怖いコピペを全部Tさんによって解決させちゃおうぜwww
821 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(dion軍):2008/09/15(月) 16:45:10.76 ID:PNg6vQc70
俺が消防だった頃の話。
近所の小さな珠算塾(ソロバンね)に通ってた俺は、毎年、クリスマスの日の塾を楽しみにしてた。
クリスマスの日だけは授業をあまりやらずに、先生が8ミリフィルムの映画を子供たちのために
かけてくれるからだ。
アニメが主体で、「がんばれタブチ君」とか、ディズニー映画、チャップリンの映画などを見せてもらう。
それが終わったら先生がお菓子をみんなに分けてくれる。
毎年、すごく楽しかった。
しかし、俺が消防6年だったその年はいつもと様子が違っていた。
10畳ぐらいのスペースの小さな教室で生徒は13人くらいいただろうか。
先生が映写機に8ミリをセットすると、教室の照明を全部消し、
映写が始まる。
シャーーッという機械の音。手製のスクリーンに光が映る。
ところがいつまで経ってもお目当ての「がんばれタブチ君」が始まらない。
「あれ?おかしいなぁ。ちょっと待っててくれよ」
と先生が言って、何か道具を取りにいくのか教室を出て行った。
まだ回りっぱなしの映写機は、真っ白な画面からしばらくすると突然、何かを映し出した。
女の子。俺らと同年代くらいの女の子が元気いっぱいに公園らしきところで遊んでいる。
俺らもよ〜く知っているその女の子。
そう、先生の娘さんだ。趣味の8ミリカメラで撮ってあげたものだろう。
822 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(dion軍):2008/09/15(月) 16:46:40.40 ID:PNg6vQc70
俺たちは急に怖くなった。
なぜならその女の子は1年程前に病気で亡くなっているからだ。
いつもはバカ騒ぎばかりしている俺たち生徒は、
一言もしゃべらず、なにかスクリーンから目をそらすように俯いている。
3分くらい経っただろうか。
ようやくフィルムが終わって、映写機が自動的に止まった。
レンズからの光も消えて、教室内はまた、真っ暗に。
一番前の席に座っていた生徒が暗闇に耐えられなくなったのか、
席を立って、「スイッチどこかな?」と照明のスイッチを探し始め、
こちらを振り返ったその時、後ろの席のほうに指をさして、
泣き声とも叫び声ともつかない声を出しながら、教室を走り去った。
堰を切ったように教室の全員が無言で出口に向かって走り出した。
そこに親戚の協会生まれのNさん登場。
Nさんが無言で先生に向けて十字架を掲げると、先生の体から赤黒い光がぼわっと出てきて、十字架に吸い込まれていった
「…フン、東洋の霊は手ごたえが無いな」
神父ってスゴイ、改めてそう思った
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越):2008/09/15(月) 16:47:58.29 ID:FTbRfINvO
だ、誰だ
824 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(コネチカット州):2008/09/15(月) 16:49:48.20 ID:rGoeNaUpO
825 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(北海道):2008/09/15(月) 16:52:56.64 ID:wq+mXv9L0
このままじゃ1000行く前に埋まるな
826 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(岐阜県):2008/09/15(月) 16:59:44.54 ID:x36t5s3i0
誰か恋空のコピペ改変してくれw
ガッシ、ボカ スイーツ(笑)の奴
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(滋賀県):2008/09/15(月) 17:04:07.21 ID:y/xFX8RA0
東京都某所、磯野カツオ(11歳)は大人びた口調に、真剣なまなざしを重ね合わせて語る。『ボクは。。。』カツオの目には一滴の涙が・・・・・。
私は目を疑った。あの架空家族アニメ『サザエさん』に登場するカツオの、あのキャラクターは偽りのものだったのか・・・・。
私はカツオくんの素顔を垣間見たようだった。
『ボク、あの家族に嫌気がさしてきて・・・。波平の進化しない考え方、退化する頭皮。サザエの奇抜なヘアースタイル。
フネの中立な立場。タラへの依怙贔屓(えこひいき)。ワカメのパンチラ。サブの爽やかさ。タエコの化けの Tさん「破ぁ!!!」
そう叫んだのは寺生まれで霊感の強いTさんだ
Tさんが叫ぶとカツオはいつものキャラクターへと戻っていった
「あいつもつらかったんだな・・・」
いつも余裕なTさんが珍しく哀しい顔をしていた。
寺生まれってスゴイ、改めてそう思った
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(東海):2008/09/15(月) 17:15:15.15 ID:K0HCqUwXO
>>819 最初から見たけど、このスレになかったよ。
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(コネチカット州):2008/09/15(月) 17:17:39.26 ID:aXdA8I4BO
そもそもTさんて誰…スマン…
830 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(北陸地方):2008/09/15(月) 17:25:51.57 ID:fwdVhHGWO
保守
831 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(東海):2008/09/15(月) 17:29:07.89 ID:K0HCqUwXO
832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(群馬県):2008/09/15(月) 17:32:36.52 ID:srX+gN8r0
おれイニシャルがTなんだけど
834 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(北陸地方):2008/09/15(月) 17:45:09.68 ID:fwdVhHGWO
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東):2008/09/15(月) 17:48:22.85 ID:1/5zk5/CO
「ろくでなしブルース」の前田大尊説も有力候補>Tさん
破ァ!
