1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 00:31:15.63 ID:mz+rvx8lO
>>1乙!
そして投下します
【甘い悪魔の囁き】
今回はあまりないですがジャンルはエロ、鬼畜、擬人化ですので苦手な方はスルーお願いします
3 :
甘い悪魔の囁き:2008/08/26(火) 00:32:39.71 ID:mz+rvx8lO
「うっ…くっ…あぁっ!」
「とてもいい声…校内放送で流したいぐらいねぇ…」
「やっ…や…だ…」
「冗談よぉ…あなたは私だけのオモチャだもの…そろそろイキそうなんでしょぉ?イっちゃいなさぁい」
「あっあぁぁぁぁぁ!!」
「ふふ…可愛いわねぇ…これからもずっと可愛がってあげるわぁ」
何故…こんな事になったんだろう…
どれぐらい耐えればいいんだろう…
用を終え、教室から出て行く彼女の背中を見ながら、あの時の自分を───殺したいほど憎んだ
第一話『人生と身体の天秤』
「行ってきます!」
「行ってくるですぅ!」
父の多忙と母の死別により、お世話になってる祖父母に見送ってもらい、僕らは学校に向かった
「うぅ〜緊張するです…」
「もう3年生だよ?中間テストで緊張なんて…」
「蒼星石は頭がいいから余裕なんですぅ!」
こちらは双子の姉、翠星石
僕らは公立のローゼン中学校(通称、薔薇中)に通う3年生で、毎日一緒に登校している
翠星石は姉でありながら僕よりも成績が悪く、今も「神様は不公平ですぅ」などとボヤいている
決して僕に才能があるわけではなく、単純に翠星石が勉強をしてないだけと思うのだが…
4 :
甘い悪魔の囁き:2008/08/26(火) 00:34:02.21 ID:mz+rvx8lO
「蒼星石は勉強したですか?」
「一応ね…普通はするもんだと思うよ?」
「翠星石は一夜漬け派なんですぅ!」
勉強に派閥とかないと思うけど…なんてツッコミながら学校へとたどり着く
門には担任であり数学担当の水銀燈先生が立っていた
「おはようございます。先生」
「おはよぉ。その顔だと今回も自信あるみたいねぇ蒼星石ぃ」
「えぇ…まぁ」
「そして翠星石も…相変わらずみたいねぇ」
「うぅ…バレバレです…」
「二人の成績期待してるわぁ…特に蒼星石は今回こそ真紅を倒せるかもねぇ」
「!!………失礼します」
そのまま逃げるように教室に向かい、自分の席に座った
「ちょっ…ちょっとどうしたですか!?急に顔色変えて…」
翠星石が慌てて追いかけてくる
「別に…何でもないよ…それより最後の追い込みをした方がいいんじゃないかな?」
突き放すように、冷たくそう言う
翠星石は少し寂しそうに自分の席に着くと、教科書を取り出して睨めっこを始めた
それを見て、僕は自己嫌悪に陥った
──真紅を倒せるかもねぇ──
その言葉にとてもイラついて翠星石に当たってしまった事に…
5 :
甘い悪魔の囁き:2008/08/26(火) 00:35:25.06 ID:mz+rvx8lO
真紅…僕のライバルであり…いやライバル視してるのは僕からだけなのかも知れない
とにかく頭がよく、テストでは常に学年トップ
僕はクラスでは真紅に次いで2位だが、学年では10位前後を行き来するレベルである
僕が翠星石と違って必死に勉強するのは真紅に勝ちたいから…
そしてこの学区でトップの公立高校…アリス高校に入りたいから…
父は多忙だが決して裕福な家庭ではなく、僕ら二人を設備の整った私立高校へ入れる余裕などない
だから僕は少しでもいい公立の高校へ行くと決めた…
それには評定が高ければ有利なのは誰もが知っている
だが5段階評価でオール5なんて生徒は滅多にいない
そう…滅多に…
テスト期間中はやたらと早く来る生徒が多く、教室はほぼ全員が揃っていた
万年遅刻魔の生徒ですら、15分以上早く教室のドアをくぐる
普段からそれぐらいの努力をすれば怒られずに済むのに…
しかし、たった一人だけ、テスト期間中だろうといつもと変わらず遅刻ギリギリの時間に登校する生徒がいる
その人こそが…滅多にいないオール5の女…
「あら、おはよう翠星石、蒼星石」
「おはようです…」
「おはよう…真紅」
真紅だった
優雅な足取りで席に着き、筆記用具のみを机の上に出しチャイムを待つ
余裕の現れで…さらに僕の対抗心が煽られる…
そしてチャイムがなり、数日間の戦争の始まりを告げた
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 00:37:02.05 ID:8Y5mhRqj0
支援
7 :
甘い悪魔の囁き:2008/08/26(火) 00:37:31.45 ID:mz+rvx8lO
―†―†―†―†―†―
結果は…言うまでもなくクラス2位
学年では9位という結果に終わった
これで落ち込むと周りに冷やかされる
だけど正直気が滅入る…
どれだけ努力をしても…真紅を超えるのはもちろん近づく事さえ不可能に思えて…
放課後…一人でテストをボーっと眺めていると、不意に肩を叩かれた
振り返ると…先生がいた
「先…生…」
「惜しかったわねぇ…」
「いえ…完敗です…慰めはやめてください」
「何が一番ダメだったのぉ?」
「…数学です…」
「苦手?それとも私の教え方がダメなのかしらぁ?」
「そんな事はありません…僕の勉強不足です」
基本は解けても、応用問題で点を落としてしまう
勉強不足なのだろうが…数学に集中すれば他が疎かになる
完全に手詰まり状態だった
「…あなた…真紅に勝ちたいの?」
「……」
「それとも…アリス高校に入学したいの…?」
「…え?」
8 :
甘い悪魔の囁き:2008/08/26(火) 00:39:23.76 ID:mz+rvx8lO
意味がわからなかった
真紅に勝つ事は学年トップになること
それはすなわちアリス高校に一番近い位置にいられるということ
「どういう…意味ですか?」
「…公立高校の入試において本番の試験はもちろん重要だけど…内申も重要だって知ってるでしょぉ?」
「はい…スタート位置から優位に立てますから…」
「そう…ならその内申を上げる方法は知ってるぅ?」
「え…テストで点を取るぐらいしか…」
「ふふふ…それだけじゃないのよ…」
「授業態度がどうとか提出物がどうとかですか?」
「あなたってホント真面目さんねぇ…」
これもハズレてるらしい
何が言いたいのかわからず、要領を得ない話にイライラした
「成績を付けるのはあくまで教師…あなたの数学が悪くても…私のハンコ一つで成績は満点になれちゃうのよぉ…」
一瞬…何を言ってるのか理解できなかった
いや…頭が理解すること拒んでいた
明らかな問題発言を…
「え…今…何て…」
「言葉の通りよぉ…私に"いい成績"を付けて欲しいならこれからの中学校生活…私に従いなさぁい」
「え…」
「ふふ…頭パニックになっちゃったかしらぁ…一晩あげるわぁ…明日、もしその気があるなら放課後ここに来なさい」
そう言い残し、水銀燈先生は教室を後にした
僕の人生はここから狂い始めたんだ…
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 00:41:49.26 ID:mz+rvx8lO
投下終了
高校受験懐かしすぎて矛盾あるかも知れないけどスルーでお願いします
銀×蒼で5〜6話ほどの連載予定です
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 00:47:04.68 ID:8Y5mhRqj0
続きが気になりすぎるww
乙です
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 00:55:53.47 ID:nfBc76r1O
1乙!
