1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
そろそろ夜だから
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 18:29:04.51 ID:4gVlRq/BO
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 18:29:28.96 ID:TDJu/kkJ0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 18:30:45.50 ID:4gVlRq/BO
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 18:31:46.98 ID:TDJu/kkJ0
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 18:33:06.17 ID:f5zHGQTlO
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 18:33:32.47 ID:1yRYKgv1O
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 18:35:44.45 ID:f5zHGQTlO
>>7 目と口からべっこう飴出してる谷亮子って思えば怖くないよね
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 18:37:01.04 ID:rQWfManiO
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 18:42:41.74 ID:ssAaR1VU0
あらかじめお断りしておきますが、この話を読まれたことでその後何が起きても保証しかねます。
*自己責任の下で読んで下さい。
*保証、責任は一切持ちません。
5年前、私が中学だった頃、一人の友達を亡くしました。
表向きの原因は精神病でしたが、実際はある奴等に憑依されたからです。
私にとっては忘れてしまいたい記憶の一つですが、先日古い友人と話す機会があり、あのときのことをまざまざと思い出してしまいました。
ここで、文章にすることで少し客観的になり恐怖を忘れられると思いますので、綴ります。
私たち、(A・B・C・D・私)は、皆家業を継ぐことになっていて、高校受験組を横目に暇を持て余
していました。
学校も、私たちがサボったりするのは、受験組の邪魔にならなくていいと考えていたので、体育祭後は朝学校に出て来さえすれば後は抜け出しても滅多に怒られることはありませんでした。
ある日、友人A&Bが、近所の屋敷の話を聞いてきました。改築したばかりの家が、持ち主が首を吊って自殺して一家は離散、空き家になってるというのです。
サボった後のたまり場の確保に苦労していた私たちは、そこなら酒タバコが思う存分できると考え、翌日すぐに昼から学校を抜けて行きました。
外から様子のわからないような、とても立派なお屋敷で、こんなところに入っていいのか、少しびびりましたが、ABは「大丈夫」を連発しながらどんどん中に入って行きます。
既に調べを付けていたのか、勝手口が空いていました。
書斎のような所に入り、窓から顔を出さないようにして、こそこそ酒盛りを始めました。
でも大声が出せないのですぐに飽きてきて、5人で家捜しを始めました。
すぐCが「あれ何や」と、今いる部屋の壁の上の方に気が付きました。
壁の上部に、学校の音楽室や体育館の放送室のような感じの小さな窓が二つついているのです。
「こっちも部屋か」よく見ると壁のこちら側にはドアがあって、ドアは、こちら側からは本棚で塞がれていました。肩車すると、左上の方の窓は手で開きました。
今思うと、その窓から若干悪臭が漂っていることにそのとき疑問を持つべきでした。
それでもそのときの、こっそり酒を飲みたいという願望には勝てず、無理矢理窓から部屋に入りました。
部屋はカビホコリと饐えたような臭いが漂っています。
雨漏りしているのかじめっとしていました。
部屋は音楽室と言えるようなものではありませんでしたが、壁に手作りで防音材のようなものが貼ってあり、その上から壁紙が貼ってあることはわかりました。
湿気で壁紙はカピカピになっていました。
部屋の中はとりたてて調度品もなく、質素なつくりでしたが、小さな机が隅に置かれており、その上に、真っ黒に塗りつぶされた写真が、大きな枠の写真入れに入ってました。
「なんやこれ、気持ち悪い」と言って友人Aが写真入れを手にとって、持ち上げた瞬間、額裏から一枚の紙が落ち、その中から束になった髪の毛がバサバサ出てきました。紙は御札でした。
みんな、ヤバと思って声も出せませんでした。
顔面蒼白のAを見てBが急いで出ようと言い、逃げるようにBが窓によじ登ったとき、そっちの壁紙全部がフワッとはがれました。
これあれだろお札がなんとかって香具師だろ
呪われねーよwwwwwwww
写真の裏から出てきたのと同じ御札が、壁一面に貼ってありました。
「何やこれ」酒に弱いCはその場でウッと反吐しそうになりました。
「やばいてやばいて」
「吐いてる場合か急げ」
よじのぼるBの尻を私とDでぐいぐい押し上げました。
何がなんだかわけがわかりませんでした。
後ろではだれかが「いーーー、いーーー」と声を出しています。
きっとAです。祟られたのです。
恐ろしくて振り返ることもできませんでした。
無我夢中でよじのぼって、反対側の部屋に飛び降りました。
Dも出てきて、部屋側から鈍いCを引っ張り出そうとすると、「イタイタ」Cが叫びます「引っ張んな足!」部屋の向こうではAらしき声がわんわん変な音で呻いています。
Cはよほどすごい勢いでもがいているのか、Cの足がこっちの壁を蹴る音がずんずんしました。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 18:46:57.28 ID:f5zHGQTlO
「B!かんぬっさん連れて来い!」後ろ向きにDが叫びました。
「なんかAに憑いとる、裏行って神社のかんぬっさん連れて来いて!」
Bが縁側から裸足でダッシュしていき、私たちは窓からCを引き抜きました。
「足!足!」
「痛いか?」
「痛うはないけどなんか噛まれた」
見るとCの靴下のかかとの部分は丸ごと何かに食いつかれたように、丸く歯形がついて唾液で濡れています。
相変わらず中からはAの声がしますが、怖くて私たちは窓から中を見ることができませんでした。
「あいつ俺に祟らんかなぁ」
「祟るてなんやAはまだ生きとるんぞ」
「出てくるときめちゃくちゃ蹴ってきた」
「しらー!」
縁側からトレーナー姿の神主さんが真青な顔して入ってきました。
「ぬしら何か! 何しよるんか! 馬鹿者が!」
一緒に入ってきたBはもう涙と鼻水でぐじょぐじょの顔になっていました。
「ええからお前らは帰れ、こっちから出て神社の裏から社務所入ってヨリエさんに見てもらえ、あとおい!」といきなり私を捕まえ、後ろ手にひねり上げられました。
後ろで何かザキっと音がしました。
「よし行け」
そのままドンと背中を押されて私たちは、わけのわからないまま走りました。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 18:48:00.54 ID:kXzrbM4b0
読んでたら彼氏のちんちんが大きくなったじゃない。
どうしてくれるの。
それから裏の山に上がって、神社の社務所に行くと、中年の小さいおばさんが、白い服を着て待っていました。
めちゃめちゃ怒られたような気もしますが、それから後は逃げた安堵感でよく覚えていません。
それから、Aが学校に来なくなりました。
私の家の親が神社から呼ばれたことも何回かありましたが、詳しい話は何もしてくれませんでした。
ただ山の裏には絶対行くなとは、言われました。
私たちも、あんな恐ろしい目に遭ったので、山など行くはずもなく、学校の中でも小さくなって過ごしていました。
期末試験が終わった日、生活指導の先生から呼ばれました。
今までの積み重ねまとめて大目玉かな、殴られるなこら、と覚悟して進路室に行くと、私の他にもBとDが座っています。
