ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」
前スレ、三日ルールで落ちたのか
これからちょっと投下させていただきます。
出来ているところまで(三レスか四レスほど?)になります。
激鬱展開でエロありですので嫌いな人はよまないでください。
よければ1時からいきます。
いちおつ
あいよ
ホントに激鬱展開でエロありなので嫌いな方は読まないように注意してください
つきあい始めた俺とハルヒは北高イチのバカップルとしてその名をほしいままにした。
それにつれてハルヒの不思議な力は徐々になくなりついには完全消滅。機関も解散、古泉は目出度くお役御免となった。そして卒業、俺とハルヒは一緒に東京の大学へと進学した。俺達は幸せだった、この幸せがいつまでも続くと考えていた。
しかし些細な事がきっかけで入学早々に喧嘩別れ、何が原因だったのかは今では思い出せない。
ハルヒはそのまま大学にも来なくなり音信不通、あいつが今どこで何をしているかはまったくわからない。
一年ぶりに帰省した俺を待っていたのはいつものにやけ顔だった。
「おひさしぶりです、お元気そうでなによりです」
そういえばこいつは機関が無くなってもこの態度は変えないんだったな。
古泉、俺はみての通りだ、それに顔が近い!
「あなたもかわりませんね…、今日は一緒にいっていただきたいところがありまして、さぁ僕の車にどうそ」
古泉一体どこに? またいつぞやの閉鎖空間とかそういう話か? 正直ハルヒがらみの話は御免こうむりたかった。
「いけばわかります、ヨソから耳にされるよりはご自分で確かめられた方がよいでしょうし」
だから何の話なんだ?
「百聞は一見に如かずですよ、おっともう直ぐ着きます」
おい、古泉ここは…。
「えぇいわゆるソープランド、ここはコスプレソープとして有名です、まぁいわば慰労会でしょうか、高校時代お世話になったあなたへの感謝の気持ちです、それに遅かれ早かれここへいらっしゃるでしょうしね」
だから古泉一体……。
「あぁそうここの払いは僕の方で済ませておきます、相手の方は今日はもう最後まで貴方の貸切です。ここの店長には話しが全部通っていますのであとはごゆっくり」
いつものにやけ顔に話をかわされ、店長に案内されるまま俺は部屋へと通された。相手の女の子は着替えていてもうすぐ来るという。なるほどコスプレソープというだけあり、風呂に学校の教室もどきな簡単セットが同居しているという不思議な構造だ。
俺はハルヒと別れてから、何人かの女子と親しくはなったがどれも長続きしなかった。
ここしばらくはそういったことはなかったので俺は胸の乾きをおさえながら落ち着かない気分でやってくるであろう女の子をまった。そして…待つことしばし、聞きなれた声がした。
「初めましてハルにゃんです。初めてなのに団長セットをリクエストだなんてお客さんもしかして北高の人?」
>>8 声がする方を振り向くとそこには北高の制服に団長腕章をした笑顔のアイツがいた。だがその笑顔は部室で当たり前のようにみていた輝かんばかりのものではなく顔に貼り付けたような営業スマイルだった。
嘘だろ……ハルヒ…、おまえ…。
「えっ……キョン…」
みるみる貼り付いたスマイルが落ちていく。
ハルヒ…一体なぜ……。
「……隠してもしょうがないわ、教えてあげる」
いわゆる良くある話、ハルヒはタチの悪い男に引っかかり莫大な借金を背負った。
新聞や雑誌で読む分には『そういうこともあるんだな』ですむが身近な話になると全く違う。
なぁハルヒ、…ここを辞めて俺と暮らそう、借金だって学校やめて俺が働くし…それにこうなる前になぜ俺にいってくれなかったんだ。
「そんなの無理よ利息だけで毎月百万以上だったのよ、今だって毎月何十万も利息だけで払ってるし、アンタが働いたってどうにかなる額じゃないわよ」
それにもう無理、あたしは…普通には戻れないのよ…。
そんなことないよ、ハルヒ。俺は…。
……わかったわ、論より証拠。これを見て頂戴。
ハルヒが備え付けのパネルを操作すると壁に組み込まれたAVセットが起動し、映像が映し出されものものしいテロップが流れる。
『本作は海外某所での撮影のため、作品中の行為はすべて日本国法令の適用を受けません』
そしてタイトルが表示される。
『黒人レイプ−乱交4P。ハ●ヒ(18才)の三つの穴に全員中出し!』
えっ、ハルヒ…これ……。
「キョン、だまって見て頂戴」
し
11 :
8:2008/05/30(金) 01:10:02.98 ID:cJjdR9QL0
すまんパソがいきなり落ちた。
書き直すので今回はここまでだ、スマン。
もう来なくて良いよ
,,llllllllllllllll,゙llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllii,、
lllllllllllllllllilli,!lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli,,
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14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 01:31:42.24 ID:psIp4wb90
>>9 テロップの通り海外の風景が映し出される、どうやらどこかのリゾート地らしい。
海岸を散歩したり町を散策するハルヒが映し出される。
恋人同士のプライベートショットといった感じだ、撮影者はハルヒがいうアイツだろう。
アイツの問いかけに笑顔でこたえるハルヒ、その笑顔は高校時代の輝きには劣るが今の営業スマイルより遥かに輝いていた。
「海外のリゾートに連れてってくれる、豪華なコテージで三泊四日っていわれてあたし嬉しかった、アイツにもまだ優しいトコがあるんだなって思ったの…でもお金はあたしがほとんど用意したんだけどね」
コテージに入り恋人同士の他愛ない会話が続く、そんな情景に嫉妬を覚えながら俺は画面を見つづけた。
「ビデオも旅行の記念って言われたの、でもやけに立派な機材でなんだかおかしかった、それにアイツ気味が悪いくらいにすごく優しくて……」
そして画面は急展開する、屈強な黒人三人組が部屋に乱入してくる。続いて別な撮影機材を持った撮影スタッフと思しき連中があとに続く。
三人はタイトル通りハルヒに襲い掛かる。ハルヒはカメラに向かい撮影しているアイツの名を呼び必死に助けを求める。
しかしカメラは動かずに助けを求めるハルヒを映し続ける。カメラが切り替わり必死に助けを求めるハルヒとその姿を撮影するアイツを映す。
再びカメラは戻り全てを悟り絶望するハルヒ、その表情をカメラは無情にもクローズアップする。
三人の男達は打ち合わせでもしていたのか、なぶるようにゆっくりとハルヒを追い詰める。二つのカメラは必死に抵抗を続けるハルヒを執拗に追いかける。
「アイツったらあたしが『助けて』っていっても笑いながら見てるだけなの…」
ついに耐え切れなくなったのか男たちに囲まれたハルヒの勝気だった表情が崩れ一気に泣き出す、そしてハルヒの体が崩れ落ちる。
カメラはそんなハルヒの有様をさらに追い続ける。
一人、又一人と入れ替わり立ち代りハルヒの体に三人の男達が分身を打ち込んでゆく。ハルヒは泣きじゃくりながらうわ言のように『…いや…もうやめて…』などと繰り返すだけだ。
時々画面が分割され男がハルヒに打ち込む律動とそれに合わせて反応するハルヒの姿が映し出される。順番を待っている男たちは待ちきれなくなったのかハルヒの手や胸などで自分の分身を愛撫させようとする。
既にハルヒに放出しているというのにその猛々しさは衰えていない。始め動きが鈍いハルヒだったが男達から叱咤されると動きが早くなる。
二台のカメラは結合部分と泣きながら男たちに奉仕するハルヒをアップでさらに追う。
「ちょっとでも三人に逆らうとぶたれて……アイツはそれを見て『言うこと聞かないともっと酷い目に合わす』って……」
せめてアナル池。もしくは氏ね
寧ろ素直に氏ね。
これはアウトだな。NGっと。
しかし電波が来なくて困る。前は文章にするのももどかしいくらい溢れてきてたのにな。
あのときちゃんと拾っときゃ良かったな。
でも、プリンスレとしては保守だよ
キョン「でだ、古泉。なんで俺たちはこんな目にあってるんだ?」
説明しよう!
