( ^ω^)ブーンたちの運命はアイスに委ねられているようです
代理
>>1 代理ありがとう。
夏祭り参加作品。
この作品は
厨二病
落ちなし
ライオン
駄作乙
の提供でお送りいたします。
( ^ω^)「う〜、アイスアイス」
今、アイスを求めて全力疾走している僕は、自宅警備を任せられているごく一般的とは言い難いピザな男の子。
強いて違うところをあげるとすれば、アイスに興味があるってとこかナ──
名前は内藤ホライズン
そんなわけで、家から近いコンビニにやって来たのだ。
ふと見ると、コンビニの前に一人の若い男が座っていた。
( ∵)つ呆
ウホッ!いいアイス…
(;^ω^)ハッ
そう思っていると、突然その男は僕の見ている前でアイスの袋をあけはじめたのだ…!
( ∵)つ呆 ジジー
( ∵)つ串 「 食 べ な い か 」
そういえば最近、この地区周辺はアイス露出狂がいることで有名だった。
いいアイスに弱い僕は誘われるままホイホイとアイスを舐めちゃったのだ(ハァト)
その時、ブーンに電流走る。
ブーンの 目の前は 真っ暗になった。
( ∵)「ふふふ………」
ξ*゚听)ξ「あ〜!!超お腹減ったしっ♪♪」
待ちに待った昼休み、私はいつものように机の上でお弁当を開く。
学校は面倒。
だけど同じクラスで仲良くなったデレとクーと一緒にアイスを食べるのが唯一の楽しみなのだ。
━津出麗子━
今年の4月高校に入学したばかりの高校一年生。
入学してからまだ、三ヶ月足らず。
仲良しで気の合うピザな友達も出来て結構楽しく過ごしていた。
美人だし、天才だし、特別かわいいってわけでもないってわけでもないし
特技なんてありすぎて困るくらいだし、将来の夢もありすぎるから困る。
高校に入ってすぐに食べたハーゲンダッツのバニラ味。
こっそりとコーナーの陰に埋もれている新発売のアイスがまだあまり馴染んでいない今日のこの頃。
中学校から平凡な生活を送ってきた。
普通に友達もいた。普通にアイスも食べた。
食べたアイスは三種類。多いのか少ないかなんてわからない。
だけど共通してるのは、どれも短期間で終わりを告げているということ。
本当のアイスなんて知らない、知ってるのは遊びのアイス、ただ一つだけ。
そんなアイスでも、愛しくてたまらない。
そんな中…、君に出会った。
このまま平凡に終わるはずだった私の人生は、そのアイスに出会ったことによって変わっていく…
アイスで厨2ww
支援
∴)「カノジョー、ちょっと話聞いてくれない?」
どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
キャッチの男はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ
どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
もっと等身大のアタシを見て欲しい。
( ∵)つ串「すいません・・。」
またか、とセレブなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっとキャッチの男の顔を見た。
ξ ゚听)ξ「・・!!チガウ・・・今までのアイスとはなにかが決定的に違う。
スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを駆け巡った・・・・
(カッコイイ・・!!・・これって運命・・?)」
男はアイスを持っていた。
アイスを食べる、予感がした―――――
もう我慢ができなくなった私。
その男が何かを発そうとしていたが、そんなもの関係ないと言わんばかりに背筋を後ろへ伸ばし、一気に解放する。
その勢いを持って、男のアイスにしゃぶりつく。
その時、ツンに電流走る。
ツンの 目の前は 真っ暗になった。
( ∵)「ふふふ………」
( −ω−)「うーん……だめだお……そんなとこなめちゃ……あぁん!」
(;^ω^)「はっ!」
目が覚め、辺りを見回すと、僕は、白い白い、へんてこな部屋にいることが分かった。
( ^ω^)「ここは、どこだお?」
( ^ω^)「僕は、なんでこんなところにいるんだお」
少しずつ記憶をたどっていく。
( ^ω^)「ぼくは、たしかコンビニに行って、それで……」
( ^ω^)「そう、いい男だお!」
ξ゚听)ξ「えっ!?」
( ゚∀゚)「えっ!?」
(-_-) 「えっ!?」
('A`)「えっ!?」
(´・ω・`) 「えっ!?」
(`・ω・´)「えっ!?」
( ^ω^)「えっ!?」
( ^ω^)「……。」
(^ω^)
ξ゚听)ξ( ゚∀゚)(-_-) ('A`)(´・ω・`) (`・ω・´)「こっちみんなwwwww」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/28(木) 23:56:05.15 ID:uztNRRh30
題名が伝説のポカリを思い出すなぁ
これは一体全体、どういうことだろうか。
先程まで、誰も、何もいなかった僕の後ろに、6人も人がいた。
しかも、一人を除いて、みんな知り合い。
一人は、ツン。ツンデレだ。
ふつう、リアルにいたら痛いだけなのに、何故か普通に暮らしている。
なんでいじめが起きないんだろうか、なんて日ごろ思っている。
ヒッキー。
幼稚園以来姿を見たものはいない。
毎日ネトゲをやっている廃人だとか。
ちなみに背後に立つと射殺されるらしい。
ドクオ。
ネクラでオタクで、気持ち悪い。
なのに何故か、普通に暮らしている。
こいつもなんでいじめられないんだろう?
