怖い話しようや

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
まあね、夏だしね。
明るいうちからはじめておこうじゃないか。

この話知ってる人は書いてくれるとうれしいな
・明け方山のほうから髪の長い女が飛んでくる、みたいな話
・女子三人で古い家を撮影しにいったんだけど、その内の一人が実は…って話
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 16:29:51.15 ID:WRTlToAH0
>>1
勃起した
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 16:30:18.96 ID:4OBMpZI+0
今ちゃんの実は!
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 16:30:41.37 ID:HLIZFhE3O
>>・明け方山のほうから髪の長い女が飛んでくる、みたいな話

死ぬほどこえええええよバカw
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 16:31:21.86 ID:WRTlToAH0
>>4
テルマだろ?
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 16:32:05.78 ID:YEupr+cF0
>>5
なんという山にいる宣言w
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 16:33:06.20 ID:4erT9Wou0
俺も山女の話聞きてぇ
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 16:33:40.77 ID:QWgrJQZ0O
このスレ建てんの八時間くらい早いよ
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 16:34:10.26 ID:BIxNB7JH0
お前らの将来
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 16:34:30.14 ID:YEupr+cF0
>>8
今は準備時間だと思って!ね!
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 16:35:47.78 ID:DpdksP5N0
もちもちの木怖くね?
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 16:35:55.51 ID:OnLmhLvLO
そんなことより聞いてくれよ!
明け方山の方からテルマが飛んで来たんだよ!
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 16:41:47.75 ID:YEupr+cF0
>>11
小学校のストーリーテープ?みたいなやつで給食の時間に流れてて機械が壊れて爆笑した記憶しかない
14マサキサマ ◆MASASEXI6Y :2008/07/11(金) 16:52:46.37 ID:IgkyXl05O
やったねたえちゃん!
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 16:54:06.97 ID:NU4z7/GC0
洒落怖からの転写

一人暮らしをしている大学生の女の子。
ある日学校から帰るとポストに何か突っ込まれている。
―ビデオ・・・?
ラベルには何も書かれていない。
怖くなった彼女はサークルの友人に相談した。
―今度そのビデオみんなで見てみようよ!
数日後、5、6人が友人宅に集まり鑑賞会。
みんなどこかで非日常を楽しみつつビデオを再生すると、


そこには全身タイツで踊る一人の男性の姿が。
―何これ〜!!!笑
少し期待外れかな〜とみんなが笑っていたところ、
女の子がいきなり泣き出した。
―どうしたの!?


―・・・これ・・・あたしの部屋・・・
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:03:13.80 ID:NU4z7/GC0
ageつつもう1個転写

奇形児を見たことはありますか? これは北海道の網走市であった話です。
古塚美枝さん(当時23) は、いわゆる売春婦でしたが夫がいました。
しかしその夫は働こうとせず、酒に溺れる毎日、そして酔うと必ず美枝さんに
暴力を振るいました。83年の夏、美枝さんは体調を崩し病院へ行きました。
原因は妊娠によるつわりなどでした。売春婦であった美枝さんは、 まず誰の子なのか考えましたが夫の子である事を確信し、
早く報告しようと急いで帰りました。しかし夫は自分の子とは信じず、
中絶を命じました。 それから5ケ月。結局美枝さんは中絶を拒み、
生むことを決意しましたが、夫は従わなかった事を不満に思い、
さらに暴力を振っていました。 そしてその日夫は美枝さんの腹部に
膝蹴りをしました。する と、美枝さんの股間からは溢れる様に血が流れてきました。
そして美枝さんは崩れ落ち、声にもならない 様なうめき声で唸りながら
........流産でした。夫は慌てて家を飛び出して行きました。何故?
それは生まれてきた子供が余りにも醜かったからです。目はあべこべに付き、
片方の目は眉毛の上に付いていました。鼻はだらしなく直角に曲がり、 口なんぞは縦向きに、しかも耳のつけねから裂け目の 様に付いていました。
動きもせず、ただこちらを眺めていました。 それからどうなったかは分かりません。
ただ、この話を聞いた人は最低3日間気を付けてください。
うしろで何か気を感じても振り向いて いけません。
それはあの子があなたを眺めているから。 10分以内にこれを
掲示板の5箇所に貼らなければそのままあの子は離れて行きません。
お気を付けて。
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:11:24.24 ID:YbuhI+qEO
>>16
:(;゙゚'ω゚'):こわいお:(;゙゚'ω゚'):
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:16:26.72 ID:ONst8j9mO
私のページ

自分の名前で検索をかけてみた。
すると10数件、同姓同名の人たちが検索に引っかかった。
研究者や会社の経営者、同じ名前でありながら全然別の生活をしている人たち。

その中に「○○○○○(自分の名前)のページ」というHPがあった。

それはプロフィール、BBSだけの初心者が作った感じのよくある個人のHPだった。
プロフィールを見ると自分と同じ歳であり、趣味なども良く似ている。
BBSを見ると常連っぽい人が5〜6人いるらしく、この手のHPとしてはまあまあ流行ってる感じだった。
何となくお気に入りにして時々見るようにした。

しばらくするとコンテンツに日記が増えた。
日記はまあ、そのへんのサイトによくある内容の薄い日記だ。

今日は暑かったとか日本がサッカー勝ったとか、そんな感じのだった。
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:16:45.39 ID:NU4z7/GC0

 ある4人家族がとある地方の旅館に宿泊。深夜に娘か母親が
トイレで惨殺されているのが発見された。

 全身を刃物で滅多刺しにされ、顔面は誰だか判別がつかなくなる程
斬り付けられていた。死体には舌がなかった。
トイレには格子のついた幅30・、高さ10・程の窓と小さな通風孔があったが、
とても人の入れる大きさではない。
 カギもかけられていた。誰がどこから侵入してきたのか・・・。

 警察はその旅館を経営している夫婦、その息子、近辺の変質者などを
聴取したが、現場が密室だったこともあり、迷宮入りになるかと
思われたが、ある日、旅館経営者夫婦に付き添われたその息子が署に出頭。
 「近所の目もあり、なかなか正直に話すことができなかったが、
とんでもないことになったので、お話します」

 「息子は盗撮が趣味で再三注意していましたが、事件当夜もビデオカメラで
天井裏から個室を撮影していていたのです。撮影していると格子のはまっている
小窓のガラスが開き、ガラスの破片を持った小さな・・・、いや、
このビデオテープに一部始終がはいっていますので・・・。」
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:17:05.88 ID:NU4z7/GC0
 息子はビデオテープについて訪ねられると、恐怖が蘇ったのか半狂乱に。
精神に異常をきたすほどの何かがこのテープに入っているのかと思い、
捜査員達もテープを再生するのを恐れた。

 そのテープには排尿する女性を俯瞰で撮影した映像が収っていた。
和式便器にしゃがんでいた女性が立ち上がろうとしたその時、
 小窓からガラスの破片らしきものを握った小さな、15〜20・程の
老婆が音もなく飛び込んできた。女性は悲鳴をあげる間もなく
咽を掻き斬られ、そして顔中を、体中を斬り付けられ・・・。
 女性が息絶えると、小さな老婆は死体から舌と頭皮の一部を切闔謔閨A天井を見上げ、
「次はおまえだよ」
と言って小窓から出て行った・・・。舌と、髪の毛のついた頭皮とを持って。

 捜査員の中には、嘔吐するもの、泣き出すもの、恐怖の余り失禁する
者もいたという。結局事件は未解決のままだが、警視庁に、件のビデオテープが
今なお保管されていると言う。
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:18:06.98 ID:ONst8j9mO
ある時、日記の内容が自分の生活とよく似ていることに気づいた。
始めに気づいたのは野球観戦に行ったときだ。その日そのサイトの管理人も同じ球場に行ったらしい。
その時はもちろん偶然だなとしか思わなかった。球場には何万人もの人間が行くのだから。

次の日、日記は会社でミスをしたことについて書いてあった。
私もその日、会社でミスをして少々落ち込んでいた。

次の日もその次の日も、よく見ると日記の内容はまるで自分の生活が書かれているようだった。
大半は「カレーを食べた」とか「CDを買った」など対した偶然ではない。
しかしそれが何ヶ月も続くと気味が悪くなってきた。
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:18:22.59 ID:Ny5nbGNqO
テーブルの上のアイスコーヒーを一気に飲み干したら、Gが中にいた
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:18:33.30 ID:SMf1CRCiO
○○しないとあなたは…系は怖さより不快感が勝る
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:19:02.44 ID:cqtGT4/fO
http://www17.plala.or.jp/suigin/shin.html
最近この手のスレの盛り上がりがなくて寂しい
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:19:04.04 ID:9wS9uVAx0
>>23
お前それじゃあ創価学会の勧誘断れないだろwww
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:19:15.76 ID:ONst8j9mO
>>21
ある日、掲示板を見ると常連たちが管理人の誕生日を祝っていた。

その日は私も誕生日だ。
それでいよいよ怖くなってきて、初めて掲示板に書き込みすることにした。
しかし、書き込みしようとしても名前や内容を書くところに文字が打てない。
色々やってみるが書き込めないどころか文字すら打てない。

「おかしいな?」

と思っていると、あることに気づいた。
それは掲示板ではなくただのページだった。
つまり、1人の人間が掲示板っぽく見せかけて作った1つのページだったのだ。

「いったい何のためにこんなこと……」

とすごく怖くなり、管理人にメールを打った。

「初めまして。私は貴方と同姓同名の人間で、よくこの〜」

のような当たり障りのないメールだ。
そして次の日、そのページを見ると全て消されていた。
メールボックスには1通、

「見つかった」

という返信があった。
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:19:27.84 ID:G7MmDfZiO
風呂場で指打って親指の爪が便座みたいにカパッカパッて
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:19:44.91 ID:NU4z7/GC0
>>23
それはわかるwww 
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:21:02.10 ID:ONst8j9mO
恐怖の看護婦

ある病院に入院中のAさんが、夜中にトイレに起きたときのことです。

トイレから出て自分の病室へ戻ろうと廊下を歩いていると、廊下のずっと先からガラガラと物凄い音が近付いてきます。
なんだろうと目を凝らして見ると、薬の入った瓶やピンセットを乗せた大きなワゴンを、看護婦が押しながら走ってくるところでした。

ところがその様子が普通ではないのです。
静まりかえった病院内を、明かりもつけずに不自然に騒音を立てながらものすごい形相でこちらに近付いてきます。
その看護婦を見ているうちに、Aさんはとてつもない恐怖に襲われました。

あれは生きている人間じゃないぞ。とにかくやりすごせればいいと思い、引き返して今出てきたばかりのトイレに駆け込みました。
それでも不安だったので、入口から4番目の一番奥の個室にこもって鍵をかけ、看護婦が通り過ぎるのを待つことにしたのです。
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:21:58.11 ID:4erT9Wou0
>>27
せつこそりゃ痛い話や
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:22:59.96 ID:ONst8j9mO
>>29
遠くに聞こえていたガラガラというワゴンの音が、いよいよ大きくなってトイレの前に差し掛かりました。
が、ワゴンはそのまま通り過ぎずに、こともあろうかトイレの前でピタリと止まったのです。
Aさんは息をころしてワゴンが行き過ぎるのを待ちましたが、次の瞬間、Aさんの漠然とした恐怖は本物になりました。

看護婦がトイレの入口のドアを開けて入って来たのです。
コツ、コツ。
看護婦の靴音だけがトイレの中に大きく響きます。
ギイィィ。
入口から一番最初の個室のドアが開け放たれました。
コツ、コツ。
2番目のドアが開けられます。
3番目のドアも、次は……。

とうとう最後の4番目のドアに看護婦の手がかかりました。
Aさんの恐怖は絶頂に達しています。

鍵がかかっていることを知ると、看護婦は狂ったようにドアノブをがちゃがちゃ鳴らし始めました。
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:24:02.73 ID:ONst8j9mO
>>31
鍵を壊して戸を開けるほどの勢いに、Aさんは目をつぶったまま歯を食いしばってドアノブをしっかり握って抵抗しました。
どれくらいそんな時間が続いたでしょうか。ふとドアの外が静かになりました。

「ああ、俺は勝ったんだ」

大きな安堵感が込み上げてきました。
緊張の糸が切れたせいか、Aさんはそのまま気を失うように眠りこんでしまいました。

次の日の早朝、うっすらと朝日が差し込んで明るくなってきたトイレの個室で、Aさんは目を覚ましました。

「ああ、ゆうべは大変な目に遭ったんだった」

昨夜の出来事を夢のように思い出しながらドアを開けようとしましたが、おかしなことにドアはびくとも動きません。
鍵も外したし何かが引っかかっているのかな、と上を見上げたAさんは再度気を失いました。

Aさんが目にしたものは、個室の上のすきまに指をかけて目だけで中を覗き込んでいる、ゆうべの看護婦の姿でした。

看護婦は諦めて行ってしまったのではなく、鍵を開けることができないと分かってから一晩中Aさんを見張っていたのでした。
Aさんはその後、すっかり昼になってから同じ階の患者さんに助けられました。
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:24:37.17 ID:7ceNC5qOO
体育教師「それじゃあ2人1組作って〜」
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:24:37.66 ID:F2hugsZv0
ある夜、近道をしようと普段は通らない裏道を行くことにした。
その裏道は街頭などほとんど無く、少々薄気味悪い。
しかし、幽霊や物の怪の類は一切信じない私は、仕事の疲れもあって近道をすることにした。

しばらく真っ暗な道を進んでいくと、前から誰かが向かってきていることに気づいた。
時計はすでに真夜中近い……私は少しばかり身構えた。

そしてだんだんと前方から向かってくる人物の顔が見えてきた。
前から歩いてきたのは……








ドナルド・マクドナルドだった。
怖い。
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:25:46.08 ID:vB+D+37c0
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:27:16.79 ID:ONst8j9mO
開けて助けて

私の弟の友人の話。
その友人の地元にある怖くて有名な廃墟。そこに何人かのグループで、ふざけ半分面白半分で遊びに行った奴らがいた。

廃墟をうろつく中で、ある一つの部屋にたどり着いた。
皆で固まって入ろうと扉を開ける。先頭になっていた女が足を踏み入れた瞬間、彼女一人を部屋に入れたまま扉が閉まった。

最初はふざけてやっているのかと思ったが、そうじゃないみたい。扉は開かないし、中からは彼女の壮絶な悲鳴。

何度も『開けて助けて』と断末魔のような叫びと、ガタガタと何かの大きな音。
3人の男の力を持っても、扉は開かなかった。

ただ事じゃないことに気付き、ひょっとしたら既に中に人がいて、彼女が襲われてるのかも…と思い、警察を呼びに行った。事実、地元の族やヤンキー共がたむろしたりすることもあったようだ。
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:28:32.58 ID:4erT9Wou0
俺は夜釣りに出かけた
ある日、遊びの予定がキャンセルになった俺は秘密の釣り場で夜釣りを楽しむ事にした
街から少し離れた所にある橋で、静かでよくつれる俺の穴場
その日も良く釣れ、しばらくした頃、全身に寒気が。
何か恐いな・・・そう思いつつも入れ食い状態のその場を離れる気にもならず夜釣りを楽しんだ
「あなたも釣りですか?」後ろから声をかけられた、振り返るとそこにはサラリーマン風の中年男性が
「えぇ、ここよく釣れるんです」「えぇそうらしいですね」
「あなたも釣りですか?」「・・・まぁそうですね」話していくうちに段々と俺は違和感を感じた
男性はどう見てもスーツ姿、とても釣りを楽しむ格好じゃない、こんな所でなにを・・・

「あなた、つらないんですか・・・」男性の声・・・いやおかしい、明らかに上から聞こえてきた
「つりましょうよ、あなたも・・・」俺は恐怖に震えながらも上を見上げた・・・
そこには、今話をしていた男性の首吊り死体が!!男が言っていたのは「釣り」ではなく「吊り」だったのだ!!
気が付くと俺の目の前には無数の人影が「吊ろう・・・一緒に吊ろう・・・」と俺に囁いている
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:28:32.50 ID:ONst8j9mO
>>36
警察が来て、扉を開けようとするが…開かなかった。
すると、その内彼女の悲鳴と物音が止まった。それまで開かなかった扉がスッ…と開いた。

彼女が倒れていた。身体のほとんどの関節が曲がるはずのない方向に折れた状態で。

これは地元のニュースでも流れたらしい。『変死体発見』という形で。

この廃墟にまつわる似たような怖い話は私も弟も知っていた。

でも、この話をしてくれた弟の友人が、最後に涙ながらに教えてくれた。

彼はだいぶ前にお姉さんを亡くしている。

「コレ、俺の姉ちゃんの話なんだ」


…なんとも言えない気分になった。
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:28:58.63 ID:4erT9Wou0
>>37
「そこまでだ」聞いたことのある声、寺生まれで霊感の強いTさんだ
影によって今にも吊り上げられそうな俺の前に来ると、自前の釣竿を振り回し
「破ぁ!!」と叫ぶ、すると釣竿の糸が眩く光り、振り回した糸が剣のように次々と影を引き裂いてゆく!
ある程度影を振り払うと、Tさんの呪文によって周りには光が走り、アッと言う間に影は全滅した。

「Tさんも夜釣りですか?」そう尋ねるとTさんは俺を指差し「まあな、随分と小物を釣り上げちまったがな・・・」
帰り道で聞いた話によるとあそこは自殺の名所で首吊りが首吊りを呼ぶ恐怖の橋らしい。
「すっかり日も上がっちまったな、どれ、街で女の子でも釣りに行くか」
そう言って車に飛び乗り爽やかに笑ってみせるTさんを見て
寺生まれはスゴイ、俺はいろんな意味で思った。
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:30:23.87 ID:ONst8j9mO
ヘッドホン

私は夜寝ながら音楽を聴くのが習慣になっていた。
ヘッドホンをしたまま朝を迎えることも少なくない。

うっすら記憶はあるのだが昨日は珍しく寝付きが悪かった。
いつもならベッドにダイブし10分もあればアッチへ逝けた。

なかなか眠れない時ってなんかドキドキするのね。
何でだかわからないけど心臓が叩いてくるのが感じられる。
音楽でも聴くか!今日は気分を変えてロックにしよっと。
って、眠れるかぃ!!まぁいっか朝まで起きるのも。

オーディオにランダムをかけ好きな歌手の歌をいつもと違う気分で聴く。
でも気に入らない歌は早送り。これでは意味がない。。
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:31:46.05 ID:ONst8j9mO
>>40
しばらく聴いていると寝つきの良い私はすでにアッチに逝きかけていた。
気づけば何曲か過ぎていたり、あぁ、もうメンドクサイこのまま寝よう。
曲をかけたまま寝てると、たまにその歌手の夢を見ることがある。
夢じゃなければいいのにね……。

ランダムで曲が選ばれる――――。長い静寂。止まった?
私はディスプレイを確認したけど、曲は1分55、56と確かに演奏が続けられていた。
こんな曲あったっけな?

しばらくすると微かに音が聞こえてきた。
広い草原を想像させるような心地よい風の音。誰か歩いてくる。

「こんばんは」
女の子の声。かわいらしい女の子だなぁ。声で姿を確認できたような感じがした。
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:35:17.83 ID:ONst8j9mO
>>41
「こんばんは?お姉さん」
その声は私に問いかけているのか。私も挨拶を心の中で返してみた。

「こんばんは、君いくつかな?」
答えが返ってくる。

「17歳です。友達が出来てよかった」
「じゃあ私5歳年上だ!君の名前教えてくれない?あ、私久美子よろしく」
友達という響きが嬉しかった。

「温海、温かい海ってかいてあつみ。久美子お姉ちゃんって呼んでいい?」
「OK!じゃあ温海ちゃんはアッちゃんね」
私達はいろいろな話をしていた。アッちゃんのこと。私のこと…。
アッちゃんの相談にも乗った。アッちゃんはお父さんとうまくいっていないようだ。

私はふと質問した。
「アッちゃん ここで何してるの?」
「あぁああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

耳の奥にまで響いてくる、嫌。嫌だ。嫌だ。
断末魔のような悲鳴に恐怖を感じ私は現実に戻された。
ヘッドホンをと――取れない。悲鳴が私を壊していく――
――ああ私はヘッドホンが好き。あぁいつも耳にはヘッドホン。ああ何が面白いのかわからないけど笑みがこぼれてくる。
周りの人は私が変になったとか。暗い人だったから精神的にイッタんじゃない?とか、あああ私は気にしない。だってアッちゃんが居てくれるもん。
あああああここは心地いいあああ ああ あああああ ああアあァあぁ あぁああ
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:35:27.56 ID:l7Q6V5ZYO
怖い… だが続けたまえ
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:35:35.16 ID:AlTIPKwf0
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:35:57.08 ID:Y4Po9xcW0
うちの親父が夜釣りに行った時のこと
後ろの崖から「ドサッ」と音がして振り向いてみたら
飛び降り自殺だった
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:38:07.66 ID:l7Q6V5ZYO
うっひょー
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:38:22.62 ID:DpdksP5N0
アッちゃんがアッー!ちゃんに見えた俺は病気
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:39:31.86 ID:G7MmDfZiO
夏といえばスイカですが僕がある日スイカを食べていたんですよ
そしたら口の中でなにか大量にモゾモゾ動いている
急いで吐き出したら大量の蛆虫が蠢いていました
スイカも調べてみた所中はまるで寄生虫に犯された動物の脳みそのようにモゾモゾと・・・
みなさんも気をつけましょうね
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:40:05.53 ID:ONst8j9mO
ザリザリ…

あれは僕が小学5年生のころ。
当時、悪がきで悪戯ばかりだった僕と、
友人のKは、しょっちゅう怒られてばかりでした。

夏休みのある日、こっぴどく叱られたKは、
僕に家出を持ちかけてきました。
そんな楽しそうなこと、
僕に異論があるはずもありません。

僕たちは、遠足用の大きなリュックに
お菓子やジュース、マンガ本など
ガキの考えうる大切なものを詰め込み、
夕食が終わってから、近所の公園で落ち合いました。
確か、午後8時ごろだったと思います。
とはいっても、そこは浅はかなガキんちょ。
行く当てもあろうはずがありません。

「どうする?」
話し合いの結果、畑の中の小屋に決まりました。
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:42:02.48 ID:ONst8j9mO
>>49
僕の住んでいるとこは、長野の片田舎なので、
集落から出ると、周りは田畑、野原が広がっています。
畑の中には、農作業の器具や、
藁束などが置かれた小屋が点在していました。
その中の、人の来なさそうなぼろ小屋に潜り込みました。

中には、使わなくなったような手押しの耕運機?があり、
後は、ベッドに良さそうな藁の山があるだけでした。
僕たちは、持ってきた電池式のランタンをつけ、
お菓子を食べたり、ジュースを飲んだり、
お互いの持ってきたマンガを読んだりと、
自由を満喫していました。


どのくらい時間がたったでしょうか。
外で物音がしました。
僕とKは飛び上がり、
慌ててランタンの明かりを消しました。
探しに来た親か、小屋の持ち主かと思ったのです。
二人で藁の中にもぐりこむと、
息を潜めていました。
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:42:27.48 ID:MXgjyYplO
あ〜、岩手にある、牧場の事ね。
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:44:36.15 ID:ONst8j9mO
>>50

「ザリザリ・・・・ザリザリ・・・」
何か、妙な音がしました。
砂利の上を、何かを引きずるような音です。
「ザリザリ・・・ザリザリ・・・」
音は、小屋の周りをまわっているようでした。
「・・・なんだろ?」
「・・・様子、見てみるか?」
僕とKは、そおっと藁から出ると、
ガラス窓の近くに寄ってみました。

「・・・・・!!」
そこには、一人の老婆がいました。
腰が曲がって、骨と皮だけのように痩せています。

髪の毛は、白髪の長い髪をぼさぼさに伸ばしていました。
「・・・なんだよ、あれ!・・・」
Kが小声で僕に聞きましたが、僕だってわかりません。
老婆は何か袋のようなものを引きずっていました。
大きな麻袋のような感じで、
口がしばってあり、長い紐の先を老婆が持っていました。
さっきからの音は、これを引きずる音のようでした。

「・・・やばいよ、あれ。山姥ってやつじゃねえの?」
僕らは恐ろしくなり、ゆっくり窓から離れようとしました。
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:46:18.98 ID:ONst8j9mO
>>52
ガシャーーーン!!
その時、Kの馬鹿が立てかけてあった鍬だか鋤を倒しました。
僕は慌てて窓から外を覗くと、老婆がすごい勢いで
こちらに向かって来ます!
僕はKを引っ張って藁の山に飛び込みました。

バタン!!
僕らが藁に飛び込むのと、
老婆が入り口のドアを開けるのと、
ほとんど同時でした。
僕らは、口に手を当てて、
悲鳴を上げるのをこらえました。

「だあれえぞ・・・いるのかええ・・・」
老婆はしゃがれた声でいいました。
妙に光る目を細くし、
小屋の中を見回しています。
「・・・何もせんからあ、出ておいでえ・・・」
僕は、藁の隙間から、老婆の行動を凝視していました。
僕は、老婆の引きずる麻袋に目を止めました。
何か、もぞもぞ動いています。
と、中からズボっと何かが飛び出ました。

(・・・・・!)
僕は目を疑いました。

それは、どうみても人間の手でした。
それも、子どものようです。
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:48:15.19 ID:ONst8j9mO
>>53

「おとなしくはいっとれ!」
老婆はそれに気付くと、
足で袋を蹴り上げ、
手を掴んで袋の中に突っ込みました。
それを見た僕たちは、もう生きた心地がしませんでした。

「ここかあ・・・」
老婆は立てかけてあった、フォークの大きいような農具を手に、
僕たちの隠れている藁山に寄ってきました。
そして、それをザクッザクッ!と山に突き立て始めたのです。
僕らは、半泣きになりながら、
フォークから身を避けていました。
大きな藁の山でなければ、今ごろ串刺しです。
藁が崩れる動きに合わせ、
僕とKは一番奥の壁際まで潜っていきました。
さすがにここまではフォークは届きません。

どのくらい、耐えたでしょうか・・・。
「ん〜、気のせいかあ・・・」
老婆は、フォークを投げ捨てると、
また麻袋を担ぎ、小屋から出て行きました。
「ザリザリ・・・・ザリザリ・・・・」
音が遠ざかっていきました。

僕とKは、音がしなくなってからも、
しばらく藁の中で動けませんでした。
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:50:31.26 ID:DpdksP5N0
てか思いっきりマンガとか散らばってるはずなのによくバレなかったな



と怖いからマジレス
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:50:42.88 ID:ONst8j9mO
>>54
「・・・行った・・・かな?」
Kが、ようやく話し掛けてきました。
「多分・・・」
しかし、まだ藁から出る気にはなれずに、
そこでボーっとしていました。

ふと気が付くと、背中の壁から空気が入ってきます。
(だから息苦しくなかったのか・・・)
僕は壁に5センチほどの穴が開いてるのを発見しました。 外の様子を伺おうと、顔を近づけた瞬間。

「うまそうな・・・子だああ・・・・!!」

老婆の声とともに、しわくちゃの手が突っ込まれました!!

僕は顔をがっしりと掴まれ、穴の方に引っ張られました。
「うわああ!!!」
あまりの血生臭さと恐怖に、僕は気を失ってしまいました。


気が付くと、そこは近所の消防団の詰め所でした。
僕とKは、例の小屋で気を失っているのを、親からの要請で出動した地元の消防団によって発見されたそうです。
こっぴどく怒られながらも、僕とKは安心して泣いてしまいました。


昨晩の出来事を両方の親に話すと、夢だといってまた叱られましたが、そんなわけがありません。

だって、僕の顔にはいまだに、
老婆の指の跡が痣のようにくっきり残っているのですから。
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:52:41.05 ID:4erT9Wou0
先日、俺が妹の部屋で大便していたら、旧・日本兵の格好をした見知らぬ男が入ってきた。
最初は泥棒かと驚いたんだけど、無言のまま血走った眼でこちらを睨みつけてくる。
ちょっと薄気味悪くなって、「貴方は誰ですか、何をしているんですか?」って尋ねたら、
「バカヤロー!」って叫んでそのまま霞みたいに消えてしまった。

その後、帰宅した妹に事情を話したんだけど、泣き叫ぶばかりで話にならなかった。
両親も怒鳴ったり喚いたりするばかりで、その男の話は何も出来なかった。

もしかすると家族は俺の知らない秘密を抱えているんだろうか?
いま思い出しても背筋が凍る思いだ。
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:53:17.30 ID:fRhgBLPO0
ぶっちゃけ幽霊とか出てくる話にあんまり恐怖を感じない
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:54:02.18 ID:ONst8j9mO
  Λ,,Λ
 (´・ω・)
.c(,_uuノ

おかーさん。なんでボクだけ、ハダカんぼうやったん?
おかーさん。なんでボクだけ、シッポついてたん?
おかーさん。なんでボクだけ、おててつかんとあるけへんかったん?
おかーさん。なんでボクだけ、つくえでゴハンだべられへんかったん?
おかーさん。なんでボクだけ、みんなとオシャベリでけへんかったん?
おかーさん・・・。なんでボクだけ、さきにしんでしまうん・・・?

  Λ,Λ
 ('A`)
.c(, _u
 ネタ切れだ
また拾ってくるよ
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:56:15.53 ID:4erT9Wou0
>>59
怖いってか切ねぇ・・・
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:56:24.36 ID:qe5FwKVO0
全日空123便はもうすべてがオカルト
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:59:07.79 ID:iLFeBw/f0
>>61
おい
まて
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 17:59:14.12 ID:jj3mbj/b0
俺が高校生の頃の話
その夜は蒸し暑い日で俺は特に何をすることもなくごろごろと無益に過ごしてた
するとなんだかポツリポツリと声が聞こえてきた
何だろう?俺はそう思って耳をすませると少しずつ声は明瞭になってきた
「……ね……ね……ね」
それでもはっきりとは聞こえない
流石に段々と不気味になってきた
すると突然声がしっかりしたものになった
「死ね!死ね!死ね!死ね!」
ここまでくると本当に怖い
俺はあたりを見回した
TVもつけてなければラジオもない、声がどこから出てるか分からなかった
俺は恐怖のあまりとっさに「誰だ!」と叫んだ
すると声は不思議なことに声はぴたりとおさまった
ほっと安心したのもつかの間声はまた「死ね!」を繰り返し始めた
俺はもうどうにかなりそうだった
しかし俺はそこで声の出所に気づいた

声は俺の口からでていたものだった
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:00:18.09 ID:G7MmDfZiO
>>57
妹「うんこうめえ」
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:01:23.22 ID:DpdksP5N0
>>57
妹の部屋で まで読んだ
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:01:30.01 ID:ONst8j9mO
謎のURL

1990年の10月、私がアメリカの大学で経験した話。

アメリカの学生はとにかく課題レポートを書かされる。
もちろんパソコンを使って仕上げるわけで、私の大学には50台程度のコンピューターが整備されているラボがいくつもあった。
学生はここで夜通しレポートをタイピングするわけだ。

その日も私は相変わらずレポート作成に忙しかった。
夕食を済ませ、寮から荷物を抱えてコンピューターラボに入り、パソコンの前に座った。
当時は来る日も来る日も同じような生活で、うんざりだった。

ここのパソコンはインターネットに接続されていた。
まだウェブブラウザが「モザイク」メインだった頃だ。
ウェブコンテンツも研究者の研究成果発表などばかりで、さほど面白いものではなかった。
おまけに検索エンジンなどは進化しておらず、URLはもっぱらページ制作者本人から口頭で教えてもらうことが多かった。

その夜、私はいつものようにレポートをしばらく書いていた。
その時、何気なく目をやったパソコンデスクに、鉛筆でURLが書かれていた。
学生がメモ代わりにしたんだろう。

気分転換にはなるだろうと思い、私はそのURLをブラウザに入力してみた。
しばらくすると画面にはページが現れた。信じられないページだった。

そこには薄暗い部屋で床に血だらけで倒れている男性の写真があった。
(今ではよく見るこのような画像ではあるが)私はこのような残酷な写真に戦慄し、吐き気を催した。

よく見ると、画像の下にはこんな一文が添えられていた。
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:02:46.23 ID:ONst8j9mO
>>66
"A guy in Michigan, aged around 30, Killed by me today"

間違いない、殺人者が自らの犯罪を自慢するサイトだ。

私は何かとんでもないものを知ってしまったのではと思い、すぐにラボを飛び出して寮に帰った。
翌日まで誰とも話すことが出来なかった。

次の日の朝。私は再度ラボに出向いた。
そして、昨日のウェブサイトが気のせいであることを信じてURLを開く。

現れたのは同じく薄暗い部屋の画像だった。
しかし、今回は床に倒れているのが丸裸で仰向けになっている女性だ。
左乳房に大きなナイフが刺さっている。口、鼻、耳から血が流れている。

写真の下にはまたも一文が添えられていた。
"A bitch in Michigan, aged around 30, Killed by me today"

すぐに私は大学警察に行き、警官に相談した。
しかし、まだウェブがまったくメジャーでなかった頃だ。
「ウェブで殺人者が犠牲者の画像ファイルを掲載している」といっても、うまく理解してもらえない。
それに恥ずかしい話だが私の稚拙な語学力も足かせになり、取り合ってもらえなかった。

恐怖と好奇心が一緒になった独特の心境で再度ラボに戻り、そのウェブサイトのURLを入力してみた。
すると、その日数時間前まであった画像はすでになくなっていた。
その代わりに、なぜか私の住所と電話番号が書かれていた。その後にメッセージが一文。

「You are the next star on my Web.」

私は持ち物のほぼ全てを友人に譲り、2日後に帰国した。ミシガン大学で経験した実話です。
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:04:12.63 ID:ONst8j9mO
呪いの神木

石狩川の支流、夕張川。
この中流に位置する栗山の町には、かつて呪いの神木がありました。

国道沿いの坂道に聳える樹齢300年ほどの春楡の大木。
この木は交通の妨げになる位置にありながら伐られない。
この木には伐ったら祟る呪いの樹であったのです。

明治の頃、この近くにあったタコ部屋で酷使された挙句、のたれ死にした労働者の遺体を根元に埋めたためとも、そのタコ部屋の炊事婦が輪姦され、それを苦にしてこの樹で首を吊ったからとも言われています。

大正時代に道路拡張のためこの樹を伐ろうと鋸を入れたところが、女がすすり泣くように樹が呻き、鋸が折れてしまった。
斧で伐りつけると柄が折れ、樵の腰に刺さって惨死。
ロープをかけて引き倒そうとすれば、ロープが切れて馬が死ぬ。
結局樹を伐ることは無理ということで、そのままで放置されていたのです。

昭和29年の台風で樹は上半分を折られましたが、それでも怪異な姿を道路際に晒しておりました。
しかし昭和40年代にまたしても道路拡張計画が浮上、泣く樹の伐採問題で町は大揺れに揺れました。

その時ある不良作業員が、歪んだ正義感か単なる功名心か分かりませんが、酔った勢いでチェンソーを持ち出し泣く樹に伐りつけたのであります。
呪いの神木も文明の利器には敵わず、数分で切倒されました。
その後、当然ながら作業員の家庭には不幸が続いて一家離散、完成した道路は交通事故が多発。
女性の幽霊を見た、との噂も絶えません。

たまりかねた町では慰霊碑を立て、そばにあった楡の若木を「二代目」として植え、供養したところがようやく事故は減ったとのことです。

めでたしめでたし
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:04:31.56 ID:qe5FwKVO0
>>62
っていうかもう怖い話もあるし実話でも怖すぎ。


坂本九とかな。
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:10:43.61 ID:ONst8j9mO
脅かすつもりが

ある夏の日、AとBとCの3人で肝試しをすることになった。
選ばれた場所は廃校。3人は廃校の校門に集まることにする。

普通は3人で一緒に行くのだが、お互いの勇気を試そうと言うことで1人づつ校舎を回ることにした。
ルートは入り口から入り2階のトイレの一番奥の個室に入り、個室の壁に赤いマジックで印をつけてから校門に帰ってくるということだった。

まずはAが学校の中に入っていく。
しばらくしてAは何事もなかったように戻っていく。

次はBの番だ。
Bは懐中電灯を片手に学校の中に入っていった。

木造の校舎は真っ暗で、懐中電灯がなければ1メートル先の物も解らないほどだった。
きしむ階段を上がって2階へ上がっていく。

ホコリっぽい2階の廊下には教室が並んでいて、Bは教室側とは反対側のトイレに入っていった。
黴臭いトイレの中は蒸し暑く湿っぽかった。

一番奥の個室の扉を開け、中を懐中電灯で照らして確認する。
壁に赤いマジックで書かれた印を見付け、自分も印をつけようとBは個室の中に入っていった。

すると…、突然個室の扉が閉まってしまった。

Bは心臓が飛び出る程驚いた。
扉を開けようとするが、外から押さえ付けられているのか開かない。

しばらく頑張ってみたが開かない。
Bは冷静になり、「どうせAとCがふざけてるんだろう」と思い、逆にAとCを脅かそうと考えた。
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:11:55.59 ID:iLFeBw/f0
>>69
だから
まてって
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:13:10.90 ID:qe5FwKVO0
>>71
いいか。坂本九は全日空123便で亡くなっただろ?
でもアレな、あんまり知られてないけど、実は最初……。
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:13:51.22 ID:iLFeBw/f0
>>72
おい
だーかーらー
まt・・・・


なんかそんな気がしてきた
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:13:52.25 ID:ONst8j9mO
>>70
「ここは下手な事をしないで、ずっと黙ったままでいた方が恐がるだろう」 と思ったBは、何もせずに2人が居なくなるのを待った。

「……」

しばらくして、誰かが走りだす音が聞こえたのでBは個室の扉を開ける。
扉はすんなり開いた。
Bは2人に文句を言ってやろうと思い、学校から出て、校門で待っていた2人に言った。

「ひどいじゃないか、扉を押さえるなんて!」

2人は笑いながら、「悪かったよ」と謝る。

「まったくもう…」

「まさか泣きだすとは思わなかった」

「…えっ? なんのこと?」 Bは泣いたりはしていない。

「だって個室のなかから小さく啜り泣く声が…」

Bは背筋になにか冷たいものを感じ、

「おまえら…、男子と女子…どっちのトイレに入った?」 とAとCに聞いた。

「え…、女子だけど…? おまえ女子トイレに入って…たんじゃ……」

「俺が入ったのは男子トイレだ!」
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:17:35.12 ID:PLHSTTHU0
>>74

おおおwwww
76でっていう:2008/07/11(金) 18:17:49.21 ID:PIIKmOf/O
>>67が怖すぎだろ...
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:22:41.01 ID:ONst8j9mO
香水の女

夜書くとこえーから今書く。
10年以上前の話だが未だに忘れられん。

学生で金の無かった俺は、居酒屋の2階を格安で借りて住んでいた。
ほぼ新築に近い感じで、当時流行りのロフトもついてて結構気に入っていたんだが…。

11月半ば深夜2時頃、ロフトで布団に寝っころがって漫画読んでたら、外の鉄の階段で

カン…カン…

って誰かがゆっくり上がってくる音がする。

もちろん2階には俺1人。
下の居酒屋は23時には閉まってるし、そんな時間に来るような友人もいない。

誰だ? っと思った瞬間金縛り。
寝てもいないのに金縛りにあったのはこれが最初で最後だったな。しかも目開いてる。

ロフトの電気は点いてるし、そういうのは結構慣れてるから、来るなら来いやー! ぐれーに思ってたら、なんか急に香水の甘ったるい匂いがしてきた。

んで、いつの間にか俺の頭の右横にスリムジーンズに赤い七分丈のニット着た女が正座してる…。

なぜか顔だけがぼやけていて見えない。
髪は肩ぐらいで真っ黒だったな。
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:24:22.65 ID:ONst8j9mO
>>77
さすがにヤベーと思い必死で体動かして金縛り解こうとしたら、なんとパフ?(女の子が化粧に使うあのスポンジみてーの)で俺の顔とか首とか、すげー勢いで撫で始めたんだよ…。

もう怖くて、絶叫したら金縛り解けて女も消えた。
冬なのに汗ぐっしょり。
ロフトから降りたら部屋全体が香水臭くてマジに背筋が凍った。
速攻アパート出て、その日はファミレスで一晩過ごしました。

結局あの女は何をしたかったのか未だ分からん。



あれ…この話、全然怖くないね。
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:28:38.63 ID:ONst8j9mO
足音

これは私が中学校2年の時、家族で大阪に旅行に行った時の話です。

大阪の観光地を周り、その日泊まるホテルに行きました。 とてもキレイで、雰囲気の良いホテルでした。

私は姉と2人で1つの部屋に泊まることになりました。

食事も済ませ、部屋で姉と遊んでいたら夜の2時近くになっていました。
明日も朝が早いとゆう事で、寝ることにしました。 それぞれベッドに横になりました。

しばらくすると、

タッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッドン!!
タッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッドン!!

と、部屋のドアの向こうの廊下を、子供の走り回ってはドアにぶつかるような音が聞こえてきました。

タッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッドン!!

なかなか鳴り止まず、私は姉に、
『ねぇ、うるさくない?』
と言いました。
しかし姉は、

『はぁ? 何が?』

……姉にはこの子供の走り回る音が聞こえてなかったのです。
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:29:21.52 ID:o/T0sYOr0
オカルト板恒例の百物語あるよん☆
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:30:29.81 ID:iLFeBw/f0
怖いよう・・・・

もっとやれ
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:32:09.47 ID:ONst8j9mO
>>79
私は昔から霊感が強く、たびたび心霊現象にあうことがありました。

……まさか、霊?

確かによく考えてみると、今は夜中の2時だし、子供が廊下を走り回ってるハズがない。

タッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッドン!!
走り回ってはドアにぶつかるような音。
私は怖くなり、布団を頭からかぶり耳をふさぎました。 しかし、耳をふさいだにも関わらず、音は聞こえなくなりません。

私は勇気を振り絞ってドアを開けてみることにしました。 何かの勘違いかもしれない。
ドアノブをゆっくり回し、そっとドアを開けてみました。
するとそこには、薄暗い廊下にへそのあたりからの上半身がない子供(5歳ぐらい?)が立っていました。

急いでドアを閉め、布団をかぶり、MDウォークマンの音量を最大にして流しました。

それでも聞こえてくる足音。

その日は結局、恐怖のあまりに明け方まで寝れませんでした。

次の日、隣の部屋で寝ていた両親に聞いてみましたが、静かな夜だったそうです。

あの上半身がない子供はなんだったんだろう。
あれから夜、自分の部屋を出るときドアを開けるのが怖くなりました。

ちなみに、そのホテルは某巨大テーマパークの近くです。
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:35:14.61 ID:ZeGi+nzXO
>>24
どこに幽霊写ってるん?
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:36:12.63 ID:4dyhZcZA0
>>83
画面に顔を近づけてよく見ろ!!
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:39:45.81 ID:ZeGi+nzXO
>>84

びびった・・・女こえーよ
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:41:11.83 ID:UtQgyDU90
双眼鏡で遠くを眺めてたら子供が凄い勢いで走ってくる話思い出した>>82
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:41:18.43 ID:ONst8j9mO
写メ

つい最近夏休み中の話。
友達と4人で遊んでて、夜8時くらいになった。
辺りはもう真っ暗だったしそろそろ帰ることに。

あたしんちは帰り道にあったから、みんな気をつけてねって言って家に入った。

5分くらいたつと、さっきまで遊んでた友達一人からケータイに電話がかかってきた。
家にはあたし一人でテレビもつけてなかったから、突然の着うたにかなりビビったよ…。

通話ボタン押して、

「どうしたん?」

て聞いたら、風のザーザーって音と(チャリこいでるからだと思う)はぁはぁって荒い息しか返ってこない。
おかしいと思ってもっかい聞くと、

「……あのね、あの…今帰っとるんやけど…カメラが…カメラが…」

半泣きで、何喋ってるのかよく解らなかった。

状況がつかめないからとりあえず落ち着いて、ゆっくり喋ってって言ったら、やっと意味の解る文章を喋り始めてくれた。
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:41:27.11 ID:/Crn4E9r0
なぜか急に笑った
何故笑ったのかわからないから怖かった
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:46:41.57 ID:ONst8j9mO
「……うちらさぁ…みんなチャリのかごに携帯入れてたんやね? …そしたらAちゃんの携帯からシャッターの音がした…」

…なんだ。
みんなが怖がる割には全然たいしたことなくて、あたしはただ携帯の外にあるボタンが押されて写メが撮れただけじゃん、と言った。

「…何言っとんの…Aちゃんの携帯指紋認証のやつやん…ハンドル握っとんのにどう動かすん…」

…そういえば。

言われて思い出したけど、新しい携帯に変えたってAちゃんが自慢していた。

「…なんか写っとった?」

急に怖くなったのと、あと好奇心がすごいわいてきたあたしは友達に聞いてしまった。

そしたら…友達はもういっぱいいっぱいだったんだと思う。
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:47:39.71 ID:ONst8j9mO
>>89

「……め…目…目!! カメラ上向きやったのに! 何も写る訳あらへんのに! サダコみたいなのが! なんで? なんで!?」

パニックになっちゃっていきなり電話切られて…。
いつも穏やかな子だったからギャップが凄かった。



後から聞いた話によると、Aちゃんはその写メを見るなり叫んで携帯を地面に叩き付けたらしい。
そのまま放置して帰ろうとしたらしいけど、あとの二人が逆にマズいって止めたんだって。

あんまりどきつい話だったから、もしかしてからかわれたかとも思ったよ?

でも、Aちゃんのケータイにはでっかいキズが、今もちゃんとついてるから。
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:48:45.21 ID:ONst8j9mO


私の友達Tの体験した話です。

Tは変わった夢を毎日見るそうです。
真っ暗な中をTが一人で歩いていると、遠くに白い球体が見え、Tはその球体のほうに歩いて行こうとするんですが、その球体が何なのか分かるくらい近づく寸前に、目が覚めるそうです。

その話を聞いたとき、私は全く興味がなく軽く聞き流していました。

それから数日後、Tから電話があり、

「あれ…何か分かった…あ…は…」

と言い終わる前に電話が切れてしまいました。

私はTが何を言おうとしたのか気になり、電話をかけ直しました。
しかし何度かけてもTは出ませんでした。

しかたなく、私は明日Tに直接会って話すことにして、その日は寝ることにしました。
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:49:21.39 ID:ONst8j9mO
>>91
次の日、Tに昨日の事を聞くと、虚ろな目でTが、

「…あれは…見てはいけかったんだ…あれは球体なんかじゃなくて…」

そこまで言うとTは急に、

「あああぁぁああぁぁああぁぁぁ」

と、人とは思えない奇声をあげ暴れだしました。

それを見ていた周りの人がTを押さえつけその場は収まり、その騒ぎで来た警察にTは連れていかれました。

その後、私が警察の人に取り調べされたときに言われた質問は、今でも鮮明に覚えています。

警察「彼がずっと変な事をブツブツ言っているんだが、心当りありますか?」

私「変な事?」

警察「あれは…俺なんだ…ぐちゃぐちゃに丸められた俺が俺見つめて…」
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 18:53:26.94 ID:n7LpkcxC0
>>92
くぁwせdfrtgふじこlp;@
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:10:29.59 ID:ONst8j9mO
黒い毛糸塊

私の実家は東北地方の小さい村にあります。
家は田舎ならではというか結構大きく、敷地内には倉まであって、今思えばかなり裕福な家庭だったのかもしれません。

その倉なんですが、小学生の頃よく親に隠れて中で友達と遊んでたりしました。

ある日、2人で中の骨董品をいじっていた時に変な物を見つけてしまったのです。
大きさは大人のコブシぐらいで、黒い毛糸が絡まったボールのような物で、何であるかはよく分かりませんでした。

汚らしく、興味も無い私はソレを元の場所に戻そうとした時、友達の一人が何故か興味を示したみたいで、ソレを私から取り上げ、投げて遊びだしたのです。

その瞬間世界が暗転しました。



気がつけば、私は病院のベッドで寝ていました。

後日、親に状況を聞くと、どうやら友達2人と川遊びをしていて流されて溺れたみたいで、一緒に居た友達の一人は亡くなっていたみたいです。
その時は、さっき見ていたのは夢だと思っていました。
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:15:57.89 ID:ONst8j9mO
退院して、親に付き添われて亡くなった友達の家に行った時、仏壇を見て驚きました。

お供え物の横に一つだけ明らかに異様な物がありました。
それは夢で見たあの黒い毛糸の塊で、友達の両親いわく、亡くなった時にポケットに大事そうにしまっていたそうです。

私は急に怖くなって親の顔を見ると、何故か親の顔も険しくなっていました。

帰路につく途中、親が突然、私に問いただして来ます。
倉の中の物に触ってないか、とか色々と聞いてきました。
私は正直に夢で倉で遊んでいた事を話しました。
親は険しそうな顔をしていましたが、その場はそれ以上何も聞いてきませんでした。

それから20年近くたった最近になって、あれは何だったのかを聞いてみた所、昔、この地方は水害が酷く、それを治める為に人柱を使って増水を治めるという事をしていたみたいで、その時、犠牲になった人の毛髪を使ってお守りを作っていたらしいです。
それがあの毛糸塊だったそうです。

今思えば、あの夢も夢じゃなかったような気もします。
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:18:51.78 ID:ONst8j9mO
オジイサン

これは私の姉の彼氏が体験した話である。

ある日、姉の彼氏(A君)は、友達(B君)の家へ泊まりに行く事になった。
数人でB君の家へ向かう途中、1人が

『Bの家のアパート、家賃月1万だってよ。まじ安いよなぁ』 と言った。
A君は、それを聞いて少し不安になった。

いくらなんでも今時月1万で借りられるアパートなんてあるのだろうか。
第一、こんな何人も泊まれるようなスペースが月1万のアパートにあるのだろうか…。

少ししてB君の家に着いた。

A君は安心した。
アパートはボロボロなわけでもなく、部屋が狭そうな様子も全くなかった。
部屋に入ると、やはり見た目同様、狭いどころか広い方だった。

『なぁB、この広さなのにまじで家賃1万なのか?』

A君が疑問をぶつけると、B君は苦笑いして窓際へ行き、カーテンをあけた。
わけがわからず、窓の外を皆で見下ろしてみた。
すると、すぐ前に小さな墓地があった。

『その墓地、なんか出るって有名なんだ。まぁ、ワケあり物件ってやつ?』 とB君が言った。

A君は納得した。
と同時に、なんだか嫌な予感がした。
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:20:49.54 ID:ONst8j9mO
>>96
その夜、皆でトランプなどをして、A君たちは修学旅行のようにはしゃいだ。 すると1人が、

『何か喉かわかねぇ? 次のババヌキでさぁ、負けた奴があの墓地の自動販売機でジュース買って来るのってどう?!』

と言った。
確かに墓地の隅に自動販売機があった。

A君はなんだか嫌だな…と思ぃながらゲームに参加した。
すると、幸い負けたのはA君ではなくB君だった。

B君は渋々部屋を出ていった。

皆おもしろがって笑っていたが、A君は何だか嫌な予感がして、窓から墓地を見下ろした。

少ししてB君が来た。

人数分ジュースを買っているB君を見ていたA君は、ふと、B君の少し離れた所からおじいさんがB君をじっと見つめているのに気が付いた。

立ち姿がなんだか気味が悪い…。
というよりも、今おじいさんが立っている場所には、入口からA君が覗いている窓のすぐ下を通らないと行けないはずだ。

下を通ったなら、A君が気付かないわけがない。
ならば、どうやっておじいさんはあそこに…。
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:22:48.58 ID:0OtRmHh9O
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:22:55.06 ID:ONst8j9mO
>>97
そんな事を考えていると、おじいさんがよろよろとB君に向かって歩き始めた。

これは…ヤバいかもしれない!!

直感的にA君はそう思い、B君に向かって叫んだ。

『Bー! 後ろ!!』

B君は驚いて振り返り、おじいさんのいる方をじっと見つめた。
が、すぐにこちらを向いて、

『何もないじゃねーか! 驚かすなよ!』と言った。


え…?

見えてない…?

『何言って…後ろにおじいさんが…』

……これは、本当にヤバいのではないか…?!

A君はそう思い、再び力一杯B君に向かって叫んだ。
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:24:57.42 ID:ONst8j9mO
>>99
『Bー!! お前ヤバいぞ! まじでヤバイ! とにかく走れ! 部屋にもどって来い!』

B君は意味がわからないと言った表情をしたが、A君のただならない様子を見て、すぐに走り出した。

すると突然、おじいさんが白眼をむいて

ダダダダダダダダダダダ!!

と、ものすごい速さでB君の事を追い掛け始めた!

確実におじいさんの走れる速度ではない…。

『Bーーー! 走れー! 早くー!!』A君は必死に叫んだ。

B君も必死に走り、やっとのことで入口まで来て、走り抜けた。

その瞬間、おじいさんがボッ…と消えた。

B君はその後、すぐに無事部屋にもどってきた。
他の人もA君の声に驚いて窓際にかけより、すべてを見ていた。
そのため、皆恐怖でその晩は一睡もできなかった。
あれは一体なんだったのか…。
もしB君が逃げ切れていなかったら…。
B君はどうなっていたのか…。

B君はすぐにそのアパートを引越しした。
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:27:16.77 ID:cqtGT4/fO
うわーぞわぞわしてきたwww


ところで俺のキンタマをみてくれ
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:28:10.33 ID:OP0C6nJS0
日が落ちたってのにまぁ暑いこと
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:28:41.79 ID:YEupr+cF0
誰も>>1の話知らないみたいだなー…
怖い話スレの過去ログで誰かが言ってたけど話自体は張られなかったやつ探して面白そうなやつだけ挙げてみたんだけど。

でもなんか今回は知らない話多いねー
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:30:36.55 ID:OP0C6nJS0
明け方山の方望遠鏡で見てたら一つ目がこっちに来たって話しなら見たことあるな
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:30:44.92 ID:ONst8j9mO
>>101グ、…ブチュゥッ!!


