文才無いけど小説書く

ここは筆力のある人・ない人がお題をもらって自由に小説を書き、それぞれの筆力を向上させるスレです
※※※お題をもらわないでの小説投下はスレの主旨と違いますのでご遠慮下さい※※※
各まとめ入口：http://www.bnsk.sakura.ne.jp/
まとめwikiコラム：http://www.bnsk.sakura.ne.jp/wiki/index.php?%A5%B3%A5%E9%A5%E0
初心者の方は上記のまとめwikiコラムの他、掲示板を一度ご覧下さい。
小説を書く際の禁則やテクニック等が具体例付で説明されています

（三行テンプレート）
１：お題をもらう（安価より「↓」を推奨）
２：もらったお題に沿った作品を書いて、完成させる。
３：「投下します」と宣言し、作品投下。メール欄は無記入、名前欄には「もらったお題」を表記する。タイトルは無くても可。

・１レスは30行、4096バイトまで、一行は全角128文字まで（読みやすさの為に50〜60文字推奨）
・書きながらの投下は禁止
・お題をもらっていない作品はたとえ投下されてもまとめサイトには掲載されません

詳細は>>2-3辺りをご覧下さい

まずはお題をもらいましょう。基本的に過疎スレなので↓でもらうと良いです
→人のお題を使って書くのもありです。作品がたくさん投下されればスレも盛り上がります

▽投下の際の注意点
・投下宣言は「投下してもいいですか？」ではなく「投下します」。投下宣言が被らない限り、許可はいりません
・投下する人は最後に「終」「完」「了」など、投下完了の合図をお願いします
・名前欄 に『タイトル（お題：○○）　現在レス数/総レス数』　（例：『ＢＮＳＫ（お題：文才） 1/5』）を書いて下さい
・まとめる際にコピペがしづらいので、メール欄は空にして投下してください。
・作品を投下する際は、テキストエディタで仕上げてから、完成品をまとめて投下して下さい

▽読み手の方へ
・感想は書き手側の意欲向上に繋がります。感想や批評はできれば書いてあげて下さい

▽保守について
・創作に役立つ雑談や、「お題：保守」の通常作投下は大歓迎です
・落ちた場合は立てられる人が新スレを立てて下さい。人がいる時間を目安に

▽その他
・通常作品でもトリップを付けておくと、wikiで「単語検索」を行えば自分の作品がすぐ抽出できます

▲週末品評会
毎週木曜日の夜〜土曜日の午前中に、お題が出されます
作品は土曜日の0:00から日曜日の23:30までの間に投稿してください
その後それぞれに評価をして頂き、月曜日の0:00から火曜日の24:00まで投票を受け付けます

▽作品投稿
・ジャンルは自由、時間を過ぎての投稿も選考外ではありますがまとめサイトに掲載します
・スムーズな流れを保つため、メモ帳等の機能を使って全部書き終わってから投下するようにお願いします
・優勝時の本人確認のため、週末品評会参加者は出来れば酉を付けて下さい（酉は名前欄に#と自由な文字列）
→毎回同じコテや酉で出続けると周囲にわかりやすいです
・作品のタイトルは現在レス数/総レス数、酉を除いて、全角二十文字以内にしてください。

▽締め切り間際の作品投稿について
週末品評会では、投下締切時間の間際に集中的に投下が起こります。
それを無管理で放っておくと大変な事になるので、２３時から「予約」という形を取り、運営の指示に従って順番に投下してもらいます。
予約締切は23：30で、以降は時間外の扱いになります

▽投票
・本スレへの書き込みでお願いします（複数選択可）
・ぜひ書き手の方も他の人への感想や投票を行って下さい
・簡単でよいので、感想、批評等書いて下さい。書き手の次への糧になります！
・投票は投票用テンプレを使うか、【投票】と書いて書き込んで下さい

▽優勝者特権
・投票で一番支持を得た作品の作者の方には、次回品評会のお題決定権が与えられます
・投票数が同数の場合は、気になった作品の投票数の差で決定します
・お題の発表時間は優勝者に一任されますが、遅くても土曜日の午前中には提示して下さい

週末品評会108thの投票受付まで間近。今回の品評会お題は『成長』です。
投稿された作品は
■まとめ http://yy46.60.kg/test/read.cgi/bnsk/1215305603/　-週末品評会108th-
にてご覧頂けます。投票期間は2008/07/08（火）24:00:00までとなっております。

感想や批評があると書き手は喜びますが、単純に『面白かった』と言うだけの理由での投票でも構いません。
毎回作品投稿数に対して投票数が少ないので、多くの方の投票をお待ちしております。
また、週末品評会では投票する作品のほかに気になった作品を挙げて頂き、同得票の際の判定基準とする方法をとっております。
ご協力ください。
投票には以下のテンプレートを使用していただくと集計の手助けとなります。
（投票、気になった作品は一作品でも複数でも構いません）

******************【投票用紙】******************
【投票】：　＜＜タイトル＞＞◆XXXXXXXXXX氏
　　　　　　　　　　　　　　　―感想―
　　　　　　＜＜タイトル＞＞◆YYYYYYYYYY氏
　　　　　　　　　　　　　　　―感想―
気になった作品：＜＜タイトル＞＞◆ZZZZZZZZZZ氏
**********************************************
携帯から投票される方は、今まで通り名前欄に【投票】と入力してください。
たくさんの方の投票をお待ちしています。　
時間外の方も、月曜中なら感想、関心票のチャンスがあります。書き途中の方は是非。

いちおつ

◆TJ9qoWuqvAさんが次かな

◆TJ9qoWuqvA投下どうぞ

以下順番待ち：
なし

　揉まれるとおっぱいが大きくなる。と、漫画で言っていた。
　へえ。もみもみ。
　クラスの女の子が、胸を大きくするために牛乳を飲んでいると言っていた。横にいた子が、
でもわたし身長170超えそうだから、胸のために身長犠牲にできない。と叫んだ。
　うーん、いろいろあるんだなあ。もみもみ。いや、胸を揉んでる場合じゃない。というかそ
んな必要はないだろう。だって、ぼくは男の子だから。
　だから、おっぱいなんかじゃなくてチンコを大きくしたいのだ。
　この間の修学旅行で、ぼくはショックを受けた。みんなでかい。
　でも男の子は繊細だから、チンコをでかくする方法なんて、女の子みたく休み時間に異性に
聞かれるくらいに大声で楽しくおしゃべりできない。かと言って男同士の場だとしても、でか
いやつをからかいこそすれ、真剣に大きくする方法なんて、恥ずかしくて聞けない。
　男の子はナイーブなのだ。
　しかし事態は急を要する。早く対策を打たなければ、成長期が終わってしまう。聞くは一時
の恥、聞かぬは一生の恥。昔の人はいいことをいう。ぼくは覚悟を決めて大学生のお兄ちゃん
の部屋に入った。
「ぼく、お兄ちゃんみたくチンコ大きくしたいんだけどどうすればいいの？」
「……なんだそれは。新手の嫌みか？」
「ちがうよ。ぼく本気で悩んでるんだよ。クラスのみんなよりチンコ小さいから。だから、お
兄ちゃんのは大きいから、どうやってそんなに大きくしたのかと思って、勇気を出して聞きに
きたんだよ」
　お兄ちゃんはため息をついて読んでいた本をおくと、ぼくのところへやってきて、ぽんと肩
をたたいた。
「前々から思ってたが、おまえはあれだな。世間知らずというか、井の中の蛙というか。もっ
と世間を知った方がいい。つまりだ、世の中には個人の力では解決することのできない大きな
問題が山ほどあって、その中に遺伝ってやつがある」
「……よくわかんないけど、遺伝なら、ぼくもお兄ちゃんみたくチンコ大きくなれるってこと？」
「前々から思ってたことがもうひとつあるんだが、おまえ、かわいいな」
　そういうと、お兄ちゃんはぼくを抱きしめた。
　――それが昨日の夜のことだ。今大人になったぼくは思う。チンコが小さいなら、アナルを使
って生きていけばいいじゃない！

以上です

次、◆h97CRfGlsw投下どうぞ。
三日落ち寸前のスレで投下予約すんなｗ

以下順番待ち：
なし

よやく

よやく

とりわすれた

予約はトリップ入れたほうがいいらしいよ

10 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2008/07/06(日) 23:29:19.90 ID:C1MsiRCV0
よやく
12 名前： ◆nASAvvjC2Q [] 投稿日：2008/07/06(日) 23:29:57.67 ID:C1MsiRCV0
とりわすれた

11 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2008/07/06(日) 23:29:20.56 ID:TXYlqF+O0
よやく

675 名前： ◆j/5hcZs81E [] 投稿日：2008/07/06(日) 23:29:46.45 ID:Xi/BtbAP0
よやくー

　王がこの私を出向かせる程の相手とは一体どんな軍勢なのかと、どんな強敵なのかと意気込んでいれば、そこに現れたのは年端もいかない小娘だった。
　私達小隊が潜んでいる山道に、娘は特に警戒することもなく長い青の髪を揺らして歩いてくる。緊張感の欠片もない。どうしてあれが『要警戒』のリストにあるのか、私にはさっぱりわからなかった。
　体つきも貧弱で、見た目通り華奢な少女のそれだ。身にまとう鎧もそれなりに洗礼されたものだが、おそらくは人が作ったものだろう。いくら高価でも所詮は市販品にすぎない。魔族の一品ものに比べるべくもない。
　腰に提げられている二本の長剣からも、特に力は感じられない。魔剣というわけでもなし、変なギミックがある様にも見えない。少女自身も、何の変哲もないただの人間だろう。
　地図を見ながら楽しそうな鼻歌交じりの娘を注意深く見据えつつも、不可解さに眉を寄せる。まあ、王が殺せというのだ。なんにせよ、彼女をこの森から生かして出すわけにはいかない。
「奇襲を？」
「いや、私と前衛二人で出る。奴の正体を見極めたい。残りの二人は背後に潜み、私の指示を待て」
　音もなく森の中を進んでいく部下を見送り、私は娘と対峙するべく潜んでいた草むらから山道に出た。部下の二人が追従し、三人で娘を待ち受ける。
　彼女はどうやら私たちが潜んでいたことに薄々感づいていたらしかった。相対し、殺意を孕ませた視線を合わせると、彼女は少しの驚きを飲み込んで私にずれた微笑みを投げかけてきた。
「こ、困ったなあ。私に用……ですよね」
「お前には、ここで死んでもらう」
「そ、そんなあ」
　彼女は照れ笑いのようなニヤけ面を顔に張り付かせている。おそらく、困った時の彼女の癖なのだろう。状況をわきまえない場違いな笑みは、私の癇に障った。
　私は右腕を正面に勢いよく突き出し、空間に割り入れる。そして手首から先が消え失せた腕を引き戻し、その手に真黒い槍が握られていることを確認する。それの切っ先を、彼女に向けた。
「うう、どうしよ……なにも準備してないよ……」
　しぶしぶといった感じに、彼女も長剣を抜いた。一本の腕に一振りずつ。軽装のくせに双剣など、と私は鼻を鳴らす。まだ使い慣れないのか、剣の重さに腕が下がっている。
　私だけでいいと部下に告げる。私も槍を構え、いつでも踏み込めるように腰を落とした。それを見てようやっとやる気になったのか、娘も深刻な表情になる。一歩、私は踏み出した。
　そしてその直後、彼女の顔は驚愕に歪んだ。私が動いたわけではない。彼女のふくらはぎと右肩にそれぞれ一本ずつ矢が射られたのだ。背後にいる部下がほくそ笑んでいる。私だけでいいという言葉は、油断を誘う合図だった。　
「な、ん……うっ」
　彼女は不意打ちに顔をしかめると、ぐらりとよろめいて剣先を下げた。私はその隙を逃さず腰だめに槍を構え、一足飛びで突進した。彼女は慌てて体勢を立て直し、斬りかかってきた。
　袈裟掛けに振り降ろされた長剣を槍の腹で受け、そのまま振り抜かせるように滑らせていなす。つんのめる娘の足に、いなした勢いを利用した足払いをきめる。
　彼女は私の槍術に簡単にあしらわれ、無様にうつ伏して地面に転がった。剣も取り落とし、慌てて立ち上がろうとする娘の背中を、私は思い切り踏みつける。くぐもったうめきが聞こえた。
「この程度なのか？　お前のどこに、警戒する要素あるというんだ」
「そ、そんなこと言われても……」
　大事を取って卑怯な手まで使ったというのに。これなら、私ひとりで十二分に釣りがくる。矢尻に塗られた痺れ薬が聞いてきたのか、次第に大人しくなる娘を見下しながら、眉をしかめる。
　大方、少し腕が立つという理由で魔族退治に駆り出されたのだろう。周囲と本人の幼稚な勘違いで、この娘はあっけなくも命を落とす。まだ若い……私より少し下という程度の年齢。久しぶりに、嫌な仕事だった。
「お別れだ。……恨むなよ」
「ちょ、ちょっと待ってくださ――」
　槍を逆手に持ち、私は躊躇いなく左胸に突き入れた。娘は血の絡んだ悲鳴を少しだけ喉から絞り出し、それから幾許もなく、彼女は私の足の下で逝った。あっけないものだ。
　悼む様に瞼を閉じる。すると、部下たちの下卑た笑い声が私に向けられた。死体を持ち帰ってもいいかと尋ねてくる部下に、私は死体に火をつけることで応え、嘆息を残してその場を後にした――

締め切り

◆h97CRfGlswはどうした？

以下順番待ち：
◆nASAvvjC2Q
ID:TXYlqF+O0（酉付けて
◆j/5hcZs81E

>>15は何？

　私たちが潜む山道の向こうから、年端もいかない小娘が歩いてくる。長く青い髪の娘、今回の任務の目標だ。私を差し向けるほどの敵とはと意気込んでいたのに、拍子抜けだ。
　王はあんな小娘を何故殺せというのだろう。歴戦の勇士というわけでも、不可思議な力の持ち主というわけでもなさそうだ。得物は二本の短剣と――背負われた長剣が一本。
　装備も随分と軽装だ。村娘が着るような薄い布地の服に、鉄の板を曲げて作った鎧。その程度では、私にかなうべくもない。極力同性は殺したくないのだが、我が主の命に背くわけにもいかない。
「奇襲を？」
「いや、私と前衛二人で出る。奴の正体を見極めたい。残りの二人は背後に潜み、私の指示を待て」
　娘は何も知らず、鼻歌交じりでこちらに歩いてくる。これから自分がどんな目にあうのかも知らず、これからも毎日が続いていくと思っているのだ。それを思うと、憐れで仕方なかった。
　……何故、私はこんなにも感傷的になっているのだろうか。自分の思考に、違和感を覚える。確かに可哀そうではあるが……似たような仕事は今までにいくつもあった。何故あれに情を抱く？
　私は頭を振って、意識の目標を対象の殺害だけに定める。城の自室に置いてある愛用の槍を空間の裂け目から取り出し、憚ることなく娘の歩く山道に出た。慌てて、部下が追従してくる。
「お前を殺す」
「い、いきなりですか？　ちょっと待ってくださいよ！」
　脇の草むらから飛び出してきた私に、娘は当惑を隠せないようだった。私が槍を風車のように回して示威を行う間に、娘も慌てて短剣を両方とも抜き、逆手に構えた。
　私だけでいい、と部下に告げる。私は槍を構え、踏み込みに備えて腰を落とした。娘は私の一挙手一投足に警戒を払っているのか、顔を強張らせている。視線を合わせつつ、私は一歩踏み出した。
　次の瞬間、彼女の背後に潜んでいた部下が矢を放った。痺れ薬を塗り込んだものだ。念には念を入れ、私の合図でいつでも放てるよう待機させておいたのだ。腐っても、王直々の抹殺要求対象だからだ。
　しかし、私はすぐに顔をしかめることになった。彼女を狙った矢は、こちらを見据えたままの彼女が防御に使った短剣に弾かれたのだ。彼女を狙った攻撃は、吸い込まれるように短剣に向かって行った。
「……少しはやるようだ」
「それは、どうもっ！」
　言いながら、勢いづけて彼女は持っていた短剣を後ろに投げ放った。まさか、と思い慌てて止めにかかるが、遅い。私の単調な剣筋はあっさりと残った長剣に阻まれ、短剣は藪に悲鳴を上げさせた。
　見通しが甘かったか。よもやここまでの反応を見せるとは思っていなかった。私は自分の甘さに舌を打ち、何度か刃を交わして槍を横薙ぎに振り、間合いを取る。まずは落ち着かなくては。
　槍を構えなおす。彼女も上段に剣を握る。どうやら、槍使いとは戦いの経験があるらしい。おそらく突進し、刃のない横薙ぎは甘んじて受け、または刺突を紙一重でよける。反撃で脳天を一撃で割るつもりか。
　面白い。だが、そんな浅知恵では私は倒せない。間合いに引き込まれる前に倒せる。それだけの自信と自負がある。緊張からか笑みを浮かべる彼女と笑みを交わしあい、図らずも、少し心が躍った。
「……う、っつ？」
　機先の制し合の最中、突然に彼女がうめきをあげた。思わず心配するような顔を作ってしまった自分に驚きつつも、状況を確認する。娘の背中には矢が刺さり、その向こうに短剣を肩に突き刺した部下がいた。
「ああ、やっぱりちょっと難しかったか……」
　娘が震えながら地面に膝をついた。それを後ろから弓を持った部下が蹴倒し、私の横を通って控えさせていた部下が娘に向かう。結局、投げナイフでは部下に致命傷は負わせられなかったらしい。
　娘が袋叩きにされている。苦しそうに痙攣して伏しているところに腹に蹴りを入れられ、痛みに体を丸めると髪を掴みあげられ、顔を殴りつけられる。腕を折られ足を折られ、蹂躙されている。
　こんな……。私は見ていられなくなって、踵を返して目を背けた。後は、彼らがこのまま彼女を殺してくれるだろう。身も、心も。種の冠する名の通り、悪魔らしいやり方で。確実に。
「どけっ！」
　手近にいた部下を槍で押しのけ、そのまま娘の心臓に突き立てた。娘は小さく血を吐いて、何度か痙攣した後、彼女はそのまま呼吸をやめる。光の消えた目は、じっとこちらに向けられていた。
　部下たちに侮蔑の視線を向けてから、私は数秒の詠唱を経て娘の死体に火をつけた。部下が口々に文句を言っている。私はそれを無視し、踵を返した。
　彼女と、もっと手合わせ願いたかった。瞼の裏に、彼女の死に際の顔が思い浮かぶ。こんなこと、殺しを始めて今まで一度もなかったというのに。私は思い切り顔をしかめて、その場を後にした――

おい、分母分子と予約がないぞ

>>17
667 名前： ◆h97CRfGlsw [sage] 投稿日：2008/07/06(日) 23:27:34.88 ID:g7bmpYNk0
予約

15 名前： ◆4gvXvL1XTs [] 投稿日：2008/07/06(日) 23:31:01.16 ID:g7bmpYNk0


ID一緒だな

　視線の先に、長く青みがかった髪の少女がいる。戦士の装いながらも、上機嫌な口笛と軽い足取りは山菜取りに出向く村娘のようだった。
　童顔に屈託のない笑顔が浮かんでいる。普通の少女のような無邪気な微笑み。私の任務は、あれを永遠に失わせることだ。
　初めて会う人間のはずなのだ。そのはずなのに、刃を交えるのが今から酷く憂鬱に思えた。同じ女だから、そんなことを考えるのだろうか？　だが王直々の命令に背くわけにもいかない。
　言いようのない、締め付けるような痛みを胸に感じる。わけのわからない逡巡に苛々がつのる。眉根を寄せて彼女を見つめていると、部下がこそりと話しかけてきた。
「奇襲を？」
「……いや、お前たちだけで行け。あの程度の人間に私が出る必要もない」
「では、我々が。……殺し方はなんでもかまいませんね？」
　一目で品性下劣だとわかる笑みを向けてくる。私は行け、と手をしっしと振って、自分は奥へと姿を隠す。彼らと任務を共にした時間は長いはずなのに、何故だか今日は嫌悪ばかりが先に立つ。
　部下たち四人はそれぞれ顔を見合わせると、各々得物を取り出してニヤつき始めた。何がそんなに楽しいのか。娘を殺せることが、そんなにも愉快なのか？　楽しいのか？
　……いや、なにを考えているのだ、私は。私らしくもない。あの娘は今日はじめて見る獲物でしかない。私がこれほどまでに感情移入する理由など、どこにもないはずだ。あれは、抹殺対象だ。
　だが、何故あんな小娘が殺されなければならない？　装備からも外見からも、大した力は感じられない。気になって部下に問いかけようかとも思ったが、彼らとは口も利きたくない気分だった。
「なっ、ぐああ！」
　と、そんなことを考えている時だった。部下の悲鳴が聞こえたと思ったら、草葉の影に潜んでいた一人の心臓に短剣を突き刺ささっていた。そのまま倒れ伏すと、二度と起き上らなかった。
　まったくの不意打ちだったらしい。少女は腰にくくってある残り三本の短剣を手に取ると、更にそれぞれ部下が潜むところに投げた。しかし、流石に察知されたそれを食らうほど部下も間抜けではない。
　まさか投擲の技術を持っていたとは。部下が殺されたというのに、私は素直にその力量に感心していた。激昂した部下たちが、長剣を抜き払って娘に斬りかかっていく。
「あああ、多勢に無勢ですか。困ったものです」
　娘はヘラりと表情を崩すと、背負った長剣を抜いて部下の上段からの斬り降ろしを受けた。その隙を見て腹部を突き刺そうと部下が突進するが、彼女は半身を捻ってそれを避け、距離をとった。
　彼女はこの状況をどう打破するつもりなのだろうか。勝てるのだろうか。気がつけば弟子でも見守るような気分になっていたことに眉をひそめつつ、殺陣を眺める。
　部下たちは彼女を生かして捕らえたいらしい。服に掴みかかり、腰にとびかかり、地面に引き倒そうとしている。下種だな、と嘆息する。波状攻撃をかければ、数で勝る以上勝負は直ぐにつくだろう。
　彼女はその辺りのことは薄々感ずいているのか、上手く引き付けて躱し、的確に攻撃を加えていた。ただやはり多勢に無勢で、徐々に消耗していっているのが遠目にもわかる。息が荒い。
　不用意にも部下が飛びかかっていった。が、娘は寸前に身を引いて躱す。つんのめる部下に、娘はいなした勢いを利用した足払いをきめる。彼女は倒れる部下を踏みつけ、心臓に剣を突きたてた。
　だが一人抜きの喜びもつかの間、彼女は部下の一人に背中に斬撃を入れられる。痛みに顔をしかめながら彼女は振り返りざまに剣を薙ぎ、部下の首をはねた。そして、残った部下と切り結ぶ。一閃。
「……まさかここまでやるとはな。正直、私はお前を甘く見すぎていたようだ」
　最後に残ったのは娘だった。長剣を地面に突き立て体を支え、血を体中から滴らせながらこちらに笑みを向けている。待っていましたとでも言わんばかりの歓迎ぶりに、私は黙って槍を取り出した。
「だが、その瀕死の体で私に勝てるつもりか？」
「あなたは……この状態の私が、あなたに勝てると思っているんですか？」
　言葉の割に、彼女の顔に浮かんだのは諦観ではなかった。私が頭を横に振ると、そりゃあそうですよね、と彼女は剣を構えなおした。手に力が入っていない。
「あなたとはちゃんと戦いたかったんですけどね……でも、仕方ないです。また、今度」
　彼女が斬りかかってくる。私は微動だにせず、彼女の剣先が私の肌を薄く切り裂いていくのをじっと見つめていた。剣の軌道に連れられて、彼女はそのまま静かに地面に倒れ伏した。もう、動かない。
　私はこの娘に、一度も手を出してはいない。だが、このやりきれない感情、惜別の情は何なのだろうか。私はもう一度彼女の死体を見つめてから、目を閉じその場を後にした――

酉が違うだけか。でも終わりなのかそうじゃないのかわからん。

　山道の向こうから、少女が歩いてくる。明るい青の髪は陽光を受けて艶やかに光の輪を作り、小ぶりな顔を包んでいる。人懐こそうな目は、手元にある地図に向けられていた。
　既視感というやつだろうか。彼女のことを見ていると、なにか胸に引っかかるものがあるような気がしてならない。彼女のことは、確かに始めて見るはずなのに。
　彼女は道端に生える花などを見て楽しそうに微笑んでいた。鳥の鳴き真似をして小鳥たちに挨拶をして、辺りに群れる蝶と戯れ、木に触れ虫に驚いている。……ただの、少女じゃないか。
　一体彼女のどこに警戒する必要がある？　殺す必要がある？　それが疑問ではなく、どこか拒絶のニュアンスを含んだ自問であることに気づき、私は眉根を寄せた。
「彼女は、何故『要警戒』認定されているのだ？　ただの人間の小娘ではないか」
「いえ、あれはこの近辺を統治していたこちらの幹部の半数近くを、どうやら一人で殺したらしいのです。城に攻め込んだ人間は多数いましたし、私もよもやとは思いますが、王は芽を摘み取っておけと」
　そうか、とだけ返して娘に目を向ける。彼女にそんな力があるとは思えない。だが、何故かそんなはずがないだろうと、私は笑い飛ばす気にはならなかった。十分、可能な気さえした。
「どうしました？　隊長が殺す相手のことを知りたがるなんてめずらしい。あれのことが気になるんですか？」
「黙れ。……彼女の相手は私がする。お前らは手を出すなよ」
　怪訝そうな顔をする部下たちを尻目に、私は山道へと足を踏み入れつつ槍を手に取った。呑気にも猫を抱いていた彼女は、こちらに気がつくとにこりと微笑みかけてきた。
　目線を落とす。彼女は背負った長剣に加え、八本もの短剣を腰に括りつけていた。ごちゃごちゃとアクセサリーの様に装備されたそれに、何故だか口元がゆるむ。
「お前の相手は私一人だ。向こうに部下を控えさせているが……安心しろ、手出しはさせん。だから、その邪魔な短剣は脇にでも除けておくがいい」
「あ、そうなんですか？　えー、で、でもいいのかなあ……うーむ」
　ちょっと考えてから、彼女は素直に短剣をとめたベルトを外し、道の隅に置いた。それでは、と彼女は長剣を抜き、構えをとった。上段の構え。浅知恵だ。そんなもので、私は倒せない。
　次の瞬間、彼女は唸りを上げて勢いよく剣を振り降ろしてきた。槍での横薙ぎなど、とても間に合わない。ならばと刺突を繰り出すが、彼女には読まれていた。攻撃をくぐって斬撃が届く。
　袈裟掛けを、なんとか槍の腹で受けた。甲高い金属音が耳をつんざき、火花が飛び散る。物凄い力だ。あの細腕から、こんな威力が生まれるというのか。目の前にある彼女の顔は、いつになく真剣だ。
　私は力比べでは埒が明かないと判断し、一気に身をひいて彼女の押しをいなした。たたらを踏んでつんのめる彼女の足に、いなした勢いを利用した足払いをきめる。地を滑るように、槍が走る。
　しかし、すでに彼女の体は地にはなかった。一拍遅れて気付けば、彼女は宙を翻り私の背後にうまく着地した。攻撃から咄嗟に体勢を立て直せなかった私は、あっけなく後ろを取られてしまった。
「……人間にしてはなかなかの反応だ。正直、驚いた」
　自身の首筋に触れる剣の冷たさを感じつつ、彼女のえへへという気の抜けた照れ笑いにこちらも表情を崩す。不思議と、このまま剣が首を切り裂いていくことはないという確信が私にはあった。
「……お前、名は何というのだ。よかったら、聞かせてくれないか」
「え。わ、私の名前、知りたいんですか？　えっと、私、シホっていいます。あ、あはは」
　ぎこちない声に、首に添えられていが剣が下げられた。言ってしまってから、聞かなければよかったかもしれないと目を伏せる。これから殺す相手のことを知って、私はどうしようというのだろうか。
　と、そのとき不意に、彼女がふわりとこちらに覆いかぶさってきた。私にしなだれかかって、肩に顔を押し付けてくる。突然の接触と柔らかい感触に、かあと顔が熱くなる。
「お、おい、いきなりなにを……」
　振り払うようにして離れ振り返る。すると彼女は、そのままぱたりと倒れてしまった。唐突のことに呆然として、私は彼女の背中に幾本も生えている矢に、気づくのが遅れた。
「手を出すなと言われましたが、隊長が追い詰められた以上傍観しているわけにはいきませんでしたので。大丈夫でしたか？」
「……ああ。すまない」
　抑揚のない声で答える。彼女の死体の前に立ち尽くして、槍を握りしめる。部下に手は出させないと言ったのは、私だ。少し考えれば、こうなることはわかりきっていたはずだった。
　情けなさと、申し訳なさと、行き場のない怒りが湧き上がる。どうして、こうなってしまった？　こうなってしまうんだ？　私は、彼女を――

多分 #の位置が前すぎてタイトルを食ってんだな

　ここから少し離れた山道の中を、長剣を一本だけ背負った娘が歩いてくる。地図と辺りを見比べて、鼻歌を交えながら楽しそうにしている。私はそれを見届けて、すぐに魔法の詠唱を開始した。
「隊長？　……遠距離から焼き払うつもりですか？」
　私の様子に気づいた部下が一人、こそりと話しかけてきた。私はそれを無視して、ぶつぶつと口の中で言の葉を躍らせる。顔を上げると、こちらに顔を向けていた娘と目があった。
　魔法を放つ。私と同じく潜む部下たちの足元に亀裂が走り、そこから一本の真黒い槍が突き伸びる。短い悲鳴を残して串刺しにされた部下たちを一瞥して、私は彼女にいる山道に出た。
「む、惨いですね……」
　苦笑しながら、彼女が長剣を抜く。すらりと輝くそれは上段に構えられ、彼女は顎を引いて挑戦するような目を私に向けてきた。邪魔をする者はいない。私も、似たような目で応える。
「……シホ。お前の名前は、それであっているか？」
　彼女は少し驚いた表情をし、そして意味深に頷いた。そうか、とだけ返し、槍を取り出す。この瞬間、私と彼女の間に一つの共通認識が生まれた。この一連の勝負に、純然たる決着を。
「死ぬほど私に勝ちたいのか？」
　私の言葉を皮切りに、彼女の長剣が振り下ろされる。私はそれを槍で受ける。並はずれた威力に、手を離しかける。なんとかそれを捌き、後方にいなして、彼女の体を前に引き寄せる。
　彼女とともに、勢いをつけて後方に飛ぶ。そして私は彼女の足元に向けて槍を振った。しかしすでに彼女は宙を舞い、私の背後へと着地しようとしていた。空中にいる彼女と、視線か絡む。
　ここからが勝負。もとい、勝負の続きだ。私はこの体勢から彼女を討ち、彼女は着地から有無を言わさず私を屠る。どちらにしろ、お互いに後一手しか残されてはいない。
　彼女が着地する。私は斜になっている体を無理に捻り、剣を高く掲げる彼女の胴に、渾身の力をこめて槍を薙いだ。みしっ、という骨のきしむ音が聞こえ、砕ける感触が手に伝わる。
　だが、彼女は倒れなかった。歯を食いしばり、必死の形相で痛みを堪える彼女。浅知恵だと馬鹿にした、自信と自負が崩れていく。詰めの段階で、私は彼女に競り負けたのだ。
　ああ、と私は理解する。はじめから、彼女に勝てる道理などなかったのだ。死んでも負けない彼女。際限のない成長を続ける彼女。そこに情まで移っては、負けない方がおかしい。
　これで私もおしまいか。彼女の胴に槍を押し付けたまま、諦観ともつかない笑みを私は浮かべる。だがもう、これで彼女を殺すことはなくなった。私が負けることで、彼女はこれからを生きるのだ。
「わ、私の……か、勝ち、ですよね？」
　しかし、振りかぶられた剣はいつまでたっても降りてはこなかった。彼女は剣を握ったまま、小刻みに震えて私を見下ろしていた。呆気にとられる私に、彼女はぎこちない笑みを向けてくる。
「は、ははは、やっと勝てた……あああ、痛い、痛いです」
　私が何も言葉を返さない事を肯定だと受け取ったのか、彼女はあっさり長剣を下げた。服をまくって脇腹の調子を気にして、長い髪をかきあげ緊張を解き、ふうと一息ついている。
「……こ、殺さんのか？」　
　そう訴える。私を倒したくて殺したくて、彼女は何度も私に挑んできたのではないのか？　今ここに私を下して、なにを和んでいる。ここはお前にとって、敵前だというのに。
　そんなことを考えていると、彼女は私手を解いて槍を持って行ってしまった。それで止めか、と目を細める。しかし彼女はなにを考えたか、どうぞ、とそのままその槍を私に差し出してきた。
「さあ行きましょう。私たちの旅は、ここから始まりますよ！」
　呆ける私の胸に、彼女は槍を持った手を押し付けてきた。おずおずと受け取ると、彼女は破顔して地図を取り出し、初めて出会った時のように口笛を吹き始めた。
　私たち。その言葉で、私は思わず笑みをこぼしてしまった。何度も私に挑んできた理由。敵がいると知りながら山道を通り続けた理由。そして今、私が生かされている理由。
　彼女に目をつけられてしまった。きっと今ここで彼女に斬りかかっても、彼女――シホは、私が根負けするまで付きまとってくるのだろう。私が屈するまで。それこそ、死んでも永遠に。たちの悪い呪いでもかけられた気分だった。
　彼女に渡された、私の槍を握りしめる。私に選択肢はない。負けない彼女に勝つ方法はなく、それにもう、彼女との勝負は御免だった。これ以上成長されては、私の立つ瀬がなくなってしまう。
「シホ。よかったら……私の名前を聞いてくれないか」
　今までで一番の笑顔を見せてくれた彼女に、私は自分の名前を告げた。数十分前までの自分の人生に、私はもはや未練はなかった。　　　　　　　　　　了　　　　