現在、キョンたちSOS団一行はいかだに乗って海の上である。簡単にいえば、遭難だ。
古泉「多分、プリンスレが漂流してるからではないかと。」
おいおい・・・スレが俺たちの運命を決めるのかよ。
続かないよ保守だから♪
>>15 三人の男達は声を掛け合いながらハルヒの前、そして後ろのアヌスと順番にハルヒの体内に自分の分身を打ち込んでいく。
二台のカメラは前と後ろにそれぞれ打ち込まれていく結合の様子とそれに反応するハルヒの姿を同時に映しだす。
中でこすれたのか後ろの結合が完了した瞬間、ハルヒは大きく身をそらした。
そしてだらしなく半開き状態のハルヒの口に新たな分身がねじ込まれる。
サブタイトルのハルヒの三つの穴、その全てが男たちの分身でふさがれる。カメラは上下の結合部分それぞれのアップへ移行する。
「あたし…前をお口も後ろのアヌスだって全部キョンがはじめてで、アイツともなんどもしてた…でも同時にっていうのは始めて…すごく…すごく…つらくて……」
その言葉どおり男達にサンドイッチにされたハルヒはとても苦しげだった。
すべての気力も失せたのか時々思い出したかのようにみじろぎするだけだった。そんなハルヒの姿もカメラは執拗に追う。
ハルヒの口を使っている男はそんな状況に業を煮やしたのか又もハルヒを叱咤する。
思い出したかのように愛撫らしき口の動きをはじめるハルヒだったがその動作は緩慢ですぐ止んでしまう。
男は何度か叱咤を繰り返したが、諦めたのかハルヒの顔を抱え強引に前後に動かしだす。
その間をハルヒの前後に打ち込まれた分身は律動を続けて男たちはサンドイッチ状態のハルヒの体を愛撫する。
律動や愛撫にハルヒの体は無意識に反応するのかハルヒは時々軽く痙攣したような動きを見せる。
二台のカメラは適確に痙攣の原因とその結果を同時に画面に映し出す。
画面の外から合図が送られると男達はラストスパートの体勢に入る。
そしてほぼ同時、いっせいに男達はハルヒの三つの穴に己の欲望を解き放った。
力なく横たわり男達に放出された汁を三箇所から垂れ流し、涙を流し続けるハルヒの姿、その姿を二つのカメラが様々な角度から映しつくしその映像は終わった。
「…キョン、ビデオはここで終わりだけど、このあともあたしは一晩中だったの、三人がローテーションで前、後ろ、お口って場所を変えて…また同時にそれぞれね……おまけに撮影のスタッフ達の相手までさせられて……あの晩だけで何十回させられたかわからないわ……
疲れて果てて気を失っても『気付けだ』って冷たいシャワーを浴びせられて無理矢理何度も起こされて…アイツはそれを見て『沢山だされて汚れたハルヒが綺麗になって丁度いい』っていうの………」
耐え切れなくなったのか、ハルヒは泣きだした…。俺の頭に浮かんだ励ましの言葉や慰めの言葉…それは…あまりに重過ぎる現実の前にたちまち消え去った。
俺は泣きじゃくるハルヒを抱きしめた。しかしその力はそれほど強くはなかった。
22 :
15:2008/05/30(金) 06:30:00.00 ID:z8VW7GxE0
とりあえず書いた分はこれで終わりです。
どこで続けるかも含めてちょっと考えてきます。
お客様(>22)
失礼とは存じ上げておりますが、お客様がお持ちになった作品(SS)は本展示場(スレ)の主旨
に反するように思われます。
ふさわしい展示場(アナルスレ)に今度から投下されることをお勧めいたします。
その方が、適切な評価も得られる可能性が高まるかと存じ上げます。 by新川(偽)
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 06:59:15.49 ID:yx9kQvHJO
ho
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 09:55:08.90 ID:B0l1n9DjO
欝はこのスレよりアナルがいいかも。
シリアスものはこっちでいいかも
今からでも遅くないから、アナルかエロパロに行きなさい
流れを読まずに甘い保守ネタ
☆5・自転車とあなた
「スピード!落ちてるわよ!」
「んなこと言ったってキツイんだよ!」
あたしを乗せたキョンの自転車は坂道をゆっくりゆっくり進んでいく。
口ではこう言ってるけど、これ位があたしに丁度いい。
だってその分この時間を長く楽しめるじゃない?
でも恥ずかしいから絶対言わない!絶対口には出さないの。
キョンの額に汗が光る。
ああ、今日も暑くなるわね。ご苦労様。
あたしはそのお礼に頬に一つキスを落として素直に言えない「ありがとう」を表現するの。
直後、あたしを乗せた自転車が盛大に転んだのは神様しか知らない。
(素直に言えないアイシテルも一緒に)
>>28 ラブラブするのはいいけど時と場合を考えましょうw
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 10:12:36.04 ID:B0l1n9DjO
>>28 10個全部投下し終わったらまとめにあげてくれ!
読めなかったのもあるんで
まだあったのかこの糞パートスレ
尻穴落ちてたw
>>28 甘ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい
VIP自体が落ちてたなw保守
自転車で転ぶとマジ痛い
ラブラブは時と場合を考えましょう
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 11:38:22.73 ID:B0l1n9DjO
保守
>>22 プリンにこんなSS投下するなよ
どう見てもエロパロ行きだろこれ
安価すんな。キチガイなんだろ。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 13:41:13.52 ID:J4oKSa4VO
キョンのフェロモンは異常
間違いや無知でなく、荒らしの可能性大
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 14:55:09.70 ID:vOivMdYpO
まあまあ、そうカリカリしなさんな
てか嫌いな奴は読むなと注意書きしてあんだから
わざわざ読んで文句つけるのもどうかと思うぞ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 15:35:31.51 ID:B0l1n9DjO
ほ
保守
>>41 話の内容を読まなくても注意書きを見ただけでプリンに投下すべきじゃないと皆は言ってるんだと思うよ。
読む、読まないじゃなくて、それ以前の住み分けの問題。
見るなと書きゃ許される訳はない。
鬱ならアナル、エロならエロパロと他に適切な場所がある。
事前に注意されてる中わざわざここを選んだのだから相応な反応だろう。
どうもスレ保持数が前後してるな。
朝は900あったのに今は700だ。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 16:43:16.66 ID:B0l1n9DjO
>>46 もともと700だったんだからいいじゃん。
400になるとかより全然まし
ほしゅ
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 17:35:52.85 ID:JdXo73vMO
久しぶりの保守
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 17:36:18.70 ID:EZOuntF/O
ほす
ハルヒって関西が舞台なのになんで関西弁じゃないの
舞台というよりはモデルなんだろう。多分。
そういや登場キャラが関西弁?を喋るSSはあったな。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 18:27:23.92 ID:QpNse1jZ0
保守
登場人物全員が関西弁の原作って嫌だなw
全員鶴屋さんみたいな喋りになってるようなもんだ。
保守
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 19:48:41.12 ID:Rbr3ohDKO
ほ
57 :
22:2008/05/30(金) 19:56:25.47 ID:IfrE02vo0
場の空気を乱してしまったようで申し訳ない。
別の場所での投稿を考えて見ます。
それでは
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 20:01:06.79 ID:6vCiVpgG0
>>52 長門有希の報告 の事かな?
>>54 >全員鶴屋さんみたいな喋りになってるようなもんだ。
それは実に鬱陶しいねw
ほしゅ
関西弁にも色々あるんだぜ
あのあたりはそんなにキツくないとおも。
という保守
エキセントリックな毎日だ。予想斜め上の出来事ばかりの。とは言ってもそれを楽しんでいる自分がいる。でもハルヒにその事を素直に言えない。
あー、ひねくれてるな、俺は。
いっそハルヒが天変地異でも望んでくれないか。あの時みたいにハルヒと二人生存…なんてな。
心の中にひろがるモヤモヤとした気持ち。素直に伝えれば楽になるのか?
なあ、ハルヒ。俺を永遠ひっぱりまわすのは、おまえだけでいい。
自分の好きな歌詞保守!
エキセントリックな毎日や。予想斜め上の出来事ばかりの。ゆーてもそれを楽しんどる自分もおる。やけどハルヒにその事を素直に言えへん。
あー、ひねくれとんな、俺は。
いっそハルヒが天変地異でも望んでくれへんかな。あの時みたいにハルヒと二人生存……なんてな。
なあ、ハルヒ。俺を永遠に引っ張りまわすんは、おまえだけでええ。
関西弁にするとこうなります。
>>63 なるほど、そうなるのか
でも1文抜けてるぞw
舞台じゃなくてモデルか
スレタイだと、
ウチのぷりん食うたやろ!
になる訳か?
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 21:44:53.74 ID:YZUH4uoqO
>ウチのぷりん食うたやろ!
これはいい…ディ・モールト(非常に)いい…!
というわけで投下します
67 :
I don't choose, but decide. chapter02:2008/05/30(金) 21:47:49.58 ID:YZUH4uoqO
いまいましくも記憶に残っていたクソ野郎の名前を叫び駆け出しながら、
前回の顛末を思い出し古泉にコールする。機関の状況が今どうなっているのかは分からないが、
やはりこういう時に頼りになる人間はヤツだろう。だが2コールで出た古泉の言葉には以前程の周到さはなかった。
「どうしました?お二方は無事に送れたのですか?」
そんな場合じゃないんだ。また朝比奈さんが誘拐された。
「今どこにいます?」
公園だ。もう切るぞ。
古泉に落ち度はないのだが苛立ちを隠せなかった。何を悠長な事を言ってやがる。
前の手際の良さはどこへ行ったんだ。
今から行く、という言葉を聞き流しスピードを上げしばらくするとワゴンがぐっと近付く。
…どういうつもりだ?失速しやがった。
程なく誘拐野郎の車は完全に停車し、見たくもない奴が運転席から姿を現した。
その表情は意外にも苦渋に満ちていた。意表を突かれ足が止まる。
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 21:49:11.04 ID:WqOFGX6pO
プリン「ちょっとハルヒ、わたしのキョンたべたでしょ」
69 :
I don't choose, but decide. chapter02 :2008/05/30(金) 21:51:41.15 ID:YZUH4uoqO
「逃げられた」
…何?
