1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
長門からこんな言葉を聞くなんて、想像すらしたことが無かった。
あの長門が…俺がもっとも信頼していた長門像は、かくも容易く崩れ去った。
ただ一つ解ることは、俺は確実に殺されるということだけだ。
ああ…こんな事なら、後悔しない人生を送ればよかった。
こんなに早く終わるなんて、知らなかったんだ…。
そんな事を思いながら、おれは昨日の出来事を思い出していた。
信頼していた長門の、突然の豹変ぶりを。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 00:37:27.42 ID:gktaLb0sO
続けたまえ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 00:38:25.15 ID:wmQnBNAX0
「非常事態。大至急非難を要する」
は?とまぬけな声を出してしまうのも仕方の無いことだといえよう。
あの長門が非常事態だというのだから、それはもう疑いようの無い非常事態なのだろうが、
なにせ今はいつも通りの平和な放課後である。
俺だけではない、朝比奈さんやハルヒ、あの古泉ですらあっけに取られている。
どういうことだ…?
などと聞く暇もなく、盛大な音を立てながら椅子をひっくり返し、長門は立ち上がる。
「逃げて。急速にシステム汚染が進行している」
なんのシステムだ、と聞く前に古泉が朝比奈さんを肩に担いで部室を飛び出した。
その古泉の行動力で俺も我に返り、ハルヒの手を引いて部室を出た。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 00:40:07.21 ID:dPrLfA8nO
続けろ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 00:41:01.51 ID:UtsjGsLm0
wktk
避難じゃね?
パーソナルネームがキョンなのか・・・
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 00:47:06.70 ID:wmQnBNAX0
「どういうことだ古泉、説明しろ!」
「すいません、僕にも状況がまったくつかめません。しかし、長門さんがああ言っているのです。こうするのが賢明でしょう」
それにはまったく異論はない。だが、じゃあ何故長門も一緒に避難しないんだ。
もしかして、また一人でなんとかしようとしてるんじゃないのか?だったら…
「いいえ、それよりも長門さん自身に異変があった、と考えるほうがいいでしょう。汚染という言葉も気になります」
「あ、あ、あ、あ、あの…!!どういうことですかぁ…?」
古泉の肩で声と身体をポンポン跳ねさせている朝比奈さんが聞く。しかし、俺に考えられるのは…
「もしかしたら、長門が」
言い終える間もなく、北高全体に…いや、市内全体に響き渡るほどの爆音が起こった。
何なんだ一体?!
「きゃあああ!ちょ、キョン?!状況を説明しなさい!」
解れば苦労はしない!だからこうやって逃げてるんだろう!
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 00:56:54.45 ID:wmQnBNAX0
おいおい…信じられるか。さっきの爆音と爆風で校庭と周辺の民家が綺麗さっぱりなくなっている。
こんな事が出来る奴は、古泉の機関かもしくは…
「長門…?」
そう、こいつしか居ない。
荒野と化したグラウンドで立ち尽くす長門。
どうしちまったんだ一体?!
「長門!どういうことか説明してくれ!!」
「必要ない」
右手を天にかざし、例の高速詠唱をはじめる長門。
見る見る長門の右手が光り輝き、俺でもわかるほどの膨大なエネルギーが貯蓄されていく。
おい、長門!!
叫ぶ俺の声もとどかず、長門は右手を振り下ろす。
「くっ…!!止むを得ません!」
などという声と共に、朝比奈さんの体が横に吹っ飛ぶ。
そのすぐ後ろで、盛大に廻し蹴りをはなった古泉が見える。
「おい、なんてこと…」
ついさっきまで朝比奈さんがいた場所に、光の筋が走る。
長門、お前本気で…
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 00:57:40.14 ID:dPrLfA8nO
ながら……だと……!
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 01:02:51.53 ID:wmQnBNAX0
キキキー!!
「古泉!!早く乗りなさい!!」
まさに救世主、こんなときは本当に頼りになるのが機関だ。
運転席の新川さんもすでに発進の準備にかかっている。
とやかく考えている暇はない!乗るぞハルヒ!
「え?!ちょっとキョン!引っ張んないでよ!」
「ひゃああああ?!!」
ブゥン!
バックミラーに映る長門は、立ちつくしてこちらを眺めている。助かった…のか。
その長門の後ろにかすかに見えた人影がひとつ。あれは確か、天蓋領域、周防九曜…!!
12 :
フェイト ◆Fate///C26 :2008/06/30(月) 01:04:01.09 ID:dRk6g9O90
九曜キタ━(゚∀゚)━!
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 01:05:40.08 ID:AV6pCB+50
アニメしか見たことないから分かんねw
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 01:10:35.16 ID:wmQnBNAX0
「長門さんが汚染された…わかりやすく言うと、洗脳されてしまった、と言いましょうか」
なるほどな。解りやすい。だが、長門に限ってそんな…。
「お忘れですか?長門さんは一度天蓋領域に起動不能にまで追い込まれているのです。可能性は十分にあります」
そうだったか…
こうなってしまっては隠しようもない。ハルヒにすべてを打ち明けるしかないんじゃないか?
「確かにそうですね。今目の前で起こった事態は彼女に好奇心ではなく恐怖を与えてしまっています。
そうしない世界崩壊の危険性はむしろ高まってしまいます」
だろうな…古泉、朝日奈さん。その役は俺に任せてもらえないか?
ハルヒに信じさせるには、俺が話すのが一番言いと思うんだ。
「たしかに…普段ならば笑って済まされるでしょうが、今は状況が状況です。貴方の言葉が一番信頼できるでしょう」
「お願いします、キョン君」
よし…ハルヒのところに行って来る。
しかし気になるのは…もし古泉が言ったようにハルヒに恐怖を与えたなら、この状況を無かったことにしてしまうのがハルヒなんじゃないか?
まぁ考えるより行動するが早いか。
とにかくハルヒに話してみよう。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 01:15:17.35 ID:wmQnBNAX0
>>13 んじゃあちょこっとだけ解説。
天蓋領域・・・情報統合思念体と同じような存在。今作では敵対関係
佐々木・・・・ハルヒの対の存在。願望実現能力があるとされる少女。キョンの中学時代の親友。ボクッ娘。俺の嫁。
橘涼子・・・・古泉と対応する存在。超能力者。こちらにも機関は存在する。
周防九曜・・・天蓋領域のインターフェイス。長門と対応。
藤原・・・・・みくると対応。未来人。
こいつらもSOS団的なものを作っている。
16 :
フェイト ◆Fate///C26 :2008/06/30(月) 01:20:40.92 ID:dRk6g9O90
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 01:22:23.14 ID:wmQnBNAX0
「そんな話…信じられるわけないじゃない!」
そういうのも無理は無い。だがな、今までを振り返ってみろ。
古泉は超能力者、朝比奈さんは未来人、長門は宇宙人。
みんなお前が望んだからここに居るんだ。しんじてくれ。
「仮にそうだったとしても、今私が望んだことが実現されてないじゃない?私は有希が元通りになって欲しいわ」
それなんだ…。前に佐々木に会っただろう?
アイツがもしかしたらお前と対の存在になっているらしくてな…
まだはっきりとは解らんが、もしかしたら能力があちらに移ってしまったのかもしれない。
「そんな…」
あくまで仮定の話だ。そんなに気にするな。
「アンタの話は信じるわ…でも実際私の能力が発揮されないじゃない!?だったら能力が奪われたってことでしょう?!」
そうなるな…。
俺もその考えを確信せざるを得ないな、なんて考えていたとき、古泉がハルヒと俺が居る部屋に飛び込んできた。
深夜に。。。。
明日は月曜日だぞ。
続け給え。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 01:32:50.34 ID:wmQnBNAX0
「今、機関の通信部に橘京子からの通信がありまして…とにかく来てもらえますか?」
俺の考えはどうやらビンゴだったらしい。
かつて朝比奈さんを誘拐しようとした憎んでも憎みきれん野郎だ。
『観念してください。あなた方にもう抵抗する余地は無いのです』
このやろう…!会うたびに俺を怒らせるのが上手くなってやがるんじゃないのか。
古泉も珍しく殺気をみなぎらせた表情をしている。…古泉が本気で怒っているのを見るのははじめてかもしれんな。
『涼宮ハルヒの能力は佐々木さんに移りました。そしてそちらの最大の脅威、思念対のインターフェイスもこちらの手に渡ったのです。
もはや勝負は決まったも同然。ふふ。やはり佐々木さんこそ神にふさわしいのです!インターフェイス、貴女もそう思うでしょう?』
橘に引きつられてモニターに現れたのは、紛れも無い長門。
あの姿、あの雰囲気、間違いなく俺達が慣れ親しんだ長門有希だ。
しかし…俺には表情が読み取れない。まさか本当に…
『降伏することを推奨する。貴方達の勝算は皆無。抵抗するだけ無駄。
無論、降伏したところで命を助けるつもりはない』
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 01:41:32.14 ID:wmQnBNAX0
ブツン。
そこで通信は途絶えた。
静寂が部屋を支配する…SOS団以外に数人の機関関係者がいたが、例外なく口を閉ざしていた。
長門が、向こう側の勢力に…SOS団最大の切り札である長門が引き込まれた。
そんな状況の中、最初に口を開いたのは古泉だった。
「…はっきり言いましょう。我々の置かれた状況は絶望的です」
解りきっていることをぬけぬけと…。
長門が居ない今、そしてハルヒの能力が無くなった今、この状況をなんとかできるのはお前らか朝比奈さんしかいないんだぞ。
それなのに…
「あくまで客観的に状況を判断したまでです。実際、打開策は何一つ思いつきません…」
確かにな…。朝比奈さんに至っては戦意喪失しちまってるし、
ハルヒは論外だ。いくら人並みはずれた体力があっても、能力がなければ所詮ただの人…。
俺は説明するまでもなく戦力外だ…。
ん?待てよ。
今、能力が佐々木にあるんなら…
「俺が佐々木に直接コンタクトを取ればいいんじゃないか?」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 02:04:34.70 ID:sjn5ueyEO
今日の夜まで残しておいてくれ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 02:21:04.08 ID:vuSLxYGE0
ほしゅ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 02:23:34.67 ID:wmQnBNAX0
はじめてパソコンの前で寝た
明日書くわ〜
落ちてたらまた立てる
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 02:23:44.95 ID:87aagaKf0
喜緑さんはでるのかね?
