1 :
美香:
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 駄文は読みたくない。
小説の冒頭3行。
小説の出だしはもっとも大切だから、
まずそれを書いてみて。
続きが読みたくなるかどうか判断してあげる。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 10:50:19.42 ID:TSWUvs6N0
∧_∧
(`・ェ・´) レスが少なくても
0 0 気にしちゃダメ!
| | また次があるよ!がんばって!
∪∪
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 10:50:48.12 ID:ZZ3G9AHVO
酔っぱらいも遠くで見てるぶんには面白いのもいるんだけどね
駅のトイレで用を足そうとしてた酔っぱらいのオッサン
チャックを開けてゴソゴソしながら
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 10:50:56.30 ID:CN07iIs00
∧_∧
(`・ェ・´) レスが少なくても
0 0 気にしちゃダメ!
| | また次があるよ!がんばって!
∪∪
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 10:51:24.09 ID:B6tJlVBo0
∧_∧
(`・ェ・´) レスが少なくても
0 0 気にしちゃダメ!
| | また次があるよ!がんばって!
∪∪
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 10:51:27.92 ID:hCmy4XeZ0
∧_∧
(`・ェ・´) レスが少なくても
0 0 気にしちゃダメ!
| | また次があるよ!がんばって!
∪∪
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 10:51:43.57 ID:xNXcA58j0
∧_∧
(`・ェ・´) レスが少なくても
0 0 気にしちゃダメ!
| | また次があるよ!がんばって!
∪∪
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 10:51:47.02 ID:8jfFVnzwO
むかし昔、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
その2人は…
>>3 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 ダメだね。最初の一行が特に。
酔っぱらいも遠くで見てるぶんには面白いのもいる。
これでいいのに。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 10:53:39.34 ID:8jfFVnzwO
荒れ果てた荒野
血の気の無い民
肌に刺さる様な空気
赤い土。それは…
>>8 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 陳腐。誰も見向きもしない。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 10:54:17.32 ID:8WDt/fTWO
空港のトイレに入ったら
がっちりした体型の黒人がいた
用を足しているとそいつが隣りに来て
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 10:54:34.40 ID:xmztTTtf0
昔々のお話。ある所におじいさんがいました。
ふと、背後に気配を感じたおじいさんは振り向き、目を見開きながら声を上げました。
「お、お前は……っ!」
>>10 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 全くダメ。描写があっちこっちで伝わって来ない。
しかも描写が在り来り。
>>12 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 評価に値せず。
>>13 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 評価に値せず。
目を覚ます。真っ白な世界だった。
そして私も、真っ白だった。
漂う薬品の匂い。ああ、ここは…
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 10:57:56.45 ID:Z/LZilfO0
静寂の中、シスターアンジェラの声が響いた。
私たち、卒業生の入場が何度かやり直させられて、正直少しだれて来ていた所だったけど、
その声で一気に緊張が蘇る。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 10:58:35.07 ID:HqUGnflR0
仲買人、県代理店主、ヨーゼフ氏は、同じ町の人に比べて、
目立つようなすぐれた天も変わったところも、
別に持っていなかった。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 10:58:46.49 ID:8WDt/fTWO
蝉の声が消えて辺りは血の色
白目のない子どもがキンポウゲの花で首のない鶏を買う
五角形の電波は多重世界の無数の目玉虫に食い尽くされて赤い橋が落ちてしまう
>>16 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 最悪。
>>17 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 いいね。それは小説になるよ。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 10:59:39.39 ID:8jfFVnzwO
時はエターニア歴4年。
シュナイダーと言う、燃える様な髪をした男が一人。
男は、何人もの敵を、たった一蹴りで吹っ飛ばす。
ライバルは…
>>18 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 ま、普通に良いんじゃないの。
誤変換だけ直せば。
>>19 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 評価に値せず。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:00:55.26 ID:utsrW5T4O
響く救難信号
深い心の片隅
こんなところにいたのそばにおいで逃げなくていいよ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:01:01.41 ID:cp7TtoFGO
その街にはひとつだけ小さな公園がある。
その公園には不思議な事に遊具は何ひとつない。
ただひとつだけ螺旋階段が空へと続いている。
>>21 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 評価に値せず。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:01:25.80 ID:DiBlTG/tO
戦争は始まっていた。
まだ誰も気付いていないだけ。
そして、これからも誰かがそれに気付くことはないだろう。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:01:29.25 ID:8jfFVnzwO
朝。私はガバッと目を覚ました。
『夢…だったんだな』
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:02:33.29 ID:hCmy4XeZ0
もう走り続けて2時間になるだろうか。
街中の通行人全てが自分を追ってるように見える。
「あと10時間、10時間逃げ切れば終わるんだ………。」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:04:24.34 ID:b8DKXrIW0
蝉が、七年間の歳月を地中で過ごし、やっと外の世界を飛び回る準備が整って、
そこから這い出ようとした矢先、一つの事実に気づく。
七年の歳月の間に、地上にはコンクリートの分厚い壁が無情にも敷き詰められていた。
蝉は地上には出られない。蝉はその理由すら知らない。
評価が面白くない。
文才あるんならもう少しまともに評価しろよ
あれはいつの事だっただろうか。
透き通るような白い素肌を持った、やけに大人びた少女が、私の目の前に居たんだ。
「夢…?」 思わず口に出す。……すると、世界は反転したんだ。
32 :
恭子:2008/08/24(日) 11:05:10.27 ID:L1O0HxK40
美香さん帰るわよ
>>23
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 スレタイ音読した後に帰っていいよ。
>>24 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 遊具の無い公園なんていくらでもあるんだけど。
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:06:37.83 ID:8WDt/fTWO
ぬるくなりはじめた白湯を温め直しながら千代はぼうっと窓の外を眺めた
るいが出て行ってからもう四半時になる
ぽっぽと燃える炭火を火箸で掻き起こしながら千代は虎蔵の薬の支度をした
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:07:03.70 ID:8jfFVnzwO
広い、暗い海の底。
一人の男がさ迷い続けている。正確には一人と一台。
男は声をあげ、こう言い放った
『魚が残ってたというのか!』
ハマーDとバックブレーダー(続く)
36 :
メグマ大使 ◆dxDT1pnp9o :2008/08/24(日) 11:07:15.31 ID:yuDV1nHz0
「嵐を起こして……全てを壊して!」
静香のいやらしく白い肩から指先にしずくが伝う。
それはまるで出会ったあの日の生卵の様に――
>>26 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 何が言いたいのか回りくどい。
惹きつけるものが無い。
>>28 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 また「〜だろうか」
いいかげん脱却しなよ。
>>29 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 つまらない。着眼点も目新しくものはない。
なんだ冗談か
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:07:28.04 ID:utsrW5T4O
週末の大通りを黒猫が歩く。
ご自慢の鍵尻尾を水平に、威風堂々と。
その姿から猫は忌み嫌われていた。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:09:01.62 ID:YBrG+LySO
こんな上から目線の馬鹿女につきあってるやつらって馬鹿なの?
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:09:51.55 ID:VVyHu0Pu0
今でも康子は思う、あの時の快楽と快感に負けた自分の悔しさ
今でも目を閉じればあの時の光景が目に浮かび体が火照ってくる
そう、その行為とは一年前の秋、主人が他界したあの日の事だった…
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:10:10.20 ID:XMBKl1ahO
私はその日から処女ではなくなった。
世間では汚れたとか、大人になったとか、好き勝手いうけれども、終わってみれば呆気なかった。
ただ友達達の経験する『普通のロストバージン』と少し違っただけ。
>>31 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 だろうか厨房いいかげんにしなよ。
描写も陳腐極まるし。
>>34 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 いいじゃない。古くさいけど。
>>39 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 三行目がどうかな・・。
一行目はすごく良いのに。
意外にまともにやっててびっくりした
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:11:35.69 ID:233tcGGsO
伯父はよく笑う人だった。
笑い声は大きく、止まることを知らないツバメのように、どこまでも抜けた声だ。
だから伯父は、僕の父親が生きていることを教えてくれたときも、呆ける僕をみながら笑っていた。
猫が好きなんだね
>>41 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 あのそのあのそうそのあの、うるさいんだよ。
効果的じゃないし無駄は省きなよ。
>>42 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 エロ小説ならいいんじゃないの。
教会の古びた壁に一枚だけかかった奥行きのある絵。
そこに描かれているのは巨大な岩、森、居もしない人々の影。
惹かれるように手を伸ばすと、触れられるはずのない背景の木が、空を切った手にざわめいた……。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:12:22.86 ID:pMhLDJe00
「こんなことなら光なんていらなかった...」
それは全人類が思ったことだった。
そう、光なんて...
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:13:12.11 ID:8jfFVnzwO
This man.剣を持った。
あいつはニッコリ微笑んで、危険の中にかけて行く。『命、それより大切なモノが俺にはあるから…』
誰も知らない地平線。一人倒れる日が来ても。それでいいと呟いた。
光るミラーの向こう側。
>>45 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 惹きつけられはしないけど、
ま、成立してるのね。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:13:44.46 ID:YBrG+LySO
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:13:52.92 ID:VVyHu0Pu0
むかつくけど、納得する回答だな
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:13:52.91 ID:cp7TtoFGO
なんだか…どうでもよかった。
「死にたい」とかそういう具体的な行動じゃなくて、
もう、この世に対する興味というものが少しも残っていなかった。
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:15:57.46 ID:XMBKl1ahO
エロ小説ではなく、不倫物の冒頭なんだけどねw
いちお、プロの人から結構な評価いただいたけど、自分的に冒頭が弱くてお蔵入りにしてしまった奴ですわ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:16:06.05 ID:DiBlTG/tO
ボトムアップ型の人工知能が長い年月を経て、遂に世間に発表された時、何世紀にも渡って哲学者を悩ませてきた一つの議題が終焉を迎えた。
つまり、人工知能の完成により、唯心論は完全に──一部の唯心論者はまだ反論を試みているが──廃れたのだ。
複雑な細胞のネットワークと、複雑な電子機器のネットワークがもたらしたのは同じ『意識』であり、結局、心は高度な構造を持った物質が作り出す機能の一部に過ぎなかった事が判明したのである。
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:16:26.03 ID:8jfFVnzwO
自分はこんなに頑張っているのに…
他人は全てが上手く行く。いつも自分だけが貧乏クジ。
世の中って不公平だ。
いただきます!
ま た 在 日 か !
夏休みの宿題やってろよ
>>48 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 空を切った手にざわめいた?
日本語勉強しなよ。
>>56 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 衝撃的なはずの内容を、
衝撃的に伝えられていない。
どうしてそう思う? とも思わせられない。
後に続く文でどうとでもなるかもしれないけど、
出だしとしてはお金が取れない。
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 じゃ、うちも書いてみようかな。
勿論即興で。
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:18:47.96 ID:8jfFVnzwO
>>1はアリプロやサンホラとか聴いてそうなクソ女な感じがする
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:19:13.23 ID:5EoFBenc0
もう半年以上も これ を掘り続けている。国へ金は送られているのだろうか?
それだけが心配だ。遊山が好きな母が倒れたのは馬淵が陸大を卒業してすぐのことだった。
黒塗りの下駄を履きコロンコロンと音を立てながらいつも私の少し後ろを歩いていてくれた母がきかかる
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:20:19.80 ID:233tcGGsO
カナコの駆け足は空を走るペダルだ。
ハルは眺めながらそう考えて、自分も駆け出す。
秋雨の夜を、二人の少女が行く。目指す先では、妖怪が一匹、無数の手足を地に這わせて、町へと進んでいた。
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:21:08.01 ID:8jfFVnzwO
物流にアイデアを
物流に熱い心を
社会を動かす流れになろう
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:21:23.57 ID:5EoFBenc0
走る走る俺たち 流れる汗もそのままにいつかたどり着いたら
君にうちあけられるだろたとえ今は小さく 弱い太陽だとしても
言葉もない俺たち ひどく熱かった日の夕だち
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:22:48.10 ID:8WDt/fTWO
馬常が勢山の山奥に移り住んでもう五年になる
鹿の姿が時折見える他は樵人も通わぬ僻地である
めっきり老け込んだ馬常には不似合いな住まいに見受けられた
美香は
在日
ワキガくさい
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:24:07.86 ID:5EoFBenc0
先日ホームセンターに行ったときの事。
私が品物を選んでいるすぐ後ろに親子がいた。
で、5才ぐらいの男の子が、ペンでタッチすると国名を読み上げる地球儀をえらく気に入ったらしく、
しばらくタッチしまくっていた。
耳障りだなぁと思いつつも聞いていたら『オオオオオ-ストレィリア〜オッオッオオ-オ-スト…ペキン!!ペッペッペッ…(高速でタッチして)ペペペペペキン!!』と、にわかDJのようなことをし始めた。
その子の父親は『止めなさい!』と言いながらもツボにはまったらしく、
『イヒッヒッ…ブェッ!!』と吹き出す始末。
私もその父親の笑い方と、子供の見事なDJっぷりに肩プルプルさせてたのだが子供はもう夢中でDJ続行。
そして『ブラッ…ブブブブッブラブラッ…ちんち−ん!!』と、今度は嬉しそうに叫びだした。
父親は、慌てて取り上げようとしたが、それをうまくかわしながら
『ブッブブ…ブラブラちんち−ん!!ニホン(日本)…パパと僕で二本!!』
その瞬間我慢出来なくて吹き出しちゃったら、
それに気付いたのか−父親は子供の頭をひっぱたいて逃げるように去って行った。
あなたがどうして初恋の人になってしまったんだろう。
あなたに恋をすることがなければ、切ない思いもせずに済んだのに
初恋がうまくいかないっていうのは、本当なのかもしれない
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:24:45.88 ID:8jfFVnzwO
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:25:01.02 ID:RKjvWv5R0
レンタルDVDはコピー厳禁です。
記憶にとどめておく事も立派なコピーとみなされますので違法です。
返却時にはストーリーを完全に忘れてご返却してください。
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:26:13.66 ID:8jfFVnzwO
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:27:06.88 ID:8xsEm66u0
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:29:53.45 ID:7MrVoDFq0
とどまる事を知らない時間の中で
いくつもの移りゆく街並みを眺めていた
幼すぎて消えた帰らぬ夢の面影を
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:30:07.11 ID:233tcGGsO
部屋に飾っておいた、ウォーホルのブラックモンローが落ちたのが一昨日。床を抜けて、遙か深くに落ちていった。
昨日はトースト。イチゴジャムを塗りたくり、皿に載せようとしたら手が滑った。マーフィーの法則よろしくジャムの方を下にして、床を抜けた。汚れなくてよかった。
そして今日、俺は今彼女の手を必死になって握っている。白い彼女の肘から下は、すでに床の中だ。
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:30:19.42 ID:RKjvWv5R0
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 ごめんね。ちょっと電話かかってきちゃった。
いまから書くから。
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:32:19.40 ID:RKjvWv5R0
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:32:21.14 ID:8WDt/fTWO
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:36:35.22 ID:233tcGGsO
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:37:54.01 ID:8jfFVnzwO
僕はどうして大人になるんだろう
あぁ僕はいつごろ大人になるんだろう
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:40:22.71 ID:8WDt/fTWO
ネーデルラントの貴族シュタイフ公には悩みがあった
カミラと名付けた一人娘のことである
まだ十三歳になったばかりの美しい少女であった
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:40:40.44 ID:dFqLTwCP0
起きた。目覚めた。覚醒した。
まぁ言い方なんざどうだっていいさ。
とにかくそのとき、俺の夢は冷めたんだ。
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:42:00.47 ID:8WDt/fTWO
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:45:54.37 ID:233tcGGsO
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:47:21.34 ID:8xsEm66u0
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:47:52.81 ID:8WDt/fTWO
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:48:03.69 ID:XMBKl1ahO
キャンドルの灯が、皿に盛られたカルパッチョを照らす店内で、
カノジョから別れ話を切り出された。
「結婚して欲しい」と言うのである。
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:50:22.51 ID:dZdi5ZKg0
真っ赤。真っ青。まるで、リンゴやトマトのようだ。現実はそれよりもグロテスクな景色。
それよりも、酷いのは匂いだ。腐ったリンゴやトマトの方がマシだ。込み上げて来るのが胃液だけならもっとマシだ。
人類最後の飯となると思ったから、ありったけの金で食事をしたのにもったいないじゃないか。
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:50:27.29 ID:utsrW5T4O
カルパッチョww
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:51:29.08 ID:N5MGQm8/0
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:52:01.82 ID:XMBKl1ahO
>>91 なんかおもったよりっつーより、オレが興味ない分野だからかもしれんが
なんもかんじひん
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:52:24.98 ID:2L4f+RLq0
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:52:54.25 ID:s5VDKZn0O
「お、お兄ちゃん……らっらめだよそんなとこ…きちゃないよ…………」
「おいたん…もっと…」
俺は今二人の幼女に挟まれて…
誰かバカな俺に、別れ話を切り出されたのに結婚してほしい
と言われたのはどうしてか教えてくれ
>>90 梶井基次郎、大江健三郎、高橋源一郎の三朗衆
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:54:19.30 ID:f8NPg/Gt0
メロスは激怒した。
必ず、かの邪智暴虐(じゃちぼうぎゃく)の王を除かなければならぬと決意した。
メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
>>97 > 「お、お兄ちゃん……らっらめだよそんなとこ…きちゃないよ…………」
> 「おいたん…もっと…」
> 俺は今二人の幼女に挟まれて…
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:54:26.90 ID:Ax/aTTe/O
ドアノブってこんなに硬いんだ。今年はなかなかハッピーな夏。
渡辺はパンティをおろしてヒーターつきの便座のうえにすわっていた。そして桃尻から長い長いうんこを茶色く垂らしながら、目の前にボキュと突き出たドアノブをくわえ、歯がボロボロと落ちるまでガキガキ強くかじろうとしていた。
「真理亜ぁ、はやくでてくれよ」夫が騒いでいても、渡辺真理亜は口からおびただしい量の血と、ケツから無限のうんこを床にべべべべべと落として、過去の夏にひたってる。今でもわすれられない、あの初恋のあつさに。
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:56:07.20 ID:b8DKXrIW0
僕は瘡蓋。君のひざ小僧、擦り剥いたトコから生まれた
今日の放課後、喧嘩した君の泣き声に呼ばれた
はじめまして、仲良くやろうぜ、痒いからって剥がすなよ。
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:56:45.40 ID:xmEoV0Tb0
目が醒めてみるとベンチの上だった。背中がひどく痛く、ずいぶん長く眠ったものとみえて頭痛もする。
ベンチに座り直し、周囲を見廻すと、そこは古いビルの裏側で囲まれた、というより取り残されたような空き地で、
ブランコや滑り台がところ狭しとひしめいているところをみると、どうやらこれでも公園らしい。
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:58:18.62 ID:RKjvWv5R0
>>91 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 つまらない。着眼点も目新しくものはない。
>>64 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 いいじゃない。伝わるね。
>>65
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 これもいいね。マンガちっくで。
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:59:04.48 ID:PIt4I0yh0
《文才ある人だけが来て》、僕は趣味の2chをしていると、こんなスレを見つけた。
虚栄心と興味のため、そのスレを覗いてみるとキチガイ女が《駄文は読みたくない。》とかほざいている。
ROMって様子をみていると、キチガイ女が即興で自分も書いてみると言い出した、若干、期待して待っているとキャンドル(笑)カルパッチョ(笑)スイーツ(笑)
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:59:29.57 ID:RKjvWv5R0
いきなりほめだしたぞwwwwwwwwww
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:59:38.78 ID:N5MGQm8/0
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:59:41.06 ID:JmrCrofh0
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 11:59:55.78 ID:DiBlTG/tO
>>71
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 まただろう。
>>84
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 これだけじゃ評価無理。
>>85
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 中二病。
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:01:25.55 ID:s5VDKZn0O
降りしきる雨。
つんとしたアスファルトを溶かす臭いが、鼻の奥を刺した。
僕はただひたすら待ちつづける。
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:01:46.15 ID:8xsEm66u0
>>91 1行目って句読点最後の一つで済まないか?
割と読みやすい文ではあるけど
その先の内容が気になるだけで、話の無いように興味が持てるものじゃない
この文を考えてるときどんなあらすじを立てた?
118 :
ツンデレ貴族 ◆iwLx9zr4mc :2008/08/24(日) 12:03:17.31 ID:W7q5Em/K0 BE:184045223-2BP(23)
文才ある人だけ来て――ジレンマを抱えたムチャな要求だ。
どうせ小心者のくせに、自己顕示欲ばかりいっちょまえの自称・中級者で溢れているに違いない。
最初、私はそうたかをくくって、大した期待もせずにそのスレッドを開いた。
じゃあ、そういうことで期待age
>>92
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 真っ青の例えがトマトになるの?
>>106
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 文章の基本ができてない。
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:04:53.72 ID:eGcqCE4NO
突き抜けるような青空の下、彼はそこにいた。
彼の手からするりと滑り落ちた懐中時計は下界の雑踏に向かって未だ宙を舞っている。
彼は苦笑を噛み殺して錆び付いた手すりの上に、長年彼の足の相棒をつとめた底の磨り減った革靴で乗り上げた。
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:04:55.33 ID:+hbaqlbK0
あぁ、やっちまった…素直にそう思った。思えば自分はなぜこんなことをしてしまったのか。
俺の足元には口いっぱいにオクラを含みスクール水着を着込んだ中年男性が横たわっている。
自分の手にはニンジン……誰がどう見ても俺がやったであろうことは明白だ。俺は意を決し…
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:05:54.58 ID:RK0WP8eF0
今
北
産業
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:06:14.83 ID:xmEoV0Tb0
>>119 >>106って、とても有名で、俺も敬愛している作家の、一番の出来だと言われる小説の最初の三文だったりするんだよねぇ……w
>>115 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 降りしきる雨。つんとした臭い。
陳腐なんだよカス。
>>116 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 句読点がひとつですむとか言ってる時点で分かってない。
>>120 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 突きぬけるような青空。するりと滑り落ちた。
突きぬけてるのは陳腐さなんだよ屑。
>>121 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 文章の基本がなってない。
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:07:46.86 ID:dZdi5ZKg0
>>123 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 じゃ、その作家がたいしたことないんでしょ。
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:09:23.40 ID:8WDt/fTWO
キャンドルの光が目に涙を溜めた彼女の顔を照らしている
僕と彼女は、その時、恋人をやめた
「結婚して欲しいの」
彼女がそう切り出したのだ
これなら少し分かりやすくなったかも
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:09:36.90 ID:LjnGYtDFO
ロミオとジュリエットは歌った。
ジキル博士とハイド氏も踊った。
彦星と織姫が喧嘩してる。さぁ〜て、これからこの物語はどうなるかなぁ〜?
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:10:12.09 ID:f8NPg/Gt0
131 :
ルシファー ◆wT1lR7Pglw :2008/08/24(日) 12:10:17.38 ID:QieV7T790
>>128 そういうことだったんか
やっと分かった
133 :
ツンデレ貴族 ◆iwLx9zr4mc :2008/08/24(日) 12:10:33.25 ID:W7q5Em/K0 BE:1656401696-2BP(23)
>>123 どう感じようと個人の自由だから、駄文だと思った人にとっては駄文なんじゃねえの?
誰が最初にしたんだかわからん世間の評価よりも、個人の感想の方が価値があると思うよ。
ま、限度はあるけどね。
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:10:34.15 ID:DiBlTG/tO
>>117 やっぱりくどかったか…
グレッグ=イーガンとか、神林読んでると、くどいのが好きになるんだよね…
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:11:24.17 ID:Vvp5JOo/O
>>119 「文章の基本」って具体的にどういうこと?抽象的な批評で誤魔化そうとすんなよ
大体「基本がなってない」なんて評言は基本を修めてる奴のみに許される表現だろうが
過去スレで散々文法の誤り、不自然な言葉の言い回しを指摘されたお前が偉そうに何言ってんの?
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:12:00.59 ID:ejPv5v16O
そんなだからSFは狭く閉じていくんだよw
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:12:15.11 ID:xmEoV0Tb0
>>127 初っ端から文章の基本が出来ていない作品が、世に出されるとでも思ってる訳?
校正した人たちは何してたのか知らん?w
>>134 判る。祈りの海は俺も好きだ
だが導入云々で問われると、正直ヤツは……
>>128 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 改悪御苦労様。
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:13:30.17 ID:xmEoV0Tb0
>>133 文章の基本が出来ていない、というのと、詰まらない、というのでは訳が違うよ。
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:13:44.72 ID:kKGMx4l90
SFの枯渇っぷりは酷いよな
>>135 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 あなたはどの作品の人?
めんどうだから名乗って。
それと、うちの文章のどこに文法的な誤りがあるのか言って。
逃げないでね。
>>137 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 real鬼ごっこ。
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:16:00.77 ID:8xsEm66u0
>>124 句読点は必要なところ以外つけないほうがいいって小学校の頃に習ったけど。
いらないと思ったからいらなくね?って言ったんだけど
なんで一つ目の句読点が必要なの?
区切らなくても理解できるし、区切ったところで別段意味が生まれるわけでもないだろう?
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:16:05.41 ID:Ax/aTTe/O
>>106はいい文章だと思うが
とくに
> 背中がひどく痛く、ずいぶん長く眠ったものとみえて頭痛もする。
と
> というより取り残されたような空き地で、>ブランコや滑り台がところ狭しとひしめいているところをみると、どうやらこれでも公園らしい。
とかな。確かに三行だけで続きがよみたいとは思わないけど、おもしろい文章だなあと俺は感じた。
漢字一つおかしいからってねえ……文章くらいたのしく読めばいいのに。あ、別に有名だから誉めたとかそんなんじゃないからね。
あたりまえだけど。
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:16:19.27 ID:kKGMx4l90
>>142 リアル鬼ごっこは自費出版だから校正は通してないんだぜ
>>141 目新しいものをと進む度に、設定がくどくなっていくジレンマの悲劇
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:16:29.77 ID:DiBlTG/tO
>>1の好きなジャンル、作家。嫌いなジャンル、作家を教えてくれ
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:17:54.39 ID:8WDt/fTWO
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:18:39.23 ID:kKGMx4l90
>>146 科学があまりにも進歩しすぎてしまったんだろうな
現実との乖離が薄れてきてるのが一番の原因じゃないのかな
あと、十分。
ひどくゆっくりと動く秒針を確認し、再び黒板へ視線を戻す。
あと三百……いや、もう二百八十秒ぐらいにはなったか?
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:19:22.57 ID:j1Zyc4TK0
「楽しかったな」
父が言った。
「なあママ、楽しかったじゃないか」
それは誰の耳にも奇妙な言い方に聞えた。繰り返されたことでなおさら、感傷的に過ぎるように思えた。
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:19:37.93 ID:233tcGGsO
横からだか
>>142 >キャンドルの灯が、皿に盛られたカルパッチョを照らす店内で、
>カノジョから別れ話を切り出された。
>「結婚して欲しい」と言うのである。
冒頭で一人称か三人称かわからないから、これだけ読むとキャンドルが彼女に結婚してと言われたともとれる
そこがひっかかるな
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:20:09.86 ID:ayubG54U0
オットセイの砦がカタパルト石井の耳に肉眼でマジカルでした。
それは並々ならぬヤフーで調べたところナッパはばっちり夏休みを過ごしているそうです。
そう言い残して、彼女は作業に戻り、竹やり片手にレジへと向かった・・・
>>150 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 目新しいもの無し。
どこかで聞いたような表現手法。
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:20:57.75 ID:Y6FWUPhCO
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:21:11.64 ID:eGcqCE4NO
陳腐っていうけどさぁ使い古されちまったからそう感じるんだろ?
確かに新鮮さはないかもしれんけど、
それでも皆に同じ用に伝わる一貫したイメージみたいなのがあるから別に全部が悪いわけじゃないと思うが…
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:21:18.64 ID:ZAXthqtS0
一刻前まで艶やかに光を反射していた緑が一瞬にして色褪せていく。
両方の耳から入っては消えていく歓喜、嘆息。
この瞬間、この世界の全ての色が消えてしまった。
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:21:26.63 ID:8xsEm66u0
>>148 亀だけど
飾っておいた>飾っていた
塗りたくり>塗り
にすると読みやすい。個人的に
面白そうな冒頭だよね
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:21:27.79 ID:7yLVyHHjO
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:21:46.37 ID:0g/sOa9F0
>>148に同意
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 ←キモいです^^;
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:21:48.08 ID:Vvp5JOo/O
>>142 やっぱり人のレスちゃんと読んでないんだねw
過去スレで陳腐な似非SF作品をおこがましくも「手本」として提示した時の話だよ
「刹那」っていう語を、入れる必要の無い箇所に用いて文意を不明確にしてたでしょ
にも拘らず居直って自分マンセー、反論は徹底無視を決め込んで醜態を晒してたからよく覚えてるよ
あと僕は別に作品を書き込んでないよ
君みたいな人間にいい加減なこと言われるのは嫌だし、今回は文才あるのに卑下されてる人が不憫だったからレスしたまで
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:22:07.79 ID:04y2UIlBO
俺の中で今んとこの二強
ID:8WDt/fTWO
ID:5EoFBenc0
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:22:09.44 ID:kKGMx4l90
一文一文が長いのは一時代前の作家にはありがちなこと
俺みたいに現代作家に慣れてしまっていると非常に読みづらく感じる
あ、舞城とかああいうのはまた別な
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:22:29.10 ID:aD8+XX/L0
『パサリ』下駄箱を開けると手紙が出てきた。
僕は誰もいないことをたしかめ、手紙を開ける
「あなたは世界一幸福な男選ばれました」と書かれている
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:23:38.89 ID:xmEoV0Tb0
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:23:54.80 ID:HZH1FEjqO
重く沈んだ雲に耐えきれなくなって、
東京の空はついに泣き出したようだった。
窓越しに見える七色のネオン灯が、雨粒に揺らされ乱反射している。
ビルの三階。
窓際から見下ろせばスクランブル交差点が見えるはずだ。
色とりどりの傘の花が鮮やかに咲き、足早に駅構内で枯れていくだろう。
僕らが腰を下ろした入り口近くのカウンターからは、
その急ぎ足の景色は見ることができなかったが、
その分雨模様の美しさが際立った。
何千メートルも上空から注がれる細やかな水滴は窓ガラスをそっと鳴らし、
当分眠らない街の明かりをぼんやりと屈折させている。
吐き捨てられたガムやタバコの吸殻で汚された街が、
それだけでこんなにも綺麗に見えることに驚いた。
水の戯れ。
そんなピアノ曲をふと思い出した。
豪雨のような鍵盤の連打に繊細な旋律がそっと浮かぶような曲だったはずだが、
はっきりとは思い出せなかった。
ラヴェルはそれほど、詳しくない。
『ねぇ、何か面白い話して。』
続く。
少し長くなってしまった。
目の粗いフェンスに切り取られた空は抜けるように青く、凪いだ湖がそうであるように、どこかのっぺりとした印象があった。
茫洋と広がるそこには一片の雲もなく、地平に横たわる山々の連なりを色濃く浮き彫りにしている。
新緑と山ひだが描く濃淡まではっきりと見て取れた。午前中に降ったにわか雨に清められ、空気が澄んでいるのだ。
168 :
ツンデレ貴族 ◆iwLx9zr4mc :2008/08/24(日) 12:24:41.88 ID:W7q5Em/K0 BE:858875074-2BP(23)
>>140 駄文というのは詰まらないという意味もあるし、ヘタクソという意味もある。
別に詰まらないという意味でつかったわけじゃない。
その上で、文章の基本とやらに対して、認識の齟齬があるみたいね。
私はある程度の共通項を持ちつつも、それ以上は個人や時代、
流行なんかによって流動的なもの=“文章の基本”だと認識している。
私の個人的趣向が影響していないわけでもないが、
>>106はその三行だけで別に惹き付けられる文章ではないし、
文章として平易であるがゆえに、ヘタクソと感じる人間が生じ得ないとは断じることができない……
という意味程度においては、駄文と見なす人が居る可能性もあると
>>133で言いたかったのであって、
詰まらないなどと言った覚えはない。ゆえに、ワケが違うとか言われても見当違いだよ。
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:24:49.09 ID:Y6FWUPhCO
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:25:09.71 ID:04y2UIlBO
文の息が長いの好きだけどな。堀江敏幸くらいになると辛いものがあるけど
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:25:14.42 ID:233tcGGsO
>>152 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 あなたわざと恥かこうとしてるの?