神主さんも来ていました。
生活指導の先生などいません。
私が入ってくるなり神主さんが言いました。
「あんなぁ、Cが死んだんよ」
信じられませんでした。
Cが昨日学校に来ていなかったこともそのとき知りました。
「学校さぼって、こっちに括っとるAの様子を見にきよったんよ。病院の見舞いじゃないとやけん危ないってわかりそうなもんやけどね。裏の格子から座敷のぞいた瞬間にものすごい声出して、倒れよった。駆けつけたときには白目むいて虫螺の息だった」
Cが死んだのにそんな言い方ないだろうと思ってちょっと口答えしそうになりましたが、神主さんは真剣な目で私たちの方を見ていました。
「ええか、Aはもうおらんと思え。Cのことも絶対今から忘れろ。アレは目が見えんけん、自分の事を知らん奴の所には憑きには来ん。アレのことを覚えとる奴がおったら、何年かかってもアレはそいつのところに来る。来たら憑かれて死ぬんぞ。
それと後ろ髪は伸ばすなよ。もしアレに会って逃げたとき、アレは最初に髪を引っ張るけんな」
それだけ聞かされると、私たちは重い気持ちで進路室を出ました。
あのとき神主さんは私の伸ばしていた後ろ毛をハサミで切ったのです。
何かのまじない程度に思っていましたが、まじないどころではありませんでした。
帰るその足で床屋に行き、丸坊主にしてもらいました。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 18:51:04.67 ID:KkIu7n610
もうこの話、50回は読んだ。
自己責任系ほど詰まらんものは無い。
えーと続きます。
詠むのがきついひとはオシッコいって毒気を抜いてくださいだいぶん、違うと思います。
*自己責任で喚んでください
*自己責任で喚んでください
卒業して家業を継ぐという話は、その時から諦めなければいけませんでした。
その後私たちはバラバラの県で進路につき、絶対に顔を合わせないようにしよう、もし会っても他人のふりをすることにしなければなりませんでした。
私は、1年遅れて隣県の高校に入ることができ、過去を忘れて自分の生活に没頭しました。
髪は短く刈りました。
しかし、床屋で「坊主」を頼むたび、私は神主さんの話を思い出していました。
今日来るか、明日来るか、と思いながら、長い3年が過ぎました。
その後、さらに浪人して、他県の大学に入ることができました。
しかし、少し気を許して盆に帰省したのがいけませんでした。
もともと私はおじいちゃん子で、祖父はその年の正月に亡くなっていました。
急のことだったのですが、せめて初盆くらいは帰ってこんか、と、電話で両親も言っていました。
それがいけませんでした。
駅の売店で新聞を買おうと寄ったのですが、中学時代の彼女が売り子でした。
彼女は私を見るなりボロボロと泣き出して、BとDがそれぞれ死んだことをまくし立てました。
Bは卒業後まもなく、下宿の自室に閉じこもって首をくくったそうです。
部屋は雨戸とカーテンが閉められ、部屋じゅうの扉という扉を封印し、さらに自分の髪の毛をその上から一本一本几帳面に張り付けていたということでした。
鑞で自分の耳と瞼に封をしようとした痕があったが、最後までそれをやらずに自害したという話でした。
Dは17の夏に四国まで逃げたそうですが、松山の近郊の町で、パンツ1枚でケタケタ笑いながら歩いているのを見つかったそうです。
Dの後頭部は烏がむしったように髪の毛が抜かれていました。
Dの瞼は、閉じるのではなく、絶対閉じないようにと自らナイフで切り取ろうとした痕があったそうです。
このときほど中学時代の人間関係を呪ったことはありません。
BとDの末路など、今の私にはどうでもいい話でした。
つまり、アレを覚えているのは私一人しか残っていないと、気づかされてしまったのです。
胸が強く締め付けられるような感覚で家に帰り着くと、家には誰もいませんでした。
後で知ったことですが、私の地方は忌廻しと云って、特に強い忌み事のあった家は、本家であっても初盆を奈良の寺で行うという風習があったのです。
私は連れてこられたのでした。
それから3日、私は9度以上の熱が続き、実家で寝込まなければなりませんでした。
このとき、私は死を覚悟しました。
仏間に布団を敷き、なるだけ白い服を着て、水を飲みながら寝ていました。
3日目の夜明けの晩、夢にAが立ちました。
Aは骨と皮の姿になり、黒ずんで、白目でした。
「お前一人やな」
「うん」
「お前もこっち来てくれよ」
「いやじゃ」
「Cが会いたがっとるぞ」
「いやじゃ」
「おまえ来んとCは毎日リンチじゃ。逆さ吊りで口に靴下詰めて蹴り上げられよるぞ、かわいそうやろ」
「うそつけ。地獄がそんな甘いわけないやろ」
「ははは地獄か地獄ちゅうのはなぁ」
そこで目を覚ましました。
自分の息の音で喉がヒイヒイ音を立てていました。
枕元を見ると、祖父の位牌にヒビが入っていました。
私は、考えました。
アレの話を私と同じように多くの人に話せば、アレが私を探し当て、私が憑依される確率は下がるのではないか。
ここまでの長文たいへん失礼しましたが、おおざっぱな書き方では読んだ方の記憶に残らないと思ったのです。
読んだ方は、申し訳ないのですが犬に噛まれたとでも思ってください。
ご自分の生存確率を上げたければこの文章を少しでも多くの方の目に晒すことをおすすめします。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:03:52.91 ID:f5zHGQTlO
ヒィ〜こわ〜あ
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:06:36.31 ID:ssAaR1VU0
中学時代、怪談ゲームを通して怪談話が好きになり、よく自分に構ってくれる母方従兄弟に怪談をせびってました。
従兄弟は新しいもの好きで、ロンゲメッシュと当時では珍しい格好、友達も多く色々な話を聞かせてくれました。
そんな従兄弟も就職し、じいちゃんも祝いではしゃいでいました。
じいちゃんは真っ白で背中の真中くらいまで伸ばした髪の毛を後ろで縛るという変わったファッション(?)をしていたのを良く覚えてします。
従兄弟が就職し、じいちゃんは釣り、ばあちゃんは畑仕事、伯母さんは仕事、従兄弟の姉は学校で、昼間誰もおらず遊びに行くことも減りました。
伯父はずっと前に火事で亡くなっていたそうです。
しばらくして、ポケベルを持つと従兄弟から連絡がありました。
「お前怪談好きだっただろ?爺が釣り仲間に聞いた話があるから今度聞かせてやるぞ」
そんな内容だった気がします。
しかしそれからすぐにじいちゃんが亡くなり、聞く事をすっかり忘れてしまいました。
棺おけの中でじいちゃんは長かった髪の毛をすっかり無くし、坊主にしていました。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:08:08.67 ID:ssAaR1VU0
高校に入り、携帯電話を持つと従兄弟と電話する機会が増えました。
某大手百貨店に就職した従兄弟の話は仕事の話が多く、面白かったです。
高校二年頃、学校から帰ると従兄弟が家に来てました。
実際に会うのは葬儀以来ですっかり社会人らしく髪の毛を黒くし、短くなっていました。
丁度祖父の言っていたという怪談話を聞こうと思っていたので聞こうとしたのですが、母の制止に掛かり止められました。
その日の夜、今度ファミレスかどっかに行って話してくれるとメールが入り、楽しみにしてました。
が、数日後に従兄弟は心臓麻痺で亡くなりました。
業務中にいきなりだったらしく大騒ぎだったらしいです、ストレスか何かでなったんではないかと言ってました。
葬儀には大手百貨店から大きな花が贈られており、大手会社から花を送られてくるほどの従兄弟を誇りに思ったのと同時に、その花が大好きな従兄弟の死を実感させてきて悲しくなりました。
母は実家で49日まで居るとのことでした。
従兄弟の仕事仲間とそこで知り合い、従兄弟の話を聞いてました。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:09:07.23 ID:ssAaR1VU0
「あいつ結構怪談とか好きでさ、こんな話をしてきたんだ」
「あいつの爺ちゃんが聞いた話らしいんだけど、戦時中の話だ」