ショボン。
普通の人だ。
シャキン。
ショボンの双子の兄だ。
しかし、全く……
( ^ω^)「これは、どういうことだお!」
ξ゚听)ξ「知らないわよ!しねピザ!」
( ゚∀゚)「右に同じ」
(-_-) 「右に……同じ」
('A`)(´・ω・`) (`・ω・´)「右に同じ」
( ^ω^)「ふむ……」
訳がわからない。
僕はただ、アイスをペロペロチュッチュしただけなのに、なんでこんな目に……
(´・ω・`) 「そういえば、みんなはどうしてここに?」
ショボンがした質問に、唯一僕がしらない人が返答する。
( ゚∀゚)「俺はオッパイ型アイスクリームがあるよって言われて、ついていったらいつの間にか気を失っていた。そんで起きたらこのざまさ」
なるほど、この人はイイ人みたいだ。
何故か? そんなものは単純だ。
おっぱいが好きな人に、悪い人はいないからだ。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 00:00:27.49 ID:TRLaiDBU0
支援
ξ゚听)ξ「私はアイスを人質に取られて……」
(-_-) 「アイスを食べればネトゲが強くなるって言われて……」
('A`)「アイスを食べれば彼女ができるよって言われて……」
(´・ω・`) 「アイスを食べればいい男が食べれるよって言われて……」
(`・ω・´)「アイスを食べたらマイサンがオッキするよって言われて……」
なるほど、みんな似た感じなんだな。
ショボン、お前はガチホモだったんだな。
さて、一応、僕も言っておくか。
( ^ω^)「いい男のアイスを食べて……」
ξ゚听)ξ( ゚∀゚)(-_-) ('A`)(´・ω・`) (`・ω・´)「それはないわwwwww」
( ^ω^)「………。」
みんな酷い。
そう思ったとき、急に部屋に独特の声が響いた。
???「こんにちは、みなさん。突然ですが、皆さんにはゲームをやってもらいます」
( ^ω^)「な、なんだってー!(新展開ktkr!)」
ξ゚听)ξ「…………まじ止めろよそういうの……」
( ^ω^)「ごめん……」
???「おほん、静かにしていただきたい。いいですか、これはただのゲームではありません(こいつらなんでこんなに悠長なの……?)」
( ^ω^)「じゃあ有料かお?」
???「そう、殺人ゲームです」
( ^ω^)「(スルーかお……)」
ξ゚听)ξ「な、なんだってー!」
???「いい反応をしてくださりますね。今から詳しいルールを説明します」
( ^ω^)「(なんでツンの時は…・・・)待つお、なんで僕たちがしなきゃあならんのだお?」
???「それは自ずと分かります。それでは、説明します」
(;^ω^)「(通じたお……普通に通じたお……)」
???「ルールは簡単。貴方達一人が生き残るまで、殺し合ってもらいます」
???「武器は支給されません。各自、各地で、自分で自分にあったものを探してください」
???「場所は、貴方達が住む町、VIPシティで行います。また、VIPシティから一歩でもはみ出すと、その首輪が爆発します」
気がつけば、僕たちの首には、首輪がついていた。
???「その首輪は、無理にはずそうとしても自動的に爆発しますので、悪しからず」
???「また、ここからが重要です、聞き逃さないようにしてくださいね」
???「貴方達の武器、それは……」
「 ア イ ス 」
( ^ω^)「え?」
一瞬耳が壊れたのかと思った。
それくらい、普通ではない事だったのだ。
???「もう一度言います。貴方達の武器は、アイスです」
???「街にあるアイスを買って、それを使って戦ってもらいます」