保守
838 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(東海):2008/09/15(月) 18:23:29.51 ID:K0HCqUwXO
>>818です
破ッ!風呂に入って頭を洗っている時、「だる
破ッ!さんがころんだ破ッ!」と口にしてはいけません。頭の中で考
破ッ!ることも絶対にヤバイです。何故なら、前かがみで目を閉じて頭
を洗っている姿が「破ッ!るまさんがころんだ破ッ!」で遊んでいるように見える
破ッ!に併せて、水場は霊を呼び易く、家の中でもキッチンやおふ
破ッ!場などは霊があつまる格好の場となるからです。さて、洗髪中に
破ッ!ち度ならず、頭の中で何度か「破ッ!るまさんが
ころんだ破ッ!」を反芻してしまったあなたは気付くでしょう。青じ
破ッ!い顔の女が、背後から肩越しにあなたの横顔を血ば
破ッ!った目でじっとみつめていることに.....。さて、あな
破ッ!は今からお風呂タイムですか? 何度も言いますが、
破ッ!けませんよ、「破ッ!るまさんがころんだ破ッ!」だけは。
寺生まれってスゴイ、あらためてそう思った。
ゴメン、自分でやってみたけど、無理だった
縦読み嫌いだ
(´・ω・`)
なにその和田あき子
840 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(catv?):2008/09/15(月) 18:31:41.30 ID:Fo2l+kgy0
しまった!容量が!!
Tさんレスを吹き飛ばしてくれ!
841 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(北陸地方):2008/09/15(月) 19:15:56.94 ID:fwdVhHGWO
ほ
842 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛媛県):2008/09/15(月) 19:17:23.73 ID:wBeZGKaT0
け
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(北陸地方):2008/09/15(月) 19:21:21.82 ID:fwdVhHGWO
ん
もしこのスレがブログなんかに載ったら田代砲を使う許可を求む
田代砲などつかわなくても両手から青白い光弾を飛ばしたらいいだろう
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(富山県):2008/09/15(月) 19:29:30.87 ID:NpcJiReC0
「破ぁ!!」
そういうとTさんは
>>844を吹き飛ばした
「確かにコピペブログは許せない…だがな、田代砲はやっぱり犯罪なんだ」
そう言うとTさんは憂いを帯びた表情で続ける。
「お前らが俺のためを思ってくれていることは分かる。だから、
もし、どうしても手に負えなくなったら、その時は俺自らケリをつけにいくよ。
寺生まれの俺のせいで人間の負の念が増えちゃ、たまらんからな。」
Tさんははにかんだ。
寺生まれってスゴイ、改めてそう思った
848 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越):2008/09/15(月) 19:32:41.74 ID:NNuqPEj5O
ローマ法王がアメリカを訪れたある日。
高速道路を車で走っている途中後部座席のローマ法王は運転手に言った。
「私は本当は車の運転が大好きなんだ。運転を少しだけ代わってくれないか?」
運転手はローマ法王に運転を代わったまではよかったのだが、実はローマ法王かなりのスピード狂。