「元華族、裕福な家で成績良く、運動も出来る、さぁこれから国のために戦うぞって時に、肺結核になって兵隊になれなかった男がおったらしい。」
「そいつは村に残った女子供に病気だと忌み嫌われ、果ては恋人や友人にまで見つかれば石を投げられる始末だった」
「怒ったそいつは村人を見返そうとするが、病気は一向に良くならず、体力がどんどん落ちていった」
「死期を知ったそいつは恋人だった女を山に誘って襲い、事が済むと女は逃げて、山に残されたそいつは体力衰弱とで降りることもままならなくなった。」
「翌日男がいない女は心配になり、襲われた現場に向かった。男は女を見ると追いかけた。なにやら恨み言を叫んびながらだったらしい」
「怖くなった女は再びそこから逃げようとするが、男に後ろ髪を掴まれ毟られたそうだ」
「それからその女は子供を産むが、狂い死にしたらしい。そしてこの話を聞いたヤツはそいつに呪われると」
「そこで終わりじゃない、呪いの内容はだ」
「夢の中で、真っ暗、多分部屋の中で朝を探すんだ。」
「待てば良いってもんじゃない、光を探してつかまなきゃいけない。」
「でもそれはあるモノから逃げながらやらないといけない。」
「逃げてると暗闇の中からグワっと音がして、頭を捕まれる。みしっと音がして髪の毛を毟られる」
「だいたいいつもそこでぎりぎり、光を掴んで目が覚める」
「そこでみんな髪の毛を毟られずに襲われたらどうなるかと怖くなって、髪の毛を短くするんだ。」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:10:11.55 ID:ssAaR1VU0
そのときは話を聞いて戦時中て怖いなぁくらいにしか考えなかった。
が、しばらくして、お骨を墓に入れるとかなんとかで再び母の実家へ。
母は髪を短くしていました。
わたしは夢を見てません。母も健在です。が、日に日に母の髪が白くなって行きます。
怖くなり従兄弟の仕事仲間に聞くと、「大丈夫だろ、なんかその話ちゃんと神社で呪を封じてるとか聞いたし、俺そんな夢見てないから」とのこと。
それでも気になったわたしはどこの神社か調べようとしました。
ですが話の元となる祖父に話した釣り仲間が見つかりません。
この話を学校の友人に相談すると、「なんつー話を言ってくるんだよ、それ知ってる」とのこと。
もうすぐ来る夏休みを利用して神社を尋ねることにしました。
神社へは交通の便が悪く(というか免許なかったので電車+タクシー+徒歩)つく頃には夕方になりました。
神社に着き、そこに居た神社の人らしいおっさんを訪ねると凄まじい勢いで追い返されました。
「どうせまた噂を聞いて来たんだろ、帰れ」と。
結局話をすることも出来ず、わたしと友人は今でもその夢を見ていません。
が、わたしの知る限り今までずっと長いままだった母の髪はあれから3年経っているのにまだ短いままです。
母から話を聞くと母があぶないような気がしてきて、聞けません。
従兄弟の仕事仲間と連絡がつかなくなり、手掛かりがなくなりました。
いつか自分も夢をみて頭を毟られるのかと思うと・・・
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:11:21.76 ID:5beqONG30
コピペしてくださるとこ申し訳ございません
見づらいのでスペースを開けてもらえるとありがたいです
>>28 >>元華族、裕福な家で成績良く、運動も出来る、さぁこれから国のために戦うぞって時に、肺結核になって兵隊になれなかった男がおったらしい。
祖父の兄と被るのが一番こえぇ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:15:31.53 ID:ssAaR1VU0
いまだにキショ恐い、謎な話。
小学校低学年の頃、両親の用事で俺は知り合いのおばちゃんちに一晩預けられた。
そこの家は柴犬飼ってて、俺は一日目の暇つぶしにそいつを連れて散歩に出かけたんだけど土地感のないところを、やたらめったら歩き回ったんで迷子になってしまった。
シャイボーイだった俺は他人に話し掛けることもできないし、連れてる犬は役に立たないしでウロウロしてるうちに夕暮れ近くになってしまった。
しかもある場所を通りかかったとき急に犬が足を踏ん張って動かなくなってしまい俺はそいつ抱えて歩き出したんだけど、異様にクソ重たい犬だったような気がする。
そうやって立ち往生してた場所の右手に2軒つながりのような形の空家があった。
当時昆虫集めに凝ってた俺は、いい虫(カマキリとか)でもいないかと犬をひきずってそこんちの草ぼーぼーの庭に入り込んだ。
んで、しばらく草をかき分けてるうちにいいかげん暗くなってきてこりゃやばいと顔をあげたとき、空家のほとんどの窓は雨戸しまってたんだけど、俺とこから玄関はさんで向こう側の窓だけ雨戸が少しだけ開いてて、そこから女の人が顔突き出してるのが見えた。
顔つきとか覚えてないけど確か女で、両目閉じたまま顔を左右に振ってたと思う。とにかくキショイ動きだった。
俺は「ギョエェェェーー!!」と思ったわりに声も出ないまま腰ぬかしたけどすぐに一目散に空家から飛び出した。
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:16:50.57 ID:ssAaR1VU0
それからどうやっておばちゃんちまでたどり着いたのか忘れたけど、おばちゃんに半泣きで空家の女のこと言ったら、おばちゃん怒り出してなんでか分からんけどすぐさま頭をバリカンで丸坊主にされてその後知らないおっちゃん連れてきて呪文みたいなの聴かされた。
それに出かけてたはずの両親も急遽呼び出されたり結構大事になった。
以来おばちゃんちには一度も行ってないけど犬は結局帰ってこなかったと思う。
すんませんおばちゃん。
つか、これ最近思い出したことなんだけどあれは一体なんだったんだろう。
4年前? 先輩と彼女と、彼女の知り合いの男女と4人でデートすることがあった。
で、帰りにメシ食ってたら、知り合いの女の子が「ヤマニシさん見に行きたい」って言い出したんだって。
あ、先輩と、その男女ってのは面識なくて、その日が初対面だった。
先輩の彼女が、男女の男の方と同じ中学だったとかの仲で、男の方は大人しい感じだったらしい。
もう夜も遅いし先輩も彼女もヘロヘロだったから帰りたかったし、その女の子が勘違い爆発な奴で、途中から先輩もキレ気味だったんだけど、
その女の子がけっこう可愛くて、もう一人の男のほうがヘラヘラ機嫌取ってるような感じだったんで、こいつらつきあってるわけじゃねーのかよ、なんだかなー思ったんだけど、この場はこいつの顔立ててやっとこか、みたいなノリで、行くことにしたんだって。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:28:03.74 ID:ssAaR1VU0
そのゴキゲンくんと勘違い女って(気の毒なのでX男とY子にしとく)、今珍しくないけど、ネットの掲示板か何かで知り合ったらしかったのね。まぁようするに、ちょっとインドアーな感じのカップルだった、ってことです。
そのころ地元でちょっと有名になった話で、ラブホ山の裏の廃屋に「ヤマニシさん」がいて、こちらから「ヤマニシさんヤマニシさん」て呼ぶと「もーすもーす」とか何かいう声で応えるらしい。
Y子はその話をどっかから聞いてきたらしくって、車あるんならいきましょーよー、って言ってたそうな。
町中から車でちょっと行ったところに、ラブホがバンバン立ってる山があって、その裏の方にお屋敷通りがあるんだけど、そこは、基本的に表から車でぐるっと上って、降りていかないとそっちに行けないようなふうになってるから、
確かに車じゃないと、裏から歩いて上るしかない。
まぁ車があればこれ幸い、というのはわかるんだけど、なんかとことんまで図々しい奴だなぁ、と先輩も思ったらしい。
で、なんだかんだで行くことにした。
まぁ帰りに適当なこと言ってホテル行くか? とは先輩思ってたんだろうけど。(笑)
先輩の彼女は、相当嫌がってたんだけど、なんとか言い含めた。
Y子はそうとうはしゃいでいたらしい。
