おまいらの忘れられない恋愛語ってくれ

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
誰でもそんな恋愛がひとつくらいあると思うんだ
片思いでも語ってくれ
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:03:43.89 ID:dukxrjFp0
VIPでやるな 他板でしね
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:04:06.54 ID:ukU1JqioO
>>1に恋した
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:04:17.94 ID:VkFRjDIO0
あの子とのお台場の初デートは一生色あせることはないだろう・・・
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:04:34.97 ID:voa9znFWO
勢いよく振り返ったら顔面にひじうちしちゃって消滅
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:04:35.11 ID:HNKQizpI0
は?板違い
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:05:28.94 ID:7DX+GTKV0
従姉に恋をした。

信じられないほど心が痛い。
彼女に会ってから今日まで、一年一年、一日一日、その痛みは蓄積されて
いき、今は極限だと思う。それはもう彼女との未来など有り得ないのだと
実感してしまったからだ。

二ヶ月前のあの日に。

5年前、母が再婚した。嫁いで間もない冬のはじめ、嫁ぎ先のお姑さん
が亡くなった。その葬式の最中、彼女と初めて出会った。

彼女は母の再婚相手の姪っ子。歳は俺よりも2つ上。しかし小さな風貌の
せいか幼く見え、またバタバタした葬式の最中でもあったため、俺は紹介を
受けていたにも関わらず彼女の年齢など頭になく、高校生だと思い込んで
いた。だから別段、彼女に意識を払っていたわけでもなく、ましてや当時の
俺には結婚を約束していた彼女もいたため、そのファースト・コンタクトは
なんてことなく終わった。
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:05:37.16 ID:C0/Ked0FO
告白しておkもらって1時間で振られた
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:05:49.70 ID:YdlJXCW10
あれ?VIPに来たつもりだったが、板を間違えたようだ
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:05:56.12 ID:BEA94WXkO
他板でしね
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:07:33.89 ID:7DX+GTKV0
俺は母の連れ子ではない。今現在も離婚した父(今も健在)の戸籍に
属している。だから厳密に言えば彼女とは血のつながりどころか戸籍上も
従姉弟関係にあるわけではない。

「君さえよければ私や私の子供たち、そして私の親戚たちのことを家族
だと思ってほしい。でも重く考えないでね。気を遣わなければならない
人間などいないし、みんな君のことをすでに家族だと思っているから」

母が嫁ぐ時、再婚相手の男性が俺に言ってくれた言葉だ。

俺は彼の一言がすごく嬉しかった。俺が育った家庭環境は親戚付き合い
など希薄だった。父も母も親類縁者と付き合うことを避けて生きている
人間だったから。

だから彼の子供たち(一男一女)や親戚の人たち(彼は6人兄妹だった
から一族の数はものすごく多い)がいっぺんに自分の家族になったこと
が嬉しくてしようがなかった。

そして事実、彼の言ったとおりみんなあったかい人たちだった。
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:09:35.78 ID:7DX+GTKV0
俺はなんの衒も抵抗もなく、彼のことを「お父さん」と呼んだ。
お父さんの育った家庭環境も複雑だった。

お父さんの姓は「太田」だったが、親戚の人たちは「田中」姓だった。
それは田中の6人兄妹のうち、お父さんだけが太田家に養子に出されて
いたからだった。

しかし両家の交際が深かったため、6人兄妹はほとんど離れ離れになる
ことなく大人になったという。

その話を聞いた俺はますます、この一族の一員になれたことを嬉しく思い、
こんな素敵な人たちのところに嫁いでくれた母に感謝すらしていた。

しかしそんな俺の気持ちが、後々自分の障害になるなんて、当時は思いも
しなかったんだ。
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:10:47.22 ID:GyO4GNX70
初恋の人の話だけど中学一年で好きな人が出来た。
その子と仲良くなりたくて、同じゲームを趣味にしたり漫画読むようになったりして凄く仲良くなった。
休みの日に団体でだけど映画見に行ったり、幸せだった。

だけどその子には他に好きな人が居る事が分かった。

ショックだったけど、その相手は俺の友達で勉強もできる優等生だった。

そからもずっと好きだったけど俺が中学2年の冬に親の離婚で転校することになった。それっきりだわ…

適わない恋愛だったけど、最後に好きだって事をなんで伝えられなかったのか…それだけが今でも後悔だった。

その後転校先の学校で馴染めなかったのと、親の離婚のストレスで鬱になって不登校、引き篭もりの暗黒史が始まる…
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:11:38.30 ID:7DX+GTKV0
その年、2000年のクリスマスに、俺は付き合っていた彼女にプロポーズした。

