1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
プルルルルル!!
ジリリリリリ!!
ルルルルルルル!!
リリリリリリン!!
今日も朝早くからJUMの家は4つの電話が激しく鳴っていて
のり.翠星石.蒼星石.金糸雀がその応対に追われていた
JUMはその光景を見ながら去年の今頃の事を思い出していた
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:10:38.18 ID:XNFJG3ow0
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:11:34.84 ID:XNFJG3ow0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:11:55.32 ID:kUGF2vox0
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:12:00.07 ID:XNFJG3ow0
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:12:48.53 ID:XNFJG3ow0
>>4 お前のせいで安価外れた死ね死ね死ね死ね死ね
死ね
死ね
死ね
死ね
死ね
死ね
死ね
死ね
死ね
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:13:53.69 ID:XNFJG3ow0
>>7ならこのスレの物語で天然痘脂肪wwwwwwwwwwwwwwwwwww
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:14:21.06 ID:XNFJG3ow0
>>8なら水銀燈がみんなから叩かれまくりwwwww
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:14:40.47 ID:XNFJG3ow0
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:15:05.24 ID:XNFJG3ow0
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:15:05.15 ID:CEUk2naL0
>>7 それはよいことだ!
伝染病をよく撲滅してくれた!感謝する!
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:16:29.60 ID:XNFJG3ow0
>>11 は?お前究極のエクストロィーム馬鹿だろ?????????????????????
天然痘=水銀燈のことだからな?
日本語の理解力が乏しい人間とコミュニケートすると苦労するから嫌なんだよね
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:17:06.57 ID:XNFJG3ow0
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:17:35.54 ID:XNFJG3ow0
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:17:47.42 ID:CEUk2naL0
>>12 マジか!
全然知らなかったっていうか新しい学説か!
ぜひとも学会で発表してくれ!
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:18:02.26 ID:XNFJG3ow0
>>15なら伝説の水銀燈アンチがこのスレに降臨する
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:19:19.13 ID:JriLnRV1O
去年の今頃JUMは途方にくれていた
学校への復帰をとうの昔に諦め就職しか道が無くなっていた
のりは大学地方の大学に進学することがきまっており家にはJUM1人残されることになっていた
両親は海外での仕事に失敗していて帰って来れない状況でもちろん仕送りはストップしていた
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:21:10.65 ID:XNFJG3ow0
>>15お前のせいで安価外れただろオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ死ね死ね死ね!!!!!!
一応説明するけど水銀燈ってのはローゼンメイデンに登場する第一ドールの水銀燈だからね
その水銀燈をちょっと悪意にある感じに変えたのが天然痘ってわけ
天然痘という言葉は水銀燈を連想させるし既存のファンが見れば不快感を表す素晴らしい文字それが天然痘なんだよ
学会とかお前本当に馬鹿だなー(笑)今君エクセ25鯖で一番恥ずかしい子だよ(笑)
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:21:48.52 ID:CEUk2naL0
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:23:19.07 ID:XNFJG3ow0
>>21なら水銀燈はこれから登場する原作でも第三期でももっと痛い存在になる
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:23:37.89 ID:XNFJG3ow0
トーーーーーーーーーーーーーーーーインナミダメwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:24:16.92 ID:CEUk2naL0
>>23ならID:XNFJG3ow0の発言はすべて取り消しとなります
これまでも。これからも。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:24:48.61 ID:XNFJG3ow0
それよりもぼくにプロクシーをください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
串あったらこのスレ潰すからwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:25:25.00 ID:XNFJG3ow0
>>25ならID:CEUk2naL0は交通事故にあって内臓がナイゾーwwwwwwwwwwwぎゃあああああああああああwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:25:48.00 ID:XNFJG3ow0
>>25これはクソワロタだなwwwwwwwwwwゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタゲタ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:26:12.78 ID:CEUk2naL0
>>25 無駄ですよ。すべて取り消しって言ったじゃないですか
これまでも。これからも。うふ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:27:30.34 ID:JriLnRV1O
JUM「はぁ・・・」
JUMは溜め息をつく
今日何回目の溜め息だろう
雛「うゆ・・・JUM元気ないの・・・」
真「・・・・・」
翠「食事中に溜め息つくのはやめろですぅ!」
自分が作った食事の最中に溜め息つかれたのでは翠星石も怒るだろう
JUM「・・・・・」
JUMはなにも言わず頭を抱えている
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:30:40.67 ID:JriLnRV1O
翠「まったく・・」
翠星石が後片付けを始める
雛「雛も手伝うのー」
翠「じゃあ皿を持ってきてですぅ」
真「JUM・・・辛いのは分かるけど・・・」
JUM「・・・・・」
パリン!