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 02:28:26.85 ID:5Wq7CihhO
九曜ちゃんは俺の嫁
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 02:41:51.98 ID:J6Qn97dqO
長門「スイーツwww」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 03:32:06.40 ID:slFeWakpO
頑張って残してくれ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 04:04:02.66 ID:rfqvdNci0
支援
29 :
神宮司 ◆lNtuyZFFMs :2008/06/30(月) 04:06:20.79 ID:njVIbSaEO BE:469978463-2BP(6852)
ほst
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 06:06:39.96 ID:8Oi6Cwb0O
はい
ほ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 07:39:06.44 ID:Cy3iWTd8O
ほ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 08:21:27.50 ID:4d4cEkswO
ほ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 08:30:11.49 ID:A3hC/vREO
藤原「パンジーwwwwwwwwwwwww」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 08:39:49.10 ID:YK0GMtCxO
パンジー「藤原wwwwwwwwwww」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 08:55:05.99 ID:Ol3oajBh0
,l、::::::::::::::::::::::::::::::::::|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
,ハ::`丶、:::::::::::::::::::::::|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,, -‐:〈
{;;;;ヽ、:::::`丶、:::::::::::::l:;:;:;:;:;:; ィ";:;:;:;:;:;:;:}
,l;;;;;;;;;シ丶、:::::::`:`:ー'‐::'':"::::::::_, ィ"´;;l
fうl;;;ミミ、 ``丶 、::::::::,: - ''"´ リ;;;;;;f-、
{ l l;;;;;ッ=` (三> `^´ (三シ ム;;;;;;ソl}
t !;;;リ _,,...,,_ _,,..,,_ l;;;// これでは保守せざるをえまい
゙l ヾ;lヾ:'ィテ;;;;;;;;;;;;;; i=i ,: ',;;;;;;;;;;;;.゙i;/l;//
`ーll! i::;;;;`''==ヲ' lヾ..;;;;;;;;;;..ノ ,!リノ
/;;;/::ヾ、./ / / ) l'゙ /"i;;;;;;;;\_
_,.-;;'";;;;;;;;r‐ /゙ ,/ / /_!/` /,,l;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;~\
_,、-‐;;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| / / / /.__,,,..-/ヽ /;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;,,、_
‐'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ノ / .ノ / ,,, / ノ/';;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙'';;;,,、_
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ , `゙ /―''':::::::::::ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 10:03:33.88 ID:EDKJ+McY0
保守
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 10:11:54.12 ID:wmQnBNAX0
保守thx。
再開
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 10:12:10.38 ID:wmQnBNAX0
「!なるほど…あちら側と直接の接点があるのは貴方だけ。貴方は向こうでも鍵の存在になっている可能性がある」
「そ、そうですね…キョン君が佐々木さんを説得できれば…」
よし、そうと決まれば即行動だ。長門が向こう側に居る以上、時間は取れない。
携帯電話で佐々木の項目を呼び出し、通話ボタンを押す。
trrrrrrrr
trrrrrrrr
trrrrrrrr
『キミか』
つい最近聞いた親友の声。
こんな形でお前と話さなければならないのは遺憾だが、事態は急を要する。
確認したいことがいくつかあるんだが。
『くつくつ。そうだろうね。僕もキミに聞きたいことがあった』
そうかい、話が早くて助かる。
単刀直入に聞こう。
佐々木、ハルヒの能力を奪ったのか。
『酷い言われようだな。僕自身は神なんかに興味が無いことはキミも良く知っているだろう。
すべてはこちらの橘さんの行動の結果さ。無論、今となってはそれを迷惑とは感じていないがね。くつくつ』
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 10:33:25.41 ID:wmQnBNAX0
なるほどな…。ということは、今佐々木を敵に回すというのはまずい。
佐々木の性格上、積極的に破壊や攻撃をしてくることはないだろうが…
問題はアイツの周りだ。長門が洗脳されてしまったのも、おそらくそいつ等の仕業だろう。
『そう、そちら側の長門さん?だったかな。彼女も今僕たちと行動を共にしているんだ。
僕としてはキミたちに危害を加えるつもりはないし、キョン、キミにおいてはこちら側に来て欲しいとさえ思っているんだ』
…断る。佐々木、お前どうしたんだ。あんなに能力など要らないって言ってたじゃないか。
『くつくつ。それについては弁明の余地もないね。僕が未熟だっただけの話さ。
しかしどうだろう。いざ手に入れてしまうと、考えを改めざるを得ないね。』
佐々木、お前らしくないじゃないか。そんな簡単にお前の理性を捻じ曲げられていいのかよ。
『それは違うな。今の僕こそが理性に忠実なんだ。
願望実現能力とはかくもすばらしい。自覚のあるなしに関わらず、ね。
この状況の原因は、こうなる前に涼宮さんに知らせなかったそちらの機関のミスだろう』
古泉がギリ、と歯を鳴らせる。
やっぱりコイツを本気で怒らせると、怖そうだ。
『さぁ、もういちど言おう。
キョン。こちらに来るんだ』
「行かせるわけ無いじゃない!!!」
今まで静かだったハルヒが叫ぶ。
「アンタみたいな人にキョンがホイホイ着いていく訳ないでしょう?キョンはSOS団の大事な雑用係なのよ」
残念ながら全面的に同意だな。佐々木よ、俺がそっちに行くことはない。
お前のその曲がっちまった性根を叩きなおしてやる。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 10:52:32.27 ID:YK0GMtCxO
再開キター
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 10:58:07.27 ID:4d4cEkswO
wktk
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 11:05:30.47 ID:VdtfAfnIO
マダー?
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 11:06:36.09 ID:wmQnBNAX0
『くつくつくつ。非常に残念だ。
忘れてもらっては困る。キョン、僕には願望実現能力があるのだよ。無論、まだ完全な形ではないがね。
キミがこの提案を断るのなら、不本意だが暴力にものを言わせてしまうことになる。
涼宮さんたちの無事のためにも降伏を勧めるよ』
ここで通話が切れた。…すまん、皆。でかい戦争になりそうだ。
「致し方ないでしょうね…。機関の総力を挙げて、出来る限りのことはしましょう」
「わ、わたしも…!精一杯お手伝いします…!」
よし、…決まりだな。ハルヒたちを守るため、長門をもとに戻すためにも。
「キョン…」
ハルヒ、いきなりこんなことになってすまなかったな。
必ずお前を守ってやるからな。
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 11:12:13.56 ID:wmQnBNAX0
「あたしも戦うわ!!」
そういうだろうと思ったが…ハルヒ、お前を戦わせるわけにはいかん。
酷な言い方かもしれんが、今のお前はただの人だ。
俺と違って、佐々木の鍵となるわけでもない。
わざわざ危ない目にあう必要はないさ。
「あのぉ…ひとつ気になることがあるんですけど…」
どうしました朝比奈さん?
「佐々木さんは、能力が完全ではないって言ってましたよね…ということは、涼宮さんにもまだ少し能力が残ってるんじゃあ…」
「確かに一理あります。涼宮さん、試しになにか強く願ってくれませんか?」
なるほど。それがあればハルヒも少しは…
「んん〜…!!」
ボンッ!
「すごっ!!!ホントに実現しちゃうんだ!キョン、これで私も戦えるわ!もう文句ないでしょう!?」
ない。ないが、何故俺を吹っ飛ばしたんだ…
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 11:15:10.67 ID:8Uwi0XJN0
谷川、こんなとこで何やってんの?
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 11:16:33.60 ID:5Wq7CihhO
ボンッ!
ハルヒ「汚ねえ花火だ」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 11:32:46.50 ID:F2qkA4nKO
ほ
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 11:49:06.71 ID:F2qkA4nKO
朝保奈さん
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 11:55:26.27 ID:wmQnBNAX0
ピリリリリ
ん?メール…か。
佐々木からだな。
そのメールには『明日19時。繰り返すが、降伏を推奨するよ』とだけ書かれていた。
場所の指定はない…ということは、向こうから出向いてくれるということか。
「正直な話、機関の総力を挙げたとして…長門さん一人に対抗できるほどの戦力にはなりません」
そんな…それに加えて向こうには天蓋領域が居るんだぞ?
なにか…なにか手はないのか。
能力が不完全なままの佐々木ならのハルヒで相手は出来るだろう。
藤原と橘の戦力は未知数だが、少なくとも天蓋領域以上ということもないはずだ。朝比奈さんと俺で何とかできるかも知れん。
長門と周防は…すまん、古泉、頼りっぱなしになっちまうかもしれんが…
「ふむ…かなり厳しい状況であるといわざるを得ないようですね。しかし、情報統合思念体が向こう側である以上、
長門さんに対抗できる存在は…」
!
