51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 21:55:05.09 ID:oWSK6ll6O
( ・∀・)「この状況での最小はこの部屋の爆弾を爆発させる事です」
(,,゚Д゚)「どうやってだ?」
( ・∀・)「この爆弾の起爆用の配線をわざと切ります。
そうすれば上の爆弾を止める事が出来ます」
川 ゚ -゚)「しかしそれでは……」
( ・∀・)「大丈夫です。配線を切って数秒、余裕があるはずです。
その後は……、お二人に任せます」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 21:56:23.43 ID:6Za8OQQkO
支援
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 21:57:05.67 ID:oWSK6ll6O
川 ゚ -゚)「下の爆発によって上のが誘爆するんじゃないか?」
( ・∀・)「そこも問題ないです。上の爆弾は外に取り付けてあるせいか、
衝撃に強くなってます。下が爆発しても何も起きないはずです」
川 ゚ -゚)「……」
(,,゚Д゚)「……」
( ・∀・)「……どう、ですか?」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 21:57:33.00 ID:Wa441O1/0
しえん
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 21:57:38.66 ID:6Za8OQQkO
支援
支援
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 21:58:38.08 ID:6Za8OQQkO
支援
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 21:59:06.74 ID:oWSK6ll6O
再び、静寂。
モララーが息をのむ。
その音がやけに大きく聞こえた気がした。
(,,゚Д゚) (゚- ゚ 川
ギコとクーの視線が合わさる。
そして、ギコが答えを出した。
(,,^Д^)「やってみろ。お前に、託してやる」
全てを信じ、全てを認めてギコは笑った。
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:01:05.56 ID:oWSK6ll6O
( ・∀・)「ありがとうございます!」
モララーは感謝を示し、スタンバイに入る。
( ・∀・)「コレを切れば、爆発します。……準備はいいですか?」
(,,゚Д゚)「おう、いつでもいいぜ」
川 ゚ -゚)「後の事は私たちに任せろ」
( ・∀・)「では……、いきます!!」
モララーは後ろの二人に見守られながら、力強く配線を切った。
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:03:10.40 ID:oWSK6ll6O
高らかに鳴る警報。
それを背にギコとクーが走り出す。モララーはクーに抱えられている。
( ・∀・)「あと3秒!」
(,,゚Д゚)「シャアアッ!」
ギコが窓ガラスに鎖の先端を投げつけた。ガラスは音を立てて割れる。
( ・∀・)「2秒!」
走る。
窓の外に向かって全力で走る。
( ・∀・)「1っ……!」
ギコとクーが同時に跳躍。空に身を投げ出し―――
(;・∀・)「っっっ!!」
世界は白く染まった。
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:04:30.25 ID:Wa441O1/0
sien
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:05:05.75 ID:oWSK6ll6O
続いて身に受ける熱と衝撃。
爆発音。
割れる窓。
わき上がる白い煙。
落下していく体。
コマ送りされているような感覚。
モララーは自分の身じゃない、どこか他人の身になったような気がしていた。
川 ゚ -゚)「モララー、無事か?」
(;・∀・)「……っ! あ、はい!」
クーの一言で我に返る。
川 ゚ -゚)「よし。だが、気を抜くなよ。これからが正念場だ」
支援
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:07:09.23 ID:oWSK6ll6O
そうだ、とモララーは状況を思い出す。
十階建て以上のビルの最上階から命綱なしのダイブ。
普通なら助かる確率などゼロに限りなく近い。
だが、それでも。
この二人ならやってくれる。モララーはそう感じ取っていた。
川 ゚ -゚)「モララー、しっかりと私に捕まっているんだ」
(゚- ゚ 川「ギコ!」
(,,゚Д゚)「おうよ!」
ギコとクーが手をつなぐ。
お互いが決して離れないように、強く。
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:09:04.82 ID:oWSK6ll6O
(,,゚Д゚)「オラァッ!」
ギコが鎖をビルに向けて飛ばす。
鎖はガラスを割り、内部にあるデスクの足に巻き付く。
(,,゚Д゚)「せいっ!!」
ギコは思いっきり鎖を引っ張る。
ビルの中から大きな音が聞こえた。引き寄せられたデスクが壁にぶつかった音だ。
デスクは壊れてしまったようで、その足の一部だけを巻き付かせたまま鎖はギコの元に帰る。
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:12:02.62 ID:oWSK6ll6O
(,,゚Д゚)「ちっ、脆いデスクだな。ま、これはこれで使えそうだ……」