ξ゚听)ξ「ふざけないで。どうやってアイスで戦うと言うの?」
???「アイスは、貴方達を選びます。アイスは、貴方達に合わせて、形状を変化させます」
???「まぁ、実際にやった方がいいですよ」
???「ああ、言い忘れていましたが、失神、死亡した場合、失格となります」
???「また、戦闘する場合、あるフィールドが展開します。そこは、貴方達邪気眼の持ち主しか入れない、感じない」
( ^ω^)ξ゚听)ξ( ゚∀゚)(-_-) ('A`)(´・ω・`) (`・ω・´)「!!!!!」
全員に戦慄が走った。
そう、彼ら、彼女は全員、邪気眼の持ち主であった。
寝言であんなことやこんなことを言ってしまうのは当たり前。
時にはデパートの真ん中で「俺に構うな、速く行け! っく、収まれ、俺の右腕!」だなんていってしまう始末だ。
???「どうやら、お気づきのようですね。そう、貴方達は、邪気眼の持ち主。我が主と同じタイプの人間なのです」
???「さて、お時間です。次に目を覚ますときには、そこが戦場であることをお忘れなく……」
その声が雲散霧消すると共に、ブーンたちの意識も消え去った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
( −ω−)「う……うん……あ、あっ……らめぇ……そこはらめなのぉ……」
(;^ω^)「はっ! 夢かお……」
目を覚ましたとき、僕は公園のベンチにいた。
( ^ω^)「さっきまでのは、夢だったのかお……?」
ξ゚听)ξ「いいえ、違うわよ」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 00:12:54.81 ID:TRLaiDBU0
しえん
(^ω^;)ノノ「ホワット!」
気がつけば、真横にツンが座っていた。
お、お、おにゃのこが真横に……ふひひ……
ξ゚听)ξ「気持ち悪い……あなた、まだアイスを持ってないの?」
( ^ω^)「アイ……ス……?」
ξ゚听)ξ「はぁ、呆れたわ……言われたでしょ、アイスで戦うって」
頭の中で記憶を辿っていく。
( ^ω^)「あー、確かに言われたようなきがするお」
ξ゚听)ξ「そう。じゃあ、やりましょうか?」
( ^ω^)「え?」
今、ツンは何と言っただろうか。
ξ゚听)ξ「だから、戦いましょう」
( ^ω^)「え、ええええ!それはないお!」
ξ゚听)ξ「そう、確かにアイスを持ってない人に戦いを挑むのは不平等ね。いいわ、買ってきなさい」
( ^ω^)「えええ、なんで戦わないといけないんだお!(つーか買うものなのかお……)」
ξ゚听)ξ「あなた、命が惜しくないの?」
( ^ω^)「そりゃあおしいけど……」
ξ#゚听)ξ「あっー、もう! 今死ぬか、買ってきて戦うか、どっちかにしなさい!この糞ピザ!」
(;^ω^)「はひぃ!買ってきますお!」
ツンの脅迫もあって、僕は急いでコンビニに入る事にした。
コンビニのドアの鈴の音が鳴る。
目の前にあった、冷凍コーナーを見て、僕は一瞬考える。
( ^ω^)「たしか、アイスが僕たちを選ぶんだお……?」
ならば、と思い、「それ」に手をつける。
そしてそのまま、「それ」をレジに持って行く。
从'ー'从「次の方どーぞー」
そう言って、店員は会計をしようと「それ」に手をつける。
(#゚ω゚)「気安くさわってんじゃねえお!」
从'ー'从「はひぃ!」
急に怒り出したブーン。
そのままポッケのサイフから、野口さんを出す。
( ゚ω゚)「つりはいらねえ、とっときな」
从*'ー'从「はい……(カッコイイ……今、スピリチュアルな感覚が、私の中を!)」
