛い!痛いよぉ!」
「指を二本入れただけじゃないか それに、前のほうは嬉しそうだよ?」
「いや!いやぁぁ!!」
そうだ 今日から雛苺は僕のものなんだよ
君は逃げられないんだ
「僕を楽しませてよね…」
今日からよろしくね 僕の雛苺
END
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 17:31:41.94 ID:gbF+eRv3O
>>200 乙!テラエロスwww
この組み合わせもいいなぁ
深いなローゼン百合
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 17:39:21.78 ID:qrVfdS5SO
GJGJGJGJ!
た…たまらんっ…!!
ドS蒼星石に犯される雛苺…しかも真紅による調教済みとは…
ありがとう!!マジで乙!!
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 17:51:54.01 ID:i7y+mit2O
そうせ○せき
○に「め」を入れるとあら不思議…
蒼星石がドSになります
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 18:00:18.77 ID:WM7gNIj30
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 18:26:48.31 ID:gbF+eRv3O
JUM「スーパー保守」
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:06:19.81 ID:4Ogc7SovO
ほ
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:09:20.98 ID:4ghk6aB7O
ほ
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19:34:14.77 ID:TtlXWLn5O
>>200書いた後にさるさんで書き込めなくなったwwwwww
残りのお題も頑張るよ〜
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:02:09.03 ID:4Ogc7SovO
保守
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:33:30.49 ID:4Ogc7SovO
ほ
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 20:51:42.88 ID:CFIMVUNn0
>>200 これはたまらん
嫌そうな様子のレンピカにも萌えた
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:21:03.44 ID:4Ogc7SovO
保守
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:24:02.94 ID:Vg9xHoUj0
>>200 ドS物もいいなあ…
蒼星石は本当に何でも似合うから不思議だ
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:35:45.64 ID:gbF+eRv3O
ですですぅ
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 21:58:39.56 ID:4Ogc7SovO
ほ
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:20:06.31 ID:Aq6ijC6y0
蒼翠分が足りない件について。
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:25:49.39 ID:4Ogc7SovO
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:39:11.86 ID:TtlXWLn5O
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:45:24.14 ID:jxiPIMf4O
私服と制服ってどっちが萌える?
俺は私服
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:50:15.46 ID:4Ogc7SovO
>>219 どうだろうな…
普段私服だったら制服の方が萌えるし…
普段制服だったら私服の方が萌える…………
結論:どっちも萌える
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:54:10.95 ID:Vg9xHoUj0
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 22:55:56.02 ID:jxiPIMf4O
実は今描いてるイラストで私服と制服と迷ってるんだ
アナログだから二種類描けないし
迷う
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 23:01:46.68 ID:Vg9xHoUj0
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 23:05:30.39 ID:CFIMVUNn0
どっちも萌えるwww
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 23:09:48.35 ID:YAMN3hIG0
「翠星石、今日は何の日か知ってる?」
「今日…?あっ!」
10月31日、ハロウィン
日本でいうお盆のようなもので、死者が甦る日とされている
だが子供たちにとってはお化けや魔女に仮装し、お菓子をねだる日でもある
「ええい!お菓子は渡さんですぅ!」
「まだ何も言ってないじゃないか」
さすが双子の姉。他人とはいえ、蒼星石の考えていることは判るようだ
「それに今お菓子は切れてるのでのりが雛苺と一緒に買い物に行ってるですぅ!」
「……やだ」
ふわり、と自分と同じ色の髪の毛が目の前で舞うと、案の定、床に押し倒された
「だっだめですぅ!こんな真昼間に何するですかぁ!」
「お菓子が無いなら翠星石を食べればいいでしょ?」
「………!」
曇りの無い笑顔を向ける蒼星石とは逆に、翠星石の顔は一気に青ざめてく
だから、もう一度その言葉を
Trick or treat?
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 23:10:27.17 ID:YAMN3hIG0
ちょっと早いけど書いてみた。
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 23:17:02.36 ID:4ghk6aB7O
ハロウィンネタ…!
すごくいいです!GJ!
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 23:25:58.66 ID:gbF+eRv3O
そこには覗きみる真紅と水銀燈が…!