床に皿が砕け散っていた
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:38:48.22 ID:JriLnRV1O
翠「何やってるですか馬鹿苺!」
どうやら雛苺が皿を割ったみたいだ
雛「うゆゅ・・・御免なさいなの・・・」
翠「全くしょうがねえやつです」
翠「今回だけは許してやるです」
雛「ありがとうなのー」
そういって翠星石と雛苺が片付けを始めた途端
バシィィィン!!!
物凄い音とともに
雛苺が吹っ飛んで流しに突っ込む
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:46:46.19 ID:JriLnRV1O
JUM「このやろう!!」
雛「・・ちゃんまぁ・・・」
JUM「大事な皿をよくもよくも・・!」
JUMが流しの皿洗いのため水が貯められてあった場所に雛苺の顔を沈める
翠「きゃあ!JUMやめるですぅ!」
翠星石が悲鳴をあげる
真「JUM!」
JUMは真紅と翠星石に2人がかりで止められる
雛苺は大泣きし辺りは水浸しのパニック状態だ
真「皿なら私が直すから・・・」
真「ホーリエ!」
するとみるみる皿がくっついていき水も蒸発していく
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:51:40.27 ID:JriLnRV1O
JUM「それだ!!!」
JUMが素っ頓狂な声をあげる
真・翠「!?」
JUM「真紅!それだよ!」
真「ど・・どうしたの?」
JUM「よぉし!」
JUMはガッツポーズをすると二階に上がっていった
真・翠「・・・・・?」
二階に上がっていくJUMを呆然としながら見つめる2人
雛苺の騒がしい泣き声だけが一階に鳴り響いていた
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 00:52:23.21 ID:JriLnRV1O
見てる人いないよね・・・?
|ω・)
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 01:03:07.81 ID:JriLnRV1O
>>34 1人だけでも嬉しいよ(´;ω;`)
次の朝
人形達が目を覚ますとJUMは既に服を着替えていた
JUM「行って来まーす!いい子にしてるんだぞ」
翠・真「・・・・・」
昨日と違いすぎるその態度に2人は呆然としながら
どこかに出掛けるその元気な背中を見送るのだった
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 02:00:34.21 ID:VFgkwUiM0
>>33 |д゚ )
( ゚д゚ )
y=ー( ゚д゚ )・∵.
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 03:34:24.94 ID:h/CyBTSnO
ほしゅ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 03:38:42.11 ID:MvGRCczs0
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 06:16:13.97 ID:i8Fvkg0DO
あ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 09:30:03.90 ID:i8Fvkg0DO
ほ
の
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 10:12:37.19 ID:i8Fvkg0DO
お
ヤッタローゼン
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 12:15:13.79 ID:JriLnRV1O
みんな保守ありがとう(´;ω;`)
昼頃JUMは帰って来た
リアカーと大量の荷物と共に
JUM「はぁ・・はぁ・・」
真紅「どうしたの!?JUM!」
激しく息を切らすJUMに真紅が駆け寄る
JUM「真紅・・・」
JUM「真紅!頼む!真紅!」
突然JUMが真紅を激しく揺さぶる
真紅「おっ落ち着いて!JUM!」
45 :
sage:2008/05/30(金) 12:36:03.85 ID:ZgiuGVl50
ほ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 12:48:20.61 ID:JriLnRV1O
真紅「JUM・・・落ち着いて話して頂戴」
真紅「いったい私に何を頼みたいの?」
JUM「あぁ・・・悪い・・・実はこれを直してほしい」
真紅「え?まぁいいけど・・・」
真紅にとってこれくらいお安いご用だ
真紅「ホーリエ!」
すると昨日の皿と同じようにリアカーの荷物は新品同様までに修復した
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 12:52:51.16 ID:hRCHvEAnO
体調悪いけど保守
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 12:58:30.11 ID:JriLnRV1O
JUM「ありがとう真紅!!!」
そういってJUMはまたどこかへ出掛けていった
真「・・・・・」
翠「真紅ー!チビ人間ー!ご飯ですよー」
翠「あれ?チビ人間が帰ってきた音が・・・」
真「また出掛けていったわ」
翠「全くしょうがねえ奴です」
真「でも元気になったみたいでよかったわね」
翠星石はそれには答えず口元をほころばせる
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 13:09:48.90 ID:VypuGejjO
彼女にフラれたけど保守
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 13:27:01.75 ID:pW1oxyGc0
どうでもいいけど保守
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 13:46:59.00 ID:HRCQTSfsO
ほ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 15:04:40.46 ID:vY8gDQas0
h
期待保守
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 16:39:46.99 ID:JriLnRV1O
今度はJUMが両手に袋を持って帰ってきた
JUM「おーいいいもの買ってきたぞー」
JUMは袋を開ける
雛苺が大好きな苺大福
翠星石の好物のポッキー
そして真紅にかかせない紅茶しかも高級品だった
真「どこにこんなお金があったの?」
JUM「ふふふ・・・」
JUMは金を手に入れたいきさつを話し始める
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 16:44:33.04 ID:JriLnRV1O
JUMはとりあえず町内を回って何か壊れているものはありませんか?
