「彼女いるんですか?」

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
女「彼女いるんですか?」
男「どう答えたら100点?」
女「え?何ですかそれwほんとのこと教えてくださいよw」
男「それはちょっと」
女「…えー。…じゃいないんですか?」
男「だから教えないってw」
女「いいじゃないですかーwじゃ当たってたら教えてくださいw男さん、彼女さんはいますか?」
男「……」
女「いないんですか?」
男「うーん…まぁ、カッコ悪いんだけど、そうだね」
女「やっぱりw隠そうとしたんですかwかわいいw」
男「だって、いまどき彼女の1人もいないなんてカッコ悪いだろ?」
女「そんなことないですよー。出会いがないとか、いろいろあるじゃないですか。それに2人も3人も作るもんじゃないですよw」
男「まあ、たしかにそうだね。女さんもそういう考えなんだね」
女「そういうって?」
男「ううん、恋人は1人だけ、みたいな」
女「当たり前ですよー!wやだ、わたしってそんな女の子に見えます?」
男「そんな?」
女「だから、軽いっていうか」
男「まさか!想像したとおり、純粋なんだなって」
女「んー、でも想像通りってのもなんだか悔しい、というか…。わたしだって少しはモテるんですよ?」
男「それもわかるよw」
女「ホントかなぁ?wバカにしてません?」
男「全然そんなことないってばwむしろそういう子でよかったよ」
女「え…?それって…どうして?」
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:53:28.82 ID:zHikyUuc0
男「ううん、いまどきの女の子も捨てたもんじゃないなって」
女「あははw何ですかそれw」
男「俺は最近の女の子がよくわからないから。彼氏とっかえひっかえとか、お金のためとか」
女「あー、それはわたしもあまり共感できませんね」
男「でしょ?」
女「あ、でも女の子だけが悪いんじゃないですよ。男の人だってすーぐ浮気するし」
男「うーん、残念だけどそういう人が多いのは事実みたいだね」
女「男さんは?」
男「俺はそういうの無理かなw彼女ができたら他の女の子にかまってられるほど器用じゃないから」
女「へえー、そうなんだ。純粋なんですねw」
男「…な、何?」
女「ほら、ちょっとバカにされてるように感じたでしょ?w」
男「…たしかにw」
女「でも、バカでもいいんですよね」
男「え?」
女「あ、えーっと、周りの人が何て言おうと…ていうか」
男「あ、うんうん」
女「そうです。周りが何て言おうと、わたしはわたしなんだから、好きに恋愛します」
男「うん、それがいいね。だからとっかえひっかえしてる子も否定はしない」
女「あはwそうですね。……それで、男さん?」
男「なに?」
女「前の彼女さんとはなんで別れちゃったんですか?」
男「え?前の彼女?」
女「男さんそんなに純粋で恋人想いなのに、なんでかなって。やっぱり、彼女さんの浮気とかですか?」
男「あー、いや、その……」
女「あっ、ごめんなさい、なんか余計なこと聞いちゃって。わたしには関係ないことですよね!すみませんでした」
男「ううん、いいんだ。気にしないで」
女「すみません…。でも、やっぱり不思議です。わたしだったら…」
男「え?」
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:54:11.80 ID:zHikyUuc0
女「あ、いえ、何でもw」
男「あははw何か嬉しいこと言ってくれるのかと思ったw」
女「嬉しいことかどうかは…どうでしょうw」
男「聞きたいなあw」
女「だめですw」
男「ちぇー」
女「ふふふw男さんかわいいですw」
男「なんだそりゃw」
女「ちぇーだってwあははw」
男「ちぇーwあっははww」
女「子どもみたいw」
男「ちぇーw」
女「あははwwダメwwその顔ww」
男「顔かよwヒドいなww」
女「だって男さんが変な顔するから…wあははw」
男「こんな顔?w」
女「ぷっwあっはははwあーもうダメですw降参w」
男「そんなに可笑しいかよw」
女「だってずるい…w」
男「それで、何て言ってくれるところだったの?w」
女「えー、言うんですかぁ?」
男「うん、彼女のいない俺を慰めてよ」
女「えー、うーん、ちょっと…」
男「じゃ勝手に俺の頭の中で解釈しちゃっていいのかな?」
女「え、た、たとえば?w」
男「女さんは、俺に気がある!……とか?」
女「…ぷっw何ですかそれw鏡見て言ってくださいよww」
男「うわ、リアルに傷つく言葉w」
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:55:43.44 ID:zHikyUuc0
女「だってwまたちぇーの顔がww」
男「そんな顔してなかっただろw」
女「思い出しちゃってw」
男「うーん、ダメかwでも女さんが優しいのだけはわかるよ」
女「え?」
男「すくなくとも、俺を慰めてくれるような言葉ではあったでしょ?」
女「それは、まあ…」
男「ありがとう」
女「え、あ、どういたしまして。…ていうかわたし何もしてないです」
男「ううん、それが聞けただけで十分」
女「…どうかしたんですか?」
男「え?どうもしないよw」
女「うーん、ていうか、何があったんですか…?」
男「何もないってばw」
女「…ほんとですか?」
男「うんw」
女「……」
男「な、何?」
女「…いえ、何でもないです」
男「?」
女「何でもないんです。ごめんなさい、さっきもう聞かないって言ったのに」
男「ううん。でもホントに何もないから、大丈夫だよ」
女「はい」
男「でもやっぱり、女さんは優しいんだね」
女「そんな…どこがですか?」
男「俺のこと心配してくれてるんでしょ?」
女「いえ、いや、いえ、じゃないですけど、その」
男「あははww」
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:57:10.42 ID:ZaBUEdh/0
三行にまとめろカス
そして上げるな
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:57:53.74 ID:xftpEmRJ0
かまわんつづけろ
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:57:57.05 ID:zHikyUuc0
女「…もう、からかったんですか?w」
男「ごめんごめんw困らせたねw」
女「もうw」
男「でもやっぱりいい人だ」
女「もうそれはいいですw」
男「あれ、しまった、口説き文句を使いすぎたかw」
女「口説いてたんですか?ww」
男「うん、そりゃ女さんだし」
女「…え?」
男「ほら効果アリw」
女「…もうっ!そんな…だってそんなこと言われたら」
男「女さんかわいいなあw」
女「おもちゃにしてるだけじゃないですかっ…もう、男さんなんて嫌いです」
男「しまった、また失敗wごめんごめんw」
女「もう知りません」
男「そんなぁ」
女「女心を弄んだ罰です」
男「うーん、…遊びじゃないんだけどな」
女「……」
男「……」
女「ほらまたすぐそうやって。もうひっかかりませんからね」
男「うーん、じゃどうすれば信じてもらえる?」
女「だからそういうこと言わないでくださいよw男さん実はプレイボーイなんじゃないですかw」
男「…よしわかった」
女「え?何がですか?」
男「今日はこれくらいにしといてあげよう。そろそろ終電の時間だよ」
女「えっ!」
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:58:20.73 ID:A+6uZGDa0
NAGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE

そんで山場NEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:58:58.18 ID:xftpEmRJ0
オチに期待
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:59:26.63 ID:zHikyUuc0
女「今日はありがとうございました。ご馳走になっちゃって」
男「ご馳走だなんて。女さんも出しちゃうんだもん、全然借りが作れなかったじゃないかw」
女「そんなこという人だから警戒したんですよw」
男「ばれてたかw」
女「ばればれですw」
男「うーん、じゃまた作戦を練ってこよう。いつがいい?」
女「ほんとに誘うんですねw」
男「金曜日なんてどうかな?」
女「ちょっとw本気ですかw」
男「どうして?w本気だよ」
女「どうせまたプレイボーイでしょw」
男「違うんだけどな…」
女「どっちにしろ金曜日はダメです」
男「そうか、残念」
女「でも土曜日ならいいかもです」
男「え?…ほんと?じゃ土曜日空けておくよ!何食べたい?何時からならいい?」
女「あははwちょっと男さんw反応よすぎですよw」
男「あっ、ご、ごめん…。…え、えーと」
女「ふふw」
男「じゃ、じゃあ、何時から?夕方からのほうがいいかな?」
女「わたしは何時からでも大丈夫ですよ。ふふw」
男「それって、昼からでも?」
女「はい。あ、でも朝はちょっと…」
男「うん、じゃ昼の12時でいい?昼ご飯一緒に食べよう」
女「はいw」
男「それから…映画とか好き?」
女「はい、好きですよ」
男「じゃ、えーと、いま何やってるんだろう…。あれはもう終わったのかな…。あ、あれなら!あ、でもまだか?」
女「ふふふw」
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:00:28.83 ID:sSGNcBZs0
>>5
すまん

>>6
了解

>>8
書き溜めた結果なので申し訳ない

>>9
オチは…どうだろうか
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:01:06.69 ID:hXjcEuQ30
オチがないなら話にならんぞ
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:01:54.53 ID:sSGNcBZs0
男「うーん、ごめん、段取り悪くてwメールしてもいいかな?」
女「はい、メールで決めましょうw」
男「じゃアドレス聞いてもいい?」
女「はい。えーっと…、これです」
男「あ、ケータイ赤外線使えるね」
女「あ、はい。じゃあ」
男「ありがとう、じゃまたメールするよ」
女「はい」
男「じゃあね。帰り気をつけて」
女「はい、男さんも。さようなら」


ID変わったか
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:03:26.57 ID:d8fpwbiH0
俺「あ、この映画いいね。」
俺「私もこういうの好きですよ」
俺「本当!?じゃあ見に行こうか。」
俺「ふふふwうれしいな」
俺「え?俺と映画観るのが?ww」
俺「そんなんじゃありませんよww」
俺「どんなんだよwwwあ、ベクシル1枚。」
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:04:12.98 ID:sSGNcBZs0
男>今日はありがとう。女さん無事に家に着いたかな?
女>いいえ、こちらこそありがとうございました。わたしはもう家ですよ。
男>そっか、もう休むところだった?ごめんね、無事に帰れたかどうか気になって。
女>わざわざありがとうございます。わたしはこれからお風呂に入るところですよ。
男>おっと、それじゃ今日はこれで。おやすみー。
女>はい、おやすみなさい。


>>12
んー、なくはないつもり
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:05:25.43 ID:JsR1r3PtO
これはこれでいいよ想像しやすい
コアなやつらにはものたりんのかな
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:06:21.89 ID:hXjcEuQ30
さあ、レスは後でいいから全部吐き出せ>>1
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:06:33.83 ID:sSGNcBZs0
男>こんにちは。こんどの土曜日のことだけど、女さんは何か観たい映画ある?
女>とくにこれっていうのはないですね。
男>そっか、映画どうする?何か面白そうなのがあったら観ることにしようか。
女>はい、いいですよ。
男>ほかに行きたいところはある?
女>うーん、ごめんなさい、とくには…。
男>そっか。出かけるのは大丈夫?ごめんね、なんか無理矢理誘っちゃったから。
女>いいえ、とんでもないです!出かけるのは全然OKですよ。
男>じゃあ、こっちである程度決めちゃってもいいかな?
女>はい。ごめんなさい、おまかせしちゃって。
男>いやいや、付き合ってくれてありがとう。楽しみにしてるよ。
女>わたしも楽しみにしてます。
男>それじゃ、またメールするよ。じゃあね。
女>はい、待ってます。


>>16
情景描写は一切なくした
すべて会話文
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:07:32.98 ID:sSGNcBZs0
男>こんにちは。明日のことだけど、昼の12時に○×駅の東口でいいかな?
女>はい、わかりました。
男>それじゃ楽しみにしてます。あ、デートの内容は明日まで秘密ってことでよろしく。
女>ふふふ、はーい。おやすみなさい。
男>おやすみー。