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 23:52:28.70 ID:CFIMVUNn0
joi
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 23:54:31.07 ID:6/1DkG5m0
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 23:59:46.99 ID:CFIMVUNn0
>>225 死者が甦る日
つまり蒼星石は・・・Ah
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 00:07:56.34 ID:O0E+Nip3O
>>200 蒼星石すごいSだw
百合スレ見るまではMだと思ってたんだけどSも似合う
てか両方似合う良いキャラ
>>225 テラマリーアントワネットw
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 00:11:19.64 ID:oMmTb/R+O
Sな黒苺も見てみたい保
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 00:25:06.90 ID:oMmTb/R+O
やっぱり黒よりは無邪気責め保
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 00:47:50.96 ID:uVcQQNB50
幼さゆえの残虐さで鬼畜プレイする雛…ムムッ、良い電波を受信しそうだ
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 01:13:59.92 ID:bCyog6Gb0
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 01:32:01.93 ID:LZYfh9H30
深夜にwktk
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 01:32:24.22 ID:uVcQQNB50
>>236 wktk
黒苺ネタが被ってるとか…結婚…しようか…///
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 01:43:23.93 ID:bCyog6Gb0
あ、一応自分が持ちうる鬼畜分を頑張って詰め込んでみたので
耐性ない人はちょっとアレかもです…
じゃ例によって書きつつ投下ということで。
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 01:43:58.88 ID:bCyog6Gb0
二人が食事を終えると、翠星石が皿をキッチンに片付けに行く。
シンクでしばらく水に漬けておくのが習慣だった。
蒼星石は閃いた。
もうそれを止めることはできない。
止める理由など、無い。
蒼星石「僕も手伝うよ。」
そう言って蒼星石は席を立ち、皿を運んでいく。
翠星石は余り広いとは言えないシンクに効率良く皿を収める為に奮闘していた。
その背後に蒼星石が近付いていく。
そして翠星石の後ろから覆い被さる様にすると、皿を持った腕をシンクに伸ばした。
そこで蒼星石は意図的に手を離す。
30センチ程落下した皿は、澄んだ音を立てて砕け散った。
蒼星石「あ、ごめん。落としちゃったよ。」
翠星石「そ、蒼星石!?大丈夫ですか?今片付けますぅ!」
翠星石が慌ててこちらへ振り返ろうとするが、その前に片腕で強く翠星石を抱きしめる。
そして空いた手で、飛散した破片の中から丁度良い大きさと形のものを手に取った。
翠星石「あっ、駄目です!指が切れちゃうです!」
まだ見当違いのことを言っているようだ。
蒼星石は可笑しくなってクスリと笑うと、
手の内の破片を翠星石の頬、目尻から口元辺りまで一気に滑らせた。
>>238 う、うん…///
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 01:47:42.49 ID:LZYfh9H30
>翠星石の頬、目尻から口元辺りまで一気に滑らせた。
な、なん・・だと・・これは期待
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 01:50:57.07 ID:uVcQQNB50
>翠星石の頬、目尻から口元辺りまで一気に滑らせた。
UWAAAAAAA
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 01:53:16.70 ID:bCyog6Gb0
きめ細やかな肌が一文字に裂け、鮮血が溢れ出す。
翠星石「痛っ!な、何するですか蒼星石!」
ああ、彼女が愛おしい。
蒼星石が翠星石の耳元で囁いた。
蒼星石「ふふふ。すごく綺麗だよ。翠星石。誰にも渡さない。僕だけのものだ。」
そして傷跡から流れ出る血液を優しく舐め取った。
翠星石「そうせい…せき?」
漸く理解し始めたようだ。
しかし無駄に余裕を与えるつもりは無い。
蒼星石は翠星石を乱暴に床に押し倒すと、喉元に破片を突き付けた。
翠星石「蒼星石っ!?どうしてこんな…」
蒼星石「動かないで。死にたくないでしょ?」
可能な限り冷たい口調で脅すように言う。
翠星石は黙るしか無かった。
蒼星石「偉いね。翠星石。」
蒼星石は微笑むと、翠星石の全身を覆う衣服を破り捨てていった。
翠星石の輝くような肢体が露わになる。
蒼星石は目を細めると、手に持った破片で翠星石の全身至る所に傷を付けていく。
しなやかで、滑らかな光沢を持つ肌に傷を付けていく事に対する背徳感や、
顔を歪め、涙を目の端に溜めながら漏れ出そうな声を必死で抑えている翠星石のいじらしさに、
蒼星石はこれ以上無い程の愉悦を感じるのだった。
こんなんでも需要あるの?w
結構書いてて死にたくなったよこれw
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 01:57:01.37 ID:LZYfh9H30
俺はなんでもイケルくちなんだ
リョナとか好物
ということで俺に超需要あるよ!