だーれもオマエの話なんて聞きたくないっちゅうのに、自分の知ってる怪談話をペラペラしゃべりだしたりして、まぁ後になって考えるとおかしい状態に入ってたのかもしれんとは、先輩言っていた。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:29:20.61 ID:ssAaR1VU0
結局夜中だし、車で乗り付けるわけにもいかないので、山頂から少し下った駐車場に車を止めて、Y子が教わったっていう廃屋の場所まで歩いて行った。
その廃屋っていうのが、元華族の家だったのをバブルの時に全部つぶして2件並びに家を建てたんだけど、持ち主が借金か何かでいなくなったんで放置されてる家らしい。
1件は貸家にするつもりだったらしいけど、それもそのまま。
屠殺場とか、精肉工場とか、外から見えないようにやたら高い生け垣になってるでしょ。
あれに近いような感じの屋敷が、ちゃんと2件並んで建っている。
Y子は誰に聞いてたのか、どんどん歩いていって、一方の屋敷に入っていく。
先輩と彼女もだんだん、まずかったかな、という気になってきて、一応年上だし(先輩は高校浪人かつ大学も浪人)止めとこうかな、と思ったんだけど、Y子がどんどん歩いていくので、仕方なかったらしい。
Y子やたら髪が長かったんだけど、もうそれが肩に付かないくらいの早足だったそうです。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:41:37.07 ID:ssAaR1VU0
表は草ぼうぼうなんだけど、屋敷そのものは案外きれいで、建物は暗かったけど、街灯はけっこう明るかったらしい。
なんだか思ったほど凶悪な雰囲気でもなかったし、門扉も開いていたので、そのまま中に入っていった。
後ろからX男が黙って歩いてきているので、先輩が「君大丈夫?」って聞くと、「すいません、僕がこの話教えたんですよ…」って、ものすごくすまなそうにしてる。
「ああ、別に暇だし、気にせんでね。ヤマニシさんの話ならけっこう知ってるし」って先輩が言うと、X男がブルブル震えだして「すいません、すいません、すいません」なんでかやたら謝るんですよ。
で、そっからよくわからないんですけど、(肝心なところなのにスマンけど先輩はその場面をよく見てなかった。ここは先輩の彼女の記憶)
玄関先にいたY子が、いきなり庭の方にダーって走って回りこんで行って、縁側のサッシを開けると、そっから顔だけ差し入れて「おおねたたまつり、もーすもーす」(?)ってでかい声でわめきはじめたらしいんです。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:43:02.84 ID:ssAaR1VU0
声が聞こえたんで先輩が血相変えて走って行って、Y子に追いついた時、Y子は縁側から靴脱いで上がろうとしてたらしい。
こう、足を4の字にして右足のスニーカーを左手で脱がすためにつかんで、もう上がる寸前だったんです。
スニーカーの裏が妙に白かったんで覚えているらしい(我ながらヘタな表現、どーゆー体勢だったか伝わるかな?)
これはヤバイ、って思って、慌ててX男と二人がかりで引き留めて押さえたんですけど、けっこう強い力だったみたいです(憑き物だったかどうかは不明)。
放っておくと何回も「もーすもーす」って言うので、彼女にハンカチ借りて、自分のとあわせて、Y子の口の中に押し込んで、両脇から抱えて連れて帰ったったらしいです。
その後は、特に事件も起きずに、なんとか車のところまでたどりつけたそうです。
Y子はばたばたしっぱなしでしたが、車に入ると落ち着きました。
反対側で抱えてるX男も、ぼろぼろ泣きながら「もうす…」って言ってたのが、なんか気味悪かったそうです。
それからすぐ、散会するのは気味が悪いので、4人で同じラブホに入ったそうですが、もちろんなんにもできなかったそうです(笑)。
X男とY子は、朝が来ても放心状態のままだったそうです。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:45:28.22 ID:ssAaR1VU0
その後、X男とY子は別れたということでした(元からつきあってなかったという話もある)。
やっぱりY子はちょっとおかしくなったみたいで、半年大学を休学したらしい。
けっこう地元では通りのいい大学の、理系の学部に入ってたんだけど、そのまま退学して、芸術系の専門学校に入り直したそうな。
先輩の彼女が会ったときには、髪はぐりぐりに短くしてたらしいです。
ちょっとお茶飲んだらしいのですが、やたら後ろ髪を気にして、しゃべりながら自分の手で引っ張ってたのが怖かったとか。
その会ったっていうのも、これ見に行った翌年だったらしいから、それからどうなったのかは先輩も知らないそうです。X男とは全然会ってないそうです。
この話聞いたのは、先輩が部活の合宿に差入れに来た時で、3こ上で直接面識もなかったし、うさんくーさい人だったし、この人担いでるんやろと思ってたけど、免許取った後実際友達と行ったら、それっぽい家はあった。
(「ヤマギシ」っていう表札じゃないからね、念のため。廃墟つっても普通の家だしこの書き込みで荒れるのイヤだから地元の人は行かないように)
確かに気味悪かったですが、友達が馬鹿だから、ダーって走って入って、玄関のベル押して戻ってきた。俺はビビリなんで入ってないけど。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:47:18.12 ID:ssAaR1VU0
まぁ怪談というか先輩の実体験に近い話なので…(っていうオレがやっぱり担がれてるかも)
後半疲れて手抜きになったのはオレのせいかも。
書き忘れてたけど、現地から山の方角には神社が建ってるんですよ。
車でくぐれるような石の大きな鳥居があって、夜とかあんまり見たくないんだけど…
Y子落ち着いたって云ってたけど、駐車場が神社の傍にあるので、それでなのかもしれない。
でもなんか、その神社もかなり不気味なんですよ。(とってつけた説明でスマンけど解釈の足しにしてクレ)
裏から(つまり例の屋敷のある方向から)入っていくと、巫女さん宮司さんとかがいる控えの建物?の傍に、周囲を縄で囲んだような木製の小さい建物があるんですよ。
いっぺん、彼女と別の機会にその神社行ったときに気づいたんですけど、その縄だけ、おみくじが全然結んでないんですよね。
周囲の笹とかにはけっこういっぱいついてるし、その縄も縄っていうか紐みたいな太さで、いかにも「ここに結んで」と言わんばかりなんですけど、ひとつもないんですよ。
周りをうろうろしてると、年寄りの宮司さんが、控えの建物?の窓の向こうからじーっとこっち見てて。思い出したらあっちの方が怖かったです。
先輩がその神社の中を通って車ん所行ったかどうかは聞いてないですけど、道的には中を通るか脇をぐるっと回るかしかないんですよね。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:47:46.65 ID:ymj7700t0
もうす・・
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:51:51.65 ID:ssAaR1VU0
先月のことです。Aと俺は山へ測量に入りました。
山の測量に行く時は、最低3人で行くようにしていたんですけど行くハズだった奴がインフルエンザで倒れて、他に手の空いてる人も居なかったんでしょうがなく2人で行くことになったわけです。
でもやっぱり不安だったんで、境界を案内してくれる地元のおっさんについでに測量も手伝ってくれるように頼みました。
おっさんは賃金くれればOKという事で、俺たちは3人で山に入りました。
前日からの雪で山は真っ白でした。
でも、ポールがよく見えるので、測量は意外にサクサク進みました。
午前中一杯かかって尾根の所まで測ったところで、おっさんの携帯が鳴りました。
おっさんはしばらく話をしていましたが、通話を終えると、急に用事ができたので下りると言い出したのです。
おいおいって思ったんですけど、あとは小径に沿って土地の境界やから、そこを測っていけばイイからって言われて小径沿いだったら大丈夫かもな、まぁしゃーないかみたいなムードで、結局Aと俺の二人で続きをやることになりました。
ところがおっさんと別れてすぐ、急に空が曇ってきて天候が怪しくなってきました。