>>17
おk
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:08:52.50 ID:sSGNcBZs0
男「こんにちは」
女「こんにちは。もしかしてわたし、遅刻しちゃいました?」
男「ううん、全然!むしろ早いよ」
女「よかった」
男「今日は女さん、清楚な感じだね」
女「え、そ、そうですか?」
男「でも女さんはいつも清楚か」
女「そ、そーですよ」
男「あははwじゃちょっと早いけど行こう」
女「はい。…あの、男さん」
男「何?」
女「今日は何時に来てたんですか?」
男「え?…うん、まあ」
女「結構待ちました?」
男「いや、好きでやってることだからw」
女「…もう…」
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:09:51.36 ID:teimZxen0
…あれ…俺なんでこんなの読んでるんだろ…
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:10:16.54 ID:sSGNcBZs0
男「まずご飯食べよう。食べてないでしょ?」
女「はい」
男「何が食べたい?」
女「うーん、…なんでもいいんですけど」
男「だと思ったwじゃいちおうお店考えてるから、そこでいいかな?」
女「あっ、はい」
男「嫌いな食べ物とかある?」
女「いえ、とくにないですよ」
男「イタリアン平気?」
女「はい、大好きです」
男「よかった」
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:12:10.13 ID:sSGNcBZs0
男「はい到着」
女「へぇー」
男「ま、どうぞ」
女「あ、どうも」
店員「2名様ですか?」
男「はい」
店員「当店終日禁煙となっておりますがよろしいですか?」
男「はい」
店員「それではこちらのお席にどうぞ」
男「どうぞ」
女「あ、すみません」
店員「では、ご注文がお決まりになりましたらお呼びください」
女「はぁー」
男「どうかした?」
女「いえ、お店の雰囲気がなんだかいいなーって」
男「お、気に入った?」
女「はい、ナチュラルな感じで落ち着きます」
男「よーし、出だしは順調」
女「え?何がですか?w」
男「いやいや、こっちの話wそれよりまあ、選んで」
女「あ、はい」
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:12:18.11 ID:hXjcEuQ30
男がいちいち確認とるのがうざいと思う童貞は俺だけかな?
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:13:51.36 ID:sSGNcBZs0
男「美味しそうだね」
女「はい。わー、どれにしよう」
男「……」
女「……うーん、これも…」
男「……」
女「こっちも…あ、でもこれ…」
男「……」
女「……?…な、何ですか?w」
男「ううん、何でもないよw」
女「な、なんか観察されてる気が…w」
男「だってwなんだかつい見ちゃうよね」
女「なんでですかw」
男「いやー、俺、人がメニュー選んでるとこ見るの好きなのかな」
女「なんですかその趣味w聞いたことないですw」
男「だよねw」
女「男さんもう決まったんですか?」
男「ううん、これから。でも俺すぐ決まるし」
女「えー、ごめんなさい。わたし遅くって」
男「ううん、ゆっくり選んでよ」
女「うーん、どうしよう」
男「迷ってるねw」
女「はい、どっちにしようかな…」
男「どれとどれで迷ってるの?」
女「これと、これなんです」
男「なるほど。じゃ俺がこっちにするから、女さんこっちにすれば?それで取り合って食べよう」
女「え、でも、そんな、いいですよ」
男「いやいや、これが偶然俺もこの2つで迷ってて」
女「やー、絶対嘘ーw」
男「ほんとほんとwすみませーん」
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:16:12.66 ID:sSGNcBZs0
店員「はい、お待たせいたしました」
女「男さん、ほんとに…」
男「これと、これをセットで1つずつお願いします」
店員「かしこまりました。以上でよろしいですか?」
男「はい」
店員「かしこまりました」
女「…ほんとによかったんですか?」
男「いや、俺が食べたかったのw」
女「嘘ばっかり」
男「ほんとですー」
女「もうwまたその顔wwずるいですww」
男「相変わらず笑ってくれるねw」
女「不意打ちだったからですよw」
男「不意打ちじゃなくても笑ってくれそうじゃない?」
女「そんなこと…」
男「じゃ試してみよう。…ヴぁ」
女「あっははwwダメwww」
男「マ、ワカッテタンダケドサ」
女「なんですかそれwwもうww男さん面白いw」
男「女さん笑いのツボが浅いんだよw」
女「えー、ふだんはそんなことないんですよw」
男「嘘だよ。絶対いつもニコニコしてる」
女「してませんwなんですか人を変人みたいにw」
男「変人だなんて。褒めてるんだよ」
女「褒めてはないでしょw」
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:17:39.59 ID:sSGNcBZs0
男「でもいつも無表情よりはいいでしょ?」
女「適度に笑うのがいちばんいいと思います」
男「ごもっとも」
女「だから男さん、むやみに笑わせないでくださいね。わたしが変な子だと思われちゃう」
男「笑わせるって?たとえば?」
女「ネタふりじゃないんですよw」
男「そうかw」
女「男さん、お家でもいつもそんな感じなんですか?」
男「そんな感じって?たとえば?」
女「たとえなくても説明できますってwだから、1人で変な顔の練習してたりw」
男「そういう男だったらどう思う?」
女「変な人ですねw」
男「…うん、じゃ、俺大丈夫だ。俺変じゃない」
女「やってそうwwもうww男さん面白いですw」
男「そう?よかった。女さんはなんだか笑わせたくなるんだよね」
女「どうして?」
男「なんでだろう。笑顔を見ていたいっていうか」
女「…こんどはプレイボーイの男さんですか?w」
男「本気なんだけどなぁ」
女「もう騙されませんよw」
男「騙しただなんて。じゃー、どうすれば信じてくれる?」
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:19:49.20 ID:sSGNcBZs0
女「信じるのは、信じるときです」
男「?」
女「信じようと思って信じるんじゃないです。信じずにはいられなくなるとき?そのときかな」
男「ふむ…。深いね」
女「そうですか?簡単ですよw」
男「だって、俺からしてみたら答えになってないじゃないか」
女「もちろんです。答え教えたら、そんなの答えじゃなくなっちゃうじゃないですか」
男「え?」
女「だって、答えどおりのことされても信じられるかどうか」
男「あー、そっか。答えを知ってたら、気持ちが嘘でもそれができちゃうことがあるんだ」
女「そうそう、そういうことです」
男「なるほど。女さん、意外と策士だね」
女「さくし?」
男「ほら、諸葛孔明みたいな」
女「しょかつこうめい?人の名前ですか?」
男「そっか、中国の歴史とか好きじゃない?」
女「うーん、文系だったんですけど、社会は苦手で…。ごめんなさい」
男「ううん。じゃあ…、結構男を…掌の上で躍らせるタイプ?」
女「躍らせるって…わたしがですか?」
男「うん」
女「まさか。そんなw」
男「えー、でもお主なかなかやりおるぞ」
女「あははww何それwww変ですww」
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:20:54.47 ID:hXjcEuQ30
んにしても長い
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:22:09.80 ID:yo8qfE6e0
最初のほうが最近の俺みたいだ
そろそろ崩れてなくなりそうだが
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:22:33.44 ID:sSGNcBZs0
男「そうかー、でもそうなると難しいな」
女「どうしたら信じてもらえるか?」
男「そう、その問題」
女「問題だなんてw」
男「女さんってどんな男の人が好きなの?」
女「その質問も意味が無いですよw」
男「え?」
女「好きになった人が、好きな人です」
男「またそんなこと言ってwずるいよw」
女「ずるくないですwだってほんとにそうじゃないですか」
男「えー、でもタイプとかあるでしょ?」
女「うーん、……難しいなあw」
男「いままで付き合った人、全然バラバラな感じなの?」
女「いままで付き合った人…うーん、ちょっと」
男「?ちょっとずつ違う感じ?」
女「あ、いえ、そういう意味じゃないです。そうですねぇ…」
男「そんなに難しい質問かなw共通点なし?」
女「んー。…あっ、共通点見つけたかも」
男「おっ、ほらあるじゃん。で、何?」
女「目」
男「目」
女「目がね、ちょっとタレ目な感じだったの」
男「うん。で?」
女「おしまい」
男「おしまい」
女「はい」
男「それだけかよっ!」
女「あっははwww」
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:24:12.40 ID:4KQbtmRDO
>>27
一分規制か?
眠いし、それに楽しみにしてるから書き込むペースを10秒だけでもあげてくれたら助かる。
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:24:30.84 ID:sSGNcBZs0