足が絡みついたまま、再び鎖をビル内に投げる。
ギコが鎖を軽く引っ張る。動かない。
どうやら予想通り、どこかに足が引っかかったようだ。
(,,゚Д゚)「ビルにぶつかるぞ! 気をつけろ!」
固定された鎖の先端を支点として、振り子の要領でビルへと吸い寄せられる三人。
ギコとクーはビルの壁に勢いを上手く殺して着地。
壁を蹴って再び宙に出る。
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:12:18.28 ID:4vLMLIou0
sien
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:14:05.99 ID:oWSK6ll6O
地面との距離は10メートルを切っていた。
(,,゚Д゚)「これで仕上げだ! 『蜘蛛』っ!」
ギコたちと地面との間に『蜘蛛』を展開する。
鎖の先を電柱や樹木、ビルの出っ張りに絡めさせた。
ハンモックのようになった鎖に三人が突っ込む。
鎖はぎしりと音を立て沈んだが、何とか三人分の落下の衝撃を吸収できたようだ。
(,,゚Д゚)「ふー。着地成功だな」
(;・∀・)「生きた心地がしなかった……」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:16:05.79 ID:oWSK6ll6O
地面に降りて鎖を回収する。
( ・∀・)「しかしギコさんの鎖、もはや何でもありですね。何メートルあるんですかそれ?」
(,,゚Д゚)「企業秘密です」
川 ゚ -゚)「ご都合主義とも言うな」
遠くからサイレンの音が聞こえる。
(,,゚Д゚)「っと。ゆっくりしてる場合じゃないな。取りあえずショボンのとこに行こう」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:18:04.72 ID:oWSK6ll6O
※
(´・ω・`)「お疲れ様」
ショボンは三人に水を渡す。
川 ゚ -゚)「うむ。ありがとう」
(,,゚Д゚)「酒じゃないの?」
(´・ω・`)「少なくとも君は駄目でしょ。車で来てるんだから」
(,,゚Д゚)「ちぇ」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:20:05.87 ID:oWSK6ll6O
( ・∀・)「はあ……。今回はやたら疲れました」
川 ゚ -゚)「大活躍だったな」
(,,゚Д゚)「これは今度からもお任せに……」
( ・∀・)「それは嫌です」
(,,゚Д゚)「奉仕の精神がないなあ」
(´・ω・`)「しかし危険察知か……。強力な能力だね」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:21:19.97 ID:qqMSbIv6O
気づいたときには終わりかけときたもんだ支援
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:22:07.01 ID:oWSK6ll6O
(´・ω・`)「だけど攻撃力が無いな」
(,,゚Д゚)「ん……?」
(´・ω・`)「という事でモララー君。何かしらの武器を持とうとは思わないかい?」
( ・∀・)「武器ですか?」
川 ゚ -゚)「これは……」
(´・ω・`)「そうだ、武器だ。言っただろう、僕は武器商人でもあると」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:24:05.29 ID:oWSK6ll6O
( ・∀・)「うーん、でも……」
(´・ω・`)「まあまあ一度見てみなよ。地下が収納庫になっているんだ。試し撃ちも出来る」
(;・∀・)「ためしうちって……」
(´・ω・`)「さあ行こう!」
ショボンに半ば押されるようにしてモララーは店の奥に連れて行かれる。
その背中を二人は見つめていた。
川 ゚ -゚)「マズいな……」
(,,゚Д゚)「ああ……。アレが始まるぞ……」
心底、辟易した顔をして。
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:26:29.24 ID:oWSK6ll6O
( ・∀・)「うわぁ……、すごいですね」
壁一面に釣り下げられている武器の数々。
内部があまり広くないのも相まってか、何とも威圧感のある部屋となっている。
(´・ω・`)「ははっ。自慢のコレクションだよ」
ショボンはさらにモララーを奥の部屋へ連れていく。
(´・ω・`)「ここが射撃場だよ。モララー君にはナイフなんかの近接武器より
銃とかの中・遠距離武器のが合うと思うんだよ」
( ・∀・)「はあ……」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:27:44.53 ID:t6/LR4NvO
ひさびさ支援
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:28:18.15 ID:oWSK6ll6O
(´・ω・`)「まあ、いきなり大型の銃は無理だから、まずはこれくらいのハンドガンから……」
言ってショボンは耳当てをつけて、銃を両手で構え数メートル離れた的に目掛けて撃つ。
(;・∀・)「うわっ!!」
ショボンが唐突に発砲したので、モララーは思わず声を上げてしまった。
(;・∀・)「びっくりしたー。ショボンさん、いきなり撃たないでくださいよ……」
ドキドキしている胸を押さえながら、モララーは後ろ姿のショボンに話し掛ける。
ショボンは答えを返すために振り返るが―――
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:30:04.79 ID:oWSK6ll6O
.