この街では数少ない小洒落た店を予約し(俺は地方都市で育った)
大枚をはたいて買ったエンゲージ・リングを彼女の薬指にはめた。

18の頃に両親が離婚し、間近で見せられた彼らの修羅場がトラウマとなって
いた俺は、「結婚」なんてものになんの幻想も夢も抱いていなかった。
その俺が結婚する。結婚できる。俺のトラウマは癒されたんだと思った。
満面の笑顔で彼女が言う。
「ウチのお父さんの説得、ふたりでがんばろうね」
彼女は3人姉妹の真ん中で、上・下の姉妹はすでに嫁いでいた。
それゆえにいつも「お前の結婚相手は婿入りできる人間でないと認めない」
と、彼女は父親から釘を刺されていた。

俺はプロポーズの前に彼女に言っていた。

「俺の母親は再婚してるから安心だけど、親父はずっと一人身で暮らして
 いる。彼に再婚する意思はないし、この先も独身でいるだろう。
 だから俺は君の家に婿入りするわけにはいかないんだ」
彼女は俺の気持ちを快く汲み取ってくれた。
「お義父さんも一緒に幸せになろうね」
そんなことも言ってくれた。幸せだった。
この幸せな気持ちさえあれば、彼女のオヤジさんもきっと説得できると、
自信を持っていた。
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:13:39.92 ID:7DX+GTKV0
それからまもなくのある日、俺は彼女の実家に挨拶に行った。

オヤジさんは渋い顔つきをしていた。
すでに彼女から俺が婿入りの意思のないことを聞かされていたからだろう。
座布団も茶も出なかった。
まあ当然だろう、と俺は気合を入れてオヤジさんと話し始めた。

「はじめまして。大塚と申します」
「話は聞いてる。認めない」

呆気にとられた。

「私たち夫婦に残されたのはこの娘だけだ。この娘までとられたらこの先、
 私たちの面倒は誰が見る?」

俺はめげない。

「私が婿入りしないとしても、それはお義父さんたちの世話をしないという
 ことではありません。ただ一緒に暮らせないというだけであって、お義父
 さんたちから彼女を奪うつもりはないのです。
 私を家族として認めていただきたいのです」
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:15:40.69 ID:7DX+GTKV0
ここまで理路整然と話ができたかはおぼえていない。
オヤジさんは聞く耳を持ってくれなかった。

「家族になりたかったら、戸籍上でも正式になりなさい」

太田のお父さんのことが頭に浮かんだ。
血のつながりや戸籍についての考え方、それは人によってこうまで違うもの
なのか。そんなことを考えたり聞いたりしたことがなかった人生だった
俺だから、二の句が出てこなかった。

情けないが彼女に目を向けた。ヘルプミーだった。
しかし彼女はずっと目を伏せたまま、とうとう最後まで一言も口を開くこと
はなかった。
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:18:00.14 ID:ao8/8WuKO
wktk
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:18:07.50 ID:7DX+GTKV0
とりあえず、また今度お伺いしますと辞去した。彼女が車で送ってくれた。

車中は静かなものだった。俺は戸惑いやら怒りやらで混乱した頭を押さえ
つけ、精一杯、虚勢をはった。

「まあ、時間をかけてがんばる…か!」

その俺の言葉も彼女は聞いていないかのように、ポツリと言った。

「無理かも…」

俺は爆発した。

「なんでだよ!?まだ一回目だぞ!ふたりでがんばろうって言っただ!?」

彼女はすっかり怖気づいていた。すぐに冷静さを取り戻した俺は、やんわり
と、なだめすかしながら、しかし結論も出せずにこの日は彼女と別れた。

翌日は彼女とのデートだった。うまく事がすすんでいたら、本当は俺の両親
(もちろん太田のお父さんも含め)に挨拶に行くはずだった日。
甘かったな〜と苦笑しつつ、彼女との待ち合わせ場所である喫茶店へと
入る。いつもの席に彼女がいた。
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:20:08.05 ID:7DX+GTKV0
彼女はいつもと変わらなかった。俺もいつもと変わらないように装った。
俺のバカ話にケタケタと笑う彼女に安心し、昨日の話を切り出した。

「昨日は情けない終わり方になっちゃってごめん。甘かったよ俺」

下げた頭を戻すと彼女の強張った顔があった。…ん?なんだ?? 
話を続けた。

「早いうちにリベンジしたいから、お義父さんたちの都合を確認しといてく
 れるかい?」
「うん。わかった」

彼女の顔がいつもの顔に戻った。また安心した。

「ゆっくりと、時間をかけてがんばろうな」

むしろ自分に言い聞かせるように言った。
そして彼女に会ったのはこれが最後になった。
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:21:15.95 ID:J9+3+7FO0
猫飼いたいな
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:22:16.05 ID:7DX+GTKV0
オヤジさんたちの予定を確認するため、俺は何度も彼女に電話をした。
仕事が忙しくもあったので、直接彼女に会えなかったからだ。

しかしいつ聞いても、都合が悪いらしい、の一言だけ。
オヤジさんは観光バスの運転手だったから、そりゃ仕方ないかと始めのうち
は納得してた。しかし3週間、4週間先の予定を聞いても同じ返事が返ってくる。