「それ」をつかんだまま、ブーンはコンビニのドアを開く。
異様な冷気が、「それ」にまとわり着いていた。
ξ゚听)ξ「ふん、やっと買ってきたの?3秒で済ませなさいよね」
ブーンの罵るツン。
しかしブーンは、そんなものは無視し、そのままツンの目の前までいく。
( ゚ω゚)「はやく、出せお。貴様のアイスを」
ξ;゚听)ξ「な、何よ。言われなくても出すわよ! 覚悟しなさい?」
そういって、ツンはポッケからあるアイスを取り出す。
ξ゚听)ξ「ミルクックよーぐると味」
そう彼女がいうと、弓と矢の形をした、白銀のアイスが現れた。
ξ゚听)ξ「どう、恐れ入った?」」
自信満々に言うツン。
しかし、ブーンは怪しげににやける。
急にコーラが飲みたくなってきた
( ゚ω゚)「ククク……まさかミルクックの使い手がいるとはな……」
( ゚ω゚)「ミルクックみるくせーき味」
そうブーンが言うと、バニラ色をした、二対の剣が現れた。
ξ゚听)ξ「まさか、貴方もミルクックの使い手とはね……ふふ、おもしろい!」
一瞬の跳躍。既にツンは、かなた上空3mほどにいた。
( ゚ω゚)「おろかな……ヨーグルト味など外道。真の美味は、ミルクセーキ味なり」
まるで狂ったように言うブーン。
弓を構えるツン。
しかし、その構える動作をしているうちに、既にブーンはツンの真下にいた。
ξ゚听)ξ「ふんっ!」
矢を放つツン。
それと同時に跳躍、それを片方の剣で弾くブーン。
しかし、矢は、二本続けて打ってあった。
もう片方の剣で弾く。
その僅かな隙に、逃げられてしまった。
ξ;゚听)ξ「はぁ、はぁ……あなた、何者なの?」
( ゚ω゚)「黙れ……ッ! クッ、収まれ、俺の右腕!」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 00:22:13.15 ID:6dAuLu6RO
支援!!
ここでまさかの邪気眼。
チャンスと思ったツンは、そのまま射程距離まで移動し、弓を構える。
再び狙いを定めようとしたとき、既にブーンの姿はなかった。
ξ;゚听)ξ「えっ……どこに行ったの……?まさか邪気がn」
( ゚ω゚)「真上だお……まさかあんな演技に引っかかるとは……おっ」
首を上に向けるツン。
既に、二対の剣は目の前にいた。
避けきらない、そう悟ったとき、顔面に強い衝撃。
ダメだ、立っていられない。
ξ;゚听)ξ「……無念……」
ゆっくりと手を引かれるようにして、後ろへと、重心が傾いていく。
もう、どこにも力が入らない。
これが死の力なのか、と感じた。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 00:25:58.89 ID:6dAuLu6RO
ミルクックうめぇけど、地方限定なんだよなw
青空が光っていた。
今から、行ってやる。今度こそ、行ってやる。
待っていろ。
やはり、声にはならない。
後ろへと倒れこむ自分の体を、アイスが支えてくれた。
アイスが、溢れた。手がベタベタになるほどに。
しかし、体に感じたのは、アイスの冷たさだった。
視界は一度暗くなり、そして、真っ白になった。ヨーグルトなだけに。
最後の言葉、貴方を……愛すわ……アイスなだけに……と、言おうとしたが、やはりどうしても、声にはならなかった。
( ^ω^)ブーンたちの運命はアイスに委ねられているようです おわり
( ^ω^)「もうちょっとだけ続くんぢゃ」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 00:27:28.30 ID:mOxttvdQO
ヴァニラに媚びやがって!!
