冒頭文6行でもってる文才を全力で出し切るスレ

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/31(日) 00:59:06.39 ID:PqIvfc1p0
そんなスレあったなあと
もう落ちたけどね
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/31(日) 01:02:06.06 ID:hhCkE0NA0
目が覚める、仕事の準備をしなければ、そう思い枕元をまさぐるが、携帯電話が置いてあるような感触がない。
仕方ないので体を起こそうと目を開くと、見たことのない板張りの天井が目の前に現れた。
ここはどこだろうか、自分の家でないことは確かだ。
ふと体に違和感を覚える。
体を起こし、辺りを見回すとそこにはまったく見覚えのない光景が広がっている
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/31(日) 01:27:14.11 ID:fqPeDGSrO
>>2
文章のまとまり?
リズム感を統一させると良かです

後は
> 仕方ないので体を起こそうと思い目を開くと
って表現を使うなら「目が覚める」は良くないかも。ここで「目」って言葉が被っちゃうと変な感覚になるから。
板張りの天井も「目の前に」って表現にするよりもちょっと具体的な説明を持たせて。
>ふと体に違和感を覚える。
なら問題なく体起こしちゃうのも不自然っす

ともかくアレだ、もっと自分がその場に置かれてしまった場合どうするか?
どう思うか?どう感じるか?
ってのを細かくシュミレートすると良いのでは
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/31(日) 01:38:18.83 ID:wqszs5xS0
産業じゃなかった?
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/31(日) 01:45:16.48 ID:fqPeDGSrO
これだけ雨が降ったのなら、僕の部屋だって水槽みたいになっている筈だ。
最終バスの中で、髪をタオルで拭いている少女の後頭部を眺めながらそう思った。
ランプの光を跳ね返している濡れたリノリウムのステップを踏むと、靴底からリスを踏み殺したような音が聞こえる。
もし部屋が水槽のようにになっていたら、きっと銀色の魚達が退屈そうに泳ぎ回っているに違い無く、僕はそれを眺めながら部屋の隅でゆっくり眠るのだ。
鍵を差し、ドアを開けると、湿った埃と昨日から作り置いておいたミートソースの腐った臭いが鼻をついた。
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/31(日) 01:50:26.13 ID:qQ5Twjue0
ぼくがここで最後に見たのは、誰かの投稿物に対する辛口な評価だった。

『個人的感想だけど、この初めにインパクトを置く手法は俺の好みではない。
 どうせ君には大した展開を考える頭がないに違いないから、これは無価値。
 技術的なことは、個人的な好みなので何も言うことはない』

確かこんな内容の評価だったはずだ。
>>1のテンプレートに全く反した内容であることを除いては
この評価は、おおむね正論であるかのように思われた。

だが、これを読んだ時、ぼくは己の内から熱が急速に失われていくのをはっきりと知覚した。
そして、ぼくの熱を奪いながら、何か倦怠感の塊のようなものが肥大化しはじめ
死んだ魚の目をおおう靄のように、ぶよぶよとぼくを飲み込むような感覚に捕らわれた。

ぼくはそれが心底恐ろしくなり、すぐさまその場の保守をやめ、雷雨を祭る民の狂騒に己が身を投じた。
その晩、激しい落雷に揺れる炎のそばで、ぼくはその地が奈落の底に落ちて消えるまで、ただただじっと眺めていたのだった。
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
保守