藤原は独り言のように口を開くとこちらに視線を向けた。その表情がすぅっと笑みの形に歪む。
それをきっかけに殴ってやろうと歩き始めたところで、背後からヘッドライトの光が近づいてきた。
…古泉だ。飲酒運転だぜ?
−−−−−−−−−−−−−−−
「強制帰還コードだ。ふん、予測できる事態ではあったが」
黙れ。何を抜かそうとお前が朝比奈さんにまた恐怖感を与えて俺達との別れの後味を悪くした罪は消えないぜ。
「…遅くなってすみません」
殴り掛かろうとしていた俺の肩に手が置かれる。
「さて、この事態を起こした理由をお話し願いたいのですが」
コイツの冷静さは救いになった。
確かにこのタイミングでなぜもう一度この暴挙に出た理由を聞いてからでも殴るのは遅くない。
「涼宮ハルヒの情報改変能力は消滅した。規定事項が彼女に揺るがされる可能性はないはず」
いつの間にか隣にいた長門が口を開く。
心強い事だ。こいつら二人が隣に控えているだけで並大抵の事じゃ負ける気がしない。
藤原の話を聞くくらいの心の余裕が急速に戻ってくる。
拳を下ろし、睨むだけに留めておいてやる。
70 :
I don't choose, but decide. chapter02:2008/05/30(金) 21:53:58.21 ID:YZUH4uoqO
「僕には話す事などないな。話したとしてもお友達ごっこに浸りきったお前達が信じる…いや認めるとは思えない」
再び俺の感情を逆撫でするような台詞を吐きやがる。ぐっと拳を握ると、
「でも…ふん、お前達が動揺するのを見るのも悪くない。いいさ、話してやる。禁則も多いけどな」
藤原の語った内容は確かに信じられる内容ではなかった。
−−−−−−−−−−−−−−−
「朝比奈みくると僕の規定事項は完全には一致していない。決定的なのは向こうのやり方で規定事項を固定すると僕の存在が脅かされるということだ」
「僕の規定事項は禁則だが朝比奈みくるの規定事項と重なっている所もある。
いや、もしも未来からのエージェントが朝比奈みくるでなければ両者を満たせたはずなんだ」
「あの何も知らされていない女は自らの利益しか考えていない…いや、考えなくなる」
「だから今の段階ど止めておきたかったのに…ふん、向こうの方が一枚上だったって事だな」
御託はいい。手短に話せ、早く俺はお前を殴りたいんだ。
藤原は笑いに悪意を増して、
「…朝比奈みくるは涼宮ハルヒを殺しにくる。それが奴の規定事項だ」
しえn
72 :
I don't choose, but decide. chapter02:2008/05/30(金) 21:55:31.40 ID:YZUH4uoqO
−眩暈がする。藤原の言葉を信じたわけじゃない。
信じるわけがないよな?例え親の口から同じ言葉が出たとしても信じないぜ。
怒りで眩暈がしたのは初めての経験だ。
「消えろ」
これ以上コイツの顔を見ていたら殺してしまうかもしれん。ハッタリじゃない。
「いずれ分かる。お前達の為じゃない。僕は僕自身の為に行動する。
こんな事態になるならもっとちゃんと佐々木達に協力しておくべきだった」
「涼宮ハルヒとお前を軽視した僕のミスだ」
消えろと言ったんだ。三秒以内にな。
「後悔しても知らないからな。お前と涼宮ハルヒは…ふん、禁則だ」
−−−−−−−−−−−−−−−
朝比奈さんがハルヒを殺すだって?どうやって殺すって言うんだ。彼女の手に握らせてしっくりくる凶器すら思い付かん。
あの場をうやむやにして切り抜ける為に出まかせを言ったんじゃないか?
そうに違いない気がしてきた。だとしたらあいつの思惑にはまった事になるな。
畜生め、何にしろ腹立たしいことこの上ない。どうやったらあんなにねじ曲がった人格が構成されるんだ。
73 :
I don't choose, but decide. chapter02:2008/05/30(金) 21:56:46.54 ID:YZUH4uoqO
「彼の言ったことが本当かどうかはさておき今日は休みましょう。お二人を送るには少々長すぎる時間が経っていますし、
涼宮さんも心配されているのでは?」
本当なわけないだろう。お前も俺を怒らせるのか。
「僕としても信じたわけではありませんよ。ただ能力は喪失されたとはいえ涼宮さんが世界にとって重要な存在であるのは…
疑いようのない事実ですから、用心に越した事はありません」
「わたしが守る。あなたと涼宮ハルヒはわたしという個体にも古泉一樹にも大切な存在」
「そういう事です」
古泉の車で運転席と助手席からかけられた言葉は、俺の心を少しばかり癒してくれはした。
しかし、俺が二人に求めていたのは…
『もし〜なら』
『たとえ〜でも』
という仮定法ではなく、『そんな事は万に一つもありえない』という信頼に基づく断定だ。
74 :
I don't choose, but decide. chapter02:2008/05/30(金) 21:57:58.67 ID:YZUH4uoqO
自分の存在に関わる過去の事項が変容していたらどうする、と朝比奈さんに問われたのを思い出し、
俺の中で疑心の芽が顔を出した…そんな気がした。
そんな事、ありえないですよね?朝比奈さん。
祈りながら無言で過ごす車内。排気ガスの臭いが妙に強く感じた。
−−−−−−−−−−−−−−−−
家の前まで送ってくれた古泉に目と手で礼を述べ、玄関に足を踏み入れる。
そこではハルヒの真っ白い靴が強烈な存在感を誇示しながら鎮座していて、その隣に脱ぎ捨てた靴を揃えた。
部屋に入ると、枕をぎゅっと抱いて静かに寝息をたてるハルヒが目に入ってくる。
75 :
I don't choose, but decide. chapter02:2008/05/30(金) 21:59:07.14 ID:YZUH4uoqO
『朝比奈みくるは涼宮ハルヒを殺しにくる』
『それが奴の規定事項だ』
くそっ。そんなはずないんだ。三年以上も一緒に過ごしてきたんだぜ?
それなのに何故高二の時にいきなり乱入してきた野郎の言葉が頭から離れないんだ。
…ハルヒ、お前は死んだりしないよな?もう突然俺の前から消えたりしないよな?
「…ん」
カチューシャしたままの頭を撫でると声を漏らす。邪気のかけらもない寝顔だ。
「カチューシャしたままじゃ痛いだろ」
トレードマークの黄色を外してやり、ベッドの隣に潜り込み意外なほど華奢な腰に手を回す。
下心なんかじゃないぜ?
ましてや藤原の話を信じたわけじゃない。
…信じるわけがない。
離したくなかった。
俺は涼宮ハルヒを絶対に離したくなかったんだ。
鼓動が重なり、俺を眠りの世界に導くまでそう時間はかからなかった。眠りにつく直前、俺は願った。
夢の中でもハルヒといたいと。
ちゃぷたつーおしまいなのであった。
支援アリガトゴザマシタ!
乙!
乙!おお、面白くなって来た……!
そして
>>62はその曲のタイトルを教えてくれればいいと思う
保守
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 22:54:20.27 ID:yx9kQvHJO
乙!
保守
乙
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 23:54:49.77 ID:Rrd7XJGyO
(=ω=.)
保守ネタでも反応頂けると嬉しいですね。
折り返しましたのでもうしばらくお付き合い下さい。
☆6・軋むベッドの上で
ふと、目が覚めて携帯を手に取る。
午前1時。
もう、そんな時間なのか。
トイレにでも行こうと身体を起こそうとすると左腕に鈍い重みを感じた。
覚醒しきっていない頭をフル回転して思い出す。
ああ、そうか。今日はハルヒが泊まりに来ていたんだっけ。
ハルヒを起こさないように体勢をほんの少しだけ変えて、眠るハルヒの顔をまじまじと見つめる。
月明かりに照らされるそれは、まさに落書きしたくなるほど様になっていた。
流石に落書きをしてしまうと明日の朝が怖すぎるので止めておこう。朝からプロレス技をかけられるのは勘弁だ。
その代わり、起こさない程度にキスを落としてやる。
髪から耳、頬、そして首筋へと。
ハルヒが起きていたという事実を知るのは、また後日の話。
(これもある種の閉鎖空間)
お泊りだぁ?