このまま雪になるとヤバイよな、なんて言いながら、Aと俺は早く済まそうと思ってペースを上げました。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:52:40.06 ID:ssAaR1VU0
ところで、俺らの会社では山の測量するのにポケットコンパスって呼ばれている器具を使っています。
方位磁石の上に小さな望遠鏡が付いていて、それを向けた方向の方位や高低角が判るようになっています。
軽くて丈夫で扱いが簡単なので、山の測量にはもってこいなんです。
俺はコンパスを水平に据え、ポールを持って立っているAの方に望遠鏡を向けて覗きました。
雪に覆われた地面と枝葉に雪をかかえた木立が見えますが、ポールもAの姿も見えません。
少し望遠鏡を動かすと、ロン毛の頭が見えたので、次に、ポールを探して目盛りを読むためにピントを合わせました。
(あれ?)
ピントが合うと、俺はおかしなことに気付きました。
俺たちはヘルメットを被って測量をしていたのですが、Aはなぜかメットを脱いでいて、後ろを向いています。
それにAの髪の毛は茶髪だったはずなのに、今見えているのは真っ黒な髪です。
(おかしいな)
望遠鏡から目を上げると、Aがメットを被り、こっちを向いて立っているのが見えました。
が、そのすぐ後ろの木立の隙間に人の姿が見えます。
もう一度望遠鏡を覗いて少し動かしてみました。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:53:14.85 ID:ssAaR1VU0
女がいました。
立木に寄りかかるように後ろ向きで立っています。
白っぽい服を着ていて、黒い髪が肩を覆っていました。
(こんな雪山に・・・なんで女?)
俺はゾッとして望遠鏡から目を離しました。
「おーい!」
Aが俺の方に声を掛けてきました。
すると、それが合図だったかのように、女は斜面を下って木立の中に消えてしまいました。
「なにやってんスかー。はよして下さいよー。」
Aのその声で、俺はわれに返りました。
コンパスを読んで野帳に記入した後、俺は小走りでAのそばに行って尋ねました。
「今、お前の後ろに女立っとったぞ、気ぃついてたか?」
「またそんなこと言うて、止めてくださいよー。」
笑いながら、そんなことを言っていたAも、俺が真剣だとわかると
「・・・マジっすか?イヤ、全然わかりませんでしたわ。」
と、表情が強ばりました。
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:54:13.96 ID:ssAaR1VU0
今度は前を向いているようですが、吹雪のせいで良く見えません。
Aは気付いていないのかじっと立っていました。
「おーい!」
俺が声をかけてもAは動こうとしません。
すると、女のほうが動くのが見えました。
慌てて望遠鏡をそっちに向けてビビリながら覗くと女は目を閉じてAの後ろ髪を掴み、後ろから耳元に口を寄せていました。
何事か囁いているような感じです。
Aは逃げようともしないで、じっと俯いていました。
女は、そんなAに囁き続けています。
俺は恐ろしくなって、ガクガク震えながらその場に立ち尽くしていました。
やがて、女はAの側を離れ、雪の斜面を下り始めました。
すると、Aもその後を追うように立木の中へ入って行きます。
「おーい!A!何してるんや!戻れー!はよ戻ってこい!」
しかし、Aはそんな俺の声を無視して、吹雪の中、女の後を追いかけて行きました。
俺は、測量の道具を放り出して後を追いました。
Aはヨロヨロと木立の中を進んでいます。
「ヤバイって!マジで遭難するぞ!」
このままでは、自分もヤバイ。
本気でそう思いました。
逃げ出したいっていう気持ちが爆発しそうでした。
周囲は吹雪で真っ白です。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:54:48.46 ID:ssAaR1VU0
それでも、何とかAに近づきました。
「A!A!しっかりせえ!死んでまうぞ!」
すると、Aがこっちを振り向きました。
Aは虚ろな目で、あらぬ方向を見ていました。
そして、全く意味のわからない言葉で叫びました。
「*******!***!」
口が見たこともないくらい思いっきり開いていました。
ホンキで下あごが胸に付くくらい。
舌が垂れ下がり、口の端が裂けて血が出ていました。
あれは、完全にアゴが外れていたと思います。
そんな格好で、今度は俺の方に向かってきました。
「・・・****!***!」
それが限界でした。
俺は、Aも測量の道具も、何もかも放り出して、無我夢中で山を下りました。
車の所まで戻ると、携帯の電波が届く所まで走って、会社と警察に電話しました。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:56:19.34 ID:ssAaR1VU0
やがて、捜索隊が山に入り、俺は事情聴取されました。
最初は、あの女のことを、どう説明したらよいのか悩みましたが結局見たままのことを話しました。
警察は淡々と調書を取っていました。
ただ、Aに女が何かを囁いていた、というところは繰り返し質問されました。
翌々日、遺体が一つ見つかりました。
白い夏服に黒髪。
俺が見た、あの女の特徴に一致していました。
俺は警察に呼ばれて、あの時の状況についてまた説明させられました。
その時に、警察の人から、その遺体についていろいろと聞かされました。
女の身元はすぐにわかったそうです。
去年の夏に、何十キロも離れた町で行方不明になっていた女の人でした。
ただ、なぜあんな山の中に居たのかはわからない、と言うことでした。
俺は、あの時のことはもう忘れたい、と思っていたので
そんなことはどうでもエエ、と思って聞いていました。
けれど、一つ気になることがありました。
女の遺体を調べたところ、両眼に酷い損傷があったそうです。
俺は、Aのヤツそんなことをしたのか、と思いましたが
どうも違ったみたいで、その傷は随分古いものだったようです。
「目はぜんぜん見えんかったはずや。」
警察の人はそう言いました。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:57:28.45 ID:ssAaR1VU0
649 名前:639 投稿日:03/02/04 18:13
結局、Aの行方は、今でもわかっていません。
残された家族のことを考えると、Aには生きていて欲しい、とは思いますが、
あの時のことを思い出すと、正直なところ、もう俺はAに会いたくありません。
ただ、何となく嫌な予感がするので、先週、髪を切って坊主にしました。
終わりです。
---------------------------------------------------------
655 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/04 19:16
>>639 アレ?この話
・後ろ髪引っ張られる
・目が潰されている
・坊主にする
これって、どっかで聞いたような・・・
664 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/04 20:50
>>655 すごい気になる。教えれ。
うわぁ・・・
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:58:50.95 ID:rArxwmS9O
っていうかさ
こういうスレで語られる怪談はさ
長いんだよ
1レスで簡潔にまとめられた怖い話は素晴らしいな
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 19:58:54.38 ID:ssAaR1VU0
667 名前:655 投稿日:03/02/04 20:58
>>664 単なる思いつきで自信ないんですけど
前スレのパート?で似たような話を見たような・・・
廃屋で何かに憑かれて神主さんが出てくるやつ。
後ろ髪を引っ張って取り憑くとかなんとか・・・
670 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/04 21:06
>>667 自己責任?