よさぶろう

僕が小学校の頃、家に遊びに来ていた従兄弟に、

「夜中の0時丁度に『よさぶろう』と三回唱えると、自分の右側に『よさぶろう』という霊が出る」
という話を聞いた。

夏休みの晩、蒸し暑くて眠れなかった。
ふと時計を見ると、時刻は0時00分。

その時、あの話を思い出した。

僕は迷わず『よさぶろう』と三回唱えた。
そして自分の右側を見た。

しかしそこは壁。
やっぱり出ないかと思い、残念な気分で左側を見た。

すると、扇風機の上に薄汚れた茶色の服と帽子をかぶった上半身だけの男がいた。

僕は怖くなって、目をそむけてそのまま寝た。
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:31:37.91 ID:3B/Li+D50
鹿児島のJKがおっぱいうpするよ!!!!
http://music8.2ch.net/test/read.cgi/suisou/1189199973/l50
http://music8.2ch.net/test/read.cgi/suisou/1215633904/l50


乳を見たかったら「この板のスレタイ統一してる奴がキモい件」ってスレ立ててくれ
俺は規制かかってて無理


http://music8.2ch.net/suisou/
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:32:31.93 ID:ONst8j9mO
>>105
しばらくして、あの出来事もほぼ忘れていて、友達とホラー映画を見にいった。

その日は帰りが遅くなって、家に着いたのは深夜0時前。
僕は早く寝たくて、早速風呂に入った。

ホラー映画を見れば怖い事を考えてしまうもので、家族全員が寝ていることもあって、一人でシャワーをするのが怖くなってきた。

早く上がろうと考えていたとき、


バタバタッ


っと足音が聞こえてくる。

穏やかじゃない足音。
家族ではない。

しかし、その足音はだんだん風呂場に近付いてくる。

すりガラス越しにそいつの姿が見えた。
真っ赤な下半身だけが、そのまま風呂場を通りすぎて行った。
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:32:48.13 ID:SNvseXvgO
>>104
「んーーーっ!んーーーっ!」
っていってる奴だよな
俺も>>1の奴聞いてそれしか思い出せない
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:33:13.48 ID:ONst8j9mO
>>107
怖くなった僕はすぐに風呂を上がり、布団にもぐりこんだ。

いつの間にか寝ていて、なんだか息苦しくなって目が覚めた。

体が動かない。

金縛りだ。

自分の体の上に、誰かが乗っている。
あの上半身と下半身が合体したような人間が乗っている。

両腕を、押さえつけられている。



気が付くと朝だった。
夢だったのか。
いや確かに、両腕には握られたような痕がある。

きっとよさぶろうは、何らかの理由で上半身と下半身が切断され、体を探していたんだろう。

あれから僕は、出来るだけ早く風呂に入ることにしている。
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:33:52.90 ID:cqtGT4/fO
>>108
ヤマノケだっけ?
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:34:32.49 ID:DzQWXRaRO
こえーお
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:34:38.00 ID:e4CusAlCO
男A「今日○○市で金属バットを使った殺人事件があったらしいな」

男B「マジかよ…○○市ってかなり近くじゃんか。怖いな」

男A「物騒だよなぁ。しかも警察の野郎どもは犯人はおろか犯行に使われた道具も特定できないんだとよ」
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:36:00.80 ID:SNvseXvgO
>>110
ヤマノケは娘が乗り移られて「ハイレタハイレタ!」ってなるやつだたはず
で、お坊さんに叱られる
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:36:38.78 ID:ztxoUiuDO
>>112
ちょwwww
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:38:08.91 ID:cqtGT4/fO
>>113
それだw
じゃぁ違うな・・・
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:40:00.18 ID:OP0C6nJS0
>>112
ずいぶん短縮と改変したなwww
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:42:04.65 ID:ONst8j9mO
薄い壁

学校の先輩から聞いた話です。

ある日の午後、女の子が彼氏のアパート行きました。
ベッドに座って話をしていると、壁越しに隣室の物音が聞こえてきます。

「ここ、壁薄いんじゃない? スゴイ聞こえるよ」
「昨日まで空き部屋だったんだけどなぁ。今朝引っ越してきたらしいんだよ」

荷物を整理しているのか、何やらドタバタと騒々しい。

「何やってんのかなあ」

彼氏は耳を壁につけて様子をうかがいました。

ウィーン……壁越しにひときわ甲高い音が伝わってきたその瞬間、ボンッとかなり大きな音がしました……ウィンウィン。
彼氏の手が急に激しく震えたかと思うと、ビックリしたような表情のまま私に倒れ込んできました。
体が、硬直したままブルブルと震えています。

驚いて見ると、倒れている彼氏の後頭部に穿たれた穴から血と灰白色の液体が溢れ出していました……。

隣室の住民が棚を付けようと壁にドリルで穴を開けたところ、薄い壁を一瞬で貫通したドリルの刃が彼氏の後頭部に突き刺さったのです。
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:44:56.04 ID:ONst8j9mO
嫁が見たもの

これは一昨年の夏の話なんだけど、ウチの嫁さんと二人で美味しいラーメン屋さんに行ったんだ。
腹も膨れ、俺はそのラーメン屋さんが夜景スポットに近い事を思い出し、帰り道にドライブがてら寄って帰る事にした。

何年も行ってなかったので少し迷いながらも夜景スポットへ向かってると、どうやら道を間違えたらしく、ドンドン山奥へと進む羽目になってしまった。

山奥へ進むにつれて助手席の嫁が無口になっていくのを見て、俺は嫁の霊感が強い事を思い出した。

Uターンする程の道幅も無い細い道になってしまい、先に進むしかない道を真っ直ぐ行くと、《○○霊園》への案内看板が目に入り、助手席の嫁は俯いたまま全く喋らなくなってしまった。

今までも薄気味悪い所や霊的な物を感じる場所では無口になっていた嫁なので、今回もヤバそうな雰囲気を悟った俺は、気を紛らわせようと大きな声を出し、明るい話題で場を和ませようとした。
しかし、嫁は相変わらず黙って俯いたままだった。
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 19:45:48.92 ID:ONst8j9mO
>>118
俺も気味が悪かったが、仕方なく車を走らせていると、道が広く開けた場所を見つけ、すぐにUターンをして来た道を急いで戻って帰った。

ある程度戻った所で、見た事のある景色になり、そこがまさしく目的地だった夜景スポットだと気付き、嫁に言うと、夜景なんていいから早く帰ろうと言うので、結局その日は夜景スポットへは行かずに帰路に着いた。

市街地まで戻り、ネオンで明るくなった所で、俺は恐る恐る嫁に聞いてみた。

「ねぇ、ずっと俯いて黙ってたけど、さっきの所ってやっぱり何か居たの?」

すると嫁は、


「え? 見えてなかったの? 細い道沿いの両脇に人がズラリと並んでジッとこっちを見てたのが…」

それ以来その場所には行ってない。
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:00:33.45 ID:3oKzJ3gPO
>>104の話って、目が合うと死にたくなって、小便とかで追い払うやつ?
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:01:23.90 ID:YEupr+cF0
ずっと前、そうだな高校生くらいの時かな、家に誰もいないときに帰ってきてさ。
あー畜生なんで誰もいないんだよーとか愚痴りながら家で留守番してたんだ。
もう午後7時回るくらいになって、腹は減ったけどうちは食べ物を買い置きしない。
冷蔵庫にもどこにも、俺が手を加えて食べられそうなものはなかった。
どうしようかなーどこ行ってんだろうなー買い物して帰ってこなかったら外食かうれしいなー、とか考えながらテレビ見てたら、電話が鳴り始めた。
ああ、母さんか父さんだろう、晩御飯何がいいー?なんて聞いてくるんだろうと思いながら受話器をとった。
「もしもし」
「あ、もしもし○○さんのお宅ですか?お母さんかお父さんおられますでしょうか?」
何だよそういう電話かよ、と思いながら
「いえ、いまいません」
と答えると、電話主は何故か嬉しそうにいった。
「そうですか、いらっしゃいませんか。いらっしゃらないんでしたら…そうですね…」
またかけなおしてくるつもりだろう、まあこんなことを覚えてられるわけもない、またかかってきて初めて「あーなんか電話あったよ」ってことになるんだろうと考えていると、
「うっふ、うふ、ふふ、いま一人ですかぁ?えへふあはあはは」
なんか電話の向こうの人は笑っている。気味が悪い。
「え、あの、じゃあ帰ってきたら伝えておき
「アッハッハッハッハッハハッハハハハはハハッハhッハアアアアああ!!!!」
なんだこれ!ヤバイ気がする!
俺は受話器を置く。電話からは
「お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
って声が漏れていた。


この話好きー
122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:03:02.01 ID:ONst8j9mO
>>120多分そうだと思う。叔父さんと一緒に、一つ目と闘う話かな。
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:06:31.15 ID:ONst8j9mO
3回目は

これは僕の友達のお姉さんが体験した話です。

仮にAさんとします。
Aさんはとても霊感が強く、よく幽霊とか見えるそうなんです。
夜とかもよく見えてたりして、もう慣れてしまったらしいのですが、その日の夜は違いました。

ある日、Aさんが寝ていると何か胸騒ぎがして、目が覚めたところ、閉めたはずのカーテンが開いてたそうです。

そしてその先には、ベランダの鉄ごうしのところから女の人がまるで牢屋から出してくれ、といった感じでこっちを睨みつけていたのです。

Aさんはまたかと思ってまた眠りはじめました。

そして次の日の朝、ニュースを見ていると、Aさんの住んでいる所で通り魔があったというニュースが流れていました。
そして被害者の顔が写しだされた時、Aさんは愕然としました。
それは昨夜見た女の人だったのです。

Aさんは少しの間恐怖感でいっぱいでしたが、夜には忘れ、またいつものように眠っていたそうです。
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:06:56.76 ID:ONst8j9mO
>>123
するとまた胸騒ぎがして、目を覚ますと、今度はAさんの部屋の隅で女の人がAさんを睨みつけていたそうです。

Aさんは布団にもぐり、「消えろ!! 消えろ!!」と思いながら一睡もすることなく布団にもぐっていたそうです。

そして次の日の夜、Aさんはまた胸騒ぎがして目を開けた時…。

今度は、横になっているAさんの目の前に女の人がいて睨みつけていました。

Aさんはそのまま気絶し、気付いたときはもう朝でした。

その日の朝、ニュースを見ていると、通り魔が捕まったと速報でやっていたそうです。

Aさんは今までにない恐怖感に襲われました。
その通り魔は、Aさんと同じ同姓同名の女の人だったのです。
125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:07:41.04 ID:WJS/UhgT0
スレ読まずにカキコするが、「赤い目の男」ぷりーず
126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:08:25.26 ID:ONst8j9mO
危険な魔除け

このお話は、私が中学2年の時のお話です。
時期もちょうど今頃の夏休み。

AちゃんとBちゃんとCちゃんとで、Aちゃんの家でお泊り勉強会をすることになりました。

その日、私はただ勉強するだけじゃと思い、「稲川淳二の怖い話」の本を持って行くことにしました。
実はこの本は、読書感想文のために買ったまだ未読の本。

Aちゃんの家で4人、夏休みの宿題をこなしていました。
お互い分らない所は教え合い、かなりはかどりました。

時間も随分たち、今日はもう勉強は終わりにすることになりました。
私は、待ってましたと言わんばかりに「淳二」を出しました。

そこでCちゃん、それだけじゃつまんないからと言って、ある物を持って来ていました。
Cちゃんはオカルト好きで、よく休憩時間、教室でネットで見つけた怖い話をしてくれるような子でした。

Cちゃんが持ってきてくれた物は、

1.ロウソク5本
2.ライター
3.正方形の白紙
4.白い粉(たぶん塩)

C「ネットで怖い話をするときの魔よけ見つけた」

と言っていました。
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:10:15.99 ID:ONst8j9mO
>>126
怖がりのBちゃんは

B「なんか怖いからやめよ?」

と言いましたが、Aちゃんの

A「みんな居るから大丈夫だって」

の一言でしぶしぶ承諾しました。
その方法は、部屋の四隅にロウソクを立てて、白紙の中央に赤ペンでトリイ?(神社の入り口の赤い門?)を書いて、その上に盛り塩をしてロウソクを立てるというものでした。

5本のロウソクに火をつけ、部屋の電気を消して、私の向かいには火を付け終えたCちゃんが座りました。

いよいよ始まりました。
私は読書感想文を兼ねていたので、「淳二」を1話からじっくり朗読してみんなに聞かせました。

はじめはみんな真剣に聞いていましたが、4話目を過ぎた頃から

「あれでしょその話」

「あ、知ってる」

とか茶々を入れるようになってしまいました。

そこで、Cちゃんが名乗りをあげました。
その話もネットで拾ったらしいお話。

その話は、オチがすれ違いざまの通行人が一言言うヤツ。
128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:12:18.97 ID:ONst8j9mO
>>127
話も終盤にかかり、Cちゃんが

C「…こっちに向かってくる人が居ました。すれ違う瞬間、その人は…」

『呪ってやるぅぅぅぅぅ!!!』

Cちゃんが声を荒げてキメ台詞を言いました。

その瞬間でした。

Bちゃんの後ろのロウソクの火が消え、私たちはいっせいに悲鳴を上げました。



気が付くと、Cちゃんと私はAちゃんに抱きついていました。

A「……B…Bちゃん?」

Bちゃんは暗闇を背に、盛り塩のロウソクを見つめていました。

A「Bちゃん!」

Bちゃんがすーと顔を上げました。
129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:14:53.54 ID:ONst8j9mO
>>128
その瞬間です。
Bちゃんの後ろの部屋の隅から、いっせいに

ゴッゴッ

ぎぎぎ〜


ゴッざざゴッゴッゴッ



ぎゅぎゅぎゅ〜

ゴッゴッゴッ

大勢が壁をたたく音、引っ掻く音が鳴りました。

再び私たちは悲鳴を上げました。

次の瞬間、ドアが開きました。
Aちゃんの両親でした。
Aちゃんの両親は部屋の雰囲気を感じ取り、私たちの親を呼び、お泊り会は解散となりました。
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:16:22.48 ID:ONst8j9mO
>>129
その後、私は両親に外出を許してもらえず、彼女たちとは電話でのやり取りのみとなりました。

しかし、私はあの日のBちゃんを思い出すと、Bちゃんには電話出来ず終いでした。
もちろん、AちゃんもCちゃんも。

出禁が解け、夏休みが終わり、始業式。
Bちゃんは欠席しました。

その日、A・C・私の3人でBちゃんの家に行きました。

いくらピンポンを押しても誰も出てきません。
3人は諦め、帰路につきました。

C「あ!」

Aちゃんと私はCちゃんの指先を見ました。

白いカーテンの架かった2階の窓。 誰も居ません。

それから暫らくして、ホームルームで担任の先生が、Bちゃんの転校をつげました。

そして先生も親も、Bちゃんの行き先については何も教えてくれません。

Bちゃんは何処へ行ったんだろうか…。

今思うと、子供の頃の好奇心が恐ろしく感じます。

今書いてて気が付いたことがあります。
白紙に書かれたトリイの向きが、Bちゃん側に向かって入り口だったのではないかと…。
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:21:57.32 ID:M2+xHaRu0
俺が高校生だった時の話なんだけど
深夜2ちゃんしてて、ふと目線わ感じたんだよね
おれ怖くて後ろ振り返られなかった。
そうだ音楽聞いて嫌な空気を紛らわそう、と思って
CD取り込んだら、ヘッドフォンがギーー・・・ピーーーー…ピピッ・・・
とか鳴って。おれ死にたくなった
怖くて母ちゃんとこいこうとしたけど、がんばって寝た
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:23:22.69 ID:AEkBR5LUO
>>122
それは邪視だよ
133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:29:16.35 ID:ONst8j9mO
>>125赤い目の男 分からないや(´・ω・`)

誰か知ってる人居たら、是非貼って下さいな。
134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:31:16.51 ID:ONst8j9mO
>>132ああ、そうなのか。tnx。


ハヒー、お腹空いたからご飯食べてくる。
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:35:13.64 ID:hCJK/Wqh0
じゃあ保守しとこ
136以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:39:48.72 ID:OP0C6nJS0
定番の赤い目の女しかみつからねぇや
137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:41:45.38 ID:eRzpy/4m0
あるときふと気になって
窓の外をのぞいたの
そしたら女の人人が立ってた

それだけなら不思議じゃないんだけどでも私は怖かった
だってこここは一階なんだもの!

そして次の日友達にこのことを話すと
あんたヤク中?って言われた
私はその友達達が怖くなった
だって私のことヤク中てて言う人とこれかららもも付き合っていける?

それにししても最近虫が多い
もう夏だものね
家に帰ってジューススを飲もう
138以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:56:34.16 ID:GVtiV1Nn0
コンビニに2ちゃんの怖い話って漫画が売ってた
139以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:57:38.68 ID:6ya62ju50
ちょっと長い上にあんま怖くない。書いてたらまとまりつかなくなったごめん。

俺が中3のときに2歳年上の姉ちゃんが骨肉腫になった。
はじめはすぐに良くなるって言われてたのに、それはどうやら俺を適当に騙すための嘘だったようで
姉ちゃんは新人選が間近に迫った初夏の蒸し暑い日に、県立病院に入院した。
当時俺は受験生だったけど程よい馬鹿だったので勉強しなくても市内の底辺学校には受かるだろうって事だった。
だから姉ちゃんが入院してからは放課後週に4回くらいは自転車をこいで見舞いに行ってやってた。
学校でも膝に水が溜まって部活を休んだり入院していた奴は何人か見た事があるから、
姉ちゃんもそんなもんだろうと思ってた。本人も新人戦に出れない事を異常に悔しがるくらいの元気はあったし。
そして季節は梅雨に入って、入院していた姉ちゃんはやっと家に帰ってきた。
俺はもうすっかり良くなったもんだと思って、短かった一人っ子ライフを惜しんでいた。
帰ってきた姉ちゃんは少し痩せていた。「ダイエットwwww大成功ですwwwテラスリムwwうめぇwwww」
とか言っていたんで、俺は少しでも心配したことを後悔した。
姉ちゃんはそれから暫く家で過ごした後、また病院に連れ戻された。
その日の夜に俺は父ちゃんに呼び出されて姉ちゃんが死ぬかも知れん、と言われた。
泣いている父ちゃんをここではじめて見る俺。父ちゃんは意外と泣き虫だった。
なんか姉ちゃんは骨にできてた腫瘍?がどっかに転移したらしい。病気の事は良く分からんかったから、いまいち現実味がなかった。
でも姉ちゃんが入院して何日か経って、いつもどおりに見舞いに行くと姉ちゃんが夏なのにニット帽を被ってて、
「姉ちゃんなwww坊さんに転職したwwww」とか言われたときは俺もさすがに駄目かと思った。姉ちゃん髪が抜けてるらしかった。
副作用?で髪が抜けるなんてドラマとかの白血病の人とかでしか見た事がなかったから俺もようやっと事の重大さに気付いた。
部活をやってたときには日に焼けて俺よりも色が黒かった姉ちゃんはいつの間にか流行の美白にも成功していた。
病院のベットに座ってる姿も違和感がなくなってきていた。
その日から俺の日課に神社のお参りがプラスされた。気休め程度だけど家への帰り道にある神社に寄って良く分からん神様に姉ちゃんの事をお願いした。
姉ちゃんは良くなったり悪くなったりを繰り返していた。学校の方は大丈夫なのかと聞いてみたら、案の定今年は進級できないかもと言われた。
140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 20:58:04.05 ID:6ya62ju50
相変わらず病気の事は分からなかった。姉ちゃんは見た分どこも痛そうではないが、やっぱりどこか悪そうだった。
そんで相変わらず死ぬかもとか言われていた。ますます良く分からんかった。
ある日、いつもより大分早く目が覚めてしまった俺は、なんだか唐突に外に出たくなって、ついでだからと言う事でお参りに行く事にした。
4時か5時くらいだったと思う。歩いている途中で新聞屋のおっさんとすれ違った。
いつものように階段を上って茶色に塗装の剥げた鳥居をくぐり、小さめの社に手を合わせた。一応目をつぶる。
お参りを終えて目を開け、腰を上げると社の斜め後ろの土手の上、林の中にじじいっぽいのが居た。
なんか異様に赤かったように思う。おまけに上半身裸で汚い野良着みたいなのを来た赤はげだった。
おはようございます、と一応頭を下げたが爺さんは返事を返さない。酔っ払いかもしれないと思い俺がその場を立ち去ろうとすると、爺さんが顔に似合わず甲高い声で喋った。
「ききいれるぅ、やがなし(?)、ききいれるぅ」
「え?は?」
「いまはまつぅ、さが(?)こうかん、ぬしはしぬぅ」
意味が分からんから俺は後退った。爺さんは土手をぴょんと飛び降りてこっちに来た。
「たつどき、ね(?)、20なるまではお前待つぅ、お前と代わりに聞き入れる、やみはらうぅ」
爺さんはさっきと比べるとまともな口調になって俺に向かってぶつぶついうと手を頭の上でパンパン叩いた。
俺は怖くなって「はあ、どうも、じゃ、」と言うと階段を全速力で駆け下りて家に帰った。
その日からは神社の階段の下からお参りをする事にした。俺はびびりだった。
姉ちゃんの方はと言うと見た目には何の変化もなかったが、夏休みが始まる直前位になるとまた家に帰ってきた。
一時退院とか何とか言ってた様な気がするが、俺の聞き間違いだったのか状態が良かったのかそのまま学校に通える事になった。
テニスは前みたいに出来ないかも知れないが、何とか留年は免れたとちょっと痩せて色白になった姉ちゃんは笑っていた。
その後何度か検査入院したり時々大学病院に行ったりする事はあったが、骨肉腫の方は治ったらしく姉ちゃんはいつもの生活を取り戻していった。
そんで俺は計画通りFラン高校に入学した。

あれから5年が経った。姉ちゃんは今年子供を生んだ。
姉ちゃんの病気が治ったのがあの神社の変な爺さんのおかげだとしたら、どうやら俺は代わりに今年死ぬ?みたい。
ほんとにそうだとしたらちょっと出来すぎた話だなーとは思うけど、まあ一世一代の家族孝行って事で、
父ちゃん母ちゃんは俺が死んだとしても大目に見て欲しい。って思った。
141以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 21:08:05.45 ID:ONst8j9mO
みんな、保守ありがとう(´・ω・`)

ところで>>140さん、アンタがこの話の人かい…?
142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 21:17:46.66 ID:ONst8j9mO
なるほど!




これは実際に私が体験した事です。

私は高校時代に寮生活をしていました。
最初の一年は五人部屋、二年の時は二人部屋、三年の時は一人部屋です。

これは一年の時に体験したことです。

霊感があると母から言われて、初めて霊を見たのは小2の時でした。

それからというもの、たまに夜になれば部屋の外になぜか人の姿が見え、怯えていたのを覚えています。
ですがまだその頃は、はっきりとした姿を見ていません。

寮に入って三か月過ぎた頃。

隣りのAさんと夜遅くまで話していて、ふと廊下の窓を見ると女性がたっていました。

私はAさんを怖がらせないように話を終わらして、寝るように言いました。
その時はまだなにもなく、安心していましたが。

夏休み過ぎて部屋替えがあり、階が違う部屋に移りました。
そのときはもう前の事は忘れていて、なにも気にしていませんでしたが。
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 21:19:23.96 ID:6ya62ju50
>>141
話の中の「姉ちゃん」は俺の姉ちゃんだよ。
だからこの話の人は俺って事でいいとおもう。
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 21:20:46.72 ID:ONst8j9mO
>>142
部屋替えをして、一か月。

なにもない夜でグッスリ寝ていましたが、急に息苦しくなり目が覚めました。
辺りは真っ暗で、体を起こし辺りを見ましたがなにもなく、みんなも寝ていたので、また横になって目をつぶろうとすると、全身が麻痺して体が動かなくなりました。

金縛り? と疑問に思っていると、横から急に

「大丈夫?」

と知らない声が聞こえてきました。
怖いと思いましたが、なぜかその声に安心を覚えました。
じっとしていると、手を握られ寝ているベットから降ろされました。

落ちて背中が痛かったですが、声も出ずにただ天井を見るしかなく、また「大丈夫?」と声がして顔が出てきました。

その人は楽しそうに私を見ていて、たまにさわってきたりしていました。

急に安心していたのが怖くなり、出ないと分かっていても声をあげました。

すると、女の人は首をしめてきて笑って

「大 丈 夫 だ か ら 。 気 に し な い で」

と手に力をこめました。
苦しくなり、私は気絶しました。

翌朝、起床の放送がなり目を覚ますと、首にしめられた感覚が残っていて、鏡を見るとうっすら後が残っていました。

それ以来なにもなかったですが、あの時だれも起きなくてよかったと思っています。
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 21:25:01.01 ID:ONst8j9mO
>>143そうか。良かったら、ゆっくりしていってくれ。


人形劇の人形

自分がガキの頃あった不思議な話。

俺の昔の家は母親、父親の部屋があり、その横の部屋はタンスやら鏡やらあって、よく風呂上がりに着替えたりする場所として使ってた。
もちろんガキの頃だからその部屋は広く感じたわけで、よく近所の友達と暴れたりしてた。
その部屋で遊ぶのが好きだった。
しかし、ある1日をきっかけに俺はその部屋が怖くなった。
普段通り、夕方に友達が帰り、その部屋でゴロゴロしてた。

母親は飯作りに行ってたし、父親はもちろん夜まで仕事。
余談だが、俺はよくその部屋のタンスの開けっぱなしで怒られてた。
いつもみたく、タンスを開けては閉めての繰り返しをやって、ガキながらイタズラ心で遊んでた。

すると、もの凄いスピードで手を掴まれた。

中には人形劇に使う、手にはめて劇をするヤツみたいなのがタンスの中から顔を覗かせ、俺の手を引っ張った。

言っておくが、冗談でもなんでもなく鮮明に覚えてる記憶の一つだ。

その恐怖で、母親を泣きながら呼んだことも覚えている。
その後、焦った母親が来て手を離されたのも覚えてる。
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 21:25:54.26 ID:ONst8j9mO
>>145
それから3年後、ふと兄貴と一緒に教育テレビの某アニメを見ていた。

すると名前は出せないが、人形劇が始まった。

正直なところ、タイトルを言ってしまうと誰でもわかる。

まぁそれはさて置いて、俺はテレビを見て泣いた記憶がある。
もちろん恐怖で。

だって、手を引っ張ったヤツが映っている。

俺はその人形の髪型、鼻の色、目付きなども完璧に見たことがあった。
いや、その人形劇の第一話がある前から知っていた。

だから、ガキながら『俺はこいつと会ったんだよ』などとくだらないことを言っていたらしいが、俺は今でも覚えている。

その人形劇はアメリカの番組であり、日本人が吹き替えなどをしていることになる。

確かに今ではデジャヴなんじゃないか、などと疑われ笑われたりもするが、逆に考えてほしい。


祖母がこの前発した。

『人形は何処だ』
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 21:35:54.09 ID:ONst8j9mO
黒い天井

私の友達の話です。あれは中学3年生の修学旅行の時の話です。

私達は仲のよい6人組で部屋にいました。
消灯時間が過ぎ、最初は他愛もない会話を楽しんでいました。

すると、そのうちの一人(Aと書きますね)のAが、『そういえばこの前金縛りにあってさあ?…』と、自分の体験談を話し始めました。
Aは霊感が少しあるらしく、小さい頃は本当にやばかったらしいです。
Aが話をしているうちに、私の隣にいたRがぶるぶると震え始めました。
普段のRからは想像も出来ないくらい脅え始めたんで、私は驚いて『大丈夫? どうしたの?』と聞きました。
するとRはいきなり
『嫌…嫌だこの部屋無理…無理…』と言いました。

周りの子達も脅え始め、仕方ないので歌を歌いながら寝ようとしましたが、Rは脅える一方でした。
そしたらAがいきなり

『ここ…はじっこの天井だけやけに黒くない?』と言いました。

私は目が暗いのに慣れてきてた上、比較的目がよかったのではっきり見えました。

やけにはじが黒い…。 いや、黒すぎる。

みんなに説明して、あの異常なまでの黒さは何故かと悩んでいたら、Rがいきなりその天井を指にさし、

『あ…あ…あーーーー!!』

と叫び、ばたんと死んだかのように寝始めました。

本人は覚えていなくて、次の日の天井は全然黒くなく、染み1つもありませんでした。
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 21:37:17.33 ID:ONst8j9mO
この話には“呪われる”という表現が含まれています。
以下、自己責任で進んで下さい。


老人の復讐

2年前、とある特別養護老人ホームで介護職として働いていた時の話です。

そこの施設ははっきり言って最悪でした。

何が最悪かと言うと、老人を人として扱わず、物のように扱う職員ばかりで、食事も薬とかおかずをご飯にまぜたり、入浴は水のようなお風呂で、乱暴な介護で抑制も日常茶飯事でした。

職員の給料とか待遇はよかったんですが、あまりにもひどい老人への対応の仕方に、心ある人は我慢できずやめていく人も多かったです。

そのため毎日のように人はいなく、職員全員がいらいらしてる状態で、ひどい職員はそのストレス発散を老人にして怒鳴ったりすることもたびたびありました。

その酷い職員の中でも特に酷い職員がいまして、老人に暴力を振るっていました。

Aと呼ぶことにします。
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 21:38:31.10 ID:ONst8j9mO
>>148
Aの暴力はいつも酷くて、顔以外の場所を叩いたり蹴るなど。

Aは元ヤクザをやってた人で、みんな見てみぬふりで、暴力によって怪我をしてもうまく隠蔽されました。
俺もAが怖く注意できず、今思えば情けない話です…orz

Aの暴力する老人の対象は、認知症や言語障害でしゃべれない人でした。

その中で言語障害のBさんは、Aにされた暴力の内容を日記に書いてました。

そして、その日記を別の職員に見せて助けを求めるも無視され、Bさんは身内の人もいなく、4人部屋でも周りの老人は認知症が酷く自分がわからない状態で、AにとってBさんは最高のカモだったのです。

そんなある日、早朝Bさんは急変して病院に行くも亡くなられました。

Bさんが亡くなった夜に、Aは急な心筋梗塞にて亡くなりました。
まるであとを追うように……。
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 21:39:16.87 ID:ONst8j9mO
>>149
次の日、Bさんのベットを片付けていた時に、本当はいけないことなんですがBさんの日記を見させてもらいました。

Aに対しての暴力の内容や怒りが書かれてました。

Bさんが亡くなる前の夜に書かれた最後の日記を見て、ぞっとしました。

「あいつを地獄につれていく」



その後、すぐ職場をやめて違う仕事に転職しました。

転職してから一ヶ月後、交通事故に合いました。全治三ヶ月。

もしかして日記の内容を見て呪われてしまったのではないかと思ってしまうこともありますが、これは偶然であると自分に言い聞かしてます。

最近ですけど怖い夢を見ました。
地獄みたいなところで、Bさんが笑いながらAを木刀のようなもので殴っている夢を…。

まあ、大丈夫とは思いますけど、これを見てもし何か災いが起きたらすみません。
151鯨 ◆Kujira/tHU :2008/07/11(金) 21:43:37.99 ID:Jk1G1fAg0
怖くて>>19でとまってる
なんだか背後から視線を感じる
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 21:44:45.76 ID:OP0C6nJS0
そういう時は上にいるんだよ
153鯨 ◆Kujira/tHU :2008/07/11(金) 21:47:02.19 ID:Jk1G1fAg0
ありがとう蚊に気づいた
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 21:47:32.99 ID:OP0C6nJS0
おめでとう
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 21:47:45.67 ID:4Jx29fSAO
お前ら頼むから荒らすなよ!いいか絶対だぞ!約束だぞ!

http://bbs.cgiboy.com/Guestbook/BBS/11734832/
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 21:49:26.74 ID:ONst8j9mO
>>151志村ーーッ!上ー!上ーッ!


線路

私の彼氏の友達が、実際に体験した話です。

その友達(以下Sさん)が住んでいる地域には、よく人が自殺する川や線路があるそうです。

ある年の夏、Sさんとその友達(Dさん、Aさん、Nさん)、合計4人で肝試しに行こうと言うことになり、自殺が多発している線路に行ったそうです。

線路に着いたものの、辺りが真っ暗なだけで、これといって怖い事はなかったそうです。

S「何だ、なんもねーじゃん」

N「どうする? 帰る?」

など話をしている時、Sさんは、『携帯のカメラで写真を撮ろう!』と思ったそうです。

そこで、

S「なぁ、携帯で撮らねぇ? 何か写るかもよ」

と3人に提案しました。3人は

「いいねぇ! やろうよ!」

と乗り気だったので、Sさんは自分の携帯でパシャ! と線路全体を写す感じでシャッターをきりました。
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 21:50:42.21 ID:WJS/UhgT0
>>151
よく、不意に後ろが気になったりしない?
なんか、幽霊でもいるんじゃないか、って怖くなったりしない?

でもね、振り返っても無駄だよ。
だって











真上にいるもの
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 22:04:35.95 ID:ONst8j9mO
>>156 携帯規制でした。続き…
しかし、撮り終えた画面はただ真っ黒なだけで、白い影が写ってるとか、赤い線が写ってるなどはなかったそうです。

S「何だ! なんも写ってないじゃん」

A「うわっ! 面白くないなあ!」

D「もう、帰ろうぜ!」

Sさんの友達が帰ろうと言い出したので、4人は帰る事にしたそうです。
4人は横一列に並び、あの先輩がどうだとか、あの女はどうだとか、くだらない話をしながら歩いて帰ったそうです。

10分程歩いた時、ふとSさんはさっきの写真が気になり、

S「なあ、さっきの写真もう一回見てみない?」

と、相変わらずくだらない話をする友達に言いました。

D「まあいいけど…?」
友達3人は、『どうした?』という顔をしながら、Sさんの周りに集まりました。
Sさんは先程保存しておいた線路の写真を、出しました。

すると…

撮った直後は真っ黒だったその写真の中央に、白い女の顔が小さく写っていたのです。
Sさんはびっくりして携帯を勢いよく閉じました。
友達もびっくりした様子だったそうです。
159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 22:05:16.40 ID:ONst8j9mO
>>158
A「と、取りあえずもう一回見てみようよ…」

そう言われたSさんは、恐る恐る携帯を開けました。

すると、小さかったはずの女の顔が、今度は画面いっぱいになっていました。
Sさん曰わく怒っているような顔だったそうです。

その顔をみて4人が絶句していると、


バキッ!


と携帯の画面が割れたそうです。
Sさんはそれを見て

S「もう今日は帰ろうか…」

と言い、友達と別れたそうです。

次の日、Sさんは携帯を変え、画面が割れた携帯は携帯ショップに処分してもらったそうです。
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 22:07:28.54 ID:ONst8j9mO
霊界行き

ある男が夜遅くバスで家に帰ろうとした。
が、駅に着いたときにはもう深夜近く、バスがまだくるかどうか分からない。

しかし家までは遠く、とてもじゃないが歩ける距離ではなかった。
彼は意を決してそこでずっと待っていた。

もうこないかと諦めかけたとき、突然バスが現れた。

彼はうれしくてそそくさと乗った。
と同時に、ふと違和感を感じた。

こんな夜中なのに何故か混んでいて、座れる席は一つしかない。
しかも人が大勢いるのに、誰もが口を閉ざし、バス内は静まり返っていた。

不審だと思いつつも、彼は唯一空いてた席に座った。

隣には一人の女性がいた。
彼女は声を押さえ彼の耳元でこう囁いた。

「あなたこのバスに乗るべきではないよ」

彼は黙って続きを聞くことにした。
彼女は続けた。
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 22:08:23.89 ID:ONst8j9mO
>>160
「このバスは霊界に行くものよ。あなたのような生きてる人がどうしてここにいるの? このバスに居る人は誰も霊界にいきたくないよ。あなたはすぐ彼らに捕まって誰かの替わりとして死んでしまうわよ」

彼は怖さのあまり言葉もでなかった。
身を震わせながら、どうすればいいかさえわからず途方に暮れていた。

その時、彼女が

「大丈夫、私が助けてあげる」

と言い出した。

そして突然!
彼女は窓を開けて彼を連れて飛び降りた。

バスの乗客が「ああ!! 逃げられちまった」と大声で叫んだ。

彼が落ち着いたとき、彼女と二人で荒れた丘に立っていた。
彼は彼女に「助けてくれてありがとう」と伝えた。

その瞬間、彼女の口元が歪み、筋肉を痙攣させながらニタッと笑った。

そしてこう言った。

「これであの人たちと奪い合わなくてもいいわね」
162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 22:12:00.02 ID:ONst8j9mO
どなたか、ニーソエロパワーを下さい。
163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 22:24:15.90 ID:QTRF59AmO
>>48
それはひぐらしのやり過ぎだから
164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 22:26:29.69 ID:ONst8j9mO
開けてよー

わたしが母方の田舎に帰ったとき良く遊んでいた、サキちゃんという女の子がいたのですが…。

当時小2の夏休みでした。

実家の裏山でいっしょに遊んでいるときに、いたずら心からか山中の空き地に放置されていた冷蔵庫にサキちゃんを閉じ込めてしまったのです。

子供の頃は好きな子に逆にいたずらとかをして気を引こうとしてしまう、そんな行為からでした…。

すぐに冷蔵庫を開けてあげるつもりでした。
ところが一度閉まってしまった冷蔵庫は、わたしがどんなに引っ張っても開かなかったのです…。

そこで事の重大さに気づきました。
わたしは「開けてよー開けてよー」と泣き叫ぶサキちゃんを後に、その場を立ち去ってしまったのです…。

もちろん親を助けに呼ぶためでした。
しかしいざ家に着くと、このことを話せば酷くしかられるのでは…。そう思った私はなかなか言えずにいました。

そして昼食を出されたとき、わたしの記憶からそのことがすっかりと抜け落ちてしまったのです…。
165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 22:27:14.99 ID:ONst8j9mO
>>164

昼食後、私は眠気に襲われそのまま眠ってしまいました。



気がつくと、父親がものすごい形相で私を起こしていました。

「おい、お前サキちゃんを知らないか!?」

それを聴いた瞬間、私は体中が一瞬で冷たくなっていくのを感じ、とっさに「知らない」と返事をしていました。

あたりはすでに夕暮れでした…。

「まさか…まだあの冷蔵庫の中に…」

その夜、捜索隊など地元の人たちが総出で山中を探したそうですが、未だにサキちゃんは見つかっていません。

捜索隊が出たなら冷蔵庫も発見されて中も調べられているはず…。それでも見つからないのは、きっとサキちゃんはどうにかして冷蔵庫から出れたんだ…。その後山の中で迷ったのか誘拐されたか…。

きっとそうだ、とわたしは自分に思い込ませています…。

ですが、今でも冷蔵庫だけでなく…戸棚やドアを閉めるたびにサキちゃんの

「開けてよー開けてよー」

という声が聞こえてくる気がするのです…。
166以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 22:30:12.66 ID:8Aqat0InO
東武東上線に乗る奴に聞きたいんだが
ふじみの−川越間で目が異常に大きくて首が45度傾いた女の子見たことあるか?

目撃者が身の回りに結構いるんだけどなぁ…
毎日ビクビクしながら帰ってるぜ。
167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 22:38:05.81 ID:ONst8j9mO
鐘の音

それはあたしが小学2年生の頃の話です。

通っていた学校のすぐ隣には、お寺とお墓が立っています。 校舎から3メートル程度かと思います。
掃除時間のときの事です。

私たちの班は男子2人、女子3人それぞれがトイレに分かれます。
掃除時間は約15分、トイレのドアを閉めると開始です。

初めは雑談をしながら楽しく掃除をしていたんですが、トイレの窓の外から

チーン…チーン…

と、墓参りのときに叩く鐘の音がしてきました。

私だけかと思い、気にも止めず掃除をしていたら、あとの2人にも聞こえていたらしく

「ねえ、さっきから鐘の音しない?」 と聞いてきました。

「うん、聞こえてた。なんなんだろうね?」

「…音、大きくなってきてない?」

私たちは怖くなり窓を閉めました。

ですが、音は止みません。 それどころか大きくなるばかり。

トイレから出ようとドアに手をかけましたが、開きません。
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 22:38:47.90 ID:ONst8j9mO
>>167
そのときです。
閉めたはずの窓が、ゆっくり開きました。

私たちは声も出ません。
怖くて体を寄せ立っているのが精一杯でした。

すると、窓から手が見えました。

しかし見える筈がないのです。
私たちは3階にいるんですから…。

手が中に入ってきました。

髪が長い女の人でしょうか? 頭も見えます。

トイレに入ってきてるんです。
私たちの元へきているのです。

私はここで気を失ってしまいました。
友達も同様、気を失いました。



気づいたときは保健室にいました。

私たち3人、掃除からなかなか帰ってこないのを心配し、先生が見に来たそうです。

ドアを開けると個別に一人ずつ入っており、壁に寄りかかっていたそうです。
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 22:39:28.76 ID:JIbXZrU30
明らかに不自然な死に方だけど自殺とか事故死として処理された事件のコピペ貼ってくれ
170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 22:40:00.09 ID:kPG9He7NO
コンビニで売ってる
2ちゃんねるの怖い話って本買ったやついる?
171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 22:41:23.97 ID:L3PvrjCl0
豆知識

赤いクレヨンの話は原作・伊集院光
回りまわって今じゃ素人の体験談みたいに本に載ってたりするんだとか
172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 22:57:57.75 ID:ONst8j9mO
>>169・ω・`)パッと見しながら貼ってるから、見つかるか分かんないや。適当にマッタリしてて。
他に貼れる人居たらお願いします。


のぞき穴

大学生の男は古いアパートで1人暮らしをしていた。

男の部屋の壁には小さな穴が開いており、そこから隣の部屋の様子をのぞき見ることができた。

隣の入居者は若い女性。
女性はのぞき穴の存在に気付いていないらしく、男はこれ幸いとばかりにのぞき行為を続けていた。

そしてある日の事。
夜中の3時をまわった頃、男はドスドスという物音で目を覚ました。

何事かと思えば、隣の部屋から聞こえてくる物音だった。
もしかして男でも連れ込んだか? と思い、喜び勇んでのぞき穴を覗く。

隣の部屋も電気を消しており、詳しい様子をうかがい知る事はできなかったが、人影が2体あることは確認できた。
173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 22:59:40.68 ID:OP0C6nJS0
>>169ってこれ?

・自動車事故で胸部大動脈損傷したあと5キロほど車を運転して、橋の欄干から5mほど飛行して投身自殺した自衛官

・400kgの重りを自分で身体に縛り付けて海に飛び込んだ高校生

・時速80キロで、ガードレールとガードレールのわずかな隙間をタイヤ痕ひとつ残さない絶妙な運転テクニックですり抜けて50m下へ転落したナース集団

・ロープを首に巻いて空中浮揚し門扉にひっかかったタクシー運転手

・証拠品の銃を奪い取って別の袋から再装填しわざわざ離して自分の胸に発射、ただちに飛び散った血をふき取って取調室を掃除、この間5秒。

・逆立ちしてマンションの窓際まで、指でひきずった跡をつけながら歩行、足から逆エルードして手すりにぶら下がり、空中で方向転換して50cmの隙間に向けて飛行した市議会議員

・わざわざ動脈と反対側の手や腕の甲を切って自殺しようとするも未遂、自分で自分の背中に針金でおもりを結びつけて川にうつぶせになり死亡

・火の気のない玄関で人体発火現象を起こして、燃え尽きるまで気管に煤が入らないようじっと息を止めて待ってた審査委員長

・手首の甲をリスカして全身をメッタ刺ししてから、血の跡ひとつつけずに非常ボタンを押した証券会社副社長 

・口の中に靴下を入れたままガムテープで口を塞ぎ、両手を後ろで手錠により拘束し左手には手錠の鍵を持ち玄関内で衣服の乱れもなく窒息死した記者

・玄関と窓、共に無施錠のまま首に電気コードを巻かれ、寝室に血痕を残した上で2階から落下したネイリスト
174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 23:03:53.00 ID:JIbXZrU30
>>173
これこれwwwありがとうww
175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 23:10:10.74 ID:ONst8j9mO
>>172
これは間違いない、と男は興奮したが、すぐに様子がおかしいことに気付いた。
男と思われる大きな人影が動くばかりで、女性のほうは全く身動きしていないのだ。

暗がりに目が慣れてくると、男が女性を殴りつけているということが分かった。
女性は猿ぐつわを噛まされているらしく、微かに「うっ」という声を漏らすだけで悲鳴をあげられなかった。

終には呻き声も聞こえなくなった。
すると、男の人影は隣の部屋から出て行った。

強盗だ!
男は警察に通報しようと思い、電話の受話器に手を掛けたところで、動きを止めた。

もし通報すれば、自分がのぞきをしていたことがばれてしまう。
自分の保身のために、男は通報を思いとどまった。
1週間としないうちに、アパートに警察が押しかけてきた。
やはり隣の女性は殺されていたらしい。

当然、警察はのぞき穴の存在を発見し、何か見なかったかと男に聞いた。
男は、

「壁の穴なんて気付かなかった。その日もなにがあったか気付かなかった」
と言った。
176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 23:12:11.72 ID:ONst8j9mO
>>175
他にもいくつか質問されたが、警察は男のことを疑っている様子は無かった。

殺人の瞬間を目撃したことは忘れられなかったが、通報しなかった事への罪悪感はすぐに薄れていった。

事件から2週間たっても、犯人は依然として捕まらなかった。



そしてある日の事。
夜中の3時をまわった頃、男は再びドスドスという物音で目を覚ました。

しかし、隣の部屋は事件以降、新たな入居者は入っていないはずだった。
それでも、その物音は間違いなく隣の部屋から聞こえてくる。

恐る恐るのぞき穴をのぞいて見たが、動くものの気配は無い。
気のせいか、と思い穴から離れようとした瞬間。



狭い穴の視界を埋め尽くすように、かっと見開かれた血走った目が現れた。

男はがっちりと目を合わせたまま、驚きのあまり身動きが取れなかった。

そして、かすれた女の声で一言……



「見てたでしょ」
177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 23:15:17.71 ID:ONst8j9mO
見ている

すでに半年ちかく学校に行かず、家に引きこもり、登校拒否を続けている少年がいた。
その少年は、いじめを苦に学校へ行くのを恐がっていた。

家に引きこもる日が続くある日、同じ学校の友達が家に訪れてきた。
話を聞くと、いじめをしてきた人たちはみんな反省して学校で謝りたいと言っている。ということだった。

その夜、悩みに悩んだ末、少年は学校へ行くことを決意した。


朝がやってきた。
重い足どりで家をでた。

少年はマンションに住んでいて、エレベーターを使っている。
しかし少年にとってエレベーターまでがやけに遠く感じた。

ふっと、視線を感じたので辺りを見渡すと、マンションの屋上にきれいな女の人がこっちを見ていた。
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 23:16:48.61 ID:ONst8j9mO
>>177
その時は、『きれいな人だなぁ』としか思わなかったが、学校へ通い始めてから毎日、屋上からこっちを見ているので少年は自分に気があるのかと思い
その女の人に毎朝会えるから学校へ行くのが楽しみにもなっていた。

今朝も、いつもと同じく女の人はこっちを見ていた。

学校でも少年は気がつけば友達に自慢そうに話していた。
友達に『話しかけてみろよ!』と言われて、明日の朝話しかけることを約束した。

帰り道、自分のマンションに警察官がたくさん集まっていた。
少年が驚いて警察官に事情を聞こうとすると、警察官は察して向こうへ行ってしまった。

少年は何かあったことを一瞬で悟り、急いで家に帰り、母親に何があったのか問いただすと……母親は少し間をあけてから

『このマンションの屋上で女の人が首吊り自殺をしてたんだって』

少年の顔はみるみるうちに青ざめていった。

そう、毎朝こっちを見ていて自分に気があると思っていたその女性は、初めから死んでいた人だった。
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 23:26:22.71 ID:uBYB7XaXO
寝坊というのは誰もが一度はやってしまう行為である。
特に冬の寒い日などはよくやってしまうものだ。
さて、この寝坊だが、原因は様々である。
夜更かしをしてしまったり、起きる時間を間違えてしまったり、ついつい二度寝してしまったり。
これらのことはよくあることで、大して珍しくもない。
ところで、セットしたはずの目覚まし時計が鳴らなかったということはないだろうか。
たいていの人が自分で無意識のうちに止めてしまったために鳴らなかったと思っているだろう。
しかしそれは大きな間違いである。
よく思いだしてみて下さい。
あなたは本当に目覚まし時計を自分で止めましたか?
本当はあなたの知らない誰かが勝手に止めているのかもしれませんね。
そう考えると一人暮しの人は困ったことになります。
あなたしかいない部屋で、あなた以外のいったい誰が止めるのでしょうか?
ああ、深く考えなくていいですよ。
その人物はきっとあなたの後ろにいますから。
180以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 23:29:46.86 ID:ONst8j9mO
さす方角

そういえば以前住んでたところの近所で、ごくまれに顔が隠れるほど深く帽子をかぶったおじさんが立ってて、どこかの方角を指差したままじっとしてるんだよ。

そのおじさんは毎回違う場所に立ってるんだけど、指をさしてる方角を見ても特に何もない。

ある時期にだんだん会う回数が増えてさ、連日で遭遇するようになると、なんか怖くなって部屋に引きこもった。

で、その日チャイムが鳴ったんで、ドアの覗き穴から見たらさ……。

いたんだよ、そのおじさんが。
まっすぐ俺に指をさして……。



そのとき気付いたんだけど、指をさす方角って全部俺の家に向けられてたものだった。
181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 23:31:50.10 ID:ONst8j9mO
投身自殺

ある日、女子高生のA子さんが学校帰りに駅で列車を待っていると、反対側のホームに同じ学校の制服を着た子がいるのに気づいた。

それは同じクラスのB子さんだった。
確か、その日のB子さんは体調が悪いとかで学校を休んでいたはずだった。

よく見ると、うつろな表情でぼんやりとしており、こちらに気づいた様子も無い。

A子さんは、B子さんとさほど親しいわけでは無かったが、学校を休んだ子が制服を着てぼんやりと立っているのはさすがに気になり、近寄って声をかけてみようと思った。

しかしその時、B子さんのいるホームに列車が入ってきた。

B子さんはその列車に乗るのだろうから、もう間に合わないとA子さんが思った、その瞬間!

うつろな表情のB子さんは、ホームに入ってきた列車に飛び込もうとした。

あっ! とA子さんが思った時には、すでにB子さんの足はホームから離れていた。

助けられるわけもないが、A子さんは思わず身を乗り出した。

と、その時。
A子さんはドン! と何かもの凄い力によって突き飛ばされた。
182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 23:33:21.62 ID:DpdksP5N0
誰か牛の首(?)とか名前の話知ってるやついない?
183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 23:33:45.32 ID:ONst8j9mO
>>181
ただでさえホームの端で態勢を崩していたA子さんは、線路に向かって飛んでいった。

A子さんの目に飛び込んできたのは、猛スピードで向かってくる列車と、引きつった表情で急ブレーキをかけようとする運転手の姿だった。


……さて、問題となるのはここからである。

A子さんはあまりにも凄い力で飛ばされた為、列車の入ってきた線路を飛び越えて、向こう側の線路に落ちた為、列車にはぶつからなかった。
その為、肉体的な怪我は骨折だけで済み、命に別状は無かった。

駅員や警察の調べでは、「普通の女子高生が助走もつけずにこんなに飛べるわけが無い」との事で、誰かが彼女を押したに違いないのだが、調べた限りではそんな人物は見当たらない。
184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 23:35:12.55 ID:ONst8j9mO
>>182ちょっと待ってて。この話が終わったら投下するよ。

>>183
そして、A子さんが見たというB子さんの投身自殺。

これはそもそも、その時間、反対側のホームに入ってきた列車自体が存在しなかったという。

仮にそんな列車が入ってきていたのなら、反対側の線路に落ちたA子さんは、間違い無くその列車にぶつかっていたはずである。

A子さんはありもしない同級生の自殺の幻覚を見た後、何者かに突き飛ばされたという事になるが、実は、A子さんが線路に落ちたのと全く同じ時刻に、8つも離れた駅でB子さんが投身自殺をしていたというのだ。

つまりA子さんは、遠く離れた駅で起きた同級生の自殺を目の前で見たという事になる。

ちなみに、A子さんはあまりのショックで精神が不安定になり、精神科の病院に通っているという。
そして、その路線では現在も人身事故が絶えないという。

その大半がよくある投身自殺として片付けられているようだが……。
185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 23:37:13.34 ID:DpdksP5N0
>>184
サンクス
186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 23:38:04.73 ID:ONst8j9mO
牛の首

敷地内の渓泉会館は、よくクラブ活動の合宿にも利用されているが、非常に気味の悪い絵画が飾ってある。
巨大な牛と、その傍らに横たわる妙に蒼白い子供。
絵の意味は不明だが、どうやら「牛の首」という非常に恐い話に関係があるらしい。
「牛の首」とは、今から25年ほど前に当高校の数学教師だけが全てを知っていた怪談。

当時先生が生徒を数名ワゴン車に乗せて、移動中に恐い話をしていた時の事である。
さんざん恐い話を聞かせたあげく、最後にとっておきの「牛の首」という話をはじめた。

しばらく静かに聞いていた生徒達も次第に恐怖が限界に達し、
「先生! もうやめて!!」
と耳を塞ぎながら各々が叫びはじめたが、先生は面白がって生徒の訴えを無視し夢中になって話し続けた。

そして、ふと車内が静かになっているのに気付いて後ろを振り返ると、生徒全員が口からアワを噴いて失神していたのだ。
あまりの恐怖に気を失ったらしい。

それ以来、この先生は二度とこの「牛の首」の話を口に出さなくなった。

私が在学中の頃、この先生に「ねぇ、牛の首って話ご存じですか…」と話かけると、急に先生の顔色が変わり

「一体どこから聞いた?! そんな話は知らん!!」

それっきりこの「牛の首」は謎のまま。
渓泉会館の絵もどうやら関係あるらしいのだが、深くまでは解らない。
また、今でもクラブの合宿中に絵の飾ってある部屋で泊まると、不思議な出来事が起きている。
187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/11(金) 23:55:24.96 ID:ONst8j9mO
この話には“呪われる”という表現が含まれています。
以下、自己責任で進んで下さい。


感謝する人恨む人

大正時代・昭和初期と鉄工所の景気が非常に良かったそうだ。
或る町に、やはりそれなりの景気を誇る鉄工所があった。

何代か続いたけど、結局時流に取り残されて潰れてしまった。

経営者である男は負債を整理していたが、結局売れるものを全て売っても負債は片付かなかった。
責任感の強かった男は、わが子を里子に出してでも返すべき金を返そうと考えた。

結局、男はまだ幼い1人娘をG県某村に里子に出した。

里子に出された女の子はさつきちゃんと言う。
さつきちゃんはまだ11歳で、お嬢様として育てられていた。
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 00:14:02.59 ID:Ll0vv6W8O
或る晩、彼女は夜這いを掛けられた。
もちろん処女だった。

彼女は恐怖と絶望を感じ、自ら命を絶とうと考えた。

が、すこし考えた。

「このまま死んでしまっても、私が生きた証はなにも残らない」

彼女はなにか1つのことをやり遂げてから命を絶とうと考えた。

が、毎日の労働もあり、彼女に許された自由は「考えること」だけだった。
その自由の中でなにかをやり遂げなくてはならない。

彼女は今まで自分が会った人々を「感謝する人」「恨む人」にわけるという作業を、「なにか1つのこと」に選んだ。

1日1人ずつ「感謝する人」「恨む人」を決めていく。
自分が今まで出会った人全てを振り分けたとき、命を絶とうと決めたのだ。

果たしてそれを実行していく。

が、彼女は昔お嬢様として育てられ、社交界にも通じていたので、今までに会った人の数が果てしなく多い。
最初は地道に続けていたが、次第に考えなくなる日が多くなった。

結局彼女は自分が決めたことを完遂することなく生き続けた。

そしてあの日から4年経った18歳の頃、彼女にもようやく幸せが訪れた。
189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 00:15:59.66 ID:Ll0vv6W8O
>>187ミスッた。上は気にしないでくれ。

里親は彼女を奴隷のように扱いとことんこき使ったが、お嬢様育ちのさつきちゃんがまともに働けるわけはない。
彼女にとって辛い日常が続いた。

少しずつ仕事も覚え、村での生活に少し慣れてきたのが里子に出されてから3年後。さつきちゃんが14歳の頃だった。
慣れかけてきた生活が、ある日を境に地獄に変わった。

或る晩、彼女は夜這いを掛けられた。
もちろん処女だった。

彼女は恐怖と絶望を感じ、自ら命を絶とうと考えた。
が、すこし考えた。

「このまま死んでしまっても、私が生きた証はなにも残らない」

彼女はなにか1つのことをやり遂げてから命を絶とうと考えた。
が、毎日の労働もあり、彼女に許された自由は「考えること」だけだった。
その自由の中でなにかをやり遂げなくてはならない。
彼女は今まで自分が会った人々を「感謝する人」「恨む人」にわけるという作業を、「なにか1つのこと」に選んだ。
1日1人ずつ「感謝する人」「恨む人」を決めていく。
自分が今まで出会った人全てを振り分けたとき、命を絶とうと決めたのだ。
果たしてそれを実行していく。

が、彼女は昔お嬢様として育てられ、社交界にも通じていたので、今までに会った人の数が果てしなく多い。
最初は地道に続けていたが、次第に考えなくなる日が多くなった。

結局彼女は自分が決めたことを完遂することなく生き続けた。

そしてあの日から4年経った18歳の頃、彼女にもようやく幸せが訪れた。
190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 00:20:58.83 ID:6/BHD7z80
百物語が楽しみで仕方がないw
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 00:23:23.51 ID:Ll0vv6W8O
>>189
相手は隣の家に住む青年で、年は21歳。マジメで誠実と知れた人物だった。
さつきちゃんの労働態度は極めてマジメだったため、この頃には里親にも非常に気に入ってもらっていた。
2人とも近所での評判もよかったので結婚することが許された。

そしてさつきちゃんが18の頃、2人は結婚した。
ようやくさつきちゃんにも幸せが訪れた。

そして新婚初夜を迎えた。
さつきちゃんはそこで見てはいけないものを見た。
旦那となる男の背中には、4年前にさつきちゃんがつけた傷跡がある。
そう、夜這いを掛けて彼女に死を覚悟させたのは他でもないこの男だったのだ。

さつきちゃんは困惑した。
大好きだけど恨むべき人。恨むべき人だけど大好きな人。
目の前にその男がいる。彼女はこの男を殺そうという結論に達した。
そして自らもまったく同じ方法で命を絶とうと。

彼女は翌晩、早速実行に移した。

方法は至って単純だった。
彼が寝込んでから手足を縄で縛り、猿轡をした上で、人気のない井戸に捨てるということ。
そして男を井戸に放り投げた後、自らも猿轡をかけ、手足を縛り井戸に身を投げた。
が、彼女が落ちたところには水がない。この井戸は枯れ井戸だったのだ。

男は井戸に落とされた際に頭を打って死んでいたが、彼女は男がクッションになり、死ねなかった。

手足を縛っていて猿轡をしているために、なにもできない。彼女は飢えて死ぬのを待つのみとなった。

何日か過ぎると体力の消耗を感じ、少しずつ死を感じた。
192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 00:26:30.06 ID:Ll0vv6W8O
>>190オカ板のかな?ええの〜!!


極限状態になりかけたとき、彼女はあることを思い出した。

自分が「感謝する人」「恨む人」を決めていたこと。
彼女は決心した。

自分はこのまま死ぬ。
が、死んだときには「感謝する人」には大いなる祝福を、「恨む人」には大いなる災いを与えようと。

それから1週間後に彼女は息絶えた。
が、彼女の想いは今も生きている。

この話はさつきちゃんにとって知られてはいけない過去である。
この話を知った人は「恨む人」にあたり,大いなる災いが降りかかる。

災いを避ける方法が1つだけある。
自身も「感謝する人」になればよい。

これから毎朝起きたときに、G県の方を向いて「さつきちゃん、私はあなたの味方です」と心の中で唱えて欲しい。
彼女が死ぬまでの1週間という期間、これを続ければ大いなる祝福が受けられる。

1日でも忘れたときは、貴方に大いなる災いがふりかかるでしょう。
193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 00:36:52.85 ID:Ll0vv6W8O
弱気になったらダメ

夏の出来事。
学生だった俺達は、夏休みに男5人でキャンプに行こうってことになった。

ボロボロのワンボックスカーで**県の山に向かった。
道中、キャンプ場はいくつもあったんだけど、酒を飲んで騒ぐことが目的だったので、周りに他のキャンプ客のいない(当然民家も無い)山奥の河原にテントを張った。

誰に気を使うことなく、BBQを食いながらビールとワインを飲んでドンチャン騒ぎをした。俺達の声以外には、川の音と虫の鳴き声しか聞こえない。

深夜になるとみんな酔っ払って、誰からともなくテントで寝だした。
俺も寝ようとテントに入ったんだけど、山の夜は寒くて寒くて寝れたもんじゃなかった。

俺はテントで寝るのをあきらめて、車で寝ることにした。
車の後部座席をフルフラット(ベッド状態)にして毛布をかぶって寝ていると、後部座席のドアを外からコンコンって誰かがノックした。

俺は「テントで寝ていて寒くなった誰かが避難してきたな」と思いながら、スライドドアをガララと開けた。

その瞬間、幼稚園児ぐらいの男の子が車内に入ってきた。

「!!」

俺はビックリして車の一番後ろまで転がった。

車内に入ってきた男の子は後部座席から運転席に行き、シートに立って、オモチャの車で遊ぶようにハンドルを動かしている。

こんな山奥にこんな小さな子供がいるわけない!
俺はハッチバックを内側から開けて外に転がり出て、裸足で河原まで走って行き、テントで寝ていた4人を叩き起こし、今起こった事を半泣きで説明した。
194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 00:38:57.17 ID:Ll0vv6W8O
>>193
「寝ぼけてたんじゃないのか?」
と1人の友人が言ったとき、

ビーーーーーーーッ!!
ビビーーーーーーーーッ!

と俺達の車のクラクションが鳴った。

「…これはやばいな」

震えた声で1人がそう言った。

俺達はテントで夜が明けるのを無言で待った。クラクションが鳴ったのはその2回だけだった。

30分ぐらい経った頃、イライラしだした1人の友人が、

「幽霊かナニか知らないけど、こーゆーときは弱気になったらダメなんじゃね? 子供なんだろ? 『どこか行け!!』って怒鳴ったら消えるんじゃないか?」と言い出した。

そのとき、テントの入り口から男の子がヌッと中に入ってきて、


「 お 前 た ち が ど こ か 行 け 」


と無表情で言った。


そこから記憶が無い。気付くと朝になっていた。逃げるようにその場所を離れた。
195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 00:40:53.61 ID:vcfikcQx0
良い夜を過ごせそうだ
196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 00:41:05.76 ID:Ll0vv6W8O
ウサギのぬいぐるみ

正直、今でも文字打つだけで鳥肌が立つもんなんだけど、これは去年付き合ってた彼女の友人、Tっていう女の子の話。

Tは非常に霊感の強い家系の育ち。
幼少期におばさんからウサギのぬいぐるみを貰ったそうだ。
Tはそのぬいぐるみを大事にしていたんだって。

だけど高校上がってからの話。
もうボロボロで、目もほつれてポロンってなっちゃってるうさぎのぬいぐるみ。
それだけ大事にしてきたんだろうね。

ある日、お母さんが掃除をしてる最中にこんな事を言ったらしい。

「ねえ、このぬいぐるみ覚えてる? 昔おばさんにもらったうさぎのぬいぐるみ」

Tはびっくりしたらしい。

だって、うさぎのぬいぐるみは今自分の部屋のベッドの上にいるのだから。
お母さんが持ってきた真新しいウサギのぬいぐるみは、ちょっと小さくて、まだボロボロじゃないきれいな状態。

お母さんが言うには、おばさんにもらったのはこれで間違いないらしい。

気味の悪くなったTは、今までもってた人形を押入れにしまったらしい。
197以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 00:43:13.62 ID:Ll0vv6W8O
>>196
ある日、お母さんがTの部屋を掃除しにきたとき。

ごとん

押入れから何かが落ちた音がした。開けてみると、あのぬいぐるみが落ちてきたようだ。
お母さんは元の位置にぬいぐるみを戻すと、再び掃除を再開した。

ところが…

ごとん

再びぬいぐるみが落下していた。

元に戻す。

ごとん

何度もそれが続くため、気味が悪くなり、今度は物置状態のベランダの隅にブルーシートをかけて置いたそうだ。
そのベランダの隅っていうのが、またTの部屋のところにあるんだけれども。

ある日、Tはふとベランダに目をやったんだ。
すると、ブルーシートの上にあのぬいぐるみがこちらを向きながら置いてある。
気味が悪いからシートの下へ戻す。 しかしまたこちらを見てる。

今度はとうとうゴミ捨て場に棄ててしまった。
しかし再び人形はTの部屋にあった。

Tの家族はさすがに恐ろしくなり、人形を供養に出したそうだ。
198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 00:48:16.13 ID:Ll0vv6W8O
>>195 ゆっくりしていってぬ!!!