10のキスどころの騒ぎじゃないなw
保守
キスなんだから、お泊りとかはちょっとw
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 00:54:18.23 ID:HpyTDGh90
保守
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 01:02:54.82 ID:zvYcrNTkO
保守
>>87 すみません;
一応キス主題になってるので許してください;
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 01:26:12.27 ID:CgedpMhEO
保守
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 01:50:16.47 ID:VMf3C0TpO
保守
保守
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 03:05:08.23 ID:oA/PS5P+O
保守
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 03:47:40.02 ID:CgedpMhEO
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 04:03:50.01 ID:+A5PNTT4O
保守
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 04:48:49.41 ID:CgedpMhEO
保守
「……俺には拒否権という物は存在しないのか?」
「当たり前じゃない。 制限時間の終わりは近いわよ。」
ハルヒは朗らかで恐ろしい笑みを浮かべて俺を見ているが、この空気には耐えられない。
部室から抜け出せば有耶無耶になる……そう考えていた時期が俺にもありました。
「ちょっとトイレに行ってくる。」
「……待って。」
ドアノブに触れた瞬間、長門が俺を制止した。
「……ブレザーの右ポケット……定期券はトイレに必要がない。」
「キョン君、今日は帰っちゃ駄目ですよ。 わたしも答えを聞きたいです。」
「ははは、まさか鞄も持たずに帰るわけありませんよ。」
朝比奈さんまで俺に釘を刺してくる。 この様な状況は勘弁して欲しいものだ。
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 05:12:54.47 ID:f939bMio0
「で、あんたは誰にキスをするの? 考えてから戻ってらっしゃい。」
俺を見送ったが、用を足した後に男子トイレ入り口に感じる気配はどう説明してくれるのか。
……逃げないように監視しているだろう、絶対。
コッソリとトイレを抜け出そうと窓を開けると、緑色の髪の毛の少女がニコニコしながら
こちらの様子を伺っていた。……喜緑さんまで呼んだのか。
俺はトイレの個室に籠もり、人の気配が消えるのを待った。
男子便所の扉が開く音が聞こえ、誰かが男子トイレまで進入してきた。 冗談だろ?
だが、それ以上は何もない。
ふと、便所下のスキ間を見ると、複数の瞳が俺の様子を伺っていた。
「ばれたら仕様がないかな。 キョン、僕も詳しく知りたいから参加させて貰うよ。」
「……佐々木!?」
「……声だけで分かってくれる……運命だね。」
いや、喋りで分かります。
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 05:17:51.03 ID:f939bMio0
俺は佐々木の視線から逃れるように上を見つめると、長門やハルヒが個室の上から中へと進入してきた。
「頼む、来ないでくれ! 俺が悪かった!」
「キョン、残り時間はあと2分53秒よ。」
やがて、制限時間が過ぎ、俺は……
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 06:21:14.18 ID:C6h8i4r0O
何というホラー
早朝キス保守。多少減糖。
☆7・おはよう!
おはよう!
通い慣れた坂道であなたの背中を見つけて走り出す。
何故だろう。昨日は眠れなかったのに清々しい気分ね。
思いっきり背中を叩くと疲れた様に振り返る。
ちょっとその反応は無いんじゃない?
聞いて!昨日は悪夢を見たのよ。
あんたはいい夢見れたのかしら?
(いつぞやのファーストキスの相手は貴方だというのは内緒だけど)
微糖保守
保守
微糖
106 :
晴樹:2008/05/31(土) 11:17:48.62 ID:pE2A5EXA0
投下します。
「きっとまた会えるから」
俺はさっき死んだ。
今日は久しぶりの不思議探索の日だった。
めずらしくペアになった俺とハルヒは、たまたま工事現場の横を通りかかった。
それが運の尽きだった。まさか角材が落ちてくるなんてな。
ハルヒに当たる筈だった角材はかばった俺の頭に直撃。そりゃもう相当痛かったな。泣き叫ぶハルヒの声と救急車のサイレンの音がぐるぐるまわり、俺は意識を失った。
そして救急車の中で俺は死んだ。
だから、手術室へは行かず病院の個室に運ばれた。
俺の顔には白い布がかぶせられてる。
107 :
晴樹:2008/05/31(土) 11:20:38.43 ID:pE2A5EXA0
俺は今体はないが、意識はある状態だ。
部屋の片隅でふわふわ浮いてみんなと自分の亡骸を見ている。
こういうのを幽霊っていうのか?
虚ろな目でなにかボソボソ呟いてるハルヒ。
長門は俺の亡骸を見つめて動かなくなっていた
ひたすら泣きつづける朝比奈さん
古泉も親父もオフクロも妹も泣いていた。
なんだが悲しくなってきた。
ここにいるのは耐えられない
俺は部屋の壁を通りぬけると、近くのベンチに座ろうとした。座れない。
俺は死んだんだ。改めて死を実感した俺だったが、何故かやけに落ちついていた。
サッサッサッ・・・・
床とスリッパがこすれる音がする。
誰か来る。俺は何故か隠れようとした。
ああ、そんな必要はない誰にも見えないんだから。
・・・・・・長門だった。
長門は俺の姿を見据えると動かなくなった。
「俺がわかるのか?」
108 :
晴樹:2008/05/31(土) 11:23:00.74 ID:pE2A5EXA0
コクリと頷いて見せる。
俺は嬉しかった。
「あなたは13時22分34秒に死亡した」
「ああ。自分が死んだのはよくわかってる。さっき亡骸も見たしな」
「そう」
しばしの沈黙
「涼宮ハルヒはまもなくこの世界を終わらせる」
ハルヒが世界を終わらせる?俺が死んだからか?
「そう。涼宮ハルヒはあなたの死を受け入れる事ができていない」
「世界が終わるのはどうやっても防げないのか?」
「情報統合思念体は決断をした。今回の事故を一切なかったことにすることに」
そんなことができるのか?俺は生きかえれるのか?
「あなたの死は紛れもない事実覆す事はできない」
そうか。やっぱりな。じゃあなかったことにはできないんじゃないのか?
「あなたのニセモノをつくりだす」
そういや尻穴はどうする?夕方くらいでいいか?
おぉ、やっと尻穴に気付いてくれたか。
18時前後ぐらいで良いんじゃない?
111 :
晴樹:2008/05/31(土) 13:10:59.36 ID:pE2A5EXA0
「ニセモノ?」
「そう。あなたがとるであろう言動、行動を予測しその通りに動く
いわゆるロボットをつくりだす。」
ほお。それが俺と人生のバトンタッチをするわけだ。
いいじゃないか。それなら誰も悲しむ事もない。
俺はもう自分のために人が悲しんでる姿なんて見たくないからな。
「私は賛成しない」
何故だ?これで大団円とまではいかないが俺以外の全ての人物は今まで通り生活できるわけなんだろ。
「理由はわからない。だけどなにか間違ってるような気がする」
間違ってなんてあるか。どっちにしろ世界が終わるよりマシだろ。
――俺はこの時気づいてなかった。
「早く情報操作をしないと世界がおわっちまうぞ」
「後悔しない?」
「ああ」
「あと十秒で開始する」
10、9、8、7、6、5、4、3、2、1
長門の目から一筋の涙が零れ落ちた。
「な、長門?」
「情報操作を開始する」
地面が基盤を失ったようにぐにゃぐにゃと曲がり始めた。
強烈な吐き気とめまいにおそわれた俺は気を失った。
112 :
晴樹:2008/05/31(土) 13:26:31.25 ID:pE2A5EXA0
目を覚ました俺はじぶんがどこにいるのかすぐに分かった。自分の部屋だ。
朝出たばかりなのに、ひどく懐かしく感じる。
ベッドには偽キョンが寝ていた。
どこからどうみても俺だった。
どうやらあの事故はなかったことにされ、俺もハルヒも無事に家に着いた事になってるようだ。
俺はハルヒの無事を確認しに行こうとも考えたが、
それは確実だし相当疲れてたので今日は寝ることにした。幽霊も寝るんだな
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 13:28:22.83 ID:dzWnjfwMO
ハルヒ(笑)
キョン(笑)
114 :
晴樹:2008/05/31(土) 13:29:03.65 ID:pE2A5EXA0
俺が起きる頃には既に偽キョンは学校に行っていた。
急いで俺も学校に向かう。誰にも見えないんだから昨日の普段着のままでいいか。
どうせ制服も偽キョンが着ていってるんだし。俺が階段を降りるといつもどおりのオフクロがいた。
俺には気づいてない。あたりまえか。いつもどおり友達と長電話している。
俺は少し寂しくなったが、世界のためだ。軽く自分の両頬をパチンと叩いて家を出た。
学校にはすぐに着いた。幽霊って移動距離半端じゃないな。
教室に入った時には既に4時間目の終わる寸前だった。
俺はハルヒをまず見つけた。いつも通りのハルヒだ。
安堵した俺は次にすぐ前の偽キョンを見る。しかしよくできてるな
授業終了の合図でハルヒが教室を猛スピードで出る。
ハルヒが俺の体があるであろう位置を通りぬける。
ハルヒが自分を通りぬけた瞬間ふと朝も感じた寂しさが涌き出てきた。
俺は一体なんでここにいるんだろう。
普通あの世とかにいくんじゃないのか?