今日はとんでもなく頭の回転が速い。
古泉よ、洗脳されたのは思念体なのか?それとも長門単体なのか。
「!…天蓋領域とはいえ、思念体をそのまま取り込んでしまうのは不可能でしょう。長門さん単体である可能性が高いですね」
ということは、だ。頼れる人がもう一人いるじゃないか。
「なるほど…喜緑江美里ですか」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 12:02:30.79 ID:YK0GMtCxO
喜緑さんと古泉と新川さんの誤字に気をつけろよ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 12:05:15.68 ID:wmQnBNAX0
「状況は把握しています。ですが、私は戦闘に特化したインターフェイスではないのでお役に立てるかどうか…」
いえ、十分ですよ。
とにかく今は、一人でも多くの戦力が欲しい。
絶望的な状況に変わりはないが、それでもあきらめるわけには行かないんだ。
長門、お前を必ず元通りに…。必ず救ってやるからな。
緊張しながらの時間とはかくも早く過ぎるものなのか。
ほとんど休息といえる休息も取らないままに、俺たちは臨戦態勢に入っていた。
現在18:50。誰もが皆、これから始まるであろう激戦に向けて緊張をあらわにしていた。
この状況を喜んで迎えるはずの、あのハルヒでさえも。
…それだけ、今から始まる戦いが激しいものになるのだろう。
そして、ついに始まる。
俺たちの居る空間が、セピアに染まった。
53 :
◆r3yksmPHg2 :2008/06/30(月) 12:06:24.12 ID:wmQnBNAX0
>>51 すまん、気をつける。
それから、ちょっと事情で携帯に移行
ほ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 12:20:55.88 ID:Cy3iWTd8O
保守
56 :
◆r3yksmPHg2 :2008/06/30(月) 12:24:26.73 ID:8j2yirMl0
いつの間にか俺たちは佐々木の閉鎖空間に移動していた。
おあつらえ向きなことに、舞台は北高グラウンド。
「待たせたねキョン。考えはまとまっただろうか」
満月を背景に、校舎の上から佐々木の一味が俺たちを見下ろす。そしてもちろん…そこには長門。
ああ、考えるまでもないぜ。
長門を連れ戻し、お前の目を覚まさせてやる!!
「くつくつ。キミらしいよ。それでこそ僕のキョンだ。奪い甲斐がある。
それでははじめようじゃないか。無駄な殺生は僕の望むところではないのだが…致し方あるまい。
キミ以外を無事に済ますつもりはないよ」
言うが早いが、ハルヒが悲鳴を上げた。
腕を抑えてのた打ち回る。出血はないようだ。大丈夫、致命傷にはならないはずだ。
この攻撃は佐々木か、九曜か。
全員が見上げたその先で、腕を天にかざしていたのは…
いつも以上の無表情をはりつけた、長門だった。
くつくつ
を理解するのに数秒かかった
58 :
◆r3yksmPHg2 :2008/06/30(月) 12:50:51.76 ID:8j2yirMl0
長門の攻撃が戦いののろしを上げた。
古泉が特大の火の玉を手のひらで作る。
朝比奈さんが耳に手をあて、なにやらブツブツ言い始めている。
ハルヒも腕を抑えながら、なんとか立ち上がる。
喜緑さんが例の高速詠唱を唱え始める。
俺は…俺にできることは、とにかく佐々木を説得することだけだ。
アイツも、俺の大事な友人の一人だ。
絶対に誰も死なせない。
「やさしいねキョン。そして甘い。そこがキミのいいところなのかも知れないが」
佐々木は容赦なくハルヒに襲い掛かる。
あのハルヒが、なすすべもなく悲鳴をあげる。
佐々木…!
どうやら甘いことは言っていられないようだ。
お前らがそういうつもりなら、こっちにも覚悟が必要だな。
今俺が守るべきものは、SOS団だ。
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 13:27:05.34 ID:AB+EBwXYO
保守
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 13:53:40.35 ID:AB+EBwXYO
保守
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 14:03:57.95 ID:aqKgZWMU0
ほ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 14:09:57.95 ID:gktaLb0sO
夜まで残っていてくれ期待保守
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 14:22:27.46 ID:nMXcPLSX0
支援
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 14:46:40.34 ID:mXmFaYqrO
これはイイ佐々木団
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 14:58:57.72 ID:MYqMs9gWO
ほし
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 15:09:38.93 ID:F2qkA4nKO
保ルヒ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 15:23:18.20 ID:mo3E4ex+O
ほ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 15:28:15.22 ID:3kozPEdeO
S=世界を
O=おおいに盛り上げる
S=佐々木の
団=
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 15:54:30.89 ID:sISxAVB90
ほ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 16:12:58.05 ID:F2qkA4nKO
保泉
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 16:19:14.08 ID:TOu+0t3kO
保守党
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 16:31:07.62 ID:6CPrpV+HO
ほしゅー
ながるんるん
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 16:43:10.32 ID:yLktKR1E0
支援
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 16:55:33.90 ID:6CPrpV+HO
ほしゅー!!!!!!
宣伝してまわってる携帯厨うざ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 17:06:55.01 ID:L+sz6N7AO
保守です
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 17:42:20.23 ID:EDKJ+McY0
保守
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 18:04:46.07 ID:YWqwoxt80
ほ
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 18:46:45.10 ID:9k29GQ4T0
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 18:55:35.95 ID:mo3E4ex+O
ほ
ほ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 19:25:54.08 ID:4j9ZV6JU0
保守
まだ残ってた。
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 19:29:33.77 ID:mBfCy2Ed0
あげあげ
age
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 19:54:10.52 ID:GoCbLB5v0
,l、::::::::::::::::::::::::::::::::::|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
,ハ::`丶、:::::::::::::::::::::::|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,, -‐:〈
{;;;;ヽ、:::::`丶、:::::::::::::l:;:;:;:;:;:; ィ";:;:;:;:;:;:;:}
,l;;;;;;;;;シ丶、:::::::`:`:ー'‐::'':"::::::::_, ィ"´;;l
fうl;;;ミミ、 ``丶 、::::::::,: - ''"´ リ;;;;;;f-、
{ l l;;;;;ッ=` (三> `^´ (三シ ム;;;;;;ソl}
t !;;;リ _,,...,,_ _,,..,,_ l;;;// 政府は保守との判断を下した
゙l ヾ;lヾ:'ィテ;;;;;;;;;;;;;; i=i ,: ',;;;;;;;;;;;;.゙i;/l;//
`ーll! i::;;;;`''==ヲ' lヾ..;;;;;;;;;;..ノ ,!リノ
/;;;/::ヾ、./ / / ) l'゙ /"i;;;;;;;;\_
_,.-;;'";;;;;;;;r‐ /゙ ,/ / /_!/` /,,l;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;~\
_,、-‐;;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| / / / /.__,,,..-/ヽ /;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;,,、_
‐'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ノ / .ノ / ,,, / ノ/';;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙'';;;,,、_
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ/ ノ / /,,,,/ /;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ / /;/ /;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ , `゙ /―''':::::::::::ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 20:01:50.56 ID:SSiaS/cy0
ほ
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 20:03:11.77 ID:L+sz6N7AO
保守
☺☻☺☻☺☻☺☻☺☻☺
☻☺☻☺☻☺☻☺☻☺☻ なんだか無性にコピペしたくなる
☺☻☺☻☺☻☺☻☺☻☺
☻☺☻☺☻☺☻☺☻☺☻ なのに初心者にはコピペできない
☺☻☺☻☺☻☺☻☺☻☺
, <´  ̄ ̄ ̄ ̄ `> 、
/ \ に
. ゴ / / .: ヽ ゃ
. l / , :/ _/ / .:.}十┼- 、! .:. ん
ジ /イ :/ イ´/{/{ .:./八 :ト、 l :.:ハ に
デ ャ | :} /V ‐ } .:.:/  ̄`ヽ \l .:.:.:i} .ニ ゃ
カ ス /| /{ // | ヽ、{ | \| :.:.:..{ l ん
ル ♪ ′V:.:ト{ { | | | } .: :.:.:.:.ヽ .ハ ♪
チ. i :.:{ | | }イ .:.:.:.:.:.:ト{ オ
ャ デ | ⊂ニ⊃ ⊂ニ⊃ .:.:.:.:.:}、{ に に
ア リ. | :.:人 __, 、 } .:./.:./ ゃ ゃ
l シ }イ :. :.:.:.:个:、 V ) _ .. イ/イ/ .ん ん
♪ ャ Vヘハルヘ( ̄ ̄ ̄´ -―<{ ♪. に
ス. /⌒/´ ̄ ̄`ヾー―‐r―/ V ゃ
♪ { { \ }/ }ヽ ん
ヽ _ゝ、 _、 ヾ´ / .ノ} \ ♪
\ \ / ̄´ 人 丶
. \ \ / ̄ ̄ ´ 丶 \
` ー`r― ´ } \___ >
} / `ヽ
/ / ,
/ _{
}/´ ) }
/ /
/ /
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 20:24:59.59 ID:jfmBRKjJO
ほっほ
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 20:37:08.36 ID:slFeWakpO
残ってたのか…
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 20:55:18.10 ID:GoCbLB5v0
ボッシュート
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 20:57:56.90 ID:PK3jeQr20
☺☻☺☻☺☻☺☻☺☻☺
☻☺☻☺☻☺☻☺☻☺☻ なんだか無性にコピペしたくなる
☺☻☺☻☺☻☺☻☺☻☺
☻☺☻☺☻☺☻☺☻☺☻ なのに初心者にはコピペできない
☺☻☺☻☺☻☺☻☺☻☺
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 21:12:51.50 ID:TlJynQa30
hoshu?
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 21:22:22.50 ID:PK3jeQr20
ほ
101 :
◆r3yksmPHg2 :2008/06/30(月) 21:30:06.60 ID:slFeWakpO
保守thx
続き書くわ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 21:31:38.04 ID:ecbgV0b70
みくるが過去に戻れば済む話じゃね?