672 名前:655 投稿日:03/02/04 21:51
>>670 そう!それです!
さっき過去ログのpart13見てきました。その話です。
673 名前:639 投稿日:03/02/04 23:12
>>670 672
ああ、やっぱりそう思いますか。
俺もその話、前に読んだことがあって
そんで、今回のことで気になりだして、髪の毛ボーズにしたんです。
Aも髪の毛のばしてたし
あの話(自己責任)の方言見てると、女が行方不明になった町に近い感じがしたし
俺はまあ勝手に、女に憑いてたモノがAに移って、それで女は死んでもたんかなぁって考えて。
で、Aは今どこにおるんやろうって思うと、なんか怖くて髪の毛切ったんです。
ここへ書き込んだのは、ちょっと感じワルイかもしれへんけど誰かの反応を見たかったんです。
俺の不安(自己責任の話と共通点がある)が普通レベルのものなのか、妄想レベルなのかが知りたかったんです。
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 20:00:09.79 ID:mlfnWLSOO
数年前の話
彼女とドライブしてるといきなり彼女が苦しみだした
目は血走り「あぅ…あぁ…くろ…き…」と訳の分からないことをつぶやき続けてる
恐怖を感じた俺はとにかくこの場を離れようと車を走らせた
しばらく行くと寺が見えた
彼女を助けたい一心で寺の門を叩いた
しばらくして出てきたのはヨボヨボの見た目頼りない感じの住職
しかし彼女を見た住職は急いで彼女の元に駆け寄りお経を唱え始めたんだ
住職は苦しむ彼女をなだめながらお経を唱え続けてる
しばらくして彼女は苦しまなくなり住職の手には小さなガラス玉があった
この中に彼女に取り付いた霊を封じ込めたらしい
この日は寺に泊めてもらった
次の日住職を彼女が苦しみだした場所に連れてくとまたしてもお経を唱えだした
どうやらここは昔女の人が付き合っていた「黒木」という男に焼き殺された場所らしい
帰り際に俺と住職で手を合わせその場を後にした
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 20:00:33.89 ID:ssAaR1VU0
676 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/05 00:52
なんか集計サイトの掲示板にも自己責任と他の話の関連が書かれてたね。
転載------
すいません…投稿じゃないんですけど…
誰も言ってないと思ってたら、投票のところでどなたかが
感想に書かれてるので、前から気になっていることを
ちょっと書いてみます。
【仮説】
「ヤマニシさん(13)」って、「自己責任(13)」と同じことを言っている話じゃないですか?
<似ている点>
・普通の民家のような廃屋
・山の上に神社
・怖い神主
・口にものをつめこむ
・後ろ髪
・封印された奥座敷(?)
<推測>
Y子はネットでX男と知り合った
Y子はネットで呪い怪談「ヤマニシ」の話を聞いた(?)
Y子は現地に行っておかしくなった(呪われた?)
Y子に「ヤマニシ」を教えたX男もおかしくなった
<推測2>
「ヤマニシ」を読むとおかしくなる
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 20:01:17.85 ID:ssAaR1VU0
677 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/05 00:53
転載続き
<推測3>
「ヤマニシさん(13)」の事件が起きたのは、記述を信用するなら1998年
「ヤマニシさん(13)」の最後に言われている「ヤマニシ=実体のない呪いの話」が、実は「自己責任(13)」(BBSのヘッダを信用するなら1997年ごろ流通)だと考えてもおかしくない
<推測4>
むしろそうだったからY子は後ろ髪をばっさり切ったのでは?
<推測5>
「自己責任(13)」を読んだわたしたちも、そのトリガーがひかれていない(現地に出向くようなことはしていない)だけで、実は呪われているのでは?
<推測6>
「ヤマニシさん(13)」が実話なら、神社の奥座敷にまだ「A」がいるのでは?
以上です。
夜一人でこれを考えついたときには、めちゃめちゃ怖かったです。
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 20:02:06.95 ID:ssAaR1VU0
以下、「山の測量」作者様の書き込みです。
測量師補
山の測量の作者です。
自己責任との関連性について話が出ていたので書き込んでおきます。
結論から言うと、自己責任と私の体験の間には関連性があるとしか思えません。
Aは春先に山で発見されました。下着姿で凍死。やはり目に怪我をしていたそうです。
眼窩に木片が残っており、どうやら木の枝などで目を潰したらしい。
もう一つ、Aの失踪後に本社の事務員が一人行方不明になりました。
Aが発見された場所から数キロしか離れていないところに車が乗り捨てあったそうです。
以上の話は実体験ではなく伝聞ですので信頼性は低いのですが。
一応このあたりの事情は書いておいた方が良いかと思い書き込みました。
あとは各自の判断にお任せします。
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 20:03:34.15 ID:VySLS1A0O
おわかりいただけたでしょうか?
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 20:12:12.63 ID:4gVlRq/BO
宣伝に来ました。よろしくお願いします。
────『百物語』 オカルト板にて開催 ────
2008年 8月 22日(金)21:00〜
「百の怪奇が集うとき、新たな恐怖が生まれる・・・」
忘れられない体験、不思議な記憶。
あなたの周りにもあやしいものは潜んでいるのです・・・
この夜、あなたもこの世に蔓延る怪の一つになってみませんか?