ああ…まだ彼女は怖気づいているんだな、と感じ、俺は少し彼女に時間を
与えようと思った。その話が終わると、電話口の彼女の声はうってかわって
明るくなった。

次のデートはあそこに行こうよ、ホワイトデー期待してるゾ、etc.etc…。
ちょっとムッとした。
そんな目先の楽しみで誤魔化したって仕方ないんだぞ。優先すべきことから
逃げるなよ、と。

今度いつ会える?と聞いてきた彼女に、俺は仕事を理由に
「ちょっとしばらく難しいな〜」
などと意地悪をした。会えないほどの忙しさではなかったけれど、彼女が
オヤジさんたちの都合を取り付けてくるまで会うまい、と俺は決めてしまった。

…今思うと、なんて度量の小さいヤツなんだ俺は。
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:24:17.72 ID:7DX+GTKV0
そんなこんなしているうちにゴールデン・ウィークを迎えた。
彼女の返事に変化はない。業を煮やした俺は、GWの予定を立てようと
楽しげに話す彼女を突き放した。

「出張があるから遊べない」

非常に残念がったが、彼女は渋々納得した。
実際、出張の予定などなかったが、この野郎、GWをひとりで過ごして
反省しやがれ、などと俺の心は最低だった。
自分もひとりでGWを過ごすことになるのに馬鹿だよねコイツ。

GW初日の朝、しっかりと仕事も休みだった俺は、生まれて初めての一人
旅を思いついた。
手早く荷物をまとめて駅へ行った俺は、その場で行き当たりばったりに
行き先を決めた。広島。なんで広島??

とりあえず新幹線で東京へ。車内で何度となく彼女のことを考えたが、
無理矢理に心を浮き足立たせる。ハメはずしてやる。
東海道新幹線はグリーン車に乗ってやるぞ。座席にゃテレビが付いてて、
美人のアテンダントがおしぼりやらコーヒーやら持ってくるんだ。
浮かれた俺の頭に、飛行機を使う考えなど浮かばなかった。
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:25:34.04 ID:tOFGohNV0
期待age
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:26:26.45 ID:7DX+GTKV0
広島は良かった。
初めての一人旅ということもあったが、何もかもが楽しかった。
気分も晴れかかっていた。2泊目の夜、地元で有名なジャズバーへと足を
運んだ。ほろ酔いの頭をベースの音にのせて躍らせていた時、地元OLと
思しき2人組が俺に声をかけてきた。

「おひとりですか?」
「ええ」ウホ、逆ナンかい。
「一緒に飲みません?でも彼女に怒られちゃうかな?」
「んなもん、いませんいません。どぞどぞ」

うっとりと曲に耳を傾けつつ酒を飲む。会話も弾んだ。
そしていつしか(なぜか)、話題は男女の恋愛心理になっていた。

A「このコ、今彼氏とのことで悩んでるんですよ」
B「聞いてもいいですか?」
俺「ん?なぁに?」相当酔ってた。
B「結婚しようってことになって、この間ふたりで実家に挨拶に行ったんで
  す。そしたら父が『認めん』て言い出して。彼は一生懸命説得しようと
  がんばってたんですけど、私は父の剣幕にびっくりしちゃって…何も言
  えなくなって…涙出てきたんです。そしたら彼と父がケンカになっちゃ
  って…」
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:26:50.65 ID:BJsBK0aoO

よくドライブしたな〜 朝まで
ダイニング行ったりカフェ行ったり
毎日お洒落してお出かけ
楽しかったなあ
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:28:33.57 ID:7DX+GTKV0
…あんた方、もしかして俺のこと知ってます????酔いが醒めた。

B「帰り道、彼に謝ったんです。何も言えなくてごめんて。そしたら彼『泣
  いてるお前見てたら、なんだかお義父さんに腹がたっちゃってさ。なん
  でだろ?ごめんな』って。嬉しかったけど、なんだか気まずくなっちゃ
  って、それ以来彼とこの話題に触れてないんです。もう彼、結婚する気
  なくなっちゃったんでしょうか?」
俺、なーんも言えんかった。多分ぽけーっとした顔してたんじゃないだろうか。
「その彼氏なら大丈夫。多分、君から言ってくるのを待ってると思うよ」
なんとかそんな言葉を捻り出した。
2軒目に行く気にはなれなかった。誘ってはくれたけど、大したことも
言えない俺に彼女らも肩透かしをくらっていただろうし。
それよりも早く地元に帰りたかった。会いたかった、彼女に。
ちゃんと会って、ちゃんと話をしようと思った。
翌朝、予定していたもう1泊をキャンセルしてホテルを出た俺は、開店と
同時にみやげ物屋を物色した。彼女の実家へのおみやげを買い足した。

