1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
婆「お前ももうすぐ一つ歳を取るね。」
孫「ところで婆ちゃんは今何歳なの?」
婆「年寄りの歳を数えさせるんじゃない。お婆さんはそう遠くない内にいなくなってしまうんだから。」
孫「よくわかんないや。」
婆「お前だって蟲を殺して動かない肉にするじゃない。私はもうすぐ動かない肉の塊になってしまう。誰も避けられない運命なの。」
孫「誰がそんなことをするの?」
婆「誰でもない。体は死にたいときに死ぬ。誰でも同じよ。」
孫「死ぬのは怖い。」
婆「私は怖くないよ。でも…」
孫「どうしたの?」
婆「何でもない。」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 21:20:38.62 ID:11PKOfuJ0
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 21:32:16.02 ID:dKSOZPHvO
孫「おいちゃんはもっとでかなるで」
婆「でかなるん?」
孫「あぁ。しかも働かん。体だけでかぁなって毎日食っちゃ寝食っちゃ寝するだけや。」
婆「そら困るわ…」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 21:32:46.24 ID:nAfz86Ij0
孫「リョーシンってどこにいるの?」
婆「いきなりどうしたんだい?」
孫「質問で質問に答えないでよ。さっき通りかかった行商のおっちゃんが、誰が俺を産んだんだって」
婆「子供は山に生えている大きな木の実の中にできるんだよ。」
孫「それは聞き飽きたよ。蟲だって親蟲が交尾して卵を産むじゃないか。本当の事を教えて。」
婆「お前の両親はお前を産んですぐ居なくなった。絶対に戻ってくる事はあるまい。」
孫「『死んだ』の?」
婆「わからない。悲しくなったかい?」
孫「でも婆ちゃんが居てくれればそれでいいよ。」
婆「…」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 21:47:13.08 ID:nAfz86Ij0
孫「なんで婆ちゃんは皺々なの?」
婆「お婆さんはお母さんのお母さんだからね」
孫「母ちゃんの父ちゃんもいたの?」
婆「居たよ。とても勇敢な人だった。」
孫「でも今はいないんだね。」
婆「戦に出て、死んだよ。」
孫「戦って?」
婆「人間の群が互いに殴り合ってものの取り合いをするのさ。」
孫「盗賊みたい。」
婆「同じ人間だものね。でもお爺さんの命は帰って来ない。」
孫「…うん」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 21:55:23.57 ID:nAfz86Ij0
孫「勝手に濡れるよ。」
婆「今朝は霧が濃いね。」
孫「前が見えない。」
婆「遠くへ行くんじゃないよ。」
孫「ぎゃー!ものすごくでっかい虹のお化けー!!」
婆「霧に映ったお前の影だよ。」
婆「お金は汚い」
孫「蟲とかの方が菌が付いてそうだけどね。」
婆「そういう意味じゃない。自分で自分の食べ物も作れない連中が汚いって事だよ。」
孫「だからこんな山奥に住んでるの?」
婆「だからこんなに元気なのよ。」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 22:12:26.50 ID:nAfz86Ij0
孫「あそこの森の中で人間が死んでるよ。」
婆「森の毒にやられたね。」
孫「なんで俺達は大丈夫なの?」
婆「大丈夫ってことはないが森の物を食べてるから肺に胞子が付かないのさ。でもあんまり長く居たら私達も同じ目にあう。」
孫「どうして」
婆「昔試したんだよ。」
孫「すごいね」
婆「『森の幸』の方をだよ。」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 22:13:53.23 ID:KiVa+pSvO
俺「どうしておばあちゃんの目はそんなに大きいの?」
婆「それはね、おまえをよく見るためだよ」
俺「どうしておばあちゃんの耳はそんなに大きいの?」
婆「それはね、おまえの声をよく聞くためだよ」
俺「どうしておばあちゃんの口はそんなに大きいの?」
婆「それはね…おまえを食べるためだよ!」
チュパァ
俺「だ、だめだよばあちゃん。そんなとこ汚いよぉ」
婆「ふふふ、美味しいきのこだねぇ」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 22:20:10.66 ID:KiVa+pSvO
婆「お前ももうすぐ一つ歳を取るね」
俺「ところでばあちゃんは今何回イったなの?」
婆「レデーに数えさせるんじゃない。私はそう遠くない内にまたイってしまうんだから」
俺「よくわかんないや」
婆「お前だって動かない人形を肉便器にするじゃない。私ももうすぐ動かない肉便器になってしまう。誰も避けられない運命なの」
俺「くくく、誰がそんなことをするの?」
婆「だ、誰でもない。体はイきたいときにイく。誰でも同じよ」
俺「我慢は良くない」
婆「私はイかないよ。でも…」
俺「どうしたの?」
婆「ヒギィィィィ。な、何でもない」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 22:22:23.84 ID:KiVa+pSvO
俺「俺のはもっとでかなるで」
婆「で、でかなるん?」
俺「あぁ。しかも萎えん。形だけちっちゃぁなって毎日やっちゃ寝やっちゃ寝するだけや」
婆「そ、そら困るわはぁぁん…」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 22:25:53.65 ID:KiVa+pSvO
俺「両親ってどこにいるの?」
婆「いきなりどうしたんだい?」
俺「質問で質問に答えないでよ雌豚。さっき通りかかった行商のおっちゃんが、誰が俺を産んだんだって」
婆「子供は山に生えている大きな木の実の中にできるんだよ。」
俺「それは聞き飽きたよ。蟲だって親蟲が交尾して卵を産むじゃないか。本当の事を教えて」
婆「お前の両親はお前を産んですぐ居なくなった。絶対に戻ってくる事はあるまい。」
俺「『死んだ』の?」
婆「わからない。悲しくなったかい?」
俺「お、俺は婆ちゃんが居てくれればそれで…」
婆「…」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 22:27:32.10 ID:nAfz86Ij0
孫「はいこれ」
婆「そんな近くで見せられても判んないよ。」
孫「あーわるいわるい。これってキノコかな?植物かな?」
婆「これは地衣だね。いい薬になるんだ。」
孫「媚薬?」
孫「どこでそんな言葉憶えてきたんだろうこの子は―。」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 22:31:51.23 ID:KiVa+pSvO
俺「なんでばあちゃんはここは皺々なの?」
婆「私はお母さんのお母さんだからね」
俺「じゃあ、ここから母ちゃんは生まれてきたんだね?」
婆「ん、んぁ、いじっちゃだめぇ…」
孫「ところで母ちゃんの父ちゃんもいたの?」
婆「居たよ。とても勇敢な人だった」
俺「ふふ、でも今はいないんだね」
婆「戦に出て、死んだよ」
俺「戦って?」
婆「人間の群が互いに殴り合ってものの取り合いをするのさ」
俺「まるで今のばあちゃんみたい」
婆「お、同じ人間だものね。でもお爺さんの命は帰って来ない」
孫「つまりばあちゃんは俺だけのものだね」
婆「ひぎぁぁぁん」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 22:35:06.76 ID:KiVa+pSvO
俺「くくく、勝手に濡れるよ」
婆「い、いやん。そ、それより今朝は液が濃いね」
俺「はは、これじゃ前が見えないよね?」
婆「あ、このまま遠くへ行くんじゃないよ。どこいったの?」
婆「ぎゃー! ものすごくでっかいキノコのお化けー!!」
俺「俺のだよ」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 22:38:02.96 ID:KiVa+pSvO
婆「お金は汚い」
俺「ばあちゃんが今握ってるモノの方が菌が付いてそうだけどね」
婆「そ、そういう意味じゃないよばかぁ。自分で自分の伴侶も作れない連中が汚いって事だよ」
俺「だからこんな山奥に住んでるの?」
婆「だからお前のここもこんなに元気なのよ」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 22:41:09.64 ID:nAfz86Ij0