以上です、すいませんすいません

>>24
こういうのよくあるよね、うん

ごめん、予約取り消す

じゃああと
◆nASAvvjC2Q
が投下してその後
◆j/5hcZs81E
が投下して終わりね。

　平成２０年７月５日。俺１４歳、姉貴２０歳の夏。
　両親が事故で死んでから、今日でちょうど１０年経つ。
　顔もうろ覚えだけれども、仏壇に向かって合掌。半額で買ったおはぎを供えてやる。
　そしてこの日、ソファーにうつ伏せになる姉貴のうなじ辺りに、俺は赤い小さなスイッチを見つけた。

「姉貴ぃ？」
「なーに？　ゆーくん」
「スイッチ、ついてんだけど。首んところ」
「ふぅん………………あ、死んだ」
「ゲームしてんじゃねえよ話聞け！　いまどき旧型ゲームボーイかよ！　しかもテトリスかよ！」
　姉貴からゲームボーイを取り上げて、ソファーに座らせる。そして手鏡を２枚合わせて姉貴にうなじを見せてやった。
「……あー、何だろねこれ」
「気づいてなかったのかよ。痛いとかかゆいとか、そういうのはないのか？」
「ううん、全然っ」
「ニキビとも違うし、虫さされとも魚の目とも違うぽいし……」
　俺は１０円玉くらいの大きさの出っ張りを右手でそっと撫でてやる。軽く力を入れてやると少しだけ引っ込んだ。
　強く押せば今にもオフからオンになりそうな、そんな感覚だ。
　あれっ。ＯＮ→ＯＦＦ？　それともＯＦＦ→ＯＮか？
　……まあ、どっちでもいいか。
「何にせよ、スイッチというほかないみたいだしな。押すぞ」
「ちょ、ちょっと待ってよ！」
　姉貴が珍しく慌てたような声を上げる。まさにスイッチを押し込もうとしていた俺の右手人差し指が、
白く細長い姉の左手の指に握り締められて、ぽきりぽきりと音を立てる。
　ぎゃーす、と叫びのた打ち回る俺を尻目に姉貴はソファーから立ち上がると、振り向きざまに口を開いた。
「ねぇ」
「んだよババア！」
「お腹すいたでしょ」
　姉貴は季節はずれのセーターの腕をまくって言葉を続けた。
「今日は私が夕飯作ってあげる」

　姉貴は冷蔵庫からネギを取り出すと、何を思ったかそのまま沸騰した鍋に突っ込んだ。
　そして赤味噌をお玉ですくってボトリと投入。前鋭的すぎて思わず涙が出そうになる。
　やがて味見をはじめる姉貴であったが、予想通りというか何というか、その場に味噌汁もどきを吹き出して
しまうのだった。
　そして一言。
「やあん、カレー粉とお味噌間違えて入れちゃったあ！」
「カレーのつもりだったのかそれ！？」
　鍋を取り替えて改めて挑戦。「手伝おうか？」と申し出るが、丁重に断られてしまう。
「今日は私が一人で作るの。……ううん、作らなくちゃいけないの」
　そういって笑う姉貴の右手にはロッテの板チョコが握られている。
　隠し味だと信じたいところであったが、無情にもそれは真っ先に鍋へと投入されていった。
　一刻も早く台所への敷居をまたいで蛮行を止めたいところであったが、姉貴のやる気を無下にするわけにも
いかずに躊躇してしまう。
「くそっ……どうしたってんだよいきなり」夕食的な意味で絶望的な状況に、俺は頭を抱えて絶望する。
　ふだん姉貴は料理をしない。自分から志願したのも数年ぶりのことだ。何故しないのかといえば、もちろん
苦手だからとか周りが止めるからとか、さまざまな理由が挙げられる。けれど何より説得的な理由は結局の
ところ――自分で言うのもアレだが――俺が料理上手なことにあるに違いなかった。
　俺は義務教育のかたわら家事全般を任されて、姉は高校に行くかたわらコンビニバイトに精を出す。
　双方の間で役割分担が出来ていたからこそ、今日まで２人、生きてくることができたのだ。
「ゆーくん、中辛しかないんだけど……いいかな？」
「ん？　ああ、いいよ別に」
　少し驚いた。
　いつの間にやら姉の手にはチョコレートではなく、正真正銘本物のバーモンドカレーが握られているではないか。
　あたりにスパイスの香りが漂いはじめる頃には、俺は姉貴の背中をぽかんと見つめることしかできなくなっていた。
　やがて炊飯器が米の炊きあがりを告げるアラーム音を上げた。姉貴は振り返り、得意げに胸をそらせる。
「どう？　出来ないと思って馬鹿にしてたでしょ」

　食べた感想から言うならば、チョコレート分が強すぎてカレーとはとても呼べない代物だった。
　けれど俺は３杯おかわりをした。そんな俺から、姉は笑顔で茶碗を受け取る。
　どこか懐かしくもある食卓に、俺は思わず表情を緩ませるのだった。

「『めでたしめでたし』……と行きたいところだがちょっと待て。何か忘れてないか？」
「えーと……『ごちそうさまでした』？」
「ちげーよ馬鹿！　スイッチはどうなったんだよスイッチは」
　俺は姉貴の背中へと回る。うなじには変わらずスイッチが鎮座していた。姉貴をにらみつけて、話を続ける。
「ごまかそうとしているってことは、何か知ってるんだな。話せよ」
「…………」　口を閉ざしたまま、姉貴は俺から目線をそらすことなく、何かを考えているようだった。
　コップの麦茶を飲み干しながら、俺はただ答えを待つ。そして――
「ゆーくんは」姉貴はゆっくりと語り始めた。「ゆーくんは私のこと、どう思ってる？」
　思わぬ質問に、俺は口を半開きにする。「どうって……何がだよ？」
「ゆーくんは私を姉としてどう思ってるかっていうこと」姉貴は珍しく真面目な顔をして言葉を続ける。
「私今までちゃんと《お姉ちゃん》してたかな？　不満に思ったこととかって、ない？」
「それは、だな……えーと」
　《不満なんてねーよ》と一言言えば済む話なのに、俺はなかなか言葉を紡げなかった。
　姉貴は俺から顔を背けると、伸びっぱなしになった前髪をかき上げた。
　やがてうつむいたまま、再び言葉をつむぎはじめる。
「このスイッチね、前に一度、お母さんから貰ったことあるの。――あの事故の直後にね」

　◆　◆　◆

　平成１０年７月５日。ゆーくん４歳、わたし１０歳の夏。
　家族で海岸にドライブに出かけようと走り出した車は、街のはずれ、川に架かる大きな鉄橋の上で対向車線を
はみ出したトラックと正面衝突した。
　片時も忘れたことなどない。潰れた車。炎上する車。窓から投げ出されたわたしとゆーくん。運転席と助手席に
残されたお父さんとお母さん。ぶつかってきたトラックから真っ青になって出てきた熊みたいなおじさんと、群がる
野次馬たち。コンクリートにあお向けになって泣き喚くゆーくん。
　そして何故か、わたしは泣かなかった。
　泣くのを忘れて、ゆーくんのことを忘れて、炎の熱ささえも忘れて、わたしは車によじ登って、必死になって
助手席の割れた窓から短い腕を差し入れていた。
　――お父さん！　お母さん！　煙にまかれて、２人の姿は確認できない。けれどどちらか一方の手が、わたしの
小さな手のひらを握り返してくるのを感じて、わたしは諦めずに声をかけ続けた。

　そのとき、首筋に暖かい「何か」が触れた気がした。
“――《スイッチ》、押してあげるから”
　わたしは振り返る。煙の向こうに「誰か」の姿があった。
「お母、さん……？」
“ゆーくんのこと、よろしくね。お姉ちゃん”

　やがて野次馬のうちの一人が、嫌がるわたしを車から引きはがした。そして直後、花火のような音とともに
車は一気に燃え上がって、すぐに見えなくなった。
　ゆーくんは泣きつかれたのか、人だかりの中、知らないおばさんの背中で静かに眠っていた。奇跡的にかすり
傷ひとつ負っていなかった。右手には大好きなヒーロー番組のロボットを握られ、そして左手にはわたしが直前
まで遊んでいたゲームボーイが握られていた。それを見て、わたしはようやく大声で泣いたのだった。

　◆　◆　◆

「――私ね、事故の前まではすごく甘えんぼだったの」姉貴が正面を向く。
「生まれてから何年も経たないゆーくんにも、だいぶきつくあたってた。『わたしのお父さんとお母さんを
取るなぁ！』って感じだったのかな」
　そう言って笑う姉貴であったが、声は震えたままだった。そしてカレーの皿を重ねて立ち上がると、表情を
隠すようにして背中を向ける。
「おい！」台所へ向かう姉貴に声をかけた。
　しかし姉貴はその歩を止めない。かちゃりかちゃりと、カレーの皿が音を立てている。その向こうから、姉貴の
小さな声が聴こえてきた。
「今日のカレー、美味しかった？」振りかえることなく俺に問う。
「ゆーくんが料理できるようになるまでね……私、おばあちゃんに教わってカレーばかり作ってたの」
　姉貴が高校に上がるまで、俺と姉貴は母方の祖母の家で生活していた。当時３日に一度は食卓にカレーが並び、
そのたびに「またカレー？」などと祖母に対して文句を言っていたのを覚えている。
「高校に入ったらゆーくんと２人でもとの家に帰って、２人だけで暮らせるようにって練習してたんだ。
なのに私が中学卒業する頃には、ゆーくんの方が料理上手になっちゃってて……すごいよねー。だって
９歳かそこらだよ？　天才小学生登場！　みたいな」

「おい、待て」
「笑っちゃうよね……。それからは家事についてはずっとゆーくんに頼りっぱなしで、私に出来ることはといえば
せいぜいバイト先で笑顔作るくらいでさ。」
「待てっつってんだろ！」
　耐え切れなくなった俺は、立ち上がって姉貴の背中を追いかける。肩に手をかけて無理やりに振り向かせた
姉貴の顔は、今にも泣き出しそうだった。
「きっと天国のお母さんが見かねて寄こしたんだよ、《スイッチ》。もう一回《スイッチ》を押せば、また少しは
お姉ちゃんらしくなれ……いたたたた！　何するのよばかぁ！」
「んなこたぁどうだっていいんだよ」姉貴の前髪を引っぱりあげて、冷蔵庫に頭を押し付けながら俺は続ける。
「――カレーの皿重ねてんじゃねえよ、バカ！」
　姉貴は目に涙をうかべたままぽかんとする。その目をにらみつけたまま、皿を取り上げてやる。
「あーあー、見ろ。底にカレーがついてぐちゃぐちゃじゃねえか。洗う方の身にもなってみろってんだ」
　大げさにため息をついてみせる俺に、姉貴が困惑の表情を見せた。
「あ、あのねえ、今はそんなことじゃなくて――」
「カレー、美味かったぜ」さっきの質問の答えを返してやる。
「少し甘みが効きすぎてたけどな。……だから下らないことで悩んでるんじゃねえよ、『お姉ちゃん』」
　そういって俺は空いたほうの手を、姉貴の頭をぽんと置いてやった。


「……気持ち悪い」しばらくして姉貴はそうつぶやくと、ようやく笑顔をみせた。
「言った俺のほうが気持ち悪いわ。だからさっさと忘れろ。いいな？」
　俺は顔が真っ赤になるのを隠しながら、カレーの皿を台所へと持っていく。そしてそのすれ違いざま、俺は
姉貴のうなじを横目で確認してやった。
　いつの間にか、《スイッチ》は消えてしまっていた。
　さっき壁に押し付けたときに押してしまったのかも知れないし、必要のないことがわかって消えたのかも知れな
い。どちらかはわからなかったし、どちらでもいいことだった。
　――ただこれだけは、自信を持って言うことができる。
「余ったこいつを処分するのは、やっぱ俺なんだろうなあ……はぁ」
　甘い言葉なんてかけるんじゃなかったぜ、ちくしょう。
　大鍋に半分ほど残ったチョコレートカレーを前に、俺は深々とため息をつくのだった。　＜おわり＞

ほいじゃラスト。◆j/5hcZs81Eどうぞ。

おだい……？
じかんかかりすぎ……？

ごめんなしあ、あとはまかせた＼(^o^)／

品評会用の投下します

落ち着いた顔つきになった。
2年前は、あんなに落ち着きがなかったのに。
自宅のベランダから向かいの学校を眺めながらそう思う。
余り良い趣味とは言えないが、ベランダでビールを飲みながら向かいの学校を見るのが日課になっている。
ミッション系の学校らしく、厳しそうな女教師やらすました顔の女生徒やらが見えるのが、まあ、なんと
いうか、毎日の生活の潤いになっている。引っ越す先々でこうしてベランダから外を眺めてきたが、ここ
が一番落ち着く。
2年前から見かけるようになったあの子は、はじめはかなり戸惑っていた。落ち着きが無く、慣れておらず、
教師から毎日のように追い回されていた。今はすっかり落ち着いて静かにゆったりと歩いている。
声が聞こえればきっと「ごきげんよう」とか言うようになったんじゃないだろうか。
しかし、そろそろ卒業する季節だ。また、新入生として入り直してくるんだろう。
ずっと成長し続けられるのは、うらやましくもある。

「なにやってるの？煙草は吸わなかったよね？」
家の中から彼女が呼んでいる。
「ああ、悪い。ちょっと酔い覚ましにね」
「そこ、大学？」
ベランダに彼女が出てきた。向かいの校舎を凝らすように見ている。
「ん？ああ、幼稚園から一貫の学校みたいだね。さ、寒いしなか戻ろう」
ちょっと不思議そうな顔をしている。彼女にももしかしたら見えるのかも知れない。

成長し続けるのは、不幸なのだろうか。僕は幸せじゃないのかと思う。
ベランダの外に、夜の校舎が静かだ。
終

んじゃ終わり。
惰性で運営してたけど来週から誰か代わりに頑張ってね。

>>38
乙〜

空気読んで投下すれば運営なんかいらないよねー

>>43が運営をやる

>>38
お疲れさまです

参ったな、>>21がまとめ掲示板本文長すぎって言われる。
レスの最後――で統一させてるものだから、不用意に途中で
切るわけにもいかないし。◆h97CRfGlsw氏いない？

>>1000

>>38
遅くなった。進行乙

俺のIDからすでにだブルーオーフィニッシュの香りがorz

>>43
書き込み出来るよ？

と思ったら書き込めないの>>18じゃん

>>47
ごめ、２レス目だから>>18だ。書き込みできたらお願い。

俺にどーしろと申すかい

向こうのスレがまだ書き込めるみたいなんだけど、どうする？

あ、落ちたからいいみたい

前スレ落ちたー

>>50
どこで切断していいか教えてくれ。2.5/5を作りたい。

落ちたなー
ラストは723か？orz

とりあえず、一覧

【 第118回週末品評会 お題：『成長』】
参加作品一覧

No.01 変わらない愛を君に ◆eZLxT/ap4w氏
No.02 MY FOOLISH HEART ◆fDIBbxe5gc氏
No.03 理想、現実 ◆UhN0f0vcPI氏
No.04 同窓会 ◆2/tl4kvsZM氏
No.05 夏と飛ばないビーム ◆C16uoiHsyc氏
No.06 無題 ◆kVXkVNKimA氏
No.07 七日目のベンジー ◆fSBTW8KS4E氏
No.08 雨の中を出かけよう ◆QIrxf/4SJM氏
No.09 こころと花に水を ◆/SAbxfpahw氏
No.10 新時代の夜明け ◆S1JfIY6doA氏
No.11 インヴェンション ◆zmMEjNb3Ok氏
No.12 あしたのあたしシアター ◆pxtUOeh2oI氏
No.13 『my sweet darling』 ◆M0e2269Ahs氏
No.14 白壁の向こう道 ◆EqtePewCZE氏
No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う ◆IDurKKGqBU氏
No.16 スネカジリ ◆BLOSSdBcO.氏
No.17 やがてぼくたちは大人になる ◆TJ9qoWuqvA氏
No.18 彼女を仲間にする条件 ◆h97CRfGlsw氏
No.19 Sister Switch／Sweet Curry ◆nASAvvjC2Q氏
No.20 静かな校舎 ◆j/5hcZs81E氏

書けそうなお題ください

「……少しは

から２．５として切ってください
お手数かけてすみません、というか２レス目でいいんすよね？

>>57
睡魔

>>56
お疲れ様です。こりゃあ、いつもより多いんでないかな。
初参加だけれども。

>>57
遅刻

>>57
やる気

>>57
携帯電話

昔に比べたら全然多くなんかない
>>60

>>58
おっけ

No.01　変わらない愛を君に 1/2 ◆eZLxT/ap4w氏
「読みにくい」
時間を無駄にされたからもう一つ。「つまらない」

No.02　MY FOOLISH HEART 1/4 ◆fDIBbxe5gc氏
はいはい。堕胎ねー。重いテーマだねー精神的に人に
訴えかけるものがあるよねー、まあ、この作品からそんなもの
かけらも感じられなかったけど。どーでもいい話なのに最後に
ちょっと考えている風なオチがついているのが薄っぺらさに
拍車をかけているのは、下手な芸人の漫談よりは笑えた。

No.03　理想、現実　1/2 ◆UhN0f0vcPI氏
説明文を延々続けられても面白くも何ともない。学校かなんかで
勉強したのかしらんけど、場面が目に浮かばない。

No.04　同窓会 1/ 1 ◆2/tl4kvsZM氏
一行で読むのをやめた。これ、ト書き？

No.05　夏と飛ばないビーム 1/5 ◆C16uoiHsyc氏
パス。

No.06　No.06 無題 1/4 ◇kVXkVNKimA氏
タイトルくらいつけたら？

品評会前スレに投げちゃった上に時間オーバーだけど、再投稿してもいいかな？

No.07　七日目のベンジー　1/5　 ◆fSBTW8KS4E氏
6行目で読むのやめた。最近この手の無意味にグロかったりする話が
多すぎる。何か新規性があるかといえばないし、子供が
「うんこうんこー！」って喜んでるのと何がちがうのかと。

No.08　雨の中を出かけよう (1/5) ◆QIrxf/4SJM氏
相変わらず整ってるけれどそれだけ。

No.09　こころと花に水を(1/3) ◆/SAbxfpahw氏
一行目で読むのをやめた。
伝わればいいなあ、なんて呟いてみせるくらいなら、冒頭に
「テーマは少年と花の成長」って書いておけばいい。
創作する人間としては最悪の部類。

No.10　あしたのあたしシアター 1/3 ◆pxtUOeh2oI氏
二行目までで違和感を感じて読むのをやめた。

No.11　新時代の夜明け　1/5　 ◇S1JfIY6doA氏
冒頭の前提に違和感。

No.12　インヴェンション　1/5　 ◇zmMEjNb3Ok氏
読む気の失せる文章。

No.13　白壁の向こう道 1/5 ◆EqtePewCZE氏
5行目でやめた。日本語に違和感。

No.14　『my sweet darling』 1/5 ◇M0e2269Ahs氏
2行目で読むのやめた。

No.15　ちっちゃなキミを聖夜に願う1/5 ◆IDurKKGqBU氏
地の文が幼すぎる印象。4行目で読むのをやめた。

No.16　スネカジリ 1/5 ◆BLOSSdBcO.氏
14行目で読むのをやめた。

No.17　やがてぼくたちは大人になる1/1 ◆TJ9qoWuqvA氏
へー

No.18　彼女を仲間にする条件　　5/5 ◆h97CRfGlsw氏
横に長い。読む気にもならない。

No.19　Sister Switch／Sweet Curry 1/5 ◆nASAvvjC2Q 氏
スイッチの話。

No.20　静かな校舎　1/1　 ◆j/5hcZs81E氏
つまらん。

書けそうなのないからいいや

>>67
youうｐしちゃいなよ

>>69
辛口全巻乙
感想をありがとう、六行読んでくれてありがとう
グロくするつもりなかったんだけどそうなっちまうのか

>>72
私なんか４行も読んでくれたんだぜ？　で、投票は？

ぱすされてしまった！
おつ

>>73
これで投票もらえる作品があるなら驚きだｗ

>>69
おっと忘れてた。全巻乙なんだぜ

>>58
４レス目も長すぎるってさ。

俺なんか５行も読んでもらえたぜ！

　　　　　　 /二ﾆ=-､
　　／> r-(⌒ヽ⌒ヽ
　／y￣/ ／＼　＼ ヽ
／／　/／　｜＼ |＼|
／　　　　 ｜　ヾ
　　　　　|￣|
　　　　　|文|
　　　　　|才|
　　　　　|が|
　　　　　|つ|
　　　　　|き|
　　　　　|ま|
　　　　　|す|
　　　　　|よ|
　　　　　|う|
　　　　　|に|
　　　　　|＿|

>>69
タイトルか……
いいのが思いつかんかった。

で、投票するの？

と思ったけど、なんかもういいやｗｗｗ自分のブログにでも投げとくお。

じゃあ俺も全巻！

一つも読まなかった
以上

うまく転載できないから、そろそろ寝ていい？

全館自分の作品だけ読んだ

ぜんかんおつ

>>82
全館乙かれ

>>81
それは残念。

>>81
えーせっかくフルボｋｋ……感想もらえるちゃんすなのにー

えーまじでふるぼｋｋ？

それは仲間に入りたいなｗｗｗｗｗ投げようｗｗｗｗ

>>83
うん。このスレ生きてる間に品評会作品読めるし。寝てくれ。
スレ立てとか転載とか作品一覧とか乙だった。

「ひな鳥」

　昭和１８年ラバウル

　深緑のジャングルが眼下に広がり、南国の澄んだ海がきらめいている。
ついっと私の横に並んだ田中一飛曹の機体に目をやると身振りで三番機
を指をさした後、自分の大きな鼻を指差して手を交差させる。模擬空戦
させろと言っているらしい。
　中攻隊の護衛に夜明け前に飛び立っての帰路、１４３０時よくもまあ
そんな元気があるものだ。
　今日は敵さんが上がって来なかったので燃料はまだ余分にある、本土
から送られてきて３ヶ月、松崎三飛曹が激戦を生き残れ
たのも、訓練の賜物だけに止める理由もない。
　私が大きく頷くのを確認してから、田中が左右にバンクして松崎と共
に緩降下するのを見ながら、スロットルを開いて上昇、大きく円を描い
てダンスのようにクルリ、クルリと銀翼を閃かせる二人を眺める特等席
に機体を引き上げる。
　ひな鳥を見守る親鳥みたいだな。ふとそんな事を思ったその時、頭上
に嫌な気配を感じてラダーを蹴った。
　ザアッツという嫌な音と共に、左前方を火線が流れ、風防正面に一機
の黒い影が飛び込んで来た。白い牙のついた大きな口の塗装が目に焼き
つく。

>83
おやすみなさい。乙です。

>>90
わかった。お疲れ様。おやすみなさい。
いろいろ乙

「ちっ」
　周囲もう一度見回して敵が一機なのを確認してから左に捻り込むと私
も敵を追って急降下に入る。
　私のことを全く意にも介さず、眼下の二機目指して敵機が逆落としに
降りてゆく。
　急降下では追いつけないのを承知で、私は２０ｍｍを発砲した。田中
か松崎が気がつけばそれでいい。
　ズム、ズム、ズム
　翼を揺らす振動と共に２０ｍｍ機関砲のアイスキャンディほどある大
きな曳光弾がダンスを踊るひな鳥の輪の中に飛び込んでゆく。
「散開！！」
　ろくな性能が発揮できないのを承知で、喉電話を押さえつけて私は叫
んだ。
　すいっ、っとダンスの輪が崩れ、ひな鳥達が上空から降ってくるカー
チスを見事に避ける。
　拍手したい程の成長だった。嫌な予感、嫌な空気、虫の知らせ、何と
呼ぶかは知らないが、それでも逆落としのカーチスの弾幕を彼らは見事
に捌いてみせた。
　急降下、急降下、栄が吼える、
　長く美しい翼が震える、フラッター。
「堪えろ」
　照準環に入るカーチスに7.7ｍｍを叩き込む、ツタタタタタタ、軽い音
と共に、カーチスの右翼に火花が散る。火はでない、アメさんの機体だけ
に嫌になるほどクソ丈夫にできていやがる。

　フラッター、フラッター、操縦桿が重くなる、黒い敵機が遠ざかる。
「くそっつ！」
　スロットルを閉じて減速、銀色に輝く南洋を背にひな鳥たちを連れて
基地に戻る。生きている、それだけでいいじゃないか。

　昭和２０年沖縄

　私は増槽を抱いた紫電改で田中と松崎の上空を飛んでいた。南洋の激戦
を生き残り、彼らは私の眼下を飛んでいる、あの日と同じ銀翼を閃かせた
ツワモノ達が私の眼下を飛んでいる。
　私の後ろには２機の紫電改、松崎と田中の後ろはそれぞれ、予科練上が
りの雛鳥達。
　ズム、ズム、ズム、高射砲が花火のように上がり私達の周りに黒い花火
が広がる。
　あの日と同じように、田中が私の隣に来るとニヤリと笑って手を振った。
キラリ、と零戦２１型の銀翼が輝き、田中と松崎が急降下。
　南洋の青い海にめがけて急降下。
「２時上空、敵機」
　喉電話を抑えて叫ぶと私は増槽を捨てる。ザリザリザリ、耳障りな雑音。
「了解、中尉お元気で。ありがとうございました。」
　奇跡のように松崎の声がして、ひな鳥たちが青い海に白い航跡を残す敵
艦隊に降ってゆく。
　南洋の地獄を生き残り、親鳥になった若者達が降ってゆく。
「ああ、また会おう」
　紺碧の海に降ってゆく若者達を残して、私はスロットルを開け同じ色の
空に駆け上る。誉が高い音を立て、プロペラントが空気を切り裂く。
　

　紺碧の空と海に全てが溶けてゆく。

　真ん中から折れた翼、空に溶ける色のコルセアが私の雛鳥たちに降りて
行く。生きている、それがいいかどうかは判らないが、それでも私は翼を
駈り、生きている。
　ラダーを蹴り、左に滑らせて２０ｍｍを紺色の影に叩き込み、火達磨に
なって落ちてゆく敵を見つめながら私は泣いていた。
　
　紺碧の海と空に全てが溶けてゆく。

　（終）

さてと、みんなの分よんでくるお。

>>69
得るものの無い、時間の無駄遣いをありがとう
暇なのはうらやましいね

投票ってしないといけないルールだっけ？

>>90
おやすみ乙

>>99
そんなことはないよ　読んでいただけただけでも光栄至極

少なくとも、読んだならどれが一番よかったかくらいは投票してやれよｗｗｗｗｗ

と読みながら言ってみる。

>>83
自分が好きでやってるのに感謝の言葉を欲しがるとかウゼェ。
そんな誰も偽善はいらねぇんだよ


タイミング悪いな。こう>>90の後に↑と立て続けにレス書いて
葛藤の表現をだね……

マジで寝ます。進行した人、参加者の皆さん投稿お疲れさまでした。

よし、二十作品もあるから0票になっても目立たないな。

>>99
全部が酷評だとどれに入れるのかが興味がある

全く自演に気づかなかった俺はピュア

>>105
白票って存在を忘れてる

>103
ああ、自演だ。
おやすみ。

>107
６８と６９の行間読むとだな、２と７は
結構印象的だったって事じゃないのか？
行数多いし。

>>109
褒める言葉は一言もないけどね

全感投下するぜ

一行（一言）全感でごめんね
No.01 変わらない愛を君に 2/2 ◇eZLxT/ap4w
ミスリード欲しい。2レスだから入れれたと思う。精神は死なないんだね。

No.02 MY FOOLISH HEART 1/4 ◇fDIBbxe5gc
私も、愛と恋と性的な誘引は別だと思います。4レス…短いね？削りすぎた？

No.03 理想、現実　1/3 ◇UhN0f0vcPI
サーセン、読めませんでした。体裁整えて欲しい。

No.04 同窓会 1/1 ◇2/tl4kvsZM
最後の台詞が言いたかっただけですね。わかります。

No.05 夏と飛ばないビーム 1/5 ◇C16uoiHsyc
解説お願いします。メッセージ的な意味の解説。

No.06 無題 1/4 ◇kVXkVNKimA
地の文が3レス目でやっと登場なんて…。台詞のキャラと一人称が噛み合ってない気がします。

No.07 七日目のベンジー 1/5 ◇fSBTW8KS4E
命の縮図かな？

No.08 雨の中を出かけよう 1/5 ◇QIrxf/4SJM
上手い具合にに揺さぶられた。あっちこっちに方向性を示されてる。1レス目を描いた理由を教えて。


No.09 こころと花に水を 1/3 ◇/SAbxfpahw
努力で結論付けるか…。そうか、残念。

No.10 新時代の夜明け 1/5 ◇S1JfIY6doA
説明的すぎて読みづらい。「バカ」が売りなんだろうけど、過度に真面目すぎた。痛い二律背反♪

No.11 インヴェンション 1/5 ◇zmMEjNb3Ok
小説好きで文学部は死亡フラグ。就職的に考えて。特殊な病気の設定はどこで活きてたの？

No.12 あしたのあたしシアター 1/3 ◇pxtUOeh2oI
時間軸があっちゃこっちゃ…。もったいないです。

No.13 『my sweet darling』 1/5 ◇M0e2269Ahs
トマトは何を言いたいの？　トマトは何と戦ってるの？

No.14 白壁の向こう道 1/4 ◇EqtePewCZE
過疎地域からの人口流出の社会的問題をファンタジックに描くことで…とか深いことまでは考えてないよね

No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う 1/5 ◇IDurKKGqBU
文章中にナオちゃんとボクですぎだろ…。人称ってこんなすさまじくでるものかと痛感した。好きって絶望だよね。

No.16 スネカジリ 1/5 ◇BLOSSdBcO
難しいところだよね、直接的に死の意味っていうとなんか野暮ったく思えるし
かといって暗喩的にもっていこうとすると伝わらない、難しい　2行書いちゃった

No.17 やがてぼくたちは大人になる 1/1 ◇TJ9qoWuqvA
揉めば大きく、俺は官能小説で読んだわ。貧乳好きも今では理解できます。オチがいまいちわからん。えねまぐら？

No.18 彼女を仲間にする条件 3/5 ◇h97CRfGlsw
まじすんません。こういう体裁、読めないんです。改行お願いします。

>>109
その7は6行分の感想だぜ!!