地元に帰った俺はすぐさま彼女に電話した。

「おかえり!出張、無事済んだの?」
「(後ろめたい気持ち全開)…うん。なんとか」

気を取り直して俺は言った。
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:29:26.02 ID:aPI2cK2RO
この小説いつ終わるの?
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:29:59.29 ID:dCC+h0QKO
簡潔にたのむ
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:30:39.69 ID:7DX+GTKV0
「おみやげ買ってきたよ。お義父さんたちの分も。これ持ってまた挨拶に
行きたい。GW終わってからなら、お義父さんの仕事も一段落するだろ?」

彼女が言った。耳で聞いた最後の生声だった。

「…う〜ん…まだしばらく無理っぽいみたい」

限界がきた。

「なんなんだよ!!逃げんなよ!!俺は○△□●▲■○△□●▲■!!!」

もう今となっては何を言ったのか、何を言えてたのかはわからない。
とにかくなじりまくってた気がする。押し黙る彼女。それが尚、ムカついた。

「俺、間違ったこと言ってるか!?もういいよ!!」

こうして俺の結婚話は終わった。トラウマが蘇ってきた。
今、しみじみ思う。ここで彼女と別れなければ、俺が短気でなかったならば、
従姉のあのコに恋することもなかったと。
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:30:58.20 ID:ao8/8WuKO
このペースでいい!!
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:33:01.78 ID:7DX+GTKV0
その年の秋口の頃だったか。田中一族の娘さんの結婚式があった。
当然のように、お父さんが披露宴への招待状をくれた。

まだ傷も癒えていない俺に他人の結婚の祝福などきつかったが、その好意が
嬉しかったので参列することにした。当日、式は田中一族が住んでいる土地
で行われた。
その土地は俺やお父さんたちが住んでいるところからはかなり離れた田舎
で、同じ県内ではあるものの風景が全く違っていた。快晴の下の田畑がな
んだかきれいだ。披露宴までの待ち時間は一族の長兄の家でつぶすことに
なった。
すでに何人か親族が待機していたところに俺が顔を出す。よく来たと迎えて
くれる親族たち。みんな方言丸出しだが、それがあったかくて俺は好き
だった。
そこに従姉のあのコ・恵子ちゃんがいた。軽く挨拶を交わす。
お互いなんとなく見たことあるな〜という表情。あ、あのコか。あっちも
俺のことをそう思っただろうな。お姉さんの赤ちゃんをあやしている彼女
を、することがない俺は見るともなしに見ていた。なんだろう?
やけにオバサンくさい、いやいや、落ち着いている。別段美人というわけで
はないのだが、顔立ちに落ち着きが備わっている。今時の高校生ってのは
こんなに大人っぽいものなのか?確かにそこいらのギャル然としたケバケ
バしい女子高生とは違い、見た目は清楚でパーティドレスもしっくりきて
いる。それにしても、なぁ。
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:35:23.88 ID:7DX+GTKV0
披露宴が始まった。俺と恵子ちゃんの席は同じテーブルにセッティング
されていた。待ち時間の間にそこそこ会話を交わしていたので、俺はおもい
きって恵子ちゃんに歳を尋ねた。…31歳。2コ年上だった。

だよなぁ。なんだか会話しててもギャップを感じなかったし、いやむしろ
話が合うなぁと思っていたくらいだ。
「やべぇ…俺、高校生と意気投合してる…」
なんてなことを考えてたから安心した。それからは披露宴そっちのけで
彼女との会話に盛り上がった。彼女は方言と標準語の使い分けができていた。
わざと織り交ぜて会話する彼女は楽しく、決して嫌味な感じもしない。
それもそのはずで、彼女も俺と同じく、県の都市部で働いていたからだ。
他の田中一族の人間よりも都会的な感覚が感じられた。
間違っても春江伯母さんのように

「健吾君(俺の名前だ)いいオドゴだなぁ〜鼻高いし。
 鼻おっぎぃオドゴはアソコもデカイって知ってっか?
 ひゃひゃひゃ。だがら見ろ、ウヂのとーちゃんなんて鼻ちっちぇべ?
 ひゃひゃ」

なんてことは言わない(俺はこの、女だてらに下ネタを連発する春江伯母
さんが大好きで、これだからこの一族との付き合いはやめられない、などと
思っている。ちなみに春江伯母さんは花嫁の母だ)。

そしてお互いの会社が意外に近い場所であることもわかった。
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:37:25.20 ID:7DX+GTKV0
披露宴が終わった。
俺はお父さんたち太田家の連中と一緒に帰ることになったが、恵子ちゃん
は2次会に参加するようだった。なんとなく恵子ちゃんと話し足りない感
じがした俺は、別れ際に彼女と電話番号の交換をした。会社も近いことだ
し、今度晩飯でも一緒に食おう、と。