ナマモノ「∪ ^ω^∪ わんわんお! 」
婆「今日はあの獲物を狩るよ。お前がやってみな。」
孫「可哀想だ!」
婆「殺らないなら飯なしだ。」
孫「…分かったよぅ…えいっ!」
プスッ
ナマモノ「(U゚д゚)アッー!!」
バタリ
孫「やっちゃったよ…グスッ…」
婆「よくやったお前はいい子だ。」
孫「でも…」
婆「仕方ない。私らが生きる為には仕方ない犠牲だ。」
孫「犬煮美味しいね。」
婆「そうか、もっとお食べ、肉は早く食べないとすぐ腐るからの。」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 22:42:07.91 ID:KiVa+pSvO
俺「ここの森の中で精子が死んでるよ」
婆「膣圧にやられたね。」
俺「なんで俺は大丈夫なの?」
婆「大丈夫ってことはないがコーラで洗ってるから卵子に精子が付かないのさ。でもあんまり長く居たら私達のも同じ目にあう」
俺「どうして」
婆「昔試したんだよ」
俺「すごいね」
婆「『ピル』の方をだよ」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 22:44:30.53 ID:KiVa+pSvO
俺「はいこれ」
婆「そんな近くで見せられても判んないよ」
俺「あーわるいわるい。これってキノコかな? 植物かな? おばあちゃん、何だと思う?」
婆「こ、これは…ちん…こ…だね。いい気持ちなるんだ」
俺「媚薬使う?」
婆「どこでそんな言葉憶えてきたんだろうこの子は…。…うん」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 22:49:13.16 ID:KiVa+pSvO
犬「∪ ^ω^∪ にゃんにゃんお! 」
婆「今日はあの獲物を狩るよ。お前がやってみな」
俺「可哀想だ!」
婆「殺らないならご褒美なしだよ?」
俺「…分かったよぅ…えいっ!」
ぬぷっ
犬「(U゚д゚)ぬわー!!」
ビクビクッ
俺「やっちゃったよ…へへ…」
婆「よくやったお前はいい子だ」
俺「でも…」
婆「仕方ない。マンネリ打破の為には仕方ない犠牲だ」
孫「やっぱばあちゃんのが気持ち良いね。」
婆「そうか、もっとおやり。私は早くやらないとすぐ腐るからの」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 22:52:58.48 ID:nAfz86Ij0
ナマモノ「⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン 」
孫「なにあれキモッ!!」
ナマモノ「⊂二二二(#^ω^)二⊃ブーン」
孫「来るなキモイ」
ゴスッバキッボコッ
ナマモノ「⊂二二二( ^ヮ;;。)二⊃」
孫「これは悪い夢だ。」
婆「違う。」
孫「近くにいたなら助けてよ。」
婆「お前一人でもやっていける様にならないとだめだから見ていたのさ。」
孫「意地悪」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 23:00:39.73 ID:KiVa+pSvO
侍「⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン 」
俺「なにこれキモッ!!」
侍「⊂二二二(#^ω^)二⊃ブーン」
俺「来るなキモイ」
ペシン
「⊂二二二( ^ヮ;;。)二⊃」
俺「これは悪い悪夢だ」
婆「違う」
俺「ばあちゃん、近くにいたなら助けてよ」
婆「いつも強気なお前が困っているのを見ながら一人でしていたのさ」
俺「意地悪」
婆「一つためになる話をしてやろうかね」
孫「きかせてきかせて」
婆「失敗とはつまづくことではなく、つまづいたままでいることだ」
孫「どういうこと?」
婆「お前はよく転んで怪我をするだろう?」
孫「うん」
婆「痛くて泣いているだけじゃ痛みは引かぬ。手当てをすれば痛みが引く。ということだよ」
孫「そっか。あ!」
ズデン
孫「うわーん、ひざすりむいたよー」
婆「しょうがない子だねえ。消毒してやるからこっち来な」
孫「いたいよー、おばあちゃーん」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 23:10:52.89 ID:nAfz86Ij0
旅人「こんにちわー」
婆「おや、人が来るとは珍しい。」
旅人「宿をお貸し願えますか?」
婆「もちろんだとも、夕飯も食って行くがよい。」
孫「あんた何でこんなところを旅してるの?」
旅人「…」
婆「こら。人には人の都合があるんだからそう易々と訊くんじゃない。こんな場所をわざわざ出歩くなんてこの人も大変なんだよ。すまないね家の愚孫が―。」
旅人「ああ、密輸ですよ。」
孫「その割には金目のものなんてもってないね」
婆「馬鹿!何人の持ち物探ってるんだ。お前は将来泥棒にでもなるつもりか!」
孫「っ――――――――――――――――――――――――!」
旅人(ニヤニヤ)
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 23:11:02.74 ID:KiVa+pSvO
孫「婆ちゃん、今日が何の日か知ってる?」
婆「さてねぇ? 鴨狩りの解禁日だっけねぇ?」
孫「違うよ、今日はばあちゃんの誕生日だよ。昔のカレンダーに書いてあったよ」
婆「おやおや、本当かい? この歳だからすっかり忘れてたよ」
孫「うん、だからね今日は僕一人で犬を獲ってきたよ」
婆「あら。あらあらなんて立派な犬だろうね」
孫「へへへ、頑張ったよ」
婆「そうだねぇ。一番立派なのはこの犬じゃなくてお前みたいだねぇ」
孫「じゃあ、さっそく食べようか?」
婆「お前の成長が一番のプレゼントだよ」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 23:17:13.73 ID:KiVa+pSvO
婆「一つためになる話をしてやろうかね」
俺「きかせてきかせて」
婆「失敗とは中に出すことではなく、中に出したままでいることだ」
俺「どういうこと?」
婆「お前はよく中出しをするだろう?」
俺「うん」
婆「出して感じているだけじゃ精子は退かぬ媚びぬ顧みぬ。処置をすれば精子が引く。ということだよ」
俺「そっか。あ!」
ピュッ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 23:19:00.26 ID:nAfz86Ij0
婆「ほら、夕飯ができたよ」
旅人「いただきま… なんじゃこりゃーーー!!」
孫「蟲だよ。」
旅人「こんなものを毎日?」
婆「見た目はともかく味は最高さ。つべこべ言わずに食ってみなさい。」
旅人(おそるおそる)
パクッ
ぶちゅぶちゅぶちゅ
ずずずずーーーーーっ
婆「どうだ?」
旅人「……甘しょっぱくて微妙」
孫「だろ。」
婆「贅沢は敵だ。」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 23:23:18.89 ID:KiVa+pSvO
旅人「Hi!」
婆「おや、人が来るとは珍しい」
旅人「宿をお貸し願えますか?」
婆「いいですとも、夕飯も食って行くよろし」
婆「イチャイチャ」
旅人「イチャイチャ」
俺「ちっ。あんた何でこんなところを旅してるの?」
旅人「…ちっ」
婆「こら。人には人の都合があるんだからそう易々と訊くんじゃない。こんな場所をわざわざ出歩くなんてこの人も大変なんだよ。」
婆「すまないね家の愚孫が。孫のムスコは立派なのですが…」
旅人「ああ、密輸ゲームですよ」
俺「その割にはキャッシュカードなんてもってないね」
婆「んもぅ、馬鹿! 何人の持ち物探ってるんだ。お前は将来泥棒にでもなるつもりか! 奪うのは私だけにしな!」
俺「…可愛い」
旅人(はぁはぁ)
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 23:30:53.95 ID:KiVa+pSvO
婆「ほら、夕飯ができたよ」
旅人「いただきま… なんじゃこりゃーーー!!」
俺「鹿の角だよ。」
旅人「こんなものを毎日?」
婆「見た目はともかく味は最高さ。つべこべ言わずに食ってみなさい。」
旅人(おそるおそる)
パクッ
ハムッ ハフハフ、ハフッ
婆「どうだ?」
旅人「……美味しくっておっしゃれー」
俺「だろ」
婆「鬼畜米兵は敵だ」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 23:35:04.15 ID:KiVa+pSvO
俺「ばあちゃん、今日が何の日か知ってる?」
婆「さてねぇ? 新作の解禁日だっけねぇ?」
俺「違うよ、全然違う。今日はばあちゃんの誕生日だよ。俺のカレンダーに書いてあったよ」