なんで俺はここにいなくちゃいけないんだ?あんまりだ。
(笑)www
116 :
晴樹:2008/05/31(土) 13:30:45.19 ID:pE2A5EXA0
「それはあなたがなにか未練があるから」
いつのまにか後ろにいた長門がいった。
おい、長門それじゃひとりごといってる様だぞ。
みんなが見てるじゃないか。
「俺がこの世に未練をもっている?」
「そう」
さあ、なんだろうな。一昨日買ったゲームか?
「それは自分で気づくしかい」
そう言い残して長門は行ってしまった。
117 :
晴樹:2008/05/31(土) 13:33:26.09 ID:pE2A5EXA0
放課後は部室に足を運んでみる事にした。
ドアを通りぬけようとした所で朝比奈さんが着替えをしてたらまずいということに気がついた。
俺はノックなんてできないから、誰か他の部員が来るのを待つことにした。
・・・・・・10分後
ニヤケながら古泉がやってきた。
「遅いぞ、古泉。何やってたん・・・」
古泉が道を遮る俺を通りぬける。
そうだ。俺は死んでるんだ。
古泉がノックをすると、はぁいと可憐なボイスが聞こえた。
古泉と一緒に中に入る。
「ちょっと待っててくださいね。すぐにお茶入れますから」
「涼宮さんと彼がまだ来てないみたいですが・・・」
「そうですねぇ。どうしたんでしょう」
朝比奈さんがお茶をいれてもってくる。
えーっと俺のは・・・朝比奈さん俺のが無いんですけど。
あ、そうか。いいんだ、いいんだ。
118 :
晴樹:2008/05/31(土) 13:35:39.58 ID:pE2A5EXA0
「おっ待たせー!」
勢いよくハルヒとそれに引っ張られながら偽キョンが入ってきた。
「HRがながびいちゃってね。岡部の奴相変わらず話が長いんだから・・・みくるちゃんお茶!」
「はい!ただいま・・・」
朝比奈さんがお茶を入れにパタパタ動き回る。
偽キョン「朝比奈さん、そんなに急がなくたって大丈夫ですよ。ハルヒよ、たまには自分でいれたらどうだ?」
「大丈夫ですよ。これが私の仕事ですから」
「ほらみなさい!みくるちゃんもそういってるでしょ。あんたは黙ってホームページ更新してればいいのよ!」
偽キョン「やれやれ」
思いやりのある点から肩のすくめかたまで俺そのものじゃないか。
どこでこんなロボットが手に入るんだ?
「涼宮さん、今日の予定はなんでしょうか」
「ないわ。みんないつもどおりやって頂戴」
そしてみんないつもどおりの活動を始めた。
長門は読書、偽キョンと古泉でボードゲーム、朝比奈さんは今日は編物か。可愛らしい。
偽キョン「ほら王手だ」
「おや、これはもう打つ手がありませんね」
偽キョン「お前は進歩と言うものを知らんのか?」
前と同じ負け方だぞ。古泉
「いいんですよ。勝ちまけなんて。楽しめればそれで結果オーライです」
偽キョン「それはそうだが勝ちばっかりや負けばっかりだとつまらないだろ」
そうだ、そうだ。
119 :
晴樹:2008/05/31(土) 13:37:12.26 ID:pE2A5EXA0
「ところでみんな!今週末予定あるひと!」
俺は手を挙げる。今週末はテスト勉強で・・・。
「いないわね!じゃあ不思議探索をするからね!楽しみにしておきなさい!」
見えてないか。
偽キョン「俺はテスト勉強がしたいんだが・・・」
「そんなの次の日にやりなさい!」
偽キョン「やれやれ・・・」
やれやれ・・・だな。
120 :
晴樹:2008/05/31(土) 13:38:16.46 ID:pE2A5EXA0
誰もが俺を存在しないものとしている。
こんな悲しみは初めて味わった。
こんなんだったら地獄へ行った方がましだった。
おい、ハルヒいつものように俺をこき使ってくれよ。
ねえ、朝比奈さん俺にいつもの微笑みをください
なぁ、古泉お前のワケのわからん話は俺がまた聞いてやるから
みんな・・・俺に気づいてくれよ・・・。
俺はいつのまにか涙を流していた。
しえん
122 :
晴樹:2008/05/31(土) 13:52:56.70 ID:pE2A5EXA0
パタン
長門が本を閉じる音がした。
「あらもうこんな時間ね。今日は解散!」
ハルヒは扉の前で泣いている俺を通りぬけて行った。
続いて朝比奈さん、古泉が俺の体をすりぬける。
通りぬけることができるなんて便利でもなんでもない
屈辱だ。通り抜けられる度に自分がいないことを実感させられる。
長門はまだ部室に残っていた。
123 :
晴樹:2008/05/31(土) 14:00:07.01 ID:pE2A5EXA0
「耐えられる?」
長門が俺の涙に気づかないフリをしながら言った。
「正直キツイな。でもしょうがない。頑張るぜ」
「ひとつ言っておく」
窓の外を眺めてた長門が振り向いて言った。
「私はあなたの存在を理解している」
俺はその言葉が嬉しかった。
長門は俺の肩を抱いて言った。
「無理しなくていい。私はあなたの指示通りに動く。やめたい?」
「いや頑張る。おかげで勇気が出たよありがとう」
「そう」
その日は長門がずっと手をつないでいてくれた。
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 14:00:33.27 ID:HzDGQXxY0
125 :
晴樹:2008/05/31(土) 14:08:31.89 ID:pE2A5EXA0
次の日もいたって平穏な日だった。
授業中にハルヒが偽キョンをじーと見つめてたのが気になったが
それ以外は別に昨日と変わり映えしない1日だった。
水曜日もまた平穏無事に終わるだろうと思ってた。
しかし、そうはいかなかった。
ハルヒが偽キョンを非常階段に引っ張ってゆく
俺は急いで後をつけた。
「あんた最近おかしいわよ」
偽キョン「おかしい?なにがおかしいってんだ」
「なんか・・・とにかく変よ!あんたキョンになりすませた偽者じゃないでしょう
ね?」
俺は驚きながらも嬉しかった。
「そんなわけねぇだろが」
「・・・そうよね。なんでもないわ。早く教室に戻って」
「お前自分で呼んでおいて・・・」
「いいから早く帰れ!」
ハルヒは偽キョンをおっぱらうとうずくまって頭を抱えた。
126 :
晴樹:2008/05/31(土) 14:14:39.26 ID:pE2A5EXA0
なんとなくその場に居辛くなった俺は朝比奈さんの教室に行った。
そこでは深刻な顔をした朝比奈さんと鶴屋さんがいた。
「最近、キョン君変なの」
「キョン君が?気のせいじゃないのかい?」
「ううん。涼宮さんも古泉君も言ってたの。」
「へぇーどんな風に変なんだい?」
「なんかキョン君だけどキョン君じゃないみたいな・・。」
驚いた。朝比奈さんや古泉まで俺の異変に気づいてくれてたとは。
俺は急いで長門がいるであろう部室ヘ向かった。
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 14:24:39.90 ID:+CqEhqjXO
シエン
支援
129 :
晴樹:2008/05/31(土) 14:40:09.00 ID:pE2A5EXA0
俺は長門にハルヒ達が異変に気づいてる事を伝えた。
「知っている。昨日の帰りに話してた」
「何でばれたんだろうな」
「仲間だから」
長門の意外な発言に驚いていると長門は言った。
「私は昨日一晩考えた。これで良かったのか」
「よかったもなにもやむをえないじゃないか」
「私の話を聞いて。ニセモノのあなたをつくりだして
彼らを騙してるのは良い事なのだろうか」
「それは涼宮ハルヒらにとって幸せなのだろうか。
なによりあなたが幸せなのか」
「そして私は気づいた。涼宮ハルヒはあなたの死を受け入れるべきだと」
「しかしそれが失敗すれば・・・」
「リスクを侵してでも伝えなきゃいけないことはある。死は受け入れなきゃいけないこと」
「そしてあなたの未練がわかった。それは涼宮ハルヒへの告白。」
俺は決心した。ホントの事を伝えよう
ありがとう長門おまえのおかげだ。
支援
し
132 :
晴樹:2008/05/31(土) 15:01:30.15 ID:pE2A5EXA0
「有希、話って何?」
SOS団が部室に揃った。俺が2人いるがな
「話があるのは彼」
長門は俺のほうを指差したが、当然見えてないわけで。
「誰もいないじゃない」
長門がブツブツとなにかを唱えると俺の体が具現化して行く。
呆然としていたハルヒは俺の顔が見えるようになってから愕然とした。
「キョン!キョンが2人?!・・・アレ、もとから居たキョンは?」
古泉も朝比奈さんも酷く驚いているようだ。なにが起こっているか分からない様だ
「こ、こっちにいた彼は今現れた彼が現れた瞬間に消えました・・。」
古泉のニヤケ顔は既に消えていた。
「よお、久しぶりだな」
「何いってんの・・?さっきまで一緒にいたじゃないの・・!」
俺は今までのことを全て説明した。
説明を聞いてたハルヒはだんだん涙目になっていき、ついにはしゃくりあげ始めた。
133 :
晴樹:2008/05/31(土) 15:11:25.09 ID:pE2A5EXA0
「そういうことだ」
俺は話を終えた。
「何がそういうことだ!」
ハルヒは泣いていた。泣きながら怒っていた。
「キョン君がぁ・・・キョン君がぁ・・」
朝比奈さんは泣き崩れた。
「これは驚きましたね」
古泉もニヤケ面はとっくに消えていた。
「キョン!あんたボケっとしてるからそうなるのよ・・えぐ」
俺は少し事実を曲げて伝えていた。ハルヒを助けるために死んだって部分をだ。
「彼はあなたを助けるために、身代わりになった」
長門が少し強めの口調で言い出した。
書きながら投下?