(`・ω・´)「おう、悪りぃな!! だが男ならこの程度で驚いてんじゃねぇぞ!!」
( ・∀・)「……どちら様?」
一瞬で別人になってました。これなんてマジック?
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:32:05.58 ID:oWSK6ll6O
(;・∀・)「え? え……、ええ?」
(`・ω・´)「しっかしこんなチャチな銃じゃ面白味がねぇな……」
( ・∀・)「いえ、アナタがそれが良いと言ったんですが」
(`・ω・´)「やっぱこれくらい……」
ショボン(?)はそう言いつつ、どこからか円柱状の巨大な物体を取り出してきた。
(`・ω・´)「ビックなもんじゃねえとなあ!!」
ショボン(?)が取り出し、肩に構えたそれは。
(;・∀・)「バッ……、バズーカ砲!?」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:34:04.54 ID:oWSK6ll6O
(`・ω・´)「見てろよモララー! ド派手にぶちかましてやんよ!!」
ショボン(ry は的と向き合う。発射する気満々だ。
(;・∀・)「ちょっ……! ショボンさん! それはいくら何でも……!」
わめくモララーを無視して、カウントを始めるショボン。
(`・ω・´)「3……、2……、1……!」
(;・∀・)「うわあああ!!!」
(`・ω・´)「ファイ……!!」
その時、モララーの背後から銀色の直線が飛んできた。
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:36:04.61 ID:oWSK6ll6O
今まさにトリガーを引こうとしているショボンの手。
銀色のそれは一直線にその手に向かい、到達した。
(´・ω・`)「いたっ」
鎖の先端が手にヒットし、ショボンはバズーカ砲を落としてしまった。
部屋中ににカランカランと甲高い音が響き渡る。
(,,゚Д゚)「ったく。ギリギリじゃねーか」
川 ゚ -゚)「様子を見に来て正解だったな」
( ・∀・)「ギコさん! クーさん!」
地上へ上がる階段から、鎖を伸ばしているギコと、肩をすくめているクーが現れた。
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:38:04.85 ID:oWSK6ll6O
(´・ω・`)「全く、人が武器構えてる時に。危ないじゃないか」
少し赤くなっている右手をプラプラさせながら、ショボンが非難する。
既に顔つきや話し方が元に戻っている。
(,,゚Д゚)「危ないのはお前の方だ。こんな狭いところであんなモン撃とうとしてんじゃねえよ」
川 ゚ -゚)「この部屋どころか上のバーまで倒壊するところだったぞ」
(´・ω・`)「いやあ。ついついテンションがあがっちゃって……」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:40:04.56 ID:oWSK6ll6O
(;・∀・)「あ、あのー。一体今のは……?」
川 ゚ -゚)「ああ、驚いただろう。ショボンは武器を手にすると
人が変わるんだ。と言うか、正反対になる」
(,,゚Д゚)「迷惑な事この上ないな」
(´・ω・`)「それが武器の魅力ってものだよ」
(;・∀・)「そ、そうなんですか……」
(,,゚Д゚)「な? 普通じゃないだろ?」
(;・∀・)「ええ。身にしみて理解しました……」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:40:16.12 ID:Wa441O1/0
しえーん
支援
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:42:05.82 ID:oWSK6ll6O
(´・ω・`)「散々な言われ様だね。ところでモララー君」
(;・∀・)「は、はい!?」
(´・ω・`)「何か気に入ったのはあったかな? 今なら無料でサービスするよ」
(;・∀・)「え、えーと……その……こ、今回は遠慮しておきます」
(´・ω・`)「そう? まあいいや。欲しくなったらいつでも来てね」
(´・ω・`)「僕が、武器の使い方をとことん教えてあげるから」
(;・∀・)「は、はは、ははははは……」
モララーの乾いた笑い声が、虚しく部屋に消えていった。
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:44:04.80 ID:oWSK6ll6O
※
( ・∀・)「おはよーございますー……」