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 01:58:48.69 ID:uVcQQNB50
何というヤンデレ…こんな時間なのに…こんな時間なのに気になって眠れない…!!
と言うわけで
>>238を書きながら楽しみにしてるぜ!
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 02:03:01.86 ID:bCyog6Gb0
蒼星石が傷口に舌を這わせ、あふれる血液を音を立てて啜っていると、
翠星石が涙声で訴えかけてきた。
翠星石「そ、蒼星石…?」
蒼星石「何だい?翠星石。」
翠星石「どうして、どうしてこんな酷いこと…翠星石のことが、嫌いになったですか?」
蒼星石は翠星石の唇に自分の唇を重ねた。
蒼星石「そんなこと無いよ。愛してる。誰よりも。」
翠星石「じゃあ、じゃあ何で…普通にしてくれたら、翠星石だって…」
蒼星石は溜息を吐くと、首を振った。
蒼星石「それじゃ駄目なんだよ。翠星石。
『相思相愛』なんてものは曖昧な幻想、思い込みでしかない。
相手を完全に支配してこそ、疑う余地の無い本当の『愛』が完成するんだ。」
翠星石は眉根を寄せて考え込んでいる。よく解っていないらしい。
まあいい。翠星石の全てを手に入れてしまえば同じ事だ。
蒼星石は翠星石の脚の間に手を伸ばすと、股を弄りはじめた。
翠星石が反応し、起き上がろうとする。
蒼星石「翠星石!」
翠星石の動きが止まる。
蒼星石「動いちゃ、駄目だよ?」
翠星石は気圧され、返事すらできなかった。
蒼星石は翠星石の入り口付近や突起を執拗に舐ると、指を二本、翠星石に突き入れた。
みんな結構なんでもいけちゃうのねw
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 02:09:20.85 ID:bCyog6Gb0
翠星石が信じられないといった目つきで蒼星石を見ている。
蒼星石は翠星石に笑いかけると、指を動かし始めた。
最初は鋭い痛みに耐えていた翠星石も、その内顔を紅潮させ、甘い息を吐き始めた。
指が動くのと同時に体も小さく痙攣している。
それを見た蒼星石は指の動きを速めていく。
大分息を荒げた翠星石にキスをすると、蒼星石は翠星石に語りかけるように言った。
蒼星石「翠星石、愛してる。大好きだよ。翠星石。
僕だけを見て。僕だけを考えて。僕だけを感じて…」
そして翠星石が絶頂に達した。
翠星石の体が一際大きく跳ね上がると、翠星石の意思と反して全身が激しく痙攣する。
それが収まっていくにつれ翠星石の焦点はぼやけていき、息は途切れ、
やがて身動き一つしなくなった。
その間蒼星石は翠星石の瞳を覗き込んだまま動かなかった。
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 02:10:29.81 ID:LZYfh9H30
支援
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 02:13:56.15 ID:LZYfh9H30
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 02:15:08.96 ID:bCyog6Gb0
蒼星石は漸く顔を上げると、翠星石の下腹部へと視線を移した。
そこには庭師の鋏が突き立てられていた。
傷口からは血が絶えず流れ続け、翠星石の体の周りに小さな池を作り始めていた。
蒼星石は無表情のまま、翠星石の身体からローザミスティカを取り出した。
そして顔をほころばせると、優しくキスをした。
重要なのは、相手を完全に支配すること。
相手の心全てを自分で染め上げること。
例えそれが恐怖の蒼であったとしても、そんな事は関係無いのだ。
ただ、相手が自分で満たされているという事実こそが重要なのだ。
結局翠星石は事切れる最期の瞬間までを蒼星石と共にしていた。
勿論それは空間的な意味だけではない。
蒼星石「これで僕たちは肉体を超えて通じ合うことができた。
ようやく一つになれたね。ずっと一緒だよ、翠星石。」
(了)
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 02:16:20.56 ID:bCyog6Gb0
わーい終わったーw
タイトルは「恐怖の蒼」とかにでもしといてください。
しかし病んでるなこれは…
カニバリズムに近いものがありますね…
何はともあれ
>>245に期待!w
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 02:17:57.47 ID:uVcQQNB50
>>246 >『相思相愛』なんてものは曖昧な幻想、思い込みでしかない。
相手を完全に支配してこそ、疑う余地の無い本当の『愛』が完成するんだ。」
一瞬納得しかけた自分が怖いw
書いてる
>>245のやつは十中八九次スレ投下だぜ
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 02:20:31.51 ID:bCyog6Gb0
>>252 いわゆる確信犯的ストーカーの論理?w
楽しみにしときます!