135 :
晴樹:2008/05/31(土) 15:15:44.41 ID:pE2A5EXA0
>>134
ある程度話はまとめてあります。それをすこし捻りながら投下してます。
読んでくれてありがとう
136 :
晴樹:2008/05/31(土) 15:20:15.41 ID:pE2A5EXA0
「彼は身をていしてあなたを守った。」
「おい・・それを言っちゃまずいだろ」
「黙ってて」
長門は珍しく強い口調だった。
「あなたは彼の死を受け入れなければいけない」
「無理よ・・・だってあたしはキョンが・・」
「ハルヒ、俺の話を聞いてくれ」
この時間帯なら保守代わりにもなるから問題なしだな
138 :
晴樹:2008/05/31(土) 15:31:52.45 ID:pE2A5EXA0
「お前は本当に傍若無人で、人を困らせる事ばっかりして・・・特に専らおれだったがな」
「何がいいたいのよ!」
「自分の決めた事は必ず曲げない身勝手な女でもあったな」
「・・・何よ」
「しかもワガママで無理強いはするし嫉妬深いと来た。
性格のテストがあるなら赤点だな絶対」
「キョン君ちょっといいすぎ・・」
「でも俺はそんなお前が好きなんだ!」
「キョン・・・」
「理由なんてわからねぇ。恋に理由なんてないっていうからな」
「なによ・・・かっこつけちゃって」
139 :
晴樹:2008/05/31(土) 15:40:49.73 ID:pE2A5EXA0
ハルヒは顔を真っ赤にして言った。
「あ・・あたしも好きよ。だから、だからいかないで!」
俺の体が透けてきた。
「ハルヒー、俺もうダメみたいだ」
俺の目からも涙が零れ落ちていた。
「大丈夫だ。大丈夫」
「なにが大丈夫なのよ!言ってみなさいよぉ!」
ハルヒの目からポロポロと涙が落ちる。
「あんた怖いんでしょ?あたしに隠そうたって無駄よ」
「ああ、怖いさ」
ハルヒは泣きながら俺を抱きしめた。
「離れないで!すきっていったんだから責任とりなさいよ!」
「ハルヒ、大丈夫だ。大丈夫なんだぜ」
「だからなにが大丈夫なのよ!」
「大丈夫」
「きっとまた会えるから」
140 :
晴樹:2008/05/31(土) 15:44:48.49 ID:pE2A5EXA0
俺の体はもう上半身だけになっていた。
「・・・分かったわ」
ハルヒは涙を拭うといつものハイビスカスのような笑顔を見せてくれた。
「あたしがそっちにいくまでまってなさいよ!女でもつくったら承知しないからね」
「ああ、ひぐっ待ってるさ。何十年も何百年もな」
141 :
晴樹:2008/05/31(土) 15:49:20.40 ID:pE2A5EXA0
「お前に1ついや、3つ頼みがある」
「いいわ!いってみなさい」
「まず、これからもSOS団を続けてくれないか?」
「当たり前じゃない!永遠にSOS団はSOS団よ」
そうか。よかった 俺もずっとSOS団でいたかったなぁ
「言っておくけど、あんたもずっとSOS団だからね」
「・・・・そうか!」
俺はもう涙をこらえる事が出来なくなっていた。
142 :
晴樹:2008/05/31(土) 15:57:49.47 ID:pE2A5EXA0
「2つめだ。お前は俺以外の大切な人をみつけろ。あと何年もお前は生きれるんだ
。ひとりじゃ抱えきれない事も必ずある」
「そんな時は僕達が支えますよ」
古泉が言った。古泉の顔も涙でぐちゃぐちゃになっていた。
「はい。そうですよう、絶対涼宮さんから離れません!」
朝比奈さんはもう涙腺が異常をきたしてるようだ。
「安心して私が守る」
長門の目にははっきりと決意の意思が溢れていた。
そうか・・・。俺にはこんなに最高の仲間がいたんだな
「だから2個目はお断りね」
「そうか。最後にに3つめだ」
「幸せになれよ」
俺はハルヒと唇を合わせた。
そして俺は霧の様に消えて行った。
143 :
晴樹:2008/05/31(土) 15:59:12.55 ID:pE2A5EXA0
終わりです。読んでくれた方ありがとう
今度、後日談を投下するからよろしく
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 16:00:22.30 ID:oA/PS5P+O
乙
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 16:24:42.39 ID:CgedpMhEO
>>135 ちょっと出かけてたので最後まで支援できんかった。
ありそうな展開だが不覚にも涙腺が緩んだぜ、乙。
147 :
B+:2008/05/31(土) 16:38:14.37 ID:vO5nHQzl0
148 :
B+:2008/05/31(土) 16:40:15.30 ID:vO5nHQzl0
「また、来て下さいねー!」
先程”来店“して来た高陽園学院の女子二人の背中に向かって投げキッスをする谷口を尻目に俺は水を運ぶ。
おい谷口、その辺にしておけ。二人とも完全に引いてるぞ。
一年に一度の文化祭はなかなかの賑わいで、普段は拝めないであろう黒い詰め襟やチェックのスカートが廊下を通りすぎていく。
俺達の「メイド+ギャルソン喫茶」もなかなかの客入りで、俺もいつもの様にボンヤリとはしていられない。
ふと窓から校庭を覗く。すると80W位の笑顔でチラシを配っているハルヒが見えた。
どうやらクラスでもそこそこ顔のいい奴とペアを組んで客引をやってるらしい。
なるほど。こんなありふれたクラス企画でも客入りがなかなか良いわけだ。
ハルヒは黙ってさえいりゃ朝比奈さんにも負けてない位の美人だからな。
俺だって今日初めて北高の文化祭に来て、あんなウェイトレスにチラシを配られちゃノコノコとやって来るに違いない。
うん。やはりよく似合っている。
「涼宮さんが気になるのね」
ニヤニヤと阪中が俺の顔を覗き込んできた。
まあ気にならないって言うと嘘になるな。
ハルヒも随分変わっただろう。
「そういう事を言いたいんじゃ無いんだけどなあ」
阪中の視線が俺からハルヒへと移る。
「本当はキョンくんと組ませようと思ったんだけどね。涼宮さんが別にしてくれって」
正直に言おう。軽くショックだ。
「ははっ。だろうね。でも涼宮さんも何か考えがあるんだと思うのね」
何を考えてるんだか知らんがね。
俺はハルヒと組になっている男子が笑い合っている姿を見て窓から目をそらせた。
149 :
B+:2008/05/31(土) 16:40:57.19 ID:vO5nHQzl0
慣れない笑顔を作りながら一年と思われる女子三人組のテーブルに水を置いた。
なるほど。これは疲れる。
古泉を思わず尊敬しちまうね。あいつはこんな笑顔を毎日無料配布してんだからな。
普段は緩みまくりの口角に葛を入れて無理矢理上げる。
駄目だ。これはハルヒに振り回される以上にキツイ。精神的に。
その上、コンセプトがメイド喫茶だからかなんだか知らないが話しかけられればこちらも答えなければならない。
谷口の様に女の子を目の前にすれば口から言葉が自然と生まれるわけでも無く、だからと言って「部活は?」と聞かれれば誤魔化さざるを得ない。
まさか朝比奈さんの衣装展示をしている不可解極まり無い、名目上のみの文芸部だと知られるわけにはいかない。
去年の朝比奈さんの焼きそば屋の様にカメラ禁止ではないから写真撮影を頼まれることもある。
国木田なんかは割とノリノリでピースなんかしてやがるが、俺は勿論こういう類は苦手なもので案の定その笑顔は引きつっていた。
一つ聞いていいか。こんな冴えない奴と写真撮って面白いのか?