>>9 銀×蒼キター
しかも学園物wktk
GJ!
オウ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 01:26:01.61 ID:nfBc76r1O
眠いですぅ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 01:47:16.39 ID:UKNv0fUKO
ほ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 02:31:38.36 ID:A6qSjXZnO
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 03:36:07.02 ID:iBBpHtPIO
ほ
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 05:02:36.79 ID:iBBpHtPIO
ほ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 07:30:04.23 ID:8K8dwElEO
支援
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 07:38:13.97 ID:q/yQEFdDO
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 08:14:30.19 ID:nfBc76r1O
朝
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 08:18:03.46 ID:3ACSrSzW0
蒼翠は正義でもあり、希望でもあり……、
あっ、誰か来たみたいだ。
銀蒼まってるが、誰か百合双子投下してくれ。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 08:39:56.03 ID:q/yQEFdDO
待ってるだけじゃダメだってばっちゃが言ってた
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 08:59:41.54 ID:3z5q9cGVO
そういえば百合長女辺りで双子の投下してくれた人がいたよね
続きが気になる
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 09:47:40.01 ID:8Y5mhRqj0
教師×内申気にする優等生
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 10:14:58.81 ID:8Y5mhRqj0
教室
部室
先生の部屋
水銀燈先生の部屋いきてええええええええええええええええええええええええ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 11:00:42.68 ID:nfBc76r1O
翠星石「蒼星石を二度と失わないためには・・・どうしたらいいですぅ?」
雪華綺晶「簡単ですわ。食べてしまうのです」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 11:40:51.57 ID:dC1fxBkUO
保守ですぅ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 12:22:25.96 ID:nfBc76r1O
そ
いちもつ!
>>26 蒼「いやだよ…僕が先に翠星石を性的な意味で食べてあげるよ」
ほ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 13:03:06.70 ID:nfBc76r1O
ほ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 13:27:42.35 ID:3z5q9cGVO
保守
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 13:48:21.27 ID:iBBpHtPIO
ほ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 14:05:46.94 ID:nfBc76r1O
翠星石が蒼星石に女の子らしさというものを徹底的に教え込むですぅの巻
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 14:28:31.66 ID:meHkXyk70
真紅「ちょっとあなたヤクルト飲み過ぎよ」
銀「だっておいしいんだものぉ」
真紅「家計が苦しいのにそんなに買って……」
銀「ヤクルトは私の命よぉ」
真紅「ならその代わりに今月はあなたの服はサランラップね」
銀「!?」
真紅「二巻きまで許してあげるわ」
銀「そういう問題じゃ、またあなた変な本見たでしょう!」
真紅「あなたに拒否権はないのよ」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 15:03:58.80 ID:UKNv0fUKO
ほ
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 15:26:24.29 ID:8Y5mhRqj0
銀にはサランラップは胸きつそうだなww
一方真紅は貧nうわなにするやm
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 15:45:22.49 ID:8Y5mhRqj0
真紅様は美しいバストをおもちでアリスにもっともふさわしいのだわ
真紅様なにしてるんですかwww
銀にサランラップは…きつそうな潰れた胸が…ハァハァ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 16:21:37.78 ID:8Y5mhRqj0
ふぅ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 16:51:36.90 ID:nfBc76r1O
ほ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 17:34:29.05 ID:nfBc76r1O
ほ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 17:34:32.08 ID:mz+rvx8lO
ほ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 17:55:26.86 ID:8Y5mhRqj0
腐
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 17:57:29.63 ID:iBBpHtPIO
女
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 18:22:52.58 ID:8Y5mhRqj0
真
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 18:22:59.39 ID:3z5q9cGVO
真
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 18:49:07.44 ID:iBBpHtPIO
考えることみんな同じw
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 18:59:21.60 ID:3z5q9cGVO
本当だ
ワロタwww
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 19:03:00.69 ID:8Y5mhRqj0
49なら真紅タイム
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 19:19:18.73 ID:8Y5mhRqj0
しまった
更新してなかった
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 19:25:10.69 ID:meHkXyk70
最近ネタがないがみんなネタ切れなのかね
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 19:41:11.29 ID:8Y5mhRqj0
頭の中の妄想を念写できたらいいのに
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 20:05:20.08 ID:8Y5mhRqj0
あっ
>>34 翠「蒼星石!ちょっと来るですぅ」
蒼「なにかな?僕にようかい?」
翠「その喋り方にようがあるですぅ!」
蒼「え?」
翠「今日は私が徹底的に女の子らしくしてやるですぅ」
書こうと思ったけど詰まりそうだからやめとく
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 20:22:42.43 ID:8Y5mhRqj0
>>55 女の子としての悦びを教えてやるというわけですね、わかります
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 20:27:50.98 ID:kgzNKllTO
>>56 いや、普通に女の子らしくする特訓をさせようとした
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 20:35:26.20 ID:nfBc76r1O
>>55 詰まってもいいじゃない人間だもの みつを
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 20:35:27.96 ID:8Y5mhRqj0
>>57 蒼い子が「あたし」とか「お姉ちゃんどうしたの?」とか言うようにするんですね、わかります
OK書いてみる
ローゼン読んで、呼び方とか確認しながらやる