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 21:41:42.51 ID:PK3jeQr20
>>101 きたああああああああああああああああああああああああああ
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 21:45:09.47 ID:GoCbLB5v0
まってたぜ
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 21:47:08.80 ID:slFeWakpO
「この期に及んでまだ涼宮さんを庇うのかい?キミはもう少し賢いと思っていたのだが」
は、笑わせるな。それはこっちの台詞だぜ。
お前もまた、俺の大事な友人だった。だけど、そうも言ってられないみたいだな。
その原因を作ったのは、佐々木、お前だ。
覚悟しろよ。
「イヤァアアア!」
一瞬、誰の叫び声かわからなかった。
橘京子。
古泉の火の球に左腕を焼かれ、断末魔の叫びをあげている。
…ゴクリ。
本当に、命のやり取りが始まっているんだな。
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 21:56:40.25 ID:slFeWakpO
「パーソナルネーム・橘京子の情報を操作。破損部分を修復する」
聞き慣れた台詞。
今ここで味方として聞けたなら、どれほど心強かっただろう。
長門……やるしか、ないのか。
誰かの骨が砕ける音がする。
銃砲が鳴り響く。
叫び声が聞こえる。
…誰かの悲鳴が止んでいく。
「キョン君、しっかりして下さい!我々は不利なんです!貴方を守る余裕はありまs」
ドキュ
古泉の身体を尾をひいた衝撃が貫いた。
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 21:56:46.95 ID:PK3jeQr20
ほ
ほ
みくるが過去に戻って佐々木を暗殺すれば万事解決
古泉ですらそれを思いつかない白痴ですか
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:04:13.41 ID:GoCbLB5v0
書き溜めではないのか・・・
だが保守
ワクテカ保守
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:11:47.34 ID:slFeWakpO
「おい、古泉」
ゆっくりと、ゆっくりと崩れ落ちていく。
俺の目を見ながら。
その中で見せた表情は、まるでお菓子を取り上げられた子供のように悲しい顔で…
もしかしたら、これがコイツの本当の顔なのかも知れないな、なんて事を思った。
それくらい、ゆっくりと古泉は倒れた。
「誰か!古泉を助けてやってくれぇ!喜緑さん!ハルヒ!森さん!!誰か!」
誰もこちらを気にしていない。
否、気にする余裕がない。
自分の身を守るので精一杯のようだ。
それなのに、古泉の胸からはトクトクと音をたてて流れていく。
流れていく。
止める事は、出来なかった。
一樹いいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:17:48.16 ID:9xSYUzJF0
俺の古泉ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!!
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:19:41.27 ID:/rx8y6BFO
戦闘妖精雪風かとおもた
ジャム=情報統合思念体みたいな感じで
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:20:06.94 ID:slFeWakpO
また一人、また一人死んでいく。
味方が、敵が、味方が、敵が。
橘京子が俺目掛けて光の球を投げ付けてくる。
ああ、俺も死ぬ…。
光が大きくなる。さらに大きく。もう目の前だ。
「キョンくん…!」
光に、人影が映し出された。
誰だ?
俺の身代わりになって焼かれているのは。
光に直撃し、皮膚を爛れさせながら悲鳴をあげているのは。
もう何がなんだか…!!
光は徐々に輝きを失い、その場に倒れた人間だったものだけが残された。
とんでもない異臭と悲しみが襲い掛かってくる。
そして同時に、怒りが。
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:21:21.04 ID:slFeWakpO
>>115 すまん、書き溜め苦手なんだ。
勢いに任せる方が楽でな。
>>118 そうかい。まぁおもしろいから自分のペースでやってくれ。
できたら早いほうがいいんだけどねw
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:24:16.14 ID:PK3jeQr20
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:28:03.60 ID:slFeWakpO
「佐々木!これがお前の望んだ事か!お前はこんな事を望んでいたのか!!」
悠長に高見の見物を決め込んでいた佐々木に叫んだ。
たのむ。もう辞めろ!!
「くつくつ。僕が望もうが望むまいが、こうなることは決まっていた。対存在とは、どちらかが消滅するものなのさ」
く…もう、この事態を収拾するには佐々木を殺すしかないのか。
…どうしようもないのか!
「だったら佐々木!俺がお前を殺してやる!」
「面白い事を言うなキミは。くつくつ、まったく興味深い。やってみるかい?」
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:29:34.15 ID:2ia6MQaP0
ヒント:こいつら高2
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:31:00.79 ID:GoCbLB5v0
橘たちが傷つくのも気にしないとか佐々木悪すぎだろ・・・
だが保守
wktkwktk
>>1はage進行がいいのかい?
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:33:56.96 ID:LdXX5WLn0
hoshu
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:34:15.96 ID:PK3jeQr20
ほ
喜緑さんは早急に朝倉をプロテクト付きで再構成するべき
長門ごときに喜緑さん謹製プロテクトはそう簡単には破れないだろ
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:42:18.81 ID:slFeWakpO
「忘れたかい?僕には能力がある。例えばだ」
喉を鳴らして佐々木が笑う。
気付くと、倒れていた橘が起き上がった。
「わかるかい。キミは僕に逆らう事さえ出来ないんだよ。あきらめたまえ」
橘が襲い掛かってくる。
もう俺を庇ってくれる奴はいない。
とにかく逃げるしかない。逃げろ!
情けない…仲間が、人が次々に死んでいく中、俺だけが敵に背を向けて逃げ回る。
「くつくつくつ。諦めて僕の元に来るんだ。約束しよう、キミの命は奪わない」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:42:37.60 ID:LdXX5WLn0
朝倉はキョンが死に掛けたときに…じゃね?陳腐だが
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:48:12.82 ID:slFeWakpO
もう体力も限界だ。
こんな所で…諦めてたまるかよ。
古泉が、朝比奈さんが、一体どんな気持ちで死んでいったか。
例え最後の一人になったって、絶対に諦めるな!
そんな俺の決意も、数秒後には脆く崩れ去る。
数十の死体の山の上で、冷たく俺を見下ろしていたのは、長門。
ああ、終わった。
長門に勝てる奴なんて…
「パーソナルネーム・キョンを敵性と判断」
無機質に呟く長門の姿は、まるで出会ってすぐ…完全に無表情だった頃のようだった。
覚悟は決まった。
「長門…俺がわからないか」
「当該対象の照準設定完了。攻撃を開始する」
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:48:46.30 ID:s1CGvmaNO
想像するのはご自由に、だけど、それを書き込みするのは御法度ですよ?
忘れないで下さいね♪
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:51:00.54 ID:slFeWakpO
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:52:34.78 ID:hOt347g80
pc立ち上げたZE☆
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 22:56:26.81 ID:tq/RA2S50
追いついた 支援
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:01:05.25 ID:slFeWakpO
右手を振りかざす。
光り輝くその腕を、あと数秒後には躊躇なく俺に振り下ろすだろう。
長門…
本当に、天蓋領域なんかに洗脳されちまったのか。
「…」
無言で死体の山から飛び降りてくる長門。
音もなく着地し、不気味なほど静かに歩いて近付いてくる。
だが、逃げられない。
逃げても無駄な事はよくわかっているし…
何より、ひょっとしたら長門が元通りになってくれるんじゃないか。などという甘い考えに縋りたかった。
もちろんそんな希望が実現するはずもなく、右手は俺の頭蓋目掛けて振り下ろされた。
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:02:55.53 ID:UtsjGsLm0
支援
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:10:10.02 ID:slFeWakpO
「…!」
死を受け入れた俺は、予想外の方向から衝撃を受ける。
横っ面を殴られ、盛大にぶっ飛ばされたのだ。
なんだか朝倉の件を思い出すな。
…あの時助けてくれた長門は、今は俺の命を奪おうとしているが。
「キョン!あんた何ボサッとしてんの!?相手を有希と思っちゃダメ!今は敵よ!」
ハルヒ。生きていたのか…よかった。
それに喜緑さんも…!
「キョン君。長門さんは破壊する以外にありません。完全にシステムが犯されています。非情になって」
…わかりました。
…長門…お前には本当に感謝している。
だけどどうやらお前に恩は返せそうにないよ。
せめて俺達の手で…
長門?
どうしたんだ…長門は、右手を振りかざし今にもたたき付けんとした状態で、硬直していた。
支援
ほ
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:16:05.43 ID:UtsjGsLm0
支援
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:20:53.83 ID:slFeWakpO
「…長門?」
まさに、硬直といった感じだ。
一体何故?誰が?
こんな事ができるのは喜緑さん?それとも九曜?
「完全に洗脳したという事だったが…どうやら九曜さんのミスのようだね」
佐々木の錆びた笑顔の裏に見え隠れする怒り。
一体なんだって言うんだ。
「キョン、僕はキミを殺そうとは思っていない。何度も言うようにね。
だが今のインターフェイスの行動はなんだ?キミは今のを喰らって生きていられるかい?
そちらが無能なのか、天蓋領域が無能なのか…いずれにしろ、彼女はもう必要ない」
ほほ
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:23:22.89 ID:UtsjGsLm0
ほ
ksk
(´^ิ౪^ิ)
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:25:41.62 ID:2Nri+tGm0
今北産業。
何とか追いついた記念保守
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:28:24.44 ID:tq/RA2S50
佐々木しね
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:30:35.54 ID:d1vFBjZs0
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:31:06.27 ID:oaxb5QsL0
ほ
,:' `, ,;'`,
i ;,,,,/ (
,r' _ _ ヽ
,i" ィェァ ィェァ '゙:
>>148 iijan
!, < ,!'
'ヽ ヾニフ x''
,/'''''''''''''''''''''ヽ,
;i' !,
"w,. .'
"""""""""
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:37:28.70 ID:ecbgV0b70
>>128 橘は倒れてなかったんじゃない?
光の球投げたんだから。
ほほ
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:44:44.78 ID:PK3jeQr20
ほsyy
hosyu
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:50:11.14 ID:g499ncbAO
す
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/30(月) 23:56:07.69 ID:2ia6MQaP0
ほ
161 :
【豚】 :2008/07/01(火) 00:01:43.01 ID:qIKXpA8H0
IDテス
保守
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:02:59.10 ID:gV2V+6cd0
ほ
7月か
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:05:32.69 ID:IH0xFQmL0
佐々木は悪いやつ、ハルヒの小説世界の異物と、分裂読んだ頃から思ってました。
驚愕ってまだ?