男「それだけかぁ。あ、じゃ俺ちょっとタレ目?」
女「うーん、…まあ、どちらかといえば?タレ目に見え…なくもないかもしれない」
男「心許ないなぁ。神様、俺の目がタレますように」
女「もうww男さんww」
店員「お待たせいたしました」
男「おっ」
女「わあ」
店員「ご注文の品はお揃いですか?」
男「はい」
店員「では、ごゆっくりどうぞ」
男「おいしそうだね」
女「早かったですね」
男「うん。じゃ取り分けようか」
女「あ、わたしがやります」
男「いいよ」
女「させてください。こんなこと男の人にさせるような子にしないでください」
男「………女さん」
女「はい?」
男「結婚しない?」
女「!も、もう!変なこと言ってないでお皿貸してくださいよっww」
男「俺感激しちゃった」
女「な、何がですかw」
男「理想的だなぁ」
女「もうw恥ずかしくないんですか、そんなこと言ってww」
男「言おうと思って言うんじゃないんだ。言わずにはいられなくなったから」
女「あははw何ですかそれw」
男「さっき誰かさんが言ったことばのオマージュだよ」
女「?…あ、あたし!」
男「そう」
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:25:05.95 ID:sSGNcBZs0
>>32
すまん
ボボンがちょっと怖くて
頑張る
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:25:58.10 ID:sSGNcBZs0
女「わぁ、よく覚えてますね、そんなこと」
男「なるほどなあ、少し気持ちがわかったかもしれない」
女「ほんとですかぁ?wはい、どうぞ」
男「ありがとう。すごい、盛り付けも完璧!」
女「おだてたって何も出ませんよw」
男「いやほんとに。できた子だなぁ」
女「もういいですってばw暑くなってきちゃったw」
男「あっははwジャケットかけようか?」
女「あ、ごめんなさい」
男「いえいえこれくらい」
女「ふふw」
男「じゃ食べようか」
女「はい!」
男「いただきます」
女「いただきます」
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:27:01.54 ID:sSGNcBZs0
女「男さん、足りました?」
男「うん、いい感じ」
女「わたしのことはいいんで、もし足りなかったらいっぱい食べてくださいね」
男「女さんは足りた?」
女「はい、もうお腹いっぱいです。太っちゃいそう」
男「はははwやっぱり女の子って体重とか気にするものなんだね」
女「それは気にしますよー」
男「でも女さんそんなに太ってないよね」
女「見えてる部分からじゃ分からない事情があるんですよ。ごまかすのに必死なんですからw」
男「うーん、なんだか信じられないな」
女「女の子ってそういうものなんです」
男「女さん、化粧とかもしてる?」
女「ええ、もちろんしてますよ」
男「ほんとに?そんなふうに見えないんだけど」
女「わたし敏感肌で、ファンデーションとかあまりつけられないんです。だからほんのちょびっと」
男「やっぱり。女さん肌きれいだよね」
女「またそんなこと言ってw」
男「いやほんとに」
女「そういうことは、言わずにはいられなくなったときにとっておいてください」
男「あ、うーん、そうか、だから信用がないのかw」
女「そうかもしれませんw」
男「でもほんとに言わずにはいられなくなったとき、女さんは信じてくれるのだろうか」
女「どうでしょうねw」
男「ちぇー」
女「またwwもうwww」
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:28:09.94 ID:sSGNcBZs0
男「あははwじゃ出ようか」
女「はいw」
店員「お会計、3,200円でございます」
男「これで」
女「あ、男さん」
店員「5,200円お預かりします。2,000円のお返しです。ありがとうございました」
男「ごちそうさまでした」
女「ごちそうさまでした」
店員「ありがとうございました」
女「男さん、お代…」
男「女さん、今日は黙って奢られてくれないか」
女「そんな、悪いです」
男「俺の顔を立てると思ってwね?」
女「…すみません。じゃあ、ご馳走になります」
男「よしよし」
女「でも、次回お会いするときはわたし持ちでお願いします」
男「え、また会ってくれるの?w」
女「全部わかってるくせに」
男「やったぁ」
女「…ずるいなあ」
男「ずるいことないよ」
女「ずるいですよ、男さんは」
男「そんなことより、これからどうしようか?」
女「どうしましょう?」
男「近くに広い公園があるから、行ってみようか」
女「はい」
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:29:30.09 ID:sSGNcBZs0
女「わあ、ほんとに広い」
男「気持ちいいな。晴れててよかったね」
女「ほんとですね」
男「この公園、海まで続いてるんだよ」
女「すごーい」
男「日焼け止めとか平気?」
女「いちおう塗ってきましたけど」
男「あっちの方は木があるし、ちょっと歩いて行ってみよう」
女「はい」
男「やっぱり親子連れが多いね」
女「そうですねー。あっほら、あの子かわいいw」
男「ほんとだw」
女「男さん子ども好きですか?w」
男「うん、好きだよ」
女「わたし大好きですw」
男「だろうねw」
女「いいなぁ」
男「結婚したら何人ぐらい子どもほしい?」
女「えっ、け、結婚?」
男「いや、これは口説いてるとかじゃなくてw純粋な興味としてねw」
女「わ、わかってます!…ええと、3人ぐらいは」
男「ほんとに好きなんだね」
女「うちも3人兄妹なんです」
男「へぇー、女さん何番目?」
女「何番目に見えます?」
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:30:20.18 ID:wD2XXSok0
2だな
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:30:37.26 ID:sSGNcBZs0
男「いちばん上に決まってる」
女「えっ、なんでわかったんですか?」
男「……ほ、ほら!女さんしっかりしてるし」
女「まさかあてずっぽうですか?」
男「いや、その、こういうのって基本あてずっぽうじゃん」
女「まあ…。でもビックリしちゃった。自信満々で言い当てるんだもん」
男「さらに当てようか?」
女「え?」
男「お兄ちゃん欲しかったでしょ」
女「すごい。どうして?」
男「それだけ女さんを見てるってことかなw」
女「また冗談wこれも勘ですか?」
男「まあそうだね」
女「すごーい」
男「今日は俺冴えてるな。いけるかも」
女「なんですか?」
男「いやいや、何でも」
女「男さんは1人っ子ですか?」
男「ううん、弟が1人」
女「へえー、お兄ちゃん」
男「そうだね」
女「いいなあ」
男「お兄ちゃん?」
女「うん」
男「残念だけど女さんのお兄ちゃんにはなれないね」
女「そんなのわかってますけど」
男「だって女さんが俺の妹になるってことは、弟と女さんが結婚するってことだもんな」
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:31:42.41 ID:sSGNcBZs0
女「なるほど、そうすればお兄ちゃんができるんだ」
男「え?」
女「弟さん、紹介してもらえますか?」
男「え、ちょ、本気?絶対に嫌なんだけど」
女「ふふふ、嘘ですよw」
男「ちょっと、ほんとに焦ったよいまw」
女「ふふふw」
男「女さんを弟に任せるわけにはいかん」
女「どうしてですか?」
男「俺の……いや、だってほら」
女「あーわかったw小さい頃の話とか聞けちゃいますもんねwいつまでおねしょしてたとかww」
男「あ、いや、そういうのはどうでもいいんだけど」
女「じゃ何ですか?」
男「いや、何でもないよw」
女「気になるなあ」
男「聞かれるとまずい話があるとかじゃないんだ。いやなくはないけど。それは置いといて」
女「ふふふw」
男「だって俺やだよ、弟の嫁さんが女さんだなんて」
女「ふふふww大丈夫ですよ、嘘ですからw」
男「はあ、よかった」
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:33:17.51 ID:sSGNcBZs0
男「こっちは涼しいね」
女「ほんと。ジャケット脱いで正解でした」
男「晴れてるからなあ」
女「はい」
男「東屋があるよ。あそこで休もうか」
女「そうですね」
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:33:55.77 ID:sSGNcBZs0
男「気持ちいいなあ」
女「気持ちいいです」
男「女さん、休みの日は何してるの?」
女「そうですね。買い物に行ったり、家でDVDを観たり、本を読んだりしてますよ」
男「女さん一人暮らしだっけ?」
女「はい、そうですよ」
男「そっかぁ」
女「男さんはお休みの日何してるんですか?」
男「俺も女さんと似たような感じだよ。DVD観たり、本読んだり」
女「そうですかあ」
男「女さん」
女「はい?」
男「女さんって、いま恋人は?」
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:33:58.66 ID:6ZkRt6Cs0
続き待ってたぞ!
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:33:59.16 ID:4KQbtmRDO
>>34
バーボンか。
規制されたらスレッド落ちるもんな、仕方ない。
一人だと大変だしね。