モララーが事務所のドアを開いて中に入ってくる。
その顔はまだ出社したばかりだというのに、疲労に包まれていた。
川 ゚ -゚)「おはようモララー。……やけにげんなりしているが?」
( -∀-)「昨日は本当に疲れました……。主にメンタル面が」
(,,゚Д゚)「確かに昨日は大変だったからな。ま、今日はゆっくり休めよ」
( ・∀・)「そうさせていただきますね……」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:46:27.62 ID:oWSK6ll6O
川 ゚ -゚)「そうだ。昨日の事がニュースでやっているだろうな」
クーは思い出したようにテレビをつけて、チャンネルをニュースに合わせた。
するとタイミング良く、ニュースは廃ビルの爆発について語っていた。
『昨日の夕方頃、市内のビルで原因不明の爆発事故が発生しました』
(,,゚Д゚)「やってるやってる」
( ・∀・)「自分たちが関わってるニュースを見るのは、どうも居心地が悪いですね」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:48:14.05 ID:oWSK6ll6O
『爆発されたビルは廃ビルとなっており、怪我人等はいませんでした』
『ビル内部には、いたるところに爆弾が仕掛けられていた模様です』
『このビルはシベリア運輸株式会社の本社ビルであり』
『親会社がVIPコーポレーションという事もあり、
警察はそちらの関連である事を視野に入れて捜査している模様です』
(,,゚Д゚)「!」(゚- ゚ 川
ギコとクーが音を立てて立ち上がる。
支援
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:50:05.03 ID:oWSK6ll6O
(;・∀・)「え? ど、どうかしました?」
モララーはいきなりの行動に驚き、尋ねるも二人は返事を返さない。
ただ、テレビを食い入るように見つめていた。
(,,゚Д゚)「VIPコーポレーション、だと……?」
川 ゚ -゚)「まさか……、生き残っているのか……?」
「『COLOR's』共が……っ!」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:52:13.36 ID:oWSK6ll6O
※
薄暗い部屋の中。
日の光も届かない様な場所。
照明は点いておらず、ただ一面に並べられた液晶モニターの明かりが部屋全体を照らしていた。
モニターの前には一人の男が座っている。
男はモニターに映る三人の人物を見ていた。
(,,゚Д゚)
川 ゚ -゚)
( ・∀・)
「……」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:53:24.14 ID:6Za8OQQkO
支援
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:54:04.65 ID:oWSK6ll6O
「……こんなところにいたのか」
男はゆっくりと確かめるように、モニターに映る顔を一人ずつ指さしていく。
(,,゚Д゚)
「『錆びた銀弾』」
川 ゚ -゚)
「『ラスト・チャイルド』」
( ・∀・)
「そして……」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:55:26.84 ID:6Za8OQQkO
支援
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:56:09.24 ID:oWSK6ll6O
「モララー、と言われていたかな……」
「面白い……。実に興味深い素材だ……」
「彼を我がものにすれば……」
「ふ、フフフ……」
( ^^ω)「ハーッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!」
狂ったように大口で笑う男の声が、いつまでも、いつまでも流れていた。
第三話-b おわり
→第四話へつづく?
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:58:35.29 ID:oWSK6ll6O
本日の投下は以上です
ようやく起承転結の『起』が終わったって感じです
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/16(土) 22:59:10.03 ID:15u0AxUEO
おつ
乙です!
おつかれー