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:07:52.79 ID:upvFO9/a0
悪かろうが良かろうがいいじゃないか。展開的に面白ければ
実は俺、黒い佐々木がすきなんだ。
ていうか佐々木は黒いと思ってるんだ。驚愕が待ち遠しい
驚愕ってもう一年も発売延期してんのか
アニメ二期の後になんのかな
アニメって原作と順序ちがうよね?
それでかな?
171 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 00:22:17.17 ID:PObITVna0
すまん充電切れてた。これだから携帯厨は困る
再開
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:23:05.26 ID:bG+qlBuA0
今まで携帯だったのか
乙
キター
174 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 00:33:48.41 ID:PObITVna0
プツン、という音が聞こえたような気がした。
糸を切られた人形は、もはや自ら動くこと叶わず、崩れ落ちる。
今の長門は、まさにそれだった。
「長門!」
動かない…本当に死んでしまったようだ。
たのむ長門、目を覚ましてくれ!!
「くつくつ。無駄だよ。今の長門さんの制御は僕にしか出来ない。
九曜さんの汚染プログラムの更に上から上書きしたからね」
どこまで落ちるんだ佐々木…!!
お前はもう、俺の知ってる佐々木じゃない!!
「そう吊れないことを言わないでくれ。キョン、すべてはキミのためだ」
黙れ!黙れよ佐々木!
「ダメよキョン!今熱くなってはダメ!冷静になりなさい!
有希は死んだわけではないわ!むしろ動けないだけ好都合よ!」
「そうです。天蓋領域だけならば私たちだけでもなんとかなります!」
175 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 00:41:33.06 ID:PObITVna0
冷静に…
そう、冷静に佐々木をなんとかする方法だけを考えろ。
九曜は喜緑さんに任せるしかない…か。
佐々木に対抗できるのはハルヒだけ。
だが今のハルヒじゃ佐々木の能力に抗えないのは明らかだ。
じゃあ、どうする…!!
「ハルヒ!俺と一緒に屋上まで飛べるか?!」
「ちょっと待ってなさい!んんん…よし、出来た!」
俺とハルヒは、屋上に向かった。
佐々木が待つ屋上へ。
一体何がお前をそこまで変えちまったんだろうな…
出来ることならば、ハルヒも、佐々木も、古泉も、朝比奈さんも、喜緑さんも…
機関の人も、あの橘や藤原、天蓋領域さえ…
誰一人、死なせたくなかった。
なぁ佐々木…
こんな状況を作ってしまって、本当に俺が喜ぶとでも思っていたのか。
何があったんだ佐々木…
いかん、情を捨てろ。冷酷になれ。
これ以上仲間を死なせないためには、佐々木を殺すしかないんだ。
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:42:04.22 ID:F6QImLEU0
wktk
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:49:08.38 ID:zoMQB92DO
保守
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 00:53:16.80 ID:/mHGfzmw0
支援
179 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 00:57:22.77 ID:PObITVna0
「やぁキョン。やっと観念してくれたみたいだね」
「バッカじゃない?!あんたなんかにキョンを渡すわけがないでしょう?あんたを倒しに来たのよ!」
「くつくつ。そうか、涼宮さん…まったく、いつまでキョンを困らせるつもりなの?
キョンにそんな事が出来るはずがないでしょう。私たちは親友なの。
涼宮なんかとは比べ物にはならない程固い絆で結ばれているのよ」
佐々木…一体何がお前をそうさせるんだ。
俺達が培った友情は、こんな事で崩れるようなもんだったのかよ?
…甘いな、俺も。
何度自分に誓えば気が済む。
佐々木を、殺すんだ。
「俺はそのつもりで上がってきたぜ」
「キョン?」
「俺の大切な仲間を殺し、味方が傷つこうが気にも留めない。
お前はそんな奴じゃなかっただろう。
古泉や朝比奈さん、長門だって、俺の大切な、大切な仲間だったんだ。
俺はお前を許すことは出来ない」
180 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 01:05:04.36 ID:PObITVna0
「くつくつくつくつくつ」
「そうかキョン。君まで涼宮さんに毒されてしまったんだね、可愛そうに。
君は僕を見ていればいいのに。
僕の言葉が届かないなんて…そこの女が悪いんだね?
可愛そうに、本当に…ごめんね、僕がそばに居なかったから…。
何にも解らなくなっちゃったんだね。
大丈夫、すぐに元凶を消してあげよう」
…来るぞハルヒ。
「ふん!キョンはあんたみたいな冷徹イカレ女に興味なんかないわ!
来るなら来なさい!」
佐々木が笑った。
珍しく、声を上げながら。
次の瞬間、俺には理解の出来ない戦いが始まっていた。
朝倉と長門の件なんか比べ物にならない、ゲームや漫画でも見たことがないような戦いだった。
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:08:24.10 ID:IkYqmgVx0
支援
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:14:39.06 ID:IH0xFQmL0
佐々木って悪いやっちゃなー。
183 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 01:19:04.82 ID:PObITVna0
佐々木が光球を投げつける。ハルヒはそれを間一髪でかわし、思わず尻餅をつく。
そのすぐには動けない体勢のハルヒの顔をめがけ、佐々木は足を蹴りあげ、全力で踏みつけ、踏みにじった。
ハルヒが呻く。
佐々木の足の下で、じたばたと暴れる長い手足が跳ねる。
その体勢に気を良くした佐々木は鞭を無から作り出し、棘のある鞭でハルヒの体を打ちつける。
ハルヒが声にならない声を上げる。衣服が切り裂かれ、皮膚からは鮮血が噴出す。
「ふふ、口ほどにもない、とはこの事だね」
鞭でそのままハルヒの両足を縛りつけ、ナイフを手の平に作り出す。
ハルヒが必死に体をよじる。
ガチ、という鈍い音と共に、つい先ほどまでハルヒの首があった場所にナイフが突き立てられる。
機関は佐々木が危険なものだと知っていたのに何故ほっておいたのだろうか?
185 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 01:32:04.79 ID:PObITVna0
「まだ余裕があるとはn」
佐々木は言い終えることができなかった。
薄笑いに気がそれた瞬間、ハルヒはシュッ!と唇から気合を迸りながら、鞭を跳ね上げ、足を飛ばした。
固い靴の先端を、思い切り佐々木の下腹に思い切り蹴り上げたのだ。
身の毛のよだつような叫び声をあげて、佐々木は膝をついた。
ハルヒはすばやく飛び起きる。反転しながら、先ほど鞭で打たれたところをウッカリ付いてしまったのか、
激痛に顔をゆがませる。
よたつきながらも反撃を試み、また新たな光球を作り出している佐々木に、ハルヒは突進した。
先ほどされた事の仕返しのつもりなのか、膝をついている佐々木の顔を思い切り蹴り上げ、
佐々木自身が作り出した鞭で佐々木の足首の腱を引き切った。
「くぅぅぅああああ…!!!」
佐々木は無様に転がり、ハルヒはそれに歩み寄る。
ハルヒの手には、新しいナイフが握られていた。
ハルにゃん。。。。
やっちまえ
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:40:24.91 ID:IkYqmgVx0
俺の嫁のハルヒはこんな子じゃない(´;ω;`)ウッ…
こわい(´;ω;`)ウッ…
支援アゲ(´;ω;`)ウッ…
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:41:46.80 ID:uPXXbyQMO
(´;ω;`)やめてー
189 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 01:42:26.36 ID:PObITVna0
「助けて、助けてキョン…!!!」
「お願いキョン、キョン…!!僕を、助けて…」
「僕の…キョン…!!
君を手に入れるために…僕はこうやって…」
「僕は、こんなに愛している…!
キミが、涼宮さんなんかに奪われないよう、汚されないように、こうやって…」
「キミにとって邪魔なものを排除してきたのに…
神になろうと決心したのに…」
「何故…能力は僕が…勝っているのに…?」
「助けてキョン」
捩れた愛。攀じれた愛。
吐き気と悪寒と、同情を覚えた。
「佐々木…」
「キョン、あたしにはできない…」
ハルヒ…
甘くなるな。思い出せ。
古泉が、どんな顔で死んだかを。
朝比奈さんが、どんな悲鳴を上げて死んだかを。
思い出せ。
>>244 | ̄``''- 、
| `゙''ー- 、 ________
| ,. -‐ ''´ ̄ ̄`ヽ、_ /
|, - '´ ̄ `ヽ、 /
/ `ヽ、ヽ /
_/ ヽヽ/
/ / / / / / ヽハ
く / /! | 〃 _/__ l| | | | | | | ||ヽ
\l// / | /|'´ ∧ || | |ー、|| | | l | ヽ
/ハ/ | | ヽ/ ヽ | ヽ | || /|ヽ/! |/ | ヽ
/ | ||ヽ { ,r===、 \| _!V |// // .! |
| || |l |ヽ!'´ ̄`゙ , ==ミ、 /イ川 |─┘
| ハ|| || | """ ┌---┐ ` / // |
V !ヽ ト! ヽ、 | ! / //| /
ヽ! \ハ` 、 ヽ、__ノ ,.イ/ // | /
┌/)/)/)/)/)/)/)/)/)/)lー/ ` ー‐┬ '´ レ//l/ |/
|(/(/(/(/(/(/(/(/(/(/│|| |\ 〃
r'´ ̄ヽ. | | ト / \
/  ̄`ア | | | ⌒/ 入
〉  ̄二) 知ってるが | | | / // ヽ
〈! ,. -' | | ヽ∠-----', '´ ',
| \| | .お前の態度が | |<二Z二 ̄ / ',
| | | _r'---| [ ``ヽ、 ',
| | | 気に入らない >-、__ [ ヽ !