婆「おやおや、本当かい? この歳だからすっかり忘れてたよ」
俺「うん、だからね今日は俺一人でホテルの予約をとってきたよ」
婆「あら。あらあらなんて立派な部屋だろうね」
俺「へへへ、大統領ご用達だって。頑張ったよ」
婆「そうだねぇ。でも、一番立派なのはこの部屋じゃなくてお前のコレみたいだねぇ」
俺「じゃあ、さっそく食べるかい?」
婆「お前の股間が一番のプレジデントだよ」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 23:42:11.99 ID:I3z0iLlpO
なんで途中から下ネタラッシュになってんだwww
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 23:47:38.32 ID:KiVa+pSvO
婆「エッチなのはいけないと思います!」
俺「へぇ、じゃあやめる?」
婆「……」
俺「どうする?」
婆「え、エッチじゃないとイけないと思います!」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/08(火) 23:53:15.13 ID:nAfz86Ij0
旅人「さて、こいつらも寝静まったし、商売を始めますか。」
ガサゴソ
旅人「まずはガキの方から…」
サクッ
旅人「手ごたえがない…」
孫「オジサンなにやってんの、物騒なヤッパなんて持って」
旅人(気付かれた。だがこの暗闇の中なら殺せる)
婆「ॐसनरष्थषपस़ण ॐसनरष्थषपस़ण」
旅人「頭が割れる様に痛い!!何をした!!」
婆「冥土の土産は遣らん。」
孫「死ね」
孫「この人何だったの?」
婆「内蔵売りだね。この辺境には珍しくない。」
孫「どうするの?コレ。」
婆「解体して臓器を業者へ引き渡せばいい金になる。ほら、ナイフと保存装置の準備だ。」
孫「この前はお金は汚いって言ってたのに」
婆「やられる前にやる分には一行に構わないさ。」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 00:06:17.56 ID:AXCGnGC50
婆「さあ行くよ。」
孫「どこへ?」
婆「町へ内蔵を売りに行くのさ。見な、奴め腎臓を7つも体内に貯めていた。」
孫「蟲みたい」
婆「蟲もヒトも生き物だから基本は同じさ。」
孫「それ何日持つの?」
婆「氷結の咒が続く限り半永久的に持つよ。」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 00:12:56.52 ID:kdYVclTIO
旅人「さて、こいつらも寝静まったし、筆下ろしを始めますか。」
ガサコソ
旅人「まずはガキの方から…フヒヒ」
グヌッ
旅人「ぬふぅ…あれ、手ごたえがない?」
俺「オジサンなにやってんの、そんな小さなモノ持って」
旅人(気付かれた。だがこの暗闇の中なら犯せる)
婆「ベリーベル!」
旅人「あ、あそこが痛い!! な、何をするだぁーっ!!」
婆「メイドの土産は遣らん」
俺「○ね」
俺「この人何だったの?」
婆「私の元カレだね。この辺境には珍しくない」
俺「どうするの? コレ」
婆「昔の男さ。尻にでも入れてやれば良い」
俺「この前は尻は汚いって言ってたのに」
婆「やられる前にやる分には一行に構わないさ」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 00:15:31.09 ID:AXCGnGC50
孫「町って遠いね。」
婆「年寄りと子供の足で3日はかかるよ。」
孫「なんでこんな朝早くに出るの?」
婆「この時期麓の昼は灼熱だからね。昼間に日陰を作って休んで夜歩くのさ。」
孫「そうなんだ」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 00:17:37.28 ID:kdYVclTIO
婆「さあ行くよ」
俺「どこへ?」
婆「町へ身体を買いに行くのさ。見な、奴め風俗の割引券を70枚も財布に貯めていた」
俺「猿みたい」
婆「猿もヒトも生き物だから基本は同じさ」
俺「それ何日持つの?」
婆「有効期限が続く限り半永久的に持つよ」
孫「下ネタを恥ずかしげもなく曝け出せる人は強いってばっちゃが言ってた!」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 00:21:15.71 ID:AXCGnGC50
孫「見てあの山」
婆「どうした。」
孫「上の部分だけ森がない。」
婆「よく気付いたね。木だって天に近いと風に憎まれて育ちにくくなる。人間だって心持が高いと他人から憎まれるわ。」
孫「やっぱりよくわからないよ」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 00:21:48.12 ID:kdYVclTIO
俺「町って遠いね」
婆「駅弁スタイルでの年寄りと子供の足で3日はかかるよ」
俺「なんでこんな早く出るの?」
婆「この時期私の性欲は灼熱だからね。昼間に陰毛を作って休んで夜歩くのさ」
孫「そうなんだ」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 00:23:45.16 ID:kdYVclTIO
>>38「下ネタを恥ずかしげもなく曝け出せる人は強いってばっちゃが言ってた!」
婆「じゃあ股間を恥ずかしげもなく曝し出せる
>>38はすごく強いだろうね…あっちの方も」
>>38「え、あっ…ひぁぁぁぁぁぁん」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 00:27:49.71 ID:kdYVclTIO
俺「見てこの山」
婆「どうした」
俺「下の部分だけ森がある」
婆「よく気付いたね。木だって天に近いと風に憎まれて育ちにくくなる。人間だって心持が高いと他人から憎まれるわ」
俺「ばあちゃんもこの二つの山の下の方の丘には森があるね」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 00:28:44.68 ID:AXCGnGC50
孫「どうして町の方向が判るの?」
婆「昼間は太陽の高さ、夜中は月の高さと欠け具合、月が見えなくても星が教えてくれる。」
孫「じゃあ曇っていたら?」
婆「磁石と地図を使う。」
孫(初めからそうすればいいのに)
後の先が有利だってことくらいわかってたさ
それまで改編するこたぁねえだろw
>>42 何を言っているんだこいつは。
婆に山などあってたまるか。蝶結びが出来る鯣に決まっているだろう。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 00:38:49.56 ID:kdYVclTIO
>>45「何を言っているんだこいつは。婆に山などあってたまるか。蝶結びが出来る鯣に決まっているだろう」
婆「ごめんねぇ、そこは正直少し悩んだんだよ。ごめんね、私には山がなくて…お前にはこんなに立派な山があるのにねぇ」
>>45「ふぁぁ、そんなに山を刺激したら噴火しちゃうよぉ」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 00:42:34.18 ID:AXCGnGC50
孫「もう昼間だよ」
婆「では休むとしよう。帳を用意するよ。」
婆「燻し蟲をお食べ。」
孫「美味しい」
婆「旅先での食事は新鮮だからね。」
孫「新鮮じゃないよ?これ保存食だよ。」
婆「そういう意味じゃなくて…」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 00:42:39.01 ID:kdYVclTIO
俺「どうして俺の股間の方向が判るの?」
婆「昼間は茎の高さ、夜中は影の高さと音、目が見えなくても本能が教えてくれる」
俺「じゃあ萎えていたら?」
婆「手と口を使う」
俺(初めからそうしてくれればいいのに)
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 00:46:13.67 ID:kdYVclTIO
俺「もう昼間だよ」
婆「では休むとしよう。ゴムを用意するよ」
婆「ほとをお食べ」
俺「気持ち良い」
婆「屋外での行為は新鮮だからね」
孫「新鮮じゃないよ? ここ中古だよ」
婆「そういう意味じゃなくて…」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 00:48:29.27 ID:AXCGnGC50
婆「今のうちに休んで置きなさい。」
孫「眠たくなーい」
婆「では子守唄を歌ってあげよう。
ॐमऩिघ्त्मॊहृँ ॐमऩिघ्त्मॊहृँ...