思わず時計を見上げる。
休憩まであと5分。
――――――――――
150 :
B+:2008/05/31(土) 16:42:18.85 ID:vO5nHQzl0
谷口と国木田とは休憩時間が異なっている。
俺は11時から奴らは12時からの休憩だ。
俺は谷口のトークショーを眺めながら教室を出た。正直もう目も当てられん。
さて、どうしようかね。
古泉の演劇なんざどうでもいいが、長門の占いもとい当たりすぎる予言は気になる。
それに朝比奈さんからは去年と同じく焼きそば割引券を頂いているのだ。
いや、貰っていなくても是非とも朝比奈さんの麗しいお姿を拝見しなくては気が済まないのだが、
「この恰好じゃあな…」
いくら文化祭とはいえギャルソンの恰好をした男子が一人で回るのには結構勇気がいる。
そういえば去年古泉は演劇の衣装のままうろついてたな。俺には到底真似できん。
「お呼びになりましたか?」
振り返るとあのニヤケスマイルが何かよく分からないオーラをしょって立っていた。
その姿はまるで世界史の教科書から抜け出てきたような、所謂貴族のような恰好をしている。
一体何なんだ。その衣装。
「ああ、今年はですね『オペラ座の怪人』をやることになりましてね。僕は裏方でも良かったのですが……曲がりにもヒロインの恋人役をやることになってしまいましてね」
とわざとらしく肩をすくめた。
オペラ座なら俺でも分かる。あのヒロインの幼なじみとかいういけ好かないハンサム野郎か。
俺は赤い球になって怪人の住む地下にヒロインを助けに行く古泉を想像した。
「まあ、それも先程終了致しましてね。時間も余裕が出来ましたので少しぶらついていたんです」
俺はその後の古泉の言葉に驚愕した。
「森さんと」
151 :
B+:2008/05/31(土) 16:46:46.56 ID:vO5nHQzl0
背の高い古泉の陰からヒョッコリと顔を出した森さんは俺を見るとニコリと微笑んだ。
初めて見る恰好だ。
普段はまとめている髪は下ろして少し緩くウェーブがかかっていてシンプルながらも高そうなワンピースを着ている。
やはり美人だ。自然と頬が緩むのが分かる。
「森さんがどうしても若い頃の思い出にひたりたいとうるさいので仕方なくう!?」
突如として古泉のニヤケスマイルが苦痛に歪んだ。
森さん、笑顔がとんでもない事になっていますよ。俺ちびっちゃいそうです。
泣きそうな顔でごめんなさいと小さく呟き続ける古泉を俺は初めて見た。何だか恐ろしい。
そんな森さんは顎で古泉を俺の隣に立たせると頭のてっぺんから爪先までを舐める様に見つめた。
その瞳はギラギラと輝き、真剣そのものって感じだ。
しかし朝比奈さん誘拐事件の時に見た時の物とはまた違う。もっと必死さがプラスされた感じだ。
正直怖い。
「流石B+……Aランクの古泉と並べばやっぱり劣るけどこの衣装もなかなか……
本人は気付いていないようだけど色気、色気がいいわ。この天然たらしな雰囲気がたまらないわね。
そして何と言っても眼鏡がいいわね。このセンスの持ち主と仲良くなりたい……」
眼鏡は最大にやっちゃったポイントだと思うのですが。
古泉が顔を寄せて「聞かなかった事にして下さい」と言ってきた。
うん。俺は何も見てない聞いてない。
古泉が顔を寄せた瞬間に目を見開いた森さんなんて全然。
仕方ない。紅茶研究部で本場のアフタヌーンティーを披露していた荒川さんに連れて帰ってもらう事にしよう。
152 :
B+:2008/05/31(土) 16:48:47.24 ID:vO5nHQzl0
「お騒がせしました。森さん、少し変わった趣味をお持ちの様で」
森さんを引きずっていく荒川さんの後姿を見送りながら言う古泉の笑顔はどことなく疲労に満ちたような感じだった。
「さて」
古泉が無理矢理いつもの笑顔を取り繕って言う。今ならお前の気持ちが非常に良く分かるぜ。
「僕としては今から長門さんと朝比奈さんのクラスに行こうと思うのですが、一緒にいかがですか?」
いちいちキザったらしく言うこいつが衣装も相まって更にウザったく感じるのだが、わざわざ断る事もないだろう。
俺も丁度そう思っていたところだ。
こいつと一緒なら確実に浮く事も無いしな。
―――――――――
予想通り朝比奈さんのクラスの前にはすでに行列が出来上がっていた。それも男ばっかりの。
まあ、朝比奈さんの麗しいお姿を見れるのだ。それも仕方ない。
今年はどんな衣装だろうか。いやー楽しみで仕方ないね。
勿論今年も写真撮影は禁止だろう。
いや、そんなことは俺がさせん。肩を抱こうものなら俺が蹴り飛ばしてやりますよ。
153 :
B+:2008/05/31(土) 16:52:23.33 ID:vO5nHQzl0
「あっれー?キョンくんと古泉くんっ?」
ハルヒにも負けない元気いっぱいな声が響く。
鶴谷さん、そんなに叫ばなくても聞こえてますよ。
「いっやーごめんごめん!キョンくんは今年も谷口くん…だっけ?なんかと来ると思ったからさっ。おねいさんめがっさ驚いちゃったよっ」
鶴谷さんが腰に手を当ててわっはっはっと笑う。
いつもながら良く笑う人だ。
「古泉くん、また随分とド派手なかっこしてるねー。んんっ、これはもしかしてオペラ座の怪人のラウルかな?」
「御名答。流石です、鶴谷さん」
古泉がわざとらしく驚いて微笑む。
このお方にはそんな演技効かないぜ?
「あははっごめん!本当はパンフレット先に読んでて知ってたんだよねっ。
それにしてもキョンくんっ、キョンくんもお似合いじゃないか!いいねえ、たまにはキョンくんのコスプレも。いっつもみくるばっかじゃ、不公平だよっ。」
いえいえ、いいんですよ。お世辞なんて。
似合って無いのは重々承知です。
それよりも鶴谷さんの方がずっとお似合いですよ。
これは決してお世辞などでは無い。
この行列の中には鶴谷さんに惹かれて並んでいる奴もいるに違いない。
ざっと30分待ち位ですかね。
「んーまあそんなもんだねっ。みくるがいるから仕方無いっさ!ささ、御代は先に頂いちゃうよ。おまけしちゃって二人で400円!今年はジュースも付けちゃうよ」
いつもいつもお世話になります。鶴屋さん。
―――――――――――
支援?
ちなみに鶴屋さんな
156 :
B+:2008/05/31(土) 16:53:43.28 ID:vO5nHQzl0
中途半端ですがここまでになります。
お付き合い頂いた方ありがとうございました。
157 :
B+:2008/05/31(土) 16:55:11.28 ID:vO5nHQzl0
>>155 うわっ、ありがとう。まとめ投下前で良かった。
早速直してくる。
二人とも乙
だけど何レス投下とか書いてくれたら分かりやすくて助かる
>>158 以後気を付けます;;
最近保守ネタばっかだったからか色々テンぱってしま……ごめん、これ言い訳だorz
ルールにも気を付けて、文の方も精進するように頑張る!
>>159 ルールってほどじゃないよ、テンプレにもないし
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 18:01:18.86 ID:spIzAO2RO
ほしゅ
☆欲求不満ラプソディ
ハルヒは求め合うようなキスよりも鳥の雛のみたいに啄ばむようなキスが好きらしい。
あいつは案外少女趣味なのだろうか。部屋とか行ったら少女漫画とかがズラーッと置いてあったりしてな。
いや、無いか。
俺もどちらかと言えばそっちの方がシアワセって感じで好きなのだが、何て言うかな。うん。
そこは男のサガってやつで、でもそれをハルヒに言うとぶん殴られるから言わないけど。
正直欲求不満。
次は我慢出来そうにも無いけどいいっすか?
(その唇に常に恋してる)
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 18:57:28.50 ID:spIzAO2RO
ほ
キョンも狼になるのか……
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 19:49:49.92 ID:Orew7NDg0
>>163 画面の前でニヤニヤしましたwww
GJです!
保守
保守
保守
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 21:36:03.10 ID:2QEF4btGO
ほしゅ
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 21:54:59.41 ID:zadh1qqpO
ほ
保守
去年の今頃、本当なら驚愕のフラゲ情報が飛び交ってる筈だっただろうに……
保守
驚愕は都市伝説
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 22:59:55.58 ID:ZbqwTs960
ドモ。基本シリアス+やや甘な長編投下したいのですがよろしいですか?元ネタ(乙一)ありで携帯からの投下になります。アナルスレのほうがいいんでしょうか?