\.| l. ヽ、 [ ヽ |
ヽ| \ r' ヽ、 |
誤爆
スマン
192 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 01:46:40.96 ID:PObITVna0
あんという誤爆
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:52:01.00 ID:F6QImLEU0
ほ
194 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 01:57:20.05 ID:PObITVna0
一歩、佐々木に近づく。
「キョン…!」
更に一歩。
「ああ、やっぱりキョンは…
一歩。
「僕のことを…」
許すな。許すな。
助けたとしても、再び過ちを起こすだけだ…
それに、佐々木を殺さないと…ハルヒに力が戻らない。
古泉や朝日奈さん達を救うための改変すらできなくなる。
あの古泉の子供の泣き顔のような顔を。あの朝比奈さんの断末魔の叫び声を。
許せない。
「佐々木」
ハルヒからナイフを受け取る。
そんなに嬉しそうな顔で俺を見上げないでくれ、佐々木…
「何で、こんなことになっちまったんだ…」
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 01:58:06.25 ID:IkYqmgVx0
SI☆E☆N
支援さざるを得ない
197 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 02:04:23.57 ID:PObITVna0
「キョン、キミを愛しているからだ」
「……こうなる前に聞きたかったよ」
俺は、ナイフを突き刺した。
無造作に。
骨も砕けよとばかりに。
何度も、何度も。
「キョ…」
「ああぁ…」
「好き…なのに…」
「こんな…事なら…」
「キミに……られる…ら…」
「いっそ…」
「きm」
「」
「」
「」
「」
「」
紫煙
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:06:37.08 ID:3ZWqQgOG0
このスレ、ハルヒと佐々木の立場が逆なら最高だったのにな
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:06:58.61 ID:gV2V+6cd0
支援
@ハルヒが改変→何もなかったことに
Aハルヒが改変→死人は復活するが記憶は残る
B鬱エンド
さあどれd(ry
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:11:21.72 ID:gV2V+6cd0
3だな
ハルヒと喋る時はちゃんと女言葉に戻るのがいい 分かってるな
>>199 それもありだなwキョンにめった刺しにされるハルヒ…
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:12:53.09 ID:gV2V+6cd0
フロイト先生だけは嫌だwwwwwwwwwww
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:21:32.89 ID:gV2V+6cd0
保守
207 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 02:22:05.35 ID:PObITVna0
「終わったな」
ハルヒを連れて、校庭を見下ろす。
もう動いているものは居ない。喜緑さんと九曜は…相打ち、だったんだろうか。
すべては終わった。もうハルヒも能力が戻った頃だろう。
「ハルヒ」
「…わかってるわ。世界改変、でしょう」
「…すまん」
「良いわ。古泉君たちやみくるちゃんたちも助けたいから」
「………佐々木も、頼む」
「あんたに言われるまでもないわ。ただし!!!能力の引継ぎはなしよ」
「ありがとう…」
「あんたにお礼を言われる筋合いもないわよ!」
これで、やっと終わりだ。記憶の有無に関しては、ハルヒに任せよう。
明日になれば、きっといつもどおりの日常が始まる。佐々木に、電話の一本でも入れてやろう。
「記憶は…残すわよ。消してしまえば楽なんだろうけど、それじゃ同じ事を繰り返すかもしれないわ。
能力に関する記憶だけは私自身からは消させてもらうけど」
ハルヒがそうしたいなら、それで良い。振り返ると、佐々木の死体が転がっていた。
改変の前に、抱き起こして、一声だけかけてやろう。
208 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 02:23:30.12 ID:PObITVna0
「ごめんな」
俺はこの時…
これで終わりだと信じて疑わなかったんだ。
忘れてはいけないことがあった。
この時はまだ気付けなかったんだ。
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:24:08.34 ID:MZL+FiMu0
何だ何だ
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:25:11.65 ID:gV2V+6cd0
!?
さらに続くのか!wktk
長門か・・・?
213 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 02:29:59.23 ID:PObITVna0
「涼宮ハルヒ・キョン、当該対象の生存を確認。敵性と判断」
背後、しかもかなり近距離からの無機質な声。
長門。
忘れていた、長門。
確かこいつの制御が出来るのは佐々木だけ。
そして佐々木の最後の言葉…
「こんな事なら」
「キミに嫌われるくらいなら」
「いっそ」
「きみを」
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:31:27.55 ID:gV2V+6cd0
これわあああああああああああああああ!!!!!!!!!!
支援
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:31:52.87 ID:8l0QrhISO
それでそれで?
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:32:15.78 ID:6hOoeVxGO
嘘・・・・だろ・・・・?
支援
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:34:23.93 ID:gV2V+6cd0
ここから朝倉のターンか!!!!!!!うぁあwっww
218 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 02:36:26.68 ID:PObITVna0
「っ?!!!!」
長門の目から一筋の光が走り、ハルヒの胸を一閃した。
「ハルヒ!!」
ダメだ、即死だ。
希望は潰えた…。
どうして忘れていた…?!
佐々木を殺したことで気が緩んでいたのか…!
不覚だ…。
「くつくつくつ」
「!?」
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:37:22.54 ID:MZL+FiMu0
靴靴靴!!!!!!1
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:37:31.12 ID:8l0QrhISO
なん………だと……
支援
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:38:47.26 ID:ZdCTpqsiO
これはすごい
222 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 02:44:25.91 ID:PObITVna0
「まったくキミという奴は…とことん甘い。そこがキミのいいところなのかもしれないがね」
俺の目の前に居るのは、長門…
もしかして、佐々木が死ぬ直前に…
「その通りだよキョン。本当にキミは理解力に長けているね。
それもキミの魅力のひとつだよ。
とくに僕のように、会話に至高の喜びを感じれる者ならなおさらさ」
終わりだ。
もう俺に出来ることは何もない。
ハルヒさえも死んだ今、対抗できるものは誰一人としていない。
「さっきは痛かったよ…今まで生きてきてイチバン痛かったんじゃないかな」
223 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/07/01(火) 02:45:31.06 ID:qIKXpA8H0
支援せざるえない
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:48:34.65 ID:MZL+FiMu0
何というフリーザ様
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:49:31.38 ID:wrc32vmFO
支援
なんぞこれ
226 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 02:49:34.90 ID:PObITVna0
さて、申し訳ないが保守をお願いできるだろうか…
どうしても朝までにやらなくちゃいけないことがあるんだ。
朝残ってたら続き書く。
支援&保守してくれた方thx。
そしてどうかよろしく
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:50:26.71 ID:gV2V+6cd0
うおおおおおおおおおおおおおおおっつううううううううううううう!!
支援
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:51:28.15 ID:MZL+FiMu0
おいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
じゃあ寝よ
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:52:52.35 ID:2Dhre+8KO
なんだと・・支援
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:53:48.39 ID:nS+ZgP2jO
やっと寝れる!!!だが続きが気になる!!!!!
保守
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 02:59:20.55 ID:XnZPMEE/0
朝までにやらなくちゃいけないこと
それは書き溜ですね分かります
232 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/07/01(火) 03:00:05.09 ID:qIKXpA8H0
ほ
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 03:00:29.69 ID:ZVZbq1q00
佐々木かわいいよ佐々木
佐々木さんをどうかしあわせにしてk(ry
ってことで保守
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 03:05:30.85 ID:JW767ZLaO
乙
保守
ほっし
236 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 03:19:00.51 ID:PObITVna0
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 03:19:05.96 ID:M2O5qf1TO
とりあえず携帯にブックマークしておいて、暇を見つけて保守します
238 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/07/01(火) 03:22:27.29 ID:qIKXpA8H0
ほ
239 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/07/01(火) 03:33:33.82 ID:qIKXpA8H0
3時33分33秒げっと
なんか佐々木厨が沸いてきたなw
どこから来たんだw
さて、橘厨の俺はどこへ行こうか
242 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/07/01(火) 03:44:16.63 ID:qIKXpA8H0
ほ
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 03:49:30.92 ID:OLiDeA0oO
244 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/07/01(火) 03:53:33.69 ID:qIKXpA8H0
ほ
245 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/07/01(火) 04:00:40.24 ID:qIKXpA8H0
ほ
246 :
【大吉】 :2008/07/01(火) 04:02:12.18 ID:L+/Ig3iz0
てすつ
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 04:15:58.93 ID:FaCQG1Th0
保守
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 04:31:52.44 ID:v3C/EQADO
寝るZE☆
ここで保守化。。。
待ってる。
続き書かないと私刑だからね
ほっし
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 05:36:53.23 ID:BFZwzUpLO
age
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 06:05:53.38 ID:IH0xFQmL0
全く許しがたい佐々木だなー。
ああ、憎らしい、憎らしい。
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 06:05:54.92 ID:BFZwzUpLO
age
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 06:26:53.04 ID:2GXhjLETO
うぉ〜保守とはこの事かぁ〜。
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 06:55:09.74 ID:IH0xFQmL0
佐々木さんは腹を切って死ぬべきだ。
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 07:05:05.26 ID:iOE06XqXO
ほーしゅ
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 07:24:44.28 ID:zoMQB92DO
ほ
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 07:45:11.36 ID:OFpO+QFOO
す
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 08:10:30.26 ID:IH0xFQmL0
捕
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 08:23:31.60 ID:xbsNxjPvO
欠
261 :
【凶】 :2008/07/01(火) 08:35:45.92 ID:LkxCpi1mO
鶴屋さんが大活躍するんですね、わかります。
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 08:50:13.31 ID:v3C/EQADO
ほし
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 09:16:49.38 ID:6hOoeVxGO
寝る前に保守
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 09:24:34.55 ID:FaCQG1Th0
保守
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 09:34:45.24 ID:M2O5qf1TO
ほす
266 :
【末吉】 :2008/07/01(火) 09:42:11.49 ID:A8cm4lUZ0
俺の嫁が長門の体にはいっちまうなんて…
黒佐々木は大好き保守
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 10:10:56.56 ID:FaCQG1Th0
保守
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 10:31:18.90 ID:LJ3Ypq2NO
ほ
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 10:31:39.23 ID:a+afaNAX0
保
守
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 10:37:05.30 ID:73N/1Ygo0
ho
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 10:38:35.23 ID:Sp7YYH2OO
ほ
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 10:43:46.57 ID:/QVzIy+hO
ほ
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 10:55:17.06 ID:M2O5qf1TO
保守党
275 :
◆r3yksmPHg2 :2008/07/01(火) 11:13:49.83 ID:CPTxmsHrO
保守thx。12時から再開する。
もうちょっと頑張ってくれ!