>>157 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 どっかで聞いたような文章。
引き込まれない。目新しいものが無い。
>>161 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 あ、うちに散々論破され罵倒された人だったんだね。
私怨を晴らしにきて、またうちに論破罵倒されることになるわけだけど。
刹那については言いがかりだし、
揚げ足取りしたくて必死なのが伝わってきてこっちは失笑しただけ。
不憫なのはあなただよ。
>>164 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 引き込まれないけど、
物語ははじまりそうだね。
174 :
ツンデレ貴族 ◆iwLx9zr4mc :2008/08/24(日) 12:26:43.09 ID:W7q5Em/K0 BE:1380335459-2BP(23)
>>143 音読して苦しくないように打ってやればいいんじゃね?
溜めとか、見得を切るみたいな時にも打つけど。
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:28:02.91 ID:Ax/aTTe/O
>>163 俺のターン!ドロー!
「高橋源一郎」と「麻生太郎」を生け贄にして ドルュルュルュリュ、ピカーン
「吉田健一」を攻撃表示で 召 喚!
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:28:18.95 ID:kKGMx4l90
>>169 だから言ったろう
舞城みたいなのはまた別なんだよ
回りくどい表現がラノベの持ち味の一つとしてと認識されつつあることが
そのような風潮に拍車をかけてるんじゃないのか
貧乏ゆすりが止まらない。それは私が酒好きなのか昔からの癖なのか。
そんな事もうどうでもいいらしい。目の前には新しい空が待っている。
これを待っていた。待てていた。ついさっきまでの話なら。
>>177 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 それだけでは意味不明。
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:30:50.10 ID:kKGMx4l90
>>168 予防線を沢山張ってお前って面白い奴だな
下産業で済む話なのに
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:31:12.36 ID:8xsEm66u0
視界一杯に広がる赤。
それが僕の最初の記憶で、そして今、目の前に広がる光景だ。
懐かしさと、続いていた歯痒さがすっきりと収まったのを感じて、僕は手を伸ばした。
>>180 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 句読点をどこに入れるか、入れないか、
で印象をcontrolできるのが作家。
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:32:59.16 ID:T1Y+p3z/0
雨の中に、男が停留所で雨宿りをしていた。
面倒くさそうに、男が頭をかいている。
大きな欠伸をし、誰かに聞かせるようにため息を一つ。それは杞憂だった。
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:33:45.30 ID:HZH1FEjqO
なんだ、全部に評価つける訳じゃないんだな。
185 :
ルシファー ◆wT1lR7Pglw :2008/08/24(日) 12:34:28.60 ID:QieV7T790
長い文章といえば、
「三十センチの氷柱を半分にした先端部分より少し短くそして太く、風魔術を纏ってスピンを得た結晶体」
とかが典型か。
>>181 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 典型的な万年作家志望の文章という印象。
何が言いたいのか伝えられていない。
>>183 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 文章の基本がなってない。
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:34:49.84 ID:aD8+XX/L0
意味も無い文章を思いついて。
送る相手のいないメールを書いて。
ただただ過ぎていく時間に、僕は途方にくれていた
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:35:02.46 ID:DiBlTG/tO
イデオロギー的な演説に僕は肩を落とした。
店頭のテレビには、隣国の侵攻を批判する知識人達が映し出されている。
所謂プロパガンダ。戦争は外交手段であることを正しく理解できている人間の何と少ないことか。
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:36:18.74 ID:8WDt/fTWO
わざと駄目文と普通文書くからどっちがどうアウトか評価して
A:春の月は桜並木の遊歩道をぼんやりと照らしている
ペダルを踏む度に錆びたチェーンはきいきいと悲鳴をあげた
綾は僕の肩にしっかり掴まりながら、ぽかんと桜を見上げていた
B:僕の父の好きだった茶色の皮の写真立ては、ぽちゃんと音を立てて水面に吸い込まれた
それから去年護岸工事で出来た冷たい灰色のコンクリートの岸に僕は仰向けに寝転ぶと声を限りに泣いた
泣いている僕を非情な夏の太陽があざ笑うみたいに睨んでいたのだった
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:36:36.75 ID:b8DKXrIW0
ぶっちゃく文章がうまくても下手くても
面白い作品は面白いし、つまらない作品はつまらない。
ちょっとした日本語の間違いは編集が直してくれるだろ。
ストーリーかけることが大事。
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:36:58.29 ID:Y6FWUPhCO
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:37:00.47 ID:Sp+ckqPZ0
また糞コテか
おまえは文章の批評せずに
一人で日本刀論破してろよ^^
>>187 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 途方に暮れる。を別の言い方にしなよ。
自分なりの工夫をしなよ。
>>188 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 ラノベっぽい。
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:37:41.86 ID:8xsEm66u0
>>174 この文の場合ならいらないと思ったから。
そもそもカルパッチョってのが、
連続した文にした時、無駄に長く感じさせる要因
あと、音読するときは句読点が無くても息ついていいんだぜ
初見で音読させる国語の授業は間違ってる
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:38:00.29 ID:Vvp5JOo/O
>>172 はぁ・・・w
論破も何も貴方は批判に対して何一つ反論しなかったじゃない
それから例の時、僕は傍観者だったよ。発言から読み取れないかな?
怨恨とか言い掛かりも良いところだw熱くなってるのはどっちかな?
君に反論した人の名誉のために言うけど、君はあの時「青ざめた刹那沈黙した」という表現を用いた
「沈黙した」という動作は「青ざめる」という動作の結果起こったことであり、二つの動作は読点で繋げばそれで済む所なのに、敢えて瞬間性を表す語を挿入する必要性はないよ
読み手に不自然な印象を抱かせると指摘したのに、君は終始無視を貫いた
それで「論破した」なんてほざくなら、一度脳を調べてもらった方が良いよ
196 :
ツンデレ貴族 ◆iwLx9zr4mc :2008/08/24(日) 12:38:26.71 ID:W7q5Em/K0 BE:2484602699-2BP(23)
>>179 予防線というより、自分の言いたい事が正しく伝わらないのがすごいストレスだから、
誤解の生じうる可能性をぷちぷち潰す事に躍起になってるだけ。
しかし、わかってくれて少しうれしい自分が居る。
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:39:29.92 ID:aD8+XX/L0
雨音が砂嵐のような音を立てている……。さっきからこの調子だ。この雨の中、お兄ちゃんは大きな穴を掘った。私は傘を差して横たわる死体のすぐそばにたたずんでいた。
「お兄ちゃん……誰なのこの人? なんで穴を掘るの?」
「そういっぺんに質問するな、誰なのかはいえない、穴はそいつを埋めるために掘っている」
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:39:53.72 ID:8xsEm66u0
>>182 印象をあえて下方修正したんですね
さすがです、御見それいりました
>>189 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 Bがダメ。
200 :
ツンデレ貴族 ◆iwLx9zr4mc :2008/08/24(日) 12:40:34.37 ID:W7q5Em/K0 BE:920223465-2BP(23)
>>194 息ついちゃいけないとは言ってないが、息つきたい所にちょうど「、」があると優しくない?
あと、カルパッチョはもはやどうでもいい。
>>198 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 やっぱり分かってない。
だから言っても無駄なバカにはレスしたくないんだよ。
上も下も無いって言ってるのにね。
便所掃除でもしてなよ。
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:42:20.64 ID:RZH8JpfA0
見慣れた自室の真ん中に人が転がっている。
自分の顔が自然と歪む事が恐ろしかった。
でも、嬉しい。これで僕は彼に苦しめられることはなくなるんだ。
203 :
ツンデレ貴族 ◆iwLx9zr4mc :2008/08/24(日) 12:42:52.66 ID:W7q5Em/K0 BE:184045032-2BP(23)
上から目線全開のくせに何言ってやがる・・・・・・
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:42:54.15 ID:Q51Qg6Yh0
カラスだ。
カラスが鳴いている。
濁りの少ない澄んだ声であるにも関わらず、小鳥のさえずりのような爽やかさはなかった。
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:43:10.04 ID:aD8+XX/L0
おい、評価されねーぞ
つまり俺は馬鹿なのか
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:43:18.02 ID:Vvp5JOo/O
>>201 ねぇ、また不都合なレスは全て無視して醜態晒すつもり?
いい加減自分の厚顔無恥っぷりを反省した方がいいかもよ?
>>202 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 いいんじゃないの。
特にrhythmがいい。
>>204 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 カラスの声に爽やかさが無いとか、
全く当たり前のことを言われてもね・・。
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:45:06.17 ID:aD8+XX/L0
くそぉ絶対認めさせてやる
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:45:11.86 ID:zVvvtmh50
普段入るはずの無い深夜の学校。明かりと言えば非常ベルのランプと手に持った心許ない懐中電灯の光だけ。
その儚げな光で木造の廊下を照らしながら進む。一歩足を踏み出すごとに高音で軋みをあげる廊下はいくら
古いと言っても、うぐいす張りが使われるほどの昔ではないだろう。
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:45:16.15 ID:RZH8JpfA0
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:46:39.85 ID:Q51Qg6Yh0
深夜。僕は、家族が入浴を済ませた後のすっかり冷え切った風呂に入っていた。
最後ともなると、湯には日本酒のようなとろみがあった。
柔らかな肌触りは老廃物によってもたらされたもので半ば汚水と化している。
213 :
レナたん ◆/7HOSlha36 :2008/08/24(日) 12:47:06.55 ID:mlYobYXA0
プリンパフェを食べたいのだけど
マンハッタンがオーロラで大洪水に見舞われて
ジョン・トラボルタがインスピレーションしちゃってどうしてくれよう?
>>210 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 いいよ。
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:47:49.90 ID:tFL4blsa0
6日ぶりのオナニーは鈍い絶頂を迎え、彼は予想していた通りの失望を味わった。
もう若くはない。生殖能力はもはや不要とされ、肉体は着実に死へ向かっている。
汗ばんだ布団を黴臭い押入れにしまうと、ペットボトルにたまった精液の量を見る。目標にはまだ遠い。
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:48:33.48 ID:Y6FWUPhCO
>>212 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 いいけどキモい。
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:49:03.69 ID:8xsEm66u0
>>200 句読点の位置については反対してないから安心してくれww
あくまであの文ではいらないだろうと思っただけで
カルパッチョだけじゃなく、文の装飾も大事なことだと思うぜ
できるだけたくさんの読み手が、
理解しやすいように文を組み立てるのが、いい作家だと俺は思ってるから
>>201 あぁ、下方修正は文の印象じゃなくてあなたの印象ですから落ち着いてくださいよ^^;
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:49:15.57 ID:rCmQYtfoO
旗を揺らせ、太鼓を叩け、ファンファーレよ高らかに響け!
俺を祝え、俺はたった今産まれたのだ、生まれ変わったのだ!
そう、あの男が死んだのだ!
そうして全てが終わった後、彼女は一人前へと進み出た。
亡骸の前にしゃがみ込み、徐々に冷たくなっていく手を握り締める。
やがて、降りしきる雨の音に混じって、静かな嗚咽が聞こえ始めた。
221 :
ツンデレ貴族 ◆iwLx9zr4mc :2008/08/24(日) 12:49:58.36 ID:W7q5Em/K0 BE:1288312676-2BP(23)
>>213 その程度か?
お前はもっとはっちゃけられるはずだ。
誰だかしらないけどもー
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:50:40.85 ID:Vvp5JOo/O
>>208 何とかは死ななきゃ治らないってね
今回僕に恥をかかせるって啖呵を切った時の威勢はどこにいっちゃったの?
ろくな文才もないのに優れた文章を著す書き手に罵詈雑言を浴びせることが、どれだけ罪深いことか分からないの?それすら気付けない程愚かなの?
耳塞いだ人間にこれ以上何か言っても無駄かもしれないね
これからも頑張って書き手の才能を摘み取っていくといいよ
さよなら独りよがりで文才のない可哀想な人
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:51:12.89 ID:WPFwQt4OO
>>172 相手を批評するなら、目新しさとか引き込まれないとか主観的な言葉は使うべきじゃない
それから批評家は罵倒するだけが仕事じゃない
ご高説立てるなら改善点も提案すべきだ
そしてこれが一番大事なんだが
俺は批評なんて偉そうにしてるヤツはみんな死んでしまえばいい
>>219 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 読み手が白ける音聞こえない?
「おい・・誰だよあの男って・・」「知るか、捨てちまえそんな本」
「なんか盛り上がってるよ。きもーい」
美香って男なの?
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:52:34.57 ID:uSuE8LvK0
ちょwww美香ってハンタスレの美香???
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:52:55.77 ID:DiBlTG/tO
高度な科学は魔法と区別がつかない。
ヒトクローンの完成は、クラークの言葉を沸騰とさせた。
無宗教国家である日本は、キリスト教圏内同士での開戦と共に、莫大な軍事利権の獲得に成功したのだ。
228 :
ツンデレ貴族 ◆iwLx9zr4mc :2008/08/24(日) 12:53:02.55 ID:W7q5Em/K0 BE:981572148-2BP(23)
>>218 /::::::::::::::::::> ,_, '::::::::::::::::/ 1::::::::::::::::::::;;:::::::::::::::::::::::::::::::............ヽ
,':::::::::::::::: '´ /:::::::::::::::::/ ',::::::::;::::::::::`,\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`,
{:::::::::::,::/ ,'::::::::::::::::::,' ',::::::{ヽ;::::::::ヽ 丶::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
`,:::::r´',{ ,:::::::::/|:::::f `、::', \::::::'.、 \::::::::::::::::::::::::::::::::::l
' ,i ` i::::::::r ,l::::l ヽ:::t. \:::ヽ _,,,ヽ::::::::::::U:::::::::::::::!
ヽ 1::::::f l'':{ 、 ヽ '、 -.''ヽ ヽ:::::::::::::u::::::::::l
l:::::::l ',.| `‐ ,_, 丶- '´ \'., `、:::::::::::::::::::f
l::::::::ヽ '! 丶 \ i::::; - ,::::::::r 反対されたなんて
!::::::::::丶 ___ ,,,,, _, レ´ -、l:::::,' 思ってないもん
jノ`,:::Λ`. '‐-===‐ ‐==='''" (::::::. !:::,'
V ヽ.i ):: /ハ{
!/// ´ //// ,__,,//
l /:::::/!/
丶, /:::::/ |'
' , ''''⊃ ,. {::Λ/ _,,.. -- 、
' ‐ -r‐ ' ´ レ',.." -ー - .、ヽ.
_l ,. - "~_, . ..,_ \ `,
/ノ , -'´-=‐~ ' .、 ヽ|
,r '´r´// , ' '、 )
j f (´ / ,' ', (
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:53:11.19 ID:zVvvtmh50
>>214 いいのかよ、ちょっと嬉しくなっちゃったじゃないか
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:53:20.01 ID:GiYmEQp40
「気持ち悪いのよ、あんた!」
場所も忘れて、思わず突き飛ばしてしまった直後、自分が何をしたか気付いた。
重力に引かれ彼の頭が階段の角にぶつかり、……大きな音がした。
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:53:51.73 ID:A5aRlq2k0
前VIPに書いたやつを発掘
放浪の旅に出た私は、北区周辺へとたどり着いた。
なぜ私がこのような身となっているのか……
母親にガチオナ用自作おにんにんを発見されたことを思い出したからだ。
>>222 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 え? よく聞こえなかったのもう一度言って。
>>223 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 位置大事な部分の日本語間違えるって・・。
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:54:03.91 ID:8WDt/fTWO
>>197 横だけど
サービス過剰な感じがするかな?冒頭は雨の中でお兄さんが穴を掘っているって異常さを強調するためにももっと簡単にしても大丈夫!
謎がある設定で読者として興味が沸いて来るけど説明が多すぎて謎が薄まってしまうのが残念かな
それから、お兄さんはもっと口数を減らしたほうがミステリアスさが増すと思うよ
勝手な意見ごめん
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:54:12.08 ID:mnEBLBY50
海をも雲をも貫く大きな山。
え、そんな山あるの?と思ったあなた。
これから私の実体験を、あなたに追ってもらおう。 The Mountain of Heaven
人混み。人ごみ。人ゴミ。
当たり前のように雑踏の中に紛れていたら、そんな風に文字が変えられていった。
人は、ゴミ。地球上の寄生虫。
壁一枚隔てた喧騒は、遥か遠くからのラジオのようだ。
夜な夜な布団に包まり、鉱石ラジオへと耳を傾けていた頃を思い出し、次第に眠くなってきた。
当初の緊張感も失せ、今では漂う硝煙さえも不思議と心を落ち着かせる。そして、それは彼らも同じらしい。
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:55:27.82 ID:Q/DlQerXO
私は泳いでいた。
正にスイスイと。いつものもがく様な泳ぎ方ではなく、滑る様に泳いでいた。
私は、滑る様に死に近付いていった。
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:57:21.79 ID:Q51Qg6Yh0
もう悔いても後の祭りだった。
起きて半畳、寝て一畳。つまり四畳半あれば事足りるじゃないか。
そういってワンルームに友人三名を招じ入れたのは誰か?
間違いなく俺だ。
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:58:21.57 ID:57lluLND0
でんぐり返しなんてしなければよかったと思う。
坂道を転がり続けて既に三日が経った。
傾斜は徐々にきつくなり始めており、転がる速度は増すばかりだ。
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:59:03.55 ID:aD8+XX/L0
古い病院で見つけたデータには、脳派ファイルが入っていた。
僕は持参したPCでそれを再生した。
『あの時から僕は、夢の中でしか動けなくなった。だからこれは僕の記憶、脳から摘出したデータ』
ちなみに近未来だから
>>230 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 火サス好きは食いつくかもね。
>>236 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 とてもいいんじゃないの。
>>237 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 三行目が良いね。
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:59:28.81 ID:Vvp5JOo/O
>>232 「さよなら」って書き込んだ途端に反応を示したねw去った後で悪しざまに罵るつもりだったのかな?
君は「可哀想」な上に姑息な人間でもあったんだね
実に救えない人だ
レスをあざとく確認してるならさっさと僕に反論しなよ。自分には文才があるという虚妄に取り憑かれている君に出来るものならね
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 12:59:53.46 ID:qyC0uF9u0
生まれた時からだった。
血を浴びれば喉を鳴らし、瘡蓋を見れば涎が溢れた。
僕にとってはそれが普通だった。
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:00:24.59 ID:kKGMx4l90
美香は装飾過多な文章、大仰な比喩、テンポの良い文章が好きなのか
>>238 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 四行だけど、まぁ良いのね。
普通に楽しそうな話を予感はさせるからね。
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:01:13.48 ID:SWDN8NxA0
ほとんど仕事のために棒に振った夏が終ってみると、間髪をいれずにひどく冷たい秋がやってきた。
秋は苦手だった。
何故だかは知らないが心身の機能が全て低下するような気がする。
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:01:15.33 ID:GiYmEQp40
彼女は、僕のような人間にも優しく微笑んでくれた。可哀想だと哀れんでくれた。
僕は彼女の為に戦ったんだ。彼女を傷付ける奴を殺して何が悪い。
手首が冷たい。この拘束具を外してくれ、僕は彼女の所へ行くんだ。
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:01:41.81 ID:aD8+XX/L0
またスルーされたorz
ちっくしょー
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:02:14.17 ID:XMBKl1ahO
おまえら、1番好きな作家だれ?
オレは村上龍なんだけどドンビキされるYO
じょーだんだも
それが恋の始まりだったんだなも
家増築するんだなも?
>>239 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 秀逸だね。読み手に上手くつっこませるボケ具合。
>>240 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 在り来りだね。攻殻を出すまでもなく。
ただ、在り来りでも料理のしようでおもしろくもなる題材だとは思うのね。
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:04:20.61 ID:hYxVZJui0
横書きで文学っぽく書くのは結構難しいんだよね・・・
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:04:54.24 ID:uSuE8LvK0
認められたい!僕は認められたいんだ!他は何もいらないよ!
それが例え価値のない評価であっても!認められたいんだよ!
このスレの住民のようにね・・・クスッ・・・ゲラゲラ
ズタズタの畳、ボロボロの障子、四散する家具。
まるで今の俺の心境をそのまま投影してるかのような部屋。
なんでこんなことになったのか、思い返す気力もない。
>>243 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 代名詞が僕というのが効いてるね。
>>244 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 そうかも。あなた鋭いね。
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:06:03.47 ID:Q51Qg6Yh0
夕飯のメニューは既に調理を終えられており、あとは盛りつけるばかりとなったキッチン。
千穂は最後の仕上げに取りかかった。
インターネット通販でまとめて購入した、小豆大の白い錠剤をすり鉢に入れる。
>>220ちょっと修正
――そうして全てが終わった後、彼女は一人前へと進み出た。
亡骸の前にしゃがみ込み、徐々に冷たくなってゆくその手を握り締める。
誰もが重く口を閉ざす中、やがて降りしきる雨の音に混じって、静かな嗚咽が聞こえ始めた。
それにしても、華麗にスルーされちゃった(*‘ω‘ *)
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:06:06.08 ID:aD8+XX/L0
「マスター、いつものやつお願い」
こう言うのが僕のあこがれだった、渋い大人のようにこれを言って、自分の好きな酒を出してもらう。
そして、ついにそれが現実となるのだ。ついに目標が達成できると思うと、自然に顔がほころんだ。
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:06:09.51 ID:kKGMx4l90
黒い、透明な水を通っていく。一筋の光も届かない深海。
どれだけ目を凝らしても何も見えない真闇。染料よりも深く、夜空よりも絶望的な、完全な闇に包まれた世界。
腰に止められたぼんやりと緑色に光るレギュレーター。アナログ水深計の針は水深130メートルを指している。
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:07:09.96 ID:rCmQYtfoO
最初の三行なのにぼろくそだ…死にたい
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:07:17.86 ID:DiBlTG/tO
C130輸送機の着陸に歓声があがる。
歓声の中に聡の声を探しながら、私は3年ぶりに故郷の地を踏んだ。
三半規管の異常から、ふらりと傾いた私の肩を誰かが優しく抱く。私は小さく、ただいま、と囁いた。
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:07:24.18 ID:8xsEm66u0
>>249 ドンビキなら俺の勝ちだろう
野村美月だ
ラノベだからって馬鹿にすんなよ
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:07:46.84 ID:Q51Qg6Yh0
連城は美文だよなぁ
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:07:49.96 ID:Q/DlQerXO
情事の最中、ふと我に帰る事がある。
なんて必死なのだろうか。こんなにも汗をかいて。
そんなに子孫を残したいのか。たいした遺伝子でもないくせに。
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:07:52.19 ID:qyC0uF9u0
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:08:13.97 ID:aD8+XX/L0
>>224 小説の冒頭なんて訳が分からんぐらいがちょうどいいと思うんだが
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:08:54.38 ID:GiYmEQp40
彼が一歩こちらへ歩み寄る度に冷や汗が滲む。
剣を絶対に離さないように強く握り締めて、精一杯相手を睨み付ける。
その愉快そうな顔が気に食わない。自分と敵の余裕の差に虚しくなった。
>>246 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 電車の網戸に置き忘れてあった、
おっさんが読みそうな週刊誌の、
背景に地味な下町の写真が使われているessayの一部みたい。
>>247 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 ハルク?
>>249 候補ありすぎて困るな。
化物語最高だから西尾維新か…。
けど、瀬戸口廉也と機本伸司も捨てがたい。
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:10:08.97 ID:57lluLND0
用意を済ませ、さあ食べようという時、呼び鈴がなった。
今日の夕食はパスタだったから、伸びきる前に食べたかった。だけど、生真面目な僕が呼び鈴を無視するなんてできるはずがなかった。
そしてもちろん、今ではそうするべきだったと後悔してる。とにかく、今パスタがどうなってるか、それだけが気がかりだ。
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:11:56.81 ID:hYxVZJui0
これはある精神病院の患者、――第二十三号がだれにでもしゃべる話である。彼はもう三十を越しているであろう。
が、一見したところはいかにも若々しい狂人である。彼の半生の経験は、――いや、そんなことはどうでもよい。
彼はただじっと両膝(りょうひざ)をかかえ、時々窓の外へ目をやりながら、
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:12:20.96 ID:nq/TGNkBO
「シナイハラミ」は呪いの言葉。
ネットなどには流れてないが、中学生の間ではかなりの噂になっている。
なんでもこの言葉を聞いてしまった人のもとに「ツクシオドリのアカゴ」がやってきて、何かを持って行ってしまうという。
>>254 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 ズタズタとかボロボロとか使ったらダメ。
まるで今の僕の心を表すような、とかも
陳腐な印象。
>>256 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 普通。決して悪くないけどね。
>>257 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 その手、の「その」いらない。
冒頭の「そうして」もいらない。
一人前、に見えるからうちなら「彼女はひとり前へと」にする。
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:13:23.63 ID:SWDN8NxA0
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:14:41.11 ID:qyC0uF9u0
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:14:55.27 ID:Vvp5JOo/O
>>270 英語のessayは何故か日本語で「エッセイ」として、随筆のような文章として解されているけど、英単語としては「論文、小論文」の意味だよ。それ以外の意味で用いられることはほぼない
少しでも英米論文を齧ったことのある人間なら誰でも知ってる
またしても無知を曝け出しちゃったね。調子に乗って慣れない横文字なんて使うからだよ
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:15:11.11 ID:SWDN8NxA0
僕は無我夢中で走っていた。
ふと見上げるとすでに夜は明けかけていた
――――急がなくちゃ・・・
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:15:20.45 ID:DiBlTG/tO
>>271 ありがとう。さっきから無視されてばかりだから、元気出た
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:15:32.00 ID:Q/DlQerXO
とある戯曲が好きだった。よく深い王様と、道化師の女の子の話。
道化の軽やかなテンポにとぼけた口調。王様の心模様。そして二人が結婚してしまうというハッピーエンド。
その結末が実は作り変えられたものだと知ったのは、本当にひょんな事からだった。
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:15:59.12 ID:Kk19wm++O
月が太陽と出番を交代してしばらく、焼け落ちた臭いのするたった今”廃村”になった村に俺たちはいた。
俺たち以外に動くものはなく、まだ燻る火の音が無情に小さく鳴るだけ。
そこに大きく風が吹き、俺の外套が音をたてる。むなしく響くそれは、青年の耳を嫌に刺激するものだった。
>>258 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 だが、出てきたのは膿んだ傷から搾り取ったような、
一部固形物が混じった飲み物だった。
「マスターこれは?」と言いかけて、壁に発見した。
『イツモノヤツ 124000円』
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:16:15.11 ID:kKGMx4l90
>>260
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 夜空よりも絶望的、というのがダメ。
一筋の光りも届かない、というのも工夫したほうが良いよ。
その他はよし。
>>278 ふむふむ。
――全てが終わった後、彼女はひとり前へと進み出た。
亡骸の前にしゃがみ込み、徐々に冷たくなってゆく手を握り締める。
誰もが重く口を閉ざす中、やがて降りしきる雨の音に混じって、静かな嗚咽が聞こえ始めた。
あー、なるほどなー。
けど、冒頭の「そうして」はそれ以前の展開を喚起させたり、文章のリズム感を意識させるためにも必要だと思うよ。
あと、「その」ってのも亡骸を指すのに役立つかと。
「ひとり」の部分は納得、指摘ありんす。
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:17:50.82 ID:tFL4blsa0
「フフ、この方、大卒じゃないのよ」
いつの間にか俺は息が止まっていた。首から上に酸素が回らなくなり、徐々に寒気がしてくるくせに、
開ききった毛穴から汗が噴き出していくのが感じられた。大卒じゃない?