帰りの車中、ふと母が言った。
「アンタ、結婚もダメになったんだから次考えなさいよ。恵子ちゃんなん
かいいじゃない!アタシ、あのコ好きだわぁ」

言い方は悪いが本人に悪気はない。するとお父さんも

「そうだなぁ。歳も近いしいいかもしれんなぁ」

義弟や義妹もノリ気で言う。

「うん!健吾君と恵子ちゃん、合うんじゃないの?」

いきなりくっついちゃえコールの嵐だ。
俺は「そーねー、いいかもねー」と適当に軽く流した。まだこの段階では、
俺は彼女に異性を求めてはいなかった。
会話は楽しかったし電話番号だって交換したが、あくまで
「血縁関係のない従姉=女友達」の図式でしかなかったのだ。
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:38:14.25 ID:g15C0doq0
恋愛サロンとか純情恋愛って板があるんだよ
知ってる?
あ、知らない?
そこではこのスレみたいに恋愛話ばっかりやってるんだけどさ
気持ち悪いよ
このスレみたいに
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:39:26.77 ID:7DX+GTKV0
1ヶ月ほど経った時だった。
俺は部屋の片隅にほっぽり投げていた物が気になりだした。

それは別れた彼女から借りていた本やCD。
律儀な性格というわけではないが、ちゃんと返さなければと思った。
きちんと別離の言葉を口にして別れたわけではなかったため、なんとなく
ケジメが欲しかったのだと思う。

でもとてもじゃないが、また会って手渡しする気はない。
宅配便で送るため、彼女のマンションの住所を教えてもらおうと数ヶ月
ぶりにメールをした。返事はすぐに返ってきた。

「私も借りていた物を送りますので貴方の住所を教えてください」

ハッとした。俺たちは互いの住所すら知らないでいたんだと。
些細なことだが、妙にさびしくて、やるせない気持ちになった。
彼女からの事務的なメールの文面を見つめながら、すぐに住所を送信した。

そして荷物を送る手筈を整え、俺は今まで彼女と送受信したメールと、彼女
のアドレスを抹消した。だが期待していた解放感は得られなかった。
36:2008/09/07(日) 13:40:04.76 ID:maeMcNno0
>>34
VIPPERの恋愛をきいてみたかったんだ
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:40:16.20 ID:ao8/8WuKO
おもしろいじやあないか(´・ω・`)


続きが気になって仕方ない

38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:41:50.58 ID:7DX+GTKV0
翌日の昼下がり、冴えない気持ちで仕事をしながらふと恵子ちゃんの顔が
頭に浮かんだ。人と話したくてしようが無かった。

俺のプライベートを知らない相手と。俺は恵子ちゃんに電話をした。
なぜかドキドキする。恵子ちゃんが電話に出た時、思わずビクッとなって
脇腹を攣った。脇腹を押さえながら、俺は恵子ちゃんを食事に誘った。

それなら今晩どう?と彼女。

即日となるとは思ってなかったが、是が非でも行きたかった俺は、普通な
ら残業コースとなる仕事を終業時間30分前には片付けた。この仕事は穴
だらけになっていて、翌日ひどい思いをすることになったのだが、俺は空
いた30分でネットをつっついた。食事の場所選びだ。知ってる店は全て
別れた彼女と共に行っている。それらの店は避けたかった。久しぶりの店
探しは楽しかった。
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:41:56.50 ID:gf9Ju1vm0
手マンの臭いが取れないから泣きながら女を殴った
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:42:07.73 ID:g15C0doq0
>>36
お前は聞いてみたいのかもしれないけど
VIPにこんなスレいらないから
大体VIPPERのとかいう括り自体意味ないし
何?
VIPPERって何か共通の特徴を持った人間が集まってるとでも思ってるの?
「VIPPERの恋愛をきいてみたかったんだ」
そうですか
それって
「クラスメイトの恋愛をきいてみたかったんだ」
と何も変わらないよね
明日クラスメイト全員に聞いてまわれよ
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:42:51.91 ID:GyO4GNX70
>>40なんでそんな必死なの?
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:43:59.50 ID:7DX+GTKV0
待ち合わせぴったりに彼女と会った。

よっ、という感じで彼女が敬礼する。俺も返す。
それだけなのに心が弾んだ。
店まで彼女を案内する道中、「歩くの早いね〜」と言われた。
俺の足はもうスキップに近かった。選んだ店はモニターで見るよりも印象が
良くて安心した。席につく時、俺は言った。

「今日は『どうぞマダム』って、椅子は引かないけどいいよね?」

もちろんジョークだ。笑いながら彼女が言う。

「じゃあ、いつもは引いてんのかいっ!」

これだ。これがいいんだ。打てば響く鐘、とでもいおうか。
こちらが差し出した話題にすかさず乗ってくる。披露宴の時に彼女と話して
いて好印象を持った原因はこれだった。別に芸人のようにツッコミ役を探し
ていたわけではないが。