なんか荒れ気味だけど全館いきます。
ちょい辛口なところがあるけど、更に荒れないことを願う

Sister Switch／Sweet Curry 2/5 ◆nASAvvjC2Q
結局、スイッチは何？　その先にある意味は？

静かな校舎　1/1　 ◆j/5hcZs81E
人間は死ぬまで成長してるんじゃないかな？

全体通して見て
THE・品評会って感じだったと思う
ギミックの先が無いよね。俺が作る作品もないけど
毎週毎週ギミックに意味を付加するなんて困難だよね
あと5レスっていうのも難しい　40×30×5で書いても
文庫の７〜６ページだもんね
川端康成の掌の小説読んでも、で？って思うのはたくさんある
尺が短いって本当に難しいと思う
何を削って何を入れればいいんだろうね
起承転結入れたら無駄に冗長、でもないと転が活きなかったり
この5レスってアクマの長さだよな
SS・掌編で何かおすすめの本教えてくれよ

もう投下していいよね？

No.01　変わらない愛を君に 1/2 ◆eZLxT/ap4w氏
文体が合わない。パス。

No.02　MY FOOLISH HEART 1/4 ◆fDIBbxe5gc氏
主人公がぐちぐち身の上話してるだけだった。

No.04　同窓会 1/ 1 ◆2/tl4kvsZM氏
ちょっとだけ面白かった。ちょっとだけね。そうきたかって感じ。まあ現実だと笑えない話だ。

No.05　夏と飛ばないビーム 1/5 ◆C16uoiHsyc氏
はいはい前衛的前衛的

No.03　理想、現実　1/2 ◆UhN0f0vcPI氏
良いね。これって史実に基づいてるの？だとしたらよく調べてるな。
日本にも貴族お抱えの道化（シェイクスピア劇によくでるやつ）っていたのか。知らなかった。興味深い。
細かいけどこういう部分が話にリアリティを出したり、奥行を与えるのに一役かってるんだと思う。
硬い文語が物語に馴染んでる。ペダンチックに感じさせない。「梟雄」の語を見たときに感心した。
単に難しい言葉を知ってるなっていう感心じゃなくて、言葉選びのセンスがいいと思った。

個人的には建物の内部描写と中大兄皇子たちの周囲の描写をもう少し詳しくして欲しかった。
中大兄の登場時に後の天智天皇と明かす必要はなかったと思う。暗殺の成功は歴史的事実として認識してはいるけど
物語の運びとしては暗殺計画がどうなるかを伏せたままにしておいた方が良かったんじゃないかと。
あと入鹿の絶命時の言葉がちょっと弱いかな。
暗殺される真相なんて、自分が帝位を狙ってるからだと直ぐにわかりそうなもんじゃない？
もっと大物らしい、傲岸不遜な死に方をして欲しかった。

ともあれ面白かった。できれば５レス全部使って、もっと濃密に描いて欲しかった。

No.06 無題 ◆kVXkVNKimA氏
雰囲気はわかる。やっぱり地の文が欲しい

No.07　七日目のベンジー　1/5　 ◆fSBTW8KS4E氏
１レス目の半分くらいで読むのやめた。

No.08 雨の中を出かけよう 1/5 ◇QIrxf/4SJM氏
話がみえなかった。個人的に、突飛な話は好きじゃない。
勢いで最後まで読まされた。
これを褒め言葉と受け取るか、否定と受け取るかはまかせる。
好みの文体ではないけど、文章は良く書けてると思う。

No.09 こころと花に水を 1/3 ◇/SAbxfpahw氏
ふうん、て感じ。まあほのぼの系なのでそういう感覚を抱かせるのは成功なのかもね。
文章がぎこちなかった。

No.10 新時代の夜明け 1/5 ◇S1JfIY6doA氏
面白くなかった。俺の中で、変態系の話はキッコーマンが尺度になってしまっている。
それに比べると遜色が甚だしい。

>>116
全館乙、感想と、読んでくれてありがとう
命の縮図っていうか、テーマは一つのモノが持つ影響力についてです
モノに対して人はどう成長するのかっていう

No.11 インヴェンション ◆zmMEjNb3Ok
自作。恋愛話は難しい。

No.12 あしたのあたしシアター 1/3 ◇pxtUOeh2oI氏
普段「まっとうな」小説を書いてる人が、ものの試しにラノベ風味にしたててみたって感じ。
まあ酉を覚えちゃったからそう感じてしまう部分もあるだろうけど、所所普段の書き癖がみえかくれする気がする。
内容はなんとも評価しづらい。ラストは駆け足すぎだと思った。なげっぱなしの〆はどうだろね。
とりあえず結果知りたかったかな。

No.13 『my sweet darling』 1/5 ◇M0e2269Ahs氏
「コマンタレブ〜」で確実に俺には合わないと思って読むのやめた
No.14 白壁の向こう道 1/4 ◇EqtePewCZE氏
文章がぎこちない。硬い文体をつかいこなせてない。
冒頭から指示代名詞を連発されると、文章をかきなれてないと思ってしまう。
たぶん普段やらない書き方なんだろうね。

さる代わりに
携帯で全館乙
あんた笑えるほどすげえよ

No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う 1/5 ◇IDurKKGqBU氏
No.08は最後まで読めてもこれは１レスでリタイア。まあ文章力の差か。
高校生主人公にしてこの文体は無い。幼稚すぎる。
誤字脱字等には目を瞑っても「無理に作った作り笑い」はさすがに萎える。文章を磨こう。

No.16 スネカジリ 1/5 ◇BLOSSdBcO.氏
厨ニ病の文体は嫌い。

No.17 やがてぼくたちは大人になる 1/1 ◇TJ9qoWuqvA
ノーコメント

No.18 彼女を仲間にする条件 1/5 ◇h97CRfGlsw氏
ロープレ？さすがにループは読むのダルい。
文章は書けそうな気がするから、普通に現代の話を希望。

No.19　Sister Switch／Sweet Curry 1/5 ◆nASAvvjC2Q氏
スイッチ見つけた時点でやめた……。

No.20　静かな校舎　1/1　 ◆j/5hcZs81E氏
短すぎてなんとも。雰囲気はわかる。
近所の女の子がおっきくなってて、なんとなく切なくなった経験は俺もある。

【投票】
No.03　理想、現実　1/2 ◆UhN0f0vcPI氏

気になった作品：
No.08 雨の中を出かけよう 1/5 ◇QIrxf/4SJM氏

感想：
俺はこのスレに向いてないんじゃないかという気がしてきて切ない

以上です
さるありがとう

>>124
全館乙、感想そして少し読んでくれてありがとう
全部読ませるって難しいな
なまじ自信があっただけにフルボッコが気持ちいいぜ

全巻カオスわろたｗｗｗ

>>116
星進一とか？あまりにも有名所だけど。＞SS

全感想おつかれさまですーーー！

>>112
必要だからです

今回読まれない作品多そうだな

全巻一気に来すぎだろ……
そして毎度の横に長い読む気にならない入りましたーうぇーい



全巻のひと乙です

感想書くよ
■変わらない愛を君に
狐と踊れとか、完璧な涙とか、そういうの読んでみると良いんじゃない
かな。

■MY FOOLISH HEART
こないだ従兄弟が病気で生まれたばかりの子供を亡くしたんだ。
そういうね、嫌な意味での重さがなくてさ、スイーツ（笑）でいいの？
ってちょっと思った。

■理想、現実
北方　兼三の「黒龍の棺」を読むといいと思うの。たぶんこういうのが
やりたかったんだろうなあっていうのは判るから、がんがれ。

■同窓会
おしいな、筒井康隆を読み込むんだｗｗｗ

■夏と飛ばないビーム
ゴメン、守備範囲より外なんでわからないや。ＡＤ３０００年くらいに
流行する形態なんだろうか。

■無題
４コママンガならいいかもしれないよ。

■七日目のベンジー
ごめん、これも守備範囲外、よくわかんないです。

■雨の中を出かけよう
やりたいことはわかるけど、「ギョロス大帝の創音機械」を目指したいのか
「謎の彼女Ｘ」を目指したいのかはっきり汁。

全感想乙です。

>>112
＞台詞のキャラと一人称が噛み合ってない
例えばどこら辺ですか？

>>116
>>124
全感おつ

>>132
感想ありがとー
この全館ラッシュはなんだろね
……次回がんばる、読んでくれてありがとう

>>132
読んでくれてありがとー

>>133
攻撃力と範囲はどのぐらいになるのだろう。想像する。「魅了」ステータス付加は必須か。敵は恍惚の表情を浮かべて倒れるに違いない。
今までは「普通」な女子高生の刷り込みあったけども
ここで、あぁ、ゲームが好きな女子高生かと思うわけよ
とりわけそれが重要なファクターをしめてるわけじゃないし…
一人称を騙った作者視点になってると思ったんです

■こころと花に水を
普段俺が目指してるところと同じところを目指してるんだろうなあ
というのは判るけど、こう、もうちょっと柔らかい表現があると良い
と思うよ。

■新時代の夜明け
えーとねえ、これも星新一めざしたいのか筒井康隆目指したいの
か、神林長平目指したいのか判んないです。

■インヴェンション
なにがやりたかったか良くわかります。うん。結構好きかな。

■あしたのあたしシアター
スイーツ（笑）？

■『my sweet darling』
大沢在昌を読み込むんだ、きっといいことあるから。

■白壁の向こう道
具体性というか、こうね、背景と風景が見えないんだ。こういうものを
書きたかったんだろうなあっていうのは判るけれど。お話のムコウに
人の生活が見えるといいんじゃないかな、ファンタジーは特に

ちくしょう、自分のに感想貰えるまで寝れない

>>137
ああ、なるほどそういう事か。
そこらへん、するすると地で書いちゃったんだよね。
普通の女子高生だったら考えないよな。
わざわざありがとう！やっと分かったよ。

貰えたから寝るわ

■ちっちゃなキミを聖夜に願う
ごめん、これもマンガにしたほうがいいと思う。説明多すぎ。

■スネカジリ 2/5
中二病ですね、わかります。バンパイアハンターＤとキマイラシリーズを読み返すと
いいと思うのですが、多分目指しているところは寄生獣なんだろうなあ。

■やがてぼくたちは大人になる
アナルはね、ほんと好きな人以外は身体壊れるから。マンガの知識で他人の身体
壊すのは良くないよ。

■彼女を仲間にする条件
一人称なのか三人称なのか微妙な表現を直すといいと思います。

>>67
とりあえず酉をつけたらどうかな？　時間外でまとめてもらえるし

ここまでだと、インヴィテイョンに一票かな。

まとめサイトだとこの辺までしか読めないにゅ。

つけときました。マトメ職人さん、よろしくたのんます。

さてと、明日は朝から会議だしねまふ。ﾉｼｼ

流れ読まずにお題おくれ

カササギ

>>144
乙ﾉｼ

No.18 >>15,18,21,23,25
No.19 >>29-33
No.20 >>37

って寝ちゃったか。おつー。
とりあえず残りの作品レス番だけ書いとくから

>>146
ジッポ

>>144
寝ようと思って最後に覗いてみたら思いきりタイトル間違えられてて泣き笑い

******************【投票用紙】******************
投票
No.02　MY FOOLISH HEART 1/4 ◆fDIBbxe5gc氏
小説はメッセージですよね
もちろん、構成・展開も大事だけど
短い尺だとそういうの活かすのとっても難しい
物語の土台が一番わかりやすかった

気になった作品
No.08 雨の中を出かけよう 3/5 ◇QIrxf/4SJM
俺が投票しなくても投票たくさん入るでしょｗ
シュールレアリズムとかマジックレアリズムで責めてる？
桜庭一樹好きじゃないですか？
**********************************************

はじめてだからとりあえず全部読んでみた。
投票は明日にする。

No.01 変わらない愛を君に ◆eZLxT/ap4w氏
難しい。笑いどころが判らなかった。

No.02 MY FOOLISH HEART ◆fDIBbxe5gc氏
共感できないけど、キャラクタとして良くできてる気がする。

No.03 理想、現実 ◆UhN0f0vcPI氏
最後の１文で一気に飛ぶのがもったいないと思った。

No.04 同窓会 ◆2/tl4kvsZM氏
賭けで喜ぶのに共感できなかった。あと欲情はないんじゃないかｗ

No.05 夏と飛ばないビーム ◆C16uoiHsyc氏
難しい。良くわからなかった。

No.06 無題 ◆kVXkVNKimA氏
難しい。

No.07 七日目のベンジー ◆fSBTW8KS4E氏
どっかもってかれそうな文体だった。

No.08 雨の中を出かけよう ◆QIrxf/4SJM氏
無理矢理圧縮した文を読んだような。不可逆圧縮になってる気がする。

No.09 こころと花に水を ◆/SAbxfpahw氏
発言とそうじゃないところが判りにくかった。ほんわか。

No.10 新時代の夜明け ◆S1JfIY6doA氏
宗教系のネタにしては危うさを感じなかった。ということは違うのかも？

No.11 インヴェンション ◆zmMEjNb3Ok氏
1人称？にしてはなんか微妙。
悲しい感じに読めないのが不思議。

No.12 あしたのあたしシアター ◆pxtUOeh2oI氏
夢オチではないし、その繋がりが良くわからなかった。
夢から覚めた後の部分はすごく好き。

No.13 『my sweet darling』 ◆M0e2269Ahs氏
人称がやっぱり微妙。地の文が読みづらかった。

No.14 白壁の向こう道 ◆EqtePewCZE氏
もう少し長いお話な気がする。圧縮感がもったいない。

No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う ◆IDurKKGqBU氏
文体が読みづらかった。合わなかっただけかも。

>>149
おｋ、んじゃ頑張って読む

■Sister Switch
・・・姉萌えがやりたいのか？やりたいのか？
貴様には妄想力がたらんわｗｗｗｗウェーハハハハｗｗｗｗｗｗ

■惜しすぎてアウト。

これで全部か？ねやう。暇な奴は俺のにも感想かいといてＮＥ

No.16 スネカジリ ◆BLOSSdBcO.氏
難しかった。どこかにポイントをおいてあると読みやすいかも。

No.17 やがてぼくたちは大人になる ◆TJ9qoWuqvA氏
難しい。笑えなかった。

No.18 彼女を仲間にする条件 ◆h97CRfGlsw氏
短いお話になっていない感じがする。
薄めて一冊の本になってたら面白いのかも。

No.19 Sister Switch／Sweet Curry ◆nASAvvjC2Q氏
面白かった。でも、散漫な感じがする。

No.20 静かな校舎 ◆j/5hcZs81E
読み返すとつまらないな。
シックスセンスみたいにきっちりオチを明示してないからお話になってない。
せめて「誰もいない夜の校舎」くらいは書くべきだったか。でもつまらないが。

・全体を通して
自分が読みやすい文章と面白い小説ってのはたぶん違うんだろうと思った。
人の文章を読むのになれてないのが感想から判っちゃうのが困る。
なんとなく、長い話を削りこんで詰め込んでるのが多い印象。

以上、ご参考になれば幸いです。

******************【投票用紙】******************
投票
インヴェンション

気になった作品
静かな校舎

**********************************************

今までの全感読んだだけで、全ての作品を読んだ気になってしまった。
正直、もう読むのだりぃ

>>156
全館、感想おつがとう
ほめ言葉なのかけなしているのか判断しにくいな、じゃあほめ言葉として受け取ります
読んでくれてありがとう

全館様方、運営様方等々おつ
空気を読まずに通常作投下します

『冷やし中華、はじめました』
　極太マッキー青色で書かれた手書きのＰＯＰが、はねた油の染みで黄色く変色をはじめている。
　ああ、あなたにだったら許されるよ。サラダみたいなもんだしさ。
　突然別れも告げず居なくなるあなただったら、許せると思う。だって暖かくないもん。
　酢豚。足のあるものは机と椅子以外食べてしまうという国で開発されたこの料理には許せないものが二つある。
パイナップルと火を通したきゅうりだ。
　信じられる？　パイナップルなんて果物だよ。きゅうりって河童が食べるもんだって、百歩譲ってもサラダ
までだって……
　いま目の前のこいつはその二つを併せ持っている。
　鬼だ、悪魔だ、これはえさでしかありえない。例え餓鬼道に落ちようともこんなものを口に入れるなんて許
せない。許されない。
「おじさん、小皿」
　正確かつ機敏に。小皿をきゅうりとパイナップルが埋めていく。
　わたしの手際に、ギャラリーが集まるのが気配でわかる。しかし、これは真剣勝負だ。答える暇はない。油
断は許されない。ただ一片の繊維が、種が、全てを台無しにしてしまう。
　――摘出完了。
　まさしく息を呑んで見守っていたギャラリーからため息が漏れる。わたしが片手を挙げ答えるとまばらだが
拍手まで聞こえる。少し心地よい。
「おじさん、お箸」
　わたしは毒物ともいえる物体がのった小皿と、汚染された箸をこの混入事件の犯人に突き出す。おじさんは
不敵にもわたしを睨み返し、投げるように代わりの箸をよこす。
　自分の料理が否定されてふてくされているのか？　貴様はあれか？　こだわりのがんこ親父か？
　わたしの何かに火が点いた。
　この人はわかっちゃいない。例え本場で常識でも、お肉やわらかジューシー効果があろうとも、大多数の人
間に支持されないものは生き残れないんだ。滅んでしまわなければいけないんだ。
　それを判らせてやる。

食べた。最速で食べた。口の中をやけどしながら流し込んだ。意外と美味しかった。その点は満足。
「おじさん、おあいそ」わざと『おあいそ』にアクセントを置いてやる。
「あと、マジック借りてもいいですか？」
　さすがにおじさんは不思議そうな顔をする。それでも、わたしの小動物的満面の笑みの勝ちだ。冷やし中華
のＰＯＰを書いたであろう極太マッキーが手渡された。
『酢豚のパイナップル、きゅうり取り除きます』
　これが宣戦布告文だった。

　次の日、この店の表に手書きの真新しいＰＯＰが貼られていたと言う。
『酢豚、辞めました』

　　了

とりあえず総レス数を入れた方がいいかもしれんね

>>163
すっかり忘れていましたゴメン

>>159
◆fSBTW8KS4E氏かな？
全ての感想でけなしてるつもりはないけど、読み返すとたしかにすごく偉そうだorz

１日１日を、もっと強調すると良かったと思う。流れで7日たってる感じが残念。
もってかれそうっていうのは、なんか病んだ人の日記を読んだ感じというか
その印象を抱かせるというのは凄いと思うんだけれども。感想は難しい。

>>165
わざわざありがとうございます
理解いたした
最初は初日と四日目、そして七日目だけの三部構成でいこうと思ったんだけど、物足りなくて一週間文書いた
結果物足りないながらも５レスの中でうまくやり切れたかなと思っている
丁寧な返信に感謝します

ｈ

　　　　　　保守━━泉岳寺━品川━青物横丁━平和島━京急蒲田━京急川崎━神奈川新町┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━横浜━上大岡━金沢文庫━金沢八景━(ﾟ∀ﾟ)━追浜━汐入━横須賀中央.━堀ノ内┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━新大津━北久里浜━京急久里浜━YRP野比━京急長沢━津久井浜━三浦海岸━三崎口━━!!!!!!!!!!!!!!!!!!

>>162
　コミカルな展開、大変楽しく読みました。少々読んでいて分かりにくい点があったのですが、
概ね言わんとしているところは伝わりました。キュウリ・パイナップル、これらが酢豚に入って
いることを邪道だと思われる方は多いかと存じます。そういったことを、やや誇張したネタとし
て扱ってらっしゃるわけですね。
　マッキーを消化するためやむを得なかったのだと思われますが、主人公VS店主という構図
で話は進められました。しかし、この設定では色々難点が生じるように思います。まず一点目
に、なぜ主人公一人の言葉が店のメニューそのものにまで介入されてしまうのか、という点
です。まあ、コメディだから仕方がない、で納得するしかないのでしょう。
　もっと大事な二点目。店の店主相手に戦っても、あまり面白味がない、と言う点です。少し
贅沢な要求かとは思うのですが、店の店主はあくまで他人。僕としては、彼女とか身近な人
間の料理を主人公がくさしてこそ、コメディとしての面白味が生まれるかと思うのです。

　ですが、総じて意欲的な内容であったと思います。

>>162
読んだ
テンポはあるんだけど、筋がないような気がした
ていうか俺がマッキーなんてお題出したがらいけないんだよな、反省
最後のオチまでつっかかるところはない
ただ主人公が自分の特技で営業妨害する話にしては、変な感じだ
抽象的な言葉しかでなくて申し訳ない
これがシリーズ物になって全国の店へ戦いの旅にでるのなら、深夜ドラマでありそうな話になりそう

>>168
なんとなくだけど京急が保守とか言ってもうさんくさい

寝る前に一言でーす。
◆h97CRfGlsw氏はもういちど応答願いまーす。
今度は４レス目の本文が長すぎるそうでーす。

流石にもう寝てるだろｗｗｗｗ

朝起きた時にでも反応してくれないかなあとｗｗ

ほ

ほーんめいりん、ほーんめいりん♪
うれしはずかしもどかしーっ♪

******************【投票用紙】******************
【投票】：　＜＜No.07 七日目のベンジー＞＞◆fSBTW8KS4E氏
　　　　　　序盤で損をしている気がしないでもないけど、こういうノリは
　　　　　　嫌いじゃない。深読みとかは出来ない人間だからふいんきだけで
　　　　　　楽しんだ。特に山場とかはないけど面白かったと思う。投票か
　　　　　　関心票かで悩んだものの、他に候補がなかったから投票する。

【関心票】：＜＜No.11 インヴェンション＞＞◆zmMEjNb3Ok氏
　　　　　　 ところどころ上手いと思う部分はあったのだけど、如何せん
　　　　　　 展開が速すぎる。５レスで出会って告白、というのはいくら
　　　　　　 文章力があったところで無茶だろーというのが正直な感想。
　　　　　　 安易にヒロインを死なせなかったことは評価する。
**********************************************
次点：No.10　なんとなく『扉』の回の優勝作を思い出した。
. 　 　 No.16　久しぶりに見る酉。氏の書く厨二は好きなんだけど、今回のは
　　　　　　　　少しぶっ飛びすぎてた。

総評：「悪くはないけど読んでて疲れる」って作品が多かった気がする。
　　　 参加のタイミングが悪かったのかしら。interestingな作品はもういい
　　　 から、肩ひじ張らずに読めるamusingな作品がもう少しあればなあ
　　　 と思った。


拙作に感想をくれた方々はありがとうございましたー。
今週もみなさんおつでしたー。おやすみなさい

>>172
ちょっと考えてから、



で、４・５お願いします
おやすみ……

>>177
把握しました。

【 第118回週末品評会 お題：『成長』】
参加作品一覧

No.01 変わらない愛を君に ◆eZLxT/ap4w氏
No.02 MY FOOLISH HEART ◆fDIBbxe5gc氏
No.03 理想、現実 ◆UhN0f0vcPI氏
No.04 同窓会 ◆2/tl4kvsZM氏
No.05 夏と飛ばないビーム ◆C16uoiHsyc氏
No.06 無題 ◆kVXkVNKimA氏
No.07 七日目のベンジー ◆fSBTW8KS4E氏
No.08 雨の中を出かけよう ◆QIrxf/4SJM氏
No.09 こころと花に水を ◆/SAbxfpahw氏
No.10 新時代の夜明け ◆S1JfIY6doA氏
No.11 インヴェンション ◆zmMEjNb3Ok氏
No.12 あしたのあたしシアター ◆pxtUOeh2oI氏
No.13 『my sweet darling』 ◆M0e2269Ahs氏
No.14 白壁の向こう道 ◆EqtePewCZE氏
No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う ◆IDurKKGqBU氏
No.16 スネカジリ ◆BLOSSdBcO.氏
No.17 やがてぼくたちは大人になる ◆TJ9qoWuqvA氏
No.18 彼女を仲間にする条件 ◆h97CRfGlsw氏
No.19 Sister Switch／Sweet Curry ◆nASAvvjC2Q氏
No.20 静かな校舎 ◆j/5hcZs81E氏
時間外No.01 ひな鳥 ◆muJX6M57mQ氏


ここまでまとめ済み。間違ってたらごめんなしあ

>>176
感想に投票、そして読んでくれてありがとう
序盤で読むの止めたって人が多いから魅力に欠けてると確かに思います
ありがとうです

「読まなかった」は、感想と言えるのか？
だったら俺にも全館書けそうだな

>>180
この話定期的にでるNE！

なんで読むの止めたか書いてくれる人がたまにいるけど、対外の人はしない
読むの止めたって言われたら、改めて自分の作品読むのも勉強なんだと思う

好き嫌いもあるし、しょうがない

>>179
７番書いた人？

おれ>>119だけど全部読んで感想書こうか？
直ぐには無理だけど。

>>181
本腰入れた感想書くとものすごい時間かかるもんな……こんなもんか
ただなんか、伝える気のないような感想ばっか見ているような気がしてならない
しかし、そうだな。好き嫌いがあるのはそのとおりだ

ところで呼んでない作品があるのに「全感想」とはこれいかに
……単なる言葉のあやか、忘れてくれ

>>182
読んでくれると嬉しいです
てかわざわざ申し訳ないけど、正座してお待ちしてます

>>184
わかった。

はいはいクマクマ

ID:aSuGi0QMO　セミロングの黒髪で、リムレスのメガネをかけた女教師。
ID:nYux+lzOO　居残りを言いつけられた男子中学生。個人授業という響きに胸を高鳴らせつつ、暮れ色に染まる放課後の教室で一人待ち続ける。

>>187
おいｗ

まあ一人だけ読み返して再感想はなんか他の人に申し訳ないから
途中でやめたやつ全部読んで感想書くわ

>>117
No.5についてくわしく
もしその感想（というか…）をそのまま受け取るとするなら、もう俺には書いてくれなくていーや

>>189
おk
書くよ

ほ

>>190
いやいや、感想書いて欲しいっていうか、
（クソつまんねーとかいう感想ならともかく）変な馬鹿のされかただったら別にいらないですって感じのはなし

最近は変な釣りが増えたなぁ

ｈ

酷評にうなされて起きた、おはよう

読まなかった、とか止めた、だけの感想ってどうなん？
その理由があればともかく、ここでダレたんだなってことだけだったら、極言しちゃえば
いらなくね？
受付期間中の感想の件といい、最近なんかグダグダすぎ。

クマー

>>195
〜行目で止めた、ってスタイルの感想？　今のとこそれをやるのは一人しか知らない。
まぁ確かに見てて気分が良いものじゃないけどさ、黙って流せば良いじゃない。その方が荒れないし。
他のgdgdは知らない。喉元過ぎれば熱さを忘れるのがBNSKかなと思っている。
結局ごたごたしたまとめ関係も落ち着いたけど、機動編集がいなくなったらどうするんだろうね。
あんまり問題は解決していないような気がする。

じゃあ学校行ってくる

>>197
＞黙って流せばいい

それが分かっているのなら、実践してくださいね＾＾

ぐだぐだなのがいいのに……

>>191
ああ。なるほど。
いや、別に馬鹿にしてないよ。
いやまあ煽る感じで書いてはいるけど、その辺はVIPだからいいじゃんみたいなノリでスルーしてもらえると思ってた。
気分を害したなら謝るよ。ごめん。
とりあえずやっぱ感想書くわ。余計なお世話と思うなら別に読まなくていいから。

酉も無く〜まで読んだなんていわれてもな
まあ、酉つけろなんて言うつもりは無いが

書いたものに記名もできないから、つまんねぇ物しか書けないんだよ
vs
匿名だからこそ、素直に本音が書けるんだよ。
vs
感想してくれたってことは読んでくれたってこと。作家様（嘲笑）

わかります。作者なら３番目、感想職人なら１番目の気持ちが
現れてない人に苛立つわけですね。


マジになるなよこんな事でｗ

もういいよ全力で釣られてやんぜ！
釣られてやんのｗｗｗｗとか思わないでくれよ！

感想って善意であって義務じゃない
そして、マロの至言に嘘を嘘と見抜けない以下略ってのがある
別に全巻が嘘だってわけじゃない。ただ、ネットをやるなら情報の取捨選択をすべきだって思う。自分に都合よく、ね？
「自分の作品は全部読んで欲しい！面白いって感想以外ノーサンキュー！」
気持はわかる。わかるけど、でもそんな人はこのスレには合ってないんだろうよ
そもそもつまんないって言われてるんだからてめーの作品はつまんねーんだよ
全巻にはクールに乙を、酷評には心で涙を
そんなひとにわたしはなりたい

話変わるけど、感想の酉を調べてみると大体参加した作者なんだよね。
感想返しの返レスあるけど、礼を表したいなら、その人の作品にだけでも
感想書いてやってもいいんじゃねーの？とか。馴れ合いなの？

つまらない物につまらないと言えば、そんな感想は役に立たないと逆切れする。
皮肉を言えば、馬鹿にされたとマジ切れする。
つまらな過ぎて読めなかったと言えば、最後まで読まずに感想書くな、とぶち切れる。

そういう人は自分のHPで好きなだけオナニーしててくださいね＾＾

>>205
マジになるなよこんなことでｗ

感想の感想に切れる人
感想に切れる人
わろす

>>206
マジじゃないから、煽り耐性低そうな方を煽ってるわけだがｗ

↓お題だー！

>>209
名指し

>>210　はあく

投票

気になった作品

【投票】　No.08
気になった作品　No.19

途中で投下しちゃった
ごめん！

No.01　変わらない愛を君に 1/2 ◆eZLxT/ap4w氏
やっぱり文体が合わない。ラノベ調は読むのが辛い。
内容について。身体の過剰な成長がメインなのに、主人公たちの年頃や博士の性別が明示されないのはまずい。
「彼女」の語が出るのが２レス目、主人公が博士より歳上とわかるのもそう。
「アホ毛」で性別を示したつもりなのかもしれないけど、ラノベではともかく、まだまだ一般的な言葉じゃない。
社会的成長促進剤のアイデアは面白いと思った。

No.05　夏と飛ばないビーム 1/5 ◆C16uoiHsyc氏
とりあえず何かしらの意図があってこんな書き方をしたんだろうなってのはわかる。でもそこまで。
そこから先へ進むための取っ掛かりがまるきり見えない。正直イライラしながら読んだ。
「既存の様式を何かしらの意図のもとに解体した表現法」ってことで前衛的と書いた。
美術史専攻じゃないから前衛芸術の正確な定義は知らんよ。あくまで俺個人のイメージ。
で、俺はそういう表現が嫌い。意味がわかんないから。内容が薄いからてらった表現法でごまかしてるんだろな、くらいに思ってる。
実はNo.08にも同じような感じを受けた。こっちは表現形式よりも、言葉の流れや筋の運びでごまかされた印象。
ただ意味不明ってほどでもなかったから苛つきはしなかった。
別に浅い内容が悪いということでもない。俺だって浅いものしか書けないし。
もしかしたら深遠な内容を包含してるのかもしらんが、伝わらなけりゃ意味が無い。
深遠な内容をつかみどころのない筆で描いたものよりも、浅いなら浅いなりに実直に綴ったものの方が、俺はずっと好きだ。
とまあ思いつくままに書いてみた。作品への感想からはずれたかもしれんが、
直接的な感想は書きようがない。意味がわからないから。

No.07　七日目のベンジー　1/5　 ◆fSBTW8KS4E氏
設定は奇抜だけど、話自体はよくあるペット・ロス。ならなんでこんな設定にしたんだ？意味がわからん。
普通に長年飼った猫なり犬なりとの別離を切々と綴った方がはるかに良い。
命の尊さみたいなのをテーマにしたいならなおさら。奇抜な設定に逃げずに、
身近な素材を使うべき。設定が奇抜だと、そっちに目がいって主題が霞む。
読むのやめたのは一重にこの設定のせい。便所で糞する姿勢で生んだ亀なんか育てる気になるかよ、と。
基本的に現実ばなれした奇抜な設定（ファンタジー、SFは除く）を使った話は、
手持ちの材料で話を書く筆力がないんだなとの邪推が働くので評価は低くなりがちになる。
文体は好みじゃない。地の文でくだけた話し言葉がでると気に障る。まあこの辺は好みの問題だけど。
ただ文章の体裁は整ってると思う。読みやすくはあった。

とりあえず時間がなくなったからここまで。
追加その２は深夜から明日にかけて投下します。

ほ

>>216
読み直してくれてありがとう。
今回のペットロスはきっかけの一つで、自分の中のテーマは人の成長の仕方に重点を置いたわけです。
奇抜な設定で引っ張って、結局人を成長させるのはただの人だよ、みたいな。
普通のペットの話は「逃避」の回で書いたし、非日常の中の日常を書くのが今楽しいから、この設定です。
筆力が無いって言うのは当たってるんですけどね。普通の話を書いたらありがちとか言われるんで。
お手数かけました。感想ありがとう。

★

初黒星ですね

>>215
No.5
感想ありがとう。感想返しを長々と書いてみたけど、だめだな、むずかしい。
あと、ひとつだけ言うと、僕は自分の作品を前衛的だとは思いません。ぱくりですし。
簡単に読めたならいいなと思うし、つまらなかったと言われればざんねんだと思う。それだけです。

辛口気味全館投下します。

棚上げは正義。

No.01 変わらない愛を君に ◆eZLxT/ap4w氏
　落差が凄いね。不快になるほどの急展開。
　あと小道具の使い方が下手かな。ポテトマッシャーとかアホ毛とかが最初から最後まで単純な動きしかしない。
　伏線とは違うと思うけど登場人物以外にも動きをつけましょう。