娘が親に結婚相手を紹介する席で、開口一番にそれか?血管がぶくぶくと膨れ上がり、
正座のために締め付けられた足の甲で逆流した血液が今にも皮膚を押し破りそうだ。
焦点が定まらず、冴えない風貌の結婚相手が見る見るうちに増殖していく。
俺は「……で、ご職業は」と震えた声で聞く。彼は一方の口角だけをいびつに吊り上げ、外見に似合わぬ高音で答えた。
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:18:17.37 ID:Q51Qg6Yh0
スピーカーから流れる放送委員のちょっと気取った声が、完全下校時刻になったことを告げた。
校舎に残っているみなさんは速やかに下校しましょう。
そんな毎日繰り返されるお決まりのセリフを聞きつつ、ぼくは転がってきたサッカーボールを足の裏で踏むようにして止めた。
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:18:20.29 ID:PIt4I0yh0
「趣味は乗馬です」、就職面接で趣味を聞かれた俺はこう答えた。
「乗馬!それは凄いね。」と面接官は言葉を返し面接はそのまま難なく終えた。
手応えはあった、多分受かるだろう。ただ一つ問題があったとすれば、馬は馬でも三角木馬だったんだけどね。
>>283 さっき横レスした身としては、良くなったら素直に良くなったと言いたいものさ
>>262
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 私は飛行機に乗っていたのか分からない。
>>265 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 どうせならもう少し辛辣に、冷たく描けると
文学的になる題材なのにね。
だけど、たいした遺伝子でもないくせに、で挽回はしてるかな。
>>292 色々突っ込みどころがありすぎてワロタw
乗馬で手ごたえを感じる面接ってどんなよw
>>269 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 冷や汗が滲む、というのを工夫したらいいと思うけど。
精一杯睨みつける、虚しくなった、
というのも、工夫していない。
糞コテが居ると聞いて飛んできました
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 突然ですが、300で一反締め切るから。
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:22:44.78 ID:3OxbHUFU0
一人帰り道を歩いてると後ろから足音が聞こえてきた
夜の夕方に俺にストーカーするなんて嬉しい事してくれるじゃないのと思って振り向いたら
阿部さんだった
やあ (´・ω・`)
ようこそ、バーボンハウスへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:22:47.87 ID:FmpEuGnj0
もう何も考えたくない。私はベッドに横になっている。
ヘッドホンから聞こえる音楽だけで私には十分だった。
くだらない歌詞が、妙に頭の中に響く。こんな状態が、もうずっと続いていた。
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:23:35.59 ID:uSuE8LvK0
俺は偉いんだよ!!とても偉いの!!皆をバシバシ指摘してさ!!!
俺って天才なの!はい!お前駄目!!君は及第点!採点だってしちゃう!!
「でも社会は僕を評価してくれないよ・・・え〜ん」 by美香
>>300 ちょwww一旦打ち切りでバーボンってwww
俺は偉いんだよ!!とても偉いの!!皆をバシバシ指摘してさ!!!
俺って天才なの!はい!お前駄目!!君は及第点!採点だってしちゃう!!
「でも社会は僕を評価してくれないよ・・・え〜ん」 by美香
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:24:21.19 ID:SWDN8NxA0
長い上り坂が続いている、しかも向かい風
僕は歯を食いしばりながら必死でペダルを漕いだ
――一時間近く坂を上っている気がしてきた――この坂に終わりはあるのだろうか?
俺は偉いんだよ!!とても偉いの!!皆をバシバシ指摘してさ!!!
俺って天才なの!はい!お前駄目!!君は及第点!採点だってしちゃう!!
「でも社会は僕を評価してくれないよ・・・え〜ん」 by美香
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:24:53.97 ID:uSuE8LvK0
>>300 正直今までのどの小説より戦慄を覚えたなそのフレーズ
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:25:05.36 ID:Vvp5JOo/O
>>297 残念ながら批判的な意見は総スルーで受け容れてもらえません
初期スレでは「辛口」を謳っていた
>>1も不思議なほど懐柔的になり、適当な誉め言葉くらいは言えるようになったらしいので自分はここらで消えます
>>274 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 読み返してみて、読みにくいと思わない?
そして、そうする、とにかく、だけど、それだけ。
今では、の今っていつ? 読み手を混乱させようとしているのは意図的ではないと思うんだけど。
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:26:42.97 ID:1MQsMLDt0
手にしたバットから父だったモノを拭う。ポケットから取り出したハンカチで、
純白のそれで拭う。無機質な赤と白のコントラストが僕の未来を祝福してくれているかのようだった。
もうすぐ夜明けだ。一日が始まる。サイレンとともに―
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:26:49.55 ID:Q51Qg6Yh0
さて締め切られたし、いい加減続き書こう
こんなことしてるから、中途半端に書き散らしたテキストファイルが溜まって行くんだ
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:26:56.63 ID:GiYmEQp40
彼が一歩こちらへ歩み寄る度に、額の汗の感覚すら無くなっていく。
剣を絶対に離さないように強く握り締めて、相手の動作を見落とさないように凝視する。
その愉快そうな顔が気に食わない。自分と敵の余裕の差に苛立ちを覚えた。
難しいです><
ところで過去形とかが連続すると気にならない?
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:27:45.60 ID:GiYmEQp40
ああ……締め切ってたのか……
>>307 「ちょwwww荒木比呂彦が老けてるwwww」でバーボンに引っ掛かったのは良い思い出。
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:27:58.89 ID:FmpEuGnj0
割と真面目に書いたのにギリギリで締め切られた
死にたい
>>275 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 評価するに値せず。
>>276 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 何かを持って行ってしまう。
この後説明があるのだろうけど、出だしで掴むには、
弱いね。
>>312 書いていると気になるが、他人のを読んでいる分には気にならないこの不思議
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:30:40.41 ID:qyC0uF9u0
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:32:31.97 ID:kKGMx4l90
過去形の連続なんて誰でもやってるがな
自分で書いていると気になるのは仕方の無いこと
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:32:37.89 ID:8WDt/fTWO
>>312 あるあるある
実際過去形が続いていてもそんなに変じゃないはずなんだけどさ
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:32:52.04 ID:hYxVZJui0
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:33:03.94 ID:GiYmEQp40
把握した それなら
出来るだけ違和感薄めることを頑張ってみるわ
>>285 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 >月が太陽と出番を交代してしばらく
鼻につく。
>焼け落ちた臭いのする
実際に焼け落ちたんでしょ。
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:38:05.76 ID:Q51Qg6Yh0
ここは額面ストリート。
文章をそのままの意味に受け取る住人ばかりの不思議な町さ。
俺がこれから語るのは、その額面ストリートに一人のツンデレが迷い込んでしまった話。
>>291 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 無駄な文章だね。まるごと削るようちなら。
>>301 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 外せ。
>>310 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 一行目は良かったのに。
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:39:27.51 ID:qyC0uF9u0
>>325 額面ストリートにはわらたけど面白そうw
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:41:31.64 ID:8WDt/fTWO
>>325 こ…こんな見え見えのトラップなんかに…悔しいっ!…ビクンビクン
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:45:01.22 ID:DiBlTG/tO
<% pwd>
それが最初に覚えたUNIXコマンドだった。
同様に、現実での自分のカレントディレクトリを正しく示す方法があれば、僕は道に迷わなくて済んだのかもしれない。
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:48:26.43 ID:RHh1rzG2O
>>1自分の主観で批評とか一番やっちゃいけないことだよな
>>330 文才あると思って書き込んでるんだろうし、評価されたい奴しか書き込まないんだし、いいんじゃねーの。
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:53:23.98 ID:PIt4I0yh0
愛する「バモイドオキ神」様へ
今日人間の壊れやすさを確かめるための「聖なる実験」をしました。
その記念としてこの日記をつけることを決めたのです。
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 13:59:50.48 ID:SWDN8NxA0
% pwd
スレストまだー?
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 14:11:39.44 ID:ObpO7hvGO
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 14:17:16.31 ID:ObpO7hvGO
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 14:18:38.25 ID:ObpO7hvGO
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 14:21:11.91 ID:ObpO7hvGO
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 14:21:22.87 ID:tZS+z4i2O
>>37 「何が言いたいのか回りくどい」…?
略さないで意味の通ったまともな文書こうよ
文才云々以前のレベルですね
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 14:22:43.18 ID:ObpO7hvGO
>>1がなにやら喚いているスレを見つけた。
まだ完全にはハッキリとしていない頭で流れを順番に読んでいく。胸の奥からもやもやとした感情が湧き出てくる。
いい事を思いついた。
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 14:29:14.14 ID:DWILBBjAO
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 14:29:14.58 ID:ObpO7hvGO
344 :
天下無双の火の玉ボーイ:2008/08/24(日) 14:30:57.22 ID:EGKXJtIkO
SN38バカだなwww
あっちにスレ立ててる奴と
>>1は別人ww
記
念
パピコ
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 14:37:00.26 ID:DWILBBjAO
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 14:41:51.69 ID:DWILBBjAO
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 15:15:00.49 ID:ObpO7hvGO
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 15:24:41.91 ID:DWILBBjAO
351 :
顔:2008/08/24(日) 15:34:49.95 ID:ctnhirM3O
みかん
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 15:35:19.45 ID:xO+QYIijO
ヤンヤン(^ω^)
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 15:35:27.89 ID:0BqKmn2CO
荒らすのだけはやめようぜ…
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 15:37:05.71 ID:jJrzPwlDO
あか
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 15:39:32.18 ID:HcutX6Te0
動ナビからきますた
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 15:40:02.11 ID:x2wmJZSXO
動ナビからき☆すた
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 再開!!
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 15:49:58.70 ID:L5v/L/PSO
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 うちが知らないような無名artistなんだから仕方ないでしょ。
むしろ、うちに知られないほうが悪いよ。
ま
ん
こ
「集中!」
中学の数学教師が繰り返した。
学級崩壊をBGMに、今日の退屈が始まった。
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:09:42.40 ID:Xcmqme8l0
あなたの文才ゼロの文章、文才のあるコテハンが批評してあげますwwwwwwwwwwwww
なかなか香ばしいことは認めよう。
美香、スレを2から読み直せ。そして自分を客観的に評価してみろよ。
どう見ても偏向した独りよがり垂れ流してるだけじゃないか。
うちに知られないほうが悪いよwwwwwwwwww
俺もバンプってよく知らんが、自分に知られないほうが悪いなんて傲慢をさらしたりはしないね。
では。
うちの馬鹿妹思い出しただけだ。気にスンナ
>>361 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 中学の数学教師が、なんて生徒の立場から言うかな。
学級崩壊の一言で片づけてしまうのもどうかと思う。
おばあちゃん、やめてけれ!――――母の声だ
尋常ではない雰囲気に、私は囲炉裏を飛び越え、引き戸を勢いよく開けた
その音が引き金となり、祖母が振りかざしている日本刀を振り下ろした
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:25:43.01 ID:oSaqYxHSO
なぶることもいやになってから
最後の手段としてむしゃむしゃ食ってしまう。
序でだから蟷螂を食った事のない人に話して置くが…
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:26:03.50 ID:nq/TGNkBO
>>364 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 その音が引き金になったとどうして解るの。
振りかざすじゃなくて振りかぶるじゃないの。
>>365 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 意味不明。
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:29:53.96 ID:Xcmqme8l0
>>364 その音が引き金になり→
臨場感を出したいなら、冷静に分析できてるのはおかしいと思うので、
その音に弾かれたように
とかがよくないかな?それから「祖母が」より「祖母は」のほうがよろしいかと。
振りかざしていることは振り下ろしたとだけ書けば伝わるよ。
以上横レスすまんかった
振りかざしている日本刀を振りかざした?(笑)
おばあちゃん、やめてけれ!――――母の声だ
尋常ではない雰囲気に、私は囲炉裏を飛び越え、引き戸を勢いよく開けた
その音が引き金となり、祖母が掲げた日本刀は振り落とされた
に訂正。
というか文才ないのにこのスレ来ててもいいのか?(笑)
>>369はスルーしてくれ。
>>368気にしなくて良い。が美香の評価だけ欲しい
淡々とあんたも書いていってくれ。
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:32:27.02 ID:GVkwrj/90
あたしは追われていた。
……いや、だからどーしたといわれると、とても困るんですけど……
確かにこんなことは、世間様一般でもさして珍しいことではないわけだし、あたしにしてみればそれこそ日常茶飯事である。
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:35:44.70 ID:T7znus1lO
1942年、1月28日、この記録をしたためておく。
連合軍はすでにヴァランスに追っているから、早くて明日か明後日にはリヨン市に到着するだろう。
敗北がもう決定的であることは、ナチ自身が一番よく知っている。
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 ダメだね。こっちのほうが良いよ。
おばあちゃん、やめてけれ!――――聞いたことのないような母の声だ。
私は囲炉裏を飛び越え、引き戸を勢いよく開けた。
祖母が振り上げた日本刀は、私をきっかけとするように、母に落ちていった。
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:36:38.10 ID:Xcmqme8l0
>>369 訂正把握。
振り落とされた→
その音に弾かれたように、祖母の持つ日本刀が白銀の弧を描いた。
など…
またまた横レスすまんかった
>>371 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 スレイヤーズでも読んでろカス。
>>372 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 批評しようがないね。
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:39:10.74 ID:HuovUIq70
>>373 スピード感が無くなってくどい文章になってないか?
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 白銀の弧を描く。
それでいいと思う? 誰かが思いつく描写だよね。
凝ったつもりのようだけど。
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:41:55.56 ID:Xcmqme8l0
自分のやつも評価を見てみるか…
徐々に白みゆく明け空。刹那、西の空に赤みが射す。暗闇の中に町々は像を結び始め、やがてその影は鋭利な刃物で切り取ったかにくっきりと浮かび上がる。眼下に広がる都市。海に面したその街は今や夜明けのなかにあった。
はるか水平線、海と空とが出会う場所はいよいよその青を鮮やかにし、空は海に映える。風はなく、時おり鳥の声が響くほかは、音も存在しなかった。
>>376 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 スピード感より緊迫感。
色々改変のしようがあるから、面白い出だしではあると思うよ。
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:43:54.58 ID:T7znus1lO
後ろで爆発音がした。
汚い猫が逃げる、乞食の老婆が嘔吐して吐瀉物が足にかかる。
俺はその中のトマトを思い切り踏み潰し、振り返った。
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:45:36.91 ID:Xcmqme8l0
もはや定型句ですし
定型句として用いただけだね。これで凝ったとかw
凝ったとしたら刀の視覚描写入れずに、振り落とした結果の視覚効果書くよwww
三つの扉があった。
右の扉には赤い文字で『カキツバタ』と書かれており、『ツバ』の部分だけひどく擦れている。
中央の扉には扉一面に大きく花のレリーフが彫ってある。何の花かは知らない。
>>381 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 記録を認めた登場人物の文章力について
うちが何か言えると思うの。設定次第でしょ。
>>382 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 汚い猫、乞食の老婆って、随分悠長に観察してるんだね。
吐瀉物にtomatoがあって、それを踏みつぶしたかどうかまで見てるんだね。
花火かなんか?
>>383 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 だったらどうして定型句なんて用いたの?
それこそおかしいんじゃないの。
文を売り物にする人間なら絶対に用いないよ。
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:49:22.99 ID:T7znus1lO
>>384 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 批評のしようがないね。
>>385 主人公は歩いてたんじゃないの
思い切り踏み潰したあたり、そんなに急いではいない
何か予測していた出来事だったんじゃない?
>>387 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 なら、○月×日晴れ、今日は近所のたかし君とたかし君のお母さんとうちのお父さんと一緒に
プールへ行きました。うちのお母さんとたかし君のお父さんには内緒です。
と同じ。
聖戦勃発・・・とは言っても、子供じみた大人がテーブルを挟んで二人いるだけ。
こいつらを黙らすには、蟹でも注文するのがいいだろうな。
などと耽っている私へと、ロンギヌスの槍は矛先を変えた・・・。
>>389 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 なのに後ろで爆発したんだね。
なのに歩いてたんだね。
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:53:09.67 ID:wK2wftmMO
気がつくと辺り一面壁だった。見渡す限り壁、壁、壁…
急に私の心臓は激しく暴れ目眩がしてきた。「立っていられない」と身体が訴えてきたが何故か倒れることもできない。
何故だ?あぁ…私も壁であったな…。そう悟り目を閉じると次は
>>391 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 耽るの意味は大丈夫?
>>393 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 引き込まれない。驚きもしない。
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:58:30.79 ID:T7znus1lO
神様は宇宙にひとりでいられるのがとても寂しくなられたので人間をつくろうとお考えになりました。
そこでパン粉を自分のお姿にかたどってこねられ竃でやかれました。
あまり待ち遠しいので、五分もたたぬうちに竃をおあけになりました。もちろんできあがったのは、まだ生やけの真白な人間です。
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 16:58:48.94 ID:Xcmqme8l0
>>386 本当にそうかな?
いったい本を読んだことがあるのかと問いたいね。
爆発のコピペワラタw
折角だから便乗してみよう。
>>382 歩いていたら後ろで爆発音が起こり、それに驚いて猫は逃げ出し、乞食は吐いた。
それなら爆発する前に猫と乞食は観察できる。
問題なのは、吐瀉物なのにトマトとわかるところか。どんだけ丸のみなのさ。
多分そこを突っ込まれてる。
>>395 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 絵本の出だしならいいんじゃないの。
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 17:00:33.57 ID:xCcAgZJD0
コードギアスはじまた
もっと描写ないと耽ってるとはいえんわな(笑)
>>394 >>400〜500あたりでまた恒例の美香の例文を見たいけど。
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 17:01:46.03 ID:Xcmqme8l0
俺も見てみたいwwwwwwwww
wktk wwwwwwwwww
>>397 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 後ろで爆発してるのに猫が逃げる姿、乞食が吐く姿、
に注意がいくわけだね。
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 17:02:14.09 ID:T7znus1lO
>>398 絵本じゃない 普通の小説のつもりだけど
>>395って何か見覚えある気がするんだけども。自作?
まぁいいやもっと淡々と評価と投稿だけのスレのほうがいいなぁ
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 17:04:13.02 ID:0BqKmn2CO
人が折角考えた文章にカスとか言うのはなんなの?
教えてよカルパッチョ
突然妹が爆発した。ごめんねお兄ちゃん、また爆発しちゃって。
謝ればなんでも許されると思ってやがる。俺は零れ落ちた内臓を拾い集めながら愚痴った。
「あっ! 気をつけて。膵臓に砂がたくさんついてるから。洗ったほうが良いよ」
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 ま、それは冗談として。
>>384 シャドウゲイト?
小説の冒頭と言うよりゲーム中のメッセージ
>>391 意味がわからない。主人公は別のテーブルにいる客か何かか。
>>393 *かべ の なかにいる*
擬人化か。3行ではなんとも言えない。
>>395 続きが楽しみ。ただ次の行でオチそうでもある。
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 17:11:39.52 ID:T7znus1lO
黄昏、B29は紀伊半島をぬけて海に去りました。おそろしいほど静かです。
二時間前のあの爆撃がもたらした阿鼻叫喚の地獄絵もまるでうそのように静かです。
川西工場を舐めつくしたどす黒い炎も消えましたが、なにが爆発するのでしょう、にぶい炸裂音がひびの入った窓にかすかに伝わってきます。
>>402 細かな描写に凝るのは個人の自由だがな
>>382の失敗は1人称で書いてしまったことか
>>409 空気が伝わってくる。ただ2回目の「静かです」は「うそのようです」でよかったんじゃないか
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 17:15:16.21 ID:wK2wftmMO
>>408 かべのなかにいる に気付いてくれたお前に感謝する
続きなんて考えてねえなあ…
412 :
気に入りません ◆zeyvxEAaZQ :2008/08/24(日) 17:15:47.27 ID:ZHGS4lllO
何から語り誰を戒めるべきかは私の手に委ねられた一縷の責任でありますが、そもそもこの話の結末に、罰を受けるべき者が居ましょうか。
言わせてもらうなら、願わくば、すべての罪悪を許せる心持ちで、貴方にこの出来事の顛末を聞いてもらいたいと思うのです。
白い朝露がいつの間にか乾き切るように、貴方の怨恨が薄れて消えることを、私は願います。では、語りましょう。悲劇を。
>>406 最初の行には「」がなくて最後の行には「」があるのは何か意味があるの?
>>407 特に意味の無い文章。
「書かれており」は普通の表現だっけ?
>>409 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 続き書いてどうするの。
>>411 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 気づく気づかないの話じゃないでしょ。
>>412 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 一縷の責任って、なんか変だね。
言わせてもらうなら、願わくば、聞いてもらいたい。
というのも、言わせてもらうなら、の部分がいらないような。
貴方の怨恨、なんて直接的な表現使われたら神経逆撫でするだけでしょ。
>>413 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 ただつけ忘れただけ。
田沼文則。誰でも一度は、自分の本名を検索してみたことがあると思う。
「俺の名前でヒットしたのは・・・360件か。」その中には、俳優行ヤってる俺もいた。
少し誇らしげなにスクロールすると、直ぐにその気分は吹き飛んだ・・・。
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 17:25:48.91 ID:HfoxRBB8O
>>413 まぁ、クソコテ相手に本気で書くこともない
表現に付いてはすまん、わからなんだ。口じゃ言わないしな
>>415 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 俳優やってて知らないわけだから、
誇らしげになるのはどうかと思うけど、
それは主人公の考え方だからいいのね。
ただ、その出だしはこれから始まる物語に意味があるのかどうか。
>>412 戯曲か何かの出出しのように思える。ページじゃなくて幕が開きそう
>>415 世にも奇妙な物語になりそうだな。
>>418検索のこと?なんの意味も物語に関係ないかも。ある程度続きを
考えて書いてみてもいるけど、マイナーな俳優だけどコアなファンがいる
そんな俳優と平凡な生活のスイッチというありきたりな展開
オチはさぁて次はどの人生を歩もうかな?みたいな。
さっきの例文だとイマイチ掴みどころが無くて参考にしにくかった。
その内また投下してくれぃ
>>420 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 北野武の映画でそんなのあったでしょ。
うちは好きなんだけど、世間ではイマイチな評価の映画。
TAKESHISだったかな。
>>417 そっか。
小説を書くことはなくとも文章を書かねばならない機会はままある。
そうしたとき普段書き慣れないと些細な表現でも迷ってしまう。
指摘ありがとう
「一縷の」ってのは大抵肯定的な語にくっつく(希望とか)けど
意味合い的には「今にも絶えそうな」ってことだから使ってみた
辞書の意味に適した用法でも文章内で違和感が生じるなら違う表現にすべきか
流れが悪いから確かに「言わせてもらうなら」はいらないな
「貴方」の人物象に関する描写が一切無いのに、「怨恨」という表現に対する反応についてまで指摘したのはなぜか
少なくとも断定はできないはずだ
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 断定というか、貴方の怨恨、なんて言われたら
実際に恨んでいても気分よくないでしょ。言葉を選ぼうよ。繊細に。
425 :
気に入りません ◆zeyvxEAaZQ :2008/08/24(日) 17:56:49.00 ID:ZHGS4lllO
「貴方の怨恨」というのが何かの比喩の場合もある。だからその指摘はナンセンスだ
最初の三行なんだから、後述でいくらでも解釈が生まれるだろ
アンタだったらなんて表現する?
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 薄れて消えるような何かって何の比喩? 例えば?
でないと「だから」とは言えないでしょ。
話をして消えるようなものという条件付きだし。
うちがその部分を変えるなら?
こうかな。他の部分も直さないといけないけどね。
何から語り誰を戒めるべきかは私の手に委ねられた一縷の責任でありますが、そもそもこの話の結末に、罰を受けるべき者が居ましょうか。
言わせてもらうなら、願わくば、すべての罪悪を許せる心持ちで、貴方にこの出来事の顛末を聞いてもらいたいと思うのです。
白い朝露がいつの間にか乾き切るように、貴方の疑問が薄れて消えることを、私は願います。では、語りましょう。悲劇を。
トンネルを抜けると・・・・ってうはwwww全然抜けやしねぇwwwww
関越トンネルってカオスだなwwwwwwwマジヤバスwwwwwww
一行あまっちゃったよ(´・ω・`)
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:05:46.04 ID:CP7ebNxT0
>>427 wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwで埋めるんだ
なんかアレだな
美香よりも、美香含む全てのレスを鼻で笑ってそうな三行書き込みの方が気持ち悪いな……
本当に自分には文才がある、かつ、この場にいる殆どの人には勝っていると信じきっていそう。
あれか、人は一つの分野において、自分より優れた一握りの存在は認めるけれども、その他の大半には勝っていると思い込むみたいなやつか……?
よくわからんけれども。どうでもいいか。
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:13:44.13 ID:zlpcKSGn0
ああ、あれがナイチンゲールならば良かったのに。
すっかりと晴模様のベランダから元気に朝を告げるひばりが憎らしい。
そう愚痴れど、寝坊で神聖な試合に遅刻したなどと知った時にあの主将がどれほど怒り狂うかという妄想は頭を離れてはくれない。
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:15:05.42 ID:hI70KnYb0
ある日、バーテンのジョブは町へと繰り出していた、仕入れをするためだ
いつもの様にお得意様の好きな酒を街角の酒屋から安く仕入れ、ジョブの父が経営するバーテンへと帰ろうとする
ジョブが広場を通った時に突然、熊のような体格の男に声をかけられた
やっぱ今の最新モードはマサイ族でしょ?そう言い放って、空港に向かった彼女の後を追うのに、
半年もの時間を要した。ただ訳だけが知りたくて・・・。旅立った僕を空港で待ち構えていたのは、
流行の着メロと光速の親指を持つ、民族衣装を纏ったマサイの青年だった・・・。
>>431 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 翻訳した海外の小説みたいだね。
文章力はともかく、描いている内容は酷く陳腐ではあるね。
>>432 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 bartenderへ帰るんだ?
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 落とせてないね。
それに、空港空港言うと混乱するよ。
解るけど、彼女が空港を目的地にしてたわけじゃないし、
出迎えた若者があなたを出迎えるために空港にいるわけじゃないよね。
全体的に誤解が多い文章になってる。
確かに。これはひどい。
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:28:34.57 ID:+abzl99uO
二人でとる最後の朝食を、悠子は残さず平らげた。
「ごちそうさま」
と手を合わせると、悠子は器を重ね、流し台に運んだ。少し食べるのが遅い私は、焼魚
を口に運びながら、器を洗う悠子の後ろ姿を眺める。いとおしいと思わずに、この背中を
見たことはなかったが、今は寂しさや名残惜しさ、また、名前を知らない様々な感情が伴
われた。二十六年間の思い出の影が、細い背中の上に、ぼんやりと滲むようだ。
水道の栓をしめると、悠子はまた元の席について、私に真っ直ぐな視線を向けた。
「どうしたの?」
「お父さん、今までありがとうございました」
悠子は頭を下げながら言った。
「馬鹿。ものを食べてるときに言う奴があるか」
「だって、いつ言えばいいかわからないし……」
悠子はかすかに顔を曇らせた。
ふと、悠子の顔に、妻の面影が重なった。妻と違って、悠子の肌は日に焼けているが、少
し幅広の眉間や、柔らかく下がった目尻などは、妻とよく似ている。
「式の時か、終わった後でもいいじゃないか」
「他に人がいないところで言いたかったの」
悠子ははにかむように言った。私の方も、照れくさくなった。私はそれを隠すように言った。
「まさか、お前が結婚できるとはね」
「なによ、今さら」
「はは。うん、今さらだね」
「今さらよ」
お互いに、それきり言葉を継げなかった。悠子はものを思うようにうつ向いた。
居心地の悪い沈黙ではなく、二人きりの時間を、大切に噛みしめようとしているのだ。
少なくとも、私にはそう感じられる。
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:28:54.73 ID:zlpcKSGn0
>>434 某作品のパロディを陳腐に表現してみたから何かぐらいは分かって指摘して欲しかったな
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:31:18.13 ID:CP7ebNxT0
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 ここは負け惜しみを言うスレじゃないから。
やっぱ今の最新モードはマサイ族でしょ?そう言い放って、旅立った彼女の後を追うのに、
半年もの時間を要した。ただ訳だけが知りたくて・・・。
現地の空港では案内人と待ち合わせすることになっている。
それがiPhoneでメールタイプしているマサイの青年だと気づくのにまた半年を要した・・・。
というのは冗談として。
支那の上海の或町です。昼でも薄暗い或家の二階に、
人相の悪い印度人の婆さんが一人、商人らしい一人の亜米利加人と何か頻(しきり)に話し合っていました。
「実は今度もお婆さんに、占いを頼みに来たのだがね、――」
亜米利加人はそう言いながら、新しい巻煙草へ火をつけました。
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:38:30.30 ID:qgYXYABV0
>>434 ナイチンゲールとひばりの表現を使うのは綺麗だけど、
3行目が冗長に感じられるのと、妄想の使い方がちょっと残念
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:45:34.20 ID:qgYXYABV0
>>438だった。ごめんね
全部見た中で
>>77が一番スレタイに相応しかったかな
あれってほんまにプロの誰かなんかな?
福田のやり方に甘利は焦っていた。全てが後手というよりも無策であり
唯一の外交成果がパンダでは、野党転落にも繋がりかねない。
残り少ないカードの中から唯一といっていい切り札を切る事にした。機動戦士麻生を。
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:49:43.37 ID:EtH/cQsDO
また朝が来た。厳重に閉めておいたカーテンの隙間から光が捩込まれてくる。いっそこのまま死ぬまで眠っていれば良かったのに。そんな何度考えたのかもわからない無意味な思考から僕の一日が始まる。
いつだかに書いた厨小説の冒頭であります
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 18:54:22.85 ID:zlpcKSGn0
>>439 >>443 >>444 ごめんね文才なくてごめんね
ただ文学を批評してる人が文学を知らないんじゃ1996年のブッカー賞を笑えないなと思って
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 こっちのほうが面白いでしょ。
やっぱ今の最新モードはマサイ族でしょ?