食事は美味しかった。もともと美味しい店だったのだろうけど、女の子と
一緒に食事することで更に美味しくなった気がする。
異性が食事のテイストを上げるってこと、久しく忘れてたよ。
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:44:08.33 ID:ao8/8WuKO
≫40必死www
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:44:28.47 ID:g15C0doq0
>>37
お前みたいな携帯の馴れ合い厨が好むってことは
VIPにいらないってことだな
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:45:06.43 ID:E29oooyjO
この話むかし読んだなあ
俺にとってはけいこって名前が辛すぎる(´;ω;`)
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:45:44.96 ID:g15C0doq0
低能は>>40くらいの文を必死にならないと書けないのか
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:46:01.84 ID:7DX+GTKV0
しかし…彼女は酒が強い!俺は人並み程度だったから、会話に夢中になる
あまりついついいつもの酒量を超えてしまっていた。
ギブだ。名残り惜しかったが店を後にし、彼女を送るためにタクシーに
乗り込んだ。ひどい酔いでクラクラ。車体の揺れが拍車をかける。
だが彼女のテンションは高く、俺は搾り出した笑顔でそれに応じた。

彼女のマンションは俺のアパートに近かった。車で10分といったところ。
また一緒に晩飯をと手を振り、彼女は車外へ。走り出すタクシーをじっと
見送る彼女。
俺はリアウインドウから最後の笑顔を振り絞ってそれに応えた。
300mほど走ったところでタクシーが門を曲がった。

運転手さんストップしてください。

蚊の鳴いてるような声で車を止め、俺は外に走り出た。何年ぶりだろう、
吐いたのは。滝のようにゲーゲーしながら、俺は辛いんだか嬉しいんだか
わからなかった。
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:47:34.46 ID:ao8/8WuKO
≫44そうなんだm9(^Д^)
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:47:41.92 ID:E29oooyjO
てか俺のIDキモチワルッ!!
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:48:16.60 ID:VN46hwpJO
>>47
ID:7DX+GTKV0
コピペご苦労様です^^
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:48:25.13 ID:7DX+GTKV0
それから彼女との付き合いが始まった。といっても単なる飲み友達のレベル。

でもウマが合うとはこのことを言うのだと、彼女に会うたびに実感した。
いろいろな話をした。彼女の仕事の話、彼女が趣味としている旅行の話、
アジアが特に大好きだということ、彼女が「書」を嗜むということ…
彼女の話の全てが新鮮で面白かった。

大抵は馬鹿話に花を咲かせていたが、時に真面目な話にもなった。そんな
時、彼女の考え方が自分と同じだったりすることもあり、俺はますます引き
込まれた。

その上彼女は聞き上手でもあった。俺の話を真剣に聞き、そして真剣な意見
をくれた。
その意見のどれもが的を射た内容であり、俺はいつも感嘆とさせられた。
思えばそれまでの俺は女性というものを馬鹿にしてきたのかもしれない。
口には出さず心のどこかで。

それまで付き合ってきた女性にいつも
「イエスマンは嫌いだから。自分の意見をちゃんと言ってよ」
などと言いながら、

「どうせ俺の意見のほうが正しい」

と聞き上手になれず、自分の考えで相手をねじ伏せてきた。
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:48:37.02 ID:azr4LlEkO
もうVIPはリア充に明け渡そうぜ
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:49:27.07 ID:g15C0doq0
>>48
そうだよ
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:50:14.95 ID:64j9mnXkO
恋愛(笑)
他でやれクズが
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:50:26.88 ID:7DX+GTKV0
いつものように恵子ちゃんとさよならし、ひとりアパートに帰った時、
俺は考えた。結婚まで考えたあのコも、そうした自分の利己の犠牲にして
しまったんじゃないのか。

ようやく見つけた宝石だったかもしれないのに。今更遅いが、俺は反省
した。生まれて初めて、別れた女性にすまないと思った。

何回目かに恵子ちゃんに会った時、俺は言った。

「君と話してると楽しい」

女性に対して初めて言った言葉だった。大した台詞でもないのにね。

「私も。健吾君の話は面白いし、会うのが嬉しいよ」

彼女がそう応えてくれた時、俺の気持ちは決まった。
この宝石を失いたくない。
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:51:45.52 ID:0NgnrMA/O
恋愛サロンでやってください
終了
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:51:56.49 ID:tOFGohNV0
再開
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:52:30.33 ID:7DX+GTKV0
もはやいつ告白をしようかと、その頃の俺はタイミングを計っていた。
悶々としてはいたが、そんなことを考えるのは本当に楽しい。

そんなある日のこと。
当時、俺はよく週末に太田家で夕食をごちそうになっていた。
お父さんや母、一つ下の義弟や3つ下の義妹と団欒を楽しんだ。
そろそろ30にもなろうかという独身男に、アパートでのひとりの食事は
味気なさ過ぎる。俺にとって大事なひとときだった。
その日もアハハオホホと宴もたけなわになってきた頃、お父さんが言った。