どんなものも1000円で直します
そういってJUMは町内中からガラクタを集めその報酬を得て真紅達にいろいろ買ってのだ
真「あら・・・・」
真紅はあまり快く思わなかった
自分の力を商売に使われたのだ。
しかし前のようにいや、前より元気に雛苺達とじゃれあうJUMを見て何も言い出せないのだった
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 16:50:26.82 ID:ITNjUiJuO
支援
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 16:54:07.86 ID:JriLnRV1O
半年後・・・
どんどん増えていく注文。噂が噂を呼び今や他府県の人までもがJUMに修復を依頼するようになったのだ
JUMは料金のシステムを作り重さや見た目で料金設定を決めることにした
大型は1万円
中型は5000円
小型は1000円
当然車みたいな大型のものが家の前にならんだのではパニックだ
JUMは大きな工場とアパートを借りそこに住を移した
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 17:02:55.74 ID:JriLnRV1O
一年後・・・
すでにJUMのビジネスは世界中に知れ渡っていた
値段は半年前の五倍
しかし毎日世界中から山ほどの依頼品が届く
朝は5時に起きて真紅の鞄とともに工場へ向かう
そして真紅が起きて全ての依頼品を修復しおえた7時頃JUM達は買い物をしてようやく帰路につくのだった
そして翠星石と雛苺の少し手伝った料理を食べて風呂に入り寝る
そんな毎日をJUMは過ごしていた
変わらない毎日だがJUMは幸せだった
だがその幸せのアパートにある日訪問者がいた
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 17:29:30.80 ID:i8Fvkg0DO
ほし
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 17:46:09.34 ID:JriLnRV1O
ピンポーン
インターホンがなる
JUM「はーい」
誰だろう?
当然ながらJUMは工場への取材は断固拒否だ人形が治してるだなんて見せられる訳がない
それにJUMがここのアパートに住んでいることは誰も知らない
訝しげに思いながらJUMはドアを開ける
JUM「・・・!」
そこに桜田のり、JUMの姉が立っていた
の「JUMくん・・・実は相談があって・・・」
JUM「まあ上がれよ」
JUMはのりを招き入れる
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 18:03:22.33 ID:JriLnRV1O
のりが部屋に入るとドールが驚いて目を見開く
雛苺「あぁーっ!のりなのー!」
騒ぐ雛苺をJUMが制止する
JUM「雛苺・・悪いけど後にしてくれないか」
雛苺「ぶぅ・・・」
誰もいない静かな部屋にのりを入れ椅子に腰掛ける
JUM「何だよ?相談って」
の「あの・・・お金の事なんだけど・・・」
JUM「あぁ・・・」
JUMがお金を置いている部屋に金を取りに行く
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 18:52:59.85 ID:JriLnRV1O
15万ほどでいいか・・・
JUMは金を掴み部屋に戻った
いきなり出された大金に驚きもせずのりは言う
の「ありがとうJUMくん・・でも全然足りないわ」
JUM「え?」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 18:57:08.25 ID:45huNd+3O
応援してるから是非かきあげてくれよ。
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 19:23:26.15 ID:zuTxaTJ50
shien
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 19:23:39.22 ID:45huNd+3O
このスピードだと落ちそうでこわい。
しかしこれからお仕事だ、保守できない。
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 19:34:15.27 ID:a1RdUEIK0
ほ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 19:42:25.74 ID:JriLnRV1O
の「パパとママよ!あの人達が今借金にまみれているのを知っているでしょう?」
のりが突然涙を流してJUMに縋る
JUM「・・ああ」
の「お願いJUMくん・・・3億・・・・」
JUM「!」
3億・・今JUMの貯金もちょうど3億だった
JUM「いやだよ!僕達を捨てた親なんかに!」
の「JUMくん!捨てたんじゃないわ!パパとママは仕事で・・・」
真「JUM!払ってあげなさい!」
いつの間にか真紅がいた
JUM「お前は関係ないだろ!」
真紅「関係あるわ。私が稼いだも同じじゃない」
JUM「ぐ・・・・」
JUMが言葉につまる
の「JUMくん・・・」
のりが懇願する
JUM「わかったよ・・・」
ほ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 19:59:58.47 ID:JriLnRV1O
数日後・・・
JUMはのりの家に3億振り込んだと電話する
の「あり・・ありがとうJUMくん・・・」
のりが涙を流しJUMにお礼を言う
JUM「ねえちゃん僕からも頼みがある」
の「なぁに?何でも聞いてあげるわ・・・」
JUM「僕達の縁もこれまでだ。今後一切関わらないでくれ」
の「え?そんな・・・」
ガチャ
JUMは電話を切ると電話会社に電話番号を変更したい旨を伝えるため再び受話器を取った
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 20:05:38.61 ID:zuTxaTJ50