鬼ごっこ

当時中3だった私。師匠ってゆうあだ名の女の子と仲が良くてよく騒いでた。
確か冬の雨の日。その日あたしたちはノリで鬼ごっこをはじめた。

初めの内に校舎の説明しとくと、四角い建物の真ん中が四角く空洞になってて…上から見ると『回』←こんな感じ。
で、各階に東階段と西階段があって。
まぁ鬼ごっこを始めたわけだ。始めの鬼は師匠。

「いい? 追っ掛けるよ!」

そう言って師匠が追い掛けて来たとき、かなりの距離が空いてたんだ。
で、ほぼその距離のまま2階を何回もぐるぐる。

さすがに疲れてきた私は、一気に階段を登って4階の自分たちのクラスにかけこんでしまおうと考えた。

急に曲がって階段をかけ登り始める私。
199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 00:49:51.10 ID:Ll0vv6W8O
ここからがおかしいんだけど…。

3階に差し掛かるころでふと振り向くと、師匠が急に私のすぐ後ろに迫ってるの。
しかも、なんか下むいて頭から突っ込んでくるような走り方。
顔がよく見えなくて、今まではギャーギャー叫びながら走ってたのになんもしゃべらないし。

あたしはなんか恐くなってそのまま4階にかけ登って、師匠が真後ろに付いてきてるのを確認してから廊下を曲がって教室にかけこんだ。

教室に駆け込んだあたしの目に入ってきたのは…一番前の席に座ってる師匠。

「は!?」

後ろを振り向くと、今まで追い掛けてきてたはずの師匠がいない。

「ちょっと師匠どうやったの!? すぐそこまで追い掛けて来てたじゃん!」

あたしはパニクって問い詰めた。
するとポカンとした師匠は信じられない話をし始めた…。
師匠の説明によると、彼女はあたしが階段を登り始めた時点で追い掛けるのをあきらめて、反対側の階段から教室に戻ってたんだってさ。

…あたしは一体誰に追い掛けられてたんだろう。
200以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 01:03:55.70 ID:Ll0vv6W8O
振り下ろす男

お母さんがビデオを買ってきた。
レンタルビデオをしょっちゅう利用してるお母さんだからあんまり気にしなかった。買ってくるのは珍しいけど。セールで百円くらいだったと言う。

そのビデオのタイトルは『振り下ろす男』。
そのタイトルを見たとき、私はどこかで前にもそんなようなタイトルを見た気がした。でも、その時には思いだせなかった。

さっそくビデオデッキにそのビデオを入れる母。
私は試験勉強があったため、ビデオを見ずに二階に上がった。

勉強している時、やはり何かがひっかかる気がしてならなかった。しかも変な胸騒ぎが。
このモヤモヤを消すため椅子から飛び降り、床をドン! と踏み付けた。

少し休憩しようとし、携帯をいじった。

ブックマークしてあるサイトを上から下までスクロールさせると、あるサイト名に突き当たった。

『奇妙〜kimyo〜』

この文字を見た瞬間にハッとした。

このサイトに掲載されていた怖い話にビデオの話があった。
私の中でも結構怖い話だったので話の内容は覚えていた。
201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 01:05:24.04 ID:7HHjHME9O
密室にgkbrがでた
202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 01:06:29.72 ID:Ll0vv6W8O
>>200
何だかあのビデオ、その話と嫌に一致してないか?

私はサーーーッと血の気が引いた。
このままじゃお母さんが危ないと思い、部屋のドアに体を向けた瞬間、私が見たもの。

血の垂れたオノを持ち、ダランと脱力し口を開けたまま、頭が横に傾いて、目がカメレオンだった。
明らかに人じゃない男が立っていた。

そうか、物音を聞き付けてやって来たんだ…。思考は冷静だが、心臓が高鳴っていた…。

ドアはまだ完全には開いてなくギィィィィィ…と音を立てて残りの少しの分が開いた。
今ちょうど来たばかりという事だとすぐにわかった。

血が垂れているオノを見て、私は硬直してしまった。お母さんは…?

男はゆっくりゆっくり近付いて来た。
一歩、また一歩と私に近付くたび、ニヤ〜と不気味な笑みを浮かべる。

もう目の前まで来ていた。
そしてオノを振り下ろした。
203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 01:07:12.99 ID:wuHQLr11O
ゲド戦記みちゃった
204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 01:10:15.00 ID:Ll0vv6W8O
>>201それって何かな?もしかして、アンタの部屋か…?


続き
私は机の上にジャンプして避け、そのまま逃げた。

リビングには血を流して倒れている母。動かない。私は泣き崩れた。

すると二階からドアをけり開ける音が聞こえた。
まだ終わってないんだ。

確かこれは停止ボタンを押せば…! と思い、リモコンを手に取った。

しかし、私は気付く。
停止ボタンを押しても、お母さんはもう助からない。

考えている内にも男が階段を駆け降りる音が聞こえる。

お母さんも助けるには…。
もしかしたら…。私はリモコンを見つめた。

そして男がリビングに入って来た。

オノを振り下ろす。

その瞬間、私は巻き戻しボタンを押した。
205以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 01:13:34.86 ID:Ll0vv6W8O
>>204
男とテレビに映っている映像が巻き戻る。
この時初めてテレビに目をやったのだ。男の視線で、私が映っていた。

私と男が部屋で遭遇している時に戻るが、私はリモコンを手にし、リビングにいる。テレビの映像には、私が映っている。

そして男が後向きで来て目の前に倒れている母が起き上がった。
男が母を殺す場面まで来たのだ。テレビにも、実際に私の目の前にも同じ事が起きてる。

しかし巻き戻しなので母は良くなるだけ。
そして男は家からいなくなり、母がテレビを見ているとこまで来た。
巻き戻しを終え、停止ボタンを押した。

「あれ?」お母さんがこっちを見た。

「あれ? あんたさっき二階に上がっていったのに、どうして?」と。

私はその瞬間、安心して緊張の糸が切れたのか、母に抱き着き泣きわめいた。

「え? 何?」

「どうしたの??」

何も言わなかった。その方がいい。もう何もかも終わったんだから。

あの恐怖は全部無かったんだ。すべて終わったんだ…。 泣き終えて心配する母に笑顔を見せた。

「大丈夫だよ。何でもないよ。^^」

すると二階からドン! という音がした。
206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 01:20:23.53 ID:Ll0vv6W8O
後部座席

これは、俺の友達が経験した実話。
そいつのことを仮にSとするけど、Sは肝試しとか好きで、よく地元のツレとかと一緒に心霊スポットに行ってたらしい。

ある秋の夜、いつものノリでツレ二人と、R寺というスポットにSの車で赴いたんだ。

R寺は県内でもそこそこ有名な場所で、特にその寺に続く下り坂がヤバいらしいんだが、S達がその坂にさしかかって車を停めたんだが、何ともない。
雰囲気も普通で、全開にした窓から秋の涼しい風が吹き込んできて心地いいくらい。

あまりにも期待外れだったので、Sは車のエンジンを切り、ライトも消してツレと談笑しはじめた。

数分後、後部座席に座っていたやつが、急に寒くなったと言い出した。
まぁ、秋も深まる季節だし不自然ではなかったし、Sは大して不審には思わずに「脅かすなら上手くやれよw」とか言っていた。
だが、後部座席のやつが寒い寒いとあまりに言うものだから、切り上げて帰るかということになった。
207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 01:21:32.91 ID:Ll0vv6W8O
>>206
そして、車を発車しようとキーを回す。
が、セルが回る音がするだけでエンジンがかからない!

何度も何度も試すがかからない。
さすがに肝を冷やしたが、Sは冷静に考えてバッテリーがあがってるか確認しようとドアレバーを引く。

しかし、ロックは解除されているにも関わらずドアが開かない。
慌ててガチャガチャやっている間に車内の体感温度がどんどん下がってくる。
もう車内はパニック状態で、後部座席のやつなんかは失神しそうな勢いだった。

そして、Sがヤバい!! と思った瞬間、後ろから強烈な光に照らされた。

次の瞬間、エンジンがかかったんだが、後ろから照らしてきたタクシーの運転手が降りて、慌てて駆け寄ってくる。
そして運転手はしきりに「大丈夫か? なんともないか?」と聞いてきた。

タクシーの運転手の慌て様があまりにもすごかったので、Sは「な、何が大丈夫なんですか?」とか聞いちゃったらしい。

すると運転手が神妙な顔でこう言った。

「今、あんたらの車の後部座席の窓から、車内に入ろうとしてる女がいた…」と…。

もう一目散に逃げ帰って、心霊スポット探索は自重したそうな。
208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 01:23:39.74 ID:Ll0vv6W8O
母親の舌打ち

自分は以前広島に住んでいたのですが、そこに住んでいたときだけ、いろいろな怖い体験をしてきました。その中でも一番怖かった話です。

確かその日は、小学校の運動会でした。
父と母は運動会を見に来てくれましたが、お昼を食べた後にすぐに帰ってしまいました。
運動会が終わったのは5時位で、疲れていたのですぐに家に帰りました。

自分の住んでいるマンションに帰ると、家の中には誰もおらず、自分はすぐに部屋で寝てしまいました。
その後、洗面所のドライヤーをかける音で目を覚ました僕は、母親がいる洗面所にいき、「きょうは疲れたなー」などと話をしていました。

すると父親がリビングのほうから、「今日は外で食べに行こうか」と言っていたので、僕は「お腹はすいてないから寝るよ」と言って部屋で寝てしまいました。
そのとき、母親が小さく舌打ちしたのを覚えてます。
209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 01:24:36.76 ID:mieQQJL+0
仕事帰り 某トンネル(有名な心霊スポット)を通って帰ったところ
俺の車よりはやい婆さんが俺の車に追いついて運転している俺をを見て 

ニヤ 

っと笑って 猛ダッシュで走り去っていったという話

みんな信じてくれないけど これ ほんとうなんだよ

このおかげで2〜3週間寝付けなかった。。。

目をつぶるとあの笑顔がうかんでくる

みんなは しんっじてくれるよな?
210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 01:24:55.11 ID:Ll0vv6W8O
>>208
その後、起きたのは12時位でした。
さすがにお腹がすいてしまった僕は、リビングに向かいました。

すると、洗面所から(ジャージャー)とドライヤーの音がしたので、見てみると母親がドライヤーをかけていました。3,4時間前と同じ光景でした。

僕は母親に「お母さんいつまでやってるの?」と聞くと、

「別にいつでもいいだろ、殺してやろうか」

他にも何か言っていた気がしますが、目は充血していて真っ赤で、あまりにも怖かったので無我夢中で家族の話し声がするリビングへ走りました。

すると、リビングは真っ暗でテーブルに置いてある一枚の手紙に目が留まりました。
内容は半分くらいしか覚えてないのですが、こうでした。

「お帰りなさい。午前中しか居れなくてごめんね。今日はあなたが帰って来る前に出かけちゃうから。おやつと晩御飯はキッチンに置いとくね。お腹がすいたら食べてね」

…その手紙を暗いリビングで読んだときは死ぬほど怖かったです。

そのすぐ後に家族は帰ってきたのですが、母親に泣きながら飛びついたのは言うまでもありません。
211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 01:28:47.96 ID:Ll0vv6W8O
お前も…

これは私の友達が体験した本当の話です。
最初この話を投稿するか大変迷ったのですが…話したいと思います。

私の友達(仮にAとする)が友達三人と体育館で遊んでいました。
暫く遊んでいると、Aがおびえるように「おい…あれみろよ…」とあるところを指差していました。

そこは、ステージの横にある小さな窓でした。
Aが言うにはそこに、凄い形相でこっちを見ている血だらけ女がいたと、言うのです。

「気のせいだろ」

と他の三人は言うのですが、やっぱりAは気になるというので、四人で見に行ったそうです。

ステージにいくための階段を上り、問題の窓を見てみたのですが、女らしき人は見つかりませんでした。

「やっぱり気のせいだったろ! そんな深く考えんなよ!」
と少し馬鹿にしたように三人は去っていきました。

Aも、あれは気のせいだったんだ、とステージを降りようとしました。

その時、後ろに気配を感じたことにドキッとしたAが恐る恐る後ろを振り向くと、生首を持った血だらけの女が立っていて一言。



「お前も死ぬか?」
212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 01:32:50.77 ID:Ll0vv6W8O
鼻歌

現在も住んでいる自宅での話。

今私が住んでいる場所は特に曰くも無く、昔から我が家系が住んでいる土地なので、この家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました。

ここ最近ですが、リビングにいると昼夜を問わず、女性の低い声で鼻歌が聴こえてきます。

「ん〜…ん〜ん〜…」

最初はよ〜く耳をすまさなければ気づかないほどに遠くから聴こえてくるのですが、放っておくとどんどん近づいてきます。

「ん〜…ん〜ん〜…」

それでも放っておくと、意識を集中しなくても聴こえるほどに近づいてきます。

「ん〜…ん〜ん〜…」

なので私は、その声に気づいたらいつも般若心経の最後の部分を繰り返し唱えるようにしています(これしか知らないもので……)。
とにかく般若心経の「ぎゃーていぎゃーてい」のくだりを唱え続けると、声はだんだん遠ざかっていきます。

このリビングではテレビにも集中できません。
声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし、早く声に気づいて般若心経を唱え始めなければ、時としてそれは部屋にまで入ってきます。
213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 01:41:36.36 ID:PxbTELxe0
今北産業
214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 01:57:15.77 ID:kNew7gcdO
支援上げ
215以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 02:00:55.02 ID:7kHQd7PN0
>>210
意味わからん
216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 02:05:09.20 ID:Ll0vv6W8O
亀だけど
>>213
携帯規制でうぜえ
良かったら
投下して下さい

支援ありがとう
>>212続き

「ん〜…ん〜ん〜…」

そういえばこの前、大好きなバンドのニューアルバムが発売されました。
発売日を楽しみにしていたので、お店で買った時はもうテンション↑↑

さっそく家に帰ってヘッドフォンで聴いて、一通り聴き終え、よかったな〜と余韻に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で

「んーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
217毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 02:06:14.91 ID:xdHLGxLh0 BE:955932285-PLT(12072)
>>210
|A`) いいなあ…
218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 02:06:59.04 ID:mPL4qTVf0
ある日プレステ2のソフト買ったんだが中に噛み終わったガムが入ってた
219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 02:10:03.59 ID:Ll0vv6W8O
>>217うはぁ!ドクチャンこんばんは♪
220毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 02:13:14.83 ID:xdHLGxLh0 BE:645254093-PLT(12072)
>>219
|A`) こんばんは
    今から読ませてもらうよ
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 02:15:36.95 ID:Ll0vv6W8O
>>220ゆっくりしていってね!!

彼女の復讐

友人Aの彼女が殺された。
報道こそされなかったものの、かなり無惨な殺され方だった(Aが直接私だけに教えてくれた)。

数ヶ月が経ったある日、気晴らしにと、Aと別の友人Bと三人で食事する機会があった。
その帰り道、三人で人通り少ない道を歩いていた時に、前方から女の歩いて来るのが見えた。

その時突然Aが「ぁあああ…」と、頓狂な声を発して震えだした。
その女は殺されたAの彼女だった。

恐怖で固まる私達三人を無言で見つめる彼女。
何を訴えたいのだろうと私が考えているとBが震えながら小さい声で言った。

「舌だ、舌が無いからしゃべれないんだ!」

そうだ、と私は思った。
無惨にも彼女は舌を切り取られて殺されたのだった。だから喋れないのだと気づいた。

その瞬間、凄まじい形相になった彼女が、何かを訴えるかのように激しく口を動かし始めた。

…確かにその彼女には舌がなかった…!
222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 02:19:03.70 ID:Ll0vv6W8O
>>221
何も無い空洞のような口からニチャニチャという血糊の音が聞こえた。

私は気を失った。

十数分後、野次馬の人だかりの中で気がついた私は凄まじい惨状を目撃した。

Bは包丁で自分の舌を切り取って絶命していた。
目撃者の話によると、発狂したように自分の口に包丁を突き刺していたらしい。
Aは恐怖のためか、急に車道に飛び出して車に引かれたという。
幸い、Aは骨折程度ですんだ。
しかし事故を起こした車の運転手の話によると、車道に飛び出すAの後ろにシャツを引っ張っている女の姿を見かけたが、いつの間にかその女は消えてしまったということだ…。
223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 02:20:16.40 ID:rtGAoxqoO
追い付いた。もっと怖い話しを貼ってくれw
どっくんもきてるなw
224毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 02:23:24.44 ID:xdHLGxLh0 BE:1075423695-PLT(12072)
>>192
|A`) おもしろいな…

>>221
|A`) うん…w

>>223
|A`) よ
225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 02:24:21.40 ID:Ll0vv6W8O
>>223おお!貼りたいんだけど、携帯じゃあ厳しいや(´・ω・`)PC使えないもので。
良かったら支援貼りして下さい。


復讐して

数年前まで名古屋に住んでいたのですが、名古屋の歌舞伎町と呼ばれる歓楽街があります。
昼間と夜では全く違う顔を持つそこですが、その丁度中間時、夕方に友人と歩いていた時のこと(買い物かなんかしててたまたまその辺を歩いていた)。

正面から来るカップルが異様にベッタリくっついて歩いていたのでかなり目をひき、ジロジロと見てしまいました。
男の方はスーツを着た一見普通な感じ、女の人の方も、多少若作りな印象ですが最近のオネエ系みたいな格好で、その男に、女が横から首に手を回してがっしり抱きついて歩いていたのです。

「うわあ、あんなにくっついてたら歩きづらいだろうに」

と思い隣にいる友人に報告しようと思ったら、その女と目が合いました。

あまりにジロジロ見てた為に不機嫌な感じで、キッと睨まれました。
226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 02:28:23.83 ID:Ll0vv6W8O
>>225
気まずくなって私は、それ以上見ることも友人に話すこともやめました。

その日の夜、夢にその女が現れたのです。
私の部屋のテーブルを挟んで私と女は向かい合って座っており、女は私に、抱きついていた男の怨み辛みをグダグダと訴えてきます。
その男の為に体を売ったりしてまでお金を作ったのに裏切られたとか、子供を何人も堕ろしたとか云々。

嫌ーな夢を見たなあと思って目覚めたのですが、それから毎晩夢に出てくるようになりました。
私の代わりにあの男に復讐して欲しいとかなんとか。

その夢を見た時は、女はもうこの世にいないだろうと思ったのですが、直感的に生霊ではないかと思いました。
そしてそれは何度目かに夢に女が現れた時に確信になりました。
復讐なら自分でやれと言うと、自分は施設に入院していて出られないとかなんとか言うのです。
もう、面倒くさいやら迷惑やら気持ち悪いやらでうんざりしてしまいました。
しかも、起きた時やたらと頭が痛いのです。
227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 02:30:06.08 ID:Ll0vv6W8O
>>226
そんな折、いつもの様に一人で買い物に出かけると、道に迷ってしまいました。
私はもともと方向音痴で、しかも田舎者なので名古屋の街中にはよく迷うのでそこまで慌てずに、コンビニで道を聞いたりしながら軌道修正に取り掛かりました。

すると、あの男に出会ってしまったのです。
その男は、開店準備をしているクラブ(キャバクラ?)のお店の業者さんと色々打ち合わせをしている感じで忙しく店から出入りしていました。そういう店の経営者の様です。

驚いたというか、それまでの経緯もあって立ち止まって見入ってしまいました。
その時、その店の隣にある店との間に乱雑に積まれたゴミの中に、例の女がいることに気づき、慌てて来た道を戻りました。
あの男の所へ誘導されてしまったのだろうか、知らない間にあの女に体を乗っ取られてしまうのではないだろうかと物凄い恐怖に襲われました。

その日も女は夢に出てきました。

何故ようやくアイツに出会えたのに、とか色々言ってくるので、

「うるさいなあ! 他を当たってくれる! 迷惑!」
とか言って女を張り倒しました。

それが効いたのでしょうか? それ以来女が夢に現れることはなくなりました。

しかしそれにしてもあの女は何故私なんかのとこにきたのでしょう?
そして今もあの男にくっついて移動してるんでしょうか?
228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 02:32:54.29 ID:rtGAoxqoO
>>225俺持ってるのは有名所だしな…('A`)
 
どっくんは貼らないのかい?
229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 02:36:44.72 ID:Ll0vv6W8O
>>228そうか〜有名なのでも良いと思うんだけどなぁ。
じゃあ、暇で手が空いた時にでも支援上げしてぬ!
規制中は手出し出来ないの。


影が影を呼ぶ

嫁のちょっと不思議な能力について。

嫁は幽霊は見えないんだが、時々『影』が見えるらしい。
人の後ろにぺったりくっついているものや、電柱の影でひたすら人を見ているもの、また、溝のなかからじーっと何かを見ているものもあるとか。

ある日、嫁と散歩中、Aさん家の前で、嫁が「あの家の玄関先に影がいる」と言いだした。

「誰か待ってるのかな。なんかわかんないけど、中に入りたそう」だそうな。

気になるので翌日も見にいったら「影が増えてる」らしい。

「二つ影があるの?」
230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 02:38:28.30 ID:Ll0vv6W8O
>>229と聞くと、
「そうじゃなくて、影の大きさが増えてる。んで濃くなってる」と。

しばらくAさん家の前を通って散歩にいくようにしたが、毎日のように増えていき、やがて、玄関が見えなくなるくらい黒い影が増えていった。
そしてその影は少しずつ少しずつ玄関のほうに近づいていった。

嫁が「気持ち悪い。もう見たくない」と言いだしたので見に行くのを止めた二日後、Aさんが焼身自殺し、その家と隣の家が延焼した。

「影って死神なの?」
と聞くと、

「違うと思う。そういうんじゃなく、なんか悪い『モノ』なんだよ。で、多分Aさんが自殺を考えたから寄ってきてどんどん寄って来たんじゃないかな…」だそうな。

しばらくして嫁とAさん家の近くを歩いてみたら、焼け跡に最初の頃見たまだ小さい影が残っていて、じーっと空を見上げていたそうだ。
数日したらそれも消えてしまったが、なんだかとても寂しそうだった…と。
231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 02:42:06.08 ID:Ll0vv6W8O
パチンコ屋

俺が3年程前まで働いていたパチンコ屋の話。
場所は神奈川県某所、国道沿いに立つボッタ店。

客からチョコチョコ噂は聞いていた。
便所が勝手に流れたとか夜中にパチンコ台が動き出したとか。
まぁパチンコ屋に付きものの他愛もない話。

特に気にしていた訳でも無かった。あの日までは。



その日は新台入れ替えでスタッフ全員が遅くまで仕事をしていた。
ようやく入れ替え作業が終わり、1階の休憩所(二階建てで一階が休憩所と社員の寮になっている)でスタッフ達と談笑していた時の事だ。

休憩所の店長室からの直通電話が鳴った。
232毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 02:43:17.05 ID:xdHLGxLh0 BE:955932285-PLT(12072)
|A`) ID:Ll0vv6W8Oの貼る話は全部いいなあ…

>>228
|A`) んー…まだちょっと他にやることが…
    たまに支援するよ
233毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 02:44:37.98 ID:xdHLGxLh0 BE:860339366-PLT(12072)
|A`) 支援
234毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 02:46:06.39 ID:xdHLGxLh0 BE:1075424459-PLT(12072)
|A`) あがるスレ
235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 02:49:58.25 ID:rtGAoxqoO
ID:Ll0vv6W8O頑張って貼ってくれw俺も携帯だと貼るのめんどくて…w
 
どっくんにも期待
236毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 02:54:17.99 ID:xdHLGxLh0 BE:1171017277-PLT(12072)
>>235
|A`) 貼れたら貼るよ
237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 02:55:07.19 ID:qIcOvjgKO
初めて見る話ばっかで面白いな
紫煙
238毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 02:56:01.05 ID:xdHLGxLh0 BE:669152674-PLT(12072)
|A`) 死縁
239毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 02:57:11.24 ID:xdHLGxLh0 BE:501864473-PLT(12072)
|A`) 死宴
240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 02:58:46.00 ID:EBvArQKUO
支緑
241毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 02:59:03.92 ID:xdHLGxLh0 BE:430170629-PLT(12072)
|A`) 死円
242以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:00:21.62 ID:rtGAoxqoO
眠くなってきた…
仕事さぼって一服しながらあげ
243以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:02:41.82 ID:Ll0vv6W8O
みんな支援ありがとう!
百物語イケるかなぁ

続き
>>231当時リーダーと言う立場の俺が電話を取ると、店長が不思議そうにこう言った。

「駐車場の鍵しめたよね?」

駐車場の鍵は出入り口と共に閉店時に閉めるので、開いている訳は無い。俺自身確認もしていた。

「はぁ。確認しましたが」 そう答えると店長はますます不思議そうな声になった。

「なんか軽自動車が走り回ってるんだよ…」

有り得ない事だった。

と言うのも防犯カメラで見える駐車場は休憩所からも見える位置にある。俺はイタズラかと思い、

「あぁ多分、マリオカートの練習してるんすよ」とくだらない返答。
直後、店長がウワッと驚きの声をあげた。

「人…乗ってない」
244毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 03:04:08.99 ID:xdHLGxLh0 BE:358474853-PLT(12072)
>>243
|A`) いい…鳥肌立つ
245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:04:34.57 ID:Ll0vv6W8O
>>243
しつこいなと思いながらも店長なので合わせてあげる事にした。
「○○ちゃん(バイトの女の子)ちょっと駐車場の幽霊を退治してきて」

「ヤダー」

「くだらねー」

なんて笑ってると店長がポツリと、
「マジで鍵確認してきて…」

それだけ言うと電話を切ってしまった。何だかその言葉が余りにも冗談ぽく無かったので、見に行こうと思い上着を着ていると、突然さっきまで笑っていたバイトの女の子が悲鳴をあげた。

「キャー!!」

何事かと思い女の子に近づき体を支えると、女の子は窓の外を指差して震えている。

軽自動車だ。

窓の外、さっきまで無かったはずの軽自動車が音もなくそこにある。
窓の外にピッタリとくっつけて無人の軽自動車が止まっているのだ。

一同パニック状態。
休憩所から逃げ出そうとする奴を止めて、俺は「とりあえず固まろう」なんて意味不明な発言をしている。
246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:09:00.78 ID:Ll0vv6W8O
>>245
軽自動車から目を離せずにどれくらい時間がたったか。とても長く感じた。
実際の時間は分からないが体感的に1時間もたった頃、無人のはずだった軽自動車の助手席ドアがゆっくり開いたのだ。

車は何者かが乗り降りしてるように僅かに揺れ、バタンと閉まる。
一同はますますパニック。悲鳴を上げて泣いている女の子が数人。

すると突然休憩所のドアが開いた。流石に俺もこれにはビビり声を上げてしまう。

するとそこに眠そうに立っていたのはその日非番の古参社員。どうやら、女の子の悲鳴に起こされたらしく様子を見に来たらしい。

とりあえずしどろもどろに状況を説明。
すると彼は少し頷いて「大丈夫」と一言。
彼に促されて後ろを振り向くと軽自動車は消えていた。彼は少し笑って、

「昔は良くあったんだよ。最近は見なくなったけどね」と平然として言う。

「害は無いから」

そう言うと自分の部屋に帰ってしまった。

一同が呆然としていると直通電話が再び鳴った。店長だ。

「今日は帰った方が良いよ」

説明する間も無く切られてしまった。
長居もしたく無かったのでそそくさと荷物をまとめその日は帰る事に。
後日、メンバーは続々と辞める事になるのは言うまでも無い。

後日談だが、店の駐車場でガス自殺をした夫婦が居たとか。この話が本当かどうかは確かめられなかった。
247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:11:51.77 ID:Ll0vv6W8O
赤い服の釣り人

ある時、3人で沢登りに行ったが、15メートルほどの滝が、状態が悪くどうにも直登できなかった。

やむを得ず、滝の左側の斜面を大きく回りこみ、滝の頂上に出ようとした時、先頭を行く友人(A)が突然落下した。
滝つぼには岩が突き出ており、Aはその岩に顔面をぶつけたように見えた。

苦労してよじ登った斜面を別の友人Bとふたりで転がるように駆け下りたが、その時、俺の耳に甲高い笑い声が響いた。

そして眼前に哄笑する男性の顔。
その顔に構わず突っ込んだ刹那、足がもつれて俺は転んでしまった。

とにかく、そんな事は気にせず起き上がり、下まで降りると、先に下りたBがAを滝つぼから引き摺り揚げている所だった。

Aの顔は腫れ、膨れ、鼻と目から出血していた。

鼻といっても完全に潰れて顔の中に埋まっている。のっぺらぼうというのは、あのような顔の事を言うのかもしれん。

麓のキャンプ場で救急車を呼び、救急隊員が滝に到着し、Aを担架に固定した。
滝までは獣道があるだけなので、救急隊員と俺とBの4人が交替で担架を持ったが、顔面からの出血がひどく、その血が流れてくるので、担架を持つ手が何度も滑り、その都度担架は大きく揺れ、Aは痛みを訴え続けた。
248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:12:36.25 ID:Ll0vv6W8O
>>247
ようやく救急車にAを乗せ、Bは病院まで同行する事になった。
俺はもう一度滝まで引き返し、散乱している荷物を回収し、麓まで戻った。

Aの車で出かけた為、仕方なくヒッチハイクしたが、あちこちに血をつけた俺を良く乗せてくれたもんだと妙な感心をしている。

退院後、Aは落ちる直前に滝の上に赤い服を着た釣り人の姿を見たと言い、それから後の事は良く覚えていないらしかった。
病院に担ぎ込まれた直後、赤い服を着た人が居るとか、その人を滝で見たとか、大騒ぎしたらしいが、それも本人にすればうわごとで、一切覚えていないとの事。

Aはかなりの手術の末に一命を取り止め、結婚し子供にも恵まれた。
そして2年ほど前、仕事中の事故で高所から落下し、死亡した。

<追記>

見えたのはほとんど肩から上だけで、服装までは良く覚えてないんだが、Aが赤い服の釣り人…と言い出した時、同じだ、とぎょっとした事は覚えている。
249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:12:56.28 ID:rtGAoxqoO
支援(`・ω・)
250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:14:47.52 ID:Ll0vv6W8O
ボール遊び

湯○曽のキャンプ場でAさんと数人の仲間が焚き火を囲んで、静かな夜をビールなぞ飲みながら楽しんだ。

そのうち夜も遅くなってきたので、そろそろ焚き火を消してお開きにしようということになったのですが、Aさんは小さな焚き火の炎に照らされてうつらうつらするのが心地よく、一人残る事にしました。
まわりを見渡しても小さな女の子が一人ボール遊びをしているだけでとても静かな夜でした。

でも、良く考えるとキャンプ場だとはいえ夜遅く女の子が一人で遊んでいるなんて少し妙な気がして良く見てみると、
暗くて遠いためか、ゆがんだシルエットではありますが、間違い無く5〜6歳の女の子がボールを放り投げたり、蹴飛ばしたりして遊んでいます。

Aさんはさほど気にもせず、また目を閉じてうつらうつらしていたそうです。
251毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 03:15:14.99 ID:xdHLGxLh0 BE:1075424459-PLT(12072)
|A`) いい…支援
252以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:15:16.53 ID:sOy/Yd0cO
さっきボールペンの先っちをガスライターで暖めてたら、
溶けてキーボードに引火して火事になりかけた

みんなも気をつけて
253以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:16:11.58 ID:prfL91O90
エロサイトを開きっ放しで寝た次の日、起きてみるとPC電源が落ちていた。

充電が切れた訳でもない。自分できった訳でもない。

下に降りると姉に「昨日PCつけっぱなしだったから切ったよ」と言われた。

他には何も言われなかった。
254以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:17:06.23 ID:Ll0vv6W8O
>>250しばらくして自分の横の草むらがガサッと音を立てました。

すると小さな声で“ボール…”と言う女の子の声が聞こえましたが、Aさんはそのまま目を閉じていました。
すると今度は足音がAさんに近づいてきて“おじちゃん、ボール…”と言っています。

Aさんは「ああ、ボールを取ってくれと言っているのか」と理解しうつむいたままそっと目を開けると焚き火に照らされた女の子の靴が見えて、大きな声で“おじちゃん! ボール!”と声をかけられました。

Aさんはハッとしました。

大きな声をかけられたからではありません。その声がAさんの横の草むら、ボールが落ちたと思われる場所から聞こえてきたのです。

Aさんはハッとして顔を上げると、そこには頭が無く体の形が歪むほどキズだらけの女の子が立っていました。
そうです、女の子が遊んでいたのはボールではなく自分の頭だったのです。
なんでもこのキャンプ場の近くで幼女のバラバラの遺体が見つかったことがあるということで、今でもこの場所には無邪気に自分の頭でボール遊びをする女の子が現れるそうです。


「お じ ち ゃ ん ! ボ ー ル !!」
255毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 03:19:51.82 ID:xdHLGxLh0 BE:716949656-PLT(12072)
|A`) 文章がうまいな…
    怖さがうまく出てる…
256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:23:20.78 ID:KN9BC7m90
257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:25:05.34 ID:O8+WwOvuO
今網戸にして寝てるんだが外からすげー叫び声が聞こえた
全身総毛立って目が覚めた
258以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:25:33.11 ID:Ll0vv6W8O
流れる髪の毛

これは私が小学生だった頃に実際に体験した話。

その年の夏は例年よりとても暑くて、歳の離れた姉・兄の居る私は、姉家族・兄夫婦に、プールに連れて行ってもらった。

姉には、まだ幼い子供(つまり私の姪と甥)が居たから、姉夫婦と兄はその子らに付きっきり。
私は、仲の良かった義姉(兄のお嫁さん)と2人で、流れるプールで遊んでいた。

2人とも、泳ぐのはあまり好きではなかったから、ただ2人で浮き輪につかまって、流れに身を任せながら、お喋りに熱中していた。

ちょうど1周ほどしただろうか。
ただ流れるのにも疲れてきて、立ち止まった時、義姉が急に怪訝な顔をして一点を見つめ始めた。

「ねぇ…あれ、髪の毛かなぁ…??」
義姉が見つめた先には、ゴムでくくられた髪の束が流れていた。しかもよく見ると、半透明な表皮のようなものまで付いている気がする…。

気味が悪くなって、私達はすぐさまプールから上がり、姉夫婦たちのもとへ行った。
2人とも、相当真っ青な顔をしていたらしい。心配した姉たちは、ただちに帰ることにした。

私達は2人とも、絶対そのことを口外に漏らすことはなかった。
259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:27:20.40 ID:Ll0vv6W8O
>>258それからしばらくして、やっとそのこともうっすらと忘れた頃。
とあるPCサイトで、そのプールに関する事件の記事を見つけた。

『管理者の不注意による事故。市民プール閉鎖』

その記事によると、プール開き前には、必ず循環機械のプロペラや、浄水器の点検が行われる。
そのプールでもいつものように、業者が点検していた。

異常が無いときは点検表にチェックを入れてから帰り、異常があったら管理者にブザーで知らせ、管理者が本社に知らせ、修理に来るということになっていた。

業者は、点検時、何かしら異常を見つけたらしく、ブザーを鳴らすが、誰も来ない。

それもそのはずだった。
ブザー自体が故障していたのだから。

そんなこと知る由もない業者は、誰か本社の者が来るのを待っていたのだろう。
管理者の方はというと、いつまでたっても戻らない業者を不審に思ったが、ブザーが鳴らないのを見ると、異常は無かったのだろうと思い込んだ。

そして…放水してしまった。

業者の体は機械の中で、プロペラに巻き込まれたらしい。発見された時には、殆ど形の分からない肉片だったという。

もちろん、頭も例外ではなかった。
260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:30:00.01 ID:Ll0vv6W8O
開けるな!!

あるところにAとBとゆう少年がいた。
AとBはとても仲が良く休みの日はいつも遊んでいた。

ある休みの日BがAの家に遊びに行った。
Aの家はアパートだ。Aの家の玄関がコンコンっと鳴った。

A「お、B来たな!?」
と思い玄関に行き、覗き穴を覗く。
しかし、そこには誰もいない…。

A「あいつふざけてんな〜」

と思いBが現れるまで待つ事にした。
すると、Aの家の電話が鳴った。出るとBだった。

A「おめぇふざけんなよ。今玄関開けっから入れよ」とゆうとBが、

B「開けるな!!」
と言った。

Aが「なんで?」と聞くと、Bが

「今お前の家の前に階段を四つんばで上がっていった女がいる!!」



261毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 03:31:14.79 ID:xdHLGxLh0 BE:286779762-PLT(12072)
|A`) これはいい恐怖感…
262以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:31:37.75 ID:gf2wYPz7O
初めてみる話ばかりで怖すぎる

こんなときこそ寺生まれのT先輩の出番だと思うんだ
263以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:33:32.20 ID:AKZxZ1tf0
ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した。死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていた。
5年後、些細なけんかから友達を殺した。死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていた。
10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した。死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていた。
15年後、嫌な上司を殺した。死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていた。
20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した。死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えていなかった。
次の日も、次の日も死体はそのままだった。
264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:34:17.61 ID:lQLF5X290
ある日の日曜日・・・

タモリの携帯鳴る・・・
265毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 03:34:55.83 ID:xdHLGxLh0 BE:1529491788-PLT(12072)
|A`) 支援
266毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 03:37:35.53 ID:xdHLGxLh0 BE:1003729267-PLT(12072)
|A`) 死
267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:38:12.91 ID:9Q3N9m380
シェーン
268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:38:16.34 ID:Ll0vv6W8O
>>261「今ドクチャンの家の前に階段を四つんばで上がっていった女がいる!!」


公園の白い男

これは、昨日、本当に起こった出来事です。

夜の7時に、彼女と公園で会う約束をしていました。
最近は日が短く、辺りは真っ暗でした。

彼女と会って軽く雑談をした後、俺の提案で肝試しをする事になりました。
彼女はあまり気が進まないみたいだったですが、公園を一周するだけなので彼女も納得しました。

暗くて、たくさんの木がそびえ立つ一直線の道を二人で歩いてました。
怖いと思いましたが、結構その雰囲気にわくわくもしていました。彼女はびびりまくってましたけど…。

そこで公園を半分以上歩いた時、ふと、30メートルくらい先に薄暗い電灯に照らされた不気味な公衆トイレが見えました。
そのトイレは昼間でも気味悪いと近くで有名です。
269以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:38:38.86 ID:X0EX81wuO
>>263
母ちゃんが始末してくれてたのか
270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:40:03.67 ID:AKZxZ1tf0
>>269
んもう、それをあえて言わないところがミソなのに…
271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:41:38.00 ID:ONz58ikxO
>>270
その話よくできてるよね
272以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:41:42.28 ID:lQLF5X290
いや、違うな
母ちゃんが食ってたんだろ
273以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:43:11.41 ID:Ll0vv6W8O
>>268
そこには、白い服を着た男の人がそのトイレに寄り掛かってました。
一瞬ドキンとしましたが、別に普通の人だろうと思い、足を止めずに進みました。彼女にも「あの人なんか怖いね(笑)」と言ったりしました。

怖がりな彼女は、あの男の人を不安げにじっと見ていました。
そのまま歩きながら彼女は言いました。

「あのね、〇〇くん(俺の名前)」

「何?」

「私、今コンタクトレンズ付けてないの」

「そうなの? それがどうした?」

「でもおかしいの。ちゃんと周りはぼやけてるのに、あの男の人だけは顔まで見えるの。この距離なのに」

「え?」

俺と彼女は思わず立ちどまった。
274毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 03:43:38.32 ID:xdHLGxLh0 BE:764745784-PLT(12072)
>>268
|A`) そういうやつには何してもいいよね…w
    現実の厳しさを教えてあげる…w
275以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:44:53.23 ID:9Q3N9m380
ドクチャンのテクでイチコロだね
276以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:45:07.25 ID:co5LW/T5O
寝るわ保守
277以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:47:14.42 ID:gf2wYPz7O
いま布団に潜ったら誰かと目が合った
278以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:47:22.75 ID:Ll0vv6W8O
「おかしいと思わない?」
彼女は恐怖でいっぱいの顔だった。
その男を見ると確かに顔がはっきり見える。
俺も視力はそんなによくないのだが、なぜかあの男だけやけにはっきり見える。
それに気付いた瞬間、何やら恐怖が沸き上がって来た。

「引き返そう」

そういって彼女の腕を引いた。すると後ろからペタペタペタペタ…という音が聞こえた。振り返ると、

「ヒッヒッヒッヒ!!」

とあの男がめちゃくちゃな動きで不気味に笑いながら走って追いかけて来た。
俺と彼女は無我夢中で逃げたが、あの男は速い。
ペタペタという音と男の「ヒッヒッヒッ」という声がだんだん大きくなっていった。
すると出口が見えた。
出口は右側にあり、出口付近に人影が見える。

「助けてくださーい!!!!」

大声を上げ、必死に必死に走った。もうすぐ後ろにあの男はいる。出口まであと少し、男の息が首に当たる。

ついに出口に着いた。

「助けてください!!」
右に曲がった。
そこにいたのは……


「ヒッヒッヒッヒ」
279以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:49:13.82 ID:Ll0vv6W8O
>>276ゆっくり寝てね!!
280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:49:15.84 ID:9Q3N9m380
イイヨイイヨー
281毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 03:49:56.92 ID:xdHLGxLh0 BE:382373928-PLT(12072)
>>275
|A`) テクはちょっと…

>>278
|A`) なぜか不安の種を思い出した
282以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:56:55.94 ID:Ll0vv6W8O
飽きるまで

以前働いていた食品関係の工場の話。
立ち仕事で足と腰が痛いので、仕事がはじまるギリギリまでトイレに籠っていたことがあった。

そこのトイレは更衣室から遠くてあんまり人が来ないところでした。
得に一番奥は、電気はついているのに何だか暗い感じがしたが、一番目立たなそうなので、よくその一番奥に座っていた。

その日もいつものようにトイレに座ってボーッとしていた。
何となく視線を感じて足元を見ると、隣のトイレとの壁の下が数センチあいているところから人の目が見えた。

しかも両目。

地面すれすれのところに顔をどうくっつけても両目見えるわけない。
急いでトイレから出たけれど、隣の個室にも誰もおらず、トイレから誰かが出入りした気配もなかった。
283以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:58:29.06 ID:Ll0vv6W8O
>>282
怖くなって、そこの工場に長く勤めているパートさんに聞いてみたら

「あぁ、あのトイレ滅多に使う人がいないのは、そういうのが『出る』からなんだよねぇ…」

と言われた。

「あの目と視線があったんですが、呪いとかそういうのは無いですよね?」
と聞くと、

「そういうのは無いけど、飽きるまで付きまとうらしいから注意してね」

と言われた。

付きまとう…?

その言葉の意味はその日の夜お風呂に入った時にわかった。

髪を洗って顔をあげた瞬間、目の前に「目」があった。

一瞬で消えたけれど、空中に浮かぶ「目」はマジで怖かった…。
284以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:59:19.83 ID:9Q3N9m380
まさに見ーてーるーだーけーだなw
285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:59:26.89 ID:l8JcLm0H0
俺の実体験書くわ。

中3の頃夏休みのお盆の時だった。迎え盆として俺の村では花火をやるんだが、夕方頃から家族でワイワイ楽しんで、暗くなってきたからそろそろ家へ戻ろう
ということになり、みんなでぞろぞろ家へ入っていった。

その流れで家族みんなが居間にいたのだが、空が完全に暗くなった頃、俺は何気なく居間の一つの窓を見た。今思えば何で見てしまったのだろうと後悔している。

その窓からは、隣の家との間にある裏の田んぼへ続く道が見える。俺はそこから見える
真っ黒な外に真っ白な何かが通り過ぎるのを確かに見た。その道はうちか隣人が
田んぼへ行くためしか使わない道なので、何だ!?と思い一瞬ドキッとした。

家族は誰も気付いてないようだ。しばらく見ていると今度は逆方向にまた通り過ぎた。

何かいる。

普段もビビリだし、この時もビビッてたんだが家族みんながいたため、多少恐怖も
和らぎ窓を開けて覗こうと思った。ちょうどその時例の白い物体がゆっくりゆっくり
窓の方へ近づいてきて窓の前で止まった。完全に止まってる。おやじが気付いた。
「うおっ。何だあれ」。俺は度胸を見せようとして、「お盆だし、幽霊じゃね!?
俺が見てやるよww」と意気揚々と窓を開けた。みんな後ろから窓の外を覗いた。
ばかだった・・・・

そこには確かにいた。白いワイシャツをきたはげたおっさんがうちの壁へ汚い
ちんこ出しながら勢い良く放尿していた。うちら7人のいきなりの登場にものすごく
びっくりした顔をしていた。「す、す、すみません///」と言いながらまだ止まっていない
ちんこをズボンにしまってそそくさと逃げて行ったわw

あとで隣人に聞いたらその人は隣人宅の新盆に来てたお客さんだったらしい。

あー怖かった。
286以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 03:59:39.31 ID:Ll0vv6W8O
話に誘われて

みなさんも聞いたことがあると思いますが、「幽霊の話をしてると寄ってくる」。
それに近い話かもしれません。では始めます…。

16才の時、いつものように仲間が集まる友人Aの部屋にその日もいた。
夜になり「怖い話でも」ということで、数人でいくつか話をして盛り上がっている中、友人Aが突然こんなことを話し始めた。

「そういえば昨日の夜さあ、自転車に乗った見たこともない男の子とすれ違ったんだけど、ジーッと俺を見てるわけ。こんな時間に一人でいるのもおかしいと思ったんだけど、なんだか目もうつろで少し笑ってたっぽいんだよね。あの子もしかしたら…」

俺はそこで話をさえぎるように、「幽霊かもって?」と笑って言った。
怪談話や肝試しは好きだが、基本的に信じてない俺は笑い飛ばすように続けてこう言った。

「つうかそれが幽霊だったら俺が見てみたいぐらいだよ」

この発言は今でも後悔してる。
その日の夜、あんなことになるなんて思いもしなかったからね…。
287毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 04:02:02.06 ID:xdHLGxLh0 BE:191186742-PLT(12072)
|A`) 支援
288以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:02:10.12 ID:Ll0vv6W8O
>>286
そして話も一段落ついたとこでみんな帰ることになった。
0時を過ぎた頃、家が同じ方向の奴とも別れて一人になった時、それは聞こえた。


キーコ……キーコ……


あの古びた自転車特有のこすれる音、ゆっくりゆっくり進んでるようだった。

薄気味悪さは感じたが、すでに家の近くだったこともあり、あまり気にも留めずにそのまま玄関に入った。
シャワーを浴びて1時前には電気を消して眠りに就いたと思う。

そして突然、真っ暗な部屋でパッと目が覚めた。金縛りだ。

動けないだけに恐怖心はあるが、たまになることがあり慣れていたのでいつも通りそのまま寝ようとした。

が、その日は何かが違った。
そう、遠くの方から聞き覚えのある音がするのだ。
289毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 04:03:04.79 ID:xdHLGxLh0 BE:238983252-PLT(12072)
|A`) ワクワク
290以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:03:29.87 ID:ONz58ikxO
今日は知らない話ばかりで楽しめるね
291以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:05:17.51 ID:i5eYGPyLO
新手の都市伝説で
「タジリさん」っての知ってる人いるかな?
大まかな話は知ってるけどちゃんとした話知りたくて
292以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:05:17.76 ID:Ll0vv6W8O
>>288
キーコ……キーコ……

なぜかすぐに頭に浮かんだ。Aの部屋で聞いた話と、俺が言ったあの言葉が!
一気に恐怖心が増してるのがわかる。頭の中が真っ白とはこのことだ。
どんどん近づいてくる。もう部屋のすぐ外にまで来てる。
俺はその音が部屋に入ってくるのを、ただ待つことしか出来なかった。

そして部屋に入ってくるなり、布団を中心にゆっくりゆっくりと回り始めた。
俺は心の底から「もうやめてくれ、帰ってくれ」と叫んでいたが、もちろん言葉はでない。

数分が経った頃か、急に何かが視界をふさいだ! 男の子だ!
目はうつろで口元だけが笑ってる。
その不自然さだけでも恐ろしいのに、なぜか血だらけのようなのだ。
恐怖のあまり放心状態が続いていると、急に男の子の顔が苦痛にゆがみはじめ、しばらくすると突然顔面が飛び散るように消えた。

後日じいちゃんに話したところ、このような話を聞いた。

だいぶ昔、この辺りに母親と男の子が暮らしていたのだが、母親が目を離した隙に自転車に乗った男の子が道路に出てしまい、トラックに轢かれて即死する事故があったらしい。
そして数年後に母親も行方不明になってしまったらしい。
じいちゃん曰く、男の子は母親を捜してるのだろうとのこと。
俺は事故現場を聞き、そっと花を置き手を合わせた。
その後は何も起きないが、男の子が母親の元に帰れることを切に祈ってる。
293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:06:31.75 ID:/gmhT3EM0
十年後に自分がどうなってるんだろうかと想像すると……。
294以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:06:49.15 ID:9Q3N9m380
コワイヨー
295以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:14:49.29 ID:Ll0vv6W8O
一人行動

浪人時代、ストレス絶頂だった友達が一人行動に目覚めた時の話。マジ話。
ある日、俺の家に遊びに来たA君は、

“気分転換に、ちょっと一人で夜中に山の中で寝てくるわ。アブネーだろw”
と言って笑顔で出て行った。
原付にラジカセと寝袋、缶詰などを積んで、目的地は箱根の山奥。
別れて以来連絡が途絶えて、心配した俺はマンションへ様子を見に行ったんだ。
チャイムを鳴らしても誰も出ず、帰ろうときびすを返したその時…ガチャっと鍵をあける音がした。
俺は名乗って隙間から顔を覗かせると…なんと、ゲッソリ痩せこけて、真っ青な顔した友達が充血した目で俺を見ていた。 口は半開きで、ホント普通じゃなかった。

俺驚いちゃって、どうしたのか聞いても何も言わずに戸締められちまった。
仕方なく帰ったんだけど、帰り道でA君の母親に鉢合わせした時に聞いた話は。どうやら何かを見たらしい。
理由を問い詰めると絶叫して暴れるんだって。
俺も理由を聞かれたんで、寝袋もって出かけた話をした。
母親はどうしたら言いかわからない様子で帰っていった。

それ以来、A君は引き篭もったままだ。
一人行動って、こんな危険も孕んでるから気を付けてね>>ALL
296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:17:18.14 ID:ONz58ikxO
保守
297以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:20:41.89 ID:Ll0vv6W8O
墓石にあったもの

霊とかの類ではないのですが、友達から聞いた怖かった体験談です。

友人Aは大学生なのですが、去年の夏の終わりにみんなで肝試しをしようと奥多摩の方まで彼を含め5人で行ったそうです。5人は次の通りです。
友人A 大学生(法学部)、B 大学生(農学部)、C 社会人、女子D 大学生、女子E 大学生。

詳しい場所は聞いてないのですが、奥多摩の山の雑木林の中に古い墓があるそうなのですが、地元では『出る』ことで有名だそうで。
まあ実際に行ってみると中々の雰囲気で今にも出そうな感じで、そこには草むらと苔で鬱蒼とした中に墓が2つ3つ点在していたそうです。

女の子2人は遠くの方で怖がっていて、それをCが介抱していたそうです。
で、AとBが詳しく探索していたそうです。

しかし墓石付近を見た瞬間Bは何かに気付いたらしく、青ざめた表情で、この場から早く帰ろうと訴えました。

結局幽霊は出なかったのですが、Bは押し黙ったまま何も話しません。
まあ夜も遅いし、とりあえず女の子は帰そうってなって、それぞれ家まで送り届けたそうです。

その後、3人はファミレスへ行き、Bにいろいろと理由を聞き始めました。
Bは農学部で植物には詳しく、あの墓の所であるキノコを発見したのが理由で恐ろしくなったそうです。
298以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:21:02.34 ID:XGbjcUH90
>>263
>>269という意味だったのか
俺は母を殺すまでは全部妄想で、とうとう本当に殺してしまったのかと思ってた
299以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:21:11.31 ID:hCP/4PvR0
>>293
怖いし、鬱になるな・・・
300以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:23:25.95 ID:Ll0vv6W8O
>>297
そのキノコは致死量7グラム以下という猛毒キノコらしく、とても生えるのが珍しいキノコだそうです。
しかも有機体にしか生えない、つまり動物の死骸などに生えやすく、土などには自生しにくいキノコだそうで。
あのキノコは土に自生していたというより、土の中の有機体から生えていた可能性が高い。
つまりあの墓は土葬である可能性がきわめて高いということです。

さらに、土中の死体から生えたということは土中の人間が生前食べて、死んだ後にそのキノコが…。
しかし野生のキノコを食べる人が自分が食べるキノコを毒かどうか分からず食べる訳がありません。 つまり毒殺なのではないか…。

だからこそ、この場所には『出る』と噂されるようになったのではないか。
例えそのキノコが土中の死体から生えたのではないにしても、その場所には動物の死体か、あるいは人間の死体があった可能性も大いに有り得る。
これがBが怖くなった真相だったそうです。

幽霊とかの類ではないですが、噂や言い伝えが存在するところには、やはりそれなりの理由があるんだということを、改めて知らしめられました。
301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:32:30.94 ID:EDd6uhPXO
ほちゅ
302以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:32:52.94 ID:ORKWJXLT0
あかるくなった・・・これでねれる・・
303毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 04:33:26.18 ID:xdHLGxLh0 BE:430169292-PLT(12072)
|A`) 20秒規制がうっとうしい…
304以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:34:01.09 ID:Ll0vv6W8O
お姉さん

オレの叔母さんから聞いた話。

叔母さんが一人暮らしをしている息子から変な手紙をもらった。以下うろ覚えだけど内容。
「おいで、おいで、おもちゃもあるよ、お菓子もあるよ」
子供のころ家の階段でお姉さんがよく僕を呼んだ。2階に上がり、お姉さんと絵を描いたりした。
お姉さんが描く絵は首吊りとかさらし首とか不気味なものが多かった。
家族で食事しているときお姉さんは食べずにずっと立って笑っていた。

ある日、外で遊んでいると家の床下の風を通す四角い穴からお姉さんが笑いながら顔を出してた。

あんなところでなにをやっていたんだろう。

お姉さんに会おうと2階に上がり、ドアを開けかけたら、お姉さんは着替え中だった。お姉さんの体は所々ただれていてできものだらけで、なにかの病気を患っているようだった。

お母さん、あの女性は誰だったのですか?

叔母も叔父も息子は大学生なのにもうボケたのかと笑った。息子に電話をし、
「あんた、うちには私しか女はいないじゃないの」というと息子は
「え? ザザッ…なに? ザザッ…ごめん聞こえなかった。で、思い出した? 今ちょうど家にお姉さん来てるんだけど」

ブツッ

電話が途切れた。

血の気が引いた叔母は急いで息子の家に行ったが、息子は近所の公園で焼身自殺をしていた。
叔母から、「あんたはこの家で誰かに誘われても絶対相手しちゃだめだからね」と怖い顔で言われました。 それから出来るだけ叔母の家には行かないようにしてます。
305毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 04:36:37.69 ID:xdHLGxLh0 BE:645255239-PLT(12072)
>>304
|A`) こわ…これはすごい…
306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:39:34.24 ID:9Q3N9m380
いい感じにひんやりするねぇ
307以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:41:53.79 ID:Ll0vv6W8O
チャイム

2007年の2月、俺が仕事場の寮(マンション)に住んでいた時の話です。

マンションの2階に住んでいたんですが、家の玄関の目の前にエレベーターと階段があって、一階のエレベーターホールの玄関に人が入って来る度にセンサーが反応して「ピンポーン」って鳴る、見た目が少し薄気味悪い変なマンションでした。

その時の仕事は夜の仕事だったんですが生活リズムが不安定なのでよく風邪をひいて仕事を休んでいました。
その日も風邪で休んでいた時の話です。

その日はとくに風邪がひどくずっと寝込んでいたらAM1時頃に突然足音とともにチャイムが鳴った。
その時は一階のエレベーターホールに誰か来たんだと思い、気にもしませんでした。

でも、その足音は階段を上がってきて家の目の前で止まりました。
308以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:42:39.87 ID:st08lE7Y0
2ちゃんねるの怖い話まとめ

・人骨ガリバー
・鮫島
・おつかれさま
・一人かくれんぼ(オカ板で現在進行)

でんわ でろ
http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-83.html

変な日記拾った!
http://blog.livedoor.jp/blackjoke123/archives/51029859.html

3才の息子のオチンチンを切り取って女の子にしたいのですが、良い方法を教えて下さい。
http://www1.ocn.ne.jp/~jet-web/kowai/6/691.htm

ゲーム(リアルライアーゲームwww)
http://www6.plala.or.jp/ohzora-soul/md/text/014_00.html

サッカーの試合中ヘディングした選手が運動神経破壊?で動きまくってる動画
http://www.youtube.com/watch?v=2JH-qGHR8iQ

うひゃひゃひゃ
http://news4vipblogyykakiko.seesaa.net/article/21633176.html
309毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 04:43:59.36 ID:xdHLGxLh0 BE:286780043-PLT(12072)
|A`) 支援
310毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 04:45:33.35 ID:xdHLGxLh0 BE:669152674-PLT(12072)
|A`) 支援
311以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:45:40.12 ID:Ll0vv6W8O
>>307
「あれ? 仕事場の人、見舞いに来るなんて言ってなかったけどなぁ」
しかし、チャイムが鳴る気配がありません。っと思った瞬間、また一階のセンサーが

ピンポーン!

また階段を上がってくる足音が聞こえてきました。

「また誰か来た??」

しかし玄関前で止まりチャイムは押しません。

「あれぇ??」

と思い起き上がって玄関に向かおうとした瞬間…1階段で、

カッカッカッ(足音)ピンポーン!

カカカッピンポン!

カッピポン!