半年前、そう告げて俺の元を去った彼女を追いかけてやってきた。ただ訳が知りたくて。
意外にも近代的な空港に着くと、マサイ族らしき青年がいた。どことなく場違いな気がする。
声をかけてみると青年は、「あ。今、マサイ族モードじゃないんで」と相手にしてくれなかった。
しかし青年は、ケータイで誰かに連絡をとった後、私に話しかけてきた。
「それユニクロっスか? マジヤバイっスね。パねぇ」
良くみると、ガムを噛んでいる。違う、と返答したが、聞いていないようだ。
私は思い切って彼女のことを聞いてみた。するとマサイの青年は言った。
「今のモードはアボリジニっスよ。俺も今アボリジニに転職しようと思ってるんス」
今更だけど
>>106って安部工房だっけ?
>>449まぁ面白いんだけど、三行でっていうか、出だしだけってのが念頭にあったので。
俺のは、まとめきれていないわな。後、それ彼女の行方がさっぱり。
アボリジニ行っちゃったの?(笑)
>>447 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 どうしてみんな、朝目が覚めたで始まって、
何もする気がおきない、みたいな展開にばかりなるんだろうね。
それしか思いつかないの?
>>451 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 いま彼女は二級アボリジニの免許取得の為に勉強中ってことにしといて。
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:05:38.04 ID:EtH/cQsDO
>>452 厨イメージがそんなだったから
というか
>>1の観点が文才中心じゃないよね
と負け惜しみを残そう
>>454 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 文才で言うなら、あなたの文章からそれは全く感じられないね。
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:13:02.75 ID:ohrt2zleO
酒には存分に溺れた・・・なのに、あの日に行き場を失った言葉が、何処か俺の大切なところに縋り付いて離れることをしない。
一口。また好きでもない酒を臆病な口へと進めた。
渇いた酒が、あの日言えなかった言葉の中へと堕ちていった。
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:13:11.16 ID:qfrIQVGy0
夕景を背に二人の少年が走ってくる。
肩にはお手製の釣竿を、右手には小さいとも言えないバケツを握っている。
「まて、ずるいぞ!」遠くからでは分からなかったが、いい争いをしている声が近づいてきた。
>>456 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 上手い文章のつもりかもしれないけど、
酔わせるのでなく書き手が酔っている印象。
あの日言えなかった言葉とは何か、
その出だしでは、読み手は知りたいと思わないよ。
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:16:13.14 ID:+abzl99uO
ヌルーされた哀れな
>>437 をどなたか救って下さい。
>>457 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 上手い文章では無いね。
最低限伝わるわけだけど。
所で、お手製の釣り竿とどうして解るの。
遠くからでははっきりとは分からなかったが、
言い争いをしているような声が近づいてきた。
じゃないと、分かってるじゃない、となるよ。
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:24:02.47 ID:+abzl99uO
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:27:27.45 ID:233tcGGsO
まだあったw
山瀬が何かをわめいていたのは覚えてる。俺の部屋で一晩飲み明かしていたんだ。
「何か覚えてませんかね」眼鏡をかけた警官が敵意のある目で俺を見ながら尋ねた。今山瀬は、窓から見える公園に居る、飛び降り死体になって。
「何でもいいんですけど」警官の声が少し荒くなった。
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:27:35.93 ID:aD8+XX/L0
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 <三行だ、三行であたいが、おまえらの文才をはかってやる。
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:27:41.53 ID:CP7ebNxT0
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:29:38.43 ID:O0KVA61U0
>>1 お前この前BNSKに小説投下してたろ。
別に他人の文章を批判できるほどの作品じゃなかったように思えたんだが……
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:30:00.60 ID:+abzl99uO
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:30:30.57 ID:0BqKmn2CO
主がオススメする本を教えて欲しい
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:31:58.91 ID:/bkNP+1yO
>>449 リアルでパねぇって使ってる奴まだいんの?死語だろ
おばさん乙
>>468 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 アミ小さな宇宙人
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:32:25.82 ID:aD8+XX/L0
「はい、死神が見えたんです」
精神科病院で何があったか聞かれたので僕はこう言った。
「いつもいつも見えるんです。鏡の中や窓の外、植え込みの中や背後とかに。きっとあいつは死神なんです。」
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:32:37.84 ID:CP7ebNxT0
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:34:23.42 ID:O0KVA61U0
いつの間にか迷い込んだらしい陽の落ちる直前の薄暗い山のなかで、突然、
人工芝みたいに固く、ところどころへんに骨張っていて、しかも同時にやわら
かい不思議な下草が敷きつめられている道に出た。
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:34:50.52 ID:Xcmqme8l0
電荷には生と腐の二種類がある。同種の電荷同士は反発し、異種の電荷には互いに引き合う力が働く。
クーロンには電荷に働く力を精密に測定して、「力の大きさは、互いの電荷量の積に比例し、距離の二乗に反比例する」ことを見出した。
正確に人間を描写した言葉じゃないか。ああ、実例をゆっくりと話そう。少し覚悟して聞いてほしい。
こっちの都合も知らずに、あちらさんは今も好き勝手にしゃべくってる。
そっちのあんたはどうだい?酒が進まないなんてクレームは受け付けないよ。
肴は目の前にならんでいるだろう?食えたものじゃないがな・・・と横槍を入れるあなたは
どちらさんで?
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:36:41.06 ID:+abzl99uO
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:38:32.84 ID:qfrIQVGy0
「私、この曲嫌いなの」
そういって小枝子はレコードを止めた。
付き合い初めて二年程になる彼女だが、こんな顔はついぞ見たことがない。
>>471 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 デスノートおつかれさま。
>>473 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 何がなんだか。
駄文すぎ。不思議な出来事が起きる前に、
現状をきちんと描写するほうが良いよ。
でなければ、敢えて説明は後回しにする。
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:40:10.18 ID:Xcmqme8l0
>>477 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 いいね。
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:44:49.03 ID:qfrIQVGy0
おはよう、今日もいい天気だ。さあ、朝ご飯を食べよう。
パクパクモグモグ、俺は白い米と塩鮭、赤味噌のスープというなんとも豪華な料理にありついた。
パクパクモグモグ、美味しいなあ。感情とは裏腹に、俺は涙を流した。
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:46:14.21 ID:O0KVA61U0
>>478 クソワロタwww
ひっかかりましたな。
>>473は第124回芥川賞受賞作品「熊の敷石」の書き出しです。
最近の芥川賞受賞作品くらい物書くなら読んどいて当然のはずなんだがねえ……?
まあ、お前なんぞその程度だということだ。
>>483何番煎じだよそれ系統は。さて、テンプレみたいな釣りが終了したところで
>>483の自作投下に期待だなぁw
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:50:38.06 ID:+abzl99uO
>>483 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 芥川賞だろうがなんだろうが、
三行で判断するに、うちの評は変わらないよ。
これが芥川賞だと?俺はかぶりを振った。そんなはずが無い。
こんな文章が評価されるはずが無い。俺は嫉妬と嫌悪に任せ、頭三行を掲示板に書き込んだ。
さあ、評価が楽しみだ。レス番号は
>>473。俺はニタりと笑った。
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:53:19.45 ID:aD8+XX/L0
デスノートおつかれさま。
って死神だけでデスノートって発想か
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:53:20.67 ID:g6YvPuK00
>>485 全員褒めてるわきゃないだろ。
芥川は「新人賞」だってことを忘れないでよ。
何故か芥川=滅茶苦茶に完成度が高い作品、のように言われてるけれど全然違うかんな。
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:53:49.48 ID:tx/lEIMKO
落ち着いた雰囲気の部屋が好きだった。ふと眠ってしまったときにぼやけてうつるような部屋だ。
ただ実際は、彼女のまわりをとにかく冷やし、しかも肌より先に爪を冷やすような冷たさしかなかった。
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:54:53.92 ID:+abzl99uO
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:55:41.56 ID:8QduQcAk0
反応の鈍い自動ドアに少し苛付いた。
何も変哲のないコンビニ。入店するとすぐに、レジに並ぶ数人の客が
視界に入る。店員は品物をぶっきらぼうに客へ渡し、客もまた無表情で受け取っている。
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:55:53.34 ID:g6YvPuK00
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:55:58.75 ID:O0KVA61U0
なかなか堀江敏幸は酷評みたいだな……
個人的に「熊」の正体を考えさせられてなかなかに興味深い作品だったんだがなあ。
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 そろそろ眠いのね。
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:58:02.33 ID:O0KVA61U0
まあ最近の芥川賞は金にまみれてる感があるからなあ
497 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:58:04.13 ID:aD8+XX/L0
月が赤くなる前は、なに色だったのだろう。
太陽のように、赤く輝いている月を見て思った。
スラムでは、そう言った知識さえ入ってこないのだ。
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:59:23.87 ID:kj3xcgYhO
>>1が読みたくなる本の冒頭文三行ってどんなのがある?
499 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 19:59:53.32 ID:JHjLBQcH0
雪が、まだ暗い朝のうちから、チラチラ窓へ入るように散りこぼれている。
もうすでに三日目、これから何百日になるかわからない留置場で、
私は、この雪を自由の世界から入ってたもののように感じ、じっとみつめたのであつた。
>>490 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 意味不明。
>>492 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 普通。評価しようがないね。
じゃあそろそろ締めてくれや
>>497 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 近未来なのかな。だろうは嫌いだけどね。
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:04:19.62 ID:+abzl99uO
>>493 わり
>>494 別にミカの見方するわけじゃないけど。
誰しも認める名文をこきおろしたならまだしも、ただでさえ評価が分かれるものを否定したところで、
批評能力への批判にならんでしょ。それと文学史的知識と、批判能力は別物。
重要度から言えば、芥川賞作品なんかとは比べ物がないくらいすごい作品はゴマンとあるけど、
お前はその全部を読破してんの?冒頭を記憶してんの?
人の批評を批判したけりゃ、自分がさらに素晴らしい批評を示すかすりゃいいと思うよ。
>>499 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 文章の基本がなってない。
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:04:21.40 ID:aD8+XX/L0
みんな聞いたか
だろうはダメだってよ
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:06:40.54 ID:+abzl99uO
>>504 わり、日本語イミフだった。
> 批評能力への批判にならんでしょ。
→批判能力が乏しいということにならんでしょ。
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:07:35.99 ID:JHjLBQcH0
手元にあった明治時代の小説家の短編丸写ししたら
文章の基本がなってないだって
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:07:50.10 ID:Q51Qg6Yh0
白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ そう唄ったのは牧水だったか。
けれど、離れてしまえば染まらないはずの白鳥だって見えなくる。実際数分前に目にしたカモメは空に溶けてしまった。
つまり、遠距離恋愛なんてのはそういうものなのだ。俺は自分に言い聞かせるようにして自転車を漕いだ。浮気相手の元へと。
510 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:08:11.20 ID:8QduQcAk0
ホームの時計が朝六時を指した。少しずつ空が蘇っていく。
静かな駅。時々、遠くから車のクラクションの音が聞こえた。
冬の匂いがかすかに漂う晩秋の朝。細野一樹と宮本咲希は、下り電車を待っていた。
l
/ ̄ヽ い仕l
, o ', こ 事l _ ご
レ、ヮ __/ う にl / \ ち
/ ヽ l {@ @ i そ
_/ l ヽ l } し_ / う
しl i i l > ⊃ < さ
l ート l / l ヽ ま
 ̄ ̄¨¨~~ ‐‐‐---─| へ、 / /l 丶 .l
.ニニニニニl ̄| |/ (_/ | } l
_|__| |""'" / | (⌒) ヽ、 l !
──┐ | | /7,| (´`ヽ、 ヽし! ガタッ
公園│ | | /7 | ヽ ノ ヽ、
──┘ | | /7 | /|
 ̄ ̄ ¨¨¨ー─‐‐--- ,,, __ ______//
,, _ |  ̄¨¨` ー──---
/ `、 |X⌒X⌒X⌒ / ̄ \ X⌒X⌒
/ ヽ .|==== {@ @ i ===
/ ● ● l |、.,. , . } し_ /
l U し U l | > ⊃ < 、.,. , .
l u ___ u l | / l ヽ
>u、_` --'_ Uィ l ___| l 丶 .l___
/ 0  ̄ uヽ | | | } l /l
/ u 0 ヽ| (_/ , し! //
| | 二二二二( ( (二二二l/:|
| ヽ ヽ i ,」 L/::::::|
現代と明治時代では同じ日本語でも言葉が違うから、明治時代の文章そのままじゃ今では通用しないんじゃない。
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:12:16.18 ID:qgYXYABV0
>>508 「取りこぼれている」なんて、今使わないからねー
>>509 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 良いけどね。そう唄ったのは○○だったか。
というのは陳腐で在り来り。うちなら使わない。
>>510 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 rhythmが良いね。分かりやすいし今までで一番しっくりくる。
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:12:39.87 ID:6zBdNiB00
これまでで一番良いのどれだ
ヒラリヒラリと、舞い遊ぶように姿見せたアゲハ蝶。
夏の夜の真ん中、月の下。
喜びとしてのイエロー、愁いを帯びたブルーに、世の果てに似ている漆黒の羽。
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:14:24.44 ID:qgYXYABV0
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:18:30.12 ID:aD8+XX/L0
「部長、これを」
そう言って僕は辞表を差し出した。部長は驚いていたが、僕が本気だということを悟ったのかそれを机にしまった。
これからが、本当の僕だ。僕の人としての存在を確かめるんだ。
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:19:10.81 ID:8QduQcAk0
510は今自分が書いてる小説の冒頭だお
書き終わったら手ごろな新人賞に送ってみるつもり
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:19:39.68 ID:aD8+XX/L0
>>521 ペンネーム教えてくれ
いつまでも待ってるから
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:19:43.88 ID:6zBdNiB00
>>520 文末にきた方がしっくりくるかと思うんだがどうだろう
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:20:01.04 ID:Gw12mS0rO
オ―――オォ―…―――ォ――オオン―…
私が目を覚ますと共に聞いた音は激しい嘔き気と共に頭の中を激しく揺さぶった。
もう、長いこと、このヌメヌメとした苔の生えたコンクリートの上に居るようだ。
この異様な、人の声とも、無機質な音と解らない音を聞いて居ると気が狂いそうで、再び目を閉じた。【暗転】
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川
>>510は文才というか、言葉をきちんと選んで
流れを澱みなく、それでいて伝えたいことを伝えてるんだよね。
出だしとして、後世に残るようなものではないだろうけど、
そればかり狙わなくても良い出だしはあるものだよね。
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:21:08.81 ID:aD8+XX/L0
>>522 ペンネームはまだ考えてないんだ
>>525 なるほど。。このスレは色々と勉強になる ありがとう
>>520 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 日本語をきちんと勉強すべき。
>>524 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 このヌメヌメとしたって、なにがこのなの。
全体的に日本語がなってないよ。
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:23:25.67 ID:aD8+XX/L0
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:23:57.29 ID:fqR+NwLN0
あの日以来、洗濯機を見ると吐き気を催す。
十年経った今でも、あのおぞましい事件の記憶は色あせない。忘れ去ることができればさぞ
楽だろうと思うが、血の臭いと彼女の微笑みが私の頭の中にこびりついて離れてくれないのだ。
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:24:46.30 ID:qgYXYABV0
532 :
Insomnia ◆d2N7m/oj3o :2008/08/24(日) 20:25:00.50 ID:0XOz3MlF0
大した実力も無いのに随分と偉そうだな
自惚れるなよ
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:27:24.47 ID:wUsRDtSW0
くそ・・・このままだとこの国が・・・
そうなったらもう・・・・
すこし時間をく
れ
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:27:33.47 ID:w9y3gGlyO
ふんふんふふふふ、ふっふふんふん!!
放課後、音姫代わりの鼻歌を個室いっぱいに響き渡らせて幸浩は用を足していた。
そして、来た――、とばかりにお腹のマッシブへ伝令を送っているそのとき、あることに気づく。
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:27:36.86 ID:qgYXYABV0
>>524 おかしくないよ。ぬめぬめって使えるし。
文章も正しくていいと思うな
>>529 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 退職願。それと、部長に退職願を出すにしては、小学生みたいな語りだね。
僕は将来○○になるんだ。みたいな感じじゃ、決意のほども期待できない。
>>530 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 どうしてみんな、あの事件とか、あの時の言葉とか、
選びたがるかな。結構難しいのに。
出だしはそういうものだと決めてるとか?
文章としては、冗長。
>>531 ∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 全然違う。
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:30:19.38 ID:Ey/Avpib0
>>1 この前『酔ってた』とかいって
散々人の文章批判して
結局自分の文章が優勝って言った人ですね、わかります
みんなにブーイング喰らってたけど
タイミング悪くて
>>1帰っちゃって文章見てもらえなかったんだよな
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:32:06.12 ID:qgYXYABV0
>>537 いや、結論じゃなくて説明が欲しかったんだがwww
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:33:18.36 ID:+abzl99uO
畳に座した綾子は、一人思案していた。あたりは静寂が降りているが、彼女の胸はかき乱れていた。こうして考えの糸をたどってい
けば、やがて恐ろしいところにゆきあたるのではないかと思うと、寒気がした。気持ちを紛らせようと、綾子はガラス戸の向こうを見
た。庭には紫陽花が咲き満ちている。先程までの雨に濡れた葉が、白い日に照らされて、光の粒をきらめかせていた。
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 ごめんね。そろそろ眠くて、お腹と背中がくっつきそうなの。
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:34:53.41 ID:aD8+XX/L0
『今宵、風の地図を頂戴に参上する。 怪盗ドルシャ』
王立博物館に送られたこの手紙。館長はこれを見て酷く困った。
「風の国の秘宝を盗むなんて、もしも本当に盗られたら国際問題だ……」
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:36:02.79 ID:g6YvPuK00
隣の婆さんが庭に火を焚いた。肉がくべてあり、なんとも芳しい匂いを放っている。周囲には犬がたかっている。火が見えぬはずはないのだが、構うものかと言うように、
肉へと飛び込み、それ一匹また一匹と入っては、きゃんきゃんと吠えていた。一欠片食えたものもいれば、手痛く火にやられたものもいる。特に後者が鳴き叫び、しきりに火を威嚇する。
「は、は、は! あいつら全員、自分から入ってったのに! 生物としての基礎がなっとらんね、は、は!」婆さんが、縁側でうちわを手に哄笑していた。犬は一匹たりとも足を休めない。
ある料理が美味しいということは素人にも言えるが、その料理がなぜ美味しいか説明するのは難しいからな。
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:38:04.99 ID:v3NYdAUbO
静かな場所にいると、ごく小さな物音が気になってしまう。冷蔵庫の唸り、虫の音、衣擦れ、呼吸音、心臓の音。
この小さな音たちがいるからこそ、ぼくは安らぎを得られる。
しかしある日、全ての世界から全ての音が消えてしまった。
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:38:14.98 ID:aD8+XX/L0
>>546 それは作者しか知らないと思うよ
料理も小説も、他人にわかってたまるか
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:38:32.80 ID:qgYXYABV0
でも自分の嗜好の説明ぐらいはして欲しいんだが
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:40:18.34 ID:Mj+q0crz0
―人間というのはなんて脆いのだろう。
―精神だけでなく、肉体も。
私は手に握り締めた金槌を見、そう思った。
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:41:48.43 ID:wTc/U/3hO
ん?
消えたか?
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:42:12.69 ID:g6YvPuK00
>>548 とは言うけどさ、他人様の評価がないと成り立たないでしょ。
完全に全部が全部「作者にしかわからない」ものは、別に他人に向ける必要はない。
日記でいいじゃんってことになる。
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:44:36.52 ID:CP7ebNxT0
狸を知っているだろうか。あの黒い、丸っこい、凶暴そうでいて縫いぐるみの様に愛らしいあれである。
知っているならば私は嬉しい、知らないのならば図書館で図鑑を読むことをお勧めする。
では、狸が人に化けられる事を知っているだろうか。
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:45:02.14 ID:Mj+q0crz0
まつしまや
ああまつしまや
まつしまや
555 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:45:25.61 ID:Xcmqme8l0
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:46:05.04 ID:qgYXYABV0
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:49:11.65 ID:rLWXmcJF0
乾燥しきったパンを齧りながら、手にぶら下がっているビニール袋をガシャッっとならし、古びたアパートを出る。外は少々靄がかかっており人の影が見えない。
いつもこの時間はたいして美味くもないコーヒーをすすりながら、ブラウン管に映って昨日の事件を告げるお姉さんを見ているのだが今日はそうもしていられない。
なんたって明日には自分の名前が、ニュースに取り上げられてしまうかもしれないのだから。
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:49:35.50 ID:Ey/Avpib0
―疾風(かぜ)。
俺は家を飛び出した。
大した理由はなかった。
ただ無性に、風を感じたくなったのだ。
ざあざあ降りしきる雨の音にまぎれて、彼の私を呼ぶ声が聞こえた。
少し顔をあげたら彼の綺麗な顔は既にぼやけるほど近くまできていた。
驚いて顎をひいたけどもう、遅い。
雨の音が、ざあっと強くなってひきかえに世界中の音が一瞬、消え失せる。
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:52:39.37 ID:axHpJPi7O
じめじめと湿った空気が漂う夕暮れ。里沙は一人ビルの屋上の縁に立ち尽くしていた。そして、静かにこれまでの歩みを思い返していたのだった。
生まれも育ちも極平凡で、とりわけ特技がある訳でもない。特徴がないのが特徴とさえ言われたこともある。ただ、自分はそれでいいと思っていた。これまでも、そして、これからも。だが、それは、あの本によって打ち砕かれたのだった。
その本は、彼女の前に突然現れた。ある日、彼女が大学から帰宅すると、それは玄関にポツリと置いてあったのだ。少し不審に思いながらも、好奇心から拾い、玄関の扉を閉めた。扉を閉め、荷物を乱暴に放ると、彼女はその本を開いた。
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 20:54:28.69 ID:Fb3pyBlN0
いつもの目覚まし
いつもの景色
いつものように坂下清一は非日常を望んでいた。
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 21:00:04.35 ID:6zBdNiB00
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 21:01:16.01 ID:cGIhSga70
何十年と培ってきた努力も、経験も、歴史も、才能も全て、たった一度の過ちで水泡に帰した。
人間は脆く、儚い。そんな当然も、長く生きているうちにすっかりと忘れてしまっていたのだ。
今や全ての言葉が空しい。希望も絶望も無い。朦朧とした、さ中で足が止まった場所が、ホームセンターだった。
565 :
ツンデレ貴族 ◆iwLx9zr4mc :2008/08/24(日) 21:15:27.94 ID:W7q5Em/K0 BE:552134063-2BP(23)
まだ残ってたのか。
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 21:18:40.96 ID:rVjvuxrM0
僕は遠く離れた町を目指す。歩くのは辛い。だがまだ見えぬ街を目指すのは辛くはなかった。いままで親に従ってきた分、自律して道を踏みしめているということに僕は満足していた。
567 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 21:23:58.95 ID:qgYXYABV0
階下に消えた彼女を探し、ただ凡庸と歩み去る人々を見送り続ける。
次第に膨らむ焦燥感の中で、容積を増した灰皿が無言で俺の行動をを促す。
そして。祭典のフィナーレの響きが、俺の批評攻撃の開幕を告げた。。。
ってことで、乗っ取っちゃってもおk?
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 21:25:27.15 ID:g6YvPuK00
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 21:28:55.14 ID:w9y3gGlyO
あれ?みんな美香だって解ってて相手してたんじゃないの?w
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 21:35:05.82 ID:g6YvPuK00
>>570 VIPにも出没していたとは知らなんだ、俺はね。
擁護するようなもの書かなきゃよかった。
ごめんなさいしないといけないよね。
572 :
567:2008/08/24(日) 21:42:08.92 ID:qgYXYABV0
やたー って、
>>534 いきなり評価とか難しいだろ、これ
明るい表現で、続く文章も読みやすそうなんだけどwww
もうちょっと次の展開を示すものをくれ
グロイのでも可
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 21:50:58.77 ID:rVjvuxrM0
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 21:54:22.53 ID:N8FmzRPA0
ふと顔をあげると鬼がいた。
とっさに目をつぶったら、まぶたの裏には悪魔が見えた。
一瞬とまどったのち、私は右目をそのままに、左目だけを開けてみた。
575 :
567:2008/08/24(日) 21:55:44.56 ID:qgYXYABV0
続ける是
は?空気?KY?
しらんがなそんなの
>>541 ・・・これコピペだろ・・・
文章完成されすぎ。
情景描写丁寧。
ただ完結してる感もあるね
>>543 分かり易すぎて惹きつけるもんがないなぁ
館長さんもっと面白い事話してくれ
>>545 これも3行で内容が完成しちゃってるな
文はいいね。飢えた犬の騒ぐところが見えるようです。
だが、続きをどうしても読みたいかというと・・・
婆さんの性格設定がほしい
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 22:00:40.14 ID:aD8+XX/L0
風邪を引いた、完璧な風邪だ。しかし悲しくない、学校のうるさい奴らと会わなくてすむから。
「そもそも、あいつらのせいで風邪を引いたんじゃないか」
そう、学校の輩があんなことをしなければ、今俺はこんなことになっていなかった。
577 :
567:2008/08/24(日) 22:02:16.10 ID:qgYXYABV0
>566
俺でいいんだな!?もう後戻りはできまへんでー
歩く・見えぬ街、っていうのはいろいろ状況を推測できて楽しい
しかしどうしてもどこにでもある文章・内容に感じてしまう
多少具体的な新設定を
自律→自立は・・・どんまい
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 22:05:26.10 ID:rVjvuxrM0
>>577 ありがとー
今の世の中自分のことを評価してくれる人っていないんだよね
良くも悪くも
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 22:08:33.29 ID:+abzl99uO
>>575 ひゃっほう!
>>541はれっきとした自作だ是!
ちょっと川端康成を意識して書いてみたんだ是!
もちろんぱくりじゃない是!
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 22:08:37.47 ID:EsAp06yT0
もしも君が、ホントにこの話を聞きたいんならだな、まず、僕が何処で生まれたかとか、
ちゃちな幼年時代はどんなだったのかとか、僕が生まれる前に両親は何をやってたかとか、
そういったデビットカッパーフィールド式のくだんない事から聞きたがるかもしんないけどさ、
実をいうと僕はそんなことはしゃべりたくないんだな。
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 22:15:25.61 ID:aD8+XX/L0
止まったのか?
道半ばで
582 :
567:2008/08/24(日) 22:16:33.24 ID:qgYXYABV0
>547
3行目の展開が急すぎるな。
1・2行と静かに立ち上がってるのに、作者に置いて行かれるような読後感を覚えた。
何とか詰め込もうとして焦っちゃったか?
>>550 殺しちゃったね。わかります
>>553 ああ、化けちゃうんだ。なんかされたんだろなー。って思った。
もう少し捻ってほしい
>>578 確かに。
>>579 どっかのスレで小説落としてこい。
ぜったい読みに行くから
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 22:20:24.59 ID:aD8+XX/L0
そしてスルーか
584 :
567:2008/08/24(日) 22:29:28.08 ID:qgYXYABV0
>557
描写で何を伝えたいか、はっきりしないね
何か起こそうとしてる自分の、切迫感なり気負いなりを1行目で伝えてほしい。
あと、句読点は読者への真心です。大切に
>>558 あー、あるねー。
若いと特にネ
>>583 今書いてんだって!!
そう信じようぜ!
信じられるって美しいよな…
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 22:38:08.37 ID:9AHAXqFI0
雪がちらついているのに、意外なほど遠くがよく見えた。
厚い雪雲の下面と神戸市との間の空気層の間隔の先に淡路島が見えた。
雪雲の底の平面は、鉛色を下海と平行したまま遠のいていって、
水平線との間にくっきりと一条、青空を残して終わっていた。
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 22:44:47.33 ID:rVjvuxrM0
毎日毎日あたしは泳いでいた。無心に泳いでいた。誰のためでもない。自分が自分であるために泳ぐ。辛くて泣いた日もあった。でも、やめなかった。やめるという選択肢はあたしの中にはなかったんだ。
ある日、泳いでいて違和感を感じた。病院に行き膝を壊していると知った。もう水泳はできないといわれたが悲しくはなかった。別にあたしには水泳が必要ではなかったかのように水泳はあたしの中から消えたのだった。
587 :
567:2008/08/24(日) 22:46:36.43 ID:qgYXYABV0
↑あれ?1行目が?なんでやねん・・・
>>559 感動的な場面です。
ただ、既存の恋愛物に比べて個性を感じるかというと、どこか弱い。
テレビを見てるように感じられるので、もっと様々な言葉で表現してみるとか?
抽象的にも、言葉少なにも書けるのも書き分けられるのが小説の魅力です
蛇足:ぼやけるほど近くに?ってのもあった
>>560 展開の記述が急すぎて少なすぎるなー。
上で誰か?も言ってたけど、いきなり「あの本」ってのは読みにくいよ。
突然の展開を演出したいなら、それなりの表現が欲しいです。
>>561 坂下君退屈なんだ。でも普通は結局何も起きないんだよねー。
設定がわからん
おお、疲れるなこれ
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 22:47:51.70 ID:nq/TGNkBO
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 22:49:14.05 ID:1FiZr89U0
朝起きたら父さんと母さんが天井に張り付いて笑っていた。
人の笑顔がこれほど怖いと感じたのは初めてだ。
その時俺は死んだ
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 22:49:41.31 ID:g6YvPuK00
曇り空。やや草が濃い、小橋のはえぎわに腰をおろして、しばし眼下に流れる、穏やかな小川を眺めていた。
幾重にも重なった浅い流れが、静かに岩肌を撫で、左手側の下流へと消えていくらしい。しかし下流は、橋にはばまれ先が見えない。
ただただ、規則的な斑紋を描き、視界からすぅと消えていくのが見て取れる。
雲間からうっすらと陽がのぞき、流れをすこしの銀色にてらした。橋の影が落ち、水面でゆらめいている。
近い上流には、ずいぶんと丈の長い草が、動きもせずひしめいていた。陽にあたるそれらは、とても血色よく、小川に生えたものとは
感じられなかった。しかし一端、陽が隠れてしまうと、それらは心なしか急に、分相応しおらしくなったと思えた。
しばらく、陽が出、また隠れを繰り返し、水鏡に幾度も自身をてらしていた。私ものぞき込んでみたが、陽ほどに輝いていない私の顔は、
あいにくと流れにかき消され、ただおぼろげな影が、こちらをじぃと見返しているだけであった。
>>587 お疲れちゃーん。
ひきつづきおねがいします^q^びしびしはたらけ
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 22:51:31.79 ID:rVjvuxrM0
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 22:51:54.51 ID:wkWO8Uf60
>>1 うるせー!