No.02 MY FOOLISH HEART ◆fDIBbxe5gc氏
　知らねーです。理解できない事と理解したくない物は苦手なんです。
　たとえそれが狙いだとしても、自分の品評会の基準は面白いか面白くないか。
　これは後者。

No.03 理想、現実 ◆UhN0f0vcPI氏
　小学校の時同級生に物部と蘇我って奴が居て、そいつらすげえ仲良しだったのはなんでだろう。ってのはどうでもいいんです。
　まだ自分には早いんだなと思いました。
　面白くなかったです。

No.04 同窓会 ◆2/tl4kvsZM氏
　SSは正義。面白かった。それだけです。

No.05 夏と飛ばないビーム ◆C16uoiHsyc氏
　高橋源一郎ですね、わかります。
　違うんですか、じゃあわからないっす。
　もっと肉つけてもよかったんじゃないのかな。
　仕掛けというか、構成に意味が無い。

No.06 無題 ◆kVXkVNKimA氏
　ベタイズノットベター。

No.07 七日目のベンジー ◆fSBTW8KS4E氏
　自作。浅井健一を思い浮かべた人は居なそうです。
　出だしはどうしても便所しか無かった。それが今回一番のミス。

No.08 雨の中を出かけよう ◆QIrxf/4SJM氏
　自分の次の投下作はなぜか力作の法則。
　文章は安定しているんだけど、面白いとは思わなかった。
　登場人物が空気感を作る為だけの道具みたいだからかな。
　なんとなく安直な印象。レシピ見て作りました的なものです。

No.09 こころと花に水を ◆/SAbxfpahw氏
　でっていう。
　ショートムービーならいい作品になると思うんだけど、それは文章の力が弱いからだと思う。
　あさっりしすぎというか、小説なんだしもうちょっと書く楽しみを味わおう。

No.10 新時代の夜明け ◆S1JfIY6doA氏
　いや、ほっとした。
　こういうのがいつもの品評会だよね。
　ネーミング、展開、理屈、どれもカルト映画の匂いがして面白かった。

No.11 インヴェンション ◆zmMEjNb3Ok氏
　いい話。三人称ってこうやって書くんですね。
　台詞が少し違和感。
　生き生きとした風景描写なのに、台詞が台詞じみてる。
　読んでる最中それでふわふわしてしまいます。

No.12 あしたのあたしシアター ◆pxtUOeh2oI氏
　パプリカもこんな感じだったな。小説の方は読んでいないんだけど。
　だから映画見ただけで言うけど、やっぱり人を説得するのに映像は適しているんだなと。
　氏のは結構場面が変わるたびに混乱した。
　終わり方は好き。手品も種を知らない方が楽しめる。

No.13 『my sweet darling』 ◆M0e2269Ahs氏
　よくわからん。トマトの声が聞こえたといったところで思春期の悪ふざけにしか見えない。
　空気はいいんじゃないかな。好きです。
　後は何も言えない作品。

No.14 白壁の向こう道 ◆EqtePewCZE氏
　面白かった。こういうフィクションの感じがたまらなく好きです。
　タイトルのごろが悪いのが少し不満。

No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う ◆IDurKKGqBU氏
　高校生は無理がある。というか幼児体型が多いな今回。
　一人称で書く話ではないだろう。

No.16 スネカジリ ◆BLOSSdBcO.氏
　よんだけど、全ては過ぎ去りました。
　凄い、とは思いました。

No.17 やがてぼくたちは大人になる ◆TJ9qoWuqvA氏
　悪趣味ですね。最後の最後に実は僕男でしたみたいな終わりにならなくてよかった、と読み進めたらこれですかい。
　嫌いじゃない。

No.18 彼女を仲間にする条件 ◆h97CRfGlsw氏
　成長ってお題でいつかは出てくるだろうなと思っていたロープレ風味。
　このタイプと言うかファンタジーの匂いを嗅ぎ取っただけで自分は警戒してしまう。
　頑張って読んだけど、やっぱり苦手だ。ごめん。

No.19 Sister Switch／Sweet Curry ◆nASAvvjC2Q氏
　お姉さんモードになるスイッチですか？　ぜひ同級生につけて回りたいです。
　なんだかなー。地の文を増やしてほしい。
　ちょっと面白かった。

No.20 静かな校舎 ◆j/5hcZs81E氏
　短いは正義。そしてこの短さで出せるこの雰囲気。
　こういう日常は素敵だ。
　面白かった。

時間外No.01 ひな鳥 ◆muJX6M57mQ氏
　うーん、うーん。
　面白さがわからない。軍事記録みたいな一人称が変な感じ。
　軍事に詳しくないとこれ面白くないんじゃないだろうか。

******************【投票用紙】******************
【投票】：No.20 静かな校舎 ◆j/5hcZs81E氏
面白かった、というか文才を感じた。
　　　　 No.14 白壁の向こう道 ◆EqtePewCZE氏
好きだ。

気になった作品：No.10 新時代の夜明け ◆S1JfIY6doA氏
馬鹿は嫌いじゃない
**********************************************
次点で１１、４。
微妙な話が多すぎました。けれども来週の品評会を目指して頑張りましょう。

皆さんおつかれさまです。

・・・・・・ほしゅ

【投票】

投票
No2

関心
No1

保守

なんか面白い感じの流れだったみたいね
乗り遅れた

暑すぎて小説書く気も起きん

保守

このスレはいつも荒れてるな
それがBNSKらしいとも言えるけどね
おし、品評会作品読んでくるかな

全姦投下します

No.01 変わらない愛を君に ◆eZLxT/ap4w氏
最初は普通のコメディーかと面白がってたんだけど、酷い破滅オチ
むやみやたらにこういうことはしない方がいい

No.02 MY FOOLISH HEART ◆fDIBbxe5gc氏
堕胎というかなり重いテーマ
最後に主人公の決意めいたものが語られるんだけど、フーンって感じ
あまり共感を呼ぶものは無かった

No.03 理想、現実 ◆UhN0f0vcPI氏
面白かった！
緊張感があって、見ていて飽きなかった

No.04 同窓会 ◆2/tl4kvsZM氏
オチに吹いたｗｗｗ
こういうの好きだわ

No.05 夏と飛ばないビーム ◆C16uoiHsyc氏
すまん。全体を通して意味がわからない。頭悪い人には面白さが分かりませんでした。

No.06 無題 ◆kVXkVNKimA氏
子どもたちのおしゃべりに付き合わされたようで、何一つ面白くない
面白さの核をどこに持ってこようとしてたの？
でも、おっぱい触るところはGJ

No.07 七日目のベンジー ◆fSBTW8KS4E氏
こいつはイカれてる。いい意味で
発想が突飛なのにお題も良く昇華してるし、オチで何かしんみりした

No.08 雨の中を出かけよう ◆QIrxf/4SJM氏
そこはかとなくシュールで、好きな世界観
だけど、そこにお題がどう消化されているのか分からなかった

No.09 こころと花に水を ◆/SAbxfpahw氏
少年の成長っていうのは、テーマとしてはありがちだけど、とってもいいと思う
姉との会話といい、夫婦喧嘩といい、何だか蛇足が多い
もっとテーマに特化した作品作りを

No.10 新時代の夜明け ◆S1JfIY6doA氏
面白かった
独特のユーモアがあって、それが全く邪魔に感じない
文章にも無駄がなかった

No.11 インヴェンション ◆zmMEjNb3Ok氏
文章が上手い。
ありふれたテーマなのに、夢中で読んでしまった

No.12 あしたのあたしシアター ◆pxtUOeh2oI氏
こういうの好き
先輩との結果を書かなかったのは逆にいい

No.13 『my sweet darling』 ◆M0e2269Ahs氏
イミフメー
結局ヨーコ服装のくせは何だったの？

No.14 白壁の向こう道 ◆EqtePewCZE氏
ノーコメ

No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う ◆IDurKKGqBU氏
物語のキーになってるのがサンタさんへのお願いなのに、
その設定が前フリなく突然でてきたので拍子抜け

No.16 スネカジリ ◆BLOSSdBcO.氏
何でタイトルがスネカジリなの？
異形の者が来て、気弱な主人公に説教垂れ流しという展開に辟易
お父さんも左手も無意味に冷酷な発言するのも興ざめ

No.17 やがてぼくたちは大人になる ◆TJ9qoWuqvA氏
ハイハイって感じ
でも、お前みたいな奴大好き

No.18 彼女を仲間にする条件 ◆h97CRfGlsw氏
同じ瞬間を何度も書いているのはスゴイ
俺ならコピペしちゃうかも
ただ、「城の自室に置いてある愛用の槍を空間の裂け目から取り出し」みたいな
描写はすごく分かりにくいので注意

No.19 Sister Switch／Sweet Curry ◆nASAvvjC2Q氏
読者置いてきぼり
姉ちゃんの料理シーンといい、蛇足多すぎ

No.20 静かな校舎 ◆j/5hcZs81E氏
短いながらもテーマは一応消化してるね
ただ、もうちょっと少女について描写したほうが、共感の度合いが強まるかも

******************【投票用紙】******************
投票
No.03 理想、現実 ◆UhN0f0vcPI氏

気になった作品
No.07 七日目のベンジー ◆fSBTW8KS4E氏
No.11 インヴェンション ◆zmMEjNb3Ok氏
**********************************************









みなさま、お疲れ様でした

全館乙

保守

半年くらい振りにお題を貰いに来たッッ！！
練習して昔のカンを取り戻したいッッ！！

>>242
乙女チック

再開

いただこう……

わーわー

暑い騒ぐ保守

ほ

お題くれー

>>249
ハワイアン

>>249
マジックと紙

全巻投下しまーす

最初の一文ってすごい大事だと思う。
グッとくる書き出しとか謎が漂う書き出しって憧れるんだよね。
書き出しとして２，３行読むべきなんだけど、最初の一文で全巻してみようと君が言ったから
七月七日は一文全巻日。

No.01 変わらない愛を君に ◆eZLxT/ap4w氏
　博士は油断するとたまにとんでもないものを作る。

とんでもないものとはなんだろうと読者に謎を与えている。
でも、「油断すると」と「たまに」っていうのが何処かちぐはぐな感じがする。

No.02 MY FOOLISH HEART ◆fDIBbxe5gc氏
　梅雨の匂いと薬品の匂い。

「梅雨の匂い」からは憂鬱さを感じさせ、「薬品の匂い」からは危険なものを感じる。
この２つがぽつんと並んで心が揺さぶられるが、投げやり。

No.03 理想、現実 ◆UhN0f0vcPI氏
　飛鳥板蓋宮の大極殿には、上級官吏・諸豪族たちが参集し、直立不動で儀式の開始を待っていた。

歴史小説？が苦手な者にとっては、この書き出しはきついかもしれん、俺的に。

No.04 同窓会 ◆2/tl4kvsZM氏
Ａ子とＢ子は中学時代の同級生だ。

シンプル過ぎて、何とも言えない。
捻りが欲しい。

No.05 夏と飛ばないビーム ◆C16uoiHsyc氏
　(０)
　昔からビームが大好きだったんだ。

この書き出しは気になる。
特に「だったんだ」ってところがミソ。

No.06 無題 ◆kVXkVNKimA氏
「あー疲れたー」

疲労感を感じられない。
句読点が無いのは意味有り？

No.07 七日目のベンジー ◆fSBTW8KS4E氏
　洋式トイレのおつり、つまり糞が落ちた時の跳ね返りは大きい事がよくある。

あるあｒ……ねーよ。
この後、どう続くのか予想できないので気になるタイプ。

No.08 雨の中を出かけよう ◆QIrxf/4SJM氏
　雨の中で、傘を差している。

誰が？自分が？っていう謎がある。
だけど、むず痒い。

No.09 こころと花に水を ◆/SAbxfpahw氏
　連日三十五度を超え、外に出ると一瞬で蒸発してしまいそうな暑さだ。

残念ながら、ありがちなベタ書き出し。
もう一捻りだね。

No.10 新時代の夜明け ◆S1JfIY6doA氏
　一握りの人間が世界を動かす、というのは人類の歴史においてままあったことだ。

間々？
スケールの大きい書き出しはその後が大事。
アタックチャンス後の問題が大事であるように。

No.11 インヴェンション ◆zmMEjNb3Ok氏
　思っていたより、入院生活は忙しかった。

これは入院したことがない自分には魅力的。
勿論、入退院を繰り返しているような人も少ないと思うんで、結構、魅力的じゃないかな。

No.12 あしたのあたしシアター ◆pxtUOeh2oI氏
　誰もいない小さな映画館。

余韻を持たせる体言止めがすごいマッチしている。
頭に「誰もいない小さな映画館」が浮かぶ。

No.13 『my sweet darling』 ◆M0e2269Ahs氏
　玄関のドアを開けた俺は、まず目をやられそうになった。

「玄関のドアを開けた」のはベタだが、「まず目をやられそうになった」っていうのは気になる。

No.14 白壁の向こう道 ◆EqtePewCZE氏
　何もない町だった。

何もない町は、町なのだろうか？
短いながら謎を与えている。

No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う ◆IDurKKGqBU氏
　ボクの幼馴染のナオちゃんはとってもちっちゃくて、子供っぽいというより子供そのものだった。

『ボク』の幼馴染なんだから子供そのものなのは、当たり前じゃないか？

No.16 スネカジリ ◆BLOSSdBcO.氏
　その晩、暗い部屋の中で少年は言った。

「○○は言った。」
このタイプは判断できない。

No.17 やがてぼくたちは大人になる ◆TJ9qoWuqvA氏
　揉まれるとおっぱいが大きくなる。(と、漫画で言っていた。)

おっぱい星人だったら続きが気になる。
句読点はどうなんだろう。

No.18 彼女を仲間にする条件 ◆h97CRfGlsw氏
　王がこの私を出向かせる程の相手とは一体どんな軍勢なのかと、どんな強敵なのかと意気込んでいれば、そこに現れたのは年端もいかない小娘だった。

この中で一番長い文だが、それを感じさせず良い。

No.19 Sister Switch／Sweet Curry ◆nASAvvjC2Q氏
平成２０年７月５日。

ベタだなぁ。

No.20 静かな校舎 ◆j/5hcZs81E氏
落ち着いた顔つきになった。

これはこれでいいんじゃないかな。

時間外No.01 ひな鳥 ◆muJX6M57mQ氏
　(昭和１８年ラバウル)

　深緑のジャングルが眼下に広がり、南国の澄んだ海がきらめいている。

良い情景描写。

途中から適当になってごめんなさい。
投票は気に入った書き出しの作品を数作品読んでから考えます。

投下終了でーす

夏の始まりと終わり

とりあえず今読んだのだけ書いとこう。
自分の？余裕で棚あげですが。

No.01 変わらない愛を君に ◆eZLxT/ap4w氏
精神的な成長に伴って文体が変わってい所が結構面白い。
ただ、コミカルな展開だったのに、
最後があの終わり方だったのが
何か後味わるいなーと思ったり。
ヒロイン死んだし何か合体してるし。
社会的促進剤が馬鹿馬鹿しくていいアイデアだと思った。

No.02 MY FOOLISH HEART ◆fDIBbxe5gc氏
するする頭に入ったという事は
たぶん読みやすい文だったんだと思う。すげー。
中絶で主人公の心が成長したってことかな？
しかし主人公スイーツ（笑　だなおい。

No.10 新時代の夜明け ◇S1JfIY6doA
キャラのネーミングに惹かれて読んだ。
トゥルペータワロス。オンナスキーのロシア人という設定
ってこのネーミングの為だけだろ。
ノリと設定が馬鹿馬鹿しくていい。
でもうまくいえないけど、
文章をもうちょっと読みやすくした方がいいかも。
（具体的に指摘できなくてスマン）

No.12 あしたのあたしシアター ◆pxtUOeh2oI氏
タイトルに惹かれて読んでみた。
よくある夢オチとかじゃなく、その後の行動
（夢で結果が大体見えているんだけれども、
それでも見えていない部分に賭けて告白した）
が自分的には結構好き。この主人公気に入った。

No.17 やがてぼくたちは大人になる ◆TJ9qoWuqvA氏
ブラザーでアッー！ですか。
サラって書いてあったけど結構きついな。

No.18　彼女を仲間にする条件　　5/5 ◆h97CRfGlsw氏
文がぎっちりつまっていて、横に長すぎる
（折り返しがたくさん出るぐらい）
のはさすがに読めなかった。
ラストみてもう一回見返したんだけど
やっぱり読めなかった。ごめんなさい。

時間外No.01 ひな鳥 ◆muJX6M57mQ氏
なんかちょっと状況がわかりにくかった。
専門用語（？）とかあったり。
（３、４回ほど読み返して何となく把握）

やっぱり文章削る・整える技術が結構大切なんだね
（特に削る）全体的に見返してそう思った。
残りは読むかまだ未定。

初めて書いてみます
お題お願いします
　　　　　↓

>>263
デネブ

>>263
井の中の蛙

工学はエンジニアリングじゃね？

誤爆った…吊ってくる

女の子は夢見るサキュバスじゃね？

吐露った…吊ってくる

うにゃあ

hosyu

今回全感多いな

全館の方々乙です
読んでいただいてありがとうございます

ぜんかんおつ。

>>253
来週は、最後の一文グランプリでも開いてくれ。
ちょっとおもしろかったｗ

わが愛の全感

最近、好みが云々ってのを逃げ口上にしてる気がしてきた。

No.01 変わらない愛を君に ◆eZLxT/ap4w
　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿
　　　　　　　　　 　 .／　　　　＼
　　　　　　　　　 　 |　^　　　^　 | 　　　　,..、
　　　　　　　　　　　| .>ﾉ(､_, )ヽ､.|′　_,,r,'-ｭヽ 　お前もマッシュしてやろうか･･･あの地球人のように！
　ビ　リ　　　　　 　 ! ! -=ﾆ=-　ﾉ! ,イ彡く,-‐' ﾞi,
　 ＿＿,,, :-―,ァ''"　＼｀ﾆﾆ´／ﾞア´￣｀ゝﾆ'ィ,〉
,:f^三ｦ,ｒ一''^ﾆ´､、__ l ! ｨ彡,ｬｧ'"　,,..,,、　 /lﾄｨﾍ
ﾉ ﾆ､ﾞﾘ　　,..,,　　 ｀`''ヽ,,,　 ''"´　　 ﾞ''ヾﾐ,r/:.l:.:し′
,ｨﾃ'J´,,..::;;ﾞi,　　　　 ,;,, ;;; ,,;;　　　　　　 ,frｱ:.l:.:ヾ
ﾘ:.:.:.{'"　 ,ｨﾄ.　　　　 ';;;;;;;;;;;'　　　　　　,!;V:.:.ﾉ:.:.:.:
:.:l:.:.:.ヾ='":.:.:l　　　 　 ':;;;;;:'　　　 　 ,;;/;;:.:/:ﾉ:.j:.:.:.
:.:l:.ﾐ:.:.∨:.:.:.:ヽ、　　　　人＿＿,,,;;;;;ノ/N/:/:.ｨ:.:.:.
:.:ﾄ:.ﾄﾐ:.:ヽ:.:.:.:.:ト-―ﾃ" ⌒ `ヾj　::;;;;}/:.:.:.:/:/ ヽ:.:
:.:ト､:.:.:.:.:ヽ:.:.:.l　　　'　-:十:‐' ﾞl,　 〃:.:.:/:.リ　 ﾞi:.:
:.:l:.:ヽ:.:.:.:.:ヽ:.:.l　　　ｔ,,__,災＿,ﾉl　 f:.ﾘ:.:./:.j　,ｲ ヾ
:.:l､:.:ヾ:.:.:.:.:〉:.:l　　l,　　　,;,　　,ｨﾚ　ｊ:.:.:./:./　V

No.02 MY FOOLISH HEART ◆fDIBbxe5gc氏
　一人でずーっと考え事をする話ってあんまり好きじゃないのですよ。
　あんまりこの子がどういう子なのか把握できなかったなあ。この体験を通じてどう変化したかとかも
　よく分からないし。何も変わってないならそんな一場面切り取られても面白くも何ともないし。
　まあ好みじゃないってことで勘弁してつかあさい。

No.03 理想、現実　◆UhN0f0vcPI氏
　出てくる単語はそれっぽいんだけど、文章がそれっぽくない。
　なんかあんまりワクワクドキドキしなかったな。そもそもそういうのを期して書いたんじゃないかもしれないけど、
　だとするとこれもやっぱり好みじゃないってことになる。お題もちょっと弱い気がした。

No.04 同窓会 ◆2/tl4kvsZM氏
　かつての少年は成長し、立派なロリコンになりましたとさ。成長してるじゃん＾＾
　ちょっと面白かった。

No.05 夏と飛ばないビーム ◆C16uoiHsyc氏
　フロイトによると、ビームというのは男性器、あるいは男性器より射出されるものを表すそうです。
　剣道部の女子って素晴らしいですよね。素晴らしい萌えです。二人は屋上で青姦ってるんです。
　全部嘘です。みんな死ねばいいのに。

No.06 無題 ◆kVXkVNKimA氏
　　　 _ 　∩
　　(　ﾟ∀ﾟ)彡　おっぱい!おっぱい!
　　(　 ⊂彡
　 　|　　　|　
　 　し ⌒Ｊ

No.07 七日目のベンジー ◆fSBTW8KS4E氏
　ピン玉ってなんだろう。ピンポン球のことかな。個人的に新しい呼び方だった。
　よく纏まってるし、すらすら違和感なく読めるし。こういう突飛な世界で普通に生活する話って割と好きだし。
　でもなぜか面白いと思えなかったんだよなあ。あまりにも視点が引きすぎてて単調に感じるからかもしれない。
　生まれてしまってからは亀の出自が突飛であることが話の中であまり生かされてないように思えるし。
　突飛なのが一要素だけなのに、主人公の生活が普通すぎるせいかもしれない。映画ならもう少し楽しかったかもね。

No.08 雨の中を出かけよう ◆QIrxf/4SJM氏
　うーん、なんかあんまり面白くなかったぞ。中途半端に世界が近いから「何やってんだこいつら」感が強かった。
　せっかく成長なんてお題なんだし、もっともっとピーターパンしてほしかった。個人的には。
　でも、「大人になりたくない」だけど「もう子供じゃない」でもあるんだよね。子供おとな？
　雨の中で傘差さないってのが子供の象徴なんだろうか。よくわかんねえ。他のと比べるの良くないけど、あんまり楽しくなかった。

No.09 こころと花に水を ◆/SAbxfpahw氏
　これは…悪いが全然面白くなかったぞ…。サトルの成長を描くには情報が少なすぎると思う。
　ていうか別に成長したように思えない。心に水をやりすぎて腐りかけた、みたいなイベントもなかったように思うし。
　主張をはっきり書くならはっきり書く。寓話にするなら物語をしっかり作る。どっちかに決めるべきじゃないかなと。

No.10 新時代の夜明け ◆S1JfIY6doA氏
　第一次世界性徴はなんだったんだろう。
　あー、これ、扉の回の優勝作思い出したわｗ
　これって、新時代の夜明けってタイトルになってたり冒頭で世界に変革をもたらしたとか言ってるけど
　結局元に戻っただけで特に何も変わってないような…。
　面白くなくはなかったけど、いまいち勢いが足りなかったような気がしたかな。
　
No.11 インヴェンション ◆zmMEjNb3Ok氏
　前々から気になってたんだけど、「橙色」って何て読まれることを企図してるんだろう。だいだいいろ？とうしょく？おれんじいろ？
　すげえストレートな話だな。「成長ってテーマで書かれた小説です」って胸を張って言えるね。相変わらず小説してるし。
　ただ、如何せん面白くないんだよね、あんまり。テーマも単純だし。もっと美鈴自身のことを掘り下げて書いてくれるほうが俺の好みだった。
　インヴェンションって invention だよね？なんでこのタイトルなんだろ、何か見落としてるかな。

No.12 あしたのあたしシアター ◆pxtUOeh2oI氏
　タイトルから考えたかのようなお話だなｗ
　ここで話を切ったのはよかったと思う。ほとんど主人公の一人語りであんまり話が動かないから少し退屈した。
　面白い文章を書こうっていう意図みたいなのが感じられたような気がする。でもやっぱ動きがないのは好みじゃないというか。
　そんで、何がどう成長なのかさっぱり分からなかったんだけど。何か理解できてないんだろうか。

No.13 my sweet darling ◆M0e2269Ahs氏
　うぇあー！意味が分からん！奇の回の優勝作思い出した。
　もうよくわかんねえし面倒くさいからチーちゃんとくっついちゃえよ。
　俺さんには何かが見えてきたようですが、俺には何も見えてきませんでした。ごめんなさい。
　チーちゃんとヨーコがごっちゃになってるとこがあってちょっと混乱した。チェック大事よ。　

No.14 白壁の向こう道 ◆EqtePewCZE氏
　んああ、肝心なところが良く分からない。この夜に何が行われる予定だったんだろう。
　青年が町を出るから、代わりに少年が成長を止められるってこと？そのための科学者？
　でもまだ改造されてないんだよね。何があったんでしょうか。よく分かりません。

No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う ◆IDurKKGqBU氏
　好きだよ。話の筋はとても好きだよ。もうちょい構成とか演出とか色々工夫したらもっとよくなるんじゃないかな。
　文章が幼いのは、一人称だから別にいいんだろうね。主人公が幼いってことで。ただ、明らかなミスとかは無くすべきだけど。
　これって問題が何にも解決してなくて、結局ユウくんの気持ちの押し付けになっちゃってるんじゃないかな。今度はナオちゃんが
　責任感じちゃう結果になりそう。ていうかサンタさん、意地悪しないで二人とも助けてやれよｗ

No.16 スネカジリ ◆BLOSSdBcO氏
　うわぁ、やべえ、何か好きだ。有也の台詞がちょい微妙だった。でもそんなもんかな。
　うん、面白かったよ。

No.17 やがてぼくたちは大人になる ◆TJ9qoWuqvA氏
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,,r------.、 　　, -‐――- .,_
　　　__,,,,,,,,---――-、　　　,r"　　　　　 　i､　,/'　　　　　　　ﾞヽ、　　　┌―､
　|￣　　　　　 ＿、　 ﾞi　 ,r"　　　　　　　　　V　　　　　　　　　　'､　　　 l 　 │
　|,,,,,-―''''''"ﾞﾞﾞ　,i　　/　,i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i　　　 |　　│
　　　　 .|￣~ｧ　,l　　/　 |　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿　 　 i　　　lﾞ　　,i
　　　　,i'　　│　ヽ_/　 |￣| |￣ l/￣ 7 |　　　　　＿＿,,,,,,,,,,,,,|　　l　　　i'　　.!
　　　 ,i'　　 ,i'　　　　　 l、_从__ﾂ 　 ./　"''''""￣　　　　　　　 　 /　　　ゝ--'
　　　,l'　　 ,i'　　　　　　　 　ヽ/　　,/　　　　　　　　　　　　　 .／　　　 i´""!
　　 く　　 ,i'　　　　　　　　　　l　　/　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　　ゝ- '
　　　 ヽノ　　　　　　　　　　　ヽノ ＼,_　　　　　　　 　 ,r''″
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾞ'ｰ､,_　　_,,r‐''

No.18 彼女を仲間にする条件 ◆h97CRfGlsw氏
　あー、面白かった。主人公があっさり魔王様裏切っちゃうのと、なんかあんまり強くないのとが気にかかったかな。
　いや、主人公はシホの方かｗ

No.19 Sister Switch／Sweet Curry ◆nASAvvjC2Q氏
　うん、重い話のはずなのにいい雰囲気で書けてると思う。スイッチそのものは突拍子もないけど、
　話はよかった。不安が蓄積してスイッチが表れて、認めたくなくて夕飯作ってみるけどやっぱりダメで…。ってなね。
　弟の方が姉貴のこと大切に思ってる描写が薄いけど、敢えて書く必要もないのだろうか。行間を読めってやつ？
　でも、姉貴はなんかダメな感じなのに弟の方が一方的に優秀ってのがちょっと好きじゃないかな。
　まあ、そんなだから姉貴も空回っちゃうのかもしれないけどね。結構良かった。

No.20 静かな校舎 ◆j/5hcZs81E氏
　短いは正義。しかし何だろうね、これ。分かるような分からないような。
　多分幽霊だと思うんだけど、そんなまとめて何人も幽霊になるのって変だし。
　そんな何かあったんなら学校としてやばいでしょうし。まあ細かいことはいいか。
　すっとオチて、気持ちよく読めました。

時間外No.01 ひな鳥 ◆muJX6M57mQ氏
　嫌いじゃないけど、ちょっち物足りないかなぁ。

んで、とーひょー。

***********************【投票用紙】***********************
【投票】：　No.18 彼女を仲間にする条件 ◆h97CRfGlsw氏

気になった作品：　No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う ◆IDurKKGqBU氏
　　　　　　　　　No.16 スネカジリ ◆BLOSSdBcO氏
********************************************************

お題が発表されたときちょうど筒井康隆のわが良き狼を読み終わったところで。パクリたくて仕方なかった…。
自作、終わり方は全然笑えなかったみたいですね。俺どっかおかしいのかな、普通に笑えると思って書いたんだけどｗ
ようやっと二十作到達したねー。面白いのも結構あったし。次は目指せ三十作だね。
それでは、みんな乙でしたー。

いじょっす。

>>282
全感乙

>>282
全館乙
読んでくれてありがとう

http://www.bnsk.sakura.ne.jp/wiki/index.php?%C5%EA%B9%C6%BA%EE%C9%CA%B0%EC%CD%F7%A1%A12007%C7%AF%2F1197540122%2F04_%A4%C8%A4%A2%A4%EB%A4%D6%A4%F3%A4%B9%A4%AB%A1%BC%A4%CE%A4%AA%CF%C3%A1%CA%A4%AA%C2%EA%A1%A7%B8%C2%B3%A6%A1%CB%A2%A1xy36TVm.sw
以前はこんな作品を書いていた自分を思い出してなんか違うベクトルで泣けてきた

涙の数だケツ良くなれるよ

俺の作品なんて作中に2chがでてた

>>287
荒れてたときの品評会NO.1作品の方ですね。わかります。

>>278
全館乙
「インヴェンション」はピアノの初学者向けの練習曲。バッハの『二声のインヴェンション』からとった。
二声→二つのメロディの調和→悠太と美鈴
インヴェンション→初学者の練習曲→少しずつステップアップしていく
ってことで二人で一緒に少しずつ進んでいきましょうね、って感じでタイトルにした。まあ、わかんないよね……。
削った文章の中にヒロインがクラシック好きって部分があったのよ。そこでバッハの名前出して。
ちなみに「美鈴」の名前は某テレビ局のアナウンサーからとった。今年の３月まであるクラシックの番組の司会をしてました。
大ファンなんです。

>>288
いや通常作

きょうのしごともつらかった
おなかすいた
あーあビルゲイツの隠し子に生まれたかったよ

すげえ亀だが
>>169>>170
読んでいただきありがとうございます。
やっぱ違和感ありますね、精進致します。
本当にありがとう。


とこいで、お題なぞ落ちてませんか？

******************【投票用紙】******************
【投票】：　No.12 あしたのあたしシアター ◆pxtUOeh2oI氏
最後の一文が凄く良かった。でも、引っかかる語感の単語（「卓上鏡」とか）も多かった。
それでもなお、全てを帳消しに出来るほど最後の一文が凄く良かった。

気になった作品：No.02 MY FOOLISH HEART ◆fDIBbxe5gc氏
全く共感は出来ないんだけれども、そういうキャラクタが居そうだと思わせるのが良かった。
**********************************************

いろんな作風があって悩みました。
「投票」は、気に入った作品に。「気になった作品」は、他のも読んでみたい作者の作品にしました。

>>291
> とこいで、お題なぞ落ちてませんか？

卵

>>293
ども

全館読むと仕事はいって参加できなくなったことが辛い。

からい。

ほ

全館おつです。
>>224>>237>>277>>254
駄文に感想ありがとうございました。

>>237
んーと、おっぱいさわるとこか？＞山場
書きたかったのはそれだけだったんです。
何かヘタにギミックとかオチとか
考えるとがんじがらめで書けなくなっちまって……

最初の一文は大切ですよね。確かに。
疲労感ないですねえ……（'A`
句読点は……よくわかりません。

ほ

No.13 『my sweet darling』 1/5 ◇M0e2269Ahs氏
客観的状況の書き方が下手。冒頭でいきなりつまづいた。
３レスから４レスにかけてのチーちゃんとヨーコの取り違えも酷い。誤字脱字はどうとも思わないけどこれは閉口する。
内容もよくわからん。ヨーコの奇行もなにがなんだか。つかとりあえず精神科つれてけよ。これそう病だろ？
くらいにしか思わない。