詳しくは
http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/occult/1213796101/ 現在語り部さんエントリー受付中(当日飛び入りも歓迎。)
また、運営スタッフも募集しています。
受付・・・エントリーしてくださった語り部さんをリストにまとめて受付スレに随時貼り付けます。
進行・・・順番の来た語り部さんを本スレに誘導し、話し終わったら蝋燭のテンプレを貼ります。
代理投稿・・・当日参加できない語り部さんのために、話をあらかじめフリーのメアド等に送ってもらい
.語り部さんの代わりに本スレに貼ります。
a
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 20:43:44.85 ID:hTAQ8FOuO
a
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 20:53:22.75 ID:MsRfTPOE0
揚げ物
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 21:04:16.30 ID:G2qf/7GL0
摺醴霾醴髏蠶蠶鸛躔か ベ∃壮鎧醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
勺儲靄靄醴醴醴蠶體酌偵Auru山∴ ベヨ迢鋸醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
∃儲霾ヲ露繍蠶髏騾臥猶鬱h ご笵此∴ ∃f謳廱躔騾蔑薺薺體髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶
ヨ儲諸隴躇醴蠶歎勺尓俎赴 f蠶蠶蠢レ ∴f醴蠶鬪扠川ジ⊇氾衒鑵醴蠶蠶蠶蠶蠶
ヨ鐘諸薩讒蠢欟厂 ベ状抃 傭蠶蠶髏厂 ヨ繍蠶蠶臥べ泣澁価価櫑蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
f罐諸醴蠶蠶歎 マシ‥…ヲ冖 .∴瀦醴蠶襲jJ鶴門門攤蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
加罐讒蠶蠶欟厂 ヘ ∴f醴醴蠶甑欄鬮°f蠢蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
溷霾醴蠶蠶勸 ∴ヨ繍醴蠶蠶鬮狡圷し醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
醴蠶蠶蠶蠶髟 ベ湖醴醴蠶蠶蠶庇⊇⊇體髏髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶欟 f繍蠶蠶蠶蠶蠶曲三三巛憫髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶歉 澁畄_迢艪蠶蠶蠶蠶蠶蠶甜川⊇川川衍捫軆髏髏蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶髟 コ醴蠶奴繍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶齡辷シジ⊇川介堀醴醴蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶鬮か .ベ苛ザベ繍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶醯己に⊇三介f繙醴蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶髏鬮シ 尽慵蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶自辷三沿滋鐘醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶醴勸 氾隅髏蠶蠶蠶蠶蠶靦鉱琺雄躍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶醴訃 ∴∴∴沿滋溷醴髏蠶髏髏韲譴躇醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶髟 _山辷ムf蠡舐鑓躍醯罎體體體驩讎櫑蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶a f躍蠶蠶J蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶醯註珀雄醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶廴 f醴蠶欟閇憊體醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶靦錐讒醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶欟シ 禰蠶蠶蠢螽螽f醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶躍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶監シ ∵ヴ門夢曠髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶a ∴シ∃愬嚶髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶診 ベ沿u旦以迢u讒醴髏曠醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶髏蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶甑シ .げ隅艪蠶蠶蠶蠶蠶蠢J蠶髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶鬮ヒ ベ状隅髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠢テ∴ ベ川捍軆髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶ルシ ∴∃氾据醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠢此 ∴⊇以f繙醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶ル∠∴ .∴∴∠ヨ旦滋躍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶醢山ム沿当u錙躍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 21:14:29.65 ID:hTAQ8FOuO
a
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 21:24:39.97 ID:hTAQ8FOuO
a
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 21:41:27.81 ID:QIrEvX1M0
どんな物でも、長く使っていたり、愛用していたりすると
何かが宿る事があるっていうじゃん
今までまったく信じていなかったんだけどさ、これ、本当だわ
深夜の1時頃にさ、寝る前の歯磨きをする為に洗面所に行ったのよ
直前に心霊系の怖い映画見ててさ、その影響で怖い妄想が止まらんかったのさ
ドアを開けると何かいるんじゃないのかとか、物陰から青白い手が伸びてくるんじゃ
ないかとか、何かが息を潜めて、オレのすぐ後ろに立っているんじゃないのか、なんてね
それで、洗面所に着いたはいいけど、鏡を見るのが怖くてね、目を逸らしてたのよ
ビクビクしながら、愛用の歯ブラシを手にとって、歯磨き粉をを着けようとした時に、
つい、鏡を見ちゃったの。……なんて事はない、何も居ないのね
馬鹿馬鹿しくなって、自分のへたれ具合に笑いながら、無意識に歯ブラシを見たのね。
ブラシの根元に、全体的に白く斑点状の歯磨き粉が付着してたの
よく見ると、うごめいてて、なんか、ようわからん虫だったのね
……シニタイ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 21:56:04.70 ID:hTAQ8FOuO
a
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:00:48.12 ID:dNw/pTVe0
画像頼む
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:05:05.16 ID:DSLqRWu80
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:05:32.77 ID:DSLqRWu80
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:06:06.32 ID:DSLqRWu80
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:06:52.37 ID:DSLqRWu80
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:08:22.07 ID:DSLqRWu80
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:09:10.48 ID:DSLqRWu80
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:10:02.45 ID:DSLqRWu80
貼れよ!!!
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:10:49.72 ID:DSLqRWu80
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:15:34.72 ID:hTAQ8FOuO
a
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:17:07.94 ID:dwt7uWvW0
うひゃうひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:19:25.56 ID:MsRfTPOE0
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:36:33.65 ID:hTAQ8FOuO
a
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:45:44.74 ID:hTAQ8FOuO
a
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:48:14.67 ID:uZckyHAb0
【発覚】
2005年7月14日(木)、茨城県某市新興住宅地にて事件は発覚した。
3年前に新興住宅地として開発されたこの地には、約50世帯の家族が入居していた。
7月14日午後2時「1週間程前から隣家(A氏宅とする)からの悪臭がひどい。
留守の様だし、電話をしても出ない。なんとかならないか?」
という隣接住民からの通報により、市警察から2名が様子を伺うことになった。
到着した警察官2名は玄関先でも鼻につく、あまりの悪臭に吐き気を催した。
呼び出したが応答がない為、不審に感じた2名の警察官は庭に回り込んだ。
吐き出し窓のカーテンは閉じられていたが、中間部にかすかな隙間があった。
そこからのぞいた光景に2名の警察官は胃の内容物全てを一気に吐き出した。
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:49:39.38 ID:uZckyHAb0
【眼球】
本部通報により駆けつけた検死官の実況検分は壮絶を極めた。
リビングの床にはA氏の妻(32歳)、長女(8歳)、次女(1歳)
の3名が原型を留めない状態で血まみれの床の上に
「まるで物体のごとく」散乱していたのである。
その「おそらくは人間であったであろう肉塊」の横で、うずくまり放心状態の
A氏が天井を見つめ、涎を垂らしながら、「娘、娘の眼をかえしてくれ・・・」
と消え入るような声でただ繰り返していた。
その股からは糞尿が流れ出ており、ペルシャ猫が寄り添うように座っていた。
3名の死体にはある「記号性」が存在した。両目の眼球がないのである。
母親と長女の両目はすっぽりと無くなっていたが、
次女のくり抜かれた両目の横には、乾燥し腐乱の始まった眼球が2つ転がっていた。
しかし刃物等で抉り取られた形跡はまったくなく、その摘出方法については、
その後の捜査を待つこととなる。
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:50:13.75 ID:uZckyHAb0
【肉塊】
次女には、眼球以外の外傷は見あたらなかったが、
妻、長女の遺体損壊状況は凄惨極まるものであった。
母親は両手の指全てが鋭利な刃物で切り取られていた。
さらに切り取られた親指が眼球を抜かれた両目の部位に差し込まれ、
残りの指全てが口の中に押し込まれていた。
長女は母親と同じように、両手の指全てが切り取られた上、
性器の部分がすっぽりとえぐり取られ、それが口の中に押し込まれていた。
さらに腹部の真ん中を約20cmに渡りかき切られ、
内蔵の一部が体外にはみ出していた。
3名の損壊した遺体の周りには数え切れぬ蛆が蠢き、さらに成虫となった蠅が
卵を遺体のあちこちに植えつけていた。
すぐにA氏は重要参考人として事情聴取を受ける事になり、
3名の遺体は司法解剖へと回された。
A氏は精神錯乱状態にあり、事情聴取は思うように進まなかった。
しかし現場の指紋鑑定、侵入者の痕跡がまったく無い状況から
A氏がこの凄惨な事件の「犯人」であるのは明確だった。
そしてA氏の断片的な自白と司法解剖、さらなる現場検証から、
この凄惨な事件の狂気の背景が明らかになった。
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:52:47.17 ID:EbwrkpmP0
実話ですかい
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 22:53:59.54 ID:dNw/pTVe0
幽霊だけど何か質問ある?