だったらオメーがおもしれーこと書きゃいいんだ!!
どうせ書けねえんだろ? がんばったところでエンタの神様
パクった程度のモンしか浮かばねえだろが! このカスが!
金魚のフンが! オマエなんか中国で機械猫って書かれて
るドラえもん程度のクオリティだろうが! だいたいなんだ?
カップラーメンにお湯入れたの忘れて3時間くらい放置しち
まってその八つ当たりか?大人げねーだろがチンカス! ボ
ウフラ!売れ残りのクソゲー!!オマエなんかせいぜいミネ
ラルウォーターのボトルに水道水入れてイキがってりゃイイ
んだよ!!この便所ムシ!肥溜め!ぬらりひょん!言い過
ぎたごめん!
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 22:55:34.16 ID:N8FmzRPA0
>>589 これが一行目だけで終わってて、
かつ、もしここが一行でぞっとしたら負けのスレだったら俺は大敗だった
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 22:59:03.52 ID:Xcmqme8l0
美香にヌルーされた文を…
徐々に白みゆく明け空。刹那、西の空に赤みが射す。暗闇の中に町々は像を結び始め、やがてその影は鋭利な刃物で切り取ったかにくっきりと浮かび上がる。眼下に広がる都市。海に面したその街は今や夜明けのなかにあった。
はるか水平線、海と空とが出会う場所はいよいよその青を鮮やかにし、空は海に映える。風はなく、時おり鳥の声が響くほかは、音も存在しなかった。
597 :
567:2008/08/24(日) 23:04:49.67 ID:qgYXYABV0
>>563 ホームセンターで起こる事を予感させる導入を散りばめて欲しかった。
もしくは「歴史も、才能も」をより効果的にさせられる記述を
「朦朧とした、さ中で足が」より「朦朧としたさなか、足が」かな?
まあ、これも蛇足です。
“さなか”の変換って迷うよね〜
最中って書くと、さいちゅう、に読めるし。ひらがながいいのカナー
>>567 こいつってほんとに思わせぶりで、そのくせ意味のねーっこと書くな〜
ををってなんだよwww
馬鹿じゃねーの。。。
カスが!!
っていうオ○ニープレイ。
自分の書いたものって冷静に読めないよね
>>590 おお、何が俺がんばってる感あるよww
ちなみに念のため。
おれ
>>1じゃないよ??
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:06:38.67 ID:nq/TGNkBO
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:07:08.77 ID:aD8+XX/L0
信じていいんだよね、いつまでも待ってるよ
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:12:05.66 ID:rVjvuxrM0
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:14:50.24 ID:g6YvPuK00
>>597 >>1じゃない>
わかっているさ。
>>1とは暖かみが違う。
まるで子宮内に戻り、再び胎盤と一体になったようなやすらぎを感じる。
バイブとして。
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:17:37.03 ID:cdB1xmif0
2008年8月31日の朝日新聞三面記事
たった6行の小さな記事だったが、そこに間違いがあることに気付いた人が何人いただろう
その日わたしはそこに居た
603 :
567:2008/08/24(日) 23:22:14.37 ID:qgYXYABV0
疑問や御意見は受け付けております
歯磨いてきた
>>574 おー。
いいね。ありきたりに見えるが、なかなか秀逸。
ただ、ハードル上げちゃってるんで大変そう。
続きの設定を考えてなかったら大物ですwww
>>576 あんなこと、っていう使い方は、一見便利そうでも、余り読み手を惹きつけられない。
「うるさい奴ら」ってことはいじめられてる訳でも無いのかな?
漠然としすぎですよん。
>>600 mattete---
>>601 やっぱり?
何で女どもはおれのこの魅力に気付かないのか…
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:24:47.19 ID:aD8+XX/L0
ではあんなことをどんなことに変えればいいんですか
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:24:58.38 ID:57lluLND0
夜の海中には一切の光がなく、視界いっぱいに広がる暗闇は沈んでいく感覚さえ丸呑みにする。
やがてコンクリート詰めにされた全身に衝撃が響き、とうとう俺の身体が海底に接触したことを知った。
真っ暗な海底には砂と水と海草しかなくて、俺はここでの新しい生活に不安を覚えると共に、ヤクザの女に手を出した己の愚かさを呪った。
オレの顔を覗きこんでくる。こいつのニヤニヤした目は昔から嫌いだった。
だが、今は不思議とその目を見てると安心できる。
負けじとニヤニヤと睨み返すと、視線を落とし、持ってきた黒いバッグの中を漁り始めた。
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:30:30.23 ID:Xcmqme8l0
ほ
608 :
574:2008/08/24(日) 23:31:53.58 ID:N8FmzRPA0
>>603 thx
続き? …今からちょっと考えてみっかねw
609 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:32:49.17 ID:Xcmqme8l0
ほ
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:33:03.57 ID:04y2UIlBO
まだやってたのwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:34:21.34 ID:/5+Aq2Xz0
卒業式で、女子が泣いてたら女子が近寄って男子も泣いてたんだ
先生来て泣いてて男子がふざけてたら女子が来て激怒
教師はクビになったらしい
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:34:40.85 ID:Xcmqme8l0
ほ
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:40:59.04 ID:5nHe4IzP0
さびしさは鳴る。
耳が痛くなるなるほど高く澄んだ鈴の音で鳴り響いて、胸を締めつけるから、
せめて周りには聞こえないように、私はプリントを指で千切る。
ある日の夕暮れ、カレーを作ろうと大きな鍋の蓋をあけると、そこには人の頭部が入っていた。
腰を抜かして後ろに倒れこんでしまったが、形状や大きさは間違いなく人間のものであった。
異臭を放ちつつ黒く変色し、黴の生えた無残な物体が私の手から落ちた鍋の底からこちらを凝視していた。
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:41:54.80 ID:Xcmqme8l0
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:44:51.61 ID:rVjvuxrM0
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:45:36.71 ID:Xcmqme8l0
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:47:22.27 ID:yz2CD9Kp0
美香この前フルボッコ言われた記憶が・・・
気のせいか?
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:48:16.39 ID:rVjvuxrM0
そんなに有名?
陽射しに焼けた水溜まりを、後頭部に感じる。髪一本一本、そして皮膚を気怠い水が侵し、溶かす。上白糖が溶けるそれに似ている。
砂糖菓子の身体にまた拳が降ってくる。破砕音と共に顔に馴染む赤を、私は食紅と思って逃避した。職業病かななどと考え余裕をかます頃、私はすっかり脱力し、驚いた事に射精していた。
こうですか。わかりません><
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:51:22.89 ID:Xcmqme8l0
>>619 美香を叩く専用スレ、美香ファンサイトスレなどがあったようだww
622 :
567:2008/08/24(日) 23:51:39.35 ID:qgYXYABV0
それでは。
>>586 訥々と女性の人生が描かれていて、
描写されてない彼女の環境まで見えるようで、良し。
一番のお気には最後の文章。彼女の感情を読者の想像に委ねており、物語が広がってますよねぇ。
なんで?って言う疑問が残るから評価とか分かれそうだけど、
俺は続きをこの文体で読んでみたいです。
3行ルールがなければ、最初をもっと情緒的にできるねー
>>589 笑顔がどうとかいう問題じゃねえ、その状況だけでやだよwww
えっ??死んじゃうの?とは思うけど、
「その時」ってのは表現が寂しすぎだろー。3が1・2に負けちゃってるよぅ
発想が最悪すぎて○
>>590 なげえな…
全部評価すると疲れるので受けた印象から。
小橋のはえぎわって表現は初めて見た。
描写とか、擬音の使い方がまじでうめえ。
これほんとにコピペじゃないの??
純文学が好きな人は激しく喰いつきますね。
だけど3行じゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:53:20.47 ID:Q51Qg6Yh0
624 :
567:2008/08/24(日) 23:54:51.68 ID:qgYXYABV0
ええと。必死すぎて、うまくスレの流れに乗れてないようなんで、面白いことあったら教えて?
特に
>>615と
>>620 なんなんだぁー?
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:58:11.29 ID:bFTbaPAm0
>>624 お疲れ、批評ありがとう
何か凹むけど勉強になるなぁ…
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/24(日) 23:58:31.87 ID:Xcmqme8l0
>>613を読んだ事無いということは貴様ミーハーではないな。
あれだ、ボコりたいお腹?
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:02:00.58 ID:JselxsxO0
>>627 つぶしたい頭だったか?
見たことあるなって思っただけw
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:03:30.20 ID:dZQbaCtx0
630 :
620:2008/08/25(月) 00:05:36.95 ID:Ws7i8kA/O
>>624 なんなんだぁー?と言われてもな……。
とりあえず殴ってるのは花山だね(嘘
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:07:58.04 ID:zjdGA80DO
「死、って何なの?」
思春期の特権と言うべきか。来週で16になる娘の問いに私は答えあぐねた。
幼稚と思われがちで、使い古された疑問に、私は明確な答えを持ち合わせていない。
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:08:46.89 ID:JselxsxO0
ピースミリオンを深く吸い込み、吐く。熱いオリジナルブレンドコーヒーを啜る。鴻春鷹亮探偵事務所は今朝も至って平穏だった。
「今日も平穏って、ただ仕事がないだけじゃない」
「正確すぎる表現はひとを傷付けるぞ、エイコ」
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:09:22.14 ID:lHjWdtBEO
上手く書けてる奴おしえれ
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:10:17.07 ID:+/1DxxZOO
漢字わかりません(^p^)
636 :
613:2008/08/25(月) 00:12:10.28 ID:BTgARZ4D0
>>613 蹴りたい背中だよw
ミーハ―って一応芥川賞作品なんすよー
637 :
615:2008/08/25(月) 00:18:04.87 ID:JselxsxO0
蹴りたい背中かwww
いろいろやりたいことがあって困ったwww
>>636 いやなに。一時、電車内があれ一色になった時期があってね。昨日までヤンマガ読んでたお兄さんがあれ読んで涎垂らしてたのを思い出したらあれの類はミーハーの一言だなと。
でも、
>>613や
>>624は違うだろうか?ただ、気に障ったら謝罪。
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:19:53.08 ID:V8KsOx/QO
ドアノブってこんなに硬いんだ。今年はそんなことに気づける夏。
渡辺はパンティをおろしてヒーターのついたあたたかい便座にすわっていた。そしてかわいらしい桃尻から長いうんこを茶色く垂れながら、目の前にボキュと突き出たドアノブをくわえ、歯がボロボロと落ちるまでガキガキ強くかじろうとしていた。
「満里奈ぁ、はやくでてくれよ」ドアの向こうで夫が騒いでいても、渡辺満里奈は口からおびただしい量の血を、ケツから無限のうんこをもりょもりょ垂らして、かなしい思索にふけってる。“人生ってなんだろ、じんせいってなぁあに”
640 :
567:2008/08/25(月) 00:20:00.16 ID:6CnHheEd0
>>593 そ、そんな最後だけ謝ったって許してなんかあげないんだからねっっっ!
なぁ〜んてことも言ってみたり。
>>595 ん?これは刹那の使い方で云々言われてたやつか?
意味は取れるから悪くはないんだけど、最近よく使われすぎて
逆に表現が薄く取られるかもしれないんで、「突如として」とか、
ほかの語句のほうがいいかもね。
突如としてはよくないか…?ごめんほかの思いつかないorz
海に映える、の繋がりから、風は鳴く、かとオモタ。無く、か。
文はよく作ってあるんだけど、そのあとに続く説明を省いてるんで、
これだけでは当然弱いよね。
後の文章なので、3行だけでは善し悪しむずいっす。。
>>602 一見して、んん〜?と思いました。
間違い?そこにいた?
まさか全ての新聞の上に?いやいや
もちろん比喩的表現なんでしょうが、ちょっと文章の繋がりが読み取りにくいな
引きつけられる事は確かなんですが、
意味が解らんっつって離れて行く人も多そうな内容です
ただ、面白いだけに3行目を直してほしいです。
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:22:18.84 ID:RxEF4Hyf0
>>638 蹴りたい背中自体は、とてもいいよ。なによりリズムがいい。あの文体は心地が良い。読んで損はない。
ただ本人の容貌と、金原とのダブル受賞。選考委員の狙いがスケスケ過ぎて、萎えるのは当然。
青山七恵レベルだったら(容姿が)普通に誰からでも、傑作扱いされてたかもね。
642 :
567:2008/08/25(月) 00:23:06.04 ID:6CnHheEd0
>>626-636 あーーー。なるほどね。
ええ。読んでませんが何か?
嫉妬???何言ってるんですかあなたwww
そんな理由で読んでないわけないですよwwwたまたまですよ。た☆ま☆た☆ま
>>638 ミーハーです。だが天邪鬼です。
643 :
615:2008/08/25(月) 00:25:09.93 ID:JselxsxO0
>>640 ありがとう。
刹那の使い方はたぶん別の文、これはオリジナルだが…
刹那はかなり難しいね。一瞬に視覚効果を切り替える表現は限られるもんスw
暇だから。という理由で、白い杖をついている少年の後をつけてみた。人通りの少ない夜中、おそらく家に帰るのであろう。
電柱の位置を記憶しているらしく、杖で確かめるまでもなく器用に避けて歩いている。私はと言うと、パンプスの音を立てないように、
少年の歩行音にタイミングを合わせ、肌で息を吸うようにして気配を消していた。「楽しいですか?」やにわに少年は言った。
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:27:32.91 ID:lHjWdtBEO
>>641 綿矢、金原は駄目だわ。苛々して仕方ない。
青山は素晴らしいと思う。
あと芥川賞落選組だけど、田中慎也と磯崎憲一郎が素晴らしい。
「ぽんぱ」と乳と卵の人はようわからん。
ナオコーラ?
なにそれおいしいの?
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:29:03.37 ID:dZQbaCtx0
夕方、庭を覗いてみるとサボテンの花が咲いていた。私は花をつけていないサボテンはだれも目にとめようとしないことに気づいた。
「まるで、私みたい・・・」
私には地主の娘という花がついていた。しかし私自身はサボテンのような性格で周りは上辺の付き合いがほとんどだ。
647 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:32:03.42 ID:Wo9+aX45O
口がない。目がない。鼻がない。
そんな彼女は耳の穴にタバコを詰めるなんて訳の分からない行動をしながらパソコンに何かを打ち込んでいる。
何だろう。
新聞を畳んでディスプレイに目を落とした。
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:37:29.93 ID:RxEF4Hyf0
>>645 確かに、あの二者は内容を見ていくと苛々する。特に俺は金原がもう駄目だ。
金原がスイーツ(別次元の)で、綿谷がもろ中二。選考が変に若者ウケを狙いすぎたせいかね。
その点、俺も青山はほっとした。
同じ若者のリアル(笑)でも、あの中立(自虐)的なニュアンスは、やっぱり歳がないと書けないもんだね。
ナオコーラ?>
人の作品を笑うな。
649 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:41:28.59 ID:dZQbaCtx0
オナコーラ
映画化!!!!
650 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:42:43.54 ID:j6RBqqmw0
冷やし中華始めました
そう、あの一文…
あの一文を読まなければ
651 :
567:2008/08/25(月) 00:45:44.99 ID:6CnHheEd0
>>604 考えた設定から思わせぶりにでも良いんで、ほんとに抽象的でもいいんで
想像を膨らませる素材がほしいんです。
それがあると一層続きを読む楽しみが増します
て俺が抽象的に書いたらあかんかったわな。ごめんよう
>>605 これは、死に逝くor死後の男様子を描きたいのか、それとも不死者?
まあ前者だよねぇ。
んー。死にそうなんだったら、その辺の感情表現が欲しいし、
もう死んでるんだったらもっと人物描写を曖昧にして、暗に悟らせるような表現があったほうが…
そういう問題じゃないかな?
ちょっとはっきりしない作品です。
>>606 安心できてるんだから、「負けじと」より「逆に」とかの方がいいかな?
あ、でも相手も睨んでんのかい?
うーん。逆にのほかは思いつかんがorz
思考力落ちてんなあ俺
バックを漁ってる人をはっきりさせて、それから中身についてワクワク想像ができるような言葉が欲しいです。
ナオコーラ。それって疲れ取れそうじゃね?の・ま・せ・ろ
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:48:05.87 ID:42bTct51O
切り離され、部分として識別されたわたしは、砂に紛れる。
多様な粒子に抱かれ、わたしはもう一枚皮を纏う。それは無二のバランスで構成された外殻。
そして、飴色の海の中で、わたしは完成される。完成されたわたしは外側のみで評価される存在。そう、わたしはフライドチッキーン。
653 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:49:18.62 ID:dZQbaCtx0
ナオコーラって本名ナオコかな?
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:52:14.15 ID:lHjWdtBEO
>>648 若者ウケって、実際若者にウケたのかな。俺はあの二人より年下だけど、まったく共感も興味もおぼえなかった。アホか。て感じ。
周りの人間も微妙な反応の奴が多かった。金原のが若干評判よかったかな。
青山は感心した。『窓の灯』はイマイチだったけど『ひとり日和』は素晴らしい。
あんなになんにもない話、というか、なんにもない生活の中の微妙な心の揺れを、よくああも丁寧に書いたもんだと。
655 :
567:2008/08/25(月) 00:58:39.35 ID:6CnHheEd0
スレのスピードに完全についていけてません
kskします
不十分だと思ったらちゃんと指摘よろ
>>611 わからんぞ
それは面白い話か?
3行で説明しろ
>>613 これかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
だがしかし俺は都知事派だ。辛口で行くぜ。
ああ、蹴るんですね。わかります。終わり
>>620 これもなのか?俺はわかってないぞ?インストールか?読んでないよ?
落選
>>631 実際答えるとなると難しいよね
どう答えるか、親の葛藤、もしくは娘の性格描写が混ぜ込んであると次が読みたくなる。
まあ、それが3行じゃなかなか難しいんだが。
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 00:58:57.44 ID:dZQbaCtx0
脱線するけど、結局どの著者がすきなん?
>>43 既出だがそれバンプの『K』の歌詞だぞ
アフォ丸出しではないか…
>>655 映画で上戸彩が出る話にこげなバイオレンスはww
>>651 >>606です。なるほど・・・。たまに文が変って言われるんですけど、
言われてみると主語が乱れるからかもしれません。こんなことに気がつかなかったなんてorz
中身をワクワクかぁ・・・。なるほど、ここから展開させるんですから
期待させとかなきゃいけないってことでしょうか。ハードル上げるの怖いですけど、努力問題ですねw
ありがとうございます。見てもらう機会もないですし、勉強になりました。
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:06:00.15 ID:lHjWdtBEO
>>656 夏目漱石と大岡昇平が俺の神
現代作家なら帚木蓬生
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:06:34.28 ID:JselxsxO0
俺なら死を、生まれてから脳機能が停止するまでの期間っていうかも
てかこれをもう少しやさしくサブキャラに言わせたこともw
生きる意味は死ぬことって書きたかったから。
ただ、生きただけじゃ生きた意義はない。ってとこが問題
>>656 トルストイ バック ヘミングウェイ カミュ
日本人なら…村上春樹…かな…釈然としないね
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:07:04.99 ID:dZQbaCtx0
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:09:49.16 ID:zjdGA80DO
美香に無視されたやつもう一度。厳しめの指摘お願いします。
ボトムアップ型の人工知能が長い年月を経て、遂に世間に発表された時、何世紀にも渡って哲学者を悩ませてきた一つの議題が終焉を迎えた。
つまり、人工知能の完成により、唯心論は完全に──一部の唯心論者はまだ反論を試みているが──廃れたのだ。
複雑な細胞のネットワークと、複雑な電子機器のネットワークがもたらしたのは同じ『意識』であり、結局、心は高度な構造を持った物質が作り出す機能の一部に過ぎなかった事が判明したのである。
664 :
567:2008/08/25(月) 01:13:42.70 ID:6CnHheEd0
>>633 俺の知り合いにこんな名前はいなかった
いえ、大事なのはそこではないです。
探偵さんの性格がなんかグネグネしてるように?覗えて楽しそう
事件よりも性格やエイコとかとの掛合いで惹きつけるタイプかな?
>>635 >>34 文章が綺麗だから
>>77 満場一致?
>>230 過剰な描写がなくてずーっと読めそう
異論は受け付ける
個人の嗜好は様々です。
あくまでおれが評価する前のやつからだけだが
>>656 評価してるのからは選べないねー。すぐ次読んじゃうし。
おれの内容で判断してくれると助かる
>>657 何言ってんだ!!
K最高だろ!!
ぬこかわいいよくろぬこかわいいよしんじゃうんだよ・・・
おはよう、今日もいい天気だ。さあ、朝ご飯を食べよう。
パクパクモグモグ、朝はやっぱり白い米と塩鮭だ。お味噌汁も欠かせない。
パクパクモグモグ、美味しいなあ。目から涙がこぼれ落ちた。
666 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:18:12.39 ID:JselxsxO0
>>663 つまり、人工知能の完成により、唯心論は完全に──一部の唯心論者はまだ反論を試みているが──廃れたのだ。
→人工知能は、唯心論から最後の息吹を奪い去ったのだった。
とか…どうでしょう。
これ、人間の意識は知的存在の設計か?なんて議題を感じさせるね。
人間って不完全なところが魅力ですよねw
ただ、今後の展開は人工知能と人間の交流なのかどうかとか、展開を匂わせられたらよかったかも試練
667 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:20:32.20 ID:301B3pkm0
よく疲れてから眠りに入ると、夢を見るものだ
ここでは、何でもない未来の風景を、夢で時々見てしまう友人のkが、
場末の酒屋で酒気を帯びながら話した、何とも奇妙な物語を書こうと思う
668 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:20:49.39 ID:RxEF4Hyf0
>>656 なによりもドストエフスキーとカフカ。影響を受けすぎた。
次に大宰と志賀。この二者の文章が混じってしまった。
村上春樹。にっくき敵。おのれ村上。
好きって改めて問われると、こんな風になるなぁ。村上春樹は好きじゃないけど。にっくき敵。おのれ村上。
>>663 うーん。これから始まる物語かぁ。ボトムアップじゃなくてボトムズだと思ってたよ。それはいいとして、
何とも如何ともあかんともし難い。
明らかに著者の意図は、文的技巧ではないし、だからインパクト狙いなのか、という気もするのだが、一番思い至るのは、
その三行の「完結した内容自体で」唸らせようとしているんじゃなかろうかと・・・
ぶっちゃけると間違ってるとしか。
別に人工知能が生まれても、それは唯心論が次の段階へステップアップするだけであって、廃れるってことにはならない。
ていうかそれ以前に、学術的なところでの唯心論は、ヘーゲル・カントで既に終わってる。
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:24:00.83 ID:k3KOkwSf0
>>663 アンドロイドは電気羊の夢をみるか?ってので同じ題材やってるからどうでもいい。
凝った設定でストーリー進めたいなら新しいのにして。
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:24:23.57 ID:zjdGA80DO
>>668 なるほどー。細かい指摘、アドバイスありがとう。
凄く参考になりました。
671 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:26:01.41 ID:dZQbaCtx0
672 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:27:20.24 ID:dZQbaCtx0
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:28:33.42 ID:ui/IDG1A0
何でみんなそんなにかけるんだ?
本読めば上手くなるのか書けば上手くなるのか…遠い道のりだ
674 :
567:2008/08/25(月) 01:30:22.54 ID:6CnHheEd0
なに・・・スピードアップ、してない・・・!!
>>663 遅レスになりますが・・・
文章自体はすんごい安定しています。内容もここまでは理解しやすいし、より大きな設定を設けてあるならば
SFファンがつくでしょう。
しかしここからが問題。
SFファンを目指していくのなら、この3行で惹きつけるほど設定を書き込めてないし、
一般のファンに対しては、言葉遊びの様な文章や簡易な設定描写があったほうがいい、
心理学的見地の内容にしてはその膨らみがあまり感じ取れない。
結局SFはその設定次第だと思います。全世界でヒットしてても結局は間に訳者が入ってるわけだし。
一つでも目新しい、独特の何かが入っていれば
「てめえはやく続きかけやゴラァ」ということになると思います。
あれ?俺なんでこんなにしゃべってんだろ・・・?
スピード・・・
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:31:49.64 ID:zjdGA80DO
>>666 >>670 見落としてました。指摘ありがとうございます。
アンドロイドよりはイーガンよりのつもりだったんですが…orz
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:32:54.39 ID:dZQbaCtx0
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:35:11.92 ID:JselxsxO0
>>646 せりふだけど、なぜそこだけ口に出したのかな?かぎ括弧が必要かどうか。
それから、私みたい…だけでも彼女がどういうキャラかがわかるため、人格の描写はいらないんじゃないかってことと、
「地主の娘という花」の表現は境遇を説明しているかもしれないが、ここでその設定を話すより今後の会話などから示したほうが。
646が本人だったら、地主の娘という立場を花とみなすだろうかというのも気になるところ。
他は…
皆さんに。
その三行の「完結した内容自体で」唸らせようとしているんじゃなかろうかと・・・
って書いてた人がいたけれど、まさにそのとおりだね。
美香じゃないんだし、三行に必ずしも縛られる必要があるかどうか…。
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:35:15.74 ID:301B3pkm0
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:36:42.08 ID:Wo9+aX45O
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:36:59.42 ID:dZQbaCtx0
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:39:33.12 ID:RxEF4Hyf0
>>672 そそそ。ただ、俺は「城」の方に一番影響受けたんだよ。
で、村上春樹も十五の時によんで、衝撃を受けたってさ。俺も当時十五だったから、おのれ村上春樹。にっくき敵。
ただあの作品は、一読しただけじゃ意味不明で終わる。しかも未完。まったくお勧めはできない。
読後しばらくして、仕事中にはっと気付いたり、哲学勉強し始めたらはっと気付いたり、そういう、後から「なん……だと……」が多い作品だった。
>>667 なんかリズムが悪いです。続きはとても面白そうなんですが、書き慣れていないような印象を受けます。
要推敲! くらいです。
>>664 もうちょい読点が欲しいです。あと
>>677の言うように、二段目はセリフにする必要は特にないかと。
あくまで小説なのですから、いっそあたまから画を消して描くことも大切です。
俺はBNSKにいたつもりが、なんでここにいるんだろ・・・品評会・・・うむ・・・
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:43:33.74 ID:301B3pkm0
>>681 ありがとうございます。大変参考になります。
・・・書き慣れていないと何故わかった・・・
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:44:18.56 ID:RxEF4Hyf0
>>679 >>647 設定は面白いのですが、如何せん文章が弱いです。
勿論、この後唐突に主人公がその異常性に気付いて、といったベタ展開もありますが、
二行目、三行目のせいでそれらが出てきても読者は白けるだけだと思われます。不自然だと。
あと、四行目も、誰も動作なのかが明確ではないです。ミスリードかもしれませんが、それで
三行だけ投下して云々ってのはちと辛いものがあります。
とにかく設定が面白いです。惜しむらくは文章。もっと徹底的に淡々とさせるか、コメディ仕立てにするか。
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:44:53.55 ID:zjdGA80DO
>>674 指摘ありがとうございます
ただ、使い古されたアイデアなのか、判断しづらいんですよね…
686 :
567:2008/08/25(月) 01:44:58.87 ID:6CnHheEd0
順番変更。
>>646 ーした。ーだ。という文が続くとどうしても単調に感じるなー、とまず感じました。
花をつけてないときたから、てっきり地主でなくなったのかと思ったけど、そうではないんですよね?
サボテンの魅力と対比させて話が進んで行くんでしょうか。
ただ、今の女の子の描写だけだともうひとつ惹きつけられないかと。
2行目をはずして、より内向的な私への表現があってもいいかと思います。
どんどん遅くなってます
当初は2時で寝る予定だったので、だれか変わってくれると嬉しーなー
って人いっぱいいるじゃん。お願いー!!!
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:45:19.13 ID:JselxsxO0
>>678 一文目、夢くらいは誰だって見る。とか。
何でもない未来の風景を、夢で時々見てしまう
あたりはすごく重要なので、表現を留意されたが…
具体的には
時折り、平凡な未来を眠りの中で訪れる
ん〜違うな、何でもないってのが引っかかるところなんだよなぁ…
下に世にも奇妙なって書いてあるし…
出だしとしては特に内容に問題はないのではないでしょうか。
疲れたときは夢を見ないうえに、眠れないww
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:45:49.89 ID:ui/IDG1A0
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:46:29.14 ID:dZQbaCtx0
>>681 批評ありがとう
カフカの話ですがあたしはまだ城を読んだことがありませんが変身を読んだときインパクトが強すぎて夢にムカデがでできました。
いろんな意味ですごい作品でした。
いつもの美香スレかと思ったら流れに困惑してしまった
どないせーちゅうねん
>>664 ありがとう
多分そのとおりだと思う
書きかけで放置してるんだが
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:48:03.04 ID:zjdGA80DO
もう一つ、既に美香に評価もらったやつですが、ご指摘お願いします。
C130輸送機の着陸に歓声があがる。
歓声の中に聡の声を探しながら、私は3年ぶりに故郷の地を踏んだ。
三半規管の異常から、ふらりと傾いた私の肩を誰かが優しく抱く。私は小さく、ただいま、と囁いた。
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:48:48.03 ID:wYmZEWOuO
なにこれ
全感乙って言えばいいの?
何でも良いから3行かけばいいの?
そう聞いた僕に、何と
>>700が!!