No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う 1/5 ◇IDurKKGqBU氏
高校生の一人称で「ボク」は無いわ。普通に「僕」でいい。
意図的かも知らんが文章幼稚すぎ。ひどい。
内容もひどい。無茶苦茶。なんだこのオチ。小人症サイズの人間がいきなり標準体型になって、
健常者がいきなり小人症サイズに縮んだら一大事だろ。
マスメディアや研究者がワラワラ群がってくるぞ。のほほんと愛情確認してる場合じゃない。

No.16 スネカジリ 1/5 ◇BLOSSdBcO.氏
ひどい厨ニ病。真面目なのか冗談なのか本気でわからない。
「ぎょらははは」ってなんだよ。文字には書けても聴覚的にどんな笑い声かイメージできん。
まんま「ぎょらははは」って口にするの？　ねーよ。
こういうカッコばっかりつけて、小手先で書いてる臭いがプンプンするから厨ニ病の文体って嫌い。
内容もつまらない。超劣化版ミギー？

No.19 Sister Switch／Sweet Curry 1/5 ◇nASAvvjC2Q氏
スイッチ見つけた時点で物凄い虚脱感にとらわれた。で、結局スイッチてなに？
ちょっとイイ話っぽくしてるけど、不可思議な設定が気になって話に入り込めなかった。

以上。>>215と含めて、とりあえず初読時に中途で読むのやめたやつを、全部読んで感想書いた。
読んでみたらイメージ変わったものがなくて残念だ。
非日常もいいけど、ありきたりな日常を生き生きとした筆致で描いたものを読みたい。

【投票】
No2

【関心】
なし

ほ

SMXO
【投票】
No11

【関心】
なし

お題ください

>>304
日替わり


と、いったところで七夕終了。

投票のテンプレはなるべく守ろうぜ？
集計してくれる人に余計な負担かけないように

投票用紙くらい使えよ、せめてPCのやつはさ

たった一日で広大な天の川を横断して織姫に会うために彦星が生み出した泳法とは・・・？
把握。

とりあえず投票してから言おうぜ

読んでなくても投票していいの？

>>309
いや、それどう考えても関係ないだろｗ

>>310
がんばって読むんだ。
挫折した行数を知らせてあげるとスレが喜ぶぞ。

>>310
それはだめです
絶対にやめて下さい

　よくわからない流れになっていますけれども、今回は僕がこれ以上参加し続けることで
皆様にご迷惑をおかけしかねない状態になっているようですので、運営様には大変心苦しい
のですが、今回は棄権と言うことにさせていただけないでしょうか？
　作品に関しては、投票対象外という形で処理していただけると幸いです。
　現在、僕は鋭意全館中です。いつ完成するかは分かりませんが、必ず投下しますので。
　重ねてお詫び申し上げます。

棄権なんてあったのか

>>314
おちつくんだ
トリップはあってるみたいなんだけど何がどう迷惑をかけてる流れなんだ。
本スレの話？まとめの話？どっか別の所の話？

てかお前誰だ？

>>314
は？

>>309
とりあえず集計してみてから言おうぜ
俺一度手伝おうとして、テンプレに沿ってない集計のせいで面倒になって投げた

>>314
なんでだｗｗｗｗ

>>317
お前が誰だよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

******************【投票用紙】******************
【投票】：No.08 雨の中を出かけよう ◆QIrxf/4SJM氏
大人とか子供というのは成長あるいは老化の過程における属性であるという点にテーマを見た
気になった作品：なし　成長とは何なのか？
**********************************************

　疑い過ぎなのかもしれませんが、誤解を招きかねない投票がどうも僕に集中している
ようですので。むろん、善意による投票である可能性もあると思いますし、そうであった
場合はそれこそ二重の意味で申し訳ないのですけれども、やはり僕と一緒に品評会に参加
してくださっている皆さんが煮え切らない思いをされるのだけは僕としても困るので、
誠に勝手ながら棄権させていただきたいと思うのです。

230 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2008/07/07(月) 14:08:10.69 ID:zAzGqZdEO
【投票】

投票
No2

関心
No1


301 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2008/07/07(月) 23:38:42.54 ID:+fS4USMXO
【投票】
No2

【関心】
なし


この辺とか

つまり、感想書かない奴の投票は受け付けないという事か

こんなのいつものことだ。

なに、リアルで的になってんの？

ピリオド入れないのは狙ってるのだろうか

ID:jWu5Ey2y0はさっきからなにいってるんだ

>>324
馬鹿じゃないのｗｗｗ
テンプレ読めよｗｗｗ

>>324
　まさか、そんなつもりはないんです。……やはり疑い過ぎなんでしょうか？

>>327
あ、No.←の”."ね。そういや昔作ったエクセルマクロ、拾うようには作ってなかったかもしれん。

ID:zAzGqZdEOは健全？な票だと思うけど？

>>330
それは投票した人に失礼なんじゃないかな。

（品評会に参加した人がどう思うかはそれぞれの人に聞いてみないと判らないけれども）
個人的には、◆fDIBbxe5gcさんが困るという個人的な理由での棄権は、品評会にわだかまりを残すと思う。

まぁ正直

ど　う　で　も　い　い　よ

ん。どうでもいいな。

◆fDIBbxe5gc　←　馬鹿


これくらいの殺伐さがBNSKには必要

馬鹿っていうかただの自意識過剰じゃね？

>>330
ちょびっと笑った。ほら、これって遊びだから
なんも気にすることないと思う

ID:NLRLqkk10　←　阿呆

こんな感じ？

「ああ、自分の小説は寡黙な人には受けがいいんだなー」
くらいに思っていればいいんじゃない？

>>330
なぜ棄権されるのか理解に苦しみます
アイデアこそありきたりですが、表現には惹きつけられるものもありましたし
既に２票ほど獲得していてもおかしくはないと思いますけれども

投票されることの何が不満なのかw

まとめる人が面倒になるだけだから、棄権とかその辺後回しにしたら？

俺が馬鹿にするのはいいが、俺を馬鹿にするやつは許さん

>>344
馬鹿になんてしてないじゃん。ちょっと阿呆って言っただけじゃん。

　なんか、却って荒らすような格好になってしまいました……。申し訳ありません。
　少し頭を冷やしたいと思います。確かに、善意の投票であった場合、僕がしてることって最悪
ですよね。その辺の想像力が足りなかったです。
　自意識過剰、確かにその通りだと思います。そもそも、投下した時点で票を集めることを全然
予想していなかったので、思わぬところで取り乱してしまいました。
　ご迷惑をおかけしました。

>>344
馬鹿以外こんなとこいねーよｗｗ

>>346
おまえ、、かわいいな

>>346　←心配性でスレタイが読めてないでFA？

混乱状態でありながらも段落下げを徹底してる辺りが気に入らんな

殺伐とするようなお題くれ

>>350
ゆとり

>>350
俺の嫁

>>350
腐女子

>>350
プーさん

そもそもテンプレ読めないカスが多過ぎるから、こんなことになる。
善意の投票？
善意で投票するなら、用紙から貼れよｗ
読み取りにくい投票してる時点で、善意ってか悪意だろｗ

>>350
おまえ、、かわいいな

＞＞３５０
デイジーカッター

>>351-353
つまらん題を出すんじゃない。
仮にもvipperならふざける時とそうでない時を見極めろ

他のお題をくれ

ID:MnRy/KR9OはNGID行きでおｋ

>>358
カンピオーネ

>>354
>>357
>>360
把握した

>>358
結婚

お前ら楽しそうなことしてんじゃねーか。一緒にアニメ見ようぜアニメ

仮にもvipper（笑）




vipper（仮）

それが悪ふざけじゃなく善意のお題である可能性もｒｙ

キリないな、おだいくり

じゃあ一緒にSerial experiments lainでも見ようぜ

>>365
HEAT

携帯から投票すんのめんどい

>>365
二十歳

>>365
一年

>>365
リンギオ

>>366
なんで過去の名作なんだよ
それならキングゲイナーとかまじぽかでいいだろ

>>365
この流れだと携帯からの投票もテンプレ使わないとカスあつかいですか？

>>372
じゃあ無限のリヴァイアス見ようぜ

>>374
お前俺の兄貴だろ
趣味が被りすぎてるんだが

>>373
名前欄に投票でおk

>>373
まえふり？
一応これどぞ、コピーすればいけると思う
作品一覧も貼るかい？

投票には以下のテンプレートを使用していただくと集計の手助けとなります。
（投票、気になった作品は一作品でも複数でも構いません）

******************【投票用紙】******************
【投票】：　＜＜タイトル＞＞◆XXXXXXXXXX氏
　　　　　　　　　　　　　　　―感想―
　　　　　　＜＜タイトル＞＞◆YYYYYYYYYY氏
　　　　　　　　　　　　　　　―感想―
気になった作品：＜＜タイトル＞＞◆ZZZZZZZZZZ氏
**********************************************
携帯から投票される方は、今まで通り名前欄に【投票】と入力してください。
たくさんの方の投票をお待ちしています。　
時間外の方も、月曜中なら感想、関心票のチャンスがあります。書き途中の方は是非。

返事まつのめんどいから貼るよ

【 第118回週末品評会 お題：『成長』】
参加作品一覧

No.01 変わらない愛を君に ◆eZLxT/ap4w氏
No.02 MY FOOLISH HEART ◆fDIBbxe5gc氏
No.03 理想、現実 ◆UhN0f0vcPI氏
No.04 同窓会 ◆2/tl4kvsZM氏
No.05 夏と飛ばないビーム ◆C16uoiHsyc氏
No.06 無題 ◆kVXkVNKimA氏
No.07 七日目のベンジー ◆fSBTW8KS4E氏
No.08 雨の中を出かけよう ◆QIrxf/4SJM氏
No.09 こころと花に水を ◆/SAbxfpahw氏
No.10 新時代の夜明け ◆S1JfIY6doA氏
No.11 インヴェンション ◆zmMEjNb3Ok氏
No.12 あしたのあたしシアター ◆pxtUOeh2oI氏
No.13 『my sweet darling』 ◆M0e2269Ahs氏
No.14 白壁の向こう道 ◆EqtePewCZE氏
No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う ◆IDurKKGqBU氏
No.16 スネカジリ ◆BLOSSdBcO.氏
No.17 やがてぼくたちは大人になる ◆TJ9qoWuqvA氏
No.18 彼女を仲間にする条件 ◆h97CRfGlsw氏
No.19 Sister Switch／Sweet Curry ◆nASAvvjC2Q氏
No.20 静かな校舎 ◆j/5hcZs81E氏
時間外No.01 ひな鳥 ◆muJX6M57mQ氏

あんまり　投　票　無関係に連呼しない方がいい。当該語でレス抽出するとゴミがまじるる。

******************【投票用紙】******************
【投票】: <<ﾀｲﾄﾙ>>◆XXXXXXXXXX氏
―感想―
<<ﾀｲﾄﾙ>>◆YYYYYYYYYY氏 ―感想―
気になった作品:<<ﾀｲﾄﾙ>>◆ZZZZZZZZZZ氏
**********************************************

まぁ携帯からでもiMona使えばテンプレ使えるわけで。

>>375
えーじゃあ、Gungraveにするか

>>380
ワロタ

>>381
ようやく知らないネタが来たか
お前二十台前半だろさては

＞ ******************【投票用紙】******************
＞ 【投票】：　No4
＞ 　　　　　　　　　　　　　　　―成長してないからお題すれすれなのがgj―

＞ 気になった作品： No16
中二病な
＞ **********************************************


返信くれた人ありがとう

>>383
お前に兄貴、KEY THE METAL IDOLとか好きそう

あつい

おぉぉぉぉだいをおぉぉぉぉくくくくださぁいやっしゃおらぁぁぁぁうっうー

>>387
山

かき氷

>>388>>389
把握した。けど文才以前に日本語勉強しろとかツッコんでほしかった……。

お題くださいまし。
規制中はめんどいねえ

>>391
きみの手

ほ

保、

ほ

お題ｐｌｚ

>>396
リビドー

>>396
後悔

明日がわからないと思ったことがある

雷鳴っとる

感想や投票、会話を見てると、このスレの年齢層と好みが
サッパリ分からなくなる。
全感想・投票乙

規制中だからお題くれ。解けたら投下する

>>401
雷

お題くれ

>>402
風

把握した

☆

保守

伊坂幸太郎って小説で飯食えてる人気作家が
今回の直木賞の予備選考を辞退してたってね。

保守

125 名前：文才無しさん[] 投稿日：08/07/08(火) 06:48:23 ID:cKhkGBfl
多少遅くなっても、できるだけ通常作に感想つけていこうと思った矢先にアク禁ですよっと…

・【花火】 ◆6ggYSC7nV2
＞高校生になった僕は小学生の妹及びその保護者として縁日へと来ては見たものの
「及び」ってその前後にある同等な立場の言葉を結ぶ助詞なのに、なんかおかしなことになってる。
他にも、どうも言葉としての係り方が怪しい箇所がいくつかあった。
＞僕は妹たちを引き連れて家路につこうと祭り真っ最中の通りを逆走していたときに、突如として大きな歓声が上がった。
こことかね。
内容としては、何となくお祭りに行って、何となく少女と出会って話しかけて、何となく振られた、
という感じで、ものすごく独りよがりな印象を受ける。その（一方的な）淡い失恋を、儚く消える
夜空の花火に喩えるのは結構だけれども、ラストは「僕」の気持ちだけで進んでしまっていて、
ひどく空虚な感じ。
また、小学生の妹を登場させた意味がほとんどないような気がする。
ストーリー自体は、陳腐だろうけどそんなに嫌いじゃない。不思議な魅力を持った少女の雰囲気だとか、
規模の大きくない、地方のお祭りの情景だとか、読者にもっと伝えてほしかった。

・『蒸気』
雰囲気は伝わってくるが、何のことなのかよくわからない。
言葉の運び方は好きなんだけど、内容は掴み所がないというか、見せ場がないというか…。

>>160　お題：きゅうり・マッキー
他人からは理解されず、時に変人扱いされようとも、誰しもこれだけは絶対に譲れない、
という部分を持っていると思う。
その偏執ぶりは溢れるほど書き込まれているし、軽いコメディタッチの文体も、ストーリーに合っていて
いいと思う。
しかし根本的なツッコミとして、そんなに嫌なら食べなきゃいいじゃん、と言いたくなる。
メニューが選べず、残すことも許されなかった状況ならともかく、そこまでして酢豚に拘った理由付けが
欲しいところ。

とんでもない過疎だな

プラネタリウム見てきた

腹減った

保守

お題が欲しいです。
初なのでよければ書きやすそうなのを。

夕焼け

夏祭りの夜

>>414-415
ありがとうございます。
早かった夕焼けのほうで書いてきます。

保守

h

ほす

ほすぴたる

長編も浮かばないし、なんかお題おくれ
気が向いたらなんか書いてみる

時間差

うい
もらた

保守る

オーストラリアは今寒いのか保守

お題ください

空気清浄機

昼はあんな暑かったのにもうこんなに寒いんだぜ岩手

>>427
あり

>>428
まじかうらやましいぜ広島
しかも人身事故で電車遅れてやがるorzアツイアツイ

保守

雨が降っててうざい
伊坂幸太郎直木賞候補辞退についてkwsk

お題を下さい
　　　↓

残業

信仰

>>432
今は執筆に集中したい　だそうです

>>434
がんばって書く

全感投下します　
手の空いている方がいらっしゃったら、さるよろしくお願いします

No.01 変わらない愛を君に ◆eZLxT/ap4w氏
　一人称が変化する所はとてもいいと思いました。
　しかし、そのせいでオチが果てしなく微妙になっています。
　笑えないという感想を持った方がいらっしゃいましたが僕もその通りで、一人称の変化がスムーズに
行われていると言うのは素晴らしい限りなのですが、しかしそれを可能にしているキャラ付けのせいで
「うわ、やっぱり殺すのかよ」となってしまいます。
　成長促進剤と出てきた瞬間に老衰で死ぬことは読者の頭にありますし、そんな予定調和な落ちまでの
過程を面白くするのは難しい。
　だからこそのこの展開なのかもしれませんが、それなら最後のオチまでしっかりと裏切ってほしかっ
たです。
　回り道をしたけれど、結局落ち着く所に落ち着いてしまったら、回り道をした事実だけが残ってしま
うと思いました。

No.02 MY FOOLISH HEART ◆fDIBbxe5gc氏
　妊娠や堕胎といったテーマは、昨今では悲しいことですが多くの携帯小説の影響を受けすぎています。
　これの場合も同じで、その単語が持っているスイーツ(笑)の部分を打ち消しきれていないと思います。
　仮にこのテーマを書き切ろうとするのなら、その部分を皮肉るか、圧倒的な文章力で乗り切るか、話
自体を軽くして読後の印象を良くするか、など幾つかの手段が考えられます。
　これの場合は多分そんな手段の中では最もポピュラーな「テーマに真正面から取り組む」という手法
を取っているのだと思いますが、これら全ての手段は共通して「5レスでは尺が足りない」という致命的
な壁にぶち当たります。
　しかもこれに関しては4レスしか使っておらず、明らかに足りていません。
　女性の独白形式で進む展開で長く読ませるのも難しいのかもしれませんが、あくまでテーマを書き切る
という面から考えれば、せめて「やり切った」姿が見れないと「ああ、スイーツか」で終わってしまうと
思いました。
　余談ですが、誕生の回にはいくつか参考になる作品があると思います。特にNo.16は読んでみるといい
のではないでしょうか？

No.03 理想、現実 ◆UhN0f0vcPI氏
　書かれている物に関して知識が無い自分は、その点でこの作品に何かを言うことは出来ません。
　一読者として、こういう小説が書けるのは凄いと思うし、ここまでみっちり書いても読む時にストレス
の溜らない文章というのはうらやましい限りです。
　ただ、中大兄の心情の変化に関しては間違いなく大きな問題を抱えていると思います。
　「今までのこと、これからのことが頭を過ぎり覚悟を決める」というのは小説ではよくあるシーンだと
は思いますが、それはあくまでその前提が描かれているからこそ通用します。
　しかしこの小説の場合、歴史的な事象として、蘇我氏が行った圧政や中大兄皇子がそう考えるに到った
経緯などが具体性を欠いているために、この小説の中の中大兄の心理展開についていけません。
　むしろ、場の雰囲気に流されて殺してしまった、位の方が自然に感じると思います。
　読者にある程度の知識を前提として要求する歴史小説でさえ、そういう部分にはこだわりをもっている
ので、この点は最も強く意識すべきだと思いました。

No.04 同窓会 ◆2/tl4kvsZM氏
　ある程度予測できるオチと、無駄の無い展開はショートショートの王道的な物を感じさせてくれるので
すが、最後の最後でつっかかってしまいました。
　A子が呟いた台詞の中で『中学生にしか欲情しない→成長していない』というのがありますが、こんな事
実を知っていたら彼に対して抱く感情なんて『きもいロリコン』ではないでしょうか？
　もしA子が成長してないなんて本気で言えるような変な人間なら、むしろそこも『A子はショタコン』み
たいな設定も入れて、説得力を出してほしいと思いました。
　
No.05 夏と飛ばないビーム ◆C16uoiHsyc氏
　本人の物らしきレスを見て、読む必要が無いと思いました。だから読んでいません。ごめんなさい。
　嘘を嘘と〜な人間が2chをやるべきではないように、感想の取捨選択も無言で出来ない人間が、ここにい
るのはストレス溜るだけだろうなと思うし、作品を晒してもプラスにはならないと思います。
　そういう感情の発露が、自分の作品への自負からくるものなら微笑ましく見れるのですが、俺のはパクリ
だし……とかイミフなことを仰っているので、寒気がしました。
　そもそも文章なんて偉大なる先人のパクリだろwwwなんて反論は聞く耳持ちませんが、あえて言うほどの
ことでもないですし。

No.06 無題 ◆kVXkVNKimA氏
　作品を書く場合、最も重要なのが『自分が何を書きたいか』だと思います。
　読み始めた時、作者さんがおっぱいへの愛を語りたいおっぱい星人なのかなと考えて、酒を片手にそちら
に伺おうかと思いましたが、どうやら違うようです。
　カオスを狙ったのかな、とも思いましたがそれにしても中途半端です。どうせなら着脱式のおっぱいボール
を武器に戦う悪の組織の女幹部とかだったら、面白かったかもしれません。
　ちなみに自分もおっぱいは大好きです。

No.07 七日目のベンジー ◆fSBTW8KS4E氏
　ブランキーは知ってますし、曲も何曲かは聞いたことありますけど、接点は見出せませんでした。
　映画の方のベンジーに関係あるのかな？　題名も成長だし。そっちは見たこと無いんでごめんなさい。
　例えば、なんてことは無い日常を描いているのに「非日常の空気」を出せる人がいます。
　それは言葉選びであるとか、文体であるとかなのですが、それは無茶苦茶に難しい。というか、もうそれは
才能の部類に入ると思うので。
　あるいは、ちょっと奇を衒った設定で非日常の独特な空気を作り出したいのであれば、どうすれば「あざ
とく」見られないかというのが大事だと思います。
　何故、その設定が必要なのかという説得力を作品に持たせるのも、大変難しいですが。

No.08 雨の中を出かけよう ◆QIrxf/4SJM氏
　安定しているという感想がありましたが、自分はむしろとても不安定だなぁと思いました。
　氏の作品はいくつか読んだことがありますが、その最大の魅力は書いている氏本人がそれを描くときに
とても楽しんでいることが伝わってくるということだと思います。
　もちろん文体や単語選択などの部分もそうなのですが、でもそういうのはあくまで二次的な物に過ぎな
いと思います。
　そういう面で言えば、これはとても不安定でイメージを他の物に頼ったような気がしました。
　大きな存在に引っ張られるというのはよくあることですが、向き不向きってありますよね。
　意味分からないこと書いてごめんなさい。

こういう感想があると、品評会出さなかったことが悔やまれるよな、おさるさん。

No.09 こころと花に水を ◆/SAbxfpahw氏
　お姉さんの手を引っ張って部屋に連れて行く。「ちょっと本気なの？」この部分で、姉のいない自分の
妄想は頂点に達しました。そのまま枯れた向日葵をバックにお姉さんとファックしたら……とか。ごめん
なさい。
　よく、〜ぽい文体と言われる方がいます。このスレにも舞城っぽいとか春樹っぽいとか、言われる本人
は不満そうだったりするのですが、それは雰囲気がよく似ているということであって褒め言葉だと思います。
　ただ、〜ぽいというのと〜の真似というのは全く違う話で、これは〜の真似をしているっぽい文章だと
思いました。
　話自体には特にメッセージ性もみつけられませんでしたから、雰囲気の面から話を読もうとした時に真
っ先に思ったのがそれでした。
　全く見当違いの指摘をしていると思うので流していただいて結構です。

No.11 インヴェンション ◆zmMEjNb3Ok氏
　氏の作品を読む時毎回思うのが、とても勿体無いということです。
　多分、氏はこういう方面の小説を書く知識や経験、あるいはこういう方面の小説を読んだ回数がかなり
多いのだと思います。それは大変な武器であるし、文章力もそれに見合う物はすでに持っているのでしょう。
　ただ、一つどうしても鼻についてしまうのが、過剰なほどのメッセージ性です。
　そもそも、読者にとって最も重要なのは、作者がどういう考えを持っているか？　などではなく、自分
がその作品を読んでどう思うか？　なのです。そこに込められた作者の意図を何となしに気付けるという
のは、あくまでその作者のファンの喜びだと思います。
　だから、こういう場面はむしろ淡々としている方が、読者は物語に入っていきやすいと思います。
　それに、ただでさえ軽くない話を油で揚げたら、胸焼けしてしまいますよね。

さる
>>436
マスコミうぜぇってことかな？
選考委員うぜぇってことかな？

No.12 あしたのあたしシアター ◆pxtUOeh2oI氏
　映画館で映画を見ることの最大の利点は、見終わった後のスタッフロールと、EDの余韻だと思っています。
　そういう面から言えば、これは映画館であることの良さを使い切れていないと思いました。
　ポップコーンを頬張りながらコーラを飲むというのは、主人公が分かりきった明日に自棄になっているよ
うに見えて妙に痛々しかったですが、結局の所彼女にとっては日常に何の変化も起きていないし、突きつけ
られた現実からただ逃げているだけにも思えます。
　そう考えてしまうと、どうしようもない彼女の姿だけが印象に残ってしまって、楽しめませんでした。
　スタッフロールに限らず、例えば本当に映画館の暗闇の中で画面以外は見えない中で告白するとか、色々
と方法はあったと思うので、映画館という道具を何とか使いこなしてほしかったです。

No.13 『my sweet darling』 ◆M0e2269Ahs氏
　最初の10行くらいで、目が滑りかけました。言っていることや展開に脈絡が無さ過ぎて、イミフなままに
読み進める羽目になったので、出来ればもう少しきちんとした流れで進めて欲しかったです。
　奇の回の優勝作を思い出した、と言われた方がいましたが自分も同じです。自分はあの作品は大好きなの
ですが、こっちは微妙です。というのも、奇をてらったキャラ設定が話の中で全く活かされておらず、話に
必然性が皆無だからです。
　何故こうなったのか？　という理由は大して重要では無いとは思いますが、そうであることがどんな意味
を持っているのかという点で、これは例の作品に遠く及びません。
　描かれた要素をどれだけ魅力的に出来ているかを意識することはとても重要だと思います。

No.14 白壁の向こう道 ◆EqtePewCZE氏
　3行目の比喩の意味が分からなかったので、そのまま読み進める羽目になりました。というか、自分は砂の
吹き付けた黄色は、荒れた土地で生きる人々の逞しさを想像するので「疲れきった」という単語とは繋がり
ませんでした。
　状況は理解できますし面白い設定だとも思うのですが、面白い話かというと微妙です。
　尺が足りないというのもありますし、話として起承転結になっていないというのもありますが、一番微妙
だと思ったのは、書かれた物がぶれている点です。
　脳が腐るまで酷使されるということは、脳は時間の経過を行うということですが、数学の賞に年齢制限が
あることからも分かるように、歳をとればとるほど脳は使い物にならなくなるのです。
　だから体の老化を止めた所で無駄なのですが、それ自体ははっきり言って無粋な突っ込みです。
　しかし、脳に関して前述のようなこういった細かい設定をいれてしまうと、このように無粋な突っ込みが
どうしても出てきてしまう。
　むしろ、完全に不老不死になってしまった方が、細かい説明もいらないし、よっぽど分かりやすいと思い
ました。

No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う ◆IDurKKGqBU氏
　さすがに、高校生という設定には無理があると思います。
　読み始めた時は、少女＝肉体の成長が止まっている、ボク＝精神の成長が止まっている　という設定なの
かと思ったのですが、どうやら違うようです。
　そして、少女が「ユウくんのことを忘れるために告白した」と聞いて、僕はこいつのことが大嫌いになり
ました。
　忘れるために他の男を利用する位ならまだ良いのですが、それを男にわざわざ後から告げる神経が理解で
きません。じゃあ、お前は何のためにこんなことしたんだよ？　となります。
　そして、それを聞いてもなお、「ボクは君が好き」と言える主人公の頭の弱さが鼻について、全然楽しめ
ませんでした。
　よくある携帯小説とは違いますが、これも十分スイーツ(笑)に入るのではないでしょうか？

No.16 スネカジリ ◆BLOSSdBcO.氏
　こういう文章を最近よく見かけます。自分の周りのそういう方に共通しているのは、そのほとんどが奈須
きのこのファンである、ということでした。この作者さんがそうであるかはこの際問題ではなく、そういう
文章は例外なく自分の肌に合いません。
　というのも、自分はシナリオライターとしての奈須きのこは好きですが、小説家としての奈須きのこは嫌
いだからです。
　体言止めと倒置法の多用や、雰囲気作りの単語の羅列。そういうのは、挿絵や設定や音楽がしっかりして
いるから活きると思っていますし、何より5レスもの間そんなものを延々見せ続けられても萎えてしまいます。
　文章にはメリハリが重要だと思うので、その辺を意識してみたらいかがでしょうか？

No.17 やがてぼくたちは大人になる ◆TJ9qoWuqvA氏
　噴いたwwwwww　その発想はなかったわwww　と思いました。
　このオチは予想の斜め上をいきました。笑わせていただきました。
　男だけど、の部分で性別関連の叙述トリックじゃなかったと安心したのは、自分だけではなかったようです。
　1レスで必要なことはしっかり書いて、最後に読者を笑わせて落とす。
　良い出来だと思います。
　ただ、惜しむらくは、その流れが見事過ぎるせいで、小説というよりもコピペのようになってしまってい
る点ですがそれは無粋な突っ込みですね。アナルだけに。

No.18 彼女を仲間にする条件 ◆h97CRfGlsw氏
　今まで、ロープレの主人公の視点で描かれた小説は、BNSKにもかなりたくさんありました。
　しかし、こういう書き方をされた小説はなかなか無いと思います。そういう意味では面白かったです。
　ただ、話の方はというとそうでもなく、まず単純に状況が掴み辛いと思いました。
　やっていることは分かりますし、ああそうなのかとも思うのですが、1レス目→2レス目に移る段階で切る人
も多いのではないでしょうか？
　それと、この視点で描くのなら、シホのキャラに統一性を出して欲しかったです。一応、癖などでそれはな
んとなく見えるのですが、やっぱり掴み辛い。
　加えて言うなら、シホがあまり魅力的でない、ということです。ゲーマーっぽくしたかったのかもしれませ
んが、ただでさえ分かり辛いのでそこはファンタジーの主人公っぽい性格付けで良かったかと。
　そのこだわりは、逆に読者を一歩引かせることになりかねないので。

サルサ

No.19 Sister Switch／Sweet Curry ◆nASAvvjC2Q氏
　読み始めた時、姉と母が切り替わるスイッチなのかな？　と考えて、面白そうだと思ったのですが、外れて
残念です。
　途中で視点が切り替わったのは微妙でした。主人公が聞き語りをする形もとれたと思うので。
　こういう話は、序→回想→転の綺麗な流れこそが生命線で、この視点切り替えはその流れを絶ってしまうと
思います。
　話としては嫌いじゃないのですが、どうしてもスイッチの部分が浮いて見えて、これなら母親の形見が唐突
に見つかったとか、手紙が見つかったとかでもいいと思うんです。
　そう考えてしまうと、良い小道具だったはずが蛇足に思えてしまって微妙でした。

No.20 静かな校舎 ◆j/5hcZs81E氏
　よく分かりませんでした。特徴的な文体でもなく、淡々とした情景を淡々と描いている感じです。
　何か深い意味があるのかもしれませんが、それを読み取ろうとは思いませんでした。
　山無しオチ無し意味無し小説と切って捨てられても仕方ないと思います。

時間外No.01 ひな鳥 ◆muJX6M57mQ氏
　ここだけを取り出されても、戦闘シーンが書きたかったのだなとしか思えませんでした。
　知識が無いので、それが上手いのかどうかさえも分からず、ぼーっと斜め読みしか出来ませんでした。
　ただ、安易に戦争の持つ悲劇などをテーマに持ってきていない所は良かったと思います。


　総評
　
　自分のことは棚上げして好き勝手書いていますので、多分気に食わないこともあるかと思います。
　特に一部は、感想や批評にすらなっていないものもあります。
　ただ、思ったことは率直に書くべきだと思いますので。
　何かありましたら遠慮なくどうぞ。
　投票はもう少し後で行いたいと思います。

ぜんかんおつ

全感乙。
笑えなかったってのは同じだけど、その理由が「オチが想定内だったから」なのは初めてかな。
誰一人笑わなかったってことはやっぱり俺の感性はおかしいんだなｗ

全館乙
他者作品への感想含めて参考になった

久しぶりに文章構成能力を鍛えたいのでお題ください

時計

把握
小難しくないお題ありがとう

投下します

「あー、駄目だ駄目だ」
　教師という仕事はこうも忙しいものだったのか
　明日の授業の準備、子供達にあっていて、しかも面白い授業をだ
　無理だ、俺はそんな大それた人間じゃない。
「でもな…」
　子供達の笑顔
　それだけで俺に力をくれる。
　かもな…
　　　　　　　　糸冬　　了