それに、一般的に理想な女の子が描けててすごいな。
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:35:45.80 ID:sSGNcBZs0
女「…どうしてですか?」
男「俺には知っておく必要がある」
女「どうして?」
男「その先は、言わずにはいられなくなったら言うよ」
女「またw」
男「それで、どうなの?」
女「ふふwじゃあ…、どう答えたら100点ですか?」
男「え?」
女「100点の答えを教えてください」
男「それは」
女「それは?」
男「ずるいよ」
女「ずるくないです」
男「だって」
女「男さんが先にこう言ったんですよ」
男「それはそうだけど」
女「じゃあ、100点の答えは何ですか?」
男「…女さんはわかるはずだよ」
女「ふふ、そうですね」
男「それで、答えは?」
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:36:26.36 ID:sSGNcBZs0
>>44
おまえまさかwwwww
嬉しすぎるwwwwwwww
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:36:45.34 ID:1ZSFSjqe0
すごく胸が熱い
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:37:10.16 ID:sSGNcBZs0
女「たぶん100点だと思います」
男「……はああぁぁ」
女「男さん?」
男「死ぬかと思った」
女「そんな、どうして?w」
男「わかってるくせに」
女「ごめんなさい。ちょっと意地悪でした?」
男「意地悪だよ。…男心を弄んだのねッ!」
女「あははwおかしいww…でもごめんなさい。ほんとに意地悪でした、わたし」
男「ううん、でもほっとした」
女「ふふ、よかったですね」
男「人事みたいに」
女「だって、どっちにしたって頑張るのは男さんですよ」
男「それはそうだけどさ。…女さんも言うようになったねw」
女「だって、それは…あんなにいろいろ褒められたら、ブタでも木に登っちゃいます」
男「少しは信じられるようになってきたってことかな?」
女「そ、それは…」
男「……」
女「……」
男「…ま、いいか。いまはまだ」
女「……」
男「これでたぶん、言わずにはいられなくなったとき、信じてくれるくらいにはなってるだろうから」
女「……」
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:38:36.01 ID:sSGNcBZs0
男「よし、ちょっと歩こうか」
女「あ、は、はい!」
男「どうしたの?」
女「い、いえ、何でも」
男「そっかw」
女「……」
男「あ、女さん」
女「はい?」
男「そういえば、もともと映画に行こうとか言ってたけど、よかった?いまからでも行こうか。何か面白いのやってるかもしれないし」
女「あ、わたしはどちらでもいいですよ。この公園も気持ちがいいし」
男「そっか、でも脚とか痛くない?靴大丈夫?」
女「あ、大丈夫ですよ。ヒール高い靴じゃないから」
男「ごめんね、全然気にかけてなかった」
女「いえ、平気です。歩くの好きです」
男「そっか、よかった。ゆっくり休みながら行こう」
女「はい」
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:39:50.89 ID:6ZkRt6Cs0
嬉しいのは分かったww
さぁ!早く続きを書くんだ!
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:39:54.88 ID:sSGNcBZs0
女「あ、男さん、こっちは海のほうに続いてるみたいですよ」
男「海か、いい時間だね。きっと夕日が見えるよ」
女「行きましょ、行きましょ」
男「ははww女さん子どもみたいだなw」
女「そんなことないですよ。だって海ですから」
男「よくわからないけどw」
女「海、海。気持ちいいですよ、きっと」
男「そうだねw行こう」
女「この林の向こうみたいです」
男「なるほど、防風林?防砂林かな」
女「ちょっと暗いですね」
男「もう夕方だからなあ。あ、暗いとこ平気?」
女「は、はい」
男「……無理してない?」
女「…その…」
男「苦手か。でもまだ夜じゃないし、それほど暗くもないと思うんだけどな」
女「ただ暗いのなら平気なんです!ただ…、森の中とか、お化け屋敷とかは…。何かそのへんから出てきそうで」
男「なるほど」
女「で、でも、これくらいなら平気です!」
男「そんなに海が見たいかw」
女「だ、だって、平気ですから」
男「ちょっと遠回りして、公園の外から行く?」
女「…でも、外までも遠いです…」
男「そうなんだよな。……女さん」
女「はい」
男「たとえば、俺と手を繋いでても怖い?」
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:40:47.26 ID:sSGNcBZs0
女「え、あ、あの…、だからわたし怖くないです」
男「そっかw」
女「そうです」
男「そっかwじゃ行こう」
女「行きます」
男「あはは、ムキにならなくてもw」
女「……」
男「……」
女「……」
男「…ははw女さんw」
女「は、はい!」
男「あははww」
女「な、何ですか」
男「ははww…手、繋いでみよう。ここなら誰も見てないし。林抜けるまで」
女「…でも…」
男「俺じゃ不満なのはわかるけどさ。手繋がないと、女さん歩くの急に速くなるんだもんw」
女「…う……」
男「もしこれを拒んだら…」
女「…こ、拒んだら?」
男「林抜けるまでちぇーって言い続けるよ。あの顔で」
女「……くっw」
男「どう?」
女「…あははっ!wwずるい!だってもうあの顔になってるwww」
男「え、そう?w」
女「なってますようww反則ですww」
男「そうかw」
女「あっははww…男さん、おかしいですよ」
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:41:36.72 ID:sSGNcBZs0
男「はははww」
女「ふふww男さん」
男「はいはい、何?」
女「右手、貸してもらってもいいですか?」
男「…え?」
女「やっぱりこっちの方がよさそうです。だってあんな顔でずっといられたら、これから変なときに思い出しちゃったりするかもw」
男「…そっかw」
女「はいっ」
男「じゃ、どうぞ。あんまり上等なもんじゃないけど」
女「上等な右手って何ですかwwじゃ、お借りします」
男「ちゃんと後で返してね」
女「ふwwあははww」
男「…女さん、手小さいな」
女「男さんが大きいんですよ」
男「ううん、女さんが小さいんだよ」
女「男さんが大きいんですw」
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:42:40.84 ID:sSGNcBZs0
男「ほら、もう抜けるよ」
女「はい!」
男「気休めぐらいにはなったかな?」
女「あ、…は、はい」
男「そっか、よかった。じゃここまでだね」
女「あ……」
男「ほら、もう海だ」
女「…はい。…わあっ」
男「おー、急に風が強くなったね」
女「すごーい!海なんて久しぶり!」
男「うん、俺もだ。夕日はビルに隠れてちょっと見えないな」
女「周りは結構ビルばっかりだったんですね。でも夕焼けで空がきれいです」
男「うん、いい時間だ」
女「……男さん」
男「?」
女「あの、………ぁ…………ぃ……」
男「え?何?」
女「……」
男「どうしたの?いま、何て?風でよく聞こえなかったんだ」
女「何でもないですー」
男「なんだよーw」
女「あっほらほら、あっちに行ってみましょ」
男「まったくw」
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:44:35.03 ID:sSGNcBZs0
女「あっ、こっちなら夕焼けがもっときれい」
男「ほんとだ」
女「もうちょっとで夕日が見えるのに」
男「ほんとだね」
女「…カメラ持ってくればよかったなあ」
男「あ、ふつうのコンパクトデジカメでよければ。はい」
女「え?あ、いえ、いいんです」
男「んー、まあ自分のカメラじゃないと使いにくいかもね」
女「男さん写真撮るの好きなんですか?」
男「うん、今日は持ってきてないけど、だいたい写真撮りに出かけるときは1眼レフだよ」
女「すごーい」
男「全然すごくはないんだけどねwとくに技術もないし、ただの自己満足w」
女「このカメラでもきれいに撮れます?」
男「うーん、見せ方がかなり制限されるから、被写体によるかな」
女「なるほどー。こんど男さんが撮った写真見たいです」
男「念を押しておくけど、ほんとにうまくはないよ」
女「いいんです!見たいです」
男「うん、じゃこんど見てもらおうかな」
女「はい!」
男「…せっかくだし、いま少し撮ってみようか」
女「いいと思います」