これが2ch始まって以来の最大の殺人事件に展開すると気づいた者は、このスレの住人だけだった。
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:51:31.32 ID:301B3pkm0
>>687 批評トンクス、参考になります
確かに疲れて寝ると、夢見ないで体力回復⇒起床wのパターンですよね
696 :
567:2008/08/25(月) 01:53:08.42 ID:6CnHheEd0
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:54:18.85 ID:JselxsxO0
>>682 ガールミーツボーイの大事な場面、特に不自然さはないです。
人通りの少ない夜中、おそらく家に帰るのであろう。
は、二文にしたほうがベターかも。
おそらく、家に帰っているところか。夜中のことで人通りは少ない。
など。
なぜ家に帰っていると判断したのかは気になりますが、必要不可欠ではありませんね。
肌で息を吸うように→こういう表現好きでし。
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:56:54.20 ID:RxEF4Hyf0
>>644 三行縛りがキツかったみたいですねー。
改行してれば、もっと余裕が出たと思います。
それ以外は言うことなしかと。
>>692 うーん、これも!
三行縛りがキツイんだと信じていいんですね!
もっとダラダラで良いですから、長く、感動的に書いて欲しいです。
勿体ないですよ今のままじゃ。
そもそも三行ってのは無理がありすぎ。何考えてたの、えーと
>>1は、名前何だっけ。
バルザック? パール・バック? 恋空美嘉? ブリティッシュポップの新鋭MIKA?
699 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:59:23.97 ID:Q/fYiWHlO
今でもよく覚えている。
事故の瞬間はいやにスローモーションで、それ故何もできなかった
だが僕はあの時確かに命が崩れる音を聞いた
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 01:59:52.46 ID:dZQbaCtx0
恋空だったらやだ
僕の住む街は村上春樹が描く街ほどに特徴が無い。
深夜3時ともなれば人通りも少なくなるし、アーケード通りの端に蜃気楼が現れても普通なら誰も目撃なんて出来ない。
いや、蜃気楼? 蜃気楼ならそれはどこかにある本当の風景のはずだ、それは『蜃気楼のような何か』だった
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:00:32.43 ID:Wo9+aX45O
>>685 ありがとうございます。
文が駄目ですか……。文章力を付けるように精進して参ります。
文章は淡々と書く方向で進めて行こうと思います。
アイディアは面白い。ありがとうございます。
このアイディアを生かせるよう腕をあげていきます。
ご指摘ありがとうございました。
それと四行目は最初に一人称を付け忘れていました。
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:00:40.91 ID:ui/IDG1A0
赤色に肌を染めて、瞳に太陽を宿して、彼女は細い指を空中でひょいひょいと揺すりながら笑っている。
僕はそれを横目で見ながら、空を見つめた。彼女は絵描きだ、きっと今、彼女の前には気が遠くなるようなキャンパスが広がっているんだ。
今、彼女は夕焼けを食っている。
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:02:35.22 ID:LnXGLMmPO
冒頭3文でいいんだよな?
茜に染まる砂浜に切なげなメロディが響きわたっています。
流木に腰掛けた男の子がフルートの音を奏でていました。
ヤドカリだけが彼の観客でした。
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:03:33.02 ID:Wo9+aX45O
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:03:36.60 ID:JselxsxO0
>>698 まさにその通りだと思います。美香は…www
>>692 c−130云々はどうでしょう。輸送機でもおkかと
同様に、三半規管云々も生理的表現が必要だったかどうか。
主人公がこれらのことにことをきっちり知識を持っているとしても、ここまでは書かないかもしれませんね
飛行機を降りて感動の再開、自体の描写には問題があるとは思えませんね。
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:03:59.76 ID:dZQbaCtx0
>>703 文章がどうとかじゃなくてこの文の雰囲気が好き
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:04:29.43 ID:RxEF4Hyf0
>>699 二行目がちょっと手抜きさんです。
>今でもよく覚えている。
>事故の瞬間。
>まず体が浮く。ドライバーの驚愕した顔が見える。体が浮き続ける。 どこかへ飛んでいく。ひしゃげた腕が見える。
このくらい装飾過多にするか、
>今でもよく覚えている。
>事故の瞬間っていうはいやにスローモーションで、もがいても、あがいても、何もできない。
>けれど耳だけはさえていて、僕はあのとき確かに、命が削れていく音を聞いたと思う。
みたいな。
一行目と後々の文末、語調が合ってないんですよ。変にカッコつけないで書かない方が良いです。
709 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:05:41.86 ID:JselxsxO0
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:06:26.97 ID:ui/IDG1A0
711 :
567:2008/08/25(月) 02:08:09.11 ID:6CnHheEd0
あれ、みんな・・・早い・・・
>>167 空・凪いだ湖の対比は綺麗な表現だと思います。イメージしやすいです。
終始続けられた風景描写は丁寧で、本当に既作品を読んでいるように感じられるほどです。
ただ、最初に使われたフェンスがどこかに追いやられて、
あれ?いらなかったのかな?と思ってしまうことと
なにより続きを読ませるために書いているのか?ということです。
あくまで導入部分ですから。
文章力のある人が必ず人気作家になれるわけではない、と考えてもらえれば。
>>639 あー、これかー。
渡辺ってwww
まあそんな体勢になっちゃったら、人生のことを考え直さざるを得ないわな
うん。
>>697 ありがとうございます。家に帰るだろうとの推測は、夜中だからと
電柱の位置を記憶している(帰り道だから)、の二点からです
だからご指摘の(人通りの少ない夜中、おそらく家に帰るのであろう)を一文にしました
二文にするとそれが伝わらなくなるので
>>698 無理に三行にしました
改行すれば良かったかな
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:10:37.69 ID:Q/fYiWHlO
>>708 なるほど。
後者の方がしっくりくるのでその路線で行ってみます
714 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:12:52.60 ID:RxEF4Hyf0
>>711 やっと戻ってきやがったな!
というわけでおやすみ ^q^ばしばしはたらくがいいぃひはは
最後に
>>701 最高 入りとしては申し分ないかと。
>>703 こちらも最高。
ただできれば、女性の方には自由奔放に砂浜を駆け回っていてもらいたかったり。
そうした方が、絵描きであることの対比が上手く出ますし、さらに最後の一文がより活きてくるかと。
ていうか読んで浮かんだ画がそんな感じだったんです。完全に趣味です。
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:13:35.34 ID:dZQbaCtx0
地下鉄の終電に初めて乗った。静かじゃないのに静かだ。俺は酔っていて気持ちが悪くて今にも吐きそうで下を向いていた。だから隣に座るじじいに気づかなかったんだ。
「大丈夫か」
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:15:35.06 ID:K1UzGRRuO
──あー!!超お腹減ったし♪
ここ何日か,僕は悪夢に魘されているらしい
──あー!!超お腹減ったし♪
その夢の記憶というものが僕には殆ど残っていない
──あー!!超お腹減ったし♪
夢の残り香を辿っていくと
──あー!!超お腹減ったし♪
不意にある言葉が脳裏をかすめることがある
──あー!!超お腹減ったし♪
吐く息は色をのせられるほど白く、夜空に浮かぶ雲を切り出してきたかのようだ。
手袋をしていないせいか、手がかじかむ。けれど、生憎僕は手袋なんて高級なもの、持ってない。
冷え切ったその手で温かい缶コーヒーを手にとり、ふと思う。・・・手袋なしでも、いいや。
718 :
567:2008/08/25(月) 02:18:27.02 ID:6CnHheEd0
>>644 >>698でされてますねー。完璧ですねー。ではでは
>>647 簡潔に書くことで彼女に対する印象を強くしたんだと思います。
でもまず人間なのかそうでないのか示唆してもらわないと落ち着かないですwww
あと、パソコンに打ち込む姿の、異常な?訳のわからない様子を強調してもらうと、
3行でも、より面白くなるかと感じました。。
終わりでーす。
自分のも含めて逃しちゃったの見直して寝ます。
おやすみっ
719 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:18:52.70 ID:JselxsxO0
>>704 白い流木に腰掛けた少年の唇で、フルートの音色は海風に漂ってゆきます。
小さく動くヤドカリのほかには、聴くものもありませんでした。
とか。雰囲気がいいだけに、情景側に歩み寄った表現のほうが活きる気がします。
実は「響き渡る」と二重になるので、よほどセンスがないと二文目には音色の表現は入れられないですし。
表現はいいので、字面から受ける雰囲気をもっと生かす方向性がいいのでは
ってまともに書けませんでしたがw
720 :
701:2008/08/25(月) 02:19:20.22 ID:sJVFvaO/0
おー褒められた
酔っ払って、ふらっとここ来たら何か書きたくなっちゃって批判覚悟で書いたのに・・・
ありがとー
何かやる気でたからこの出だしで久しぶりに何か書くわー
721 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:19:43.45 ID:zjdGA80DO
>>698 3行であまり描写が細かすぎると、事実が色褪せるかな、と考えたんですが、色々試行錯誤してみます。
>>706 単純に輸送機の着陸にすると、陳腐に見えてしまい、つい付け足してしまいました。客観的に見れるよう、努力します。
ありがとうございました。
722 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:20:21.20 ID:V8KsOx/QO
>>711 かんそうありがと。てか真理亜だと思ってたよ、ワタナベのこと
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:21:49.08 ID:ui/IDG1A0
>>714 おーありがとう!ちくしょう嬉しいじゃねぇか…
なるほど、確かにそうだな。ありがとう、参考にする!
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:22:04.77 ID:LnXGLMmPO
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:23:33.34 ID:dZQbaCtx0
批評する人いなくなったね
726 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:25:05.45 ID:PWA0Rlh50
夏目漱石は「坊ちゃん」を十一日で脱稿して、ボブ・ディランは「アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン」を一日でレコーディングした。
何かが始まる瞬間。
それは誰も気づかない。
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:29:19.14 ID:301B3pkm0
ふと昔を思い出した時に、中途半端に歳を重ねていた事に気づいた。
上司がいて、部下がいる、仕事をやや気だるそうにこなしていた日々から、
何か出来る事は無いかと、必死に今を探そうとしている私は、もう30に足掛けている
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:29:56.40 ID:JselxsxO0
>>717 雲を切り出し→表現としては、ちぎりとる、とかですかね、直線的平面的な切断のイメージであればそれでもいいですが…
この産業だけで完結してる気がして惜しいです。既出ですが後のある産業って事で…
小さな物語としては、自分の経験とダブったりして好きですね。
生憎…もしかしたら、生憎と、の方がリズムがよくなるかもしれません。書く人の好みではありますが。
729 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:30:03.30 ID:dZQbaCtx0
>>726 これだとこれで話が完結しているみたいになっちゃてるよ
730 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:33:27.26 ID:G6Pa5eygO
地道に働く。たったそれだけのことが、僕には出来ない。
肉まんを包むコンビニの店員はあんなにも素敵な笑顔なのに、まるで野ぐそに失敗したような気持ちで僕は歩いた。
731 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:35:25.74 ID:JselxsxO0
>>727 ふと昔を思い出し→
ふと振り返ると
省みるに、
とか。過去のあのころを、というのであればふと昔を思い出しでおkですね。
二文目はなんとなく、冗長で意味がとりにくい文になっている気がします。
732 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:35:54.96 ID:m4Pk9Aw70
美香→567になってから
雰囲気がよくなったな
みんなガンバレ
>>728 批評thx
>>1見返したら、「物語の冒頭を産業で」なんだな。完結させちゃってたわ
表現の件も参考にさせてもらいます。ありがとうございました
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:39:13.42 ID:dZQbaCtx0
735 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:39:18.39 ID:JselxsxO0
>>730 肉まんを包むコンビニの店員はあんなにも素敵な笑顔なのに、
は必要かどうか…対比としても三文目でもよい気が。三行に何もかもは入らないので難しいですね。
実体験とリンクした表現なのでしょうか。切ないな。
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:41:09.17 ID:k3KOkwSf0
バー『ストU』は毎週土曜日に格闘ゲームの大会が決まって開催されている。
その日はフロア中央の特別大きなテーブルにモニターとPS2が設置され、対戦席は二台、囲むように観戦客がひしめく。
今日も多くの来客者がオールナイト覚悟で『ストU』に集まり、店内は熱気と歓声でざわめいていた。
>>730 野グソの失敗がイメージ出来ない・・
前半が綺麗なだけに余計に違和感があるね
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:41:52.85 ID:301B3pkm0
>>731 レスサンクス、ヘムヘムさせて貰っています
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:41:53.20 ID:dZQbaCtx0
>>715 >地下鉄の終電に初めて乗った。
ここが淡白すぎて、意図が伝わりにくいかな
あと、
>俺は酔っていて気持ちが悪くて今にも吐きそうで下を向いていた。
ここは逆にクドイ感じがする
改行次第でもうちょいみやすいかも
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:44:20.70 ID:G6Pa5eygO
>>735 コンビニの店員が好きなんだ
小学生の時に釣りに行って肉まん食いながら野ぐそ失敗してな
肉まんの下のアレで間に合わせようとしたのが間違いだったんでよ
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:44:53.79 ID:+jDtFRuKO
好奇心。
時にはその感情により、人生の教訓を学ばされるような火傷を負う場合もあるだろう。
しかし、私は人一倍この感情が強いと思う。少し配慮が足りない、なんて言われる時もあるけれど知りたいものは仕方が無い。
文才あるかは別にして批評していただけたら幸いです
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:48:53.20 ID:JselxsxO0
>>715 初めて地下鉄の終電に乗った。の語順ではどうでしょうか。語順はかなりリズムを決めます。
二文目の連鎖は技巧なのですよね?
だから隣に座るじじいに気づかなかったんだ。→
隣に座るじじいにも、気がついてなかった。
だから…は書く側の論理なので…
ただ、書き方によっては、だから…もアリです。
場面はかなりよいかと。
僕の吐く息と、今しんしんと降っている粉雪。あるいは、そのはるか上空から
空を包み込んでいる、綿布団のように分厚い雲。
一番白に近いのは、どの白だろうか。僕はふと考える。
>>742 好奇心の負の面以外も少し出した方が良いかと思う。
それにより人類は進歩してきた、しかし人類の失敗の多くもまたそれによるものだろう
みたいな
あと、1行目が好奇心だけだとちょっと弱いかも
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:49:57.03 ID:PWA0Rlh50
ちょうど、鞄にニンテンドーDSとペンシルサイズのスタンガンを入れた時だった。
隣でサウスパークのすばらしさを力説していた彼女がアロハシャツを着た、マイルス・デイヴィス似の黒人に殴打された。
僕は「いつもよりリアルなマグロを見れたよ、ありがとう」とマイルス・デイヴィスに言ってやったが、返事はなかった。
>>744 個人的には凄い好き
ただちょっと改行の位置が気持ち悪いのと雲の件が若干くどいかな
でも好き
748 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:53:24.52 ID:Q/fYiWHlO
寒い寒い冬の夜、僕は君に出会った。
僕にとってその日はいつもと変わらず、いつもと同じように飲み物を買いに行った。
僕が自販機の前に着くと先客がいた。
雲に突き刺すつもりで、空に向かって割り箸をかざしてみる。
空を覆う綿菓子を、この手に出来ればいいのにと願いながら。
太陽にもかざしてみる。こっちは大きな飴玉だ。
750 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 02:57:38.67 ID:JselxsxO0
>>742 私には確実に文才はありませんが、少しコメントを。
自分はこうなんだって周りに訴えたがっているような感が出てますね。
時にはそのせいで、手ひどく火傷を負い、教訓を刻み込まれるようなこともあるかもしれない。
など。
しかし、
は別にいらない気が。しかし、の文は前の文に逆説でなくてはならないはずなので。
>>746 冒頭としてはちょっと伝わりにくすぎるかも
あと、
>隣でサウスパークのすばらしさを力説していた彼女がアロハシャツを着た、
そこで句読点入れちゃうと、彼女がアロハシャツを着ちゃう・・
>>748 時系列の並びなおしに読者の頭が使われちゃうのが残念
1行目を語り掛けにするとか変化つけるか、2行目の「僕にとってその日は」を「その日、僕はいつものように」
みたいにすると読みやすくなるかも
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:01:13.03 ID:2nZRUNgq0
毎日が同じ事の繰り返しでも何の違和感もなく過ごしている人達は、時間が戻ってもきっと気が付かないだろう。
その証拠に『今日』を僕はひと月ほど過ごしているというのに両親は全く気が付いていない。
世界に色が付き始めて、また「今日」が始まる。
753 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:01:18.13 ID:zjdGA80DO
月の土地を買った、と自慢げに話す夫に、私は努めて侮蔑的な視線を投げかけた。
既に銀河系を離れた私達に、再び月を訪れる機会があるとは思えない。
いくら、と聞く前に、一等星よろしく光輝く権利書が視界を占めた。
754 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:03:43.91 ID:JselxsxO0
なんか雲ネタ増えたなwww
>>748 僕にとってその日はいつもと変わらず、いつもと同じように飲み物を買いに行った。
→僕にとって、が不要。
その日も、いつもと同じように飲み物を買いに行った。
など。それから、自販機につく前に先客の姿には気づくはずです。
または、
自販機の前に、先客がいた。のみでもおkですね。
755 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:05:04.14 ID:dpBubwRRO
やるな、と言われたらやりたくなってしまうのが人間ってもんだ。
俺はやつの神経質そうな顔を思い浮かべながら、忠告を受けたばかりのデスクの前にたどり着いた。この引き出しの中に鍵が入っているのは間違いない。
音をたてないよう慎重に開ける。…ちっ。鍵は束になっていた。それもかなりの数だ。こんなの探していたら鶏が鳴いちまう。
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:05:34.95 ID:G6Pa5eygO
八月に入り、すっかりカレンダーを見なくなっていた私に、夏の終わりを教えてくれたのは、玄関先のバケツに片付けられた花火だった。
物事には予兆がある。そう思っていた私に、それは季節の終わりと共に突然やって来たのである。
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:06:28.01 ID:IPZegkEv0
朝、目が覚めて、テーブルに目をやると、一枚の置手紙があった。
「当分家出します。さがさないでください」
なんてこった。元々俺は一人暮らしだというのに。
758 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:07:56.92 ID:zjdGA80DO
>>755 下手糞の俺が言うのもなんだけど、「ちっ」はやめた方が良いんじゃないかな
俺は小さく舌打ちした、とか。あまり悔しそうに見えない。わざとならごめんなさい
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:08:24.43 ID:Wo9+aX45O
蛙は帰ると言って帰らないし、熊は徹夜のせいか目にクマを作っている。鮭に至っては寝ることを避けようとしている始末。
そんな彼らを一瞥した鯉は寝るに寝ることも出来ず、濃い朝の訪れにため息を吐いた。
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:09:58.24 ID:G6Pa5eygO
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:10:19.02 ID:PWA0Rlh50
午後四時になっても日差しは相変わらずで、歩いているだけでもうっすらと汗ばんできた。徐々に夏の色合いが濃くなりつつある。
一言で換言すれば、暑いというわけだが、、これじゃ新潟や静岡や広島と変わらない。
果たして北海道に夏は必要なのだろうか……ということを、これくらいの季節になるたびに決まって思う。
762 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:12:45.73 ID:Q/fYiWHlO
>>751 やっぱり読みにくいですか。くどいってことですかね?
>>754 2行目ですね。分かりました。
なるほど。突っ込まれないように頑張ります。 thx
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:12:49.37 ID:JselxsxO0
>>762 クロスチャンネルとらっきょのマンション思い出した。
だろう。ではなく、ものだ。とかどうでしょう。
美香wも言ってましたが、だろう。は乱用せず適切に使用したほうが。
二文目は読点を増やしたほうがリズムよく読めます。
三文目、が、が二つ入っています。そのままでもかまいませんが、後ろを、が、から、は、に変えてみてもいいかもしれません。
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:16:10.88 ID:jBqvdpMbO
結論から言うと、俺はゲイだ。今もアナルにはたくあんが入っている。
今まで、俺の身も心もほぐしてくれた奴にだけ食べさせてきた。
これまで何人もの男の顔にまたがってきた。さすがに最初は恥ずかしさがあったが、それは数分で快感に変わった。
765 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:17:43.74 ID:dpBubwRRO
>>758 批評トン
確かに小説ではこういう擬音系って避けた方がいいよね…
でもその通りわざとなんだ。ガッカリ感みたいなのを説明くさくしてもアレかな、って思て
766 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:18:34.01 ID:JselxsxO0
うわぁ人がいっぱいwwwww
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:20:27.76 ID:JselxsxO0
>>752 冒頭の内容としては面白くて好き
でもちょっと読み疲れする文章かな
>毎日が同じ事の繰り返しでも何の違和感もなく過ごしている人達は
息継ぎなしだとちょとキツイ、色々短くする方法あるかもですね
>世界に色が付き始めて
この表現だとプラスイメージが強いかもです
>>753 続き読みたいですw
3行目だけもうちょ綺麗な文章に直せそうですね
>>755 やるな、と言われても→やるなと言われても
音をたてないよう慎重に開ける→その割りに音がなりそうな鍵のたばには無関心
鶏が鳴いちまう。 →事前に夜間の表現が欲しい
内容は悪くなさそうですが文章が色々厳しいです・・・
>>756 八月に入り の出だしだと一瞬八月になったばかりの気分になっちゃいますので不要かと
そう思っていた私に、 「私」視線の文章なのでここも不要かと
内容的には読んでみたいです
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:28:10.04 ID:IPZegkEv0
こんなにいいお天気だというのに、俺は家で一人勉強している。
夏休み中宿題をサボった罰だ。楽しい予感で胸が一杯だった一か月前に戻りたい。
遠くから遠慮がちに鳴く蝉の声が、夏の終わりを告げている。俺はペンを置いて、コーヒーに口をつけた。
>>757 面白いw
強いて言うなら
元々俺は一人暮らしだというのに。 → 俺は一人暮らしだというのに。
でいいかも
>>761 季節と場所は先に出しちゃっていいかもしれんですね
読者に無駄な「?」がつきそう・・
あと、「新潟や静岡や広島と変わらない。 」は一都市にしぼった方がいいかも
主人公の関連都市とか
>>764 ・・・
てかちゃんと全部批評してる人すごいな!
酔っ払いには厳しいわ、正しい知識もないし
でも素敵なスレみつけたは、残ってたらまた来ます
次回は投稿者としてだけで
ネタスレだと思ったらガチだった。
俺の出る幕はなさそうだ。
そう思い、俺は再びエロ画像を集め始めた。
772 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:32:25.33 ID:R5CG+3IeO
モンゴルの首都ウランバートルでまた1人、相撲レスラーを夢みる少年が稽古を続けていた…その名も
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:33:35.15 ID:zjdGA80DO
>>768 ありがとうございます。
3行目を少し頑張ってみます
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:33:54.92 ID:IPZegkEv0
>>770 ありがとw
「元々」は迷った末、強調の意味で付けたんだけど、やっぱ邪魔だったかw
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:38:03.31 ID:JselxsxO0
>>769 申し分ない。が展開に期待させる要素が皆無…もともと産業ってのが無理があったから仕方ないけれど。
>>771 三文目、「俺は」が不要かなwwww
ネタスレだと思ったら→
ネタスレだと思って開いたら
がいいかなwwwwwwwwwww
776 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:38:25.36 ID:dpBubwRRO
>>768 トン
やっぱ穴だらけだなぁw
妄想が先走っちゃうから文の方がなぁ…
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:45:03.12 ID:wYmZEWOuO
月曜日との決別はあっけないほど簡単だった。
人生において重要な局面、岐路というやつにはいつも一片の紙切れ付きまとう。ラブレターも婚姻届も離婚届も、ただの薄い紙に過ぎなかった。
そして先刻部長に突きつけた辞表もまたそうだった。
>>773 眠くて具体性かいててすんません
いくら、と聞く前に、→「いくらだったの?」と聞く前に
みたいな感じのが私的には読みやすいし、キャラを伝えやすいかと
>一等星よろしく光輝く権利書が視界を占めた。
一等星のイメージがある人が少ないのと、もし光り輝いてるのがSF的なものなら
光り輝く特殊契約ボードが視界を〜
みたいな・・・
すんません眠くて何書いてるか分からなくなった・・
そもそも私の文章も701程度だし・・・
出直すぜ!
(寝るぜ! の意)
小指一本、百円から。
人類に小指がなくなったのは運命を拒否したかららしい。なら赤い糸なんていらねぇだろと神様が死ぬ前に言ったのだ。
結果、人類からは小指がなくなった。というのが昔から伝わっている話で、今は運命が選べる時代ということになっている。
780 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:51:37.00 ID:L44F0JYXO
私には四人の子供がいます。今は小さくてただ泣くことしかできないただの赤ん坊。この子達が大空へ飛び立つまで私は母として守り通さねばなりません。
食べ物を与え、外敵から子を守り、家を直し、毎日子どもたちの世話に追われています。
私は時々思います。夫はなぜ死んでしまったのだろうか、と。あの日外へ出掛けなかったら、と。
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:52:26.34 ID:JselxsxO0
>>777 が、が抜けちゃったかな?月曜日との決別…って月曜日仕事してるってこと?それとも、また一週間が始まる。ってことかな?
ちょいと不明瞭。後の意味だと思うけど。
離婚してるってのは軽くキーワードだね。
辞表もまたそうだった→辞表も、例に漏れなかった。などもいいかも。
会社を辞めてどうなるのか、期待がかかるところです。
そしての後に読点がほしいかな。
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:53:40.04 ID:+5IstIx3O
日常とか常識とか、果ては輪廻だとか。
それらから脱却する生活なんて、娯楽でしかお目にかかれない。
少なくとも、数秒前まで僕はその考えを曲げていなかった。
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:56:42.93 ID:JselxsxO0
>>779 小指がデフォでないんなら、小指の概念が存在しないはずでは?
内容は百円からの男女の出会いってことかな、話に期待できそう。
784 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 03:56:42.92 ID:/9Vnpt3LO
「時間は伸び縮みする」―年を取るほどに身を持って知る。
明日が待ち遠しい小学生の1日に比べて、明日が駆け抜けるオレの1日はなんと無機質で淡白なことか…。
オレの日常から彩りは完全に消えつつあった。
>>783 あー。えーっと。うーん。
なーんも考えないで思いつきを書いたなんて言えないっす。
786 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:06:40.76 ID:IPZegkEv0
どういう経緯でそうなったのか解らないが、彼女の頬には大きな穴が空いていた。
人間というのは不思議なもので、いきなりおかしなものを見せつけられると、それが普通だと一瞬思い込む。
僕も例外ではなかった。
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:07:08.84 ID:JselxsxO0
>>780 やもめの鳥の境遇をうまく描けていると。それ以上はちょっと…話の内容次第ですね。
>>782 輪廻から解脱する話なのか。娯楽→虚構ってことかな?皆さん破綻がない文章を書いていらっしゃる。
>>784 きれいにイベントフラグが立っている。一文目はもう少し砕けた表現でもいいかもしれないが。
感慨を込めての文には「オレ」の挙動、動作〔目を閉じる、息を吐く〕なんか入れていてもいいかな。
文才のある奴だけ来いと言っても
>>1に文才の無い奴を除外する権限は無い
よってこのスレ名に込めた
>>1の思いは泡となり消えた
はい、論破
789 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:10:14.77 ID:m6AfKdk9O
>>665 泣いた。
4コマであんなに切なくなったのは初めてだ。
もう一個見てもらおうかな
「ふむ、なかなか、恐ろしい外見になったな」
鏡を見ながら、左手で左頬を撫でる。顔の半分を覆う、鱗のような膚。動かすには何の苦も無いが、硬い。額の左端には、八p程の角がある。
「自分で志願したのでしょう。人外の姿も厭わないと」
791 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:13:29.09 ID:JselxsxO0
>>786 思い込むかな…びっくりすると思うけど。<もちろん俺の主観なんで無視してください。
できれば、右頬か両頬か、穴の形状w、などを…
もっと知りたいと思わせる文ですね。でもこのシンプルさもいい味だと思います。
792 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:16:21.46 ID:IPZegkEv0
>>791 ありがとん
やっぱりさすがに思いこみませんかね?w
穴の形状については、「僕」が最初に一瞬普通だと思い込んだ=あんまよく見てないってことで一つお見逃しを
793 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:22:41.17 ID:JselxsxO0
>>788 …ネタですよね?コテハンの方に免疫がないもので…私も
>>1は許せませんがとうの昔にこの世を去りました。
>>790 「自分で志願したのでしょう。人外の姿も厭わないと」
これ以前に書かれている、自分の容姿に対する感慨が特に嫌そうではないので若干不自然かな。
左手で→ここは抜いてもかまわんかも。八センチ…度量衡が自分の想定している世界観にあっているかどうかが疑問かな。
あってるならそれでいいと思う。恐ろしい→恐ろしげな、が自然か。
これもストーリーは期待できそう。
794 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:29:13.16 ID:nPSoBGMoO
予期せぬ出会いというものが人生には何度かある。
奴との出会いもそのひとつだった。しかし奴と出会ってから僕は、ことごとく誤った道を選んでいる。いや選ばざるをえない状況に陥っているというべきか。
ともかく、これは奴と出会ってからの僕の転落人生を記したお話です。
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:32:05.07 ID:JselxsxO0
>>791 穴が開いているのが当たり前かのようにシュールさを求めてもいいかも。
最近、うちの壁からよく金魚が出てくる。
どの金魚も、そのまま反対側の壁に消えていくので、別に気にも留めていなかったのだが、視界をちょくちょくかすめる赤い魚影は、一向に減る様子を見せなかった。
みたいなw
796 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:34:21.97 ID:/9Vnpt3LO
も一つ。
携帯でごめんなさいね。
この世には神も仏もいます。なぜなら、オレはその中の一人だ。
酒屋のおっちゃんも、郵便屋さんのたけちゃんも、花屋のあいちゃんもその一人。神々しくなんてないんだよ、神なんて。
人間の監視という建て前で職務にあたるオレだが、生まれて初めてこう思った―「この世には神も仏もいないのか!」
>>793 確かに 左手で は要らないな
八cmは8cmの方がいいんじゃねぇ? ってこと?
産業って事で入りきらなかったんだけど、これの後に『気が付くと苦い顔をしていた』的なくだりがあるんだ。
それでも『恐ろしげ』の方がいいのかなぁ?