場は変わって、ショボンサイド。
外見がそっくりな二人が、対峙していた。
(´・ω・`) 「にいさん……どうして、戦うのかい?」
(`・ω・´)「当たり前だろう。死にたくはないからな。さて、行くぞ」
そう言って、アイスを出すシャキン。
仕方ないと言わんばかりにため息をつき、同じくアイスを取り出すショボン。
(´・ω・`) 「ガリガリ君バニラ味」
(`・ω・´)「ガリガリ君コーラ味」
双子の、二つの声が響いた。
白と黒、大逆を成す、二つのハサミが、姿を現した。
(`・ω・´)「ふふふ、まさかお前もガリガリ君だとはな。いや、やはり、か」
(´・ω・`) 「まぁ、コーラとバニラだけどね」
(`・ω・´)「さて、戯言を吐くのも終わりだ。行くぞ!」
低空を目指し跳躍。
走るのよりも速い、しかも軌道を変えやすい移動。
しかし、ショボンは動かない。
ゆっくりと、ハサミを開いていく。
(`・ω・´)「はぁっ!」
シャキンが、ハサミを横に振り上げ、そのまま遠心力を利用し、攻撃。
ショボンはそれを冷静に受け止める。
公園に甲高い音が響く。
(´・ω・`) 「そんなものなの? やっぱり所詮コーラだよね」
(`・ω・´)「黙れっ! 貴様にコーラの気持ちがわかってたまるか!」
(´・ω・`) 「わからないからこんな風に言えちゃうわけだけど」
ショボンの挑発に乗り、攻撃の波を止めないシャキン。
既に、シャキンにはかなりの疲労が溜まっていた。
(´・ω・`) 「おやおや、どうやら疲れているみたいだね」
(`・ω・´)「うるさい! くそっ、くそっ! コーラを、コーラを舐めるなあっ!」
シャキンの会心の一撃。
しかし、それをひらりとよけるショボン。
圧倒的な力の差が着いていた。
(`・ω・´)「コーラは、コーラはなぁ……!」
(`・ω・´)「カキ氷の時だって、『コーラ?普通に飲めよwwwカキ氷にするとかwwwバカスwww』だなんて言われるんだぞ!」
(`;ω;´)「それを、お前は分かるか!」
確かガリガリ君バニラってリッチだよな……w
頭上に黒色のハサミを大きく振りかぶる。
そしてそのまま、重力、遠心力に乗せて、叩き潰すように、振り下ろす。
あまりにも隙が大きすぎる攻撃。
しかし、ショボンはそれを真っ向から受け止めた。
甲高い音が響く。
大地に、一つのアイスが刺さった。
(`;ω;´)「ウッ……グゥ……くそう、おまえなんかに……」
呪いの言葉をつぶやくシャキン。
しかし、それを慰めるように、優しい声で、ショボンは語りかける。
(´・ω・`) 「兄さん、バニラは、カキ氷の種類にすら入ってないんだよ?」
(`;ω;´)「!!!!」
衝撃が、シャキンの体を駆け巡る
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 00:34:39.44 ID:mOxttvdQO
早く特盛アイスを出すんだ
(`;ω;´)「そういえば………」
(´・ω・`) 「うん、でも、悲観しちゃあいけない。バニラはバニラでおいしいんだから」
(`;ω;´)「ショボン………俺が、俺が間違っていたああああ!」
ショボンに抱きつくシャキン。
一つの愛が、ここに生まれた。
(*´・ω・`) 「うん、いいんだ。じゃあ、あそこのトイレにでもいって、落ち着こうか?」
(`;ω;´)「おーんおんおん!」
大地に刺さったアイスに、アリが屯っていた。
今日も公園のトイレは平和です。
またまた場は変わって、ヒッキーサイド。
(-_-) 「う、うわぁ……やめろよぉ……!」
( ゚∀゚)「あ?うるせーな。やれ、雪見大福」
(-_-) 「うわああああ!ブラックモンブラアアアアン!」
襲い掛かってくる、柔らかく、しかし攻撃的なアイスの鞭。
それを防ぐ、黒色の、粉末コーンのついた盾。
( ゚∀゚)「あっ、くそ。傷ついたじゃねーか」
そういって、傷ついた鞭をもう一度振りなおすジョルジュ。
今度こそ、黒色の盾は破壊された。
恐怖がヒッキーを支配する。
失禁、痙攣。あげく、気絶。
( ゚∀゚)「じゃあな」
その言葉を最後に、ヒッキーの首と魂は肉体を離れた。
体は、ブラックモンブランでベタベタだった。
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 00:39:04.52 ID:BVntRyVKO
100円未満ならブラックモンブラン最強
