安価でホラー小説つくろうぜ

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126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:20:41.26 ID:ZRAXjhuc0
とても高校生の子供がいるようには見えない外見で、姉と言っても誰も疑いはしないだろう。
「ちょっとお母さん!ちゃんとってどういう意味?こんなに美しく育った娘に何か文句でもあるの?」
またも変なポーズ。貞治と静音のため息はおねーさんには聞こえないようだ。
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:25:47.78 ID:ZRAXjhuc0
「ねえ貞治君、今スイカを切ったの。魅音ちゃんはほっといてよかったら食べていかない?おいしいわよ〜?」
「はい!いただきます!やった!」
「ちょっとおかーさん!あたしも食べるー!!!」
どうやら魅音の無邪気さと整った顔立ちはそっくりそのまま静音から受け継いだようだ。
ドタドタと我先に廊下を走る子供が二人。雛見沢の夏はこれから暑くなるばかりだ。
128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:27:58.54 ID:ZRAXjhuc0
これいける?こっからホラーいけると思う?
129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:29:35.65 ID:5UwSPzDR0
>>128
スイカを人の体にして強引にホラー展開に持っていくという夢を見た
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:33:38.38 ID:ZRAXjhuc0
>>129ダウンタウンのスイカ人間おもいだした。
一応安価で核は釣り針ってでたから、冒頭で釣りネタをふってみたんだが。
釣り針でホラーなぁ・・。
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:40:23.92 ID:kmxbyh+j0
結構期待してるw
>>1がんばれ!
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:50:54.83 ID:ZRAXjhuc0
ああああああありがとうww見てる人いないと思ってたから頑張るw
ちょっとまっててくだしあ
133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:52:41.93 ID:5UwSPzDR0
俺もいる・・・ぜ・・・
134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:54:24.55 ID:3KMZTErS0
コソーリ
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:54:52.61 ID:EF4kknoC0
ケッ、俺は全然期待なんか……してないんだぜ。
136以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:01:35.47 ID:+NEXaYRz0
保守
137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:01:59.09 ID:s6ONUBRF0
保守ついでに一言うp

その数日後、止むことのない蝉の合唱、そして容赦なく村を焼く太陽の中、納涼祭の日が訪れた。
138以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:10:14.16 ID:s6ONUBRF0
都内、某所。

「斉藤さん、これ、ほんとに取材にいくんですか?」
企画書を片手に、髪の長い女が問いかけた。
「おお、雛見沢村だろ。その企画書は俺が出したんだ。まさか通るとは思ってなかったがな。」
彼の名は斉藤 英吉、週刊誌「VIPスタイル」の記者だ。歳は微妙な31だが、まだまだ若く見える。
体格は太くはないがぱっと見ただけで分かるほど引き締まっていて、好き放題生やした髭さえ剃れば、なかなかの男だ。
そして彼に問い詰めた髪の長い女、彼女は西尾辻 恵、24歳。入社したての新米記者で、斉藤のアシスタントをしている。
髪を後ろで結い、タイトなデニム姿の恵は会社の紅一点としてちやほやされる存在だ。
139以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:11:03.49 ID:UPFqv+3N0
wktk
140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:18:04.76 ID:s6ONUBRF0
「夏特集!怪奇!人里離れた山中の村に人を食う池!」
大げさに身振り手振りを交え、恵がオフィスに響き渡る大声で茶化した。
それと同時に、方々から数人の笑い声。
「行きたくないならいいんだぞ、俺一人で行くから。」
取材用の写真を整理しながら、咥えタバコの斉藤が答える。
「行きますけど・・・。せっかくの夏なのにこんな田舎の村に取材に行くなんて・・・。」
141以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:20:28.55 ID:s6ONUBRF0
「いいじゃないか!都会の喧騒は忘れて、蝉の声、爽やかで透き通った河、甘いスイカにいい男とお泊り旅行だ。完璧なサマーバケーションじゃないか。」
写真の整理を続ける斉藤は、そう言いながらも恵の方は見ていない。
「と・・・泊まり?泊まりなんですか!?こんな村日帰り取材で十分でしょ!?」
いい男のくだりにつっこもうかと思って身構えたが、その後の言葉に恵はのけぞってしまった。
「恵、いいか?記者なら地理と距離感覚ぐらい養っとけ。雛見沢村は都内からF1ですっとばしても3時間はかかる。
ましてうちの会社の車じゃとんでもなく時間がかかるんだ。」
「呼び捨てにしないでくださいっ!それに地理なら高校の時は9でしたから!」
ピントの外れた主張を大声で叫ぶと、またどこからともなく笑い声があがった。
142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:30:24.50 ID:UPFqv+3N0
さて、今日学校あるんだがどうやって保守しようか
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:31:57.27 ID:s6ONUBRF0
保守は無理だと思う 数人しか見てないし
またスレ立てるのも申し訳ないしな
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:41:34.91 ID:UPFqv+3N0
そんなぁ(´;ω;`)
うわぁああぁあぁああん
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:43:13.25 ID:SBdYjSsL0
地震凄かった
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:46:06.82 ID:s6ONUBRF0
地震大丈夫でしたか
頑張ってできるかぎり書くから待っててくだしあ
かききれなかったらスレ立てるか
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:55:12.27 ID:UPFqv+3N0
結構揺れが長かったぁ
頑張ってください!
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:56:24.56 ID:s6ONUBRF0
最近ほんと地震おおいなぁ。応援thx