お父「最近、恵子とよく飲みに行ってるんだって?」
俺 「ええ。なんか気が合うんですよ」
義弟「付き合ってるの?」
俺 「いや、そういうんじゃないよー」
義妹「付き合っちゃえばいいじゃないですか〜」
母 「そういう気、あるの?」

俺は黙ってニコニコしてた。
そこで母が真顔になって言った。

母 「…でもねぇ。もしも、もしもよ?アンタと恵子ちゃんが結婚なんてこ
   とになったら、アタシとアンタのお父さん、親戚ってことになっちゃ
   うのよねぇ…」
頭が冷たくなった。俺、なんでそのことに気づかなかったんだろう。
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:54:33.93 ID:7DX+GTKV0
母 「アタシもあの時、恵子ちゃんなんかいいんじゃない、なんて焚きつけ
   たけど、後から冷静になって考えるとそういうことになるのよねぇ」
義妹「それじゃ、結婚式はお父さんたちと健吾君のお父さんが同席!?花束
   贈呈の時なんか、健吾君側にはお父さんが2人並ぶの?」
お父「いや、もしそうなったら私が並ぶわけにはいかないだろう」

俺は慌てて取り繕った。

俺 「ちょっ、ちょっと!何勝手に盛り上がってんだよー。そんなことには
   ならんから!ただの飲み友達。安心しろって。…でもそーなったら、
   ちとオモロイねぇ…ふふ」
母 「やめてよねーあはは」

なんとか冗談で済ますことができたが、もう俺は酒も食事も味を失っていた。
従姉弟同士は結婚できる。そう聞いたことがある。
ましてや俺と恵子ちゃんは血のつながりのない赤の他人。
彼女が俺に対して恋愛感情を持ってくれているのかはわからなかったが、
もし交際の申し込みにOKしてくれたならば、その先の展開も期待できると
思っていた。

だが親父の存在が、俺の淡い期待に影を落とした。
親父は心に傷を負っていた。母との離婚で生じた傷だった。
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 13:56:35.74 ID:7DX+GTKV0
親父と母が離婚したのは俺が18の時だった。
高校3年の夏休みのある夜、母が俺の部屋に来て言った。
「お父さんと別れようかと思って」

その当時、親父と母の様子がおかしいことは気づいていた。
親父は大工で、典型的な頑固オヤジ。
もともと気難しい人ではあったのだが、最近とみにひどくなり、ほんの些細
なことでも怒り出すようになっていた。

幼き頃から拳で物事を教育されてきた俺も、さすがにこの頃の理不尽な親父
の態度には我慢がならず、よく反発するようになっていた。

母は母で、仕事から帰ってきても上の空、心ここにあらずといった感じ。
そして親父同様、ピリピリしていた。

そんな俺たちの姿に当時、中3の妹(俺には実妹もいる)は心を痛めていた。
そしてこの晩、両親がおかしくなった原因について母から聞かされた。
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 14:00:42.19 ID:7DX+GTKV0
ウチは借金を背負っていた。
春先、母は勤め先の金を落としてしまったという。大金だった。

だがそんな金はウチにはない。職場にバレては…ということで、母は親父と
相談し、親父名義でサラ金から金を借り、なんとか補填したそうだ。
これで合点がいった。

それから一週間ほどした晩。家族の間で話し合いがもたれた。
親父が言った。

自分たち夫婦は離婚すること、ただし俺たち兄妹が学校を卒業した後に。
そして借金があること、だからこれからの生活が変わること。

いやだ、別れないでと妹が泣き喚いた。実の妹ながら常々クールなヤツだと
思っていたから意外だった。でもたかだか15歳の女の子だったんだから
当然の反応だったのだ。
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 14:00:48.70 ID:TEu8FVXQ0
高校にめっちゃ仲が良い男子がいてある日遊んでたら
「俺達って付き合ってんだよな?」っていわれて冗談だと思って笑ってたら
「え?違うの?」って言われた時にコイツマジだって思ったから

「いいよw付き合おうww」ってなって卒業するまで付き合ってたけどこの前偶然あったら結婚してたぜww
妊娠しててもうすぐ生まれるって話だったからベビーベット買ってやったww


セックスもキスもしてないけど俺ホモではないから普通に楽しかったぜぃww
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 14:03:50.28 ID:c3TFKEbaO
忘れられない恋愛なんて誰にでもある。
俺が大学二年のころ、いや三年か。付き合ってる彼女がいた。名前はゆき。いや、ゆきえだったかな。
俺は一目惚れだった。かわいかった。あれ、友達の紹介だったかな。とりあえず付き合ってて、いや・・・そんなやつと付き合ったことなかったか。
とりあえず忘れられない。
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 14:04:55.47 ID:ao8/8WuKO
≫62がなんかいい奴だと思った
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 14:05:23.03 ID:7DX+GTKV0
しかし何より驚いたのは親父の姿だった。泣き出したのだ。
それはもう嗚咽に近かった。本当は別れたくないと、顔をクシャクシャに
していた。