男「女さん撮ってもいい?」
女「えっ、わたしですか?」
男「うん」
女「わたしなんて撮っても…。夕焼けがこんなにきれいなのに」
男「デートの記念にってことで」
女「でも、なんか恥ずかしいです」
男「ふつうにしてくれてればいいよ」
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:45:40.03 ID:ZjqeSOXy0
感動した
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:45:50.54 ID:1ZSFSjqe0
まったくw
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:46:12.82 ID:sSGNcBZs0
女「ふつうに。……難しいです」
男「まあそうだよねw」
女「デートの記念なんですよね?」
男「うん、そうそう」
女「じゃ一緒に写りましょうよ」
男「え?ふたりで?」
女「はい、そうです」
男「それは嬉しいけど、…いいの?」
女「わたしひとりで写るよりもマシですもんw」
男「そうかwじゃどうやって撮ろう」
女「どこかに置いて撮るか…誰かに頼みましょう」
男「風が強いから、置いて撮るのは無理かな」
女「じゃ誰かにお願いしましょ。あっ、あのお父さんとか」
男「うん」
女「あ、わたし行ってきます」
男「いや俺行くよ」
女「大丈夫ですよ。男さんはどこから撮るか決めててください」
男「うん、わかったよ。じゃお願いします」
女「はいっ」
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:47:27.11 ID:sSGNcBZs0
男「女さんはここに。それで…この辺りからお願いします」
パパ「はいはい」
男「すみません」
パパ「いえいえ。じゃいきますよー」
女「はい」
男「……」
パパ「ふたりとも笑ってー。もっとくっついて!」
息子「くっついてー」
女「あっははw」
男「はははww」
パパ「そうそう。はい、じゃいきまーす。はい、チーズ!」
男「どうもありがとうございました」
パパ「確認してください。どうですか?」
女「わあ、すごくいいです!」
男「う、うん。ありがとうございました」
パパ「いやいや」
女「ありがとうございました。バイバーイ」
息子「バイバイ」
男「すごくいい人だったね」
女「ほんとに。でもこんなに素敵な写真が撮れるなんて」
男「うん、よく撮れてるね。…でもちょっと恥ずかしいな。くっつきすぎじゃない?」
女「やっぱり、カップルに見えちゃったんですかねw」
男「そ、そうなのかな」
女「あれ、男さんマジになってます?w」
男「いや、その。ごめんね」
女「何がですか?」
男「その、俺なんかと」
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:48:11.68 ID:1ZSFSjqe0
あああああああああああああ
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:48:59.85 ID:sSGNcBZs0
女「どうしたんですかw男さんらしくないですよw」
男「いや、…なんだか夢みたいで」
女「そんなww大げさですよw」
男「ほんとに嬉しいんだ。そして…現実味がない」
女「そ、そんな…wダメですよ。プレイボーイはダメですw」
男「違うよ、そんなんじゃないんだ」
女「騙されませんw」
男「騙してなんか…。……むしろ、自分を…騙してるんだ」
女「え?」
男「…精一杯…演じてるんだ。俺、こんなことするの初めてなんだ」
女「…こんなことって?」
男「その…女の子と…ふたりで出かけたり、…一緒に写真撮ったり…、いままでこんな経験したことないんだ」
女「…嘘ですよw」
男「…本当なんだ。俺、女の子と付き合ったこと、ないんだ…」
女「……」
男「…ごめん、その…ちゃんと言ってなくて」
女「…本当、なんですね?」
男「…うん。……気持ち悪いだろ?こんな歳になって、まだ彼女できたことがないなんて」
女「そんなこと」
男「いいんだ。情けないのはわかってるから…」
女「……」
男「どんなに恋愛にたいして真摯な考えを持ってたとしても、ある程度の歳になると、
  女の子と付き合ったことがないっていうのは、邪魔な経歴でしかなかった」
女「……」
男「恋愛経験のない男なんて、付き合う女の子の方からしたら、でっかい赤ん坊の相手するようなもんだろうし」
女「……」
男「男は女の子をリードしてあげるのが当たり前なのに、その練習をいままでしてこなかったんだもん。
  いきなり本番の舞台に上がろうとしたって、まずオーディションを通過できるわけがなかったんだ」
女「……」
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:51:09.62 ID:sSGNcBZs0
男「軽蔑したでしょ?」
女「そんな!」
男「ごめんね」
女「どうして謝るんですか!」
男「…隠すのに必死だったから」
女「…わたしもそういうこと気にすると思ったんですか?」
男「だって、それがふつうだよ」
女「ふつうじゃなくて悪かったですね!わたしは好きな人と付き合うのに、恋愛経験なんて気にしません!」
男「え?…で、でも…」
女「むしろ!その人の昔の彼女とか、その…、ちょっと…嫉妬しちゃう…」
男「……」
女「…こ、こういう女の子だっているんです!それに、男さんは、ちゃんとわたしをリードできてたじゃないですか!」
男「だ、だから、必死に、取り繕って」
女「それのどこがいけないんですか。他の人だって、みんな必死に、自分を作りながら恋愛してますよ。
  好きな人によく思われたいっていうのは、むしろ恋愛の感情そのものじゃないですか」
男「そ、それはそうだけど…」
女「…たしかにビックリしました。男さんが彼女作ったことがないなんて。でも、そんなの、関係ないです」
男「……」
女「…あ?あ!そ、その…。男さんとわたしがそういう関係になるとか、その、それはまたべつの話で。
  い、いえ!全然べつの話じゃないですけど、……あの、…と、とにかく!わたしはそういうのを気にする女の子じゃないんです!」
男「…ぷっwあっははw」
女「な、何がおかしいんですか!…はっ、まさかこれも冗談なんですか!」
男「ち、違うよ!本当の話だよ!ごめん、だってw女さんがすごく必死で…ww」
女「ひ、必死になってなんか…。だって、…だって男さんがぁ!もう!」
男「ごめんごめんwなんか、安心しちゃったのかもw」
女「男さん、ひどいです…」
男「ごめんね。…あと、…ありがとう」
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:52:45.49 ID:uNleQmZb0
やべぇ、神スレに会った
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:53:15.97 ID:sSGNcBZs0
女「……」
男「すごく救われたよ」
女「…よかったですね。ふん」
男「女さん?」
女「べーだ。男さんのばーかw」
男「なんだよ急にw」
女「男さんがいけないんですよーw」
男「隠してたこと?それなら謝るよw」
女「ぶっぶー、はずれですー」
男「え、違うの?じゃ何だ?」
女「教えてあげませんーw」
男「女さん、子どもみたいだよw」
女「いいもーんw」
男「はははw」
女「あははw」
男「でも、言えてよかった」
女「はい」
男「女さんだから、よかったんだろうな」
女「どうして?」
男「ふつうの女の子なら気にするでしょ、そういうの」
女「うーん、きっとみんな気にしないと思いますよ」
男「まさかwそれはないよ」
女「もしそんなつまんないことを気にするんだったら、それはたぶん恋愛じゃないです」
男「うーん、そうかなあ」
女「前に言ったじゃないですか。好きになった人が、好きな人なんですよ」
男「ん?どういう意味?」
女「ここから先は、自分で考えてください」
男「んー?」
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:53:38.31 ID:rGJSEPxl0
すっげぇ脳内妄想
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:54:12.44 ID:rG8l9LVlO
単にこんな奴に彼女がいるわけない、いても底辺だろーな、ていうリサーチだよ。
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:54:19.67 ID:1ZSFSjqe0
てかこいつらの出会いが気になる
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:54:22.12 ID:Cg0NxJylO
追いついた
俺もなかなかと思ってたが妄想もここまでいくと病気だな