孫「もうそんな歳じゃ…(ガクリ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 00:56:00.66 ID:kdYVclTIO
婆「今のうちに休んで精力を貯えておきなさい」
俺「まだ眠たくない」
婆「では子守唄を歌ってあげよう」
婆「Do nothing but cry day and night 過去と未来の…」
俺「もうそんな歳じゃ…zzz…」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 00:57:41.74 ID:L7C+70zm0
nanabatu・・・
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 01:06:10.73 ID:AXCGnGC50
?「ついに生まれたか」
?「はい。この子です。」
?「ははは、お前によく似て利発そうだ。そういえばお前も元気でなによりだ。」
?「私達の一族は丈夫に出来ていますから。」
?「俺は幸せだ。そうだ、名前はどうするんだ。とうとうこの日まで決められなんだ。」
?「お母様に決めて貰いましょう。」
?「お前の一族は子供に悪魔祓いのために子供に変な名前を付けたり、簡単に変えたりするからちょっと心配だな。」
?「お母様なら祝福してくれますわ。」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 01:11:04.09 ID:kdYVclTIO
父「ついに生まれたか」
母「はい。この子です。」
父「ははは、お前によく似て卑猥そうだ。そういえばついでにお前も元気でなによりだ」
母「私達の一族のあそこは丈夫に出来ていますから」
父「うひひ、俺は幸せだ。そうだ、名前はどうするんだ。とうとうこの日まで決められなんだ」
母「お母様に決めて貰いましょう」
父「お前の一族は子供に悪魔祓いのために子供に変な性癖を付けたり、簡単にイったりするからちょっと心配だな」
母「お母様なら乳を振り上げて祝福してくれますわ」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 01:21:16.12 ID:AXCGnGC50
?「外の様子がおかしい。村の皆で見回って来るからここで待っていてくれ。」
?「早く帰ってきてね。」
?「ああ」
…
トントン
?「あなたなの?」
(ィヒュッ…ドーーン)
?「貴様を連行する。」
?「ぃやぁ!」
?「逃しはしない。やれ!」
?“BHENDH IDUM”
?「…」
?「連れて行け。」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 01:26:55.65 ID:kdYVclTIO
父「女子校がプールの時間らしい。村の皆で見て来るからここで待っていてくれ」
母「ゆっくりしていってね」
父「あ、あぁ。はぁはぁ」
トントン
母「あなたなの?」
ガチャッ
隣人「YOUを連行する」
母「いやぁん」
隣人「逃しはしない。やれ!」
手下“ダルマさんが 転んだ”
母「…」ピタッ
隣人「連れて行け」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 01:27:56.40 ID:AXCGnGC50
?「私は彼らと刺違える覚悟だ。」
婆「わかった。行って来るがいい。只の人間であるお前がどこまでやれるか分からないがな。」
?「止めないのですか。」
婆「この仔は私が責任を持って育てる。そして奴らを滅ぼす。」
?「わかりました…」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 01:36:58.70 ID:kdYVclTIO
父「私は彼らと挿し違える覚悟だ」
婆「わかった。行って来るがいい。只の早漏であるお前がどこまでやれるか分からない候」
父「あ、あれ? 止めないのですか? 本当に行っちゃいますよ? 止めるなら今の内で…」
婆「このショタは私が責任を持って育てる。そして奴らを滅ぼす」
父「ちっ、わかりました…」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 01:48:30.15 ID:AXCGnGC50
孫「あ・・・」
婆「目覚めたか。もう夕方だから今起こそうかと思ったところだよ。」
孫「あの歌、母ちゃんが歌ってくれたのかな。」
婆「お婆さんのお母さんもそのまたお母さんもずっと歌っていったものさ。」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 01:51:38.28 ID:kdYVclTIO
俺「ぬぁん…」
婆「目覚めたか。もう夕方だから今犯そうかと思ったところだよ」
俺「あの歌、母ちゃんが歌ってくれたのかな」
婆「お婆さんのお母さんもそのまたお母さんもずっと歌っていったものさ。…このマイクをつかってね」
俺「ひぁぁん」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 01:51:54.60 ID:AXCGnGC50
孫「こんなに赤い夕日初めて見た」
婆「地上の空気は汚れているからね。」
孫「雲がこんなに紫だなんて信じられないよ」
婆「それも地上が淀んでる所為さ。」
孫「でも綺麗だね」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 01:54:15.76 ID:AXCGnGC50
孫「星が少ないね」
婆「ここは地上だからね。邪魔するものが多い。」
孫「どうして邪魔するものが多いと星が少ないの?」
婆「星は変わらずそこにあるにもかかわらず、空にあるゴミがそれを覆い隠すからさ。」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 01:55:00.91 ID:kdYVclTIO
俺「こんなにピンクなあそこ初めて見た」
婆「普段のここは汚れているからね」
俺「ばあちゃんのがこんなにピンクだなんて信じられないよ」
婆「それも世の中が淀んでる所為さ」
俺「でも綺麗だね、好きだよばあちゃん」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 01:55:48.33 ID:AXCGnGC50
婆「寒くないかい?」
孫「平気」
婆「さすがうちの子だ。」
孫「うちの子だとなんかあるの?」
婆「いや、なんでもないよ。」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 01:58:36.39 ID:AXCGnGC50
孫「あんなに低いところに星がある。」
婆「あれが町というものだよ。」
孫「大きいね。」
婆「もっと北にはこれと比べ物にならない位大きな町があるよ。」
孫「いってみたい。」
婆「あんな所は駄目だ。あそこへ行くと魂を奪われる。」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 01:58:44.04 ID:kdYVclTIO
俺「愛液が多いね」
婆「ここは人前だからね。興奮するものが多い」
孫「どうして人前だと興奮して愛液が多いの?」
婆「人は変わらずそこにいるにもかかわらず、露になる裸が羞恥心を煽るからさ。」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:00:30.09 ID:kdYVclTIO
婆「寒くないかい?」
俺「平気。ばあちゃんの中温かいなり」
婆「さすがうちの中だ」
俺「ばあちゃんの中だとなんかあるの?」
婆「愛」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:03:02.54 ID:kdYVclTIO
俺「こんなに奥のところにヒダがある」
婆「これが処女膜というものだよ」
俺「狭いね」
婆「もっと奥にはこれと比べ物にならない位広い子宮があるよ」
俺「いってみたい」
婆「あんな所は駄目だ。あそこへ行くと精子を奪われる」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:05:25.46 ID:AXCGnGC50
臓器売り「いらっしゃーい」
婆「腎臓7個、肝臓4個、胃腸1人分を頼む。」
臓器売り「こいつはどーも」
孫「なんでそんなに慣れてるの?」
婆「昔ヒトをバらす仕事してたからね。」
孫「へえ」
臓器売り「坊やは別におっちゃんみたくならんでえーからな。カタギの仕事をしなよ。」
(ったくなんでガキなんて連れてるんだこの婆は)
婆(ジロッ)
臓器売り(心を読まれてる!?)