ピンポン! ピンポン! ピンポン! ピンポン! ビ〜〜〜〜〜〜〜

…怖い話とか好きだったはずの俺ですが、さすがに、その音で一気に怖くなり慌てて布団にもぐりました。 そして一分ぐらいしてやっと音が止まり、ホッと落ち着き布団から顔を出すと…
目の前に、ほんと20cmあるか無いかぐらい目の前に、人の顔があって…あまりの驚きにまばたきも出来ないまま固まってしまいました。
…気が付けばいつの間にか目を閉じ眠ってしまい起きたのは昼間です。
今思えばあの時の(顔)は、男か女かもわからないままです。
でも(顔)だけしか無かったのはわかりました。
312以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:47:18.89 ID:9Q3N9m380
カッピンの流れで何故か吹いた
313以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:47:57.36 ID:Ll0vv6W8O
体育館倉庫

これは僕が小学生の時に体験した怖い話です。

当時、学校が終わるといったん家に帰ってまた学校に来てうんていや鉄棒などで友達と遊んでいました。
ある日、何回逆上がりができるかで友達と勝負になり、夢中になってしまい、気づいたら夜8時をまわってしまったことがあります。

鉄棒があるのは旧校舎の小さな運動場で、その隣には体育館があり、ちょうど鉄棒のあるところから直進したところには、体育館と連結する体育館倉庫がありました。
その連結する廊下には夜になるとヤンキーの中学生のお姉さんがタバコを吸いに来ると有名でした。

夜8時をまわり、いっこうに勝負がつかないので友達は「○○君の勝ちでいいよ」と言って帰ってしまいました。
僕はそれでも納得がいかず、あと30分練習するつもりで、ずっと逆上がりの練習をしていました。

回転する途中、ぶら下がった状態でふと倉庫の前の廊下を見ると中学生のお姉さんが見えました。
地面に着地して、もう一度よく見るとお姉さんは一人らしく、倉庫のドアの前で倒れ込んでいます。

僕は心配になって、ちょっと怖かったけど声をかけました。
しかし、気を失っているらしく返事がありません。
314以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:49:10.98 ID:EDd6uhPXO
>>312俺もw
IDが勃起障害で、悔しいです!!!!!!!!!!!
315以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:49:40.57 ID:Ll0vv6W8O
>>313どうしようか…と思っていると倉庫の中で、

「ふふふ…」

という女の子の声が聞こえたような気がしました。

倉庫に目をやると、さっきまでは気づかなかったけど、ドアが少しだけ開いていました。

「誰かいるの?」

…返事がありません。

勇気を振り絞って中に入りました。

中は真っ暗なのですが、ドアを開けた状態だと体育館の非常用出口という緑のランプがあるため、少しだけ見えます。

倉庫の中には、バスケットボールの籠やマットなどがあります。
ですが、探しても誰もいません。

諦めて帰ろうとしたその時!!
急にドアが閉まりました。
316以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:51:43.82 ID:0clZhRde0
vipしてたら着信ありfinal見逃した('A`)
変わりにこのスレでも見よう
317以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:52:44.07 ID:KSqLpTvc0
>>313
ここだけ見ると、エロ展開を期待してしまう
318以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:52:57.95 ID:wnUpGc1KO
>>316
特定した
319以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:53:00.32 ID:Ll0vv6W8O
>>315
僕はあわててドアを力いっぱい開こうともがいていると、ドアの隙間から中学生のお姉さんが恐ろしい目つきでこちらを睨み付けました。

僕はびっくりして転んで、一瞬呆けていると背後から、

「あそぼ…」

と誰かに囁かれました。

幼い少女の腕でしょうか、僕の首を思いっきり絞めてきて息ができなくなりました。

僕は力いっぱいその謎の少女の髪の毛を引っ張ると、ぶちぶちぶちっと引きちぎれ

「うぎゃーーーー!!!」

と少女は奇声を上げました。

少女の手が緩んだため、僕はドアの方へ行き思いっきり開くと、今度は開きました。

早く家に帰ろうと思い、あせっていると中学生のお姉さんが突然肩をつかみ

「どうしてあそんでくれないの」

…お姉さんは不気味に微笑み目から血を流していました。
320毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 04:53:50.38 ID:xdHLGxLh0 BE:716949656-PLT(12072)
|A`) こわ…
321以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:54:12.61 ID:9Q3N9m380
怖さの中にエロスを感じるフシギ!
322以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:54:26.91 ID:Ll0vv6W8O
>>319

僕はつかんでいる手を振り切り全力疾走で家に帰りました。

家に着いたら夜10時をこえていて、親に叱られました。

風呂に入れ!! と言われ、脱衣所で服を脱いでいました。
その時、ポケットに膨らみがあることに気づきました。

手を入れて中の物を出すと、それはおびただしい程の女性の長い髪の毛でした…。

そういえば、この学校には昔体育舘で死んだ少女の霊が出るという噂があるそうです。

今でも、体育館の掃除中モップに大量の長い少女の髪の毛がからまっていることがあるらしい…。
323以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:55:00.66 ID:zeQfE4rqO
なんかリアルで嫌なんだが…
324以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:55:02.77 ID:2nsB1SMm0
ついさっきの話
外から獣のうなるような音がするので見に行ったら
俺の親父が酔いつぶれて道路で寝てた
325以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 04:55:27.88 ID:Za8iNVUxO
本日、大便をした。
どうも食べすぎでガスが溜まっているらしく、
パンツを脱ぐと同時にきばると「スフレ」と音がした。
それは音声に近かった。
大便は出ず、放屁のみに終わったのだが、わたくしは確かに聞いた。
「スフレ」
肛門が声帯の役割を果たしたのだろう。
さすがに「レ」の部分は微妙だったが、「スフ」までは確かに人の声であった。
比較的やせ型の、30代前半の男性。
性格は温厚で、人当たりもいいが、しっかりと自分を持っていて
人前で自分の意見はしっかりと言う……そんなタイプだと思う。
この、わたくしの肛門から発せられた「スフレ」という声。
これはもう、人格が形成されていると判断し、見えざる声の主に
三田 信弘という名前をつけた。
条件さえ揃えば、、三田君は再びその美声を聞かせてくれると思う。
326以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:00:37.47 ID:Ll0vv6W8O
あの部屋

この話しは霊感があって幽霊が見えたりする人に読んでもらいたい私の体験です。

私の家はK県のS神社で(そこそこ有名な神社です)そのせいか私は小さい頃からよくこの世の者じゃない者をよく見ました。
昔はソレが見えるたびに恐怖で両親に泣きついてたのを覚えています。

その度父は、

『大丈夫、彼らはさびしくて姿を見せるだけで気をしっかり保てば何もできないから』

と教えられました。

最初は怖くて、自殺を考える程悩んだりしましたが、中学を卒業するくらいには見えてしまうことに慣れ、こっちが強気でいれば向こうはすぐいなくなるので霊感に対しての恐怖心はすっかりなくなりました。

たまに、金縛りにあい近くに霊的なものを感じますが、その度

『めんどくさぃはやく消えろ』

と強く思うだけで霊は消えてくれました。

しかし、そのせいで私は幽霊をナメていました。

数年前、私は3LDKで家賃2万円という明らかないわくつきな部屋に引越しました。

前の住人が失恋を苦に自殺したらしいですが、私にしてみれば霊なんかどこに居ても出会うので関係ない話しだと思っていたのです。しかし、その考えは間違っていました。

その部屋での初日やはり金縛りにあい、私の上に女性が乗っていました。
327毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 05:01:29.55 ID:xdHLGxLh0 BE:836440875-PLT(12072)
|A`) wkwk
328以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:02:05.20 ID:Ll0vv6W8O
>>326
私はいつものように『俺は霊なんか怖くないさっさと成仏しる!!』と強く念じました、いつもはこれですぐ消えてくれました。しかし、その女性は消えません、金縛りも解けません。

私は少し慌てましたがここで恐怖心を持つと付け込まれると思い、

『いいかげんにしろ俺はお前なんか怖くないんだ』
とまた強く念じ続けました。

しかし、女性は消えません。
私はさすがにヤバイと思いました。

すると急に女性は、

『ぁははぁは ハハハハハハあははははははハハハはははハハハハハハ』

と笑いだしました、もう私は恐怖で涙が出てきて、声はでませんが、大声で助けを呼ぼうと頑張りました。しかし、金縛りは解けません。
329以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:04:40.41 ID:Ll0vv6W8O
>>328
そして女性は狂ったように笑いながら顔を私に近付け手を首に回しました。

私は恐怖で気を失いました。

気を失う瞬間女性は私に言いました。

『ダィズギ‥もうハなサナィ』


次の日私は目を覚ますことができました。あまりの恐怖で失禁していました。

すぐにその部屋を出て実家に帰り、憑き物を落としてもらおうとしました、しかし父は

『これはヤバイ‥‥〇〇(私の名前)当分外にでるな‥‥こうゆう霊は人を殺せるくらい強い気を持っていてお前が生きてるのはこの霊の気まぐれだ』

と言われました、私はまた恐怖で泣き崩れました。
330以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:05:21.92 ID:EDd6uhPXO
色々貼ってくれる皆様ありがとう
ゾワっとしていい感じです

そういや俺の高校はプールで怪奇現象がよく起きていたらしい…
詳しくは知らないので面白い話が出来なくて申し訳ないが、泳いでると足を引っ張られるとか何とか(俺は全く何もなかった)。
そのプールは俺が3年に上がる時に取り壊された。
3年は受験対策にプール(体育)などが無くなる為もう俺には関係なく、『下級生ざまぁwww』位にしか思ってなかったが、担任の言葉でビビった。
『え〜…皆さんもう知ってると思いますが、怪奇現象が続いていたのでプールは取り壊されます』
え?学校がそんな事認めるの?!じゃあホントにマジな話?!じゃあ俺はそのプールに2年間入ってたのか…と思いキモくなった。
俺の人生にオカルトは無関係だと思ってたのに…

チラ裏みたいになったな。
すまんかった。
331以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:05:49.87 ID:ONz58ikxO
>>325
wwwww
332以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:06:02.06 ID:Ll0vv6W8O
>>329
今はこうして生活していますが、あの時もしあの女性が私を殺そうとしていたら‥‥今でも足が震えます‥‥。

ちなみにその霊は父が1ヶ月かけて落としてくれました‥‥。

そのあと聞いた話しですが、アパートなど前の住人が事故や自殺などで亡くなったりした場合、次の入居者に報告しなければなりません。
ですがその部屋に2週間以上人が住めば次の人には報告する必要はないそうです。

ですので2週間だけそうゆう部屋に住みすぐ出ていくという事を仕事でやってくれる人がいるそうです。
ただ中にはそのことを仕事にしているプロの人たちが2週間もたない部屋があるそうです‥‥。

みなさんも決っして幽霊を甘く見ないでください‥‥。
333以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:07:17.78 ID:ONz58ikxO
>>329
怖いな
334毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 05:07:20.68 ID:xdHLGxLh0 BE:1290508496-PLT(12072)
|A`) 今日は労せずしていい話をたくさん読めたなあ…
335以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:07:41.52 ID:BTtsehva0
オカ板の心霊写真スレだけは興味本位で覗かないほうがいいよ

オカ板の心霊写真スレ見てて顔とか探して1人「うわこええええええええええwww」
とか言いながら楽しんでたんだけど

一枚マジ物が混じってたみたいで、それは何か奉ってあるところで横の木から顔が出てるっていうありきたりなやつだたんだけど、
それをまじまじと見てる時に急にモニタの電源がぷっつり。驚いたところで急に体が動かなくなったんだ。
金縛り?とか思いながら正直wktkしてた。そしたらベッドの下からトン、トンって何か叩いてる音がするんだ。

でもベッドの下だぜ?そんなもん置いてねーよwwwwwwwって思いながら動くことも出来んから硬直してたら
モニタの真っ黒になったとこの反射で自分の顔の後ろに知らん男が覗き込んでた。
まじ泣きそうになってたけどモニタから目が離せなくなってたら男がどんどん近づいてくるんだ。
んで急にパソコン本体の電源落ちたりした。もうどうしようもなく怖くなって目つぶってた。
気配がなくなって目開けたら朝だった。3時間ぐらい目瞑ってたことになるんだけど、そんなことはないはず。

俺はなにしてたんだ?分からない。だけど、この文書きながら2度フリーズしたwwwwww
今日は怖いから清酒飲んどくわwwwwwww 駄文すまそ
336以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:11:06.67 ID:lnR598KG0
長野の遺跡の調査に出かけた大学の研究チームは棺桶を見つけた。
翌日研究チームは全員死亡していた。
棺桶の蓋は開いていた。



研究員の一人が偶然カメラを回したままにしていたらしくその様子が映ってたらしいよ。
337以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:13:20.58 ID:Ll0vv6W8O
猫の物の怪

友達から聞いた話。

友達が4、5歳だった頃、近所に小さな野良猫がいたそうです。
子猫が凄く可愛いくて仕方がなかった友達や近所の子供たちは、毎日めちゃくちゃ可愛がった。

今思えばそれは加減できない子供の可愛がり方であって、何人もの子供に執拗に抱っこされ、連れまわされて、子猫にとっては苦痛でしかなかったのかも知れない。
だからだろうか、子猫は数日後に皆の前から姿を消してしまった。

最初は寂しがっていた子供たちも、いつしかその子猫のことを忘れつつあった。

それから数ヵ月たったお盆のある日。

友達の母親と母親の妹である叔母が一緒に庭にいたところ、物置と化している離れから物音が聞こえた。

二人は不審に思い、戸惑いながらも離れに行って、そっと引き戸を開けた。
338以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:14:33.28 ID:/hY+BQOE0
この話には“呪われる”という表現が含まれています。
以下、自己責任で進んで下さい。

これが一番怖い件
339以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:16:13.81 ID:Ll0vv6W8O
>>337
中は真っ暗で、明かりをつけようにもなぜか電気のスイッチが押してもつかない。
中に不審人物がいたらと思うとそれ以上踏み込むのは危険に思え、暗闇の中にじっと目を凝らす。

すると見えてきたのは見覚えのある毛並みの、懐かしいあの子猫。
子猫は成長して大人になっていたそうです。

子供たちは子猫をこの離れである物置に連れ込んで遊んだりもしていた。
だからきっとここを覚えていて、また戻ってきたんだよね、と二人は声をかけた。

暗闇の中で背を向けたまま佇み、ぴくりとも動かない猫に、

「帰ってきてたのね」「おかえり」「○○ちゃん」「おいで」

などと優しい言葉をかけた。

すると猫がゆっくりと立ち上がって、二人はそこで初めて猫の様子がおかしいと気づいた。
340以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:16:18.96 ID:hWgM0yq7O
>>176-177
紛らわしい繋がってんのかと思った
341以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:17:34.05 ID:KSqLpTvc0
話の最後に

さて、最後になりましたが、この話には“呪われる”という表現が含まれていました。
以上、自己責任にてご了承下さい。

とか書いてあるタイプのほうが、厭だなぁ
342毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 05:20:43.75 ID:xdHLGxLh0 BE:358474853-PLT(12072)
|A`) 支援
343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:20:45.64 ID:Ll0vv6W8O
>>339
猫の立った姿というのが、通常の四本足ではなく後ろ二本足で、人間のように立った姿だったから。

そして猫はまるでブリキの玩具のように、音にすると「クキキ…」といった風に、首だけを不自然に動かして二人がいる方を見てきた。

体は後ろを向いたままなのに、顔はこっちを向いているという異様さ。
目はまん丸に見開かれ、口元はこれ以上ないほどに食いしばり、血まで滴らせて。

もう二人は恐怖のあまりサンダルが脱げるのも構わず転がるようにして家へ戻り、すぐにお払いしてもらって、あの猫を見たのはそれが最後だったそうです。

きっと子猫の頃に姿を消した時かそのすぐ後に不慮の事故か何かで死んでしまって悔しさを伝えに出てきたんじゃないだろうか、可哀想なことをした…と。

友達はその話を母親に聞かされてから何日も号泣して、今でも若干猫恐怖症だそうな。

私はこの話を時々思い出しては怖くなり、頑張って可愛いナメネコを想像してみるも、目を見開いて歯を食いしばり血を垂れ流すイメージが払拭できないでいますorz
344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:23:23.75 ID:8PeDP0kp0
携帯なのに良くがんばる
345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:23:31.09 ID:EDd6uhPXO
>>343を読んで風太くんを思い出しつい微笑んだ俺を許してくれ
346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:26:10.13 ID:Ll0vv6W8O
喪服の女

幽霊かどうかは分からんが死ぬほど怖かった体験があるので書き込んでみる。
専門学校の帰りの電車の中での話。

ある都営線の終点に住んでるんだけどいつも通り学校終わって帰りの電車に乗り込んだ。
新宿駅だったから無茶苦茶込んでたんだ。

でも終点二つ前のN駅辺りで一気に人が減る訳。
んでも残り二駅だし座らないでドアの前に立ってた。

そんで次の駅に向かう間かな、俺の右後ろの座席に女の人が座ってた。

最初は窓の反射でチラっと目に入っただけだったんだけど、よく見たら変な服装してる。
ツバの広い黒いハットに黒のベストで黒い手袋、さらには真っ黒のロングスカート。外国映画の葬式のシーンに出てくる人みたいな。
しかもものすごいガリガリで正に骨と皮だけって感じ。
内心気味悪いとか思いながらも興味を引かれてチラ見してた。

そんなこんなで見てたらちょうど終点一つ前の駅を出発したんだ。
『あぁ次だ』とか思って駅表示の電光板を見てから女の方に目を戻したら女のいた席は空席だった。

降りた気配もないし出発してから見たのにいない。怖かったけど恐る恐る周りを見回してもやっぱりいない。

この時点で心臓が鳴りまくって冷や汗も出てきた。
余りの怖さに目を瞑って地元の駅に着く事をひたすら祈ってた。
やっと電車が遅くなって駅に着いたと思って目を開けた瞬間、マジで殺されるかと思った。


ドアの窓を見たら女が俺のすぐ後ろに立ってた。
347以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:27:54.93 ID:Ll0vv6W8O
>>346
その瞬間にドアが開いたのでダッシュで改札に向かった。

もう泣きそうだった。
帰り道もひたすら全力ダッシュで家に向かいやっと家に着いたと思ってホッとした。

あ〜怖かったと思いながら自宅のマンションのエレベーターに乗ろうとボタンを押した。
数秒後にエレベーターが来たがB1に向かう。

ふざけんなとか思って待っていても中々上って来ない。
恐怖とイラつきが絶頂に達し、エレベーターのドアに蹴りを入れるとようやく下のドアが閉まる音がした。

早く早くと心の中で思いながら待っているとエレベーターが上って来た。

そこで俺は驚愕した。

エレベーターにその女が乗ってた。
目の前で開いたエレベーターの奥でうつ向きながら立ってた。

余りの事態に身動きも取れずに立ち尽くしているとエレベーターのドアが自然にしまった。
上って行くエレベーターを目で追っていると女の顔が見えた。

そして驚愕した。

目が真っ赤に充血してて目の下が真っ黒。
焦点が定まってないような感じで幸い目が合う事はなかったけどなんちゅうか呪怨の顔みたいな。

しばらく動けずやっとの事で歩けるようになった俺は階段を上って帰宅した。

家に帰り親に話したが信じてもらえず、特に不幸もなかったから良かったけどあの女は人間とは思えなかった。
348以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:29:46.35 ID:CXMuJlI1O
スレチかもしれんが小学生の時にあった思い出を。

昔公園で野球ごっこするのが流行ってた時期がありました。
一人が投げる。
一人がバッター。
一人が外野。

みたいな野球ごっこ。
まあ人数少なくても体動かせればいいんで十分でした。

途中でH君と一緒にトイレに行った時の事です。
私が入口側、H君が奥の小便器で用を足していると、いきなり個室から男が出てきました。

男はH君の後ろから抱き着き何かをしているようでした。
怖くなった私は叫ぶH君を置いて一目散に自転車に跨がり逃げました。

助けを呼べば良かったんでしょうが、怖くて逃げる事ばかりしか考えられませんでした。




次の日から学校に来なくなったH君。
彼は元気だろうか
349以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:31:48.86 ID:Ll0vv6W8O
悪意ある笑み

私、日本橋に会社があるサラリーマンなんです。まだなったばかりですけどね。

話は変わりますが、最近のケータイってほとんどカメラ機能ついてますよね。
なんか珍しいものみつけたら携帯で撮影。芸能人にあったら勝手に撮影。ネコも杓子もカメラ携帯の時代ですよね。

会社の帰りの時間でした。夜8時頃だったと思います。
日本橋はサラリーマンが多い街ですから、夜の8時といえば帰宅するサラリーマンや一杯やっていこうとするサラリーマンで賑わう時間です。

交差点で信号待ちをしていると、原付と車が衝突しました。事故です。

結構な勢いだったので原付に乗ってた方の人が勢いよく飛ばされて、私を含めたサラリーマンの塊が信号待ちをしている横断歩道の前に投げ出されました。
顔は血だらけで、頭からはおびただしい血がどろどろと流れ落ちていました。
私はびっくりして119番しなければと思いながら携帯を取り出そうとしつつ何気なくあたりを見てみると、信号待ちをしているサラリーマンが老いも若きもこぞってその血だらけの人を携帯カメラで撮影しだしたんです。ぞろぞろと前に携帯をかざしながら、顔はニヤニヤと。

あるものは、同僚と話しながら「ヤベー、コレ。エグいなあ」とか、「すげーもんに出くわしたなあ」とか結構立派そうな服装のサラリーマンや年配の方も。誰も止めに入らない。撮影をやめない。

私は119番し、その場を足早に立ち去りました。あそこに1分でもいたくなかったからです。

あの時。携帯カメラで撮影してた人たちのなんともいえない悪意ある笑みを今も忘れることができません。

日本はやっぱり病んでるんですね。いや、ひょっとしたら私が狂ってるんですかね。
350毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 05:32:22.39 ID:xdHLGxLh0 BE:1075424459-PLT(12072)
|A`) 後ろに立ってるとかエレベーターに先に乗ってるとか…
    すげえな…
351以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:32:57.29 ID:haFvwAjvO
明日はオカルト記念日
352以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:33:19.55 ID:EDd6uhPXO
>>348酷いwww
学校来てなかったんなら、どう考えても元気じゃないだろwww
もう一人の友達は異変に気付かなかったのかと
353以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:37:07.09 ID:2nsB1SMm0
親戚のおじさんの話
当時付き合っていた彼女と家でのんびりしていたそうな
そこにめちゃくちゃでかいクモが出てきた、大のクモ嫌いだった彼女は外に逃がしてと懇願したが
おびえる様子がかわいらしくてわざとクモを彼女の方にやったりしてついついいじめてしまった
とうとう彼女は怒りもう帰るとドアの方に歩きかけたとき、クモをつまんで彼女の足にくっつけた
すると予想通り大慌て    
いやー楽しんだとクモを逃がそうとクモに手を伸ばしたとき、ものすごい勢いで彼女に手を踏み潰された
そして間髪いれずに馬乗りになってフルボッコに
ようやく開放されるも目に血が入って何も見えず起き上がれないでいると、髪の毛をものすごい勢いで引っ張られ
地面に叩きつけられた。そのとき頬の辺りでクモのつぶれるクチャっという感触がしたらしい

その後顔がパンパンに膨れ、3日ぐらい目の腫れがひかずほとんど見えなかったそうな
また彼女の指の骨も折れていたとか
354以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:38:22.38 ID:Ll0vv6W8O
人の気配

一昨年まで住んでたアパートの話。
引越しをしようと決め、物件探しをしてるとき「ちょっとした縁で安くできるから」とそのアパートを不動産会社から紹介された。

部屋は1K、ロフトつき、日当たりも良し。
大き目の収納もあり、交通の便もよく、ほとんど文句ない物件だったのでちょっと奮発してそこに速攻で決めた。

で、当時ネコを一匹飼ってた(前に住んでた部屋はペットOKのボロアパート)んだが、そのことの許可をもらうのを忘れてしまい、「ま、あとでうまくごまかせばいいか〜」
てなぐらいの気持ちでネコもつれてきた(トイレ、鳴き癖は完全にしつけてある、という安心感もあったし)。

アパートの住人たちへのあいさつも済ませ、近所のスーパーとかを見てまわり、引越し当日は終了。
荷物も整理してない部屋で寝ようとしたとき、ネコの異変に気がついた。

玄関のドアのほうを見て、微動だにせず、ずーーーっと低い声でうなっていた。
普段はそんなことしないのに。

そのときは「ノラネコでもいるのかな?」としか思わなかったので、そのうち慣れるだろ、と思い早々に寝てしまった。
355以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:38:59.86 ID:X0EX81wuO
クモは祟るっていうよな
356以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:39:42.13 ID:CXMuJlI1O
>>352
夢中で逃げたからどうなったかは知らん。
そいつが助けに入ったのかもしれんし助けれなかったのかもしれん。

Hが学校に来なくなった時期にTと一切喋らず疎遠になったから、
多分Tも逃げた俺を敬遠してたな。

ネタにするのも可哀相だから話しが広まらず、俺が皆からチキン呼ばわりされることもなかったわけで
357以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:40:21.10 ID:Ll0vv6W8O
>>354
が、次の日もその次の日も、毎日毎日、夕方ごろになるとその行動をするようになり、これはおかしいぞ、と思い、うなり続けているネコの近くに行った。
すると、なんか玄関の外で、人の気配がする。

お化けとかそういう雰囲気ではなく、明らかに人間の気配。
思い切ってドアを開けたかったが、怖くてできない。つか、そんな根性、もとからないし;;

結局、物音を当てないようにネコをかかえて部屋に戻り、ふすまを閉め寝ることしかできなかった。
それでもネコはふすま越しに玄関のほうを見てうなっていたけど。

結局、そんな毎日が続いたため、満足に寝ることができず3ヶ月で部屋を引き払うことにした。
体重も10キロ落ち、医者にも「相当ストレスたまってるね」と言われたので元のアパートに出戻りする形になった。

で、またアパートの住人に挨拶してくことにしたんだがこっちが「短い間でしたがお世話になりました」と挨拶すると、決まって全員、ネコの話をするんだ。

「このアパート、ネコとか禁止でしょ? なんで飼ってるの?」

「大家さんの許可もらわないとダメだよ」

「大家さん、ネコのことで怒ってるわよ」

とか。

一度も部屋から出してないのに。
去勢したから、大声で鳴いたことも一度もなかったのに。

で、最後の一人にさりげなく聞いてみた。
358毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 05:41:45.39 ID:xdHLGxLh0 BE:1529491788-PLT(12072)
|A`) 見るのやめらんない…
359以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:41:50.99 ID:Ll0vv6W8O
>>357
「なんでネコ飼ってたの知ってるんですか?」って。

そしたら「『アパートのみんな』で交代で見張ってたから」と言われた…。

どうやら、毎日毎日交代で(なんと、大家の指示らしかった…)オレが帰るとすぐにその日の『当番』が、ドアの前でずーーーーっと、見張りをしてたそうだ。
ドアポストからの『監視』もしてたらしく、それでネコを見つけられたみたいだった。

ネコのことで許可をもらわずに飼ってたオレも確かに悪かったが、それならそうと一言言ってくれればいいのにと反論したら、「大家さんの指示だから…」と言う。

その後の話を聞いてみたらどうも、郵便物も「大家さんの指示」でチェックされてたらしい…。
さすがに封筒破って、まではしなかったらしいが誰から来た郵便で、てのは逐一チェックしてたそうだ。
それを聞いて、もう一日とここにいたくない、と思い一週間後だった引越し予定日を無理矢理繰り上げ、翌日引越しをした。

今ではもう、笑い話でしかないが、当時はホントにシャレにならんくらい怖かった話。
360以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:46:01.49 ID:PZhE9MpFO
一般人が事故や殺人で死ぬ確率は0.03%


引きこもりなら0.002%に下がるらしい


しかし引きこもりの両親は1.2%に上がる
361毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 05:47:42.44 ID:xdHLGxLh0 BE:836440875-PLT(12072)
>>359
|A`) ある時間までに帰らなきゃ呪い殺されるアパートの話を思い出した
362以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:48:20.33 ID:8PeDP0kp0
>>360
               /公 .公 \
                 害  害
           \    !  !     /
             \           /
    /         | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|           \
     公害!      | ヒイイイィィ!   .|  公害!
    \  公害!    | <('A`;)>   ....|    公害!   /
             / ̄ ( ヘヘ  ̄ ̄\
            /             \
363以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:49:06.49 ID:ONz58ikxO
怪談新耳袋だっけ?
364以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:49:31.17 ID:2nsB1SMm0
>>360
日本じゃ交通事故で死ぬ確率より自分に殺される確率の方が高いらしい
365以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:50:36.57 ID:pIMRq1hXO
誰か大学生の集団が山で遭難して熊に襲われたって話張ってくれ
366以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:51:31.54 ID:Ll0vv6W8O
ワケアリ物件

数年前のことです。

当時、私は会社の寮を出て一人で暮そうと計画し、賃貸の物件を探していました。冊もの賃貸情報誌を買っては、いい物件を探していました。

そうしているうちに、一つのとてもいい物件を見つけました。
会社に通うのに交通も良く、また駅からも近く、そして余裕のある間取りの広い部屋…家賃も相場よりずっと安く、私はその雑誌を持ってすぐに不動産屋に行きました。

そして、不動産屋に雑誌を見せて、「この部屋まだあります?」と尋ねると…中年ぐらいの男の店員さんがその雑誌の物件をじっと見て、とても複雑な…強張った様な顔をして黙り込んでしまいました。

少しして…小首を傾げて
「これは出したらいけないものなんだけどなぁ」
と、独り言の様につぶやきました。

それから、店員さんは真顔になって、奥の部屋へ来て欲しい、と言いました。
他に誰も客のいない部屋で、その店員さんは、話し辛そうに切り出しました。

「その部屋はあるんですけど、でも、絶対に入らない方がいいです」

理由を尋ねると…その部屋は最初に住んでいた人が失踪した、というイワク付きの部屋だそうで…その失踪した人はどうなったのか、聞いてみると…

「埼玉の山で発見されたんですよ」

「山で?」

「殺されて、埋められていたんです」

私が絶句していると…店員さんが遠い目をしながら話を続けました。
367毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 05:52:00.04 ID:xdHLGxLh0 BE:334577227-PLT(12072)
|A`) そうだったかも
     けっこう前に観たから忘れた…
368以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:53:00.28 ID:ddrFXAfNO
>>359
オナニーも交代で見てたんだぜ…大屋さんの指示で
369以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:53:25.16 ID:Ll0vv6W8O
「その後にね、入居した人もいたんですけど、入って三ヶ月でノイローゼになってしまって…その次の人も…」

もちろん、その部屋を借りるのは止めて、その店員さんの案内で、ちょっと狭いけどオススメの物件を選びました。

一通りの話が終わった後、その店員さんは話してくれました…。

「この業界やってると、どうしても出てくるんですよ。入る人が次から次へと自殺する部屋、みんなノイローゼになってしまう部屋。
条件が良くて破格の物件ってそういうワケアリとかありまして…本来なら広告なんて出さないんですけど、時として、客寄せで出してしまうこともあるんです。期待させてすいません」

何だか、不動産屋のベテラン店員さんの話だけに、妙に現実味があり、恐かったです。
370以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:55:54.09 ID:ddrFXAfNO
>>369
そして結局高い物件をつかまされたという怖い話
371以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:56:39.14 ID:Ll0vv6W8O
ケンケン

俺の友人が今年の夏にキャンプに行ったときの話し。

友人含めた男3人、女3人の仲良しグループで、バーベキューしたりまぁそれなりにキャンプを楽しんでたんだそうだ。

で、夜になってテント張って、男女それぞれ分かれて寝よう、ってことになったんだが、実は友人は女の子グループの一人とこっそり付き合ってて、皆寝た頃にテント抜け出してどっかでイイコトしよう、
と企ててた(外は真っ暗だから、ちょっと離れればドコでもできそうな感じだったらしいw)。

で、友人は他の二人が寝るのを待ってたらしいんだが、そのうちいい感じで他二人が寝息を立て始めたんだそうだ。

友人がそろそろ抜け出そうか、と思った矢先、外から

ガサッ、『ケン』、ガサッ、『ケン』、ガサッ、『ケン』…

って音とも声ともつかないものが聞こえてきた。

ガサッ、『ケン』

って音は遠くの方から近づいてきて、ちょうど自分と女の子たちのテントの周りをぐるぐる回ってる感じで聞こえたらしい。
372以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:58:32.36 ID:Ll0vv6W8O
>>371
最初「犬か何かかな?」と思ってた友人も、だんだん薄気味悪くなってきてテントから出るのを躊躇してて、抜け出す約束してた女の子にメールを送ったそうなんだが、
バイブにしてればいいのにその時は音が鳴る設定にしてたらしく、隣のテントから着メロが鳴っちゃった。

着メロが鳴った途端、聞こえてた「ガサッ」って音が女の子のテントに集中し始めて、どんどん早くなっていったらしい。
友人は女の子の身に何かあったら、っていうのとメールして音鳴らしちゃった罪悪感でたまらずテントから飛び出した。

そしたら、女の子グループの一人(友人が付き合ってたのとは別の子)が、手足をめちゃくちゃに振り回しながら狂ったように大笑いしてテントから走っていったらしい。
付き合ってた子はワンワン泣き喚いてて、友人が駆け寄って話しかけても答えられないぐらいの有様だったそうだ。
373以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 05:59:22.33 ID:Ll0vv6W8O
>>372
辛抱強く友人が慰めて、どうにか落ち着いた女の子が言うには、着メロが鳴って他の女の子二人が起きたんだが、そのうち一人が起きた瞬間からすごく低い声で

ケンケンケンケンケンケンケンケン………

って笑いながらつぶやき始めて、そのあとテントから飛び出していったんだそうだ。

その後は男2人をたたき起こして、皆でいなくなった子を探しに行って、明け方にようやく見つけたんだが、目の焦点が定まらない感じで、足取りもふらふらしてて、呼びかけにも答えられない状態だったらしい。

キャンプも早々に切り上げてみんなで病院に連れて行ったらしいんだが、詳しい原因も良く分からず、その子の親に連絡して駆けつけてもらって、

「あとは私(親)に任せてください」

という言葉をもらって、帰ってきたんだそうだ。

そんな事もあって、友人は彼女との関係もあまり長続きせず、最近別れたんだが、そんな友人を慰めようと電話したらこんな恐怖話をされてしまった。
374以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:06:16.13 ID:Ll0vv6W8O
九頭竜ダム

今から6,7年前かな?
今でもそうだけど、お盆休みはツレ夫婦と毎年岐阜に釣りに行くんです。

その年は初日、九頭竜川支流に入る予定で、夜の8時に大阪を出ました。
そして、夜中の1時前くらいに九頭竜ダムの公園駐車場に着き、朝まで車の中で、仮眠をとる事にしました。
その駐車場には私の車しか止まってませんでした。
車の窓を3cm位開けてウトウトしていると、駐車場の端の方で、カララ〜ン、カコ〜ン、と空き缶が転がる音がしてきました。

「風が強いのか?」

と思いながらもウトウトしていると、やはり、カララ〜ン…、と転がっている。聞くともなしに聞いていると、その内に

カララ〜ン…

「キャッキャッ」

パタパタパタ(足音の様な音)

??? と思いながらも聞いていると、やはり

カコ〜ン…

「ハハハッ…」

「キャッ、キャッ」

と子供の声が遠くの方でしている。
375毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 06:07:17.81 ID:xdHLGxLh0 BE:382373928-PLT(12072)
|A`) 支援…
376以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:07:50.32 ID:SSpDeH2UO
123便kwsk
377毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 06:08:36.41 ID:xdHLGxLh0 BE:238983825-PLT(12072)
|A`) 支援…
378毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 06:09:44.57 ID:xdHLGxLh0 BE:430169292-PLT(12072)
|A`) しえ
379以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:10:42.81 ID:CXMuJlI1O
今まで心から怖いって思わされた話がないんだけど、

本気で怖い話ってないの?
380以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:10:58.68 ID:EDd6uhPXO
どっくんトンクスwww
381毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 06:11:40.45 ID:xdHLGxLh0 BE:382373344-PLT(12072)
>>380
|A`) うん?
382以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:13:06.35 ID:ddrFXAfNO
>>379
コピペでもいいから探して来てくれ
383以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:13:20.00 ID:EDd6uhPXO
>>381熱心な支援だな
まだ眠くないのか?
384毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 06:14:46.42 ID:xdHLGxLh0 BE:645254093-PLT(12072)
>>383
|A`) ああ…w
    読みたいしさるさんのうっとうしさはすごくわかるからw

    眠い…これ読んだら…
385以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:16:38.13 ID:Ll0vv6W8O
>>374
さすがにこの頃になるとおかしいと思い始め、怖くなってきた。
目を瞑って耐えていました。

しばらくして、カララ〜ン、カラコロカラ〜ン、と車のすぐ傍まで缶が転がってきた音がして、足音が、パタパタパタと近づいてくる。
そして、すぐ傍まで来て、立ち止まるような気配が…。
誰かが窓から中を見ているような気配がして、目を硬く閉じたままじっとしてた。
2,3分? いや、もっとかな?大丈夫かな? もう行ったかな? と思った瞬間、恐ろしいくらい低い声で、

「寝た振りしてもダメだよ」

「起きてるのは判ってるよ」


「こっちを見てみろよ」

と、ホント、耳元で囁かれた。

本当に怖くなって、大声で

「じゃかましぃ〜〜、くそがき〜」

と叫んでました。

「ぼそぼそ…」

えっ?(真っ青)
386以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:16:58.16 ID:CXMuJlI1O
>>382
色々調べたんだけどねー

猿夢、コトリバコ、くねくね、赤い部屋、早く消せ



どれも不気味なれど恐怖感じない
387以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:17:57.80 ID:dyORolBEO
今、裸足でG踏んだ



388以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:19:51.80 ID:Ll0vv6W8O
>>385
少しして、助手席のツレと後部座席のその嫁がごそごそと起きて、「どうしたの?」って聞いてきた。
恐る恐る外を見てみると何事も無かったようにシーンとしてる。

「御免、夢を見てた」

ひとまずそう答えといた。 助手席のツレは、

「ずーっと耳鳴りがしていて、頭が痛くてどうしようもない」と言い、嫁は

「金縛りにあってて苦しかった」と言ってた。

時計を見ると午前3時過ぎ。
少し早いけど、釣り場にゆっくりと向かいました。
ツレと嫁が、「本当は、何があったの?」
って聞いてきましたが、言えませんでした。
叫んだすぐあとに、低い声で、耳元で、

「今 度 見 つ け た ら、全 員 殺 す ぞ ぉ」

と言って去って行ったんです。

それからは九頭竜川には行ってません。
その年の釣りは散々でした。その年はその後も色々と…。
怖かったです、今こうやって書いていても鳥肌が立ってます。
389以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:20:38.92 ID:ddrFXAfNO
>>386
俺怖がりだから有名どころの題名を聞くだけで鳥肌たっちまうwww
どれも読んだことないのにwwwww
390以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:22:09.55 ID:qQg7j6yhO
>>386
早く消せって初耳だ
その流れだと電話でろって気がする
391毒男 ◆B.DOLL/gBI :2008/07/12(土) 06:23:05.39 ID:xdHLGxLh0 BE:1075423695-PLT(12072)
|A`) こわ…
    ID:Ll0vv6W8Oありがと
    おつかれ…先に寝る…
392以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:23:53.22 ID:Ll0vv6W8O
みんな色々と支援ありがとう。

とりあえず、今日はこれで終了します。

お疲れ様でした!!!
393以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:24:59.07 ID:Ll0vv6W8O
>>391
ドクチャンおやすみなさい!! またね ノシ
394以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:26:34.53 ID:kNew7gcdO
>>392
途中アニメ見て抜けてたけど良い夜を過ごせた
395以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:27:26.76 ID:EDd6uhPXO
>>392沢山うpトンクス!!
おやすみ〜ノシ
396以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:46:50.93 ID:ZfYQ0Q5u0
今めっちゃ怖い目にあった・・・
397以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:48:45.04 ID:yLIMGF1CO
>>396
kwしく
398以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:50:19.84 ID:ZfYQ0Q5u0
今コンビニに行ってきたんだが
コンビニから帰る途中で、家の壁に付いてる蔓をむしってるおばさんがいたんだよ
で、その家はずっと蔓が茂ってるし誰も住んでないと思ってたし、気持ち悪いなぁと思いながら通り過ぎたんだ
399以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:51:05.86 ID:yLIMGF1CO
>>398
ふむふむ
400以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:52:00.52 ID:ZfYQ0Q5u0
んで、陸橋があるから階段を上ってたんだが、バタバタ走る音が後ろから聞こえてきたんだよ
土曜なのにご苦労なことだなと思ってたら・・・足音が俺の後ろくらいまで来て止まった

はっと振り返ると、1段下くらいにさっきのおばさんが蔓を握り締めて立ってた
401以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:52:43.49 ID:YSEwT0mqO
>>400恐ッ
402以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:53:24.14 ID:ZfYQ0Q5u0
俺もう呆然と立ち尽くしてしまったんだが、その後またバタバタ走って陸橋渡ってどっか行った


ごめん文字にするとそんなに怖くないけど、俺めっちゃ怖かった
403以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 06:57:25.25 ID:yLIMGF1CO
>>402
生きててよかったな…
俺、真夜中に柳の木の下にうずくまってたら、
「ひゃああああ」と驚かれたことがあるが、そういう感じかもな
404以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 07:00:33.80 ID:ZfYQ0Q5u0
>>403
脅かした方かよwwww
405以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 07:01:17.73 ID:+H6PZbSt0
あんまり怖くないかもしれないけどこの前聞いたマジ話。

一緒に働いてる人の奥さんが、
看護婦さんなんだけど。急患で赤ちゃんが運ばれてきたんだって。
「赤ちゃんのおちんちんに犬が噛み付いて・・・・・・!!」
取り乱す母親をなだめつつも、赤ちゃんをよく観察すると、
赤ちゃん、体じゅうアザや傷のあとがいっぱい・・・・結局虐待だろ!!
ってことで警察呼んで逮捕。
赤ちゃんは、玉が一個なかった・・・・竿のほうはなんとか修復可能、らしい。
僕はきんたまがきゅうん、となった。
406以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 07:03:47.04 ID:yLIMGF1CO
>>405
わああああああ
酷い
407以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 07:11:58.48 ID:+H6PZbSt0
あ、もう一つ思い出した。だいぶ昔の話なんだけど

昔はアパートに住んでたんだけど、うちは近所の主婦の溜まり場になってた。
で、その日もなんかくだらないハナシをしてたわけだ。おれは部屋で漫画をよんでたが、
ホンとかしましいもんでよくきこえた。
で、その主婦の一人は最近赤ちゃんが生まれたらしく、オムツ替えのハナシになってた。
「こどものチンチンはほんまかわええな〜遊んでしまうわほんま」
(ちなみにダンナのは嫌ってかー?!)と内心ツッコミをいれつつ・・・・・・
「○○ちゃん(母)もやらんかった?口でパクッとしたりとかwww」
「アhッハハハハハハ、やったやった。よーやったわぁ〜wwww」
僕はきんたまがきゅうん、となった。
408以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 07:11:58.75 ID:pQDMcFezO
>>405
おぼぼぼぼぼ

母親の中には女の子が欲しくて、でも男の子が生まれて悩んでる人がいるらしいね
それをネットで医者に相談したら…単刀直入に言うが、タマ潰す指示をしたのね。事細かに
んで母親実行して、子供の…はグレープフルーツ大に腫れて、気分悪くて最後までその話読めなかった
たまにあるらしいね、そういうこと
409以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 07:12:48.24 ID:h5QXonWBO
玉がきゅんとなった
410以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 07:21:16.40 ID:qXUKv1+r0
玉だけにたまにある話ってかwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
411以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 07:27:16.98 ID:ZfYQ0Q5u0
(; ^ω^)
412以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 07:39:37.98 ID:to7bxfYVO
>>209
知り合いにもそういう体験をした人がいる
413以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 07:59:34.46 ID:toCOG9dp0
おいつかねえええ
414以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 08:06:15.11 ID:6p9xNJCpO
>>408
それ違う相談された医者が指示したわけじゃない
色んな人が流れ込んで大半はバッシングしてる中、そいつだけ賛同してやり方指示したんだよ
415以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 08:35:30.33 ID:4FGfUO7LO
あげ
416以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 08:47:50.30 ID:Ll0vv6W8O
二度寝前貼り


焼身自殺

通っていた中学校と言うのが所謂、河の土手沿いに建っていた。

河川敷にはサイクリングロードなんかもあって、そこは川向こうから来る生徒の通学路にもなってるんだが、ある日そのサイクリングロードで焼け焦げた死体が見つかった事があった。自殺だったらしい。

しかも死体が見つかったのは朝の時間帯。
川向こうから来る何人もの生徒がそれを目撃したらしい、中には死体を直接見たヤツもいて、曰く『真っ黒こげの丸い塊みたいなものが』曰く『辺りに焦げ臭い臭いが』等など真偽の程はさて置き、学校中どこに行ってもその話題で持ちきりだった。

我が教室もそのご多聞に漏れず、川のこちら側に家のある俺は興奮しながらもその話に耳を傾けていた。
室内はいつも以上にざわめいていて最早、取りとめもない状態だった。

ところが――

「ついてきてるよ」

そんな一言が聞こえた。

騒音と殆ど大差ないざわめきの中で、やたら小さなその声が妙にはっきりと聞こえた。
417以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 08:49:45.91 ID:Ll0vv6W8O
>>416
まあ取りとめも無い会話の一部を偶然に拾ったんだろう――俺はそう思って気にしなかったが、ふと気付けば周りが酷く静かな事に気付いた。
皆、固まったように停止している。

やがて男子生徒のひとりが、不意に声を張り上げた。

「気持ち悪いこと言ってんじゃねーよ、女子!」

そいつはそんな風に叫ぶと女子のグループの方をキッと睨み付ける。

「違うよ! あたしらそんな事言ってないって! 男子の方じゃないの!?」

女子のひとりが言い返す。
そうなのだ。何とクラスの全員があの「ついてきてるよ」と言う呟きを聞いていたのだ。
しかもクラス内の誰もそんな言葉は言っていないと言う。

教室はやがてパニックに陥り、泣き出すヤツが続出。
騒ぎを聞きつけて隣のクラスの奴等もやって来て騒然となったが、担任が素早く登場し、そんな騒ぎを力ずくで収拾した。

担任が言うには「誰かの声を聞き間違えただけだ!」との事。
確かにそれが一番理屈に合っている。だが本当にそうだったのだろうか。

あの時皆が聞いた声は確かに女性のそれだった。だけど決して子供のそれではなかったように思える。

そして、あの声は聞き間違いにしては余りにもはっきりと皆の耳に聞こえていた。
教室の端から端まで全員に。あんなに小さな呟き声にも関わらずだ。
418以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 08:50:56.67 ID:GOBI0asEO
419以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 08:53:49.92 ID:Ll0vv6W8O
>>417

後日、件の焼身自殺の記事が新聞に載っていた。
自殺者は市内に住む二十七歳の女性。異性関係のトラブルから自ら命を絶った、とその小さな新聞記事には極簡素に書かれていた。


短いか 限界_ノ乙(、ン、)_zZZ寝る
420以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 08:55:03.41 ID:Ll0vv6W8O
>>418今が旬だね。

グロ注意
421以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 09:15:45.85 ID:hWgM0yq7O
てす
422以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 09:17:25.12 ID:hWgM0yq7O
>>308の日記なんなんだよ
マジで怖い
423以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 09:38:47.76 ID:hWgM0yq7O
深夜から読んでて寝てしまった
今日はばあちゃんの納骨だよ
424以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 09:51:16.07 ID:7T5V5hav0
しぇ
425以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 10:03:20.04 ID:2jk2F96eO
>>210
こえー。
手紙を見つけて、もう すぐに家族が帰って来たの?
それともしばらく部屋に閉じこもったりしてたの?
426以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 10:41:35.49 ID:4FGfUO7LO
427以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 11:01:14.49 ID:jvBmMoCuO
428以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 11:07:43.15 ID:toCOG9dp0
おいついたあああ
429以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 11:25:00.74 ID:7phsc1Mc0
ところで携帯多すぎだろ・・・
430以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 11:28:04.61 ID:hWgM0yq7O
ほしゅたると崩壊
431以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 11:37:23.43 ID:z9uJRZIW0
怖い話かどうかは知らんが、朝礼中に校長が突然吹っ飛んだことはあったな。
15cm径の何かが胴体貫通してて即死だったそうな。
432以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 11:44:06.15 ID:8PeDP0kp0
怖すぎ
433以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 11:45:03.50 ID:z9uJRZIW0
>>374
九頭竜ダムは色々とヤバ気な噂多い
434以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 11:53:20.02 ID:lnR598KG0
仮面ライダークウガが怖いよ
435以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 12:09:57.74 ID:z9uJRZIW0
既出だったらすまんが、家族でブログ書いてて最終的に娘が発狂するみたいなやつ無かったか?
436以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 12:10:48.03 ID:hWgM0yq7O
怖くて死にそう保守
437以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 12:13:33.72 ID:lnR598KG0
438以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 12:14:23.28 ID:z9uJRZIW0
>>437
これだこれだ
d
439以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 12:20:09.78 ID:T4jJijccO
つまらんかもしれんが自身の体験談。


高校2年の夏に祖父が亡くなった。母が学校に連絡してきて、先生が「今すぐ帰って色々と忙しいだろうから手伝ってあげなさい」と早退させてくれた。
急いで帰り、家についたら丁度祖父の遺体が家に到着。痩せ細った顔や腕を見て少し泣きそうになった。母と2人で細い両手を胸の上ぐらいで組ませた。
軽く昼飯を食ってから手伝いに入った。なんだかんだでいつの間にか夜の7時。親父も仕事から帰って来て、祖父の知り合いとかも通夜に出てきて色々と話をしてた。俺は無性に疲れたから部屋に戻って寝る事にした。
440以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 12:27:44.44 ID:lnR598KG0
自分のブログに子供の写真を載せまくるやつ見てると吐き気がする
441以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 12:31:18.76 ID:T4jJijccO
>>439

夜中の4時ぐらいにふと目が覚めた。腹が減ったんで何か食べようかとリビングに向かった。通夜で母は寝ないで1日過ごすみたいな事言ってたんだがやけに静かだった。

まあ少し眠ってるんだろうなとか思いながら冷蔵庫を物色。
軽く食べてトイレで用をたしてから通夜をしている大部屋を覗いてみたら誰もいなかった。

おかしいなぁ…どっか行ったのか?

と思った時に風呂場から物音がした。なんだ、風呂に入ってたのかと少し安心して部屋に戻ろうとしたら風呂場の電気はついてない。でも物音はしている。
これだけで少しガクブルしてたんだけど風呂場の電気をつけることにした。
442以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 12:37:00.89 ID:lnR598KG0
443以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 12:37:11.05 ID:z9uJRZIW0
「影の弱点は光じゃない暗闇だ。
 光の弱点は暗闇じゃなく光だ。
 化物の弱点は人じゃなく化物だ。
 人の弱点は、化物ではなく人だ。」
444以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 12:45:46.41 ID:z9uJRZIW0
>>442
>トピックス
>中学教師が美人局疑惑
>暴力団が町の浄化に一役
>保育園で園児がスト
>巨乳に税金、総理に非難集中
>水も飲める携帯電話発売
>ボンドガールにインリン
>フセイン、正蔵に弟子入り

ごめん噴いたwwwww
445以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 12:50:50.27 ID:T4jJijccO
>>441

電気をつけたら浴槽あたりに白い影が見えた。微妙に左右に動いてて、パニクって速攻部屋に逃げた。
5分ぐらいしたら父と母が帰ってきた。コンビニに行ってたそうだ。事の説明をしたら「寝惚けて変なのを見ただけでしょう?」と適当にあしらわれた。
完全に目が覚めた俺は父と母に続いて祖父の遺体がある部屋に向かった。線香の匂いがキツかった。
母「色々疲れてるんだろうから変なのが見えただけでしょ?明日も忙しいから少しだけでも寝ときなさい」
確かにそうかもしれないなと思い、部屋に戻る前に祖父の遺体が入ってる箱を見たら組んでた腕がほどけてた。



終わり。長々と書いたくせにつまらなくてすまん。吊ってくる。
446以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 13:07:04.06 ID:Ll0vv6W8O
>>445あれ、おじいちゃん?お背中流しましょうアーッ!
447以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 13:24:49.35 ID:G2xO32fhO
誰かうねうね?くねくね?みたいな話し上げてください
物凄く気になって…

448以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 13:30:43.07 ID:7phsc1Mc0
ググれ
449以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 13:34:40.69 ID:s9KFADEQ0
これは小さい頃、秋田にある祖母の実家に帰省した時の事である。
年に一度のお盆にしか訪れる事のない祖母の家に着いた僕は、早速大はしゃぎで兄と外に
遊びに行った。都会とは違い、空気が断然うまい。僕は、爽やかな風を浴びながら、兄と
田んぼの周りを駆け回った。
そして、日が登りきり、真昼に差し掛かった頃、ピタリと風か止んだ。と思ったら、気持
ち悪いぐらいの生緩い風が吹いてきた。僕は、『ただでさえ暑いのに、何でこんな暖かい
風が吹いてくるんだよ!』と、さっきの爽快感を奪われた事で少し機嫌悪そうに言い放った。
すると、兄は、さっきから別な方向を見ている。その方向には案山子(かかし)が
ある。『あの案山子がどうしたの?』と兄に聞くと、兄は『いや、その向こうだ』と
言って、ますます目を凝らして見ている。僕も気になり、田んぼのずっと向こうをジーッと
見た。すると、確かに見える。何だ…あれは。
450以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 13:35:55.68 ID:s9KFADEQ0
遠くからだからよく分からないが、人ぐらいの大きさの白い物体が、くねくねと動いている。
しかも周りには田んぼがあるだけ。近くに人がいるわけでもない。僕は一瞬奇妙に感じたが、
ひとまずこう解釈した。
『あれ、新種の案山子(かかし)じゃない?きっと!今まで動く案山子なんか無かった
から、農家の人か誰かが考えたんだ!多分さっきから吹いてる風で動いてるんだよ!』
兄は、僕のズバリ的確な解釈に納得した表情だったが、その表情は一瞬で消えた。
風がピタリと止んだのだ。しかし例の白い物体は相変わらずくねくねと動いている。
451以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 13:36:32.53 ID:s9KFADEQ0
兄は 「おい…まだ動いてるぞ…あれは一体何なんだ?」と驚いた口調で言い、
気になってしょうがなかったのか、兄は家に戻り、双眼鏡のかわりにじいちゃんの
スコープ付きのライフルを持って再び現場にきた。
兄は、少々ワクワクした様子で、
「最初俺が見てみるから、お前は少し待ってろよー!」と言い、 ライフルを構え覗き込んだ。
暫くの静寂の後、突然ライフルが火を噴いた。
「おにいちゃん!!怒られるよっ!」
僕は叱られる心配で落ち着かなかったが、兄は排莢しながらニヤリと笑って
「大丈夫仕留めたから」
誇らしげに言い放った。

家から飛び出して来たじいちゃんにこっぴどく怒られたが、
ヤツを仕留めた点については、凄く褒められた。

追伸:この世の物とは思えないくらい美味しかったです。
452以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 13:41:23.23 ID:NmRrBQSCO
>>451なんだこれwwwクネクネ吹いたwwwwwwww
453以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 13:49:08.44 ID:h5QXonWBO
>>451
喰wwwうwwwなwwwwww
454以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 14:00:13.84 ID:z9uJRZIW0
じいちゃんどういう職業なんだwwwwwwwwwww
455以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 14:20:32.21 ID:G2xO32fhO
おぅありがとう。

というか
この話こんな落ちだったか?ww

覗いた後兄がクネクネになって
野性に返すとかじゃなかった?

あと
なぜか頭にアニメっぽく残ってるんだが
アニメにはなってないよな…
456以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 14:25:49.26 ID:h5QXonWBO
アニメにはなってない筈
457以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 14:26:29.59 ID:nVL4NpelO
怖いっていうか実際に最近体験した不思議な出来事なんだけど、
あ、以下かなーりの長文注意です。

私おとついから徹夜でレポート書いてたのね。でも寝なさすぎて本当に意識が朦朧として、
このままじゃ何も書けねぇわと思って1時間だけ仮眠することにしたのね。

んで目覚ましを一時間後にセットした後すぐに寝入っちゃって、
一時間後に目覚ましが鳴ったんだけど、眠すぎて正常な判断ができなくなっちゃってたから
「あともうちょっとだけ…」って目覚まし止めてベッドに戻ってしまった。

そしてまた寝始めたんだけど、すぐに見始めた夢が、どういうわけかすんごい怖いやつだったの。

夢ん中で自分がなぜか幻覚とか幻聴に悩まされてて、目の前で、自分の指にいくつもの針がゆっくりゆっくり刺さっていったり、
その刺さっていくシーンだけが何回もリピートしたり、周りの人が突然グロいものに変わって見えて顔面がドロドロに溶けてたり聞きたくないピアノの不協和音がずーっとリピートしたり。
とにかく気持ち悪くてその幻覚や幻聴にすごい怯えながら、同時にすごく冷静に「あぁクスリ使った人のバッドトリップってこんな感じなんだろうなぁ」って思ってた。

で、どうしてこんなに怖い幻覚ばっかり見るのかと夢の中で悩んでたら、部屋の隅に貞子みたいな女の人が知らない間に立っててね、こっち見て笑ってるの。
私はなんとなく直感で「あぁこの人が原因だったんだな」って悟って。
でもその人と目合った瞬間にその人の思考が私の頭の中に入り込んできて、
それが今まで見てた幻覚とかよりもっとひどいやつで、悲しいとか寂しいとか怖いとか、そういう感情全てがあまたの中に流れ込んできて、
もう叫びまくってのたうちまわった。
458以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 14:31:10.14 ID:nVL4NpelO
で、私は「これは夢だ」ってちゃんと自覚してきてたし我慢してたらいつか目は覚めるってわかってたはずなのに、夢の中の私は「こんなの死んだほうがマシだ」って自殺を選ぶのね。
そして自分の部屋のベランダに出て柵の上に立って、
飛び降りる前に後ろ振り返ったら、貞子がものすごい勢いでこっちに走ってくる。
「あ、コイツに突き落とされる」って一瞬で思って覚悟したら、
私の耳元で一瞬貞子が
「先に楽になるなんてずるい」
って呟いてそのまま自分でぴょんってベランダ飛び越えて死んでった。
そこで目が覚めたよ…すんごいこわくて、でもかなり長くて濃い夢だったから、
「あぁこれは確実に6時間は寝すごしたな…」
と思って時計見たら二度寝して5分もたってなかった…
5分であんなに怖くてのうこうな夢を見れるのか?ってすごい不思議だった。
でもこのゆめ見てからなんだかすごく自分がかわった気がする。
自分がじぶんじゃないみたい。
いまもふわふわしてる。
私はげんきだけどね。
わたしはげんき。
わたし?
わたしって、だれわからないけど、まいにち たのしい。
それからね


あなたのうしろにいるのは、だれですか?
459以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 14:33:52.19 ID:pIMRq1hXO
うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
460以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 14:36:57.31 ID:G2xO32fhO
他スレでもみたけど

最後の飛び降りで吹いてしまうのは何故だろう
461以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 14:39:49.97 ID:nVL4NpelO
512 本当にあった怖い名無し sage 2007/02/11(日) 16:32:25 ID:YjsEVQZl0
現在も住んでいる自宅での話

今私が住んでいる場所は特に曰くも無く、昔から我が家系が住んでいる土地なので
この家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました。
ここ最近ですが、リビングにいると昼夜を問わず、
女性の低い声で鼻歌が聴こえてきます。
「ん〜…ん〜ん〜…」
最初はよ〜く耳をすまさなければ気づかないほどに遠くから聴こえてくるのですが、
放っておくとどんどん近づいてきます。
「ん〜…ん〜ん〜…」
それでも放っておくと、意識を集中しなくても聴こえるほどに近づいてきます
「ん〜…ん〜ん〜…」
なので私は、その声に気づいたらいつも般若心経の最後の部分を
繰り返し唱えるようにしています。(これしか知らないもので……)
とにかく般若心経の「ぎゃーていぎゃーてい」のくだりを唱え続けると、
声はだんだん遠ざかっていきます。
このリビングではテレビにも集中できません。
声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし、早く声に気づいて
般若心経を唱え始めなければ、時としてそれは部屋にまで入ってきます。
「ん〜…ん〜ん〜…」

そういえばこの前、大好きなバンドのニューアルバムが発売されました。
発売日を楽しみにしていたので、お店で買った時はもうテンション↑↑
さっそく家に帰ってヘッドフォンで聴いて、一通り聴き終え、
よかったな〜と余韻に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で

「んーーーーーーーーーーーーーーー」

って。
462以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 14:41:14.49 ID:nVL4NpelO
>>460
コピペしといてなんだが、自分もそこで吹いた。
463以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 14:42:21.00 ID:hWgM0yq7O
464以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 14:47:14.40 ID:z9uJRZIW0
最近自分の夢を記録することにしてるんだが、
体が順応してるのか起きても夢を覚えてられるようになった。
ただ少しぼんやりとしてる時間が増えた。
465以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 14:50:46.14 ID:RE3jMlfQ0
午前3時・・・












>>1「かあちゃあああああああああああん!便所の紙がねぇよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
466以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 15:05:57.11 ID:m3mxsXC8O
ほしゅ
467以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 15:09:13.50 ID:/SufSaGPO
久々に怖い話のスレを開いたが、テンプレに人骨ガリバーが入ってるのを見て吹いた。
あれは笑い話だろ。
468以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 15:38:20.71 ID:fwvjboMKO
人骨ガリバーってなんだ
ググッてもないぞ
469以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 15:50:42.56 ID:Ll0vv6W8O
空想科学世界ガリバーボーイなら
470以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 15:53:06.10 ID:kNew7gcdO
エキセントリック少年ボーイなら
471以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 15:54:39.53 ID:7phsc1Mc0
>>468
人骨を樹海から持って帰った奴の話。
ググれば普通に出るぞ
472以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:08:19.14 ID:HUE3eL9k0
>>179を読んだあと後ろを向いたら掃除機かけてるカーちゃんがいてついつい苦笑が出た
473以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:18:01.14 ID:Ll0vv6W8O
お前こそ誰だ?