10分もたたないうちに白バイに止められてしまった。
しかし白バイ警官は運転席から降りてきたローマ法王を見て吃驚、
慌てて無線で上司に指示を仰いだ。
警官:「課長大変です!とんでもない大物の車を取り締まってしまいました!」
課長:「大物!?いったいどれぐらいの大物なんだ?」
警官:「それが私にもわからないぐらいの大物なんです!!どうしたらいいんでしょうか?」
課長:「落ち着け。わからないぐらいの大物って一体どういうことなんだ?」
警官:「とにかく大物なんです!ローマ法王が彼の運転手をしてるくらいんなんですから!」
この時、青白い光弾が車を包み、警官もろとも法王を消し去った
「教会生まれもたいしたことないな・・・」そう呟いて片手でタバコに火をつけるTさん。
寺生まれってスゴイ、改めてそう思った
849 :
1(愛知県):2008/09/15(月) 19:37:10.56 ID:+uPnRzzc0
850 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(北陸地方):2008/09/15(月) 19:40:36.93 ID:fwdVhHGWO
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(北陸地方):2008/09/15(月) 19:53:34.01 ID:fwdVhHGWO
ほ
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(福岡県):2008/09/15(月) 20:01:12.29 ID:PSamWlSz0
妻が事故で死んだ。
わたしはしばし呆然としていたが、やがて冷静さを取り戻すと、
妻を送るためのあれこれの儀礼のために忙しくなる前に、
現実と向き合うことにした。
息子が、数年前から自室に引きこもっている。部屋に鍵をかけて一歩も出ず、
顔をあわせることさえない。妻が食事を部屋の前に起き、空の
食器をさげるという毎日を繰り返していた。
世間体を気にする妻に強く言われ、誰にも相談できなかった。
わたしが働いている時間帯に息子が暴れることがあるらしく、
だから極力刺激しないようにしてきた。
しかし、妻はもういない。息子も、そのことを理解すべきだ。
わたしだってもう歳だ。いつまでも息子を守ることはできないのだ。
意を決し、息子の部屋の前にわたしは立った。鍵がかかっている。
わたしは息子に声をかけた。返事は無い。
わたしは息子の部屋のドアをこじ開けた。
息子はベッドに横たわっていた。
死後数年はたっているかのように、すでにミイラ化していた。
「破ぁ!!」
その瞬間青白い閃光がすべてを吹き飛ばした。
「もともとあんたには妻も息子もいなかった…そういうことだ。」
「これからは自由に生きていくといい。俺か?俺もあんたと同じ一匹狼さ。」
こうしてわたしは妻も息子も家も失ったがTさんにであった。
住宅保険掛けててよかった、改めてそう思った。
853 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(catv?):2008/09/15(月) 20:01:31.63 ID:DsQ/NikB0
正直アフィだろうが構わないけど
>>845みたいな現行スレを平気で載せるやつは本当に消滅してくれないかな
854 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(北陸地方):2008/09/15(月) 20:11:39.28 ID:fwdVhHGWO
「破ァッ!!」
Tさんはそう叫ぶと両手から青白い光弾を撃ち出し、フライドチキンは空をとぶという糞ブログを吹き飛ばしたのだ・・・!