ちょっと推敲してみます
798 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:38:55.46 ID:JselxsxO0
>>794 予期せぬ出会いというものが人生には何度かある。
→人生には、予期せぬ出会いというものが何度かある。の語順がベターかと。
「いや」の後には読点がほしい。
三文目がいきなり丁寧なので、前二文を少し軽いのりにするか、三文目を他にあわせるかするといいんじゃないかな。
799 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:39:16.99 ID:IPZegkEv0
>>795 あざっすw
シュールっすか…
自分シュールの定義すら解らんのでよく解りませんw
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:48:18.15 ID:JselxsxO0
>>797 人差し指くらいとか、ボールペンくらいとか、小判くらいとか、レターナイフくらいとか…
>>796 なぜならの後には、〜だから、が望ましいかな。俺だったら
この世には神も仏もいます。そして、オレはそんな神様の一人なんだな。
など。
生まれて初めてこう思った―「この世には神も仏もいないのか!」
これっていつ思ったのかかなり重要な文だよね。
このときばかりは、とかが必要なんじゃないかな。
監視は建前なのねwwww
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:48:54.78 ID:1hX5s+NU0
すんませんお願いします
月が地球の周りをどれくらいの速度で周っているのかと考える人間は少ない。一晩かけてその姿を変化させながら、夜空を東から西にゆっくりと移動していくものだと考える者が大半だ。そして僕もその中の一人だった。
802 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:50:21.90 ID:JselxsxO0
>>799 言われてみてシュールって何かを説明できないことに気づいたww
テラシュールwwwwwwww
>>800 具体的に説明した方が印象付くんじゃないかと思って・・・
実際どうかはわかんないけど
804 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:55:07.47 ID:gqWOnuhG0
「わたあめだ!」
そう言って手を伸ばした先にあった、青空一杯に広がる、白く、大きな入道雲。あれは私がいくつの頃だったろうか。
ビル街の隙間から見えた歪なそれを眺めながら、私は潰れた固い綿菓子を噛み千切った。
805 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:56:45.10 ID:jSu/sWybO
全く世の中下らない
世の中に蔓延する下らない思考やらなにやらは全て汚らわしい。
しかしこの全宇宙の中で僕だけが唯一、唯一無二、美しい。
806 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:57:27.24 ID:teY1ETClO
>>1抜きでこんなに伸びるってスゴいな
文章評価し合うスレの需要あるなら定期スレにしたら?
807 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 04:59:07.02 ID:JselxsxO0
>>801 月っていつも同じ面しか見せてくれないんだよな:;
じゃなくてw
人々全般に触れる際には、逆に言い切るのは不自然なので、さっき出たけれど語尾を類推〔だろう〕とか。ここで「だろう」は別に間違ってないからね。
今では「僕」は月が地球の周りをどれくらいの速度で周っているのか考えているから三文目は過去形なんだよね。
何かきっかけがこの後出てくるのなら、
「そう、あいつ(あの時、事)と出会うまでは、僕もその中の一人でしかなかった。」
等々。
808 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:00:27.68 ID:JselxsxO0
>>
809 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:00:32.25 ID:gqWOnuhG0
>>794 ・「奴」「出会って」を使った文が多すぎてくどい。言葉を変えるなりして、単調にならないように
・常体か敬体に統一すること
・「予期せぬ出会い」と書いているんだから、それを補足する形でインパクトのある一文が取り入れられると面白いかもね
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:04:51.83 ID:/9Vnpt3LO
>>796だが、
>>800 指摘thx
見直して気付いた。
本当は「生まれて初めて〜」の前に「今日、」が入ります。
「今日、」がないと時間軸があいまいになるね。
なぜなら、にしたのは神も仏もいる理由を付けたいからそうした。
文末の「なんだな。」は頭が下がります。
そっちの方が雰囲気に合う。
もう少し推敲します。
811 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:05:14.58 ID:1hX5s+NU0
>>807 ありがとうございます
なるほど、確かに言い切らない方が柔らかさも出ていいですね
書いたあと文章全体の固さ気になっていたので
>そう、あいつ(あの時、事)と出会うまでは
これ書こうか迷ったんですけど、なんかお決まりっぽくてあえて避けたんですが・・・
なんか上手い言い回しはないものか・・・
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:07:09.97 ID:OoDNJ/+t0
姉ちゃんは静かに言った。
「自然は季節をはじめ、様々なこと繰り返す。でも、その中にいる人間は違う。
繰り返さない変化を好む。どうしてかな?」
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:12:17.24 ID:JselxsxO0
>>804 綿菓子の表現が必要かどうか考えたところで、これは主人公の現在の状況を表してるのではないかと思ってニヤニヤしてしまった。
文自体かなりいいと。過去との対比で都会の空の狭さと青さに少し触れてもよかったかな。
>>805 韻が美しい。だがリズムが三文目のくどさで台無しなのでもすこしかるく、歯切れよく♪
それから、汚らわしいがあるので、くだらない、はいらない。だってすべての思考が汚らわしいんだろ、くだらない思考のみではなく。
唯一、唯一無二→唯一、ただ僕のみが、など、リズムを意識。内容については…
相対的には正しいかそれとだけ言っておく。
814 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:13:07.46 ID:1hX5s+NU0
月が地球の周りをどれくらいの速度で周っているのかと考える人間は少ないだろう。一晩かけてその姿を変化させながら、夜空を東から西にゆっくりと移動していくと考える人が大半だと思う。
815 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:14:34.97 ID:1hX5s+NU0
>>814 推敲の途中で間違って書き込んでしまったw
816 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:16:00.66 ID:gqWOnuhG0
>>801 >>807に便乗して……
「東から西にゆっくりと」の時点で、どれくらいの速度で回っているのか考えている事にならないか?
一行目に対応させるなら、「ゆっくりと」等は使わないほうがいいかも
「そして僕もその中の一人だった」っていうのはその文自体がテンプレ臭いので、ニュアンス同じに書き換えるのが良いんじゃないかと
個人的には二行目の方が一行目より印象的なので、二行目を少し書き換えて一行目に持ってきて、
二行目で「だがその月が〜」と一行目を持ってきたり、二行目にリンクする文を新しく考えるのもアリかな、とか
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:24:18.37 ID:W4mAVvRlO
「着いたわよ」
高速に乗って4時間半。いつの間にか眠っていたようだ。母の運転する車は一軒の古い民家の前に停まった。
車を降り、軽く伸びをする。
草のにおいや背の高い向日葵、木立ちに響きわたる蝉の鳴き声は今年も変わることなくここに在った。
818 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:24:41.97 ID:gqWOnuhG0
>>813 確かに、折角「ビル」「青空」使ってるんだから勿体無かったかも。三行は難しい……d!
>>812 三行で判断できない文章……かな
書き出しとしてはアリと思うけど、これ単体で続きを読む気が起きるかというと微妙
姉ちゃんの発言を一行にまとめて、それに対してレスポンスを一行入れると文章が締まる……かも
人物の発言はキャラクターの思想・性格・発想が分かってこそ深みが出ると思うので、
姉ちゃんの何気ない仕草を描写したりして、キャラクターを漠然と表してみると多分ぐっと良くなる
819 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:24:53.11 ID:JselxsxO0
>>812 「季節をはじめ、自然は営みを繰り返す。そんな自然の中なのに、人間だけはそうじゃない。繰り返さぬ変化をこそ好む。」
話す顔には愁いの色が見えた。「どうしてなんだろ。」
とか…て言い換えにしかなってねぇw
質が高いのではないでしょうか。展開にも期待できそう。
みんなどんどん批評しあってくだしあ
「
>>1とりあえずそのきめえAAやめろ」
静まりかえった部屋に、キーボードを叩く音だけが響く
俺はカーテンを開け放ち、雨上がりのどんよりした空を見上げた
821 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:30:18.93 ID:jSu/sWybO
822 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:31:19.12 ID:IPZegkEv0
眠たいのに寝ない。それがこんなに楽しいとは、今まで知る由もなかった。
6日前から僕は一睡もしてない。そう言うと、大概の人はびっくりするか、僕の体の心配をする。
しかし、長時間寝ないという行為は、人が思っているよりずっとエキサイティングなのである。
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:33:12.14 ID:JselxsxO0
>>817 「車は」「変わることなく」のあとに読点が入るだけでぐっと文全体の表情が変わるよ。
それから、空模様(この場合は晴れだよね)に触れると風景や緑がぐっと新鮮に見えるんだな、水を振りかけたレタスのように。
「草いきれ」などは覚えておきたい表現。
824 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:40:02.78 ID:JselxsxO0
>>820 はげ同。
じゃなくて表現?いいと思うよ。空を雲とかに変えてみると視覚効果、雰囲気は変わるかも。
>>822 俺も寝てねぇww
文章は最小限にして必要十分だと思う。
内容がここから発展しだすかどうかは822次第だが、難しいんじゃないかと思うね。
>>821 最初何事かと思ったwwww
825 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:41:04.26 ID:W4mAVvRlO
>>823 ありがとう!
草いきれ?知らなかった。調べてみる。
嗅覚、視覚、聴覚の縛りを付けてしまったんだよね…空と向日葵どっちにしようか迷ったんだけど。
826 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:45:30.22 ID:gqWOnuhG0
>>822 その「エキサイティング」を使うセンスが羨ましい、大事にしてくれ! それだけ言いたかった
おやすみなさい・・・
827 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:46:02.97 ID:JselxsxO0
>>825 向日葵はかなり使える植物。イメージが太陽と直結だから。
だから逆に雨を描くのにうなだれた向日葵書いたりするね。
視覚効果も暗示も使いやすい、が、誰かが植えていなくてはならないwってのが注意するところww
いいチョイスだと思うです。
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:48:21.55 ID:IPZegkEv0
>>824 トン
実際の俺は一日寝ないだけで死にます><
どっかで「寝ないと気がおかしくなって、麻薬やってるのと同じ感覚になる」って聞きかじったのをそれっぽく書いただけです
てかこういうスレっていいよね
>>1はアレだけど、自分の書いた文を第三者の目線から評価してもらえるってのは、物書き目指してる俺みたいな奴からしたらすごい勉強になる。
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:49:13.21 ID:W4mAVvRlO
>>827 わあそこまで考えてなかったよ…単に夏っぽいかなあって思って使ってた。
出直して来る!また添削してね。
830 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:49:33.79 ID:IPZegkEv0
>>826 ありがとうござます!
大事にします!
おやすみなさい!
831 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:52:36.58 ID:JselxsxO0
>>828 >>1はあれな人ですからw俺が第三者の役割を務められてるとも思えないがww
物書き?ってどんなの書くんですか?
>>829 がんがれ〜
832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 05:56:31.88 ID:IPZegkEv0
基本短編ばっかりですね
手本にしてる小説家が原田宗典なので、ナンセンス系やちょっとした恐怖系とかをしこしこ書き溜めてます
ちなみに「ちょっとした恐怖」で一単語。
833 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:03:02.50 ID:JselxsxO0
>>832 短編は難しいですね…俺も短編書いたりしますが、表現の限度量を間違えることが・・・
なかなか納得できる展開にできなかったりw
834 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:08:25.00 ID:IPZegkEv0
>>833 俺は昔から、文章を出来るだけ短くまとめてしまう癖みたいなのがあるんで、寧ろ長編の方が難しいです……根気無いし……
展開については、行き当たりばったりで書いちゃうんで、納得できないことも多々ありますね…w
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:10:15.69 ID:0J/f1l1e0
今更だが美香とかいう奴は何様か誰か産業で
836 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:13:14.80 ID:JselxsxO0
>>834 長編書くときも、プロットの章別なので長めな短編という感じでしょうか。確かに、集中が切れるのが問題ですが…
ところで、ちょっとした恐怖って…?
人がいないなーwってこんなもんか。
837 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:13:59.68 ID:IPZegkEv0
似非評論家 なぜか人より上目線
自分の主観や好みだけで人の分を批評する
ネカマで荒らしで文学版追放されてトリ変えてvipに流れ込んできた
838 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:16:22.07 ID:0J/f1l1e0
839 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:16:45.64 ID:JselxsxO0
840 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:17:44.08 ID:OLpVEkq80
おはようございます。ごめんなさい。
なんていう言葉にはもう嫌気が差していた。
8月の夕方、電車の中は例の嫌な臭いがする。
841 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:23:46.46 ID:JselxsxO0
>>840 嫌がってばかりだなw同じ漢字を使っているのは確信犯なのかしらん。
八月の夕方→八月の、しかも夕方とあって、
臭いがする→いやおうなく鼻に入ってくるなど。書き換え例なので、元のままでも無論よい。
どんな展開にするのか、とりあえず現在の状況から脱却することは確かだな。イベント次第だとは思う。
文章には非の打ち所はない…ハズ。
842 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:23:52.52 ID:IPZegkEv0
成程、長編の形事態にも作者の個性がでますよね。
ちょっとした恐怖っていうのは、なんと言いますかね……
日常の中で偶然見つけてしまった非日常とでも言いますか……
さっき投稿させていただいた「頬に穴の空いた女の話」などは、そういう話に繋げるために考えたものです…
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:28:26.19 ID:JselxsxO0
なるほど…
壁から金魚…じゃなくて、マンホールに眼があるとか、人間の発する音だけが聞こえないとか、百均の鍋に命を狙われているとか…少し違うかな。
むずかしそうです
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:28:51.77 ID:IPZegkEv0
>>840 「例の嫌な臭い」ってのは、この後に続く話の主題格になるのだろうけど、
もしそうだとしたら、「おはようございます略」に嫌気がさす理由にはならないかと思います。
「臭い」をテーマにして話を進めるつもりでないなら、「例の」と付けるのは少し変な気がします。
いや、俺の主観でしかないのですけども。
845 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:31:12.68 ID:JselxsxO0
臭いも挨拶も、「日常」のシンボルで受け取ってましたがどうなんでしょうかねww
846 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:38:02.55 ID:OLpVEkq80
日常かな
人間というか
同じ漢字はうっかりだけど確信犯ということで
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:41:54.43 ID:IPZegkEv0
>>843 俺の敬愛する原田宗典先生の短編を粗筋で引用すると、
「付き合っている神経質な女の引き出しの中に、鍵のついた小箱がある。
なにが入っているのか尋ねても、女は教えてくれない
降るとサワサワと音をたてる箱を弄びながら、女と会話してる内に、もしかしたらこれの中身は爪なのではないかと思い付く。
女が今まで付き合ってきた男の爪が、びっしりと詰まっているのではないか。男はそう思って、女にもう一度箱の中身を訪ねる。
女は、『なにかしら…』と呟き、唇を釣り上げてほほ笑む」
…我ながら粗筋にするの下手っぴだなあ……
と、それはさておき、
この話はこれで終わるんです。結局箱の中身は明かされないまま。
でも、これ初めて読んだ時に、背筋がゾワゾワアッってなって、
今のところ俺が表現したいのはこのあたりの不安感?なワケなのですよ。
ちなみにこの話は、「0をつなぐ」という短編集に収められてます。
中古本屋で100円程度で売ってるので、一読して頂ければ、俺の言いたいことも何となくわかって頂けると思いますです…
848 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:47:13.15 ID:JselxsxO0
>>844 何か読んだことがあるようなないような…「0をつなぐ」把握です。
明らかに異常なのに、周囲の人間はそれが普通のように振る舞い、主人公は発狂(一つ目国fromガリバー)みたいなのが好みですww
ちょっとした〜じゃないですけれども。
朝になれば人も増えるか知らん
849 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:48:16.26 ID:lHjWdtBEO
まだあったw
850 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:50:38.66 ID:IPZegkEv0
一つ目国っすか〜。確か落語になってたような気がします。
「奇妙な常識」も立派なジャンルになりつつありますよね。
人増えるといいですけど……
>>848さんは何か、執筆活動などはなされてないのですか?
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:56:58.62 ID:JselxsxO0
>>850 大学生の傍ら、それなりに細々と…投下してみてもいいのですが、行の字数制限に合うようにするのがかなり面倒でww
原田宗典ggってみたらかなり読んだ事のある本ばかりで驚きました。
本出すのって大変なんですね。とてもできないと思いながらなにやら書いております。
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 06:58:09.75 ID:JselxsxO0
853 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 07:03:55.45 ID:IPZegkEv0
>>851 お、やっぱり何か書いてましたか。
人の文に対しての評価が「文の見せ方」を知ってるっぽかったんで…
どんなのを書いてらっしゃるんですか?
本出すのは大変ですね。自費出版という手もありますが、やはり何かの賞をとってから出した方がより多くの人に読んでもらえると思うので、
僕は何か受賞できるまでは本という形にはしないつもりでいます。 …………我ながらハードル上げ過ぎワロタ
854 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 07:12:56.87 ID:JselxsxO0
人形愛の短編(「人でなしの恋」の現代焼き直しみたいなもの)とか
長編では生きる意義とか、デウス・エクス・マキナからの逸脱は不可能か、なんかを、書いてますね…
後はグロ童話くらいですか。文才がないのが残念ですが、文字イメージの視覚効果とか気にするため情景描写の比重が高いですw
スレタイ見る限り来てはいけない人のようだなww
>>1のこのスレタイはひどすぎるw
855 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 07:15:48.14 ID:+g8prhhv0
文字の多いスレだなw
856 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 07:19:30.36 ID:IPZegkEv0
成程…だいぶむつかしい事書いてんすね…
ご都合主義からの逸脱については、読み手のさじ加減によるかと思います。
グロ童話ですか……
そういえば最近童話を書いて某投稿所に出したのを思い出しました。
情景描写は、僕の不得意とする部分ですw何かコツとかありますか?
たしかにこのスレタイだったら、僕らが文才あるって自分で信じたうえで話してるみたいですね……w
857 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 07:27:12.67 ID:JselxsxO0
>>856 情景描写は…エロゲ、いや、サウンドノベルのワンシーンですかねw
こういうとあれなんですが、必要なところは、そのシーンを視覚化したときに最初に意識されるところなので、
一度シーンを絵に描いてみたりするのもいいかもしれませんね。事細かに文に書き出してから、削っていくとか…
下のほうでは美香にボロクソでしたがwwww
お互いかなり長くスレにいますねw個人的には、一人暮らしなのに、置き手紙があった話が読みたいです。
858 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 07:30:49.52 ID:IPZegkEv0
エr…サウンドノベルですかw
絵に描いてみる……自分絵ごころ無いんでちょーっと無理かなーw
美香さんの批評は気にしたらいけませんよw俺は彼女が落ちるまでROMってたんですからww
置き手紙ですか…1時間、いや30分だけ時間頂いて結構ですか?
859 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 07:32:19.86 ID:JselxsxO0
どうぞー
俺もグロ童話持ってきますノ
860 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 07:38:01.18 ID:/ePul7gtO
彼女のジャンプで全国的に自殺者激減。
彼女のキックで地球が逆回転。
彼女のパンチラで宇宙がビックリ・・・今のところの結果。
861 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 07:45:36.64 ID:JselxsxO0
昔々あるところに、一人のみなしごの少年が大工の家族と一緒に住んでおりました。
少年の名前は、トシキと言います。親方はなかなかの男前、かわいい奥さんと娘さんがいました。
四人は、小さな村の中で幸せに暮らしていたのです。
いつの頃からだったでしょうか。奥さんのトシキを見る目が変わり始めたのは。奥さんの視線は冷やかな憎しみをたたえるようになっていったのです。
月日が経つにつれ、奥さんの仕打ちは、ますますひどくなっていきました。トシキの分の食事はない、なんてことが、ちょくちょくあるのです。
見かねた大工さんが奥さんを叱ると、その時だけはひどい仕打ちは収まるのですが、すぐに元通り。奥さんの行動は、悪化する一方。
それは、トシキに対する完全な無視へと変化していきました。そんなある日のこと。
今日もトシキの朝食はなく、親方の娘さんのリリアが、食事の後でとっておいた自分の分のパンをそっとくれたのでした。こんなことはよくあるのです。
「トシキお兄ちゃん、かわいそかわいそなのです。」
「ありがとう。でも、これはお前の分だ。お前が食べなくてはいけないよ。」
「ううん、いいの。お母さんはトシキお兄ちゃんにひどすぎるよ。私にはあんなにやさしいのに…。」
「何かわけがあるんだよ。僕には身に覚えはないけれど。何か…
もしかしたら、奥さんが若い時に好きになって、殺してしまったひ弱な幼馴染に顔が似ているのかも。」
「ううん、そんなのじゃないの。私、知ってるもの。お母さんはトシキ」
「リリア、裁縫の続きだったでしょ。」
離れた部屋から奥さんの声。リリアはパンをロ黄に押し付けると、呼ばれた方へと駆けて行きました。
けなげなリリア。これからパッチワークにかかるのに違いありません。
「はぁ…」
ため息をついた途端。目の前に影が差しました。親方は、トシキの手のパンを見ると、
「まったく、またリリアは。しょうがねえなあ。お前も大変だよなあ。ほら、さっさとそいつを食って、道具箱と水を持ってこい。
今日はメイヤーさんのところの畑の小屋をしなくちゃならないんだ。こないだの火事で焼けただろ、立て直すって。」
畑の焼け跡にはもう材木と煉瓦が運んでありました。二人が働いていると。
「トシキちゃん、偉いねえ。大変なんだって?ほら、これでも食べて元気を出して。それにしても、大きくなったねえ。」
トシキの境遇は村の公然の秘密のようなもので、誰でも知っているのです。トシキはメイヤーさんの奥さんが持ってきた軽食とお茶をいただきました。
親方はじっと、嬉しそうに食べるトシキを見つめています。メイヤーさんの奥さんは親方をちらりと見て気の毒そうに笑うと、去っていきました。
862 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 07:48:55.49 ID:JselxsxO0
午後は家に戻って丸太の木挽きです。樵さんが持ってきた丸太を資格の材木に挽いて入ると、作業場に奥さんが慌てた様子で入ってきて、親方にこそこそと何かを言いました。聞いた親方の表情が変わりました。
「トシキ、お前宝石とか見てないよな。」
トシキは正直なものですから、見ていませんと言いました。
「本当か。」
「はい。」
「じゃあ、探すから手伝え、うちの奥さんの紫水晶のペンダントがなくなったんだ。」
確かに、奥さんは教会に行く時にはいつも、そのペンダントを付けていました。その宝石は、奥さんが少女だった時に亡くなった、母親のものだったと、話していたものでした。一家総出で家中を、居間、洗い場、寝室と探し、最後にトシキが住ませてもらっている屋根裏部屋へ。
トシキの物入れの箱の中に、アメジストは輝いていました。親方たちの怒り様は一通りではありません。トシキの恩知らずをさんざん罵り、服まではぎとって馬の鞭でミミズ腫れになるまで叩き続け、血がにじむトシキを下着姿のまま、夕暮れの街へ放り出しました。
みなしごのトシキには行くあてはありません。どうしよう。傷はひどく、ひりひりと全身が痛みます。
惨めなトシキは教会へ入って行きました。トシキの身体はミミズ腫れにあざ、それにいっぱいの傷跡で、夕日を浴びる磔刑像そっくりでした。嗚呼…トシキは像を仰いで祈りました。
どうしてこんな目に遭ってしまったのでしょう。絶対に奥さんが仕組んだのに違いありません。このとき、トシキには自分の思い込みが間違っていることを知るすべはありませんでした。
いつしか疲れのままに、トシキはうとうとまどろんでいました。夜半過ぎ。寒々とした星明かりに照らされて、小さな影が教会へ近づきます。気配でトシキは目を覚ましました。リリアでした。手にはなにやら持っています
トシキ「お兄ちゃん。」
「しっ、静かに。」
「トシキお兄ちゃん、寒いでしょう。これを着て。」
それはトシキの服でした。
「痛む?」
「痛いよ。とても痛い。」
何が痛いと行って服の布地が肌に当たって痛いのです。
「お兄ちゃんかわいそう…。」
「ありがとう。でも、リリアは帰らなきゃいけないだろ。ほら。」
リリアを家の前まで送ると、トシキは教会へ戻ろうとしました。空には一面の星。
「お兄ちゃん、どこに行くの。」
「教会だよ。心配しなくても、大丈夫。」
「違うよ。もう家の中に戻ってもいいんだよ?ほら。」
トシキは気が引けましたが、リリアの促しに仕方なく、リリアについて入ると、リリアはろうそくの手燭を灯し、
863 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 07:53:38.68 ID:JselxsxO0
「こっちこっち。」
寝室の方へ歩きます。訝りながら寝室に入ると…。床に横たわる親方の頭は潰れてぐちゃぐちゃ、奥さんの首筋はぱっくりと横ざまに切り口を開いて、シーツは一面血だまり。
トシキは言葉を呑みこみました。
「へへ、すごいでしょ。」
「お前…。」
「お母さんの首は包丁で切ったの。お父さんは金槌で何度も頭を叩いたわ。だって、二人ともお兄ちゃんをいじめるんだもん。」
「あれ、なんで泣いてるの、お兄ちゃん。きっと喜んでくれるって、思ったのに。お兄ちゃんまで、あたしを避けるの?」
ともかく、このままではまずいことは明らかでした。トシキとリリアは死体を斧、鋸を駆使してばらすと、教会の広場の井戸に投げ込みました。
二人は夜のうちに逃げだし、さまざまな困難に遭遇しながらも成長し、ある谷あいの町に腰をおろしました。手に職があったもので、大工の仕事は何とか形になっていきました。
二人は結ばれ、かわいらしい娘を持つことができました。こうして、二人は幸せに暮らしましたとさ。
とはならなかったのです。彼は孤児を住み込みの見習いにすることにしたのでした。
それにしても、こうまでうまくいくとはね…実際、一家の全員が一人の少年を愛したなんて、笑えてしょうがないわ、ふふっ。
血は争えないってやつかしら、やっぱり。私のトシキをお前らに渡すはずないじゃない。
まともな妻子をもったショタコンとかいい年して少年愛しちゃった人妻とか気持ち悪すぎるってもんよ。
ああ、そう、並んだ死体は綺麗だったわね…まるでアメジスト。血液はルビーを溶かした液なのね、きっと。
そういえば、宝石が無くなっても誰も私を疑わないんだもの、うまくいきすぎるのも張り合いないわね。
切断された肢体はなかなか美しかったわ。何といっても、折檻された後のがトシキ一番綺麗だったけれど。
傷だらけで、打ちひしがれて、ぞくぞくしたわ。ふふ。この頭、お父さんのかしら、重いわねー。脳空っぽのくせに。大体、井戸が遠すぎるのよ。ああもう、腕がきつい!
(完)っすww
864 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 07:54:30.52 ID:IPZegkEv0
リリアテラ萌エス
さ、早く続きを。
ちなみに俺の方は一応できました。
865 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 07:55:13.62 ID:IPZegkEv0
あ、書き込んでる内に終わってた。
今からラスト読ませてもらいます
866 :
567:2008/08/25(月) 07:55:21.10 ID:6CnHheEd0
おはよう
まだ残っててびくりした。
>>857 あなたは強いwww
書いてる時は正直600過ぎたら消えちゃうと思ってましたが、やっぱ皆なんとなく魅かれるんだなー
スレタイは、文面通りだと確かにえぐいけど、たくさん投下してくれてたし、結果オーラーーイってことでしょうね☆
867 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 07:57:27.51 ID:JselxsxO0
投下完了
やはりというかなんと言うか、長すぎる行があります!ってなったw
ひと段落全部が横に連なるから仕方がないけど…読みにくすぎる。
名前に対するつっ込みは受け付けておりませんw
リリアのせりふが一箇所おかしいですが仕様ですwww
868 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 07:59:29.60 ID:JselxsxO0
869 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:00:35.13 ID:IPZegkEv0
リリアテラ怖ス(;ω;)
俺はグロ耐性無いんで、見てるだけでガクブルでしたw
最後のセリフはリリアですよね?
870 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:02:52.42 ID:JselxsxO0
>>869 そうです。というか、ある意味歴代のこの家の女たちですかねw母系の家系図になってるので…;
871 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:03:39.06 ID:mJJD1tMc0
>>34にガッ!したい衝動を抑えつつ、仕事へ向かう準備をする
872 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:05:06.42 ID:JselxsxO0
ガッ!!
彼女はあたかも難しい数式に興味を示た。だが、それの元を作る数字には興味を示さないのだ。それもそうだ、彼女は数学などできないのだから・・・
874 :
置手紙 1:2008/08/25(月) 08:05:39.85 ID:IPZegkEv0
朝、目が覚めて、テーブルに目をやると、一枚の置手紙があった。
「当分家出します。さがさないでください」
なんてこった。俺は一人暮らしだというのに。
手紙を手にとって、何か情報がないかチェックしたが、本文以外何も書かれていない。
人間というのは鈍感なイキモノで、何か奇妙なことがあると、その出来事よりも前に、自分の頭を疑ってしまう。
俺も例外ではなかった。もしかしたら、寝ボケているだけで、実は俺には同居人がいたのかもしれない。
いや、やはりそんなハズはない。昨日もその前も、そのずっと前も、俺の帰りを出迎えてくれる人など居なかったし、晩飯も一人で食べてた。
ならこれは一体どういうことなのだ。
一人暮らしの家に、他人からの置手紙がある。陳腐な小説じゃあるまいし、こんなことあってたまるか。
しかし、俺の目の前に「現実」として突きつけられているのは、間違いなく、先程の置き手紙である。
もしかしたら、俺の友達が家出して、その事を俺に伝えたのかもしれない。そう考えて、友達に片っ端から電話を掛けたが、それも無駄な労力となった。
全員に事情をはなしたが、皆口を揃えたかのように「そりゃお前、寝ぼけてんだよ」と言うばかりだ。
875 :
置手紙 2:2008/08/25(月) 08:06:41.34 ID:IPZegkEv0
やはり俺が寝ぼけてるのか?
そう考えた俺は、おもむろに自分の頭を殴りつける。不可解な現実への怒りを込めて。
がつん、と頭に鈍い衝撃が走り、足もとがふらつく。しかし、これで目は覚めたハズだ。もう変な手紙に惑わされることもないだろう。
そう思ってまたテーブルに目をやるが、やはり置手紙はそこにある。
やはり今まで誰かがいたんじゃないか?そう考えなおしてみる。
今まで俺が気がつかなかっただけで、ずっと誰かが俺と共同生活していたのじゃないか?