こっちでいいよ。
アナル立ってないしw
まだ建ってなかったか!
まあ乙一ならプリンでもギリじゃね?
何レスくらい?
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 23:54:49.28 ID:oA/PS5P+O
投下待ち保守
183 :
晴樹:2008/05/31(土) 23:57:27.94 ID:pE2A5EXA0
同じく投下待ち保守
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/31(土) 23:58:09.21 ID:pE2A5EXA0
↑すまんコテトリつけたままだった
でわ長編投下します。初心者だで見苦しい点があるかもしれません。
プロローグ
いつも通りの日だと思っていた。
不思議な出来事もない、ただ寒いだけの冬の日だと。
私は身体も動かせず暗い部屋でずっと同じ場所を見つめている。
どうしてこんな事に…?
全ては朝の会話からだった…
―――――――――
>>185 第一話
「おはよう。涼宮さん。最近嫌な事件が続いてるのね」
私が教室に着くなり阪中さんが話しかけてきた。
「おはよ。なにそれ?どんな事件?」
そう返事すると少し驚いたような顔をして教えてくれた。
「知らないの?最近この辺りで女子高生が誘拐される事件が続いてるのね。犯人はまだ捕まってないし…恐いのね…」
えっ?そんな事があったなんて全然知らなかったわ…これは気になるわね…
「涼宮さんも気をつけた方がいいのね。それじゃあまたなのね」
第一話
「おはよう。涼宮さん。最近嫌な事件が続いてるのね」
私が教室に着くなり阪中さんが話しかけてきた。
「おはよ。なにそれ?どんな事件?」
そう返事すると少し驚いたような顔をして教えてくれた。
落ち着け。
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/01(日) 00:05:42.57 ID:v1utj4tJ0
ゆっくりでいいよ。支援
>>186 すいません…ミスりました…
気を取り直して
>>185 第一話
「おはよう。涼宮さん。最近嫌な事件が続いてるのね」
私が教室に着くなり阪中さんが話しかけてきた。
「おはよ。なにそれ?どんな事件?」
そう返事すると少し驚いたような顔をして教えてくれた。
「知らないの?最近この辺りで女子高生が誘拐される事件が続いてるのね。犯人はまだ捕まってないし…恐いのね…」
えっ?そんな事があったなんて全然知らなかったわ…これは気になるわね…
「涼宮さんも気をつけた方がいいのね。それじゃあまたなのね」
そう言い残し自分の席へと戻って行った。それと入れ替わるようにキョンが教室に入ってきた。
「おう、ハルヒ、おはよう。…どうした?」
ボーッと考え事してたからだろうか、私の顔を覗きこむようにたずねてきた。…って顔近いわよっ!
「キョン!大事件よ!」
さっき聞いたばかりの事件をキョンに話した。
「ああ、その事件なら俺も知ってる。昨日のニュースでもやってたしな。嫌な話だぜ…」なんだ、知ってたんだ…それなら話は早いわわ。
「いい?これは放っておけない大事件だわ!早速今日の放課後からSOS団で調査開始よ!」
私は椅子の上に立ち上がりし
だから落ち着けってw
>>189 きれとる…続きです
しかめっ面をしたキョンへと高らかに宣言した。
「おい、ハルヒ!馬鹿な事言うな。警察でも探偵でもない俺達に何ができる?」
むっ…なに呆れた顔してんのよっ!
「そんなのやってみなくちゃわからないじゃない!」
言い返してやると困ったような声で、
「もし事件に巻き込まれたどうするんだ…危険な目にあうかもしれないし…俺は…嫌だぞ、ハルヒがいなくなったりするのは…」
とつぶやくのが聞こえた。
「え…キョン?それってどういう―」
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/01(日) 00:21:40.02 ID:v1utj4tJ0
支援
>>191 「と、とにかく事件の事は警察にまかせておけよ。わかったな?」
「わ、わかったわよ…」
急に話を終わらせたキョンにしぶしぶと答えるとちょうど岡部が入ってきた。
「みんな、おはよう。ホームルーム始めるぞ。それとハンドボールはいいぞ!」
岡部の戯言が耳に入らないくらい私はドキドキしていた。
さっきの言葉、どういう意味だったのかな…もしかしたらキョンも私の事…好き、なのかな?
いつか…この大好きっていう気持ちをキョンに伝えたい。今週の不思議探索の時に…頑張ってみようかな…
>>193 その日私は授業中もずっと一人でにやけていた。かなり危ない人みたいね…今日はすごくいい日だわ!記念日にしてもいいくらいに。そんな事を考えてるとあっという間に放課後になった。
「キョン!掃除なんてさっさと終わらせて部室に来なさいよ!遅れたら死刑なんだから!」
「はいはい、わかってますよ、団長様」
いつもみたいな会話をして一人部室に向かい、勢いよくドアを開いた。
―――――――――
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/01(日) 00:32:05.06 ID:v1utj4tJ0
ワクワク。支援
>>194 とりあえず以上です!支援してくれたみなさんありがとうございます!
ミスが多く読みづらくて申し訳ないです…
次回から気をつけます。続きはまた様子見ながら投下します。
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/01(日) 00:47:16.69 ID:v1utj4tJ0
お疲れ様。期待してるよ
198 :
晴樹:2008/06/01(日) 00:52:26.07 ID:v1utj4tJ0
投下します
昨日投下した。”きっとまた会えるから”の後日談です。
199 :
晴樹:2008/06/01(日) 00:55:02.87 ID:v1utj4tJ0
まずお礼を言いたいわ。あたしをかばってくれてありがとう
このことであんたはSOS団の永久名誉雑用係の位を授けます。
それと安心してあんたがいなくなった今でもSOS団は続いてるから。
200 :
晴樹:2008/06/01(日) 00:55:59.14 ID:v1utj4tJ0
まずお礼を言いたいわ。あたしをかばってくれてありがとう
このことであんたはSOS団の永久名誉雑用係の位を授けます。
それと安心してあんたがいなくなった今でもSOS団は続いてるから。
あんたが死んでからあたしは3日泣きました。
だってずっと好きだったんだもん。
そんな人が亡くなったら普通泣くでしょ?
お前は普通じゃないなんて言いたいのなら言ってみなさい。
そのかわりいつかあの世でエルボースマッシュだからね
あたしに言い寄ってくる男はいっぱいいたわ。多分これからもいるでしょうね
でも、ぜーんぶ振ったから(振るから)。「あたしには許婚がいるの!」ってね!
ところであんた女なんてつくってないでしょうね?つくってたら死刑だからね!
201 :
晴樹:2008/06/01(日) 00:56:55.53 ID:v1utj4tJ0
あたしには夢が出来たわ。
それは約束された夢、必ずかなう夢、いつか必ずかなう夢。
あたしはこの夢を抱いて今日を明日を生きるの。
いつかあんたと会うという夢をね
あたしが辛くなった時には・・・寂しくなった時には
その夢を思い描いて生きる勇気へと変えるの。
そしてSOS団を収集するのよ!悪くない人生よ
あんたがいれば最高だったけど、わがままはいえないわ。
あんたがいなくなって悲しかった。
あんたがいなくなって寂しかった。
あんたがいなくなって悔しかった。
だけど、いまあたしは幸せです。
あんたがあたしの事を好きって言ってくれたから。
でもね・・・でもやっぱり寂しくなる時はあるの。
そのときはねあの言葉を思い出すの。
”いつかまた会えるから”
なんかしんみりしてきちゃった。
今日もSOS団を収集しようかな
202 :
晴樹:2008/06/01(日) 00:57:55.15 ID:v1utj4tJ0
終わりです。きっとまた会えるからを読んでくださった方ありがとうございました。
乙!
しんみりしちゃったぜ
乙です!
心にズンときました。
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/01(日) 01:39:06.95 ID:s1t4+SlyO
保守
206 :
【大吉】 :2008/06/01(日) 02:00:43.31 ID:82l2MAYHO
尻穴アッー!
乱立に巻き込まれてしまったみたいだ。でもあっちの過疎はかなりひどいな……
一時は立場が逆なときもあったのになw
キョンの性欲は異常
SSって絵描いてもいいの?
日本語でおk
朝一で酷く甘いので注意。
☆9・映画とポップコーン
たまには映画でも観に行くか、なんて柄にも無いこと言ってみたりして。
下心があるんじゃない?なんて眉根を寄せて睨むなよ。下心以外に何があるんだ。
何を観ようか。SFか?アクションか?それとも歴史スペクタクル?
恋愛ものとか久しぶりに観たいかもってそっぽを向いて窓の外を眺めるハルヒ。
下心があるのはお前じゃないのか?
(心のどこかで映画よりも素敵なキスを望んでる)
>>213 これくらいなら微糖と感じる俺やべぇwww
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/01(日) 08:53:55.78 ID:wxnUnljCO
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
10個目はきっと午後に投下保守