つまらない、だけでも言った方がいいんだったよな。確か。

以外と悪くないと思った俺がいる

>>457
句読点

>>457
切羽詰まって残業。愚痴、プラス思考を試みる。も失敗、幕引き。

かもな…
　　　　　糸冬　　了。

この間に悔しいけれどニヤリとしてしまった敗北感に打ちひしがれた。負けた。
生意気にもこんなものに、きちんと字下げしてるし。
句読点はきちんと付けろ、三点リーダーは二つ並べて使うんだよ、怒！

>>457
つーか小説なのか?これ。なんだかんだでレスがあつまる>>457であった

話変わって投下島。自己満・武者修行シリーズ
お題：剥きかけのリンゴ
予想レス数：2

　赤頭巾がベッドに横たわっている。ベッドは下品なくらい真っ白。部屋中に薬品の香りが満ちていた。
　彼女は、ギブスに包まれて窮屈そうな右足を天井から吊っていた。その太ももに括り付けてある
ホルスターの中に仕舞われていた、黒光りするピストルを退屈そうにいじっている。
赤頭巾の向かいには食中りで寝てこんでいる狼のベッドがある。赤頭巾は時々ふざけてピストルの銃口を
彼に向ける。すると、彼は「ひっ」と怯えた声を上げるのだ。病院の退屈に耐え切れなくなると、
赤頭巾はそうして、退屈しのぎにニヤニヤしながら狼に狙いを定めるのだった。
　ガララララ。病室のドアが開いて皺くちゃの老婆が入ってきた。
「赤頭巾さん、具合はどうですか？」
薄いピンクがかったナース服に身を包んだ老婆が赤頭巾に下品に笑いかける。
人より深く刻まれた顔の皺はきっと、この笑い方の所為だろう。
「別に。骨折に具合も糞もねえだろ」
はき捨てるように赤頭巾が答えた。ぺっ、と唾も一緒に吐きかねない勢いだ。
「ええ、そうですね。ふふ」
下品な顔をして上品に笑う老婆を見ていると、なんだか心地悪い。ますます赤頭巾は不機嫌になる。
「黙れババア。気持ち悪いんだよ、笑うな。つーかその杖どうにかしろ、邪魔だ」
赤頭巾は老婆が持っている、老婆の身長ほどもある大きな杖を指差して言った。
「だって、私魔女ですもの。仕方ないでしょう」
何が仕方ないのか分からないが、口を開くのが面倒だったので赤頭巾は黙っていた。どうせいつものことだ
　老婆は下品な笑みを崩すことなく、カツカツ、と杖を使い窓際まで歩いた。窓を開けると、
さや、と潮風が老婆の長い鼻をつつく。この病院は海の近くに建てられている。
ざざん、と波が海岸を打っている音が聞こえるほどだ。
　それまで蒸し暑かった病室に潮風が充満してくると、向かいのベッドのカーテンが開いて、狼が顔を出した
しかし老婆を姿を見ると、顔を赤らめすぐにカーテンを閉めた。狼はこのナースに恋をしていた。
　赤頭巾はそんな狼に苛立ちを覚えた。急に、何か抗えない衝動にかられる。そして素早くホルスターから
拳銃を抜き、撃鉄を起こす。カーテン越しに狼の頭があるであろう場所に性格に狙いをつけ、
トリガーを引く――。
　――ナースが悲鳴をあげた。

銃口からは、ぴっ！、と勢いよく水が飛び出てきて、狼のカーテンに当り、滴る。
「赤頭巾さん！　病室で水鉄砲は使うな、とあれほど言ったじゃないですか！いくらカーテンが防水だから
って……」
老婆の言う通り、この病院のカーテンには薄いビニール加工がされている。潮風が入り、
カーテンの生地がすぐに痛んでしまうためだ。
「うるせえ、ババア」
赤頭巾はそう言って懐からラッキーストライクを取り出した。左ももに括り付けてあるホルスターから
ジッポを取り出し、火をつけ、ふかす。病室で吸うのが常識だろ、と言わんばかりに堂々とふかしている。
　魔女は目の端で赤頭巾を見たが何も言わず、小さく溜息をつくだけだった。
そして、魔女は思い出したように言った。
「あら、そういえば赤頭巾さんにお見舞いのリンゴが届いてましたよ」
「あ？　誰から？」
乱暴にタバコをホルスターに押し付けて消す。ホルスターにはそうして出来た焼け焦げがいくつもあった。
「えー……。たしか白馬の王子様だったかしら。やあね、王子様。二股？　白雪姫さんはどうしたのよ」
そう言いながら魔女はカゴいっぱいのリンゴを持ってきた。それは赤黒く光るリンゴだった。
「あんの色ボケ」
タバコを押し付けながら赤頭巾は歯の隙間から苦々しげに声を絞る。とっくに火は消えている。
　気を利かせた魔女は、皿と包丁とを持ってきていた。赤頭巾のベッドの横に座り、リンゴを剥こうとする。
ちっ、と赤頭巾が魔女に向かって舌打ちする。
「余計なことすんな。自分でやる」
魔女はやれやれ、と肩をすくめた。
「はいはい、そうですか。王子様からの大事なリンゴ、自分で剥きたいですよねー」
「死にてえか。撃つぞ」
脅しには慣れている魔女は、ひらひらと手を振りながら病室を出て行った。いつのまにか狼が、カーテンの隙間から、覗いていた。魔女が出て行くのを狼が名残惜しげに目を細める。
「うぜえんだよ、ワンコロ」
狼の顔に、勢いよく、水が飛んだ。

以上です。なんかゴメン。剥きかけてないじゃんとか言わないで
題名って始めてつけたけど凄いね。なんか小説の見方が変わってしまったよ
ホントは続きあったんだけど力尽きた
武者修行中につき、感想いただけると尻尾振って喜びます

>>465
全感書いてるところなんで、ひょっとすると後で読むと思うよ。

ホルスターの焼け焦げが好き

【投票】
No.11 インヴェンション
飛び抜けてはいないけれど、全てが平均以上で綺麗にまとまっていると思う。

No.16　スネカジリ
完全に自分の好み


【気になった作品】
No.02 　MY FOOLISH HEART
なぜか、気になった
No.07　七日目のベンジー
発想が独特
No.14 　白壁の向こう道
なんとも言えない雰囲気が良かった

No.01 変わらない愛を君に 1/2 ◇eZLxT/ap4w氏
博士が出てくるこの手の話はよく見る。
人称を変化させることはなかなか思いつかないだろうが、面白くない
急展開だし、ユーモアのセンスが俺とあわないからだろう。

No.02 MY FOOLISH HEART 1/4 ◇fDIBbxe5gc氏
スイーツ(笑)は褒め言葉なのだろう
妊娠して堕胎するというストーリーは
文章の整い方の割にこの内容は狙っているとしか思えない
とはいえスイーツ故に全然面白くなかった

No.03 理想、現実　1/3 ◇UhN0f0vcPI氏
３レス目で感心した
しかしそれはストーリーの面白さというよりは、トリビアに対する「へぇ」に近いと思う
これは好みが分かれると思う
仰々しい単語の出る歴史物は読むのが疲れるので

No.04 同窓会 1/1 ◇2/tl4kvsZM氏
短いは正義ってやつだな
ここまでで一番面白かったが、投票にはなりえない

No.05 夏と飛ばないビーム 1/5 ◇C16uoiHsyc氏
どうしてこんなものを読ませるのだろう
最後の最後、取ってつけたかのような成長
これでは１８章までが何だろうが関係ないと思う

No.06 無題 1/4 ◇kVXkVNKimA氏
読んだ後に腕を振った

No.07 七日目のベンジー 1/5 ◇fSBTW8KS4E氏
すごく好スタートを切ったのに、読後感は設定負けしているような印象
話に起伏が無いからか、なんの捻りも無く終わってしまったからなのかはわからないが
ベンジーが死んでしまったことに何の感慨も沸かなかったのは事実。
一週間くらいで死んでしまうって明記されちゃってるからだとも思う

No.08 雨の中を出かけよう 1/5 ◇QIrxf/4SJM氏
可愛らしい文章が、突飛な展開に違和感を感じさせない
主人公は全く成長していないのに周りが成長しているところがすごく新鮮だった
殺し屋があっさり改心するのはどうかと思った

No.09 こころと花に水を 1/3 ◇/SAbxfpahw氏
夏の暑くて涼しい雰囲気がよく出ている
でも成長というには足りなくて生長だなと思った
が面白いのは事実だ

No.10 新時代の夜明け 1/5 ◇S1JfIY6doA氏
名前って大事だなと思った
始めのほうは面白くなりそうだと期待していたのに
オンナスキーの名前が出た時点で、望まない方向に進む事を悟った
自分が面白いと思うことを並べても、それが万人に通じるかと言えばそういうわけでもないんだよな

No.11 インヴェンション 1/5 ◇zmMEjNb3Ok氏
精神病の話を書いて自画自賛してた人だよね
そういう先入観のせいかもしれないが、ナルシズムに溢れた文章だと思った
ストーリーは別に捻りもないし、深読みさせる奥行きも感じない

No.12 あしたのあたしシアター 1/3 ◇pxtUOeh2oI氏
文章がくどすぎるのは、狙ってやっているんだろうか
それなのに話はあまりにも薄くて、気がつけば話が終わってしまった
ポルナレフのAAを貼りたいと思った

No.13 『my sweet darling』 1/5 ◇M0e2269Ahs氏
よくわからなかった
なにが分からないのかもよく分からない自分がすごく情けない
大体意味不明だけど面白い作品って、内容が問題にならない何かがあるんだよね

No.14 白壁の向こう道 1/4 ◇EqtePewCZE氏
たくさん突っ込まれてるかもしれないけど、設定を最初に連ねられると読む気がうせる
設定って台詞よりもストーリーに影響の少ない部分だと思う
なんていうか魅せ方を模索中なんじゃないかと思った
今後の氏の作品に期待です

No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う 1/5 ◇IDurKKGqBU氏
設定ははじめから無茶だから、かえって吹っ切れてよかったと思った
でも、幼児体系ってだけでキャラを印象付けようっていうのは卑怯じゃないだろうか
あとはスクロールするだけで目が痛くなるような文章をなんとかしてください

No.16 スネカジリ 1/5 ◇BLOSSdBcO.氏
まともに読むことが出来なかった

No.18 彼女を仲間にする条件 1/5 ◇h97CRfGlsw氏
さすがにこれは途中で飽きる

No.19 Sister Switch／Sweet Curry 1/5 ◇nASAvvjC2Q氏
タイトルの語呂の良さは認める
姉のキャラクター付けに力を注ぎすぎていると思った
こういうのが好きな人はいいと思うんだけど
俺はついていけませんでした。ごめんなさい。

No.20 静かな校舎 1/1 ◇j/5hcZs81E氏
雰囲気はすごくいいと思うけど投票する気にはならない
お題に関しては自問自答しただけで終わってしまった

時間外No.01 ひな鳥 1/4 ◇muJX6M57mQ氏
すごくライトノベル的だと思った
飛行機に詳しい人なら情景はすごく浮かんでくるんだろうと思うけど
俺には何をやっているのかいまいちわからない
でも飛んでいることがすごくよく伝わってくる


******************【投票用紙】******************
【投票】：No.08 雨の中を出かけよう 1/5 ◇QIrxf/4SJM氏
No.09 こころと花に水を 1/3 ◇/SAbxfpahw氏
気になった作品：No.20 静かな校舎 1/1 ◇j/5hcZs81E氏
時間外No.01 ひな鳥 1/4 ◇muJX6M57mQ氏
**********************************************

odaikure

全館乙

>>473
kankin

>>465
ラノベでもないし一般的な小説でもない感じがなかなか面白いと思った。
とりあえずデレるとこまで書いて欲しかった。

>>475
パソコンから携帯へジョブチェンジしました。まともな感想が来て本当にうれしい。
やっぱ読者の希望を書き手が汲み取るのは難しいやな

>>441
全館乙
ブランキーも映画の方も、書き終わった後に気付いたのです
語感が良いなと思ってベンジーと名付けただけです
自分がやりたいのは非日常な設定でも、まるで自分たちの近くで起こっているような話しです
才能ほしい

>>470
全館乙
起伏がないは毎回いわれる
ドラマチックな構成を勉強すべきなんでしょうか


感想、そして読んでくれてありがとうでした

>>465
読んだ
高橋源一郎のミヤザワケンジグレーテスヒッツみたいだ
面白かった
赤ずきんをベースにすると、必ずどの話でも赤ずきんはグレるよな
映画のハードキャンディーだかも赤ずきんがベースだったような違うような
ツンデレいいよね

投票NO12

帰るの間に合わなそうなので、取り急ぎ

>>478
感想ありがとう。
たぶん赤頭巾はグレる要素を多分にふくんでるんだろうなｗｗ

つか俺が貶されなかったのはこれが初めてだな。うれしいんだか物足りないんだか……
初めて気づく、自分がＭだったと

全感とりあえず終わった。時間掛かりそうだけど、のんびり投下していっていい？
それとも投票を先に済ませるべき？

>>465
ヴァンパイアハンター思い出した。
続きでは赤頭巾死ぬんだよね？

どうにも一部分としか思えないので、話が面白い面白くない以前の問題だ。

とりあえず赤頭巾が履いているものが気になる。
太もものホルスターは地肌につけるものだと決まっているので、
彼女はホットパンツかミニスカ、もしくは下着のみだ。
ミニスカなら狼からは丸見えだね。

>>480
きっとお前は、「面白かった」の一言だけのレスを貰った場合なきそうなくらい不安になるタイプ

******************【投票用紙】******************
【投票】：
No.03 理想、現実 ◆UhN0f0vcPI氏
　―歴史物を読みたい人へ―
No.07 七日目のベンジー ◆fSBTW8KS4E氏
　―世にも奇妙な物語のBADENDしないパターンが好きなら―
No.08 雨の中を出かけよう ◆QIrxf/4SJM氏
　―ロックっすよ。な人に―
No.12 あしたのあたしシアター ◆pxtUOeh2oI氏
　―告白前のドキドキした女の子の話が読みたい人に―
No.18 彼女を仲間にする条件 ◆h97CRfGlsw氏
　―シリアスファンタジーが好きな人に―

気になった作品：
No.01 変わらない愛を君に ◆eZLxT/ap4w氏
No.02 MY FOOLISH HEART ◆fDIBbxe5gc氏
No.10 新時代の夜明け ◆S1JfIY6doA氏
No.17 やがてぼくたちは大人になる ◆TJ9qoWuqvA氏
No.19 Sister Switch／Sweet Curry ◆nASAvvjC2Q氏
時間外No.01 ひな鳥 ◆muJX6M57mQ氏
　―熱い空戦シーンが読みたいなら―
**********************************************

124 名前：文才無しさん[] 投稿日：08/07/07(月) 21:45:44 ID:delPKsTU
【投票】

投票：
No.02

関心票：
No.03

全館＆投票乙だぜｗ

******************【投票用紙】******************
【投票】：No.19 Sister Switch／Sweet Curry ◆nASAvvjC2Q氏
かくいうわたしも姉好きでね

気になった作品：No.07 七日目のベンジー ◆fSBTW8KS4E氏
No.12 あしたのあたしシアター ◆pxtUOeh2oI氏

**********************************************

じゃ全感行くよー。どうも長くなりそう。ドンドン気にせず間にはさまっちゃってください。

さるってまだあるんだっけ？

　じゃあ、お前はどれほどの物書いてるんだよ禁止。……うそです。もし数少ない自分の作品を読んだりしてく
れるなら、涙出るほどうれしいですよ。思い存分フルボッコしてください。
　さて、気分はなりきり編集者。とはいえ凄い行き当たりばったり。分量まちまち。
　無神経な言葉選びで書かせてもらったんで、むかついたら、きちんとクレーム下さい。自分文才のない上、KY
な人間ですんで。



No.01 変わらない愛を君に ◆eZLxT/ap4w氏
内容：コミカル、ＳＦ、破滅

『「ひょんくん、ひょんくん。素晴らしい発明をしたので是非詳細を問い質した上、あっと驚いてほしいので
す」』
『博士はぺろりと舌を出し、片目をつぶって、親指を立てた拳を僕に向けた。』
　馬鹿だな本当に。大好き。この馬鹿馬鹿しい台詞、仕草を真っ向から書ききったことで生まれた愛らしさは大
いに認めたい。良いキャラだ。
　一人称の文体を成長させる試みは面白かった。ただ、老人が老人臭くなくて、（俺を）納得させる力に欠けた
のがもう一息。後半が慌ただしく過ぎていく。
　あと、筋。オチの処理はあまりに適当。最後まで付き合った読者はぶん投げたくなって当然。キャラが生きて
たから尚更。
　物語の中に入る＝主人公目線で話を読むわけで、それは楽しかったのが裏切られた瞬間。全部ぶち壊してしま
いたい破壊衝動に負けた？　とさえ思ってしまった。
　さて、ここまで述べたように注目した点もあったのだけど、話の尻切れさ感で作者やる気が無ねぇなとまで俺
に思われることに。結が作品の全体の印象をひっくり返したなかなか良い、悪いケース。
　評価としてはかわいさ余って憎さ的の仲間と言えばいいのか、つまり悪い。
　だが、関心したところは関心したところなのだから、関心。

No.02 MY FOOLISH HEART ◆fDIBbxe5gc氏
内容：シリアス、ターニングポイント、堕胎

『金髪地グロの男が顔を青くすると、綺麗な土気色が出来る。』
　この表現はグッド。顔色が土気色になる。それが綺麗だと思う発想にハッとさせられる。男との心理的距離感
を良く表した感性溢れた一文だ。この表現一点だけで◎
『女の盛りは18歳らしい。本当かどうかは知らない。それは奇しくも、東京都青少年保護条例がセックスを解禁
する年齢だ。』
　筋は問題無いと思う。ただし、こんな↑の感じで本人が説明し過ぎ。語りの頭でっかちさの目立つ箇所が多い。
どうにも筋、あるいはシチュと合わず悪い印象に残る。
　主人公はつらつらと蘊蓄を出せる、賢いというか社会のマメ知識を持ち合わせる社会性とは、相反する生き方
をしているはずで欲求に素直な型の思考らしさが無い。
　だから山となる回顧が上滑りな感。違和感を伏線として、整合性取らせることでキャラの深みにも繋がるかも
しれないけれど、それにはエピソード不足に思える。
　キャラのちぐはぐさが生きた人間像からは遠く感じた。
　この筋の読み物としては、人物の掘り下げなどあまり必要なくて、抜き身の研ぎ澄まされたのナイフの様な、
感性を鋭く発散する文体を求めたいところ。
　しかし、先の一文が気に入ったので関心。

No.03 理想、現実 ◆UhN0f0vcPI氏
内容：大化改新（乙巳の変）、そのとき歴史は動いた。
『四人の中で一番若い男。しかし、彼こそがこの四人を統率する男。名を中大兄皇子、後の天智天皇である。』
　タイトルていつも後で読むんだけどね、このスレの作品だと。タイトルにあまり興味はないんだ。けど、今回
はタイトル読んだあと、まぁなんつーか時間あるんだからタイトルどうにかしようよと思ったわけね、俺。もっ
たいない。
　硬派な歴史小説らしさを楽しめた。漢字多めだよね。けど文体の硬さが話と合っていたのがとても好感。
　調べ物から作ることで史実のリアリティを借りてくることは成功していると思う。ただ一点、道化って当時存
在したのかは、ググル気にはならないけれど、嘘っぽく見えてしまった。後述ぐぐった。俳優（わざびと）であ
ればおｋだったに違いない。読んで想像したのは、場違いな異物、有名な西洋の道化（クラン）だった。
　資料当たってますよ当然のノリの話って、本来歴史ってものから重厚感を借りてこれる訳だ。だけど、その話
の中に嘘くささを嗅ぎ取ってしまったとき、途端に薄っぺらくなる。つまり、正しかろうが間違っていようが、
嘘臭さはマイナスだといいたいのだ。
　さて、小説のほとんどの部分の視覚情報は、読者の想像にぶん投げちゃても良いと思うんだ。効果の無い情景
描写、場面描写ってつまんない。短編だと尚更。けれど、俺らが見慣れない場所だとそうはいかない。現代では
ない、過去の世界のお話なので、想像を喚起させる視覚情報はたっぷりあった方が、読み手に親切ではないかと。
殺陣もしかり。こういう所は長編ならばもっと要求されると思う。
　何を言いたいかと言うと、こんな事を書いたのはまだまだ時間的にも締切枚数にも余裕があるのに、場面の書
き込みやエピソードを厚みを増すことから逃げたのではないかと勘ぐってしまったって話。
　〆の筆者の歴史観語りは、良い意味で歴史物臭くて好感。面白かったんで投票水準。


No.04 同窓会 ◆2/tl4kvsZM氏
内容：ユーモア、ショートショート
『Ａ子とＢ子は中学時代の同級生だ。』
　段落は一字下げてほしいかな。
　A子B子でﾌｲﾀ。やる気なさすぎ。だが、覚え易くて見分けがつきやすいのは認めよう。
　小咄らしさは良い。ただし、２ｃｈではありきたりなロリオチっていうネタが鼻に付く。
　長さ、構成はオチ有り小咄系としては悪くない。そこそこ楽しめたがテキトウさと、ありきたり感が否めない。
　だから関心には一歩及ばず。

No.05 夏と飛ばないビーム ◆C16uoiHsyc氏
内容：文学（笑）
『昔からビームが大好きだったんだ。』
　書いたことを読み直したら、これはフルボッコ。氏がナイーブな人だとスレを追って気づいた。ここから読ん
だらＡＡ貼り付けて荒らしたくなるレベルのフルボッコだから、読まなくて良い。

　出だしから全開な幼稚なオノマトペで白けた。ここで多くの読者を振り落とすに違いない。
　現実感が切り離された雰囲気だったのなら、素晴らしい物だったと思われ。対して、漢字の開きが池沼臭いん
で、現実が変にぬぐい去れず不快。
　記号というか文字の見た目に頼る文章なのだけど、心にズンとくる表現が無くてつまらない。
『朝方にぱらぱらと降り始めた雨は、ぬくい湿気とともにしだいに勢いを強めて、いまは大雨として降り続いて
いた。』
　安心して読めたのはこの１６だけだった。
　段落字下げの処理が、している場所やしていない場所があるために、文章がテキトウに思える。
　だから全般、日本語を大切にしてないのにも関わらず、文字の見た目の表現を弄っているような落書きと思え
る印象が残る。
　心に迫らない表現に出会えなかったために、読み解きたい欲求、あるいは又読んで味わいたいと思えなかった
ので、この手の話としては及第点に思えない。
　大筋は綺麗な話。で、読後感が悪くない。



No.06 無題 ◆kVXkVNKimA氏

こんな書き方なのに、台詞の主が二人のどちらか分かることと
ひどい状況説明臭さもなく、やってることがわかるから、
センス持ってるのかな。台詞磨いたらいいんじゃない？
書いていることを良く読むことは大切だからｗ
以上再掲。

ゴリラの学名は
ゴリラゴリラらしい

わいはチンパンジーなんや……

No.07 七日目のベンジー ◆fSBTW8KS4E氏
内容：ファンタジー、現代、恋と愛の情。

『洋式トイレのおつり、つまり糞が落ちた時の跳ね返りは大きい事がよくある。』
　キタネェ書き出しだなｗいや許せるけれどｗ
『俺はいつもより大きなおつりに少し男らしさを感じ、ティッシュで尻を拭き、ズボンを履きながら立ち上がっ
て、意気揚々と大きいであろう糞を見ようとした。』
　婉曲かつ一文長い。それと一文故に連続した動きなはずなのに、なぜ、便座へと振り向く動作が入ってないの
だろう。問いつめたい。
『しかしそこには白い陶器の上で亀が一匹いるだけだった。』白い陶器の上”に”亀が一匹〜じゃないか？てに
をは的に。
『予想に反してピン玉ほどの大きさしかない亀だった。』おつりの大きさの手応えから驚きの一文が間に入った
ために”予想”が遠く、繋がりが悪いと思われ。
　とまぁ、掴みの部分に粗が目立つ。マイナス。
『「ユジが交通事故に会ってね」』ここ良いね。世界の日常、母親像を感じられる。
　そこを踏み場にして、母との世間話に乗せ、生き物を人が生むことが日常な世界を導入していく起が◎。とて
も綺麗。
『司書免許を取る為にとっている図書館経営の講義が終わった後、〜』とるためにとっている、とは語感が厳し
い。
『七日目のベンジーは月明かりに照らされて少し誇らしげだ。』良い文章。縁側に並ぶ二人と、視線の先の亀。
映像が目に浮かんだ。
　『今日の〜そう春子に話した。』の一文は野暮ったい気もするけれど読後感よろしく。
　書き出しのマイナスはアレだけど、中盤〜後半でのベンジー、春子や彼女を好きな俺ことこーちゃんの語り、
恋人の会話は生き生きとしていて楽しく読めた。彼女の家族の様子、読んでいるこっちが幸せな気持ちになれた
点は、大きい。
　恋愛ものなのに各々の親とのコミュニケーションを加えたことで、物語世界が広い範囲を持ち、またしっかり
とした土台として生きた点は特筆したい。
　ストーリーを走らせる適切な場面描写量。消えゆく運命の命と、それに対比された人々の愛の気持ち。幸せっ
てことを愚直に、真っ向から書ききった勇気のある話だと思う。冒頭の傷はあるが、投票水準は十分にクリア。

No.08 雨の中を出かけよう ◆QIrxf/4SJM氏
内容：ファンタジー、現代、少年少女

　半ば大人になっていることを自覚して、大人になることを拒絶したおませ少女と少女との交流で少年の心を取
り戻す男と、男の子が、大人になりたがりだったけど、大人になることよりも子供でいいじゃないかと認める話
で、つまるところ社会、あるいは常識を打ち壊していく少女が最強なのである。そのままこの話を読めば。
　ハイ、氏の世界へようこそ！　なんだけど、読んでいて登場人物の誰にも感情移入できないとき、物語世界に
身を投じられない時は、氏の作品はいつも同じような話にみえるのだが、今回の話で琴線を外された人、手を上
げてー。ハーイ。ここに一人です、程度の物で、それが何か？　である。
　まったくどうしようもない。なぜならば、いつものように誰かにとってはこれが氏の最高傑作と呼ばれるだろ
うから。
　氏の作品で琴線に触れるものを目にした時には、語りたい気持ちがこみ上げるのであるが、どう語っていいか
結局言葉も無いのだから、要するに氏は氏なのだ。書きたい物を自由に書いてください。投票水準なのは仕方が
ない。琴線に触れる読者は必ずいるレベル。いつものことながら理解はできない。難解。
　蛇足。（俺が）物足りなかった点。少女は大人になりたくはないけれど、既に大人に足を踏み入れているとこ
ろは序盤から盛り込んで欲しい。中盤までキャラが子供の語りで氏の得意な節で語るだけに思えてならなかった。
現実の世界から男の登場から、現実感から切り離された物語世界に切り替わったようでトーンが衝突した感で半
端。〆の台詞は結末なのだけど、受け入れがたい唐突感。読者にぶん投げて終わってもらった方がうれしかった。

No.09 こころと花に水を ◆/SAbxfpahw氏
内容：？
　申し訳ないが最初の部分で視点のぶれ的なものが厳しくて、続きを読む気になれない。後回し。三人称で書か
れたものはこういう部分でひどくマイナスを受ける。
　戻ってきた。けどやっぱり目が滑る。以下毒。作者この先読むの危険。
　時間が迫ってるため、到った理由すら書いてない。だれが得するんだレベル。

　主語の省略に加えて、本来の三人称の語りに主観的な文が混じるという塩梅。
　場面描写の欠如、文体にそぐわない青空文庫から借りてきたような漢字使用。
　意味のない湾曲表現。蛇足なオチ。
　筋が頭に入ってこない、世界に入れないって状況

さらに西ローランドゴリラの学名は
ゴリラゴリラゴリラらしい

手抜きにも程があるとおもう

No.10 新時代の夜明け ◆S1JfIY6doA氏
内容：ギャク、ＳＦ

『ロシアの遺伝子工学者、グラーマラス・オンナスキー。』これはギャグなのだと明確に分かったポイントでも
あった。硬質の文章とネーミングの馬鹿さ加減の落差を評価したい。
　どこで説明語り調を切り上げるのだろう。作中人物へ近づくのはどこかなーと思ったら、なんと説明語りのま
ま最後まで駆け抜けて行ってしまった。
　展開はだからこそ早めなのだが、メリハリが足らない無い。
　オチの方向がここで説教にするかねと興ざめ。メタフィクション的なギャクだと言われるかも知れないが、取
って付けたような感じである。筋としての焦点がぶれているので読後感として面白さは無かった。
　発想は好き。ギャグなのだから、どんなに荒唐無稽なSF設定だとしても許される。
その中で、遺伝子導入の肉体改造は成長期の人にのみ効果があるとした設定。これは納得できるところで関心し
た。逆に言ってこの話がギャクじゃなければ、この文体上興ざめただろう。
　文体の生かし方が関心。

>>498
ホモサピエンスサピエンスが偉そうなこと言ってんなよ

マウンテンゴリラの学名はゴリラゴリラゴリラだったか

No.11 インヴェンション ◆zmMEjNb3Ok氏
内容：現代、恋愛、シリアス
　ごめん。書き終わって見直したところ、批判的な感想になった。いわゆるフルボッコだ。毒だ。無視してくれ。
　まず冒頭はどうなんだ？　一人称の心理文は三人称の小説でもよく見かける書き方なのだが、三人称の説明語
りでの復帰もよく見る方法。な、の、だ、が、これは自由間接話法の出来そこない。
　問題は語り手の浮遊感。当たり前だが初読時には読者は情報を持っていない。これが一人称小説なのか三人称
小説なのかすら知らない。この文をどのように読者は読むのだろうか。例えてみよう。
　――思っていたより忙しかった――ふんふん主語省略で心理文。男子らしい文末文体。高三で受験勉強。一人
称だね。ふむ。――勇太の乗る自転車――あれ、勇太って誰のこと？　――二週間前の――この過去を語ってる
のは誰？　学校から帰宅する途中で、――運転手は脇見をしていたらしい――「らしい」となると、冒頭の心の
声の誰かが、勇太から聞いた話を語ってる？　――横になぎ倒された勇太――って見てきたような、って、あ…
…これは三人称？　もいちど最初のところに目を走らす。ああ、心の声はその勇太ってことね。
　と、書き出しとしては下手糞さを感じさせるマイナス印象。冒頭なんだからさぁ云々略。もったいない。勇太
と窓のある病室の説明の後に、外から見た病院を説明して、また病室の窓から見える町並みに戻るとか、なんと
もギクシャクした文章。
んー、『期待と不安が同時に兆す』の『兆す』ってチョイス、肩に力入った文体だ。まぁこれは話に合ってれば。
　『患者を慰めるためだろう。』先も述べたことと重なるけれど、三人称の地の文で推定の文章は、主人公視線
に沿った物事の描写の時だけにしてほしい。語り部が揺らぐ。特に、冒頭のように自由間接話法的な書き方を混
ぜてると、どこからどこまでが三人称の語り手の声なのか、作中人物の声なのかと、座りがわるくて読んでいて
気持ちが悪い。
　台詞が出てきたところで更に落胆。堅い地の文によって、薄っぺらい台詞のミスマッチさが強まる。
　と、冒頭でこんなだから、後は詳しく読むのは止めた。全般堅い三人称が、物語と合ってない。文と文のぶつ
切り感がよけいに拍車をかける。主人公の強い内面心理を表現してメリハリを付けて行くわけでもない。
　根本的に、主人公から離れすぎた三人称でベタな恋愛を描いた失敗例と（俺には）思えた。
　筋はベタで構成もベタなのはむしろ好感。で残る味付けが。推敲不足な感。文章が頭にするすると入っていか
ないレベル。

もし新種のゴリラを発見したら
ゴリラゴリラゴリラゴリラ
と名付けなければならないのだろうか？

>>494
負けたよ、旦那……

カーナビの名前だってゴリラの時代ですよ

あれ、さるった。なんでよ？　みんなさるさけしてくれてんのに。早すぎ。よし繋げ直したぜ。

No.12 あしたのあたしシアター ◆pxtUOeh2oI氏
内容：コミカル、現代、恋愛、ファンタジー

『席に座って、映画を見るあたしは、ポップコーンを食べるのを止め、思わず身を乗り出す。』
　ここは唸った。ここで夢の中で傍観者になっているわたしを端的に表現する綺麗な視点の表現。
『あたし』を使うのは馬鹿女的な印象を与えるリスクがあるはずだが、見事に使いこなされた、キャラの立った
いい主人公だ。導入が綺麗。気楽に物語世界に入れたのは素晴らしい。
　回避できない予知夢ってギミックも好感。それに絡めて『つまりあたしもバカ！』など自虐できるところも人
物に立体感がでていていい。
『時刻は夜十時をまわっていた。』の前夜の場面は詰め込み過ぎに思えた。騒がしさがどうにも緩まない。げっ
ぷ。『なんとなくカーテンを開けてみたら、窓から体を乗り出し首を捻ってやっと見えるところに、何て呼べば
良いのか知らない細い月が浮かんでいた。』これなんか一文長すぎ。