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:11:13.55 ID:AXCGnGC50
孫「ねえこれ買って」
婆「剣なんて野蛮な物、お前には必要ない。」
孫「けーち」
婆「何とでも言え。お、これは…お前はこれを付けなさい。」
孫「これ何ー?」
婆「携帯増幅器だ。これからのお前に必要だ。」
孫「なんだか嫌な予感がする。」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:16:24.82 ID:kdYVclTIO
ビッチ「いらっしゃーい」
婆「この券で良子ちゃんを」
ビッチ「あんら、おばあちゃん久しぶりー」
俺「なんでそんなに慣れてるの?」
婆「昔ヒトをはべらかす仕事してたからね」
俺「ふひひぃ」
ビッチ「坊やは別にゴムしないで良ーからね。凄い仕事をするよ」
(ったくなんでショタなんて連れてるのよおばあちゃんは…ジュル。お礼に更に割引しようかしら)
婆(ジロッ)
ビッチ(はぁぁぁん、その視線がたまらない!)
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:17:31.45 ID:AXCGnGC50
商人「婆さん。奴隷売りか何かかい?」
婆「!?」
商人「ほら、あんたの連れているお嬢ちゃん?だよな、随分とボロっちいわりにおめかししてるじゃねえか。」
婆「違いますよ。」 孫「俺男なんだけどな…」
商人「そ…そうかい」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:19:16.83 ID:kdYVclTIO
俺「ねえこれ買って」
婆「二頭バイブなんて野蛮な物、お前には必要ない」
俺「黙れ雌豚」
婆「はぁはぁ、もっと言って。お、これは…お前はこれを付けなさい」
俺「これ何?」
婆「ピンクローターだ。これからのお前に必要だ」
俺「オラ何だかwaq-waqしてきたぞ」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:22:08.09 ID:kdYVclTIO
商人「婆さん。性奴隷売りか何かかい?」
婆「?」
商人「ほら、その、あ、あんたの連れているその…ろ、ろろろろろろロリたん? だよな、随分とボロっちいわりにおめかししてるじゃねえか。げへへ」
婆「ち、違いますよ」
孫「俺男なんだけどな…ほら」
ドゥイン
商人「そ…そうかい。…良い」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:23:36.64 ID:AXCGnGC50
孫「あの人達は何?」
婆「お前は一生知らなくていい」
孫「でも苦しそうだよ」
婆「それも全部あいつら自身が悪い。」
孫「結局何なの?」
婆「お前は一生知らなくていい」
薬売り「決めたくありませんか?今ならお安くしておきますよ。」
婆「ॐसनरष्थषपस़ण」
薬売り「うおああああああああああああああああ嗚呼ッ」
(ブシュッ)
孫「また殺しちゃったよ…」
婆「こんなものを売る方が悪い」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:29:28.18 ID:AXCGnGC50
孫「ところで前からききたかったんだけど、その変な歌みたいなの何?」
婆「これはマントラと言って、お前にもできるよ。」
孫「本当?」
婆「お前の波動はその耳に付けた増幅器が増やしてくれる。ちょっとやってみなさい。」
孫「うん。わかった。
…ॐ स न र ष्थ ष प स़ ण…
…ॐ स न र ष्थ ष प स़ ण…
…ॐ स न र ष्थ ष प स़ ण…
やっぱり何も起きないや」
通行人「耳から血がぁー!!」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:36:07.93 ID:AXCGnGC50
孫「ねえ、厳つい人達に囲まれたよ。」
婆「やばいね。自警団だ。町から脱出するよ!!」
ॐअपिथउँणॊँस्वाहा ॐअपिथउँणॊँस्वाहा
ॐअपिथउँणॊँस्वाहा ॐअपिथउँणॊँस्वाहा
孫「何をしたの?」
婆「連中の脳をフォーマットしてやった。」
孫「やりぃ」
婆「早く逃げるよ。」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:36:55.50 ID:kdYVclTIO
俺「あの人達は何?」
婆「CGだよ。気にしなくていい」
俺「でも苦しそうだよ」
婆「演出」
俺「結局何なの?」
婆「お前は一生知らなくて良い」
物売「どう? スイッチ入れたくありませんか? 今ならお安くしておきますよ」
婆「しゅいーん(機械的な音と手淫をかけてます)」
薬売り「うおああああああああああああああああ嗚呼っ」
(ドピユッ)
俺「また犯しちゃったよ…」
婆「お前にこんなものを売る方が悪い」
俺「ところで何のスイッチなの?」
カチッ
婆「ひぎぃぃぃぃん」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:41:14.29 ID:kdYVclTIO
俺「ところで前からききたかったんだけど、その変な歌みたいなの何?」
婆「これは歌みたいなのって設定だったんだね。これはクマトラと言って、お前にもできるよ」
俺「本当?」
婆「お前の波動はその股間に付けたピンクローターが増やしてくれる。ちょっとやってみなさい」
俺「うん。わかった。」
俺「♪からたちのとげは痛いよ…青い青い針のとげだよ…」
俺「…ちっ、何も起きないよ」
通行人「耳から血が出血したー!!」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:41:54.82 ID:AXCGnGC50
孫「そういえばこの耳飾いくらしたの?」
婆「たしか値切って120デュカートだったな。」
孫「内蔵は合わせて100デュカートだったよね。」
婆「…」
孫「もしかしてこれのためにわざわざ町へ?」
婆「…うむ」
孫「…」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:45:06.59 ID:kdYVclTIO
俺「ねえ、ガチムチな人達に囲まれたよ。はぁはぁ」
婆「はぁはぁ、やばいね。自警団だ。町から脱出するよ!!」
婆「♪からたちのとげは痛いよ…青い青い針のとげだよ…」
俺「何をしたの?」
婆「連中の下半身をトランスフォーマーしてやった。あんたもするかい?」
俺「…ごくり」
婆「早くイくよ」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:47:12.97 ID:AXCGnGC50
羊飼い「ほう、見ればみるほど美しい。」
婆「照れるね。」
羊飼い「失礼マダム。お孫さんの方です。」
孫「あんまり嬉しくない」
羊飼い「その耳飾とても似合ってるね。」
孫「なんか変な目で見られるよこれ。」
婆「とても似合っとるぞ。」
孫「うう…」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:49:54.29 ID:kdYVclTIO
俺「そういえばそのニップルピアスいくらしたの?」
婆「たしか値切って120ギルだったな」
俺「風俗は指名料合わせて10ギルだったよね」
婆「…いや、私は延長したから15ギルだね」
俺「もしかしてこれのためにわざわざ町へ?」
婆「…てへっ」
俺「…ばあちゃん」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:52:28.33 ID:AXCGnGC50
孫(増幅器を付けてから森へ行くと変な声が聞こえる)