寺生まれってスゴイ、改めてそう思った
Posted by T at 2008年09月15日 19:29
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東・甲信越):2008/09/15(月) 20:23:12.23 ID:FiYp3avYO
リアルな話すると多分お前の住んでる大阪が消し飛ぶ
光速でTさんほどの質量
(約200〜300グラム)の物体が動いたら
想像を絶する衝撃波が発生する
ましてそれが地表と激突したら地球がヤバイ
寺生まれのTさんで地球がヤバイ
スレチごめん
857 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(滋賀県):2008/09/15(月) 20:29:06.75 ID:y/xFX8RA0
858 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(北陸地方):2008/09/15(月) 20:41:30.50 ID:fwdVhHGWO
859 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛知県):2008/09/15(月) 20:45:35.14 ID:K0Si3WyN0
ある小学校にいつも赤いマフラーを着けた女の子が転校してきた。
とある日に同じクラスの男の子が「なんでいつもマフラーを着けてるの?」と聞くと
「あなたが中学生になった教えてあげる。」と女の子は答えた。
男の子と女の子は同じ中学になった。
そこである日、「なあ中学生にもなったし、なんでマフラー着けてるか教えてくれよ。」と男の子がたずねた。
しかし女の子は「私と同じ高校になったら教えてあげる。」と答えるだけだった。
高校でも再び同じ学校になった二人。
「なんで赤いマフラーを着けているかそろそろ教えてくれよ。」という男の子の問いかけに
「私と同じ大学になったら教えてあげる」と笑うだけだった。
二人は同じ大学の同じ学科へすすんだ。その頃には二人は恋人同士になっていた。それからも同じ会社へ就職し、結婚もした。
結婚してからしばらく経ったある日、男は妻となった女に
「ところでおまえってなんでいつもマフラーしてるんだ?」ときいた。
「わかったわ、そろそろ教えてあげるね・・・」そういうと彼女は今まで決してはずさなかった赤いマフラーを首からはずした。
ゴトン
彼女の首が床へと落ちた。
女の子の首は昔からマフラーでつながっていたのだ。
しかし体側の首の中からなんとTさんが!「正体を見せろ!」
青白い光が女の首へ炸裂する。「破ァ!」
「ふぅ、純粋な男心を利用するなんてヒドイやつだ。」
そういってTさんは妻の体のまま去ってしまった。
寺生まれってすごい、改めてそう思った。
860 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛知県):2008/09/15(月) 20:49:40.46 ID:K0Si3WyN0
事件に関する重要な記録をここに公開する。
ICレコーダーによる記録である。
吹き込まれた声は基本的に可美村(かみむら)緋那(ひな)のものだけである。
彼女は警視庁の刑事であると共に、IZUMO社航空機墜落事故の唯一の生存者である
可美村貴代(たかよ)ちゃん(事故当時十三歳)の叔母でもある。
貴代ちゃんは事故の怪我によって、長らく植物人間状態と見なされていたが、
先日、意識をはっきりと回復していることが確認された。会話が出来るほどには回復していないため、
奥歯に電極を取り付け、歯を噛み合わせると電子音が鳴る仕組みでコミュニケーションを可能にした。
イエスの場合は二回、ノーの場合は一回、歯を噛み合わせてもらった。
貴代ちゃんの精神安定のため、部屋には緋那さんと貴代ちゃんの二人だけである。
カメラなども設置していない。
以下が記録である。
861 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛知県):2008/09/15(月) 20:50:35.54 ID:K0Si3WyN0
「こんにちは」
無音。
「私のことを覚えていますか」
二回。
「ええ、緋那おばさんですよ。少しお話をしてもいい?」
二回。
「今日はお日様が出ていますね。気持ちいいですか?」
二回。
「お外に出ます?」
一回。
「ここでいい?」
二回。
「そう。それじゃあ、ここで」
無音。
「あのね、おばさん、事故の時の話をしたいんだけど、いい?」
無音。
「駄目?」
やや後、二回。
862 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛知県):2008/09/15(月) 20:51:45.18 ID:K0Si3WyN0
「駄目なの?」
一回。
「いいの?」
二回。
「それじゃ、聞きますね。貴代ちゃんは旅行の帰りだったんですね」
二回。
「空港を出た時は何も異常はありませんでしたか」
二回。
「他の乗客の人たちは普通でしたか?」
二回。
「飛んでいる最中に何かが起こったのですね」
四回、間断なく。
「それはYESということ?」
三回。
「つらい? この話、やめましょうか?」
しばし後、一回。
「続けられる?」
二回。
「じゃあ、もう少し頑張ってくださいね」
二回。
863 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛知県):2008/09/15(月) 20:53:37.60 ID:K0Si3WyN0
「事故の前、飛行機は揺れましたか?」