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 00:40:47.88 ID:6dAuLu6RO
なんかヒッキーの扱いひでぇwww
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 00:42:06.12 ID:spx3wQqG0
〜〜ドクオサイド〜〜
('A`)「はぁ、これで良かったのか……」
トボトボと覚束無い様子で道路を歩いているのは、ドクオ。
自分が選んだアイスに自身を持てず、悩んでいた。
('A`)「まぁ、悩んでいたって仕方が無い。とりあえず公園でもいくか?」
そう思い、公園へ向かっていった。
('A`)「はぁ、やっと着いた。屋内派の俺にはきついぜ全く……」
公園に着くや否や、一人愚痴を言いながら歩くドクオ。
それは、はたから見ればあまりにも気持ち悪かった。
('A`Ξ'A`)「だれかいないかなー……っと、あれは!」
('∀`)ノシ「おーい、ブーン!」
ブーンを見つけ、手を振るドクオ。
( ^ω^)「おっ、ドクオ……かお」
('∀`)「おーう、ドックンだよ!」
(;^ω^)「うわぁ……さすがにそれはないお……」
('A`)「ウツダシノウ……」
ホームランバーか
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 00:44:57.34 ID:spx3wQqG0
必至にいつも通りを振舞う、二人。
その現状を、ある声が打ち砕いた。
( ゚∀゚)「おっふたりさあああん!仲がいいですねえ!まるでおっぱいのようですねえ!」
( ^ω^)('∀`)「………」
(;゚∀゚)「あら、受けなかった? いや、まあいいんだけど……その、戦おうぜ?」
('∀`)「………」
('A`)「え?」
( ^ω^)「そっちもやる気満々みたいだおね、いくお?」
('A`)「いやいや、無理だから、無理だから」
( ゚∀゚)「行くぜ? 雪見大福チョコ味」
( ^ω^)「ミルクックみるくせーきあ……」
( ゚∀゚)「遅いぜ!」
ジョルジュの鞭が、言い終わらないうちにブーンの手に襲い掛かる。
手を離れ、宙に浮くミルクックみるくせーき味。
危機に陥るブーン。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 00:46:19.07 ID:GoMSy0BRO
前やってたキノコの山のぱくりか
( ^ω^)「な……卑怯だお!」
( ゚∀゚)「卑怯だあ? いい言葉じゃねーか! ははっ」
悪役の言葉を吐くジョルジュ。
('A`)「………」
( A )「自然でコクのあるジャージー牛乳バー」
( ^ω^)「(長っ!……)」
そういうなり、ドクオの股間に、一つの白い脈打つ棒が現れた。
( ゚∀゚)「なん……だと……」
( ^ω^)「へ、変態だっー!」
('A`)「違う、俺は変態なんかではない」
('∀`)「華麗なる変態紳士だ」
彼は、決め台詞を吐き、全裸になった。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 00:48:35.06 ID:R0k5x50A0
変態だろ
変態だな
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 00:50:10.20 ID:mOxttvdQO
いや紳士だ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 00:50:28.12 ID:R0k5x50A0
紳士でも変態がつけば変態だろ
('∀`Ξ'∀`)「はぁあああスーパーおちんちんタイム発動!」
('∀`Ξ'∀`)「ええのぅええのぅ!おっぱいええのぅ!僕のおちんちんを挟んでよおねーさん!」
('∀`Ξ'∀`)「あかん!あかん!わいの息子が自然でコクのあるミルクを発しそうや!」
('∀`Ξ'∀`)「一番絞りやで!どないしよー!どないしよー!」
(;^ω^)「(うわぁ………)」
(;゚∀゚)「(これはひどい)」
自分の息子にまとわり着いた白いものを笑顔でしごくドクオ。
その、あまりにもありすぎる迫力。
ジョルジュは、その気持ち悪さに、一歩も動けないでいた。
('∀`Ξ'∀`)「そんなに羨ましそうな目でみんといてえな、お二人さん!」