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 20:44:13.40 ID:kgzNKllTO
>>55 真紅「どうしたの翠星石」
翠「真紅ですか?それはですね……」
蒼「翠星石が、僕を女の子らしくしたいらしいんだ」
翠「ちょ……翠星石のセリフをとるなですぅ!」
蒼「あ、ごめんよ翠星石」
真紅「そう…まぁ頑張ってちょうだい」
翠「真紅もいきなり興味を失わないでほしいですぅ」
翠「まぁいいですぅ。ほら蒼星石、さっさとやるですよ」
蒼「はぁ……わかった」
翠「じゃあまずは喋り方ですぅ」
翠「僕から私に変えてみるですぅ」
蒼「わ、私?」
翠「ちょっと何か話してみるですぅ」
蒼「えっと……わ、私は……その……」
翠「ストーーップですぅ!まだ羞恥心が捨てきれてないですぅ」
蒼「普通に恥ずかしいよ、これは」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 20:49:27.30 ID:nfBc76r1O
キター
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 20:53:43.78 ID:kgzNKllTO
翠「あと、なんかちゃんと話しやがれですぅ」
蒼「そうは言っても………」
翠「私は蒼星石。モテカワスリムの女の子。でいいから、さっさとするです」
蒼「わ、私は蒼星石。も、モテカワス、ってこのセリフはやだよ!」
翠「しょうがねーですね。じゃあ『私は蒼星石なの』でいいですぅ」
蒼「はぁ……わかった」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 20:54:45.16 ID:8Y5mhRqj0
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 20:58:47.76 ID:kgzNKllTO
蒼「わ、私は蒼星石………なの」
雛「私は雛苺なの―」
翠「覇気が足りねーですぅ」
翠「あとチビ苺はいきなり出て来るなですぅ」
雛「翠星石、怒ってばかりはダメなのよ。もっと笑うのー」
翠「うるせぇですぅ!さっさと出ていくですぅ」
雛「雛はおじゃま虫なのね……バイバイなの」
蒼「あの……僕も出ていっていいかな」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 21:02:18.19 ID:kgzNKllTO
翠「蒼星石が出ていったら意味ないですぅ」
蒼「わかった、わかったから帽子返してよ」
翠「妹の物わかりがよくて、姉は嬉しいですよ」
蒼「そう……」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 21:05:40.68 ID:kgzNKllTO
翠「とりあえず、喋り方は終わりですぅ」
蒼「そうかい?安心したよ」
翠「こら!喋り方を戻すなですぅ」
蒼「そう?それを聞いて安心………したわ」
翠「上出来ですぅ」
蒼「……ありがとう」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 21:08:29.39 ID:8Y5mhRqj0
wktk
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 21:10:23.64 ID:kgzNKllTO
翠「次はポーズをやってみるですぅ」
蒼「ぽ、ポーズ?」
翠「セクシーポーズですぅ!」
蒼「セクッ……それは必要ないんじゃないか…………かしら」
翠「いいから、やってみるですぅ」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 21:15:58.48 ID:kgzNKllTO
翠「ほら、四つん這いになるですぅ」
蒼「う、うん…」
翠「ほら、もっとお尻を突き出すですよ」
グッ……
蒼「こ、これでいい?」
翠「もうちょっと、胸を寄せるですぅ」
蒼「う、うん」
ぷにゅ……
翠「すばらしいですぅ!やっぱり蒼星石はやればできる子ですね」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 21:23:38.23 ID:kgzNKllTO
翠「次のセクシーポーズは………」
蒼「あの、そろそろ次に……」
翠「次ですか?でもセクシーポーズが……」
蒼「ぼ…いや私はもう次のステップに移りたいなぁ…なんて」
翠「そうですか?蒼星石がやる気になったみたいで翠星石は嬉しいですぅ」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 21:24:31.36 ID:3ACSrSzW0
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 21:25:44.14 ID:8Y5mhRqj0
おわり
ごめん、ネタなくなった一区切り
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 21:35:06.90 ID:8Y5mhRqj0
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 21:46:59.18 ID:8Y5mhRqj0
MAAAAAA
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 21:48:38.64 ID:q/yQEFdDO
>>34 「わ、わた…わた…し……」
「何で「私」で詰まるんですかぁ!やりなおーし!」
スポーツか何かのコーチのような格好で、鬼コーチを演じる翠星石。
理由を簡単に言うと、「妹の教育中」である。
「す、翠星石ぃ…無理だよ…」
「世の中に無理という言葉は無いのですぅ!さぁ、特訓ですよ!」
「…はぁ……」
翠星石の熱血が冷める様子は無いらしい。蒼星石は、深い深い溜め息を吐かざるを得なかった。
―――――
「ふぅ、ちょっと休憩しますか」
「そ、そうだね…」
あらゆる意味で疲れた蒼星石は、心の底から賛成した。
「此処にキンッキンに冷えた麦茶があるですよ」
「ありがとう。貰……ひゃぁっ!?」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 21:49:41.50 ID:q/yQEFdDO
>>78 キンッキンに冷えた麦茶が入ったコップは、蒼星石の手に渡る事なく、頬に当たった。その瞬間、蒼星石の声とは思えない程艶めかしい声が響いた。
翠星石はビックリした表情で、目をパチパチさせていた。蒼星石の声には、翠星石すら想像がつかなかったようだ。
「そ…そう、せ…」
「い、いきなりそんな事するから変な声出ちゃったじゃないか…!」
「か、可愛かったですぅ…!」
今度は、蒼星石が目をパチパチさせる番だった。
「蒼星石もそんな色っぽい声が出せたのですねぇ!」
「え…い、今のは偶然で……」
「なら、いつでも出るように開発してやるですぅ〜…」
「ちょ、ちょっと…!目が怖いよ!す、翠星石ぃ…!!」
翠星石の熱血は、「妹の教育」から「妹の開発」に注がれた。
end
反省は(ry
kgzNKIITO、被ってすまない
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 21:56:37.28 ID:3z5q9cGVO
>>80 あああああああああああああああああああああ
おおおおおおああああああああいいいいいいいいいいううう
うっひょおおおおおおおお!!!!!!1111111111
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 22:01:31.83 ID:q/yQEFdDO
>>80 いやっほおおおおおおおおおおおおおおお!!!
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 22:15:01.52 ID:nfBc76r1O
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 22:35:42.15 ID:q/yQEFdDO
ほ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 22:51:26.24 ID:q/yQEFdDO
ほ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 22:58:22.29 ID:8Y5mhRqj0
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 23:19:08.22 ID:nfBc76r1O
ほ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 23:41:01.17 ID:iBBpHtPIO
保守
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 23:42:00.19 ID:3z5q9cGVO
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 00:03:59.81 ID:6voQR5DwO
>>90 なんという百合双子
GJ!
蒼星石の手がエロい
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 00:05:17.30 ID:Xu3V4godO
まさしく百合だなあ、Gj!
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 00:17:37.30 ID:QGRZDX0LO
ほ
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 00:23:51.60 ID:nuglsIRr0
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 00:32:39.88 ID:f4Bp9XWCO
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 00:36:27.95 ID:6voQR5DwO
銀×紅もキタコレ
綺麗だGJ!