続けてくれ
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:54:50.03 ID:sSGNcBZs0
男「夜風が気持ちいいねー」
女「はい」
男「あ、ベンチがあるよ。ちょっと座ろう」
女「レストランからも見えてましたけど、やっぱり夜景がきれいですね」
男「うん、海に光が映ってて、上から見るのとはまた違う」
女「はい。あの、すみません、またご馳走になっちゃって」
男「いやいや、夕飯までつき合わせてごめんね」
女「そんな!すごく楽しかったです」
男「ほんと?」
女「はい!」
男「そっか、よかった。俺ああいうお店入るの初めてだから、どうしたらいいのかわからなくてw」
女「おしゃれなお店でしたねー。こんな格好で大丈夫だったかなあ」
男「女さんは大丈夫だよ。問題があるのは俺のほう。ごめんね、こんな連れで」
女「そんなことないです。男さんのそのジャケット、素敵ですよ」
男「え?あ、こ、これかw似合ってないでしょw」
女「?いいと思いますけど?」
男「はは、つい一昨日買ったばっかりでさwまだ着慣れてないというか…ふだんこんなの絶対着ないしw」
女「…一昨日買ったばっかりって…もしかして、今日のため…だったり…?」
男「あ…、…う、うん。いや、初めてのデートだし、気合い入れなきゃと思って…。むしろこういうのがダサいんだけどねw」
女「…そう、なんですか…。ごめんなさい、わたしも少しはおしゃれしてきたつもりだったんですけど…」
男「いやいや、女さんはおしゃれだよw俺ファッションのことはよくわからないけど、そういう感じ、すごくいいと思う」
女「あ、ありがとうございます…。…男さんは、こういう感じが好みなんですか?」
男「うん、好きだな。その、女性らしくていいよね」
女「…そ、そう、ですか」
男「うん、女さんのイメージにもぴったりだと思うよ」
女「……」
男「……女さん?」
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:56:18.13 ID:as+2rTqKO
単発ネタかと思いきや
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:56:26.00 ID:ZjqeSOXy0
なんかつらいwww
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:57:57.76 ID:sSGNcBZs0
女「…男さん」
男「何?」
女「男さんは、…その、…気にならないんですか?…わたしの…その、男性遍歴について…」
男「え?」
女「いずれ話さなきゃいけなくなるなら、早いほうが…いいと思うんです。…あとになって、知られて、それで嫌われるなんて、嫌だから…」
男「…ん?嫌うって、俺が?女さんを?」
女「そうです」
男「ははwそんなことあるわけないじゃんw」
女「…でもわたし、男さんが知らない部分、たくさんもってますよ。そのなかにはきっと、嫌いになっちゃうようなことも…。
  男さんだってさっき、男さんのこと話してくれるときに言ってたじゃないですか。軽蔑したでしょ、なんて…」
男「…うん、言ったけど、でも…」
女「もしかしたら、男さんが嫌いな感じの付き合い方も、してきてるかもしれません…」
男「…なるほど。……うーん…」
女「……」
男「…女さんにとって、過去の恋愛を思い出すのは苦痛じゃないの?」
女「え?」
男「いや、女さんが俺に話しておきたいことがあるならもちろん聞くけど、…もし、本当は話したくないっていうようなら、
  俺は…昔のことなんて全然気にしないつもりだから、その…安心してもらっていい…って言ったら、変かな」
女「……」
男「でも、もし…何か女さんにとって、思い出すのも苦痛な過去の恋愛があるんだったら、…具体的にどんなのかわからないけど、
  もしそういう、辛い過去があるのなら、…俺にも、教えてほしいな」
女「…え…?」
男「その…まだそんな立場じゃないけど、……女さんのこと、支えたいから…。…だ、だから、俺も受け止めるよ。
  女さんの、過去とか、痛みとか、ぜんぶ。…所詮、他人だから…、痛みを分け合うっていっても限界あるだろうし、
  そんなの、ただのきれいごとかもしれないけど…」
女「…男…さん…」
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:59:02.35 ID:1ZSFSjqe0
かっこいいじゃねえか/////
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:59:27.23 ID:uNleQmZb0
でも嫌な予感・・・するんだよねぇ
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:59:48.94 ID:5njz+EJT0
オチあるって言っちゃってるからなw
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:59:57.61 ID:sSGNcBZs0
男「わ、え、ど、どうしたの?」
女「…っく……ひくっ…」
男「…女さん、やっぱり言いたくない?じゃほら、無理に話さなくていいから、ね?俺は…」
女「ちがっ…ちがうんです…えくっ…男さ…ん…ぁさっ…やさし…ひくっ…」
男「…そ、そんなこと……」
女「くっ……えくっ…」
男「…女さん…。………………好きです、女さん」
女「………ひくっ」
男「…好きです。………好きだ…」
女「…っ………そ、…そんな……い、いま言うなんて、ずるいです!」
男「…うん…、わかってる…。ずるい…と思う。それでも……好きなんだ…」
女「だ、だいたい、なんでいまなんですか!…タイミングおかしいです!」
男「うん…ごめん。……でも、…それでも…」
女「…そんな……ダメです!いまのは、だって…だって、ずるい…」
男「…うん、そう、だよね。…ごめん…」
女「……」
男「……」
女「……でも、……信じてあげます…」
男「…はい」
女「…あ?え、ち、じゃなくて!…えーと、…その…ありがとう、ございます…」
男「あ、いえ」
女「……えーと…?……その…どうすれば…」
男「あ、ご、ごめん!あの、だから、女さんが話したいと思ってくれれば聞くし、話したくなければ無理には聞かない、です。はい」
女「あ…は、はい…。それじゃ、うーん………聞いて、くれ…ますか?」
男「うん、ありがとう」
女「?どうして?」
男「うーん、…俺も聞きたいからかな」
女「…はいw」
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:59:58.63 ID:/ngzQZT30
おい>>1時間を考えろ時間を長げーよ
目シュパシュパしてきたわ
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:00:03.59 ID:ZjqeSOXy0
こんなことリアルじゃ言えねぇぜ!!
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:02:24.79 ID:sSGNcBZs0
女「…大学に入ってしばらくして、サークルの同級生から告白されて、付き合うことになりました。
  高校時代も付き合った人はいたんですけど、3ヶ月くらいでフラれちゃって…、男の人とまともにお付き合いするのは、
  大学に入って出会った彼が初めてでした。
  彼はすごく優しい人で…なんていうか、わたしのことを本当に大切にしてくれたと思います。
  だからわたしも彼を大事にしようって…。お互いに尊敬しあってたし、感謝しあってて、…こんなこと言うと笑われちゃうかもしれないけど、
  愛するってこういうことなんだって、初めて実感できたんです」
男「……」
女「…でも、……付き合って2年がたったとき、彼は事故で…」
男「えっ…」
女「高速道路での玉突き事故に巻き込まれて、…わたしはその場にいなかったんですけど、即死だったそうです。
  連絡だけ受けて、病院に行こうと思う前に失神しちゃって…。…あと彼に会ったのは、お葬式のときだけでした…。」
男「……」
女「…それからは、恋なんてできなくなりました。誰かから告白されても、そういう気分にはなれなくて…。
  でも3年たったときに、ある人とすごく仲良くなったんです。彼はアピールしてきてくれたし、わたしも彼と一緒にいるのは楽しくて…、
  付き合うことになりました。…でも2ヶ月ぐらいたったときに、まだ昔の男に囚われてる、そんな話聞いてないぞってすごく怒られて…。
  わたしとしては、思い出すと辛いから彼には話してなかったんですけど、彼にはそれが、
  まだ昔の彼のことが好きなんだっていうふうに映ったみたい…です。
  …でも、昔の彼のこと忘れるなんて、できるわけないんです!すごく大事な人だったのに、それが突然いなくなって…、
  簡単に忘れるなんてできるわけ、ないんです…。
  …だから、男さんには知っておいてほしかったんです。わたしにはこういう過去があること。その彼を忘れられてないこと…」
男「……うん…」
女「…ごめんなさい。本当は、わたしのこと好きになってもらう前に、話さないといけなかったのに…、…言い出せなくて…」
男「ううん、俺はいいんだけど、……女さんはいま、その…、恋愛にたいしてどういう気持ちなの?」
女「……彼のこと、忘れることなんてできないから…」
男「うん」
女「……」
男「……やっぱり、まだ無理なのかな…?」
女「…わたし、ずるいんでしょうか…」
男「え?」
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:02:30.34 ID:1ZSFSjqe0
>>78
日本語でよろしく
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:02:43.12 ID:XVKi5ibTO
ああああ!!やめろぉ!リア充死ねやこらぁぁぁぁぁなはなはかやなた
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:03:20.49 ID:y60fWKP2O
憂鬱感を感じるのは俺だけか
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:04:16.54 ID:/FVlFxDu0
やばい明日テストなのに面白すぐる
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:04:58.11 ID:uNleQmZb0
ゴクリ・・・
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:05:10.51 ID:6ZkRt6Cs0
なんだよ…寝れないじゃないか
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:05:44.34 ID:sSGNcBZs0
女「彼のことを忘れないまま、恋愛しようだなんて……」
男「………あ………そっか、そういうことか…」
女「?」
男「…女さん、大丈夫だよ。俺、亡くなった彼のことも一緒に、女さんのこと受け止めるから」
女「…ぁ…………あ、ず、ずるい!そんなの!」
男「だって気づいちゃったんだもん。女さんの考えてること、わかっちゃったんだもん」
女「だって、それじゃ意味が…」
男「約束する。俺は女さんのこと、その彼と一緒に受け止めるよ。俺が好きになった女さんは、
  最初から彼の事故をかかえてたんだもん。そういう過去がある女さんを好きになったんだもん。そのままでいいんだよ」
女「っ……でも…」
男「女さんは、こう言ってくれる人を探してたんでしょ?女さんにとって大事な彼との思い出も含めて、
  女さんを好きになってくれる人…」
女「…ちがいます」
男「え?」
女「…好きになった人が、そうだったらいいなあって…」
男「…そ、そっか…」
女「……」
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:08:11.46 ID:sSGNcBZs0
男「……俺じゃ、ダメ…?」
女「っ!…何言ってるんですか!まだわからないんですか!ここまでちゃんとわかってくれてるのに!」
男「え?え?」
女「好きだから話したに決まってるじゃないですか!わたしも好きになっちゃったから、このことわかってほしくて、
  話したに決まってるじゃないですか!男さんだから話さなきゃいけないと思ったし、わかってほしかった、
  こんなわたしでも受け止めてほしかったの!」
男「…女さん…」
女「好きです、好きになっちゃったんです!もうこの気持ちは取り消せないんです!
  でも彼のこと忘れるなんてできないから、男さんがそれを受け止めてくれる人だったらって、この話は最後の賭けだったんです!
  でも男さん、わかってくれて…わたしのこと、受け止めてくれて…ェっ…うれ…ひくっ…れし…」
男「…女さん………女さん!」
女「ぅっ…ひぐっ……ぅああああああぁぁ!」
男「…大事にするよ。女さんのこと、ぜんぶ…」
女「ああああぁぁ!…わあああああぁぁん!」
男「好きだよ…。好きだよ……」
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:08:50.78 ID:7wSY5xqE0
途中で読むのやめて飛ばしてきたんだけど
全部書き込んだ後でいいから
三行でまとめてほしい
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:09:09.60 ID:XVKi5ibTO
あとどれくらいだろ
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:10:04.91 ID:sSGNcBZs0
男「…落ち着いた?」
女「…ぐすっ…はい…、ごめんなさい、わたし…」
男「いやいや」
女「…でも、男さんのジャケット借りたうえに、シャツまで汚しちゃって…」
男「こんなのw何でもないじゃんw」
女「ごめんなさい…」
男「ううん、それより、やっぱり話聞いてよかったよ」
女「わたしも、話せてよかったです」
男「うん」
女「…男さん、やっぱり優しいですね」
男「そうかなあ」
女「優しいですよ…」
男「それは…ありがとう」
女「…これから、よろしくお願い…しても、いいですか?」
男「あ、もももちろん!」
女「…こんなわたしですけど、男さんと一緒に、幸せになれたら嬉しいです」
男「は、はひ。……あ、でも、1つお願いが…」
女「はい、何ですか?」
男「俺、女の子と付き合うの…初めてだから、昔の彼みたいに幸せにできるかどうかは自信が…」
女「…もう!何言ってるんですか!」
男「は、はい!」
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:11:11.68 ID:sSGNcBZs0
女「彼は彼で、男さんは男さんです。男さんなりに、わたしのこと愛してくれれば、それでいいんです。比べたりなんてしません。
  それに、幸せはふたりで作っていくものですよ」
男「そう…か」
女「そうです」
男「…じゃあ、これからよろしくお願いします」
女「よろしくお願いします」
男「へへ」
女「ふふふ」