保守
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 20:15:40.02 ID:JriLnRV1O
次の日
真紅「のり喜んでたの?」
JUM「あぁ」
真紅「そう・・・JUM家族は大事にしなさい」
JUM「わかってる」
真紅「さぁ今日も大変な一日が始まるわ」
真紅がガラクタの山を見て言う
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 20:19:45.17 ID:l8OryhER0
わっほーわっほー
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 20:24:33.01 ID:JriLnRV1O
工場には尋常でない量のガラクタが積まれていた
最近注文は値上げ当時の10倍に増えたので値段も10倍にしたのだがそれでも注文は減らず
JUMは注文に対応出来なくなっていた
そこで蒼星石.金糸雀.草笛みつ.を雇い電話対応用の事務所を作ったのだ
もちろん全員に給料を与える。並の職業の20倍ほどだ
事務所の電話対応には草笛みつ.蒼星石.金糸雀を置いた
あとは勝手に業者が来て荷物を送り返してくれる
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 20:26:10.46 ID:JriLnRV1O
盤石の体制を取ったJUMは満足していた
だが事態はこれから暗転していく・・・
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 20:35:39.71 ID:v5MoQ33EO
これは期待
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 20:47:24.38 ID:JriLnRV1O
ところで今真紅は当然ミーディアムであるJUMから力をもらいその力を雛苺にも与えている
さらに今はJUMは毎日力を真紅から大量に奪われている
そのためJUMはみんなが仕事をしている間ずっと寝ているかゴロゴロしているのだ
端から見れば最悪の社長だがローゼンメイデンに知識のある職場だからこそこんなことも許されるのだ
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 21:05:04.21 ID:a1RdUEIK0
ほ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 21:14:54.21 ID:JriLnRV1O
いつものようにJUMは事務所のソファーで眠っていた
だが突然揺り動かされて目が覚めていく
?「・・きて・・きて・・」
真紅「起きて!JUM!」
JUM「あぁ・・・どうしたんだ?」
なぜ真紅がいるんだ?そう思いJUMは意識がはっきりする
真紅「今日の作業は終わりよ」
JUM「え?」
JUMが時計をみやる
まだ4時半だ早すぎる
そんなJUMの疑問に真紅が答える
真紅「力を使いすぎたの」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 21:39:20.59 ID:zuTxaTJ50
ほ
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 21:52:53.32 ID:JriLnRV1O
確かにJUMは体がかなりだるかった
しかし真紅が力を使いすぎたというほどではなかった
それにまだまだたくさん仕事も残っているだろう
JUM「真紅僕は大丈夫だから続けてくれ」
真紅「いえあなたの問題じゃないわ雛苺よ」
JUM「雛苺?」
真紅「このまま力を使えば雛苺に力を与える分が無くなってしまうわ」
JUM「・・・・!」
JUMは納得したくはなかったが真紅が許さないだろう
JUM「わかった・・・今日は解散!!」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 22:32:18.39 ID:JriLnRV1O
次の日もその次の日も真紅は最後まで仕事を終えなかった
しかし注文は減らないので遅い!何をしているんだ!と依頼主からの怒号を毎日浴びていた
JUM「なぁ・・・真紅」
JUMが残っている仕事をみて懇願する
真「ダメよこれ以上は無理だわ」
JUM「・・・・・」
また今日もどやされる・・・JUMは何か本気で対策を考えていた
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 22:36:15.27 ID:vXAQ3g/M0
イイヨイイヨー
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 22:43:38.93 ID:ZU7+21m8O
どこに行っても雛はいらない子なんですね^ ^
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/30(金) 23:04:54.41 ID:JriLnRV1O
あれから数日たったが状況はますます悪化する
客からの文句が一日に数千件もくるようになりストレスが頂点に達したJUM
そのストレスがもはやJUMを金のためなら手段を選ばない人間へと変貌させる
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:
夜・・
JUMがこっそり鞄を開ける
JUM「雛苺・・・」
雛「ぃーぃ・・ぁんまぁ・・・うゆ・・・?」
JUM「起こして悪かったな」
雛「どうしたなの?」
JUM「あぁ明日雛苺をいいところに連れて行ってやろうと思うんだ」
雛「うゆ?ホントなの!?」
JUM「あぁ・・でも事情があって他の2人は連れていけないんだ」
雛「かまわないなの!雛だけでいいの!」
JUM「そうかじゃあ明日僕が帰ってくる前に部屋の外にいてくれ」
雛「わかったなのー!」
JUMはニッコリ笑うと雛苺の鞄を閉めた