寝る保
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 00:39:22.45 ID:f4Bp9XWCO
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 00:50:40.84 ID:QGRZDX0LO
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 01:26:25.48 ID:saf6INTfO
ほ
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 01:47:31.82 ID:6HPxxeh50
紅「あら?こんな時間まで残っていたの?」
銀「それはこっちのセリフよぉ、何だってこんな時間に真紅に会うのよぅ・・・。」
紅「図書委員会で遅れてしまったのだわ。・・・あなたも音楽なら家に帰ってから聴けばいいのに・・」
銀「あなたの事情なんて訊いてないし、それに私の勝手でしょぅ。」
紅「確かに、それもそうね。」
銀「たく・・・ってちょっと!人のイヤホンのかたっぽ勝手に外さないでもらえるぅ!?そして近いのよぅ!!」
紅「耳元で怒鳴らないでちょうだい。・・それに音楽は静に聴くものよ?」
銀「誰のせいだと思ってるのよ・・・まったく・・。」
紅「・・・ところで水銀燈、少し音量上げてくれないかしら・・・ダメなの・・・・?」
保守
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 02:01:58.83 ID:Xu3V4godO
寝るほ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 02:05:43.16 ID:saf6INTfO
おやすみほ
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 02:14:07.07 ID:cN6M1wxGO
まだ落ちたら駄目だ……
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 02:30:57.67 ID:saf6INTfO
保守!
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 02:56:21.49 ID:ISQLb//bO
ほ
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 03:30:28.22 ID:EGuZuRKAO
ほ
☆
す
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 06:01:09.68 ID:6voQR5DwO
ほ
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 06:56:43.48 ID:Xu3V4godO
6
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 06:57:16.59 ID:6voQR5DwO
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 07:34:42.20 ID:saf6INTfO
おはようほ
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 07:59:43.95 ID:nuglsIRr0
女生徒「ねぇねぇ翠、もう知ってる?」
翠星石「へ?何をですか?」
女生徒「えー、知らないの?蒼ちゃんがね○○先輩に告白されたんだって」
翠星石「な、なんですとー?!」
女生徒「それでね、OKしたんだって!」
翠星石「なん・・・です・・と・・」
女生徒「さっき、廊下で楽しそうに話してる2人見ちゃった」
翠星石「お・・・・お・・・」
下校時間
翠星石「・・・蒼星石・・・一緒に・・・帰ろうです・・・」
蒼星石「あ、翠星石。ゴメン、僕今日用事があるんだ。先に帰ってて」
翠星石「・・・そう・・・ですか」
翠星石「蒼星石の純潔が奪われてしまうです・・・早くなんとかしないと・・」
完
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 08:27:56.65 ID:6voQR5DwO
かん……だ…と…?
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 08:56:08.58 ID:saf6INTfO
完!?
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 09:05:30.33 ID:6kQLh4gBO
完徹した翠星石は云々
と書いてある所のコピペミスったんだよね? そうだよね?
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 10:04:19.64 ID:QEw6K1cXO
今沖田ほ
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 10:08:44.75 ID:uDuwcj6fO
>>72の続き書こうとしたら、なんか完結してるww
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 10:38:28.74 ID:nuglsIRr0
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 10:50:26.67 ID:Xu3V4godO
ほ
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 11:18:16.72 ID:CJCu6Dld0
保守
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 11:59:54.17 ID:6voQR5DwO
メホ
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 12:39:18.86 ID:6voQR5DwO
女
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 13:10:20.75 ID:QEw6K1cXO
ほ
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 13:30:10.91 ID:saf6INTfO
り
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 13:43:45.67 ID:QGRZDX0LO
え
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 14:03:11.47 ID:Xu3V4godO
も
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 14:25:46.99 ID:nuglsIRr0
ん
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 14:42:58.91 ID:YRYXwkjO0
・・・えっと、百合長女辺りで書いた続きじゃありませんけど、蒼翠投下。
ちなみにエロ、苦手な人はスルー推薦。
↓
↓
↓
「あー気持ちいいな〜」
肩までお湯につかると全身が内から熱くなっていく。
水滴が一滴、天井から落ちて鼻に当たった。
それすらも熱っぽい体には丁度いい。
薄く緑色に色づき、気持ちのいい檜の香りがする湯が体と心をリラック
スさせてくれる。「風呂」という文化を作った日本人をこの時ばかりは心
から尊敬する。
本当、まじノーベル賞ものだと思う。
蒼星石は一度両手で湯を掬い取ると、それで勢いよく顔をこすった。
湯が目に入らないぬように手で水を弾きながら横目で風呂に備え付けられているテレビを確認する。
時刻は6時20分、まだまだ夕方のニュースの時間帯だ。
またどっかの企業だか政治だかの悪行がばれたらしく、頭の毛が薄いオジサン達がそろって頭を下げているのが見えた。
それもあと40分もすれば終わる。
そして彼女の入浴時間はそんなには長くない。
これなら7時に放送されるドラマの視聴には十分間に合うだろう。
本当はこのまま風呂場で見てもいいのだが、食事がある上に後がつかえてしまう。
おまけにのぼせてしまう可能性も否めないのでやめておくのである。
風呂あがった後はどうしようか。
今日の夕飯担当は、おばあさんだからおやつでるよな。
絶対。
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 14:44:16.34 ID:YRYXwkjO0
んで夕飯食べながらドラマ見て、それが終わったら・・・あ、そういえばCDが1つ届いてたんだ。
あれも聞かなきゃ。
湯船につかりながら黙々と今日の予定を立てる蒼星石の耳に、がたがたと騒がしい音が聞こえた。
どうやら誰かが洗濯機を回しているらしい。
家の水周りはこの近くに集まっていて、風呂のすぐ近くに洗濯機と洗面台がある。
広さはそれなりにあるのだが、朝の通勤ラッシュ時には場所の取り合い戦争になるのがこの家の日常である。
こんな時間に洗濯機を回すのは珍しい、とぼんやり考えていると、突然ガラッと風呂のドアが開けられた。
瞬間、蒼星石は固まる。
「蒼星石ー?入りますよぅー?」
「・・・は?翠星石・・・・?」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 14:44:50.61 ID:YRYXwkjO0
入るよってなんだ入るよって。
君はもう入ってんじゃないか。
っていうか何で、すいせ・・・?翠星石って女の子だよな。そりゃ僕もだけどさ。
だって全身にタオル巻いてるし。
僕はそんなのしないし。
今だってなんにも体にまいてな・・・・ってあれ?