というわけで、これでめでたしめでたしなんだが、もともとこの物語は、
半月くらい前に立った「彼女いるんですか?」って質問にうまく返した奴が優勝、みたいなスレで、
人がいなくなった後にシコシコ書いてたものです。
もちろん設定は童貞だから、彼女できるような会話になっていくように頑張ってみようか、と。
ごめん。最後の盛り上がりが足りなかった感あるね。
とりあえずつまらんものに遅くまで付き合ってくれてどうもありがとう。
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:11:45.44 ID:wn8jR9vsO
まぁ結局セックスするためだけなんだけどね
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:11:56.44 ID:y8qifHH00
乙 お前の妄想で頑張ってみる
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:13:15.91 ID:XVKi5ibTO

リアルでこの言葉使わせてもらうわ
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:14:13.23 ID:uNleQmZb0
1さんいいと思うよ
さいだよ
んーマジでhapyendで良かった・・・
ああ、もう寝ないといけないなw
いいかげんVIPもやりすぎだし
しっかり目も悪くなるし
テルマ(笑)
ルー

でも本当久し振りに更新連打した
おますごいです
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:14:25.55 ID:YYM3sxviO

マジ最高
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:14:29.94 ID:dj7/d+EcO
彼女がいる俺は勝ち組ですね、わかります

いない奴らはガンガレ!
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:15:00.89 ID:Cg0NxJylO
男「へへ」
女「ふふふ」










ギシギシ・・・・
女「あぁん・・・」
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:15:17.41 ID:W0M93nry0
レストランの話が無くて展開早って思ったけど、まあいいんじゃない
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:15:53.81 ID:5njz+EJT0
よかった、リア充はいなかったんだね
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:16:04.34 ID:6ZkRt6Cs0

待ってた甲斐があったぜ!!
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:16:45.22 ID:as+2rTqKO
リア充は即刻滅びるべき
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:16:54.99 ID:y8qifHH00
>>98
さっきまで彼女と電話してたよ…喧嘩したけど
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:17:27.65 ID:uNleQmZb0
実際に直面するスレと

後からブログで読むスレじゃ

何か物足りないから辞められねぇよな

お疲れ様1
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:18:26.84 ID:Tx1T9lruO
元カレと一年間天秤にかけられてた俺が通りますよっと…
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:21:44.22 ID:ZjqeSOXy0
女の子と二人になったらこんなに話を続ける自信ありません^^
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:29:22.76 ID:XEVADgeGO
彼氏交換してくれ
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:32:23.76 ID:rCRxmMSf0
涙腺が脆い俺にはキツイスレだぜ。。泣いちまったじゃねーかバーロー
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:33:09.74 ID:IbcV+xuOO
>>107
こないだ英語のペアワークで

〜話の流れがあり〜↓
可愛い女の子「今話聞いて無かったでしょw」
俺「(照れてシカト)」


以降話しかけられなくなりました


これだから非リアは
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:34:18.44 ID:gjUsJke/0
泣いた

ってか絶対こんな上手く喋れるわけがないよ・・・
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:42:33.57 ID:ulAs5INBO
これだからVIPは止められん
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:43:56.28 ID:pkfzKr67O
めぞん一刻を思い出した。
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:45:26.31 ID:pJufQzY20
>>1>>92しか読んでない
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:49:27.59 ID:S4BFsuIaO
鬱のような、でも潤ったような、微妙な気持ちだな
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:02:10.07 ID:pIY+YqdpO

こーゆーのがあるから困る
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
>>113
今更だが俺がいる