大学時代に俺が講義を受けていたんだが、少しゾクッとしたんだ。

「少し」だから大したことないなって思いながら講義を聞いていたんだが、よく見ると講師の教壇の横に若いメガネをかけた小太りの男がいた。
格好はカジュアルでジーンズにチェックのシャツ。

誰も男には気付かないし多分見えているのは俺だけだと思ってまわりを見たら、数人だけは気付いたようで少し驚いたような顔をしていた。

「誰だ? コイツ?」

って思った時にいつの間にか俺の目の前に立っていた。

さすがに少し驚いた、見えている数人は俺の方を見ていたのを横目で確認。

ソイツ、口から血を流しながら


「お前こそ誰だ?」


って言った途端に煙のように消えた。

講義が終わってから見えていたであろう数人は俺のところにきた。
やはり見えていたようだ、しかしあの霊の目的は未だにわからない、何のために現れたのかは不明。
474以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:22:15.23 ID:Ll0vv6W8O
笑顔の裏には…

霊というより生身の人間がメイン。

俺の勤務先では弁当屋が出入りをしているんだ。
安くて量が多いし味も悪くないから結構需要がある。
その弁当屋の配達員にN君って若くてさわやかな青年がいる。

N君「いつもご利用いただきありがとうございます!」

弁当を配達する笑顔がたまらないと女性陣には人気がある。
実はこのN君には生霊が憑いている。
若い女性なんだがこれがまた強そうなんだ、俺が視線を合わせるとすごい顔で睨むのさ。
忠告したいけどアンチ心霊派だと鼻で笑われる、それはシャクだから遠まわしに聞いてみた。

俺「N君、最近体の調子はどう?」
N君「あ、すばるさん、絶好調ですよ!」

こんな会話が続き煮え切らなくなって、

俺「後ろにいる女の子さ、何とかした方がいいぞ、それ生霊だよ」
N君「あ、すばるさんは見えるんですね、前に付き合っていた彼女ですよ、未練がましくて参りますよ」
俺「そうなんだ、だがそれは…」
N君「あ、無視してますから、前彼女は事故で下半身不随になっちゃってそれで俺はイヤになって別れたんですよ、しかし本人にいくら言っても消えないから今は無視してます」

笑顔ですごい内容を抵抗もなく話すN君。
笑顔の下には鬼畜の顔があるんだとN君を見る目が変わった。
その後N君、事故で下半身不随になって弁当屋を辞めた。たぶん事故の原因は…。
今は普通のおばさんが配達にきている。
人間は怖いと思う出来事だった。
475以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:26:06.66 ID:NLtK6ily0
おかえり。ずっとまってたよ?あなたの後ろで
476以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:27:49.52 ID:Ll0vv6W8O
天狗倒し

皆さんは「天狗倒し」という怪現象をご存知でしょうか?

なんでも山で起こる怪現象で、木が倒れる音がするのに音を辿って行ってもなにも起こっていない、というようなものなのですが、この間怖い話を漁っていたところどうも山でだけ起こる怪現象ではないらしいのです。

その話によると、都会で起こる「天狗倒し」は近くで工事をしているわけでも無いのに、建物を建てる時にするような「カーン、カーン」という音が数日間続き、その翌年に放火などに合う。
そして、建て直すときに去年鳴り響いた「カーン、カーン」という音が再度鳴り響く、といった未来予知(?)みたいな話らしいです。

どこにでもあるような話で、自分も同じような体験をしていなければ、よくある都市伝説として処理していたと思います。

その日はいつもより早く床についたのですが、4時頃急に鳴りだしたけたたましい音で目が覚めました。

「カーン、カーン」という音です。
477以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:29:26.84 ID:kNew7gcdO
私怨
478以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:30:12.79 ID:Ll0vv6W8O
>>475 シュッシュッ!

>>476
そんな熟睡している時間に起こされるようなことは今までなかったので、混乱しながらも「窓閉め忘れて寝たのかも」という結論にたどり着き、フラフラと窓に近づき閉めようとしました。
しかし、ちゃんと窓は閉まっていて鍵も掛かっています。

意味が分からなくなりながら、とりあえず外を確かめるため窓を開けるとさらにけたたましい音が鳴り響いていました。
騒ぎになるんじゃないか、と思う程大きな音だったのですが誰も起きてきません。

「こんな近くで工事なんてしてたっけ?」

と疑問に思いましたが、好奇心より眠さが勝ってその日は寝てしまいました。
一回きりならそのまま忘れていたと思います。

しかしそれが二日、三日と続くので流石に気になり親にこの辺で工事しているのかと聞いてみたところ、工事中の家は遠くに一軒あるだけで、家の近くに工事している家屋はないということでした。

先日「天狗倒し」の話を読んだ時にはかなりビビりました。
「天狗倒し」を知った後に起こったことなら夢か幻聴と考える方が自然だったかもしれませんが、実際には「天狗倒し」なんていう言葉も知らなかったのですから。

今年中に家から火が出ないことを祈るばかりです…。
479以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:34:21.16 ID:Ll0vv6W8O
この子じゃない

私は今まで心霊現象というものに関わった事がありませんでしたが、この時ばかりは本当に怖かったのを覚えています。

私が中3の時の話です。
私は普段、姉と祖父と一緒に川の字で寝ています。私は入口から見て左側に、姉は祖父のベッドを挟み右側に寝ているのですが…。

ある夜のこと、私は姉に背を向けた状態で寝ていたのですが、ふと目が覚めました。しかし体は動かず目も開きません。

少し寒気もして、「どうしよう、どうしよう…」と思っていた時、足元でサーッと障子が開いた音がしたのです。
そして誰かが入って来る気配…。
その気配は私の背中の方に立ち、じっ…と私を見つめていました。そんな感じがしました。そして一言、

「この子じゃない……」
と…。

そう呟くとその気配は障子を開けて出ていきました。
パタン…と障子の閉まる音が聞こえたと同時に私の体の緊張も解れました。

でもそのあとは怖くてなかなか寝付けませんでした。

朝になり、昨夜あったことを霊感持ちの姉に話すと、

「あー、私と間違えたのかもね」と、一言。

普段霊的な事を話す時、言ってる事が本当か嘘かイマイチわからない姉でしたが、この時ばかりは信用。
でもその幽霊が姉を探していたとするなら、もし姉が見つかっていたらどうなっていたのでしょう…?
ちなみにそれ以来心霊体験的なモノが多くなりました。

長文すみませんでした;;
480以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:35:47.03 ID:Ll0vv6W8O
山のなか

私の実家ははっきり言って山のなか。
いろんな動物(熊とかフクロウとか)がでてくるし、コンビニまで車で10分かかるくらい。

そんな山のなかだからだろうか、何かとあるらしい。
これは祖母がよく聞かせてくれた話。

祖母は若い頃実家に嫁いできた。
百姓なんてやったことなかったみたいでいろいろ苦労したみたい。

その頃、実家ではちっちゃい犬飼ってたみたいで祖母は可愛がっていた。
畑仕事に行くんでも連れていったみたい。

実家には裏山があってそこに山菜を取りに行くのも祖母の仕事。
もちろん、犬も連れていったらしい。

それなりに取れたからそろそろ帰ろうとしたら結構山のなかに入ってることに気が付いた。

熊とか出るような田舎だ、いろんな意味で怖かった祖母は犬を先頭に帰り道を急いでいた。

烏が不気味に鳴いている。
481以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:35:52.05 ID:0XCREE+W0
>>465
>>1だけどなんでそんなことしなくちゃいけないんだよw
482以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:36:45.75 ID:Ll0vv6W8O
>>480
泣きそうなくらい怖かったみたい。たまに犬をこづいて早足になっていた。

あと少しと思ったとき焦っていたせいか祖母が木の根につまずいて転んでしまったらしい。

犬も気付いてそばに寄ってきた瞬間、犬が祖母の後ろにいる何かに向かってうなり始めた。
普段おとなしく吠えたこともない犬だったからびっくりした、と言っていた。

すると急に犬が吠えながら今来た道を走っていってしまった。

祖母は犬を気にしていたが山のなかにいる恐怖が先行してしまい、転んだとき擦り剥いた足を引きずりながら家に帰った。

犬はそのうち帰ってくるだろうと思っていたが、なかなか帰ってこない。
結局その日犬は帰って来なかった。
483以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:37:42.55 ID:j2oOHGIw0
携帯アプリのお絵かきロジックに呪いの言葉が投稿されてると聞いたことがある
わけの分からない記号がいくつかあるんだけど
順番どおりに解いてその呪いの言葉を見ちゃうと
484以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:37:48.38 ID:Ll0vv6W8O
>>482
次の日の朝、玄関を開けると犬がいた。冷たくなって。
山のなかを走り回ったのだろうか、引っ掻き傷が身体中にあり、足はどろだらけだった。

祖母は泣きながら犬を埋めたあと、祖父に昨日の話をした。

祖父は、

『そうか…タロ(犬の名前だったと思う)がお前を守ってくれたんだ』

祖父曰く、山のなかには人間には見えない何かがいるらしく、まれに人間に悪さをするらしい。
ちょっと転ばせることで済むこともあれば死に至らしめることもある、と。

祖母は嫁いだばかりでその事を聞かされていなかった。

祖母は泣きながら『助けてくれたんだね…ありがとう』と犬のお墓に手を合わせた。

その事があったせいか家の裏山にはちっちゃい社? みたいなのが建ってる。元旦には必ず酒とか持ってってる。

いつもこの話を祖母が話しだすと隣の家で飼ってる犬が鳴く。
そして祖母は思い出して泣いてる。
485以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:38:08.90 ID:z9uJRZIW0
人骨ガリバー出ないんだけど消されたのか?
486以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:39:28.04 ID:CfZc4R580
いいか、お前ら絶対読むなよ!
絶対読んじゃだめだぞ!

姉は血を吐く、妹は火吐く、可愛いトミノは宝玉(たま)を吐く。
ひとり地獄に落ちゆくトミノ、地獄くらやみ花も無き。
鞭で叩くはトミノの姉か、鞭の朱総(しゅぶさ)が気にかかる。
叩けや叩けやれ叩かずとても、無間地獄はひとつみち。
暗い地獄へ案内をたのむ、金の羊に、鶯に。
皮の嚢(ふくろ)にゃいくらほど入れよ、無間地獄の旅支度。
春が来て候(そろ)林に谿(たに)に、くらい地獄谷七曲り。
籠にや鶯、車にゃ羊、可愛いトミノの眼にや涙。
啼けよ、鶯、林の雨に妹恋しと声かぎり。
啼けば反響(こだま)が地獄にひびき、狐牡丹の花がさく。
地獄七山七谿めぐる、可愛いトミノのひとり旅。
地獄ござらばもて来てたもれ、針の御山の留針(とめばり)を。
赤い留針だてにはささぬ、可愛いトミノのめじるしに。
487以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:41:27.51 ID:CigIu/Zr0
それは読むんじゃなくて音読が駄目なんだってば
いつの間にか読むだけでも駄目って噂になってるけどさ

リアルタイムでそれが投下されたところ見てたわ
なつい
488以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:41:48.56 ID:Ll0vv6W8O
走るなにか

高2の夏休みが終わった頃の話。
俺の高校は9月の頭くらいに文化祭があってその準備で家に帰る頃には外は真っ暗になっていた。

田舎なので外灯も殆ど無い。
その日も遅くなって友達と二人で自転車を漕ぎながら真っ暗な県道を走っていたんだ。

帰り道は少し遠回りになる広めの道と川を挟んで山沿いの少し近道の二種類があるんだが、山沿いの道はガードレールも無いし墓もあるのでかなり不気味だったので少し遠回りになる広めの道を帰る事にした。
そして、その広めの道を友達と横に並んで他愛無い会話をしながら走っていた。

ふと、友達の方向を見ると視界に山沿いの道が見えた。
月明かり位しかないんだけど山の林の暗さのせいで道の方は何とか見える。

その道を何かが俺たちと同じくらいのスピードで走っているのがぼんやりと見えた。

同じくらいのスピードなんだから自転車か何かだろうと思い、俺は「ああ、あっちの道を誰かが帰ってるんだな」位にしか考えなかった。
489以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:42:42.12 ID:jXrQSm4xO
もう十年以上前の夏の終戦記念日、
酒に酔ったじいちゃんが泣きながら、戦時中に中国で何人も妊婦の腹を裂いた事を告白した
すまんかった、すまんかった、 って何度も言って号泣してた
490以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:43:31.60 ID:Ll0vv6W8O
>>488
暫く友達と話しながら向こうの道を走っている何かを気にしていたんだけど、向こうの道が小さな外灯に差し掛かった時、その何かが「フッ」と消えた。

「あれ?」

と思って友達に、

「なぁ、今向こうの道何か走ってたよな?」

と聞くと友達も「あ…お前も見たんだ」と言って来た。

そして二人で自転車を止めて向こうの外灯を見る―――が、やはり何もいない。
こっちの自転車のライトがガードレールに反射してたんじゃないかとか考えたけど向こうの道にガードレールは無い。

「もしかして幽霊か?」
と友達が言って、俺も「ああ、そうかも」と思った。

遠巻きに見たからなのかインパクトが少ないからなのか不思議と恐怖感は無く、むしろ初めての心霊体験? に「すげぇww」「やばくね?ww」とか言い合ってた。
491以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:48:01.61 ID:z9uJRZIW0
人を殺しても許される理由は三つ。

一つは正当防衛。
二つ目は緊急避難。
三つ目は戦争だ。
492以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:52:58.25 ID:CigIu/Zr0
人骨ガリバーマジで出ないな
493以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:57:25.89 ID:0XCREE+W0
>>483
きになるぅ!

>>487
これってなんか小説家かなんかの作じゃなかった?
ネット発祥なの?
494以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 16:59:25.76 ID:z9uJRZIW0
>>493
俺も思った。
普通に原作者居るだろこれ。
495以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:01:23.13 ID:CigIu/Zr0
>>493
西條八十の作だよ
投下って言うかオカ板で紹介された瞬間にそこにいた
496以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:01:27.71 ID:/SufSaGPO
友人と車で樹海に行ったら人骨を発見して、友人が気づかないように人骨を車に隠したら、そのまま気付かれずにずっとそのままになってたって話。
後に友人がガリバーに車を預けたら人骨が発見されて友人と店員がえらくビビったとか。

故に人骨ガリバー。



俺もうろ覚えになってきたから読み返したかったのに。
497以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:08:09.41 ID:Ll0vv6W8O
携帯規制が…
>>490
で、ひとしきり騒いだ後友達が「帰ろうぜ」って言ったのでまた自転車を漕ぎ出そうとしたとき。

耳元で


「うひひひひ」


と男とも女とも取れる声が笑った。

思わず「うわああああ!!??」と叫んで友達の方を見ると同じように驚いた顔でこっちを見ている。

少し固まっていたが直ぐにゾクゾクと恐怖心が上ってきた。

そして友達に目で「逃げよう」と訴えかけるとひたすら自転車を飛ばして逃げ帰った。

それから数週間はその道を帰るのが怖くなり、学校の帰りはじいちゃんに迎えに来てもらった。

あれ以来、その声には遭っていないが、今でも「学校の怪談」のパッケージの「うひひひひ」を見るとそれを思い出してゾッとしている。
498以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:13:05.89 ID:0XCREE+W0
>>495
ふーん。
今とりあえず朗読してみた。
499以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:13:13.82 ID:Ll0vv6W8O

決して悪ふざけでしないでください。

その日友人が学校で、

『深夜2時に合わせ鏡をして見ると手前から何番目かの自分が死ぬ直前の顔でうつるんだってさ。それを見たら鏡の中に引き込まれるらしいよ』
と言っていたのを夜にゲームをしてるときに思い出した。

『ハハ…あいつやっぱバカだよな』とか1人で呟いていた。
時刻を見ると1時半でそろそろ寝ようと洗面所に向かった。
歯を磨きながらまた友人の言葉を思い出した。
正直歯を磨いてるだけで相当ビビっていたが、好奇心と友人に対する変な意地でやってみることにした。

うちの洗面所の鏡は開けられる鏡になっていて中に歯ブラシなどがしまえる。それが3枚つながっているので1つあけると勝手に合わせ鏡になるのだ。
手が震えながらもなんとか鏡を開け、覚悟を決めて鏡にうつる自分を見た。
同じ格好の自分が10人くらい続いていた。ため息をついて、明日友人にゆってやろうと思っていた。
洗面所を出てドアをしめた瞬間だっただろうか、前方にある時計が鳴りだした。時刻は2時…。後ろから寒気がした。
そしてドアの向こうから、

『こっちに来い』

と男とも女ともわからない声で言われた。ダッシュで自分の部屋に行ったので助かった…。

これが僕の体験談です。長文すいませんでした。
500以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:15:34.62 ID:CfZc4R580
>>487
あーそうだ、音読だわww
すまんw
501以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:17:39.75 ID:Ll0vv6W8O
携帯規制でも、百物語やってみせる。


首切り坂

家の近くに小さな小山があるんだが、そこに「首切り坂」っていう坂があったんだ。
勾配も大したこともないし長さもせいぜい200メートルくらいのごくありふれた坂なんだけど、出来る限りそこは絶対に行くなってしつこくしつこく言われたんだ。

その当時、小学生だった兄も、中学生だった姉も、学校へ行くのには遠回りになるのにそこを避ける。
だが、その当時は悪戯好きの糞餓鬼…そう言われると何が何でも行きたくなるもので、友達と遊んで分かれた後、こっそりその坂に行ってみたんだ。

その時は夕方…舗装もされてないし雑草があちこちに生えてるし幅は狭いし暗いし…。
でも結局好奇心が勝ってゆっくりと坂を登りだしたのは良いんだが、前から誰かが歩いてくる。

しかし、逆光でシルエットのようになってせいぜい大人という事位しか分からないんだよ。

まぁ、別に気にせず登り続けたわけよ。
502以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:19:49.94 ID:Ll0vv6W8O
>>501
大分距離も詰まったときにその人影から「ギー」とでも「ザー」とでも言えるすんごく不快な音が聞こえてきた。
よくよく見ると右手に何かぶら下げて引きずっているんだよ。棒状の大体1メートルから2メートルくらいの物を。

流石に気味悪くなって早足ですれ違おうとした時にそっちを見た。
その男が持っている「棒状の長い物」がなんだかようやく分かった。弁慶とかが持っている槍(?)あんな感じのもの。

だが、まだ顔は見えない。

その瞬間、そいつが「うおおおおおおおお」という訳の分からない大声を出して俺の方に突進してきた。

何とかかわして慌てて後ろを振り返ると、そこには誰もいなかった。
いくら小さな坂とは言っても、流石に数秒で何処かに行けるほど短くないし、かと言って分かれ道もない。雑草も身を隠せるほど高くはない。
結局、泣きながら逃げ帰った。

帰りが遅いのでかんかんに怒っていた父も、心配していた母も、探しに出ようとしていた姉や兄も俺の泣きっぷりに驚いていた。
それで、あの時の事は忘れていたんだが、最近姉と兄と一緒にあの坂に登ってみようという話になった。驚くことに、二人とも登ったことがなかったんだ。
結局、しばらく行ったところで行き止まりだった。
道理で、学校へ行くときに遠回りして行ったわけだと皆納得したんだが、なら、あの時に俺が見た槍男は何だったんだろうね。途中、家も無かったし。
503以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:21:33.43 ID:Ll0vv6W8O
給食用エレベーター

自分と母親は職種は異なるけど病院に勤務している。
あ、ちなみに別々の病院ね。

この前母親にそっちの勤める病院にまつわる話とか無い? って聞いてみた。
そしたらこんな話をしてくれた。

母曰く。

「患者を運ぶ方じゃなくて、給食運搬用のエレベーターなんだけど、同じ病棟の看護婦さんが、給食のワゴン返しにエレベーター呼んだんだって。
でね、地下の給食室からハコがせり上がって来るでしょう? チーンって音がして目の前で扉が開いたんだって。
そしたらね、エレベーターの中にね…防空頭巾を被った人たちが所狭しと座ってて、その看護婦さんの事睨んだんだって」

うへぇ…と思ってると更に続ける母。
504以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:23:40.91 ID:fTuWBAPA0
>>42
名前がwwwwwww同じwwwwwwwwwww
505以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:23:46.83 ID:Ll0vv6W8O
>>503
「それだけじゃないのよー。夜中に看護婦さんが見回りに行くでしょう。
給食のエレベーターの前を通ったらハコがせり上がって来る音がするの。夜中の12時過ぎてんのよ? 給食室になんて誰もいない筈なのに。
で、(えー? なになに!?)って思って看護婦さんそのまま見てたんだって。そしたらガーッと扉が開いたの。でね、何が乗ってたと思う…?」

一体何!? と思ってると母が追い討ちをかけた。

「車椅子。車椅子がね、給食用のエレベーターからひとりでにこう…キュルキュルッ…って音を立てながら出てきたんだって。
人? 乗ってるわけ無いじゃない給食用のエレベーターだよ? 無人の車椅子がキュルキュルッって…。看護婦さん叫びながら逃げ帰ったって言ってたよ」その他にも、

「食事制限かけられて満足に食べられないまま亡くなったお婆ちゃんが給食のエレベーターの前でじっとしてるのを見た」
だのそんな話もしてくれた。
現在、母の勤務先における「なるべくなら近寄りたくないスポットBest3」は、

3位・透析室

2位・霊安室

そして堂々の第1位が給食用エレベーター…だそうだ。
506以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:24:40.91 ID:+/0Paum70
鮫島事件
507以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:24:59.60 ID:Ll0vv6W8O
>>504
あっちゃん!!ゆっくりしていってね!!
508以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:25:19.77 ID:z9uJRZIW0
鮫島事件はここでやるべき話じゃないだろ。
武本鉄道事件にしてもさ。
509以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:36:44.90 ID:hWgM0yq7O
>>508
鮫は最近ようやく表向きだけ調べたけど
釣りかどうかよくわからん

実際にあったにしろ壮大な釣りにしろ、すげーなと思うよ
510以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:39:20.50 ID:7phsc1Mc0
ところでここ見てる奴で不安の種+の最終巻買った奴居る?
511以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:47:25.09 ID:EDd6uhPXO
>>510いないみたいだね

ほすほす
512以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:47:31.04 ID:Ll0vv6W8O
買ってないや _ノ乙(、ン、)_

赤頭巾

ある男が横断歩道を渡ろうとしていると、向こう側に変わった女の子がいることに気付いた。

6才ぐらいの女の子だが、奇妙なことに雨でもないのに赤い雨合羽を着ているのだ。
そして女の子の周囲の人たちは、そんな奇妙な姿が見えないかのように無関心だった。

「あ、ヤバいもんみちゃったかな?」

そう思った男だが、いまさら目をそらしてどうなるものでもなく、仕方ないなと微笑んでみた。

やがて雨合羽の女の子は指差した。男の左数mぐらいのところを。
なぜそうしたのかはわからないが、男はその場所へと少し動いてみた。

ドン!

さっきまで男がいた場所に、背後に立っていた店の看板人形が倒れかかってきたのだ。
513以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:49:30.64 ID:Ll0vv6W8O
>>512
人形と言っても、自動で動くようにできているから中には機械が詰まっている。
当たっていれば大ケガは間違いない。悪くすると死んでいたかもしれない。

恐怖でへたりこんだ彼は女の子を見た。
雨合羽の少女はニッコリと微笑んでいた。

そういうことがその後も幾度かあった。
男はその度に雨合羽の少女に救われた。

男はやがて少女を赤頭巾と呼んで、怖いながらも感謝するようになった。

クリスマスの夜。

恋人との待ち合わせ場所に急いでいた男は、赤頭巾と最初に会った横断歩道にいた。

「まずい、遅刻だ」

慌てていた男は腕の時計ばかり見ていて、顔をあげたのは信号が変わってメロディが流れてからだった。
だから赤頭巾が横断歩道の向こう側にいて、最初と同じように指を差しているのに気づくのが遅れた。
514以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:51:37.55 ID:Ll0vv6W8O
>>513
キキーッッ!

と鼓膜に響くブレーキ音。
冷えたアスファルトで滑ったバイクが突っ込んでくる。

アーッ! と叫び男は目を閉じた。


再び目を開けた男が見たものは、赤頭巾が指差した、まさにその場所に突っ込んで大破しているバイクだった。

「…なんで?」

男は自分の味方のはずの赤頭巾を見た。
赤頭巾はとてもかわいらしい声で言った。

「失敗しちゃった」

今でも時折、赤頭巾は現れるそうだ。
死神はあきらめが悪いらしい。
515以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:52:45.45 ID:zzqwX2yM0
霊感あるけどそんな怖い体験してない俺がきましたよ
516以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:55:59.76 ID:KSqLpTvc0
よく百物語をすると、最後に本当に怖いことが起きるとか
幽霊を見た話を話としてまとめて語ると見えやすくなるって言うけどさ
見てる人間がそういう世界観を強固にしちゃうから、見えやすくなるんだろうね
幽霊が寄ってくるんじゃなくて、こっちが幽霊に歩み寄ってる
ちょっとした宗教だ
517以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:56:04.72 ID:EDd6uhPXO
>>515kwsk
518以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:57:40.72 ID:AibtOq0aO
>>515
霊って普段どこにいるの?
常にそこら辺をウヨウヨしてるの?
今いる部屋の空いてる空間とかに?
519以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:57:54.57 ID:Ll0vv6W8O
慣れてるからではないかと _ノ乙(、ン、)_


ツレが見たもの

あれは5年前の話。俺が19歳のときだった。
偶然このサイトを見つけたので投稿します。

あの日俺を含め男女4人で俺の家で飲んでいた。
みんな酔いがまわっていてテンションが上がりツレの1人が、

『肝試しでも行かね?』 と提案したんだ。

真夏だしすることもなかったのでみんな賛成した。

男のツレが車の免許を持っていたのでそいつの運転で少し離れていたが有名な心霊スポットに行った。

そこは廃墟になったビルなんだが見た目はボロく薄気味悪い…なんで取り壊しになんねぇんだろ? とか1人で思っていた。

噂では白い服の女の霊がでるらしい。
まぁもちろん俺は霊とゆぅものを信じていなかったから行ったわけだが…。
520以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:58:19.60 ID:wUJRe6msP
よく、不意に後ろが気になったりしない?
なんか、幽霊でもいるんじゃないか、って怖くなったりしない?

でもね、振り返っても無駄だよ。
だって




















真上にいるもの
521以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:58:27.09 ID:fTuWBAPA0
霊感って何なの?はっきり見えてんの?
522以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 17:59:20.10 ID:zzqwX2yM0
おごご
おくれてすまん
たまに普通に見えたり
黒いだけだったりする
523以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:00:44.25 ID:Ll0vv6W8O
>>519
みんなビルの雰囲気に圧倒されていた。

提案したツレが、

『ま…まぁ入ろうぜ』

ときりだし入ることに。

ビルは3階建てになっていて3階のトイレででるんだってさ。 ビルに入った直後に携帯が鳴った。別のツレからだ。
どぅやらツレも飲んでいたらしく今からそっちに向かうとゆぅのだ。
こーゆぅのは人数が多いほぅが盛り上がるし呼ぶことにした。
俺達はこんなとこで待つのも嫌なので3階のトイレに向かうことにした。 エレベータなど動くわけないのでもちろん階段だ。
何事もなく3階についたので若干俺達の気持ちもやわらいでいた。

そして問題のトイレの前。
女に前を行かせるわけにはいかないのでツレとじゃんけんをして俺が先頭で行くことになった。
すべての個室を開けてみたが何事もない。

『やっぱりデマか…』

と安心とガッカリで変な空気になった。

すると外の廊下から足音がした。
ゆっくりとこっちに近づいている。

全員息をのんだ。
524以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:00:54.93 ID:EDd6uhPXO
>>519どんだけ堂々と飲酒運転するんだよwww
525以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:04:03.84 ID:Ll0vv6W8O
>>523
『よぅ、お化けでた?』
呼んだツレ2人だった。

『お前かよー…』
全員息を吐く。

結局何もなくビルを出た。

女の子達はタクシーを呼んで帰ることに。俺達はツレの車で途中から来たツレと4人で帰った。

『なぁー…あの白いワンピースの子誰だっけ?』
途中参加のツレが言った。

『あー、俺も思った』
もぅ1人が言う。

『はぁ…?』

『えーいたじゃん。5人で遊んでたんだろ?』 車内が凍り付く。

『お前本気か?』

『なにからかってんだよ、黙られねぇよ』

俺達はツレに4人で飲んでいたことを説明した。
526以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:04:11.80 ID:0XCREE+W0
>>524
ツッコんじゃらめえ!

527以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:04:23.68 ID:EDd6uhPXO
しかも未成年…
528以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:04:55.52 ID:Ll0vv6W8O
>>525
『ま…マジかよ…』

その後その霊を見たとゆぅツレ2人の1人は変死、もぅ1人は行方不明…。

後からわかったことだが、あのビルは昔会社があったらしく倒産して廃墟になった直後あのビルで首吊り自殺があったそぅだ…。

それから何度かあのビルを取り壊そぅとしたらしいんだが幾度となく事故などがおこって結局放置…現在にいたるそぅだ。

今もあのビルはある。
みなさんの近所にもそんな噂があるビルがあるんでしたら行っていけません。

その霊を見てしまったら最後なんですから…。


529以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:05:50.64 ID:z9uJRZIW0
むしろ登場人物のDQNっぷりに引いた
530以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:06:14.72 ID:Vn6cWdaQO
>>516
と書き込む事で百物語の恐ろしさを刷り込む作戦ですね
531以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:06:31.95 ID:hWgM0yq7O
母の友達は家族みんな見えるらしい
家に兵隊が何人もうろうろ

害は無いし気にしてないんだって
一家でレベル高杉
532以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:06:40.76 ID:zzqwX2yM0
まあ
話するだけで来るけど
533以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:08:06.90 ID:CigIu/Zr0
こうやって霊感アピる奴が一番のオカルト
怖い話を好き=霊感信じてる!てのじゃないんだよ
534以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:08:50.03 ID:Ll0vv6W8O
個室のトイレ

こんばんはー。
個室トイレについての話をします。

友達と8人で、多摩川上流(東京都)に遊びに行った時のことなんだけど。
そこは東京都言っても、もう山梨県に近い奥多摩町というところで、信じられないくらい綺麗な川と山々に囲まれたトコなのね。

俺達は以前から予約を入れてあったバンガローに泊まりに来た訳だが、今から思えばそのバンガローってのがちょっと気持ち悪い雰囲気ではあったんだよね。
まぁ建物自体がかなり古いものだし、これから皆で大騒ぎして泊まるのにおかしなこと言いたくないからね、もちろんその気持ち悪い感覚は胸にしまっておいた。

昼飯時に着いた俺達は、近くのスーパーで買って来た材料でBBQなどを楽しんだあと、バンガローの中で飲み会って流れになった。
535以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:10:15.35 ID:zzqwX2yM0
>>553
このスレでそういわれてもな
536以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:10:33.24 ID:hcXNQoEwO
>>534なかなかいいぞ、続けろ
537以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:11:26.17 ID:Ll0vv6W8O
>>534
男8人も揃うと大騒ぎで、そりゃ滅茶苦茶楽しかった。
飲み続けてると当然、トイレに行きたくなるわけなんだけど、
そのトイレってのが各バンガローの中に設置されてなくて外に共同便所って形で設置されてるのよ。
いくら酔っていても、ちょっと一人で行くのは躊躇われるような暗さなので(山奥の河原だから当然なんだけど)
トイレに行くときは、安全の事も考えて数人で付き合うって感じだった。

そのうち、1人の奴がいないことに俺が気付いた。

「おい!? Aの奴どこいった?」

「あれ? 一人で便所かな?」

「ああ…そういやさっき出てったかも…」

おいおい!!

酔って川にでも落ちたら死んじまうぞって事で、比較的酔っていなかった俺が探しに行く事になった。
538以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:12:40.87 ID:EDd6uhPXO
>>535の安価に返すレスを悩み中
539以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:14:33.61 ID:Ll0vv6W8O
>>537
正直、ちょっと怖かったのだが他の奴らはヘロヘロだしAの事も心配なので俺は仕方なくトイレに見に行く事にした。

トイレに着くと、4個並んだ個室のうちの1つ、奥から2番目のドアが閉まってる。
俺は少しホッとして声をかけた。

「おい!! 気分悪いのか? 吐いてんのかよ?」
個室からは返事なし…こりゃ中でぶっ倒れてるのかななんて思いながら、

「おい!! 開けるぞ」

ってノブに手をかけたが鍵かけてありやがる。

仕方なく俺はドアをガンガン叩きながら、

「おーい!! いい加減にしろよ!! ほら!! 出てこいよ」
そのとき…ドアの向こうからやっと返事が…。

『い い 加 減 に す る の は お ま え だ よ !!』

聞いた事ない、いるはずない女の声でした…。
俺はあまりのことに驚いて、Aの事も忘れて走ってバンガローまで逃げてった。
540以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:14:35.24 ID:Vn6cWdaQO
霊感だけでなく予知能力まであるとは
541以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:14:49.13 ID:CigIu/Zr0
>>535
怖い話スレに霊感(笑)って奴が来ても面白くないんだよ
寧ろ冷める
542以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:15:24.70 ID:z9uJRZIW0
最近預言者多くね?
夏だからか??
543以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:16:29.39 ID:Ll0vv6W8O
>>539
バンガローに着くとAは何食わぬ顔で皆と飲んでる…気分悪くて河原で吐いて戻ってきたんだと。
俺がさっきの出来事を話すと、皆酔った勢いもあるのか

「面白そうじゃんか」

「いこぉぉぉぉっ!!」

って感じで大盛り上がり。

俺はあんまり行きたくなかったんだけど、ここに一人で残るのも耐えられないので、ついていった。

トイレに入ると、やっぱり問題の個室のドアは閉まってる。外側からいくらドアを引いても動かない。

「俺が上から覗いてやるよ!!」

1人が隣の個室の壁をよじ登って中を覗いた…。
544以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:17:08.99 ID:TVPrr29B0
>>521
俺の友達に幽霊見える奴いるけどかなり鮮明に見えるらしい。
特に水場とか暗い廊下でよく見るんだと。
545以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:17:44.04 ID:0XCREE+W0
>>541
お前もさめるよ…
そんなこと言わなきゃいいじゃないか…

>>542
打ち間違いくらいはあると思う

さて、みんなが知らなさそうな怖い話でも探すか…
546以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:18:16.67 ID:XvXzvB6d0
マユミという名の女子高生が学校に向かって歩いていました。
いつもと同じ時間に、いつもの道をいつもと同じ速さで歩いていく。
すると、ふと目の前に同じ学校の制服が見えた。近づいていくと、それは同じクラスの生徒で、
しかもいつもいじめられている女の子だ。クラス全員が彼女をイジメていた。
先生もイジメを知りながらも見て見ぬふりをしていた。
女子校なので、結構エグイことをする。無視をする時もあれば、
使用済みの生理用品を机の上に置いたりなんてこともあった。
マユミちゃんも、特に彼女を憎らしいと思ったことはなかったが、
自分だけイジメをしないわけにもいかず、周りにあわせて、
無視やひどいことを言ったりしたりしていた。
だんだん近づいていくと、いじめられっこの彼女がとっても嬉しそうな顔をしているのが見えた。
幸せそうな笑顔で飛び跳ねている。
マユミちゃんは、その姿を不思議に思いながらも彼女のすぐ近くまで来た。
彼女はマンホールの上で跳ねていた。とっても幸せそうな顔をして、
なぜか「九、九、九…」と言っている。
「何してるの?」尋ねてみた。
しかし、彼女は返事をせずに「九、九、九…」といいながら跳ねている。
「無視してんじゃないよ」今度は口調を強めて言った。
しかし、彼女は返事をしないで、相変わらず同じことを続けている。
547以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:18:29.51 ID:Ll0vv6W8O
お前ら止めろ。みっともない。

>>543
「うわ!!! なんだよこれ!! やべぇ〜よ!!」

なんだなんだと皆で覗き込む…。

「なんだこれ!!?」

「………!!」

1人の奴が走り出すと、皆一目散に逃げ出した。

その晩は皆眠れずに朝まで過ごして、早朝逃げるようにして帰った。



トイレのドアが開かなかったのは、内側から板が打ち付けられていたからだった…。

そして便器は完全に破壊されていて使用することは不可能、一番の問題はその個室の壁中にびっしりと貼られた御札でした。


548以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:19:05.61 ID:XvXzvB6d0
今まで、特別に彼女を憎らしく思っていなかったが、嬉しそうに、
しかも自分を無視したことで、何か急にとてつもなく強い感情が湧き起こってきた。
しかし、それを抑え込んで、「なんで、そんなことしてんのよ?」もう一度尋ねた。
それでも、彼女は何も聞こえないみたいに嬉しそうに跳ねている。
ここにきて、マユミちゃんの中で今までと違った感情が生まれた。
ひょっとしたら‘マンホールの上で数字を言いながら跳ねる’ということは
とっても楽しいことではないのか、そんなことを思った。
バカらしいとは考えつつも、微かにそんな思いが頭の中をよぎった。
複雑な思いに戸惑いを感じながらも、
とにかくマンホールの上で楽しそうに跳ねる彼女の邪魔をしたくなった。
いじめられっこの彼女がなんでこんな楽しそうにしているの、なにか納得できない、
そんな感情に身を任せ「ちょっと退きなさい。私がやるから」そう言って、
強引に彼女を押しのけ、マンホールの上に立った。
足をわずかに曲げ、すこし腰を低くしてから思いっきり上に跳びあがる。
その瞬間、となりに押しのけられた彼女がすばやく渾身の力でマンホールの蓋を取った。
マユミちゃんは真っ直ぐマンホールの下に落ちていく。
彼女は蓋を閉めて、とっても幸せそうな顔で、再びその上でジャンプして、
今度は「十、十、十…」と言いはじめた。
549以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:19:42.68 ID:0XCREE+W0
>>547
ごめん…

とりあえずこれでも見て落ち着こう。な?



スーパーで買い物していた男が、
ドッグフードを2缶持ってレジの所へ行った。
キャッシャーが尋ねる、「犬を飼ってらっしゃるのですか?」
「ええ、そうですよ」
「犬はどこですか?」
「家ですよ」
「申し訳ありません。犬を確認しないことには
  ドッグフードはお売りできないんですよ。規則なんです」

次の日はその男、キャットフードを持ってレジに並んだ。
「猫を飼ってるんですか?」
「ええ、でも家に置いてきてますけど」
「申し訳ありません。猫を確認しないことにはお売りできないんです。規則なんですよ」

次の日、その男は茶色の紙袋を持って店に入ってきた。レジに行って、
「この中に手を入れてみて」
「何かしら、柔らかくて温かいわ」
「今日は、トイレット・ペーパーを3ロール欲しいんだ」
550以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:20:27.38 ID:z9uJRZIW0
ある日、夜中に目が覚めたことがあったな・・
ふと見ると枕元に長髪の女の子の霊がいたんだけども、
眼孔が黒く落ち窪んでて、凄い憎憎しげに睨んできてるんだよね。
んで、可愛い声で口をニヤリとさせて「死ね・・・・死ね・・・」とつぶやき続けてるの。
確かに目が真っ黒でキモ怖かったけど、寝ぼけてたのもあって、思わず彼女の腕を掴んでしまったのよ俺。
すると、彼女は「きゃ、な・・何するの・・!」と思いっきり慌ててさ、その瞬間に目も可愛らしいちゃんとした目に変わったわけ。
その顔が凄く可愛くてさ、寝ぼけてたのもあって思わず
「か、かわいい・・」と呟いたんだよ。その瞬間だよ。いきなりグーパンチ。
幽霊にグーパンチされたのって俺くらいじゃないか?
一瞬で眠気が覚めた俺に、白磁のように白い肌を朱に染めて、「し、死ね!死んじゃえっ・・!」と叫んで消えちゃった。
それで終わりかと思ったんだけど、次の晩も俺の枕元に座っている。
「死ねぇ・・死ねぇ・・」ってね。んで俺が「全然怖くないんだけど」っていうとプンプン怒って殴ってくるのよ。
そこで俺が「そんなに可愛い顔を怖がれるかよw」って言うと、とたんに「な・・・・っ!」って顔が真っ赤になって硬直するんだよ。まじ可愛い。
その日はそのまま逃げるように帰ったんだけど、それからも毎晩彼女は現れた。
寝たふりをしてると、俺の頬を突ついてつまらなさそうにしたり、しれっと布団に入って来ようとするんだけど、
俺が「何やってんの?」と急に起きた時の慌てようと言ったら。
何か自分は低体温だから凍え死なせる為だとか、何だかんだと言い訳が良く出て来るもんだ。
結局最後は俺が「しゃあねぇな。じゃあ入れよ」って言って布団を開けると、一瞬うれしそうな顔を浮かべた直後、
「し、仕方ないわねっ・・!」とむくれ顔。
で、なんだかんだで、寝つく頃には布団の中で俺の胸にしっかりしがみついて来てます。
ちょ、マジで可愛すぎますこの子。
551以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:21:13.32 ID:CigIu/Zr0
節子、それ怖い話やない!
ブラックジョークや!

まあすまんかったオカオタなもんで
552以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:21:55.82 ID:0XCREE+W0
人形好きなおばあさんがいたそうな。
おばあさんには身寄りも無く一体の人形だけが友達であり、家族であった。
いつもの用に家事をしながら、おばあさんは一点を見つめて座り続ける人形に言った。
「毎日座ってたらつまらんだろう。あんたも歩ければ良いのにねぇ!」
翌日から人形は歩き始めた。その代わりおばあさんは歩けなくなった。
それでもおばあさんは人形を可愛がった。無言で歩き続ける人形にむかっておばあさんは言った。
「どこに行くの?答えられないか。あんたもしゃべれたらいいのにねぇ」
翌日から人形はしゃべり始めた。その代わりおばあさんはしゃべれなくなった。
さすがに歩けず、しゃべれない状態でおばあさんは苦しかった。
誰かに助けて欲しかった。目の前でケタケタ笑いながら歩いている人形を見ながら
心の中で思った。
「この子が人間だったら、世話をしてもらえるのにねぇ」

「 な ら ば 死 ね 」

人形はケタケタと笑って言った。
553以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:22:44.10 ID:Ll0vv6W8O
インプット

俺の地元は結構な田舎で子供の頃に森でよく遊んでた。

その時に古びた公民館っぽい廃屋を見つけたんだ。
塞がれてたし入る勇気もなかったので入らずに子供時代が終わった。

ふと高校時代にそれを思い出して少しヤケッパチに廃屋に入ったんだ。
ドアをこじ開けてみると中は薄暗くて空気はどんよりしてて少し躊躇った。でもその時は少し自棄になってた事もあって入ったんだ。

陽の光が差し込んでたから歩けない程じゃなかったけど床はボロボロ。
途中まで進むと今となっては曖昧だが地震のような響く音がした。ビビッて辺りを見回したけど己を殺し進んでいった。

ある部屋に入ると急に明るく狭くて落ち着いた部屋があってちょっとホッとした。
本がたくさん置いてある書斎で蜘蛛の巣がびっしりだった。
554以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:23:37.11 ID:Ll0vv6W8O
>>553
廊下を挟んだ向かい側には扉があって開けるとさっきとは違い真っ暗で見えるのは二階に続く階段だけだった。
本当に階段だけが見えて周りは深淵の闇が広がるだけ。

10段くらい階段を上がり踊り場に着くと途轍もない威圧感や恐怖感が襲ってきた。
そこで立ったまま金縛りに遭い想像が膨らんで恐怖で精神が死にそうだった。

俺はその時に不気味なものを見た。
見たといっても不思議で視野に現れたのでもなく、夢のように映像になったのでもなく、脳に視覚を通さず直接インプットさせたみたいな感じ。

地が割れ黒い筒が現れて、筒を破り2メートルくらいの赤い鳥や黒いブヨブヨした生物や凶暴な猿が地に溢れ、人々を食べつくす光景。

映画やゲームじゃ比べ物にならないほど実際に体験してみないと味わえない恐怖を味わった。
もちろん実際に体験してないが忘れた記憶が鮮明に蘇った時のような。

今は薄れたけどあの時感じたあの想いは忘れられない。
555以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:25:19.61 ID:7x3efTzS0
竹島に関する英語のブログです。
http://dokdo-or-takeshima.blogspot.com/2007/10/inspectors-map-of-ulleungdo-shows.html


右側に「Do Liancourt Rocks (Dokdo/Takeshima) belong to Korea or Japan?
(竹島は日本と韓国のどちらに属していると思いますか?)」という質問があります。

皆さん「Japan」にチェックをして「Vote(投票)」を押して下さい。
日本人の竹島に対する関心の高さを示すべきだと思います。
現状は日本の投票が劣勢です。


※尚、投票終了までの日数: 53 日です。
556以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:25:33.47 ID:Ll0vv6W8O
池の写真

この話は実際にあった話です。

僕と僕の友達AくんとBくんで夜中の1時に心霊スポットに行ったときの話です。
最初Aくんが「どこか心霊スポットに行こうぜ」と言って、最初はみんな「いいぜ、いいぜ」と笑いながら言っていました。

僕がどこがいいかと、AくんとBくんに聞きました。
するとBくんが「森の所にある池の所が良くない、あそこは心霊スポットで有名だぞ」と言っていたのでそこに行くことにしました。

すると、Aくんが「どうせ行くならカメラ持っていこうぜ」と言ったのでカメラを持って行く事にしました。

そして、一時間ぐらい歩いた所に小さな池がありました。
その時僕は何かイヤな感じはしましたがあまり気にしませんでした。

Aくんが記念撮影しようぜと笑いながら言ったので、僕も笑いながら「じゃあAくんとBくん並んで」と言ってシャッターを切りました。

その時は何も起こりませんでした。
557以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:26:49.34 ID:Ll0vv6W8O
>>556
じゃあそろそろ帰るかとBくんが言ったので、帰る事にしました。

そしてその翌日、僕はAくんとBくんで早速現像しに行きました。

そして現像が終わって写真を見てみると「池の中に誰かがいる」と僕は少々驚きぎみで言いました。
するとBくんがやったなと言って「これで明日学校で自慢ができるぞ」と笑いながら言いました。

しかし、翌日Bくんは学校に来ませんでした。
僕は最初風邪だと思いあまり気にも止めませんでした。

しかし、Bくんが学校を休んで3日ほどたった日の事です。

Aくんが僕に慌てた顔で、「お前、前撮った写真どうした」と急に慌てていたので、僕は家にあると言いました。

するとAくんが「早く捨てた方がいい」と言いました。
僕は何が何だかわからずAくんに急にどうしたんだよと聞きました。
558以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:27:41.63 ID:Ll0vv6W8O
>>557
するとAくんが涙をうかべながら、

「Bくんが俺達が行った池で溺れて死んだんだよ」

僕は、驚きを隠せませんでした。どうしてBくんがと思いました。

するとAくんが「早くあの写真見せろ」と言ったので急いで机の引き出しに置いてあった写真を見ました。

僕は、思わず倒れてしまいました。
そこに写っていたものは、見知らぬ男がBくんの足をつかんで引きずり込もうとする写真だったのです。

それを見たAくんは「早くお寺に行ってお祓いしてもらおう」と言いました。

無事お祓いも終わり、お寺の人に「あと1日でも遅かったら君達も死んでたよ」と言われました。

僕はこの出来事をきっかけに絶対心霊スポットは行きたくないと思いました。
559以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:28:01.78 ID:z9uJRZIW0
怖話サイトからの転載はマジで萎えるから勘弁してくれ
560以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:28:09.42 ID:0XCREE+W0
二年前の9月くらいになると思うけど、その時期異様に性欲が溜まっていた。だけど彼女居ないし一人で抜く以外方法が無かった。
いつもの様に携帯でエロサイトを探していた。そのうちに画像付き日記を見つけた。
顔が好みでかなりエロい格好をしたりしてて、しばらく世話になろうかなと思いお気に入りに入れて早速全体を見てた。
はっきりとした画像ばかりでかなり抜けた。んで、抜いた後は普通に日記見るようにしてたんだけど、その内日記の方が気になるようになって半年間見続けた。
やがて内容がローテンションな物になってきた。感情移入してた俺としては何かあったのかな?と気になってた。

そして翌年4月、毎日続いていた日記と裸の画像が途切れた。HPが無くて問い合わせようが無かったが、最後の日付の日記を見たら
「私は追われているらしい。昨日も誰かが私の部屋に入っていた。こんな事やってるから誰か私に気付いたのだと思う。明日警察に行きます。」
と書いてあった。正直綺麗だしストーカーが張り付くのもおかしくなかったが、何故日記の読者に限定してるのかが気になった。
それから1ヶ月更新が無かったがある日画像だけが更新された。
写っていたのは確実に目玉。この板見てたんでグロ画像には耐性があったが、何故いきなりなんだろうって不思議だった。次の日には胸、次は耳という感じで鼻、両腕、性器、両足、爪、、そして髪。
だんだん怖くなってきたがどうなるか気になったので続きを見た。最後には日記が画像付きで書いてあった。

「お前等の好きな恵美(仮名)はこの通りだ。俺はコイツを誰にも渡さない。安易にも誕生日がパスワードだったからすぐに晒すことが出来て嬉しいよ。」

最後の画像はバラバラ死体を前に笑むマスクを被った男。
ちょっと待て…通報しなきゃ駄目だろ、と思いすぐに通報しようとしたが、日記に〜では信じてもらえないと思い、警察署に直で行く決心し、そのまま向かった。
そして警察に着き事情を話してURLを教えた。すると、自分が見た最後に写っていた男とバラバラ死体の画像が変わっていた。
男の生首画像に…。

その後すぐに対応して貰え、住所まで割り出せた様で事情を聞いてみた。すると男性と女性の遺体が見つかったらしい。

なぜ男が死んだのか。それは未だに謎のままになっている。
561以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:32:48.61 ID:vpA1++2BO
あげ
562以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:33:15.85 ID:Ll0vv6W8O
もうしません

これはオレの話です。
中学最後の修学旅行で某都道府県の旅館に泊まりました。

当時オレが通っていた中学校は1学年で600人以上生徒がいる地元1のマンモス校だったらしく、男子と女子で何メートルか離れた別の旅館に宿泊し宴会が行われました。
その日は台風が強く接近しており突風で1枚窓ガラスが割れてしまい修理屋まで呼ぶほどでした。

窓側 A俺BC 入口

四人部屋で寝る位置はこんな感じに決まりました。

部屋の中で賑やかしなAがエロ・怖い話に花を咲かせて時間はあっという間に過ぎ、そのうち就寝時間なので先生が見回りで確認しに来ました。
勿論みんな寝たフリ。

曖昧ですが深夜の1時過ぎた頃だったと思います。
TVも飽きてみんな疲れて寝てた所を起きた。

強い雨音の中なのに地面を蹴って跳ねる音と呼び声が混じって聞こえる。

『おーい、いるんだろー、おーい、いるんだろー』

その声は何分もずっと聞こえてきた。
563以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:33:46.27 ID:CigIu/Zr0
>>559
上に出てたのは殆ど洒落怖殻の転載な件について
あきらめろ、ネタないんだから
564以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:35:27.97 ID:0XCREE+W0
子供のころ夢で包丁を持った奴に追いかけられる夢を見た。
つかまりそうになったところで目が覚めた。
あまりの恐怖に汗びっしょりだった。
その時二段ベットの上で寝ている妹が

「逃げるなよ」

とボソリと言った。
565以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:36:01.96 ID:Ll0vv6W8O
>>562
B「起きてる?」

C「なんか変なの聞こえね?」

どちらがBでCかなんて細かく覚えていないが3人で布団から起き上がってカーテンのある窓の隙間から外を少し覗く。
Aだけが反応せず眠っていた。 呑気な奴だな。

カーテンを少しずつ捲る、隙間から回りを覗く。3人がそこに歪な存在を感じた。

髪が無く、眼の形が歪で、体の一部が黒い。それ以上の特徴はオレの記憶が拒否してて覚えていない。
喉と首筋の近くに強い寒気がきた。
見てはいけないモノ。

ウワッ…

ソイツの首がグニャっと曲がって、

『グヘェッ』って。笑った。

よく犯罪や警察の特集番組で出る、男性の声を分からないように変声機でゴツく変えたような、そんな感じの笑い声。
人間が自然に発声できるようなものでは無い。

怖くなってカーテンを締めて3人とも自分の布団に潜った。
566以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:37:25.53 ID:Ll0vv6W8O
>>565
『グヘェッ』っていうさっきの笑い声が耳にこびりついてしまう。

ベランダに人影がユラユラ揺れているのが見えた。

ここは二階。
近づいて来たんだ、冗談じゃねぇよ。

その得体の知れない存在が何度も何度も窓ガラスを強く叩く音。
それは明らかに突風の衝撃とは違い、怒り激しく規則性のある叩き方だった。

普段はクラスの中で威張って先生に迷惑かけてるAの体がオレの横で額から汗を出して泣いていた。
コイツも本当は起きてたのか。

Aがブツブツ何か喋っている。
部屋の中にその声が聞こえた。念仏では無い。

『もうしません、もうしません、もうしません』

その時に誰がこんな原因を持ち込んだのか理解した。

コイツだ。


錯乱した俺はB、CとAを置いて真っ先に部屋から叫びながら抜け出す。
567以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:38:32.55 ID:Ll0vv6W8O
>>566
そこから先の記憶は無いんだが違う部屋で目覚めた。

3人は部屋の前で先生に倒れているのを発見されて助けられたらしい。

先生が部屋に行くとAが汗、涙、鼻水を垂らし、さらに汚い話だが糞尿も排出して失神していたらしい。
Aは深夜の中、救急で病院に送られた。

旅館の人が通報したので警察の人が来て色々聴取されたが何を答えればいいのか分からなかった。
結局修学旅行も乗り気じゃないまま終わった。

Aは様子がおかしくなった。
たまに学校に来るようになったんだが変貌して無口になり誰とも話さなくなった。

アレからBとCもオレを避け昔のように4人で集まって一緒に遊ぶような事は無くなった。
Aは途中で早退したり、3学期になると一度も学校に来なかった。結局卒業式にも出席しなかった。

卒業して高校生になり、いつだかたまたまAの家の近くを通ると解体されて無くなっていた。
Aの行方は知らない。結末も知らない。

物語が続くような創作じゃなくリアルな話だから。

568以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:40:08.17 ID:0XCREE+W0
夜 カーテン 開け
暗い 赤 何?
子供 笑って 
アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い赤い
569以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:40:12.66 ID:axZDfennO
ネタないから転載でもいいやん…
570以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:42:23.32 ID:z9uJRZIW0
いや別にまとめサイトからの転載なら良いんだけど
個人の創作サイトから転用するのはどうかと
571以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:42:44.55 ID:Ll0vv6W8O
先生

これは、最近見た夢の話…。
今まで見た夢の中で一番怖かったので、是非投稿させてもらいます。

私の居た場所は学校だった。
担任の先生(男)が目の前に居る。

普通に会話をしてたが、先生がいきなり真顔になりポケットの中から串を3本出してきた。

どうするのかと思えば、先生は一言こう言った。

『…1人目』

そう言って持っていた串を、私の顔に勢いよく下から突き上げるように刺してきた。

左右の頬と鼻を串が下から思いっきり貫通した。

私は理解出来ず、固まった。

先生は続けた。

『もっと入れなきゃ駄目だな』

そう言って刺してある串を3本ともグリグリいじって更に貫通した。

声にならない鋭い痛みが私を襲う。
572以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:42:54.47 ID:0XCREE+W0
まあ今回は知らない話結構多くて楽しめてるよー

ひどい時は9割がた知ってたりするからねー…
573以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:43:26.33 ID:CigIu/Zr0
>>570
vipのコピペスレでそれ言うか?
574以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:44:02.06 ID:UpzoY9Mx0
そう、あれはとても暑い夏の夜だった・・・・
575以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:45:29.48 ID:Ll0vv6W8O
>>571
『せ…んせ…抜い…痛い……!!』

激痛と串が刺さっていて上手く喋れない。

先生は串刺しの私を放置してどこかへ行ってしまった。

『これは夢…? 早く覚めてよ!!』

泣きながら何度も思った。

夢なら痛くないと聞いた事があるが、普通に痛かった。


携帯のアラームで私は起きることが出来た。
その夢を見た日、先生が言ってきた。

『痛かった?』 と。

『…なにがですか?』って聞くと、

『ん? どうした?』

と知らん顔で言ってきて覚えてないみたいだった。

串の刺さっていた時の感覚が未だに残っている。
あの夢は、なんだったのだろうか。
なぜ先生は痛かったことを知っていたのだろうか…。

かなり怖い夢でした。
576以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:47:46.77 ID:0v9MX4oG0
>>575
きっと先生は わら人形にごっすん、ごっすん、したんだろうな
577以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:49:32.18 ID:0XCREE+W0
>576
一、二、三…っつってな

――――

この前犬の散歩してたらさ、鳥のふんが頭に直撃したんだよ、「・・うかつだった」独り言いってたら
どっかのじいさんが『だいじょぶかい』と聞こえたんだ。反射的に頭ついたふんをとりつつも「はいぃ」といったんだよ
頭を上げて気づいたんだよ、周りがさ田んぼ一面で電柱すらないとこ歩いたこと。空も晴れてて鳥もいなかった
けど怖くなかった、空も晴れてたからかも知れないが運がついてるんだって笑ったよ

――――

これ見つけたはいいがネタが分からんどういうこと?
578以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:49:40.97 ID:axZDfennO
なんか賢者モードになったら恐怖心さえ薄れるな…
579以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:49:56.86 ID:egiDWHc80
>>575
串とは男性のシンボルの象徴
鼻や頬などは自分を表し、さらに女性的シンボルも象徴しています
つまり先生の串であなた自身を貫かれるという願望を表しているわけですね
580以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:53:40.36 ID:Ll0vv6W8O
地蔵山

某県に地蔵山という山があります。
山と言っても塚のようなもので、本当に小さいものです。

その山にはいやな伝承がありまして、かつて江戸時代の初期に豪農が金の力に物言わせて黄金の地蔵をつくり、塚に埋めたという黄金伝説があるのです。
しかし、この地蔵を掘り起こした者には豪農の祟りがあり、ことごとく死んでしまうと言います。

その埋めた場所を暗号で記した古文書がありまして、明治時代に地元の若者5人組が地蔵の発掘に挑んで3人が発狂、1人が自殺、1人が行方不明になったこともあったそうです。
大正時代にも発掘をした人がいて、この人も原因不明の病気でうなされ「地蔵がくる。地蔵がくる」とうわごとを言いながら、亡くなっていきました。

そして昭和の頃、またまた成金がこの地蔵の発掘に挑みました。
今度の成金は強引で、この山ごと崩してしまったのです。しかし、地蔵は出て来なかったのです。

おさまらない成金のおやじはその土地に大型マンションを建設しはじめました。
地元では祟りがあるからやめろという声があったのですが、工事は押し進められました。しかし悲劇は起こったのです。

現場の視察にきた成金親父はコンクリートの打設工事を見学していました。
しかし、柱のコンクリート打設面をおさえていた型枠がはずれ、成金親父はコンクリートの下敷きになってしまったのです。

5分後、救出された親父は既に窒息死していました。 そしてその体はコンクリートが全身につき、まるで「地蔵」のようになっていたそうです。
581以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:53:59.11 ID:lnR598KG0
近所にいたずら坊主がいたんだが…度の過ぎたいたずらをしたせいか緑色の恐竜に頭から食われた
582以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:54:14.59 ID:0XCREE+W0
>>579
なんとエロティックなw


123 本当にあった怖い名無し [sage] 2008/06/21(土) 20:56:17 ID:AxrVqfF80
真っ白な部屋に閉じ込められると発狂するって話あるけどさ、自分の血で絵描けば暇潰せるんじゃね?