「うわあああああああああああ!!な、ななな、翠星石!!」
頭の上においておいたタオルをあわてて湯船にいれ、蒼星石は胸やあそこをそれで隠す。
このさいマナー違反なんて気にする暇もない。
慌てふためく蒼星石とは対照的に、翠星石はケロッとした表情で何の気もないし平然と言い放った。
「だって7時から見たいテレビありますし。その前にお風呂入っちゃいですし。まぁいいじゃないですか。」
「よくない!早く出てって!アホ星石!」
「そんな事言ってももう服は洗濯機の中ですしー、翠星石は湯船に入っちゃうますもーん。ほら入っちゃいましたぁー♪」
言ってるそばから湯船へと強引に押し入ってくる。
・・・僕の思い人は多少、いやかなり変わっていたようです。
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 14:45:35.52 ID:YRYXwkjO0
少し大きめの湯船とはいえ、今まで一人でのんびりと浸かっていた湯船に二人が入ると狭いものがある。
蒼星石は伸ばしていた足を折りたたみ、体育座りのような格好で翠星石から距離をとろうと後退してみたが、背中はすぐに湯船のふちについてしまった。
その状態のまましばらく二人は睨み合ったが、こうなった翠星石は引かないと一番知っている蒼星石が先に折れた
心底呆れたようにため息を吐くと、蒼星石はもたれかかる様にふちに体を預けた。
「信じられないよ・・・君は・・・女じゃないね・・・」
「どーゆーことですかー?」
「普通入ってこないでしょ・・・それに・・・、」
ため息と共に吐き出された言葉に、翠星石が噛み付く。
蒼星石はちらりと翠星石に視線を移した後、ボソリと呟いた。
「胸ないし。」
「んなっ!失礼です!!」
急に立ち上がる翠星石の迫力に湯船が波立つ。
思いっきりとばっちりの水飛沫を顔面に受け、蒼星石は渋い顔をした。
真実を言ってなにが悪いとその目が語る。
実際、見比べる対象が水銀燈や真紅しかいない蒼星石にとって翠星石が持つ一般的な女としての魅力はほぼないに等しい。
まぁそんな所も好きなのだが。
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 14:46:05.80 ID:YRYXwkjO0
「このナイスボディのどこに文句があるっていうですか!!」
「君は・・・『鏡』がなんであるのか、その理由しってる・・・?」
蒼星石の発言に翠星石が言葉を詰まらせる。
どうやら本人も気にしていることではあるらしかった。
急にしおらしくなって湯船に戻っていく。
翠星石はしばしば自分の胸と蒼星石の胸を見比べながら、何かを考えているようだった。
その次に飛び出してくる提案が先ほど以上に蒼星石を驚かせるとはまだ思いもしない。
「ねぇ・・・・蒼星石・・・ですぅ。」
「なに?」
「胸・・・・・揉んでくれませんか?」
ゴンッっとタイル壁に頭を打ち付ける。
あまりの驚きに、痛みは殆ど感じなかった。
数秒送れてようやく神経から脳へ衝撃が伝わってくる。
「は?・・・いや、すいせ・・・はぁ!?」
「だって・・・揉んでもらったり気持ちいいと大きくなるって言いますし。」
いや、確かにそんな話もあるが。
「第一・・・揉むところあるの?」
「・・・それぐらいはありますよぅ!ほらぁ!」
僅かだった隙間を翠星石が縮める。
それにひるみ、レンは距離を置くべく後退しようとしたが、体はそれ以上後ろには進めなかった。
行き場を無くしていた蒼星石の左手がもぎ取られ、手が翠星石の胸にそえられる。
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 14:46:59.24 ID:YRYXwkjO0
バスタオル越しでもわかる、自分には、まだない柔らかさと僅かに存在を主張する膨らみに高揚していた蒼星石の頬がますます赤くなった。
一方、翠星石の方も羞恥心からか頬が薄く染まり始めていた。
蒼星石とは目を合わせようとはせず、どこか曖昧な眼差しが遠慮がちに宙を泳いでいる。
普段は見かけることのない翠星石の表情に、蒼星石の中に眠る悪戯心が何事かを呟いた。
「タオル越しじゃわからないよ?」
「う・・・ちょ、直接でもいいですぅ!」
はんばヤケクソのような発言だ。
勢いよく啖呵をきった割には微かに肩が震えているのを、蒼星石は見逃さなかった。
ゆっくりとバスタオルをはずして行くとやはり自分とは違う体が目の前に現れる。
ゆったりとした曲線を描くラインは女性への変わり目なのだろう。
こうして自分と比べてみると、結構胸があるように見えるのだから実に不思議なものである。
丁度手のひらに収まるサイズのそれを包み込むように触ってみると、ピクリと翠星石の睫が震えた。
今まで真紅達に所謂AVやエロ本見せられ、存在を知ってはいたのだが。
(柔らか・・・)
触ってみるとよくわかる、女なのに胸もない自分とは違う女性特有の柔らかさ。
同じ人間なのにこうも違うのかとある意味関心もする。
上下左右、どこから触っても平等に柔らかく動くたびに共に揺れる薄紅色の乳首が胸の大きさに似合わぬ官能さを醸し出し蒼星石の喉を鳴らした。
画面を通してみる女よりも、翠星石の肌はきれいな桜色に染まり怪しげな雰囲気を醸し出していて色っぽかった。
いうなれば処女の雰囲気。
処女の色気。
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 14:59:54.20 ID:nuglsIRr0
きたああああああああああああああああああああああああああ
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 15:08:42.10 ID:6kQLh4gBO
マダー?