('∀`Ξ'∀`)「はぁん!ぷてらのどーん!あぁんぼくのおちんぽが富士山を越える勢いや!」
('∀`Ξ'∀`)「はぁああん!らめええええ!どぴゅどぴゅるるるるどぴゅ!」
白い物体の先っぽから、少量の白濁液が発生した。
('A`)「ふぅ……エナータルフォースブリザード」
世界が白で満たされた。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 00:51:43.60 ID:R0k5x50A0
EFBだと
〜〜ショボンサイド〜〜
(´・ω・`) 「あー、超すっきりしたしっ♪♪」
実の兄を犯して尚快調なショボンは、更なる発展場を目指し、歩いていた。
(´・ω・`) 「次は……あの公園にするか……フヒヒ……じゃあね、兄さん」
(*`・ω・´)「あぁん、行かないで! お前のアレがないと生きていけないんだあああ!」
まとわりつく全裸の兄を、ショボンは非情にもそう言い残し、去っていった。
(´・ω・`) 「さてさて、いい男はいるかな?」
公園に着いたショボンは、その入り口を除いた。
眼前に、白いものが襲い掛かってきた。
ショボン世界も、白で満たされた。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 00:56:31.73 ID:spx3wQqG0
〜〜〜再びドクオサイド〜〜〜
( A )「エターナルフォースブリザード」
ドクオがそう唱えると、彼の肉棒を囲んでいた白い物体が飛び散り、辺りを白で満たした。
( ^ω^)「ッ!」
咄嗟にアイスで防御体性をとりつつ伏せるブーン。
( ゚∀゚)「うおおっ! ………」
後ろに飛びながら、何かを唱えるジョルジュ。
(´ ω `)「へぶっ!」
白に飲まれるショボン。
公園は、既に白銀の世界へと姿を変えていた。
( ^ω^)「あわわ……すごいおドクオ!」
('A`)「ん……まぁな……」
(´ ω `)「(ぼくは……死ぬのか?こんなところで……死ぬのか?)」
( ^ω^)「ジョルジュってヤツはどうなったんだお?」
('A`)「さぁな、死んだんじゃね?」
( ゚∀゚)「残念だったな!」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 00:57:57.30 ID:5Xgbsv/i0
カオスwwww支援
咄嗟に声がした方向に振り向く二人。
そこには、いるはずのない、盾、十字槍、双斧を持つ、ジョルジュがいた。
('A`)「どうやって……よけた……」
( ゚∀゚)「ククク……雪見大福チョコ味を犠牲にしただけのことよ……」
('A`)「なん……だと……? 貴様、まさかそれは……」
( ゚∀゚)「あぁ、そうだ! クラス:りあみつしか入れないとされる、サーティーワンアイスクリーマー、そこの三段アイストッピング着きだ!」
(;^ω^)「なんだってー!」
( ゚∀゚)「諦めろ、お前らには勝ち目はない」
('A`)「やってみないと、わからねえだろうが!」
( ゚∀゚)「ククク……その賢者モードの息子で、どうやってさっきの技を出すつもりだ?」
(;'A`)「それは……」
( ^ω^)「(ツン……力を貸してくれだお……)ミルクックみるくせーき味!」
相棒のアイスの名を叫ぶブーン。
その手には、弓が握られていた。
アイスは、使用者の状況によって変わるのだ。
しかも、ただの弓ではない。矢が、剣になっていた。
( ゚∀゚)「はっ、ただの弓で何ができる!」
ジョルジュが調子にのっておどけようとする。
しかし、その足が宙に浮く事はなかった。
その足は、凍っていた。
( ^ω^)「ジョルジュ……いい人だと思ったのに、残念だお……」
(;゚∀゚)「きさまっ!離せ!」
(;'A`)「いまだ、やれ!」
既にドクオは、EFBの反動で体の中はボロボロであった。
おそらく、命を懸けてしてくれたのだろう。
ならば、その行動に敬意を表さなければならない。
( ^ω^)「ありがとう、ドクオ。ジョルジュ、さよなら、だお」
めい一杯の敬意を込めた、ブーンの手が糸から離れる。
次第にその速度をましていく剣。
(´・ω・`) 「最後を締めくくるのは、このショボン様さっゴフッ」
白い物体から飛び跳ねたショボンの脳天に矢が刺さる。
すぐにショボンは息絶えた。
ξ*゚听)ξ かっ、勘違いしないでね。これは支援なんかじゃないんだから!