ちなみに誰受けの予定ですか?
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 02:24:34.63 ID:uVcQQNB50
書き込んだら終わってた
乙! 何というクレイジーな蒼…でも不思議と自然だと受け入れてしまう自分が居るw
>>253 蒼か翠かな? まだ責めるとこまで行って無いけど…。
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 02:26:10.49 ID:LZYfh9H30
>>251 乙!なんてこったい/(^o^)\
だがそれがいい
たまにヤンデレ鬼畜物書いてください><
>>252 ワクテカ
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 02:27:45.70 ID:bCyog6Gb0
>>254 なんてこなたい
被ったらすいません。
>>255 精神削るからたまにねw
そろそろ寝ます…
そして今なら言える!
実は俺漫画知識しか無いんだ…
ではおやすみなさい。
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 02:30:23.35 ID:LZYfh9H30
>>256 ∧_∧ ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
(*´∀`)(_____)
( つつ
(_⌒ヽ
⌒Y⌒ ,)ノ `J
ファサァ
∧_∧
( ´∀`) ))
/つ( ̄`ヽO_ノ⌒ヽ
ノ ) \ ))
(__丿\ヽ :: ノ:::: )
丿 ,:' ))
(( (___,,.;:-−''"´``'‐'
∧_∧
( ´∀` )
パンパン / _ノ⌒⌒⌒`〜、_
ε( ̄⊂人 //⌒ ノ ヽ)
⊂ニニニニニニニニニニニニニニ⊃
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 02:40:08.22 ID:uVcQQNB50
結局あまり書けないからねるほ。
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 03:07:17.53 ID:Gyt2fS3G0
>>250 痛いのは嫌だ><なんて思いつつ結局最後まで読んでしまった…
これはひょっとしたら今までになかったジャンル?なのかな
> 相手を完全に支配してこそ、疑う余地の無い本当の『愛』が完成するんだ。
この部分を読んで、あーなるほどなーって納得してしまった自分がいます…
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 03:11:07.59 ID:bCyog6Gb0
寝付けない…
>>257 アッー!
>>259 そりゃこんな病んでるのわざわざ書く人はあんまりいないだろうw
相手からすると独りよがりで迷惑なだけだから真似しないでね><
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 03:41:14.78 ID:bCyog6Gb0
ほ
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 04:02:06.43 ID:Gyt2fS3G0
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 04:12:15.28 ID:bCyog6Gb0
>>262 このスレには変態しかいないのか!w
なんか「ここまでは一般人でも大丈夫だろう」ってラインが
どんどん塗り替えられてる気がするw
もう駄目かもわからんね
そろそろまた布団にもぐります
今日も7時起きだしな…
じゃおやすみなさい。
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 05:15:57.93 ID:Gyt2fS3G0
☆
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 07:01:00.76 ID:nbqn5/KjO
星
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 07:40:41.32 ID:hCz3Kz9jO
おはほ
今晩擬人化精霊漫画うp予定
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 07:49:20.77 ID:Gyt2fS3G0
* + *
+ (゚。 ・ω・ ) 期待テカテカ
+ *
百
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 08:46:31.96 ID:Gyt2fS3G0
合
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 08:56:10.92 ID:oMmTb/R+O
真
>>250 ああああ翠星石ぃぃぃ
蒼星石がリアルシザーウーマンになってもた
翠星石は息が途切れるまで何を考えたのだろうか
乙!新ジャンルっぽくて面白かった
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 09:42:15.27 ID:uVcQQNB50
おはよう
今晩七時過ぎんみ完走だな
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 10:44:36.63 ID:uVcQQNB50
hossyu
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 11:41:51.57 ID:oMmTb/R+O
真紅
は
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 12:33:06.32 ID:WXnUlZ9GO
ふ
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 13:19:04.35 ID:O0E+Nip3O
>>250 なんか今見たらすごいの投下されてたw
このスレで今までみたヤンデレ系で一番怖かったよ…良い意味でw
恐怖の蒼にはワラタ
とっくに恐怖を越えてるw
ただ自分的には流血注意があった方と良いかも
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 14:07:11.44 ID:uVcQQNB50
保守!