そう思うと、新たな恐怖が芽生えた。
おい、まさかまだ他にいるんじゃねえだろうな?
今まで人がいても気がつかなかったんだ。一人が二人になったとこで同じだろう。
途端に足が震える。
きっと誰かが俺を見ている。
「おい…いるならいるっていえよ…?」声に出して呟く。
部屋は静まり返っている。
普段なら何とも思わない静けさが、今はとても嫌ぁな感じだ…。 <終>
876 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:07:01.95 ID:JselxsxO0
877 :
567:2008/08/25(月) 08:07:12.57 ID:6CnHheEd0
>>863 うーん?展開が・・・
とはならなかった、・・のはなぜに??
>>871 いってらーwww
あなた御本人さんですかい?
878 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:08:39.64 ID:IPZegkEv0
我ながら短っ!!つまんねっ!!
因みに>>人間というのは の下りは「ほほに穴のある女」からの引用です。
いつもこれくらいのを基盤にして、一本の短編に仕上げてるわけですハイ。
880 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:10:30.89 ID:4Blrc8S40
――じゃあ、もうコウちゃんとは結婚できない!
物心ついたときからずっと僕を慕ってくれていたユウが、たったいちどだけたしかに放った、拒絶の言葉。
それなのに、あれがいつのことだったか思い出せないのは、――「コウちゃーん! 起きてるー?」――今日も彼女がこうして僕を迎えに来るからなのだろう。
881 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:11:39.50 ID:JselxsxO0
あ、あがってた…
これです!!これが読みたかったんです!
陳腐な小説じゃあるまいし→ふふふ、君は小説の中にいるのだよwID:IPZegkEv0の思うがままの世界なのだよww
すみません…
882 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:13:46.25 ID:IPZegkEv0
>>877 とはならなかった、ってのは主人公もリリア父と同じ運命をたどるってことじゃないかな?
883 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:15:27.90 ID:IPZegkEv0
884 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:15:44.48 ID:JselxsxO0
>>567 女性は血がつながっているのですが、男性は血がつながっていない家系なのです。
スレをのっとってすみませんw
>>879 ホントだ。なぜ気づかなかったんだろう。
885 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:19:46.12 ID:Txq+whar0
お母さんの暴力は止みませんでした。私じゃないのに、私じゃないのに。違うのにおかあさん、おかあさんのえだまめ取ったのはおじいちゃんなのに。ああ、あいつさえいなけりゃ、あのクソジジイさえいなけりゃ
こら! おじいちゃんに何てこと言うのっ
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……私は、…私はえだまめを取る手が止まらない
886 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:21:14.96 ID:JselxsxO0
ちょw885噴いたww
887 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:22:23.94 ID:IPZegkEv0
>>885 ……えだまめ取ってますね。
おじいちゃんがかわいそうです…。
889 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:24:59.85 ID:6CnHheEd0
>>882 おお、なるほど。thx
読んできた
>>880 2828
2行目でもっと負の表現を重ねるとオチがよりおもしろそう。
より高いとこから突き飛ばす感じで。
890 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:25:30.37 ID:BB+028b7O
「とうとう見つけたぞ....」
「これは一体何なんですか?ただのガラクタにしか見えませんが。」
「これはな、約400年前にわくわくさんという伝説の美術家が残した赤白帽の化石なのだよ。」
891 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:27:26.75 ID:JselxsxO0
やべぇ自分が純粋だと思えないw
もしこの純粋ってとこ額面どおりに受け取ったら
自分は純粋だってことに…
ならんかw
こんなことを考える時点で純粋じゃないなww
だが美香には勝てる気がしないんだぜwwww
>>888ありがとうございます。
892 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:28:13.25 ID:6CnHheEd0
>>890 ググってきた。
すげえ、昇格してるやん。400年後に
893 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:28:31.82 ID:IPZegkEv0
>>890 ……。
…に、2400年代ですかw
あとどうでもいいけど、赤白帽は化石にはならないと思います。
894 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:31:26.37 ID:JselxsxO0
>>890 たかだか400年で化石になるとちと怖いw
400年後にわくわくさんの存在がいまだ知られていたら、怖い。
400年後に人類が存在するとすれば…これは恐怖そのもの
895 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:35:14.85 ID:BB+028b7O
>>892 幼い頃の将来の夢はわくわくさんだったからね
今では....
>>893 そりゃあ残念だ
自分の想像力と知識の無さに吹いた
896 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:36:49.35 ID:A8Uh7QLU0
故郷と呼べるほど大げさなものではなかった。新宿から私鉄の快速に乗って三十分余り。
簡単に日帰りで訪ねることができる。
実家が引越しをしていなければ、今も年に何度かはあの街に足を運んでいたはずだ。
897 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:37:04.22 ID:BB+028b7O
>>894 彼は歴史の教科書に載せるべきですよ
そして人類もしぶとく生き延びているでしょうね
898 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:41:32.24 ID:IPZegkEv0
>>896 文章自体は変なところは無いですね。強いて言うなら「新宿から私鉄の快速に乗って三十分余り。 簡単に日帰りで訪ねることができる」は一文にまとめることもできるかな?ってくらいっす。
内容については、この先何かイベントを持ってくるなら良いですが、この文だけでは読者の興味を湧かせることは難しいかと思います。
…まあそもそも産業ってのが無理ありすぎなんですけどw
899 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:42:12.99 ID:6CnHheEd0
>>896 序文でもっと読者をつかみたいですよね。
2・3文をまとめて、最初に「○○は故郷と」「○○ではあったが、故郷と」
とかつけるとよかったかもです。純文みたいで
900 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:43:42.71 ID:JselxsxO0
>>896 ここは「あの街」の描写ですね。その街を舞台に物語が展開するのでしょうか。
表現にはまったく問題ないかと。
>>897 歴史の教科書見てみたいw
小学校の国語の教科書にグロ童話が載ってる未来を一瞬夢見たがさすがに無理があったです。
901 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:50:30.27 ID:IPZegkEv0
童話の流れに乗って
旅の恥はナマステっていうんで
俺も自作童話貼ってよかですか?
902 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:52:19.86 ID:BB+028b7O
今考えると、俺の人生は何だったんだろうと思う。
特に何かを成し遂げたわけでもなく、何か特殊な力を持っているわけでもない。
そんな俺にも、「奇跡」と呼べる出来事が起きた。あと半年という命の中で。
903 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:52:25.31 ID:JselxsxO0
>>901 童話期待
とうとうこんなスレタイで900突破しましたなw
904 :
いらない部分 1:2008/08/25(月) 08:54:11.41 ID:IPZegkEv0
昔々、まだ神様ですら乳母車の中で眠っていたくらい昔の話。
あるところにウサギの子がいました。
とても良くきく耳が自慢の、活発な子でした。
ある日、ウサギの子が、もう日が沈んだにも関わらず外で遊んでいると、ある声が聞こえました。
「おい、ウサギの子。もう足元も見えない位に暗いのだから、そろそろお家に帰ってはどうだい?」
ウサギの子は言いました。
「目が見えなくたって、私はとても良く聞こえる耳をもっているもの。目なんか初めからなくてもいいくらいよ。心配してくれなくてもいいわ」
声はムッとしたように返しました。
「そうかい。じゃあいいや。せいぜいその耳を頼りに遊んでな」
そういうと、声はそれぎりもう聞こえてはきませんでした。
それから何時間経ったでしょうか。
ウサギの子は、そろそろお腹が減ってきたのでお家に帰ることにしました。
木のざわめく音や、風のとおる音などを聞き分けて、自分の帰る道を探し出します。
やっと、お家のある場所に帰ってきました。しかし、いつもなら点いている筈の明かりが見えません。
ウサギの子は、不思議に思って、手当たり次第に扉を開け、家の中に入りました。
「あら、おかえりなさい。こんな夜遅くまで遊んでどういうつもりなの?」
お母さんの声が聞こえます。
しかし、ウサギの子は不思議でなりません。何故お母さんは明かりを点けないのでしょう。
「ねえ、お母さん。どうして明かりを点けないの?暗くて何もみえないんだけど」
お母さんの、ハッと息をのむ声が聞こえました。
905 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:54:42.32 ID:jdVTKELkO
「ヒトゲノム」
6月2日
大学の講義が終わり、そのままいつも通りまっすぐ帰路に着いた。
俺には趣味がない、気がつけばネットやマンガで
大切な時間を有効に活用している。
906 :
いらない部分 2:2008/08/25(月) 08:55:31.11 ID:IPZegkEv0
次の日、ウサギの子は町の病院に行きました。
普段から赤い目が、より一層赤く腫れ上がっています。そして、それと反比例するように、顔色は真っ青になっています。
もっとも、それはウサギのお母さんも同じことでした。
お医者様の言うことには、所謂奇病ということで、恐らく治らないだろうとのことでした。
それを聞くと、お母さんは気が狂ったかのようになって、どうか子供を直してやってくださいとお医者様に詰め寄りましたが、お医者様を首を振るばかりです。
それから、ウサギの子は毎晩熱心に治るように祈り続けました。
もっとも、神様がまだ偉大でない頃のお話ですので、今の祈るということとは少し概念が違うかも知れませんが。
それから、丸四年がたったある日、ウサギの耳元で、またしても声が聞こえました。
「おい、ウサギの子。目を失った心持ちはどうだ。耳だけで暮らせているか」
907 :
いらない部分 3:2008/08/25(月) 08:56:39.54 ID:IPZegkEv0
ウサギの子は答えます。
「いえ、私が間違っていたわ。いくら耳が良くったって、花の色に感動することは出来ないもの」
声がまた聞こえます。
「そうだろう。ウサギの子、目を返して欲しいか」
ウサギの子は、もうただひたすらに首を縦に振りました。
声が言いました。
「よし、目は返してやろう。しかし、条件がある。目を返す代わりに、お前の体のどこか、いらない部分を俺にくれ」
ウサギの子は、声を少し大きくして言いました。
「悪いけど、私の体のどこもあなたにはあげられないわ。あんなにいらないと思ってた目が無くったって、こんなに困るんですもの。いらない所なんてないわ」
すると、途端にウサギの子の目の前に、もう帰ってこないと思っていた世界が広がりました。
ウサギの子は、我を忘れて一通り喜んでから、声の主を探し始めました。
ふと足元をみると、一枚の紙が落ちています。
その紙には、ただ一行「ようやく気付けたか」とだけ書かれていました。
そして、ウサギの子はお母さんにこの事を伝えるために、一目散に外へ駈け出して行きました。 <終>
908 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:58:30.80 ID:IPZegkEv0
我ながら駄文……
主人公に名前付けてないのは必要ないからです(誰も聞いてない
909 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 08:59:00.65 ID:JselxsxO0
>>902 数多の人生を振り返っても特殊な力ってのは誰にもないかと。
あと半年という命の中で
→生の最後の六ヶ月、それはまさしく、奇跡だった。
→残り半年の命の日々に
など。
これは死後振り返っているのですか?
など。
910 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:00:53.55 ID:Txq+whar0
私がもう少し小さかった頃、お正月に、お母さんの実家に帰ったとき、枝豆の豆をぜんぶ皮から出して遊んでたらみんな買い物に行ってしまって、私は一人でお留守番していました。
二階の部屋のテーブルに黒い箱が置いてあって、ふたを取ったらおせち料理がきれいに並んでいました。お母さんが作ったのかな。いやお母さんは無いかな。
おいしそうだったので、蟹を全部食べました。お母さんに見つかったら、また私が怒られるので、代わりに枝豆ざらざら入れていたらお兄ちゃんが部屋に入ってきました。
私一人でお留守番だと思ってたのに。私はお兄ちゃんと入れ違いにすぐ外に出て、それから昼の2時頃に帰ってきて、そのころにはみんなも買い物から帰ってきてて、部屋の前にお母さんが立ってて、
お兄ちゃんが泣きながら私を指差すので私は「ずっとおそとで遊んでた」と言ったらお母さんに怒られなくて、お兄ちゃんはおせち食べていません。
510 名前:名無し物書き@推敲中?[] 投稿日:2008/08/16(土) 19:57:41
24 名前:美香 ◆MeEeen9/cc [じょうだんだもっ♪] 投稿日:2008/08/16(土) 18:11:43.25 ID:y7ItXDvX0
∋*ノノノ ヽ*∈
川´・ω・`川 できたのね。
吸い込む空気が熱い。火にくべたヤカンの蒸気を、
直に飲みこむようだ。わたしはもう、部屋であぐらをかいていた。
火事に気づいたのはおよそ7分前のこと。非常口と窓辺、
どちらにも逃げ場が無いと知り、意外にも冷静に死を受け入れようと決めた。
これから焼かれるのだ。生きたまま。このまとわりつく煙を全て吸い込み
咳き込みながら死ぬほうが、炎に嘗め回されるよりマシか。
胸を押さえると、内ポケットのタバコに気づいた。
わたしは慣れた手つきでタバコを取り出し、すぐそこまで迫った炎で火をつけた。
思い切り吸い込む。咳き込んだ。どちらの煙のせいだろうか。
思い切り笑う。咳き込みながら笑う。目から涙が溢れ出る。
悲しいからなのか、煙のせいなのか。どちらの煙のせいなのか。
暗くなる視界で手元を見ると、タバコの箱には、
健康に注意しろと書いてある。煙で何も見えない。聞こえない。
熱い。わたしが煙になったようだ。もう、火葬場なのか。
わたしは立ち上って、煙になるのだ。わたしはタバコだ。
511 名前:名無し物書き@推敲中?[] 投稿日:2008/08/16(土) 21:31:29
>>510 お前はダメダメだな。ぜんぜん進歩していない……。
意味不明。煙草を擬人化した叙述トリックとも、主人を煙草にみたてた暗喩とも受け取れん。
こんなSS書くな!誰もが「ああ、なるほど」と、分かるように書け!
せめて。
本家でこういわれてるんだけど?
912 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:02:38.43 ID:IPZegkEv0
>>902 いかにも続きあるんですよアピールがちょっと強すぎなんじゃないかな…?
>>905 一見なにもない文だけど、タイトルと合わせると何か意味深になる…。
よくある素敵な手法ですが、残念ですがこのスレではルール違反です。
913 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:02:38.72 ID:6CnHheEd0
ヒトゲノムのタイミングがかっこよすぎwww
続けて読んじまったじゃねえかwwww
914 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:04:08.22 ID:JselxsxO0
>>908 G Jですっ!
いらない部分1、だけ読んで、これはいい、完結した美しさだと思った俺涙目
きっちり教訓があった:;寓話といっていいんでしょうか。
>>609 など、が余計すぎるww
915 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:05:28.47 ID:0YUxALQ/0
ヒトゲノムもう一回分だけ書いてみてよ
916 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:07:26.58 ID:IPZegkEv0
>>912 いやそんな褒められたもんじゃ……///
教訓だなんてそんな……///
917 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:09:03.49 ID:IPZegkEv0
918 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:09:06.36 ID:JselxsxO0
919 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:10:39.35 ID:BB+028b7O
>>909 特殊な能力っていうのは、結局自分は何も持ってないと言いたいが為の
比喩みたいなもんだから、そんなに重視してない。
「生の最後の六ヵ月間、。それはまさしく、奇跡だった。」
これはなるほどと思った。
普段から小説とか読んでるのかな。
>>912 まぁね。小説とか創造するのは予想以上に難しいなー。
920 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:11:42.35 ID:IPZegkEv0
>>910 「私」の基地外っぷりがよく出てて、すごくいいと思います。
いや、まじで。
921 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:13:08.03 ID:jdVTKELkO
ギターに絵画に英会話、俺には趣味を持てない病気がある。しかしそんな病気はない。
何気なくネット通販を見ていると、グッピーやトカゲやらが販売されていた。
生き物もネットで買えるのか‥。
そんなことを思いながらマウスを動かしていると妙な商品が目に入る。
『あなた好みの人間が作れるヒトゲノム!!』
なんだこれ‥。
922 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:15:32.67 ID:IPZegkEv0
>>921 なんか急にすごい面白そうになりましたね。
やっぱり
>>1の
3行で人様の文を評価するってのがどんだけ無謀か再確認できました。
923 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:16:59.00 ID:JselxsxO0
>>921 怖えw
病気がある。しかしそんな病気はない。
病名はない、とか、まだ認められてはいない、とか。ここだけ独特の文体だなと感じた。
924 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:20:57.44 ID:jdVTKELkO
>>923 ただ自分でもそんなものは言い訳だって言いたいだけだったんですが。
分かりにくくてすみません…。
925 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:25:35.26 ID:JselxsxO0
ああ、もちろん病気なんてのは都合のいい言い訳だ。
とかどうでしょう
ヒトゲノムなんか続きが読みたくなるwその商品の内容が好奇心を鷲づかみにして離さねぇww
926 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:27:07.52 ID:6CnHheEd0
鼻先を曇天に向ければ、今朝は珍しく無毛猿の良い香りがした。
怠惰と腹具合を秤にかけて、おっくうな翼を巣穴の空へ拡げた時に、臀部に強張りを覚えて瞳を顰める。
それにしても、かの猿の肉はどれくらいになるのだろうか。この巣穴から掃き出した頃は毎日のように舌鼓を打てたものだ。
927 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:32:04.99 ID:jdVTKELkO
6月3日
今日は日曜、とりわけ暇でもないがすることもない。
気がつけばボーっとあの商品を調べていた。
商品名:ヒトゲノム
内容:人間を作っちゃおう!!
ダッチ○イフ関連か?
それともリアルドール?
詳細には
・言葉を覚えさせる段階からのマニュアルセット
¥3万
・性格入力済みのスタンダードセット
¥6万
・出来上がった状態のヒトゲノムをお選びいただく完成セット
¥20万
タイプ《XY:男性》《XX:女性》
から選び、後は届いてから付属の説明書を読んで育てろ、と書いてある。
少し楽しそうだ。
金もなんとかなる。
まぁクーリング・オフもあるし、マニュアルセットのXXを頼んでみよう。
…分かってる、少し疲れてるんだ。
928 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:32:43.71 ID:JselxsxO0
>>926 三、四文目の矛先が実は一致していない。情報が少ないからわからないのだけれど。二文目はどんな状況を指すのかが不明確で意味を取りにくい。
でも、ひとつ聞かなくては気がすまない。そもそも語ってるコイツ…何者なんですか?
翼がある人間とかかなとは思ったんだけれど。
929 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:33:23.92 ID:IPZegkEv0
鳥目線ですか…。
文章的な話をすると、
>>巣穴の空へ拡げた
>>かの猿の肉はどれくらいになるのだろうか
が個人的にちょっと気になりますかね…。
内容は、これからの展開がネタばれにならない程度に読める所がすごくいいと思います。
930 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:36:06.81 ID:IPZegkEv0
>>927 ……俺だったらスタンダードセットにしますかね…。
値段的な意味も含めて。
931 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:38:44.20 ID:JselxsxO0
>>927 ヒトゲノム一文目からは特に何も伝わらず、ネットって有効活用か?w
ぐらいだったのが、ここまでくると早く先を読みたくなるから不思議だ。
>>1の三行ルールの愚かさよ。といいつつここまでそれに乗っかってきたんだけれども。
大体冒頭産業だけ読んでつまらなければやめるとか
>>1ぐらいなもんだろーw
932 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:44:11.41 ID:jdVTKELkO
933 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:44:20.46 ID:6CnHheEd0
>>928 >>929 あー、なるほど確かに不明瞭か。ありがとー
テレビで北京の話ししてたんで書いてみたくなりました
主題は「鳥の巣」で
>>929 翼のことを曖昧に示唆できればな、と。やっぱ鼻につくかな?
934 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:45:57.36 ID:FZ9EQNmu0
>>1の切り替えしが納得できて笑いがとまらんwwww
935 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:45:59.41 ID:jdVTKELkO
6月8日
小包が届いた。
大きさは国語辞典程。
これで人間がつくれるのか?
不安と好奇心が包みを開ける手を急かした。
・種
・小さな鉢植え
・土
・説明書
…そうだ、とりあえずは説明書を読んでみよう。
「この度はヒトゲノムをご購入していただきありがとうございます。
内容をご覧になり不安になった方もいらっしゃると思いますが」
あぁ、なったよ。
「ご心配なさらずに、これで人間が作れます!!」
この社員は人を騙すのが下手らしい。
そんなことは置いといて、育成方を読む。
「鉢に土を入れ、真ん中に種埋め込み水を与えます」
まんまじゃねぇか。
936 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:50:56.89 ID:IPZegkEv0
>>935 >>不安と好奇心が包みを開ける手を急かした。
と箱の中身の箇条書きの間に
「そして中に入っていたものはというと」的な繋ぎをいれるべきかと思います。
説明文に対しての主人公の冷静かつコミカルなツッコミが、良い感じに話に花を添えています。
937 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 09:55:05.49 ID:jdVTKELkO
>>936 なるほど、読み手になってみるとその一言の大切さが分かります
938 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 10:05:54.50 ID:jdVTKELkO
一見ふざけた説明書に目を通す。
これはまだ『脳』をつくる段階に過ぎないらしい。
真っ黒なビー玉のような種は、手にとると鉛のように重く、固い。
鉢に土を入れ、くぼみに種を差し込む。
なんとも容易な作業なんだ、3万円。
コップで水を注ぐと、種がすごい勢いで吸収しているのが分かった。
クーリング・オフの期限内だ、それまではこいつで遊んでみよう。
939 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 10:08:29.78 ID:Txq+whar0
wktk
940 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 10:09:59.78 ID:IPZegkEv0
>>938 >>なんとも容易な作業なんだ
どうも不自然ですね…
「なんて容易な作業なんだ」
あるいは「なんとも容易な作業だ」
のどちらかに絞ったらどうでしょう?
さっきから文の揚げ足取りばっかりして申し訳ありません・・・
941 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 10:12:16.87 ID:gqWOnuhG0
私はコーラであります。
冷蔵庫の中にいる私は二リットルのペットボトルの中にあって、私が大好物だというお嬢さんの喉を日々、潤しておりました。
しかし、最後の一杯となった今日。怒り心頭の様子でお嬢さんは、私をコップに注いだまま、何処へか出掛けられてしまいました。
942 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 10:14:55.85 ID:jdVTKELkO
>>940 たしかに…
揚げ足なんかじゃないですよ、ご指摘ありがとです。
6月9日
起きてすぐに鉢を観察してみると、種から頼りない芽がヒョロリと出ていた。
土は乾ききって水を欲している。
説明書の次の欄にはこう書かれていた。
「1〜2日程度で芽が出ると思います。
芽が出たらたくさん話しかけてください、
話の頻度や内容によりヒトゲノムの性格が決まります。
(ヒント:清楚なお嬢様のような性格にするのなら、
無理に話しかけずにお上品に接してください。
いまどきの女の子にしたいなら、
たくさん話しかけて口調も合わせると良いでしょう)」
なるほど、周囲の環境に合わせて個性を築き上げのか。なんら人間と変わりないな。
だが、俺が話しかけたところで根暗な少女にしかならなそうだ…。
明日友達を呼んで話しかけてもらおう。
943 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 10:21:31.90 ID:IPZegkEv0
>>941 良いと思います。続きが読みたくなる文章です。
>>942 ……根暗少女…いいじゃないっすか……。
と、それはさておき、
おかしな文の使い方は無いですが、誤字脱字が目立つので、書き込む前に一度読み直すことをお勧めします。
…この友達がなにやらキーパーソンになりそうな予感w
944 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 10:30:30.24 ID:jdVTKELkO
6月11日
大学の友人Tに来てもらった。
俺より社交的で対女性慣れしている。
自分で書いてて悲しいが、これが現実だ。
Tは
「そんなの嘘だろ?ww」
と、一般的なリアクションをとっていたが、面白半分で付き合ってくれた。
「これに話しかければ良いのか?」
「あぁ、優しくて恥ずかしがり屋な女の子で頼む」
「…お前マジで大丈夫?」
俺だって完全に業者の術中にハマっているわけではない、
やるからには本格的に取り組みたいんだ。
どうせ飽きるから。
「でも俺だって毎日来れるわけじゃないんだぜ?」
「大丈夫、テープレコーダーに録っから」
「‥‥」
30分程話してもらい、録音も完了した。
これで完璧ではないか。
追記。
Tが帰り際に言った
「頑張れよ」
の一言はさすがに効いた。
945 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 10:36:57.74 ID:IPZegkEv0
>>944 毎日30分ごとに同じ会話は気が狂うんじゃないか?w
文章的には、
>>対女性慣れしている
がちょっと気になりましたかね
対はいらないかと思います。
あと、「追記ってなんだよ」って一瞬思いましたが、良く考えると日記形式なので良い感じな演出になってます。
946 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 10:44:29.01 ID:jdVTKELkO
>>945 ゲーオタっぽくしたかったんですが、対はいりませんねww
6月13日
この数日で芽は10cm程度に成長し、茎もしっかりしてきた。
てっぺんには早くも小さなつぼみのようなものが現れ、
俺は成長の早さに驚かされた。
急いで説明書を読むと、
「3日〜5日経過すると、脳が現れます。
これからはヒトゲノムが思考面でも著しく伸びる時期なので、
たくさん話しかけてください!!
(ヒント:同じ内容ばかり話すと、
ヒトゲノムも飽きちゃうので色んな話をしてあげてください)」
これは脳か‥、それよりこのヒント。
やはり楽はいかん。
古本屋で童話を何冊か買って読んでやろう。
少しづつヒトゲノムに好意が沸いてきた。
なんてね、はは。
947 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 10:48:01.50 ID:IPZegkEv0
>>964 はは。
文章的には申し分ないし、続きを読みたくなる上手い展開だと思います。
948 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 10:54:47.67 ID:jdVTKELkO
6月17日
ヒトゲノムも大きくなってきたので、一回り大きな植木鉢を買って移し替えた。
しかしヒトゲノムって呼ぶのもな…、
柄にもなく名前でも考えてみるか。
考えたあげく、初恋の人の名前をつけてみた。
『ユキ』
いざ呼んでみると恥ずかしくて死にたくなった。
「あああああぁぁぁ、バカだ死にたい!」
布団の中で駄々をこねる子供のようにジタバタしていると、
ヒトゲノム、いやユキが嬉しそうに
「クスッ」
っと笑った気がした。
949 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 10:58:03.86 ID:jdVTKELkO
6月20日
レポートの提出が忙しい。
ユキに水をあげた。
950 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 11:00:04.69 ID:IPZegkEv0
>>948 初恋の人の名前ですか…
ちなみに俺はギターにハルカ(初恋の子の名前)ってつけてますw
951 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 11:03:22.66 ID:jdVTKELkO
>>950 ギターに名前つけたくなりますよねww
どんなギターなんですか?
6月22日
ユキは元気がないようだ。
葉は萎びて茎も曲がっている。
水は欠かさずあげていたのに‥。
説明書の注意書を読む。
「ヒトゲノムの元気がなくなってきたら
・水はあげていますか?
・室内環境は適切ですか?
・ちゃんと構ってあげていますか?」
ここ数日レポートやらなんやらでユキに構ってあげれなかった。
明日は休みだ、朝まで話しかけてやろう。
952 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 11:09:21.74 ID:ldOIac9R0
地面を蹴ったら天高くまで跳んでしまった。
家もマンションもあっという間に跳び越えて、眼下見る故郷の町並みはおもちゃになってしまった。雲を突き抜け、空の色が徐々に紺色へと変わり始め、地球の丸みが確かに見える高度まで至り、わたしはようやく不安を覚えた。
わたしは飛行しているわけではなくて、ただ跳躍しているだけだ。つまり、そのうち落下が始まる。
953 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 11:17:15.49 ID:jdVTKELkO
6月23日
ユキはいつの間にか元気になっていた、
ほぼ一日語り役になった俺は眠くてフラフラだ。
特に何のアクションを起こすわけでもないが
「大丈夫?」
と心配してくれているよう感じてしまうから不思議だ。
葉も4枚になり、茎も15cm程に成長した。
てっぺんの脳は本の種より大きくなっている。
ユキから伸びる影の姿は、まるで人間そのものだった。
そういえばクーリング・オフの期限が過ぎている。
まぁ、いいか。
954 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 11:23:39.53 ID:IPZegkEv0
すいません、昼飯の材料買いに行ってました…
>>951 ヤマハの安っぽいアコギです。もうかれこれ8年の付き合いになります。
続きのよみたくなる文です。文章間違いも見当たりません。
>>952 すごい俺好みの文です。ってそれじゃ俺の主観にすぎないじゃないか。
>>953 ここからの展開に期待。
955 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 11:38:12.22 ID:0YUxALQ/0
太陽が眩しいなら眼を閉じればいい、走れないのなら歩けばいい、人が恋しいなら誰かを愛せばいい・・・。
方向を見失いながらも、彼はまるで導かれるように自然も人も枯渇した村へと辿り着いた。
乾ききった井戸、物乞いが集まる。虚ろな目をした人々が彼に寄り添う。彼は村人へ呟くようにこう言った「水が欲しけりゃ、雨を降らせばいい・・・」
956 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/25(月) 12:00:24.76 ID:IPZegkEv0
>>955 「人も枯渇した」と「物乞いが集まる」「人々が彼に寄り添う」は矛盾してる気がします。
あと、一行目と二行目では主観が違うので、すこし行間を空けるかすると良いと思います。
まあ3行ルールがあることを踏まえてあえてくっつけたのだとは思いますが。
そこには、論理や常識なんていう世界中の誰もが持っている小さな箱庭は存在しない。
行きたいと願えばどこまでも続き、戻りたいと願えばいつでも引き返すことが出来る。無論続きから歩み始めることさえも。
未だ世界中で私しか歩いたことはなく、私にしか分からない、私だけの道を私は今も尚、歩き続けている。
958 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
「ついに出来たぞ!」博士が歓喜の叫びを上げたのは、草木も眠る夜明け前。
その声に目を覚ました、博士の助手らしい若者がどたばたと部屋に飛び込んできた。
「古川くん!ついに出来上がったぞ!これこそがヒューマンメソッドメーカーじゃ!
これさえ在れば、任意の人間の趣味、嗜好を自由にプログラムする事が出来るのじゃ!」