チンチン(AA略
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 15:10:28.25 ID:YRYXwkjO0
続き
湯船に落ちたタオルを小さな手で握り締め、焦点が定まらずか弱く揺れる瞳は皆に散々見せられた女優たちにはないものだ。
薄く開けられた唇から漏れ出る息は艶かしく、湿っぽい。
天井から、水滴が一滴、湯船へと落ちた。
「や・・あ、ん・・・です・・・」
淡々とニュースを告げるだけのテレビの音に混じって聞こえた翠星石の喘ぎ声に、蒼星石は現実に引き戻される
「あ、ごめ、痛かった・・・?」
「ちが・・・痛いとか、じゃなくて・・・あ、・・・ふぁ。」
静電気に似たような、痺れる様な感覚を生み出す蒼星石の指先に翠星石は翻弄され、声を出すまいと絶える翠星石の姿に蒼星石が翻弄される。
指の力に軽く強弱をつけるだけで面白いぐらいに反応する。
蒼星石の肩に置かれた翠星石の手が快楽に酔いしれる毎に「もっと」と蒼星石に訴えるようだった。
それに夢中になって初めて触る感触を蒼星石は楽しむ。
薄緑色のお湯の中で淫らに揺れる肢体は、とても綺麗だと思った。
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 15:11:11.31 ID:YRYXwkjO0
「ひぅ!そうせ・・・なにやって・・・・やぁ!」
「あんま暴れないで・・・っと。」
細い背中を引き寄せお湯から翠星石を少しだけ浮かせるように持ち上げる。
浮力も手伝ってか、案外簡単に翠星石の体は持ち上がり、腕に負担もなかった。
目の前に曝け出された丸出しの胸に、舌を這わせる。
「あ・・・はっ・・・あぁっ!」
乳輪にそって舌を這わし、乳首の部分を緩く噛めば翠星石の肩が震えた。檜の香りしかしないはずなのに、翠星石からは甘い香りがしたような気がした。
「気持ちいい?翠星石」
「わ、分から、ない・・・ですっ、はっ、なんか体中がじんじんして、ん!」
「ふーん」
ここらへんまでは、確か無理やり風呂に入ってきた復讐のつもりだったのだと、後に弁明していた。
「んじゃ、もう少しだけ気持ちよくしてあげるよ」
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 15:11:43.96 ID:YRYXwkjO0
「あ、やっ・・・!」
腰骨あたりに引っかかっていたバスタオルを引っ張り上げ、翠星石の手が届かないところへ転がす。
露になった秘部に人差し指を這わせるとそこは明らかにお湯ではないなにかでぬかるんでいた。
「あー・・・濡れてるよ、翠星石。」
「そ・・・れは、お風呂に!はっん、入ってるから・・・です。」
「分かってるくせにー」
意地悪いなーとは自覚している。
けれど、普段はあまりない状況条件で翠星石の悔しそうな、切なそうな表情をみるとやはり男(いや女だけどね)としての何かが自分の中で疼いているのだと蒼星石は確信した。
口元のにやけが、何故かとまらない。
それと、もう二つだけ確信する事実がある。
「こんな姿誰にも見せちゃだめだからねー、翠星石」
「なに言って・・・あ、やぁ」
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 15:12:31.46 ID:YRYXwkjO0
自分が思っていた以上に相方は官能的で、自分は思っていた以上に独占欲が強いらしい。
所有印を押すようにきつめに薄桃色の肌を吸い上げる。
くっきりと咲いた薔薇色のキスマークは翠星石の肌に良く映えていた。
赤い舌でキスマークの上から肌を舐めると、ほんのり甘い味がした。
「ねぇ、翠星石」
「や、・・・あん、な・・・ん・・・です、か?ふぁ・・・」
「キス、していい?」
呼吸を整えさせるために蒼星石が手を止めると、翠星石の秘部が切なそうに疼いた。
口元から漏れ出る息は艶かしくどうして手を止めるのかと言いたげな瞳が蒼星石をじっと見つめた。
「え・・・?」
「キス、したいんだけど。いいの?ダメならダメって言っていいから」
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 15:13:01.60 ID:YRYXwkjO0
多分、これは交渉に近いんじゃないかと思う。
ダメだと言った瞬間この行為自体も終わりを告げるのだろう、けれど了承した時からきっと最後まで進むことが簡単に予測できた。
いまや翠星石の体は換気扇から吹く僅かな風にも反応するほど高まっていて、この熱をどうにかしたいと今はそれしか考えていない。
しっとりと濡れそぼった膣からは薄白い愛液が湯船に混ざっているのが見えた。
是も日もない。
答なんか最初から決まっているのだ。
翠星石は返事代わりにゆっくり目を瞑ると、手を伸ばして蒼星石の頭を引き寄せその唇に自分のそれを落とした。
くちゅり、と舌が絡まる音がした。
「うんっ・・・ふっ、ふぁ・・・ん」
蒼星石は自分の中で何かが外れた事に気がついた。
多分これは愛情とか欲情とか今まで翠星石に持っていてけれど、決して表に出していなかった感情の渦。
予定とは全然違う順番で進んでいく行為に戸惑いを覚えながら、もう片方では貪欲に翠星石を求め始めている自分がいた。
中指をゆっくりと翠星石の中に入れるとやんわりと締め付けられる。
生理的に流れているのだろう涙が頬を伝って湯船に落ち、そこから波紋が広がっていくのが見えた。
「あ・・・はぁ、そうせ・・・せき」
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 15:14:08.71 ID:YRYXwkjO0
「翠星石可愛い・・・もっと声聞かせて」
「んあっ・・・はっ、ああん!」
入り口付近から一気に奥まで指を突き入れる。
すんなりとは行かなかったがゆるい抵抗も難なく押しのけて蒼星石は中を探った。
これは確かに神秘的な感覚である。
一体中の構造がどうなっているのか。
柔らかい壁がきゅうきゅうと包み込む感覚が気持ちいい。
唇の横にキスをすると翠星石の肩が震えた。
それにあわせて二本目の指が翠星石の中に押し入ってくる。
生まれて初めて他人に触れられた秘部から押し寄せる快感と異物感が翠星石の頭では入り混じる。
現状を受け止められるほどしっかりとした意識はなく、翠星石はひたすら蒼星石を求めた。
膣の中からゆっくりとレンの指が引き抜かれる。
「あ・・・そ、そうせ・・・?」
「・・・・えっと・・・」
「・・・」
_________________
______________
___________
_______
_____
___
・・・・
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 15:15:21.18 ID:YRYXwkjO0
洗濯機が完了を知らせる時に鳴らす音と、バステレビがなにかのニュースを読み上げる声が聞こえた――――。
「で、結局胸って大きくなるんですか?」
「僕に言われても・・・」
それじゃあ話が違うとばかりに翠星石が蒼星石を睨みつける。
7時をゆうに過ぎてしまい、見たいテレビは結局みれず夕飯は自己責任で自分で作る事になってしまった。
それがハウスルールなのだから仕方ないと言えばそうなのだが。
「あのテレビ・・・見たかったんですからね?」
「だからそれは悪かったって・・・」
バツが悪そうに蒼星石が顔を歪める。
あれから結局御湯を入れなおし、今度は桜の香りがする薄桃色に色づいた湯船で、蒼星石は翠星石を抱きかかえるように向かい合いながら湯船に使っていた。
ぬるめの御湯は、長湯するには丁度いい。
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 15:16:21.62 ID:YRYXwkjO0
「見た感じ大きくなってない気がするです・・・」
「そりゃあ一朝一夕で変わるもんじゃないだろうし・・・持続するのが大切なんじゃないの?」
「・・・ってことは、またするですか?」
少し目線を泳がせた後、ぼそりと蒼星石が呟く。
「そりゃあ・・・翠星石が望むんなら俺は構わないけど」
「ふーん・・・」
納得のいかないと言う表情。
しかしこれ以上何を言えというのか、今の蒼星石には見当もつかない。
濡れた手で髪の毛を触ればさらりとした感触が伝わってきた。
ただ今は愛しいとしか言いようのない存在は、自分に何を求めているのか。
「で、蒼星石、翠星石言う事があると思うのですぅ。」
「いや・・・これ以上何を言えと・・・」
「順番が逆になっただけですよ?ちゃーんと言ってくれなきゃ、そうですよね?」
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 15:17:17.66 ID:YRYXwkjO0
悪戯っぽく笑う顔はどの表情だろうか。
「相方」?
「双子」?