それから離婚までは1年が流れたのだが、俺にとってあの一年はトラウマになった。

実のところ両親が離婚してしまうことにさほどのショックはなかったのだ
が、それからの親父の態度にショックを受けた。

あれだけ亭主関白で威張り散らしていた人が、夜6時過ぎには帰宅し、
晩飯を作って家族を待った。
その頃母は少しでも金を作ろうと残業する毎日で、俺や妹は受験のために
課外授業を受けていて帰宅は遅かった。

そんな俺たちを、親父は精一杯の笑顔で迎えた。
なんとか母に考え直してもらいたかったのだろう。
その姿は憐れで痛々しかった。
子供が親を、ましてや息子が親父を憐れむことほど悲しいものはないと
思う。
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 14:10:25.17 ID:azr4LlEkO
>>ID:ao8/8WuKO
どこでVIPをしった?
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 14:13:05.82 ID:7DX+GTKV0
わりぃ貼るのメンドクなってきた

つづきはココにある さいなら 

早く結婚してくれ
http://love3.2ch.net/test/read.cgi/lovesaloon/1131655290/l50
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 14:13:33.60 ID:ao8/8WuKO
≫66もはや誰でも知ってるもんじゃないのか
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 14:15:06.48 ID:NkBlLgEe0
こーとーわーるー!
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 14:15:09.38 ID:ao8/8WuKO
orz
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 14:16:25.96 ID:ao8/8WuKO
or2
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 14:18:54.50 ID:JKnN1k90O
>>67
板ないです
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 14:21:50.68 ID:sC8346HdO
中国に留学していた二十歳のころ、ルームメイトと仲が良かった韓国人の女の子。
だんだん顔見知りになって、恋心より友情から始まった。
夏休みは帰省せずに二人で旅に出ることにした。
続きを読みたい場合はわっふ(ry
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 14:23:56.89 ID:U3EAJQ6HO
中学の卒業式後に下駄箱に手紙入れようとしたが出来なかった。
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 14:29:55.46 ID:nHqTyAWH0
書くのめんどくせえ
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 14:33:07.71 ID:7nLSNNeiO
俺は男だが、

幼なじみ(男)にアルコールで潰れてたときに介抱された後襲われて、
でもすごい優しかったからまぁいいか・・・・・・って最後までした。
その時までは、俺もその幼なじみも完全にノンケだったんだけどな。
酒の力は恐ろしい。

それで、その次の日もずっと優しくしてくれたから、俺もずっと甘えてた。
俺の数少ない技能で晩ご飯こしらえたりした。幼なじみのことが大好きになってた。
ところが、その幼なじみに彼女がいることが発覚して、俺も今自分がどれだけ不味いことになってるかに気付いた。
男といちゃついてるなんて、向こうにとって何の得にもならないし、彼女にも悪すぎるし。

そう言うわけで、向こうにその旨を伝えてもう俺と会ったりしない方がいいって言った。
実質ふたまただし。

けど、俺がまだその幼なじみのことを好きなままのもんだから、辛くて苦しくて仕方ない。
好きだからこそ、向こうには彼女と普通に上手く行ってほしいってのもある。

そんな感じで、ずっと悩んでる。
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 15:07:34.27 ID:dCC+h0QKO
>>76
俺にはこれしかいえない…












きめえwwwwwwwwwww
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 15:11:39.46 ID:9KXAfaRnO
>>77
おい…いいすぎだろ…
>>76はマジで悩んでんだぞ!?
















アッーwwwwwwwww
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 15:35:37.36 ID:J9+3+7FO0
男の何がいけないんだ!
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 15:56:15.57 ID:SKbw4gg3O
にちゃんで知り合った人と付き合い出した。
似てる部分もあるけど違う部分も勿論あって、
今まで出会ったどんな人よりも楽しかった。

付き合って2ヶ月目、彼のお父さんが亡くなって
落ち込んだ彼から1ヶ月音信不通。

復活、そして心機一転転職した彼は忙しいながらも大切にしてくれてた。
プロポーズされた矢先、また音信不通。

81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/07(日) 15:59:10.51 ID:SKbw4gg3O
連絡しまくって2ヶ月後、ようやく再会。
流れに流されてよろしくないお仕事になってた。

更に待つこと2ヶ月。
足洗った彼と普通のお付き合い再開。
辛かった分、凄く幸せだった。

幸せが続き、付き合いも1年を越えた頃
『実はバツイチ』とカミングアウトされる。
そんなの関係ないので順調にお付き合いをすすめる。

マンネリなのか、最近些細な口論が増える。
『悪いとは思いつつ、丸投げ(=要は面倒臭い)』
というメールを最後に、また音信不通。



\(^O^)/
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
彼氏ほしい