二回。
「恐かった?」
やや後、一回。
「その時には、もう落ちると思いましたか?」
一回。
「大したことはないと思ったんですね」
二回。
「揺れはだんだん酷くなりましたか?」
やや後、一回。
「しばらく小さな揺れが続いたんですか?」
一回。
「それは、つまり……揺れが一度止まった?」
二回。
「その後、また揺れましたか?」
二回。
「その後、落ちたのですか?」
二回。
「辛い事ばかり聞いてごめんね。恐かったでしょう?」
二回。
「今日はこれぐらいにしておく? 疲れたでしょう?」
一回。
「まだ話せる?」
二回。
864 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(東京都):2008/09/15(月) 20:54:08.52 ID:zQhvahwJ0
元ネタ知らん奴おおいな。
865 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛知県):2008/09/15(月) 20:54:44.30 ID:K0Si3WyN0
「それじゃあ、もう少し聞いていい?」
二回。
「揺れている以外に、何か異常はありましたか?」
しばし後、二回。
「それじゃあ」
可美村緋那さんの言葉の途中で、三回。
「どうしたの?」
三回。
「顎が疲れちゃった?」
五回。
「震えてるの?」
四回。
「貴代ちゃん、だいじょうぶ?」
六回。間を挟んですぐに五回。
「少し落ち着くまで待ちますね」
三回。
しばし休憩。その最中にも、数回。
「もう大丈夫?」
二回。
「さっきの話の続きね。何か揺れ以外の異常があったのですか?」
二回。
「エンジン音とかが変だったのですか?」
一回。
「何か爆発音が聞こえたとか?」
一回。
「窓から何かが見えました?」
二回。
866 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛知県):2008/09/15(月) 20:55:40.96 ID:K0Si3WyN0
「それは何か硬そうなものがぶつかったのが見えたということでしょうか」
一回。
「もしかして、それは墜落の直接の原因じゃないと思いますか?」
一回。
「窓から見えたものが墜落の原因ですか?」
一回。
「それは」
可美村緋那の言葉の最中、何度も続けて。(回数不明)
「貴代ちゃん、だいじょうぶ? 恐いの?」
連続。
「もう大丈夫だから、怖がらなくてもいいんですよ。ここは病院だから、落ちたりしませんよ」
七回。
「さあ、落ち着いて」
五回。
しばし後、回復。
「貴代ちゃん、だいじょうぶ?」
二回。
「続けられますか?」
二回。
「何が見えたんですか?」
無音。
「ああ、ごめんね。そこから見えたのは、ええと、他の飛行機か何かですか?」
一回。
「少し質問を変えますね。貴代ちゃんの席は窓際でしたか?」
二回。
867 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛知県):2008/09/15(月) 20:56:48.38 ID:K0Si3WyN0
「窓からは飛行機の羽も良く見えたんですか?」
二回。
「羽に何か異常があったんですか?」
やや後、二回。
「羽が壊れてた?」
やや後、二回。
「だから飛行機は落ちたのかしら?」
しばし待つも、無音。
「羽が壊れて落ちたわけじゃないの?」
一回。
「羽が壊れて落ちたのね」
二回。
「なんで壊れたのか、わかりますか?」
二回。
「何かがぶつかったの?」
一回。
「勝手に壊れた?」
一回。
「誰かが壊した?」
二回。
「誰かが、そこにいたの?」
二回。
「それで」
言葉の最中、小刻みに何度も。
しばし質問の声もなく、音だけが続く。
「いい?」
一回、一回、一回と、間を挟んで。
収まるまで待つ。
868 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛知県):2008/09/15(月) 20:57:48.53 ID:K0Si3WyN0
「その誰かは、羽だけにいたのですか?」
一回。
「一人じゃなかったんですか」
二回。
「たくさん?」
二回。
「いろんな所を壊していた?」
二回。
「窓は」
二回。
「それは窓を壊して入ってきたということ?」
二回。
「その何かは、乗客に酷いことをしたのですか?」
二回。
「貴代ちゃんの傷も、その何かのせい?」
何度も。
869 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(東京都):2008/09/15(月) 20:59:46.07 ID:shLObsAv0
ドラゴンボールのセルに破ッ破ッてしてたのTさんだよね?
870 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(愛知県):
「傷口から唾液が」
何度も。
「牙が生えてた?」
何度も。
「ぬめぬめしてた?」
何度も。
「目が真っ黒で、葡萄みたいに小さくて、びっしりと」
何度も。
「子供みたいに小さい」
何度も。
「手が、ううん、足? たくさん生えてて、這い回るみたいに」
何度も。
「変な声で、何かを擦ったみたいな声で」
何度も。
「すごく小さな穴や隙間から、ずりずりって出てきて」
何度も。
「身体に張り付いてきて」
何度も。
「登ってきて」
何度も。
「噛みついて」
電子音は以降、一切鳴らなくなる。
「食べられ」
「痛ぁふおおおおおおおおおおおりゃあああああああああああああああああ」
「とうとう姿をあらわしやがったな!破ッ!」
バチバチという音