124 本当にあった怖い名無し [sage] 2008/06/21(土) 20:56:59 ID:BdREcdS20
>>123 お前頭いいな      

125 本当にあった怖い名無し [sage] 2008/06/21(土) 20:57:18 ID:jurTbj+20
>>123 その時点で狂ってるだろjk
583以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:55:01.60 ID:Ll0vv6W8O
次はいつ

17歳の時、俺はキャバクラのボーイをしていた。
仕事内容もきつく、精神的にしんどかったので、来週にはやめるコトになっていた。

ある日営業が終わり、女の子達とプリクラとったりして寮に帰る途中に、店に彼女とのペアリングを忘れたので、取りに戻った。
それが失敗だった。次の日にすればよかった。

店に着いたのは、朝の11時。
鍵を開けると、店は真っ暗。

電気をつけずにカウンターに入り、指輪を見つけて指にとうした時、肩をたたかれた。
584以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 18:58:11.69 ID:Ll0vv6W8O
>>583
「次は、いつあえるの??」

!!!

いまだかつて聞いたコトのないほど怨みをこめた声だった。
振り返ると顔のすぐそこに恐ろしいとしかいいようのない女がいた。

カウンターに置いてあった警棒でおもいっきり殴ると、煙を手で払ったみたいな感じで、女が消えた。
自分でも、幽霊相手によくできたなぁって今になって思う。

そして、走って出口に向かった。すると足が動かなくなっておもいっきりこけた。

振り向くとまた女が。
俺は、立ち上がって殴った。本気の右ストレート。また煙になって消えた。
ほんとに怖くて、後ろ向きにゆっくり後ずさりしながら出口に着く。扉を閉めて、鍵をした。
やっと安心してエレベーターに乗り一階を押す。
閉ボタンを押しても扉が閉まらない。 その時、

「あたしは、ここで死んだの…また会いにきてね」

聞きおわる前に走って階段で帰った。

後で聞いた話で、あの店に体験できた女の子をボーイみんなでやらしいコトしたらしい。そのコは、つぎの日に自殺したらしい。

俺は、あの日から店に行かなかった。
585以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:07:54.86 ID:z9uJRZIW0
やっぱゴーストタイプに物理攻撃って効かないのか・・・
586以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:09:21.35 ID:lnR598KG0
>>585
正体を見破れば問題なし
587保守:2008/07/12(土) 19:14:05.09 ID:hWgM0yq7O
ポケモンは初代で止まっている俺
同士は居ない

今日の納骨は無事に済みました。
某野球選手の母ちゃんと婆ちゃんも居ました。
本人恋よ!
588以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:35:47.56 ID:wL5ZFRBoO
保守
589以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:38:20.54 ID:Ll0vv6W8O
旅館とデジャヴ

同級生4人で旅行に行ったとき、旅館に入るとAが「ここ見たことある」と言い出した。
いつ来たのかと聞くと、来た事は無いと訳のわからない事を言う。

温泉旅館などどこも似たようなもんだしTVとかでじゃないかと聞き流していたが、何か見る度に「見たことある」を連発し、いい加減みんなウザく感じていた。
するとそのAが「ここの温泉の真中に大きな岩があってお湯が赤かった」と言い出した。

その通りだったら信じてやるよ、とみんなで露天風呂に行くと、そこは崖の下にある温泉だがお湯は無色透明、岩などは無かった。
みんな責める訳でもなく「気にするな」と言ったがAはそれ以来喋らずにいた。

みんなその日は12時くらいには寝たのだが、しばらくすると隣でゴソゴソ動く気配がする。
590以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:38:53.95 ID:/SufSaGPO
>>586
正体見たり、外道照射霊波光線・・・ってわからんか。
591以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:40:34.28 ID:Ll0vv6W8O
>>589
「A? どうした?」俺が聞くと、

「なんか寝付けないからちょっと温泉入ってくる」

と言いAは部屋を出た。

「おう、俺も後から行くかも」

と言ったが俺は急に睡魔に襲われ寝てしまった。



ゴゴーッ!

と落雷のような音で目が覚め、他の奴と「せっかくの旅行なのに雨ふったらヤだな」と話していると1人が俺に、

「あれAは? 便所?」と聞かれ

「ああ、風呂…」と言いかけて時計を見た。

午前4時、風呂に行くと言ってから3時間は過ぎている。
妙な胸騒ぎがして3人で露天風呂に探しにいくことにした。

そこで見たのは真っ赤な温泉と真中に岩、そしてその横に人の後頭部のような毛の塊が浮かんでいた。
592以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:41:29.08 ID:RYR0wy890
くねくね
593以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:41:45.57 ID:z9uJRZIW0
この話は久々にヒットした。
594以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:42:14.34 ID:lnR598KG0
日曜の朝はアニメやってるよね。

俺はいつものようにアニメを見ようとした。だが少し早く起きすぎた。

だからテレビつけてボーっと眺めてた。

そしたらさ……なんか変な番組始まったと思ったら日本語じゃない言葉で喋り始めた。

怖くなってテレビ切った。

あれ以来朝の番組が怖くて見れない
595以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:42:32.88 ID:Ll0vv6W8O
>>591
俺達はしばらく声も出せずにいたが、

「あれ…人だよな…」

と1人が口を開き、とにかく旅館の人間を呼ぶことにした。

温泉を背にしたとき後ろから声がした。俺が立ち止まると再び声が聞こえた。

振り返ると毛しか見えなかった塊がいつの間にか横向きになって顔が見えていた。たしかにAだった。

俺は温泉に飛び込みAに呼びかけても反応はなく、Aの体の上に乗った岩をどかす事もできないままパニックになっていた。

その後、救急隊やらレスキュー隊などが来てAを引きずりだしたがAの体のほとんどはもう人の形をしていない。崖の上からの落石で即死だったそうだ。

でも俺はあの時確かに声を聞いていた。

「だから言ったろ?」

そして、

「待っていたのに」
596以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:42:35.01 ID:WuBW2gTJ0
非常に好みなスレだが勢いが無い
色んな話を聞きたいのに残念だ
597以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:47:40.58 ID:Ll0vv6W8O
>>596やあ(´・ω・`)
良かったらお兄さん、ゆっくりしていってね。


ドライブスルー

クルマから降りずにファーストフードが買えるドライブスルー。

店員側の方には、客からの注文を受け応えする為のマイクとスピーカーがある。
そしてその他にモニターカメラがあるのをご存知だろうか。

注文を受けるだけなら音声のみのやり取りでもいいような気がするが、色々な意味でモニターも設置されており、客の容姿や車内の様子は判るようになっている。

これはそのモニターに写り込んだ霊の話である。


598以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:49:04.60 ID:Ll0vv6W8O
>>597
ファーストフード店でバイトをしているAさん。
彼女はその店では一番長いベテラン店員で、店に来る常連さんを何人も知っている。

その中で必ずドライブスルーで店を利用する男性がいる。

黒塗りの高級車でやってくるホスト系の若者。なんか、いかにもなイメージのお客さんだ。

しかし彼女がこのお客さんを覚えているのには他にワケがある。
それは助手席に座る女性の存在があまりにも強烈だからだ。その女性の顔色は真っ青で、物凄い形相で男性をにらみつけているのだ。

初めて店に来てその姿がモニターに写った瞬間は、心底ゾッとしたという。
まぁ、たまたまケンカでもして、それでかとも思ったそうだが、注文を終えて、実際に商品を渡す窓口までクルマが来た時には、その女性の姿は消えているのだ。
599以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:50:22.08 ID:Ll0vv6W8O
>>598
「あの女の人…幽霊だ…」

Aさんは直感したという。

だが、その男性は霊の存在に気づく様子もなく、いたって普通な感じだ。

何度も店に訪れる男性と幽霊。

Aさん自体もこの女性の霊は男性に憑いているのが判ってきたので、初めて見た時ほど怖くもならなくなっていた。

しかし、またその男性が店を訪れた時だった。
いつものようにモニターには恐ろしい表情の女性が写り、そして商品を窓口から渡そうとした時だった。

女性は消えている。
男性がAさんに口を開いた。
600以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:52:53.61 ID:Ll0vv6W8O
>>599
「いつも頑張ってるね、今日は仕事何時に終わるの?」と。

「いや、私は……今日はこの後10時には…」

聞かれた事をそのまま何も考えず、無意識に答えてしまった。
次の瞬間、消えていた女性の姿が再び現れた。

いつもは男性をにらむ彼女が今度はAさんをにらんでいる。戦慄が走った。 そして女性は声にはならない口の動きでこう言った。


「やめろォ…、やめろォ…!」


幽霊に負けないくらいにAさんは顔面蒼白に。

その後ナンパしてきたこの男性に、何と言い訳をしてこの場を取り繕ったか覚えていない程、動揺と恐怖が彼女を支配した。
今までこの霊の怒りの矛先は男性に向いていたのに、いきなり自分に向けられたのだから。
男性は突如顔色を変えたA子さんに対してまゆをひそめるような表情で、その場を後にしていたという事も、
他の店員に肩を叩かれてそう言われるまで気付かない程、A子さんは凍り付いていたそうだ。
601以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:54:23.50 ID:Ll0vv6W8O
真っ赤な足音

新道が出来てから誰も通らなくなった峠道を一人で流していた。
道幅は狭く、ガードレールも無い、おまけに街灯や反射板すらない寂しい道だった。

休憩にしようとトンネル内の待避所で一服している時だった。

カツン…

何かがコンクリートを叩いた音が響いた。
風で石でも転がって落ちたのかと思って気にも止めなかったが、次の瞬間、またその音が聞こえてきた。

カツン…カツン…

明らかに石ころが転がったような音ではない。
タバコを灰皿に押し付けて、じっくりと音を探した。
602以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:55:53.14 ID:Ll0vv6W8O
>>601

カツン…カツン…カツン…カツン…

単調なリズムで段々と自分の方に近づいてくる。

窓から顔を出して後ろを覗いてみる。
追尾灯の赤い光の中、遠くから来る足が見えた。

誰か来たのか? と思ってドアを開けようとした瞬間、見てしまった。
真っ赤に光るハイヒールを履いた足だけが、カツン…カツン…と音を鳴らしながらこちらに近づいてくるのが……。

慌てて車を出そうとした。
ギアを入れて発進しようとすると、ハイヒールの歩く音が、

カツン…カツン…カツンカツンカツンカツン

カツッカツッカツッカツッカッカッカッカッ!


と走ってくる音がした。
603以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 19:58:10.77 ID:Ll0vv6W8O
>>602

その後、どうやって麓まで帰ってきたのか覚えていない。
とにかくフルスロットルでアンダー気味にカーブを曲がりながら帰って来たのは事実だった。

タイヤのショルダーはものの見事に溶けて消えかけている。
とにかく、帰ってこれて良かった…と、自動販売機でコーヒーを買ってプルタップを引き上げる。

遠くから何かが聞こえてきた。

…カッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッ

カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ  カッ  カッ!
604以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:00:44.84 ID:Ll0vv6W8O
古井戸

小4だったかな。
当時の俺はやんちゃぼうずでさ、よく仲間と山に探検しに行ったよ。

夏休みのある日、山で俺迷子になったんだよ。
でもさ、その山は俺のホームグラウンドみたいなとこでさ、迷うなんて絶対ないと思ってた。

気づいたら友達とはぐれてて、暗い林の中にいたんだよ。
今まで見たことのないところで、俺はびくびくしながら歩いてたんだけど、突然、「助けて!」って声が聞こえたんだ。

声のしたほうに走っていってみると、そこには古井戸があったんだ。

「どうしたんだー! 落ちたのかー!」

「そうなんだぁ。助けてくれよぅ」

古井戸の底は暗くてよく見えなかったんだけど確かに底から声が聞こえたんだ。
605以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:01:59.38 ID:Ll0vv6W8O
>>604
助けよう、って思ったけど、ロープはないし一人じゃ無理だと思ったから、

「俺じゃ無理だー! 大人呼んでくるー!」

「だめだぁ。君じゃないとだめだぁ」

「でもー! ロープはないし! 俺だけじゃ無理だー!」

「君は降りてくるだけでぇいいんだぁ」

俺だけ?

「そぅ君だけだぁ」

ここで俺は気づいたんだ。

その古井戸、凄く深いように見えたから俺は声を張り上げて叫んでた。
声はもちろん深い井戸を震わせて、反響して聞こえていたんだ。

けれど、さっきから返事をしている相手の声は、少しも「響いて」いない。
606以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:02:47.89 ID:Ll0vv6W8O
>>605
それがわかったとたん、俺は体が震えだすのが止められなかったよ。

「お、大人! 大人呼んでくる!!」

それ以上その場にいるのが耐え切れなくなって俺は一歩ずつ後ずさったんだ。

一歩、二歩、三歩…四歩目の足を後ろに引いたとき、井戸から手が出てくるのが見えたんだ。


…その後のことは詳しく覚えていない。
でも、必死に走って走って、俺はなんとか山を出ることができたよ。

今でも、もしかしたらあるかもしれないね。
あの山の奥深くに、俺を誘った古井戸が…。
607以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:03:08.42 ID:ak27G18P0
霊感ないけど、鏡のゲシュタルト崩壊は経験がある

怖いかどうかは微妙だが、需要ある?
608以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:05:24.67 ID:3BJumkI70
>>607
頼む。
609以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:10:35.96 ID:Ll0vv6W8O
>>607宜しく!


霊界の声

昔、小学生の時『ムー』についていた小冊子を見ていたら、『君にもできる! オバケの声を録音!』という阿呆な記事があって、阿呆な自分はその方法を実践したんだ。

当時はCDもなくラジカセの付属のマイクで、

「霊界の皆様現世で言い残した事がありましたらこちらでお話下さい…」

と言ってカセットを空録音するという簡単な方法だったしね。

部屋を暗くして部屋から退室してオートリバースで60分。
隣の部屋にはアニキが勉強していたけど邪魔をしてはいけないと思い内緒でやっていた。

60分経ってA面を真面目に再生したが、ザーという音しかしない…そりゃそうか。

痺れを切らして頭出しボタンを押した。何かが入っていれば、チュルル〜て音するしね。
610以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:12:42.17 ID:Ll0vv6W8O
>>609
B面に入って半分…

『チュルルチュルルチュルル…』

小学生の阿呆の分際で恐怖だけは一人前に感じた。
恐る恐る巻き戻して再生したんだ。

『ザー、(ここでなぜかノイズが完全にクリアーになる)』

『ギギー(鉄のドアが開くような音)ママー止めてー(男の子?)止めてよーママー(女の子?)助けてー? 止めてよ!(二人)』

『(ママーらしき人はここで書類のような物を数える)シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ。ママー止めてー(叫び続ける子供達)』

叫び虚しく鉄のドアは再び閉まった。

ギーーーガッシャーン………………ザーーー

青ざめた俺はアニキの悪戯と決めつけて隣の部屋に殴り込んだ。
テープを聞かせたらアニキも青ざめていた。
611以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:14:05.97 ID:Ll0vv6W8O
>>610
「お前? 下にいたんだろ?(自分の部屋は2階)こんな大きな音聞こえたか?」

たしかに…ありえない音量で録音されている。

で、自分の部屋のドアを思い切り閉めて実験してみたんだよね。

「駄目だ…ノイズが消えない…」

似たような音は出るけど、お袋からうるさいと苦情がでる始末。

考えたら男の子と女の子の多重録音なんてラジカセじゃ無理だ…二人いないと…。

「この声はどうやったら吹き込めるんだ?」

当時はかぐや姫やらオフコースの心霊レコードが有名で、アニキと俺は話し合い「呪わしいから消却しよう」と結論して消却したんだ。

未だにあの会話の意味が解らずにいる。
みんなもふざけ半分で霊界の声を聞こうとかしないでな。

オチがなくてゴメンけど本当の話しです。
612以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:16:03.01 ID:Ll0vv6W8O
奇妙な廃病院

これ、北海道でわりと有名な話し。
湧別にある廃墟の村、そこにまだある廃墟の病院。

その病院は他に何もない道路沿いの林の中に「ポツン」とある。
肝試しに行って最初に感じるのはその病院の立地条件の矛盾である。

先に述べたように、道路沿いと言っても林の中にその病院はあり、車では病院の前まで入る事はできない。
そう、林が切り開かれていないのである。

救急車が近寄る事も出来ない病院。
訪れれば分かるのだが、「この病院、どうやって建てたの?」そして「なんの為の病院だったの?」って話になる。


十数年前、俺の彼女の先輩にあたる人が、男女二人づつの四人(A男とA子、B男とB子)で肝試しにこの病院に訪れた。
手を繋ぎ二組のカップルで上の階から徘徊していた。
613以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:19:11.63 ID:Ll0vv6W8O
>>612
これといって特に何事もなく最後の地下の階へと四人は入っていった。
手を繋いだ二組のカップルで地下室を何部屋か徘徊してた時、B子が突然立ち止まり一言。

B子「ねー…、何があっても手を離さないよね? 置いて行ったりしないよね?」

B男「ああ、大丈夫だよ」

B子「……」

B男「どうした?」

B子「…誰かに足を掴まれて動けない」

その瞬間、それぞれの手を振りほどき、B子を置いていちもくさんに地下室を飛び出し、車へ三人で逃げてきてしまった。

この三人はビビりまくって一人のB子を置き去りのまま家へと帰ってしまう。

翌日の朝、A子は両親に昨夜の事を話した。

B子の両親、担任の先生、A男とB男を呼び出し、警察と一緒に昨夜の病院へと向かった。
病院に着き昨夜の出来事を説明しながら地下室へ行こうとするが、階段が見つからない。

そうなんです、この病院に地下室は始めから無かったのです。

このお話しは、B子の事実上の失踪事件として当時は新聞に載ったらしいです。
614以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:20:02.54 ID:G4Ui3N3fO
不覚にも>>42で興奮した
615以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:23:52.78 ID:z9uJRZIW0
>>596
言いたいことは山ほどあるが、それを文章にして起こす根気が無い
616以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:24:53.18 ID:Ll0vv6W8O
夜の電話

夜、家で一人でテレビを見ていた時、電話が鳴った。

出てみると無言電話。
なんだ、いたずらかと思って切ろうとしたら、ザーザーて変な音が聞こえる。

「もしもし?」

無言、相変わらず変な音が続いてる。
するといきなり切れてしまった。

「いたずらかよ」

はっきり言って、夜、家で一人だし怖いのだ。

しかも、時間も時間で、午前0時を過ぎていた。
家族はみんな帰って来ない(レストランに行っていた。めんどくさがって俺だけ残った)。

しばらくたって、また、テレビを見ていると、電話が鳴った。
617以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:26:13.71 ID:PwUBALN00
>>607
まだー
618以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:26:40.30 ID:Ll0vv6W8O
>>616

出ないか迷ったが出た。

「もしもし?」

ザーザーザー

またか…。
切ろうとした時、はっきりと聞こえた。

「お前は死ぬ」

女の人の声だった。

電話は切れて、俺はぶるぶる震えていた。
やばいどうしよう…頭が真っ白だった。

ふと、テレビが付いているはずなのに、音が聞こえない事に気付き、テレビに目をやると、画面いっぱいに気味の悪い白目の女の人が映っていた。

そいつは

「アーーーハッハッハッハ!!!」

と大口開けて笑っていた。
619以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:28:18.62 ID:ak27G18P0
>>608
>>609
すまん
まとめるのに時間がかかったうえ、それでも結構長文になった


昔、WWU当時にドイツ軍が捕虜やユダヤ人相手にさまざまな人体実験を行った。
ほとんどがナチスの残虐性をアピールするために脚色されているが、中にはこんな実験もあった。
その実験は、毎日鏡に向かって「お前は誰だ?」と会話させるというもの。
それによって捕虜(ユダヤ人だったかも)は、自分の鏡像に対してゲシュタルト崩壊を起こし、気を狂わされてしまう・・・らしい。
曰く「鏡の中の自分が勝手に動く」とかなんとか・・・

んで、当時中学生の俺は「ヴァッヘンSugeeeee」とか程度にしか思わず、自分でその実験をやろうと思ったわけだ。夏休みに。
毎日鏡に向かって「お前は誰だ?」ってつぶやく俺。旗から見るとマジ厨二だが、大真面目にそれやっていた。
620以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:29:01.88 ID:ak27G18P0
>>619

何週間か鏡を見るたびにそれを続けていると、本当に鏡の中の自分が自分でないような気がしてきた。
なんと言うか、鏡から目を逸らしたら、鏡像の自分が勝手に動くんじゃないかって。
でもいつまで経っても何も起こらない。
結局、夏休みも終わるのでこの実験も止めた。

で、そのときの事を細かくノートにまとめたんだけど、それ読み返すと変な事かいてあるんだよね。
どうやら俺が「お前は誰だ?」と聞いた時、鏡の中の俺はまったくの無言でこちらを見つめ返していたらしい。
621以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:37:58.12 ID:ak27G18P0
>>620
追記
自己暗示とか上手い人なら、もっと効果あると思う
誰かやってみて、ただしほどほどにしておかないと、戻らなくなるかも
622以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:50:34.68 ID:z9uJRZIW0
悪行の限りを働いた男が死刑になった。
彼の魂は神の前に晒されて、地獄に行くことに決まった。
神は男に向かって「何か言いたい事は無いか」と尋ねた。

男「謎賭けをしたい。貴方の問いに私が答えられないなら私は心の底から懺悔し悔い改める、
  しかし貴方が私の問いに答えられないなら私を天使にしてくれ。」
神はどうせ負けるはずがないと思ってそれを飲んだ。

神「良いだろう、お前から先に言うがいい」
男「傘に似ていて紐にも似ていて光に似ていてパンに似ていて墨に似ていてしょっぱくて甘いと言えば?」
考えてはみたが、さっぱり解らなかったので渋々言った。
「私の負けだ。お前を私の傍に置いてやろう。しかし、謎の答えは一体何なのだ?」
「ああ、そんな事ですか?」
そう言うと新しい天使は、その場に跪いて心から懺悔した。
623以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:53:35.21 ID:ee6MSWdy0
俺の妹の話だ。
昔、まだ俺も妹も小さかった頃にお盆に本家の親戚の家に泊まりにいったんだ。
その日はちょうど灯篭流しの日で、大人達が忙しいと言うので俺と妹は暇つぶしに夕方の6時くらいに家に配られた灯篭を持って海に行った。
堤防の辺りにはもう人がたくさん集まってて、俺達は灯篭の蝋燭に火をつけると二人で波打ち際まで降りて灯篭を流した。
灯篭流しと言うのは先祖の名前の書いた灯篭を海に流すと言うそれだけの行事だ。
俺と妹は海から上がると、そろそろ見たいテレビも始まった頃だろうと言う事で早めに帰ることにした。
途中、妹が暑いし疲れるから近道をして帰ろうと言った。
親戚の家は緩やかな坂道を延々と登った所に一軒だけぽつんと建って居る。
坂を上れば時間がかかるが、坂の脇道にある神社へ繋がる道の方から行けば、ここからそうかからない。
ただその道の途中には神社の他に得体の知れない祠やら小さな墓地があるのであまり暗いときに通りたくなる道筋ではなかった。
「だって疲れたもん!坂なんて歩けないもん!お兄ちゃんにおんぶしてもらうかんね!」
妹が早口でまくし立てるので、俺も怖がっているのを悟られないように、近道をすることにした。
妹が家から持ってきた懐中電灯の明かりを頼りに、外灯の少なくなった道を歩いた。
当時俺はお墓は怖くなかったが、それよりも少し過ぎた所にある小さい祠がなんだか訳の分からない怖さがあって大嫌いだった。
祠まであと100メートルくらいになると、俺は妹の手を握って早足で歩いた。
その間も調子のりの妹は懐中電灯を振り回しながら歌をうたったり江頭の物真似をしたりしていた。
「ずどーん!がっぺむかつく!ぶはははははは!」
独特のポーズをとって笑っている妹の手に何か見慣れないものが握られていた。
「お前それどうしたの?」
妹の手には紙で模った人形のようなものが握られていた。これはたしか、灯篭に入れて一緒に海に流さなければいけないものだ。
「あん?これ?…あ!忘れてた!流すんだった!」
妹はわざとらしくびっくりしたふりをして、すぐまた歌をうたい始めた。
わざわざ戻る事もないだろう。俺はそう思って妹に「家はいる前にどっかに捨てろよ」とだけ言うとまた早足で歩き始めた。
祠のちょうどまん前を通過しようと言うときに、近くの茂みががさがさと物音を立てた。俺はとっさに身構えた。
624以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:54:02.44 ID:ee6MSWdy0
>>623
音の正体は、ごろごろと茂みから道路に転がり出すと目の前でぴたりと止まった。それは人型、3歳児くらいの大きさで、髪がまばらに生えていた。
一瞬息ができなくなった。動物かも、と思う余地もなく、妹の持った懐中電灯の明かりはそいつを照らし出していた。
赤裸の子供だった。顔は蝋燭が解けたようだった。髪が焼け爛れたようにちりちりと頭にへばりついていた。
<にく にーく におい>
そいつが粘つく口を開いた。溶けたゴムが伸びるように唇自体が糸を引いているように見えた。
気付いたら妹の手を離していた。妹は俺の隣でそいつに懐中電灯を向けて居る。そいつはもぞもぞと妹の方を向いた。
<にく くーれ んにくぅ>
妹はごしょごしょと耳障りな声を出して居るそいつに向かって紙の人形を投げた。
いま捨てるなよ、とも思ったが妹は俺なんかより随分冷静なようで、これしかねえよ、と吐き捨てるように言った。
<つれてくぅ にく つれて くう>
ひらひらと地面に落ちた紙人形にそいつが覆いかぶさると、物が焦げる様な臭いがした。
俺はそこでやっと「んだばあぁああぁ!」と絶叫すると妹を抱えてそいつの脇を抜けて全力疾走した。
恐怖のせいか膝がふわふわして上手く走れなかった。神社まで走ると勝手に膝がかくんと抜けた。
俺の抱えられたままずっと後ろを向いていた妹は、俺の方を見ずに
「兄ちゃん、ついてきてんよ」と後ろを指差した。3歩ほど後ろ、俺の影に隠れるようにしてそいつが地面にへばりついていた。
<にーく>
にちゃにちゃとそいつが口を開いた。俺は思わず妹を離してしまった。
なんだか分からないが、涙と鼻水が一気に溢れてきて、俺は声を出さずに泣いていた。死ぬと思った。
<おーまえ にーく つれて くう>
がさがさと藪から音が聞こえた。にちゃにちゃとそいつが口を開く。妹が大きな石を持っている。
「そんならおまえは 地獄にまっ逆さまだぁ〜!!」
一瞬、何が起きたのか分からなかった。妹が自分の頭ほどもある石を抱えてそいつの上に落とした。
ぼきゃっ と腐った瓜を叩きつぶしたような音がして、あの何かがこげるような臭いが強烈に鼻をついた。
俺は無我夢中で妹を抱いて家まで走った。後ろは振り向けなかった。
親戚の家について、その日は眠れなかった。隣でグースカ寝てる妹の神経はどうにかしてると思った。
あれから灯篭流しにも、あの祠のある近道も通っていない。
いまでもあの焦げたような子供がなんだったのかは上手く説明がつかない。
親戚は神様だと言ったが、あんな神様居てたまるか、と心底思う。
625以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 20:57:31.60 ID:Ll0vv6W8O
やっと規制解けたか

>>621tnx!うん、恐すぎて出来ないな。気をつけるよ!!
626以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:01:01.24 ID:ak27G18P0
>>625
解除オメ

ひょっとして俺にはスレストの才能があるのかとオモテしまったよ
627以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:02:31.32 ID:Ll0vv6W8O
>>618
怖くて死ぬかと思った。
というかいっその事このまま殺して欲しかった。

何も出来ず、放心状態になりながらしばらくその画面を見ていた。
するとだんだん画面が荒くなり、砂嵐になって女の人が消えた。

また電話が鳴った。
出るわけないだろ。

分かって貰えるだろうか、怖いけど冷静でいる気持ち。

長い電話の音。何回鳴っているのか。
あきらめたように、ふっと電話の音が止まった。

一安心をした時、携帯が鳴った。
出るわけないだろ。

しかし、電話と違って携帯では番号が確認出来る。
本当は携帯にも触りたくなかったのだが一応開いて見てみた。母親からだった。
628以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:03:08.49 ID:ee6MSWdy0
「お前は誰だ」は鏡の方の口元を隠してやると更に効果上がるらしいね。
あと3面鏡がやばいんだっけ?
629以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:05:00.79 ID:ak27G18P0
>>628
いや、人によると思う
俺は口元隠さなかったけど、三面鏡でやった
630以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:07:06.29 ID:Ll0vv6W8O
>>626やあ(´・ω・`)規制のシステムを全然理解してないからねぇ…何とも言えないな。

>>627
信用できないのでシカトすると音が止んでメールが来た。
メールは母親から。

「何シカトしてんの。もうそろそろ帰るよ。お土産買ってきたから」

数秒でメールを打った。

「早く帰ってきて!!!」

コタツの中でぶるぶる震えていた。

すると、廊下からミシ…ミシ…と人がゆっっくり歩く音が聞こえる。
来た…。恐すぎて聞こえないふりをしていた。

ドアは俺がいるすぐ目の前。
ある意味怖い位置。

みんな早く帰って来てくれ…!

足音はドアの前で止まった。
俺はもう死ぬと思った。
631以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:09:49.38 ID:ee6MSWdy0
>>629
三面鏡wwwwwwなんて勇者だwwww
口元を隠すと「俺は喋ってるのに鏡の中の俺の口は動いてない!」て事で狂っちゃうらしいけど
確かにやってみると不思議な感じするんだよな。俺は喋ってるのに鏡の中の俺はずっと黙ってこっち見てるような感覚になって。
632以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:11:05.39 ID:Ll0vv6W8O
>>630
ドアがキィィ…と音を立てて、少しの幅だけ開いた。血だらけの足が見える…。

絶対怖いから上は見ない。 俺は足をじーっと見ていた。
視線が上から感じられる。 長い長い戦いだった。

何十分たったか、外から聞こえる聞き慣れた車の音に救われた。 これで助かる…。
しかし上は見れない。
あと少しの辛抱だと、足をじーと見ていた。

すると、するすると足を伝って来るように、そいつの「頭」だけが降りて来た。
目がガッチリ合ってしまった。
血だらけの気味の悪い青白い顔。


「ま た 来 る か ら ね」


そいつはにんまりと笑って真っ赤に染まった歯を見せた。
その時俺は気絶した。 気がついたら家族が心配そうに見ていた。
今までの事を話したが、あんまり信じて貰えなかった。

「また来るからね」

あいつの言った言葉が気になる…。
もし、今度来たら、その時は俺も命はないだろうな。
633以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:12:27.19 ID:SsmOaY24P
先週おきたワシのマジ洒落にならない体験

先週の話なんだけど、友達の家から自宅アパートに帰ってきて・・・・

とりあえず手を洗おと思って、洗面所に行こうとしたら洗面所のドアが内側から少し勝手にギギッと開いて

私がビックリしてドアの近くに行ったところ 少し開いたドアの内側(洗面所側)から右手が見えたんだけど

いったい何なの?

初めて幽霊らしきもんみたわ

634以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:12:32.83 ID:ak27G18P0
>>631
そのときはヤバイってこと知らなかったんだよwww
うちのがちょうど三面鏡だったしwww

それでも大きく動いたりしなかったのは期間が短かったせいかも
誰かやってみて、そして報告して
635以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:14:06.04 ID:3BJumkI70
俺が印象に残ってるのはこれかな。

「顔を両手で覆う人々」
人ごみにまぎれて妙なものが見えることに気付いたのは去年の暮れからだ。
顔を両手で覆っている人間である。ちょうど赤ん坊をあやすときの格好だ。
駅の雑踏の様に絶えず人が動いている中で、立ち止まって顔を隠す彼らは妙に周りからういている。
人ごみの中でちらりと見かけるだけでそっちに顔を向けるといなくなる。
最初は何か宗教関連かと思って、同じ駅を利用する後輩に話を聞いてみたが
彼は一度もそんなものを見たことはないという。その時はなんて観察眼のない奴だと内心軽蔑した。
しかし、電車の中や登下校する学生達、さらには会社の中にまで顔を覆った奴がまぎれているのを見かけて
さすがに怖くなってきた。
後輩だけでなく何人かの知り合いにもそれとなく話を持ち出してみたが
誰もそんな奴を見たことがないという。だんだん自分の見ていないところで皆が顔を覆っているような気がしだした。
外回りに出てまた彼らを見かけた時、見えないと言い張る後輩を思いっきり殴り飛ばした。

636以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:14:32.91 ID:3BJumkI70
俺の起こした問題は内々で処分され、俺は会社を辞めて実家に帰ることにした。
俺の故郷は今にも山に飲まれそうな寒村である。
両親が死んでから面倒で手をつけていなかった生家に移り住み、しばらく休養することにした。
幸い独身で蓄えもそこそこある。毎日本を読んだりネットを繋いだりと自堕落に過ごした。
手で顔を覆った奴らは一度も見なかった。
きっと自分でも知らないうちにずいぶんとストレスがたまっていたのだろう。そう思うことにした。
ある日、何気なく押入れを探っていると懐かしい玩具が出てきた。
当時の俺をテレビに釘付けにしていたヒーローである。
今でも名前がすらすら出てくることに微笑しながらひっくり返すと俺のものではない名前が書いてあった。
誰だったか。そうだ、確か俺と同じ学校に通っていた同級生だ。
同級生といっても机を並べたのはほんの半年ほど。彼は夏休みに行方不明になった。
何人もの大人が山をさらったが彼は見つからず、仲のよかった俺がこの人形をもらったのだった。

637以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:14:51.68 ID:gS+mcS4MO
男は夢の中、得体の知れないものに追われていた。
振り向きたいが振り向いたら追い付かれ殺される。そんな気がした。
こんな夢早く覚めてくれ。そう願った。次々と場面が変わっていっても追い掛けられてることは変わらない。最初は村、次に町、今は病院。男は必死で走った。目の前にはドア。
これで夢から覚めることができる。そう思った。だがそこは屋上。後ろには得体の知れない何か。
逃げ場はない。迫ってくる。男は恐怖に耐えきれなかった。屋上から飛び降りたのだ。その時、得体の知れないものが見えた。
638以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:14:59.09 ID:3BJumkI70
ただの懐かしい人形。だけど妙に気にかかる。気にかかるのは人形ではなく記憶だ。
のどに刺さった骨のように折に触れて何かが記憶を刺激する。
その何かが判ったのは生活用品を買いだしに行った帰りだった。
親友がいなくなったあの時、俺は何かを大人に隠していた。
親友がいなくなった悲しみではなく、山に対する恐怖でもなく、俺は大人たちに隠し事がばれないかと不安を感じていたのだ。
何を隠していたのか。決まっている。俺は親友がどこにいったか知っていたのだ。
夕食を済ませてからもぼんやりと記憶を探っていた。
確かあの日は彼と肝試しをするはずだった。夜にこっそり家を抜け出て少し離れた神社前で落ち合う約束だった。
その神社はとうに人も神もいなくなった崩れかけの廃墟で、危ないから近寄るなと大人達に言われていた場所だ。
あの日、俺は夜に家を抜け出しはしたのだが昼とまったく違う夜の町が怖くなって
結局家に戻って寝てしまったのだ。
次の日、彼がいなくなったと大騒ぎになった時俺は大人に怒られるのがいやで黙っていた。
そして今まで忘れていた。
639以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:16:19.52 ID:3BJumkI70
俺は神社に行くことにした。親友を見つけるためではなく、たんに夕食後から寝るまでが退屈だったからだ。
神社は記憶よりも遠かった。大人の足でもずいぶんかかる。
石段を登ってから神社がまだ原形をとどめていることに驚いた。
とうに取り壊されて更地になっていると思っていた。
ほんの少し期待していたのだが神社の周辺には子供が迷い込みそうな井戸や穴などはないようだ。
神社の中もきっとあのときの大人たちが調べただろう。
家に帰ろうと歩き出してなんとなく後ろを振り返った。
境内の真ん中で顔を両手で覆った少女が立っていた。
瞬きした。少女の横に顔を覆った老人が立っていた。
瞬きした。少女と老人の前に顔を覆った女性が立っていた。
瞬きした。女性の横に古めかしい学生服を着込んだ少年が顔を覆って立っていた。
瞬きした。皆消えた。
前を向くと小学生ぐらいの子供が鳥居の下で顔を覆って立っていた。
俺をここから逃がすまいとするように。
あの夜の約束を果たそうとするように。


640以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:17:57.60 ID:MP6q5pMJO
くねくね'sのやつない?
641以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:20:23.15 ID:gS+mcS4MO
それは、自分自身だった。地面に叩きつけられる瞬間男は夢から覚めた。
助かった…。
そう思った瞬間。
「おまえの出番はおわったんだよ、あきらめな。」
男は新しい男に生まれ変わった。
642以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:22:38.59 ID:8PeDP0kp0
くねくね's  

子供の頃、お盆で山形にある父の実家に帰省した時の話。
夏休みの宿題の自由研究でトンボの観察にするために
昼過ぎに田んぼのあぜ道にビデオカメラをセットした。
そのまま、川に泳ぎに行った帰り道だった。
生暖かい風が吹いてきた。折角さっぱりしたのになんだよ!と思って空を見上げると
入道雲がもくもくと空に広がっていく。一雨くるな、と急いでカメラを回収にその場所にむかった。

雲の影が田んぼを走っていく。カメラが見えてきた。そのとき、カメラの向こうに何か見えた。
遠くからでよく分からなかったが、全身白づくめの人たちがうねうねと動いているようだった。
段々遠ざかっていく。その先には田んぼしかない。
奇妙に感じたが、雨も降りそうだしカメラの回収が先だ。

カメラを持って家に付くとすぐに夕立が振り出した。
濡れずに済んだと安心して居間に入ったとき祖父が帰ってきた。
濡れた頭をタオルで拭きながら居間に来た祖父にさっきみたものを訊いてみた。
祖父は途端に険しい顔をして「にしゃ(お前の意味)、あれ見だんか?目ぇ合わせぢまっだんか?」
そのとき雷が丁度近くに大きな音を立てて落ちた。
祖父のあまりの剣幕と雷に驚いて、訳も分からず俺は泣き出してしまっていた。
「遠くだったから良く分からなかったよ…」泣きながら言う俺の頭を撫でながら言った。
「あれは見ぃだらいがん。見んでえがった。」祖父は涙ぐんでるようだった。
落雷で停電してしまったのでビデオを見るのは忘れていた。


 SAY HO!(HO!) SAY HO HO HO HO!」
くねくねのプレイは好調だ。オーディエンスの熱狂はこわいくらいだ
まだ俺らの時代は始まったばかりだ、そんなメッセージがマシンガンのようにく
ねくねの口から飛び出していく
本物のヒップホップ。それがここにあるのだ
643以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:23:22.67 ID:8PeDP0kp0
上は多分別バージョンだと思う
644以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:26:08.76 ID:Ll0vv6W8O
食べてもいい?

これは私が五歳のときに見た夢の話です。すこし長くなるかもしれません。

気がついたら車の中にいました。
助手席できちんとシートベルトをしめて両親が用事を済ませて戻ってくるのを待っていたのです。

どのくらい待ったでしょうか。
ふと見上げるとミラーの真ん中に真っ赤な唇がはりついているのに気づきました。

その唇は、

「こんにちは」

「今1人?」

「パパとママは?」

と丁寧な口調で私に話しかけてきました。

しばらく話したあと、唇は小さい私に優しい口調で問い掛けてきました。
645以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:26:20.64 ID:7phsc1Mc0
今住んでる家の天袋に謎の茶褐色の染みと大量の毛髪があるんだが…文句行っても不動産屋来ないし。流石レオパレス。
怖くて収納スペース使えないです^q^
646以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:28:05.71 ID:/fqwJcs90
>>645
よくそんなところに住めるな
早く引っ越した方がいい
647以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:29:51.76 ID:ak27G18P0
>>642 >落雷で停電してしまったのでビデオを見るのは忘れていた。
から先はこっちじゃないか?

翌日、朝食のあとビデオのことを思い出し、観ることにした。
予想より多くのトンボが映っていた。
風で田んぼの稲の葉が擦れる音と遠くからセミの鳴き声が聞こえるくらい。
たまに鳥の鳴き声もする。のどかなものだった。
しかし、しばらくすると突然音が止んだ。そして何かを引きずるような音が聞こえてきた。
画面は雲の影が田んぼに映りこむくらいで殆ど変化が無かった。
音は次第に大きくなっていく。ざわざわというかぼそぼそというか人が話すような音も聞こえてきた。
そして、いきなり画面にそいつらは現れた。

突然、まばゆいばかりのスポットライトが飛び出したくねくね'sを映し出す
「KA-KA-SHIは」「どこだ!」ステージにくねくね'sの声が響く
詰め掛けたオーディエンスはくねくね'sの久々のステージに期待で爆発しそうだ
今晩も伝説のリリックが聴ける。ストリート生まれヒップホップ育ち。本物のラップが聴けるのだ
キャップを斜めに被りオーバーサイズのTシャツをきたくねくねがターンテーブルをいじりながら目で合図する
重たいサウンドがスピーカーから響く。ショウの始まりだ
「 ここでTOUJO! おれらMOURYO! いつもMUHYOUJO! くねくねSANJYO! 
 カカシBANZAI! 鳥はSANKAI! あぜ道俺ら歩くZENKAI!
 (ドゥ〜ン ドゥンドゥンドゥ〜ン キュワキャキャキャッキャキュワキャ!)
 作地減少! 農費上昇! 過疎で閑散! 飯だ母さん!
 冷たい世間を生き抜き! 冷たい麦茶で息抜き!
 どこだKA-KA-SHI農業MONDAI! そんな毎日リアルなSONZAI!
 SAY HO!(HO!) SAY HO HO HO HO!」
くねくねのプレイは好調だ。オーディエンスの熱狂はこわいくらいだ
まだ俺らの時代は始まったばかりだ、そんなメッセージがマシンガンのようにくねくねの口から飛び出していく
本物のヒップホップ。それがここにあるのだ
648以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:30:54.46 ID:Ll0vv6W8O
>>645怖いねぇ…やっぱりレオパはどこ行っても終わってるね。もっとガンガン言った方が良いよ。

今は治まってるけど、うちも凄いよ。

毎晩毎晩、隣からギシギシ、下からギシギシ、いったい何なんだ!!!
649以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:32:30.76 ID:Ll0vv6W8O
>>644
「食べてもいい?」

私は急に怖くなり「わかんない」とくりかえしました。
幼女ながらに冷静でいようと取り繕おうと必死でした。 その日はそこで目が覚めました。


次の日の夜、私はまた車の助手席に座っていました。

またあの夢でした。
ミラーにはまたあの唇が存在感をはなっていました。

「今日はいい?」

そう唇は昨日と同じように優しく言います。

私が親に聞いてきてもいいか聞くと意外にも唇はいいよ、と許してくれました。
私は急いで両親のもとに走り、拙いながらも事情を話しました。
650以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:33:31.06 ID:7phsc1Mc0
>>646>>648
会社の借り上げた寮っていうwwwオワタwwwww

水周りの調子も最高に悪いので、今日それ方面で会社とレオパに攻めてみたら流石に反応があった。
別の物件を紹介に来るらしい。やったぜ。
651以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:33:36.36 ID:ak27G18P0
>>645
とりあえず、写真とってうp
652以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:33:39.64 ID:Ll0vv6W8O
>>649
しかし母は「今大事な話しをしてるからちょっとまって」と一向に話を聞いてくれません。
私は「食べられてもいいの!?」と癇癪をおこしかけましたが、母に車に戻るように言われ、とぼとぼと車に引き返しました。

車に戻るとまだ唇はミラーにいました。

「どうだった?」

「ちょっとまってって」

私はそう言ってうつむきました。

「○○ちゃん」

唇に名前を呼ばれて顔をあげると、車の中一面に唇がひろがっていました。

「食べてもいい?」「食べてもいい?」「食べてもいい?」「食べてもいい?」「食べてもいい?」「食べてもいい?」「食べてもいい?」「食べてもいい?」「食べてもいい?」


653以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:33:46.72 ID:qBeL6EkM0
>>648
お前の隣にも下にもなんかいるんじゃね・・・?
654以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:43:10.41 ID:KSqLpTvc0
>>648
隣の部屋と下の部屋を大胆に使った手淫か
おまえ、やるな
655以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:43:19.53 ID:Ll0vv6W8O
>>650おお!素晴らしい行動力だ。レオパの物件終わってるのばっかりだよな。
>>653下に居るのは確認してるんだけど、隣って誰も居ないんだよね。
入って来ようとしてる人を見たら、「あれぇ、ここに入られるんですか?おっかしいなぁ…いつも音がしてるから、誰か居るのかと思ってました。 ここって、で る み た い で す ね」
て追い出してたのがダメだったみたい。まぁオカズになるから良いんだけどね。
656以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:44:16.98 ID:Ll0vv6W8O
>>652
唇たちが口々にくりかえすのはやっぱり「食べてもいい?」だけなのです。

ざわ…ざわ…と不気味な声が私に問い掛けてくるのを泣きそうになりながら「だめ! だめ! だめ!」と出したこともない大声をはりあげて耳をふさぎました。

叫び続けて気が付いたら目が覚めていました。

夢の話はこれで終わりです。

夢を見てからは車や鏡を怖がる生活が続きましたが、もともと悪夢に車がでてくることは度々あったので、しばらくしたら夢のことは思い出さなくなりました。


10年以上がたち、先日私は車の免許をとりました。
657以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:46:26.61 ID:Ll0vv6W8O
>>654その通りで!!お見事です。


>>656
練習もかねてよく夜道にドライブに行っていたのですが、最近またあの夢を思い出してしまい、車に乗るのが怖くなってしまいました。

というのも、視界の端にうつるサイドミラーや窓ガラスに、あの唇がちらちらと見えるようなのです。

あの赤いグロテスクな程に生々しい唇が、またいつ「食べてもいい?」と口を開くかと思うと、恐ろしくてなりません。
658以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:54:12.05 ID:ak27G18P0
そろそろ怖くなってきたんでカーテン閉めた

窓に移った自分の顔が勝手に動いた気がした・・・
659以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:54:54.45 ID:iLkbjQTG0
6年生の夏休みだったと思う。
その日は友達のS君と一緒に川に入りザリガニ捕りをしていた。
ちょうどその時期は下流の水門が放水した後だったので、水かさはスネの中ほどまでしかなかった。
俺達はいつものように川岸や流木のまわりにザリガニの痕跡を探していた。
しかし放水の影響でザリガニは流されてしまったらしく、俺達は川の中を歩きながら下流へ下流へと向かって行った。
1キロくらいは歩いたろうか。その頃になると俺達はザリガニ捕りよりもちょっとした冒険気分を楽しんでいた。
はじめは4〜5mだった川幅も20m近くになり、深さも場所によっては膝くらいになっていた。
先のほうに目をやると他の川との合流地点が見えた。
合流地点付近は砂がたまって中洲のようになってるらしく、農作業帰りらしきおじさんがそこで何かを掘っていた。
S君よりも少し先行していた俺は「あそこにシジミとかいんじゃねえ?行ってみっぺ!」と言い残し走り出した。
ジャバジャバと水を跳ね上げながら中州にたどり着いたと思った瞬間、
「ズブズブズブッ!!!」
俺の体は一気に胸まで泥にうまってしまった。
俺は半分パニックになりながらS君に助けを求めた。
S君は俺のほうに向かって走って来たが、すぐに立ち止まり「誰か呼んでくる!!」と言い残し川から上がっていった。

ほどなくしてS君は近くで農作業をしてたおじさんを連れてきてくれ俺は助けられた。
俺はおじさんにこっぴどく怒られた。「こういう中洲みたいなとこは深くはまって危ない。水かさ上がったら死ぬぞ!」みたいな事を言われた。

おじさんと分かれて帰る途中S君に「あんなぬかるとこよく行ったね」と言われた。
俺は(え?普通に砂利みたいで走れたけど…)と思ったが「うん、まあね」と強がった。

でも一番気になったのが中州にいたおじさんである。
俺がはまって周りを見渡した時にはもういなかったんだよね。
そん時はもう川から上がったのかな?なんて思ったけど、近くにいたはずだから普通は助けてくれるはずだよね。
なによりあんなはまる場所に大人が立てるわけないんだよ。

家に帰ってからなんとなく怖さに気付いて大泣きしたのを憶えています。
660以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 21:59:23.39 ID:Ll0vv6W8O
>>658
マキシマムザホルモン/霊霊霊霊霊霊霊霊魔魔魔魔魔魔魔魔
が気分を落ち着かせてくれると思うよ。
661以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:00:02.18 ID:7phsc1Mc0
霊感(笑)なぞないけど、後で思い返したら少し怖いかもって話なら。



ガキの頃、長野のスキー場に行ったんだ。スポーツ少年団の旅行でな。たしか治部坂高原だったと思う。
一通り滑って、村営のそれなりの宿に泊まったんだ。

友達同士で泊まるから、ちょっとした修学旅行気分で悪ふざけしてた。まぁガキだから廊下で走り回ったりとかだけど。
内線の固定電話でお互いの部屋に電話かけたりもしてた。
2泊3日の旅行だったから、次の日も同じ宿に泊まった。で、また悪ふざけ。本当にガキだと思う。
飯時に、比較的仲のいい奴から電話が来たんだ(ナンバーディプレイがついてたからわかる)。一緒に飯食いに行こうってな。
夕食は食堂で全員一緒にとる形式だったから、疑いもしなかった。

で、部屋に行ったらいない。仕方なく一人で食堂に行ったら、もう全員いた。電話かけただろって言っても、してないって言う。
その時電話もらって10〜15分くらいだったけど、そいつはもう30分前から食堂に居たみたいだ。

結局その電話はなんだったんだろ。
662以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:04:48.52 ID:11+mq82PO
ドリアのナポリタンみたいなやつが
読んでて気分悪くなった
解説があるのに解説が正しくない(矛盾してる)
663以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:07:07.89 ID:Ll0vv6W8O
なぜ

この間高校の友人のSが亡くなった。死因は肺癌だった。
それでそいつの葬式に行った話です。

葬式は昼からだったけど手伝いをするために10時頃に向かった。
何事もなく葬式が終わり高校の時の友人たちと飲みに行った。

夜の8時ぐらいだろうか、おれの携帯に電話が鳴った。
だいたい分かると思うがSからである。

S「なんでおれ死んだんだ??」

俺「肺癌やで。たばこの吸いすぎやろ笑」

となぜか冷静なおれ。笑

S「肺癌かぁ。まぁええわ! あっ! Nに言うといて」

俺「なにを??」

S「たぶん連れていくから」
664以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:07:42.11 ID:Ll0vv6W8O
>>663
おれはゾクッとした。
その声はさっきまで話しをしていた声とは違い憎しみがこもった声だったから。

俺「なっなにがやねん??」

と聞くもすでに電話が切れていた。

すぐにNにSになにかしたのかと聞いたが全く見当がつかないとのこと。



その一週間後、Nはバイク事故で死亡。
普通のカーブで転倒したそうだ。

ただ不可解なのは内臓がほとんど溶けていたそうだ。
警察は事故死と判断し新聞にも載らなかった。

あとからNと仲の良かった友達に聞いてみると、どうやらNはSを嫌っており、Sが生きてる時に人工呼吸器を切っていたらしい。

当然Sは苦しみ、一言言ったらしい。
665以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:09:10.91 ID:Ll0vv6W8O
そろそろ既出が出そうだな(´・ω・`)
>>664
「絶対にお前だけは許さない。必ずお前も連れていく。最大の苦しみを与えてやる」と。

Nも言い返した。

「連れていけるもんなら連れてってみろよ」と。

やはりNは連れて行かれたのだろうか。
今は向こうで仲良くやっていてほしいと願っている。
666以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:10:30.38 ID:Ll0vv6W8O
右手が止まらない!