「この村はな、昔からこええ伝説があるらしいんだ。”人を食う沼”の話だ。吸命湖と村の人間は呼ぶらしい。」
「きゅうめいこ・・・。人を食べちゃうんですか?」
”食べちゃう”なんていう女の子らしい物言いに斉藤は少しにやけてしまったが、話を続けた。もう写真整理は終わったらしい。
「ああ、戦国時代から伝わる民話らしい。詳しい事は車の中で話してやるよ。早速出かけるぞ!」
斉藤はデスクから勢い良く立ち上がると、車のキーとタバコをポケットにつっこんだ。
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 01:12:19.72 ID:s6ONUBRF0
保守マイセルフ
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 01:12:58.57 ID:s6ONUBRF0
「ちょ、ちょっと待って下さいよ!あたし準備があるから家に寄って下さいよ!」
騒がしい二人が出て行ったオフィスで、他の社員がパソコンを叩きながらつぶやいた。
「名コンビだな。」
するとどこかから誰かが返す。
「迷!コンビの間違いだろ!」
ベタなやり取りだが、彼らが暑さと仕事を忘れて笑うには十分だった。
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 01:22:55.63 ID:s6ONUBRF0
数時間後、首都高速、車内。


「ねー斉藤さーん全然すすみませんよー?事故かなんかじゃないですかー?ねー斉藤さーん。」
何かをねだる駄々っ子のように恵がお菓子の袋をかかえながら助手席でふてくされている。
「夏休みだから仕方ないだろ!全く子供かお前は・・・。トイレは大丈夫か?お腹減ってないか?」
茶化す斉藤もタバコの灰皿をサボテンにしてもなお、タバコを吸い続けていた。
「子供じゃないですー!斉藤さんこそおトイレは大丈夫でちゅか〜」
などという他愛ないやり取りも、何度目かわからない。真夏の高速道路は予想通り車で溢れていた。
雛見沢に向かうための高速道路はないため、途中から下道を走る事になるのだが、そこまでが永遠にも思えるほど遠い。
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 01:34:08.65 ID:UPFqv+3N0
すみません。寝ないとヤバいんで寝ます!

続きがんばってください!
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 01:36:21.27 ID:s6ONUBRF0
>>152
おやすみ(`ω′)がんがる(`ω′)
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 01:48:53.13 ID:s6ONUBRF0
これ保守絶対まにあわんなw
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 01:49:29.82 ID:SBdYjSsL0
おやすみ
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 01:54:42.94 ID:s6ONUBRF0
まあとりあえず保守は無理でもあげるか

「あと少しなんだがな・・・。全くこういう時車にテレビでもついてればいいんだが・・・。ん?おい恵、なに見てる。」
急に助手席が静かになったと思い、斉藤が恵のほうを見ると彼女はずっと俯いたままだ。
「おい、恵、聞いてるのか?どうした。気分でも悪いのか?」
斉藤が前方と恵を交互に見ながら問いかける。返事はない。
相変わらず恵はうつむいたままだ。
斉藤は思わず恵の肩をゆすった。
「恵!」
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:04:53.79 ID:5XtwlUwJO
保守
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:12:44.27 ID:s6ONUBRF0
もうちょいまって 頑張ってる
159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:25:32.97 ID:s6ONUBRF0
「ひゃ!は、はいはい!な、なんですか斉藤さん!いきなりびっくりするじゃないですか!」
「お前・・・、びっくりしたはこっちの台詞だ・・・。どうした?ほんとに気分でも悪いのか?」
「いやテレビ見てました。ポータブルの奴もってきたんですよ〜!イヤホンしてたから声聞こえませんでした・・・。」
恵の顔は差し込む夕陽に照らされて少女のようだ。
車内に一度煙交じりのため息を吐いた斉藤は、少し動き出した車の流れに再び乗った。
この高速を降りれば、あと1〜2時間で着くだろう。そう自分に言い聞かせて。

あー難しいなこういうの書くのって
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:38:54.78 ID:s6ONUBRF0
がやがやと人々の群れが色とりどりの屋台の間を埋め尽くしている。
香ばしいソースの焦げた匂いや、甘い綿飴の香りが鼻を刺激する。
夏の夜には美しい泣き声を聞かせてくれる鈴虫も、今夜ばかりは仕事がなさそうだ。
雛見沢の納涼祭は、例年通り大盛況だった。

眠気が・・・もう・・誰もいないしいいかな・・・
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:40:26.82 ID:SBdYjSsL0
俺が居るけど、眠いなら寝てください
162塚本夫人 ◆6HH8N2m2Ec :2008/07/24(木) 02:41:12.59 ID:D53Lrm9qO
八雲かわいい
愛してる
163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:42:25.06 ID:s6ONUBRF0
「ちょっと貞治!勝手にうろちょろしないでよ!っもう!浴衣って動きにくい!」
見慣れた顔ばかりが並ぶ人ごみの中を、藍色の浴衣の裾を上げながら、魅音は貞治の後ろ姿を小走りで追い駆けた。
カキ氷を買っている貞治に追いついた頃には、魅音の額と首筋には珠のような汗が流れていた。
「はぁ・・はぁ・・ほんっとに、ガキなんだから・・・」
息を落ち着けながら貞治を叱ろうとした魅音の目の前に真っ白いものが突然現れた。
「はい!魅音ねーちゃんはいつもレモンだよな!」
「え?あ・・・あぁ・・・これあたしの?」
そうだよと首を大きく縦に振る貞治。もう片方の手には鮮やかな緑色のカキ氷を手にしていた。

>>161
あり できるとこまでがんばるお
164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:46:01.86 ID:s6ONUBRF0
「あ・・・あり・・がとう。いただきます。」
喉まででかかっていた罵倒の言葉は、思わぬ形で感謝の言葉へ変わった。
ついこの間まで近所のクソガキだったのに、なぜだかすごく大人に見えた。
「おっす魅音!また創木んとこのガキと一緒かよ!」
妙に甲高い声が魅音の後ろから聞こえてきた。
魅音が貞治の方を見て、眉をしかめる。
「おぉ!今年の浴衣結構可愛いじゃん!いいねー!」
魅音の後ろに立っていた男は、馴れ馴れしく魅音の肩を抱いている。
もちろん彼女は露骨にいやな顔をして押しのけた。それを見て貞治はちょっとすっきりした。
165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:46:02.91 ID:in3At6zB0
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|lilミ   皿皿皿皿   ノ<       広田健二です
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|liiミミミ   ι     _ノ
|liii_ミミミ;::;:;_____ノ
166以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:49:46.66 ID:wR7yRQPHO
支援要請によりage
167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:51:42.51 ID:s6ONUBRF0
腰より下、もう尻といっていい部分までずらした緩いズボンに、ジャラジャラとした金属チェーンがぶらさがっている。
屋台の”リンゴ飴”と書いた提灯のような色の髪はすごいボリュームで横に流れていた。
このなんともだらしのない青年は山田 智久、魅音の同級生だ。
「そんなガキと一緒に居ないで俺んち来いよ!一緒にホラー映画でも見ようぜー!ヒュー!」
口グセである奇声を発しながら、智久は似たり寄ったりの風貌の仲間と下品に笑いあっている。


>>166 thx 感謝 まぁ魔王スレの暇つぶしによんでってくだしあ
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 03:00:01.11 ID:wR7yRQPHO
保守
眠い。
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 03:00:07.44 ID:wR7yRQPHO
保守
眠い。
170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 03:13:03.30 ID:s6ONUBRF0
「山田・・あんた酒臭いよ?まさかまたお酒飲んでるの?」
「お酒なんかこれっぽっちも・・・飲んでまーす!!ヒュー!」
智久は両手をあげて奇声を発すると、また仲間達と下品な馬鹿笑いをした。
まただ。この人をいらつかせる低俗な集団は去年の納涼祭、夏祭り共に酒を飲んで村の皆に迷惑をかけたことがある。
酔った勢いで数人の仲間で暴れて屋台の一つを修理できないほどに壊してしまったのだ。
その時は駐在さんの所に連れていかれて、滅茶苦茶にしぼられて許してもらったらしい。
雛見沢村は文字通り人里離れた村だ。人口は比較的多いが、犯罪など起こった事がない。
祭りの時などは”嗜み程度の”飲酒くらいなら駐在さんも大目に見てくれるのが実情なのだ。
171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 03:15:11.41 ID:s6ONUBRF0
「貞治!こんな奴ら相手にしなくていいからいこっ!」
貞治は魅音達が話している間ずっとしかめっ面で立ち尽くしていた。カキ氷も少し溶け始めている。
魅音はうんと頷く貞治の手をぎゅっと握ると、足早に智久の前から消えた。
貞治は少しどきりと心臓が動いた。
172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 03:17:12.74 ID:s6ONUBRF0
「おい園崎いっちまったぞ」
智久の仲間がまだ奇声をあげて奇怪な動きをしている智久に言った。
「え?あ?なんだあいつ・・・。あんなガキのどこがいいんだよ。池に食われてしんじまえー!」
一瞬だけ全ての音が消えたようだった。
風の音さえも止まるような、深い水の底にいるような感覚に智久は襲われた。
「お、おいトモそれは言っちゃまずいって・・・。」
仲間の一人が止まった空気を動かした。
それと同時に智久を睨みつけていた大人たちもまた元の顔に戻っていった。
173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 03:25:54.15 ID:s6ONUBRF0
「あ、ああ・・。」
少し空ろな態度の智久の腕を仲間がひっぱって人ごみの外へ連れ出した。
「おいトモ人ごみはあれはやべーって。」
「なんだよ池がなんだってんだよ!そんな迷信怖くなんかねーよ!」
振り払うように叫ぶ智久。さっきまでの酒の力は抜けたようだ。
「おい、今から池いってみようぜ。」
「まじかよ!それはやべーってまじでやめとこうぜ!」
さっきからやべーを連発するのは智久のグループで一番の”ビビリ”と言われている輝彦だ。
「なんだよテル、まさかまたビビッてんのかよ。いいからついてこい!」
嫌がる輝彦の腕を掴み、祭りの光とは反対方向、真っ暗な森へ続く山道へと智久は進んだ。
他の仲間2人も渋々後に続く。
智久達が森の入り口に差し掛かった頃、一筋の生ぬるい風が吹き抜けた。

あーストック書きながらのうpだったがストック切れた

さー寝よう 明日には消え行く俺のスレよさようなら
174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 03:32:43.46 ID:s6ONUBRF0
おやすみなさい まだあったら続きかきます 読んでた数人ありがと〜\(^o^)/
175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
おやすみ