　３レス目の投影機からスクリーンへ光が伸びていくところの表現良いよね。埃が主語になってるのが惜しい。
『ほんとバカみたいに。』の繰り返しで締められる段落は繰り返し読んだ。好きな文章だ。
　さて物語に戻るが、転の落胆で谷が良いんだが、そこから気持ちを切り替えるところでの心理が、やや説得力
が欠けるというか、簡単に処理しすぎに思えた。一呼吸ほしい。
『でも、行くしかない。』を受けての締めは強い決意に溢れる力強さがあって、『明日なんか知るか！』がピタ
リとはまった。良い。そだね、『あたりきしゃりきのこんこんちき』悪くないと思った。
　避けられない未来が待っていたとしても、結果がどうだとしても、それに向かう意志。
　この筋書きが好感。文章的には、一息付けるところが欲しいんだけど、おおっと思えた表現にも多く出会えた
良い一人称。読んでいて楽しかった。投票。

さるは乱数だからなるときはなる

No.13 『my sweet darling』 ◆M0e2269Ahs氏
内容：現代、恋愛、価値観

あ、フルボッコで書いてた。以下読むと毒。
『まず目をやられそうになった。』んん、何が眩しいのかね。ほらほら、はっきりと言ってみなさい。口元から
よだれを垂らして男は言った。
　引っ張りをつくるのは良いけど、長すぎて不愉快が生じる。そして物語に入るのが難しい。置いてけぼり、こ
れに伴う作品全体への悪い先入観。
　ヨーコは何者なのかを伏せたまま物語の幕が空いてしまった。ここで読むの止めたい衝動に駆られた。起とな
る１レス目、正直あるだけマイナスだと（俺は）思った。
『「チーちゃんのところ、行く？　今日のこと心配して」』んん。ダメじゃんｗ
　俺がたまたま読む回で氏の酉は珍しくないっていう、変な一致があるのだが、どうも筆力落ちてないかと心配
になる。もっと自分の作品を大切にしてほしいなり。
　あれだ、89thのNo.21 そして明日もいつもが続く◆dx10HbTEQgを以前たまたま読んでいたんで、それとシチュ
が被るとこ大だった点も、他人事ながら泣けた。

No.14 白壁の向こう道 ◆EqtePewCZE氏
内容：たぶんファンタジー。少年物。
　以下フルボッコでお送りさせて頂きますので、読まないことをお勧め。毒。

『それはまるでプライドが燃え尽きたような疲れきった色合いだった。』って何色だよｗすまん吹き出した。
　そのこのあの指示代名詞でゲンナリ。抽象度とわかりにくさが極端に強まるので、読み返したときに削るぽい
んと。
　とりあえず、読み返そう。できれば音読で。青年少年、キーパーソンに名前ぐらいは考えよう。虚構世界で人
名が持つ情報は大きい。
　三人称では文章の粗はとても目立つ。恐ろしい。背伸びした感が強調されて、もうしわけないが最後まで読み
切れなかった。

今北ゴリラ

知ったかで恥さらした俺はお猿さん

No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う ◆IDurKKGqBU氏
内容：現代、ファンタジー、恋愛

以下注意、毒。
『今はもう高校一年生にもなのだが、体のほうは』高校一年生、ニモなのだ！
　スタート直後に痛恨なミスｗ
　あれだ、筋は綺麗目で構成もメリハリあるんだ。
　けど、ボクの語りが子供子供なんで脱落しないで転となる実は！のところまでで脱落しそう。主人公が成長の
止まる病だったから心の成長は止まっちゃったからこの文体だったのか。とか思ったけど、やっぱ精神が子供の
ままとは言及してないわけで、文体を工夫したのかどうか疑わしいという。
　やっぱり高校生の語りには思えないんだ。語り口が合ってない一人称って、読み続けるのがとても辛い。
　ただこの話、心理をガリガリ削って行動描写と台詞に絞って三人称に近い一人称にすれば、普通に受け止めら
れそうって気もする。


No.16 スネカジリ ◆BLOSSdBcO.氏
内容：現代、シリアス、少年、ファンタジー

以下危険、毒。
　冒頭で気取った文章が上滑る。端的に言えば、クサイ。物語に入るのにかなりエネルギー使った。
　地の文が真面目路線で台詞が漫画ってとこも、ミスマッチになり。いよいよキツイ１レス目。
　筋はありがちって言えばありがちだけど、この展開、登場人物で、破滅型のオチを選ばなかったことはやや予
想外。死んで終いな結末をどう描くんだろ？　すら頭にあったんで。
　暗い話より希望のある話は好きだ。だから筋は好みだった。
　悪役は実は良い奴。ギャップから面白さを出そう的試み、この意欲が感じ取れたのは好感。物語ではありがち
な、魅力ある悪役の改心を書いた作品は少な目なので、ここは是非伸ばして欲しいところ。
　文章の上滑り印象が全般の印象を支配してしまい、関心にはちょい届かなかった。

手話ができるゴリラがいるらしい

百年後くらいに「初手３六歩が最善」とか結論付けられてたらやるせないよね

No.17 やがてぼくたちは大人になる ◆TJ9qoWuqvA氏
内容：ショートショート、下ネタ、ギャク
　強引すぎるだろｗ〆の決めゼリフは段落に埋もれてた感あり、強調してほしいところ。加えてちょっと長った
らしい。言葉のキレが欲しい。これは全般的にだけど。
　ネタに目が向いてしまうが、この短い段落『　へえ。もみもみ。』の言葉と間は味があって好き。
　やや冗長な読後感で今ひとつ。だけど、『　へえ。もみもみ。』で関心。


No.18 彼女を仲間にする条件 ◆h97CRfGlsw氏
内容：ファンタジー、殺陣、シリアス

　h97星雲から来たと思われる氏も、滅多に読まない品評会なはずなのに、なぜかそこいる不思議。
　実験的な試みが伝わって面白い。けれど読者が安心して読める水準の文章力を身に付けた人が、読者にその意
気込みを嗅ぎ取らせてしまうのは、多分、駄目なことではなかろうかｗ
　基本、シリアスなのでこの筋の鍵を握るギミック（時間巻き戻し）の仕組みについて、言い訳を盛り込まなか
ったのは減点。
　筋も萌えキャラヒロインは安直感、レズ臭は微妙なところ。
　この３つのうち前者２つは尺の問題と絡むので解消を図るにはループネタを崩さなければならず、別なお話に
なるだろうから、どうしようもない事にも思える。構造的欠陥ｗ
　感心したところは繰り返しを飽きさせなかったところ。
　肉付けされる情報、ループ展開の中で徐々にヒロインへ共感を覚えていく主人公の心理、そして変化する殺陣。
　展開が分かり切っているのに先を読みたいと、面白く読めた。これは凄いこと。だから、十分に投票レベル。
　蛇足だけど、他のマイナス点。どうやっても逃れられない結末を主人公に語らせた意味がわからない。この話
は徒労でオチだけ読めば良いと読者（俺）に語られたようだ。
　人より沢山字数使いすぎ、だから「横に長い」はペナルティとして甘んじて受けるべしｗ

No.19 Sister Switch／Sweet Curry ◆nASAvvjC2Q氏
内容：現代、ライト感覚、ファンタジー、家族愛

　１レス目の段落の見た目と中身のスカスカさは直前に読んだものが真っ黒だったから衝撃的だった。単に順番
の引きだから、書き方は良いとか悪いとかじゃないけれど、中身的には、姉弟のじゃれあいで展開。奇妙な異物
への気付きっていうこのスレではよく見るパターン。でマイナス。やや物語に入るためにエネルギーが必要。中
盤までだるい。
　結論としては最後まで読んで正解だった。スイッチ押してドタバタじゃなかった点は特筆したい。スイッチ用
意したのに、押さない話なんてあり得ないｗｗｗそういう意外性。冷静になって考えたらこれは気になって気に
なって仕方のない物であれば、翼でも、天使の輪でも、悪魔の尻尾でも、肉体的な物から離れて、不意に出てき
た手紙でも、ビデオでも、なんでも良かった話なんだけど、このスレで汚れた読者（俺）の先入観が意外性を生
み出したのか。まぁ、そんなのはどうでも良い。
　ただ、
『　さっき壁に押し付けたときに押してしまったのかも知れないし、必要のないことがわかって消えたのかも知
れない。どちらかはわからなかったし、どちらでもいいことだった。』
　この文章が好きだって事。そして、そこに落ち着く兄妹愛の話の筋が良かったってこと。
　荒削り感否めないが、意外性と読後感が良かった。つまり個人的には満足で関心。

彼女に話を聞くと
銃を持った人間が一番怖いそうだ

握力300Kgオーバーのくせに

No.20 静かな校舎 ◆j/5hcZs81E氏
内容：現代、日常の情景、ショートショート？

　字下げて段落作ろう。web小説らしさの無い文体なのだし。ってweb小説らしさって何よって言われそうだけど。
箸休めというか、これまでいろんな物語世界の中に入るのにほとほと疲れたところで、大人的な落ち着いた一人
称の文章。ほんとオアシス、癒される。
　低層階のベランダ。見下ろした道は、学園の通学路。お嬢様学校に通う清楚な少女たちの制服姿。三勤シフト
の仕事を終えて、昼間からビール片手に彼女たちを眺めて、一日の終わりを噛みしめる。道の向こうには学園の
壁に沿うように緑の木々が並ぶ。木々を追うように顔を横へと向ければ、鉄の装飾されたアーチと赤煉瓦の柱が
見える。
　学園とその外を隔てる壁も、ここからの高さでは役目を満足に果たせていない。緑の葉の間から見える光景は、
壁の上を越えた学園内だ。広い解放感のある校庭、前には重厚な校舎、その教室の様子さえかがうことができる。
日差しの向きによっては、濃紺のロングスカートと白いブラウス姿の痩せた教壇に立つ女教師の様子や、……女
子学生の……すました……顔……って？
　何で女子学生の表情が見えるんだよ！　距離離れすぎ。視力5.0の狩猟民族か！　ここまで読みながらイメー
ジした中に現れたオーパーツ。『教師から毎日のように追い回されていた。』とかここも、教室の中の場面のそ
れじゃないか。と、長々とした下らないノリツッコミはいいとして、ってよくない。
　つまり、長々と書いてきたけど、適当な文章に突然出くわすと物語の中からすっかり醒めちゃうんだよねって
こと。
　『そろそろ卒業する季節だ。また、新入生として入り直してくるんだろう。ずっと成長し続けられるのは、う
らやましくもある。』って？　なるほど、幼稚園卒業、小学校入学、小学校卒業、中等部、高等部、大学へと、
卒業と同時に入学して服装が変わっていく。その様を摘んで、彼女たちを通して子供は成長し続けていくことと、
悲喜交々を積み重ね人生を形作っていくことを慈しむわけだ。
　しっとりとした文体の印象に良く感情だなぁ。しみじみ。って、なんで外が夜になってんだよ！
　感想後記。作者の談を見た。これは叙述トリックだと。ふーん。幽霊ねー。
　つまんね。
　多少のアラがあっても加点で関心としたかったが、一気に評価が落ちてしまった。
　上手な叙述トリック物は騙されて読み返したときにまた面白い。だがこれは、読み返したときのハッとさせら
れるミスリードの仕掛も、確かにそう読めちゃうよねというダブルミーニングもない。アンフェア感だけが残っ
た。ヒントは出したって？　へーー（棒読み）

時間外No.01 ひな鳥 ◆muJX6M57mQ氏
内容：太平洋戦争、戦記、空戦
『　今日は敵さんが上がって来なかったので燃料はまだ余分にある、本土から〜』『ある、』ってなぜに読点？
『私が大きく頷くのを確認してから、〜クルリと銀翼を閃かせる二人を眺める特等席に機体を引き上げる。』な
っげー。加えて『銀翼を閃かせる二人を眺める特等席に機体引き上げる』にはどうにも違和感。
　格好いい文章なのに、どうにも所々でつまずいた始まり。だけど後は、面白く読み終えた。あっという間だっ
た。
　擬態音、擬声音の使いすぎは薄っぺらくなるといわれるが、どっこい、とても様になってる。頭に浮かんでく
る絵はどうだ。臨場感、緊迫感がある。
　空戦場面はもっと沢山読んでいたいと思ったわけで、良い意味で物足りない。
　沖縄に場面が移り、この話がどういうように終わるのか予期したと同時に死にオチの残念さも残念に思えて。
それでもきっちり見せ場は見せてくれたわけだからと。
　ただ、最後の〆の一文は、ちょっと上滑り。
　読んでいるこっちが思わず力が入ってしまう文章を読めたことだけで投票ってところなんだけど、時間外なん
だなぁ。関心。きちんと話を作ればもっと面白いものになったと思う。まぁ何度も読むような話ではないんで、
また同じような空戦シーンを読んでktkrになれるかってのはわからないけどね。
　うん。執筆時間が圧倒的に足りてないべ。



　感想書いて。久しぶりに品評会作品読んだ。やっぱり異なった小説の中に次々と潜らなくてはならないから、
読むのがとても疲れるねぇ。一作当たりの感想に費やせる時間は限られてるし。それでもずいぶんと時間が過ぎ
ていってｗ
　やはり週末品評会は小説書いた人達同士で感想交換がされてる相互扶助の場で成立して欲しいとか勝手に思っ
たりしてて、エネルギー浪費するから品評会作品も滅多に読むこともしないわけだけど、たまーにまとめ手伝っ
たりした勢いで読んじゃった。そんでついでに全感。そんで、こう言いたかったんだよなぁと、投下された全感
でズバッと見事に先に語られてたりするっつー悲しさ。
　見たことある酉、見たことない酉作品。色々な文体と話。荒削りだったり完成度が高かったり。
　感想書きの人間としては、どうか皆さん書き続けることを大切にして、各々のスピードでしっかりと文才を成
長させて下さいと願うところです。七夕には１日過ぎてしまったけれど。

さるさけしてくれてありがとありがと。

ゴリラとかチンパンの握力はすげぇよな。
筋肉の量か質か、あるいは体の構造上から違うのか。
教えてゴリラ博士

ゴリ・ボス猿・野猿・丸ゴリ・赤毛ザル

さるーいん

全館乙

>>521
人で言う遅筋と速筋、両方の特性をもった桃色の筋肉
を持っているそうだ




以上、半分以上口からでまかせでした
他人に自慢すると恥じかくよ。たぶん

こんなに感想かけるとかすごすぎだろｊｋ
俺なんて四行で限界だぜｗｗ

ほしゅ

題をください

>>527
鉛筆

ひさびさに北。お題くださー↓

>>529
モグラ

ストームブリンガー

>>529
けしごむと鉛筆

全館投下するぜｗｗ

No.01 変わらない愛を君に 1/2 ◇eZLxT/ap4w
くすくす笑えた。しかし展開が強引過ぎるｗｗ

No.02 MY FOOLISH HEART 1/4 ◇fDIBbxe5gc
つわりなんて体験したことも見たことも無いからかしらんが
リアリティが全く感じられない
マンガとかでオエッとなるシーンとかあるけど大げさだと思う
こういう暗い話が苦手なんだスマンｗ

No.03 理想、現実　1/3 ◇UhN0f0vcPI
初っ端から読む気を挫かれた
歴史物に挑戦するのはすごいと思うが、3レスで面白くなるとは思えない
読んでみれば案の定、説明文ばかりで面白くなかったな

No.04 同窓会 1/1 ◇2/tl4kvsZM
ロリコン吹いたｗｗｗｗｗｗｗ
短くさらりとこういうものを書けるってのは尊敬できるぜ
A子って幼女体系なんだろ？

No.05 夏と飛ばないビーム 1/5 ◇C16uoiHsyc
意味不明すぎて吹いたｗｗｗｗｗ
だって笑うしかないだろ？

No.06 無題 1/4 ◇kVXkVNKimA
おっぱいにかける情熱は負けないつもりだが
あいにく大きすぎるのは好きじゃないんだ
揺れるか否かのせめぎあいこそが真実

>>530-532
はあくうううううう

No.07 七日目のベンジー 1/5 ◇fSBTW8KS4E
面白かったんだけど、一晩寝るとどんな話だったか忘れそうだな
それにしても便所で生れるとかシュールすぎだろうｗｗｗｗｗｗ

No.08 雨の中を出かけよう 1/5 ◇QIrxf/4SJM
わけがわからないｗｗｗｗ
なんつうシュールな小説だｗｗｗｗ
ハムうめえｗｗｗ
なぜかすごく腹が減ったｗｗｗｗｗｗｗ

No.09 こころと花に水を 1/3 ◇/SAbxfpahw
姉がエロすぎるだろうｊｋ
妹と姉のいる奴は氏ねじゃなくて死ねｗｗｗｗｗ

No.10 新時代の夜明け 1/5 ◇S1JfIY6doA
何が天才だ、アホかｗｗｗ
それで終わり方が中途半端にショートショートっぽい

No.11 インヴェンション 1/5 ◇zmMEjNb3Ok
俺こういうかしこまった小説だめなんだわ
スレタイ読めって言われるのは承知してるんだが
こういうのって小説買って読めばいいし

No.12 あしたのあたしシアター 1/3 ◇pxtUOeh2oI
タイトルにものすごく惹かれるなこれｗｗｗ
内容も結構好きなんだけど、こんないいところで終わるんじゃねえｗｗｗｗｗ

No.13 『my sweet darling』 1/5 ◇M0e2269Ahs
トマトは俺も好きだぜ

No.14 白壁の向こう道 1/4 ◇EqtePewCZE
・・・は…にして偶数個くっつけて使うんだぜ
あと、鍵括弧の頭は1マス空けなくていい。
鍵括弧の前に。は無いほうがいいかもしれない
小学校でならった作法とは違うんだよな、俺も疑問に思ってるんだがｗ

No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う 1/5 ◇IDurKKGqBU
いいかげん幼女には飽きたぜロリコン共ｗｗｗｗｗ
成長から幼女連想する奴多すぎだろｊｋ
ニヤニヤというかこっちの胸が締め付けられるｗ

No.16 スネカジリ 1/5 ◇BLOSSdBcO.
アホかｗｗｗｗｗ
中二病患者は腕でも押さえてろｗｗ
かっこよすぎる台詞で腹筋崩壊ｗｗｗｗｗ

No.17 やがてぼくたちは大人になる 1/1 ◇TJ9qoWuqvA
ロリコンの次はショタコンかよｗｗｗｗｗ
おまいら現実を見ろｗｗｗｗｗｗ

>>520
全館乙
書き出してから難行か書かないと乗ってこないから序盤にあらが目立つんだと思います
精進する
親子っていいよね
幸福とか恋と愛の情とか言われて調子の理想です
読んでくれてありがとうでした

No.18 彼女を仲間にする条件 1/5 ◇h97CRfGlsw
こういうRPGあったら絶対買うぜｗｗｗ
負け続けると仲間になるボスがいるRPGｗｗｗｗ
ていうか元ネタありそうだなｗ
面白かったけど、さすがに5レスは長すぎるｗ

No.19 Sister Switch／Sweet Curry 1/5 ◇nASAvvjC2Q
メタ的な展開をすると後で恥ずかしくなる経験則ｗｗｗ
本当に自分の書きたいものを書いてやがるｗｗｗｗNo.20 静かな校舎 1/1 ◇j/5hcZs81E
なんともない日常をよさそうに書かれるとグッとくるものがあるなｗ

時間外No.01 ひな鳥 1/4 ◇muJX6M57mQ
これは映像で見てえｗｗｗｗ
文章が独特というよりは我流だなｗｗｗ
それもこの話には丁度いいのかもしれないｗ

投票はもうちょっと考えるｗ

>>540
ハイテンション全館乙ｗｗ
読んでくれてありがとう
シュールは正義だぜ

へたれ全感投下します。
なよなよしてるとは言ってくれるな。

No.01 変わらない愛を君に 1/2 ◇eZLxT/ap4w氏
最初博士は男かと思った。固定観念だね。幼い容姿の女の子（あえて幼女とはいわないぞｗ）だと分
かってからはチャーミングさが増したね。コミカルでよかった。マッシュドジジイ。設定に矛盾がな
くて良いですなあ。自分は悪くないと思いましたよ。

No.02 MY FOOLISH HEART 1/4 ◇fDIBbxe5gc氏
堕胎の話ですな。１００人居たら４８人は考えそうな話。いや、根拠はないけども。この主人公の女
の子にとってはありきたりな物語なんかじゃないのに、俺を含めた読者にありきたりな物語として伝
わってしまうのは悲しいね。主人公はもっともっと体中で叫んでると思う。

No.03 理想、現実　1/3 ◇UhN0f0vcPI氏
歴史が変わる瞬間を「成長」と捉えたところがすごい。壮大だ。小説ならではと言った感じでドラマ
チックになってますね。しかしもっと修飾することもできたかと。いっそそれを思い切ってやってみ
てほしかったかも。きっと堪らないと思います。

No.04 同窓会 1/1 ◇2/tl4kvsZM氏
シンプル！そして面白い。いいSSですね。どこを削って、どこを付け足したりしたのか気になりまし
た。それとも一発で決まったんでしょうか。品評会ですからいろいろあっていいですね。ちょっと楽
しめる話があるというのは素敵なことだ。

No.05 夏と飛ばないビーム 1/5 ◇C16uoiHsyc氏
わざと表現を稚拙にしてるのはわかるんだけど･･･。うーんどうもなあ。読んでて置いてけぼり食らっ
た感じ。もうちょっと引き込んで仲間にしてほしかった。主人公の自己満足な世界は居心地がよさそ
うだけど、やっぱりちょっと悲しいやね。

No.06 無題 1/4 ◇kVXkVNKimA氏
雰囲気悪くないです。これを大事にして懲りずにまた投下してください。読みたいです。品評会とか
が悪い影響与えないといいんですが。自分でいいと思うとこ伸ばしてほしいなあ。なんだろう、めちゃ
で守りに入ってしまわないでほしい。

No.07 七日目のベンジー 1/5 ◇fSBTW8KS4E氏
いいなあこんな話書きたかったなあ。うーんと背伸びするような話だと思いました。長閑で伸びやか
な。作者が素直な気持ちで書いていてくれることを望みます。タイトルがどっかの劇団でありそうだ
と思った。そこもまた素直で切なくていいんですね。

No.08 雨の中を出かけよう 1/5 ◇QIrxf/4SJM氏
なんだよ！最後のオチは！途中までとても楽しかったのに！というのがほやほやの感想です。冒頭の
文体が好みだったので変わってちょっと残念だった。しかし楽しそう、というのはいいことですね。
そして食べ物が美味しそうだ･･･。

No.09 こころと花に水を 1/3 ◇/SAbxfpahw氏
ん、んー。まあこれももうちょっと深く心象を描写してほしかった。あまりにも日常的すぎるからな
あ。小説なんですからもっと逸脱していきやしょう。説明的すぎるのもちょっと気になった。室内で、
植木鉢で、窓際で成長する向日葵がちょっと想像しにくかった。

No.10 新時代の夜明け 1/5 ◇S1JfIY6doA氏
文なんかもこなれてて、読むのも書くのも経験をつんだ人なんだろうなと思いました。自分は氏の酉
を拝見するのは初めてだったのですが、そうでないひとは氏の言いたいことが伝わってより楽しめた
のではないかと思います。

No.11 インヴェンション 1/5 ◇zmMEjNb3Ok氏
平和な話だと思いました。非日常なんだけど、とても日常に近いですね。「成長」という言葉がいい
意味にとられている代表だと思います。だから読後感もよいなあと。恋愛物も奥が深いと思います。
知ってる知らないは別としてもっと書いてみてはどうでしょうか？

No.12 あしたのあたしシアター 1/3 ◇pxtUOeh2oI氏
青春群像劇！爽やかさが好きです。タイトルをずっと「あしたのあたシアター」だと思ってました。
度量もない、作戦もない、あるのは勢いだけ、というのも素敵じゃないですか。結局ハルさんはアド
バイスくれなかったんでしょうか。

No.13 『my sweet darling』 1/5 ◇M0e2269Ahs氏
んああー。なんかよくわからなかった。ほんとに「よくわからない」が感想。お題が「よくわからな
い」なら優勝ではないでしょうか。空気は嫌いじゃないはずなんだけどな･･･。全体の感想が一つに
まとまることってすごくまれだと思います。だからといってどういうわけじゃないんですが。

No.14 白壁の向こう道 1/4 ◇EqtePewCZE
自作。これほどプロットが辛かったのは初めてです。説明不足で、だけど説明ばっかりの箇所もあっ
て、矛盾が多くて、設定がいかしきれてなくて。それでも書き上げなければもっと辛いと思って投下
しました。不快な思いをさせた方には謝罪を。好きだといってくれた人には感謝を。心から。

No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う 1/5 ◇IDurKKGqBU氏
ボクとナオちゃんが多すぎて世界についていけなかった。だから言いたいことが伝わってこなかった
です。とりあえず「切なかったなあ」って思えばいいんでしょうか？違いますよね。なら体裁繕って
ないでぶつかってきてほしい。

No.16 スネカジリ 1/5 ◇BLOSSdBcO.氏
中ごろを過ぎるまで読むのが辛かったけど、最終的には心の中で割り切れたので、うんまあ･･･ですか
ね。終わりよければすべて良し、とも言い切れませんが。好きな人は好きなんだろうなと。ただ自分
はあんまり好きになれなかったです。

No.17 やがてぼくたちは大人になる 1/1 ◇TJ9qoWuqvA氏
なんだそりゃｗｗｗｗｗｗまさかこんなオチになるとはｗｗｗｗｗｗ　なんでもありですな。だがそ
こがいい。この度はほんとにバラエティにとんでますねえ。コピペチックなのとかSSとか。次回とか
通常にも期待してます。

No.18 彼女を仲間にする条件 1/5 ◇h97CRfGlsw氏
じっくり読めば面白かったのかもしれないけど、最初にそこまでひきつけてくれるものがなかったで
す。それでもこれを書き続けて自分みたいなのも虜にしてみてもらいたい。ハマれば楽しめるという
確信があります。

No.19 Sister Switch／Sweet Curry 1/5 ◇nASAvvjC2Q氏
OH！Sweet Curry！ええと、スイッチらしさがもっとでててもいいかなーと思いました。「成長」とい
うお題に、切り替えるという意味をもったスイッチはやや難しいところに位置していたかなと。それ
を踏まえて成長させた、というのはすばらしいですが。

No.20 静かな校舎 1/1 ◇j/5hcZs81E氏
こういう空気は嫌いじゃないです。白けた感じが伝わってくる。男の語り口が不器用なところを良く
表しているし、けだるい感じがなんともね。幼稚園からの一貫の学校に対して「成長し続ける」と表
現するのが単純でよい。


******************【投票用紙】******************
【投票】：No.10 新時代の夜明け 1/5 ◇S1JfIY6doA氏
　　悔しいけれど好きです。

気になった作品：No.07 七日目のベンジー 1/5 ◇fSBTW8KS4E氏
No.20 静かな校舎 1/1 ◇j/5hcZs81E氏

**********************************************

１２３４５６７８９０１２３４５６７８９０１２３４５６７８９０１２３４５６７８９０１２３４５

最後目盛が入ってしまった･･･！！恥ずかしい！
以上です。

目盛可愛すぎる

可愛いというより、怖かったｗ

何人かの人にタイトルをいじってもらえたから、今回は満足だ。
みなさん全感おつっす。

あああああとNo.06の人「めちゃで」じゃなくて「凹んで」に補完して読んでください。
「めちゃめちゃ凹んで」の「凹んで」を削ってしまった。
なんだよめちゃって

おれずっと◆EqtePewCZEさんはきっと女の子に違いないと思って勝手に萌えてた。
でも今回の全館で男とわかってなんか、こう、胸をえぐられた……
まあ勝手な思いこみだったんだけどね……

>>547
目盛りとかめちゃでとか全館で萌えさせるとは……
文才自重ｗ

感想ありがとう
もちろん素直に書いてますよ
演劇のタイトルはいつも惹かれる
たぶんタイトルに関しては演劇界が最高峰なんだと思う
読んでくれてありがとう

******************【投票用紙】******************
【投票】：
No.08 雨の中を出かけよう ◆QIrxf/4SJM氏
強烈に印象に残ってるんだぜ
マンガ肉ってあるだろ？アレのせいだｗｗｗｗｗ

気になった作品：
No.12 あしたのあたしシアター ◆pxtUOeh2oI氏
黙って続きを書きやがれｗｗｗ

No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う ◆IDurKKGqBU氏
ロリものでは一番よかったｗ

No.20 静かな校舎 ◆j/5hcZs81E氏
感想に書いたとおりだｗｗ
**********************************************
投票してて気がついた
敬称つけるの忘れてたｗｗｗスマンｗｗｗ

敬称なんて気にしたこともない

全感お疲れさまでした

歴史物はどうしても説明口調と対峙しなければなりません。
私の決定的な筆力の不足、読み返してみてはっきり分かりました。
何人かの方々におっしゃって頂いたように、内容的にはまだまだ足りないと言いますか。
もっと書いてもいいところ、あるいは書くべきところがあったと思います。
推敲が足りないといいますか、時期尚早。もっと練ることができたと反省しております。
皆さま方のご意見は大変参考になりました。
この作品を通じて、自分が成長できるようにしたいです。

要らないことを言ってしまいました。反省。

全館・投票します。

No.01 変わらない愛を君に ◆eZLxT/ap4w氏
　面白かったです。掛け合いがとてもコミカルだったと思います。精神的成長を遂げた主人公の内面が、地の文
に現れてくる辺りの展開も好きでした。そして、おじいさんになると途端に偏屈になるのですねｗｗｗ。
＞余分が一番すごいのである。
　とか、社会的成長促進剤とか、小ネタの部分も光っていたと思います。
　ストーリー展開は、とても素直な進行だったと思います。幼児体型にコンプレックスを持っていた博士が、肉体的
な成長を遂げようと薬をたくさん服用し、その結果老いて死んでしまう。一発ネタ的な、ある意味すごく乱暴なオチ
でした。決して悪い意味じゃなく。
　少々贅沢を言わせていただくと、何かしらこの辺りにトリッキーな展開を持ち込んでも良かったのではないかと思
います。と言うのも、彼女が最初に赤い薬を服用した時に、ほとんどオチまで読めてしまうからです。この点が一番
残念に思いました。

No.02 MY FOOLISH HEART ◆fDIBbxe5gc氏
　拙作です。
>>112さんがおっしゃった、「私も、愛と恋と性的な誘引は別だと思います」という部分が本当にこの作品の全てで
す。この感想を見てすごく驚きました。
　表題でもある『MY FOOLISH HEART』とは、元はサミュエル・ゴールドウィンという人が作った映画のタイトルです。
残念ながら、僕はこれを見たことはありません。むしろ、現在では同映画の主題歌（これも同タイトルです）の方
が有名なのではないでしょうか。この曲は、後にアメリカのジャズシーンでもスタンダードナンバーとなります。Billy
Eckstineが歌ったものや、Bill Evansによる演奏がよく知られているようです。両方ともyoutubeで視聴できるようで
すから、もし興味を持たれたら聞いてみるといいかも知れません（特にBill Evansの演奏は必聴ですよ！）。
　話が脱線しましたが、僕がこの作品でやりたかったのは、「こんな素敵な夜には、愛と戯れの違いが見えなくなる
もの」という同曲のメッセージの先を描くことです。お題も『成長』ですから。だから、堕胎というのは一つの結末で
あり、ターニングポイントに過ぎないのです。それ故、この話題については相当掘り下げが浅くなってしまいました。
結果、この試みが成功したかどうかは分かりません。ただもう少し、構成や展開を充実させれば良かったのでは
ないか、と自分でも反省しています。

P.S.　蛇足かも知れませんが、念のため。僕自身、知人の中絶を身近で経験しています。決して安易な気持ちで
書いたわけではありません。この作品を不快に思われた方には申し訳ありませんでした。