( ^ω^)「あ……」
( ゚ω゚)「ショボオオオオン!」
(;゚∀゚)「な、なんだか知らんが助かったぜ!」
( ゚ω゚)「許さないお……よくもショボンをやったな、ジョルジュ!」
(;゚∀゚)「え、ええ……?」
目の前にある現実を受け入れられないブーン。
気づけば、ドクオは既に倒れていた。
( ゚ω゚)「ドクオ……ツン……ショボン……力を貸してくれお……」
(;゚∀゚)「な、何をする気だ!」
( ゚ω゚)「おっ……おおおお!エレクチオオオオン!」
彼がそういうと、辺りは七色に光った。
公園が再び本来の色を取り戻すとき、ブーンは、金色に光っていた。
まるで、ロックマンX3のある条件を満たしたΣ戦のように。
( ゚ω゚)「最後だお……、くらえ、エターナル・フォース・ブリザード」
彼がその呪文を口にした瞬間、時は止まった。まるでザ・ワールドのように。
その場にいた者は、全て、意識を失った。
再び世界は白で満たされた。
( −ω−)「ん……」
( ^ω^)「………」
気がつけば、全ては終わっていた。
EFBの反動と、その他様々な要因が加わって、ブーンの体は既にその機能を失いつつあった。
( ^ω^)「(でも……)」
悪くない、と、思った。
最悪の状況は、間逃れた。
そう思った直後、その考えは自分によって否定された。
( ^ω^)「(悪いのは……これを始めたやつらじゃないかお……)」
ちくしょう。
ブーンは、悔しさの余り、涙が滲んだ。
止めようとしても溢れ出る涙。
公園には、雪がはらはらと舞っていた。
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 01:09:37.61 ID:spx3wQqG0
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( ^ω^)ブーンたちの運命はアイスに委ねられているようです。 こんどこそおわり。
え?落ちなんてありませんよ。はい。ごめんなさい。
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 01:11:59.71 ID:spx3wQqG0
この作品は
本当に落ちなし
本当に厨二病
本当に駄作
のスポンサーでお送りいたしました。
駄作でごめんなさい。
感想他ありましたら、どうぞ、お願いいたします。
あとアルファさん、勝手にネタにつかってごめんなさい。
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 01:12:53.96 ID:6dAuLu6RO
乙!!
説明役が言ってた主催者が厨2ってそういうことな
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 01:14:27.43 ID:spx3wQqG0
>>57 あ、はい。最初はコンビニアイスのほのぼのとしたお話のつもりだったんですが、気に食わなくて、スイーツ(笑)のお話にしようと思いましたが気に食わなくて全部消して、今にたどり着きました。
駄作でごめんなさい、はい。土下座しますね。
正義……?
>>59 正義……?
正義のヒーローさんのことですか、違いますよ! そんなにすごくないですよ!
>>61 あーはんwwww
でも、結構スポンサー描いちゃうお茶目な人おおいですよ!
あ、はい、調子のってました。すいませんでした。
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 01:36:13.18 ID:TRLaiDBU0
ちょっくらアイス買ってくる
乙
>>63 お腹を下さないように注意してくださいね。
いってらっしゃい
>>65間違えた。
これはラノベ祭参加作品…?
違ったらリンク貼りはいらないと思う。
>>66 夏祭り参加作品ですね、すいません、紛らわしいですね。
夏祭り、本日参加させていただきますので、そのときはよろしくお願いいたします。
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 01:55:23.29 ID:TRLaiDBU0
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 02:09:53.22 ID:i/y5BnRT0
俺としてはブラックモンブランが即効でやられたのがな・・・
>>70 あはは、そこはまぁ、ねぇ?(汗
他にも色々だしたかったですねー、ピノとか、ハーゲンダッツとか、パピコとか。
もうちょっとキャラ増やしたらなーでもそうしたらgdgdすぎるよなーとか思っちゃいますね。
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 02:42:34.82 ID:GoMSy0BRO
キノコの山の奴のパクリ乙
>>72 キノコの山って何ですか?ブーン系?
そろそろ寝ますね。おやすみなさい。
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/29(金) 04:29:14.24 ID:h0yjeXuMO
保守
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
よむほ