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 11:16:47.02 ID:uLQlDNTFO
追い付いちまった…
ほす
キター
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 11:35:38.95 ID:YJgsDaqk0
sien
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 11:41:34.05 ID:lJeiVb9FO
保守
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 11:52:17.05 ID:PHsWCvgI0
さーて追いついた
・・・これからが本番だ
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 11:54:19.55 ID:6UqJqtKdO
塒黶
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 12:00:02.26 ID:OC/dq207O
さあ12時だ
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 12:05:18.13 ID:CPTxmsHrO
さっきの光景がフラッシュバックする。
何度も力任せに佐々木の身体にナイフを突き立てた。
ズブリ、という嫌な感触が未だに手に残っている。
そして、確かに佐々木は死んだ。
じゃあ、目の前に居るコイツはなんだ?
口調も記憶も、死んだはずの佐々木のものだ。
長門の身体には似つかわしくない癖のある薄ら笑いも、紛れも無く佐々木のものだ。
…長門は、どうなったんだ。
「くつくつ、そう怯えないでくれたまえ。何も捕って食べようという訳じゃないんだ」
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 12:07:40.74 ID:YJgsDaqk0
kita----------
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 12:17:18.24 ID:KAx69Mnf0
待ってたよ
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 12:18:22.59 ID:EFU0ARVd0
長門の声帯でのくつくつ笑い、想像できねー。
追いついちまった…
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 12:22:09.59 ID:CPTxmsHrO
佐々木…
長門はどうした。
「ああ、この躯体の持ち主かい。所詮は命令にも従えない欠陥品だ。
どうなろうとキミの知る所ではないだろう」
…死んだ、のか。
「その表現が適切であるかは議論が必要だね。
彼女は生きている。ただ、意識が…中身が僕というだけだよ。
彼女という意識は、僕に掻き消された」
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 12:26:39.33 ID:9faqepK4O
来てたー
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 12:31:13.50 ID:CPTxmsHrO
佐々木。
俺はさっき…本当にお前を助けたかった。
かつての親友を、ひっぱたいてでも殴り付けてでも目を醒ましてやりたかった。
お前が俺を好きだったというならばなおさらだ。
それでもやはり…お前は殺さなくちゃならなかった。
それほどにお前の罪は重かったんだ。
だがな…今はもう、それさえもない。
旧友の誼みも、哀れみも同情も、もちろん愛情も、お前には感じられない。
今俺の中にあるお前への感情は、憎しみ…それだけだ。
ハルヒを殺した。古泉を殺した。朝比奈さんを殺した。長門を殺した。
俺の大切なものを奪った。
お前は俺を手に入れるために、俺から全てを奪ったんだ。
「なんだ、そんな事か」
佐々木は笑う。
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 12:34:00.29 ID:9faqepK4O
wktk
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 12:47:55.50 ID:OC/dq207O
ほっほ
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 12:52:42.39 ID:GhHVGHNQO
ほしゅ
保守保守保守保守保守保守保守保守保守保守
保
守
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 12:59:40.19 ID:nS+ZgP2jO
お前ら保守しすぎだろwww
保守
保守
保守
保守
保守
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:06:31.34 ID:CPTxmsHrO
「なんだ、だと」
「くつくつ。さっきも見せただろう。僕の能力の前では死すら意味を為さない」
佐々木が校庭を指差す。
その細い指先の軌跡を辿っていくと、一体の死体があった。
…朝比奈さん。
焼け爛れた皮膚、焦げた髪。
かつてのかわいらしさはもうどこを見ても見当たらない、悍ましい絶叫をあげながら絶命された朝比奈さん。
俺の大切な仲間。
怒りが再び沸点に達する。
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:07:02.31 ID:byuOk16RO
おいついたーっぜ
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:11:14.79 ID:nS+ZgP2jO
きたきた
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:17:06.37 ID:EFU0ARVd0
過度の保守は自重しろ。
スレ流して次スレになるとキチガイコテハンが沸いてきて
妨害活動をはじめるぞ。
このスレ内で完結させろ。
キチガイコテハンの例
19 名前:不可視のアイギス ◆MPG.G5R9co [sage] 投稿日:2008/06/25(水) 20:53:05.56 ID:HjLx5sj0O
何故パー速でやらないのはどうして?頭悪いの?死ぬの?
64 名前:不可視のアイギス ◆MPG.G5R9co [sage] 投稿日:2008/06/25(水) 21:05:43.42 ID:HjLx5sj0O
>>59あれ?昨日も同じ様なスレをみましたけど…パートスレじゃないの?
348 名前:みるく ◆milk..../. [sage] 投稿日:2008/06/25(水) 23:09:58.84 ID:dWb/DPhaO ?DIA(129553) 株主優待
キター
!vip2:stop:
---
グランドプリーストのかなりの攻撃
MP234使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 730)
このスレは7回目のダメージを受けた (880/1000)
こうかは ばつぐんだ!! さらにこのスレは8回目のダメージを受けた (1030/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは9回目のダメージを受けた (1095/1000)
このスレは・・・
停止しました。
---
見習い戦士のふつうの攻撃
ログインしてないです。
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:23:16.16 ID:CPTxmsHrO
突然、朝比奈さんだったものがビクリと痙攣した。
「?!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!いだい!い゛だい゛よ゛お゛ああ゛あ゛…」
ビクン、ビクンと数回身体を跳ねさせ、また動かなくなる。
佐々木、お前何をした…
「彼女を生き返らせただけさ。肉体のダメージはそのままにね。
くつくつ、死ぬ時は苦しかったんだろうね。まさか数秒で再び死ぬ程のダメージだったなんて。
わかったかい。僕の前では死など恐るるに足らない。
キミが望むならいくらでも生き返らせてあげようじゃないか。彼女らに何度でも死ぬ苦しみを味わせるためならね!」
くはははは、と佐々木は笑う。
これが、神の笑いか。
俺は、神と戦おうとしているのか。
恐怖よりも悲しみよりも、怒り。
佐々木を許さない。
「佐々木いぃ!!!!!」
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:24:23.29 ID:A7Ndx44z0
キョンのって発声って初めてじゃね?
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:25:26.30 ID:CPTxmsHrO
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:29:16.33 ID:HuWamO2QO
追い付いた!
wktk
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:29:58.35 ID:EFU0ARVd0
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:30:08.76 ID:Qz9HfKqP0
なんでだろう
この黒い佐々木と俺は同じような匂いがする…
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:33:56.44 ID:CPTxmsHrO
胸倉を掴む。
悲しくなるほどに軽い身体。
片手で持ち上げられる。ああ、人間っていざとなればこんな力が出るんだな。
「いいぞキョン。その本気の思いをもっとぶつけて来るんだ!」
雄叫びを上げながら長門の身体を殴り付ける。
一発目、グシャ、という鈍い音と共に鼻が潰れ、どす黒い血が零れる。
二発目。頬骨に当たり、俺の拳が割れる。
三発目。瞼を押し潰し、眼球が減り込む。
四発目。唇が拳と歯に挟まれ、切り裂かれる。
…
「くつくつ。良い、良いよキョン。キミに忘れられていた2年間に比べれば、今は至福の時間とも言える。
今は、僕だけを見てくれている。愛さえ感じるよキョン。
さあ、もっと怒ってくれ。僕を満足させてくれ」
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:35:26.14 ID:6rRe+yYl0
Mな佐々木かわいすぎて死んだ
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:35:58.27 ID:A7Ndx44z0
この状況どうすんだよw
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:38:13.70 ID:EFU0ARVd0
>>309 ちょ!!!!
鬱になってきた。脱落しそうだ。
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:44:23.74 ID:A7Ndx44z0
フロイトさんまだー?
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:46:15.96 ID:CPTxmsHrO
醜く腫れ上がった長門の顔を見ても、俺はもう何も感じなくなっていた。
もう怒りさえ忘れていたのかも知れない。
ただひたすらに、長門の身体を…佐々木を、壊した。
噴き出す血、高笑い、怒号、衝撃音。
何度も、何度も、何度も、何度も。
…長門の顔はなくなった。
醜い、血と肉の固まり。
掴んでいた胸倉を話すと、折れてしまいそうな身体は崩れ落ちた。
「……満足か。これでお前は満足なのか」
「…く、く。…い…よ、キョン…やっと僕を…みて…」
ガン!
思い切り、頭を踏み蹴った。
一体どうすれば終わるんだ…
と思ったその時、佐々木の雰囲気が変わった。
「………く?な…に」
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:49:50.64 ID:A7Ndx44z0
お?復活・・・?
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:51:29.02 ID:INL+IRnyO
wktk
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 13:55:38.79 ID:CPTxmsHrO
「…早く、今しかチャンスはない」
…なんなんだ一体。
「私…肉体の痛覚レベルが危険値に達したため、佐々木は一時的に気絶している。
今この肉体を支配しているのは私」
長門!長門なんだな!