No.03 理想、現実 ◆UhN0f0vcPI氏
　正直申し訳ない、読むのが辛かったです。なんて言うんでしょう、歴史の教科書を読んでいるような気分でした。
読み物としては、色々と辛い。とてもしっかり書かれていただけに、余計にその思いを強くしてしまった部分もある
かと思います。
　まず、大元であるところの、個々のキャラクター（人柄とか、感情の動きの細やかな部分とかを含めて）が見えて
きませんでした。ここは難しいかも知れないですけれど。実在の歴史人物を出してきて、史実を辿ったような内容
ですから、中々にフィクションめいた要素を挿入しにくいでしょう。そういう意味で、面白い歴史小説を書くのってす
ごく難しいと思います。いっそ、作者の考えた設定とかを無理矢理挿入してある種のフィクションにしてしまっても
良いのかも知れません。
　あと、史実を追う展開の中に、そのストーリーが持ちうるテーマ性のようなものを示して欲しかったです。作者さん
としてはその辺を意識した上で書かれていたのかも知れませんが、僕的にはそういった要素がやや散漫で、結果
としてやはり歴史の教科書を読まされているというだけの印象が残ってしまいました。

No.04 同窓会 ◆2/tl4kvsZM氏
　このオチが全てですねｗｗｗ。中学生が中学生に欲情するのは普通でも、それが大人になっても変わらないとい
うのは成長している・いないの問題と言うよりは、単にその人の性癖の問題じゃないのｗｗｗｗ？　もちろん、そこ
も含めてギャグなのでありネタなんでしょうけれどね。
　もう少し展開を工夫してもイイですね。色々B子が振り回された挙げ句、最後のシーンでC男に「ごめん、実は俺、
中学生にしか興味がないんだ……」みたいにオトす展開を考えるとか。ヤマがあるとオチが生きるんじゃないかな？

No.05 夏と飛ばないビーム ◆C16uoiHsyc氏
　ごめんなさい、理解できませんでした。何らかの意味・メッセージをこの作品の中から読み取るべきなのでしょう
けれど、僕にはビームが何を象徴しているのかだとか（もしかしたらビームはビームでしかないのかも知れない）、
数字の並び方にどのような意味があるのだとか。難しかったです。

No.06 無題 ◆kVXkVNKimA氏
　絶対に誰か一人はやると思っていました。おっぱいの話。嫌いじゃないですよｗｗｗ。
　台詞主導でストーリーを引っ張っていくという手法ですね。下手にゴテゴテと描写するよりも、こうやって書いた
方が情景とか空気感とかが伝わってくる場合もありそうです。特に、おっぱいの柔らかさに関しては、下手な描写
よりもこっちの方が生々しいですね。色々と妄想を膨らまされます。とても参考になりました。
　グダグダ感が溢れてますね。決して悪い意味ではないですが、その分話の展開としてもメリハリがつきづらかっ
たように思います。まあ、このくらいの尺でやっている分にはあまりメリハリなどを意識する必要もないのかも知れ
ませんが。ただ、僕があくまで小説を楽しむ上では、メリハリとかといった要素も欲しくなる時があります。それは、
会話文主導の文体では難しいかも知れませんが、難しいならばむしろそれにチャレンジしてもらったりすると、中
々に注目度アップかも知れません。

No.07 七日目のベンジー ◆fSBTW8KS4E氏
　うーん、面白いですね。設定が面白い。しかも、ただ思いついただけの設定じゃないって辺りがこの作品の良さ
だと思います。
　ある日突然主人公は命を授かるけれども、それは人間ではなくて亀。しかも一週間しか生きられないという。し
かも、この作品が描く世界の中では、こういった現象は当たり前のように扱われている。つまり、命について考え
るきっかけをみんなが与えられているという前提があるわけです。
　その中で、主人公は中のいい女の子とこの子亀を育てる。将来を見越しての、一種のシミュレーションでしょうか。
どこか幼くて未成熟な印象を受ける二人だけれども、最後のレスでいいことを言っています。何となくほのぼのとし
てしまいますね。

No.08 雨の中を出かけよう ◆QIrxf/4SJM氏
　すげぇ、唖然です。こういうのは決して書けるようになる気がしない。氏独特の、ものすごく強烈な個性を感じます。
　元々僕は氏の書く作品が好みだってのもあるけれど、それでも一際放たれているこの異彩は何なんでしょうか？　
普通に考えればこんな超展開もいいところ（失礼）のストーリーを、ここまでぐいぐい読ませるのはいかなる能力に
よるものなのでしょうか？
　子供、大人。『成長』というお題にはもってこいの、非常に分かりやすくも答えのでない、難しいモチーフを扱って
いるように思います。そして、描かれるキャラクターの方向性。
　大人になりたくない主人公と、大人ぶる男友達。でも、主人公がもはや子供でもいられないことが、いくつかのシ
ーンでは象徴的に描かれています。例えばノゾキのシーンとか。子供は裸を見られて恥じらわないですもんね。そ
して殺し屋。彼は「お嬢ちゃんなら何でも断ち切れる気がする」、と言う。そしてナイフは主人公にとって大きな武器
になる。
　最後、「やっぱり大人になりたい」男の子に対して、主人公がナイフをかざしてそれを断ち切るあたり、最高に格
好いいシーンだと思いました。そして、「ナイフと銃弾の誓い」になる。ここで、冒頭の「欲しいものがあるのなら、一
番大切なものを差し出しなさい」というママの言葉に回帰するわけです。
　色々としびれました。

No.09 こころと花に水を ◆/SAbxfpahw氏
　ほんのりいいお話でしたね。花を綺麗に咲かせるコツ、適量の水とやる気の持続ですね。出来れば、愛情と言っ
た要素をもうすこし織り込んでもいいような気がしましたけれど。なにせ「女のこと？」という質問に対して「案外そ
れに近いかも」なんて答えているくらいですから。
　少し、展開に工夫がないようにも感じました。当たり前の話を当たり前のように書くと言うこともとても大事だと思
うのですが、もう少し先が読めなかったり、素直じゃないストーリー上の分岐があっても面白かったのでは、と思い
ます。

No.10 新時代の夜明け ◆S1JfIY6doA氏
　笑いましたｗｗｗ。なかなかの弾けぶりでしたね。ただ、こういった話題は結構デリケートな一面も持っているので、
読み手次第で不快な思いをされるかも知れません。僕はシャレの分かる人間なので大丈夫でしたがｗｗｗ。
　ギャグとしては、もう一枚欲しい点があるな、と思いました。難しいとは思うのですが、ブラックなネタを扱っている
のですからアイロニカルなジョークを織り交ぜても良かったかも知れません。実際、三人称による淡々とした記述
では、これは高度なテクニックを要するでしょう。しかし、だからこそチャレンジして欲しいとも思うのです。
　そういった意味では、すこし主人公である平助の視点に語り手を近づけても良かったのかな、とも思います。平
助の口を借りないまでも、彼の心情などを語りに反映させることでウィットに富んだ警句の一つや二つも出てくる
のではないでしょうか？　まあ、これは僕個人の考え方に過ぎませんが。実際それ以外にも色々と工夫の余地は
あるでしょうし。

No.11 インヴェンション ◆zmMEjNb3Ok氏
　おおおお、青春してますね。眩しすぎて直視できませんｗｗｗｗ。とまあ、僻み妬みは置いておいて、爽やかな読
後感でした。ちょっと上手く行き過ぎなのでは？とは思いましたが、5レスで納めなければならないので、致し方な
いのかも知れません。
　何となく小説が好きで文学部を目指している少年と、若くして命について色々と考えつつ医学部を志している少
女。とても綺麗な構図だと思います。男の子の方が夢見がちで、同世代の少し大人びた女の子が神秘的に見え
る。でも、主人公が偉いのは、自分より頭がいいくらいの女の子に対して何らコンプレックスなどを抱かず、素直
に好きになれる辺りかな、とも思います。こういうキャラだからこそ、『成長』というお題にもぴったり来るのでしょう
ね。
　しかしながら、女の子の心中はやや複雑だ。「僕なんかとは全然違う」と主人公に言われて、落ち込む。後述す
る病気のこともあって、女の子は恐らく今まで人に心を開けない部分もあったのでしょう。そういった関係を踏まえ
つつ、事態は最後の展開で解決に向かいます。
　だから、最後のシーンで彼らが交わし合う「好き」という言葉には、ただ単に好きという以上の意味合いが込めら
れているわけです。
　女の子の病名は詳しくは書かれていないけれど、統合失調症かな？　後から心の病気であることを匂わせるよ
うなフレーズも出てきていますし。難しい病気で、恐らく5レスでは消化しきれないモチーフでしょう。だからこそ、作
者さんは敢えて病名を伏せたのかな、と勘ぐってみたりしてます。

No.12 あしたのあたしシアター ◆pxtUOeh2oI氏
　先輩への告白ですか。二作連続して、なんて言うんだろう、初々しい感じの話ですね。青春ですか……（遠い目）。
　それはさておき、映画館にいる夢を見るとそれが必ず実現する。そういう装置を使ってのお話でした。難しい装
置ですよね、タイムトラベル系の話って本当に難しいです。特に、これをトリックに使うような場合は。
　贅沢な注文かも知れませんが、結局この装置はあまり有効に作動しなかったように思います。なにせ、明日のこ
となんて知るか、というオチですから。いえ、話の流れ自体はよく分かるのですが、結局あえて何故この装置を出
さなければならなかったのか。変えられない結末に対する主人公なりの抗いを表現したかったのでしょうか。そう
であっても、色々惜しいなと思います。つまりは、普通に暮らしている僕たちと着地点が一緒だから、この作品な
りのメッセージという点においてやや迫ってくるものを感じにくかったというわけです。
　未来を知ることで、何か出来ることはないのでしょうか？　何か変わることはないのでしょうか？　無論、何もな
い、という結論でも構わないと思います。しかし、何もないと理解するまでの道程に、何かしら意味のあるメッセー
ジがあれば読み手としては満足できると思うのです。それらを考えることが、小説の中でギミックを消化すると言
うことだと思います。ついでに言えば、どの辺に『成長』が感じられたのかももう少し提示してくれたら嬉しかったか
も知れません。

No.13 『my sweet darling』 ◆M0e2269Ahs氏
　奇矯な振る舞い、突飛な発想の応酬でした。一部ちょっと名前に混乱が見受けられたものの、読みやすい文章
だったと思います。
　しかし、僕にはその突飛さが単に突飛であるという以上の何かにたどり着くことが出来ませんでした。読み手の
力量不足だと思います。主人公の幼なじみが毎日学校に制服を着ていかない理由（どうせ着替えさせられること
が分かっているのに）とか、トマトが云々の下りとか。結局目に見えて解決されていないような気がして、何回か読
み返してしまいました。結局この辺にはどのような意味があるのでしょうか？　僕たち読み手は、何を手がかりに
その答に迫れば良かったのでしょうか？
　面白くなりかけているのに残念、と思いました。読み違い、読み足り無さがあったならすいません。

No.14 白壁の向こう道 ◆EqtePewCZE氏
　ともすれば重いドラマであるような気もするのですが、その向こう側がボンヤリとしている。輝かしい歴史を持つ
も今は荒廃してしまった町と、成長を人為的に止められた青年。そして、青年がかつての自分と重ね合わせる対
象になった少年。舞台はすっきりしていて、状況はとても分かりやすかったです。この舞台装置の中に、どのよう
なテーマを盛り込むかが鍵になってくるかと思います。
　まあ、冒頭でも書いたのですが、その鍵となるべきテーマがぼやけています。過疎の村に成長を止められた青
年がいて、という舞台設定で出来ることって、もっとたくさんあると思います。結局彼らは町を捨てることを決意しま
す。しかし、ここに至るまでの流れにイマイチ乗りきれませんでした。成長を止めた青年がこの町に絶望するまで
に、「この町でできることはもうないと悟」るまでに、どういったドラマがあったのか、そしてそんな青年に少年がどう
影響されたのか。その点をもう少し明示してくれたら、深い作品になったのではと思うのです。

No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う ◆IDurKKGqBU氏
　切ない設定ですね。二人が揃って普通でいられることはない。どちらかの犠牲が必ず必要になる。こういうペアっ
て、ペアである内はすごく自己完結的な世界の中にいられるから悲劇性が薄れるけれど、ペアを解消した瞬間に
一気に悲劇性の度合いを加速させるように出来ています（ここでは悲劇性と書きましたが、似たようなシチュエー
ションだからと言って必ずしも悲劇性に帰着する必要はないです。色々な消化の仕方があると思います）。
　設定は全然違うのですが、これに似た感じの組み合わせの話として、僕は東野圭吾氏の『秘密』という小説を思
い出しました。内容に触れ出すと非常に冗長な感想になってしまうので止めておきますが、この作品は最終的に
ペアが解消するが故に悲劇性が増すという図式になっています。
　ペアを解消することが必ずしも正解とは限らないと思います。でも、彼らがペアであり続ける内は、彼らは決し
て『成長』しないのでしょう。無論、作者さんがこの作品で『成長』という単語をどう消化したかったのかは分かるの
ですが、僕にはこの結末がある種の成長の放棄のように思えました。
　他の方が指摘していましたが、誰かを忘れるために誰かを身代わりにする、というのはあまり好きではありませ
ん。この点については、もう少しいいやり方があるのではと思います。

No.16 スネカジリ ◆BLOSSdBcO.氏
　主人公にしか見えない、人格を持った謎の第三者的な存在を通じて、主人公が変わるという内容。スタンダード
な手法ながら、扱うモチーフ次第では非常に消化するのが難しいとも思います。
　多くの場合、主人公と対になるその謎の存在は、主人公の分身として扱われます。これは、単に文字通りの分
身という訳ではなく、主人公の抑圧された一面を表裏逆にしたような存在になったりして描かれます。主人公がコ
ンプレックスを抱いている部分を、分身によって消化しているとも考えられます。以前読んだ小説に、辻仁成氏の
『ピアニシモ』というものがあって、似たような構造を持っています。
　ただ、どうもそのようなスタンスから考えた場合、このお話における人面瘡はあまり主人公の分身的な存在では
なく、突然主人公に憑いた憑きもの、という感じに見受けられました。別にそれが悪いとは思いません。むしろ、
こういう存在が例外なく主人公の分身的なものだとする発想の方が貧困なのかも知れません。
　では、そう考えた場合、この人面瘡はどのような役割を担っていたのでしょうか？　結局、憑きものでありながら
赤の他人で、自分を認めてくれたことが嬉しくて主人公を捕食せずに自らその姿を消滅させた人面瘡に対しては、
あと一歩のところで共感しそびれてしまいました。生きる、というのは難しいテーマだと思います。生きようと思うこ
とは素晴らしい。でも、自ら生きることを放り投げてしまった人面瘡からは、そういったメッセージを受け取りにくい
のでは、とも思います。
　最後に、皆さん全感想で文体のことに触れられているかと思います。文体はその文章にとって、まずとっかかり
の顔に当たる部分であると思います。僕はこの文体に関しては、決して読みづらいとは思いませんでしたが、少
し狙い過ぎだと思いました。狙うと言う以上、狙う的がないと空回りしてしまうと思います。

No.17 やがてぼくたちは大人になる ◆TJ9qoWuqvA氏
　単発で笑わせてくれました。切り返しの妙ですね。突拍子もないところにオチを持って行って、特に前振りを活か
しているわけでもない。理不尽系の笑いです。潔く大きなチンコへの憧憬を捨て去る展開が、読者に根拠のない
清々しさを与えています。攻めが無理なら受けになればいい、何という短絡思考。いい意味でですよ、念のため。

No.18 彼女を仲間にする条件 ◆h97CRfGlsw氏
　ロールプレイングゲームのワンシーンか何かでしょうか？　1レス目で彼女が殺されてしまうシーンの生々しさに、
ちょっとドキッとしてしまいましたｗｗｗ。コミカル、リズミカル、そして色々な工夫がなされている文章だと思いました。
　しかしながら、ちょっと残念だったのは、いくら何でもループしすぎだろうそれは、と思わせるようなループ展開で
す。もちろん、作者さんもその点は恐らく自覚されていて、ループごとに変化を付けようとされていると言う点は理
解できます。
　トリックの装置的に、そして読者の飽きが来ない水準的に考えて、3ループくらいが望ましいのかな、と思います。
1ループ目で全体的な構造を俯瞰させておいて、2ループ目で要となるトリックの伏線を撒く。そして、3ループ目で
解決、となると格好イイのではないでしょうか？

No.19 Sister Switch／Sweet Curry ◆nASAvvjC2Q氏
　天国のお母さんと、地上に残された姉とをつなげる装置がスイッチ、であるか。主人公とお姉さんの関係がとて
も微笑ましいお話でした。
　スイッチに関して、みなさんあれこれ言われているようです。どうも、その装置がスイッチであることの違和感？　
もしくはシュールさ。この部分が大きく引っかかるので、このお話は素直に読まれない気がします。もったいない。
何か別の方法はなかったのかな。作者さんが何をこだわってその装置をスイッチにしたのかは僕の中で永遠の
謎です。もしかして、押す、押さないの独特な緊張感は、スイッチ以外で表現できないから、とかいう意味合いが
あるのかな。

No.20 静かな校舎 ◆j/5hcZs81E氏
　何やら意味ありげな雰囲気で、短くひっそりと書かれた作品。エスカレーター式の学校で、入学卒業を繰り返し
見られるというシーンと、何やら彼女と交わすムーディーな雰囲気が印象的。って言うか、それしかないですよね？　
あれ？　と思ったら、意外なネタバレがご本人の全感想のところに書いてありました。なんと、シックスセンス的な
発想なんだと。
　うーん、まず、この文からそういう展開は読み取れないと思います。そして、幽霊オチだからといって何か面白い
のかというと、残念ながらそういうのはなさそうな気がします。そこがもったいなかったかなって。つまり、ネタバレ
しなかった方が何かと余韻とか雰囲気で得をしたかなと。

時間外No.01 ひな鳥 ◆muJX6M57mQ氏
　大戦ロマンですか。戦争の悲劇と『ひな鳥たち』の成長とを、上手く対照的に描写することで悲劇的なメッセージ
を盛り込んでいると思います。彼らが成長すること、彼らを守ること、そして自分が生きていること全てが、新たな
悲劇を作り出している。敵機が落ちていく光景を見ながら、主人公はそう思うわけですね。すっきりとまとまった、
いい掌編だと思います。

総評的な何か：どなたかがおっしゃってた、「ギミックの先が無い」という意見、賛成でありつつも耳が痛かったで
す。せっかくいい設定を思いついても、それを活かせなければ意味がない。もっと言うと、活かせなかった時点で
それはいい設定ではなかった、ということでもあるのです。設定の背景を考えて、それぞれに意味づけをして、物
語全体に必然性を与えて欲しいと思います。


******************【投票用紙】******************
【投票】：No.07 七日目のベンジー ◆fSBTW8KS4E氏
　　　　　No.08 雨の中を出かけよう ◆QIrxf/4SJM氏
　　　　　No.11 インヴェンション ◆zmMEjNb3Ok氏
　　　　　
気になった作品：No.01 変わらない愛を君に ◆eZLxT/ap4w氏
　　　　　No.17 やがてぼくたちは大人になる ◆TJ9qoWuqvA氏
　　　　　時間外No.01 ひな鳥 ◆muJX6M57mQ氏
**********************************************

全巻おつおつ

>>566
全館、投票、乙
そして気に入ってくれてありがとう

126 名前： ◆S1JfIY6doA [] 投稿日：08/07/08(火) 23:25:06 ID:DF6FznaT
******************【投票用紙】******************
【投票】：無し


気になった作品：
No.01 変わらない愛を君に ◆eZLxT/ap4w氏
読者を笑わせようと思うのなら、お互いに精進しましょう。

No.11 インヴェンション ◆zmMEjNb3Ok氏
自己を過剰に表現するのは、逆に自己の評価を下げる気がします。

No.17 やがてぼくたちは大人になる ◆TJ9qoWuqvA氏
笑ったけれど、小説には物足りないし、コピペとしてはパワーが無い。

**********************************************

******************【投票用紙】******************

【投票】：No.12 あしたのあたしシアター 1/3 ◇pxtUOeh2oI氏
　　　　　続きがみたいと思った。

**********************************************

名前欄間違えた
******************【投票用紙】******************

【投票】：No.12 あしたのあたしシアター 1/3 ◇pxtUOeh2oI氏
　　　　　続きがみたいと思った。

**********************************************

みんな乙ー

　−　 ４　No.01 変わらない愛を君に ◆eZLxT/ap4w氏
　 ４　 ３　No.02 MY FOOLISH HEART ◆fDIBbxe5gc氏
　 ３　 １　No.03 理想、現実 ◆UhN0f0vcPI氏
　 １　−　No.04 同窓会 ◆2/tl4kvsZM氏
　−　−　No.05 夏と飛ばないビーム ◆C16uoiHsyc氏
　−　−　No.06 無題 ◆kVXkVNKimA氏
　 ３　 ４　No.07 七日目のベンジー ◆fSBTW8KS4E氏
　 ６　 ２　No.08 雨の中を出かけよう ◆QIrxf/4SJM氏
　 １　−　No.09 こころと花に水を ◆/SAbxfpahw氏
　 １　 ２　No.10 新時代の夜明け ◆S1JfIY6doA氏
　 ４　 ３　No.11 インヴェンション ◆zmMEjNb3Ok氏
　 ４　 ２　No.12 あしたのあたしシアター ◆pxtUOeh2oI氏
　−　−　No.13 『my sweet darling』 ◆M0e2269Ahs氏
　 １　 １　No.14 白壁の向こう道 ◆EqtePewCZE氏
　−　 ２　No.15 ちっちゃなキミを聖夜に願う ◆IDurKKGqBU氏
　 １　 ２　No.16 スネカジリ ◆BLOSSdBcO.氏
　−　 ３　No.17 やがてぼくたちは大人になる ◆TJ9qoWuqvA氏
　 ２　−　No.18 彼女を仲間にする条件 ◆h97CRfGlsw氏
　 １　 ２　No.19 Sister Switch／Sweet Curry ◆nASAvvjC2Q氏
　 １　 ４　No.20 静かな校舎 ◆j/5hcZs81E氏
　−　 ３　時間外No.01 ひな鳥 ◆muJX6M57mQ氏

何か色々あった気がしますが、数多くの投票ありがとうございました。
投票数25の中、優勝したのは6票を獲得したNo.08『雨の中を出かけよう』の作者、◆QIrxf/4SJM氏です。おめでとうございます。
◆QIrxf/4SJM氏は次回お題の発表時期を報告願います。

おめでとう＞◆QIrxf/4SJM氏　いつもながら変態すぐるｗｗｗｗ
そして運営、参加者、そして今回は特に集計者、乙！

集計お疲れさまです

◆QIrxf/4SJM氏おめー

おめアンドおつ！
今回、投票と感想多かったな
このまま作品も増えればなおいい

すごい投票量だ

参加者、読んで投票したひと、感想書いたひと。
まとめ、集計、運営してくれたひとに乙。

◆QIrxf/4SJM氏、オメッ！

みなさんありがとうございます！

ナンバーかタイトルどっちでもいいから正確に記入してくれると嬉しい

酉忘れていました
読んでくれた方、感想くれたかた、投票してくれた方、みんなアイシテルーーーーーー！！！！

１５分後にお題発表します

>>581
きさまああああ、寝ようと思ったのにー！

１５分でお題発表だと……



濡れた

保守ついでにお題くれ

>>584
トイカメラ

把握

お題ﾏﾀﾞｰ？

投票しようと思って
その前に全館しようとしたら何か時間すぎてたｗｗｗ
まあいいや。◆QIrxf/4SJM氏、おめ！

そして捕手

　　　　　　　　　　　☆

　ぼくは超時空シンデレラの歌声を聞きながら
　　おねえちゃんのブラウン管にキスをする。
　　　　　嫉妬しないで、シェリルさま

　　　　　　　　　　　☆

　　　　　たとえ世界がつらくても
　　　　夢があるでしょ　いろいろと
　　　　　君にビタミン　なないろ
　　　　ニンジーン　loves you yeah!

　　　　　　　　　　　☆

　　　　　【 第119回週末品評会】


　　　　　　　　　-ニンジン-


　　　　　　　　　　　☆

引用：一倉宏作詞　"ニンジーン Loves you yeah!"
推奨事項：スペースファンタジー&ラヴラヴデスティニー
規制事項：５レス
投稿期間：2008/07/05(土) 00:00 〜 2008/07/06(日) 23:30
宣言締切：日曜23:30に投下宣言の締切。それ以降の宣言は時間外。
投票期間：2008/07/07(月) 00:00 〜 2008/07/08(火) 24:00

ニン……ジン……？




わかった、ぶちこめばいいんだな

まあ、素敵なお題

>>589
日付間違ってね？

( ﾟдﾟ)

>>592
やべっ

>>589
早い仕事に感心した。そして俺には無理なお題に愕然とした。

……よし、じゃあとりあえず、悩むか

だれも自演にきづいてくれないよう

あたし、お題を早く出してくれる人って好きよ

◆QIrxf/4SJM　←　NG推奨

Qの酉の人は、やっぱりきっと姉と弟の共有酉なんだって夢見てた。やばいやばい。

作中に馬を出した人は近日中に死にます

お題クリアのハードル下げてくんない？「ニンジン」て立て読みできる箇所があればおKとかだめ？

ニンジンかぁ

>>602
おｋ

推奨事項：スペースファンタジー&ラヴラヴデスティニー
なにこれ

でもニンジンは残しちゃダメだよ

>>604
おいｗｗ
まあでもがんばってみるわ。立て読みは最後の手段にする

0083の二次創作書くわ

>>605
戦争を歌でなくせば良いと思うよ

マクロス書けばいいの？

>>605
ヤックデカルチャ！

>>605
空白の幻想、愛と死と意味

ニンジン…
( ﾟдﾟ)

とりあえず「ニンジン」という言葉が入っていればいいんだよ、な？
ダメか？

今回、いっぱい票を貰えたから今度は自己満足中心の方向で行こうっと
ふひひ……こんなお題の使い方はきっと俺だけだぜ

だめだ、エロいやつしか浮かばない

毎回これくらい投票が多ければいいのに。
今回は全感も多くて、何かがおかしかった。

>>616
で、じゃあ次は参加するぞ
↓
前回の反動と疲れで全館も投票も少ない
↓
以下、ループ

>>613
おｋ


日付直したらもっかい投下するお

>>６１８
あり

これ以上増えたら読む気ナッシング

シン・アスカがディスティニーガンダムで彼女のためにニンジンを買いに行く話を書けば良いのですか？

ニン人って単語だしたら不幸になります

　　　　　　　　　　　☆

　ぼくは超時空シンデレラの歌声を聞きながら
　　おねえちゃんのブラウン管にキスをする。
　　　　　嫉妬しないで、シェリルさま

　　　　　　　　　　　☆

　　　　　たとえ世界がつらくても
　　　　夢があるでしょ　いろいろと
　　　　　君にビタミン　なないろ
　　　　ニンジーン　loves you yeah!

　　　　　　　　　　　☆

　　　　　【 第119回週末品評会】


　　　　　　　　　-ニンジン-


　　　　　　　　　　　☆

引用：一倉宏作詞　"ニンジーン Loves you yeah!"
推奨事項：スペースファンタジー&ラヴラヴデスティニー
規制事項：５レス
投稿期間： 2008/07/12（土） 00:00〜2008/07/13（日） 23:30
宣言締切：日曜23:30に投下宣言の締切。それ以降の宣言は時間外になります。
投票期間： 2008/07/14（月） 00:00〜2008/07/15（火） 24:00
※品評会に参加した方は、出来る限り投票するよう心がけましょう※

日付直しました〜

>>621
それマジおもしそうじゃんｗｗ

柿崎をモチーフにした短編でも書いてみるわ

>>624
SEED見てないけど、ラヴデスティニーで検索したら出てきたから。
「ニンジンは俺が買うんだ！今日！ここで！」とかか？

ガンダムSEED土曜日までに全部見なきゃならんのか…

>>622
ドラゴンボールで出てきた触れた相手をニンジンに変える兎思い出した

ほ

h

仏映画だっけ

>>630
m9(^Д^)ﾌﾟｷﾞｬｰ

>>630
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督ですね
やられた、くやしい、ネタバラシだ

>>631
えっと
m9(^Д^)ﾌﾟｷﾞｬｰ

ところで>>588の全館ﾏﾀﾞｰ?

全館読んでいつも思うんだけど、みんな投下作品より全館の方に見事な文才を発揮してるよな。
作品だと下手くそな文章なのに、全館だときちんと整った上手い文章かいてたり、ユーモアがあったり。




まあどうでもいいや。保守

お題↓

空港

おｋ

ベジータ様のお料理地獄が脳内再生される

ほ

規制が解除されたのでお題ください

>>640
エンドロール

把握

お題ｋｄｓ

虹

ｔｈｘ

>>441 >>469 >>493 >>534 >>543 >>566
遅ればせながら
全館おつです。そして感想書いてくれてありがとう。
何の気なしに書いたのにものすごく緊張しますねこれ。
言われたこと色々考えてみます
>>493
早とちりで本当すんませんでした……orz
台詞だけでどっちがどっちをしゃべっているか、
性格付けと設定状況がきちんと分かるように気を配った（つもり）
なのでその点だけはほめてくれて嬉しかったです。

　それでは失礼します。どうもありがとうございました。
おっぱい、あれはいいもんです（・ω・'）

保守がてらお題くれ

優曇華

どことなく、このスレの住人シュールレアリズム好きなのかな？
スペースファンタジー　ラブラブデスティニー
ラブラブデスティニーでいこうかな…

お題ください↓

ヘルシア緑茶まろやか

>>651
了解

こんなところで、スレを落とすわけにいくか！

スペースファンタジィ
ラブラブデステニィ

ラブラブですってねぃ

20XX年
宇宙でも飲めるをコンセプトに新しいファンタの開発が進められていた。
試作試飲を重ね様々な味が作られ、最終的に残ったのは二つ。
オーソドックスなグレープ味と奇抜なキャロット味。
喧々囂々の会議の末、炭酸飲料の常識を覆すということでキャロット味が発売されることとなり
グレープ味、通称スペースファンタGは日の目を浴びることなく企画開発室の資料の山へと埋もれていった。



こうですか＞＜

>>656
あーあ、これ参加作品だったら間違いなく投票してたのになぁ

hosyuu

ほしゅううううう

さいきんケータイでvip見れないんすよ

ほ

ほほ

ほほほ

ほほ

お題くれ

エターナルフォースブリザード

お団子

ウェイトレス

>>666
悪魔のようなお題だな

えたーなる……？
よく分からんが三つとも把握

>>670
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%82%A8%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%89


参考にしてくれ

ここの品評会とかって就活で使えると思う？

>>672
無理だろ

イオナズンのコピペ思い出した

つまり、何か唱えたら、相手は凍って死ぬわけか。
つまらないギャグみたいだな。

エターナル保守ブリザード

まとめサイトがピンクじゃなくなってるな

というわけでお題くれ
エターナルフォースブリザードとか簡便な

ヒッポロ系ニャポーン

>>678
把握
お前なんか死ねばいいのに

て

>677
病院

就職の面接で趣味に『読書・小説を書くこと』と書き、
このスレの事とか熱弁して受かったよ

そうかー
自分としては自分の考えたことにバッサリ意見を言ってくれるのとかすごくためになったんで面接とかで言いたいんだけど、
なにゆえvipにスレがあるからなあ…と不安になってな
>>682みたいに熱弁してみるかな

ネットで書いてる、と言ったら「ケータイ小説ですか？」と言われたので、
何かしら当時の俺にあった譲れないものが違いを訴え始めた。

ちなみに。新入社員代表宣誓を書かされ、入社式で200人+社長・重役の前で
演説させられた。

俺こんど公務員試験の面接あって、その時に趣味小説創作て言って
説明求められたらここの事話そうと思ったんだけどどうかな？

久しぶりに来たらまとめ閉鎖してたｗｗｗｗｗｗ

にんじんと聞くとルナールのを思い出す

>>685
公務員だと2chは微妙じゃね？

>>687
そっかぁ……
「小説サークル」とでもごまかしてくかな……

べつに2chであることを説明する必要はあるまい

>>688
とりあえず「ネット上の」小説創作サークルとかにしておけ

なんというサイトですか？とか聞かれないかな まあ調べられたりはないか

>>691
そこは素直に「文才〜」って答えればいいだろ。
どのようなサイトですか？　とか聞かれると思うけど。
不安なら就職板池

そしてお題よろ↓

面接

就職活動

>>694
>>695
終わったばかりなのにｗ
把握した

>>692
ああそっかなんかスレ晒さなきゃいけない気になってた