孫(大蛞蝓発見、イタダキマース)
大蛞蝓「イヤーン♥食ベナイデ!好イ事シテ上ゲルカラ!」
孫「何してくれるの?」
大蛞蝓「オ前ノ珍子ニ為ッテヤル!!(ビシッ)」
孫「間に合ってます…(むしゃむしゃ)」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:54:06.34 ID:kdYVclTIO
鵜飼い「ほう、見ればみるほど美しい」
婆「照れるね。」
鵜飼い「黙れ雌豚。ショタ…ロリ…いや、やっぱショ…お孫さんの方です」
俺「いや、ばあちゃんの肌のほうが美しいよ」
バッ
婆「いゃぁん」
鵜飼い「Wow…。そのニップルピアスとても似合ってるね」
俺「おい、なんか俺のばあちゃんが変な目で見られるよこれ」
婆「とても似合っとるでしょ」
俺「うぅ…俺のばあちゃんが…」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:56:30.78 ID:AXCGnGC50
孫「ナマモノの声が聞こえるよぅ」
婆「私は前からずっと聞こえてるよ。」
孫「じゃあ蟲の断末魔を聞きながら踊り食いなんてしてるの?」
婆「もちろんさ。」
孫「屠殺と踊り食いの時だけこれ外してもいい?」
婆「放っておいてもそのうち何も付けなくても聞こえるようになる。そのうち慣れるさ。」
孫「あうー」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 02:57:32.98 ID:kdYVclTIO
ヴィィィィィ
俺(ピンクローターを付けてから森へ行くと変な声が聞こえる)
老「水浴び中よん」
俺(老婆発見、イタダキマース)
老「いやーん、食べないでぇ! 好い事して上げるから!」
俺「ち、ちんこに何してくれるの?」
老「お前の珍子握ってやる!!」
俺「はぁん、もっとぉ…(しゅこしゅこ)」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 03:00:54.86 ID:kdYVclTIO
俺「あえぎ声が聞こえるよぅ」
婆「私は前からずっと聞こえてるよ」
俺「なぜ早く言わない!? じゃあアベックのあえぎ声を聞きながら踊り子食いなんてしてるの?」
婆「もちろんさ」
俺「姦淫と踊り子食いの時もこれつけてもいい?」
婆「放っておいてもそのうち何も付けなくても聞こえるようになる。そのうち慣れるさ」
俺「ふひひ」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 03:01:14.65 ID:AXCGnGC50
蟲A「アニキノ仇!」
蟲B「両親ノ仇!」
蟲C「友人ノ仇!」
孫「うわあああああああああ」
プチッ プチ プチッ
祖母「今日はやけに早起きするな。」
孫「よく憶えてないけどいい夢を見た気がする。」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 03:07:52.74 ID:AXCGnGC50
孫「さっきから暖炉のところにいる筋肉ムキムキな人は誰?」
婆「あれは火の精霊だよ。ほら、丁度体の真ん中あたりに炎が揺らめいているだろう。」
孫「さっきから井戸のところにいる筋肉ムキムキな人は?」
婆「あれは水の精霊だよ。ほら、丁度(略)水滴がこびりついているだろう。」
孫「さっきから土間のところにいるk(略」
婆「あれは土の精(略)土くれが張り付いてるだろう。」
孫「さっきから窓(略」
婆「あれは風(略)つむじ風が渦巻いているだろう。」
孫「…絵本で見たのとデザインが違うよ。」
婆「精霊にも個性があるわ。」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 03:17:24.98 ID:kdYVclTIO
老「姉上の仇!」
人妻「母上の仇!」
幼女「おばあちゃんの仇!」
俺「うわあああはぁぁぁぁぁぁん」
ぬぷっ ぬぷっ ぬぷっ
婆「今日はやけに早起きするなね。お前もアソコも」
俺「よく憶えてないけど気持ち良い夢を見た気がする」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 03:17:55.50 ID:AXCGnGC50
グリーンなジャイアント「やあ!」
孫「苔を生やしてる…」
グリーンなジャイアント「儂は森の精。汚くなったこの世界を浄化している。」
孫「でも森は毒を撒き散らすってみんな言ってるよ?」
森の精「N―。それは誤解だね。私は何もヒトにとって綺麗な世界を作っている訳じゃないんだ。」
孫「やっぱり俺たち殺しちゃうの?」
森の精「儂らの加護を求めれば助けてやれなくもない…と言ってもこの星の人間どもの多くはその資格を既に失っている。」
孫「じゃあ俺も森の毒にやられるんだ。」
森の精「君のことならまだ大丈夫だ。だけどまあ…なんだ…これからのがんばり次第だな。」
孫「ならがんばるよ(よくわかんないけど)」
森の精「がんばれ。」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 03:23:26.89 ID:AXCGnGC50
孫「今日も変な格好した精霊に遭ったよ」
婆「あら、どんな精霊かしら。」
孫「でっかい緑のおっさん」
婆「また森へ行ったね。」
孫「俺はまだ大丈夫なんだって」
婆「それは好かったじゃない。」
孫「でもがんばらないといけないんだってさ」
婆「そうかい」
孫「分かるの?」
婆「分かるさ。」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 03:23:51.97 ID:kdYVclTIO
俺「さっきから暖炉のところにいるガチムチな人は誰? ジュルッ」
婆「あれは火の性隷だよ。ほら、丁度股間の紳士あたりに炎が揺らめいているだろう」
俺「さっきから井戸のところにいる身体テカテカな人は? ジュルッ」
婆「あれは水の性隷だよ。ほら、丁度股間の先から水滴が滴ってるだろう」
俺「さっきから土間土間の軒先にいるナイスガイは誰? ジュルッ」
婆「あれは土の性隷だよ。股間が土のように黒光りしていてるだろう」
孫「さっきから俺の社会の窓に手を掛けているダンディズムは誰? ジュルッ」
婆「あれは風の性隷だよ。首筋に吐息が渦巻いてくるだろう」
俺「…エロ本で見たのとデザインが違うよ。…期待以上だ」
婆「この間の店のオプションだよ」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 03:29:01.57 ID:kdYVclTIO
GJG「やあ!」
俺「胸脇脛股間に苔を生やしてる…」
GJG「儂は森の性。汚くなったこの世界を浄化している」
俺「でも森には精液を撒き散らせってみんな言ってるよ?」
GJG「Non―。それは誤解だね。私は何もヒトにとって綺麗な世界を作っている訳じゃないんだ。俺さえ良ければそれで良い」
俺「やっぱり俺たち殺しちゃうの?」
GJG「儂らの靴を舐めれば助けてやれなくもない…と言ってもこの星の人間どもの多くはその資格を既に失っている」
俺「じゃあ俺も森の毒にやられるんだ」
GJG「君のことならお兄さんに任せとけ…はぁはぁ、なぁに、怖くない。…だけどまあ…なんだ…これからの君のがんばり次第だな。ん?」
俺「ならがんばるよ(よくわかんないけど)」
GJG「ぬふふふぅ。頑張れ。ジュルッ」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 03:30:54.20 ID:AXCGnGC50
孫「そういえば爺ちゃんはいつ死んだの?」
婆「またこの子は年寄りを悲しませるような事を言って…お前の生まれる前だよ。」
孫「ということは少なくとも13年以上前ってことか…。代わりの爺ちゃんは作らないの?」
婆「そんなこと誰から聞いたんだい?」