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 14:13:06.28 ID:7WevS7PM0
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 14:54:24.58 ID:uVcQQNB50
夜勤行く保守
完走には付き合えないが最後まで頑張ってくれ
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 15:23:12.51 ID:LZYfh9H30
原作の翠星石はまさに小動物系
アニメの翠星石はツンデレ女王
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 16:08:30.51 ID:oMmTb/R+O
つまり原作蒼星石×アニメ翠星石
原作翠星石×アニメ蒼星石
ですね、わかります
原作とアニメで分けるとさらにCPが増える件w
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 16:45:53.28 ID:oe8Jb6yQO
ほ
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 17:18:43.09 ID:Gyt2fS3G0
☆
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 17:32:44.00 ID:XCnZz8li0
アニメの蒼の性格は把握できるけど、原作蒼はよく分かりません。
何なんでしょうね。クール?
投下するよー
『小さなトキメキ』
「雛苺ー?どこかしらー?………あ」
「…すー…すー…」
先程から姿が見えないと思った幼い妹は、出したばかりのこたつに入って眠りについていた。
「こんな所にいたのね………丸くなっちゃって…まるで猫みたい…」
いつも無邪気で人懐っこい妹は、子犬のようだった。けれど、丸くなって眠っている今の姿は、仔猫のように見えた。
「………はっ……こ、このままだと風邪ひいちゃうかしら……」
思わず寝顔に見とれてしまい、はっ、となった。幼い妹――雛苺の肩を揺する。
「雛苺、寝るならベッドで寝るかしら!」
「…うゅ〜………」
返事はしたものの、未だ瞼は閉じたまま。暫くすると、再び夢の世界に戻ってしまったようだ。
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 17:33:43.44 ID:rJFDnLHy0
>>285 「雛苺!………もう」
再び起こそうと体を揺するが、返事は無かった。はぁ、と溜め息を溢すと、雛苺の体をこたつから引きずりだし、近くのソファに運ぼうとした。
「……あ……(雛苺って…めちゃくちゃ細いかしら…)」
強く抱き締めれば折れてしまいそうな程、雛苺の体は華奢だった。
不意に、雛苺の寝顔がドアップで金糸雀の視界に入った。
「っ…!」
突然顔が熱くなったような気がした。慌てて視線をずらす。
>>287 (か、カナったら、どうしちゃったのかしら……?)
何故か心臓がドキドキしている。雛苺の顔がまともに見れない。
その時。
「……んー……?」
「!!!」
突然雛苺から声が聞こえて、ビックリした金糸雀は雛苺から手を離してしまった。支えを失った雛苺の体はカーペットに激突した。
「うゆ!?い、痛いのよ……」
「あ…ご、ごめんかしら……」
「…あれ?ヒナこたつで寝てたような…」
「か、風邪ひいちゃうと思ってソファに運ぼうとしたら……あ、あははははー……」
「ひ、酷いのよー!」
今はまだまだ無邪気な二人。金糸雀が自分の想いに気付くのは、もうちょっと先の事である。
end
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 17:35:42.02 ID:oe8Jb6yQO
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 17:37:01.91 ID:rJFDnLHy0
>>289 テラGJ!かわいいよーかわいいよー
そんで割り込んでごめんなさい
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 18:03:00.80 ID:LZYfh9H30
>>286 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
震える二人可愛いwwGJ!
>>289 久しぶりのカナヒナktkr
ほほえましい、乙です
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 18:08:07.97 ID:rJFDnLHy0
しまった言うの忘れてた
>>286はヤンジャンのローゼンネタです ネタバレ注意
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 18:29:04.40 ID:oMmTb/R+O
>>286 ハァハァさぁホーリエ、真紅に迫るんだ
水銀燈すごくいい顔w
>>289 相変わらずかわいらしい二人だな
もうすぐ三日落ち?
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 18:59:35.13 ID:rJFDnLHy0
保守なのよ〜
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 19:05:56.81 ID:oMmTb/R+O
最後のレスなら次回は雛祭り
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
>>286 うめえ
>>289 カナヒナ萌え。GJ
これが最後のレスなら次回はめぐ銀旋風が吹き荒れる