「姉妹」?
どれにも当てはまらない新しい二人の関係を示すもの。
それで気がついた。
言わなくちゃいけない言葉は、たった二文字なのに唇が重たくて動かない。
あーでもないこーでもない、と自分の中で格闘して、ようやく蒼星石は口を開いた。
「・・・・翠星石、好き。愛している」
「・・・は、はい、よく出来ました・・・ですぅ。」
愛しい人にはどうにも適わない。
このあと風呂をあがったら体を拭いて洗濯物を干して、それから夕飯とおやつ食べながら録画したドラマでもみようか。
なんて話し合いながら二人はゆっくりキスをした。
時刻は午後7時30分をつげるニュースキャスターの声が聞こえる。
柔らかい御湯と愛情に包まれて、今何かが変わり始めたカモミールバスルーム。
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 15:20:05.93 ID:YRYXwkjO0
えっと……、エロシーンを途中でやめたのは一応わざとです。
想像にお任せしますw
最後まで読んでいただきありがとうございます。
では、前の話の続きはもうしばらくお待ちください。
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 15:42:09.32 ID:saf6INTfO
GJすぎる!!
すごく良かったです!
あの話の続きもwktkして待ってます!
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 15:42:47.73 ID:nuglsIRr0
>>147 乙!
蒼星石が俺言うとるw
風呂での百合はええのう
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 15:51:59.84 ID:OpIayqWp0
蒼星石の左手がもぎ取られ
グロ展開かと思ってびびったwwwwww乙
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 16:31:43.60 ID:CJCu6Dld0
ほ
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 17:01:05.38 ID:frBBnm+iO
ん
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 17:14:49.85 ID:nuglsIRr0
と
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 17:53:36.86 ID:nuglsIRr0
は
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 18:05:17.69 ID:nuglsIRr0
怖
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 18:28:47.61 ID:saf6INTfO
い
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 18:34:39.23 ID:YRYXwkjO0
テレビ見ながら書いてたので、文章が所々おかしいです。
気にしないで読んでいただければ……^^:
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 18:34:40.86 ID:aAu6INmP0
家
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 18:44:59.08 ID:nuglsIRr0
で
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 18:49:41.62 ID:nuglsIRr0
5巻よんでたら双子の切ない話が・・・
かわいそうだけど引き裂いてもみたくなる俺はS
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 19:24:14.68 ID:6voQR5DwO
まだあった星
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 19:42:18.00 ID:xPvNt3tiO
レンwwww
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 19:42:20.10 ID:saf6INTfO
保守
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 19:43:27.24 ID:xPvNt3tiO
レンwwww
其双子小説をちょっくら弄ったんですねわかりますwwww
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 19:48:54.85 ID:f4Bp9XWCO
盗作か?
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 19:58:30.27 ID:xPvNt3tiO
自分で作ったんじゃない?
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 20:22:18.76 ID:rSUi9Rq10
一瞬戸惑ったけど
なんかレンって・・・
レンってなに?
やる夫が翠星石を虐待するスレを見てしまって
ブルーになってたが、このスレの百合で癒されたわ
感謝
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 20:41:46.67 ID:6voQR5DwO
ほ
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 20:48:48.85 ID:f4Bp9XWCO
>>167 某ニコニコ動画で人気の某ボーカロイド、某鏡音リン・レンの双子
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 20:52:54.41 ID:YRYXwkjO0
思いっきり、あの双子のSSも同時進行で書いてたので名前と一人称を間違えてしまいました::
何だかすみません、今後はこういう事のないようにしますので・・・。
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 20:54:55.26 ID:xPvNt3tiO
途切れたエロシーンの意味理解した
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 20:59:52.54 ID:f4Bp9XWCO
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 21:03:09.47 ID:xPvNt3tiO
レンリン小説をちょっと弄ったって設定で考えるとすぐに浮かんでくるよ
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 21:03:59.16 ID:OpIayqWp0
A to Z ですね。わかります
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 21:09:59.73 ID:jUY0+BXg0
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 21:11:24.13 ID:6voQR5DwO
蒼星石のネジが切れてしまい翠星石がその間に妹の身体検査ウッシッシ
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 21:17:03.40 ID:xPvNt3tiO
其双子と蒼翠で違うのは男女か女同士か、でしょ?
それを踏まえれば途切れた理由容易に浮かんで来るってば
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 21:20:59.15 ID:jUY0+BXg0
>>178 なるほどわかった
チンコいれたりだしたりできないからか!
池沼の俺でも理解した
…つまり…盗作なの…か?
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 21:22:45.95 ID:nuglsIRr0
蒼星石のちんこならしゃぶれるけどな!!
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 21:26:59.25 ID:QGRZDX0LO
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 21:27:08.99 ID:jUY0+BXg0
なるほどわかった
書いてる人同じだから「キャラ変えてもいいや」てなちゃったんだな!
グロメンの俺でも理解した
…つまり…使い回しなの…か?
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 21:29:49.39 ID:QGRZDX0LO
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 21:34:35.20 ID:nuglsIRr0
>>184>>185 おぉここでも乙!
下の全体図ちょうど欲しかったんだ、理想形だなあ…かわいいよぉ
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 21:48:05.51 ID:xPvNt3tiO
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 21:52:16.61 ID:QGRZDX0LO
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 22:05:10.54 ID:nuglsIRr0
>>189 あるあるww
原作蒼だと特に緊張しそう
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 22:19:32.53 ID:f4Bp9XWCO
リクくれー
できれば状況の
エロおk
銀紅、蒼翠で
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 22:24:48.52 ID:6voQR5DwO
真紅にアリスゲームで勝利し、無理矢理犯す水銀燈
水銀燈の征服感、真紅の屈辱感てんこもりな感じで
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 22:25:23.29 ID:f4Bp9XWCO
おけ
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 22:26:38.66 ID:6voQR5DwO
とってもうたwktk
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 22:55:09.64 ID:6voQR5DwO
ほ
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 23:09:18.72 ID:D3X++Ts3O
愛のない百合も大好物です
愛で思い出したけどキン肉マンスレの続きはまだかのう?