ってのおもしろかったな
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 23:01:16.53 ID:hTAQ8FOuO
a
88 :
FREE ◆TIBET/.4mw :2008/08/10(日) 23:05:32.86 ID:/wKWo3yZ0
期待age
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 23:08:01.92 ID:hTAQ8FOuO
a
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 23:15:12.81 ID:hTAQ8FOuO
a
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 23:19:34.48 ID:hTAQ8FOuO
a
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 23:23:07.32 ID:hTAQ8FOuO
a
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 23:43:17.36 ID:4gVlRq/BO
需要ないのか?
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 23:45:22.26 ID:G2qf/7GL0
| ∧ ∧
|/ ヽ ./ .∧
| `、 / ∧
|  ̄ ̄ ̄ ヽ
| ̄ ̄ ̄月曜日 ̄ ̄ ̄)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.\
|ヽ-=・=-′ ヽ-=・=- / やあ
|:: \___/ /
|::::::: \/ /
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 23:45:50.62 ID:MsRfTPOE0
本スレあるもんなあ
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 23:46:23.53 ID:4gVlRq/BO
盛り上がるのはこれからの時間帯かな
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 23:49:24.20 ID:hTAQ8FOuO
a
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/10(日) 23:50:03.40 ID:a+OFWPfC0
>>63がぐにゃぐにゃして見える
甲斐庄楠音、丸尾末広だかの絵は夜見ると怖い
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/11(月) 00:02:58.49 ID:v26l+t40O
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/11(月) 00:10:23.52 ID:v26l+t40O
そう、あれは急な吹雪に危うく遭難しかけた時の事。
四方を銀幕で遮られた視界の中、俺達はどうにか山小屋を見つけ出した。
しかしその山小屋には食料も燃料もなく、ただ猛烈な吹雪をしのげる屋根がついているだけというお粗末なものだった。
俺達は真っ暗な部屋の隅でガタガタと震えながら4人で固まっていたが、この寒さではゆっくりと凍死するのを待つだけの様なものだった。
すると誰かがある提案をした。
その提案とは、部屋の角にひとりずつ立ち、だれかひとりが壁伝いに移動して次の角にいる人とタッチする。タッチされた人はまた壁伝いに移動して次の角の人にタッチする。
これをぐるぐると吹雪がやむまでの間し続けるというものである。
とにかく助かりたかったので、俺達は一心不乱に歩いてはタッチし、タッチされてはまた歩いた。
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/11(月) 00:11:06.21 ID:v26l+t40O
どれくらい繰り返したのだろうか。小屋の中を延々と回っていると、誰かがポツリ…
「おかしくないか?」
と言った。続けてもうひとりも答えた。
「ああ……俺も思った」
そう、それは単純な落とし穴であった。このゲームは部屋の四隅に絶対人がいなければ成り立たない。
最初のひとりが移動して、その角に人がいなくなってしまった時点でゲームは終了してしまうのだ。
つまり、「…ひとり、多くないか?」ということである。
次第にクリアになっていく意識の中、その事実に気づいた俺たちは一目散に山小屋から逃げ出した。
外はまだ吹雪いていたが、幾分弱まっていた為、俺達は何とか無事に下山することができた。
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/11(月) 00:11:58.86 ID:v26l+t40O
しかし、この話をしても誰も信じてくれない。
これはその後知ったことだが、全く同じような怪談が知れ渡っていたからだ。
そのため俺達は長らく嘘つきを見るような目で見られた。
ただ、このまま汚名を着せ続けられたくはなかった俺達は、去年の夏もう一度あの小屋を訪れた。
淡い記憶を辿っていくと、木々の開けた場所に例の山小屋を見つけた。
不気味に立つ山小屋の中へ恐る恐る入った俺達だったが、その瞬間とてつもないものを発見した。
部 屋 が 三 角 !!
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/11(月) 00:13:26.34 ID:58ykLyRmO
ac
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/11(月) 00:15:04.64 ID:ZF9aK8Ax0
404 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/08/22(火) 18:18
はじめてのかていか
7がつ5にち
きょう、はじめてかていかをならった。
ケンちゃんは「かていかはおんなのかもく!」といってせんせいにおこられた。
せんせいは「いまはだんしもさいほうやおりょうりができないといけないじだい」といった。
はじめてのじゅぎょうはおりょうりだった。1ぱんはごはんをたいた。
2はんはおみそしるをつくった。3ぱんはカレーをつくった。
ぼくは3ぱんです。
じゃがいもやにんじんをほうちょうできるときはドキドキした。
「てをきらないようにゆっくりね」とせんせいがいった。
じゃがいもやにんじんやたまねぎやおにくをゴトゴトにた。
カレーのルーをいれた。しばらくしたらカレーができた。
やさいやおにくをきるときはきんちょうしたけど、そのあとはかんたんだった。
がっこうのかえりにびょういんにいった。
ママにカレーをつくったといったら、にっこりわらった。
ママがいえにいなくてさびしいといったら、もうすぐいえにかえれるといった。
うれしかった。
「そのときはいもうともいっしょよ」といった。
いもうとは、ともよというなまえだ。ママはともよをうんだので、びょういんにいる。
「ともよもカレーをたべるかな」ときいた。
もうちょっとおおきくなったらたべるとママはいった。
おおきくなったら、ともよにいっぱいカレーをつくってあげようとおもった。
105 :
つづき:2008/08/11(月) 00:15:44.21 ID:ZF9aK8Ax0
7がつ8にち
ママとともよがいえにかえってきた。パパはにこにこしている。
ぼくはママとパパにカレーをつくってあげようとおもってそういった。
「いいから、おとなしくしていなさい」
パパがそういって、なにもさせてくれなかった。
ママにあそんでもらおうとおもった。でも、ママはずっとともよとあそんでいる。
7がつ10にち
きょういえに、しんすけおじさんとかおりおばさんとおじいちゃんとおばあちゃんがきた。
おしょうがつみたいでうれしかった。しんすけおじさんとあそんでもらおうとおもった。
だけどあそんでくれなかった。かおりおばさんにほんをよんでもらおうとおもった。
だけどよんでもらえなかった。おじいちゃんとおばあちゃんもあそんでくれなかった。
みんなともよとあそんでいる。
「おへやにかえっておとなしくあそんでいなさい」
みんなにそういわれた。
7がつ12にち
こんどのにちようびに、またおじさんやおばさんやおじいちゃんやおばあちゃんがくる。
みんなともよとあそびにくる。ぼくとあそんでくれない。
「たべちゃいたいくらいかわいいって」
ママはともよをだっこしていった。パパも「そのとおりだよ」といった。
「よかったねともよ」とママはいった。
7がつ18にち
はやおきしてカレーをつくった。やさいはじょうずにきれた。おにくはむずかしかった。
やわらかくてプニャプニャしてて、ちがいっぱいでた。
「ともよー!ともよー!」
ママがともよをさがしてる。もうすぐみんながくる。カレーがぐつぐつにえている。
「ともよー!ともよー!」
たべちゃいたいぐらいかわいいともよ。
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: