1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:18:51.87 ID:oYMb2yvu0
遠すぎる
これが何よりの恐怖であった
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:18:56.53 ID:RrMRvOhE0
何が 夏だし だよwwwwwwwwwwwwww
くやばれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:19:55.58 ID:ZRAXjhuc0
やっぱり安価遠すぎたwww 自分でkskしとこ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:21:52.17 ID:ZRAXjhuc0
すいませんやっぱり安価
>>10にしてくださいおながいしますもう二度と糞スレたてませんからおねがいします
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:23:02.75 ID:fU7TwwYW0
とし子 43
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:23:56.45 ID:yYayPdoh0
ksk
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:24:46.68 ID:yYayPdoh0
松崎 しげる 59歳
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:25:09.54 ID:wq/3N7Hs0
パラダイス銀河 14才
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:25:15.84 ID:kmxbyh+j0
さだはる(12)
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:25:24.51 ID:sp/tzwKE0
鈴木 15歳
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:25:26.11 ID:yYayPdoh0
松崎 しげる 59歳
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:26:28.26 ID:scEdgJhBO
篠原涙 17才
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:26:56.78 ID:9GpYHn8QO
幽助15歳
ドイル乱歩 12歳
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:31:45.48 ID:ZRAXjhuc0
よかった安価到達したorz
さだはる 12歳キタコレ 12歳って中1?
んじゃヒロイン
>>23
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:33:49.32 ID:9QMR56PD0
ヒロイン…いらなくね?
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:35:44.81 ID:scEdgJhBO
コロン 2さい
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:36:02.13 ID:gTzlqeyV0
トメ
82歳
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:36:18.21 ID:ZRAXjhuc0
いらない・・かいらないな
ところでホラー小説って何が必要?
>>21
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:36:44.68 ID:gTzlqeyV0
たわし
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:37:33.68 ID:5UwSPzDR0
ホラー小説のヒロインは死ぬ運命にあるんだぜ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:38:04.06 ID:ZRAXjhuc0
主人公貞治12歳
たわしにまつわるホラー・・・
時代は
>>30
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:38:07.00 ID:RNzKWVXZ0
じゃあヒロインつくろうよ!
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:38:09.58 ID:PaXPuHtY0
まきこ (16)
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:38:47.73 ID:Mx0T/pTb0
近未来
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:38:59.02 ID:5UwSPzDR0
戦国
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:39:05.34 ID:RNzKWVXZ0
kskst
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:39:31.98 ID:U3ruhwJH0
辮髪が主流だった頃の中国
僕らが輝いていたあの日
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:39:54.51 ID:RNzKWVXZ0
ワロタ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:39:58.27 ID:u+Rd2LFS0
2008年8月15日
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:41:02.95 ID:ZRAXjhuc0
ちょw 僕らが輝いてたあの日・・・
オナニー始めた覚えた頃?だから主人公の歳ちょうどじゃねw
最安価
>>40
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:41:53.37 ID:5UwSPzDR0
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:41:53.98 ID:RNzKWVXZ0
なんで再安価?
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:42:21.27 ID:rzaDtlu+0
普通に意味通じてるだろw
江戸時代
江戸時代
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:44:07.28 ID:ZRAXjhuc0
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:44:13.52 ID:gTzlqeyV0
氷河期
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:44:35.37 ID:5UwSPzDR0
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:46:04.66 ID:ZRAXjhuc0
貞治「ちょwさ・・・む・・・」
貞治は幼い命を閉じた。
駄目だ2行で終わるwww 時代は後回しw ホラーの核になるアイテム
>>50
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:49:11.82 ID:RNzKWVXZ0
ksk
ksk
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:49:50.98 ID:ZRAXjhuc0
頼む安価まで伸びろ
金属バット
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:50:04.15 ID:5UwSPzDR0
アクセラレーション
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:51:48.07 ID:gTzlqeyV0
たわし
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:51:56.74 ID:4ZnKPQRY0
釣り針
ホモ雑誌【薔薇族】
パンティ
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:54:10.49 ID:ZRAXjhuc0
釣り針・・ちょっとなんか怖いな
主人公貞治(12)
キーアイテム釣り針
舞台
>>60
k・s・k(はぁと)
ラブホテル
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:56:44.57 ID:AE/Z1RnJO
俺んち
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:56:44.93 ID:GiaGvGRY0
ksk安価なら下
ksk
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:56:54.64 ID:ZRAXjhuc0
ksksr
雛見沢
学校のプール
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 20:59:21.35 ID:ZRAXjhuc0
雛見沢www
まぁあんだけの田舎だとあんまり時代背景の設定はいらないか
釣り針でどうやって話つなげるかだな
というか以上に過疎な件
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:03:59.85 ID:ZRAXjhuc0
過疎だなw 安価の意味ねえ
絶対面白くなりそうな設定
>>70まかせた
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:05:13.00 ID:gTzlqeyV0
川で幽霊つれた(´・ω・`)
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:07:39.54 ID:ZRAXjhuc0
ksk
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:08:01.34 ID:5UwSPzDR0
主人公はふたなり幼女
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:10:46.11 ID:4ZnKPQRY0
ksk
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:12:31.46 ID:ZRAXjhuc0
ふたなり幼女自体がホラーな希ガス
主人公の貞治は、自分の部屋がベランダに面しているのをいいことに、
よその家族の下着をフィッシングして手に入れるという文化的な毎日を送っている。
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:12:36.62 ID:4ZnKPQRY0
実は主人公はあの世の人間
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:12:59.48 ID:5UwSPzDR0
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:13:16.36 ID:gTzlqeyV0
川でふたなり幼女の幽霊つれた(´・ω・`)
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:18:06.24 ID:ZRAXjhuc0
>>70-71 なんという神のいたずらのようなニアミス
そっからホラーにいけるんだろうか・・・
ヒュン・・・!
甲高く空気を裂く音とともに、何かが宙に舞った。
それは日当たりのいいベランダに向かい飛んでいく。
「やった!かかった!」
満面の笑みを浮かべる少年は貞治。来月で13歳になる、いわゆるどこにでいる腕白少年だ。
だから過疎だってww
手馴れた手つきでリールを巻いてゆく。
貞治が握っているのは1mほどの釣竿で、糸の先に掛かった獲物は、桜のような色の、女性物の下着だった。
彼の趣味は下着泥棒。(本人は”下着フィッシング”だと言って聞かないが)標的になる獲物はいつも決まっていた。
「こらー!!!!貞治ー!!!あんたまたやってんの!!」
緑豊かな静かな村に、響き渡る怒声。
釣り糸が向かったベランダから、小柄で、栗色の髪をした女の子が飛び出してきた。
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:27:08.33 ID:ZRAXjhuc0
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:27:21.34 ID:HAaHN0yL0
とてもホラーとは思えないw
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:27:40.29 ID:5UwSPzDR0
女王様気質
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:27:59.70 ID:gTzlqeyV0
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:29:48.70 ID:HAaHN0yL0
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:29:55.43 ID:5UwSPzDR0
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:31:09.64 ID:ZRAXjhuc0
だからなんでさっきから図ったようなニアミスすんだよwww
>>80クソ噴いたがごめん歳安価www
女の子の名前と設定
>>89
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:31:25.88 ID:gTzlqeyV0
>>82 じゃあ後2000年くらい待ってもらえるか?
ksk
kskst
ksk
ksk
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:32:39.93 ID:gTzlqeyV0
ダンディ
2歳
園崎魅音 18歳
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:32:56.87 ID:u+Rd2LFS0
アキ子 58歳 デビュー40周年
>>89
おいーΣ( ̄□ ̄)
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:33:06.96 ID:5UwSPzDR0
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:33:14.46 ID:ZRAXjhuc0
なにこの奇跡wwwwwwwwwwwwww
もう
>>90採用させてくれよwwwwwwwwwww
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:34:30.69 ID:ZRAXjhuc0
もっかいだけやらしてくれ、ほんとに頼むから。
女の子の名前と設定
>>105
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:34:36.43 ID:gTzlqeyV0
ksk
kskst
kskst
kskst
kskst
kskst
小暮優子 10万16歳
ksk
k・s・k!
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:35:21.63 ID:HAaHN0yL0
ガルディアータ・プレシスコ
設定、一度死んで墓から出てきたと噂される女
kskst
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:35:25.30 ID:gTzlqeyV0
もういいや
st
園崎魅音 18歳
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:35:49.18 ID:5UwSPzDR0
はいはいkskkst
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:37:12.08 ID:ZRAXjhuc0
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:44:02.62 ID:ZRAXjhuc0
ksk
ksk劇場
ダンディとトメは語り合っていた。
「結局俺たちが登場することはなさそうだな」
「そうね。あたしも82歳のヒロインじゃあ、いくらなんでも萌えないもの」
肩を落とすトメ。
ダンディは、パイプから口を離し、煙を吐き出しながら答えた。
「いや、お前さんにはまだ希望がある。ホラーに絡めて、実年齢は82歳だが、呪いで年齢が12歳のまま止まっている……なんて設定にすることもできた。」
「なるほど」
「俺は、さしずめ異様に発育がよくて、男としてのジェンダーを獲得した2歳、という設定で登場……」
「いや、それは無理だと思います」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 21:48:51.74 ID:ZRAXjhuc0
>>114 その発想はなかったな・・・ただ名前トメだから無理www
彼女の名は園崎魅音、18歳の高校三年生だ。
ボーイッシュに切り揃えられた髪は夏の太陽に照らされて、艶やかに揺れていた。
「なんだよ魅音ねーちゃんのパンツまたピンクかよー!」
魅音が頬を下着と同じ桜色に染めて叫んでいる場所から10mほど離れたベランダで、貞治はおどけてみせた。
「うるさい!下らない事ばっかりやってないで、早く返しなさい!」
「わかったよー、魅音ねーちゃん相変わらずすぐ怒るな・・・カルシウム足りないんじゃないか。」
貞治はベランダから足を下ろすと、大して悪びれる様子もなく、魅音の栄養バランスを心配した。
「いってぇ!」
貞治の頭に強烈な一撃が振り下ろされた。
魅音の下着を握ったまま、貞治が頭を両手でさする。
「あんたにカルシウムの心配なんかされる覚えないんだからね!バカ貞治!早く返せ!」
そういうと魅音は貞治から下着をひったくった。
歳の割りに背の高い貞治に、小柄な魅音は少しばかり背伸び、いやジャンプをしないと頭に手が届かない。
「聞こえてたのか・・・。チビのくせに地獄耳で腕力ばっかりあるんだから困っちゃうよ。」
「チビは関係ないでしょ!」
今度は太股に鋭いローが炸裂した。
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 22:28:45.46 ID:ZRAXjhuc0
蝉の声がけたたましく鳴り響く中、魅音の家で、貞治は一人違う汗をかいていた。
完全にKOされ、四つん這いになった貞治の背中に魅音が座る。
「あんた夏休みの宿題やったの?」
「お、おも・・・魅音ねーちゃんこそやったのかよ。」
「お、重くないわよ!失礼ね・・。おねーさんはあんたと違っていい子だからとっくにやったわよ。」
魅音はちょっとだけ足に力を入れて貞治の発言に抵抗した。
「じゃあおねーさんちょっとどいてくれませんか、腰が折れてしまいます。」
そのおねーさんの努力も徒労に終わった。魅音はいかばかりかしょんぼりして背を降りた。
「あ!ねぇ貞治、宿題手伝ってあげよっか?」
さっきのしょんぼりとした顔はどこへやら、今度は嬉々とした表情だ。
「い、いいよどうせまた隣町までパシリにやらされるだけだし・・・。」
わざとらしく腰をぽんぽんと叩きながら貞治が起き上がる。
「そんな酷い事あたしした事あった?記憶違いじゃない?」
「自分でやるからいいです。本当にありがとうございました。」
いたずらっぽく笑う顔は、貞治と同じくらいの無邪気な子供のようだった。
「あんた、今年の納涼祭は誰と行くの?今年の肝試しも怖いのかな?」
「ケンタは家族で海に行ってるし、カズ君も家の手伝いで忙しいから行けないっていってた。」
「出た3バカトリオ!まー今年の納涼祭は静かになるわねぇ。」
魅音は変な口調に、変なポーズだ。
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 22:39:41.22 ID:ZRAXjhuc0
疲れた・・・どうせ誰も見てないしあとはdatの海へ流そう・・
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 22:40:26.71 ID:5UwSPzDR0
datの海は広大だね
見てるんだなこれが
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 22:40:41.03 ID:3KMZTErS0
君の後ろから見てるよ
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 22:41:54.12 ID:ZRAXjhuc0
うお、めちゃくちゃびっくりしたんだが。
んじゃお二人さんのためにもうちょっとやろうかね
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 22:57:46.81 ID:ZRAXjhuc0
この雛見沢村では、毎年夏になると本格的な夏祭りの前に、納涼祭が開かれる。
夏祭りに比べると小さな祭りではあるが、山に囲まれ娯楽らしい娯楽もないこの村の人達には大事なイベントの一つだ。
村の青年団が企画する肝試しも子供達には大人気で、納涼祭というだけあってひと時の”涼しさ”を味わえる。
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 22:59:55.84 ID:4ZnKPQRY0
俺も見てるが
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:09:43.27 ID:ZRAXjhuc0
二人が玄関で話していると、家の奥からスラリとした女性が現れた。
「あ、魅音ねーちゃんのおばちゃんこんにちわ!」
元気よく挨拶をする貞治。バカでいいから挨拶だけはちゃんとしろというのが両親の口癖だった。
「あら貞治クンいらっしゃい。・・・なんだか見るたびに大きくなってるわねぇ。もうすっかり魅音より年上に見えるわよ。
ほんとにいつになったらちゃんと育ってくれるのかしらねぇ。」
ほんのりと柔らかな笑みを浮かべた女性は、魅音の母、静音だった。
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:20:41.26 ID:ZRAXjhuc0
とても高校生の子供がいるようには見えない外見で、姉と言っても誰も疑いはしないだろう。
「ちょっとお母さん!ちゃんとってどういう意味?こんなに美しく育った娘に何か文句でもあるの?」
またも変なポーズ。貞治と静音のため息はおねーさんには聞こえないようだ。
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:25:47.78 ID:ZRAXjhuc0
「ねえ貞治君、今スイカを切ったの。魅音ちゃんはほっといてよかったら食べていかない?おいしいわよ〜?」
「はい!いただきます!やった!」
「ちょっとおかーさん!あたしも食べるー!!!」
どうやら魅音の無邪気さと整った顔立ちはそっくりそのまま静音から受け継いだようだ。
ドタドタと我先に廊下を走る子供が二人。雛見沢の夏はこれから暑くなるばかりだ。
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:27:58.54 ID:ZRAXjhuc0
これいける?こっからホラーいけると思う?
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:29:35.65 ID:5UwSPzDR0
>>128 スイカを人の体にして強引にホラー展開に持っていくという夢を見た
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:33:38.38 ID:ZRAXjhuc0
>>129ダウンタウンのスイカ人間おもいだした。
一応安価で核は釣り針ってでたから、冒頭で釣りネタをふってみたんだが。
釣り針でホラーなぁ・・。
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:40:23.92 ID:kmxbyh+j0
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:50:54.83 ID:ZRAXjhuc0
ああああああありがとうww見てる人いないと思ってたから頑張るw
ちょっとまっててくだしあ
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:52:41.93 ID:5UwSPzDR0
俺もいる・・・ぜ・・・
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/23(水) 23:54:24.55 ID:3KMZTErS0
コソーリ
ケッ、俺は全然期待なんか……してないんだぜ。
保守
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:01:59.09 ID:s6ONUBRF0
保守ついでに一言うp
その数日後、止むことのない蝉の合唱、そして容赦なく村を焼く太陽の中、納涼祭の日が訪れた。
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:10:14.16 ID:s6ONUBRF0
都内、某所。
「斉藤さん、これ、ほんとに取材にいくんですか?」
企画書を片手に、髪の長い女が問いかけた。
「おお、雛見沢村だろ。その企画書は俺が出したんだ。まさか通るとは思ってなかったがな。」
彼の名は斉藤 英吉、週刊誌「VIPスタイル」の記者だ。歳は微妙な31だが、まだまだ若く見える。
体格は太くはないがぱっと見ただけで分かるほど引き締まっていて、好き放題生やした髭さえ剃れば、なかなかの男だ。
そして彼に問い詰めた髪の長い女、彼女は西尾辻 恵、24歳。入社したての新米記者で、斉藤のアシスタントをしている。
髪を後ろで結い、タイトなデニム姿の恵は会社の紅一点としてちやほやされる存在だ。
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:11:03.49 ID:UPFqv+3N0
wktk
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:18:04.76 ID:s6ONUBRF0
「夏特集!怪奇!人里離れた山中の村に人を食う池!」
大げさに身振り手振りを交え、恵がオフィスに響き渡る大声で茶化した。
それと同時に、方々から数人の笑い声。
「行きたくないならいいんだぞ、俺一人で行くから。」
取材用の写真を整理しながら、咥えタバコの斉藤が答える。
「行きますけど・・・。せっかくの夏なのにこんな田舎の村に取材に行くなんて・・・。」
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:20:28.55 ID:s6ONUBRF0
「いいじゃないか!都会の喧騒は忘れて、蝉の声、爽やかで透き通った河、甘いスイカにいい男とお泊り旅行だ。完璧なサマーバケーションじゃないか。」
写真の整理を続ける斉藤は、そう言いながらも恵の方は見ていない。
「と・・・泊まり?泊まりなんですか!?こんな村日帰り取材で十分でしょ!?」
いい男のくだりにつっこもうかと思って身構えたが、その後の言葉に恵はのけぞってしまった。
「恵、いいか?記者なら地理と距離感覚ぐらい養っとけ。雛見沢村は都内からF1ですっとばしても3時間はかかる。
ましてうちの会社の車じゃとんでもなく時間がかかるんだ。」
「呼び捨てにしないでくださいっ!それに地理なら高校の時は9でしたから!」
ピントの外れた主張を大声で叫ぶと、またどこからともなく笑い声があがった。
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:30:24.50 ID:UPFqv+3N0
さて、今日学校あるんだがどうやって保守しようか
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:31:57.27 ID:s6ONUBRF0
保守は無理だと思う 数人しか見てないし
またスレ立てるのも申し訳ないしな
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:41:34.91 ID:UPFqv+3N0
そんなぁ(´;ω;`)
うわぁああぁあぁああん
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:43:13.25 ID:SBdYjSsL0
地震凄かった
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:46:06.82 ID:s6ONUBRF0
地震大丈夫でしたか
頑張ってできるかぎり書くから待っててくだしあ
かききれなかったらスレ立てるか
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:55:12.27 ID:UPFqv+3N0
結構揺れが長かったぁ
頑張ってください!
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 00:56:24.56 ID:s6ONUBRF0
最近ほんと地震おおいなぁ。応援thx
「この村はな、昔からこええ伝説があるらしいんだ。”人を食う沼”の話だ。吸命湖と村の人間は呼ぶらしい。」
「きゅうめいこ・・・。人を食べちゃうんですか?」
”食べちゃう”なんていう女の子らしい物言いに斉藤は少しにやけてしまったが、話を続けた。もう写真整理は終わったらしい。
「ああ、戦国時代から伝わる民話らしい。詳しい事は車の中で話してやるよ。早速出かけるぞ!」
斉藤はデスクから勢い良く立ち上がると、車のキーとタバコをポケットにつっこんだ。
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 01:12:19.72 ID:s6ONUBRF0
保守マイセルフ
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 01:12:58.57 ID:s6ONUBRF0
「ちょ、ちょっと待って下さいよ!あたし準備があるから家に寄って下さいよ!」
騒がしい二人が出て行ったオフィスで、他の社員がパソコンを叩きながらつぶやいた。
「名コンビだな。」
するとどこかから誰かが返す。
「迷!コンビの間違いだろ!」
ベタなやり取りだが、彼らが暑さと仕事を忘れて笑うには十分だった。
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 01:22:55.63 ID:s6ONUBRF0
数時間後、首都高速、車内。
「ねー斉藤さーん全然すすみませんよー?事故かなんかじゃないですかー?ねー斉藤さーん。」
何かをねだる駄々っ子のように恵がお菓子の袋をかかえながら助手席でふてくされている。
「夏休みだから仕方ないだろ!全く子供かお前は・・・。トイレは大丈夫か?お腹減ってないか?」
茶化す斉藤もタバコの灰皿をサボテンにしてもなお、タバコを吸い続けていた。
「子供じゃないですー!斉藤さんこそおトイレは大丈夫でちゅか〜」
などという他愛ないやり取りも、何度目かわからない。真夏の高速道路は予想通り車で溢れていた。
雛見沢に向かうための高速道路はないため、途中から下道を走る事になるのだが、そこまでが永遠にも思えるほど遠い。
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 01:34:08.65 ID:UPFqv+3N0
すみません。寝ないとヤバいんで寝ます!
続きがんばってください!
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 01:36:21.27 ID:s6ONUBRF0
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 01:48:53.13 ID:s6ONUBRF0
これ保守絶対まにあわんなw
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 01:49:29.82 ID:SBdYjSsL0
おやすみ
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 01:54:42.94 ID:s6ONUBRF0
まあとりあえず保守は無理でもあげるか
「あと少しなんだがな・・・。全くこういう時車にテレビでもついてればいいんだが・・・。ん?おい恵、なに見てる。」
急に助手席が静かになったと思い、斉藤が恵のほうを見ると彼女はずっと俯いたままだ。
「おい、恵、聞いてるのか?どうした。気分でも悪いのか?」
斉藤が前方と恵を交互に見ながら問いかける。返事はない。
相変わらず恵はうつむいたままだ。
斉藤は思わず恵の肩をゆすった。
「恵!」
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:04:53.79 ID:5XtwlUwJO
保守
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:12:44.27 ID:s6ONUBRF0
もうちょいまって 頑張ってる
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:25:32.97 ID:s6ONUBRF0
「ひゃ!は、はいはい!な、なんですか斉藤さん!いきなりびっくりするじゃないですか!」
「お前・・・、びっくりしたはこっちの台詞だ・・・。どうした?ほんとに気分でも悪いのか?」
「いやテレビ見てました。ポータブルの奴もってきたんですよ〜!イヤホンしてたから声聞こえませんでした・・・。」
恵の顔は差し込む夕陽に照らされて少女のようだ。
車内に一度煙交じりのため息を吐いた斉藤は、少し動き出した車の流れに再び乗った。
この高速を降りれば、あと1〜2時間で着くだろう。そう自分に言い聞かせて。
あー難しいなこういうの書くのって
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:38:54.78 ID:s6ONUBRF0
がやがやと人々の群れが色とりどりの屋台の間を埋め尽くしている。
香ばしいソースの焦げた匂いや、甘い綿飴の香りが鼻を刺激する。
夏の夜には美しい泣き声を聞かせてくれる鈴虫も、今夜ばかりは仕事がなさそうだ。
雛見沢の納涼祭は、例年通り大盛況だった。
眠気が・・・もう・・誰もいないしいいかな・・・
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:40:26.82 ID:SBdYjSsL0
俺が居るけど、眠いなら寝てください
八雲かわいい
愛してる
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:42:25.06 ID:s6ONUBRF0
「ちょっと貞治!勝手にうろちょろしないでよ!っもう!浴衣って動きにくい!」
見慣れた顔ばかりが並ぶ人ごみの中を、藍色の浴衣の裾を上げながら、魅音は貞治の後ろ姿を小走りで追い駆けた。
カキ氷を買っている貞治に追いついた頃には、魅音の額と首筋には珠のような汗が流れていた。
「はぁ・・はぁ・・ほんっとに、ガキなんだから・・・」
息を落ち着けながら貞治を叱ろうとした魅音の目の前に真っ白いものが突然現れた。
「はい!魅音ねーちゃんはいつもレモンだよな!」
「え?あ・・・あぁ・・・これあたしの?」
そうだよと首を大きく縦に振る貞治。もう片方の手には鮮やかな緑色のカキ氷を手にしていた。
>>161 あり できるとこまでがんばるお
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:46:01.86 ID:s6ONUBRF0
「あ・・・あり・・がとう。いただきます。」
喉まででかかっていた罵倒の言葉は、思わぬ形で感謝の言葉へ変わった。
ついこの間まで近所のクソガキだったのに、なぜだかすごく大人に見えた。
「おっす魅音!また創木んとこのガキと一緒かよ!」
妙に甲高い声が魅音の後ろから聞こえてきた。
魅音が貞治の方を見て、眉をしかめる。
「おぉ!今年の浴衣結構可愛いじゃん!いいねー!」
魅音の後ろに立っていた男は、馴れ馴れしく魅音の肩を抱いている。
もちろん彼女は露骨にいやな顔をして押しのけた。それを見て貞治はちょっとすっきりした。
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:46:02.91 ID:in3At6zB0
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|〆 ,,,,,,r,,,人,,,,,, \
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li/三三シ ιヾ三三弋 Y
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jij _ ミミ:::::::iミミ!_:;:i!i!i !|__
|ljミ_・>li i!i!i!<_・ゝし| )
|ミ i ! i!i | ノ
|ミi く_,,、 ,,,,jij)ii ι j|ツ
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|ミミ ,,ノ_v_ヽ> ι j /
|lilミ 皿皿皿皿 ノ< 広田健二です
|lilミミ ;;= ιノ \___________________
|liiミミミ ι _ノ
|liii_ミミミ;::;:;_____ノ
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:49:46.66 ID:wR7yRQPHO
支援要請によりage
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 02:51:42.51 ID:s6ONUBRF0
腰より下、もう尻といっていい部分までずらした緩いズボンに、ジャラジャラとした金属チェーンがぶらさがっている。
屋台の”リンゴ飴”と書いた提灯のような色の髪はすごいボリュームで横に流れていた。
このなんともだらしのない青年は山田 智久、魅音の同級生だ。
「そんなガキと一緒に居ないで俺んち来いよ!一緒にホラー映画でも見ようぜー!ヒュー!」
口グセである奇声を発しながら、智久は似たり寄ったりの風貌の仲間と下品に笑いあっている。
>>166 thx 感謝 まぁ魔王スレの暇つぶしによんでってくだしあ
保守
眠い。
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 03:00:07.44 ID:wR7yRQPHO
保守
眠い。
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 03:13:03.30 ID:s6ONUBRF0
「山田・・あんた酒臭いよ?まさかまたお酒飲んでるの?」
「お酒なんかこれっぽっちも・・・飲んでまーす!!ヒュー!」
智久は両手をあげて奇声を発すると、また仲間達と下品な馬鹿笑いをした。
まただ。この人をいらつかせる低俗な集団は去年の納涼祭、夏祭り共に酒を飲んで村の皆に迷惑をかけたことがある。
酔った勢いで数人の仲間で暴れて屋台の一つを修理できないほどに壊してしまったのだ。
その時は駐在さんの所に連れていかれて、滅茶苦茶にしぼられて許してもらったらしい。
雛見沢村は文字通り人里離れた村だ。人口は比較的多いが、犯罪など起こった事がない。
祭りの時などは”嗜み程度の”飲酒くらいなら駐在さんも大目に見てくれるのが実情なのだ。
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 03:15:11.41 ID:s6ONUBRF0
「貞治!こんな奴ら相手にしなくていいからいこっ!」
貞治は魅音達が話している間ずっとしかめっ面で立ち尽くしていた。カキ氷も少し溶け始めている。
魅音はうんと頷く貞治の手をぎゅっと握ると、足早に智久の前から消えた。
貞治は少しどきりと心臓が動いた。
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 03:17:12.74 ID:s6ONUBRF0
「おい園崎いっちまったぞ」
智久の仲間がまだ奇声をあげて奇怪な動きをしている智久に言った。
「え?あ?なんだあいつ・・・。あんなガキのどこがいいんだよ。池に食われてしんじまえー!」
一瞬だけ全ての音が消えたようだった。
風の音さえも止まるような、深い水の底にいるような感覚に智久は襲われた。
「お、おいトモそれは言っちゃまずいって・・・。」
仲間の一人が止まった空気を動かした。
それと同時に智久を睨みつけていた大人たちもまた元の顔に戻っていった。
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 03:25:54.15 ID:s6ONUBRF0
「あ、ああ・・。」
少し空ろな態度の智久の腕を仲間がひっぱって人ごみの外へ連れ出した。
「おいトモ人ごみはあれはやべーって。」
「なんだよ池がなんだってんだよ!そんな迷信怖くなんかねーよ!」
振り払うように叫ぶ智久。さっきまでの酒の力は抜けたようだ。
「おい、今から池いってみようぜ。」
「まじかよ!それはやべーってまじでやめとこうぜ!」
さっきからやべーを連発するのは智久のグループで一番の”ビビリ”と言われている輝彦だ。
「なんだよテル、まさかまたビビッてんのかよ。いいからついてこい!」
嫌がる輝彦の腕を掴み、祭りの光とは反対方向、真っ暗な森へ続く山道へと智久は進んだ。
他の仲間2人も渋々後に続く。
智久達が森の入り口に差し掛かった頃、一筋の生ぬるい風が吹き抜けた。
あーストック書きながらのうpだったがストック切れた
さー寝よう 明日には消え行く俺のスレよさようなら
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/24(木) 03:32:43.46 ID:s6ONUBRF0
おやすみなさい まだあったら続きかきます 読んでた数人ありがと〜\(^o^)/
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
おやすみ