孫「隣のヤク飼い」
婆「いいかい、家の家訓は代々二夫に見えずなのよ。」
孫「婆ちゃんの言うことはいつもむつかしい」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 03:30:55.79 ID:kdYVclTIO
俺「今日も素敵な変態に遭ったよ」
婆「あら、どんな性隷かしら」
俺「でっかい股間のおっさん」
婆「また風俗へ行ったね」
俺「俺はまだ大丈夫なんだって」
婆「それは良かったじゃない」
俺「でもがんばらないといけないんだってさ」
婆「…そうかい」
俺「分かるの?」
婆「分かるさ。いつもしてるし」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 03:33:33.37 ID:kdYVclTIO
俺「そういえば爺ちゃんはいつ死んだの?」
婆「またこの子は年寄りを悲しませるような事を言って…お前の生まれる前だよ」
俺「ということは少なくとも13年以上前ってことか…。俺が爺ちゃんを忘れさせてやるよ!」
婆「ぬはぁぁん。…それにしても誰から聞いたんだい?」
俺「隣の鵜飼い」
婆「ちっ。いいかい、家の家訓は代々淫乱なのよ」
俺「黙ってしゃぶれ雌豚」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 03:37:47.29 ID:AXCGnGC50
孫「なんだろうこのナマモノは?」
粘菌「イジメナイデ・イジメナイデ」
孫「いじめないよ」
粘菌「ホント?」
孫「本当だよう」
粘菌「ホントニイジメナイノ?」
孫「うん」
(パクリ、ムシャムシャ)
蟲「デーリシャース!!」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 03:41:40.53 ID:kdYVclTIO
俺「なんだろうこのいやらしいモノは?」
粘菌「あん…いじめないで…いぢめない…でぇ…」
俺「いじめないよ」
粘菌「本当?」
俺「本当だよう」
粘菌「え、本当にいじめないの? 少しくらいは…とかは? ちょっといぢめてみない?」
俺「良いの?」
(しゅこしゅこしゅこしゅこドピユッ)
粘菌「デーリシャース!!」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 03:45:30.59 ID:AXCGnGC50
蟲「デーリシャース、オー・デーリシャース」
巨大笄蛭「ジュルウリ」
蟲「オーノー!!ヘルプミー」
巨大笄蛭「ズブズブズブズブズブ」
(ゴクリ)
巨大笄蛭「セ・ボーン!」
陸蛸「ずちゅる、ずちゅる、ずちゅる…」
巨大笄蛭「ズブッズブッズブッ」
陸蛸「ずずずずず」
巨大笄蛭「ズォー」
(すぽっ)
陸蛸「んめー」
(ザクッ)
陸蛸「んぎゃおおおおおおお」
孫「今日の晩飯ー!」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 03:49:44.26 ID:AXCGnGC50
孫「この頃動物なのか植物なのかわからない奴の声までするよー」
婆「私は鉱物の声だって聴けるよ。」
孫(耄碌はしてないよね)
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 03:54:32.41 ID:AXCGnGC50
孫「この石は何て言ってるの?」
婆「こいつは死んだ石だ。」
孫「全部死んでるんじゃないの?」
婆「生きた石はここらへんじゃとんと見かけないね。」
孫(やっぱり変なのかな)
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 03:58:57.49 ID:AXCGnGC50
ヤク飼い「え?精霊が見えて動物の声が聞こえるって?例の空耳だな。」
孫「知ってるの?」
ヤク飼い「昔シャーマンがよくやってたよ。インチキがばれて追ん出されたけどな。」
孫「へー…」
ヤク飼い「お前このヤクの言ってる事分かるか?」
ヤク「・・・・・・・・・・・・・」
孫「雲子したいって」
(ボトッ)
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 04:06:01.35 ID:AXCGnGC50
孫「どうしてオッサンはオッサンの格好なの?」
森の精「それは君の頭の中のイメージがそう見せているだけで、儂に本当の形はないのだよ。」
孫「じゃあもし俺が森はバアサンって思ったらオッサンはバアサンに見えるの?」
森の精「おいおい、せめて可愛い女の子とかにしてくれよ。」
孫「女の子ってどんなんだ?」
森の精「なんだ君はそんな事も知らないのか。そうだな…君みたいな…いややっぱりやめとこう。」
孫「何だよ教えてくれたっていいじゃないかけちんぼ」
森の精「えーとだな雄蕊と雌蕊が云々…
…という訳だ。」
孫「さっぱりわかんない。」
森の精(私が無能だというのか…)
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 04:11:24.96 ID:AXCGnGC50
孫「婆ちゃんの話はいつも長いね。」
婆「生きてるうちに話さないといけない事ばかりだからね。分かっておくれ。」
孫「わかんない」
婆「いつもそればっかりだね。」
孫「悪かったね」
婆「でもこれから嫌でも分かるようになるさ。」
陸蛸「おい、お前の満子になってやr
婆孫「喧しいっ!」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 04:17:42.50 ID:AXCGnGC50
孫「婆ちゃんは本当に元気だよね。」
婆「寄生虫が一緒だからな。」
寄生虫A「おっすオラ寄生虫!婆の腸内で有益物質バリバリ生産中だ!」
孫「うわぁ」
婆「お前の腹の中にも棲んでおるぞ。」
寄生虫B「やあ僕寄生虫!君のチャクラを絶賛覚醒中!」
孫「お腹から電波が漏れてるよぅ。」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 04:26:26.00 ID:I1uHlgyh0
なんというか、微妙なジャンルだというのにこの投下速度という事態が既に面白いwww
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 04:27:09.72 ID:AXCGnGC50
婆「あの仔は森と対話するようになった。」
通信寄生虫1「本当か。」
通信寄生虫2「それなら我々の計画も一歩前進ね。」
通信寄生虫1「だがもしあの仔に何かあったら?」
婆「その時のための増幅器だ。それに何の為の結界だ。」
通信寄生虫1「それなら安心だ。」
通信寄生虫2「本当に安心かしら。」
婆「孫の管理は任せてくれ。既に蟲も付けてある。」
通信寄生虫1・2「ふむ…」
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 04:33:56.90 ID:AXCGnGC50
孫「こないだの陸蛸はどうしたの?」
婆「養殖場で殖やしてるよ」
孫「食べないの?」
婆「陸蛸は卵が美味いのよ。」
孫「捕まえたの雌かな?」
婆「両方いないと殖えないさ」
孫「いつ両方揃うの?」
婆「外の罠にかかったらね。」
孫「気長な話…」
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 04:39:37.94 ID:AXCGnGC50
孫「蛸のお婿さん募集中ー!!今なら満子がゲットできるよー!!」
ナマモノ(ぞろぞろぞろぞろ)
蟲A「陸蛸ハココイラジャ見カケナイナ。」
蟲B「オ前ハタマゴノ仇!」
蟲C「…帰レ…」
孫「雄蛸さんいませんかー!今なら満子がロハで手にはいるよー!!」
山男(あの子供は何を叫んでいるんだ!?)