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 23:25:18.47 ID:YRBdq56/O
ほ
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 23:29:27.48 ID:6voQR5DwO
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 23:54:28.00 ID:6voQR5DwO
き
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/28(木) 00:13:51.80 ID:c09/4OR4O
ぼ
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/28(木) 00:21:04.04 ID:psm9TtjGO
う
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/28(木) 00:30:17.85 ID:+S1XzY8TO
溢
前スレ百合地獄の
>>55だが、やっと出来たんで投下するよ
遅くなってすまないorz
エロ、鬼畜、暴力があるんで注意
『欲の望むまま・前』
無意識にふらふらと歩いていると、やがて屋上に着いた。
囚われる事を知らない風は、自由きままに吹き抜けていく。
――奪えば楽になるわ。
頭の中に響く、自分自身の声。
こんな事望んでいない。望んでいない筈なのに、耳を傾けている自分がいた。
>>203 ――あの子を閉じ込めて、自分だけのものにすれば良いのよ。
そんな事、出来る訳がないじゃない…。
――睡眠薬を使って、眠らせて。
いや…止めて。
――ベッドに縛りつけて、家に閉じ込めれば良いのよ。
そんな事したら、あの子の笑顔が消えてしまう…。
――そうすれば、あの子は永遠に自分のものよ。
「っ…!!」
たった一言で、揺れていた心は傾き、何かが崩れた音がした。
親友の頃のように、またずっと一緒にいられる。そう思うと、今まで抵抗していた意味が分からなくなった。
「…そうよ…また…あの頃のように…」
――ずっと一緒にいられるわ。
―――――
>>204 次の日の休日。蒼星石の家に、一本の電話の音が響いた。
「はい、もしもしー」
電話に出たのは、蒼星石の双子の姉である翠星石だった。
「…翠星石。蒼星石、いるかしら…?」
「さぁ。多分、薔薇水晶とデートじゃないですかぁ?」
明らかに不機嫌そうな表情で、翠星石は言った。言葉しか聞こえない電話ごしでも、翠星石が不機嫌になった事に、真紅が直ぐ気付いた程。
産まれてからずっと、妹の蒼星石を大切にしていた翠星石こそが、一番薔薇水晶との関係に反対していたのだから。
>>205 「…帰ってきたら、伝えて頂戴。明日、私の家に来て欲しい、と。それじゃ…」
「ちょ…真紅?」
言い返そうとした翠星石の耳に聞こえたのは、電話が切れた音だった。
普段とは違う真紅の様子に、翠星石は違和感を覚えていた。
「どうしたんですかねぇ…。なんか…いつもより怖い感じがしたですぅ……」
―――――
『真紅が、明日家に来て欲しいと言ってましたよ』
姉である翠星石にそう聞き、翌日蒼星石は真紅の家に向かっていた。
だが、蒼星石の表情は少し暗いものだった。
>>206 『…気を付けるですよ。真紅、なんだか様子が変でしたから…』
朝、出かける時に翠星石に言われた言葉が、気になっていた。
確かに、最近よくボーっとしていたし、様子がおかしいと言えばおかしかった。
「悩み事でもあるのかな…」
もし、今日呼ばれたのも相談の類だったら、真剣に聞いてあげなければ。
決心した表情で、真紅の家に向かう。
家には大した時間もたたず、着いた。
(そういえば、真紅の家に来るの久しぶりだなぁ)
そんな事を考えつつ、インターホンを鳴らした。数秒たつと、扉は開いた。
>>207 「蒼星石、いらっしゃい」
「う、うん…」
真紅は微笑んで、蒼星石を向かい入れた。だが、何故だか違和感があった。
(なんだろう…。優しい笑みだけど……冷たい、気がする……)
「…どうかしたの?」
「え…い、いや。なんでもないよ」
真紅に導かれるまま、蒼星石は真紅の家に足を踏み入れた。
と、同時に、籠に鍵がかけられた。
―――――
「今日はどうしたの?」
リビングに入り、座って、と出されたソファに座ると、蒼星石は今日の目的を口にした。
>>208 「…まずは紅茶でも飲みましょう」
それから話すわ、と言いキッチンに向かった。
キッチンには予め、ポットとカップが置いており、紅茶の葉も用意されていた。手慣れた様子で二杯の紅茶を淹れた。
ふと、棚から袋を取り出し、蒼星石に気付かれないように、片方の紅茶に袋の中身を少し混ぜた。
「待たせたわね」
「ううん」
何事も無かったかのように、紅茶を運び、リビングの机に置いた。
何かを入れた方を、蒼星石に差し出す。
「頂きます」
「えぇ」
蒼星石は紅茶を傾けた。
一瞬だけ、真紅の口の端がつり上がった事を、蒼星石は知る由も無かった。
―――――
>>209 (……ん……あ、れ……?)
ふと目が覚めると、天井が瞳に写る。
(僕……何してたんだっけ……確か……真紅と紅茶を飲んでて……)
必死に記憶の糸をたぐり寄せた。
真紅に出された紅茶を飲んでいた時、突然眠くなって意識が……。
「……あれ、…腕が…!」
動かなかった。紐か何かで拘束されているようだ。
状況が良くないという事を理解すると、周りを見回した。此処は真紅の部屋。自分がいるのはベッドの上だと分かった。
と、同時にもうひとつ異変に気が付いた。
>>210 「!! ふ、服が……」
蒼星石の頬が朱に染まる。上下の下着以外、何も身につけていなかったのだ。
「い、一体これは…」
「やっとお目覚めのようね」
「し、真紅…」
声の主は真紅だった。扉の向こうから現れた真紅の表情は、先程と変わらず微笑んだまま。
つまり、この状況の詳細は真紅が握っていた。
「真紅…これは君が…?」
「えぇ」
「……どう、して…」
「貴方が欲しかったからよ」
淡々と、まるで当たり前のように言った。
>>211 「欲し、かったって……」
「ずっと、ずっと、貴方が欲しかったわ」
そう言いながら、こちらに歩み寄ってきた。ベッドの上に片膝を乗せると、蒼星石を押し倒した。
「しん…っ!」
言いかけた蒼星石の唇は、押し倒した真紅の唇によって塞がれてしまった。
腕が拘束されているせいか、まともに抵抗できず、そのまま真紅の為すがままだった。
次第に舌が侵入してきて、舌と舌が絡み合う。
「んっ…ふ…!」
「は………ふふ、顔が真っ赤よ?可愛いわね」
「し、しん…く…っ…今…何を……」
「あら、気付いていたのね」
真紅は少しだけ驚いた表情をするが、すぐに微笑みを作った。
>>212 「気持ちよすぎて、分からないかと思ったのに…。さっきのは……」
その時、インターホンの音が鳴り響いた。
「…良い時に、誰かしら…?」
明らかに不機嫌そうな表情でベッドから降り、カーテンを捲って窓の向こうを覗いた。
「………あら、囚われたお姫様を助ける王子様が来たようね」
「……! ま、まさか…」
蒼星石の予感は的中していた。真紅の家の玄関にいたのは、薔薇水晶だった。
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/28(木) 01:02:29.52 ID:c09/4OR4O
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/28(木) 01:06:22.59 ID:VMaTQE3i0
>>214GJ!!
リアルタイムktkr
嗚呼…蒼&薔薇しーの運命や如何に
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/28(木) 01:28:52.82 ID:c09/4OR4O
ほ
☆you!
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
寝る☆