スゥーッ…フー…廃ビルの屋上。暗闇の空に虚しく煙が漂う。男はフェンスを背にし腰を掛け煙草を吹かしている。
暗闇にただ一点の赤い光のみが光だけで彼の顔は見えないほど彼は闇に溶け込んでいた。
後ろには夜中だというのに車は走り、街のネオンや電灯とうで、こちらから見るととても眩しい過ぎるほどだ。
彼は時計をチラチラと伺いながら街を見ている。「そろそろかな。」
男は煙草を携帯灰皿に突っ込むと傍にあった『それ』に手を掛けた。
彼は長いそれを構え、引き金を握り筒のようなものを見ている。
彼はじっと待つ。ただじっと筒を見つめて静かに。ふと男がニヤリと笑い引き金を引いた。
それの先は光り、一瞬彼の顔が見えた。とても若い男性のようだ。たいして大きな音はしない。
それの先にはサブレッサー(消音装置)でも取り付けてあるのだろう。
彼はそれを取り、手際よく分解している。ものの数分でそれをバラバラにし。分解したそれをスーツケースにしまっていく。
他の荷物も鞄に突っ込んで立ち上がり、颯爽とビルを後にした。
その日、一人の裏組織のボスが地獄に堕ちた。頭を撃たれて一撃だったという。
時は2099年。無論、アニメのような空飛ぶ車も無く、ロボット開発もなかなか発展を見せない。変わったことといえば、異常と言える好景気。いや、むしろ超景気と言えるほどの物価の高騰。
時代の流れに乗り切れた人々は次々と金を手にし、他の人間はかつての日本とは思えないほどの貧民の増加。日本は金というものに目が眩み、腐っていた。
そしてここは東京。腐った日本、狂った日本の首都。人々はいつからか『東狂』と呼ぶようになっていた。
「ふぁ〜〜っ…」ホームレスの段ボールが並ぶ裏路地にぽつんと停められている車の中で寝ていた男は目をさます。
車の中に置かれている時計の針は10時を指していた。彼は頭を掻きながら時計を見て時間を確認し、車の後ろからスーツを取り外に出る。
今の彼はシャツ一枚に下着と、随分軽い恰好だ。身長は190前後。太ってはいないが痩せすぎてもいない。標準より少しがっしりしているがムキムキというわけでもない。
至って普通の体型だ。人の目も気にせず着替えている。Yシャツはシワだらけ、スーツは埃が、ネクタイなど…あるはずもない。
一通り着替えてサイドミラーで髪型を確認すると火の着いていない煙草を加える。車の鍵を閉めて歩き始めた
中2の友達から送られてきて、アドバイスしてほしいらしいからお前ら頼む
とりあえず方向性を安価できめようか
>>5
4 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/19(木) 23:39:54.18 ID:hAxauCgG0
狂
5 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/19(木) 23:40:45.53 ID:+5ZjjVYt0
ひろし・・・までは読んだ
こいそら
7 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/19(木) 23:41:14.08 ID:D6l75U2u0
東狂を本拠地とする読売ジャイアントスイングスの快進撃を描く
8 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/19(木) 23:41:58.19 ID:b9kCbtAP0
3行で
9 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/19(木) 23:43:33.59 ID:i4ydZH3k0
今読み返したら主人公の名前ねえじゃん
ごめん再安価
主人公の名前
>>12 話の方向性
>>14
10 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/19(木) 23:45:55.02 ID:FRlVmfZvO
とりあえずksk
11 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/19(木) 23:49:29.34 ID:hAxauCgG0
愛のVIP戦士こと全板人気
12 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/19(木) 23:50:13.59 ID:z8iWrDKpO
うんこまん
13 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/19(木) 23:51:15.69 ID:hAxauCgG0
うんこまんの誕生
14 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/19(木) 23:52:29.29 ID:z8iWrDKpO
うんこまん復活
15 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/19(木) 23:57:40.41 ID:i4ydZH3k0
はいはい、とりあえず話は面白いから
これからこの主人公うんこまんがべんきまん率いる裏組織と戦い
記憶を奪われるがヒロインのCC(シーシー)がその封印を解き
再びべんきまんを倒しにいく物語にしたらどう?
ってアドバイス送るわ
>>15 ヒロインがTO-TOなら良かったのに……。
17 :
愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/20(金) 01:08:29.59 ID:QVOhYB/l0
やってやろうじゃないか
ほ?
ふざけんなってメール返ってきた
まだあったw
「んっ、あっ、あっ、あ、あんっ、んんっ」
腰を動かす度に少女は声を発する。それはまるで楽器の様でもあった。
甘い声を聞きながら、俺は考え事に浸っていた。その内容は、ある人物の死についてだった。確かに、殺される怨みは一つや二つではなかっただろうが、殺したいと、殺せるでは話が変わってくる。
前者は誰にでも出来るが、後者はその力を持たなければならない。死んだのはある組織ではボスとして君臨していた実力の持ち主だ。少なくとも普通の人間の力では難しいはずだ。
「んっ……どうしたの?あんまり乗り気じゃないじゃない?」
少女は俺の胸に舌を這わせ、健気にも気を誘おうとしてくる。
「あぁ、スマナイ、義理父の事を考えてた」
傍にあった『それ』に手を掛けた
彼は長いそれを握り、ふとニヤリと笑った。
東京タワーのような大きさのそれの先からカルピスのような液体がでた。
それの先にゴムでもつけてあるのだろうがそんなの関係ない
「これは・・・東京タワーなんかじゃない・・・東狂タワーだ!」
男はそういうと颯爽とビルを後にした。