「そう。時間がない。今のうちにこの肉体を完全に破壊すれば、佐々木の意識は消滅する」
でも、それじゃお前が…
「構わない。もとより私の油断が招いた事態。これくらいでしか責任を取れない」
そんな…お前は悪くない。
天蓋領域に洗脳されていただけなんだろう!?
それに佐々木が死ねば、もう能力を持つ者が居なくなる。
ハルヒ達を生き返らせられる可能性がなくなるんだぞ…!
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 14:04:25.20 ID:CPTxmsHrO
「私という個体は、あなたに幸せになって欲しいと感じている。
あなたの命が最優先。…心配しないで。
今なら私の情報操作で貴方の記憶を消せる。
だから…私を殺して、あなたは生きて」
そこまで言い切って、長門はガクリと首を落とす。
直後、んん…とくぐもった声を出し始める。
佐々木が目覚めようとしているのだろう。
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 14:06:57.52 ID:1SdhrQkfO
しえん
ながとおおおお
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 14:19:57.37 ID:A7Ndx44z0
ちょっと口直しに、ハルヒちゃんの憂鬱よんでくる。
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 14:27:13.60 ID:MuzFxTraO
くつくつくつ
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 14:28:25.83 ID:CPTxmsHrO
長門、お前の気遣いは有り難くいただくよ。
きっと全てが終わったら、俺の記憶はリセットされて…明日からまた平和な日常が始まるんだろう。
佐々木やハルヒ、古泉や朝比奈さん、そして…この長門とも出会わなかった事になり。
俺が望んでいた、退屈で億劫な日々が待っているんだろう。
ありがとう長門。
…だけど、俺はもうそんな日々は望んでいないんだ。
お前の事を忘れて過ごすくらいなら、俺もここで終わろう。
佐々木を抱きかかえる。
首の後ろに右腕を、膝の裏に左腕を。
ああ、改めて思う。…軽い。
佐々木、お前にも悪い事をしたな。
俺がもっと早く気付いていれば、こんな事にもならなかった。
もう、終わりにしよう。
屋上から校庭を見下ろす。
残り火と、血痕と、俺の大切だった人達。
一度だけ、振り返る。ハルヒと佐々木が倒れている。
…涙も拭わずに、俺は校庭へ続く空へと踏み出した。
324 :
【大吉】 :2008/07/01(火) 14:32:40.97 ID:LkxCpi1mO
キォォォォョン!!!!!!!
暗黒流れ星だと!!
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 14:38:03.17 ID:/QVzIy+hO
ほし
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 14:45:28.11 ID:MuzFxTraO
時をかけるキョン
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 14:47:40.95 ID:KAx69Mnf0
キョン(本名不詳)・・・・・・
なんという流れだ・・・
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 14:57:07.95 ID:A7Ndx44z0
ハルヒちゃんは和むなー
って、キョーン!!!
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 15:02:23.33 ID:8u8vmZHrO
追い付いた
支援
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 15:13:34.76 ID:CPTxmsHrO
いつも通りの朝。
また今日も訳のわからん数式やら英文やらを拝みに行く目的だけで長い通学路を行くとなると、
朝から憂鬱になるのもしかたないというものだろう。
まぁ言うまでもなく、拝むまでもなく睡魔にTKOされるのが日課なのだが。
がしかし、それでも否応なしに通学を強制されるのが義務教育制度の忌まわしい習わしであり、
俺もそれに漏れる事なく日々通学に体力を擦り減らしているのだが…。
と、いくら勿体ぶった所で現状は改善される訳でもなく、
結局の所俺は今日もいつもの道でいつもの友人に出会う事になる。
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 15:21:43.37 ID:lJeiVb9FO
中学校…?
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 15:28:25.44 ID:CPTxmsHrO
「くつくつ。そこまで勿体ぶって中学校に登校するのもキミくらいのものだろうね」
おう佐々木、おはようさん。
朝から俺の考えを読むのは止めていただきたいんだがな。
「キミの為だよ、キョン。もうじき期末考査も始まるしね。
僕と同じ高校を目指すならば、もう二、三歩の進歩は必須なのだから」
そうは言ってもだなぁ。
やっぱりいきなりお前と同じ進学校目指すのは些か無理なんじゃないか。
まぁ勢いとはいえ約束しちまった限りは頑張るが。
「そんな事はないさキョン。キミは頭は良い。
それを生かそうとする姿勢に欠けているんだよ。
今日も学校、塾、キミの家のフルコースだよ。覚悟したまえ」
334 :
【吉】 :2008/07/01(火) 15:40:24.15 ID:LkxCpi1mO
何だって?
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 15:44:46.99 ID:CPTxmsHrO
まぁよろしく頼むさ。
それより、なんかお前に謝らなくちゃいけない事があった気がするんだが…。
「ほう、興味深いね」
何だっけな?
お前にすごく怒ってたような気もするし、
すごく申し訳なかったような気もする…
最後にお前が目覚めて泣いてたような…
ん?最後ってなんだ?
夢とごっちゃになってるのかも知れん。
すまん、妄言だ。忘れてくれ。
「くつくつ、気にする事はないさ。もう謝る必要もないからね。
邪魔する者ももう居ない。
僕は二度とキミを離さない」
?そ、そうか…
「くつくつくつ。キミは何にも心配しなくて良いからね。
さぁ、行こうか」
そう言って、佐々木は自分の顔を両手で撫でて恍惚とした表情を見せた。
何かついてるんだろうか?
まぁ気にする事もないか。今日も平和だ。
こうして佐々木と一緒になんとなく幸せな時間を過ごせる事を神さんに感謝して、俺は佐々木の背中を追いかけた。
「くつくつくつ」
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 15:44:56.14 ID:oEMMbyDV0
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 15:46:08.27 ID:CPTxmsHrO
とりあえず終わり。保守&支援thx。
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 15:46:48.49 ID:oEMMbyDV0
乙
面白い終わりだった
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 15:47:01.21 ID:dqQXaVo00
乙!!
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 15:47:06.27 ID:/Kcri/Ts0
結局記憶消されちゃったのか
乙
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 15:49:25.91 ID:KAx69Mnf0
なんという落ち・・・・・・・・・・・・佐々木怖えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
乙
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 15:49:53.16 ID:UvYcLocpO
なかなか納得のいく締め方だったよ
面白かったんだぜ
朝比奈さんの絶叫とかな
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 15:53:04.62 ID:uD/+kUiMO
救いのないようなあるようなend……乙
乙
おもしろかったぜ!!
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 15:57:48.18 ID:1SdhrQkfO
乙!
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 15:58:49.46 ID:6hOoeVxGO
最後まで目が離せなかった
乙!!
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 16:02:32.13 ID:A7Ndx44z0
おつー。
佐々木エンドってことなんだよな?
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 16:03:16.19 ID:INL+IRnyO
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 16:03:34.67 ID:nS+ZgP2jO
乙ー楽しかった。
ただキョン君は止めてくれ………何かしっくりこないんだ……
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 16:12:17.17 ID:CPTxmsHrO
意外と見てくれてる人多かったんだなw
お粗末さまでした
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 16:12:52.41 ID:uPXXbyQMO
乙
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 16:13:24.41 ID:K0Zw3L+kO
乙!
面白かった
ネタバレ・ハルヒのキョンの本名は清野大地
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 16:17:56.97 ID:hAk2ZUUkO
>>353 恥ずかしいね…キョンの出席番号は後藤と谷口の間なんだよ
>>1乙
藤原ってでてきたっけ?
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 16:20:37.17 ID:CPTxmsHrO
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 16:27:26.44 ID:A7Ndx44z0
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 16:34:13.44 ID:M2O5qf1TO
このキョンは北高に行くのかな
おつ!
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 16:36:11.23 ID:CPTxmsHrO
>>357 行かない。佐々木が言ってるように、
ハルヒ、みくる、長門、古泉はいなくなってる
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 16:48:08.68 ID:Sp7YYH2OO
よくこんなの思いつくな〜
乙
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 17:02:35.95 ID:A7Ndx44z0
ハルヒだけでなくほかもきえてるのか・・・。
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 17:06:26.62 ID:Im9+n5GTO
面白かった
乙
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 17:09:44.62 ID:aeQmj8FdO
やっとよみおえた…
面白かったな。乙
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 17:13:03.49 ID:A7Ndx44z0
作者乙
保守してたやつも乙
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 17:23:46.05 ID:/QCYcBe3O
これ読んだらもう台本書きの文章なんて読めない
366 :
【大吉】 :2008/07/01(火) 17:39:21.70 ID:LkxCpi1mO
鶴屋さんは…俺の鶴屋さんは生きてるのか!?
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 17:40:43.96 ID:OFpO+QFOO
乙です
お疲れ様でした
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 17:40:57.49 ID:HoTKy63s0
乙
おもしろかった
古泉は俺のそばにいるけどな!
乙
乙。佐々木さんにはヤンデレが似合う……
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 18:22:25.59 ID:M1IKalov0
h
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 18:52:30.36 ID:Kv1k8nOA0
hosyu
乙
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 19:16:50.11 ID:BFZwzUpLO
乙(・∀・)ノ
乙 いいSSだった
乙
保守した甲斐があった おもしろかったぞ
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 19:31:11.28 ID:xbsNxjPvO
ただいま。
なんと。。。。残ってる!
そして
>>1乙
よかったぞ
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 20:11:09.95 ID:9faqepK4O
保守
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 20:54:44.46 ID:CPTxmsHrO
まだ残ってるww
>>1乙
面白かった
また書いてくれるのを楽しみに待ってる
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 21:21:35.86 ID:M1IKalov0
h
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 21:22:02.63 ID:M1IKalov0
ho
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 21:46:45.22 ID:JW767ZLaO
>>1 乙!ちょっと鬱エンドだがそれがいい!面白かった
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/01(火) 22:02:39.86 ID:/QJ5LLHr0
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ほ