指切り

ある凄く仲の良い友達どうしが秘密の話をしていました(以下、MとYとさせていただきます)。

M『私ね、好きな男の子ができたの…』

Y『えっ! 本当に? 誰??』

M『秘密だよ…? S君なの…』

Y『あ〜仲良いもんね、MとS君!』

M『そんな仲良くないよぉ…でもね、好きなんだぁ…凄く好き…』

とても大好きなんだろうなぁと思ったそうです。

Y『そっかぁ…応援するよ!!』

M『うん! 有難う!! でも、S君には言っちゃダメだよ?』
667以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:11:16.85 ID:Ll0vv6W8O
>>666
Y『言わない、言わない!! 大丈夫!』

M『それと、S君絶対に取らないでね…多分S君はYの事が好きだから…でも、取ったりしたら…………』

最後の辺りの言葉がよく聞こえなかったそうです。

Y『好きなわけないし取らないよぉ、当たり前でしょ!! 指切り!!』

M『有難う! 指切りげんまん…』

MとYは指切りをしました。

それから暫くして…Mは亡くなりました。
塾に行く途中で交通事故にあい……即死だったそうです…。

お葬式も済ませ、Mと過ごした日々を思い出し、悲しみに浸っていると…

『残念だったな…』

S君が話しかけてきました。
668以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:12:43.18 ID:Ll0vv6W8O
>>667
S君『YはMと凄く仲良かったもんな…』

Y『うん…M…M…』

S君は泣き崩れたYを支え家まで送ってくれました。

Y『有難う。送ってくれて…もう大丈夫だから…』

S君『うん…ところで、こんな日に言うのも何だけど……俺…Yの事が好きなんだ…』

ビックリしたそうです…だってMが言ってたようにS君はYが好きだったんですから…。

でも、告白してきたときのS君の真剣な表情がYの心を揺らしました。とっさに

Y『うん…私も、好き…』

言ってしまったそうです…。

それから二人は付き合い始めました。
暫く幸せな日々が続いた、ある日……
669以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:17:50.52 ID:Ll0vv6W8O
>>668
その日はデートでした。 Yは凄く楽しみにしていましたが、どうも朝から右の小指が痛い…。

Y『なんだろ……痛いなぁ…』

それでも気にしなかったそうです。 デートを楽しんでいると…

Y『痛い!!』

鋭い痛みが小指に走りました。小指を見ると赤くなっていました。

Y『痛い……』
S君『大丈夫か?』

Yは無理に笑顔を作り、 Y『大丈夫!』でも痛みはとれません……。

暫くすると痛みは倍増千切れてしまいそうなほどだったそうです…。
我慢できなくなったYはS君を置いて帰ったそうです………。
Yは亡くなりました。交通事故だったそうです。 しかもMが交通事故にあった場所で…。 亡くなる直前Yは必死に、

『ゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメン』
と叫んでいたそうです。

Mが連れて行ったのでしょうか……だって指切りしたんですから…。小指が痛かったのは指切りした指だったからでしょうか?
M『S君を取ったりしたら…Yを殺しちゃうかも……』

指切りげんまん
670以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:17:54.96 ID:t31KQ2h60
私が牛乳を飲もうと冷蔵庫を開けると、誰かの生首が入っていました。
私はビックリして、思わず冷蔵庫のドアを閉めてしまいました。
きっと今のは何かの見間違いであろうと思い直し、
再び冷蔵庫を開けると、なんとそこには誰かの生首が白目を向いていたのです。
私は思わずドアを閉めましたが、きっと疲れていて見えもしないものを見てしまったのだと思い直し、
覚悟を決めて、改めて冷蔵庫を開けました。
するとそこには、何者かの生首が白目を向いて、ほのかにほくそ笑んでいるのです。
私はビックリして、冷蔵庫のドアを閉めましたが、きっと幻覚を見たに違いない、
最近あまり寝てないから、見えもしないものが見えてしまったのだと思い直し、
冷蔵庫を開けました。するとそこには、白目を向いた生首が入っていたのです。
驚いた私は、気がつけば冷蔵庫の扉を閉めていましたが、気のせいだと思い直し、
再びドアを開けると、やっぱり白目を向いた生首が、ほのかに笑っているのです。
思わず扉を閉めてしまいましたが、きっと幻覚に違いありません。最近寝てなかったから。
と、思い直し冷蔵庫を開けると、やっぱり誰かの生首が入っているのです。
思わず冷蔵庫を閉めた私でしたが、これは何かの間違いに違いない。
疲れているから見えもしない物が見えたのだと思い直し、冷蔵庫を開けると、
そこにはなんと白目を向いた生首が……、うわっと思い冷蔵庫を閉めましたが、
きっと疲れのせいで幻覚を見たに違いないと自分に言い聞かせ、
再び冷蔵庫を開けると、なんと誰かの生首が白目を向きながら笑っているのです。
思わず冷蔵庫の扉を閉めましたが、きっと気のせいで、
何かと見間違えをしたのだと自分に言い聞かせ、扉を開け直すと、
なんとそこには、何者かの生首が白目を向いて笑っていたのです。
671以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:20:19.95 ID:ak27G18P0
>>670
なぜかギャクマンガ日和の絵で再生された
672以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:24:03.38 ID:t31KQ2h60
今度は真面目に怖い奴

長年連れ添った仲の良い老夫婦がいて
「片方が先に死んだら、さみしくないように壁に埋めよう」
と言い交わしていた。
しばらくして、婆さんが先に死んだ。
爺さんは悲しみ、約束通り婆さんの死骸を壁に埋めた。
すると、ことある事に壁の中から「じいさん、じいさん…」と婆さんの呼ぶ声がする
爺さんはその声に「はいはい、爺さんはここにいるよ」と答えていたが。
ある日、どうしても用事で出なくてはいけなくなったので村の若い男に、留守番を頼んだ。
男が留守番をしていると、壁の中から婆さんの声がする

「じいさん、じいさん…」
男は答えた。
「はいはい、じいさんはここにいるよ」
最初のうちは答えていた。
けれどしかし、婆さんの声はなんどもなんども呼んでくる。
「じいさん、じいさん…」
やがて、男は耐えきれなくなって叫んだ。
「うっせえ! じいさんはいねーよ!」
すると、壁の中から鬼の形相をした老婆が現れ、「じいさんはどこだあ!」と叫んだ。
673以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:24:57.71 ID:t31KQ2h60
すると突然、まばゆいばかりのスポットライトが飛び出したばあさんを映し出す
「JI-I-SA-Nは」「どこだ!」ステージにばあさんの声が響く
詰め掛けたオーディエンスはばあさんの久々のステージに期待で爆発しそうだ
今晩も伝説のリリックが聴ける。ストリート生まれヒップホップ育ち。本物のラップが聴けるのだ
キャップを斜めに被りオーバーサイズのTシャツをきたじいさんがターンテーブルをいじりながら目でばあさんに合図する
重たいサウンドがスピーカーから響く。ショウの始まりだ
「 ここでTOUJO! わしがONRYO! 鬼のGYOUSO! ばあさんSANJYO! 
 違法なMAISO! じいさんTOUSO! 壁からわしが呼ぶGENCHO!
 (ドゥ〜ン ドゥンドゥンドゥ〜ン キュワキャキャキャッキャキュワキャ!)
 年金減少! 医療費上昇! ボケてて大変! 食事の時間!
 冷たい世間を生き抜き! パークゴルフで息抜き!
どこだJI-I-SA-N老人MONDAI! そんな毎日リアルなSONZAI!
 SAY HO!(HO!) SAY HO HO HO HO!」
じいさんのプレイも好調だ。オーディエンスの熱狂はこわいくらいだ
まだ俺らの時代は始まったばかりだ、そんなメッセージがマシンガンのようにばあさんの口から飛び出していく
本物のヒップホップ。それがここにあるのだ
674以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:27:57.98 ID:nVT8gfV7O
>>672
あれ?ほんとに生首がみえるんだけど逆さまの
675以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:29:18.61 ID:5ApzvKIDO
>>822
よくわからねー
答えってなんだったの?
676675:2008/07/12(土) 22:31:17.88 ID:5ApzvKIDO
間違えた
>>622
677以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:32:37.34 ID:s9KFADEQ0
私がトイレに行こうと公園のベンチの前を通ると、すでに一人の若い男が座っていました
私はビックリして、思わず通り過ぎてしまいました。
きっと今のは何かの見間違いであろうと思いなおし、
再びベンチの前を通ると、なんとそこには若くていい男がいたのです。
私は思わず通り過ぎましたが、きっと用を足したくて見えもしないものを見てしまったのだと思い直し、
覚悟を決めて、改めてベンチの前を通りました。
するとそこには、若くていい男が、つなぎのホックを外しているのです。
私はビックリして、ベンチの前を通り過ぎましたが、きっと幻覚を見たに違いない、
最近ちょっと男に興味があるから、見えもしない者が見えてしまったのだと思い直し、
ベンチの前を通りました。するとそこには、若くていい男が座っていたのです。
驚いた私は、気がつけばベンチの前を通り過ぎていましたが、気のせいだと思い直し、
再び通りかかると、やっぱり若くていい男が、つなぎのホックを外しているのです。
思わず通り過ぎてしまいましたが、きっと幻覚に違いありません。最近男に興味があるから。
と、思い直しベンチの前を通ると、やっぱり若くていいとこが座っているのです。
思わず通り過ぎた私でしたが、これは何かの間違いに違いない。
用を足したいから見えもしない者が見えたのだと思い直し、ベンチの前を通ると、
そこにはなんと若くていい男が……、うほっと思い通り過ぎましたが、
きっと用を足したいせいで幻覚を見たに違いないと自分に言い聞かせ、
再びベンチの前を通ると、なんと若くていい男がつなぎのホックを外しているのです。
思わずベンチの前を通り過ぎましたが、きっと気のせいで、
何かと見間違えをしたのだと自部に言い聞かせ、ベンチの前を通ると、
なんとそこには、若くていい男がつなぎのホックを外していたのです。
678以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:33:37.26 ID:CigIu/Zr0
>>675
最初から答えなんてない引っ掛け問題でで天使を打ち負かして
約束どおり男自身が天使になった
679以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:33:42.60 ID:ak27G18P0
>>676
神様答えられない

男は天使に

神様「で、結局答えなんだったの?」と『問う』

男答えられなくて懺悔

だと思う。て言うかこれメリケンジョークじゃ・・・
680以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:34:38.57 ID:0XCREE+W0
>>822はものすごく難解なものを貼ってくれないと困る
681以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:35:44.85 ID:HMMN50aOO
怖いよぅ
682以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:36:09.93 ID:5ApzvKIDO
>>678-679
ありがとう
なんか深く考えて損したww
683以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:36:41.72 ID:t31KQ2h60
子供の頃、お盆で山形にある父の実家に帰省した時の話。
夏休みの宿題の自由研究でトンボの観察にするために
昼過ぎに田んぼのあぜ道にビデオカメラをセットした。そのまま、川に泳ぎに行った帰り道だった。
生暖かい風が吹いてきた。折角さっぱりしたのになんだよ!と思って空を見上げると
入道雲がもくもくと空に広がっていく。一雨くるな、と急いでカメラを回収にその場所にむかった。

雲の影が田んぼを走っていく。カメラが見えてきた。そのとき、カメラの向こうに何か見えた。
遠くからでよく分からなかったが、全身白づくめの人たちがうねうねと動いているようだった。
段々遠ざかっていく。その先には田んぼしかない。奇妙に感じたが、雨も降りそうだしカメラの回収が先だ。

カメラを持って家に付くとすぐに夕立が振り出した。
濡れずに済んだと安心して居間に入ったとき祖父が帰ってきた。
濡れた頭をタオルで拭きながら居間に来た祖父にさっきみたものを訊いてみた。
祖父は途端に険しい顔をして「にしゃ(お前の意味)、あれ見だんか?目ぇ合わせぢまっだんか?」
そのとき雷が丁度近くに大きな音を立てて落ちた。
祖父のあまりの剣幕と雷に驚いて、訳も分からず俺は泣き出してしまっていた。
「遠くだったから良く分からなかったよ…」泣きながら言う俺の頭を撫でながら言った。
「あれは見ぃだらいがん。見んでえがった。」祖父は涙ぐんでるようだった。
落雷で停電してしまったのでビデオを見るのは忘れていた。

翌日、朝食のあとビデオのことを思い出し、観ることにした。
予想より多くのトンボが映っていた。
風で田んぼの稲の葉が擦れる音と遠くからセミの鳴き声が聞こえるくらい。
たまに鳥の鳴き声もする。のどかなものだった。
しかし、しばらくすると突然音が止んだ。そして何かを引きずるような音が聞こえてきた。
画面は雲の影が田んぼに映りこむくらいで殆ど変化が無かった。
音は次第に大きくなっていく。ざわざわというかぼそぼそというか人が話すような音も聞こえてきた。
そして、いきなり画面にそいつらは現れた。
684以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:37:50.70 ID:t31KQ2h60
突然、まばゆいばかりのスポットライトが飛び出したくねくね'sを映し出す
「KA-KA-SHIは」「どこだ!」ステージにくねくね'sの声が響く
詰め掛けたオーディエンスはくねくね'sの久々のステージに期待で爆発しそうだ
今晩も伝説のリリックが聴ける。ストリート生まれヒップホップ育ち。本物のラップが聴けるのだ
キャップを斜めに被りオーバーサイズのTシャツをきたくねくねがターンテーブルをいじりながら目で合図する
重たいサウンドがスピーカーから響く。ショウの始まりだ
「 ここでTOUJO! おれらMOURYO! いつもMUHYOUJO! くねくねSANJYO! 
 カカシBANZAI! 鳥はSANKAI! あぜ道俺ら歩くZENKAI!
 (ドゥ〜ン ドゥンドゥンドゥ〜ン キュワキャキャキャッキャキュワキャ!)
 作地減少! 農費上昇! 過疎で閑散! 飯だ母さん!
 冷たい世間を生き抜き! 冷たい麦茶で息抜き!
どこだKA-KA-SHI農業MONDAI! そんな毎日リアルなSONZAI!
 SAY HO!(HO!) SAY HO HO HO HO!」
くねくねのプレイは好調だ。オーディエンスの熱狂はこわいくらいだ
まだ俺らの時代は始まったばかりだ、そんなメッセージがマシンガンのようにくねくねの口から飛び出していく
本物のヒップホップ。それがここにあるのだ
685以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:42:45.81 ID:CigIu/Zr0
>>684
なあ、それ面白いの?
686以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:43:53.96 ID:t31KQ2h60
>>685
人によると思う
687以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:45:32.01 ID:FgT7Ns2c0
>>685-686
なんか笑ったww
688以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:47:04.16 ID:Ll0vv6W8O
>>673
かっこ良いい…パネェ…!
689以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:48:55.86 ID:Vn6cWdaQO
一時間ほど前に既出なのにわざわざ繰り返すほど面白いのか
って意味だろ多分
690以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:50:24.70 ID:Ll0vv6W8O

件(くだん)

もう20年くらい前になるかな。
ある日実家の父から電話があった。

先日祖父の法要で田舎(父の実家ね)に帰ったとき仏間で面白いものを見つけたから見に来いと言う。
実家まで車で30分ばかりだし俺はさっそく行ってみた。

父は他の家族の目をはばかるように俺を手招きすると奥へ向かった。
そして卓の前に座ると古そうな木の箱をとりだした。

そして顎をしゃくって開けて見ろという動作をした。
俺はよく要領を得ないまま蓋をとった。

正直それを見た第一印象はウェッなんだこれといった感じだった。
綿の敷かれた箱の中に入っていたのは体長20cm程の猿の赤ん坊? のミイラだった。
691以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:50:25.29 ID:t31KQ2h60
>>689
ごめん
気付かなかった(´・ω・`)
692以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:51:21.70 ID:Ll0vv6W8O
>>690
既に目玉も鼻もなく。ぽっかりと穴が開いてるだけ。
剥き出した口にはギザギザと小粒な歯が生えているので辛うじて人間とは違うなと思う。ただ猿とも少し違うような。

何コレ? 俺は父に尋ねた。
父はニヤニヤしながらワカランと首を振った。

祖父の部屋には昔からオカしなものけっこうあったそうで、なんぞ面白いものでも無いかと漁っている内に天袋の中から見つけたそうである。
それを黙って持ち出してきたらしい。

俺も父もこういった珍品は大好きだったが、それにしてもこれは余りに薄気味悪く禍々しかった。
箱の面には何か札のようなものが貼ってあったが、文字はもう掠れていて読めなかった。

その日はそこそこ居て帰ったが翌日から俺は体調を崩した。
熱があると言うわけでもないのに体が重く体が火照った。
693以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:52:07.41 ID:Ll0vv6W8O
>>692
何をするのも億劫だった。
仕事も休んで部屋でゴロゴロしていた。翌日も休む。

そこへ実家の父から電話が掛かってきた。
お前体に異変はないか、と尋ねてくる。ヒドくダルそうな声だった。

俺が状況を説明すると父も同じ状態らしい。
俺の頭にあのミイラの姿がよぎる。

そんな状態がダラダラと幾日か続いた後、再び父から電話がある。
父の所に叔父(父兄弟の長兄)から電話があったそうだ。

あのミイラを持ち出したことかバレた。
電話口で鼓膜が破れる程怒鳴られたそうである。

直ぐにあれを持って戻ってこいと言う。
あれを見た俺も一緒に。

俺と父は重い体を引きずって姉の運転する車で父の郷里にむかった。
694以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:52:54.12 ID:Ll0vv6W8O
>>693
到着すると俺達は再び叔父に散々小言を言われた後、今度は叔父の運転する車で檀家になっている菩提寺へむかった。
叔父はあの箱を脇に抱えていた。

車中父はあのミイラの事を尋ねた、アレはいったい何なのですかと。
叔父はぶっきらぼうに、あれは、くだん、だと答えた。

くだんってあの生まれてすぐ予言をして死んでいく牛の妖怪か?

何でも数代も前のこの家の当主の嫁が産んだと伝えられているらしい。
病死なのか余りに醜いので間引いたのかはわからないと言った。

また嫁もその子を産んだときに死んだとも伝えられている。
ずいぶんと昔の話らしいがこれから行く寺の記録に数行だか残っているらしい。

その後箱と俺と父は寺で経を上げてもらった。
695以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:53:50.58 ID:Ll0vv6W8O
>>694
つまりあれは人間ということになる。
件としたのは人と明言するのを避けたかったからではないのか。

そしてアレは絶対に持ち出してはならないもので、毎年決まった日に菩提寺で経を上げてもらうそうだ。
丁度数日前がその日だったが見つからない。もしやと思って父に電話したそうだ。

叔父が言うにはオマエ等のお陰で経をあげてもらえず件が祟ったのだと言う。
あのまま放っておけば二人とも死んでいたぞ、とも。
696以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:58:24.01 ID:Ll0vv6W8O
徘徊する人

俺が21才の夏のことです…。

バイトが朝の5時30分からなのに、夜遊びから帰ってきたら朝方の4時30分…寝れないからバイト行く時間までベッドで軽く横になっていました…。

すると…

『〇〇〇ー!!』

と母親が呼ぶ声が下の部屋から聴こえてきます…。

こんな時間になんで起きてるんだろ? と不思議に思いながらも、親の相手するの(説教聞くの)が面倒だったので寝たフリすることにしました…。
呼ぶ声はしたけど階段を上がって来る気配もないし、寝たフリ成功と思っていた矢先…部屋と部屋の間のフスマが10cmぐらいスッーと開きました…。

猫がフスマを開けたのかな? と思っていたのですが猫は入って来ませんでした…。
697以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 22:58:59.98 ID:Ll0vv6W8O
>>696
何かがおかしいと思いながらも、バイトまでゆっくりしてたいって気持ちの方が強く、気にしないように横になっている俺…。

ふと開いたフスマの奥に目を向けると…人が立っているのがうっすら見えました…。
俺は『泥棒!?』と心の中で叫びました。

声に出さなかった理由は立った人の手に…包丁があったからです…。
まさか…さっきの親の声は!? 一瞬でパニックになる俺…寝たフリの状態で動けなくなりました…。

フスマの間(10〜15cm)から肩がスッーと入って次は頭が入ってきて…後で考えたら人間の動きではなかったように思えます…。
その人は見た感じ女性、白Tシャツにジーンズ、髪はロングでウェーブ、手には包丁…。

部屋に入ってきたその人は部屋の中を徘徊していました…。
怖くて身動きがとれない俺は、ただ寝たフリがバレないように…。
698以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:00:00.68 ID:Ll0vv6W8O
>>697
徘徊していたその人がまたフスマの前に戻ってきました。
心の中で『頼む!! そのまま出て行ってくれ!!』と思った矢先…くるっとこっちの方を向きベッドの方に近づいてきます…。


ヤバい!!

と思いながらも恐怖で動けなくなりました。

ベッドで横になってる俺をまたぐ形でジッーと俺を見ている女性…しゃがみこんでマジマジと顔を覗きこんできています…。
女性の髪が顔に触れる感覚…薄目でもしっかりと確認できる大きすぎる目…


次の瞬間!!

女性の手が俺の首を締め付けてきました!!


殺される!!


とっさに女性を払いのけようと起き上がったのですが…起き上がった俺の目の前にはいつもと変わらない自分の部屋…。
699以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:00:52.07 ID:Ll0vv6W8O
>>698
フスマだけが開いているだけで女性の姿は確認できませんでした…。

怖くて次の日は友達の家に泊まりに行きました…。



その次の日…親が妙なことを言っていました。

『あんた昨日夜中の3時ぐらいにどこに行ったと?』

昨日は友達の家に泊まりに行ったと説明…。

しかし泊まりに行ったのは定時制が終わってから…夜の9時から友達の家でそのままバイトに行ったんです…。

親の話では夜中『行ってきます』って言いながら階段を下りて玄関から出て行く『誰か』を擦りガラス越しに見たそうです…。

これリアルな話です(笑)
700以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:08:30.40 ID:Ll0vv6W8O
夢と現実

私が見た本当に怖い夢を紹介します。
説明が下手なので分かりにくいかと思いますが、最後まで読んで頂けたらなと思います。

私が高一の時の夢なんですが、場所は今でも住んでいるちょっと古いかな? くらいの普通の一戸建てで夕方頃に私の母と叔母さんが買い物に行くからと私と従姉妹の二人で留守番をしている夢でした。

そして、従姉妹と二人で遊ぶ為に二階の六畳くらいの部屋(現実と全く同じ)に行きました。
701以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:09:28.88 ID:Ll0vv6W8O
>>700

 ↓服がかけてある
┏↓━ベランダ━┓
┃/     机┃
┃       窓
押       ┃
入       ┃
れ       ┃
┃TV   タンス┃
┗━ドア━━━━┛

しばらく遊んでいると、辺りも少し暗くなりかけていたのでふとベランダに目をやったんです。
で、そのまま目を服がかけてある方へ移すと‥服の間から髪が長く顔は隠れていてよく分からなかったんですが‥赤い花柄のような着物を着ている女の人が私と従姉妹の方を物凄い形相で睨んでいたんです。

それで、私従姉妹を守らなくちゃって思い従姉妹を抱き机のある方へ逃げたんです。
でも、私自体怖過ぎて何も出来ず腰が抜け声も出ない状態でした。
702以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:10:26.34 ID:Ll0vv6W8O
>>701
ずっと従姉妹を抱き震えて居たらだんだんその女の人が、

「ぅあ‥あぁぁ゛ぁ‥」

と呪怨のようなうめき声をあげながらこっちに近付いてくるんです。

もう怖くて〈どっかいけぇ!!〉とか〈早く夢覚めて!!〉とか心の中で叫んでたんですけど、そんな時に限って夢って覚めないんですよね(汗)

そのままだんだん近付いてきて見たくないのに目が女の人を見ちゃうんですよ。
よく見たら服は花柄じゃなくて血で赤くなってたんです。

もう顔も私の顔から10cmくらいまできて、

「死んでしまえ‥!!」

だったか‥そのような事を言われて首を締められかけて目が覚めたんです。
703以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:12:11.67 ID:Ll0vv6W8O
>>702
もう本当に死ぬかと思いましたよ(汗)体中から汗噴き出してて心臓も爆発寸前。

怖いからそのまま布団を頭まで被って朝までたえて、母にその夢の事を話したんですよ。
そしたら、この家に引っ越してきて荷物を整理してた時に疲れて寝ちゃったらしいんですけど、金縛りにあったんですって。

その時に出てきた女の人が、私が夢で見た人と似てるらしいんです。
で、お母さんに「あれ‥この人と違う‥」って言って消えたらしいです。

詳しい事は、知らないんですが‥私達が引っ越して来る前の人(家の持ち主さん)には息子さんがいて、その人の彼女さんがすぐ近所に住んでいたんです。

息子さんが運転するバイクに彼女さんと二人で乗ってたのが運転のミスか何かで横転。 息子さんの方は軽い怪我で済んだみたいなんですが、彼女さんは下半身不随で車椅子生活を余儀なくされたんだそうです。

なのに、息子さんはすぐにその彼女さんと別れ逃げるように引っ越していったんです。
そのショックで彼女さんは、自分の家に灯油をまいて火をつけ自殺した‥と聞きました。

きっと彼女さんは、今でもその人を探してるんだと思います。
私の家では、誰も居ないのに廊下を歩く音や物音がよく聞こえます。
704以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:20:22.73 ID:uPRGJ6NC0
支援
705以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:24:24.34 ID:Ll0vv6W8O
車と女

去年の夏の話。
夜中、一度は熟睡まで行った眠りが浅くなって、目が覚めているようないないような、そんな状態のままずっと目をつむっていた。

それがどれくらい続いたのか分からないが、眠りが浅くなってからずっと車のエンジン音が聞こえている、ということにふと気づいた。
それでようやく目を開けて、体を起こした。午前3時半くらいだった。

アパートの二階に住んでいるうえ暑くて網戸しか閉めていなかったので、外の音は良く聞こえる。
どうやらアパートに面した道路にエンジンをかけたままの車が止めてあるらしい。

半分眠りながら聞いていたからどれくらいの時間その音が鳴っていたのかは分からなかったが、結構な長さだったような気がする。
眠りが浅くなるずっと前からだとしたら、2時間以上になる可能性もあった。
706以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:26:05.81 ID:Ll0vv6W8O
>>705
なんにせよ目が覚めてしまったのはその音のせいだ。迷惑だなと思うと腹が立って、網戸を開けてベランダに出た。
声をかけたりする気はなかったが、どんな車が止まっているのかだけでも見てみたかったのだ。

車には詳しくないので、紺色っぽいバンとしか分からないが、そんな車が部屋のベランダのほぼ真下に止めてあった。
街灯がそばにあるおかげではっきりと見えた。

そして、車のすぐそばに、…まず体の右側を下にして、横向きに寝転がる。全身をぴんと伸ばし、車のバンパーと平行になるように…
そんなふうに寝そべった、真っ黒な服を着た女が、頭を軽く上げ、マフラーと言うのか、車の排気ガスの出るパイプを口にくわえていた。
右手でパイプをつかんで、左手は「気をつけ」の姿勢みたいに体にぴったりくっつけてある。

女の喉が動いていた。でもそれは呼吸の動きではない。気体ではなく液体を飲み込むときの、「ごくっ、ごくっ」という大きくてはっきりした動きをしていた。
707以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:26:43.90 ID:Ll0vv6W8O
>>706
女の横顔は白くて、大きな目はうっすら笑っているようだった。

しばらくあっけにとられて見ていたのだが、何かやばいものを感じて、急に怖くなった。ひょっとしたら女は横目で俺の姿に気づくかもしれない。
そんなふうに思ったとき、女は唐突にマフラーから口を離し、横倒してから四つんばいの姿勢になって、クモのように歩き出して車から離れていった。

と、女が十メートルほど歩いたところで今度は車が動き出した。
車は狭い道で何度も切り返しをして向きを変えると、猛烈な勢いで走り出し、なおも四つんばいで歩いている女にたちまち追いつき、跳ね飛ばし、そして走り去った。

俺は部屋に戻ったが、警察に電話することもせず、混乱した頭を抱えたまま明るくなるまでベッドの上でぼんやりしていた。
何が起きたのか、女が何者で、車と女の関係はどんなもので、車に乗っていた人間はなぜ女を轢いたのか、疑問はいくらでも湧いたが、考える力がなかった。
708以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:27:47.50 ID:Ll0vv6W8O
>>707
朝になると、道路を通った誰かが女の死体に気づいたらしい。

外が騒がしくなり、救急車、ついでパトカーがやってきた。

同じアパートの人が教えてくれたところによると、どうやら

「夜中、この道路を歩いていた女性が車に轢き逃げされた」

という話に落ち着いたらしい。

「そうじゃない」

とは言えなかった。



709以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:28:30.54 ID:uPRGJ6NC0
こういう不条理なのが怖いんだよな
710以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:29:55.09 ID:Ll0vv6W8O
微笑む女の子

私が小学生の時の話。

家に帰った私が気がついたのは忘れ物。それはどうしても明日には提出しなければいけない美術の宿題…。
嫌だったけど夕方のもう既に生徒も居ない学校へと戻りました。

用務員さんに事情を説明して四階の教室までかけ上がり、無事に宿題を持って帰ろうとしました。
しかし、絵の具を図工室に置きっ放しな事に気がつきました。

図工室は教室のある新校舎ではなく、三階しか繋がっていない旧校舎。
嫌々ながらも絵の具が無ければ宿題が出来ないので、図工室に入りました。
特殊科目の部屋ばかりの旧校舎は昼間でも私は嫌いでした…。
暗い旧校舎を小走りに図工室に入ると、足早に絵の具を探しました。

無事見つかり、今度こそ帰れるとほっと一安心…

「ガタッ」

私の心臓が凍り付きました。誰も居る訳無いのに…。
音のした準備室を見ると…誰か居る!

それは髪が肩位の女の子でした。
にこにこしながら肘を机に付き、手を組んで顎を乗せてこちらに微笑んで居ました。
恐怖を感じながらも…私は後退りしました。

(きっと私と同じで忘れ物取りに来たんだ…)
と、自分勝手に想像しながら震える声で言いました。

「か…帰らないと先生に怒られちゃうよ…?」
711以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:35:57.33 ID:d+CyE5uWO
>>67
staronって何?
712以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:47:38.34 ID:rJ4Yx1I00
あげ
713以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:47:55.36 ID:ak27G18P0
>>711
シルベスタ
714以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:57:02.23 ID:NZAtPDUYO
このスレ見て怖かったけどトイレに行ってきた…

ドアを開けた瞬間自分の頭から数センチの所にでかい蜘蛛がいた
「きゃー!」とか
「いやぁー!」とかじゃなく
「なんだ蜘蛛か…」ってなったのが何か悲しかった
715以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/12(土) 23:58:10.21 ID:s9KFADEQ0
クモさん可愛いよ?
716以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:12:44.81 ID:rB7SiDFt0
支援
717以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:14:01.95 ID:gBvFvi+yO
保守ありがとう(´・ω・`)規制うぜえっす
>>711はっきり分からないけど、 次のネットアイドルは貴女です、て言ってると思う。
>>713節子、それ(ry

>>710
それでもその女の子はにこにこして顎を組んだ手の上から離さないまま微笑んで居ました。

「わ…私は帰るから…」

震える声で言いながらドアを開けて帰ろうとしました。

「待って」

ふいにその女の子が微笑んだまま言いました。私はなぜか全身が汗びっしょりでした。

(ダメ…待ったら怖い事になる…!)

確証もなくなぜか私はそう思い、ドアから駆け出そうとしました。
その時に目にした女の子は…
机から肘を離さずに頬杖を付いた様な体勢のまま…近付いて来たんです!

有り得ない! 逃げなきゃ…と廊下に飛び出る瞬間に見たものは…
女の子には胸から下がありませんでした。
718以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:16:49.41 ID:gBvFvi+yO
>>717
手を組み、顎を乗せて机に付いた両肘を前後に動かして前に進んで居るんです。微笑みのまま…。

私は叫ぶ事も出来ず、階段をかけ降りました。
見てはいけないのに踊り場で後ろを見ると…あの体勢のまま、かたん、かたんと肘を交互にして降りて来るんです…!

私は必死に走り、上履きのままで外に飛び出し、泣きながら用務員室に駆け込みました。
用務員さんのおじさんは「女の子が…! 来る! 来る!」と泣きわめく私を抱き締めながら「また出たんだね…」と溜め息を付きました。

用務員さんが先生に連絡し、親を呼んでくれました。
親が来るまでに用務員さんと先生は泣く私の背中を撫でながら教えてくれたのは、十年以上前に美術が大好きな小学三年生の女の子が居ました。
719以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:17:44.16 ID:gBvFvi+yO
>>718
毎日、机に頬杖を付いては外を眺めていたらしいのですが…

ある日、その子はダンプカーに轢かれて体が二つに千切れてしまったらしいのです。

それ以来、その子が轢かれた6時にはその子が現れるそうです…。

今も夢に出て来ますが、あの微笑んだ可愛さと肘だけで階段を降りる姿がとても今でも怖くなります…。
皆さんも想像したら…どう感じますか?
720以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:18:16.20 ID:Oaim2y25O
俺さ、心霊スポットとかそうゆうの好きでしょっちゅう行くんだよ
去年の今時分に実際体験した事なんだが携帯からポチポチでよければ話すよ
ツレは片目が真っ白になった
721以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:21:35.40 ID:gBvFvi+yO
>>720( ゚Д゚)<宜しくです!!
722以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:22:03.83 ID:YSN6lBO60
聞いた話だけど。

つーかそもそも怖くないw需要はあるのか・・・?
723以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:24:41.11 ID:oPNyrJXa0
「わすれな草」の名前の由来

男の子と女の子が山登りに行った。
川の流れている崖のあるところに着くと、「あんなところに花がさいてる」と女の子が言った。
男の子は女の子のために、その青い花をとってきてあげようと思い崖を登って行った。
ところが、その花に手をのばすと、川の水で足を滑らせてしまった。
男の子は花をつむと、女の子にむかってその花を投げた。
そしてそのまま川に落ち、流されて帰ってこなかった。
男の子は川に流されながら叫んでいた。
「大好きだよ! いつまでも、ぼくをわすれないでね!」
そのときから、その花には「わたしをわすれないで」という意味の
『わすれな草』という名まえがついたという。
  スイスの童話。
724以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:27:04.49 ID:1KY+uDt20
>>723
怖くないのに涙が出ちゃう・・・
725以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:27:56.47 ID:gBvFvi+yO
>>723泣いた
726以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:33:36.90 ID:T5p5l3m+0
>>723
いい話だな
さっきから上の階で子供が飛び跳ねてるみたいでうるせえ
問題なのは










上の階が空き部屋だと言う事
こえーよwwwwwwwwwwwww
727以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:38:17.38 ID:gBvFvi+yO
>>726まさか、レオパレスか

怖いと言えば、電車で屁をした時に、ビチィッ、て鳴いた時だよな。

お〜い誰がやったんだよ?(笑 て空気になってるけど本当申し訳ありませんでした
728以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:39:13.59 ID:9Y6cUOrz0
>>726
何でそんなこと言うんだよう…
うちは上に人住んでるからドンドンいってても気にしない!

…あれ?上の人旅行この土日は行くとか言ってなかった?
729以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:41:04.03 ID:1Dybg7Pt0
>>726
斜め上の人かもな。古い団地に住んでるんだが、いつも子供がうるさくてかなわん
居なかったら・・・
730以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:51:45.48 ID:gBvFvi+yO
軽井沢大橋

僕の地元は長野県なんですがそこで起こったちょいと不思議な話をしたいと思います。
地元で有名なのが自殺の名所って言われてる軽井沢大橋って橋なんですが心霊スポットとしてもよく使われています。

2年ほど前に軽井沢の隣町で起きた一家惨殺事件、全国でニュースになったと思います。
その犯人ってか母親なんですがその方も軽井沢大橋の下で見つかったんですけどね。
とりあえず遊び半分で行くと事故を起こすやらなんやらって話をよく聞きます。

この間、男4人で遊び半分で行きました。
車でドライブしててノリで行くことにしたんですけど、行かなきゃよかったって今さら後悔してます。

橋までは普通に着いて、ただ渡ったらつまらんつーことでゆっくり渡ることにしたんです。

んで半分くらい渡ったら、

『ピッーピッー右前です。ピッーピッー右前です』

って車から鳴りだしたんすよ。

今の車って駐車ん時とかの為に、四つ角にセンサーついてるじゃないですか? まぁあれが反応したんですよね。

4人とも『エッ?』ってなりますよ。まあそりゃそうですよね。
でもなにもないし誰もいないんすよね。

怖くて鬼バックで戻ったんすけど話し合ってもう一回行ったんですよ。
まぁお決まりで同じとこで『ピッーピッー右前です。ピッーピッー右前です』って鳴るんすよね。

んでビビってすぐに橋から離れたんですけどね。
731以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:52:54.45 ID:gBvFvi+yO
>>730
その日は解散して次の日にビデオレンタル屋で返却だけしてすぐ戻るとフロントガラスに小さい手形がついてるんすよ。しかも視線の高さで。
『なんだ?』と思って手を合わせてみたら俺の半分ぐらいのサイズで。

フッと昨日のこと思い出してワイパーやったんすよ。手形は内側からでした。笑
しかもティッシュでこすってもなかなか消えず(T_T)

それだけでオチはないんですけど。
今でも夜歩いてたりすると子供の声で『お母さーん!! お母さーん!!』とか聞こえたりします。

気のせいってか生きてる子の声っすよね?
僕は霊感ないんだけどまさか憑いてきたりしてないですよね?
732以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:53:45.69 ID:gBvFvi+yO
赤いお守り

高校生のA君が朝登校している時、制服の胸のポケットが気になった。
手を突っ込んでみると、封筒が入っていた。

差出人の名前がU子と書いてある。U子とは同じクラスでA君の彼女だった。
封筒の中に赤いお守りが入っていた。

「U子のやつ何でこんなものを?」

教室に着くとA君はU子に尋ねた。

「このお守りは何?」

ところがU子はそんなお守りは知らないと答えた。

誰のイタズラだろう? A君は奇妙に思った。

「それってもしかして幸せを呼ぶお守りかも」

横からU子の親友のB子が言った。
733以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:54:38.18 ID:gBvFvi+yO
>>732
「強く幸せを願う人のところに、いつの間にか舞い込む赤いお守りで、中には白い紙が入ってるの。その紙に願い事を書くと何でも叶うのよ。でもその紙を取り出してもう一度見てしまうと…」

見てしまうとどうなるの? A君がB子に言った。

「祟りがあるそうなのよ」

B子が少し不安そうに答えた。

今そういうお守りの噂があるらしいのだ。
ただの都市伝説だろう、A君は思った。

昼休みにA君とU子は校舎の隅でお守りを開けてみた。
すると白い紙が本当に出てきた。

A君はボールペンで白い紙にこう書いた。

「U子とずっと仲良くやれますように」

U子の顔が少し赤くなった。
734以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 00:59:04.29 ID:pMIT83c+0
電源入れっぱなしにしてたスピーカーのホワイトノイズが急にでかくなって
さらにビリビリってノイズが聞こえるとかマジだるい
735以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:06:06.05 ID:gBvFvi+yO
規制解けりゃ!
>>733

2日後、A君が死んだ。
深夜、歩道橋から飛び降り次々に車に跳ねられて即死だった。
U子はA君が自殺したとはどうしても思えなかった。

「もしかしたら、A君はお守りの中を見てしまったのでは?」

U子はA君の自宅に行き部屋に通してもらった。
A君の部屋は以前来た時と何も変わっていなかった。

机の隅にあの赤いお守りが置いてあった。
U子は恐る恐る中から白い紙を取り出した。

白い紙には真っ赤な字でこう書かれてあった。



     『呪』


736以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:06:38.65 ID:2dvJGWK+0
>>1の女子三人で古い家を撮影で思い出したんだけど
男が部屋を荒らされてるのに気づいて家にビデオカメラ仕込んでビデオ見てみたら自分の家で見知らぬ人が生活してて押入れだかに入ったあとビデオを止めにきた自分が写ったところで消えてビデオが終わり
まだ押入れにいる・・・
みたいな話誰か持ってたら貼ってくれないか?
こういう最後の一行で一気にゾゾゾってくるのが好きだわ
737以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:08:18.75 ID:uETQXk7p0
奇形児を見たことはありますか? これは北海道の網走市であった話です。
古塚美枝さん(当時23) は、いわゆる売春婦でしたが夫がいました。
しかしその夫は働こうとせず、酒に溺れる毎日、そして酔うと必ず美枝さんに
暴力を振るいました。83年の夏、美枝さんは体調を崩し病院へ行きました。
原因は妊娠によるつわりなどでした。売春婦であった美枝さんは、 まず誰の子なのか考えましたが夫の子である事を確信し、
早く報告しようと急いで帰りました。しかし夫は自分の子とは信じず、
中絶を命じました。 それから5ケ月。結局美枝さんは中絶を拒み、
生むことを決意しましたが、夫は従わなかった事を不満に思い、
さらに暴力を振っていました。 そしてその日夫は美枝さんの腹部に
膝蹴りをしました。する と、美枝さんの股間からは溢れる様に血が流れてきました。
そして美枝さんは崩れ落ち、声にもならない 様なうめき声で唸りながら
........流産でした。夫は慌てて家を飛び出して行きました。何故?
それは生まれてきた子供が余りにも醜かったからです。目はあべこべに付き、
片方の目は眉毛の上に付いていました。鼻はだらしなく直角に曲がり、 口なんぞは縦向きに、しかも耳のつけねから裂け目の 様に付いていました。
動きもせず、ただこちらを眺めていました。 それからどうなったかは分かりません。
ただ、この話を聞いた人は最低3日間気を付けてください。
うしろで何か気を感じても振り向いて いけません。
それはあの子があなたを眺めているから。 10分以内にこれを
掲示板の5箇所に貼らなければそのままあの子は離れて行きません。
738以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:08:20.40 ID:YSN6lBO60
>>735
「お守りを開けても呪われませんように」って書いたらどうなったんだろ?

思うに呪い子が涙目で出てきて・・・フヒヒw
739以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:12:43.36 ID:YSN6lBO60
>>736
ほれ

一人暮らしをしている大学生の男がいた。

男が住んでいるのはごく普通のアパートだが、たまにおかしなことが起こった。

大学から帰ってくるとカーテンの形やゴミ箱の位置などが微妙に変わっている気がするのだ。

最近は誰かにつけられてる様な気もしてきた、流石に気味が悪くなってきた男は大学の友人に相談した。

男が「もしかして…ストーカーかな?警察に言うのが一番良いと思うけど…
警察は実際に被害が無いと動いてくれないって聞くしなぁ…どうしよ……。」
と困っていると、友人は「…じゃあ大学に行ってる間ビデオカメラで部屋を撮影しておいて、
もしストーカーが部屋に侵入してるのが撮れたらそのテープもって警察に行けば良いじゃん、
不法侵入してるわけだからさすがに警察も動いてくれるだろ。」
と具体的な解決策を提示してくれた、やはり持つべきは友!これは良い案だ!と思った男は
早速次の日の朝、部屋にビデオカメラを設置して録画状態のまま大学へ行った。

大学から帰ってきた男は焦った、久々に部屋に違和感がある、「これは期待出来る、
マジにストーカー写ってるかも…」と思いながらビデオの録画を止め、再生した。


しばらくは何も写らなかった。
740以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:13:05.74 ID:YSN6lBO60
しかし夕方になると、知らない女が包丁を持って部屋に入ってきたのだ。
「…!!!!!!」ビビった男はすぐに友人に電話をかけた、「ヤッベー!写ってる写ってる
ストーカー写ってる!!!!」と若干興奮気味に伝え、それからは録画を見ながら友人に内容を実況した。
「ゴミ箱漁ってるよぉ…」「今度は服の匂い嗅いでる…キメェ!!」今までコイツは何回も
来ていたのかと思うと、男は背筋が凍る思いだった。「これで警察も動いてくれるなぁ」
と少しホッとしてると、画面の中の女は押入れに入った。
「うっわ…押し入れの中入ったよ、しかもなかなか出てこない……」などと友人と
喋っていると、また誰かが部屋に入ってきた。

男は言葉を詰まらせた。
部屋に入って来たのは自分だった。
そしてビデオの中の自分はカメラに近付き録画を止める、そこでビデオは終わっていた。


押し入れにまだ女がいる
741以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:15:13.81 ID:2dvJGWK+0
>>739
おお早いな、ありがとう

いい感じに背筋が冷えたわw
742以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:18:38.96 ID:gBvFvi+yO
>>738
お守りは基本的に開けたら、アウトー!だったと思う。なんでだろうねぇ
賽銭箱を漁る位罰当たりなんじゃないかなー
743以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:23:32.23 ID:gBvFvi+yO
いわくつきの家

いわゆる「いわくつきの家」というものが出来上がっていく現場を見ていた。

最初、そこにあったのは普通の家で、住んでいたのは普通の家族だった。旦那、妻、長女、長男の4人家族だった。
旦那は仕事を独立してから羽振りも良くなり、中古で買ったボロい家を事務所兼3階建て鉄筋コンクリートの超豪華な家に建て直した。

建て直してすぐ、まずは子供の様子がおかしくなった。明るく愛想のいい、甘ったれな感じが憎めなかった子供たちが、急に人見知りを始めた。
旦那は家に帰らなくなった。妻は家から出てこなくなった。

旦那は子供たちにせがまれて、犬を飼った。が、1ヶ月で死亡。
その後、犬購入→死亡→犬購入を繰り返す。病死もあったが、ほとんどは虐待死だった。

半年で8匹の犬が死んだ。

その2ヶ月後に妻が死亡。

葬式が済んで、四十九日が過ぎる前に残った家族が失踪した。
家を建て直して1年目の事だった。
その後、新築同様&立地条件の良さに惹かれて何家族かがその家を購入したものの一家離散、死別などですぐに持ち主が変わってしまう。

母が「あの家の中を見たけど、廊下が変な形だから溜まりやすいのよね…」と呟いていた。
744以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:24:56.17 ID:Psi6gdQI0
お前ら学怖やれよ
あれはまじで神ゲーだぜ
745以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:28:21.38 ID:gBvFvi+yO
>>744それってPCなの?怖いゲームやりたいなぁ
746以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:31:10.72 ID:gBvFvi+yO
ひたひた

俺幽霊とか全く信じてないし、こういう怖い話とか聴いたり見たりしても何も思わないんだが。

昔、台風の時。大学から電車で帰ろうとしても電車が台風で出なかったから大学の近くに住む友人の家に行ったんだ。
友人の家はでっけぇマンションの最上階。13階だったかな?

とにかくそこまでエレベーターで上がって、友人の家のチャイムを鳴らした。

「おぉ、お前か」

「台風で電車止まったから泊めてくれ」

「いいけど、今から玄関の掃除しようと思ってたから手伝え」

なんで台風の時に玄関を掃除すんの? と疑問には思ったが口には出さず、俺は玄関掃除を手伝った。
玄関と言っても、玄関の周り、つまりマンションの廊下を掃除していた。
が途中で2人とも飽きて怖い話をしていた。

そうしたら盛り上がって、2人とも少し怖くなったんだろうな。
友人が、「戻るか」って言って家に入ろうとした。

そうしたらさ、ひた、ひた…って水溜まりの上を裸足で歩くような音が聞こえるんだよ。
友人にも聞こえたらしく、2人で辺りを見回したけど人は誰もいない。水溜まりもない。

でも聞こえるんだよ。ひた、ひた…って。
しかもその音が、だんだん大きくなってるんだよ。まるでこっちに近づいてくるかのように。
747以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:31:53.69 ID:MPDNXGOE0
>>745
PC移植よりSFCマジオヌヌメ
テキスト量はノベルホラーゲーム史上No1
748以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:32:46.09 ID:kt8H9l2J0
>>745
ググれ
超有名なゲームだぞ

怖くて出来なかったですごめんなさい
本とか漫画とかサイレン・サイレントル系のホラゲーは大丈夫だけど
本当にあれは無理
テキストに直して本で売ってくれたら5kまで出してもいいくらいなのに
どうしても怖くて無理
749以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:33:21.25 ID:gBvFvi+yO
>>746
俺はヤバいと思って、エレベーターに駆け寄りボタンを押した。
友人も絶叫しながらこっちに来て、2人でエレベーターに乗り込んだ。

でもなかなかドアが閉まらない。

必死に閉まるのボタンを押し続け、ようやくドアは閉まってくれた。
んでどーにかドアは閉まり、俺達はマンションの一階にたどり着いた。

「あー…」

半ば放心状態だった俺は、ぼけーっとしながら友人の方を見た。

「おい、今のなんだったんだろうな」

って言いながら友人の方を向くと、アイツガチガチ震えて顔が真っ青だった。
750以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:34:21.07 ID:MPDNXGOE0
アイツのがガチガチに…
751以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:36:09.29 ID:23Az5PfSO
>>750アッ−!!
752以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:37:22.84 ID:gBvFvi+yO
>>747ほうほう!スーファミか!tnx。ウヒャー
>>748ググるっすか!やってみるよ。tnx。

ええ事聞いたわー
753以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:39:24.08 ID:KgaQUTbeO
>>742
アウトじゃねえよ。
中身だけ売ってる神社や寺もいっぱいあるし。
ただ、中身だけで売ると儲けが少ないから最近は袋付きが主流。
754以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:40:47.73 ID:gBvFvi+yO
>>749
おいおい、もうここは一階だろ、って言いかけたら、友人はこう言った。

「こ、こここ、13階、」

俺、振り向いた。辺りを見回した。
俺の目に入ったのは、1313号室の文字。余りに高く見晴らしのいい景色。

そうしたら聞こえるんだよ。今度はちゃんと、ひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたってひたひたひたひたひた
ひたひたひた聞こえるひたひたひたひたひたひたひたひたひたひた
ひたひたひたひたひたひたひたひた聞こえるひたひたひたひたひたひたひたひたひた
ひたひたひたこっちひたひたひたひたひたひたひたひた来るひたひた
ひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたつぎひたひたひた
ひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたおまえだからひたひたひたひたひたひた
ひたひたひたひたひたひたひたひた
755以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:42:54.36 ID:gBvFvi+yO
>>753おお、なるほど!tnx!
756以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:43:31.90 ID:6y8syEdq0
>>743はこれで終わりなのか?
757以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:43:52.51 ID:23Az5PfSO
>>754ぎゃああぁぁぁぁぁ

怖いぃぃ…誰か俺の乳首ダブルクリックして!!気が紛れるからぁ!!!!!
758以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:50:44.17 ID:ZYdWWfIr0
>>744

最近それやってる
759以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 01:55:21.74 ID:gBvFvi+yO
>>756終わりだよー
結構短い話だったね。
760以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 02:00:18.30 ID:YSN6lBO60
>>748
コンバータ使って吸い出すわw
携帯で読むか…
761以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 02:05:46.86 ID:gBvFvi+yO
サイドミラーに映る影

以前、出張帰りに妙なもんを見たことがある。
峠越えの最中に、サイドミラーにちらちら変な影が映ってた。

「なんだ?」と思ってそっちを見ると、ひょいっと車の真後ろに回りこむ。
バックミラーを見ても、何も映らない。

今考えると正気じゃないと思うんだが、疲れも溜まってて苛ついたんだと思う。
それが車の真後ろに来た瞬間に思いっきりブレーキをかけたんだ。けど、想像していた音や衝撃はなかった。

思いっきりブレーキ踏むと、シートベルト部分がかなり痛いのな。
前のめりになって、必死で息吸ってた。

すると「ベコッ、ガンッ…ベコッ、ガンッ…」って、車の板金を凹ませて戻す音がした。トランクの所から。
振り返っても、なんもない。音はすでに車の屋根から聞こえていた。

音は、ちょうど人の歩幅くらいの感覚を保って、一定のペースで聞こえる。
その時は、もうひたすら怖かったから、ハンドル抱いてガクガク震えてた。

音は運転席の上を過ぎて、ボンネットのところにいる。
その時、「せめて後姿くらい見てやろう」って思った。
で、恐る恐る顔を上げると、男と目が合っちゃった。

そいつ、歩いてたわけじゃなかった。
腰のところから二つ折りになって、ブリッジ状態で動いてたんだ。
762以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 02:06:57.15 ID:kt8H9l2J0
>>760
無理だと思う
分岐しだいで話が際限なく変化するから
763以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 02:08:21.00 ID:gBvFvi+yO
今すぐ帰って

オカルト好きな俺とA男とB子で怖い話を2時間ぐらいしてたんだけど、A男が「心霊スポット行かない?」って言い出して、ノリで行く事になった。

俺の住んでる所はど田舎のT県。
最強に怖い心霊スポットがあるんだけど、三人でそこは辞めとこうってなって、程々に怖いF市にある廃墟に行く事になった。A男が車運転で。

いざ着いてみると周りは真っ暗。
本気で怖くなってきた俺とB子はちょいガクブルだったけど、好奇心モリモリのA男が先頭に立って侵入。

結構人が来てたらしく、廃墟の入口に「近隣の迷惑になりますのでむやみに入らないで下さい」って看板があった。
無視。侵入。

入ってみると意外に広くて、もう夜の2時まわってたから真っ暗で懐中電灯忘れて三人で携帯のライトを頼りに固まって捜索。

まず一階を探索。
地元のヤンキー様達がスプレーで壁に「夜露死苦」だの「喧嘩上等」だの書いてあった。笑う俺達。

和んだところで更に奥に進むと襖のある部屋? 和室みたいな部屋があって襖と襖の間に写経みたいなお札が縦に目茶苦茶貼ってあって、流石に三人もビビった。

ガチなのか? と思いながら、次は二階へ行こうってなって階段へ進んだ時A男にメールがあった。
764以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 02:10:39.62 ID:gBvFvi+yO
>>763
まさか…と思って恐る恐るA男の携帯を三人で見た。

自称霊能力者のC子からだった。
内容はこうだった。

「今すぐ家に帰って。お願いだから」

次は俺とB子に同時にメール。

「今どこにいるか解らないけど今すぐ家に帰って。お願いだから」

はぁ? と思いつつ、戸惑ってたらB子がいきなり猛スピードで出口に走り始めた。
そして俺とA男もダッシュで追い掛けた。

B子が「皆早く帰ろう! 早く!」と叫んでた。
とりあえずC子の言う通り、B子を追い掛けて。
765以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 02:12:19.41 ID:gBvFvi+yO
>>764
車の中で俺がC子に電話したら、

俺「どうしたの?」

C子「どこにいたの?」

俺「F廃墟。心霊スポットだけど、メールの意味わかんないんだけど?」

C子「そうだったんだ。私今さっきまで寝てたのね、そしたらアンタとAとBが夢に出てきて三人共傷だらけだったん。すっごく嫌な予感したからメールしたの」

俺「マジで? 俺達その時、その廃墟の二階に行こうとしとったんやけど」

C子「行かない方が良かったと思う」

俺「なんかあったんかな?」

C子「わかんないけど、なんか不安になってね。でも戻ってくれて良かった。じゃあ私また寝るね、おやすみー」

俺「あ、はいはいお休みー」

―ピッ―


766以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 02:13:07.27 ID:gBvFvi+yO
>>765
俺が二人に電話の内容話すと、

A男「C子ってモノホンなんかな? つかB子なんでいきなり走り出したん?」

B子「見た…」

俺「何が? 霊!? 何系?? 女の子!?」

B子「違うよ、私さ台所付近に行ったらカップ麺の容器の空が大量に落ちてたの」

俺「…で?」

A男「なんでそれで逃げたの? つか見たって何を?」

B子「…両手に包丁持ったホームレスみたいな人が二階の部屋からこっち見下ろしてた」

俺・A男「……マジ? ヤバくない?」

B子「だから逃げたん」
767以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 02:16:38.44 ID:gBvFvi+yO
滝の上の何か

大学に入ってからの話。
1年の夏。東京の大学だったから、一人暮らししてた。
夏休みもバイトがあったから、田舎にも帰らず、何となく東京。

8月に入ってから、バイト先の連中とキャンプに行くことになったんだ。
東京から案外近いところにある、山奥の普通のキャンプ場へ、男3女3。

夜、バイトが終わってからワンボックスのレンタカーで2泊2日。
到着したのが10時ごろ。

あまり流行ってないみたいで、他に客もなし。
小さなキャンプ場で設備だってそんなに良くなかったから、こんなもんかと思ってた。

この時期に楽々と予約できるんじゃぁね。
バイトの疲れもあって、その日はさっさとテント張って寝てしまった。

768以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 02:17:57.45 ID:gBvFvi+yO
>>767
翌日はキャンプ場からそれなりに奥に入ったところにある小さな滝で水と戯れたりしてる連中を残して、オレともう一人(男)はもう少し奥へ入って釣りを。

田舎の人間だから、山には慣れてる。山の中なんてのはだいたい鬱蒼としたもんだ。
でも、何か違う気がする。

異質な重さって表現したらいいのかな、湿度の高さからくる重さとは、どうも違う気がする。
魚も釣れないし、昼も近づいてるし、早々に引き上げることにして滝まで戻ったんだけど、誰もいない。なんで?

早足にテントまで戻ったら、みんなはご飯を食べてた。
戻ってこないから先に食べてたってさ。なんだよそれ。

そのまま何となく酒盛り状態。
ダラダラし続けて、晩ご飯はレトルトのカレー。なんちゃってキャンプだからそんなもんね。
769以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 02:21:22.50 ID:gBvFvi+yO
>>768

9時近かったかな、花火しようぜ、ってことで滝まで行くことになったのは。
月明かりもあったし、ちゃんと懐中電灯もあるし、大丈夫だよねってことで。

最初のうちはハデな花火でキャーキャーいってたんだけど、シメの線香花火に火を点けるころにはみんな静かになってた。
だからこそ、あんなものに気が付いたのかもしれない。

滝に目を向けたことに意味なんかない。ただなんとなくだ。
滝の上に何かがいた。人?



…落ちた。


あちこちの岩に叩きつけられる音が数回したあと、水面に叩きつけられる音が耳の奥に響いた。

それほど高低差や水量はなかったけど、かなりゴツゴツした岩肌がむき出しになっている滝だ、落ちればどうなるか。
滝壺のすぐ脇の浅いところに落ちたはずだ。
770以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 02:22:24.11 ID:gBvFvi+yO
>>769
駆け寄って懐中電灯で照らしてみたけど、人影らしきものも見えない。

滝壺に飲まれたか? あそこから落ち…あれ? 人?

あ。

…また落ちてきた。


岩や水面に叩きつけられる音も、さっきと同じ。
なるほど。

何かいたの? なんて言いながら何人かオレのそばまで来たんだけど、ごまかした。
大きな魚が跳ねたように思ったんだけど気のせいだったって。わざわざ話して聞かせることもないもんね。

帰る前に管理人に曰くを聞いたりするのも止めた。面倒だし。
流行ってない理由はこれだったのかも。

今でも落ち続けてるんだろうか、あの人。
男の人だったみたいだけど。
771以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 02:37:38.54 ID:0c4rWV2SO
眠い…明日まで残ってることを祈りつちorz
772以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 02:47:11.03 ID:gBvFvi+yO
ニワトリ

コンビニでアルバイトをしている男がいました。

ある日、店の入り口に一枚の写真が落ちていることに気付き、男は拾って同僚と一緒に見ました。
それは雑木林を背景に赤い鳥居を写しただけのもので、特に気にせず拾得物の保管所に放置しました。

翌日、シフトの時間になっても男は出勤してきませんでした。連絡も無く、携帯に掛けるも電話口にでません。
2〜3日音信不通状態が続き、男の住所を知っていた同僚がそこへ向かいました。

到着し、呼び鈴を鳴らすも返事は無く、どうしたものかと途方に暮れ、なんとなくドアノブを回すと鍵が掛かっていません。
不審に思いつつも同僚はドアを開けて様子を伺うことにしました。

しかし、部屋の中には誰もおらず、諦めて帰ろうと考えたその時、ふと足元に写真を見つけます。

それは先日、店の入り口で男が拾った写真でした。

よく見ると、先日とは違う部分があります。鳥居の左側にニワトリがいるのです。
同僚は勘違いかとも思いましたが、気になったので写真を持ち帰る事にしました。

そして、問題のニワトリの部分を引き伸ばし、そこを凝視した途端、一気に青ざめます。
そのニワトリの足の爪の部分に居なくなった男が苦悶の表情で写っているのです。
773以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 03:00:05.83 ID:xug4+oKKO
保守
774以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 03:02:26.73 ID:UVPT27zF0
怖い話スレが2個もあるのかと思ったら片方が喪女板だった
775以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 03:02:53.90 ID:la4KPlLH0
・モンスターハンター
・ドラゴンクエスト
・ファイナルファンタジー

などの壮大な神BGMを聞きながらだとどんなに怖い話でもグロい画像でも平気です。
ただし寝るまでBGMを切らないこと。途切れたらやばいです。
私的にはモンスターハンターの戦闘BGMを聞きながらなら一人かくれんぼも出来ちゃう
776以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 03:07:42.93 ID:53lA+ZlV0
あーやだやだ
このスレ見てたら急に扇風機切れた
777以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 03:26:35.29 ID:gBvFvi+yO
呼ぶ人

私は怖い話やホラー映画などがとても好きでよく観るのですが、その夢を見た日は特に怖い話をしたわけでも映画を観たわけでもありませんでした。
その日は、部屋で漫画を読んでいました。

すると急に睡魔が襲ってきたため『少し寝てリフレッシュしよう』と思い、横になりました。
眠気は考えていたより強烈で、あっという間に眠りにおちてしまいました。

眠ってからどれくらい経ったのか分かりませんが、突然その夢は始まりました。

何故か私は夢の中でも寝ていました。
今現在の服装、姿そのままの私がそこにおりスヤスヤ寝ていました(この時点で夢か現かも分からなくなり始めていました)。

しかし、目も開けていないのに、誰も家にいないこと、更には家中が真っ暗なのも分かりました。

『まぁいいか』

と思い、また深い眠りに入ろうとした瞬間、背を向けている部屋の入り口に『誰か』がいるのを感じました。

一瞬背筋がぞーっとしました。

頭は冴えていましたが(夢の中ですけど…)目を閉じ、そこにいる『誰か』に起きていることを悟られてはいけない…と直感し、実行しました。
変わらず入り口に背を向け、寝たふりをしました。

すると『誰か』がこっちに近づいてくるのを感じました。
778以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 03:27:23.63 ID:gBvFvi+yO
>>777
『誰か』は音もなく静かに近づき、あっという間に私の背の前に辿り着きました。
そして寝ている私の肩に手を置いたのです。

その手は異常な程冷たかったような気がします。
小さい手のひらと細い指から『誰か』が女であることが分かりました。

女はポンポンと2回私の肩を叩き、続けてこう言いました。

《………ねぇ、一緒に行こうよ………》

後ろを振り返ってはいけない…と思いました。
むしろ誰かにそう言われているような気さえしました。

ポンポン

《…………一緒に行こうよ…》

ポンポン

《…ねぇ…一緒に行こうよ…》

女は何度も何度も私に問掛けてきましたが、私はずっと寝たふりをしたまま動きませんでした。
779以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 03:28:57.09 ID:gBvFvi+yO
>>778
ただ、何度も何度も手を置かれる度に気付くことがありました。

徐々に女の声は強くハッキリとした口調になり、そこから怒りさえ感じるようになっていました。
肩を叩く手も、殴るというか掴むぐらいの力になっていました。

私の恐怖は増すばかりでしたが、寝たふりを続けて女が早く去ることを祈っていました。

そんな願いも虚しく、女は怒り狂い始め、私の体を掴み大きく揺さぶり始めていました。

《早く来いと言ってるだろうが!! ぁぁぁぁあ!!》

あまりに力が強いので、後ろを振り向いてしまいそうになり『…もうダメかも…』と思った瞬間、細い指からは考えられないような力で肩を掴まれました。

《おい!!!!!》
780以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 03:29:47.62 ID:gBvFvi+yO
>>779
と叫ばれ、私はぎゅっと目を瞑り『助けて!!』と思いました。

が、同時に

【○○ちゃん(私の名前)】

という聞き慣れた声がしました。

【○○ちゃん】

目を開いて、自分が現実の世界に帰ってきたことを感じました。

余程怖かったのか、私が目を見開き信じられない! とでもいうような顔をしていたので、妹が私に言いました。

【…寒そうだったから。。風邪…ひくかと思って…】

妹には少し霊感? のようなものがある気がします。
あの時声をかけられていなかったら…と思うと今も怖いです。。
781以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 03:45:45.05 ID:gBvFvi+yO
大切なところ

これは私の叔父の話です。
叔父は普段から豪快な人間で霊のたぐいは一切信じない人ですが、特に酒が入るといつも以上に豪快になり、大酒を食らってはいつも大虎になり恐い物無しになってしまう人です。

そんな叔父が例のごとく大酒を食らって正体を無くし終電も無くなってしまったのであたりをふらふらしていた時、大きい方がしたくなり日比谷公園の公衆便所に飛び込んだそうです。

酔っているためしゃがんでいてもふらふらと危ないので前の壁に手をついて用を足していると、誰かが肩を「とんとん」と叩いたそうです。
泥酔している叔父が無視しているとさらに「とんとん」と肩を叩いてきたそうです。

恐いもの無しの叔父はさらに無視していると、

「やめろよ、今大切なところなんだからやめろよ」

と男の声が後ろから聞こえてきたそうです。
782以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 03:46:11.42 ID:gBvFvi+yO
>>781
大虎の叔父は、

「うるせえな! 人が気持ち良く用を足しているのに邪魔すんな」

と文句を言いながら思いっきり後ろを振り向いたそうです。

するとそこには舌をべろんと出して、目をひん剥いた男が首にロ−プを巻き付けてぶら下がっていたそうです。
叔父の肩に「とんとん」とぶつかっていたのはその男のつま先だったのです。

さすがの叔父も一辺に酔いが覚め、お尻も拭かずに公衆便所から飛び出して交番に駆け込んだそうです。
後に交番の警官に事情を聞くと、首吊り自殺だったそうですが、叔父が発見したときには既に死亡して何時間も経った後だと言われたそうです。
783以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 03:46:41.77 ID:znkOdns50
      _,△_
     ( ゚д゚) ウラメシ・・・
      l U U
      )ノ


        _△_
     ( ゚д゚ ) ヤ!!
       U  U
      )ノ
784以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 03:49:25.42 ID:6y8syEdq0
>>783
おまえのおかげで怖がらずに寝れそうだ
785以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 04:02:55.69 ID:gBvFvi+yO
遊泳禁止海岸

高校生の頃、部活の仲間でしょっちゅうツーリングをしていたある夏の話。

湘南地区の学校だったので、付近に仲間が多いというところから大磯の海岸に集まる事が多かった。
大磯は遊泳禁止海岸なので海水浴客が少なく、夜にもなると地元の人間が投げ釣りに訪れる程度で、海岸で遊ぶにはうってつけだった。

その日もツーリングの後に海岸に集まり、酒を飲んだり花火をして遊んでいた。
そして偶にちょこっとだけ海に入ったりしていたのだが、何時も地元の後輩だけは海に入ろうとはしなかった。

何でも小学生のときに友人が溺れ、助けに行った自分も溺れそうになったからだそうだ。
786以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 04:04:15.45 ID:gBvFvi+yO
>>785
「あのとき付近にいた大人が助けてくれなかったらどうなっていたか分からない。だって二人とも無数の手に捉まれていたんだから」

そう語る後輩を、俺は疑っていた。
なぜなら、此処で大量の人が死んだという話は、信憑性に疑問があることを知っていたからだ。

「よく言う海草がなんかが絡んだんじゃないの?」

そう俺が言うと、何時もはおとなしい後輩が、その時ばかりはムキになって

「ちがうよ。助け上げられたときに、初めに溺れていた友達の足首にハッキリと手形があったんだ。
大人達もそれ見て驚いていたから絶対間違いじゃない」

と、半ば怒鳴るようにして真剣な面持ちで語っていた。
787以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 04:05:25.50 ID:gBvFvi+yO
>>786
俺は、罰が悪くなって、そうなんだと相槌を打って酒に手を出した。
が、その時海岸をバイクで走っている奴が波打ち際で暴れているのを目にした。

ロードバイクばかりの中で、一台だけあるオフロードバイクで波打ち際を走っていたのだが、いい気になっているうちに柔らかいところでスタックしたらしい。
一生懸命アクセルを吹かして脱しようとするのだけど、満潮時の砂と海水を巻き上げるだけでちっとも前に進まない。

それを見て最初笑っていたけれど、おかしいと気づき始める。

奴は昨日今日オフロードに乗った訳ではなく、スタックした場合はローギアでそっと抜け出さなければならないことを知っている筈なのだ。
だけど、目一杯アクセルを吹かして足掻きつづけている。
788以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 04:07:09.16 ID:gBvFvi+yO
>>787
そうしている内に、波打ち際まで迎えに行った連中が騒ぎ始める。

「あれなんだ。ちょっと見えたぞ」

「やばいぞ、早くあがれ」

「見るな。下見るなよ」
バイクに乗っている奴が、たまらず声を張り上げる。

「何してんだよ畜生。見てないで早く手伝えよ」

その声を聞いて、友人達は海に飛び出し、数人がかりでやっとバイクを海から引き上げるのに成功した。

俺は海岸で息を弾ませている連中の所まで行き、事情を聞いて驚いた。

「バイクがガクッと突然進まなくなったんだ。可笑しいなと思って下見たら、沢山の手がバイク掴んで離さないんだ」

海岸で見ていた一人が裏付ける。

「波と砂の間からアームを掴んでいる手が見えた。やべぇよココ」

驚いている俺の横で、地元の後輩が呟いた。

「ほら先輩言ったとおりでしょ。それに、助けに行こうとしたときに気づいたんだけどさ、少し離れた波の間に手とか頭の一部が見えていて、どんどん集まろうとしているようだった。あれ絶対に人間じゃないよ」

それ以来、夜の大磯には余り近づかなくなり、海に入ろうとする友人は居なくなった。
789以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 04:08:13.35 ID:ZRQzUPX30
天然パーマが治らないくてこわい
790亮介 ◆7XIOwPw6qs :2008/07/13(日) 04:10:41.69 ID:+djMbkjVO
赤い部屋


とある大学生がボロボロのアパートで一人暮しを始めた。
荷物の整理をしていると男は何か小さい穴を見つけたので覗いてみると、血のような真っ赤な色が見えた。隣の人が穴を気にしてポスターでも貼っているのだろう。そう思う事にした。
791以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 04:11:56.32 ID:23Az5PfSO
>>790金曜日からここにいるのに…こんなとこでお前に会うなんて(´Д`)ww
792亮介 ◆7XIOwPw6qs :2008/07/13(日) 04:12:44.28 ID:+djMbkjVO
隣の住人が女性だった事もあり下心から毎日ひっそり覗いてていたが相変わらずいつも真っ赤。
ポスターが無ければ覗けるのに…

少し悔しい思いを抑えいつも通り生活していた。
793亮介 ◆7XIOwPw6qs :2008/07/13(日) 04:14:33.49 ID:+djMbkjVO
何日か経って男はふと気になる事があった。
隣に女性が住んでいる事は知っているが一度も会った事が無いのだ。

いまさら引越しの挨拶も遅いしなぁ…
794亮介 ◆7XIOwPw6qs :2008/07/13(日) 04:16:52.62 ID:+djMbkjVO
気になって仕方がない男は大家さんに聞いてみる事にした。

隣にはどんな方が住んでいるのですか?