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 04:53:26.10 ID:AXCGnGC50
山男「一体君は何を言っているんだい?」
孫「あのね、蛸探してるの。できれば雄の」
山男「知らないな。でもああいう生き物は木の洞とかを好むからそこを探してみたらいいんじゃないかな。」
孫「おじさんありがとう。探してみるね」
山男「でも森は危険だよ… …行ってしまった。」
森の精「また来たのかい」
孫「ねえ、蛸見なかった?」
森の精「蛸ねえ…N――。彼らはジメジメしたところが大好きなんだ。」
孫「引き篭もりみたいだね。」
森の精「森の中は簡易マスクを付けてても2時間も居れば肺に黴が生えて死ぬけど、それでも行くかい?」
孫「1時間なら行って見る。」
森の精「君の命の責任は取らないからね。」
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 05:04:03.07 ID:AXCGnGC50
孫「独身の雄蛸はいませんかーーッ!」
孫「なかなか見つからないなあ…」
孫「あっ、あれはもしや」
陸水母「ズ美図バーー!!」
孫「人違い、いやナマモノ違いでした。」
足魚「蛸ならそこにいるよ」
孫「え?」
陸蛸「ずぶゅぶゅぶゅぶゅぶゅぶゅ」
(スッ)
孫「あっ」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 05:14:38.98 ID:AXCGnGC50
森の精「その仔を放せ。」
陸蛸「ずずっずずずずず」
森の精「分らず屋には力で分からせるしかないようだな。」
(ヒュウー ザッザッザッザッザッザッザッザッ)
(パラパラパラ…)
孫「ん?どうして森の外に…。蛸は?」
婆「蛸なら罠にかかってるわ。」
陸蛸「でも生殖腕(珍子)斬られて再生するまで子作りできないぜ」
孫「どうしてここに?」
婆「あんまり晩いから心配になったのよ。」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 05:25:15.45 ID:AXCGnGC50
婆「今日は蛸のマリネを作るので手伝いなさい。」
孫「しょうゆおいしいです。それはコーラです。」
婆「何をやってるの?」
孫「なんでもない。」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 05:34:35.01 ID:AXCGnGC50
孫「あの星はなんであんなに早いの?」
婆「あれは昔人が空へ浮かべた島だよ。」
孫「今は浮かべないの?」
婆「空が混雑し過ぎてもう無理らしいの。」
孫「今星が落ちたよ。」
婆「そうね。」
孫「落ちた星はどこへ行くの?」
婆「空気になるか、じゃなかったら…」
孫「なかったら?」
婆「大地にぶつかって大穴が空くわ。」
孫「大地は痛いの?」
婆「ああ、痛いさ。今も時々痛みに震える大地を足元に感じる。」
孫(婆ちゃんの言うことはどこまで本当かわからないや)
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 05:48:42.43 ID:AXCGnGC50
孫「何やってるの?」
婆「織物を作ってるのさ。」
孫「へえ」
婆「お前もやるかい?」
孫「…」
婆「お前がこれができるようになる前にお婆さんは死ぬよ。」
孫「縁起でもない事言わないでよ。」
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 06:01:17.46 ID:AXCGnGC50
ヤク飼い「生きている石?なんだそりゃ。」
孫「婆ちゃんが喋る石をみたことあるって」
ヤク飼い「ああそれならこれだな」
(ゴソゴゾ)
ヤク飼い「ここをこうすると…」
鉱石ラジオ「アアアアアッアンアッフンフン♪アッフフアッフフアッフンフン♪アフフフアッフフアッフフフン♪…」
孫「なんか違う気がする…」
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 06:05:44.35 ID:AXCGnGC50
孫「そういえばここらへんに俺と同世代の子供っていないよね。」
ヤク飼い「ここは超過疎だからな。」
孫「どうしてこんなところに棲んでるの?」
ヤク飼い「お前んちと同じ理由さ。」
孫「なんだ。タカトビ中なんだ。」
ヤク飼い「お前の婆さんそこまでヤバかったのか!?」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 06:20:22.29 ID:AXCGnGC50
通信寄生虫「ピピルピルピルピピルピピルピルピルピピルピ」
婆「私だ」
通信寄生虫「緊急事態だ。巫仔狩りの一団が一時の方角からそちらへ向っている。」
婆「至急移動準備する。」
通信寄生虫「頼んだぞ。」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 06:24:20.92 ID:AXCGnGC50
婆「引越しの準備だ。」
孫「どうしたのいきなり?」
婆「どうしても。」
孫「蛸と蟲たちはどうするの?」
婆「置いて行く。」
孫「近所に挨拶位は…」
婆「時間は無駄にできない。」
孫「…」
婆「早く支度せんか。」
孫「…うん」
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 06:37:10.05 ID:AXCGnGC50
ヤク飼い「この時期にしては珍しい。これは一雨来そうだな。」
北の空(ゴロゴロゴロ)
その真下、
連邦の巫仔狩部隊5千人(ドドドドドドドド…)
そこから7リーグ南方
孫「雲の色がおかしい」
婆「もうすぐここも土砂降りだ。急げ。」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 06:51:00.10 ID:AXCGnGC50
(ザザザザザザザザ…)
婆「ここが新しい隠れ家だよ。」
孫「隠れ家?」
(ウィーーン)
孫「岩が開いた!?」
婆「さあ、入ってやり過ごすんだ。」
(ドックン ドックン…)
孫「脈打ってる…動物なの?」
婆「全てお前を守るためさ。」
孫「なんだか生臭い…」
婆「贅沢は敵だ。」
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 07:02:56.56 ID:AXCGnGC50
婆「第6生体壕へ到着した。」
通信寄生虫「ジジジジジ―――」
婆「連絡がとれない。」
孫「なにが起きてるの?」
婆「敵がお前を奪いに来る。」
孫「いつやってくるの。」
寄生虫B「もうすぐそこだ。」
孫「!?」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 07:21:08.08 ID:AXCGnGC50
(ドドドドドド)
巫仔狩「貴様は完全に包囲された。抵抗は無駄だ。巫仔を渡せ。」
婆「それはどうかな
ॐसनरष्थषपस़ण ॐसनरष्थषपस़ण
ॐसनरष्थषपस़ण ॐसनरष्थषपस़ण...
」
(ぶちゅちゅちゅちゅちゅちゅちっ!!)
孫「ヒトが蟲みたいに潰れていく。」
巫仔狩「新兵器の用意だ。『喉』を潰せ。」
णस़पषष्थरनसॐसनरष्थषपस़ण
णस़पषष्थरनसॐसनरष्थषप
णस़पषष्थरनसॐसनरष्थ
णस़पषष्थरनसॐसनर
णस़पषष्थरनसॐस
णस़पषष्थरनसॐ
(ズシャァッ)生体壕は砕け散った。
婆「もうさよならの時が来たわ。」
孫「いやだ」
巫仔狩「婆を殺して仔を攫え。」
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 07:27:04.46 ID:/KwydGOHO
常世物語思い出した。しえん
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 07:31:13.83 ID:/KwydGOHO
常野物語だたorz
反省してromってきます。頑張れしえん
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/09(水) 07:31:40.39 ID:AXCGnGC50
寄生虫「生体壕の機能で君を安全な場所まで転送する。」
婆「あとは頼んだよ。」
孫「婆ちゃん!!逝かないで!」
婆「お前はそこから動くな!」
巫仔狩「…」
(ヒュルルルルルッ ザクッ)祖母の首に長く伸びた指が突き刺さった。
孫「ッ…」
生体壕「転送開始」
巫仔狩「『仔』が消える!?いや、凄まじい速さでここから離れていっている。」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
孫「…う…ん…」
?「目覚めたか」
孫「此処は何処?貴方は誰?」
?「ここは君の棲んでいた場所から北へ50リーグ程離れた場所、
そして私は君の祖母の協力者にして君の味方だ。
君は本当に丈夫に出来ているみたいだね。あれだけの加速度のついたポット内で無傷だなんて…」
孫「もうなにもわからないよ。婆ちゃんはどうなったの!?」
?「寄生虫の送る彼女の生体反応はレーダーから消えた…」
孫「そんな…あ…あ…(啼)」
True Bad End
第一部完