「ああ…あそこにはね、病気で目が真っ赤になってしまった女性が住んでいてね…」
795以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 04:36:36.72 ID:v1kHWhWdO
保守して寝る
796以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 04:41:52.45 ID:kt8H9l2J0
ほっしゅ
797以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 04:48:31.13 ID:IbYcviX20
>>16
やめろ
798以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 04:54:09.17 ID:gBvFvi+yO
先発カップル

二組のカップルが肝試しに行った。

目的地はもう誰も住んでない団地のようなところ。
そこは地元の肝試しスポットになっている。

で、一組ずつエレベーター(なぜかまだ使える)で最上階まで行って、階段で降りてこようと言う事になった。

まず四人は記念撮影をした。
それから、一組目のカップルがエレベーターで上がっていった。

でもなかなか下りてこない。遅い。おかしい。
そう思った後発のカップルは自分たちも上がって様子を見ようとしてエレベーターを呼んだ。

ドアが開いて乗り込もうとしたら、中で先発カップルが倒れていた。
なにがあったのかは不明。後発カップルは急いで救急車を呼んだ。

彼女の方は既に死んでいた。
彼氏の方は、三日間わけのわからない事を喋って、入院先の病院の屋上から飛び降りて死んだ。

後日、後発だったカップルはそのときに撮影した写真を現像した。
その写真はエレベーターホールで、セルフタイマーで撮影した。後発カップルはエレベーターの前で、先発カップルはエレベーターに乗っていた。

後発カップルは普通に写っていた。
しかしフラッシュをたいたはずなのに、エレベーターの中は真っ暗で、先発カップルは写っていなかった。
799以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 04:55:10.36 ID:gBvFvi+yO
湖面の影

会社員に聞いた話。

ダムサイトで弁当を食べた後、柵にもたれてダム湖を眺めていた。
強い陽射しの中、断崖の下の湖面には真っ黒な影が広がっている。

と、聞き慣れない音が聞こえてきた。紙を擦り合わせるような乾いた音。
聞こえると言うより、耳鳴りのように頭の芯に響いて意識を揺さぶる…


「**さん!」


突然、同僚に後ろから呼び掛けられて我に返った。

上半身が覗き込むように断崖の方に乗り出していて、両足が宙に浮いている。
いつのまにか柵を乗り越えようとしていたらしい。

そこで初めて気が付いた。
真昼のこんな時間に、影があんなにも広がるはずが無い…。

慌てて柵を離れようとした時、湖面の影が無数の人型に分かれてサ─ッと散った。
800以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 05:01:31.04 ID:23Az5PfSO


ところで今何話くらいだ?
801以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 05:05:57.55 ID:cLqrJjMV0
やっと追いついた
これで安心して逝ける
おやすみなさい
802以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 05:06:10.06 ID:FTIuqjEE0
600くらいあるんじゃねえか?
803以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 05:14:16.68 ID:23Az5PfSO
いつもこのテのスレ結構伸びるよね

ほす
804以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 05:27:58.44 ID:23Az5PfSO
805以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 05:28:25.11 ID:rB7SiDFt0
保守

しかし、こんなにもどこから話を見つけて来るんだ?
洒落怖?
806以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 05:30:16.07 ID:kt8H9l2J0
自分が見た限りほぼ全部オカ板・創作サイトから
見たことがないのは数話だった
807sage:2008/07/13(日) 05:37:52.23 ID:rB7SiDFt0
そうなんだ
今まで見たことない話ばかりだから結構楽しめてるわ
808以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 05:55:35.81 ID:8eyCZvbQO
追いついた捕手
809以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 05:59:51.25 ID:/58Ohk200
まだあったのかwwww
810以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 06:11:24.18 ID:23Az5PfSO
ほっほ
811以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 06:17:16.79 ID:b5siUKmNO
テラ地元

やべぇぇぇぇえ
812以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 06:19:10.15 ID:b5siUKmNO
>>788
の話なw動揺で安価がw
813以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 06:48:24.36 ID:DyWFTjCdO
814以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 07:12:25.01 ID:rB7SiDFt0
815以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 07:22:31.82 ID:ZdICrdFwO
816以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 08:13:33.52 ID:rB7SiDFt0

817以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 08:54:49.73 ID:vgXX6/UfO
818以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 09:24:58.52 ID:kt8H9l2J0
819以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 09:26:43.18 ID:4Or5Pj6MO
結局>>1の話は出ないのな
出るまで捕手
820以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 09:50:14.05 ID:HZPm6KZf0
821以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 10:01:41.26 ID:ChBfC1p/P

ワシは>>633だが、その幽霊は何を訴えてるのかね?
822以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 10:11:43.20 ID:zlSRRr390
>>821
洗うなら右手を特に念入りに洗ってついでにうがいもして、風邪には充分に気をつけてくださいね

ってことじゃね?
823以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 10:12:29.96 ID:Wwe7sBtHO
>>166
それ…私かも?
824以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 10:14:38.97 ID:4FcPdOEEO
今日はオカルトの日らしいな
825以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 10:24:50.94 ID:ChBfC1p/P
>>822
そっかー
ワシよく暇さえあれば右手てちんK





・・・・何でもない
826以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 10:44:33.92 ID:gBvFvi+yO
黒い蓮の葉

自転車仲間に聞いた話。

夕暮れ時。林道をMTBで爆走し、小さな湖のほとりで休憩していた。
日没に赤く染まった湖面を眺めていると、妙なものが目に入った。

水際に、黒い蓮の葉のようなものが浮いている。

(黒い蓮の葉なんてあるのか? サイズもアマゾンの大蓮なみに大きいし…)

そんなことを考えながら水を飲んでいた。

と――― 蓮の中央がゆっくりと盛り上がる。最初は耳。次に鼻。口…
長い黒髪の女が水面から姿を現した。

肝を潰して自転車に飛び乗った。全速力で来た道を下る。
麓の駐車場に着いた。一息つく間もなくキャリアに自転車を積み込む。

ふと、下ってきた道の入口に目をやった。
827以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 10:45:45.20 ID:gBvFvi+yO
>>826
全身が凍りつく。

さっきの女がこっちを見ていた。
こんな時間で追いつけるハズがないのに…青白い顔に、そこだけが紅い唇を少し開け、ゆっくりと近づいてくる。

車に乗り込み、猛然とスタートさせた。
国道に出るまで、バックミラーは一度も見なかった。

自宅にたどり着いても震えが止まらなかった。
自転車を玄関から放り込んで鍵を掛ける。

そのまま、友人の家に転がり込んだ。

翌日の昼、友人と一緒に自宅に戻った。
鍵を開けて中の様子を伺ったが、妙な気配は無い。

玄関に放り出しておいた自転車を仕舞おうとしゃがみ込んだ。
前輪のスポークとサスペンションに、長い黒髪が絡みついていた。
828以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 10:47:05.51 ID:gBvFvi+yO
お母さんが抱っこ

「お母さんが抱っこ」

そう言って泣いている。

何度も何度も、壊れたCDプレーヤーみたいに同じトーンで小さな女の子独特の甲高い声が深夜のアパートの廊下にこだましていた。

お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ…。

俺は古い友人と部屋で懐かしい話をしていたのだけれど、女の子があまりにもうるさいので友人は注意してくると部屋を出ていった。
俺は気にもとめずにタバコに火をつけて、未だ響く叫び声を聞いていた。

友人は、「違う階みたいだ」だからめんどうなので諦めたと言いながら戻ってきた。
昔から鈍感なこの友人は本当に幸せ者だと俺は思う。
829以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 10:47:47.45 ID:gBvFvi+yO
>>828
「ていうかお母さんが抱っこ。って何だよ」

「さあ、抱っこしてほしいんじゃない」

俺は二本目のタバコに火をつけた。
友人はグラビア雑誌を眺めながら、女の子の事をもう忘れ去ってしまったようだ。

ここは古いせいか上や隣からの音がよく聞こえる。特に上の足音がヒドいったらありゃしない。
このアパートは、一階建てのハズなのに。

「お母さんが抱っこ」

そう泣き叫ぶ声は友人が入ってきた時点で止んでいた。

そりゃそうだ。
両足の欠けた女の子は青白い笑顔をしながら、目の前の友人の背中にしっかりとおぶさっているのだから。
830以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 11:03:10.51 ID:gBvFvi+yO
カーテン女

俺が小学生の頃、校舎の隣りにマンションがあったのよ。
そのマンションさ、その町内で一番高いせいもあってか飛び降り自殺が絶えなかったんだ。

んで、俺が小4の時に友達から「なぁ、カーテン女って知ってる?」って聞かれたんだ。

俺は知らないから教えてくれって言ったら、校舎の隣りのマンションの最上階に住んでる女の事だって。
なんでカーテン女っていうのかって聞いたら、ベランダ側の窓のカーテンの隙間からずっと下を見下ろしてるってのが名前の由来らしい。

それで友達とカーテン女を見に行こうって話になって、放課後にそのマンションの最上階が見えるとこに行ったんだ。
正門を出てすぐのとこだったんだけど、そんな都合よくカーテン女いるかなーなんて思いながら、カーテン女がいる部屋を見たら……。
831以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 11:04:23.74 ID:gBvFvi+yO
>>830

いたんだよ。


まっ赤なカーテンの隙間から外を見下ろしてた。

俺らなんでか嬉しくなっちゃってさ、「おーい」とか言ってカーテン女に手振ったりしたの。
そしたらさ、カーテン女もこっちに気付いたらしく、手振り返してくれたの。

それ見てまた俺ら大はしゃぎ。
友達なんか学校の警備員のおっちゃんから双眼鏡借りてきて、

「どんな子か見ようぜ!」

なんてむちゃくちゃテンション上がっちゃってさ。

んで、友達が双眼鏡でカーテン女の部屋見た瞬間さ、友達声失って顔ひきつらせてんの。

「やばい…やばいって…」

って友達ずっと言ってて、でも俺もテンション上がりっぱなしじゃん。
832以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 11:05:32.37 ID:gBvFvi+yO
>>831

「双眼鏡貸せよ」

って言ってカーテン女の部屋見たら、

真っ青な顔して目見開いた女がニヤ〜ってしながらこっち見てたの。
マジで目が異常だった。

あまりに怖過ぎて、その場から全速力で警備員のおっちゃんのとこに逃げたの。

んで警備員のおっちゃんにカーテン女の話を一部始終話してさ、あまりに俺らの様子がおかしい事に気付いたみたいで、担任の先生にまでカーテン女の話言ったんだ。

んで、担任の先生が俺らが面白半分にカーテン女の事追い回した事で迷惑をかけたから謝罪に行くとか言い出したのよ。
最初は俺らも連れて行かれそうだったけど、あんな表情見たからには絶対行きたくなかったから断固拒否したのよ。

んで次の日、担任の先生が1人で謝罪しに行ったんだ。
833以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 11:07:21.74 ID:gBvFvi+yO
>>832
担任の先生が謝罪に行った次の日さ、どんな感じだったか聞きに行ったんだ。
そしたらさ…。

カーテン女がいた部屋、誰も住んでいなかったんだって。

でも、俺らとしたら納得いく訳ないじゃん。実際見てんだから。
んで担任の先生さ、管理人にカーテン女の部屋の事聞きに行ったんだって。

そしたら、昔あの部屋に住んでた家族が一家心中したんだって。しかも飛び降り自殺で。
それ以来、なぜかこのマンションで飛び降り自殺が後を絶たないんですよねーって言ってたって。

あれから15年近くたって、俺は全然違うとこに引っ越したんだけど、そのカーテン女を一緒に見た友達の話だと、今でも年に何回かそのマンションで飛び降り自殺があるんだって。

カーテン女とそのマンションで飛び降り自殺が頻発してる事に関係があるかどうか知らないけど、これは本当に俺が15年前に体験した話。
834以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 11:09:50.93 ID:eyOf1HwlO
oi
misu
みうs
おい
怖いだろ
もっとやれ
835以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 11:11:26.65 ID:R4SP81UxO
なかなか怖いやないか〜〜い!
836以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 11:42:34.16 ID:gBvFvi+yO
白いものが窓に

今から数年前の話だけど。
俺はまだ大学生で、学校近くで1人暮らしをしてた。

俺の部屋はマンションの3階で、窓を開けると隣のビルの壁しか見えなかった。
どうでもいいけど、それが結構気に入っていた。

そんなある日のことだ。窓を開けっ放しにしてた。
夜で、部屋の明かりがぼんやりと白かった。

俺は勉強中で、時々「暑いな」と独り言を漏らしてたと思う。

「暑いな」「暑いな」「暑いな」「暑いな」「暑いな」「暑いな」

そしてふと

「スズシイ」

と俺が言った。
837以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 11:43:47.32 ID:gBvFvi+yO
>>836
俺が言ったんだと声を聞いてわかった。

言われてみると、確かに涼しい。涼しくなってる。
空気がひやりとしている。肌がちくちくする。口の中が乾いて血の味がする。

何かが俺を見てる。
窓の外に白いものがいる。

ああいうものってさ。振り返らなくても見えるんだよな。白いんだ。
腕がないのに指はやたら多くて、それで窓に縋り付いていた。

指が30、40? 50? 親指がない。
指が狂ったようにもがいてて顔が白い。口が赤い、でも舌がない。

じっと俺を見ている。じっと、


けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ


いきなりあれが笑い出した。
俺は凍り付いて振り返ることも出来ない。
838以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 11:44:32.48 ID:1boOQprG0
今北のでオススメのレス教えてください>>、
839以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 11:44:49.34 ID:gBvFvi+yO
>>837
窓の方は最初から見ていなかったんだ、だけど見えてるんだ。
開いた口の中には舌の代わりに親指がびっしりと生えていた。

携帯が鳴った。どうやって携帯を取り出したか覚えていない。
涼しいと俺は言っていた。それと同じような感覚だった。

「いまマンションの前」

友人からメールが来てて、それからはあまり記憶がない。


気が付いたら友人がいた。
あれはずっと笑っていたように思う。

友人は窓に近づいて、手を伸ばして、淡々とあれを突き落とした。
俺の部屋はマンションの3階で、そんな高くないはずなのに、何かがぐちゅっと地面にぶつかる音がしたのは随分と時間がかかった後だった。

呆然としている俺を振り向いて友人が言った。
840以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 11:49:53.73 ID:gBvFvi+yO
>>838
>>562これで良いかな。
先生、とかエロくてオススメ。
841以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 11:52:06.82 ID:gBvFvi+yO
>>839
「メリークリスマス」

無駄に流暢な発音だった。 12月25日の出来事だった。
友人はあれは「通りすがり」だと言って、「わりと人間に近いんだよな」くらいしか話してくれなかった。
だけどどうしても気になって、「何であれが急に笑い出したのか」と聞いてみたらこう言った。

「お前は凍り付く。あれは笑う。そーゆーこと」

どーゆーことだよ。

問い詰めたら、「だから」と友人は続けた。かなりどうでも良さげだった。

「怖かったんじゃねーの?」

何がだよ。

聞いてみるべきだったかも知れないがそうはしなかった。
友人は頭が良すぎるところがあって、俺はあいつのそれにはあまり関わりたくなかった。
後で何か残ってるんじゃないかと思って探してみたけど、窓の下、というか、俺の部屋の窓の下に当たると思われる部分の地面には何の跡も残ってなかった。
雪は真っ白く、ビルの間に挟まれていて足跡ひとつなかった。

俺は風邪を引いた。
しばらくして雪は溶けた。俺は色々なことを忘れた。

あれの形も今になってはおぼろげで、笑い声などは俺の彼女のと混ざってるような気もする。
何年も前の話だから仕方ないと思う。
だけど、ただあれに触った時の友人の怠そうな表情がやけに印象に残っている。
842以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:00:55.52 ID:gBvFvi+yO
百物語とツクモ

俺が中学校の頃の話だけど、俺の友達に怖い話とか得意な奴がいたんだ。

「昨日女と海行ったんだぜw」みたく怖い話するもんだから逆に怖いんだ。
そいつ、便宜上Kな、そのKの話。

夏休みの終わりぐらいにな、友達で夜集まって百物語したんだ。ろうそく消してくヤツな。
そこでのKの話なんだけど、「百物語で百個目の蝋燭を消すと怪異が起こる」って話だったんだよ。

ほら、99ってツクモって言うだろ? 百に着くからツクモって。
つまり百はモ(喪)であって、百個目の話は誰かの死だって、そういう話だったんだ。

怖いの此処から。その話が終わってすぐKがな、ヤッコサン出したんだ。

ヤッコサンってほら、折り紙の人形みたいなやつ。あれ大量に出してな、「一人一個ずつな」って言って一人一人手渡して回ったんだ。

んで全員に渡し終わった後、「今夜は誰が死ぬんかなー」とかって、笑って蝋燭消したんだよ。

何が怖いって、そのKが消した蝋燭が百本目の蝋燭だったってのが一番怖い。

んで、解散してから家で寝てたら、学校の廊下で女に追い駆けられてる夢を見たんだよ。
一直線の長い廊下を、キモけーねみたいな女に追われてる夢だ。

夢だってわかってたんだけど、なかなか起き上がれなくて、捕まりそうになったとこでようやく起きた。
気になって上着のポケット見てみたら、ポケットに入れっ放しだったヤッコサンがズタボロになってたんだよ。

それをKに言ったら、「おー、今回はお前やったか」って楽しそうに笑いやがったんだ。

今でもアイツの笑顔見ると寒気がする。
843以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:03:02.61 ID:TWf9Vkhk0
【7:46】メリーさんからの着信で起床。「家の前にいる」等とほざいてやがる。おかげで寝起きが悪い。
【8:02】朝食で使った油の容器にゴキブリが入ってた。気にせず捨てた。今まで気がつかなかった事に腹が立つ。
【8:36】出勤。ダルい。家を出るときに電話が鳴る。うるせぇシカトだ。
【9:07】車で走っていると、後ろからババアがダッシュで追いかけてくる。アクセル全開で振り切る。あくびが出た。
【9:30】デスクに向かっている。下を見ると白い手がオレの足をつかんでいる。ふりほどき蹴りをいれる。大人しくなった。
【10:39】窓際に立ち空を眺めていると、女が落ちてきて目があった。この不細工が。
【12:24】交差点を歩いてて、すれ違う時に男が「よくわかったな」と言ってきた。黙れ池沼。
【14:26】携帯に着信記録16件。かけてみる。「わたしメリーさ…ブチッ…ツーツーツー」
【16:12】外回りをしているとマスクをした女が声をかけてきた。「わたしきれい?」右ストレートを入れる。うずくまったまま動こうとしない。こっちは急いでるんだよ。
【17:30】公衆便所に行くと人形が落ちている。「わたしリカちゃん。呪われているの」うるせぇ黙れ。
【20:32】車で走行中、バックミラーを覗くと上半身だけの女がついてきている。急ブレーキをかけてバンパーにぶつける。もう着いて来ないようだ。
【21:25】帰宅、着信記録が49件。またアイツか。
【21:42】ベッドの下に男がいたのでボコって追い出した。大の男が泣くな。
【22:10】メリーさんからの電話に出る。「わたしメリーさん、今あなたの後ろにいるの」後ろは壁だ。
【23:34】着信がしつこく鳴り響く。電話線を抜いた。
【0:12】就寝。今日一日でかなり疲れた。
【2:40】急に目が覚める。金縛りのようだ。髪の長い女が天井にへばりついて恨めしそうにこっちを見つめている。だが睡魔には勝てない。
【3:20】猿夢だ。しかし俺は夢の中では無敵だ。残らず叩き潰す。
844以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:10:53.31 ID:fWBhtw5QO
支援がてら豆知識
うやむやと言う言葉は妖怪が来たのを知らせた鳥の鳴き声がもと
845以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:16:14.73 ID:gBvFvi+yO
>>844おおすげぇ!そうなのか〜
846以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:18:22.43 ID:gBvFvi+yO
悪夢の夜釣り

去年の夏から秋に変わるくらいの頃だった。

その日は日曜日で、朝から溜まっていた仕事を続け、気付けば夕食時、「今日は釣りに行きたかったのに」と外を見るときれいな満月。
時計は9時に差し掛かるくらい。

「こりゃいいや」とベイト1本に小さなボックス1つで近くの人工湖へ。
それが悪夢の始まりだった…。


釣り場にはもちろん電灯などは無かったが、月明かりで困るほど暗くはない。

家を出た時は気持ちの良い涼しい風が吹いていたのに、釣り場は風も無く、生暖かさすら感じるほどだった。
「気持ち悪いな」と思ったが、どうしても釣りがしたくて釣り場に立った。
1時間くらいだったか、45を1本、30ほどを3本となかなかの釣果、そんな時だった。

「釣れますか?」

背後から低い声がした。

847以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:21:44.32 ID:fWBhtw5QO
過疎ったけど見てるぜ
848以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:22:35.47 ID:gBvFvi+yO
>>846
何の気配も無く、物音ひとつさせずに人の声がする。 とても驚いたし、怖かったので振り返らずに「つ、釣れますよ」と答えた。

「そうですか…ところで…」

と言葉が発された次の瞬間
ロッドを持ち立ったまま金縛りに。 しかし頭だけは妙に冴えている。

「この辺で、右手見ませんでしたか?」

今度は真後ろから声が。 わめき叫びたくとも声が出ない。

「そう、ちょうどこんな感じの太い腕…」

と言って何かが右手を掴んだ。

その時「うわぁー!」金縛りが解け声が出た。
途端にその場に座り込み10分そこらその場から動けなかった。

ふと我に返り、車まで一目散に走り家に帰った。
家に帰り私の顔を見た家族が「どうしたの?」と言った次の瞬間妻が

「きゃーっ」

右腕を指しながらガタガタ震えている。見るとはっきりと手で掴まれた痕が。しかもそれは1つではなく3、4つも…そして急に激痛が…。
次の日手にあざは無かったが 車に行ってみて血の気が引いた。
人の手形が車中にびっしりとつけられている。
その日は仕事を休み家で過ごすことに。
結局それからは何も無くその後もその池には普通に釣りに行っている。
皆さんも夜釣りには十分気をつけて下さい。
849以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:23:26.96 ID:gBvFvi+yO
>>847ドピュッ!
850以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:27:59.42 ID:gBvFvi+yO
ヤキモチを焼く家

不吉な噂のある家、貴方の近所にはありますか。

その家に引越した人には、不運な事が立て続けに起こる。
そのせいで、何人もの人が引越してきては出ていく、長年住んだ人がいない。人の入れ替わりが激しい。そんな家。

実は、私の家の隣の家がそうなんです。

ただし、不幸になる人には条件があるんです。
それは、その家に越してきた人の中に、男女のカップルがいた場合のみ。

みんな、引越してきた当初は仲良さそうな夫婦やカップルなのに、なぜかこの家に越してくると、別れる事になってしまう。
仕事がうまくいかなくなったり、片方が病気になったり。なにか問題が起きて、不仲になってしまう。

酷い時には、朝起きたら、その家のお父さんが亡くなっていた、なんて事があった。
851以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:30:48.41 ID:gBvFvi+yO
>>850
前の日までは、元気だったらしいのに。原因はよくわからないらしい。

その家族の娘さんが、「起きて! お父さん起きて!」ってずっと泣き叫んでて、可哀相だった。
その後、残された母娘は引越していきました。

呪い、なんて考えるのは浅はかかもだけど、これだけ引越してきたカップルに不幸が起こると、何かあるのではと思ってしまう(一人暮らしの人が越してくるのは、問題ない。何も起こらず、普通に暮らせるみたい)。
カップルの仲に嫉妬した、その家に潜む何かが、不幸をもたらしているのではないか?

実際、近所の人が見たらしいです。
その家、しばらく借り手がつかなくて、空き家になってたはずなのに。窓の所に、白いワンピースの女の人が立ってて。おいでおいでをするように、手招きしてたそう。

目撃者が一人なら、見間違いかもと思うのですが、同じように女の人を見た人が何人もいるのです。
窓を白い影が横切った、顔はよく見えなかったが女が立っていた、など様々ですが。

幸い、私はまだ目撃していません。
夜は絶対、その家の前を通らないし、見ないようにしています。私の家は、隣の家に面した窓は絶対開けません。その窓のカーテンも閉めっぱなしです。

その女の人が誰なのか、いつからその家にいるのか。そして、今でもそこにいるのか…よくわかりません。
ただ、今、その家がちょうど空き家なんです。
次に越してくるのが、カップルでない事を願っています。

駅に近い、2階建の一軒家です。見た目は、本当に普通の家。

皆さんもお気をつけ下さい。
852以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:31:22.90 ID:fWBhtw5QO
>>849
顔にはよして〜!
過疎ってるから聞くけどウソですのAAで終わる話見たことある?
853以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:34:29.31 ID:gBvFvi+yO
>>852
みた事ないなぁ
そういうのは知らないや(´・ω・`)
854以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:37:08.49 ID:fWBhtw5QO
>>853
サンクス、それと乙でした
855以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:37:30.94 ID:tZ3Ur3ptO
彼女との結婚が決まってすぐに浮気相手からメール


生理が来ないんだけど
856以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:42:59.85 ID:j0ycsuJQ0
寺生まれで霊感の強いTさんマダー?
857以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:45:35.01 ID:gBvFvi+yO
>>854チィース ( ゚Д゚)
誰か知ってる人居たら、是非貼っちゃって下さい。
858以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:47:30.40 ID:gBvFvi+yO
>>855 Welcome !
859以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 12:48:03.24 ID:s1mkCawN0
雰囲気出すためにこんなもの置いときますね
http://swfup.info/view.php/8495.swf
860以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 13:07:37.00 ID:swcr+R1iO
861以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 13:21:27.50 ID:2T+uZF890
既出が少なくありがたい
862以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 13:58:05.76 ID:YpWWheb5O
たしかになあ
863以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 14:01:18.57 ID:0c4rWV2SO
遅レスだけど
>>748
学怖のテキストまとめた本でてるよ(正規ルートだけだけど)
人形の話が怖かった
864以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 14:11:43.44 ID:SxvVQpX80
人形の話が怖いってよく見るけど水道からミミズが出る奴のほうがキタなぁ
865以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 14:13:36.19 ID:0c4rWV2SO
おいしいオレンジジュース…
866以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 14:20:13.98 ID:nDe2pFta0
実体験を1つ

小学校5年生のお盆に例年通り母方の実家に帰省した
その年、双子の兄は骨折しており、母と私だけが帰省した
まだ他の親戚も来ておらず、遊び相手がいないので仕方なく近所をふらふらしていた
といっても祖母の家の近くは民家がまばらにあり、他は見渡す限り畑と田んぼが広がっているだけだった
前から気になってはいたけど近づこうとしなかった雑木林になぜか入っていってしまった
しばらく進むと朽ち果てた廃屋があり、普段の自分なら絶対にそんな場所には近づこうとしなかったけど
なんとなく怖いもの見たさで入っていってしまった
中は酒瓶やら錆びた缶がいくつかころがってて、奥にはぼろぼろになった布団がしいてあるだけだった
拍子抜けして廃屋から出ようと振り向くとそこには、真っ黒で自分の2倍はありそうな「影」がいた
「影」の顔?の真ん中が横に裂け、その裂け目の両端が上に持ち上がった
笑ってる?と思った途端その「影」が私に向かって音もなく風も起こさずにスライドするように近づいてきた
頭では逃げようと思っているのに体は動かず、視線も外せない
全身が凍りついたような寒気に襲われ、「影」が私に多いかぶさろうとした瞬間、視界の端を白い何かが横切った
その白い何かは大きな犬というか狼みたいなもので、「影」に飛び掛ると牙と前足で「影」をずたずたに引き裂いてしまった
地面に残った「影」の欠片をぐりぐりと前足で踏みにじると私に近づき、頬を犬がじゃれ付くみたいに舐めると
今まで暗かった視界が急に白くなって、気がつくと祖母の家の近くのあぜ道に座り込んでた
夢かとも思ったけど頬は舐められた跡がついてて、祖母と母に話したら「影」の話は教えてもらえなかったけど
白い狼?のことは「2回も会えるなんてよっぽど好かれてるのね」って笑ってた
867以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 14:31:33.70 ID:4Gq6gEvQO
夜道で車を走らせていると前方に老婆が歩いているのが見える。
こんな時間になぜ老婆が一人で?
ふと疑問に思いながらも、そのまま老婆を追いぬいて車は走りつづける。
しばらく走った後、ふとバックミラーを覗くと車の背後から何かがものすごいスピードで接近してくる。
それはなんと、先ほどの老婆であった。
猛スピードで走る老婆はたちまち車に追いつき横に並んだ。
老婆は運転手と目が合うとにやりと口元に笑みを浮かべ、次の瞬間対向車にはねられた。
868以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 14:37:57.36 ID:HhGdre1D0
今日9800円で買ったイヤホンが壊れた
大音量でスリップノット(笑)聴いてたせいかいきなり途切れやがった
くそ。9800円もしたってのに。
俺は腹が立って45万円のプラズマテレビを座布団に叩きつけた
はっと我に返り、あわてて壊れていないか確認した
画面が映る。良かった。と思ったら音が出ない
くそ。45万円のプラズマテレビまで壊れてしまった 送料込みで47万円の損だ
それにしても今日は静かだな 気晴らしに散歩にでもいこう。


ちょっと違うかな・・・
869以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 14:40:43.91 ID:HhGdre1D0
人暮らしをしている大学生の男がいた。
男が住んでいるのはごく普通のアパートだが、たまにおかしなことが起こった。
大学から帰ってくるとカーテンの形やゴミ箱の位置などが微妙に変わっている気がするのだ。
最近は誰かにつけられてる様な気もしてきた、流石に気味が悪くなってきた男は大学の友人に相談した。
男が「もしかして…ストーカーかな?警察に言うのが一番良いと思うけど…
警察は実際に被害が無いと動いてくれないって聞くしなぁ…どうしよ……。」
と困っていると、友人は「…じゃあ大学に行ってる間ビデオカメラで部屋を撮影しておいて、
もしストーカーが部屋に侵入してるのが撮れたらそのテープもって警察に行けば良いじゃん、
不法侵入してるわけだからさすがに警察も動いてくれるだろ。」
と具体的な解決策を提示してくれた、やはり持つべきは友!これは良い案だ!と思った男は
早速次の日の朝、部屋にビデオカメラを設置して録画状態のまま大学へ行った。
大学から帰ってきた男は焦った、久々に部屋に違和感がある、
「これは期待出来る、マジにストーカー写ってるかも…」と思いながらビデオの録画を止め、再生した。

しばらくは何も写らなかった。
しかし夕方になると、知らない女が包丁を持って部屋に入ってきたのだ。
「…!!!!!!」ビビった男はすぐに友人に電話をかけた、
「ヤッベー!写ってる写ってるストーカー写ってる!!!!」と若干興奮気味に伝え、
それからは録画を見ながら友人に内容を実況した。
「ゴミ箱漁ってるよぉ…」「今度は服の匂い嗅いでる…キメェ!!」今までコイツは何回も来ていたのかと思うと
男は背筋が凍る思いだった。「これで警察も動いてくれるなぁ」と少しホッとしてると、画面の中の女は押入れに入った。
「うっわ…押し入れの中入ったよ、しかもなかなか出てこない……」などと友人と喋っていると、また誰かが部屋に入ってきた。

男は言葉を詰まらせた。
部屋に入って来たのは自分だった。
そしてビデオの中の自分はカメラに近付き録画を止める。


そこでビデオは終わっていた。
870以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 15:00:14.07 ID:gBvFvi+yO
3つの質問  

「この話しを聞いたら3日以内に夢にある人がでてくる」
中学の時に流行っていたんだけど、これ系の話しはどこでもあるよね。
夢の中で、ある人は3つ質問をするのね。
1つ目 「私の名前は?」
2つ目 「私の子供の名前は?」
3つ目 「押し入れの中には何が入っていた?」
で、3つの質問に答えられないと死んでしまうという落ちのネタなんだけど、 実は中学の時1個上だった先輩が「昨日まじで夢に出てきたぜ、 お前も気をつけろよ」みたいに脅しをかけながら自分に夢の話しを聞かせました。
先輩は夢の中でこう答えたそうです。
1つ目「木島太郎」
2つ目「木島次郎」
3つ目「トイレ」

先輩が話しをしてくれた次の日、朝礼の時に悲しいお知らせがあると、 校長先生から先輩が不慮の事故で死んでしまったという事を聞かされました。
先輩の家は国道のすぐそばにあったんですが、夜中トイレに入っている時に車が トイレに突っ込んできて先輩は即死だったそうです。

偶然とはいえかなりびびりました。自分はそんな夢みなかったんですが・・。
871以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 15:04:32.07 ID:oA1T5QME0
>>869
それ、元ネタとはちょっと違うような気がするけど、
侵入者(女)VS家主(男)&友人って状況なら
普通に怖くないな
ってかむしろ3Pフラグ
872以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 15:07:31.24 ID:gBvFvi+yO
誰か居るの?  

その日は会社の同僚とアルバイトを連れて三人で飲みに行った。

そのアルバイトは霊感があり彼と一緒にいると俺も霊を感じてしまうことがある。

そんな話をしながら飲んでいるうちに尿意を覚えて俺は席を離れてトイレへ向かった。

俺と入れ違いに一人が出てきて中にはもう一人先客がいた。
俺も便器に向って用を足しているとその一人も出ていった。

換気扇か何かのゴォーっていう音が響いる。
もう俺以外にトイレの中には誰も居ないはずなのに背後に気配を感じる。

すぐ横には洗面所の鏡があるから横を見れば俺の姿は見えるんだけど…
鏡を見られない
横には洗面台が二つ並んでいて鏡は一つしか付いていない…
まだ気配を感じながら手を洗いながら他にも気配を感じてしまった。
ここは普通じゃない!?
手を洗うのもそこそこに席に戻りアルバイトの彼にその話をしたんだ。
873以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 15:08:29.65 ID:gBvFvi+yO
>>872
俺はトイレを見てきて欲しいと彼に言った。

彼もトイレに行きたかったらしく席を立ったんだけど何故か手に数珠を持って行った。

待つ事、数分…

青白い顔をして彼は戻ってきた。
彼の話ではトイレの中には地縛霊が四体いて全てが急性アルコール中毒で亡くなっているらしい。

霊はトイレから出てくる心配はないらしい。

それからトイレのゴォーって音も換気扇なんかじゃないらしい。

危害は加えないものの成仏できない霊の声!?

JR〇田駅のそばで横〇銀行の地下にあるチェーン店の居酒屋だから行った事ある人もいるかも…
男子トイレだから女性は大丈夫!?
874以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 15:16:31.03 ID:iaVv0uzf0
まだ残ってたのかww
875以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 15:28:42.55 ID:gBvFvi+yO
幽霊とH  

5年ぐらい前、地方都市でホステスをしていたときの話。

一緒に働いている女の子で自称霊感の強いMちゃんという子がいた。

最初は信じていなかったのだが、Mちゃんが「明日は外出しないで」と言ってきた
のにもかかわらず、遊びに行って事故にあってしまってからはなんとなく信じてた。

そんなMちゃんの住んでいるマンションには男の霊が現れるという。

Mちゃんは夜な夜な現れるその男と毎晩Hをしているんだそうだ。
話によるとすっごくうまいんだそう・・・

それは、さすがに信じていなかったのだが、Mちゃんはネタとして客にその話をし て笑わせたりしていた。

ある日、Mちゃんがその話をしていると、隣の席の女性客が「それって○○ってい うマンションの○○号室?」なんて話かけてきた。
876以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 15:30:04.43 ID:gBvFvi+yO
>>875
Mちゃんもびっくりして「そうです!」なんて言ってたんだけど、その女性客もそ の部屋の元住人で男の霊とHしてたんだそうな。

それから、二人は男のうまさについて語りあっていたが、客はひいていた。
Mちゃんは、とっても元気な子だったのでこわさは全然感じなかった っていうか、笑って話してた。

他にも、その店のトイレで兵隊の霊を見たとか言って、「今トイレに 行ったらダメだよ」とか止められたりもした。
兵隊の霊はMちゃんも 怖がっていました。すごーく怨念というか感じるらしい・・・
聞けば、その場所って昔演習場のようなところで、爆撃も受けた場所 だったらしいよ。
Mちゃんはど田舎から出てきた子だったので、そん なこと知るはずもなかったんだけど・・・

それから、一番驚いたのは父親が死ぬ前、「実家に帰った方がいい」 って言われたの。私は事故のこともあるし、なにやら怖いので帰った ら、入院してて今夜がヤマって状態だった。
当時、留守電がなくて(貧乏)昼間も留守がちだったので、母も連絡 のつけようがないと困っていたんだって。
877以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 15:31:24.60 ID:gBvFvi+yO
>>876
Mちゃんのおかげで、死に目に会えたけど、葬式が終わって帰ったら Mちゃんが目を真っ赤にして

「良かったね。お父さん喜んでるよ」

と 言われて、その時初めてぞーっとした。

今でも、たまに
「ちゃんとお墓参りしてる?」
って電話が来るんだけ ど、父が寂しがっている姿が見えるらしいよ。

そういう時は、私も実家に顔出してない時なんだよね・・
878以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 15:33:12.84 ID:gBvFvi+yO
コンパ!オンナ!  

これは大学に入って独り暮らしを始めた頃の話なんですが・・・

いつもと変らず金縛りに遭っている時にその事件は突然起きました。

「い、息ができん!!」

正確に言うと息苦しいなのですが それは長い長い歴史の中で初めて経験する金縛りでした。

今までは「オイオイまた誰か身体をペタペタ触っているよ」とか、
「ちっ、オレの手首握るんなら、ついでにチン○も握ってくれや」
と言う様な、かわいい金縛りが主流でした。

「死ぬな、これはマジに」

いつもと一味違う攻撃に死を実感しました。

なぜ息が出来ないかと言うと今回は私の顔に覆い被さってきているからです。
879以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 15:35:03.63 ID:gBvFvi+yO
>>878

ハァハァ細かく息をしていたのですが、それも時間とともに疲れてきてしまい
「もう〜いいや、楽になるかな」
と気持ちが折れそうになるたびに
「コンパ!オンナ!コンパ!オンナ!コンパ!オンナ!」
と呪文の様に 頭の中でつぶやいていました。

しかし苦しさにはやはり勝てず、生への執着心が薄れてきた頃、 薄れ逝く意識の中で
いったい顔に何がのっかってるんだよ
と考えて見ると ひとつだけ思い当たることがありました。

「オートバイ?」

そうです、私はバイク購入の為、その当時タウンページほどブ厚いバイク雑誌を 仰向けに眺めながら眠りについてしまっていたのです。

「こんなアホな死にかたはできるか!三面記事で物笑いやん」

新しいモチベーションを得た私が必死に金縛りを振りほどいたのは 言うまでもありません。
880以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 15:35:35.76 ID:ta/8XUBd0
>>871
いやあの、よく読め?
友人は電話口なんだぞ?
しかも実況を押入れの女は聞いてるわけで
881以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 15:57:40.52 ID:0c4rWV2SO
882以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 15:59:18.52 ID:ChBfC1p/P
落ちた?
883以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 16:04:57.31 ID:FTIuqjEE0
はい?
884以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 16:17:05.65 ID:e+u320gyO
まだあったw
ほす
885以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 16:20:26.61 ID:gBvFvi+yO
エレベーターの上に 

学生時代の友人を訊ねて部屋に泊まらせてもらった時の話。
俺は霊感とか全然無くて、霊とかそういうの何も見えないんだけど、そいつは霊感ある奴で霊も結構見えるって言ってた。

俺はオカルト話自体は好きだから、一緒の大学に行ってた頃はそいつの色んな体験が聞けて楽しかった。

そいつのいきつけの店で酒を呑んだ帰り、そいつがなんだかつけられてる気がする、とか言い出した。
カサカサ、という音はしたけど、風が吹いていたし、俺は枯葉かなんかが立てる音だろうと思って気にしなかった。

そんときは霊が見える奴だってことは忘れてたから。

なんとなく気持ち悪いから、迂回して車通りのある大きい道を通る。
886以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 16:21:21.98 ID:gBvFvi+yO
>>885

そんなに遠まわりでもなかったから、すぐに友人が住んでるビルに着いた。
そいつの部屋があるのは6階なんで、エレベーターに乗る。

ドアが閉まった後、なんか聞こえたような気がして友人を見た。
そいつもなにか気になる様子で、聞き耳を立てていた。
ウィィィィィンってエレベーターの駆動音に混じって、かすかに
カリカリ、カリカリ……
って、なんか引っかくような音がしてたんだよ。

季節が夏なら、虫でも紛れ込んだのかと思ってしまうような音だったけど、見渡してみてもそんな虫はいない。

その音は、どうも俺達が乗っているエレベーターの上から聞こえてくるみたいだった。その時ふと思ったのが、


(まるでエレベーターの上に誰かがいて、指で引っかいてるような)


887以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 16:23:31.96 ID:gBvFvi+yO
>>886
まだその時は、

『馬鹿だな俺。嫌な想像しちまったなぁ』

くらいの気持ちでいたんだけど、そのまま二人ともなんとなく黙ってしまった。
引っかくような、その音だけがやけに耳について……

『早く着かないかな』
って、階数表示を見ながら思ってた。
きっと俺の友人も同じ事を考えていたと思う。

6階の表示が点いて、ゥゥゥンって響きと軽い逆Gを感じたときは正直ほっとしたよ。

でも扉が開いたと思った、その時


ガンガンガンガンガンッ!


いきなり上の方で、鉄板を思いっきりぶったたく様な音がした。
友人も上を見てギョッと様子だった。

俺達はもういてもたってもいられなくなって、先を争うようにエレベーターの外に飛び出して、友人の部屋までダッシュ。

あいつも慌ててたんだろうけど、ガチャガチャ言わせるだけでなかなか鍵が開かない。
888以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 16:25:55.61 ID:gBvFvi+yO
>>887

俺はそいつがドア開けるのを待つ間、もどかしくてしょうがなかったよ。

俺はそいつの手元とドア、それにエレベーターのある方を順番に見ながらビクビクしてた。
で、扉が開くと中に駆け込んですぐに鍵を掛け直した。

慌てて靴を脱いで、そいつの部屋の中まで直行。

「なぁ、なんだったんだアレ?」

って聞くと、

「さぁな」

ってつれない返事をしやがる。

でも俺は気になるからそのまま話しつづけた。

「まさか誰かエレベーターの点検員とかが居たんじゃ?」

「何言ってんだよ、こんな夜中に居るわけないだろ」

「助けを呼んでたのかも」

そしたらそいつ、突然

「んなわけねーよッ!!」

って怒鳴ったんだ。
889以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 16:28:52.80 ID:gBvFvi+yO
>>888
俺がびっくりして返事できないでいると、なんかブツブツ言った後、

「……声かけてこなかったじゃないか。 おかしいだろ!?」

「え? あ、そか。 普通なら助けてくれとか言うよな……」

俺はそいつの迫力にしどろもどろになっちまって、そのままなんとなく話が途切れてしまった。
音が無いと恐いから、見るわけでもなくTVをつけっぱなしにしてしばらく二人でぼーっとしてた。

なんか放心状態。

そしたら、そいつがいきなり話し出した。

「いきなり怒鳴って悪かった」

「え、イヤ、良いって。 気にすんな」

驚いた事は確かだけど、別に俺は腹を立てたりはしてなかった。さっきの、そいつの様子があんまりマジっぽかったから……

「……オマエ見えないんだもんな」

「え?」

って、ワケがワカラン様子の俺にそいつが、ボソリとつぶやいたんだ。



「天井から血まみれの脚がぶら下がってたんだ」
890以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 16:29:01.68 ID:RAPWDtNeO
891以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 16:32:42.37 ID:+SN32FhNO
>>612
俺湧別にすんでんだけど…
892以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 16:40:10.46 ID:gBvFvi+yO
良くわかったわね 

昔いた仙台の職場での知り合いの話です。その人は妻子あり、の良いおっさんなんです。
ここではKさんとしておきます。

Kさんが夜寝ているときのこと。

金縛りとともに誰かが部屋に入ってきたそうです。
畳を歩く擦り音が聞こえて、Kさんの方に向かってきます。Kさんは金縛りで動けない。

なんとその近づいてきた霊は、Kさんの隣まで来ると、Kさんの上に座ったのだそうです。Kさんはビックリ。

ただ、その”感触”から、「これは女性だな。」とも感じたそうです。

その後はKさんは失神。

その後しばらくしたある晩、Kさんは国分町(仙台最大の繁華街)で仲間と飲んでいました。
1件目で飲んで、2件目に移ろうということになり、仲間と移動中、雑踏の中から歩いてくる女性に目が行きました。

「ん?会った事あるような・・。」

としばし考えているうちに、その女性が近づいて来ます。女性は早足で、黒い服だったそうです。
すれ違う瞬間、女性と目が合いました。その女性はKさんに早口で一言いったそうです。

「良くわかったわね。」

ハッと思って振り返ったらもう居ませんでした。

Kさん曰く、他に思い当たる事もなし、あれはあの夜の女性の霊だろうと言っていました。
893以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 16:48:51.58 ID:gBvFvi+yO
オフ会 

去年の三月ごろだったかな。

同人やっていた私はそのジャンルではそれなりに有名な人のチャットに入ったんです。

奴はセミプロで、ジャンルの版権元で仕事をしている人です。
だから奴とチャットで会えたときは結構嬉しくて、毎夜のように話をしてたんですよ。
二人っきりになることも多かったです。

そのうち”オフ会があるけど参加しないか”て誘われて、工房だった私は一も二もなく承知しました。
同人作家にとっては一応あこがれの対象な人なので、誘われた時嬉しかったんです。

でも、それが間違いの始まりでした。
894以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 16:52:39.50 ID:gBvFvi+yO
>>893

オフ会の参加者は私と奴の二人だけ。
というより、今考えればはなからオフ会の計画なんかなかったんじゃないでしょうか。

奴は寂れたカラオケボックスに入るなり、エロ本ばかりかズボンからモノを出し、手でしてくれと…

助けなんて呼べません。

だって奴は、入り口のすぐ横、それも電話の真下に座ったのですから。

どうしようもなくてしかたなくなるべく見ないようにしてしてやりました。
蹴っ飛ばして逃げりゃよかったんですけど、いざとなるとできなかったです。

夢中でやって、やっと果ててくれました。

手は穢れてしまったけど、やっと助かったという思いでいっぱいでした。でも、ぜんぜん終わりじゃなかったんです。

カラオケボックスを出てすぐ「そろそろホテルに行こう」なんて言い出すんです。
その口調はまるで当然のことのような口調でした。
さっきは拒めなかったけど、今度は一応街中だったんで嫌と言って辞退しました。

じゃあレストランにでもとか言い換えてましたが、ついていくほど馬鹿じゃないです。
895以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 16:54:48.34 ID:gBvFvi+yO
>>894

未練がましそうでしたが、人目があったからなのかその場では簡単に離してくれました。

でも、その夜から奴から執拗に淫猥なメールが届き始めました。
私のからだの妄想を書いて来たり。

もうメールはいらないって送り返してたんですけど、何を言っても無駄で、工房だから世の中のことがわからないんでしょう、とか言ってきたり。

あきらめて無視したら今度は私の掲示板に書き込まれました。耐え切れなくなって、泣く泣く閉鎖しました。

すると今度はどうやって番号を調べたのか電話やFAXで同じ事をされて。

成績は落ちるし、彼には振られるし散々でした。

でも私は助けてくれる人がいたからまだ良いほうだったかもしれません。掲示板も復活できたし。

噂ではたくさんの女性が奴の被害に会っているそうです…。
自業自得なのかもしれませんが、これほど怖いことは今までなかったし、これからもないと思います。
896以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 17:01:17.73 ID:gBvFvi+yO
トイレ覗き 

俺が中学生の頃の話。

夜9時ごろ、自宅のトイレで大をしてたのね。

ふっと横の窓を見上げると、変な顔があった。

その窓は、家の外(裏側の、軽自動車がやっと一台通れる程度の路地)に直接面している窓。

ガラスに顔をべったりとくっつけている感じで、鼻や頬が押し付けられて平べったくなってた。
一瞬髪の毛が逆立ったんだけど、すぐに、

(ああ、これはのぞきか?)

と思い直した。

当時姉が高校生だったので、トイレをのぞく奴がいても不思議はない。

外に面したトイレの窓なので、当然すりガラス。
897以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 17:03:41.88 ID:gBvFvi+yO
>>896
だから中に入っている人間(俺)が男なのか女なのかよくわからず、ぴったり顔をつけてのぞこうとしたのだと感じた。

それなら怒鳴りつけるなり何なりすればよかったのだろうが、
一瞬腰を抜かしそうになった後だったので、なんだかちょっと行動力がなくなっていて、そのままそーっとトイレを出た。

俺が振り返っても動き出しても、その「顔」はうろたえるようすもなくそのままトイレの中を必死でのぞき続けているようだった。
ぴったりガラスに押しつけられているので、異様に大きな顔にも見えた。
太った男のようだった。

トイレの外に出てから、しかしこのままにしといたら姉貴がかわいそうだなあと思い直した。
どんな奴なのか顔だけでも見といてやろうと、家族には何も言わずにサンダルを履いて外に出て、家の裏に回った。

路地に出て、トイレの窓のところを見た。
人影はない。そりゃもう逃げてるわな。
ちょっと苦笑しかけて、すぐにあることに気づいて俺はもう一度ぞっとした。
トイレの窓の外には、ドロボウ除けのステンレスの面格子が取り付けられていたんだ。
面格子と窓ガラスとの距離は5センチ足らず。とてもじゃないが人間が頭を突っ込める隙間はないんだ。
俺はあわてて家の中に戻り、その夜は布団をかぶって寝た。

あのガラスに押し付けられた肉厚な顔のイメージが、しばらく頭から離れなかった。
898以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 17:04:38.07 ID:adglcxDP0
今日もう寝れねぇよ
899以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 17:05:21.29 ID:ehT9N4FA0
リアル系の話もいいが、幽霊系も見たいな・・・
900以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 17:09:43.67 ID:gBvFvi+yO
ぼくはしってるよ 

ついゆうべの事なんだけど、友だちに借りたPC用RPGをやってた。
割と単調なゲームなんだけど、他にすることもないので、深夜までだらだらやってた。

ところがある時間を過ぎた頃から、なんだか画面の様子がおかしくなり始めた。

一瞬だけど画面全体が斜めに傾いだり、モンスターの攻撃を受けてもいないキャラが突然死んだり……
なんだよ、えらいバグだなあと呆れながら、何回か起動し直していたら、
いきなり画面が真っ暗になって中央に文字が現れた。

”どうしてこんなことになってるか、ぼくはしってるよ ”

それを見たか見終わらないかって瞬間、傍らに置いてあったクッションもろとも、オレの身体が

ずずずずずーっ!

と真後ろにひきずられた。部屋の端っこまで。
驚くも何も、叫び声すら上げられなかった。

しばらく部屋の隅で固まってたけど、怪現象はそれっきり。
もちろんCDーROMは抜いたけど、どうしたもんかな
901以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 17:18:16.33 ID:gBvFvi+yO
階上の子どもたち 

大学の友達から聞いた話だけど・・・

自動車事故にあって鞭打ち症になったAさんは、仕事もできなさそうなので会社を一週間ほど休むことにした。
Aさんは結婚しているが、奥さんは働いてて昼間は一人だった。

最初の数日は気楽だったが、さすがに3日目くらいになると暇をもてあましてきた。
それでも、どこかへ出かけるには体がつらいので家でじっとしていなければならなかった。

そんなある日、お昼も過ぎた頃、ぼんやりとテレビを見ていると、上の階の部屋から

ドスン、ドスン

と音がして、子どものはしゃぐ声が聞こえてきた。
学校が休みなのかと、いぶかしく思ったけれど、気にもとめなかった。
そして翌日も昼頃から子どもの声が聞こえてきた。
902以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/13(日) 17:22:23.61 ID:gBvFvi+yO
>>901

どうやら上の家には子どもが2人いるようだ。

Aさんが住んでいるのは、大規模なマンション住宅地だが、昼間は意外とひっそりとしており、子どもたちの声は階下のAさんのところにもよく聞こえた。
しかし、うるさく感じることもなく、むしろ退屈さと団地の気味の悪い静けさを紛らしてくれるので、ありがたかった。

そして翌日、暇をもてあまし、昼食を作る気もうせたAさんはピザを注文した。

30分ほどでやってきたピザは、思ったより量が多く、Aさんは結局まる一枚残してしまった。
普通なら奥さんのために、とっておくのだが、ふと階上の子どもたちのことを思い出し、親切心も手伝ってAさんは、上に持っていく事にした。

Aさんは自分の真上の部屋に誰が住んでいるのか知らなかったが、呼び鈴を押した。

気配を感じたが、応答がない。もう一度呼び鈴を押した。

のぞき窓から見られているような気がした。

903以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
>>902
かすかに

「どなたですか・・・」

という声がドアのむこうからした。

Aさんは、階下のものであること、ピザがあまったのでもらってほしいことを、話すと、ドアが少し開いた。

家の中はやけに暗かった。

5センチほどのすきまから女性が顔を半分のぞかせた。女性はひややかに言った。

「ありがとうございます。でもいりません。」

うす暗くて顔の表情がよく見えない。

Aさんは急に自分が場違いなところにいるような気がしてきたが、もう一度わけを話し、子どもたちにあげてくれるよう頼んだ。

ドアのすきまからなまあたたかい空気が流れてきた。嫌なにおいがする。

ふと、女性の顔の下に、子どもの顔がふたつ並んだ。ドアはほんのわずかに開いたまま。

2人の子どものうつろな目がこっちをじっと見ている。三人の顔がたて一列に並んでいる。